アスカは性格が悪いと人は言うけれど

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93どっちも萌え
アスカがヲタクに媚びた萌えキャラであるということについては激しく同意なのですが
、私にとっては、どちらも既存の萌え要素を集めてヲタクに媚びた、萌えキャラである
という点で、レイもアスカと変わり有りません。

人造人間だったり管理社会の住人であったりするために感情を知らないヒロインが、主
人公のふれあいによってだんだん感情を知っていくという話は、手塚治虫の『火の鳥SF
編』や映画『アルファビル』などを見ても解るように、比較的古典的な話です。

綾波レイというヒロインは、これらのヒロインに萌える人造人間萌えや、感情を知って
いくヒロイン萌のヲタクに媚びた、萌えキャラに過ぎません。

二人のヒロインはただ単に容姿や表面上の性格が対照的に作られたヒロインであり、綾
波レイというヒロインはアスカの萌え要素と逆の萌え要素で構成された萌えキャラなの
です。そこに優劣があるはずがありません。

それに無理にこじつければ、アスカの性格設定自体は新しくも何ともありませんが、彼
女があのような性格になった理由については、母親に殺されかけたり父親が浮気をして
いたりとかなりダークなもので、ロボットアニメのヒロインとしては、かなり異色なも
のだと言えます。

単に人造人間だから感情を知らないレイよりも、ロボットアニメとしては斬新なのでは
ないでしょうか。