◇修羅場◇ part4

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貴子さんは、彼に伝えておく、と言いました。

私はそのままファミレスを出て、家へと帰りました。
自分の分のコーヒー代を払ったかどうかさえ覚えていません。

家に戻り、慣れ親しんだ自分の部屋へ入ると、
数時間前に起こったことは夢のように思えました。

でも、夢ではありませんでした。
その日の夜遅く、真夜中近くに彼から電話があったのです。