私はこうしてエヴァにはまった

あなたとエヴァの出会いは？
いつ頃、どのようにして知ったのかや、
それから堕ちていく経過なんかを教えてください。

ドリルちんちん

ここ乗っ取りしまーす。

俺は第三新東京市立第一中学、２-Ａ生徒、山田幸太。
エヴァ第九話で転校生の惣流＝アスカ＝ラングレーにﾊｧﾊｧし
「なぁ見たかよあの外人！」と仲間にネタ振りした中学生男子だ。

ちなみに自分のことを「俺」と言うようになったのは入学式の翌日、
クラスの自己紹介で「ぼくの趣味は鉄道の写真を撮ることですぐふふ」
と言ったら、チン毛が生えてる奴らに「ボクだって。ダセー、ボクぅボクゥ〜」、
とからかわれたからだ。チン毛がそんなにエライのかよ！

それから俺も変わったよ（遠い目）。
プライベートで半ズボンはくのもやめたし。
チン毛も４、５本生えてきたし。ボーボーには遠いけど。

ここでは俺の華麗な中坊ライフ日記を書くことにする。

今日はスゲーむかついたことがあった。
おかんが俺の部屋を無断で模様替えしやがった。
本棚を移動させて部屋のドアが半分しか開かなくなったことはいい。
ベッドを移動させて押入のフスマが半分しか開かなくなったことはいい。

衝撃を受けたのは、机の影に隠してあった「デ○べっぴん」バックナンバー
12冊分が本棚に鎮座ましましていたことだ。
しかも月順に綺麗に並べてあったんだよ！
ひどいやママ…いやおかん。

最初おかんに鋭い追及を向けることができなかった。当たり前だろ。おかんに
エロ本見られた上に、整理までされちゃったんだから！気まずいさ。

でも遠回しに文句言ったよ。
夕飯の支度してるおかんの後ろに立って、「俺の部屋入るなって言ってるだろ」
とかずっとブツブツつぶやいてた。

で夕飯喰いながらおかんに文句垂れてるうちに、無性に悲しくなってきて
泣きながらご飯おかわりしちゃったよ。
わざとみそ汁こぼしたり、ささやかな復讐をしながらね。

無理難題？もちろん言ったさ。泣きながら。
「今から５分以内にモスのかき揚げライスバーガー買って来い」って。

そしたらおかん鼻で笑いやがったから、突き飛ばしてやった。
その後マジ怖かった。おかんが台所から包丁持ってきてさ。

鬼だったねあれは。トイレ逃げ込んで鍵かけたら、
ドア叩きまくって「開けろ〜！この野郎！クソ餓鬼！！」
だもん。扉破って入ってきそうだったから、謝りまくったよ。

商店街で買い物するボケ担任、根府川を発見。
小林肉店の前で立ち止まり、肉屋の親父となにか話してる。
これ以上近づくと見つかっちまうな、と思ってたら、話をしてる方から叫び声
が聞こえてきた。
「まい！まい！」
・・・根府川が叫んでる。
「まいまい！」
杖を振り回しながら叫ぶ根府川。
肉屋の親父は「はい豚バラ500グラムね。先生あんまり豚バラばっかり
食べてると身体によくないよ」とか言ってる。
「まい！」
「あはは、ま、そうだけどね」
「まい〜？」
「505グラム入ってるけどいいよね？589円です、毎度」

金を払って「まい！」と小気味よく叫んだ根府川は全速力で走り去っていった。
・・・杖いらないじゃん。

家に帰りながら気がついた。
あれって「源さんの日記」（オレたちひょうきん族）の鶴ちゃんだ。

それより肉屋の親父はなぜ「まい」の意味が分かるんだ？
俺はなぜオレたちひょうきん族のネタが分かるんだ？
と、俺様はつぶやくのであった。

ゴールデンウィーク。親父がゴルフでいない時の昼飯。

…おかんソバたくさん茹で過ぎ。
何把茹でたんだよ。
「足りない？もっと茹でようか？」
いらねえよ、もう。

おかんがソバを茹で過ぎてムカついたので、速攻部屋に
戻り、「あの外人」こと惣流をオカズにﾊｧﾊｧすることにする。

記憶を頼りに妄想で？ﾁﾁﾁ、甘い甘い。
俺にはケンスケから買った惣流の盗撮写真があるからな。
しかしあいつもすげぇよな。着替え中の写真とか犯罪だぞこりゃ。
警察に捕まるな。もちろん氏刑。新聞にも載るね。

…もしかして写真買った俺も捕まる？
氏刑はないだろうけど無期懲役とか…

ｳﾜｰﾝ､ｲﾔﾀﾞﾖｲﾔﾀﾞﾖ刑務所入りたくないよ死刑になりたくないよ
ウワーンオイオイオイ、ブーン、ブーン
ママーママーママーオイオイオイごめんなさいごめんなさい

しばらく机に突っ伏して泣きに泣いた。泣けたね実際。

でも泣きとオナーニは別腹って言うでしょ？
もちろん泣いた後でやったさ。
ﾊｧ…ﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧ…ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ…ｼｭｼｭｼｭ(ティッシュ3枚取った音)
ウッ｡…ﾌﾟｼｭｰ…気持ちよかったー。やっぱへっぽこハーフは良いわ、実際。

写真をななめから見たり、別写真に切り替えたり、ティッシュ用意
したり、オナーニ中って両手が結構忙しいんだな。まだ覚えたてなんだな。

明日は碇をオカズにしよっと。

ゴールデンウィーク。

いい響きだ。俺の普段の週末と言えば、部活帰りに早売りジャンプを
近所の駄菓子屋に買いに行くことくらいだ。あそこのおばちゃん
いつも「他の人には内緒だよ」って言うんだよな。もうみんな知ってるよ。

俺の予定？俺は仲間と釣りに行く。山中湖でバス釣りさ。羨ましい？ふふふ。
ミヤゲ話待ってろよ！

・・・サイアクや。

疲れた…ほとんど釣りの時間なかったじゃねーかよ！
山コ（俺の友達、山口のあだ名。いかにも中坊らしい、脊髄なあだ名だろ？）
の親父さんのクルマで朝５時に第三新東京を出たんだよ。

スゲー渋滞。最初は良かったんだけど。山コのおじさんがトイレ
近いんだよ。ファミレス3回も寄ってさ。そこでいちいちコーヒーとか
飲むから余計トイレ近くなるんだよな。コーヒーお代わりすんなよ。

山中湖着いたの昼の2時。もう相当ブルー入ってた。
「取りあえずメシ喰おう」ってことになって、釣具屋がやってる
ラーメン屋に入ったんだ。

・・・へこんだよ。なんじゃあこりゃあ！インスタントラーメンじゃんよ！
チャーシューの代わりにハムが載ってるのが、ブルーな気持に拍車をかけたね。
これで一杯１０００円だからな。おごってくれた山コのおじさん、
ちょっと引きつってたな。

ボート借りて、ようやく釣りに出たんだけど、ぴくりともアタリがこなかったよ。
しかも根に引っかけて、買ったばっかりのルアー２つも無くしちゃったし。

山コのおじさん不機嫌になって、帰りの車で山コが塾の成績落ちてる
こと怒り出してさ。山コ一言も口利かなくなるし。
俺がいるのに親子ゲンカしてんなよ！
これなら学校の方がいいよ。

学校行けば惣流でﾊｧﾊｧ、碇でﾊｧﾊｧだしな｡
ちょっと実物のイメージ忘れかかってるからﾊｧﾊｧ度が弱まってるんだな｡未熟！

あげェーーーー

ageても良いけど、習作みたいなもんだから、もうちっと見守ってほしかったな。
それぞれ自由だけどね。

それはさておき、俺って結構読書家なんだぜ。この間は沢木耕太郎の
「深夜特急」を読破した。これはエバってもＯＫだよな？
知らない人にストーリーを言っておく。

猿岩石がパクッたルートの旅の話。以上。

でも根がひねくれてるのか、「ホントかよ？」って感じ。
家に１年間隠れてたんじゃﾈｰﾉ？沢木さんよー。

で、短編マンガの原作を考えた。

主人公が自分のアパートに仲間を呼んで酒飲んでる。

唐突に主人公が「俺、ユーラシア大陸横断して、ロンドンの郵便局から
「ﾜﾚ、成功ｾﾘ」って電報出すよ」って言い出す。
仲間が「まじかよー」とか言ってる間、捨てゴマで「深夜特急」が部屋の隅に転がってる描写。

でもみんなから餞別もらったんだけど、ﾋﾞﾋﾞﾘで逝けず。
結局潜伏を開始。一年間、見つかるまでの潜伏ライフを描くという・・・。

書くとあんまり面白くないね。GWも終わりかぁ。

エヴェ板ではまったYO