◇修羅場◇ part4

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彼は、会社から出てくると、人目をさけるように私のそばまで
近づいてきました。
そして、言うことは電話と同じ。

「ほんとに困るんだよ」
「だから学生は嫌なんだよな」

とても悲しくなり、私はひたすら謝りました。

彼は言いました。
「誰が見てるかわかんないだろ」

私のことは、そんなに人に見られたくない存在なのか。。。
落ちこみましたが、迷惑をかけてしまったとの思いで私には
謝ることしかできませんでした。

結局彼は私にそのまま家に帰るように言い、自分は別の方向
へと帰っていきました。