突然 信号無視してきた車に跳ねられ
ギコ君は道路に倒れこみました
_____ ぶろろろ〜
/どけ!.//‐|| ==
ドカッ /∧_∧ || || ==
.\从 ∩_/ し == /(`∀´ メ)||_|| ==
・ ・. . | 丶⊃( == / O⌒⊂ / ===
.つ ∵/ / て / ̄ ̄ ̄ ̄/  ̄ =====
) ∧ ∧/∴.== | ̄ ̄ ̄ ̄||_ ====
\ ⊂(゚Д゚ )・ . ・. |□====□| __/ =====
) . ∪ ( (========)__
`ー― `ー―
近くの人が救急車を呼んで
ギコ君は すぐに病院に運ばれました
┌─────────────
│ 大変だ!ひき逃げだ!!
└──────v────── ぶろろろ〜
∧_∧ -=
==(; ´Д`) -=≡
===⊂ つ -==≡
==== 人 ヽノ ∩ ∩__ ;;⌒`)`ヾ⌒;;` -=≡
=== し(_) 〜⊂ ̄ ̄ (。Д。)⊃ =≡≡⌒`);;⌒`) -=≡
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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| モ ナ 救 急 病 院
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| | ∧ ∧
| | (゚д゚*) (´
| | ⊂ つ (´⌒(´
| | ヽ `⊃ (´⌒;; ドドド
| |____し'______
| /_/_/_/_/_/_/_/_/
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・・・ギコ君は意識不明の重体でした
┌──────────────
│手は尽くしましたが…
└───v──────────
∧◎∧ ∧ ∧ そ、そんな…
( ´Д`) (゚д゚;)
__(\ /)_______⊂⊂)_____
|____Ω__| | |〜*
(__)_) U"U
しーちゃんは 涙をギコ君の頬にこぼしながら
叫び続けました
┌──────────────
│ギコ君 ギコ君 しっかりして!
└───────v──────
∧ ∧ ∧∧
| ̄ ̄(ll-Д-) ̄ ̄|(;д;*)
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒⊂⊂ヽ
| \ \ ノ
\ |⌒⌒⌒⌒⌒⌒ .|
\ |_______|
それから 一時間・・・経った頃
┌───────────────
│…あぁっ…その声は…しーか?
└─v─┬────────────
│ギコ君、気がついたの?
└─────v──────
∧ ∧ ∧∧
| ̄ ̄ (ll´Д゚) ̄ ̄|(゚д;*)
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒⊂⊂ヽ
| \ \ ノ
\ |⌒⌒⌒⌒⌒⌒ .|
\ |_______|
┌───────────────
│しー 俺…もうダメだ…
└─v─┬────────────
│やだ…ずっと一緒にいようっていったじゃない…
└─────v──────
∧ ∧ ∧∧
| ̄ ̄ (ll゚Д゚) ̄ ̄| (Tд∩)
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒⊂ ノ
| \ \ ノ
\ |⌒⌒⌒⌒⌒⌒ .|
\ |_______|
┌───────────────
│ごめん…約束守れなくて…
└─v─┬────────────
│やだやだ…私を置いてかないでよ…
└─────v──────
∧ ∧ ∧∧
| ̄ ̄ (ll゚Д`) ̄ ̄| ∩∩*) うぅ...
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ〉 |
| \ \ ノ
\ |⌒⌒⌒⌒⌒⌒ .|
\ |_______|
29 :
恋人は名無しさん:02/11/18 04:06
30 :
恋人は名無しさん:02/11/18 04:06
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俺・・・いつまで・・経っても・・忘れない・・・
しーとの・・思い出が・・・遠い何処かに
・・消えたと・・しても・・・
・・生まれ変わっ・・て
遠い・・どこかで・・しーを守・・・る
:::゜::::::::::::::::::::::::::::::::::。:::::::::::::。:::::::::::::::::::::::::..........
...........::::::::::::::::o:::............. 。...............::::::::o:::....
・・・そう言ってギコ君は静かに息をひきとりました
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| ∧ ∧ |
| 〔( -Д-)〕 |
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
|⌒⌒⌒ <⌒ヽ o 。 うああぁぁ...
| <_ ヽ。
| o とノ ノつ
| 。 | 〜つ
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しーちゃんが泣いてどれぐらい時間がたったでしょう
ふと窓の外が明るくなったのに気がつきました
._`
, ∧∧
/)゚−(ヽ
〉 ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
/
/|/|/|/|/|/ | 。 。 o
/ / / / / /| 。 o
/|/|/|/|/| /| o ゚ 。
/ / / / / /| 。 。
/|/|/|/|三ll/| 。
// / |三||/| 。 ゜
/|/.∧ ∧|三||/| 。 o
/| (*,,゚д゚)三||/| ゚
/| (つ つ|三ll/| 。
/| |/∧.' / /| 。 。
/|∠ /  ̄ ̄ ̄\ 。
/ / | ・・・雪だ | 。
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/|/|/|/|/|/| 。
/ / / / //| 。
|/|/|/|/|//| 。 o 。
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二人に別れを告げた クリスマス
とても広い 世界の下
しーちゃんの目には 涙が
空には 雪が光っていました。
しーちゃんを優しく包むその雪を 彼女は
ギコ君からの最後のプレゼントだって…
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。 o 。 o
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`| o |´,/ ̄ ̄\ ,ノ゚ ゝ o
/ ̄ ̄ ̄ ̄\ | [] [] |ノo j ヤ
`| [] [] [○´l| ...|x o J人
, | ,| | ..ヾ.|J o \
⌒⌒⌒`´⌒⌒⌒´⌒⌒⌒``⌒⌒⌒
おしまい