【東京で開催】Tokyo Tomatina【実行委員会】1
実は最近、AKB48がお気に入りです。
ふらっと入ったパチンコ屋さんでこの台に座って大勝ちしたのがきっかけです。
その中でも「島崎遥香(ぱるる)」が最大のお気に入り、つまり「一推し」です(笑)。
俗に「ぱんこつ」と呼ばれていて、不器用なんだけど懸命にやっている処が「父性本能」を
刺激するのかもしれません。
AKB自体、被災地に公演にいったりして「復興支援」に関わる活動をしているようです。
そこでちょっと思ったんですが、ぱるるを「とまと祭りの女王」として招聘できないかな、と。
同じ「復興支援」つながりだし、「フィエスタの女王」としてなら悪い役ではないですし・・・。
無理かな〜・・・・・。
さて、それではそろそろこのイベントの「キモ」を説明させていただこうか。
まず、最初に私自身のことだが、自分は東京・築地市場の青果部の仲卸しに勤める
オヤジである。
つまり「トマト」を最も手に入れやすいポジションにいるということ。
自分たちはほとんど毎月のように「産地視察」という形で生産者と交流している。
もちろんトマト農家とも・・・。
だからこそ、自分ならこの「祭り」を実現できるかもしれないと思ったわけだ。
単なる「思いつき」でないことは理解いただけただろう。
そして、この「祭り」の舞台は、ズバリ 「築地市場」だ。
「トマト」が入手し易いポジションにいることは上で述べた。
しかし、「トマト」だけあってもこの祭りは行えない。
ある程度、広い場所が必要だ。
それが「築地市場」にはちゃんとある。
ただ問題なのは、「築地市場」は東京都の管轄であること。
単なる「ドンチャン騒ぎ」では東京都から場所を借りることは出来ない。
だからそこで「復興支援」なのである。
もちろん以前から「復興支援」に関しては自分たちもいろいろとやってきた。
しかし、いかんせんあまり「人」が集まらないことが多かった。
多少、野菜や魚が安くてもわざわざ「築地市場」まで来てくれる人は限られる。
なぜなら、「話題性」がないから・・・。
そうであるならば「話題性」を提供すれば良い。
それには「日本初のトマト祭り」がうってつけなわけだ。
まあ、後は「東京都」がどう判断するか、だな。
ご存知のように、数年後には「築地市場」は「豊洲」に移転する。
その「節目」として今年、築地市場で「トマト祭り」を開催し、復興支援としての
年中行事として定着させることができれば、「築地」という「ブランド」を
失っても「ああ、あのトマト祭りを毎年やってる市場ね!」という一般市民からの
「認知」を受けられるようになる。
市場自体の「活性化」にもなる。
そのあたりを管轄者としての「東京都」がどう判断するか、だろう。
さて、明日はその東京都に提出する「企画書」を一気に掲載させていただく。
私自身の「本気度」をきっと分かっていただけるだろう。
あ、それから、
>>79はかなり本気だからwww。
もし東京都からGOサインが出たら、真っ先に運営の方とコンタクトを取るつもり。
その他にも、スペイン大使館の観光局とか、トマトジュースの某上場会社とか、ありとあらゆる関連先には
声をかける。
築地の地元の商店街も。
もちろんマスコミ、テレビもね。
さて、お約束の「企画書」だが、よくよく考えてみたら東京都に提出する前にここで公表することはある意味で
信義にもとることになるかもしれないので、さわりだけにしておきたい。
こんなささいなことで事が成らないようなことになっては後悔しても後悔しきれないから・・・。
近々、無事に東京都に提出した暁には全文を公開させていただく。
企画書
被災地復興支援個人参加型イベント
「Tokyo Tomatina(東京トマト祭り)in Tsukiji」(仮称)
1.トマト祭りとは
トマト祭り(Tomatina=トマティーナ)とは1940年代からスペイン、
バレンシア州ブニョールという小さな町で毎年8月の最終水曜日に行われている祭りである。
主に若者達が街中でトマトを投げあう祭りで、収穫に感謝するという意味あいを持つ祭りでもある。
当日は1万人弱の人口の町に、全世界から4万人以上の人々が集まり、
日本を含む世界中のマスコミやテレビが取材をする大イベントである。
2.その目的
a.当イベントを通して、被災地の復興に対する支援を行うことを目的とする。
b.当イベントを通して、築地市場が一体となり水産、青果、その他の垣根なく、
一体感を持って一丸となった復興支援を行うことによって所属各員間の
交流、親睦を深めることを目的とする。
c.当イベントを通して、一丸となって震災復興に尽力する築地市場という認識を
一般市民に周知させることによって、その存在意義を再確認することを
目的とする。
d.明るく積極的で活力があり、開放的な築地市場というイメージを
広く社会に発信することを目的とする。
続く
築地市場青果部には大きく蔬菜(野菜)部と果実(果物)部の二つがあります。
土曜日に蔬菜部会の新年会があって自分も参加して今回のイベントについての
ビラを配布してきました。
その場で聞いた感想では、一部を除いて大方が「難しいんじゃないかな」という意見だったように思います。
まあ、それはある程度予想できたことですので決して落胆してはいません。
それらの感想を含めて、新たに「企画書」に加筆修正を加えることにしました。
公表は少し遅れることになるかもしれません。
しかし、「トマト祭り」実現に対する情熱は全く失ってはおりませんのでご安心下さい。
どうぞご期待下さい。
仕事や雑事に追われて、企画書の加筆修正が思うようにいかない。
「時間はある。
しかし、時間はない。」
一応、加筆修正終了。
以下に全文を公開する。
企画書
被災地復興支援個人参加型イベント
「Tokyo Tomatina(東京トマト祭り)in Tsukiji」(仮称)
1.トマト祭りとは
トマト祭り(Tomatina=トマティーナ)とは1940年代からスペイン、
バレンシア州ブニョールという小さな町で毎年8月の最終水曜日に行われている祭りである。
主に若者達が街中でトマトを投げあう祭りで、収穫に感謝するという意味あいを持つ祭りでもある。
当日は1万人弱の人口の町に、全世界から4万人以上の人々が集まり、
日本を含む世界中のマスコミやテレビが取材をする大イベントである。
実はこのイベントを昨年の9月初めに慶応大学の某サークルが
多摩川の河川敷で催行しようとした経緯がある。
しかし、事前の準備が万端でなかったことや様々な批判(単に外国の祭りを
模倣する意味があるのか、とか、食物を単に遊びのために投げるのはどうか等)
によって前日に急遽中止となってしまった。
従って、今回の企画では予めそれらの批判に対する「予防線」を設けているつもりである。
2.その目的
a.当イベントを通して、被災地の復興に対する幾重もの支援 (後述) を行うことを目的とする。
b.当イベントを通して、築地市場が一体となり水産、青果、関連棟、場外市場
その他の垣根なく、一体感を持って一丸となった復興支援を行うことによって
所属各員間の交流、親睦を深めることを目的とする。
c.当イベントを通して、一丸となって震災復興に尽力する築地市場という認識を
広く一般市民に周知させることによって、その存在意義を再確認することを
目的とする。
d.明るく積極的で活力があり、開放的な築地市場というイメージを
広く一般社会に発信することを目的とする。
築地市場で開催する意義
a.先の震災によって東北三県が被った放射能被害、風評被害は真に甚大である。
築地市場としても、出荷地である東北三県を支援すべく、青果、水産の別なく
青年会、荷受会社、その他の関連団体が個別に即売会等を行って支援をしているところではあるが、過去幾多のイベントにおけるように、いかんせん「集客」が思うようにいかない現実がある。
しいては「売り上げ」も決して多くを望むことはできず、「支援金額」も
タカが知れたものに成らざるを得ない。
これらはひとえに「話題性」と「統一性・横断性」がないからであり、
ここに提案する「日本初のトマト祭り」を「復興支援イベント」のメイン・イベントとして併催することにより、テレビを始めとする各メディアの最大限の注目を集めることによって、市場全体の「存在意義」や「活力」も得られるものと
思われる。 (ちなみに昨年、慶応大学のサークルが行おうとしていた
イベントの際には国内の報道機関は元より、外電までが海外にそのニュースを
発信している。)
更には、経済的な効率も決して低くはない。
例えば某アイドル・グループを市場イベントに招致しようと思えば、設備その他
を含めれば「億単位」の金額がかかるものと思われる。
しかし、今回提案の本案については、「本人参加型イベント」であり、極端に言えば設備とトマトさえ用意できれば後は各人が各様に楽しんでくれる。
主催者サイドとしては、ツイッターや各種ホームページを利用して
「情報拡散」するだけで充分なのである。
後は新しい話題を欲しているマスコミ・テレビがその情報を更に拡散してくれる。
それらによって、結局は効率的に大きな「集客」(数万人単位)が期待でき、
しいては「大きな売り上げ」、「大きな支援金額」につながるものと思われる。
b.主に普段は市場に縁の無い若者層が実際に築地市場に足を運ぶことによって、より一層、一般市民が市場に親しむことができると思われる。
また、その際の経済波及効果は決して小さくないものと思われる。
(しかし、それには後述するように青果、水産その他が一体となった総合的
イベントとしての合意が必要であり、今年8月の開催を目指すとはいっても
時間的な猶予は決して大きいとはいえない。)
c.築地市場はご存知のとおり、数年後には「豊洲」へと移転しなければならない。
「Tsukiji(築地)」というこれ以上はない「ブランド」を手放さなくてはならなくなるのである。
ただでさえ、市場離れや取り扱い高の減少が問題視されている現状をただただ
手をこまねき、指をくわえて見ているだけで良いのか。
この「トマト祭り」を今回成功に導き、毎年私たちの手で開催し、
マスメディアの注目を集め続けて行くことができれば「築地」から「豊洲」
へと名前を変えた後でもある一定の「社会的・一般的認知」を受け続けられることを意味するものと思われる。
また「日本初」というある意味で「おいしい企画」である本案を
率先して行うことによって築地市場、しいては移転後の「豊洲市場」に対する
明るく先進的で活動的なイメージを一般社会に醸成することが可能になると
思われる。
従って、単に「青果」のみで執り行うイベントとしてではなく、「水産」、「関連棟」、「潮待茶屋組合」しいては「場外市場」その他をも巻き込んだ形での
一体的な「築地市場」としての大イベントとして実現するのが理想である。
d..「トマト祭り」には当然大量の「トマト」が必要である。
それでは、その「トマト」はどこから調達するのか。
もちろん、各地の各農家から調達することは当然だが、その際にも
「被災地支援」という「目的」を達成することが可能である。
出荷できない規格外のトマトを中心に被災地の農家から買い上げることによって、「即売会」とは別の形での「二重の経済的支援」が可能となる。
重要なのは、このトマト祭りで使用するトマトは食用に供されるもの意外の物だと言う事だ。
また、被災地の方々をこのイベントに招待することで、被災地と「築地」との
「絆」も醸成され、築地市場全体のイメージアップにつながるものと思われる。
つまり、私たちの築地市場が豊洲への移転というある意味での「節目」を前にして
より社会的に認知される為にはある種の「イベント」、それも「社会的に注目される
イベント」つまりは「マスコミやテレビに注目されるイベント」が今必要なのでは
ないだろうか。
特に、テレビの影響が最も大きいことは私たちは日頃から良く知っている処である。
最新のマーケティング理論でも「トーカビリティ」、つまり人々の口端に上がることの
重要性が指摘されている。
私たちにとって本当に意味のあることとは、イベント自体の意味性や意義性ではなく、
話題となることによって、いかに大きな集客をし、最終的な大目的であるところの
「被災地復興支に大きく寄与するか」ということなのである。
そして築地市場としての存在感を広く社会にアピールすることである。
たとえある意味で「決して文化的とはいえない」イベントであっても、その新規性
や話題性によって注目されることによって、集客や経済的波及効果が見込めるもので
あればやってみる価値は十二分にあるのではないだろうか。
荒唐無稽な祭りである「トマト祭り」ではあるが、何よりその「日本初」
という目新しさと話題性では他のイベントを大きく凌駕するものと思われるし、
そしてそれを開催する環境として「築地市場」は地理的にも人的にも環境的にも
それに対応するだけの必要充分な条件を持っている。というよりもこのイベント
は様々な制約、つまりは大量のトマトを確保する能力やある程度広い開催場所等の
条件によって「築地市場」以外では実現し得ないものともいえるだろう。
実施要綱
a.日時2013年8月中旬〜下旬 日曜日午後1〜2時頃から約1時間
現地でもこの祭りはこの時期に行われており、ある意味では「夏祭り」でもあることからこの時期がふさわしいと思われる。
b.場所築地市場内
私見ではあるが、茶屋と付属商間の広場、もしくは茶屋と茶屋との間にあるスペースがふさわしいと思う。
c.人数約3000人
これもまた私見ではあるが、あまり大人数になると祭りの性格上、
収拾がつかなくなる恐れがある。
しかし、あまり少人数では盛り上がりに欠け、チンケのそしりを
受けかねないのでこの程度の参加人数は必要と思われる。
場所的な制約や、警備上の都合等もあるからこの数字に関しては
今だ流動的である。
d.料金¥1500程度
当然のことながら、このイベントは営利を目的とするものではないが
トマトそのものの買い取りや種々の設備も必要になるから(例えば簡易シャワーや荷物の預かり所等)最低限の「参加料」は徴収せざるを得ないだろう。 本来は祭りであるのだから「無料」にしたい処ではあるが、今回は祭りであると同時に復興支援イベントとしての性格も
あるからそこは参加者にも理解してもらえると考える。
もちろん、多くの協賛企業が現れて協賛金等が充分に集まれば無料化や減額するすることも可能。
しかしながら、この祭りの性格上、ある程度の「危険」はつきまとうから「フリー参加」は無理だと思う。
ホームページを通じた「エントリー制」にして、そこに各種の注意書きを掲載し、同意できる者だけに参加者番号を付与し
当日に再確認する等の考慮が必要だと思う。
また、万が一の場合を考慮して運営側として団体リクリエーション
保険等にも加入しておく必要性もあるかもしれない。
e.主催組織 東京トマティーナ実行委員会
非公式ながら自分がmixi上にコミュを立ち上げている。
今後、必要に応じて公式ホームページを開設予定。
現実に開催が具体化した際にはNPO法人格の取得も検討中。
(築地トマトの会(仮称))
自分はここしばらく、あの大震災後の「暗澹たる雰囲気」や「少子高齢化社会という閉塞感」、それと「築地から豊洲へと移り行く市場」についていろいろと考えてみた。
そして沈滞した現在の日本で何かを変化させるために自分にできる事は何だろうかと自問してみた。
その結論が「トマト祭り」だったのである。
確かにこのイベントに関していえば例えばテレビ局などが潤沢な予算で企画、実行すれば何等問題なく短時間にうまく実現することは可能であろう。
しかし、それでは何も問題の解決にはならない。
政治的、経済的、そして外交的にも「閉塞感」や「無力感」が漂う現代日本において、
いわゆる「地盤」も「看板」も「カバン」も持たない無力で無名な私たちが
想起して行動を起こし、多くの人々の協力を得てこのイベントを成功させることを、経験として共に共有できたとしたら、それは私たちに「可能性」という「小さな勇気」と「達成感」をもたらすことができるであろう。
「たった一人の何も持たない人間であっても、変えていく勇気と情熱を持って邁進し、
共感する仲間と共に手を携えて事を行えば実現できないことはないのだ」と。
そしてそういう「変えていく小さな勇気」、「たとえ小さくとも一歩踏み出す勇気」
こそが現代の日本と、現代の日本人には真に必要なのではないだろうか。
その「小さな勇気」はもちろん近い将来に豊洲に移転せざるを得ない築地市場全体にも求められているだろう。
青果、水産、中卸し、荷受会社、付属商、潮待ち茶屋、それらで働く従業員・・・。
いずれも不安で一杯だ。
しかし、歴史的経過としての豊洲移転はおそらく避けては通れない。
その避けては通れない現実を前に、私たち一人々々には今「変えていく小さな勇気」「たとえ小さくとも一歩踏み出す勇気」が必要なのではないだろうか。
ある意味では「単なる馬鹿騒ぎ、カラ騒ぎ」である「トマト祭り」ではあるが、
そうであるからこそ、思想的な対立も立場による対立も招き難いともいえるだろう。
このラテン民族の「人生は楽しむためにある」というある種の「達観」から生まれたスペインの祭りを現代日本的に解釈し、真剣に真面目に実現化していくことは、
あの大震災を経験し、疲弊し、萎縮し、閉塞感漂う現在の日本において意味無しとはしないばかりか、その経験を共有した一人々々に大切な「小さな勇気」と
「達成感」をもたらしてくれることを確信するものである
108 :
参加するカモさん:2013/02/13(水) 12:19:40.76 ID:gwitoyG3
ちょっとスポンサー企業探しとかもやってみよう。
110 :
忍法帖【Lv=23,xxxPT】(1+0:25) :2013/02/17(日) 16:09:10.73 ID:jW0CUCGN
あ
ただいまHPを鋭意準備中。
近々、公開できると思います。
J-WAVEでメッセージが紹介されたヨ。
「築地の仲買いで働いている者です。
今年の8月に復興支援・築地活性化のために築地市場で日本初のトマト祭りを計画しています。
新らし物好き、初物好きな下町・築地にぴったりではないでしょうか?
乞う、ご期待!!!」
やっぱり「トマト祭り」はインパクトあるんだな〜。
ナビゲーターのクリス智子さんも「あ〜、楽しそう」とか言ってました。
HPはもちろん重要だけど、こんな形での「情報拡散」もアリなのかもしれないね〜。
ますます、「実現化」に努力しなくては・・・。
なんか、仲買いのオヤジ連中から「趣旨は分かるんだが、どうもトマトを投げるのはな〜・・・」という
意見があるらしいので、彼らを説得するために一文を書きおろしてみた。
以下に掲載。
116 :
tomato-freak ◆IZ17wJOqHk :2013/03/10(日) 13:36:36.16 ID:PuCDGXbE
Tokyo Tomatina(東京トマト祭り)in Tsukiji」(仮称)
その問題点と対策
1.「食物を粗末にする」、「食物を投げる」とは何事か
それは事前に十分予想された反対論の一つであって、昨年の
慶応大学のサークルが主催しようとした時にも最も多いもので
あった。
倫理観について言えば、例えば最近では電車の中で飲食したり、化粧する若者が多い。
それは決して誉められたことではないが、「倫理感」は時代と共に
変化していることもまぎれもない事実だ。
そして、昨年の「単なる遊びとしてのトマト祭り」と
今回の「トマト祭り」ではその目的と内容が大きく異なっている。
今回の場合は震災復興という大目的がまず存在し、それに関する
物販を効果的に達成するためには、大きなマスコミ等の
社会的注目度や集客が必要になり、その結果としてイベントとしての「トマト祭り」という発想になっているからだ。
従って、同じ「トマト祭りで投げられるトマト」ではあっても、その意味する処は昨年の遊びとしてのトマト祭りとは180度
大きく異なっていると言わざるを得ない。
また、食物を投げるということに関しては例えば「節分」において
「豆」を投げることは昔から行われていたし、死者の霊を冥界に戻す
ためとは言ってもお盆に茄子や胡瓜を川に流す風習は各地に存在する。
更に、例えば「食べ残し」や「コンビニ弁当の廃棄」の様に
その形態は異なるとはいっても、現実に「食物を粗末にする」ことが
日常的に行われていることはまぎれもない事実である。
嫌いなものを残す(捨てる)自由、品質管理の名のもとに現実には
食べられる弁当を廃棄する企業の選択、それらが現在広く社会に許容
されているのであれば、ことさら「トマト祭りのトマト」だけを取り上げて、それだけを「悪物」にするのはいかがなものだろうか。
(これについては「トマト祭りの中止に賛同する偽善者達」という
とあるフリーライターのブログが非常に参考になると思われるので
文末に転載しておく)
2.「トマトが食用にならないから投げ捨てるのではないか?」
との誤解が生じる可能性がある。
「トマト祭り」に使用するトマトは被災地から、市場に出荷出来ない
選外のものを安価に買い受けて使用するものではあるが、一般からは
このような「誤解」を受ける可能性がある。
この問題に関してはホームページ等で重ねて強調することで
「誤解」を招かないように十分な配慮が必要と思われる。
3.生産者にとって「投げる」為にトマトを出荷することは「苦痛」では
ないのか?
当然のことながら「生産者」は食用に供するためにトマトを栽培して
いるのだろう。
しかしながら、日本の規格の厳格さから「選外」になってしまうトマト
は少なからず存在する筈である。
本来なら畑で腐り果てるトマトを「復興支援」という目的の為に
有償で出荷することを理解していただければ、苦痛を軽減できるものと思われる。
また、その代表者を「トマト祭り」に招待し、その盛況さを見てもらえればかなりの程度納得していただけるものと思われる。
4.後かたずけや準備にかなりの人手がかかるものと思われるが
それはどうするのか?
これについてはアイディアがある。
例えば、一般の参加者は¥2500として、準備や後かたずけに協力して
もらえる参加者には¥1500とか¥1000などというように
「参加者の区分け」をする。
更には、場外の店舗や付属商に「協賛」としてその店だけで使える小額の「割引券」(500円程度)を発行してもらい、協力してもらえる参加者に配ることも考えられる。
そうすれば、協力者は実質無料、もしくは極めて小額で「トマト祭り」に参加してもらえることになる。
こうすることによって、人員の不足を補うことができるだろう。
ここで何よりも強調しておきたいことは、ある種の古臭い倫理感に
拘泥するあまり何ら前向きな行動も行えず、ただただその場に立ちつくしでいるばかりの「自網自縛」に陥っていて良いのか、ということだ。
現在の市場に見られる様々な窮状に、危機感を抱く市場関係者は
決して少なくはないだろう。
山間の過疎地ばかりではなく、ここ築地市場にも「活性化」は
必要なのである。
市場に関わる一人々々の目を覚まさせるには、こんなインパクトの
あるイベントが必要なのではないか。
それでも「トマト祭りはちょっと・・・」と言うのであれば
その「代替案」を提示してみていただきたい。
マスコミやテレビ、果ては海外のテレビ局までをも動員できて、
話題性や集客力のあるイベントがこの祭り以外にあるのだろうか。
今私たちが行動を起こさなければ、何も始まりはしない。
ただ立ちすくんでいるだけでは何も変わりはしないのだ。
また、被災地の人々を元気づけるには、支援する私たち自身が元気にならなければならないだろう。
私たちに元気が無くて、どうして被災地の人々に元気を届けられるのか。
更に言えば、今の被災地に必要なものは使ってしまえば無くなってしまう「金品」ではなくて、明日に向かって一歩踏み出す彼ら自身の「勇気」なのではないだろうか。
人間は夢や希望があれば過酷な状況の中にいても生きていける。
年間約3万人、約16分に一人が自殺している異常な国、日本。
その中には被災地の人々も含まれているだろう。
生きていればいつかは社会の役に立つであろう若者もいるだろう。
そうした人々に「夢」や「希望」や「勇気」を与えることこそが
実は今回のイベントの大きな主題だ。
そして築地市場の一人々々が小さな力を合わせてこのイベントを
成功裏に実現することができたとしたら、必ずや彼らや若者にまずは
「驚き」と、そしてその経緯を知ることによって「夢」や「希望」や
「勇気」を与えることができるだろう。
淀橋でもない。太田でもない。
ここ築地で、そして青果が中心となってこの夏にこのイベントを行うことは、計り知れない広告効果として私たちに大きな有形無形の
「リターン」をもたらしてくれるだろう。
まず、「築地」といえば「鮮魚」というイメージを少しは変えることができる。
築地には青果市場も存在し、活発な活動をしていることを広く一般市民にアピールすることができる。
更には、豊洲へ移転する前というこのタイミングを見てみれば
鮮魚との相対的な力関係を対等に近づけることもできるだろう。
これはまたとない千載一遇のチャンスであるばかりか、この期を逃せば
豊洲市場でも「青果」は「鮮魚」の「従属物」のままになってしまう。
何も変わらないのである。
つまり「トマト祭り」は実のところ、現在の私たち「青果」に突きつけられた「踏み絵」ということなのかもしれない。
私は築地の仲卸で働いて25年になるから、やはり築地の青果を一番
愛している。
そして、「鮮魚」よりも「付属商」よりも「場外」よりも「青果」が
進歩発展することを最も強く望んでいる。
しかし、その「青果」自体に進歩発展する気持ちや変えていく勇気が
ないのであればそれは如何ともし難いだろう。
「鮮魚」なり「場外」なりと手を組む他はなくなるだろう。
そして有形無形の「リターン」は彼らのものとなってしまうだろう。
「青果」の一員である私がその所属する仲間と手を組むことができずに
他の組織の人々と手を組まざるを得ないなどという悲しい物語が
果たしてあるだろうか。
最後に、私はそのような形にだけはならないようにと心から願って
筆を置きたいと思う。
125 :
参加するカモさん:2013/03/10(日) 14:23:27.50 ID:PuCDGXbE
ちょっと説明が必要だと思うから補足しておくと、「築地市場」は「鮮魚市場」だけではなく
実は「青果市場」も存在している。
一般の皆さんは「築地」と聞くと「あ、魚市場ね!」と思われるだろう。
まあ、面積の割合もも大きいし売上高も青果よりも大きいから仕方ないのは事実なのだが・・・。
つまり「青果」は今も昔も「鮮魚」の影にかくれたある意味「日陰者」的な存在なんですな。
そんな現状に「青果」の人間は日々、苦々しい思いをしているわけです。
そして、今回この「日本初のトマト祭り」を青果主導で成功せさることこそが
「青果」の存在感を広く社会にアピールする良い機会になるのではないか、というのが
私の思う処なのであります。
ところがどうやら「青果仲買いのオヤジ連中」の中には「トマトを投げるなんてとんでもない」
という意見が多いらしい。
この青果浮揚の「千載一遇」のチャンスを自らの手でつぶしかねないこの意見に対して、
自分は「鮮魚」や「付属商」、「場外市場」と行動を共にしなければならないのかも
しれない、と思っている訳です。
そうなれば当然「日本初のイベントを成功させた」という「成果」はそれらにもっていかれてしまうわけで、
「青果」には何も残らないということになる。
自分は長年「青果」の人間だからそれはとても残念なことだと思っているっていう事なんです。
これはちょっとした思いつきでもあるんだけど、「東京湾大花火大会」(8月10土曜日)に
ぶつけてみるのも面白いかもしれない。
「夜は花火、昼はトマト祭り!!」みたいなキャッチコピーで・・・。
時間帯もかぶらないし、トマト祭りの後にシャワーや風呂でも入って
着替えてからの「花火見物」もいいかもしれない。
128 :
参加するカモさん: