おでれーた。もう950突破か。
次スレはどうすんの?950が建てる?
スレッド容量はもう少し余裕があるようだけど…。
テンプレはwikiにあるし、焦らなくてもいいか?
主人公陣全員死亡だと予想
>>950 もう俺はようこや美琴の暴走を楽しみにすることにした。
るるるとかTQNみたいなポジションで。
この段階まで売れ残ってるキャラは死んでもあんま文句言えない気がする。
極論言ってしまえば他に書きたいキャラが居て後回しになっていったキャラな訳だし。
露骨に贔屓してしまいそうなので好きなキャラの初登場話は書かない!って人が居たらご愁傷様だが。
956 :
参加するカモさん:2008/02/11(月) 16:08:48 ID:A8y1cxlu
考えれば、上条と啓太は絶望しないから黒幕の邪魔なんだ、だから……
俺もあの二人はお気に入りだけど仕方ないよ。
なので、ヘンタイ帝国を築くためにゲームに乗るであろう赤道斎に期待。
>>956 逆にヒカリを叩き潰すという意味ではようこを思いっきり絶望させたな。
まぁ、アレだ
個人的感情を抜きにして考えれば、ロワ的にはカミジョーさんが死んで良かったのかもしれん
イマジンブレイカーは強すぎだからな…
立花 利奈、予約します
連投スマン
&
自重するとか言いつつ、舌の根も乾かぬうちに予約して申し訳ない
まだスレは保そうだし、これより投下しますね。
ここに、人の気配はなかった。
デイパックから出てきた照明器具に照らされたロビーには、ソファとカウンターがあるだけだ。
カウンターの奥にもまだ部屋はあるようだけど、そこから覗くのは闇だけだ。
きっと、何処かに電灯のスイッチがあるはずだけど、それを探らないまま、ぼくはソファに座り込んでいた。
そうすることしか、できずにいた。
音が、聞こえる。
硬いモノを、断続的に噛み合わせるような音。
小刻みな音が、がちがちと鳴っている。
時計の針が回る音よりも速いリズムを刻む音は、耳の真下で鳴り続けている。
耳障りで不愉快で鬱陶しい音がどこで鳴っているのか。
そんなこと、考えるまでもない。
ぼく――井上心葉の歯の根が震え、不規則に噛み合って生まれてる音だ。
震えてるのは歯だけじゃない。
腕も、脚も、首も、指の一本一本に至るまでが、裸で吹雪の中に放り出されたかのように震えている。全身にどれだけ力を込めても、止めることも抑えることもできない。
それなのに、掌には尋常じゃないくらいの汗が浮かび上がっていた。ぼくの手は、握り締めた銃――グロック17を取り落としそうなくらいに湿っている。そのくせ口の中は、とても乾いてしまっていた。
心臓は本来のペースを忘れてしまったかのように暴れまわっており、ふとした拍子で破裂しそうだ。必要以上の速度で巡り続ける血液が、体温を狂わせていく。
体が熱い。嫌な汗が額に滲み出る。頭の中を直接、金属で殴られるような痛みがする。
胸が苦しい。呼吸が上手くいかない。肺をロープで縛られ、気道に粘着質の何かが詰め込まれたような気さえしてくる。
口を開け、呼吸を繰り返す。それでも苦しさは少しも緩和されない。
こうなるのは、初めてじゃない。
死に向かって歩いていく美羽を見捨て、見殺した、あの屋上での出来事が起きた後に。
学校で倒れたときと、同じ。
『屋上』を思い出すことで、記憶と共に蘇ってくる感覚と、同じ。
過呼吸と呼ばれる症状が、ぼくの体を蝕んでいく。
分かっていても耐えられるものじゃないし、慣れるものでもない。
苦しいものは苦しいし、辛いものは辛い。
どうして、こんな目に合わなきゃならないんだ。
一体、ぼくが何をしたっていうんだ。
この世には数え切れないほどの人がいて、無数の命がある。
彼らのほとんどは普通の日常を送り、普通の生活の中で生き、普通の人生を送っている。
それを退屈だとか、つまらないとか、無価値だとか判断する人もいるけど、ぼくはそう思わない。
普通の何が悪いんだ。
痛みや、苦しみや、辛さや、惨めさや、喪失や、悲しさが。
そんなのが満ち満ちて溢れ出した、ぼろきれみたいな人生を送るくらいなら、普通に生きる方がずっと幸せだ。
ぼくはただ、普通の高校生として生きたいだけなのに。
それなのに、どうして、こんなことになっちゃったんだ。
目が覚めたらいきなり訳の分からないところにいて、狐のお面をした人が現れて、殺し合いをしろとか言われて、それで――。
乾いた音が、した。
続き、誰かの首の上から、モノが落ちる光景。
最初は、それが何なのか分からなかった。
でも、赤黒い液体に塗れながら落下していくそれを目で追っていくうち、ぼくはその正体を理解してしまった。
思い出した瞬間、全身の皮膚が粟立つ。
胃の中を荒々しく撫で回されたような感じがして、喉の奥が酸っぱさで潰されていく。暴虐の限りを尽くす酸っぱさは、ぼくの口を荒らし付くす。
耐えることなど、できるはずもない。
ぼくは大口を開け、それを一気に吐き出した。
惨めに、無様に、情けなく、胃液を撒き散らし、ソファを汚していく。
やがて、気色悪い奔流は終わりを迎える。
そうやって吐いてしまっても、心も体も楽になんてなってくれない。
ツンとした臭いが鼻腔に、気持ちの悪い後味が口内に残っている。味わいたくもないから、唾を吐き捨てた。
だけどそんな程度じゃ、酸っぱさがなくなるわけがない。小さな抵抗をしたところで、何かがどうにかなったりはしないんだ。
そうだよ。
こうやって強制された殺し合いに逆らうことだって、できはしない。そんなことしようとしたら、首輪が爆発して殺されてしまうに決まってる。
そう、殺される。
あの彼みたいに、首を吹き飛ばされてしまう。
そんなの、嫌だ。
死にたくない。
痛い思いなんてしたくない。
苦しさに悶えたくなんてない。
辛さに苛まれたくなんてない。
どうして、こんなことに。どうして。
恐い。怖い。コワい。
助けて。
助けて、助けて、助けて、助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて。
「誰か……」
自然と、ぼくの口から声が落ちていた。
遠子先輩の元に届いていたら、どんなに楽だろう。
琴吹さんの元に届いていたら、どんなにみっともないだろう。
もしも、美羽の元に届いていたら、どんな顔をしてくれるだろう?
「ぼくは、どうしたらいいのかな? ねぇ、美羽。教えて……」
そんなことを言っても、答えが返ってくるはずなんてない。
だって、美羽はもう、いないんだ。
ぼくが見殺しにしたんだ。
あの二人が、愁二先輩を殺したように。
ぼくが殺したんだ。
体が重い。胸が痛い。息が苦しい。何もかもが、辛い。
こんなぼくを遠子先輩が見たら、どうするのだろう。
慰めてくれるのだろうか。優しくしてくれるのだろうか。それとも、突き放されるのだろうか。
考えると、無性に会いたくなってくる。
腰まで垂れる三つ編みが印象強く、上品そうな外見をしていた先輩に。しかしその実ワガママで、無茶苦茶で、食い意地が張っている先輩に。本当はとても心が温かくて、優しくて、素敵な先輩に。
とても、会いたくなってしまう。熱心な信者が、神に向けて救いを求めるかのように。
だから、探そう。
探して、会って、そして。
――会って、どうする?
殺し合いの末、生き残れるのはたった一人だけ。
だったら。
先輩を――先輩だけじゃなくて、琴吹さんも。
美羽を、そうしたように。
殺さなきゃ、ならない?
心臓が、一際大きく跳ねた。
額の汗が垂れ落ちてきて、呼吸が止まりそうになる。遠ざかっていきそうな意識を、ぼくは決死でひっ捕まえた。
そんなことできるわけがない。やっちゃいけない。やれるはずがない。
だけど。
ぼくは、死にたくない。
死にたくなんて、ないんだ。
【C-3/農協内部/初日・深夜】
【井上心葉@“文学少女”シリーズ】
[状態]:ストレスによる過呼吸。恐怖によって錯乱。
[制限]:なし。
[装備]:グロック17(装弾数:17)@現実
[荷物]:デイパック、支給品一式 、9mmパラベラム弾(100発)、ランダム支給品0〜1(確認済)
[思考・状況]
1:天野遠子を探す(合流後、どうするかは不明)。
2:琴吹ななせを探す(合流後、どうするかは不明)。
3:死にたくない。
[備考]
1:参戦時期は1巻直後です。
投下終了しました。
何かあったら言ってくださいませ。
投下乙〜
やばいな、心葉くん暴走寸前だ…
投下乙〜
文学少女は見てないが、大変な状況だな…
&
0時くらいに作品を投下するので、支援願います
乙。コノハktkr!
しかもまだまだ尻の青い一巻からか…どんな地獄を見ることになるやら今から楽しみだw
ではでは、これより投下します
ひゅう、と身を斬るような風が吹きすさぶ中で、一人の少女が歩いていた。
意思の強そうな切れ長の瞳、肩にかかった艶やかな黒髪が嫌でも人の目を引くであろう麗しい少女。
少女の名は立花利奈。火種一号たる虫、“七星”を宿す虫憑きにしてレジスタンス“むしばね”のリーダーである。
少女――利奈は、優しい少女だった。
突如として世界に現れた虫達。理由もなく、反抗も出来ず虫に憑かれ虫憑きとなった人達。そして、虫憑きだからといって、文字通り虫けらのように殺されていった何の罪もない人達。
そんな人達のための居場所を作りたい。ただそれだけのために、狂おしい程の想いでむしばねを率いてレジスタンスとなった。
そんな優しい彼女がゲームに乗る筈もなく、狐面の男の説明を受ける最中も、如何にしてゲームを破壊するかという思考が脳内を支配し、目の前で少年の首が飛んでもその経験故か同情こそすれども動じることは無く、更に怒りを募らせる。
しかし、橋の上に飛ばされる寸前、あの男を視界の端に捉えた瞬間全ては吹き飛んだ。
男――かっこうは利奈の宿敵だった。憎き相手だった。恨むべき、怨敵だった。
支援
利奈率いるレジスタンスの宿敵、特別環境保全事務局。通称“特環”のエースたるかっこうは、今までに何人もの罪もない仲間達を殺してきた。
虫憑きだから、ただそれだけの理由で。
たかだかそれだけの理由で、アイツは殺してきた。
夢があり、希望があり、友があり、恋人がいた何の罪もない虫憑き達を。
だから、かっこうだけは殺さなくちゃいけない。
愛する仲間達を救うために。誰もが笑い合える、居場所を作るために。
仲間のために、そのために彼女は決意を改め直す。
ゲームの破壊なんか、他人に任せておけば良い。自分が今すべきは、かっこうを殺すことだ。
かっこうさえ殺せば、後は仲間が、むしばねの仲間達が何とかしてくれる。
だから、だから自分は、刺し違えてでもかっこうを殺す。邪魔する奴は倒す。
その冷静な、しかし残酷なその一念で彼女は歩みを進める。
いつの間にか握り締めていた、じっとりと汗ばんだ両手。その手に握られるのは、女の子が手にするにはあまりに無骨であまりに凶器な大振りナイフ。
右手にエリミネイター・00。
左手にグリフォン・ハードカスタム。
「七星と、これなら、かっこうを殺せるよね」
ドロドロと蠢く復讐感に囚われた少女は、夜空を見上げながら橋を渡る。
「薬屋……」
ふと、胸の奥から滲み出し大気を震わせたのは、微かに意識する想い人の名。
「最後に、会いたかったな」
彼女は知らない。知る筈もない。
強固な決意に心を包み、名簿を確認する暇すら惜しいと言って歩み始めた彼女には。
想い人が、この舞台に参加していることを。
想い人が、殺すべき相手だということを。
スレ違いは止まらない。
終末が絶望だと、希望なんか一欠片も存在しないのだと、優しい少女は気付かない。
「みんな……絶対、かっこうだけは殺すから。後は、任せたよ」
優しい少女は、スレ違いに気付かないままゴールへ向かう。
悲しく、哀しい、
絶望という名のゴールへ
【Bー6/橋/初日・深夜】
【立花利奈@ムシウタ】
[状態]:健康、復讐心に囚われている
[制限]:不明
[装備]:エリミネイター・00@戯言シリーズ、グリフォンハードカスタム@戯言シリーズ
[道具]:支給品一式
[思考・状況]
1:かっこうだけは、刺し違えてでも殺す
2:他人に興味はないが、邪魔するのなら死なない程度に痛め付ける
3:薬屋に会いたかったな……
[備考]
1:かっこうが薬屋だと知る前に連れてこられました
2:名簿の確認をしていないので、薬屋の参加を知りません
3:上記の理由よりかっこう=薬屋の事実がわからない状況です
これにて投下終了です
……ってあれ?
文頭に空白がないorz
乙です。
B-6・・・。
北に行っても南に行っても面白そうだなあ。
投下乙
ムシウタ未読につき、かっこう=薬屋と知らなかった俺参上w
>>980 乙です。
これは、限定マーダーということかな?
書き手10人っていうのは前例からすると多いの? 少ないの?
限定マーダー的なイメージです。
てか、スイマセン
重大なミスに気付いたので、再投下しますorz
支援願います
ひゅう、と身を斬るような風が吹きすさぶ中で、一人の少女が歩いていた。
意思の強そうな切れ長の瞳、肩にかかった艶やかな黒髪が嫌でも人の目を引くであろう麗しい少女。
少女の名は立花利奈。火種一号たる虫、“七星”を宿す虫憑きにしてレジスタンス“むしばね”のリーダーである。
少女――利奈は、優しい少女だった。
突如として世界に現れた虫達。理由もなく、反抗も出来ず虫に憑かれ虫憑きとなった人達。そして、虫憑きだからといって、文字通り虫けらのように殺されていった何の罪もない人達。
支援
乙
wikiにテンプレの項目があるよ
そんな人達のための居場所を作りたい。ただそれだけのために、狂おしい程の想いでむしばねを率いてレジスタンスとなった。
そんな優しい彼女がゲームに乗る筈もなく、狐面の男の説明を受ける最中も、如何にしてゲームを破壊するかという思考が脳内を支配し、目の前で少年の首が飛んでもその経験故か同情こそすれども動じることは無く、更に怒りを募らせる。
しかし、橋の上に飛ばされる寸前、あの男を視界の端に捉えた瞬間全ては吹き飛んだ。
男――かっこうは利奈の宿敵だった。憎き相手だった。恨むべき、怨敵だった。
利奈率いるレジスタンスの宿敵、特別環境保全事務局。通称“特環”のエースたるかっこうは、今までに何人もの罪もない仲間達を殺してきた。
虫憑きだから、ただそれだけの理由で。
たかだかそれだけの理由で、アイツは殺してきた。
夢があり、希望があり、友があり、恋人がいた何の罪もない虫憑き達を。
だから、かっこうだけは、殺さなくちゃいけない。
愛する仲間達を救うために。誰もが笑い合える、居場所を作るために。
仲間のために、そのために彼女は決意を改め直す。
ゲームの破壊なんか、他人に任せておけば良い。自分が今すべきは、かっこうを殺すことだ。
かっこうさえ殺せば、後は仲間が、むしばねの仲間達が何とかしてくれる。
だから、だから自分は、刺し違えてでもかっこうを殺す。邪魔する奴は倒す。
その冷静で残酷な一念で彼女は歩みを進める。
いつの間にか握り締めていた、じっとりと汗ばんだ両手。その手に握られるのは、女の子が手にするにはあまりに無骨であまりに凶器な大振りナイフ。
右手にエリミネイター・00。
左手にグリフォン・ハードカスタム。
「七星と、これなら、かっこうを殺せるよね」
ドロドロと蠢く復讐感に囚われた少女は、夜空を見上げながら橋を渡る。
「薬屋……」
ふと、胸の奥から滲み出し大気を震わせたのは、微かに意識する想い人の名。
「最後に、会いたかったな」
彼女は知らない。知る筈もない。
強固な決意に心を包み、名簿を確認する暇すら惜しいと言って歩み始めた彼女には。
想い人が、この舞台に参加していることを。
想い人が、殺すべき相手だということを。
スレ違いは止まらない。
終末が絶望だと、希望なんか一欠片も存在しないのだと、優しい少女は気付かない。
「みんな……絶対、かっこうだけは殺すから。後は、任せたよ」
優しい少女は、スレ違いに気付かないままゴールへ向かう。
悲しく、哀しい、
絶望という名のゴールへ
【Bー6/橋/初日・深夜】
【立花利奈@ムシウタ】
[状態]:健康、復讐心に囚われている
[制限]:不明
[装備]:エリミネイター・00@戯言シリーズ、グリフォンハードカスタム@戯言シリーズ
[道具]:支給品一式
[思考・状況]
1:かっこうだけは、刺し違えてでも殺す
2:他人に興味はないが、邪魔するのなら死なない程度に痛め付ける
3:薬屋に、会いたかったな……
[備考]
1:かっこうが薬屋だと知る前に連れてこられました
2:名簿の確認をしていないので、薬屋の参加を知りません
3:上記の理由よりかっこう=薬屋の事実がわからない状況です
またしてもgdgdになりましたが、今度こそ投下終了です
>>984 最初だから、書き逃げもいるだろうし……
良くわからないなぁ
>>996 ミスの修正というのはどの部分だったのでしょうか?
Terror Syndrome
GJ!一般人らしいリアルな思考が、見ていて応援したくなるw
スレ違イノ生ム悲劇
名簿も確認しないとは、何てリーダーだw
速く名簿を見ないとかっこう以外にも、動揺する羽目になるぞw
>>998 文頭の空白?です
わかりにくいかな…orz
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。