遠距離恋愛って・・・。  ★part26★

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383恋人は名無しさん
自分をコップだと例えましょう。
自分というコップの中には、満杯じゃないけれど、半分くらいは水が入っていると感じているとします。
(完璧な人間なんていませんからね(^_^))
そして足りない部分を、恋人に求める。そうすると、お互いに足りない部分を補い合い、
お互いのコップを満たす事が出来る。これを「補完性の原理」と言います。
ですが、劣等感を抱いている人は、「自分のコップは空」だと感じているのです。
本当は入っているのに。
ですから、恋人が足りない半分を補ってくれても、本人は一杯になったと感じない。
不十分だと感じているので、もっともっと、と要求してしまいます。
こうなると、もはや相手の問題ではなく、自分の問題ですね。
自分自身がもともと入ってる水に気付く事が出来ない限り、その人は満たされる事はないでしょう。
満たされないまま、要求はどんどんエスカレートしていく。
「仕事と私、どっちが大切なの?」「今来てくれないと、死んじゃう」
コップの中身を全部相手に満たしてもらおうとしている女性が、口にしてしまいがちな言葉です。
自分が自分として生まれたそれだけで、人は愛される価値がある、存在価値がある、
その事に気付けないと、この満たされない恋愛の形は相手が誰であっても変わりません。
愛とは、相手が幸せになる事を望む事です。
相手をこのような要求で苦しめる事が愛情だと勘違いしないで欲しい。
相手が自分の為に何かを犠牲にする、それが愛の証だと信じるのは恐ろしい事です。
口にしている本人も苦しいのは分かるのですが(自分もそんな恋愛を経験していたし(^_^;))
相手によって救われるのではなく、自分で自分を救うしかないのです。

自分を見つめましょう。そして自分のコップに入っている水を大切にしましょう。