愚痴

このエントリーをはてなブックマークに追加
612一味
相手の気持ちになって考える。コミュニケーションの基本だ。
だが、相手の気持ちになったその考えと、相手の考えとは合一ではない。
前者はあくまで自分の考えであり、至極当然な事実関係である。
双方の考えが合致するか否かは、ここでは問題にしない。
これらは別々の頭に生じたものとして、区別せねばならないということだ。
些細な事柄について、人はしばしば錯覚する。
錯覚というのは無意識にやるものだから、気づくことが難しい。

とはいえ、べつに簡単に気づく方法があるわけでもないから、
相手をおもんばかるたびに念頭に置きなおすことが肝要だ。
商売してるときのお客など、要するに他人相手なら問題ないだろう。
特に気をつけるべきなのは、友達や恋人か。
親や子供が相手だと、よく間違えたりするが、これはまあ仕方ない。