【最強横綱】大原会計士科東京校PART20【若乃花】

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707一般に公正妥当と認められた名無しさん
【元大原・管理会計No1講師LEC池辺先生のお言葉※第3段落がポイント】
以前おもしろい表現があった。
確か、
現実の本試験問題⇒前田(スタイリッシュな難しさ)、
各予備校の問題⇒新井(不器用な難しさ)
といったような例えだったかと思う。広島東洋カープね。

うまいこというなぁと感心したもんで、
しばらくは「新井っぽい」という表現をダメ出し用語として使っていた。
野球音痴の人間にはダメ出しと伝わらないのが難点だったが…
まして今年の新井は完全に4番打者へと脱皮してしまったのでさらに伝わりにくいか。

自分自身、毎年アホみたいな数の問題を作成するわけで、
いい問題って何だろうというファンダメンタルな命題にぶつかることもある。
経験上、鼻息の荒い若手講師に多いのだが、
「いい問題=トリッキーかつ分量の多い問題」と誤解している作問者は少なくない。
意図的に、しかも半ば趣味感覚で、これでもかと細かい論点を問いまくる輩もいる。
たまには吐きそうな分量・内容の問題を解くのも必要であろうが、
少なくともそれは必要悪であって、前田のようなタイプの打者を抑える練習としては不適切だろう。
そんな問題を時間内に解く練習を薦められる受験生がいないことを切に祈る。

抽象的な表現になるが、前田対策には「背景がしっかりとした問題」がいいと思う。
1つの大きなテーマに基づき、現場思考力と基礎体力の双方を問う問題。
それを復習することにより、当該テーマの全体像が何となく理解できるような問題。
そんな理想郷を夢見つつ、作問地獄の日常に戻ろうと思う。