抜けるエヴァ小説を教えて欲しい!

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36イカリング ゲソドゥ
>>23
青柳氏の使徒圏(ttp://www.din.or.jp/~aoyagi/sitoken.html)からまとめて四本。
全て「小説地区」から読めるが、このうち「泣かないガラスの人形」「爪先立ちの天使達」
「Hな小説なの」は山村ひかる氏の作品、「妖獣新世紀」は職種補完委員会による作品。

まずは「妖獣新世紀」だが、職種補完委員会のメインライターはK氏。
元ネタはそのまんまエロゲーの「妖獣戦記」つまり「職種」は「触手」の事である。
知らないヒトは置いてきぼりかと思いきやそうでは無い。妖獣関係の設定もちゃん
と説明的な描写が有るので、エヴァのキャラさえ分かっていれば全く問題無いはず
だ。マナやマユミが出てくるのでその点は注意。

さっそく「手っ取り早く」実用方面を期待する向きには申し訳ないが、これはエン
ターテイメントとして長く楽しませようと企画されたものだと思われる。
シリーズにちゃんとストーリーがあり、安定した筆致で物語が続く。
ラブコメ有り、戦闘シーン有り、陵辱シーン有り、また途中で挿し絵が付けてあっ
たりして実に贅沢な内容となっている。

単純に「エヴァキャラが妖獣に陵辱されてどろどろ」といったサービスシーンが続
くようなモノでは無い。だがむしろ、それも当然とも思えるほどに安定して内容の
濃いエンターテイメントであり、お手軽なサービスシーンなど設けなくても十分に
通用する。もちろん読み進めば色々なサービスがテンコ盛りとなっているが、その
頃には世界観が頭に入って純粋にストーリーを楽しめるようになっているだろう。

トータルでは長いが話の区切りは短くテンポは良い。
まとめて読める時間を作って、じっくり楽しんで欲しい一本として推奨する。