昔、中学生の頃だ。
あの夏は暑かったよ。殺人的だったよ。俺は全裸になり、
シャワーを浴びたんだ。
なぜか村々してきて、シャワーをティムポにあて、シャワベーションを
していた。その時はいかなかったが、シャワーを終えて、身体を拭いて
いると、なぜか掃除機がそばにあり、魔が差した俺は、あろうことか
オティムティムに掃除機をあてがい、吸引させた。
全裸でやるその行為はとても刺激的だった。立ったまま、足を広げ
怒張したティムポやタマ、肛門を吸引した。
さらに、口をあんぐりと大きく開け、目をくるんと上に向けたアホ面でだ。
なぜかそうすると気持ち良かったのだその当時。
目線を・・・目線をフト横に向けると・・・。
なんと出かけていた筈の母親と妹が、ポカンとした表情で立っていた。
「うヴぁわああああああああ」
俺は悲鳴を上げた。気が狂いそうだった。
こういう時、人間は変な行動をとるらしい。俺は冷蔵庫を開け麦茶を手にして一気に牛飲した。
その夜は本当に辛かった。目もあわせず口もきいてくれない家族。
悲しくて何を喰っているのかわからない味の夕食。
洋楽のバラードを数曲、ヘッドホンで聴き、泣いた。
柄にも無く、詩を書いたような気もする。
今、思い出しても辛い。短答落ちした連中が氏ぬだのなんだんのギャアギャア言ってたりするが
あの修羅場をくぐり抜けた俺から言わせれば、そんなもんどうってことなしだ。
このどうにも美化できぬ残酷な思い出に比べれば。