綾波の太もも太すぎないか?

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48名無しが氏んでも代わりはいるもの
●綾波レイ(Neon Genesis Evangelion)

『わたしの、すべてを』

「…レイ」

「…よかった、綾波! 無事だったんだ!」

 ………。

「…そうって、綾波…! ぼくをかばってくれたじゃないか…!」

 ………たぶん、私は………3人目だから。

 なに…これ…。

 なみだ…。



―僕はもう、エヴァに乗ることはできない―
―解っているんだ、自分が何をするためにここに呼ばれて、そしてこれから何をなすべきなのかということは―
―でも、ダメなんだ。
―乗れないんだ。
―誰か教えて…。
―誰か、助けてよ。
―カヲルくん………ミサトさん。リツコさん。加持さん。父さん。アスカ。………綾波………―
49名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/09/14 14:03
「何をしにきたの? 碇くん…」
 夜も遅い。10時を過ぎている。ミサトさんが、心配をしているだろうかと思う。
 シンジは学生服のままあてどもなく街を歩いて、綾波レイの住むハイキョに近い公営団地を訪ねていた。
 誰もいなくなってしまった街。当然ここにも、もはや綾波レイしか住んではいない。
 数週間前、あのときは今とまったく気持ちが違ったけれど、確か学校の配布物を渡そうと思って同じようにレイの部屋のチャイムを押した。
 まわりは騒々しい工事音が鳴り響いていたはずだ。…今はほとんどの人たちが非難してしまって物音が聞こえない。
 遠くで鳥の鳴く声と風の音、それにこの扉の錆びた開閉音、それくらいしか聞こえない。
 出てきてくれないかと思った。なぜだか、もうレイに逢うことはできないような気がしていた。
 けれども、綾波レイは扉を開けてくれた。

 制服姿のレイと差し向かいで、床に直接腰を下ろしている。
 …レイの自室には相変わらず何もない。
 だがどういうことだろう、申し訳なさそうに置いてあった小さな冷蔵庫、それに必要最低限のクローゼット。それすら見当たらなくなっている。
 あるのは、古くて鉄パイプ製の、白いシーツのベッドだけ…。

 ―あのときぼくから奪い返した眼鏡、処分してしまったのだろうか。
 どうしてぼくは眼鏡のことなんか思い出しているんだろう…。
50名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/09/14 14:08
「…あやな」
「碇くん」
 レイになにかを尋ねようとしたとき、
 彼女の方から言葉をかけられてシンジはうつむいていた顔を上げた。
「私はもう、ここに帰ってくることはないと思うから」
「えっ…? ひ、引っ越しちゃうんだ、綾波」
「…そう。時間がないの。だから本部に常宿することになる。
 …碇くんは、何をしにきたの?」
「あ…」
 …ぼくは。
「…分からない」
「………」
「分からないんだ…。でもみんな、ぼくの前からいなくなってしまう。
 トウジも、ケンスケも、アスカも、…カヲルくんも。
 ねぇ綾波、ぼくはどうすればいい? ぼくは、ぼくは…」
「………」
「………ねぇ、なにか、応えてよ」
「碇くんは、どうしたいの?」
「ぼくは…! エヴァに乗りたくないんだ! けれど、けれどアスカがいなくなっちゃって、
 綾波ひとりをエヴァで戦わせているわけにはいかなくて、でもっ…。でも、もう、」

 父さんのためにエヴァに乗ることはできない。

 好きだって、言ってくれたんだ。カヲルくん。
 父さんは決して言ってくれなかった言葉を投げかけてくれたんだ。
51名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/09/14 14:10
「…分からないんだ。…うっ…」
「…碇くん。私にも分からないわ。時間がないの」
「そんな…! 綾波、もう、綾波しか」
「私はもう、………私はもぅ、初号機に乗ることすらできない。
 …碇くんは、どうしたいの? どうしたくて私の家に来たの?」
「ぼくは…」
 ぼくは。
 シンジの手の平にレイの柔らかな乳房の感覚が甦る。
 おれは…なにを…。
「綾波…」
 レイが抵抗してくれると思った。
 そうして、ひっぱたいてくれるか、激しく突き放してくれるか。
 そうしてくれると思っていた。
 だがレイは抵抗しなかった。シンジに抱き寄せられたまま、もつれるような格好でふたり、
 ベッドの上へと崩れ落ちた。呼吸をするよりもゆるやかに、レイは、シンジの身体を受け止めた。
「あ…綾波…! ゴメン…。ゴメン…」
「碇くん………。………何を、謝っているの?………」
 そのとき、シンジの中でひとつのたがが外れた。
 レイのくちびるへ自分のそれを吸いつける。
 真っ白で雪のような、冷たい印象を受けるレイの素肌。
 だがそのくちびるはふんわりとして、中はおどろくほど暖かだった。
 唾液とパトスがゆらめいて、互いの舌の上で交換される。
 くちびるを離したとき、ちゅぱっ…という液体の音と共にレイとシンジの間に細くて透明の糸が引かれた。
 レイは表情を変えない。シンジの心がざわついた。
 綾波、なんとか言ってくれよ…。
 ごくっ…。
 シンジの右手がレイの胸を押さえた。服の上からでもとくとくという心音が伝わる。
 この感触だ。その鼓動は…早まっていた。間違いなく素早いビートを刻んでいた。
 そのことがシンジを少しだけ安心させた。慣れない手つきで、こねこねとレイの乳房をもてあそぶ。
 ブラジャーとシャツの衣擦れ。レイが微かに、虫の鳴くような声を上げた。
「はんっ…。」
「綾波…!
52名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/09/14 16:13
 シンジは恐る恐る、レイの制服のフロント・ホックを外してゆく。
 父さんはもう見たのだろうか。
 そんな無関係な疑問がシンジの脳裏に浮かび、頭を振って消し去ろうとする。
 ぷちん、ぷちん、ぷちん…。
 スカートと一体型の上着と共に、綾波レイの女子用Yシャツが取り去られた。
 レイは上と下だけの下着姿になっている。シンジはそれを見てはっとする。
 頭が真っ白になった。自分がどういうことをしようとしているのだか見当がつかなかった。
 ただ気がつくとベルトをゆるめ、自分の衣服も脱いでいた。
 レイを、裸にする。そのひとつの事柄だけにとらわれた。
 レイは、何も言わない。
 シンジの手がレイのブラへと伸びた。
 どうすればいいんだ…。
「外したいのね」
 シンジはびくっと震える。レイはゆっくり上体を起こすと、
 手首を背中に回してぷっつりとブラジャーのホックを外す。
 …するり…とまるでお風呂に入るときに着物を脱ぐようにワイヤーから腕を抜き、
 自分の上半身をまっさらな姿にしてみせる。
 シンジはしばらくの間食い入るようにレイのふたつのこぶりな双丘を見つめた。
 乳首がポッチリとして桃色で、幾分ぴんと勃っていた。
「あ…。綾波…」
「………」
「腕を、ぼくの首に回してくれ…」
 シンジの言葉そのままに従うレイ。その形でレイを包容し、再びベッドに横になった。
 あらためて直に綾波の胸に触れる。手の平が吸いつく。
 なめらかで、溶けるようで、シンジの指に合わせてくにゃっとつぶれた。
 両手で寄せてみる。そして回し、揉み込み、絞って、先端に口を付ける。
 乳うんまでがはっきりと膨れていた。
 突起が舌先で躍って、シンジはジュピジュパと夢中で舐め上げた。
 レイはシンジの背中をぐっと抱いてくちびるを噛んでいる。
「………ふっ………」
「………綾波」
「………」
「………綾波、声を出しても、いいんだと思うよ…」
「………っ………」
 レイのほおがかぁ〜っと染まってゆくのが判った。
 シンジは初めて、少し心を落ち着かせられた。
 乳房を揉んでいた片手を背中へ回す、
 そうしてするすると下ろしていって綾波のおしりへ行き着いた。
 まだ下着は脱がせていない。布一枚隔てて、すぐのところに綾波の肉がある。
 指先を動かすと胸と同等によく弾んだ。
 ちろっ…と体温が違う部分に触れた。そのときレイが声を発した。
「あっ…。碇くん」
「綾波…?」
「………ぅ………」
53名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/09/14 16:18
 シンジの四指がレイのヒップの谷間に達する。
 つぼみの在処が感じられた。さっきかすめたのはここだ。
 綾波の、おしりのあな。
 パンティを突き抜けるくらい、中指をぐにぐにと肛門に押しつける。
 レイは複雑な表情を浮かべる。シンジはもう片手をレイの下半身へ滑らせ、
 ちょっと内ももを撫でたあと前の部分を刺激した。割れ目に沿って指を上下させる。
 そこは面白いほどよくへこんで、次第にじっとりとぬくもってきた。
 レイが熱い吐息をもらしている。
 しつこくしゃぶっていた綾波の乳房から口を離し、
 シンジは両手をレイのショーツにひっかけてぐいとおしりを持ち上げさせた。
 そして軽く勢いをつけてすぐさま足首から抜き取る。
 …レイのごく微量の陰毛、そして布越しの愛撫によりややめくれた秘裂、
 その奥に浮かぶ濡れた性器。それらすべてが目に焼き付いた。
「ひぁっ…」
 レイの素直な声を聞いた。それがシンジをたぎらせた。
 たてに閉じた陰唇を開き、中をのぞく。
 指先で優しくなぞる…するとこすれてくちゅくちゅ音がする。
 そのまま中指を少し深く差し入れる…膣内が熱い。
 指先もふやけるようだ、くるりと手首を返してまたゆっくり挿入してゆく…。
 もう片方の手でクリトリスを愛撫した。
 羽毛を乗せるイメージで、触るか触らないかくらい微妙に接触させる。
 でも確実に綾波は感じてきている。
 その証拠にクリトリスがぷっくり膨れて、充血を見せていた。
 脚を閉じようとするので大きく股を開かせる。…膣腔が締まる。
 指でもきついくらいだ、そのまま上下させ抜き出しを繰り返すと
 明らかにぴちゃぴちゃと音を奏でた。
 レイの愛液が泉のようにその場に流れた。
「あっ…う…。うぅ…。う…」
 父さんの名を呼ぶんじゃないだろうか。
 シンジはまたそんな考えにとらわれる。
 どういうことだろう、こんな行為の最中に嫉妬にとらわれている自分がいる。
 シンジはレイを四つんばいにさせると一心にすべすべのお尻の表面を舐め、尾骨にキスし、
 谷間へ這わせていって菊の門に吸いつき、中の粘膜まで舌先で分け入った。
 綾波のお尻は震え、しっとりとした汗の味がした。
「綾波…!」
「…いたっ…!」
 シンジは後ろからレイを抱えると両手を胸にあてがい、激しく揉んだ。
 小さい乳房だ、でも質感がたっぷりとある。

「………綾波」
「………」
「その絞り方、…なんか、お母さんみたいな感じがした…」
「………(かぁっ………)」
54名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/09/14 16:21
 フラッシュバック。
 何とか言ってくれ綾波、いやなのか、それとも、ぼくは、どう、すればいいのか…。
 バックからカチコチに勃起したペニスの先をレイの受け入れる部分にあてがう。
 潤いは充分なようだった、だがなかなか亀頭が入らなかった。
 シンジは焦りの色を浮かべた。そのとき、レイが声をかけた。
「碇くん…」
「はっ、はぁ、綾波…」
「…落ち着いて」
「…! うん…!」
 わずかずつだが、カリがのめり込んできている。
 そこまで来ればあとは楽だった。潤滑油。
 ぐちゅりと粘液がまとわりついて、サオがどんどん埋まっていった。
 幼い、14歳の性毛がからみあう。
 14歳。
「はっ、はっ、綾波…!」
「シ…ンジ………くん………」
「はぁっ…!」
 それから、どれくらい腰を律動させていたのだろう、判然としない。
 狂ったようにお尻へと叩きつけ続けた。
 パンパン、パンパンパンと、肌と肌がぶつかる衝撃を、
 どこか別世界の出来事のように感じていた。
 綾波レイは腰をくびれさせ、シーツをつかんでじっと耐えていた。
 微量の鮮血がぽたぽたと模様をつくった。
 全身に汗をかいた。
 長かったような、数秒だったような、…シンジは放出していた。
 綾波の裂け目から、白く、淀んだ精液がじわりじわりとにじみ出していた。
 それを見ていた。
 シンジは再度身を起こすと股間をしごいて勃ち上がらせ、
 レイをあおむけにして自分のスペルマも乾ききらないレイのそこにさらに力強く挿入した。
 ペニスが少し柔らいままだった。
 レイはなにも言わなかった。
 そしてまた射精した。
 綾波の中に、射精した。


「エヴァに乗りなさい、男でしょッ! シンちゃん、さあ早く立って!」
 ………………。
「シンジくん、エヴァに乗りなさい!」
 ………………。
「…これが、大人のキスの味よ」
 ………………。
「エヴァの中が一番安全なの。…帰ってきたら、またしましょう…」
 ………………。
「大丈夫、かすっただけだから。…先に行ってて、ね…?」
 ………………。
 ダメなんだよ、ミサトさん。どうにも。
 ………………。
 ぼくはもう、エヴァに乗れないんだよ。
 ………………。
 どうしても乗れないんだよ。

「アスカ…」
 ………………!!
「うわぁぁぁぁっっっ!!! アスカぁぁぁ!!!」
 ―そして、目の前でエヴァンゲリオンの群れが…
 アスカの騎乗する弐号機がエヴァ量産機に捕食される光景を目の当たりにするシンジ。
 …綾波の姿が、大きく、真っ青な空に浮かび上がった。
 突き抜けるような空の青は、人間の心の色なのかもしれないと思った。

 fin