抜けるエヴァ小説を教えて欲しい!

このエントリーをはてなブックマークに追加
41イカリング ゲソドゥ
>>26
けんけんZ氏の「二人だけのリサイタル」を紹介してもらったが、古いが定評のあ
る一本のようだな。どのくらい古いかと言うと映画と同じ年の5月(EOE前)公開で、
これより古いのは「-BEGINNING-」ぐらいしか思い付かない。私が不勉強なだけかも
しれないが、第一世代の18禁LASではなかろうか。

アスカの穴(ttp://www.usiwakamaru.or.jp/~mshimizu/asuka/asuka_index.html)
では「投稿小説」>「18禁のアスカ様らぶらぶ小説」に収録。
くりぃむゲリオン(ttp://www.kk.iij4u.or.jp/~ken-kenz/kurige/)では[REMAKE]に
収録されている。当該作品のみなら体裁が整えられたくりぃむゲリオン掲載版が読
みやすいだろう。ただ、同じ流れを溯った「たまにはこんなラブストーリー」とい
う作品が有るので、こちらと合わせて読みたい向きは「アスカの穴」で読め。
私見だが、これだけ読んでもまあ十分に「使える」。

この作品の特徴は二通りの一人称を織り交ぜる「視点移動」の描写に有る。
一つのシーンをシンジから見た描写、アスカから見た描写を交互に追って話が進む
のだ。このスタイルが抵抗無ければ良いが、引っかかると難しいかもしれない。

中身は盛り上げて、引っ張って、致る。ついでにもう一回(w とシンプルだ。
展開も前半は「濡れ場が先に有る」と引いて引き倒し、後半は「湿度の高い描写」
で書いて書いて書き倒す、とやりたい事が非常に明確で分かりやすい。
それに比べるとオチの部分が上手くまとまっていない気がするが、まあ「使った後」
の事など知らん、というのがこのスレッドのスタンスだから評価とは関係ない。

物語は適度な長さの読み切りでシンジとアスカのみ登場。
実用的なLASを探してる人向けに推奨出来る一本だ。