【各種避妊法の妊娠率2】
・オギノ式 … 平均9%程度
もともと不妊治療のために研究されたもので、避妊法に非ず。不確実性が高く、
他の避妊手段を取りつつ特に禁欲期間を設けるぶんにはよいが、単独利用すべきではない。
・膣外射精(いわゆる外出し) … 4-19%
男性側の勘頼みで不確実要素が多く、通常は避妊に含めない。
微量だが我慢汁にも精子が全く含まれていない訳ではなく、また、射精機能の性質上
本人は中出しを我慢していると思っている時点で既に少しずつ精液が漏れている場合が多い。
いつ子供が出来てもいい夫婦はともかく、避妊が絶対のカップルが行うべきではない。
◆緊急避妊
>>2の妊娠回避率
常用の避妊法ではないが、避妊失敗時に、何もしない場合より妊娠率を4分の1に下げる。
妊娠回避率は、24時間以内で90〜95%、48時間以内で85%、72時間以内は60%前後、
3日間の平均が75%(=4分の3)なので、早ければ早いほど効果は高い。
もし既に72時間を過ぎていても、120時間(5日間)以内なら何もしないよりはマシとする意見もある。
◆無避妊での一周期あたりの妊娠率
・排卵日前後の性交 … 20-30%(若い世代の場合)
・あらゆる時期(生理中なども)を含めた一周期内の平均 … 約8%
※中出し以外の妊娠率は、そのシチュエーションごとの状況(精液の付着量など)が大きく異なり
統計不可能なので、避妊に失敗した事後の「今回の自分の場合は何%?」という質問は無意味。→
>>6 確率の心配をしてる間には、間に合うならとっとと緊急避妊(↑)。もう遅ければ、適切な時期に
>>3。
※排卵期かどうかの判断はその時点では難しく(子作り希望の夫婦があれこれ必死に
手を尽くして確認するくらい)、安易に普段の周期だけから判断しないこと。
※「排卵日でも20-30%なら大したことないんじゃない?」と思ってるそこのキミ、
参考までに、6発弾の銃でロシアンルーレットする場合の死亡率は17%だよ。引き金 引ける?