【心温まる】街で見かけたカポー【ほのぼの】part5
市電に乗ろうとしたとき、横にいたカップルの話
多分付き合いはじめたばっかくらい?
市電に乗るのは彼女だけらしく、彼氏は彼女を見送ってた。
彼氏「いやー、今日はありがとう。楽しかったわ」
彼女「…楽しかったんなら、よかった」
彼氏「おう、また遊ぼうな」
彼氏すごいニコニコ、彼女すごいぶっきらぼう。
市電が来て、いよいよ彼女が乗り込む前に
彼氏「何か言い残したことない?」
彼女「……す」
彼氏「す?」
彼女「……好きだってば」
彼氏「俺もだよ」
彼氏更にニコニコ、彼女は彼氏の服をギューッとつかんだあと逃げるように市電に乗った。
市電が出発したときも彼氏はニコニコ手を振ってた。出発したあと、彼女は頭を抱えてた。