1 :
ネルフ :
シンジ
「ホームの下に人がおちた・・・」
ミサト
「命令よ!戻りなさい!」
バカ×2
「戻れっちゅうとんで!」
シンジ
「逃げちゃだめだ 逃げちゃだめだ 逃げちゃだめだ・・・・」
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
| 1はすごく |
∩_∩ | |
(´ー`) < 暇な男 |
( ) | |
| | | | だなぁ |
(___)__) \_____/
1はすごく ひまなおとこ だなあ
みつを
ノ ∧ /) ∧
彡 ノW \从/V W \ ミ
( ノ | ノ \)
∩V 、、 | >V7
(eLL/ ̄ ̄\/ L/ ̄ ̄\┘/3)
(┗( )⌒( )┛/
~| \__/ | \__/ |~ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
爻 < | ; 爻 < フッ...
~爻 \_/ _, 爻~ \______
~爻__/⌒ ̄ ̄ ̄~~ヽ_ 爻~
/ ー ̄ ̄\_ ̄\
_一‘ < ̄ ̄\\\J
<\ ー ̄ ̄ヽ_ヽJ  ̄\_
\ _ニニニヽ ) ~\
\ _/⌒|\ ヽ_~~ ~⌒\_
__/~ V \_| ~\_
人身事故人身事故〜新宿駅人身事故〜人身事故人身事故〜
新宿駅 人身事故による車両故障 運行支障〜
新宿駅 人身事故による信号故障 ポイント故障〜
車両故障 車掌故障 お急ぎのところ大変ご迷惑さまです
6 :
憲法 : 2001/02/13(火) 23:08 ID:BVRd1fuE
8 :
憲法 : 2001/02/13(火) 23:26 ID:???
ミスである
9 :
霧島マナ : 2001/03/19(月) 18:54 ID:???
空気が静かに流れていく。
ただぼんやりと私は立ち尽くしている。
奇麗、とまでは言えないかもしれないけれど、手入れは行き届いて、
このホームにたたたずんでいることはそんなに不快じゃない。
遠くで音がした。
空気が震えてきた。
列車が近づいて来た。
行き先?
そんなの決めてない。
目的?
いいじゃない、そんなこと。
目の前で、空気の抜ける音と共に列車のドアが開いて。
くぐもった空気が漏れ出して、私の顔を撫でていった。
そして私は、私の体を、列車の中へと進めた。
10 :
霧島マナ : 2001/03/19(月) 20:01 ID:???
「…久しぶりだな…」
列車の旅なんて。
ぼんやりと、窓を通して見える流れる景色と、
一緒に映り込む自分の顔を眺めながらつぶやいた。
「さぁて、と…」
もう一度シートに背を預けて、切符をポケットから探り出す。
どうやって私の手元まで旅してきたのかは知らないけど。
フリーチケット。
もうかなり色あせてる。
「使ってあげなきゃ、かわいそう、ってモンだよね」
自分のしてることを正当化してるだけではあるけど。
これで少し、また落ち着いた。
ポケットに切符を押し込んで、また思いきり手足を伸ばす。
私以外誰もいない車両。
誰にも気がねなくできる私だけの車両。
行き先もなにも、考えてないとさっきは言ったけど。
「海…見に行こうかな…」
それとも
「山…も悪くないよね…」
行き先ぐらいは、確認して乗るんだったかな、
と今さら思った。
11 :
霧島マナ : 2001/03/19(月) 21:48 ID:???
「発想貧困、だぁ。私って」
思わず苦笑いしながら、行儀悪く背もたれからずり落ちた。
海とか山とか。
いざどこへでも行けるとなったら、
そんな単純なところしか思い浮かばないなんて。
「ま、しょうがない…よね」
今まで、面白いとこなんて行ったこと、ないし。
記憶にあるのは…
「やめやめ!今は、何も考えない!のーんびりすること!!
それが義務!今の私の!」
また窓を眺めた。流れていく風景をぼんやり見つめながら頬肘ついた。
…この列車、次、どこ止まるのかな…
12 :
霧島マナ : 2001/03/20(火) 00:56 ID:???
…がくん。
そんな衝撃で、目が覚めた。
頬杖したまま、すっかり眠りこけていたらしい。
「んぁ…どこ?ここ?」
じゅるっ、と、恥ずかしいことに垂れかけていたよだれを
手の甲ですすり上げるようにして寝ぼけまなこをめぐらす。
暗くてよく見えないけど、
ざぁ…ざぁ…
という、規則正しく何かが崩れる音が聞こえて来ている。
「…外出て、大丈夫、かな…」
外出てる間に列車動いちゃったら、どうしよ?
でも、それ以上に、なんだろ?
外の空気を吸いたいな、と思った。
…この列車は、空調が良すぎる。
13 :
霧島マナ : 2001/03/20(火) 01:23 ID:???
「うわぁ…」
ちょっと冷たいけれど、裸足になってみてよかった。
足の裏に感じる、砂と水の流れ。
頬に首筋に流れていく夜の空気。
目を閉じて深呼吸をした。
「…気持ちいい…」
なんでこんな言葉が出たんだろう。
14 :
霧島マナ : 2001/03/20(火) 01:49 ID:???
波を眺めて。
水平線を感じて。
星を見つめて。
どれくらい時間を過ごしたかは、覚えてない。
一瞬だった気もする。
結構、長い時間だった気もする。
もう今、私はまた、列車に戻っている。
私が席に戻ったとたん、列車は動き出した。
「おっとと…」
突然動き出した列車にせかされるように、私はシートにまた背を預ける。
…次に目が覚める時には、今のことなんて忘れてるかもしれない。
でも、そんなものだと思う。
いつまでも、楽しいことばかり転がってるわけじゃ、ない。
大変なことの方が、多いだろうと、思う。
そんな時、ちょっとした気持ち良さの記憶が、
救いになる、のかもしれない。
「私ってさ。単純、かな?でも、単純で…よかった。…よね?」
窓に映る自分に、問いかけてみた。
いつまでも待ってたけど、窓には夜の景色が流れるだけで。
答えを聞かせてくれる前に、私はもう、眠ってしまっていた。…オヤスミナサイ。
15 :
霧島マナ : 2001/03/20(火) 02:17 ID:???
…ZZz...…
16 :
霧島マナ : 2001/03/20(火) 02:19 ID:???
…ZZz...…
17 :
霧島マナ : 2001/03/20(火) 02:21 ID:???
…ZZz...…
18 :
霧島マナ : 2001/03/20(火) 02:21 ID:???
…ZZz...…
ふふっ、こんなところで寝るとカゼを引いてしまうよ。
とりあえず、君に毛布を掛けておくからね・・・
20 :
霧島マナ : 2001/03/21(水) 23:18 ID:???
…えっと。
気がついたら私にかけられてた毛布、返しに来たんだけど…
ココで、よかったの、かな…?
ありがと。
そしておやすみなさい。優しいヒト。
一人でいても、沢山の人の中にいても。
私は…
どうなっている、の、かな。
…ん…
ここから、次に旅に出る人に。人たちに。
言葉を少しだけ、残します。
あなたに、あなたたちに、幸、多かれ。
21 :
一味,sage ,2001/03/26(月) 09:29,よいですか?,:
22 :
謎の東洋人 : 2001/03/28(水) 01:18 ID:???
そうだ、旅に出よう。
「そうだ、第三新東京市へ逝こう」
♪ちゃららちゃららちゃらりら〜
「しR倒壊」
あの世界ではしRはどうなっているのだろう?
リニア新幹線を走らせているぐらいだから存続はしてるんだろうが。
それより、
>>23 第三新東京市へ行くのは小田急の方がよくないか?
オタ急は相変わらず梅が丘の高架化反対クレーマーのせいで複々線化が完成してないんだろうな(藁
>>24 フィルムブック2巻p.27によれば、
第3新東京環状7号線はJRになっているぞ