1 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :
内ゲバ
器官シンジ
電波少女(だっけ?)は結構好きだった。
改良フロイティズムの立場から、ユング的なエヴァ評論を迷妄と
看破したのは見事。
電波はよく電波を制す。
6 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/04(木) 01:26 ID:MIIKNkyk
へぼレイ
総合の福井の旦那とのやりとり、知りたいんだけど。
知ってる奴いる?
肉感アスカ
習慣カヲル
10 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/04(木) 01:45 ID:sYCMb90s
なんかよく目にするんだけど、詳しく教えてください。
あそこは無害なんですか?ヤバイんですか?
むかしのコンテンツ、いまは見られないのかしら。
ユングとフロイトって違うのか?
14 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/04(木) 01:58 ID:w4rnt4lw
>>10 ヤバくはないと思う。万人向けではないけど。
エヴァをもののけ姫等とともに、
80−90年代アニメ表現の盛り上がりと行き詰まり、
その大きなパースペクティブで論じたのは
非常に価値がある。
自分的には90年代アニメ評論のベスト。
17 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/04(木) 05:58 ID:YZXw4My.
本田氏は基本的にとても頭のいい人だと思うが、LASの解釈についてマジになって
議論していたのはイタかった。
端から見ていると、何を小さな筺の中で揉めているんだ、という感じで。
18 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/04(木) 10:42 ID:qtE2OMXc
へぼレイとへっぽこアスカのやりとりすきだったなぁ・・・。
もう阪神ファン辞めたのか?
鳴るべく見ないようにしてるので…
>>19 なんだかんだいっても阪神ファンは辞めれんみたい>本田
懐かしいなあ、へぼレイとへっぽこアスカ。
TV終了後〜夏エヴァ公開後しばらくまでが一番面白かった時期かな。
>>20あれだけ野村を焼き畑だのスパイだの攻撃してたくせに…
ってエヴァと全然関係ないけど。
阪神は好きだが野村は嫌い、って人は結構いる。
ネット上の阪神系サイトも、親野村派と反野村派できっちり色分けされている。
「しろはた」ではずいぶん長いこと「新企画・アスカちゃんを
探せ!!準備中」てなっているけど、これだけひっぱると下手な
ことをすれば本田の名が廃るし、かといって、今更引っ込みが
つかないし、辛いところだろう。
はじめの頃のアスカ様へお便りコーナーが好きだった。
下僕とか言い始めた頃の・・・具体的にはアス穴が出来るより昔って事だな(藁
結局どっちも辞めちゃったんだよねえ。
「肉感アスカ」と「アスカの穴」からネットにはまった自分としては、何か寂しい。
あ、あと、しろはたの野球コーナーは昔みたいに毎日更新して欲しいぞ。
ドカベンはなんだかもう良いや(藁
ウインドミルが次回最終回みたいだから待っとけ。
27 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/04(木) 21:24 ID:.FNiQMpI
自分がアスカ派になったのはここの影響が大きかったよ…
あと、「ああっアスカさまっ」(だったかな、よく覚えてない)とか
確か東大にあったアスカ系サイトとかの影響も。
SSでよく見られるようなアスカの性格ってここらへんから
作られていったんだろうな。
本田は最近は格闘技にハマッているみたいだな。
中年をすぎてからハマる道楽は身を滅ぼす恐れがあるから
気を付けた方がいいぞ。
余計なお世話だが。
29 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/04(木) 22:29 ID:2lSYRdfk
本田さん、中年なの?
外見はオタク?
確か30歳くらいだったような…
31 :
しろはた : 2001/01/04(木) 22:36 ID:cFhkBi9A
本田氏以外がてがけてるコンテンツは
面白くない…
32 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/04(木) 22:37 ID:Deq.ESS2
結構なおっさんだよ、今は埼玉の片田舎に住んでる。今はすっかり猪木魔力に
毒されちょっとした格闘オタ、パリーグは嫌い
33 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/04(木) 23:00 ID:cFhkBi9A
30歳前だと思ってたけど、ちがうのか。
この人早稲田出身らしいけど、院卒?
34 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/04(木) 23:40 ID:tDGDEr62
過去ログのアップきぼ〜
月観レイ
「北斗のエヴァ」スレでも立てようかと思ったけど
このサイトでやってたのを思い出してやめた
>>37 懐かしい…はまってた頃を思い出す。
リンク先のサイトがほとんど消滅・変質してるところがまた涙を誘う。
このヒトはエヴァが嫌いなの?
40 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/05(金) 04:12 ID:kexEJ4Zc
ええ、そうです。
エヴァは嫌いではないだろ。野村監督は嫌いだろうが。
42 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/05(金) 12:20 ID:ETA7Qi4g
ショートカットが大好きで、ショートカット布教みたいな事を
洒落でやってたら毎日ろくでも無いメールが多数届いたので辞めた
そうな。彼曰く「世の中洒落の分からない奴が多すぎる。」
>>42 この板にも多いよなあ、ソレ。
ネタ職人の増加が待たれる。
俺は才能ないからできないけど。
44 :
37 : 2001/01/05(金) 13:45 ID:???
45 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/05(金) 14:35 ID:heWkRR6I
ショートカットってなんですか?
短髪のことだが・・・マジで聞いてんのかい。
一体2ちゃんは何歳の奴から来てるんだ・・・
47 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/05(金) 20:59 ID:ahWvT87I
個人的に楽しみで毎日見てたけど、
有名なサイトだったんすね。
>>45 ちなみに
マヤ…ショート
ユイ・レイ・ナオコ…(短めの)ボブ
リツコ…(長めの)ボブ
ミサト・アスカ…ロング
どーでもいいことだけどリツコの長さまで
ショートカットって呼んでる人がいると気になって
昔よく見てたが、途中で気持ち悪くなってきた思い出あり
どちらかと言えば無い方が良いって感じたものだ
51 :
45 : 2001/01/05(金) 23:54 ID:fmvzR4pk
いや、42に対する43のレスの意味がいまいち分らなかったので
何か内輪の用語か何かなのかな、と思ったんです。
>49
どこにゲーム必勝ガイド出身って書いてあるの?
天誅すきだよな(;´Д`)
54 :
46 : 2001/01/06(土) 02:32 ID:???
55 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/06(土) 03:06 ID:KTvEYL7A
数少ない笑えるEVAサイトだったな〜
56 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/06(土) 04:45 ID:hr1Vvi5I
誰ぞ、会員限定だった「くろはた」見てた人いる?
超見たかったんだが内容知っちょる人、教えたってぇな。
頭のネジ落ちてるヒトだなって思ったよ
笑えるevaサイトなら、アスカの穴も懐かしい
かわいい絵とネタ、ま〜くの落書き部屋にはワラタ
設立当初から見てたが、今はどうしてるかな?
60 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/06(土) 15:35 ID:XiDvwE7g
「夏の扉」はEVAの同人小説の中でもまず間違いなく3本の指に入る
名作だと思うよ。
電波少女・・・
>60
「夏の扉」どういう内容ですか?
どこで売ってんの?
「夏の扉」じゃなくて「夏への扉」ね。
1999年から映画のエンディングまで延々とループするなかで
アスカがシンジを断罪するはなしですよ。
小説の夏への扉というかドグラマグラのほうに近い。
日刊アスカって「夏への扉」と「電波少女」が読めなくなっているけど復活してほしい。
64 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/12(金) 11:09 ID:q8JCT.Ck
もはや本田透はんにとってエヴァは消したい過去なのか。
電波少女は骨身削って描いたとか言ってただけあって、彼の最高傑作だと思うのに。
そーいや「くろはた」に電波少女の本編があったとかいう話で、それが知りたかったんよ。
65 :
髭田眼鏡 : 2001/01/12(金) 13:16 ID:Zx1Nrwvg
1999年1月1日をもって日アスは変わった・・・
そしてそれ以降ヒット数も減っていった。
エヴァ小説で面白かったのは、これだけだった。
万が一、エヴァ2でも出来ちゃった日には再開してくれ。
多分7年たったらZエヴァが作られるのでそれまでの珍棒です。
69 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/12(金) 17:00 ID:Z9ctrw8U
そーいや本人もZエヴァが始まったら再開するとか言ってたぞ。
思えばどいつこいつも当時のエヴァ論(小説、市販含む)はここのHPの
亜流な感じがしたなぁ・・・・・気のせいか?
71 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/12(金) 18:49 ID:V9USTnTc
>70
げえっ、ま、まだあったんかい!(ワラ
72 :
たまなし : 2001/01/12(金) 22:28 ID:lMcEnnuw
ここのおかげで楽しいエバンゲリオンライフが送れたなあ。
感謝感謝。くだらないオチ100選を見ながら、夏の映画を待って、
映画を繰り返し見ていたころが一番楽しかったな。
久々に日アス同人誌を読んだ。
濃くて良いね。半分以上ワケワカメだったけど。
デビルマン=エヴァには「うそだーうそだー」と言いつつ、妙に納得してたりして。
ここまで濃いファンサイトが出来れば庵野も作者冥利に尽きるってもんだろう。
(と言っても存在は知らねーだろうが)
74 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/13(土) 19:12 ID:NgD45Mcw
「電波少女」と「完結編A-VERSION」、リンク切れになってるね。
何処かで読めないかなあ。
75 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/14(日) 01:55 ID:8ZlUr0FM
電波少女持ってる。ただし、印刷したものだからアプできんけど。
まだパソコン持ってないときに大学のPCルームで印刷した。全編でA4数百枚になったよ。
それ以来、うちの大学のPCルームの印刷用紙が入ってる棚には鍵がかけられるようになった。
スマソ・・・、後輩。
76 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/14(日) 02:51 ID:8mWVH6z2
>>75 タイピングしたまえ。(無茶ゆーな)
俺もずっと探してるんだよなー・・・。
77 :
74 : 2001/01/14(日) 11:52 ID:UBPlKB1.
>電波少女
私も当時大学のPCから読んでたね。
さすがに全部プリントアウトはせんかったけど。
txtファイルに変換して(家のワープロで読み込めるように)
FDで持ち帰ったことがあるハズなんだけど、見あたらない・・・
ホント、何処かで手に入らんかなあ。
魚青で〜す。
H氏ね。
80 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/15(月) 01:01 ID:p./cq.oI
アスカちゃんを探せ,更新してたよ
agemasu
82 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/16(火) 17:01 ID:Sst50gLQ
同人誌、出来るもんなら回収したいとか言ってましたな。
しかし、その割には「アスカちゃんを探せ」とかやってるし。
まあ心血注いだエヴァなわけだし、そう簡単に捨てられんのはワカるが。
ていうか、電波少女もっかい見たいのう。
ヘイト系なの?
85 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/17(水) 07:23 ID:yBxBH0tg
ヘイト系の逆
ヘイト系の賛成の反対なのだ
しろはた、久し振りに見た。己の電波をネタとして昇華する、という芸風はそのままに、
昔よりネタが洗練されているように感じた。人は成長する、というヤツですか?
また巡回サイトになりそうだよ。
本田透は本田雄の親戚か何かですか?
89 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/19(金) 19:47 ID:Hn5NTzY2
>>87 まあ、なんていうか日アス時は好きな事やってても無理に読者に
付き合ってる感があったからなー。今はエヴァ(イタ系読者含む)から開放されて本当に自分の
好きなことだけやってるって気がする。本田トヲル。
91 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/20(土) 12:15 ID:0hOwq.ic
へぼレイはおもしろかったな〜。「あやや〜」って。
92 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/20(土) 13:54 ID:jESbfYpo
本田が2chにまったく触れないのは何故だろうか?
参加してるからだったりして。
94 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/20(土) 20:28 ID:beYM2r1A
その可能性は大いに有り得る。
それにしちゃあLAS/LRS対決スレがおとなしいな。
96 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/20(土) 21:24 ID:vcdBlcSw
みずからはまるのが分かってるから意識してこないんじゃない?
サイキック探偵団が好きな本田が2ch嫌いな訳無いじゃない。
97 :
たまなし : 2001/01/21(日) 01:06 ID:NcGhLYgE
じゃあ、93が本人ってことで。
じゃあ93を本人と仮定して聞いてみよう。
最近アスカちゃんを探せを更新してたけど、今後の予定は?
それと、質問スレのアスカさんがなんかしろはた系で
えらく面白いんだけどああいうのまたやんないっすか?
99 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/21(日) 03:30 ID:GPgbh6rA
じゃあ俺も。
むしろあのアスカがをやってるのは貴方ですか?
それだったらバトルロワイヤル見ているはずだから違うと思うな。
野球の方で綾波に関してもの凄くシュートな発言してるね。
絶対来てるね。間違いなく。
昔一瞬だけ掲示板がなかったですか。
スナフキンも書き込んだりしてて。
あ、それは「ああっ」の方か…。
103 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/22(月) 18:47 ID:gitVktOU
あったなぁ、掲示板。
でもいちいち本物の電波の相手をすんのに疲れたとか言ってたからな。
綾波発言も昔っからあんなことばっかり言ってたし。
2chに来てるとしてもエヴァ板にゃ来てへんやろ。もう
104 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/22(月) 23:56 ID:q2bBjGeQ
1997年4月、永野のりこMLですげこま-エヴァ小説ありと聞き来た。
偶然だか必然だか。
最初に見たエヴァ系ホームページ。考えてみりゃ二次著作ファン小説って
始めてだった気がする。おもしろく読み漁ったものだ。
未放映地域、なおかつビデオは途中で止まってるし主な情報源は
日刊アスカとその前に呼んだスキゾ・パラノエヴァ。
これらを見てると劇場版の巨大化も実写も首締め気持ち悪いも
さもありなん、いやむしろ思ったよりも物語になってるなと思った。
綾波好きなので他のホームページも探して見まくったが変なのや暗いの
好きなので今に至るまで見ている。
>>82 同人誌、通販で買った。ディスクの中の幾通りかの日刊アスカともども
ずっと持ってるとするか。
>>101 あいかわらずやなあ。そもネルフちゅうたらセクシートラウマ人間の集まり
・・・なるほどそれでみんな性格変えてるわけか。
105 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/23(火) 00:04 ID:2BA03f6o
日アス同人誌あぷきぼんぬ
馬さんて誰ですか。
110 :
93 : 2001/01/23(火) 03:39 ID:J5qdAUuQ
遅レスだが、ちげーっすよ。
111 :
hage : 2001/01/23(火) 17:27 ID:???
亜鉛飲みてー。
113 :
82 : 2001/01/24(水) 22:26 ID:???
>>104 俺も持っとるがな。通販で2000円。安かないが内容考えると高くもないな。
しかし、電波少女も入れて欲しかったなー。特別編かなんかで。まあ、あれ以上
重いの入れると、けだものシリーズ(軽い奴)で相殺できるバランスは保てんか。
あれが価値でるように本田透にはブレイクして欲しい・・・と思う、まあよっぽど
場が限定されるだろうが。本人もその場を探し求めてるみたいだし。
ドリキャス生産中止あげ
・・・・いいだろ、アスカだってセガサターンやってたじゃねえかよォッ。(鳴
115 :
>113 : 2001/01/26(金) 00:12 ID:b8tv3SDE
もう一度編集をやればええ
116 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/28(日) 00:00 ID:S1TVeRTI
age
お友達リンクとか言いながら「ああっ」の様子を対岸の火事の如く見ている時期が
あったね。
その後LAS絡みで、はしゃぎすぎを自粛して頭丸めていたような…。
本田さん嘆いてるよ。
119 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/29(月) 10:38 ID:3h5Kq2DA
>>118 嘆いてたね(笑。
ya.sakura.ne.jp/~otsukimi/index.html
1月27日更新:転載
「それにしても、未だに「日刊アスカの同人誌、再発しませんか?」とか
「電波少女もう公開しないんですか?」ってメールばっかりで、
「ぴよぴよはどうなったんですか! ムービーみせてください!」とか
「髭アカデミー、再興の話はございませんか!」とか「月見みほさんは
今どうしてるんでせうか?」なんていうメールはまったくございません
でして、しょせんわたしゃエヴァパロだけなんでせうか・・・」
120 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/29(月) 16:29 ID:eMcDw8iE
己の黄金期を悟っているな。本田透。
編集は無理だろー。ブラックネタしか書けんからなー。この人。おもろいけど。
まあ理想としては「エヴァ2公開!」、「ネットで権威だった本田さんに是非、解析本を!」
そしてちょっと名前が売れて、他にも野球本などの依頼が・・・・感じだろ。
っていうわけで「エヴァ2」始まるまで待ってもらわんと。
まあ上のは半分冗談で、漫画の原作とかあってると思うな。人の考えたネタを分解、
練りこねて極上のモンに仕上げるのは得意中の得意だろ。相当の知識もあるしな。
121 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/30(火) 01:51 ID:Z60BSMLI
ネットで有名になっても、それが社会的成功に繋がる場合と
そうならない場合があるけど、本田氏は今の所は
残念ながら後者になっちゃったね。エヴァ関係で本を
出す話が来てたらなー。
GON!とかのライターが一番向いてると思うんだがなー
ボクちゃんSFF結構好き。
123 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/30(火) 04:58 ID:gYyn9wn6
たしかにSFFはおもろいがエヴァと関係ないからおいといて、と。
何か「しろはた」とリンクしてる奴らだけ、デビューしちゃってってるんだよな。
あのレイプばっか書いてたカオルHPのトコとか。今、どーなってるんだ。一体。
本田透に本出させときゃー良かったのになー。彼も馬鹿ぢゃないので、
オブラートに包んでおいて(庵野発狂の原因等を除いて執筆すること)、評論するこたぁ十分、
可能だったハズなんだよな。
本田はんが日の目を見ない原因は「真実を描き過ぎる」ことだと思う。
エグイまでにな。多分、GON!とかに入ったとしても、周りの奴らが及びもつかない穿った電波論を
スッパ抜いて、読者にも敬遠されるのがオチだな。
まあ、ブレイクのコツは本田透の成長じゃなくて、読者の目がもうちょい肥えるまで気長に待つことかな。
>>122 我も野球ファンじゃないがSFF楽しく読んだ。
まっさきに読んだのは一時公開されてたヒッピー監督怪文書だが。
126 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/31(水) 03:12 ID:1yvWdCo2
飯の種にしてしまうと面白いモノが書けなく
なるタイプのような気もする。
127 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/31(水) 21:26 ID:WoKtu/1g
電波少女って、アスカが入院していて、シンジとレイが兄弟で、
カヲルアスカが兄弟で、最後には宗教団体がむにゃむにゃってやつだったっけ?
うちのパソコンにあるかなあ・・・。
128 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/01/31(水) 23:18 ID:wl6g/i06
うちにも半分くらいはあるんだけどな、電波少女。
NetRecorder3で保存してたはずなんだけど…。
>>127 後半部あります?
129 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/02(金) 14:02 ID:hmczXrYk
>128
後半って、どのあたりから?
一応全部あるみたい・・・。
130 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/02(金) 14:10 ID:GqL5GSH2
>何か「しろはた」とリンクしてる奴らだけ、デビューしちゃってってるんだよな。
>あのレイプばっか書いてたカオルHPのトコとか。今、どーなってるんだ。一体。
これってどこのHPでしょうか?
秘書そ◯このところ?
132 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/02(金) 19:32 ID:pgkoxEKc
秘書そ○こって、どこかでデビューしてたっけ?
133 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/02(金) 19:35 ID:URUpMtBU
あの、何年も更新がないところ?そ○こさんって。
134 :
イアイアハスタア : 2001/02/02(金) 19:57 ID:BkMG41E6
>>132 「私を月まで〜」シリーズを出版しないかとか言う正気か?って感じの出版社
が出てきたんだが、ガイナに却下されてあっさり終了。
という事件があったような無かったような。
135 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/02(金) 22:24 ID:lNhdvSuU
あーあったねー。出版話し。何、アレ中止になったん?ガイナ差し止め?
はっはっはっ、可哀相よのう。本人、相当、意気込んどったのに。
っていうかあれでダメなら本田透なんか確実にダメじゃん。(泣
伊藤剛みたいに庵野にしっぽ振らないと商業誌で書けないのはむかつきますな。
138 :
イアイアハスタア : 2001/02/03(土) 13:25 ID:0OMeEET.
ところで、未だにこの板に現れないってことはやはり本田透は2ch見てないのか。
139 :
hage : 2001/02/03(土) 13:39 ID:SmUCzLFw
書くとしても匿名で書くでしょ。
140 :
イアイアハスタア : 2001/02/03(土) 13:49 ID:0OMeEET.
いや、あの人っぽい文章が無いなあ、と。超特徴的でしょ、あの人のって。
141 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/03(土) 14:56 ID:gyF0MSgs
135が本人と見た!
142 :
127・129 : 2001/02/03(土) 16:30 ID:/ag7P14.
>137
当方初心者にて手段を得ず、不可なり。
他を当たられたし。
本田さーん
見てるなら、バトルロワイヤルのレビューきぼんぬ
144 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/04(日) 10:20 ID:/CaG.LuU
しかし秘書そ○ことは懐かしい名前だ。アス穴とかにも顔だしてたよなぁ。
カウンターが壊れまくって「ハッカーの仕業だ」とか騒いでたけど結局何だったんだろう。
>>143 どっかで軽く触れてたぞ。
ページを虱潰しに探せば見つかる筈だ。
145 :
143 : 2001/02/04(日) 11:31 ID:???
>>144 ありがとう。見つけたよ
コラムのページ。1月14日だね
でも、パンフが売り切れだったとか書いているなぁ
このノリっでは、ちゃんとしたレビューはビデオ化まで先かも
146 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/04(日) 13:27 ID:LIU2OrVc
本田さんの文章でオレは癒されたことあったり。
147 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/04(日) 15:39 ID:G5rUMg/s
「フルーツ・バスケット」高屋奈月/白泉社
って少女漫画の主人公の女の子の名前が
同姓同名で「本田透」って言うんだけど、何か関係あるんでしょうか?
148 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/04(日) 18:09 ID:rC0EwQeU
>147
その話題、少女漫画板では禁忌になってるよ。
どうやら高屋女史がファンで、主人公の名前に本田氏を、
主人公の性格をへぼレイにしたというのが真相らしいけど(でも
へぼレイってあんなのか〜?)それをぱくりというイタイ信者が出現。
一時期フルバスレは荒廃の極みにあった。
149 :
たまなし : 2001/02/04(日) 19:13 ID:zhtL1yMo
なんですと〜。
「フルーツバスケット」読まねば。
当該スレ教えてくださるとありがたいナリ。
150 :
147 : 2001/02/04(日) 20:52 ID:63E/7EKI
151 :
エヴァ2始動 : 2001/02/04(日) 22:20 ID:DayFR.MA
152 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/05(月) 10:04 ID:n3rBbmd.
>149
当該スレ・・・たしか10個ぐらいあったから・・・。
少女漫画板に行って「フルーツバスケット」か「フルバ」で検索してみて。
半年ぐらいは前のものだよ。
つうか、そんな嘘の様なまことの話があるのか・・・
確かに読んだ時、頭に浮かんだけどさ・・・
誰か本田透に教えてやれよ(藁
昔、ネタにしてたよね。
ブーちゃんのオッサンと聞いて萎えた。
以前は萌えていたのかい?
157 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/05(月) 19:54 ID:ZMuYmKPg
>>154 ネタにしてたってのは、
日アスの本田氏はフルーツバスケットの事知ってるの?
158 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/05(月) 20:30 ID:V46d92.I
チクリメールがとどいてて、本田氏自身が少しそのことに触れてたよ
160 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/05(月) 22:09 ID:NOvfwK8M
161 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/06(火) 20:57 ID:jE.i0Lh.
「やっぱり私はエヴァだけなんでしょうかねえ」とか嘆いてるけど、
私は野球ネタや筋少とか尾崎豊とかのネタも好きだったがなあ。
最近の格闘技ネタはちょっと萎えたが・・・
(確かにバキは面白いけどね。)
どっちかというと、エヴァから離れられてないのは読者の嗜好より
本田氏の頭の中のような気がする。
162 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/06(火) 22:03 ID:iNvDH6S6
昔、顔写真出てたよ。本田透。
色白で痩せてて、カッコイイ宅八郎みたいな感じだったぞ。
あれなら女にモテるだろうと思っってたんだがなー。早大卒だし。
数年前に出た野球サイト本の写真ではすでに丸くなってましたが。
164 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/07(水) 01:02 ID:5cMbmRHE
>162
大学卒業時点でもうすでにデブ化の兆しが
あったそうな。当時を知る関係者によると
165 :
>159 : 2001/02/07(水) 14:27 ID:VFyA48Sk
そのurlに書いてたオフ会に出てくる本田透偽者説 もしかして本当かも……
某オフ会で一度会った事があるんですが、エヴァSS系何も知らないようで首を傾げてると、
”他人の作品は読まないから”と言って逃げておりました。
フルーツバスケット一気買いしました……最初は女性名が透ってのに違和感ありましたが
読んでる内に気にならなくなって来ました。
しかし、へぼレイは元を正せば隠しの高島氏の作が走りですからねぇ……
あやや とかも氏の作が初出だったと記憶しております。
166 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/07(水) 16:36 ID:uuDHT.xQ
ふえー会ったことあるんだ、スゲー。どんな人だった?偽物かも知れんが。(笑
確か、実家が床屋さんだったんだっけな、この人。
そーいや、バキの謎本は確かに劣悪だったぞ。たしかソイツはギャルゲーの本も
出していたがクソ同然だった。(何せキャラの名前も満足にわかっていなかった。)
あーあ、バキ本出してくんねーかな。本田トヲル。板垣ならアンノと違って、
人の描いたモンにゴチャゴチャと文句や苦情つけそうにもねーしな。
167 :
>166 : 2001/02/07(水) 18:14 ID:VFyA48Sk
昔の事なので、今はどうか知りませんが、痩せてはいなかったです。
いかにも濃そうな感じで。
けど、あまりアスカについて語ったりはしませんでした。
猫をかぶってたか、偽者かどちらかでしょう。(藁)
本田透って大学和光じゃないのー?
師匠の岸田秀って言うからてっきり和光だと思ってたよ。
その昔早稲田でも教えてたのかな?
169 :
たまなし : 2001/02/07(水) 20:42 ID:???
師匠と言っても心の師匠なんでしょう。
あんまり関係ないですが、
橋本治の「桃尻娘」の主人公も高校時代
「ものぐさ精神分析」をよんで早稲田の一文に行きますし.
170 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/07(水) 21:25 ID:ftdLOMhA
純と純Rは面白かったな…
171 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/08(木) 01:31 ID:oDcPTisM
あーおもろかったなー、純。投稿モノで唯一、読めるシロモノだったな。
なんか作者が飽きちゃって、未完になっちゃってるんだっけ。惜しいな。
猪木暗黒神話暴走しとるな。
173 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/08(木) 11:18 ID:VaFxHQCU
ハマると先が見えなくなるのが本田というものよ。
大体この人が標的にしたモノは破滅して幻滅、という筋を辿るのだが、
猪木はすでに破綻しているところがミソ。当分、飽きんでしょう。コリャ。
174 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/08(木) 20:55 ID:YK1sg/SE
電波少女もう一度読みたいなぁ…
>>174 持ってる人はいるみたいだから、どこかにアップローダーを
用意して頼んでみてはどうか。
夏への扉も読みたいのです。
177 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/08(木) 23:03 ID:YK1sg/SE
178 :
イアイアハスタア@黄金の夜明け団 : 2001/02/08(木) 23:32 ID:ZtzLJgus
夏への扉は俺も持っとるがアプの仕方、実は知らないのだ。
179 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/08(木) 23:55 ID:LH9zDM6Q
電波少女
初期の頃のは、同級生2をかなりパロってて笑えた。
180 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/09(金) 00:26 ID:1UhTsN/6
まあ笑えた部分があったのは初期の頃だけだったけどな・・・。
181 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/09(金) 00:35 ID:YuIASwsY
後半あんな痛い展開になるとは思わんかったな。
あのレイの目が実は・・・
って話が出てきた回は読んでてびびったぞ。
182 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/09(金) 00:50 ID:IUgvmFrg
俺は後半が好きなんだが
電波少女は初めて呼んだ時すげぇなぁと思った。
普通に面白かった。
184 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/09(金) 20:36 ID:yU.Q4z8c
電波少女でさー、シンジと綾波が、ゲンドウに無理矢理セクースさせられる話って無かったっけ?
気のせいだっけな。いや、確かにあったような気がするんだが。
とりあえずこれが読みたくて、日アスに通ってたみたいな時期があったもんよ。
めっちゃワラタ。
猪木〜(藁
187 :
たまなし : 2001/02/10(土) 09:42 ID:06Bv1OIw
フルーツバスケットを読んだのであげてみる。
本当に主人公って本田透って名前なんだ・・・。絶句。
まあ、名前が「へぼレイ」で性格が本田透よりは良いか・・・。
188 :
殺す気 : 2001/02/10(土) 11:58 ID:???
夏への扉が読みたいナリよ
189 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/10(土) 21:40 ID:36lNnnps
>184
あったつーか、けっこうサラっと回想で流されるだけ。
191 :
名無しさんお腹いっぱい : 2001/02/11(日) 15:58 ID:FePVfibQ
妄想王が初めてほんとの妄想狂に出会って敗北を認めるかもな
本田氏がアフターエヴァとして、癒しの方向性としての「ONE」「KANON」
「AIR」、暴力の方向性としての「バトル・ロワイアル」とまとめあげているのは
さすがだと思った。
つうかおりも長男死亡の記事を見たときにあれを思い浮かんでしまった・・・
本当に庵野より猪木のほうが面白いね。
と言うか板垣のこと書かせたら、本田透が日本一ではないかと思うぞ。
エヴァじゃないので下げ。
194 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/11(日) 21:22 ID:a7ndv4/M
本田透って仕事してるの?(w
何の仕事だか分からないがしてるみたい。仕事先が
埼玉だから、わざわざ関西圏から埼玉の片田舎に引っ越して
来たみたいな事書いてたし
最近の格闘ネタ…
最近のシュート活字を含めた格闘マスコミに躍らされるにわかファン的な意見、
見方、文章群なのだが、それがマジなのか狙ってるのか判断しづらいところが
実に面白いと思う。
しかし板垣本のレビューを比べて見る限りでは吉田豪の方がやっぱ面白いわ、
このジャンルだと。
197 :
196 : 2001/02/12(月) 06:26 ID:???
すまねえ、前言撤回。
むちゃくちゃ濃いし面白えわ、今回の猪木暗黒神話。爆笑。
にわかファン的なんて言ってスマソ
198 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/12(月) 08:42 ID:ejfd9e/U
電波少女持っています。でもアップの仕方を知りません。
199 :
おろろん : 2001/02/12(月) 12:00 ID:???
「週アス」とか書いてあると、「日アス」の事では
ないかと一瞬ドキッとしてしまう今日この頃。
「臭アス」がどうしたって?
201 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/13(火) 06:35 ID:cbPLMtY6
>>198 あぷろだ使えば楽にできますよ。
gooとかgoogleで「あぷろだ」て検索すれば出てくる。
ていうか読みたい。ハァハァ
203 :
イアイアハスタア : 2001/02/14(水) 22:50 ID:1.ThQTx2
>>202 ハァハァな人は「電波少女」も「夏への扉」も見ない方がいいと思うが・・・。
204 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/14(水) 23:08 ID:4E5LumpY
うおおおおお、痛ええええええ!!、な感じになること受け合いですな。
電波少女と夏への扉。
205 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/14(水) 23:13 ID:4E5LumpY
>189
いや、あったよ、克明に。会員限定みたいなページで
裏電波少女みたいなんがあったのさ。実は。ふっふっふっ。
とりあえず、もう一度読みたいなぁ…
207 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/14(水) 23:37 ID:Rg/s6oms
一度くろはたが読みたかった。どんなのがあったんですか?
久しぶりに日アス同人誌版を読み返したよ。
これ200ページ以上あるんだよな。
209 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/15(木) 08:50 ID:sdHNX3yc
ナッハッハッハッー。
この笑い方にインテリジェンスを感じました。
211 :
名無しさん : 2001/02/17(土) 19:31 ID:wvzsFC4M
大好きだよ、本田さん。地球が滅びるまでこのスレ上げ続けよう(笑
でも本田さんって早大出てるのか。それなのにあのキビしい生活振りは一体? まぁ
ネタかもしらんけど。
212 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/18(日) 01:52 ID:KjC0yvx6
東大早大出たって厳しい生活してる奴はいくらでもいるよ。特に物書きはね。
(でも本田氏って理系って話を聞いたこともあるが)
213 :
名無しさん : 2001/02/18(日) 02:42 ID:cCLT2AYc
↑こんなとこでなにをエヴァっているのやら(くだらないシャレ)
214 :
名無しさん : 2001/02/18(日) 02:48 ID:cCLT2AYc
>>212 本田さん理系じゃないよ。
理科系知識に基づくネタが一つとしてないじゃん。
自分でさんざん「典型的ヘタレ文系おたく」って言ってるし。
日刊アスカをみてエヴァにはまり込まずにすんだ、って人いません?
本田透のHPのおかげでエヴァを客観的に見れたかな、と自分では思ってるんですけど。
ただ、いまから冷静に考えると、日アスも電波ピリピリで、
「毒を持って毒を制す」だったかなという感じですが。
216 :
名無氏ん : 2001/02/19(月) 21:52 ID:???
日アス見てた時点でエヴァにはまってたと思うぞ。
でも確かにいち早く庵野のヤバさに気付いて、それをネタにしてたからなぁ。
「ああ、このアニメはやばいんだ。」と悟らされた感はなきにしもあらずだったな。
でも一番伝わってきたのは「俺はこのアニメを下らなくして欲しくないんだ。
だから茶化してるんだ。頼むから期待を裏切らないでくれ。」って管理人の声だったかな。
217 :
たまなし : 2001/02/20(火) 22:12 ID:lruLjzVM
日刊アスカを知らなければ、
エバにははまらなかったかも。
フルバが休載されたときの少女漫画版のスレは酷かったなぁ。
何でマンガ描いているだけなのに腕を怪我するのンじゃゴラァ!!
ただのゲームのやりすぎだろが、ゴラァ!
等々。
腱鞘炎という怪我をしらんのかなぁと思った。
女って怖いね。
同人板の女はより怖いぞ。
>>217 羨ましいな。ネット環境手に入れたの結構最近何だよな、俺。
あー放送当時ネット出来てたら面白かっただろうになぁ(涙
222 :
マジな話 : 2001/02/21(水) 02:33 ID:aQxTxMts
夏への扉のおかげでエヴァの呪縛から逃れることが出来た。
ほんとうにこの人には感謝しています。
>>219 >腱鞘炎という怪我をしらんのかなぁと思った。
だから、本当にただのゲームのやりすぎの腱鞘炎なんだっつーの。
本業の漫画描かずにゲームばっかやってるんだよ、作者は。
コミックスの柱に書いてあったんだよ・・・・
>>223 へぇ、そうなの。
俺漫画喫茶で速読で読んだからコミックスの柱まで見てなかったよ。
でも、ゲームったってたかが知れてるしなぁ。スケジュールでも書いてあったの?
私どれぐらいやってたんです!って。萩原みたいに。
それだったら同情はあまりできんが。
ただ、すげーヒステリックに思えたんだよね。
ま、感じただけで俺も何も調べちゃいないから無責任なんだけどさ。
225 :
名無氏ん : 2001/02/21(水) 12:10 ID:???
野球ページはおもろいことはおもろいんだが、
たまに面倒臭くなって読み飛ばしてしまうことはありませんか?
226 :
名無しさん : 2001/02/21(水) 23:36 ID:58WStyNQ
>225
わたし野球にカケラすら興味無いんでまーったく読んでません。
格闘技系もキツい。
ホンダさんも自分で始めちゃいますかねぇ>カラダ動かす系
227 :
たまなし : 2001/02/22(木) 01:12 ID:MmFxR.xY
>>221 正確に言うと当該ページを見たのは春の映画の直前。
本放送は見てないんですわ。
>>225 野球ページはまとめて一気読みが多いです。
暗黒神話は最近まとめて読みました。
「ウインドミル」はマンガとしてあんまり面白くなかったな。
少女野球ものといえば、氏としては「鉄腕ガール」はどうなんだろ。
私が見落としているんだろうけど。
228 :
名無氏ん : 2001/02/22(木) 23:06 ID:???
やはり野球にそれ相応に詳しく、っていうか興味なきゃキツいわな。野球ページ。
あーあ、SFF、そろそろ復活してくんないかなー。あの監督けっこう好きなのよ。
髭田眼鏡はあんましだけどね。外見濃すぎるし。
今は、ベクトルが格闘技に向いちゃってるから無理っぽいかな。
なんなら格闘技モノ描いてくれないかなぁ。ようするに本田はんの小説が読みたいって事なんだけどね。
229 :
名無しさん : 2001/02/23(金) 06:57 ID:nAM4UVHc
髭田眼鏡「(眼鏡っコを犯しながら)ワシが詐欺師なら、オマエは偽善者ぢゃッ!!」
230 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/23(金) 22:07 ID:qoeYixT.
懐かしいなあ。日刊アスカ。ここを見た後では他のエヴァサイトなど
薄すぎて見る気にもならなかった。本田氏って文章の技法には優れていない
けど、ギャグセンスと分析術は超一流だもんなあ。ああ、同人誌版欲しい・・・
初めて同人誌を買おうと思ったよ。
同人誌の「試験に出ないエヴァ用語」のエヴァの元ネタ作品おちょくりが面白かった。
「世界の中心で愛を叫んだけもの」とか「ベルリン天使の詩」とかレインとかを持ち上げて
一緒にエヴァもほめる論客が他の批評本では多かったので新鮮だったよ。
232 :
名無氏ん : 2001/02/26(月) 20:40 ID:???
ちゃんと元ネタに深い知識があったうえで批評してからなぁ。
他の同人誌みたいに「あそこはあの場面を使ってるんだ」だけで終わらなかった。
それでいて、それをひけらかしてる風でも無いのが、本田氏の良いところよね。
ただ多少、知らない読者は置いてってまえー、みたいな感はあるけど。
>231
読みたい・・・
234 :
名無氏ん : 2001/02/27(火) 01:37 ID:???
>233
本田氏いわく、たまにヤフオクで出展されるらしいぞ。しかも格安で。
235 :
名無しさん : 2001/02/27(火) 04:05 ID:O7aVA/wU
>>232 >>知らない読者は置いてってまえー
いいじゃん別に。同人誌なんだから。
ゲーム必勝ガイドを引っ張り出してきた。
・・・キッシィさんなんでしょ?
芸風変わってないね。
237 :
236 : 2001/02/27(火) 16:45 ID:???
キッシィじゃなくてキッチィだったね。
やの順さんはお星さまになりました。
238 :
名無氏 : 2001/02/28(水) 13:37 ID:AEhPmahw
ああ、ゲーム必勝ガイド見たいねぇ。どんな内容?
パピポかパペポだか忘れたが、エロ漫画誌巻末で野球について熱く語ってなぁ・・・。
あれはマズイと思った。完全に「知らない読者は置いてってまえー 」になってたからね。
エロゲについても多少語っていたが、髭眼鏡スタイルでの口調だったため、
慣れない読者はついてこれなかっただろう。個人的には面白すぎたが。
・・・・・こいうのって、とっといたらそのうち価値でるかなぁ。
本田がデブヲタとわかった瞬間、目が覚めた・・・・・
240 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/28(水) 14:58 ID:Al6Mbef.
Why?
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
ミ / / ⌒ ⌒ | ブーン♪
ミ | | 【゜ ) (。】 |
(6 つ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| _____) < しろはたファンのみなさん、目を覚ましてください!
∩ \ \WWW__∩\_________
|  ̄ ̄\  ̄ ̄/ |
 ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ ̄ ̄ |  ̄
242 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/02/28(水) 22:37 ID:42W7UyHU
ゲーム必勝ガイド。自分は大好きだったが、
こんな誌面じゃ売れないだろうな…と思ってたら
あっという間に休刊したね。巻頭のカラーで
攻略じゃなくておふざけやってんだもんなー。
趣味走りすぎ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
ミ / / ⌒ ⌒ | ブーン♪
ミ | | 【゜ ) (。】 |
(6 つ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| _____) < 案の定タイソンX小川戦なんて大嘘!
∩ \ \WWW__∩\_________
|  ̄ ̄\  ̄ ̄/ |
 ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ ̄ ̄ |  ̄
244 :
名無しさんお腹いっぱい : 2001/03/01(木) 00:32 ID:Fk7BOdFU
たしかにこの頃のケミカルジャンキーぶりは、読者の私から
言わせれば「目覚ましてくださ〜い」って言いたくなる。又
本田さんってああいうビタミン剤とか、はまりやすそうだもん
自分でも分かってるのに、そのはまりにぶりに人間って考えて
より複雑なんだなって思う
245 :
名無し : 2001/03/01(木) 02:31 ID:???
>>227 「鉄腕ガール」については「女子野球っつー萌え萌えのシュチュエーションなのに
なんで主人公の顔がバガボンドなのよー」って叫んでたよ。
246 :
たまなし : 2001/03/01(木) 02:49 ID:njuiBV9Y
247 :
名無氏 : 2001/03/01(木) 09:56 ID:8gANL9DA
猪木に20万円って・・・本気かいな。本田はん。
248 :
康治くん : 2001/03/02(金) 11:59 ID:???
本田って人、実は在日系やくざと関わりあり、ですね。
そうでなければ書けないことがHPのそこここに書いてありますので
間違いないですね。
ま、普通の人は気づかないでしょうし、例えそうだとしてもどうでも
いいことでしょうけれど。
ゲーム必勝ガイドは在日系がやってたからね。
>>248 文章の組み立てが恣意性マンマンだne!
ま、どうでもいいけど。
251 :
名無しさん : 2001/03/02(金) 17:30 ID:gn738vFw
あああ。そーゆーことを言うクズがこんな板にまで(ハアァ
252 :
康治くん : 2001/03/03(土) 19:30 ID:???
>>251 というか、プロレスとか空手とかギャーギャー言ってる時点でそれっぽ
いだろ?プロレス、空手が在日系というのは周知。
(・∀・)252ハ ホンモノ デシタ!! トリアツカイ チュウイ!
斎藤貴男の「梶原一騎伝」(新潮文庫)出版記念あげ。
>くろはた
裏電波少女みたいな小説が8本くらいあった記憶が…
それと本編のを明るくエロく書いた小説とか。こっちは
タイトルが「瞬間、体、重ねて」「精子出した闇の中で」とか
本編のもじりとなっていました。
裏電波の方は、シリアスで暗く、アスカが大変な目にあっ
てました。どちらも、裏で一時公開するにはレベルの高い
内容に思えました。
ところで、同人誌おまけルームにはどうやって入ればいい
のでしょう? やっぱり、絶対に本買っていないと入れない
のかなー
258 :
>257 : 2001/03/06(火) 04:10 ID:zpLW94TY
うわーありがとう!
くろはた、三ヶ月くらいで消えてしまいました。
本田さんのエロCG(パイずりするアスカとか/汗)もあり、意欲的な
内容でした。
あーログとって置けば良かった…
普通の電波少女のログはあるんですが。
259 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/07(水) 04:45 ID:kAKJh1Ow
うお!くろはた知ってる人がいる!
裏電波のスジを大ざっぱでもいいから教えてくれるととても助かります。
260 :
>259 : 2001/03/07(水) 05:20 ID:???
分かりました。
まとめた上で後で書き込みに来ます。
自分だけの思い出にとどめるのにはあまりに惜しいです…
261 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/07(水) 07:47 ID:Q2hVDEcU
「裏電波少女」ですが、思い出してみましたがあまりというかほとんど覚えて
いませんでした(汗)
忘れている部分があるので、ストーリー的にかなり間違っていると思いますが
どうぞ許しを。
---
父親に冷たくされるアスカ。同じ兄弟としてカヲルは不憫に思いつつも独善的
な父親に逆らえない。
ある日のアスカの態度を、不審に思ったカヲルは、夜にとんでもない光景を見
てしまう。父親に背徳の行為を強いられるその姿を。鞭で打たれ拘束されるア
スカ。
見ていることに気づかれしまい、カヲルも仲間に入る事を強制させられる。
(アスカとカヲルのシーンがあったような気がします。うろ覚え…)
色々あって最後にはカヲルかアスカが父親を殺していたような感じで終わって
いたと思います。
書いてみるとそれだけの内容か、という感じですが、実際にはもっと重厚で素
晴らしい内容です。電波少女本編でぼかされ暗喩されていた事が、はっきりと
書かれていました。
だいたい6.7話位あったような。記憶違いで間違った内容を書いていたらすいま
せん。他にご存知の方、ぜひ補完よろしくお願いします。
他には「けだもの姫(ノーカット版)」「裏エヴァ」(ちゃんとしたタイトル
忘れました)などがありました。
当時、入口は偶然発見しました。とある作品にありました(今は消えています)
263 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/08(木) 03:14 ID:izWXW9hk
>>262 そーです。カットされてたところが補完されてました
264 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/08(木) 03:18 ID:izWXW9hk
本田氏とアスカの穴とのトラブルの詳細きぼんぬ
大したこっちゃ無い>トラブル
「日アス」の読者投稿コーナーに居た教祖kouさんが「アスカ様」に向かって
エロネタばっかり言うんで、最後は破門(出入り禁止)を申し渡されたってだけ
96年の年末ぐらいの話かな? さすがにもう細かい所は覚えていないけど
266 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/08(木) 05:07 ID:SMext7xY
>出入り禁止
ああ、そういうことなのか。ありがとうございました。
なんか恨みつらみが凄かったので、何事かと思ってました…<教祖kou
思い出した。
エロネタもだけど、確かネタパクリ(っていうほどでもないが)
が本田氏のお怒りを買ったのでは?
<へっぽこアスカ云々で
「日本一アレな教祖kouよりアスカ様への手紙」って思いっきり
日刊のそのままだし。(これは267さんのへぽ通にも書いてあり
ますね)
前に本田氏が日アスの会員制掲示板でこのことにふれてた気が…
アス穴との確執なんてのは、周りへの影響で言ったら微々たるもんだよね?
それより大問題に発展したLAS革命の件の方が詳しい所を知りたいんだけど。
「革命LAS思想」の宣言文って今でもどこかで読めますっけ?
270 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/08(木) 11:24 ID:Y8HZMMiE
>LAS革命
あのーもしかして、書評レビューで揉めて消えてしまったアレ?
この前検索したら、経緯を書いたページが出てきて超驚いたよ
確かにアス穴とのことは微々たる物ですね
>> 270
それに関しては「なにもない」とT.OKA
のページしか知らないけど、他にあるの?
272 :
259 : 2001/03/08(木) 13:50 ID:hnOGs1MQ
>>260 ああ、なるほど、親父を殺した話しを載ってたワケですね。>電波
これを読まなきゃ電波少女の核たる部分が見えんとか本田さんが言ってたんで
メチャクチャ気になってました。遅ればせながら、礼を申します。
アリガト・・・・アリガトォォォォー!!!(泣)
LASにまつわるetc. 投稿者:けんけんZ 投稿日:01月29日(土)04時44分20秒
はじめましてm(_ _)mけんけんZと申します。
用語辞典という試み、大変面白そうだと思いました。
とりあえず読んでみて、LASという項目に関連して色々と懐かしく思い出
した事が有りましたので、つらつらとまとめてみたいと思います。
記憶や解釈に間違いが有ればご指摘下さいm(_ _)m
「LAS」その発生と沿革と拡散
かくしEVAの高嶋さんとその周辺で盛り上がった「最初の「LAS」」は
「らぶらぶアスカ推進委員会」の略称としての「LAS」だったと思います。
この場合LASの定義は文字通り「らぶらぶなアスカ」であって、シンジは
関係無かったはず(^^;
つまり、アスカの片思いだったりシンジが朴念仁だったりしても、らぶらぶ
なアスカが可愛ければOKという・・・ある意味今より間口の広い「LAS」
だったように思います。
次に「LAS」なる言葉が大きく使われたのは、「秘密結社LAS」におい
ての「LAS」ではないでしょうか。
時期的には「らぶらぶアスカ推進委員会」より後ですが、二つのムーブメン
トに人的・思想的なつながりは無かったと記憶しております。
こちらは日刊アスカの本田さんや結社の山本さんの定義により
「Love Asuka Shinji」であるとはっきり謳われました。
その後の「LAS」にまつわる盛り上がりとしては、結社の下部組織である
「LAS小説レビュー」があります。
これはアスカとシンジがラブラブな小説を広く紹介しよう、と言う活動で、
LASと言う言葉がSS・FFの分類として当たり前に使われるようになっ
たのもちょうどこの頃のような気がします。
さて、ここまでは特に問題が無いんですが、その後に「結社の理念」と言う
のが厳格になっていき、「革命LAS思想」を打ち出して「甘LAS」との
決別を発表するに至って、LAS小説レビュー掲示板あたりで火を噴くよう
なゴタゴタが起きたって歴史があったりなかったり(^^;
本来LAS小説レビューに取り上げられたからと言って、結社の言うLAS
のつもりで書いてるわけでは無いのだから、後から定義を持ち出されても困
るってな話しですね。
元々結社以前に高嶋さんたちが「LAS」って言葉を使っていた事もあって、
このへんは収拾が付かなくなりました。
#革命LASとは、EOEの毒に当てられたエヴァファンに、EOEまで取
り込んだ上での「Love Asuka Shinji」を提示しなきゃ
イカンじゃないか、的な思想で、ある意味イタモノ成分が含まれる為に物
議を醸しました。
結局、結社は革命思想をLASの定義にあてはめると言う声明を取り下げ、
LASという言葉は使いたい人が使いたいように使えばいいですと頭を下げ
て収まりました<レビューは潰れましたが(^^;
まあ、「LAS」って言葉の定義、と聞いて思い出したのはそんなあたりの
事です(^^;
注:この辺の話しを用語辞典に納めるとかって言わないで下さいね(^^;
それと、おいらの名前で「協力者」に載るのも恐いので勘弁して下さい(笑)
結社が「甘LAS」をLASから切り離そうとした動機は恐らく「アス穴」
にあったのではないかと思われますが、そこに踏み込むとアス穴と日アスの
歴史を紐解かなければなりません(-_-;)
#乗りかかった船ですので長くなりますが続けます(笑)
日刊アスカを“出入り禁止”になった教祖kouさんの「アスカの穴」は、
「アスカ様の下僕」を名乗る一般のアスカファンとは違った立場でアスカと
言うキャラクターを取り上げようという活動で、「アスカ様をオカズにする」
を合い言葉に18禁を積極的に(って言うかほとんどそれ(笑))取り上げてい
く姿勢がウケて、一時はアンチ日アスの総本山的扱いを受けたサイトです。
#kouさん出入り禁止の経緯は面倒なので省略(爆)
LASにまつわるetc.の2 投稿者:けんけんZ 投稿日:01月29日(土)04時43分03秒
上からの続きになります
んが、当初の「アスカ様をオカズにする」の掛け声は続きますが、結局アス
穴も18禁の「甘LAS」、すなわちシンジとアスカが相思相愛な物語へと
傾注していき、18禁LASと言えば「アス穴」な状況になります。
そこに至って結社側(つまり日アス周辺)が甘LASと自分達のLASが同じ
言葉で表現されては困ると判断したとしても不思議では有りません。
そして、ついに引き金を引いたのは他ならぬLAS小説レビュー(笑)
#レビュー編集部と結社のメンツは、実はほとんど重なりません。
LASの定義が「Love Asuka Shinji」である以上、18
禁でも面白ければ載せると言う方針で、アス穴掲載作品とニチアス掲載作品
が並んで紹介されるページでありましたが、立場としては結社の下にあるっ
て事になってたのです。
LAS小説レビューがあちこちで話題になって、カウンターもえらい勢いで
まわり出してから、レビュー編集部とは関係なく結社本体が突然発表した声
明が先の「革命LAS思想」でした。
その頃には取り上げた作品やその関係者の数も膨大でしたし、レビューの掲
示板は非常に注目度が高かった。そこで、LASの定義を押し付けられては
困る、とまっとうな「物言い」が付いたんですが、その後は収拾が付かない
方向へ。
結社が宣言文を取り下げる頃にはレビューは存続できない状況になっていた
のです。詰まる所、日アスとアス穴の間でどっちも贔屓しないで独立して紹
介していこうというレビュー編集部の高い志が招いた事態と言えなくも無い(^^;
その後は前述の通り「使いたきゃ使いたいように使って」てなわけで自然と
「ラブラブ アスカ×シンジ」と解釈されて今に至っている、と思います。
ですから今では「LAS」という言葉に暗黙の内に「らぶらぶ」「相思相愛」
成分が期待されるようになりましたが、EOEを内に含みイタイ展開経由で
相思相愛になっても、それは「EOE補完モノ」と呼ばれて「LAS」とは
呼ばれなくなったように思います。
つまり、現状「LASが好き」「LASが読みたい」と表明する読者が期待
する「LAS」は、かつて結社が「甘LAS」と切って捨てようとした部分
そのものが「本流」となった感が有ります。
上に書いたような事情に関係する諸氏も今ではたいがいエヴァから足を洗っ
ておりますが、昔そんな事が有ったんだ〜と記憶の何処かに止めて頂ければ
幸いです。
#ア○ムのCMみたいだな(^^;
「そういう時代を、俺達は生きた」(爆)
ツッコミや訂正があれば宜しくお願い致します。
#事象は一つでも解釈は立場によってそれぞれですし。
上記の件も、レビューに取り上げられてて結社の定義に驚いた人からは別
の話しに聞こえるでしょうし、結社の活動をやってた人にもまた別の話し
に聞こえてしまうでしょうから(^^;
揉めたって事は、どういう見方を取るかって事で後からでもやっぱり揉め
るって事なんですよね。
誰か年表作ってくれないかなあって声は上がるけど誰も作りたがらないしね(滝汗)
何が言いたいのか良く分からなくなってしまいましたが、結論としては、
「言葉の定義は難しいですね」ってなアタリでお茶を濁したいと思います(笑)
それでわ、危険な香りがするので二度と来ないかもですが(^_^;)/~
#この書き込みが原因で揉めるような事は無いと思いますが、
ヤバそうなら消しちゃってOKです>管理人様
引き続き「宣言文」のほうをご存知の方、フォローアップよろしくです
下僕連合の山本さんのページで見たかな>革命宣言
なんて名前のページだったか思い出せん
下僕系のページは何処も閉じちゃっててリンク辿れないし
今でもどこかで読めるの?
言ってる事はマトモだった覚えが有るんだけど・・・なんであんなに揉めたんだっけ?(藁
278 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/08(木) 15:56 ID:RPDNhuhM
なんだ、式日レビューか・・・
宣言文かと思って色めき立ってしまった(恥
皆さ〜んッ!いいですかー!!行くぞー!
1、2、3、ダァァァーーーー!
なんだかんだ言って、読んじゃうんだな。
バカバカしいとか陰謀論とか言いながらさ>猪木
文“芸”人だね。
正しかったり高尚だったりする必要の無い文章も有る。
商売にはなりにくいんだろうなあ、と思うけど、続けて欲しい芸風だな>本田さん
秘密結社LASの意思表明
----------------------------------
もともと、LASは「ラブラブ・アスカ・推進委員会」であり、
この言葉はひろさん、高嶋さんらに作成されたものだそうです。
結果的に我々が意味を取り違えこの様な事態になったことにたいしては
深い謝辞を申し上げます。
しかし、当結社でのLASはあくまでも、「Love Asuka Shinji」であり、
一方的にアスカがシンジを愛するというものではありません。
我々の理想として掲げたのは、アスカとシンジの相思相愛であり、
絶対に一方的なものでは無く、それには当然過去からの流れが含まれます。
TV版EVANGELIONより、始まり DEATH AND REBIRTH , Air ~まごころを君に と
続いてきたアスカとシンジの関係・・これらを無視すると言うことは、
真のLASとは言えないでしょう。
そして、以前の関係を無視した場合、それはすでにオリジナルのキャラクターを
用いても成立するストーリーとなってしまいます。
アスカが花子、シンジが太郎でも成立してしまう物は我々の理想ではありません。
以上の理由により我々秘密結社LASでは、より深いLAS道を追求すべくLASの定義を、
LOVE ASUKA SHINJI
とします。
御理解のほどをお願いします。
秘密結社LAS一同
---------------------------------------
ひょっとしてこのスレ、プロ野球が開幕するとどんどん上がるの?(藁
286 :
270 : 2001/03/09(金) 04:47 ID:eRG6py/I
>271
ごめん。検索でエヴァ小説探している時に偶然行き着いたので
どこかは忘れてしまいました。
(そこは他にも子猫での揉め事云々とありました)子猫ってどこかの
サイトの名前だと思うのですが…
書評レヴューの方は確か「鋼鉄のガールフレンドをMacでも」運動も
されていましたよね。いまはどうされているのでしょう…
288 :
270 : 2001/03/09(金) 05:01 ID:eRG6py/I
>287
あ!!まさにこれです。ご指摘おそれいります
これ読んだとき、詳しいなあ!と驚きました
289 :
たまなし : 2001/03/09(金) 06:29 ID:???
>>285 笑った。
暗黒神話もちゃんとエヴァで落ちてめでたし?
>>277 もめたのは、秘密結社の下部組織(藁 に見られていた(実際は関係ない)
週刊LASレビューの掲示板上で、”上記結社の宣言文のとおりだと甘LAS(?)
がかけなくなるじゃないか”と過剰に反応した(自分の考えで好きに書けばいいのにね)
一部書き手が騒ぎ出し、特に某作家(あちこちで騒ぐ人 四国)が過剰に騒ぎ、
本田氏は結社を抜けることに。
この騒ぎに嫌気がさしたレビューの管理者が、ページ閉鎖を宣言。
するとさらに騒ぎが大きくなり、管理者は後から「学業のため時間がないので」
と、とってつけた言い訳をしたが、混乱のまま閉鎖。
結局、本田氏が悪者扱いされ、意味不明に過剰に騒いだ一部作家や
へたれ週刊レビュー管理者はおとがめなし。
……というような印象を私は持ちましたが、どうでしょう当時のこと知ってる人
291 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/09(金) 08:34 ID:eRG6py/I
>>290 あーそうですよね。
確か「作品を批評されるのは不本意だ」と確か四国のさんぐう者
(すいません、字忘れた)さんが騒いだ事で、管理人さんが決定的に
嫌気が差したようにお見受けしました
>>291 それ「三愚者」だす どーでもええことどすが
>>291 ほぼ同感。
四国の人ってじぇねQとかいろんなとこに噛み付いてたよねえ。
当時最強のクレーマーだったな。
294 :
291 : 2001/03/09(金) 10:39 ID:OnteaAI2
>>292 あ、ありがとうございます。字思い出せませんでしたm(__)m
>>293 そんなに色々噛み付いていたんですか…
これから!って時にそういった訳でLAS書評が終わってしまったので
すごく残念でした。
今三愚者さんのホームページを検索して行ってきたら「悪質な批判・
批評はお断りします。」。とのこと。ここも上げられそうかな。
296 :
名無しさん : 2001/03/09(金) 13:22 ID:bovq49CU
>「作品を批評されるのは不本意だ」
>「悪質な批判・批評はお断りします」
↑こういうコト言うヤツってホント最低だな。呆れ返る。いや、けっこういるんだ
けど(笑
肉感アスカとはどう違うんですか?
298 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/09(金) 18:24 ID:gg5WtgMk
>297
批評についてですか?
「悪質な批判・批評はお断りします」とは本田さんは言ってないと
思いますが。
ただアイデア盗用を防ぐために、文書化してたのは見たよ。
>295
ココ見てるの? きもい…(スマソ)
>298
「悪質な批判・批評はお断りします」は「三愚者」のことでは?
300 :
298 : 2001/03/09(金) 18:51 ID:gg5WtgMk
>>299 ええ…「三愚者」さんが言われた事ですよね?
297さんが「どう違うんですか?」と言われていたので
批評についての事かと思いました(^_^;)
301 :
298 : 2001/03/09(金) 18:51 ID:gg5WtgMk
本田さんがそういうことを言ったのかな、と。
しかし覚えが特に無いです…
宣言文よりオマケの座談会の方が毒入ってて、そっちが反発の原因じゃなかったっけ?
ちゅうわけで座談会持ってるヒトコピペぷりーず(藁
秘密結社LAS最高幹部会
本田@日アス×山本@下僕部屋対談-第1回「真のLASとは何ぞや?」
インタビュアー・・・諜報部所属Sat、バンカーヒル
●何故、今LASなのか?
山本: こんばんわ! 山本@「アスカ様の下僕部屋」です。
本田 : あ、どうもこんばんは。本田@日アスです。ペコリ
バンカーヒル:LASを基調とした活動を始めようとしたきっかけは?>両氏
山本: 私のメインページは、EOEを見てから、このままじゃ
いかんと言う感じでですね。秘密結社の設立は、
あくまで作家さん達の輪を作ろうと言う意図でしたね。
本田: 私は、当初はアスカ様原理主義者でした。テレビ版の24話
で壊れてしまったアスカ様に、なんとか回復してほしいと、
そういう動機でHPを立ち上げました。
バンカーヒル:そうですか、やはり原作のアスカ様への仕打ちは残酷だと
感じたのでしょうか?
本田: そりゃあ24話で廃人状態になって、そのまま突然「おめで とうシンジ君」で終わられては気持ち悪かったです
山本: 廃人にされて救済の無い状態は酷すぎでしたね。
バンカーヒル:それがLAS(アスカ・シンジのセット補完)に変質したのは
いつからでしょう。シト新生公開あたりからでしょうか?
本田: そうです(>_<)/ 最初は、アスカ様さえよければいいんだっ
て思ってたんですが、シト新生の例の「偽りの再生」を見て
こりゃダメだなと・・・シンジ君なんとかしてくれと・・
(^_^;) で、EOEが最終的なリミット解除になりましたね。
テレビ以上に酷いオチで。
バンカーヒル:両氏ともアスカ様には幸せになってもらいたいと?
山本: そうですね、「おめでとうシンジ君」だけと言うのはちょっ と・・
バンカーヒル:やはり、「おめでとうシンジ君、アスカさん」のほうが
しっくりきますね。
山本: あれだけのトラウマ持ちで、最後があれじゃぁ・・
幸せになって欲しいですねぇ・・。まあ、基本的にテレビに
登場した人がアスカ様を補完しなければいけないわけで、
出演してたと言っても関係が薄いトウジやイインチョでは
駄目でしょうね。
バンカーヒル:そうですね、やはりシンジ君だけでなく周りの人にも幸せ
になってもらいたいですからね。
山本: 因にアスカ様を誰が補完するかですけど・・
その辺どう思います?>本田さん
まあ、あの話の流れでいくとアスカってことになりますね。
山本: それはある意味で非常にシンジ自体に負担なんでしょうが、
現実とはそう言うものです。
本田: 一年前は、レイ×シンジ派が主流でしたねえ。母胎回帰願望
全開というか・・・EOE以降さすがにそういうの無くなりま
したが、あそこまで見せられないと気づけなかったのかなあ
今でこそこうして平然と発言できますが、一年前は厳しかっ
たですよー、風当たりが。LASどころか下僕もほとんどいま
せんでしたし(^_^;)
バンカーヒル:そうですか、そういえばそうかもしれません(汗)>本田さん
本田: アスカ派なんてほとんどいなかったんですよ。いたんだろう
けど、発言権が無く・・・(^_^;) 主流がエヴァ=綾波だ
ったから、去年の今頃に旧完結編を発表したときには「なん
だこれ、アスカばかり描いて、電波か」って言われ方してま
したね・・・(^_^;) で、エヴァですが、テレビ版では他者
の存在を認めないで終わっちゃうんですよね。
山本: 結局自己批判して、最終的には自己完結してましたね。
大体、本田さんが「家政婦は・・」で書いてましたけど、
レイ派はテレビの中盤でレイがシンジのお母さんのクローン
だって認めなかったそうですね。(笑)
本田: あ、そうです(爆)<母親のクローンと認めない。私なんて、
すぐ見破りましたけどね。OPにユイさん出てるのに
山本: 基本的にシンジは誰も好きにはなれないでしょうね、
テレビ版のエンディングだと。
本田: まるで大川興行のセミナーネタです<おめでとう
山本: きっと江頭2:50状態になるのでしょう(笑)
本田: テレビでは最後まで自閉してましたね。シト新生の冒頭の
あれが、最初に他人にリビドーが向いた瞬間でしょう。
●劇場版EOEはLASの「雛形」である
本田: だからエヴァが本当に完結するには、シンジが他者と出会っ
てそれを愛そう、という状況までいかないとダメなんですよ
ね。するとLASということになります。だからLASって、
「アスカがシンジを愛してる」だけではダメなんですよね。
それだけをエヴァに求めるってことは、結局、映画のシンジ
と同じで・・・。
山本: そのきっかけとしては、EOEのエンディングも有効かと思い
ます。>本田さん
本田: ええ、EOEでとりあえず他者としてのアスカの存在をシンジ
が認識するところまではいきましたから、とっかかりにはな
我を作れなかったんでしょう。だからさっさと逃げちゃった。
山本: 「夏扉」で立場表明ですか。>本田さん・・・正式な(笑)
本田: 本当のところ、旧完結編で立場表明してるんですけどね。
エヴァが補完されるには、アスカとシンジが出会わなければ
ならないと・・・でも夏扉以前には、いきなりベタベタの
LASな話って、書くことを禁止していたんですよ。まだ条件
が揃ってないだろうって。山本さんの「その後」は、ほぼ補
完された世界から始まりますが、どこかで補完について触れ
て置いたほうがスリリングかもしれませんね。勘違いしてる
読者さんいそうだし。でもレイがいるから大丈夫でしょうね。
そのへんは。
山本: いや、こんな場ですから話しますけど。実際二人ともお互い
を逃げ場として居る部分はあるんですよ<その後 ・・・露
骨に書けないだけで(苦笑)
本田: ああ、なるほど・・・・もっと露骨に書いたほうが読者さん
に分かりやすいかも知れませんね。はっきり書かないと読み
とられないことが多くて・・・。いや、はっきり書いても読
みとっていただけない場合もあります。(^_^;) 日アスって、
シンジを虐待してるサイトだとか言われてましたからね。
アスカがシンジに冷たいって・・・だから過程を飛ばすなっ
て・・・(^_^;)
山本: シンジを虐待ですか(苦笑) まあ、少しづつですが逃げ場
の存在は出していく予定ですが・・・何処まで表現できるか
は判りませんねぇ、逆に誤解されそうですし。(苦笑)
本田: どんどん逃げ場の存在を見せていくと「なんて甘美な!」と
か。(^_^;) 今でも、「電波少女」はLASじゃない、って声
が読者の主流みたいで。判ってくれないんですよね。
山本: 「電波少女」はLASだと思うんですけどねぇ。 一番底に
隠してあるLASが読み取れないのかもしれませんね。
バンカーヒル:あの過程が私は好きですが<電波少女>本田さん
本田: 確かに最終的にLASにならないかもという可能性はありま
すが。それでもLASなんですよ。(^_^;) 「電波少女」はシ
ンジがアスカを看病して自分の虜にしちゃう、みたいな似非
LASSSが氾濫してたので書き出しちゃった訳です。ね、まさ
にLASでしょう。(^_^;)
山本: ・・・確かに(笑)<電波少女
本田: しかしEOEの後を受けた連載SSってあまり見ませんね、
「その後」以外には。やはりEOEの壊れっぷりが凄いんで
敬遠されるのかな。
山本: あれはLASの雛形に出来るとは思いましたけどね<EOE
本田: 私は加持さんでもよかったんですけど、早々に死んじゃった
し。となるとチルドレンの中から・・・
シンジしかいませんねえ。
山本: そうですね、でも私の場合は加持さんはミサトを補完する人
だと思ってましたからそれは考えませんでした。
本田: あとシンジ君も、テレビのセミナーみたいに一人で勝手に補
完されるなんてのは大嘘ですから。人間一人で生きていける
訳ないんで・・・
山本: 一人で補完なんて言うのは、所詮自慰行為でしょう。
やはり他人との交流が必要なんですよ。
本田: ですよねー。私がインターネット始めた頃って、
「この最終回でいいんだ」みたいな風潮が主流みたいに
なってて、実に不気味でした。
山本: 確かに、EOEを見た後にそう思うならばいいのですがね
私は基本的に自己完結は好きじゃないですから。
バンカーヒル:そういう観点からもアスカ様との共生がシンジ君には必要
なわけですね。
本田: テレビじゃアスカもシンジもずっと自閉モードだったけど、
シト新生の冒頭でほんのちょっとシンジが先に進んだかな、
と期待したんですが・・・退化しただけでしたねえ。
Sat: テレビはいわゆる「自己啓発セミナー」なエンディングで
すね?>本田さん
本田: そうです、あれはセミナーそのものですよ。
山本: まあ、あのセミナー最終回ををいいと思った人は・・・でし
ょうね。(苦笑)ところで、基本的にレイは母性の象徴なん
で・・シンジには母胎回帰願望もあったかと・・あのセミナ
ーはまさに母胎回帰ですよ。
本田: EOEのラストシーンをいいって思える人は・・・人形マニ
アか、ネクロフィリアか・・・自分さえよけりゃいいって人
でしょう、いずれにせよ。まあシンジ×母性のレイ、
シンジ×自己愛のカヲルは、ダメですね。シトとくっつくと、
それは自己完結ということになってしまいます。だから「僕
の中の君たちは何?」「希望なのよ」「でもそれは祈りみた
いなものなんだ。いつか裏切られるんだ」とシンジもいった
んは決別したんですけど・・・完全には決別できなかったん ですね。結局。
山本: まあ、所詮逃げの一種なんでしょうね・・・母胎回帰願望は。
あえて他人である、差異のあるアスカとくっつかないとだめ
です。
本田: そうですね。他人であれば他の人でもよかったんですが、
ってます。テレビよりはマシ・・・もちろん、アスカにとっ
てはとんでもない迷惑ですが。(^_^;)
バンカーヒル:そうですね、シンジ君が自分を意志で人を好きになってこそ
意味がありますから。
本田: 私はLASを「ラブ・アスカ・シンジ」だと思いこんでいた
んですが、LASは元々「らぶらぶあすか」なんとかだったそ
うで・・・それは違うんですよねえ。一方的すぎます。
バンカーヒル:そうですね、それじゃ鋼鉄と大差ないですね。
本田: 鋼鉄は鋼鉄で面白いですが(爆)
バンカーヒル:アスカ様のエンディングがLASを信仰するきっかけになり
ました(笑)
本田: 愛されることばかり求めるのは、要するに自己愛のみってこ
とですから、誰も愛さないのと同義です。映画のシンジはそ
こで力つきました。
山本: 基本的にお互いに他者を拒絶してきたわけですからね。
アクティブかネガティブかの違いは有りますが。
本田: でも、アスカという他者の存在を認めてシンジが成長したと
か言ってるのも問題あるんですよね。アスカの意志はどうな
ってるんだ、という視点が相変わらず無くて。シンジの成長
のために世界があるわけじゃあないんだから・・・
山本: お互いが補完しあうためには、アスカとシンジ両方が変わら
ないと・・・シンジの独り善がりになりますね。
バンカーヒル : 変わる二人、それを描くのがLASの使命だと?
本田 : 個人的にはそうでした。<LASの使命 で、夏扉を書いて、
もうこれで使命は果たしたから、あとはらぶらぶSSでひた
すら楽しもうと暴走してますけど。これはボーナスというか
ご褒美みたいなもので・・・
山本: 私のSS「その後」では、らぶらぶを出してますけど、二人
とも勘違いをしてますからね。お互いに変化無しでは・・
そのためにくどくどと相互補完について書いてるわけですか
ら。まあ、未だに書き手とともに不安定な二人ですからね。
●LAS執筆について
山本: あれだけのジレンマ持ちの二人が変わるためには、自我を破
壊してからじゃないと駄目ですね。
本田: ええ、自我を再構築するには、一度、古い自我を破壊する必
要がありますから、過程としてはEOEは必然性はあります。
ただそこで「終劇」ってのが問題なわけで。
山本: あの終劇は監督のためのものかも・・(笑)
本田: 監督はだから、自我崩壊を起こして、でもそこから新しい自
あれだけの壊しっぷりだと自我を破壊するのにも十分でしょ
うしね。
本田: 一見LAS派でも、一方的に愛されることだけあの作品に求
めていた人にとっては、引導でしょうね。<EOE
山本: 実社会での経験の差ということも言えるかもしれませんね。
本田: うーん・・・経験。あるかも・・・年齢じゃなしに。(^_^;)
結局、壊れて廃人になってる少女を口説くことくらい、誰に
だって出来るし、そんなの反則だと思ったんですねえ<電波
山本: それは卑怯ですよね(苦笑)<看病 善意に自分の欲を隠し
てますから、一番性質の悪いタイプかも。
本田: 神戸が地震でやられて難民がいっぱい出た時に実際いました
ねえ・・・壊れた少女を口説くボランティア学生とか・・
Sat: とんでもない学生ですな(ーー☆>本田さん
山本: そ、そんなやつ居たんですか?(@@;<ボランティア
う〜ん、一種S感覚なんでしょうねぇ・・・もしくは支配欲
か・・・自分より弱いものをって奴ですね。
本田: 壊れたったって、アスカほどじゃないですけどね。でも、
地震で家失ってショック状態な訳で・・・何パーセントかは
いますよ。正義とか善行の名のもとにそういうことを・・・
そんなのばかり見てきたんでねじくれちゃったかも。
ガイナが出版差し止めさせたらしい「エヴァンゲリオン・ス
タイル」に論考がありましたね。女が恐いから、壊れていな
いと近寄ることも出来ないんだ、エヴァファンは、って。
その通りでしょう。
山本: 女の話の出来ないエヴァファンは結構怖いかもしれませんね
逆に女の話しかできないと言うのも困りもんですが(笑)
他の話題もこなせなきゃねぇ。
本田: 電波少女は、だいたい三部になってるんですが、シト新生以
前はシンジが「こんなお見舞い続けてるのは、アスカを口説
くためじゃないか、偽善だ」とかウジウイジ悩んでたんです
が、それはそういう意味でした。シト新生のあとは、アスカ
をオカズにしてしまって(^_^;)ウジウジ悩むと・・・これは
まあそのままの意味です。
●LASの障壁、母性幻想
本田: EOEの最後でアスカが包帯と眼帯つけてるってのも、結局、
壊しておかないと首も絞められないってことで・・・
山本: ネクロフィリア的なんでしょうか?
本田: 人形フェチ・・・悪い意味でオタク的なんでしょうねえ。
山本: テレビ版の第壱話でも綾波の包帯見てエヴァに乗ってますか
らねぇ・・シンジは完全に自分オタクですしね。
もし第壱話がアスカだったら逆だったでしょうね(笑)
本田: 庵野氏がレイ人気について不愉快だったってのは、自分のそ
ーゆー部分が「オタク」というファンの姿をとってドーッと
襲ってきたんで、自己嫌悪に陥ったんでしょう。それでレイ
に「私は人形じゃない」って言わせてああやって壊しちゃっ た。
山本: それが、最終的にEOEの実写の嫌がらせへと発展ですね
本田: 凄い嫌がらせでしたね。話と全然関係ないもん・・・
でも全部自己嫌悪ですよあれは。
バンカーヒル:思い通りになる、、、人形、、、、レイですか。
山本: そうですね、自分が支配できる相手でしょう。第壱話の時点
では。 もっともその後は母胎回帰を始めてますけど(苦笑)
>バンカーヒルさん
本田: 一話にしても「男の戦い」にしても、女の子を守るんだって
ヒロイズムで戦うけど負けちゃって、結局エヴァという母親
に救って貰うという構図がえんえん続きますよね。やっぱり
シンジは自分でエヴァを破壊しなきゃ。アスカもそうですが。
山本: 宗教ベースでエヴァを見ると親を捨てなきゃいけないんです
が・・何処からか変わってしましましたね。
本田: 最後の最後になっても綾波の幻が見えてるし、とうとう母親
から脱却できなかったんでしょう。シンジの女性に対する屈
折した態度の源泉は間違いなく母親にある筈なんですが、
そこまで自己分析できないまま終わっちゃいましたね。
山本: アスカの「私こんなのに乗ってるの」ってセリフもありまし
たが・・・その後は音さた無しでしたしね。
本田: あの後は「ずっと一緒だったのねママー」と退行しましたか
ら・・・。
Sat: キョウコママしか見えていませんでしたね(^^;;>本
田さん <退行
本田 : アスカにしてもシンジにしても、エヴァという母性に取り込
まれている限りは、お互いに出会うことが出来ない訳です。
レイはエヴァを失った後、自らがシンジの母親になる道を選
択してしまいますし。
山本: そう考えると、エヴァは結局グロテスクな母親賛歌だったの
かも(苦笑)
本田: 決別したいんだけど出来ないっていう分裂した状態ですね
え。電波少女でシンジが昔レイに暴力を奮って大けがさせた
って話を書いて、シンジ擁護派から「勝手にシンジを罪人に
するな」ってクレームガンガン来たんですが、でもシンジの
自虐性って、暴力性が反転して自分に向いてる訳で、もとも
と暴力性が過剰な筈ですよ。現にEOEじゃあ、とうとうあ
んなことになったわけで、予想通りかなと。
●秘密結社LASとは
バンカーヒル: では、もっとつっこんだ話をしましょうか?秘密結社LASに
ついて具体的なLAS活動としてはどのようなことをされて
いますか?
山本 : 私の意図としては、作家さん達のコミュニティーとして考
えていたのですが(笑)
本田 : 具体的な活動・・・そりゃあSSを書くことでしょう。
CGを描くというのもありますね、むろん。
山本 : まあ、活動としては創作物を作ることしかありません。
これは断言できます。手法はなんであれ、自らのですね。
バンカーヒル : 期待していたコミュニティを得られましたか?
山本 : そうですね・・・、ちょっと期待は外れましたね・・・
残念ながら。
バンカーヒル : どのように外れたのでしょう?
山本 : と言うよりも、まあ私にも責任の一端はあるのですが、加
入者がLASを理解してない場合がありましたね。
本田 : ラブコメ書いたらLAS、みたいな?(^_^;)
バンカーヒル : そうですか、LASという言葉が意図しない方向に一人歩きし
たのですね
山本 : 何でもアスカ様とシンジが出ればLASと言うわけでもない
でしょう(笑)
本田 : なんかせっかくLASの意味を対人関係的なレベルまで引き
上げたのに、普及しすぎてまた元の木阿弥って雰囲気はあり
ますねえ・・・まあどんな宗教でもそうですけどね
バンカーヒル : お互いの補完なくしてLASはありえないと?
本田 : まあ・・・全ての人に、EOEの補完を完遂しろ、とは言え
ませんけどね。ああも壊されてしまうとそれは不可能でしょ
う、恐らく(^_^;
山本: ただ、安易なLASだけは避けてもらわないとね(笑)
本田 : ええ。EOEと内的に決着をつけないままLASだって浮かれ
てるのは、そりゃあ違うかなと・・・アスカとシンジがえっ
ちなことしてたらLASだなんて、大きな誤解ですよ。
山本 : そう言うのも良く見ますけど・・・その人の中ではエッチ
が最重要項目なんでしょう。
本田 : そこに至る過程が問題なのにねえ。誤解を恐れずに言えば
エヴァ本編から直接LASってのは、無理です。
それは被愛妄想ですよ。
Sat : LASに至る過程って難しいですね(^^;;; 極端な話、
「鋼鉄」のマナエンディングからだと・・・・・・(^^;
本田 : 鋼鉄はまあ、庵野さん絡んでないですから。(^_^;)
Sat : いやーー、バナーを貼るだけで「LAS」って風潮が(汗)>山
本さん
山本 : 張ればいいというわけでも無いんですけどねぇ(笑)
逆に内面的にEOEのエンディングと決着がついていて、
それを引きずれる方なら勝手にバナー張って貰ってもいいで
すね。 メールを貰えればすぐリンクしますから。
勘違いは困りますが(苦笑)
Sat : 秘密結社LASのバナーのあるサイトの方とは連絡がついて いますかな?
本田 : やはり、LAS書き専用チャットルームとか作ったほうがい
いかもしれませんよ。SS書いてるとなかなかメールを出す
ヒマもないですし。
山本 : そうですね、本当はその方がいいですね。SSやCGと言う
のは時間食いでなかなかメールまでは手が回らないですから
本田 : まあチャットも時間食いますけど(^_^;) メールよりは速い
んで。
山本 : チャットはメールよりは意志疎通がしやすいですね(^^)
本田 : 会長が山本さんなんで、秘密結社のわりに入会条件が大甘
だったのがね。私がやってたら、ほとんど誰も入れませんよ。
山本 : すいませんです。甘すぎました(笑)
Sat : 秘密結社って初期のころはメール一通で入会できたらしいで
すよ>本田さん(爆)
本田 : 私が会長であれば、まず、結社のHPに何か貢ぎ物を持って
こないと入れない(爆)
山本 : 考えてみれば・・・入社以来一本のメールもよこさない人
たちが多いですね。
本田 : 山本さんは人が良すぎます。リンクにしても。いちいち忠
告してあげてるし。
山本 : そうですね、私はあれで散々な目に合いましたから
本田 : HPのコンテンツが何もないんで、動きが獲れないんじゃな
いですか。といいつつ日アスでチャット開くのはイヤとか言
ってる私ですが(^_^;)
山本 : 基本的に我々は創作活動に重点をおいてますから。
Sat : 創作していなくて、投稿などを集めていても「LASページ」
なんですか?>山本さん
は無いです。
Sat : そうですよねー(^^;;; あくまで「自作のコンテ
ンツ」がメインですか>山本さん
バンカーヒル : 投稿を集めることは問題ないでしょうが、集める方法には
何かと絡んできそうですね>Satさん
本田 : まあ私は集めてますけど(笑) 一応自作があるんで、
相殺されるかな?
山本 : そうですね、言葉が足りませんでした。投稿を集めること
になんの問題もありません。自作が有ればですけど。
バンカーヒル : やはり集めるにしても作者の了解は必要でしょうけど
Sat: 無断引用とかもありますね(苦笑)>本田さん
本田 : 著作権についてはいろいろありましたねえ。最近はすっか
り神経過敏気味で・・・
山本 : 無断転載とパクりはまずいですね・・(笑)
本田: 無断転載は論外ですねぇ。 偉いことになる場合もあります
し・・・。
Sat : 無断転載というと、某BBSとかですね?>本田さん
山本: まだ私は少ないですけどね・・<ぱくり 本田さんはパクら
れまくりですね。
本田 : うちはやたら使われますね。まあ、なんというか、アイデ
ア税なのかな・・・でも、オリジナルや評論が使われると激
怒しますが、まあパロディは・・・という態度がいけないの
かな。
Sat : パクられまくりって感じがしますねー(^^;;; SSのタ
イトル名までも「どっかのほめぱげ」に盗用されていたり
本田: 何故か、エロ専門が多い(爆笑)<日アスのパクリサイト
山本 : 本当で有れば秘密結社として連名で抗議することも可能な
ハズだったんですけど・・(笑)
本田 : まあ最終的に判断されるのは読者さんたちですから。
山本 : 確かにそうですね。<判断するのは読者 まあ、読者から
のメールで報告されることも有りますが(笑)
バンカーヒル :そういえば、へぼレイとかへっぽこアスカなども色々なSS
で見かけますけど?
本田 : それは困りましたね。サザエボンをさらに無断製造してる
ようなクチですねえ。(笑)ただ、夏扉だけは、盗作してい
ただきたくないですね。あれは思い入れありますし・・・
山本 : まあ、盗用する人たちは、創造性に欠けているわけで・・
可哀相と言うべきかもしれませんね。まあ、こっちは喜べな
いですが(笑)
本田 : たかがアニパロに著作権もパクリも無いなんて人もいます
313 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/10(土) 01:34 ID:2LZQYmb6
が、アニパロにすら独創性を出せない人は寂しいですね。
そんなことして本当に楽しいのかな。
山本 : 実際にこの世界はアイデア勝負なんでねぇ・・・・
この対談形式も危ないですよ(笑)
Sat : パクられる方は大変ですな>山本さん 本田さん
いつの間にかパクったほうが「本家気取りッ(激爆)」って
こともありえますし・・・・・
本田 : そりゃ典型的な酢ですね。ザ・ファンだ。(笑)
いっぱいいますよそういう人は。
バンカーヒル: キャラのアイデアを借りたいっていうメールなどは来ないの
ですか?>本田さん
本田 : キャラを使いたいというメールはありますが、断ったらそ
のメールをHPに実名で公開されて滅茶苦茶に罵られたこと
があります。
山本 : 私の場合はそういうキャラを出していないので、そっちの
心配はないですね(笑)
Sat : そういう「居直り強盗」みたいなやついるんですか?
アニメのパロディをさらにパロって何が悪いっていう感じで
すか・・・・(^^;;;>本田さん
本田 : いますよ。しかもそこのHPの投稿SSがLASレビューにの
ってたりして。まあ投稿してる方は知らないことですがね。
山本 : 私がパクられたときもそうでしたよ。「どうせ、こんなHP
は読んでないでしょ」とか書いて有ったし(笑)・・・居直
ってますね。
本田 : ガイナは、ちゃんと著作権を一部放棄してるわけで、HP上
でのSSとか自作CGは認めるってことで。エヴァHPが開け
ている訳ですよね。それを判ってないんじゃないかな・・・
お金のからんでいない趣味の世界でどうしてそういうことが
起こるのか不思議なんですが。
山本 : きっと、カウンターの魔力でしょう(笑)
本田 : 一円にもならないのにカウンタ回して嬉しいんでしょう
か? 虚栄心を満たすだけなのにね。
山本 : まあ、虚栄心でしょうね(笑)・・・最初のうちだけですよ
カウンターは(爆) お金がもらえたらもっと殺伐としてた
でしょうね。(苦笑)
本田 : 20万突破すると、あとは同じですよ<カウンタ 止まったら
焦りますけど。
山本 : ウチは2万越えたらもう・・此頃はログも捨ててます
そりゃ、嬉しいですけどね・・20万も達成してませんから
だから記念作品も書こうとするわけでしょう(爆笑)
314 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/10(土) 01:36 ID:2LZQYmb6
本田 : 記念SS。20万記念が最後だったかなあ・・結社LASは、せ
っかくですから、そういうSS書きさんの権利を擁護する活
動をしたほうがいいかもしれませんね。盗作チェック機構を
設けるとか、これまでに使用されたエヴァネタ一覧表を作る
とか。
●LAS道無限
本田 : 今まで話した通り、結構厳しい(笑)道ですからね、LAS
は。血流す覚悟で書かないと。 SS書きながら胃痛で倒れる
くらいじゃないと、真のLASにんとは言えません。(^_^;)
バンカーヒル : 胃痛ですか、、、(爆)
本田 : 「電波少女」のシンジがレイを殴るあたりで、倒れました。
胃痛で(^_^;)(^_^;)
Sat : あのラケットで殴打は痛々しかったです>本田さん
本田 : 相当怒られましたけど、私が一番苦しんだと思いますよ
>シンジがレイをラケットで殴るシーン
山本 : 私はまだ胃痛は無いですけど・・・これからのことを考え
ると・・・先延ばしに(自爆)
本田 : ああ、だんだん先延ばしになっちゃうってありますね
電波もゲンドウが全然出てこないままで・・・でも次回はま
たこれが酷くて・・これからどんどん酷くなります。LAS道
の険しいこと・・・
バンカーヒル : ふふふ、、、期待しています>本田さん
山本 : ああ、まず断っときますけど・・・私たちはいじめが目的
では無いんですよ。
本田 : そうです、いじめが目的ではありません。日アスの場合、
完結した作品を見ていただければご理解いただける筈なんで
すが・・・
山本 : 単純にいじめるのは簡単なんですよ。過程として書くのが難
しいんです。
本田: 電波少女の読者さんが、自前HPで酷いアスカ壊し話を書か
れたことがあって・・・どう読んでも、アスカをいじめて喜
んでるんですよね。で、どうしようもない愚かな、汚れた女
であるアスカをシンジが救ってやろうと・・彼は電波少女を
そういうふうに読んでいたんでしょうね・・・私はそんなも
のを推進するわけにはいかないので、これはまずい、と思い
まして小説リンクを分類して、そこに「アスカ壊し系」って
のを設けたわけです。もうその方はEOEから逃げ出してHP
を閉鎖されちゃいましたけどね。LASやRASという分類はそ
315 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/10(土) 01:36 ID:2LZQYmb6
の時についでにやっただけなんですね。まさかこんなに普及
するとは想像してませんでした。(^_^;) まあ、どこがLAS
やねんみたいなのも多いですが・・・
山本: 実際、壊すの自体は簡単だと思いますね。書き手の胃袋がも
てばですけど。要するに極端に書けばいいわけですから・・
難しいのは壊しておきながら駒を先に進めることなんです
よ。再生ですね、再生したときに前よりも進んでいればいい
わけで。 きっと、壊し系の方で自分の作品をLASだと思
っている人はLAS宣言文読まれてないんでしょうね。(笑)
LASという言葉自体に変な期待される方もいるみたいですか
らいっそのこと名前を変えるのも手かもしれませんね(笑)
316 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/10(土) 01:58 ID:rj/ipLkk
日刊アスカの同人誌って、どれぐらい発行されたの?
なんか、売り出してる時はそれほど買いにくい量だというイメージはなかったんだが。
座談会、不完全になってしまった。スマソ。
318 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/10(土) 06:57 ID:pp8jqb.k
>317
どうもありがとうございます。
懐かしくて嬉しい…
ホントに証拠物件が全部揃うとは、さすが2ちゃんですなあ。
・・・改めて読んでもやっぱり言ってる事はそうも悪くないんだよねぇ。
>●劇場版EOEはLASの「雛形」である
>本田:だからエヴァが本当に完結するには、シンジが他者と出会っ
> てそれを愛そう、という状況までいかないとダメなんですよ
> ね。
この辺なんて、まったりLASスレのヒトとかも肯くんじゃない?
ただ問題だったのは、自分達が作ったわけでも無いのにLASと言う言葉の定義
を掲げて「スローガンとしての言葉の独占使用」を目論んだ所でしょうね。
本田氏や山本氏が「個人的にシリアスLASで補完SSを目指す」だけの意思表
明なら揉めるわけが無かったのに。LASを名乗る全てのSS/FF書きに、同
じ価値観を強要していると取られかねない発言が痛かった。
まあこれ以降エヴァ小説の世界では他人の趣味に口を出さないコンセンサスが出
来上がって、平和な余り刺激の無い時代へ移って行くわけですが・・・。
熱すぎるアスカへの思いが生んだ時代の徒花だったのかな>秘密結社
今日のNHKの庵野、リポートしてくれへんかな。もうだめなのか?
>>319 >まあこれ以降エヴァ小説の世界では他人の趣味に口を出さないコンセンサスが出
>来上がって、平和な余り刺激の無い時代へ移って行くわけですが・・・。
そうかあ? いわゆる痛物を潰そうとする痛いLASファンが一時期
活発だっただろ?
>>321 ちなみにその後の本田氏自身、とんでもない誹謗中傷攻撃を受けます。
ええ、某キチガイ綾波ファンによってね。
”痛いファン”はお前の陣営にもいるんだよ。321よ。
>とんでもない誹謗中傷攻撃
そんなの受けていたんだ。
俺、あのころはかなりディープに日刊を見ていたけど、そんな様子は感じなかった。
まあ、100万サイトの管理者だし、絡んでくる厨はごまんといたことは想像に難くないけど。
鯖とか。
掲示板つくったら絶対荒れるからつくらないと言ってたのも当然だろうね。
WWW鯖に上げといて「批評するな」つうのは無茶だなぁ。
確かす○ー○ーどたらいうお方もんなこと言ってたような。
327 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/11(日) 03:28 ID:v7gWWPsc
>326
サンクス。こんなことになってたのか…
いい人そうに見えたんだけど<すのーろーど氏
こういう方だったのか…
>>327 >いい人そうに見えたんだけど
激しくワラターよ。いい人か、奴が(藁
総合だけじゃなくて、ホリビへ殴りこんだログってのもどっかに
有ったんじゃなかったっけ?
>>326 す○ー○ーどの氏はエキセントリックだな。
鯖氏はなんつーか、ただの厨房って気が・・
はっきり言って、話題にするほどのものじゃないよ。
ログ元の掲示板でも、二人とも実に軽く遊ばれちゃっているし。
「日刊」でそんな様子を感じなかったのは、ただ単に「相手にされていなかった」だけポイ。
>>322 キチガイ同士の誹謗中傷合戦か。醜い事この上ない。お互い直に言い
合ってないところがまた・・・。
>合戦
ってなんだ?
鯖氏は相手の居ないところでの悪口
本田氏は鼻にも掛けないっつっか、気付いてもいない。
厨房の独り相撲だよ。
そろそろ話を元に戻そうよ。
すの氏も鯖氏も小物すぎて話題としてはつまらない。
>>331 本田氏も自分のHPで綾波ファンと庵野ファンへの非難中傷罵詈雑言
並べてたじゃん。
相手がいないところでって意味ではどっちもどっちかなと。
334 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/11(日) 13:01 ID:53vTwVfE
おい、ここで「対決」はやめとけよ。
>>333 本質的に勘違いをしている。
本田氏は自分のページのコンテンツで「ガイナ・庵野・LAS・LRS・アスカ・綾波」その他諸々のエヴァに
考えをぶつけていた。
鯖氏はその中のアヤナミストにかんする1部分がかんに障り、他人のページの掲示板で本田批判としょうして鬱憤晴らしをしていた。
本田氏にとっては「相手が居ないところ」以前に、鯖氏は「その他大勢」にさえ入っていなかったんだよね。
この二人の関係は全くの一方通行。
そうそう、前から知りたかったんだけど、
アヤナミストの言う「本田氏によるアヤナミストへの罵詈雑言」っていったいなに?
>>335 腐れマザーファッカー野郎どもっていう言葉は立派な中傷だと思うな。
337 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/11(日) 13:45 ID:7hPVOR4I
>>336 単語一つを抜き出してきてもなぁ
それ一個で「非難中傷罵詈雑言」ってわけでもないだろ?
前後から全部を出してくれよ。
そもそも本田氏はエヴァだけでなく野球やプロレスに対しても
同じ勢いで論じているけどね。
エヴァにしてもアヤナミストだけでなくアスカ者へも同じくな。
340 :
野球板しろはたスレッド : 2001/03/11(日) 19:44 ID:QsU62WP6
341 :
327 : 2001/03/11(日) 19:58 ID:4SM88JzI
>328
作品での印象しかなかったんですよ。とほ…
342 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/11(日) 21:58 ID:ZSR06016
>>335 本田氏の綾波・アヤナミストへの評といえば上記の座談会
>>303〜の
>>304、
>>306、
>>309あたりのネタのバリエーションっしょ。
あとイカれたメールが来たとか日記などでネタにしてたな。
なんにせよメールであるから読者からはアンチ本田は直接見えなかった
のだが、1997年秋以降のLAS革命騒動や総合掲示板騒動などでアンチ本田
もネット公開状態となったわけだ。
それからも色々エヴァ関係の騒動は見たがLAS対LRSとかアスカ対綾波といった
形でファン同士が正面衝突することはあまり無かったように思う。まあ対決スレ
や糾弾スレのようなことをすれば掲示板が崩壊するだけだが。
それを成り立たせてしまう2ch恐るべし。
俺にとって「LAS革命騒動」は批評サイト自体の是非が騒がれたって印象が強いなぁ。
「他人の作品を批評・批判・ランク付けするな〜」ってやつね。
すの氏はまさにその先鋒だったと記憶している。
総合掲示板もそのあたりで何度かROMしたかな。
すの氏はじめの批評反対派がT.OKA氏に雨だれ攻撃をしていたやつね。
「LASvsLRS」ではなく「批評非vs批評是」。
すの氏は確かに本田氏に反感持っていたようだけど、アンチという程じゃないんじゃない?
彼の行動はあくまで「批評反対」であって、特に本田氏を意識していたとは思えなかった。
鯖氏って総合掲示板の隙間にいた人のこと?
だとしたら、俺も332に賛成。
鬱憤晴らしを書き散らしているだけだよ、話題になるようなもんじゃない。
あげてしまった。すまそ。
× 「LAS革命騒動」
○ 「LASレビュー騒動」
346 :
名無しさん : 2001/03/12(月) 16:04 ID:IWBICRSc
なにはともあれ「批評というもの反対」するようなヤツに大反対!!
お詫び
こんにちは山本です。
この度は、騒ぎの元になってしまったようで誠にすいませんでした。
我々としても、作品論のつもりで始めたのですがつい熱くなり
このような結果を招いてしまった事に深い謝辞を述べさせていただきます。
あの対談は決して個人の創作を阻む物ではなく、自己批判であったのですが、
誤解された方も多く、また、私達の表現に誤解を招く部分が数多く
含まれていたと言うことで、私達に否があります。
これからはこのようなことが無いように気を付けますので、何とぞよろしく
お願いします。
レビューについてですが、私個人は編集内容にかかわっていないうえ、
斎藤さん個人のホームページなので私は意見出来る立場ではありません。
しかし、レビューは既に一日千人もの読者がついています。
私達の対談が原因となっていると言うのもありますが、読者の為にも、
私達が読者に成り代わり、レビュー存続の交渉を続けていく所存です。
確約は出来ませんが、現在斎藤さんからはよい返事をもらっております。
最後に
関係者に個人的に迷惑をお掛けしたことをおわびいたします。
本田です。
正式なお詫びが遅れましてすみません。今回の会談の件誠に申し訳ありませんでした。
LAS小説の範囲のこと
混乱の第一点目が、LASレビューで使われているLAS小説という言葉の範囲が
非常に広範なものになっており、私たちがイメージしていたLAS小説と大きな
隔たりがあったことでした。DARU氏をはじめとする関係者各位に大変不快な思いを
させたことをお詫びいたします。これは私見ですが、すでに「LAS小説=アスカと
シンジが相思相愛の小説」というレビューでのイメージが一般化していることを
(今頃ですが)認識いたしました。
小説作法のこと
私が言いたかったことは、「本編=映画で滅茶苦茶に壊されてしまったアスカとシンジ
(および他のキャラクター)を、LAS書き(結社員)の人は出来るならば各人それ
ぞれに補完をしてあの映画の悪夢を振り払ってくれれば」ということだったのですが、
これは僭越な考えでした。申し訳ありません。映画に対する憤りのあまり、理想が先
走ってしまいました。今後、他の方の創作態度に意見するような行動はいたしません。
どうぞこれまで通り個人の自由に基づかれまして創作活動をお願いいたします。
私の自作をスタンダードに定義づけしようという意図はありませんでした。
もしそうならば山本氏の小説も含めて全てが異端ということになってしまいます。
そのような誤解を生じさせてしまったことは大変心外で遺憾に思っております。
レビューのこと
レビューは斉藤氏が山本氏に事後承諾をとるという形で自発的に始められたもので、
その内容には本田山本の両者は直接関与しておりませんが、結社LASの一員として
お詫びいたします。私個人としては、小説に採点をつける制度などに対して、
意見はございますが、今回このような失態を犯した身ですので何も言う資格は
ありません。ひとえに、結社の会談のためにレビューが廃刊という事態にならないよう、
祈っております。なお、斉藤氏からは「レビューを存続する方向で考えている」との
旨の通知をいただいております。
今回の件を重々反省しまして、私本田は結社幹部から登録を抹消してもらうことにいたしました。今後は外部の一LAS支持者として、自前のHPでLAS小説/CGを制作することに専念いたします。大変申し訳ありませんでした。
今でもアスカが量産機に堵殺されていくシーンと、ラストシーンのことを思い出すと憤りに我を忘れてしまいます。そのような個人的な情動をこのような屈折した形で周囲へまき散らしてしまいましたことを、心よりお詫びいたします。
これからは純粋に作品というかたちで二人の、そして全てのEVAキャラクターの救済と幸福を祈りたいと思います。
>>295 見てるどころじゃ無いって カキコもしてるw
本田氏と実際会った話書いたのは私です。
>>298 キモイ? 匿名に隠れて他人の悪口しか言えない人よりはマシです。
文句があるなら使えるフリーメールのアドレスぐらい書いておいて下さい。
*LASレビューでの件は、私自身が自作をLASだと思って無いのに、
勝手に事前の連絡も無しにLASだと取り上げられたのでクレーム付けました。
ですから、この件に関しては 批評されたからクレーム付けた訳ではありません。
故に、向こうのミスでやった事で閉鎖の理由になったとしたら、私は関係無いでしょう。
*批評と言う名の批判に対しても(Qの掲示板)クレームを付けましたが、
こればかりは被害者で無いと分からないでしょう。今考えてもあれは欠席裁判です。
*あと無神経なラソキソグ(どことは言わん)についてもクレーム付けましたが、
どちらにせよ、実名でのクレームでありますから、ある意味正統な行為であります。
事前連絡も無かった等、不幸な落ち度が向こうに多すぎましたしね(って特定しちゃあかん
(思いこみ度が当時ちと激しかった事は認めております)
*具体的な反論も無いままに 批評禁止する奴はうんぬん
などと言った発言は匿名に隠れてるなぁ としか見えません。
悪質な批判・批評のメリットって何かありますか?
どんなに悪質でも批判・批評の権利を奪うべきでも無いとの事ですか?
批判・批評の衣をかぶっていれば何をしてもいいと思いますか?
勿論悪質で無い批評であれば認めておりますし、良質なサイトとは相互リンクしてます。
マジレスを希望致します。
ここが結果的に荒れるのが嫌なら私のメールアドレスに送って下さい。
(フリーメールでOK)
*あと、偏った情報でミスリードに誘う行為は止めて下さい。
(Qの掲示板等は完全なログが残って無いのも遠因ですが)
相手にするだけ馬鹿らしいとは思いますが、カミソグアウトします。
他人の認めたくない(とは限らんが)過去の過ちをほじくれる方々ですから、
自分の行為に一点の染みの無いよっぽどの人格者であると仮定しますので、反論プリーズ。
ペンは剣よりも強し 開き直った実名は匿名より強し(新語?)
あくまでも○崎 個人の発言ですので、ページを荒さないように。
四国の○愚者の総意ではありません。
何も自分ではしない人に限って文句を言うと言う法則をくつがえす為にも
マジレスを希望します。
過去のクレームで行きすぎた点もある事は重々承知しておりますが、
それより、不当に貶められた人を守りたかったと言う事は承知して下さい。
(結果 守りたかった人にハシゴを降ろされましたが(笑) 誰とは言わんが)
ps.本人証明の為に、トップページにエヴァ板へのリンクでも張りましょか?
(今現在は張ってません)
今日の捨てぜりふ:小説のネタ(or登場人物)にするぞこの野郎!
350 :
名無しさん : 2001/03/12(月) 20:26 ID:OfrqZlfY
マジ質問。
批評と批判って違うんですか?
批評と対句になるのは批判≠カゃなくって非難≠ナは?
351 :
>>346ですが : 2001/03/12(月) 20:31 ID:OfrqZlfY
>>346 ×「批評というもの反対」→○「批評というものに反対」
スマソ。
>>350 悪質で無ければ批評でも批判でも非難でも構いませんよ(笑)
批評=FF語らんかスレ
批判・非難=○ェ○Qスレ
って感じでしょうか。
>>351 どちらにしても批評に反対する人を反対するんですよね?
そんなに気にしなくても、あなたはもうエヴァFF界の主流からは外れてるんだから、普通におとなしくしてればいいのに。
わざわざ出てこなくても、イタいのを自らさらしてるだけだよね。
やめてみたらいい。
たぶんほとんど話題に上らないはず。
実際俺読んだこと無いもの。
長いだけでしょ。それで大きな顔されてもねえ。
作品は一つも知らないが名うてのクレーマーとの噂は知ってる。
それで名を売ってきた人なんですよね。
今回も営業活動の一環ですか?
カウンター伸ばすのもたいへんですねえ。
>>353 主流が他人の追随だけの逆行・スーパー・LAS だって言うのなら外れてて結構
我が道を行ってます。 主流じゃ無いと発表しちゃいけませんか?
他人と同じじゃないと 何も表現出来ませんか?
あれだけ書いてもフリーメールすら書かないあなたにこれ以上付き合うつもりはありません。
匿名のドキュンの攻撃に晒されながら五年間続ける事が出来るならやってみれ。
いみじくもあなたの悪意ある書き込みがサイト運営の困難さを物語っています。
面の皮厚く無いと続けられないだけだろ? と言われたら否定出来ませんが。
>>354 噂だけでしか他人を推し量れない人に真の友人は出来ません。
まぁあながち外れて無い部分もあるかも知れませんが>噂
もうちょっと理知的な答えを希望した私がお馬鹿さんだって事か?
主流でなくてもいいけどね。
5年もやっててどんな作品発表してるのかと思えばね。
語尾とかに注意して、読みやすい作品を書こうね。
内容については、別にコメントする必要を感じません。
こんな作品を世に出したいとあなたが本気で思ったのなら、それでいいですよ。
頑張って生きてよね。
>>356 結局作品に自信が無いから、過剰反応し、相手を攻撃することで自分を守ってきたんですよね。
なんかかわいそうですね。
それで商売してるわけでもないんだから、軽く考えたほうがいいんじゃないですか。
成る程、噂もあながち偽りでは無い様だな。
いい遊び相手ができたねえ。
でも、あんまりいじめちゃだめだよ、みんな。
これ以上はスレ違いも甚だしいので、メールアドレスにどうぞ
フリーメールでもフォーム経由でも何でもいいです。
全然知らない人だからこういうのもなんだけど、
一番スレの荒れるパターンのカキコなんだよねえ・・・
361を見る限り判っててやったんでしょうけど、なんか、ちょっと。
363 :
362 : 2001/03/12(月) 21:21 ID:???
含みはないです。ただ、書くなら煽り口調は控えてください。
そんだけ。
>>362 個人攻撃でちと血が登ってました すみません。
う〜ン、ファンフィクションにおける批評の有効性を議論することが出来たならば
有意義だったんだろうけど、最初からケンカ腰じゃ議論も何もあったもんじゃないなあ・・・
あ、逃げた(ワラ
>>357や
>>358が図星だったんだろうな。
逃げるくらいなら最初からでてくるんじゃないぞ。
この後名無しに戻って自分擁護の発言もするなよな。
あそこまで匿名批判書いたら、もう名無しには戻らないか、恥を知っていれば。
でも、自分も最初匿名で書いてたくせに(プ
日刊アスカとなんの関係も無いな
「四国のクレーマーだ。批判は許さんが質問はあるか?」スレでもつくるか?
尾○さんとやら、自分で作ってくれ。
いっそのことそのコテハンでキャラスレに乱入してくれよ。
笑えるから。>「四国の他称強面のクレーマー 尾○」
369 :
362 : 2001/03/12(月) 21:37 ID:???
>>366 あんたみたいのが出てくるからややこしくなるんだよ。
匿名前提の掲示板なのにメールアドレスを執拗に要求するのがあやしいよね。
なにか犯罪の臭いがするよ。
名前をかたってなにかする、とかさ。
みんな気をつけたほうがいいぞ。
371 :
362 : 2001/03/12(月) 21:44 ID:???
…君ら私怨同士なら両方余所でやってくれ。
いや。
俺はただの通りすがりだ。
何の恨みも私怨も無い。
おもしろいから遊んでるだけ。
メッチャ笑いました
噂通りの香ばしさだ・・・
ネタξ。マジモンだったら大藁い。
ゴタゴタ言われるのが嫌なら鯖に上げなきゃいいのに、なぜそうしないのだ?
不思議不思議。
尾○スレには藁(以下略)
彼に限ってはマジレスでしょう(w
アホがいる。アホがいるよーー!!
2ちゃんでこんなにワラタのはネタ以外では久しぶり。
こんなオモロイ事になってるなんて・・・しまったなあ、もう出てこないんだろうか?
何かすごいことになってるな。
俺尾○さんの小説好きですよ。何か意味を見いだすものばかりがEVASSって訳ではない。
小説自体いろんなジャンルがあるんだし。長きにわたって安定した筆力でエンターティナー
に徹するのって容易じゃないよ。過去のいざこざ、鯖みたいに意味不明でも
ないし、スノー○ードのようにパラノイックな批評禁止を標榜するわけでもない。
尾○さんは、ムキになっちゃう人なんだよ。俺は、そういう人は嫌いじゃない。
ムキが芸になっているから。
>>349の捨てぜりふ、ワラタヨ。
いろんなエヴァ作家に送りつけられた質問君のメールを逆手に取った今の連載も
なかなか見ないパターンだし、それをネタにする辺り、尾○さんのムキ芸が見えて面白い。
ここまで書くとスレ違いだな。
380 :
327 : 2001/03/13(火) 05:42 ID:pJvxvuNM
むきになるって言うよりも、粘着?と思ったよ…>さんぐうしゃ
尾○さんの小説ってどこで読めるんですか?
382 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/13(火) 06:22 ID:jWrJEWjk
>381
四国の…で検索せよ
思いっきりスレ違いの話になっとるので、各人、注意されたし。
軌道修正しましょ。
でもあげる
テレホタイムに議論をしようってとこに無理を感じる。
厨房が学校に行きヒキーが寝に入った今はじめた方が少しはましなものになるやもかもしかしたら
夏エヴァのオチ100選で爆笑した記憶がある。
でもどんな内容だったかすっかり忘れちゃったよ。
完結させてくれるだけで、読み専としては、ありがたいっす。
それから、噂になったものが読めない状況なのは、はまったのが
遅い身としては寂しいっす。
はまったのが夏エヴァ公開後の冬あたり。
同人誌は買えたけど、エヴァくだらないオチ100選とかはもう見れなかった。
だれかログ持っている人、全部じゃなくていいからコピペしてほしいです。
せっかく名乗ってくれたんだから、一つマジレス
>>349 >*批評と言う名の批判に対しても(Qの掲示板)クレームを付けましたが、
>こればかりは被害者で無いと分からないでしょう。今考えてもあれは欠席裁判です。
あなたが被害者だったんですか?
それとも噂通り第3者として乱入しただけですか?
Qの過去ログ読み返してみましたが、批評を受けていた当事者には話が通っていたようですが。
ネタニマジレスカコワルイ
日刊アスカは、ヘボレイシリーズが好きでよく読みました。
なかでも、レイが歯ブラシとまちがえてカミソリで歯をみがいて、
血だらけになる話がお気に入りでした。
作者のMAKIさんのプロフィール、ご存じの方アップしてくださいませ。
395 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/15(木) 00:39 ID:OdUflYB.
今何して食ってんの?この人。
>>390 ここでやんのもナニだから、アプ場所作りたいなぁ。
全文はいらないからここでやってください。
399 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/17(土) 17:26 ID:Y2v6R9nI
とまってるなーあげ
400 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/17(土) 18:26 ID:H/bxYbx6
途中までしか読んでないけど、(ってかほとんど読んでないけど)しろはたってなんか
里美八犬伝のサイトのどっかからいったんだよな〜。文章面白いな〜とか思いつつ。
んでトップのなんだっけピヨコだっけ?なんか創作かなんか。あんまりにも面白くない
んで、めっちゃさめました。つまらんね。ココ見てると昔は面白かったみたいだね。
どうでもいいか。
401 :
名無しです : 2001/03/17(土) 18:44 ID:5zpkHNTQ
本人もすっげー気にしてるんだからそういうコト言っちゃダメだって!!
(笑)
>みのぴよめっちゃつまらん
それにね、いやね、アレはね、平成の『家畜人ヤプー』≠ニいうべき
力の入った大問題作ですよ!! あんまり面白くはないけどね!!(笑)
402 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/17(土) 18:54 ID:rWcd2Bx.
日アスは楽しませてもらったよ。あのころは熱かったにゃあ
403 :
400 : 2001/03/17(土) 19:18 ID:H/bxYbx6
>>401 ってかあそこの本田って人は人のフンドシでどうのこうの抜かす割には
てめーの創作はクソ以下だろ? なめてのか?
>>402 いや見たこと無いけどさあ、熱かったんだろうね。うん。
404 :
名無しです : 2001/03/17(土) 20:02 ID:MC5XHU6U
405 :
名無しです : 2001/03/17(土) 20:03 ID:MC5XHU6U
>人のフンドシでどうのこうの抜かす割には
↑こういうひとは2chに来るなよ(脱力
>人のフンドシでどうのこうの抜かす割には
彼はそこらのクソ批評家と違うのはそれが芸になってる所だ。特殊な才能といえるかな。
報われにくい才能だけどな(藁
407 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/17(土) 23:23 ID:YfIsaj7E
いや、それ以前に最近、創作意欲無いよねぇ。本田トヲル。
猪木レビューばっかだもんな。いいんだけどさ。
うんこ以下の人にクソ以下の創作ってのも、解る気がせんでもないよ。
何でもいいからもっかい小説みたいのん描いてくれへんかなぁ。
春休みになるとネットでうっぷんはらす低能が増えるねぇ
春休み厨房、略して春厨ってやつですな。
どこの板でも蔓延してますな。
それも季節の風物詩、楽しみましょう
411 :
イアイアハスタア : 2001/03/18(日) 01:39 ID:1btA3x0s
>>407 彼を呼び覚ますほどの電波がいないんじゃ?
412 :
名無しです : 2001/03/18(日) 03:16 ID:3Vyi0282
いや、それもあるだろうけどハッキリ言ってトシなんだと思うよ。
413 :
イアイアハスタア : 2001/03/18(日) 03:27 ID:1btA3x0s
うーん、まだ30台じゃあなかったっけ?
414 :
名無しです : 2001/03/18(日) 04:12 ID:3Vyi0282
でももう30半ばくらいでしょ? そろそろキツい年齢っスよ。
30越えたオヤジは消えてくれ
そりゃないよ
418 :
名無しです : 2001/03/18(日) 22:12 ID:2Ai7im.I
30以下の中坊は消えてくれ。
420 :
名無しです : 2001/03/18(日) 22:50 ID:2Ai7im.I
ん?止まってるな
422 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/21(水) 18:23 ID:dAbbsl6w
エヴァ2始まんねーかな・・・。
俺が見たいんじゃなくて、本田さんのために。
423 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/24(土) 03:07 ID:nwURHZto
俺は見たいなー、自分が(笑)
つか庵野の新作が見てぇ 実写じゃないやつで。
式日見たヤツいる?
いたらどんなだったか教えて。
426 :
たまなし : 2001/03/24(土) 11:53 ID:QxUkyHxI
>>425 式日は実写版エヴァ。
登場人物は庵野監督と人格崩壊したアスカ。
風呂桶や線路、電車内などベタなシーンがてんこもり。
427 :
名無しです : 2001/03/24(土) 12:21 ID:gYB7zEx2
428 :
たまなし : 2001/03/24(土) 12:55 ID:QxUkyHxI
言わぬが花(笑)。
周りのなんだコリャという雰囲気は面白かったよ。
式日は本田氏のレビューが全てだと思う。
430 :
名無しです : 2001/03/25(日) 04:04 ID:f8fzKVps
この板のラヴ・アンド・ポップスレでは絶賛ですね>ラヴ・ポ
式日はダメでもあっちは面白いのだろうか?
真夏の終焉〜日本SFアニメの精神分析
戦後日本におけるアニメーション文化の隆盛は世界一といってよく、コミック・ゲームという姉妹ジャンルを含めて
戦後日本が唯一輸出出来るカルチャーだと言ってしまえる程なのだが、それではどのようなアニメが過去にブレイク
しているかを振り返ってみると、ある固定のパターンをそこに見いだすことができると思う。
1 原爆投下〜アトムの誕生〜戦後の始まり
鉄腕アトム
日本最初のテレビアニメーションシリーズ。終戦後、手塚治虫がアメリカから輸入された民主主義と科学万能主義を
全面展開して大ヒットさせた作品なのだが、主人公ロボットの「アトム」という名前と動力源が原子力という設定が示す通り、
原子爆弾を落とされたことによる敗戦・アメリカによる占領支配による外部から強制された革命という戦後日本の現実に
対してあまりにも無邪気すぎた作品であった。
無論、これは手塚一人の問題というよりは、この当時の日本という共同体全ての時代の気分であったと言える。
公害問題・反核運動とともに劇画が隆盛した60年代、この戦後日本の反抗期とも言うべき時代には手塚作品は懐疑的に
受け止められるようになり、手塚自身も決して鉄腕アトムを自らの代表作品とは考えなかった。
#現実社会の矛盾や問題を描く劇画が隆盛してきた中で手塚もまた劇画の手法を消化していき、大作「火の鳥」を執筆するに至る。
この連作は鼻が大きく女性に愛されない孤独な男・猿田が超未来から超古代に渡る輪廻転生の中で「火の鳥」という永遠の
命の象徴=グレートマザーを求めて彷徨うという無限循環の物語だが、この猿田という醜い男を開国後の日本人そのものの
自虐的イメージであるとしてとらえることも出来るだろう。
2 戦艦大和の戦後的復活
宇宙戦艦ヤマト
「OUT」というアニメ雑誌を産み、第一次アニメブームを築いた作品。松本零士原作。
日本初のテレビアニメ「鉄腕アトム」と同じく、カウンターカルチャー時代を経て70年代に登場したこのアニメにおいても再び「核」の問題が取り上げられるが、
それはアトムの無邪気な科学主義賞賛の気分、終戦直後の完全抑圧・忘却という過程から一段進んで、明確に「反核」を打ち出した形となっていた。
すなわち、この作品においては、地球人類は異星人から核攻撃を受け、地球全土が放射能に汚染されて人類は地下生活を余儀なくされ、あと一年で人類は滅亡する…
という危機的設定がなされている。
そしてここで非常に面白い設定が登場する。
その人類の危機を救うべく「放射能除去装置」を求める宇宙旅行に旅立つのは、何故か艦長以下クルー全員が日本人という宇宙船なのだ。
しかもその船は、かつて太平洋戦争においてアメリカ軍に撃沈された旧日本帝軍の象徴であった戦艦大和。この沖縄近海に沈んでいた
戦艦大和そのものを改造して「宇宙戦艦ヤマト」に改造し、日本人クルーが乗り込んで出陣する、というアニメなのである。
このクルーの設定や名前が意味深で、艦長はかつて戦争で死に損なったことを深く恥じ入り引退していた老雄「沖田」。新撰組の沖田総司から名字を取っている。
主人公「古代」はその沖田の昔の敗戦によって父を失った戦後第一世代。その名が示す通り、日本の敗戦という過去を直接引きずっている若者の世代である。
この戦前世代と戦後世代の二人の男は当初、かつての大戦における戦死者=英霊つまり古代の兄の戦死というトラウマを巡って対立するが、地球の危機という
さらに巨大な命題の前に和解するのである。また、クルーには「島」「森」という日本の国土そのものを象徴した名前の副主人公たちがおり、「佐渡」のように
日本の地名を冠したもの、また日本一の強者「真田」の名を受け継いだものなどもいる。
つまり、「宇宙戦艦ヤマト」は、一敗地にまみれた旧日本帝国軍の敗者復活戦の物語なのであり、しかも今回ヤマトが守護しようとするイデオロギーは大和民族・国体
というナショナリズムそのものではなく、地球・全人類・反核という「地球ナショナリズム」なのだった。
こうして「宇宙戦艦ヤマト」は実に巧妙な形で作品の中で日本を再軍備させることに成功した訳だが、226事件のコミック化などで知られていたかわぐちかいじが
80年代に入ってこの設定をさらに現実的な形で描いた漫画「沈黙の艦隊」(ある自衛隊員がアメリカ製の原子力潜水艦「やまと」を強奪し、核テロリズムによって
地球ナショナリズムの理念を遂行するための超国家レベルの軍隊を結成しようとする物語)を大ヒットさせたことからも判るように、「鉄腕アトム」が戦後体制の未来を
ユートピアとして描いていた退行時代、続くカウンターカルチャーの反抗期時代を経て、ここに戦前日本のナショナリズムと戦後民主主義の反戦反核運動とが実に
有機的な形で結びついた訳である。
もっとも、「宇宙戦艦ヤマト」の精神的双子である漫画「沈黙の艦隊」はアメリカのジャーナリズムにバッシングされ、また、連載が進むにつれて所詮「やまと」の
行っている平和運動もまた核テロリズムにすぎず、主人公は平和主義者と言いつつも所詮はテロリストである、という逆説構造が明らかとなっていくことでこの戦艦大和と
地球ナショナリズムをリンクさせようとする試みは挫折していくわけであるが、少なくとも「宇宙戦艦ヤマト」が登場した時代には、まだそこまで問題は煮詰められてはいなかった。
また「宇宙戦艦ヤマト」は、地球を救おうと手を差しのべてくれる彼方の星・イスカンダルの女性スターシャのイメージをイスカンダルの星そのものと重ね合わせて投影する
という手法においても実に日本人の心性に合致していた。
「かぐや姫」の伝説が示すように、日本は明治以後の一時期を除いて基本的にアジア的な母系文化であり、日本文化そのものが口唇期的・マザーコンプレックス的要素の強いものである。
アメリカではこのころ、「スターウォーズ」というSFXを駆使したSF映画がヒットしていたが、こちらに登場するプリンセスは主人公の男の助けを待つ囚われの姫であり、
西洋の騎士伝説を踏襲したフォーマットであった。
もう一つ「ヤマト」で目を引くのは、無論、地球を核攻撃してくる国家が「ガルマン・ガミラス帝国」を名乗る組織であり、帝国を率いる「総統」が
「デスラー」を名乗っているという設定であろう。
言うまでもないがこの敵国はヒトラー総統率いるゲルマン民族によるナチスドイツ第三帝国の漫画的パロディである。
デスラーは勝つためには手段を選ばない合理主義者ではなく、戦争をひとつの美学・芸術として楽しんでいるタイプであり、芸術家崩れのヒトラーと
名前のみならず趣向までもが(美化されているが)類似している。彼は戦争に勝利することよりもむしろヤマトによってガミラス帝国が滅んでいくことを
深層心理で望んでいるとしか思えないような破滅的な采配によって帝国を滅亡に導いていく、エキセントリックな支配者として描かれている。
#ヒトラーはベルリンが陥落する直前に、ベルリンを完全に破壊し市民を屠殺することで第三帝国を自らの手で滅亡させようとした。元来芸術家であった
ヒトラーの持つ一種の自殺願望が国家レベルに敷衍された例といえよう。
また、このガミラス帝国は決して好きこのんで地球を攻撃している訳ではなく、本国であるガミラス星が滅亡の危機に瀕しているために、やむを得ず
領土を拡張するべく地球へ進出しようとしていたのだった。この論理は民族の生活圏を確保するために領土を拡張しなければその民族は死滅するという
ハウスホッファーの地政学に基づいたナチス及び同盟国側の侵略の論理に酷似している。
これに対してヤマトのクルーもまた、日本人特有の武士道精神をもって戦い、主人公古代進はガミラス帝国を滅ぼした後に深い後悔の念に囚われ戦勝の
カタルシスを得ようとはしないのである。
かつて第二次世界大戦では大和ハアメリカ軍と戦って撃沈されたのであるから、このヤマトのリターンマッチもアメリカとの戦いでなければならない筈である。
もっとも直接アメリカと対決すると当然日米安保条約に基づく軍事同盟(事実上は占領体制)という戦後体制と対立するのでまず有り得ない訳だが
(もっとも、後に「沈黙の艦隊」はアメリカ軍との交戦を行い、最後はニューヨークへと乗り込んでいる)、ヤマトはこうしてナチスドイツを象徴した
かつての同盟国と戦わねばならなかったのだ。
本来、日本軍があのような超弩級戦艦大和を建造し、巨大戦艦や巨大砲門にこだわり続けたのは、精神分析学的に言えばおそらくは幕末の黒船ショックが
トラウマとなっている。アメリカの送り込んできた黒船の圧倒的な偉容と攻撃力の前に日本は泣く泣く開国を余儀なくされた訳であるから、この屈辱を
晴らすべく、日本はその後せっせと戦艦を製造し、その戦艦をもってアメリカ艦隊を撃滅しなければならなくなった訳である。
そして、実際、太平洋戦争という形で戦艦による黒船ショックの克服が試みられた訳だが、今度はアメリカ軍はさらに強力な兵器・原子爆弾を対日本戦に
使用し、日本は再びアメリカに破れたのだった。
「宇宙戦艦ヤマト」において、敵国が遊星攻撃という放射能攻撃を仕掛けてくるという設定も、当然、そういう過去の歴史から生じてくる無意識的な
アメリカの恐怖と怨念の筈であろう。
だが、いざヤマトが敵を倒してみると、その敵はアメリカを投影できるような存在ではなく、むしろ、かつての同盟国のナチスドイツに酷似した
集団であったのだ。
それ故に主人公・古代進は、ガミラス帝国を滅ぼしてしまったことを後悔せざるを得なかったのではないだろうか。
#地球を救ってくれる救世主である星=女性「イスカンダル」が、地球を滅ぼそうとする敵であるガミラス星と、実は双子星であったという設定もまた、古代たち日本人クルーを二律背反的な葛藤に追い込む訳だが、これは西洋に対する日本人の、憧れ・依存と憎悪・恐怖とに分裂した相反する価値観をそれぞれが象徴していると言える。
つまりヤマトは、空想物語上の存在でありながら、その本来の敵であった筈のアメリカと戦うことを戦後体制という
現実によって禁止された軍団なのであり、かつての同胞ドイツと戦うことによってしかアイデンティティを保持する
ことができない戦艦だったのだ。
(続編「さらば宇宙戦艦ヤマト」ではさらに、ヤマトとそのクルーは地球連=国連の発展した組織の内部で好戦的な
不穏分子扱いされ、連邦を脱退して無断で出撃してしまう。これも、満州帝国建国の際に日本が取った態度と共通している。
また、この続編における敵国の戦力があまりに強大なために、ヤマトは「特攻・自沈」によって敵艦を殲滅するのである。
言うまでもなく戦艦大和およびカミカゼ特攻隊の反復である)
ここにすでに「ヤマト」におけるナショナリズムの地球レベルへの拡大による再軍備とナショナリズムの復権という試み
の矛盾が露呈している。
同様の「人間対人間」の戦争を「人間対外部」の戦いへと置き換えることで作品中の戦争に合憲性を持たせた作品としては、
特撮シリーズである「ウルトラマン」があげられる。
庵野秀明は「宇宙戦艦ヤマト」「ウルトラマン」そして岡本喜八の戦争映画「沖縄決戦」のフリークとして知られるが、
前者二つのアニメ作品・特撮作品においては、戦争は「人間対外部」の物語へすり替えられている。
3 闘争の挫折〜政治からオカルトへ
「機動戦士ガンダム」
70年代終盤にオンエアされた富野由悠季監督のテレビアニメシリーズ。80年代初頭に映画化され大ヒットし、
「機動戦士Zガンダム」「逆襲のシャア」など続編が多数制作された。
第1シリーズである「機動戦士ガンダム」は、地球連邦という世界の現体制を象徴した組織に、時代に逆行するかのような
一族支配体制を敷くジオン公国が独立戦争を仕掛けるという設定である。
「宇宙戦艦ヤマト」が地球ナショナリズム対異星人という「人間対外部」の戦争を描いていたのに対して「ガンダム」では
民主主義を建前とする独裁主義すなわち「人間対人間」の戦争が展開されることとなる。
だが、このアニメの視点はそのような社会に対峙し圧制される個人のものである。主人公アムロ・レイは普通の学生だったが、
偶発的に戦争に巻き込まれて地球連邦軍のパイロットにされてしまう。アムロは母親に人殺しと罵られ、脱走逃亡を
試みるものの結局は戦争の中にアイデンティティを見いだすことになっていく…。
つまりロボットアニメの中に富野は「カムイ伝」的な社会対個人の闘争劇を盛り込んだ訳である。アムロはパイロットとしては
天才的な才能の持ち主だが、所詮は世界の運命を左右するような権力を持たない、単なる地球連邦軍の駒にすぎない。
そのような陰鬱な世界観をカバーするべく、敵国ジオン公国の天才パイロット・シャア・アズナブルという(シャルル・
アズナブールから命名)美形将校がアムロの個人的ライバルとして用意されていた訳だが、このシャアの口から作品の後半に突然
「ニュータイプ思想」という一種の超人思想が語られ始め、「機動戦士ガンダム」はカムイ伝的なマルクス主義世界観の戦争ドラマ
から突如別のアニメへと転身するのである。
#「カムイ伝」
テレビアニメ化された作品は「カムイ外伝」のみで、本編はアニメ化されなかった。
「忍者武芸帳」「サスケ」を描いた時代劇漫画家白土三平が60年代安保時代に「ガロ」に連載した長編で、江戸時代の
小藩で繰り広げられる階級闘争を描いたもの。労働者を社会で最も尊い階級として描き、逆に権力者や商人を打倒すべき
階級として展開したものとして当時の左翼学生に「資本論」の代わりに読まれたという。
主人公カムイは非人の出身で、身分制度の最下層から脱出するために隠密すなわち忍者となるが、そこには人間としての
自由など存在せず、結局カムイは抜け忍となって生涯幕府から追われる身となる…という挫折の物語が、カムイの義理の兄に
あたる農民・正助と封建制度との葛藤・一揆という形での逃走劇と、ほとんど関係しないままに展開していく。 結局、
最後までカムイという個人はどれほど個人的能力を持とうとも巨大な歴史的時間の中へ参加できず物語の舞台から姿を
消してしまう上に、封建制からの民衆の解放という明確な目的を持っていた正助の一揆闘争も最終的には無惨な失敗に終わる。
この「カムイ伝」の挫折・閉塞はやはり、安保闘争の終焉、学生運動の閉塞という現実社会の流れの中で革命の作家・
白土三平もまた己の描く世界に行き詰まりを観てしまったということであろうか。
最後に、カムイの師匠である抜け忍赤目が「私の夢、あんたの夢、そんなものは最初から無かったってことさ」と吐き捨てて
死ぬが、この瞬間に白土の作品世界の中の決定的な何かが死んだのかもしれない。
なお、近年「カムイ伝第二部」が連載されているが、未だに完結を観ていないので分析しがたい。ただ、階級闘争・非人解放
というかつてのテーマが見えにくい作品に変質していることは間違いない。
#ニュータイプ
人間は宇宙に進出することによって知覚の進化を獲得し、他者と意識の共有=シンクロを果たせるようになるというSF的な
人類進化論。簡単に言えば、超能力のひとつである「テレパシー」を種族論へと押し進めた概念であろう。
その後「ガンダム」の物語は、旧人類(オールドタイプ)が嫉妬と憎悪によってニュータイプを圧殺・搾取していくという
パターンに陥ることになるが、そこに安保闘争時代の左翼インテリの脆弱な挫折と大衆への不信感の影を読みとることは、
「ガンダム」と「カムイ伝」とのテーマ・物語構造の類似性から観ても決して不合理とは言えないだろう。
その後、富野がガンダムシリーズから降りた後に制作されたテレビにおけるガンダムシリーズ最終作「ガンダムX」の最終回に
おいて、ついに「ニュータイプなどは無かった」という最終結論が視聴者につきつけられ、多くのオールドガンダムファンが戸惑ったという。
「機動戦士ガンダム」はロボットアニメの体裁を取りながら、実は白土三平の「カムイ伝」に近い作品構造であった。
すなわち、共同体対共同体の闘争を縦糸としながらも、社会対個人の闘争のドラマをドラマの中心に持ってくるという一種の
マルクス主義的(吉本隆明的)史観に基づいた群像劇なのである。
「カムイ伝」の主人公・カムイは忍者としては超人的な能力を誇っていたが、結局は幕藩体制を維持するための一つの歯車
にすぎず、肉体的強さと引き替えに自らの人間性を放棄せざるを得ない存在であった。結果、カムイは物語のクライマックスで
ある日置大一揆に参加することもできず、ただ逃げることしか出来なかった。このカムイの挫折は70年代安保闘争の内ゲバに
よる終結と挫折という時代の現実にシンクロした展開であった。そして「ガンダム」におけるアムロもまた優秀な個人
でありながら社会に何ら主体的な影響力を持てぬ体制下の歯車に過ぎないという同様のアポリアに陥るのだが、富野はここで
「ニュータイプ」というSFの概念を提出して社会対個人の闘争の問題に決着をつけようとしたのである。
ニュータイプとはつまり、新人類を指す訳だが、彼らはお互いに共感しあえる人間、つまり、互いの個意識と個意識とを共有
することのできる特殊能力を持った人間であると定義されている。
つまり、この心理学的進化を果たした人間と人間との間では真の意味での相互理解が可能であり、従って、人間対人間の戦いは
回避される筈である…という思想である。トランスパーソナル心理学等の思想を富野はかなり吸収したのだと思われるが、しかし
「ガンダム」世界に現実に出現したニュータイプは、その鋭敏な知覚を利用されて殺人兵器として組織に利用され圧殺されていく
一方で、ミュータントとして白眼視・危険視される宿命を余儀なくされる。
つまりは全ての人間がニュータイプへと進化しない限り、事態は解決されないのだった。無論、そのような非現実的な瞬間は
「ガンダム」には訪れることは無かった。
続編「Zガンダム」ではニュータイプとなったアムロとシャアが社会によって圧殺されていく陰鬱な過程が、所詮近代戦争とは
イデオロギー対立を標榜しながらも実は資本家が利潤をあげるために行われる茶番にすぎないという、これもまた「カムイ伝」と
共通する「資本主義に対する個人の連帯による革命思想の挫折」という過程とともに描かれるが、この続編におけるアムロと
シャアという卓越した個人の挫折は結局は「カムイ伝」と同じ構造、富野自身の言葉で言えば「現実認知ドラマ」であった。
70年代安保闘争の終焉とともに、戦後日本は脱・社会、脱・政治という方向へと急速に向かっていく。あるいは富野は
80年代にロボットアニメというジャンルの中で「カムイ伝」が江戸時代の封建社会に家宅して表現していた社会対個人という
テーゼを復活させようとしたのかもしれないが、そこで唯一提出された解決策は「ニュータイプ」という進化幻想、
人間の意識の拡張という超心理学的な理念であった。
(「カムイ伝」もまた個の連帯による権力との対峙を提唱する物語であったが、最終的には一揆の指導者であった農民・正助は
幕府によって舌を抜かれ、他者とのコミュニケーション能力を奪われて挫折している。)
次第にコミック・アニメ界における革命思想は、戦争・武力闘争による権力奪取という直接的な暴力革命主義から、
コミュニケーション能力の拡大という心理学主義へと移行していったと言える。それはつまり、表現上では、忍者漫画が
SF漫画へと変質していったということでもあった。
これを社会革命の挫折による個人への内向と取るか、新たなる戦術の模索と取るかは個人の主観次第であるが、
日本のサブカルチャー文化はこの「ガンダム」を経て80年代には、個人主義=オタクの時代へと確実に変質していったのである。
整理すれば、大東亜思想を原子爆弾によって破壊され、アメリカから民主主義を押しつけられた終戦直後の日本の
「抑圧から解放された気分」が「鉄腕アトム」という原子の力によって人々を救うロボットを生み出した。ここでは
まだ、社会と個人との間には隔離された距離はほとんど無かった。
だが二度の安保闘争等を経て戦後日本の共同幻想に吸い上げられることの無かった様々な幻想がフィクションという
形で噴出しはじめることになる。反米感情・ナショナリズムを巧妙な形で昇華したアニメ「宇宙戦艦ヤマト」が生まれ、
一方では社会と個人との間の乖離を修復するべくニュータイプという心理学的ミュータントを幻想したアニメ
「機動戦士ガンダム」が生まれてきたのも、戦後日本体制の共同幻想を教科書的に再現した「鉄腕アトム」がすでに
多数の日本人の私的幻想を満足させ得ぬ状況になっていたということであろう。
安保闘争とはおそらく、表層的には事実上アメリカの占領下にあり属国となっている日本という共同体が、
戦後体制初期の新生児状態から成長して反抗期を迎え、アメリカから再び自立しようとしはじめた日本人のパトスで
あるが、一方で日本政府がアメリカ=父親を、学生や闘争家が日本=息子を演じるという二重構造を持ったエディプス・
コンプレックス的対立であったとも言える。
戦後民主主義体制という新しい日本の共同幻想は、当初は多くの生き残った日本人が戦前抑圧してきた様々な私的幻想を
受容し解放してくれる快適なシステムであったのだが、経済面での問題が復興によって解決されていくと次第に日本が
アメリカの属国状態であるという現実が次第に認識されるようになっていった。そこで発生したのが、かつての尊皇攘夷運動に
比すべき安保闘争・学生運動だったわけだが、これは日本政府=国家が、日本人の持っていた私的幻想(日本は独立国である、
とか、日本はアメリカの属国ではない、とか、もう戦争は疲れるので懲り懲りである、など)を吸収し実現させているかのように
演技出来なくなった(当然、安保条約によって)ということを意味する。
そこで、アメリカに主権を売り渡す売国奴的な国家権力に反逆し革命を起こすことが「日本」の国益のためになる、
という尊皇攘夷運動と同じ構造の革命思想が発生してきたわけだが、その流れの中で手塚治虫の描いてきたユートピア的漫画が
否定され、「忍者武芸帳」「カムイ伝」などの劇画が読まれ、そしてその世界の中で権力を個人が如何に打破するか?
という情念に満ちた思考実験が繰り返されることになったのだろう。
#体制を個人が打破しようとするこれらの作品が、マルクスを思想的背景として負っているということは、すなわち、
この情念がアメリカの打破と不可分に結びついているということではなかろうか。いずれにせよ、現実レベルでアメリカの
日本に対する絶対的な影響力を消し去ることが出来ない以上、このような情念が空想という形の共同幻想として今後も現れ続ける
ことは間違いないだろう。
そして、この「カムイ伝」は天才的忍者カムイの挫折によって個人的戦闘力の卓越も権力の前には無力で
あることを示し、雄弁な民衆指導者正助の挫折によって革命集団の欺瞞と限界を露呈させてしまった。
おそらく「機動戦士ガンダム」で富野は、無思想の天才忍者カムイの転身とも言うべき思想無き
パイロット・アムロと、アジテーターにして政治能力に長けたカリスマであるシャアの二人の主人公を、
「カムイ伝」同様の必然的挫折に追い込むことを躊躇した、あるいはその先へと進もうとしたのであろう。
ここで、この作品が時代劇ではなく、SFアニメであったことが幸いした訳である。
70年代以降、時代劇漫画は急激に衰退して、SF全盛時代となる訳だが、つまり少なくとも
アニメーション・コミックの分野においては、これまで検討してきたテーマの成就に(物語的な)
リアリティを持たせることは、もはや現実の人間・現実の世界の法則に従っていては困難となって
しまったからではないだろうか。
庵野秀明が劇場版の制作にアニメーターとして参加している宮崎駿の作品「風の谷のナウシカ」
もまた、最終戦争によって地球を汚染してしまい、放射能を想起させる毒素によって滅び行く人類の
浄化と救済を模索するという物語であったが、ここでは資本主義文明へのアンチテーゼとして牧歌的な
共産制+自然と共生するエコロジー思想が当初全面展開されており、原作の連載途中に製作された
劇場版においては動物と共感する能力を持つ少女・ナウシカが救世主として活躍し、再び資本主義時代の
殺戮兵器によって世界を制圧しようとする人々に武器を捨てさせることに成功する。
だが、原作の連載中にソビエト連邦の崩壊によるマルクス思想の現実レベルにおける終焉を迎えたことが
宮崎の作品世界に対するスタンスの変更を余儀なくした為か、原作の終盤ではナウシカは非暴力主義を
捨てて敵を殺戮し、密かに進行していた人類再生プロジェクトを破壊してしまうのである。人類の救世主と
して期待された彼女が最後に選択した価値観とは、全てを自然のままに、という完全エコロジーの道であり、
その帰結が人類の滅亡であると知っていても、人類よりも自然のほうが重要である、というひとつの極論だった。
ここでナウシカは、反戦主義・非暴力主義という戦後日本の一つの理想とされてきたイデオロギーが
現実の革命においては無効であることを示し、またエコロジー思想を突き詰めていけば畢竟人類は生態系を
維持するために滅びる他は無い、という極論によってエコロジー思想そのものの内包する自己矛盾を露呈させ、
世界の救済を断念して(逆に、人類の未来を棄却して)物語を終えてしまうのである。
無論、「ナウシカ」の戦争によって汚染された終末世界もまた、戦後日本そのものを未来へと投影した
イメージであった訳だが、白土三平に続いて、宮崎もまたマルクス的な反資本主義思想(それは
情念としては、反アメリカということであったろう)による世界の救済=日本の再生という思考実験に
失敗した訳である。白土は「カムイ伝」において舞台を過去にずらし、主人公を男性として描き、
アンチ資本主義という経済的テーマを全面に持ち出したのに対し、後発の宮崎は「ナウシカ」において
舞台を未来へずらし、主人公を女性として描き、アンチ資本主義というよりもアンチ再軍備・アンチ
核兵器というエコロジカルなテーマを主要なものとしたのであるが、当然この違いの中には各作品が
製作された時代ごとの共同幻想の違いが現れているだろう。
このように作品世界内部で閉塞した宮崎はその後ナウシカの物語を過去へとずらし、「人間と
自然とは共存できるのか」というナウシカと同じテーマを持った劇場アニメ「もののけ姫」を
製作したが、そこではより明確に人間と自然との共存の不可能性を描き、自らが長年追求して
きたテーマを否定して終わった。
結局、「カムイ伝」〜「ナウシカ」と続く社会主義ユートピアの物語はいずれも現実における
社会主義の失速によって、作家によって自己否定される他は無かったのである。従って、80年代
中盤にはアニメにおいて政治思想による戦後日本のアメリカからの自立をもくろむ作品は衰退し
(ただし「沈黙の艦隊」のように、超国家規模の安全保障軍隊を保持することでアメリカと日本とを
対等レベルに引き上げようとする作品は現れたが、この思想自体がアメリカの「世界の番犬」論理を
コピーしたものであることは言うまでもない)、著しく非現実的なレベルへと空想を拡大せざるを
得ない状況へと時代は流れていくのであった。
4 超人幻想→現人神の復活
AKIRA
80年代中盤に連載され、アニメ化された大友克洋の「AKIRA」は、この日本国家が世界という
社会の中で適応するために抑圧した反米ナショナリズムと、日本という社会の中で個人が自己実現を
果たすために幻想されてきたトランスパーソナル=意識の拡張・共有による相互理解という二つの位相に
おけるパトスを同時にすくい上げる作品であった。無論、この二つは本来打倒欧米という同一の欲望から
派生してきたものにすぎない訳で、「AKIRA」の登場は戦後日本の文化史にとってひとつの必然で
あったといえるのだが…
舞台は第三次世界大戦後の廃墟と化した東京。無論、このハルマゲドン以降の東京という近年よく
観られる設定が、実は第二次世界大戦直後の荒野と化した東京とう原光景を未来へと投影したものに
すぎないことは言うまでもない。
この作品における第三次世界大戦の勃発の原因は実は日本にある。軍事利用目的で郡部が行っていた
超能力実験計画の過程でアキラと呼ばれる少年が原爆投下を思わせる大爆発を起こし東京を破壊
してしまい、このために世界情勢が混乱して第三次世界大戦が勃発したのである。
そして、その危険人物である少年アキラは、何故か殺されることなく、東京の地下深くに
冷凍保存され、軍部が恐る恐る巨大なアキラの保管施設を守護している…という物語である。
もちろんこの冷凍保存されることによって年老いることのない永遠の少年・アキラは昭和天皇の
メタファーであるだろうし、作中二度起こされるアキラによる原爆投下もアキラの意志による
ものではない。アキラはつねに無垢で、意志や欲望を持たない神の如き存在であり、厄災を引き起こせる
元凶は常に軍部の暴走なのである。従って読者はアキラに決して嫌悪感を抱くことはなく、
事態を悪化させていく愚かな軍部の一部軍人や腐った政治家を嫌悪し責めたくなるという実に
戦後日本的な構造になっている。
#講談社「ヤングマガジン」誌上にこの作品が連載されていた訳だが、連載中に人気が沸騰し、
劇場アニメとして多少異なる物語の「AKIRA」映画版が製作されたのだが、この映画では
アキラはすでに死んでおり、政府によって解体され標本にされていた。この設定の大きな変更は、
「AKIRA」の連載中に昭和天皇崩御という事件が起きていることとやはり連動しているのだろうか。
このアキラという象徴的な存在を巡って軍部や、宗教団体、暴走族の少年達、そしてアメリカ軍らが
入り乱れて戦う訳だが、アキラは繰り返しになるが意志を持たない象徴的存在なので、
アメリカ軍の空母を撃沈する主体もアキラではない。もう一人の超能力少年・鉄男なのだ。
鉄男は超能力という形で絶対的権力を得て個人でありながら国家・軍隊とも対等以上に渡り合える
存在へと飛翔していく訳だが、「サルでも描けるまんが教室」等における竹熊健太郎の分析を参照
するまでもなく、「カムイ伝」を最後に消滅した忍者漫画というジャンルに替わって現れたものが
超能力漫画である。
カムイがどれほどの秘術を会得しようが社会の前には全くの無力だったのに引き替え、
非現実的な戦闘力を持つ鉄男のような超能力者は「大東京帝国」を建国し、日本の軍部や
アメリカ軍と対等に戦うことが可能なのである。
つまりここで述べようとしている私見とは、戦後日本のサブカルチャーにおける個人の
絶対的な戦闘力への耐えざる希求とは、アメリカおよびそれに追従する日本の売国奴的権力者に
鉄槌をくわえたいという、戦後日本の私的幻想が文化・創作というかたちで現れてきたもの
ではないか、ということである。
そしてそのひとつの集大成的な存在が超能力という非現実的で圧倒的な戦闘力を持ち、
軍部やアメリカ軍と戦う鉄男ではないだろうか。
だが鉄男が戦後日本の新たなヒーローに成りえた訳ではない。
大友はすでにこのような個人的能力の飛躍による闘争の勝利、ひいてはアメリカに対する軍事的勝利
という幻想にリアリティを感じられる世代ではなく、故に鉄男は超能力という非現実的な世界を知って
しまったがためにリアリティを喪失していき、次第に精神を蝕まれて自我崩壊していくのである。
代わりに大友が提出する解決策は、やはりここでも自我意識のシンクロというニューエイジ的思想
なのだが、これを先導するリーダーが新興宗教団体の教祖であるところが、80年代以降のアニメに
新たに観られる特徴ではなかったか。
だが最終的にはここでもやはり人間の自我意識の進化はその予兆を得られるのみで、決して実現しない。
アキラも鉄男も消滅し、ただ廃墟だけが残る。
大友は超能力という非現実的・願望的な概念によるアメリカへの勝利をも個人の自己実現・
完全なる私的幻想の共同幻想化の可能性をも、最終的には棄却した訳である。
何ら超能力のような特殊技能を持たない平均的日本人代表としての主人公・金田が、ただ
友人の鉄男の周囲をうろついているだけで「AKIRA」の物語そのものにはほとんど参与
できなかったとはいえ、どうにか最後まで生き延びたことから、少なくとも観客の与えられた
閉塞感はさほどのものではなかったのだが、「まだ、はやすぎたんだよ」と最後にキャラクターに
語らせなければならなかった果たして大友自身はどうであったか。
#金田は本当に日本人なのかどうかという疑問もあるが、金田と軍部に28号とナンバリング
された鉄男のネーミングについては、「鉄人28号」の鉄人(28号)とそれをリモコンで操る
少年・金田君からの引用であるという説が最有力。
連載の終盤、鉄男の築いた「大東京帝国」が軍部やアメリカ軍との戦争によって崩壊していく
とともに、大友の描く原稿自体もどんどん白く、脆弱になっていった。
441 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/26(月) 19:07 ID:AtfDcraA
5 そして新世紀エヴァンゲリオン
非常に駆け足に振り返ってみたが、「新世紀エヴァンゲリオン」を戦後日本の
文化史的視点から観る場合、これらの諸作品からの流れの一環として捉えると理解
しやすいと思う。
戦後民主主義が抑圧した二つのパトス、反米ナショナリズムと個人の戦闘能力
拡大→自我意識の拡大。
「エヴァ」は、形式的には当初「ウルトラマン」の手法を踏襲して再軍備を果たしていた。
すなわち、人類のてきである謎の生命体「使徒」との戦争の為に、ネルフという
防衛組織が結成され、何故かその本部が日本に建造されるのである。
つまり、特撮ドラマの基本フォーマットである「人間対外部」の戦争へと論点を
ずらすことで再軍備を果たすという、ある意味において「ガンダム」よりも退行した
作りであった訳だ。
ただし、主人公シンジが自らの意志に反してパイロットにされ、脱走や搭乗を
繰り返しながらも次第に組織の中でその自由を圧殺されていく…というドラマ展開は
「ガンダム」を踏襲していたのだが、シリーズ終盤、監督庵野秀明は突然ドラマを
「人間対人間」の位相へと引き戻した。
それが劇場版完結編であるEOE(ジ・エンド・オブ・エヴァンゲリオン)における、
ネルフ本部に対する戦略自衛隊そして秘密結社ゼーレによる総攻撃というエピソードである。
すでにシリーズ中盤からネルフと上部組織である国連の人類補完委員会(実体は秘密結社
ゼーレ)との不協和音は鳴り響いていたのだが、共通の敵である「使徒」が消滅すると
同時に物語は人間対人間のリアルな戦争へとシフトし、キャラクターが次々と殺されて
いくことになる。
庵野が岡本喜八監督映画「沖縄決戦」フリークであることは有名だが、EOEでは物語が
人間対人間の戦争へ切り替えられと同時に人間もまた使徒の一種であったことが明かされ、
結果、「人間対使徒」の戦争も実は「人間対人間」の戦争だったということになる。
つまり、主人公のシンジたち少年少女が倒してきた使徒もまた、人間だったということに
なってしまう。このアニメは実は最初から、少年少女が軍隊に入隊させられて、戦場で人間を
殺していく姿を描いた作品だったのだ。碇シンジは人間の姿を持った使徒・渚カヲルを
上司の命令によって「人類を守るため」という名目で殺してしまい、そのことによって
強烈な罪悪感を自らに刻印して再起不能になってしまうのである。
全ての物語がここにおいて価値逆転されてしまう。
そして、シンジと同じくパイロットを勤めていた少女惣流アスカラングレーは、
他ならぬ人間の手によって戦場で屠殺されてしまうのだった。
ここで庵野は「人間の性、悪なり!」という梶原一騎的テーゼを、または
「地獄へ堕ちろ、人間ども」というデビルマンのテーゼを再現して見せている訳だが、
デビルマンとエヴァの関連については別稿で語っているのでここでは繰り返さない。
このアスカの自衛隊との戦闘・続く国連軍(エヴァシリーズ)との戦闘による戦死ほど
陰惨なエピソードはアニメ史上に類例が無く、「厭戦」映画としてはこれほど威力を
持った作品は珍しいのではないか。その後のシンジのアウカへの暴力シーンを考慮すると、
決して意図的な反戦映画では無いと思うが。
少女が正義を掲げる人類防衛組織によってパイロットとして養育され、過酷な状況下で
精神崩壊したあげくに日本政府率いる自衛隊という日本国内の権力に襲撃され、それを
ロボットの力を借りて打ち倒したのもつかの間、今度はさらに巨大な国連軍という権力に
よって殺されていく。さらに念の入ったことに、アスカは日独クオーターで国籍はアメリカ。
日本人とドイツ人の血を持ったアメリカ人という設定であり、つまり襲い来る敵はいずれも
母国軍だった訳である。
無論、ネルフと日本政府やゼーレとの間で発生している社会対社会のイデオロギー対立は、
アスカ個人とは全く関係が無く、アスカは自分自身が何故攻撃されるのか最後まで理解して
いなかったであろう。
エヴァは完全に社会対社会の位相における闘争というものに対して、ノンを唱えている。
それどころか社会対個人の闘争に対しても嫌悪感以外に表現するものをもたない。
「ガンダム」にはまだ、主人公の行動動機が個人的なトラウマであることを覆い隠す
隠れ蓑ではあったが、建前としての社会対個人の革命闘争という視点が残っていた。
だが、90年代、すでに建前としての社会革命すらエヴァにおいては放棄されたのである。
442 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/26(月) 19:10 ID:AtfDcraA
しかもこれを、ロボットアニメというジャンルで実現したところに庵野の凄さがあった…
と評価したいのだが、しかし、EOEはこれだけでは終わらなかった。
パイロットの少年少女たちが人間性を剥奪され、精神崩壊し挫折しころされていく姿を
執拗に描ききった後、庵野は彼なりの解決策を提示してみせなければならないわけだが、
ここで彼は自我意識の拡張というガンダムで提出された概念をより直接的に押し進めて、
全ての人間が心も体も一体化してLCLという海に溶け込んでしまうという救済策を
持ち出してきたのである。
このようなオカルトに傾斜する余り現実性を喪失した概念が万が一現実世界に適応
された場合の危険性・暴力性についてはもはや書くまでもないが、庵野自身結局この
「人類補完計画」を否定し、一応碇シンジが現実へと復帰するという結論を付け加えて
いるものの、その現実とはあのような陰鬱な世界であり、そこには絶望と暴力と
怒りと侮蔑しか無かった。
#ファシズムとオカルト思想との相関関係については荒俣宏の諸作品に詳しい。
残念ながら、いずれにせよ、「ガンダム」もしくは「カムイ伝」以来何度も
繰り返されている挫折(あるいは現実認知)を、エヴァは繰り返したに過ぎない。
その結論は、社会と個人との間に存在する乖離を修復することは現実に置いては
到底不可能な理想にすぎないということでもあり、また、個人と個人との間の完全なる
理解という理想もまた夢にすぎず、必ず裏切られることになるということでもあろう。
とくにエヴァの主人公碇シンジにおいては社会に対する視点が完全に消滅し、
100%「自己対他者」という世界でのみ彼は思考し行動していた。
これは、社会革命はまず人間の心の変革から、という「ガンダム」のテーゼを
受け継いだ庵野の陥った当然のアポリアであったろう。「エヴァ」はあまりにも
個人の内面に拘泥し、心理学至上主義という近視眼的なスタンスにまで閉塞してしまった。
一方、同時期に公開された宮崎駿のアニメ「もののけ姫」も、宮崎が多年理想として
描いてきた自然と人間との共存を否定する作品であったことからも、90年代終盤を迎えて、
如何に日本という共同幻想が閉塞し、個人の私的幻想との乖離が激しくなっているかが推察できよう。
#もののけ姫
宮崎駿監督による時代劇アニメ。第三次世界大戦後の放射能に汚染された地球上に滅び行く
人類の再生の道を模索した「風の谷のナウシカ」以来、人と自然との調和を過去の作品に
おいて追求してきた宮崎駿が、ついにそのテーゼの不可能性を示して自らの世界の崩壊を
描いたという難解かつカタルシスに欠ける映画だったが何故か大ヒット。
クライマックスにおいて森を司る神・シシ神が人間の放った銃弾によって暴走し巨大化、
不定形の怪物と化して森を滅ぼしてしまう訳だが、同時期に上映されたEOEの
クライマックスが人の命の源である生命体リリス(綾波レイ)が碇ゲンドウを見放し
ヒトの姿を捨てて巨大化し、サードインパクトを引き起こして人類を滅ぼしてしまうという
全く同じストーリーであったことは興味深い。
また、このEOEのクライマックスである人類滅亡=「サードインパクト」も第三次
世界大戦のメタファーだろう。
エヴァの舞台は、セカンドインパクトという大惨事によって人類の半分が死滅した後の
世界という設定だが、このセカンドインパクトは実は主人公碇シンジの父親碇ゲンドウと
ゼーレが発生させた災害であり、その事実は全て隠蔽されていた。
少なくとも、「僕は人を傷つけることしかできない。だったら何もしないほうがいい。」
と自分の罪悪感を口実に友人の救出を拒み続けるシンジの病状の原因が父親・ゲンドウに
あることは確かである。何故ならばゲンドウもまた「俺はシンジを傷つけることしかできない。
だったら何もしないほうがいい。」という理由でシンジを遠ざけていたことを語っているからだ。
つまりシンジはゲンドウの自我をコピーされた世代ということである。無論自我と
いうものは親から子へとコピーされ伝えられていくものである。従って、現代の日本の
世代にも当然、戦中派の自我がある程度コピーされている。
エヴァにおいては、ゲンドウ=シンジの親子二代に渡って激しい罪悪感に囚われており、
最初に罪を犯したゲンドウという当事者はその罪悪感をシンジに対して投影して逃亡し、
それを受けてシンジもまたゲンドウの罪悪感をコピーして保持しているという構図になっている。
しかもシンジにとって、この罪悪感は無根拠なものであり、説明不能なものであるから、
常に自我を脅かす危険な無意識の感情であり、故にシンジの自我は非常に脆弱となっている。
ゲンドウは原爆投下レベルの殺戮を行った当事者の象徴、息子のシンジは罰されずに
権力を保持している戦犯の子供という世代の象徴であり、シンジの不自然なまでの
罪悪感や他者恐怖はあるいは戦後日本の戦後世代特有の病状そのものだと言えばうがちすぎであろうか。
フロイトは第一次世界大戦を目の当たりにして、タナトス(死の象徴)をエロス
(生の象徴)とともに人間の基本的欲求であるとし、従って戦争は不可避である、
という見解を示した。
それに対してユング以降のニューエイジ系に連なる心理学派は、個人の意識は個人を
越えたレベルで繋がっており、個人と個人とが理解死あえることが可能であるという
超心理学的テーゼを打ち出して来た訳だが、少なくとも日本アニメの流れをこうして
観てきた限りでは、日本アニメから戦争が消えることは無かったし、今後もなさそうである。
#この個人意識の連帯・融合というトランスパーソナル心理学思想は多数のアニメや
コミックスにおいて観られる。「ガンダム」の他、大家の作品では石ノ森章太郎の
「サイボーグ009・神々との戦い編」、平井和正の「幻魔大戦」があげられよう。
この二つはいずれも、超能力者(またはサイボーグ)が宇宙から現れた巨大な敵である
神もしくは悪魔(幻魔)とのハルマゲドンを戦うという物語であるが、「カムイ伝」同様、
主人公たちがその戦いを終えることは決して無い。
近年、閉塞した人類を救うべく宇宙からUFOに乗った宇宙人が現れて人類に新たな
価値観を与えてくれるという「地球維新」妄想がオカルト界を中心に流行しているが、
この地球維新妄想が黒船による日本開国・敗戦による民主化を外部からの革命・救済として
肯定的に感じている戦後日本人のひとつの心情の未来への投影であるとすれば、宇宙から
訪れる巨大な侵略者と人類の独立存亡をかけて戦うこれらの作品は、黒船による開国・敗戦に
よる民主化を侵略であり屈辱であると感じざるを得ない日本人の抑圧されたもう一つの心情の
発露ではないだろうか。だからこそ、決して彼らの戦争は勝利を収められないのではなかろうか。
EOEのサードインパクト前後のシーンは、まさしく「溶け合う心が私を壊す」という破滅的
な世界が展開されていて、庵野はここで「ニュータイプ・ニューエイジ的なトランスパーソナルの
世界が実現したとしても、それはこういう修羅場でしかない」とでも言いたいかのようである。
あるいは結果的にそういうフィルムが出来上がってしまったということかもしれないが。
シンジやアスカが過剰なまでに暴力的であり、いわゆる「キレる」少年少女であるのは、
庵野個人の作家性の問題でもあると同時に、あるいは今の日本の気分そのものをすくい
取っているといえなくもない。
社会は全く自分自身とは無関係に存立し、その社会の共同幻想の中に私的幻想を吸い上げる
希望は全く無い。無論、社会を個人の能力で改革し、より快適な社会を作ろうとしても無駄な
あがきでしかないことは知っている。そしてその日本という共同幻想すら、ナショナリズムを
圧殺され続けて50年以上が経過し、そろそろ抑圧されてきたパトスが噴出しかかってる状況。
戦後日本では各個人の持つタナトスやナショナリズムの多くは国家レベルへとは吸い上げら
れない(せいぜいがワールドカップやオリンピックくらいである)から、そのほとんど全てを
個人レベルで実現しなければならないことになる。
だが、個人的暴力もまた、戦後民主主義の理念によって当然強く否定されている。
従って、戦後日本は、他国が観たら仰天するしかないような戦闘的で暴力的なアニメや
漫画を大量製造するという異質な文化を築く他は無かったのだろう。
#以前別の論考で推察したが、80年代〜90年代に渡ってヒットしたアニメ
「ドラゴンボール」では武道家の主人公孫悟空は当初、シッポが生えているという猿と
アジア人のハーフであり、月を観ると本物の猿に変身するという半獣状態であった。
これが西洋から観たアジア人のイメージそのままであることは言うまでもないが、
孫悟空は武道家として強くなっていくとともに、次第に二頭身の体型が八頭身となり、
シッポが無くなり、黒い毛髪が金色になり、黒い瞳も蒼くなっていくのである。
つまり、孫悟空は、強くなるごとに、猿とアジア人のハーフ→金髪碧眼の完全な白人へと
変貌をとげていったのだった。ここに、「個人的能力の飛躍」という希求と、
「反米ナショナリズム」というもうひとつの希求が、実に逆説的な形で実現されている
ことが読みとれよう。そして、この二つの願望が実は「打倒アメリカ(欧米)」という
同一の目的へ向かっているものであることは言うまでもない。
「ドラゴンボール」は猿が白人に進化していくという設定が受け入れられたのか、
ヨーロッパでも大ヒットしたが、「子供に見せるアニメとしてはあまりに暴力的すぎる」
ということでバッシングも受けた。ヨーロッパ人は、何故日本のアニメがかくも暴力的
なのか、到底理解しがたいようである。
だが、「何故、猿とアジア人のハーフが、白人にならなければならないのか、
白人に変身しただけで何故彼は強くなるのか」というクレームがついたという話は、
日本でもヨーロッパでも寡聞にして聴いたことがない。
結局、ペリーショック以来日本の抱く反米感情も個人的能力の拡大も、全ては
西洋至上主義世界観という共同幻想の内部でのみ機能せざるをえないところに、
これらの「戦闘」をテーマとしたアニメの限界があるのかもしれない。
また、日本人は敗戦によって天皇制という国家レベルのアイデンティティを喪失した
以上、各個人が自分自身のアイデンティティを各自の努力によって築き上げる他はなく、
そのことが極端な個人主義者、いわゆるオタクを大量に産んだ一因だと思われる。
とすれば、「オタクに冷や水を浴びせるために」庵野が作り上げたと言われる
「新世紀エヴァンゲリオン」とは一体何であったのだろう。
とりあえず庵野の個人史というサブテクストから離れて非常にマクロ的な視点から
エヴァを精神分析するならば、この作品は、戦後日本の覆い隠してきた願望…つまり、
ナショナリズムの復権と再軍備という抑圧された願望を一方で実現し、一方で徹底的に
否定するという極めてアンビバレンツな物語であるといえる。
すでに、強すぎる両国兵器の衝突によって登場キャラクター全員が戦死し、世界が
滅びて終わるという富野作品「伝説巨人イデオン」がこういう「ロボットアニメの自己否定」
という分裂状態を示していたのだが、エヴァにおいてはそれがさらに念入りに、悪意に
満ちた計算の元に行われている印象がある。
その最も象徴的な現象が、主人公碇シンジが最後の最後までエヴァに乗って戦おうとせず、
逃げることだけを考えているという事態であろう。
これは「沖縄決戦」フリークの庵野がエヴァにおいて、ロボットアニメが密かに作品の
中で実現していたナショナリズムや再軍備という欲望を徹底的に暴き出し、それを完全に
否定した、ということなのだろうか。
また、もう一方でエヴァは個人意識の拡張による相互理解という心理学主義革命の
理想をも徹底的に描いたあげく最後にそれを否定して終わっている。だが、その救済を
否定したシンジは、陰惨な現実の中で閉塞していくことになり、物語はシンジの挫折に
よって終わる。夢は夢でしかなかったことは判ったが、だからといって現実は全く
何も変わらず、個人を挫折させていく環境のままである。
ここでもまたエヴァはアンビバレンツな構造になっている訳だ。そしてこの分裂は、
戦後日本における日本人の心性の分裂、および日本という国家の持つ現実と幻想との分裂とシンクロしている。
結局…エヴァは、日本アニメの果たしてきた二つの機能(ナショナリズムの合理的復権の
物語を提示することと、日本人の私的幻想と共同幻想とのシンクロの可能性の物語を提示
すること)を過剰といえるほど全面展開することによって大ヒットしたわけだが、
最後の完結編であるEOEにおいて掌を返したかの如くそのいずれをも完全に否定し、
観客の心にトラウマを植え付けて終わった。
それは、あるいは、敗戦という現実から目を背け続けてきた我々日本人に起きるべく
して起きた強烈な フラシュバックのようなものだったのかもしれない。
つまりエヴァは、いわば日本アニメの持つ社会的機能を無惨に破壊して終わらせて
しまったという、アニメによるアニメの自己否定だったと言える。
エヴァがこのような形で閉塞し挫折に終わった以上、このSFロボットアニメという
ジャンルが日本人の無意識のパトスを汲み上げ、何らかの可能性を提示するということは
もはや出来なくなったのではないか。
もしそうならば、忍者漫画というジャンルが「カムイ伝」の閉塞によって終わって
いったのと同様、SFロボットアニメというジャンルもまた、恐らくはエヴァと
ともに滅びていくのではないだろうか。
このことが今後、どのような影響を人々に与え、それがどのような現象へと
繋がるのかは、まだよくわからない。
(恐らく、超心理学的幻想や歴史陰謀論に憑かれたある種のカルト教団、あるいは
異性にルサンチマンを抱くある種のストーカー体質の人間にとってはこれほど
自己正当化の役に立つアニメは無いと思われるが…)
最後に
少なくとも、エヴァと「もののけ姫」が破壊しつくしたこの日本アニメの機能を
回復させることは、非常に困難であろう。
いずれは誰かが、すでに語り尽くされてこのように終焉を迎えた物語群に替わって、
全く新しい物語をもって我々を一時のカタルシスへと導いてくれることになるであろうが、
それは一体どのような物語になるのであろうか。あるいは、もはや大きな物語はアニメと
いうジャンルにおいても再び現れることは無く、我々は想像の世界でも現実同様に
ちまちまと生き、汲々とさせられるしか無いのであろうか。それとも、かつての
太平洋戦争同様、アメリカに受けた敗北の屈辱をより弱い他国に与えることで日本という
共同幻想内部のバランスを保とうとするのだろうか。碇シンジが、他者に拒絶された屈辱を、
アメリカ国籍の同居人である少女惣流アスカラングレーを貶め、彼女へとなすりつける
ことで自分自身の自我を守ろうとしたのと同様に…
そして多くの観客が、そのシンジの行為に不快感を覚えこそすれ、「加害者」である
シンジが「被害者」であるアスカに「謝罪」するべきであるという声は殆どあがらな
かったようである。
それどころか、「戦時中」なのだからシンジがアスカを「従軍慰安婦」として扱い
陵辱したのは仕方のないことだ、というシンジ擁護論が或女性声優の口から語られたという。
日本人のメンタリティは戦後50年を経てアニメ・コミックという形で幾多の思考実験を
繰り返しても、やはり全く変化していないのかもしれない。
だとすれば、海外のある日本アニメ研究者の言うように、戦後日本におけるアニメ・
コミック文化の隆盛とは畢竟、安保闘争に挫折し、アメリカからの脱却を果たせないで
いる今の日本の現実からの単なる逃避に過ぎなかったのだろうか。
あるいはアニメファンを現実逃避者と作中で罵った庵野秀明は、実は、安保闘争以降
急激に政治・共同体から分離し、個人主義へと閉塞していった日本と日本人そのものを
罵っていたのであろうか。
(無論それは必然的に、庵野が戦後日本という共同幻想を共有する一員である自分自身へと
投げつける罵声でもある筈なのだが…)
庵野は「エヴァ」を終わらせた直後に撮影した「ラブ・アンド・ポップ」で、
援助交際相手の女子高生に向かって、その女子高生を金で買ってラブホテルへ連れ込んだ
男の口から時代錯誤的な純血論を叫ばせ、彼女を総括しているが、自らはアメリカから
輸入させられた資本主義のシステムの内部に生きながらも資本主義に身体と魂を売り渡した
日本女性を罵らずにはいられない、この自己欺瞞に陥った卑怯な男の姿こそが、戦後日本の
アニメがようやく到達したリアルな「現実」なのかもしれない。
疲れた・・・。
(・∀・)ウザ(w
450 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/27(火) 02:31 ID:37NB2JMs
>>431-478
すごいな、これ。
面白かったです。
452 :
名無しです : 2001/03/27(火) 05:09 ID:KFNFKzRg
>>450 >>451 激しく同意!!
いやーやっぱホンダさんってもンのスゴいわ。
さすがワセダ卒!
しかし<<報われない才能>>ではあるな、確かに(笑
453 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/27(火) 17:56 ID:RyEunsZ.
>>431-447
この調子で、電波少女全文アプきぼんぬ。
454 :
ところで : 2001/03/27(火) 23:57 ID:qKXHbNDQ
しろはたスレは無いの
455 :
名無しさん : 2001/03/28(水) 03:06 ID:OM3dycXM
いや、そのスレがこのスレつーコトで(笑
でも全文アップはヤメよう。人として(笑
456 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/28(水) 16:39 ID:G3PNmSvk
夏への扉がみたい
>>456 見たいねえ。
…以前まったく同じカキコをここでした記憶がある。
しかし、上のほうすごいな。サンキュー。
458 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/03/28(水) 17:03 ID:4i08YKVY
見たいっすね。
自分は最近になってFF読み出したからなー。
読んだことの有る人が羨ましいですよ。
459 :
ななし : 2001/03/28(水) 17:14 ID:WYboON7A
同人誌通販してなかった?>夏への扉
同人誌はもう売り切れてるって。
「真夏の終焉〜日本SFアニメの精神分析」は同人誌217ページ中の10ページのみ。
ほんとお買い得の本だったよなー。
461 :
ななし : 2001/03/29(木) 22:38 ID:gjRnFX0E
更新停止したからって過去の遺産まで抹消する事はないと思うのだがどう?
作者のプライドが許さないのかな?
色々あったんだすね
見れるんじゃないの?
これね。
● 『フルーツバスケット』7月よりTVアニメ化決定!
『花とゆめ』連載、『花とゆめコミックス』1〜6巻・好評発売中の『フルーツバスケット』(高屋奈月・著)のテレビアニメが7月からテレビ東京系でスタートします。なお、このアニメ化を記念して特別番組の放映が決定しました!
5月3日(祝)朝9:00〜9:30 テレビ東京系列
(テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知・テレビせとうち・テレビ北海道・TVQ九州放送)にて放送。
詳しくは4月5日発売の『花とゆめ』9号をご覧ください。
作者が主人公の名をしろはたから取ったとか言い出すとおもしろいけど、やっぱ偶然だろうねえ。
466 :
スポーツ大嫌い : 2001/04/05(木) 09:30 ID:xQfkmgC6
本田さん、いまのホムペでプロレスのコトばっか書くのヤメて下さい(懇願
いや、面白いコトは面白いんスけどね。
でもやっぱマンガや映画や雑誌のレヴューのほうをひとつぅぅ。
あ、野球もヤメて(笑
もともと日刊アスカよりプロ野球噂の深層のほうを先に読んでいたから
野球ページをもっと更新してほしいなあ。
〜消えたアダム〜「新世紀エヴァンゲリオン」と「デビルマン」
僕らは結局コラージュしかできないと思うんですよ。それは仕方がない。オリジナルが存在するとしたら、僕の人生しかない。(庵野秀明 クイック・ジャパン9号インタビュー)
導入 トラウマ・コミックの効能
ヒトは何故物語を語り、物語を求めるのか?それは物語を語ることで自己を癒し、または物語を聴くことで自己を癒すためだろう。従って、物語=ドラマは「葛藤」「対立」無くしては傑作たりえない。主人公が作者のトラウマに起因する作品世界の葛藤・対立を克服することによって語り手自身が癒され、また、聞き手も癒されるのであろう。「起承転結」の「転」とはつまり、ドラマを支配していた葛藤、すなわち、トラウマに何らかの救済策が施され、作者のトラウマが癒される瞬間なのかもしれない。
#例えば梶原一騎は常に厳格な父親と息子の愛憎劇を描くことで自らの父親との葛藤に決着をつけようとしていたと考えられる。梶原の前期の代表作「巨人の星」の星一徹は息子飛遊馬にギブスを装着して虐待したり、息子がプロ入りした後には自ら敵集団のコーチとなって息子を潰すことに血道をあげ、最終的に息子を再起不能にしてしまった。だが梶原=飛雄馬はそんな父親・一徹の厳しさの中に、厳格なれど深い父親愛を無理矢理読みとろうとするのである。梶原の父親との葛藤はこのように最後まで解消されることは無く、逆に次第に父性愛幻想に梶原作品は圧殺されていった。梶原最後のフィクション作品である「人間兇器」に至っても。
#「巨人の星」の対局をなすラブコメ野球漫画として知られる作品があだち充の「タッチ」だが、あだちは父親対息子の葛藤ではなく、野球と幼なじみのガールフレンドを巡る兄対弟の葛藤劇を繰り返し描き続ける作家である。「タッチ」は野球の天才である弟と、実は弟以上の才能を持ちながら弟を思いやって自らは野球という舞台から逃げている兄とが、なんとか全面対決を回避しようとお互いに気遣いあうという物語なのだが、第1部の終盤で弟が兄に対決宣言をつきつけたとたんにこの弟が事故死してしまうのだった。ここに漫画家として成功した弟としてのあだち充の、漫画家としては弟ほどの成功を収められなかった兄への拭いがたい罪悪感・負い目、本当は自分よりも才能を持ちながら自分への優しさ故に漫画家として大成しなかった(とあだち自身が思いこんでいる)兄への思いを読みとることが可能であるが、生き残って野球部のエースとなった兄の前に監督として現れた柏葉栄二郎というキャラクターが、あだち充のダークサイドとして「兄への恨み」「兄に関するトラウマ」を口にしはじめるとともに物語は急速に葛藤・対立・そして浄化の方向へと進んでいくのだった。
柏葉はかつて野球部の選手だったが、甲子園を目指す兄が交通事故を起こした際に身代わりとなって警察に出頭し、自らは野球の道を絶たれてしまう。いわば兄の犠牲となった訳だが、しかし実はこの兄は弟に嫉妬しており、柏葉を野球部から追い出すように画策し、柏葉の恋人を奪って結婚してしまうという悪党であったことが明らかになる。
それまでのあだち作品では、兄的存在のライバルと弟的存在の主人公(あだち自身の自己像)とが、野球とガールフレンドを巡って葛藤するも、結局は解決されないままに最終回を迎える…という逃げが観られ、「タッチ」においてもついに兄への宣戦布告をはたした弟が突然死んでしまうという逃げオチへと落ち込んだ訳だったが、このあだち充のダークサイドである柏葉が登場して、生き延びて弟の全てを自分のものにしてしまった兄に明確な憎悪の意識を抱いてそれまで抑圧し続けてきた恨みの言葉を兄に投げつけるとこによって、一度は回復された兄と弟との全面対決がここに実現する。こうして、あだち作品で反復されてきた最大のトラウマである兄と弟の葛藤は、予選大会の決勝戦において、弟がマウンド上で力つきて敗戦を覚悟した兄に最後の力を与えるという形でついに和解の時を迎えたのだった。
「タッチ」において兄弟の葛藤というトラウマを癒してしまったあだちの作品はその後、往年のテンションを失って静的な世界へと収縮していく訳であるが、兄と弟のスポーツと異性を巡る葛藤劇という基本フォーマットは現在連載中の「H2」においても未だに続いている。
なお、現実のあだちの兄は、漫画家を辞めた後、あだちがオーナーである所沢市のある書店の店長を務めていた。つまりここでは現実にあだちと兄とが対立しているかどうかということを問題にしているのではなく、あくまであだちの内面世界において兄弟の葛藤がトラウマ=テーマとなっているのだということを言いたかった訳である。
創作は所詮作家のオナニーに過ぎないと言われるが、自己救済=自慰という意味では確かにその通りではある。
しかし、作家のトラウマが巨大かつ深刻であればあるほど、作品中の葛藤劇も巨大なものとなり、そして、その涯てには壮大な癒しのカタルシス=快感が訪れる筈なのである。
#例えば水島新司の作品は常に「新潟県」「会社の倒産」「家族の事故死」「高校中退」という極私的でミニマムなモチーフが繰り返されるだけに、作品世界のスケールの広がりを得ることが困難である。従って水島がドラマ的カタルシスをその世界観自体から抽出しやすい構造である野球漫画の専門作家に自らを特化したことは成功だったといえよう。
だが、トラウマが大きければ大きいほど、その自己治癒への過程は厳しく困難なものとなる。かくして、「幻魔大戦」や「カムイ伝」のような超大作は、決して完結しない、というジンクスが常に物語創作の世界には存在するのである。
ほぼ純粋な形で、作家としての創作活動上のトラウマを「デビルマン」という作品上で全面展開した漫画家・永井豪は、しかし、創作内部において自己分析・作品分析を物語と同時展開するという精神分析の手法を(恐らく無意識的に)用いて、自らの内的世界を癒すために創作を続けている希有な作家である。
そして、その永井に多分な影響を受けたアニメ作家・庵野秀明は、「新世紀エヴァンゲリオン」製作において明確に自己の救済を第一義に掲げた革命児であった筈なのだが…
だがしかし、「エヴァ」の世界から「最初の人間」アダムが消えていくとともに、「エヴァ」は誰をも癒さない、トラウマと怨念を吐き散らすだけの作品として破綻し終息していくこととなった。
いったい、アダムとは何だったのか、「エヴァ」が実現する筈であった「癒し」とはどのようなものになるべきだったのか。それは、永井豪のデビルマンサークルの諸作品と、エヴァとを比較して検討してみれば、おのずと明らかになるであろう。
EOE のラストシーンはデビルマン
「デビルマン」になるんですよ。話はあれしかないんです。(庵野秀明 クイックジャパン9号インタビュー)
EOE のラストシーン。
生物が全て死に絶えた、ハルマゲドン以後の地球。
月夜の砂浜で、少年と少女が、お互いを憎みあいながら、二人きり生き残っている…
どこかで見たような光景。
そう、すでに庵野自身が、クイックジャパン誌の最初のインタビューにおいて「ラストシーンはデビルマンになる。それしか無い」と予告していた通り、エヴァンゲリオンのラストシーンはデビルマンのラストシーンそのままであった。
#一説によると、EOE にはもう一つのラストシーンが用意されていた。それは、同じく、全ての生命が滅んだ地球の砂浜で、シンジが、千切れたレイの手首を握りしめている、というもので、こちらが「バッドエンド」だったという。
無論、このラストも、滅んでしまった地球に、サタンと不動明の上半身だけが遺された「デビルマン」のラストにイメージの大部を負っており、いずれにせよ「デビルマン」がEOE のラストに与えた影響は非常に大きい。
永井豪の漫画「デビルマン」は、人間を南極の氷の底から甦った太古の先住民族・悪魔デーモン族から守るために自ら悪魔と合体してデビルマンになった少年不動明と、科学者だった父親の発狂・自殺というトラウマチックな体験から悪魔デーモン族の存在を知り、人類を守るために明をデビルマンにした親友・飛鳥了の二人が主人公という漫画である。
不動明自身は、元々、初期碇シンジに類似した、気の弱い、虫も殺せない少年だった。不良学生に絡まれた時も、同居しているガールフレンドの牧村みきに助けてもらっていた。
明の両親はともに科学者だったがヒマラヤで謎の遭難死(実はデーモンに襲われて殺害された)を遂げており、孤児となった明は牧村家に引き取られていた。そのことも、明の性格の内向化の一因になっているかもしれない。
#碇シンジもまた、科学者の母親をエヴァがらみの事故で失い、同じく科学者の父親とこれ以降絶縁状態となって、「先生」の家へ引き取られている。
だが、父親の研究を引き継いでデーモンの復活を阻止しようとしていた友人の飛鳥了が、自らデーモンと合体して悪魔の力と人間の心を併せ持った「デビルマン」となり、デーモンを滅ぼそうという計画を立てた時に、明は飛鳥への友情からその計画に参加してしまう。
そして、その結果、目の下に黒いクマをつくったデビルマン不動明に進化し、性格が一変して極端に暴力的になってしまう。
ここで注意すべきことは、
計画の発案者の飛鳥了自身は、デーモンと合体することができなかった
ということである。
結果的に、この時にデビルマンに進化したのは明だけだった。
そして、デーモンとのカタルシスの無い陰惨な戦いが続く中で、人類はデーモンへの恐怖から逃げるために、魔女狩りを開始し、同じ人間を虐殺することに歪んだ自己満足を得るようになる。
次第に明は、このような人間の残虐さ・愚かさに失望しはじめ、恋人の牧村みきを人間の手によって殺されたことによって人間を呪い、ついには世界を滅ぼしてしまうのだった。
その間、デーモンと合体できず、役立たず的な存在となっていた飛鳥了は、サイコジェニーというデーモンの精神波を受けて、自分が実はデーモンの神=堕天使サタンであったことを思い出すのである。
実は飛鳥=サタンは、人間を滅ぼすべく自らの記憶を封印して人間として生活し、自らをデーモンにモニターさせて人間の心の弱点を探っていたのだが、その途中で人間不動明を愛してしまった飛鳥は、彼をデーモンと合体させることで、デーモンの新時代に生き残らせようとしていたのだった。
だが明は、恋人・牧村みきを、悪魔への恐怖から暴徒と化した人間達に惨殺されたことによって人間を見捨て、さりとてサタンとともに生きる道も取捨し、ここにハルマゲドンとは明と飛鳥の愛と憎しみの戦いであることが明らかになるのだった。
そして、ラストシーン、全ての生物が絶滅した地上で、明と飛鳥の二人だけが生き延び、そして下半身を失った明は息を引き取っていく・・・
「ラストはデビルマンになる、物語を終わらせるにはこれしかない」という庵野の言葉の半分は成就し、半分は成就しなかった。
成就した部分とは、「月夜の浜辺に、世界にたった二人きり、激しく憎しみあった主人公とヒロインとが生き延びるが、二人は遂に結ばれない」というシークエンスそのもの。これは確かに実現している。
だが、デビルマンとは違い、エヴァンゲリオンのラストは、「何故アスカとシンジの二人だけが生き残っているのか、何故二人はこうまで憎しみあうのか、結局使徒や綾波レイとは何だったのか」という多くの謎を残したままのラストシーンであった。
つまり、庵野は、自分の意志の通りにデビルマンのラストシーンへのオマージュを捧げておきながら、そのシークエンスを、それまでの物語の文脈と繋げることが出来なかったのである。
「気持ち悪い」でブツンととぎれるラストシーンの不快感は、その状況の絶望的な閉塞性から来るのみならず、そのシーンが完全に物語から浮き上がっており、観客の自我を不安定にしたままで話が途中で終わってしまうことに対する不安と失望であろう。
庵野がエヴァをこういう形で破壊して終わらせた理由はいろいろ考えられるが、ここでは、物語論としてのみ分析してみたい。
デビルマン世界の補完としてのバイオレンスジャック
人類に守るべき価値などないと心を閉ざして世界の救済を放棄した不動明と、自分を愛さない明を人類もろともに滅ぼしてしまった飛鳥了。
作者永井豪にとって、このデビルマンの伝説の名ラストシーンは、しかし、後々に至るまで、大きなトラウマとなったことは語るまでもない。
一言で言えば、永井は精魂を傾けて描いてきたデビルマン世界を、完全なる死、ヒトの滅亡、明と了の愛の挫折、という結末で終わってしまったことに、激しい罪悪感と後悔の念を抱き、それをずっと引きずり続けることになったのである。
私と永井ファンのある友人は常々永井がいつまでも「デビルマン」を引きずっている状態を茶化して「自分の中の70 年代に決着をつけられない冷や奴先生」と呼んでいた。
そして永井豪版大甲子園と呼ばれる、永井キャラオールスター総出演の連載漫画「バイオレンスジャック」のオチは、おそらく、このようなものであろうと予想していた・・・
実は、スラムキングの正体は、飛鳥了そのヒトであった!!
ジャックとの最終対決、ついにキングの素顔が明らかになる!
今こそ明らかになるバイオレンスジャック世界の謎。
全ては、人類を滅ぼし、明を殺してしまった飛鳥了が生み出した悪夢であったのだ!
「オレは飛鳥了だったのか、それではジャック、お前は、まさか、明なのか・・・?」
スラムクイーンがキングに残した言葉、「貴方を愛するものが貴方を待っています」の意味、それは、ジャックが実は不動明であるということの謎かけであったのか。
だが、ジャックの正体は、実は冷や奴先生だったのだ・・・
先生は語る。
「どーもでガス。あっしは、どーしても自分の中の70年代に決着がつけられずに、ずっとアンタを見守っていたでガスよ」
「そんなオチがあるかあ!! もう怒った!!」
「いかん、真の魔王が目覚めるでガス!!」
かくして、キングは、ついに関東を滅ぼす真の魔王・ヒゲゴジラとして覚醒し、棍棒で冷や奴先生を追い回すのだった。(バイオレンスジャック・完)
流石に現実には冷や奴先生こそ出てこなかったが、実際の最終回も、全くこれと同じものであった。つまりそれは、
スラムキング=人類を滅ぼした罪の意識に苦しむ飛鳥了(=永井豪自身)
世界は彼が見ている終わりのない悪夢。
そしてそれをずっと見守り続けていたジャックは不動明(=もう一人の永井豪)であった、
という究極の「作家の自己分析オチ」であった。
そして、ここに再び、明と了のハルマゲドンが繰り返され、今度は明が了を・・・長い愛憎の末についに和解する二人。かくして、世界は真に再生され・・・
かくして17年間に渡って謎とされていた「バイオレンスジャッック」その全ての伏線を「飛鳥了=サタンの心の葛藤」の一言で説明しきってしまい、あの名作デビルマンに余分な蛇足をつけて、自らの作品世界を「僕の見ている夢です」と言い切ってしまった永井豪に対して、多くのファンが怒り失望したともいう。
確かに、「作品は、作者が見ている夢だ」という永井豪のこの結論は、それを作中で言ってしまってはいけない不文律であった。
だが、私は、このジャックの結末を、デビッド・ボウイの「ヒーローズ」の如き作家の心の葛藤の末に果たされた自己肯定、開放であると支持した。
#兄の精神病発病と自殺、というトラウマからアイデンティティ不全症候群的キャラクターとなったデビッド・ボウイはその自己像のあやふやさこそがセールスポイントだった筈だが、その自らのアイデンティティの不安定さを力強く肯定したナンバー「ヒーローズ」によって自己治癒を果たしてしまい、それ以降急激に才能が枯渇してしまった。
つまり、トラウマを創作力の源泉にするこのタイプの作家・アーティストには、常に、そのトラウマを癒した瞬間に作家としてのテンションが下降線を辿らざるを得ないという特性がある。例えばあだち充の「タッチ」と「H2」におけるテンションの違いにもそれは顕著に現れており、自らが家庭の事情で進学できなかった憧れの高校・明訓高校の野球部の物語を「ドカベン」で描き続けてきた水島新司の作品もまた、明訓高校の甲子園での敗戦という、抑圧されてきた怨念の具現化を果たした瞬間にそのテンションを失っていった。
この種類の作家は一度自己治癒を果たした後にはビジネスとして既に語り終えた物語を反復していくか、またはなにがしかの新たなトラウマを発見するしか無いのかもしれない。
いきなりキャリアの無い作家が「作品は作者の夢だ」と小利口ぶって理屈をこねているのなら、それはただの観念論にすぎず、小手先の前衛技法による誤魔化しにすぎない。
だが、永井は、70年代初頭の作品「デビルマン」完結以来、ずっと内面で世界をジェノサイドしてしまったという己の罪(といってもあくまでも内面的なものであって、現実のジェノサイドではないが)に対する葛藤を引きずってきた。
そして、その葛藤が無意識の衝動となって永井を動かし、「バイオレンスジャック」を、飛鳥了=サタン=自分自身を赦す、という贖罪の作品として完成させていったのではないか。
このジャックの世界が彼のインナーワールドであるならば、「ガクエン退屈男」「あばしり一家」「マジンガーZ」 等々をはじめとする過去の永井漫画のキャラクター総出演という事態もまた、当然のことであろう。
「新世界エヴァンゲリオン」の補完
エヴァが庵野版デビルマンであるならば、いずれ庵野は、あるいは「庵野版バイオレンスジャック」を描くかも知れない。そしてそれは、庵野の二人の分身であり、エヴァのラストでなおも憎しみ合い続けていたアスカとシンジとが、再びハルマゲドンを引き起こし、最終的に和解=開放される姿が描かれるに違いない。
た だし、それは、数年先のこととなるであろう。それでは待ちきれない。
「夏への扉」は、エヴァンゲリオンという作品の分析を通して、きたるべき「庵野版バイオレンスジャック」を書いてみたものである。
「バイオレンスジャック」は、永井が、自らの精神分析を果たして永井世界を説明しきった物語であるが、庵野がそれを成し遂げるには数年の歳月を要するであることもまた確実である。
しかし、自己分析と比較して、他者の精神分析はさほど困難ではない。このような作品がテキストとして用意されている場合はとくに。
「デビルマン」の最大の表テーマは、人類の「正義」と「悪」の観念の独善、偽善、危険を断罪するというものであり、これは、永井が「ハレンチ学園戦争」で体験した社会正義という名前の大衆・公共良俗による作品狩りへの根強い不信感から発生してきた内的感情である。
#永井の初期のヒット作品「ハレンチ学園」はその(当時としては)過激な性描写ゆえにPTA の圧力を受け、その結果永井は作品の中で逆ギレしてハレンチ学園を軍隊に襲わせ、キャラクターをほとんぼ全て抹殺してしまうという「ハレンチ学園戦争」を描いて自らの作品世界を滅ぼしてしまった。永井はこの一連の流れの中で、決定的な人間不信・社会不信を抱き、これが後に人間を悪として、悪魔を被害者として描く「魔王ダンテ」に結実した。「デビルマン」は、この「魔王ダンテ」のリメイク版である。
EOE においてもネルフが戦略自衛隊・ゼーレに襲撃されて次々にキャラクターが殺されていく訳だが、ガイナックスもかつて「電脳学園」というゲームソフトを販売してPTA に弾圧された過去を持っている。
僕の中に破滅願望があるんで。永井豪さんが「ハレンチ学園」で世間に叩かれて、それから社会に対する不信感がずっと自分の中にあるって言ってますよね。あれは僕にもなんとなくあります。こういうものを作っていると相当非難がありますから。(庵野秀明クイックジャパン9号インタビュー)
無論、デビルマンを引き継いだエヴァンゲリオンにもこの善悪二元論への懐疑・その否定というテーマは色濃く現れているのだが、さらにその上に、庵野独自のテーマ=拘り=トラウマが追加されているわけである。
それが「母性に取り込まれることの恐怖」、そして、「自分を愛さない女への復讐」である。
碇シンジは、マザコンで極度の女性恐怖症・女性不信者であり、同時に、女性に依存しなければ生きていけないストーカー体質の持ち主である。
彼は、不動明のように、人類を守るというビジョンを持たない。最初から最後まで、自分の周囲の世界の中で閉塞している。
一方、もう一人の主人公であるアスカもまた、同様にマザコンであり、母親=エヴァが無ければ何も出来ない人間である。戦う理由も、自分の存在を証明するためであり、それは最終的には「母親に見られたい」「母親に守られたい」というものであった。
かくして、エヴァの後半においては、この二人による「僕を見てよ」「イヤ」という甘えとその拒絶の繰り返しが最後まで反復され続けることになった。
庵野はすでに「正義に正当性はあるか」という永井の問題を繰り返そうとはしない。彼の結論はすでに「そんなものはない」の一言で終わっている。
従って、碇シンジは最後になっても、戦おうとはしない。エピソード「男の闘い」においてシンジは一度だけ自らの意志で人々を守ろうと戦うが、結局は使徒に破れ、母親に取り込まれてしまう。「男の闘い」というタイトルが正義に対する悪意のこもったアイロニーであることは言うまでもない。英語タイトルの「取り込み」こそがこのエピソードの本質であった。
彼はシンジを絶対に、「人類を守るヒーロー」にはしない。
彼の問題意識は、さらに閉塞して、自分個人が愛されるか否か、という極私的なレベルのものである。
これはつまり、普遍的価値を求めて葛藤していた70 年代の人間と、そのようなものの幻想性を知ってしまい、頼るべきものは自己自身のみという90 年代の人間との、時代的な資質の違いといえる。
だが、庵野が、エヴァンゲリオンの二人・・・アスカとシンジを赦す、つまり、内的に自分を赦すまでには、何年の時間がかかるか、私には判らない。
あるいは、このまま一生涯、彼はアスカとシンジを赦すことができないかもしれない。
庵野に多大なる影響を与えた「ガンダム」の作家・富野由悠季が、この種の「キャラクター(=自己)に救済を与えない堂々巡り」の無限反復を繰り返している監督であることは言うまでもなかろう。
富野は、自らを投影した飛鳥了型のキャラクター=シャア・アズナブルを、ガンダムの続編「Zガンダム」において、自らの方向性を見失ってただ右往左往するだけのダメ人間として描ききった。
そして、このシャアを、ガンダムの事実上の完結編というべき映画「逆襲のシャア」において、偉大な政治家や革命家として描くことを放棄し、一人のマザーコンプレックスに憑かれたロリコンの殺戮狂、カリスマを演じる詐欺師として断罪して殺してしまうのである。
庵野はインタビューでかつて「Zガンダムのラストよりも救いのないラストシーンを作ってみたい」と語っており、このタナトス志向がある限り、「バイオレンスジャック」的な自己世界の救済、自己肯定という方向には進めないのではないだろうか。
始まりと終わりは常に同じ場所にある〜魂のルフラン
庵野は、テレビシリーズのラスト二話を「失敗作」と認めなかったために、もう一度与えられたリメイク版でも、全く同じことを繰り返すことでテレビが「失敗作」ではなかったことを証明してみせなければいけなかった。
そこで現れたのが、映画は、テレビシリーズの直接の続編ではなく、テレビの最終話もまた物語における現実であり、映画は、その世界がもう一度同じことを繰り返しているのだ、という循環構造であったのだろう。
これは庵野の心理的永久循環になっているとともに、物語的には、シンジが「僕に優しくしてよ」とひたすら自己に拘泥して他人と出会うことが出来ず、「死に至る病」が循環され続ける、ということである。
それでも、テレビに比べると、映画ではシンジは、それまで抑圧していた異性への性欲と敵意を、全面的に意識化して行動に移している。
無論これは彼が犯罪者になったという社会的意味を持つことであるが、あくまでフィクションを作家の精神的活動、作家の心理分析のテキストとして眺めた場合、それまでは自分が何に怯えているのかも意識化出来ていなかったシンジが、ようやく映画において、自分の抱えている心理的問題を意識化することが出来た、ということであろう。
そして、観客の多くがこの終劇を「全然終わっていない」と不安を感じたのも、シンジの病んだ精神が再生のために一度徹底的に破壊されたその治療過程の途中で映画が終わってしまった、という理由によるものだろう。
そう。精神分析的には、エヴァンゲリオンは全く「終わっていない」。
シンジは崩壊し、アスカもまた崩壊し、何のカタルシスも無いままにヌーベルバーグ的にエヴァは幕を降ろし、ひとつの時代を終わらせた・・・といえばなんとなく格好がいいが、つまりは、「ガンダム」のニュータイプ幻想の如き、アニメ界に脈々と流れていた「人類進化幻想」を「妄想にすぎない」と破壊し、しかし、そこで力つきて終わってしまったのである。
シンジとアスカは、親が進めていた人類補完計画という名前の、人類絶滅計画に巻き込まれ、そこで徹底的に自我を破壊されて、その狂気から現実へ帰ってきたものの、精神崩壊に至る。
これを、個人的な新興宗教体験に由来する庵野のトラウマ開陳であるという説もあるが、本稿は作品分析であるので、そこまでは立ち入らない。
少なくとも、ガンダム以来の「ヒトはいつか進化して分かり合える」という、実はヒッピームーブメントから何も進化していない「人類進化幻想」に、庵野が「ノー」と結論を下したことは確かである。そういう意味で、サブカルチャー的な文脈では、このアニメは評価されてしかるべきであろう。
だが、精神分析のケーススタディとしてこの物語は、やはり、治療過程の途中・・・アスカとシンジの不適応な自我を一旦壊す段階・・・で、止まってしまっているのだ。
庵野はこの映画に「エンド・オブ・エヴァンゲリオン」と名付けたが、確かに、人類進化妄想という名前の福音はここにピリオドを打った。だが・・・それに代わる新しい幻想を、シンジとアスカの新しい自我構造を、彼は提出しなかった。
奇しくも宮崎駿もまた、「風の谷のナウシカ」を自ら反復した作品「もののけ姫」で、自らのテーマであった「自然と人間が共存できるユートピア」というマルキシズム幻想を完全に否定して映画を締めくくっている。
だが、こちらもまた、「それでは、次はどうすればいいのか」という結論の無いアニメであった。
勿論、「もののけ姫」における問題は、結論を急いではならない性質のものかもしれない。
だが、エヴァンゲリオンのアスカとシンジは、作品に精神移入してきたファンにとっては、一刻も早く癒されるべきではなかろうか。
我々ファンまでが、庵野がこれからも抱え続けるエヴァンゲリオン世界破壊のトラウマを背負っていかなければならない義務は無いのではないか。
そこで、最も懸命な態度が、「エヴァを忘れる」という抑圧行動であり、さらに「エヴァファンはやめないが、あの映画は忘れる」という少々複雑な心理規制である。
が、少なくとも私は、エヴァンゲリオンという作品を精神分析してきた身として、「ここまでやってきたのに、ここで終わるなんて、そんな馬鹿な・・・もったいない」と痛恨のトラウマとなったことを告白せざるを得ない。
庵野は映画EOE において、ようやくシンジに性欲や、暴力衝動や、甘えの願望などの、醜い部分があることを自覚し、それを表現した。
これはすなわち、人間の原罪の意識化・・・というと大げさだが、シンジ(=庵野)が自分探しの旅の涯てに、ようやく自分自身の客観的な姿へと肉薄した、ということであり、これがシンジの開放への前段階であることは言うまでもない。
シンジ君って昔の庵野さんなんですかって聞かれるんですが、違うんですよ。シンジ君はいまの僕です。14歳の少年を演じるくらい僕はまだ幼いんです。どう見ても精神医学的に言うならオーラルステージ(口唇期)ですよね。メランコリーな口唇依存型。まあ、これは否定しようのない事実で、しかたがないことなんです。そこから前に進もうと思ってたんですが、それは結果として自己への退行になってしまった。袋小路ですね。(庵野秀明クイックジャパン9号インタビュー)
精神分析とは、抑圧部分が巨大化しすぎて不安定・不適応となった自我を一旦解体して、多くの抑圧された無意識の部分を自我に組み入れなおすことで、自我の安定、社会適応をはかる作業である。
EOE には、アスカがシンジを糾弾するという場面があるが、ここで他者であるアスカの繰り出してくる「真実の自分の姿」にショックを受けたシンジは一旦自我崩壊し、つまり、ここで世界が滅びる。
だが、結局、シンジが得たものは、そのような自分自身と向き合って、その危険な部分を意識でコントロールしていこうという現実適応的な姿勢ではなく、渚カヲルと綾波レイという「希望」が語る抽象的で美しいが現実的には全く無意味な人生訓だけであった。
シンジは最後まで自分の内面のタナトスの部分、悪なる部分と直面することはなかったのだ。
#デビルマンの不動明にとって、正義と悪との観念の葛藤は、社会正義の偽善と欺瞞という形で現れてきた。そして最終的に「人間は悪である」という梶原一騎的テーゼを明は選択し、その結果人類が滅ぶ。ここで明は「被害者から加害者へ。恐怖から逃れるためにより弱いものを傷つける、それが人間の性か」と、人間の心の脆弱さが「悪」を産むのだと結論づけるのだが、あくまでこれは客観的な観察であり、明自身の心の問題は語られない。
一方、シンジは同様の状況下でひたすら自分自身の心の脆弱さに固執し続ける。ネルフの「人類補完計画」がこのような人間の心の脆弱さを補完するためのプロジェクトであったことは確かだが、シンジにはそのような社会的な視点は最後まで生まれなかった。ここが、デビルマンとエヴァンゲリオンのそれぞれの時代の差といえる。
その結果・・・
現実に回帰するなりシンジは、またしても綾波レイを見てしまい、アスカの首を絞めて終わっていく。
シンジはアスカに対して、自慰行為→見殺し→絞殺→絞殺未遂、と、果てしなく罪を重ね続けていく訳であり、結局、彼の自我構造は全く変わっていないのである。
仮に来年もう一度、庵野がエヴァンゲリオンを作り直したとしても、また同じことが繰り返されるだけであろう。
シンジは社会の共同幻想を否定し、家族幻想を失った。自我幻想に執着することで自我を維持するしかない。だが、自我は他人の存在があり、その他人に容認されてこその自我であり、従って他者への希求は止むことがない。
しかしその自我への過剰な愛情と執着こそが、他者をして彼を「気持ち悪い」人間=ストーカーだと認識させていることを、シンジは、まだ気づけないままでいる。
彼には、他者と共感する能力が、決定的に欠落しており、彼が他者と出会うためには、肥大しきった自我至上主義幻想を、一度完全に破壊する他はなかった。
だが、映画は、その中途で、終劇を迎えたのである。
本当の終劇ではない。「終わらない」ことに辟易した庵野が、強引に無限反復する物語を、打ち切ったのである。
したがって、いつかはこの無限反復世界の何度目かの最終話として描かれるであろう、真の「エヴァンゲリオンのラスト」とは、「デビルマン」的ラストではなく、シンジとアスカとがついには出会い、お互いが別の存在であることを諦めながらも許しあうという、「バイオレンスジャック」的ラストでなければならない。
ガフの扉の正体が、「世界の始まりと終わりの扉」であり、「始まりと終わりは常に同じ場所にある」ことからも、ガフの扉をリリスが開いた時に、世界は、一旦終わり、そして、再び全く同じ世界が生成されるのだ、と結論づけていいと思われる。
そして、セカンドインパクト以降の世界では、永久に夏が終わらないこともまた、エヴァ世界の無限反復性を暗示しているかのようである。
巨大な月と湖の構図などがエヴァに多大な影響を与えたと思われる金子修介監督の永遠の夏が続く単性生殖世界を描いた映画「1999 年の夏休み」もまた、最後にハルマゲドンが勃発するのだが、それでもなお、世界は永遠に反復されるのだ、ということが明示されて、終わる。
終わらない永遠の夏・・・
庵野が映画の曲のひとつに「真夏の終焉」と名付けたことからも、彼は、この無限循環する永遠の夏に、映画によって終止符を打った、つもりであるのだろう。
何が変わり、何が付け加えられたか
結局、デビルマンが表現しようとしていたテーマとは、こういうものであろう。
1 「ハレンチ学園戦争」において世界を滅ぼしてしまった永井豪の自らの暴力性に関するトラウマの反復強迫
2 「ハレンチ学園戦争」において永井の人間に対するトラウマの発端となった、「社会正義=集団暴力、ヒステリー」という社会構造を描ききること
3 70年安保の内ゲバ・リンチという形での敗北・・・「正義」という理念の挫折
4 「ハレンチ学園戦争」=世界破壊=人類滅亡の正当性の証明
つまり永井は、社会正義なるものの偽善性・暴力性を、ギャグマンガよりも説得力のある形・・・つまりストーリー漫画という形式で描こうとした訳だが、一方で、その永井側の「正義」もまた、暴力を生み出すための装置であり、暴力こそが正義という観念のもたらす快楽の実体であることもすでに「ハレンチ学園戦争」を描く過程を通じて永井は知り尽くしていたのである。
#同時期、70年代安保のバイブルとして読まれてきた白土三平の歴史大作「カムイ伝」もまた、全てのキャラクターの挫折と献身的な指導者を疑いリンチにかける大衆の愚かな姿、そして主人公カムイの無責任な失踪によって「第一部完」と銘打って打ち切られてしまっている。これも70年代安保闘争が内ゲバという形で閉塞してしまったこととシンクロしていると思われる。白土三平はこれ以降スランプに陥り長く沈黙するが、80 年代に「カムイ伝」が外伝そして第二部という形で復活した時にはすでに革命思想とは無縁な全く別の作品となってしまっていた。
従って、牧村みきが、人間の手によって殺害された時点・・・不動明の「正義」、「戦う理由」が喪失した瞬間こそが、「デビルマン」のテーマが完全に開示される瞬間であった。
「まんが秘宝・つっぱりアナーキー王」のデビルマン論において柳下毅一郎のいうところの「デビルマンは牧村みきが死ぬ時点で終わっており、あとは付け足しにすぎない」という言葉は、つまり、そういう意味であろう。
かくして、ポストモダンとかニューアカが世間に広まるよりもずっと早く、永井は、思想の相対性・その根底に流れる獣性=無意識の破壊性に気づき、これを、物語として描ききってしまった。
これに対応して、「エヴァンゲリオン」では、惣流アスカが25話のラストシーンで死亡し、碇シンジがそれを見て絶叫、自我崩壊する場面の直後、製作スタッフのクレジットとエンディングテーマが流される。つまり、ここで物語は終わっている。
そのあと映画は26話へと続くが、まさしく、エヴァもまた、アスカが他ならぬ人類の手で葬られた瞬間に、物語としては終わりを迎える。
従 って、多くのエヴァウォッチャーは、ここで、「牧村みき=惣流アスカ」という公式を頭に浮かべてしまうのだが、それは微妙に違う。何故なら、「デビルマン」において、これ以降牧村みきは登場しないのだが、「エヴァンゲリオン」では、惣流アスカがその後も登場して、さらに重要な役割を果たすし、映画のラストシーンでは飛鳥了の役割を担って登場しているからだ。
そもそもサードインパクトが発生する過程を見ると、シンジがリリスに取り込まれていく直前、ミサトとレイがシンジに優しく
「そんなにイヤなら、逃げてもいいのよ」
と語りかけるのに対して、ただアスカ一人が、救いを求めるシンジを断固拒絶するのである。そして、シンジがそのアスカの首を締め上げた瞬間に、BGM「甘き死よ、来たれ」が流れはじめ、アスカの描いた血みどろのラクガキがフラッシュバックし、「補完」すな
わちサードインパクト=人類滅亡が始まるのだ。
「デビルマン」においては、牧村みきは、不動明と相思相愛の関係であり、また、一被害者=客体としての存在であった。
だが、惣流アスカは、まず、シンジと相思相愛ではない。むしろ、憎み合っている。シンジはアスカを求めるが、アスカはシンジを拒絶する。
ここでアスカは、一被害者であることをやめ、自己主張する主体となっている。
つまり、デビルマンとエヴァでは、世界滅亡の理由が微妙に異なっている。
不動明は、恋人を人間に殺されることによって、「正義」や「人間」という理念を破壊され、人間に絶望するのであるが、シンジは、アスカに拒絶されることによって、「自分」そして「他人」という人間関係の概念を自ら破壊するのである。
つまり、デビルマンでは、社会的なレベルでの共同幻想の崩壊劇が描かれるのに対して、エヴァでは、対個人レベルでの共同幻想の崩壊、すなわち、自己幻想の崩壊が描かれている訳であり、明らかに、キャラクターは精神的により危機的な状況へと追い込まれている。
そして、牧村みきが惣流アスカへと変遷し、主体性を獲得するに至ったことには、無論、時代の流れの変化による、女性というジェンダーについての共同幻想の変化と、大きな共同幻想が崩壊したことによって各人が個人的な世界内部に自我の安定を求めた結果恋愛幻想が80年代以降飛躍的に肥大したことがが理由としてあげられるのである。
この両者の間に位置する年代(70年代中盤〜90年代初頭)に描きつがれてきた「バイオレンスジャック」を見てみると、牧村みきは、当初、飛鳥了の恋人として登場するのだが、最終的には、実は、その正体は「犬」にすぎなかった、ということが明らかになる。
そもそも飛 鳥了が牧村みきを再生して、自分の恋人として愛するという行動自体が不可解なのだが、これは明に対する罪の意識のなせる業なのだろう、と私はかつて解釈していた。
だが、そのみきが、実は、犬だった。
飛鳥了は、女性を、犬と同等の存在であるとしか認識していなかった・・・訳ではないだろう。
何故なら、作中、ついにこの件についての説明は無かったが、一方のジャック=不動明もまた、スラムキングの手にかかって悲惨な姿にされた牧村みきに対して、愛情をよせないどころか、全く関心がない。みきが重傷を負っても、助けようともせず、立ち去っていくのだ。
ということは、まず、ジャックが、再生されたみきの正体が犬であることを知っていたことは容易に推察できる・・・のだが、その後のサタンとの最終戦争に至っても、ジャック=明は、牧村みきについて、一顧だにしないのである。
元々、明は、みきを殺されたことを恨んで、飛鳥と戦っていた筈である。
しかし、最後の戦いの理由は、そうではなかった。
明は明らかに、飛鳥を愛しており、その飛鳥が罪の意識から永遠に続く強迫反復症状に苦しむ姿を見守り続け、最後には彼を救うために戦うのである。
では、牧村みきは、いったい、何処へ?
全てを作家の精神の自己分析として描ききることに成功した永井豪も、ついに、その世界の中に、牧村みきとは自分にとっての何か? という分析だけは果たせなかったのである。
しかし、作中、「サタンの心の葛藤が、様々な人物を生み出していった」とあるように、多くの主要キャラは、すべて、サタン=飛鳥つまりは永井豪の心の一部であることは間違いがなく、従って不動明の恋人であり、その死が直接ハルマゲドンを発生させる原因となった牧村みきは、何か重大な意味を持つ存在であった筈である。
ここで・・・
飛鳥が実は両性具有の存在であったこと、明を愛したことからも判るように実体はどちらかというと女性性が優位であることを考えると・・・
サタンの女性性の部分が、牧村みきであった、と解釈することも可能になるし、もしそうなら、「デビルマン」における牧村みきと飛鳥了の関係は、「バイオレンスジャック」における飛鳥了とスラムキングの関係にも等しく、牧村みきの惨殺もまた「自分で自
分をいじめるサタンの心の葛藤」であったのではないか。
#「デビルマン」世界を滅ぼしてしまった飛鳥了は、深く後悔してもう一度世界を再生した。それが「バイオレンスジャック」の世界だったが、トラウマを抱えたままの飛鳥了はフラッシュバックを起こし、再び世界を大地震によって地獄に変えてしまう。そして、飛鳥了自身、自らの記憶を消して一人の人間として生活し、かつて不動明の恋人だった牧村みきと愛情を通わせることになるのだが、自らの心の闇であるスラムキングに牧村みきともども囚われて手足を切断され、人犬という人間以下の存在として虐待され続けるのだった。
実はこれも全て、世界を滅ぼした飛鳥了が自分で自分を責めるというトラウマに満ちた贖罪行為だったことが最後に明かされる。そして、スラムキングに囚われた飛鳥了は、自分が7人の女性=ハニー達に救われれば自らを許し、スラムキングがハニーに勝てば世界をまた滅ぼそうというひとつの賭けを行っていたのだった。
もし悪魔スラムキングに囚われた飛鳥了がハニー達7人の女性(天使)によって救われれば関東は滅びない。救われなければ、関東を滅ぼす。
飛鳥了は「バイオレンスジャック」においてそのようなカケを行ったのだが、あるいは、「デビルマン」という物語もまた、牧村みきが救われれば人類は滅びない、というサタンの人間に対する一つのカケだったのかもしれない。
もちろんこれは設定の実体を論じている訳ではなく、あくまでも作者の精神分析として語っている訳であるが、ともかく、こう考えていくと、惣流アスカが、牧村みきの役割と、飛鳥了の役割の双方を果たしている理由も見えてくる。
庵野の無意識では、すでに、牧村みき=飛鳥了という構造が見えていたのだろう。
無意識でやっているんでしょうね。永井豪テイストはもう完全に入っている。拭うことができない。「デビルマン」のインパクトが否定できなくなっている。それを否定してしまえば、自分の人生が根底からひっくりかえってしまう気がする。(庵野秀明クイックジャパン9号インタビュー)
従って、シンジは、最終的に、渚カヲルではなく惣流アスカと、最後の戦い・・・といっても、集団での戦争ではなく、一対一の痴話喧嘩のレベルに収縮されているが・・・を行う訳だし、最後にシンジと二人きり生き延びるのもレイの手首ではなく、生きたアスカなのだ。
#「サイコ3 」のラストシーンを引き合いに出すまでもなく、もしEOE のラストでシンジが生きたアスカの拒絶ではなく、死んだレイの手首を選択していたとすれば、まさしくシンジはマザーコンプレックスから脱却出来ずにフェティシズムの中へ取り込ま
れてしまっていた訳である。
だが、牧村みきが、飛鳥了の分身にすぎず・・・結局は犬のような存在であったのに対して、アスカは、確固とした自立的・主体的存在であり、レイとカヲルの二人のほうが、「ヒトの希望」「夢」といった副次的存在である点が、大きく異なっている。
これがエヴァが、新たにデビルマン世界に付け加えた部分。すなわち、「男対女」という今日的な対立構図であろう。
すでに、社会対個人、社会対社会、という対立構図は、デビルマンにおいて崩れ去り、バイオレンスジャックの中盤あたりから、物語のテーマは、個人の内面での心理的葛藤、へと収縮していく。
その中で繰り返される葛藤のパターンがレイプであることは、特筆さるべきであろう。
「バイオレンスジャック」では「自分で自分をいじめるサタンの心の葛藤」であった度重なるレイプが・・・つまり、主人公不動明とは無関係な現象であったものが、エヴァでは、碇シンジがレイプ(完遂はしないが)の実行犯となることによって、サブテーマからメインテーマへと格上げされているのだ。
#設定ではサードインパクト時、キッチンで実際にはシンジはアスカを押し倒している。その後には、上映できないような過激な性描写のイメージが駆使されていたという。やはりあそこでシンジはアスカをレイプしたのだろう。
不動明には、まだ自らが悪であるという認識は無かった。彼は社会を、人類を断罪すればよかった。
だが、よりミニマムな共同幻想の世界に住むシンジにとって、最大の悪は、実は、自分自身であった。
かくして、同性同士の葛藤劇であった「デビルマン」とは異なり、同性である渚カヲルよりも異性である惣流アスカこそが、シンジとの葛藤劇の主役となることは、また当然といえる。
これが、80 年代以降の現代日本の抱える共同幻想の病であることは言うまでもない。
社会の大きな共同幻想が崩壊した後、新たなる共同幻想として、大きく持ち上げられたのが、恋愛幻想であり、それを支える自我至上主義幻想であった。
が、恋愛もまた、ひとつの幻想にすぎず、人間の自我を絶対的に安定させるものではないことを、「お約束ラブコメ」的な展開の徹底的な破壊という形をとって、庵野は強引に表現したといえる。
しかし、それに代わる新しい共同幻想を、彼は、何も提示できなかった。
つまり、「デビルマン」が、人類社会を断罪して、全てを無に帰して終わってしまったのと同様に、エヴァも、恋愛幻想を破壊しただけで終わってしまったのである。
しかも、恋愛幻想が破壊されるということは、自我幻想が破壊されるということだから、それを見た私たちにはもはや、逃げ場が無かったのである。70 年代には、人は、社会から逃げて個人の内部へと閉塞できた。だが、その個人の内面にあると思われていた価値が破壊された以上、もう、逃げ場は無かった。
デビルマンのラストシーンの感動と、エヴァのラストシーンの陰鬱さとの差は、そこから生まれる。
エヴァは、徹底的に、現代人が他者と共同幻想を持つことの不可能性を示してしまったのである。
庵野はこの作品を「おたく批判」と位置づけていると思うが、この作品こそ、人はこれから、程度の差こそあれ、構造的に「おたく」としてしか生きられない、という現実を我々につきつけてくるものなのだ。
何故なら、恋愛が幻想であり、人間が「補完」されること・・つまり、他者と意識を共有するというニュータイプ幻想を、エヴァンゲリオンは暴力的なまでの完全さで終わらせてしまったからである。
デビルマンレディ〜永井豪からエヴァへのリプライズ
だが、「エヴァ」がこのような形で物語性を放棄して閉塞していった後に、ある異変が起きた。
明らかに「エヴァ」の逆影響を受けて永井豪がスタートした連載作品「デビルマンレディ」が講談社モーニング誌上において始まり、そして、そこでバイオレンスジャックでも解決されなかった問題に対する新たな物語が始められたのである。
デビルマンレディは、当初、単に「デビルマン」の不動明と飛鳥了が女性になっただけの作品、焼き直しのように思われた。
設定もだいたい同じで、不動ジュンという女性が科学者である父親によってデビルマンレディという異形の姿に変身させられ、相棒のアスカ蘭という女性とともに、人間外のものへと進化を始めた新人類・ビーストと戦う、というものである。
無論、ここで永井は、「エヴァ」があからさまに自らの作品・デビルマンに多くを負ったものであることに刺激されて、再びデビルマンを描こうとしたのであろうが、話はそれだけでは終わらなかった。
不動ジュンは、科学者である父親によって、人類を守るためにデビルマンレディに進化させられてしまうという点で、不動明よりも碇シンジに近い。
が、問題は、相棒のアスカ蘭である。
この名前からも、「飛鳥了を女性にしたキャラクターがアスカラングレーである」というエヴァの底流に流れる無意識的設定を永井の鋭敏な無意識が察知していることは明らかだが、今回もアスカは多少の超能力を持ってはいるもののデビルマンではなく無力な人間であり、何度もビーストに襲われて文字通りレイプされるという役所になっている。
アスカは何度めかにレイプされた後、風呂場で嘔吐し、ビーストの子供を妊娠したのではないかと怯えることになる。
このくだりが、「せめて人間らしく」の精神汚染のエピソードをより判り安い形で描いたものであることは言うまでもない。
だが、ここで、永井はみたび、驚天動地の展開を突如開始した。
苦しむアスカの前に、「不動明」が姿を現すのだ。
この「デビルマンレディ」の作品世界では、当初旧作「デビルマン」はアスカ蘭が読んだことのある「昔あったマンガの名前」であり、現実には存在しないという設定であった。変身した不動ジュンを観たアスカが、「マンガのデビルマンにそっくりね」という理由で彼女をデビルマンレディと名付けたのである。
だが、突如何の前触れもなく、不動明は、現れた。
そして明は、この世界がアスカ蘭=光の蛇=堕天使サタンによって再生された世界であり、この世界の命運はアスカ蘭がにぎっている、という暗示をかけて消えていく。
つまりまたしてもここでデビルマン世界が反復されているわけだが、「バイオレンスジャック」において完全にデビルマンのトラウマを治癒させたと思われていた永井が何故、またデビルマンの物語を反復しなければならないのか?
この疑問は、だから「デビルマン」「バイオレンスジャック」「エヴァ」の三つをひとつの流れとして通して観ていくと、氷解していく。
鍵は、ここで永井がデビルマンをもアスカをも女性として描いているという設定上の変更である。これには
1 エヴァにおける「社会対個」から「男対女」へのパラダイムシフトの永井への影響
2 バイオレンスジャックにおいても唯一なされなかった、牧村みきの正体の開示、そしてその救済の問題をこの作品でなそうとしている
という二つの原因が考えられるだろう。
実際、デビルマン→バイオレンスジャック→エヴァンゲリオンをひとつの流れとして観た場合、徐々に「男対女」「レイプ」「心のトラウマの癒し」の問題がクローズアップされていっているのがお分かりいただけるだろう。
この時代の流れに永井豪のデビルマン神話も乗ったのだ。
無論、エヴァにおけるアスカラングレーの存在が、堕天使ルシファーがはじめて女性として転生した「アスカ蘭」の誕生に大きな逆影響を与えていることだろう。
そして、その動因として、ついに「バイオレンスジャック」の中でも牧村みきのレイプそして死というトラウマだけは癒されなかった、という永井個人の問題があげられる。
やはり、牧村みきの正体はただの犬だった、という答えでは、飛鳥了も不動明も、つまり冷や奴先生は納得が出来なかったのだろう。
「JUNE 」誌上の対談で永井豪が「僕はレイプが大嫌いなんです」と発言したときに、レイプ漫画これだけ書いておいて何を・・という失笑の向きがあったが、永井が未だに牧村みき惨殺というあの作品世界におけるトラウマを引きずっていて、それゆえに何度も自らの作品の女性キャラクターのレイプそして惨殺を脅迫反復的に繰り返していることは精神分析的にみて間違いない。
実際「凄ノ王」でも、この「恋人を目前でレイプされ、人間世界を滅ぼすために発動する主人公」というデビルマンのモチーフがより明確な形で繰り返されているし、「バイオレンスジャック」では、自らの代表作品の女性キャラクターをかたっぱしから悪党や野獣にレイプさせるという、まるで自分の過去の作品を全部壊して廻っているかのような状態が延々と続いていた。
そして、堕天使サタンが女性アスカ蘭として登場し、自らの下僕である筈のビーストに何度もレイプされ傷つけられるというこの展開は、「バイオレンスジャック」においてサタンが牧村みきと同じ人犬となって自ら虐げられる人生を選択したことからさらに進んで、牧村みきと同じ女性としての人生を生きているということである。
今後「デビルマンレディ」の展開がどうなるかは判らないが、少なくとも、永井の無意識は「エヴァ」を観ていて「アスカラングレーが堕天使サタンだって話にすれば完結させられるのに、もったいない」と焦れたであろう、ということと、アスカラングレー=アスカ蘭の心の癒し無くして、「デビルマン」も「エヴァ」も、結局は完結させられないのだ、ということに気づいたであろうことだけは確かである。
永井は、「バイオレンスジャック」世界最後の謎であり未解決の問題であった、「牧村みきは何故、人間ではなく、犬だったのか」という命題を「デビルマンレディ」において描こうとしていると思われる。その試みは恐らく半ば以上無意識的な衝動に
駆られてのものであり、まだ成功するか失敗するかは予想できない。
だが少なくとも「バイオレンスジャック」で自己完結してしまったかのように見えた永井を再び「デビルマン」神話にいざなったという意味で、「エヴァンゲリオン」は有意義だったかもしれない。
#「デビルマンレディー」には、養父にレイプされたトラウマを怒りのエネルギーに転化してデビルビーストへ変身する少女が現れる。デビルマン不動明が女性になったという設定上の変化も含めて、この作品ではそれまでレイプされる客体でしかなかった女性キャラクターが、犬であることをやめて自分のルサンチマンを糧として怒り、憎み、戦う主体として描かれている。その中で、サタン・アスカ蘭だけがレイプされる客体から逃れ得ないという物語上の設定には、やはり、「デビルマンレディ」世界の謎に関わるある重要な理由があると思われる。
また、一方で一度はロボットアニメの製作を放棄していた富野も、「元気の出るアニメを作る。これは僕たちの世代の贖罪です」と再びロボットアニメの製作に乗りだした。これもエヴァ効果であろう。
もっとも、富野が自らの個人的ルサンチマンをアニメという形で包装して少年達に振りまいたあの「Zガンダム」「イデオン」の贖罪を果たすアニメを、それも「エヴァ」という大トラウマの後に、実際に作ることが可能かどうかは、これもまだ予想できないが・・・
だが、庵野自身が、今後「エヴァンゲリオン」という大トラウマを癒すべく、庵野版バイオレンスジャックを製作出来るかどうかは私には判らないし、また「イデオン」「Zガンダム」「デビルマン」というフィクション体験がトラウマとなったオタク世代の庵野が「エヴァンゲリオン」においてその心の傷を反復再現し、多くの少年少女(もしくは、オタク)にトラウマを与え返すことでその傷から逃れようとしたのと同様、数年後には「エヴァンゲリオン」がトラウマとなった新たな作り手がまたしてもその傷を作品上で再現してさらに新しい子供たちに心の傷を植え付けることになる、という可能性のほうがはるかに実現性が高いのではないだろうか。
個人的には、子供達にとってはポルノ漫画や「パカパカ」によるてんかん症状などより、「エヴァンゲリオン」の与える不快感のほうがはるかに大きなトラウマになると思うのだが、どんなものだろう。
将来庵野が自作を物語り続けることによってエヴァのトラウマから解放されたとしても、彼の蒔いたエヴァという悪夢の種が消失することは決してないだろう。
消えたアダム、消えた牧村みき
エヴァ世界の全ての謎の中心に位置している「最初の人間、アダム」。
当初十字架上の巨人がアダムとされていた筈だが、庵野は途中で設定を変更してしまい、巨人はアダムではなくリリスだということになってしまった。
かくして、全ての始まりであり要であり最初の人間であり使徒の母であるというエヴァ世界の根幹であるアダムがエヴァ世界から忽然と消えてしまった。
正確に言えば、アダムはゲンドウの掌に融合されてしまい、またアダムからサルベージされた魂が渚カヲルの中に宿されているのであるが、いずれにせよ、最後まで庵野は「アダムとは何か」という根本的な問いに解答をしめさなかったといえる。
「エヴァ」世界が碇シンジ=庵野という神(作者)の観ている悪夢だとすれば、「最初の人間」デアルアダムは、やはり、シンジの世界にとっての最初の他者であり、最後までシンジを拒絶する他者であり続けるアスカだと言えるのではないか。
だとすれば、シンジがアスカを救おうとせず逃げ続け、アスカの姿を見れば首を絞めて殺してしまおうとあがく姿は、そのまま、「エヴァ」の世界から「最初の人間、アダム」を消し去ってしまった庵野の姿の投影とも考えられる。
#無論、LD12巻において明らかになった「アダムの魂が渚カヲルにサルベージされている」というエヴァの設定は、渚カヲルと惣流アスカとが主人公碇シンジの前に立ち現れる同一の存在…他者…の両面であるという本稿における「デビルマン」のパラダイムからの作品解釈と何ら対立するものではない。むしろ、カヲルとアスカの物語構造上における連続性・連関性を強調していると言える。いずれにせよ碇シンジは、彼の前に立ち現れたこの二人の他者を、等しく絞殺してしまったのである。
そして「バイオレンスジャック」においても、永井豪は、飛鳥了と不動明の葛藤の根本原因である牧村みきというキャラクターを犬にしてその存在を結局消し去ってしまっている。
つまり、一見完璧な癒しの物語に見えた「バイオレンスジャック」は、実はその最も根元的なトラウマの源泉である牧村みきという存在からの逃避という形で結末を迎えた物語だったのだ。
実際、「バイオレンスジャック」においては、無数にレイプというトラウマが反復され続けるのあるが、しかし不動明はあくまで飛鳥了個人のトラウマに対して癒しの眼差しを向けこそすれ、永井世界に無限反復されるレイプに対してはあくまでも傍観者のままなのである。むしろ、永井世界=飛鳥了の観ている夢で行われるレイプの数々を、不動明は「飛鳥了の心のトラウマ」から発露する病気であるとして、一種の哀れみをもってある程度黙認している節もあるくらいなのだ。
従って、「バイオレンスジャック」は、永井が自らの内的世界における病巣部に照射を当てた作品でありこそすれ、実は、その中心に存在する「牧村みきの陵辱と殺害」という彼の内的世界における原罪に対しては、何らの解決をも観ていない作品であった、と言えよう。
だからこそ、「バイオレンスジャック」に登場する牧村みきは、犬として朽ち果てていくのであり、この作品においても牧村みきはまだ、虐待されレイプされる客体でしか有り得ない。「人間」足り得ていないのである
この永井世界における最大のトラウマである牧村みきの非人格化の問題を、庵野は、惣流アスカラングレーの陵辱、精神崩壊そして惨殺という形で反復したと考えられるのだが、しかし「エヴァ」もまた、母性への口唇期的固着や大衆の虐殺による救済、精神的共感による人間の進化といった数々のSF作品の歴史上のトラウマ的なドグマを粉砕し棄却していったにも関わらず、アスカという現実の女性を「人間」として自立させ受容していくことを最終的に拒絶し、アスカの怨念によって作品世界を破壊させて終わってしまったのである。
「デビルマン」においては世界は不動明と飛鳥了の二人の葛藤と憎悪によって滅ぼされるわけだが、「エヴァ」では世界を滅ぼしたのは碇シンジと惣流アスカの二人の葛藤劇であった。
つまりこの両作品の間では、主人公の自意識=作者と対立する存在が、両性具有の天使という存在から、生身の女性へという変質が観られる訳である。従って、エヴァ世界の謎の根幹に存在すると思われていた二人のキャラクター、綾波レイと渚カヲルは、その終局においてただ事態を傍観するだけの「天使」(ベルリン天使の詩における天使という意味で)でしかなく、現実の人間存在ではないが故に現実を生きようと望む碇シンジを救済することが出来ないのである。
「デビルマン」「バイオレンスジャック」「エヴァ」をひとつに繋がった物語として読むと、こうなる。つまり、「デビルマン」世界を滅ぼした飛鳥了を「バイオレンスジャック」において不動明が救済したのだが、この「バイオレンスジャック」世界でも最後まで救われなかった「デビルマン」世界最大のトラウマ・牧村みきが「エヴァ」においては堕天使(飛鳥了=レイ・カヲル)以上の存在・惣流アスカとなり、不動明(シンジ)の自己欺瞞を徹底的に断罪して世界を再び滅ぼしてしまう…というふうに解釈できるだろう。
だからこそ、永井は「エヴァ」に触発された三度目の「デビルマン」作品である「デビルマン・レディ」において、堕天使であった飛鳥了を、惣流アスカラングレーとイメージをダブらせたアスカ蘭という女性キャラクターへと変質させたのではないだろうか。
全てを滅ぼした世界で、シンジの前に残った最後の他者、それがアスカだった。シンジが今後世界=自己を癒すためには、アスカを癒さねばならないのだが、しかし、二人の間にはジェンダーという最大のジェリコの壁が立ちはだかっている。
だが、エヴァに続いて製作された援助交際映画「ラブアンドポップ」の作中で、援助交際中のヘンタイ男の口から援助交際をしている相手の少女へ「自分をもっと大事にしろよお、悲しんでいる奴がいるんだよお」と居直り説教を垂れさせてしまうほどに女性に対して潔癖性でありすぎる庵野の自我はこの問題を克服するにはあまりにも脆弱ではないかと思うのだが、どんなものだろう。
とりあえず私は、「エヴァ」の示した方向性に沿って再びデビルマン神話の続きを語り始めた永井豪の文字通りダイナミックなパトスのほうに、消えたアダム=牧村みきの復活と再生というカタルシスを期待したい。少なくとも「鬼を観た」と公言できるほどに自我構造の柔軟な永井は、「作品とは作家の観ている夢である」という自己分析を読者へのいいわけや攻撃のために使うようなことはしないからだ。そもそもそのような行為は、自己救済に失敗した作家が、その鬱憤を読者へ転化しているに過ぎないであろう。
牧村みき、もしくは、最初の人間アダムが再生する時こそ、デビルマン=エヴァという神話が終わる時になるだろう。
#アダムとイブの話だって、あれは男尊女卑の考えを植え付けるために後から勝手に作ったわけみたい。普通なら、女から作りますよ。(庵野秀明クイックジャパン9号インタビュー)
付記
※その後(98年6月末日現在)、「デビルマンレディ」は 二つの新展開を迎えた。ひとつには、テレビアニメ化。そしてもうひとつが、実際に「デビルマン」の世界と完全にリンクしてしまうという物語の構造の開示である。
なおも連載中の作品であるために断定はできないが、やはり、「デビルマンレディ」において主人公のデビルマンが女性となった裏には、「バイオレンスジャック」世界のやり残した課題、すなわち消えた牧村みきの再生と救済という隠された意味があったことがこの段階で明らかになったと思う。
デビルマンレディ・不動ジュンは、魔界においてデビルマン=不動明と出会うのだが、そこで「私はこの人を知っているような気がする」と涙を流す。
やはり、不動明がより強い存在として蘇った姿がバイオレンスジャックであったのと同様に、デビルマンレディとは、あのような形で惨殺され無念の涙を飲んだ彼女がより強い存在として、そして不動明と同じデビルマンとして蘇った姿なのではないだろうか。
そして、自らビーストにレイプされる弱い人間の女性となって生きるサタン=アスカ蘭は、今度はこの再生された世界にどのような結論を下すのか。永井豪のデビルマン神話の最終段階こそ、庵野が終わらせたサブカルチャーという共同幻想にとってかわる新たな我々の共同幻想の魁となるのかもしれない。
488 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/04/06(金) 00:07 ID:4Y7/Gsqk
こっちのほうも転載。
日刊アスカ、どこかが出版してほしいね。
2chの本があるんだからしろはたの本も出したっていいんじゃないの。
俺は格闘技ファンなんで暗黒神話一番好きだなー。
490 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/04/11(水) 02:25 ID:DGAM1KTU
4.9の親日茶番で即レポート上げる本田氏燃え!
新日本は何がしたいんだー!!
491 :
名無しが氏んでも代わりはいない : 2001/04/12(木) 23:23 ID:L3c7fBHI
本田さんが目ェ付けたモノってみるみるうちに下降してくよな。
その辺、本人も自覚してるから可哀相だ・・・・。(泣)
492 :
extranet.telin.nl : 2001/04/12(木) 23:26 ID:XRXTOIs.
a
>491
生粋のサブ刈る気質・・・なんでしょうか?(笑)
494 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/04/13(金) 21:16 ID:RBJiKrps
野球、邦画、エヴァ、刃牙、プロレス。
本当だ。どれも例外ないねぇ〜。
ただ一つ、挙げるとすれば猪木ぐらいかな?
しかし、猪木は本田さんが目をつける前から業が深いからなぁ。
当分、猪木は本田さんの心をガッチリキャッチだろうね。
おそらく猪木の表舞台における最後の日々の記録となるでしょう。
496 :
たまなし : 2001/04/16(月) 03:46 ID:???
本田透の破壊力は猪木より強し。
497 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/04/17(火) 10:41 ID:STA6qV.s
池野サンとの対談、面白いねぇ。
彼は大学の同期だってのはワカるんだが、覇王陛下は一体、何者?
本田さんの師匠ってのは何となく理解できるが。
498 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの : 2001/04/18(水) 04:55 ID:ZMKL6DMI
そういや、サルでも作れるエヴァンゲリオンどーなったの?
つーか、なんで中断になったんだろう。写真出したのがマズかったんか?
499 :
1115 : 2001/04/20(金) 05:05 ID:???
写真?なんの写真だ?
500 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/04/23(月) 00:55 ID:11QtEbyI
本田さンの顔写真に決まっとろーが。しかも女装しとったわ。おまけに美人。
ほんとかよ。
502 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/04/26(木) 02:40 ID:xTrrU1CY
その時は痩せとったからなぁ。思えばあれから5年か・・・早えもんだ。
503 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/04/29(日) 01:25 ID:pWCWhx/M
久々に本田氏がやる気を出してる予感。
何をするんだろう?
フルーツバスケットの宣伝(藁>やる気
507 :
名無しさんお腹いっぱい:2001/04/30(月) 14:07 ID:CGpTr5Uk
これで本田透ブレイクなるか?
508 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/05/01(火) 01:44 ID:YmdOzRkA
本田さんが目を付けたモノは落ちる運命にあるということを忘れたのかね。
フルーツバスケットはとっくに連載休止で落ちているから大丈夫。
510 :
たまなし:2001/05/01(火) 02:42 ID:???
アニメも1クール打ち切りとか、そもそも始まらないとか。
延期になっているのがお約束通りで、ちょっとこころやすらぐってかんじですかね。
511 :
名無しさんお腹いっぱい:2001/05/04(金) 07:14 ID:okNAibpA
本田さん久しぶりに電波度があがってて良い感じ。とうとう
自分の真実にも気づいたみたいで、もうこれから目が離せません
512 :
たまなし:2001/05/05(土) 20:34 ID:???
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
/ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
ミ / / ⌒ ⌒ | ブーン♪
ミ | | 【゜ ) (。】 |
(6 つ | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| _____) < 長州、またヤオかよ、つまんねーよ!
∩ \ \WWW__∩\_________
|  ̄ ̄\  ̄ ̄/ |
 ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ ̄ ̄ |  ̄
514 :
:2001/05/09(水) 21:36 ID:???
age
さげろや。
ネタないなら。
517 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/05/11(金) 01:32 ID:nuQ4fFOI
別に嫌がってるようには見えんが・・・・。
518 :
たまなし:2001/05/14(月) 05:42 ID:P3mmn7Lw
age
520 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/05/20(日) 07:08 ID:ugLns0S2
古い話しだが、果たして本田さんは同人誌の儲けでヘルスに行ったのだろうか?
引っ越すそうだからまた2ヶ月ほど更新停止だろう。
あげ
523 :
たまなし:2001/05/23(水) 17:01 ID:aBKoUcp2
524 :
たまなし:2001/05/25(金) 23:15 ID:JuAdUuIo
SFFの続き書いてほしいねえ。
「エヴァとは畢竟、レイプを正当化するための物語である。」
けだし名言ですな。
527 :
本田透先生監視団:2001/05/26(土) 01:27 ID:D9Mozj6A
528 :
本田透先生研究家:2001/05/26(土) 15:29 ID:SlbeOYYA
本田さんてアンノのコトを「女性に対して潔癖症過ぎる!」って言うけど、本人も
かなり女性に対して潔癖症だと思うんですよ(既出だったりして)
て言うのはね、強姦・絞殺は論外として、シンジがアスカをオカズにすることも非難
するでしょ?
あの非難の仕方がねぇ、なんか本気≠感じさせるんだよね(笑)。
「このヒト本気で惚れたオンナをオカズにするコトを禁忌としてるな」
っていうね。
そういう人を「女性に対して潔癖症」と言わずしてどういう人を言う!
って気がしてならないんですがいかが?
処女も非処女も、女とはおぞましき生き物!
覇王陛下マンセー!
まあ、衰弱しきった病人でヌくのを非難しているんだけどね。
電波ピリピリアスカちゃんではあのまま強姦だからね。
530 :
本田透先生研究家:2001/05/26(土) 20:04 ID:Vbse1cAw
>>529 >>衰弱しきった病人でヌくのを非難しているんだけどね。
はあはあ、なるほどね。
いやワタシ本田先生にはハゲシく興味あるんだけど、エヴァにはさほど興味ないの
よ(笑)。そうか、そうだったのか。
アスカ従軍慰安婦論争≠ェエヴァ女性ファンと本田先生との間に繰り広げられる
ことになった経緯もそこらへんにあるのでしょうね。なるほどね。
しっかしつくっづく因業なハナシなんだねぇ>エヴァ
531 :
たまなし:2001/05/28(月) 01:02
>>531 自分の好きなものから、手当たり次第ぱくって、
FFの模範解答みたいな文章やね。(いい意味で)
器用な人だ。
個人的には、「泣き虫サクラ」の臨死体験がワラタ。
ふ・・・
LASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLAS
LASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLAS
LASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLAS
LASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLAS
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LASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLAS
LASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLASLAS
LASLAS
535 :
名無しさんお腹いっぱい:2001/06/04(月) 08:39
やばいよ、本田さんがコメットさんに目を付けちゃいました
ああもう普通のアニメでは終わりそうでないな。アニメ板で
荒れてたので、いやな予感したんだけどね。
536 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/06/08(金) 13:18
age
537 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/06/12(火) 10:17
本田さん、こんどはシスプリっすか…
538 :
ななし:2001/06/12(火) 19:55
つーか今度はもりしげって・・・・・・どこまで逝くんだ・・・・・・。
539 :
たまなし:2001/06/12(火) 20:36
花右京メイド隊とシスタープリンセスは
ジャンルターミネーターですから。
(といいつつ高橋理恵子の追っかけで見てるだけです。)
すみませんDVD2巻とも買ってしまいました。
エンディングが痛いですが→花右京
マンガもマキシシングルも買いました。
すいません。
エンディングもイタいがジャケットも痛いってことで。
いうなよそれ・
玉置勉強のホームページに書き込みが。
あそこってエロ漫画界の伊東くんの玄田生がいるじゃん!
エヴァ論争が今更勃発か?
548 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/05(木) 15:45
しろはたデリられてる・・・・・・
549 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/05(木) 18:03
本田透スカートみじけー(w
550 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/08(日) 08:30
551 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/11(水) 12:31
>>551 それには笑った。すばらしい。
# 実は今日は誕生日のオレ。
553 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/11(水) 19:07
554 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/11(水) 19:10
本田死ね
555 :
名無しさんお腹いっぱい:2001/07/11(水) 19:59
やっぱり本田先生は2chに来てた。
557 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/13(金) 11:53
アンケートやってるね。
夏への扉や電波少女が読みたければ、投票すべきだろう。
「プロ野球景気の悪い話読者投稿コーナー 」が人気があるのが意外。
野球知ってる人が見たら面白いんじゃないの?俺は見ないのでわかんないけど
漏れは「しろはた」を野球ネタから見たクチ。
本田氏がエヴァヲタ界の巨魁と知ったのは、漏れがエヴァに
狂った3年前。才能ある人はすげーなと、アトで驚いた。
561 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/13(金) 15:45
あんなんで才能があると思うのか?
562 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/13(金) 18:07
野球コーナーのほうが面白い。
今期が終了して野村が解任されたら野球板での評価も変わるだろうがもう遅いよなあ。
野球コーナーというか、本田氏の野球関連の論評は面白いけど、
このアンケートでの読者投稿欄の図抜けた表の獲得が意外だった。
565 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/15(日) 00:26
アスキーネットJでも野球コーナーだけの紹介だったな。
566 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/16(月) 22:01
野村陰謀史観はちょっとどうかなあ、って思うときもあるけど、
野球を見る目はかなり確かだと思うよ。
568 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/19(木) 02:33
ここにコピペされた論文群を読んでると大澤真幸ににてんのかなぁとも思う。どうよ。>識者
569 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/20(金) 01:23
>>568 どのあたりに類似性を感じたか、説明きぼんぬ。
570 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/20(金) 01:44
ていうか、今書いてる奴ってまんま「戦後の思想空間」ではないのか。
佐藤健志あたりにも親和がある。
もっとメジャーで書いてもいけるんでは。
佐藤健志萎え。だとしたら、親の七光りのない本田透は、
やっていけないと思われるので、だめかも。
573 :
572が:2001/07/21(土) 00:52
何を言いたいのかわかった方、どうぞお便り下さい。
574 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/21(土) 01:23
本田は岸田秀の影響下にある。大澤も佐藤も大枠は同じパラダイム。
すなわち冷戦後にそれまでの文化状況を見直し。
・・・ということでしょう。
七光りと言うなら大澤もかわらんのですがね。
575 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/21(土) 03:41
佐藤健志から保守思想を抜いた感じかなあ。
上野俊哉とかとは絶対相容れないねえ。
576 :
本田透(男)信者:2001/07/21(土) 05:48
>>575 >>上野俊哉とかとは絶対相容れないねえ。
そりゃそうだ。
つか、本田氏(男)は上野氏なんて知らないんじゃないか?
577 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/21(土) 08:06
上野俊哉はエヴァでもしゃしゃりでてきたから。
上野氏はシャア好きだから、クワトロ派の本田氏とは対極にある。
岡田とかゆうきまさみとかあの世代はファーストガンダムマンセーだからエヴァもその関連で見てるけど
Zガンダムのほうと比較したほうが理解しやすいと思うね。
578 :
本田透(男)信者:2001/07/21(土) 17:19
岡田氏、ゆうき氏。本田氏(男)あたりはオタク業界の人間だし、世代によるなん
らかの偏向はあるにせよ「誤差のうち」ってカンジだが、上野氏って学問業界の人間
で、自由ラジオだスクワッティングだ一時的自立ゾーン(なんだそりゃ)だっていう
むちゃくちゃ解かり易いただのヨーロッパかぶれ(ヨリ正確には「ヨーロッパ反体制
かぶれ」)なお人で、オタク系言動それ自体中身がウス過ぎ。「基礎がなってない」
「根底から間違ってる」(笑)ていうか。
579 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/21(土) 22:07
東クンとかだとどーかな。
580 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/22(日) 23:43
あれ、閉鎖したか?w
581 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/22(日) 23:45
あ、見えた見えた
582 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/23(月) 01:32
最近更新のペースがむちゃくちゃ速いな。
前は月イチくらいだったのに。
583 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/23(月) 21:29
age
584 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/24(火) 13:00
585 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/24(火) 15:45
586 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/24(火) 18:36
>>584 「夏へノ扉」と「電波少女」も、うぷきぼ〜ん。
587 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/24(火) 23:54
山田@失楽園さんの「アスカの見た夢」、
どっかにあぷされてないかな?
エヴァ関連のポスターとか、グッズとか色々一気に処分したいんですけど、
どなたか賑わってる売買サイトご存知ないですか? せっかく集めたので大事にして
いただける方にいくらでも構わないので引き取ってもらいたいのです。
ちなみに処分したいものは、
・エヴァ缶(レイ、ミサト。カヲルなどなど)
・ポスター各種
・同人誌各種
・ビデオ
・トレカ
できれば少女革命ウテナものも売りたいのですが、ご存知のかたいらっしゃいましたら
宜しくいおねがいいたします。
589 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/25(水) 21:30
590 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/26(木) 19:28
591 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/26(木) 20:44
無断転載されるくらいなら、いっそ再掲載してしまえばいいのに。
592 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/26(木) 21:27
「夏へノ扉」と「電波少女」はアンケートで上位なので復活するんじゃないの。
日刊アスカのほうはもうネタがないだろうからべつにいいや。
594 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/26(木) 22:36
>>589 そんなことより、銀河鉄道の夜は杉井ギザブローだ。
りんたろうだと999だな。
まあ似たようなもんだが。
595 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/26(木) 22:50
本田氏はここ見てないかなぁ。
ザワールドイズマインとかはどうやって斬って捨てるのかなぁ。
596 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/26(木) 23:06
レビューが読みたければメールでネタ振りをする。
これが基本です。
597 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/28(土) 12:20
598 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/28(土) 13:23
>>586 「夏へノ扉」ってWEBバージョンあったっけ?
もし同人誌から転載するなら200ページ分もあるぞ
599 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/28(土) 13:27
追記
ちなみに完結編と同人誌「夏へノ扉」は全然ストーリーが違う
完結編はEOE前に書かれていた筈(物語の背景は同じと思うけど)
600 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/28(土) 17:26
>>598 同人誌版は原型から2倍ほどに膨らましてあるよ。
基本は同じだけど同人誌版のほうがわかりやすい。
>>589、
>>593 素晴らしい、本田トヲルいまだ健在。ていうか、もののけ姫の時にジブリ信者に叩かれたの懲りてないんか(藁
602 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/28(土) 22:48
>>600 そうなんか・・・
完結編AバージョンはEOE前のものだよね?
全然違う作品になってるけど・・・
ゲンドウの扱いが180度違うし・・・
603 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/28(土) 23:42
本田氏ここに来て良い感じに回っているな(藁
604 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/07/29(日) 00:48
>>598,
>>599,
>>602 「完結編Aバージョン」と「夏へノ扉」は別個の話です。
「完結編Aバージョン」は劇場版の前に完成してます。
(EOEの後、一部をEOE風に修正した)
「夏へノ扉」は夏の劇場版の直後(一ヶ月もたっていない)にアップされた
もので、「完結編Aバージョン」と同じくアスカが主人公=造物主でした。
同人誌版はシンジが主人公=造物主です。
テーマとの整合性のためにそうなったとあります。まあ私はweb版のほうが
好きですが。
>>604 > 「夏へノ扉」は夏の劇場版の直後(一ヶ月もたっていない)にアップされた
そういや、電波少女の続きが出ないなぁと思っていたら、忽然と公開されたんだっけ。
これ読んで以降、SS読み漁るようになったんだよな。。。
606 :
たまなし:2001/07/29(日) 02:49
引越しで調子を崩さなければいいけど。
環境の変化には弱そうなんでちょっと心配。
>>584 が「夏への扉」ってことで良いんですか?
>>607 リンク先は読んでないけど、
「アスカ完結編」はウェブ版「夏ヘノ扉」とは別物ですよ。
>>607 リンク先は「完結編Aバージョン」です。
冒頭に劇場版風の修正がされる前の版のようです。
611 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/08/01(水) 16:30
, -─-- 、
〆 ヽ, / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 8(ノ从从リ)8 /
| |ii(|l i i |l|ii < 復活ageなのです
| | |l.ヽ ワノl | \
| | ll"`i_l].[l_ l | \________________
| | l| 、.| | |.l |
ヽl lト、__ノ_ノ.lノ \\ おにぎりワッショイ!! //
|___|_| \\ 透たんもワッショイ!! //
|_|_|_|_||
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| | | ( ´∀`)∩.(´д`∩) ( ・∀・) ヾ(. ゚д゚ )
|__|_| (( (つ ~ノ (つ ノ (つ つ )) ./ ⊃ ))
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|ー' )_) (_)し' し(_) (_)_)
613 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/08/01(水) 16:59
日刊アスカに入れた奴誰だゴルァ!
本人の言う通り語る事無さそうなんで
電波少女にしときゃよかったのに
614 :
:2001/08/02(木) 13:26
615 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/08/05(日) 11:24
とりあえずあげ。
確かに、日刊アスカに入れた奴はあほでしょ。
616 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/08/05(日) 20:43
そんな事気にかけてるやつが一番アホかと
617 :
615:2001/08/06(月) 09:36
>>616 いや、単に電波少女再UPしてほしかったんよ。
大槻ケンヂのしゃべり場見逃した・・・
618 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/08/08(水) 12:24
age
オチ以外は、予想通りで意外性はありませんでしたが、
ハテ、なんでしょう、このラストは?ヌーベルバーグ!?
デビルマンになるんじゃなかったんですか?
(なってるのかな? 風呂敷畳むまであと一歩だったのに・・・
結局無理だったんでしょうか)
結局、自分が女に愛されない事と世界の終末を一緒くたにしてオシマイ?
それとも、自分がさっさと洗脳から脱会したかったから観客にエヴァからの脱会を
強要してるんでしょうか?
なんかまた完全版とかディレクターズカット版とか出てきそうですねえ。
あ〜、イカ臭かった〜。
621 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/08/11(土) 00:44
622 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/08/17(金) 11:50
なにげに下がってない?
というわけでage
623 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/08/20(月) 17:40
ラホールのカレーは(゚д゚)ウマー
624 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/08/20(月) 18:33
カレー食い過ぎ。
625 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/08/20(月) 18:41
バームクーヘン
626 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/08/21(火) 07:55
627 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2001/08/24(金) 09:52
あげ
628 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2001/08/24(金) 18:26
魅入られたものは滅びるとは
朝日新聞みたいだ
629 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/09/11 14:00
datおちあげしていい?
630 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/09/11 16:26
631 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/09/11 17:19
632 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/09/13 07:49
633 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/09/18 23:11
634 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/09/23 02:43
なんとなくage
つーか、エヴァ2ってマジでやる予定があるの?
そんな予定があること自体意外すぎる……
636 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/09/26 08:45
637 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/09/26 11:57
うーむ
639 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/10/10 17:55
640 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/10/11 09:09
最近「ちゆ12歳」からリンクされる事が多いっすね>しろはた
641 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/10/12 23:37
わたしは如何にしてアスカ様にハマり、下僕となったか
本田トヲル(肉感アスカ・肉主筆)
コアな方はご存じの通り、オイラはもともと「世界ショートカット教」という宗教団体(法人申請中。ウソ)の教祖です。
それも電波を受信して大宇宙のショートカットの真理に目覚めてかれこれ12年にはなりますから、
かなり年季の入ったショートカットフェチです。インターネットでショートカット専門HPをやっているのは、
世界ひろしといえどもオイラと東大のなかざとさんの二人だけでしょう。
何故そんな業の深いオイラが、べたべたロンゲのアスカ様にハマってしまったのか?
と、よく訊ねられます。オイラ自身もそのへんのところをうまく説明できず、
いままでほうぼうでいろいろなことを書きちらしてきました。
ここでは、もう一度最初から何故オイラがアスカ様にハマったのか、順を追って考えてみたいと思います。
642 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/10/12 23:39
1 北斗と南斗、陰と陽、ショートとへっぽこハーフ
話は1988年の夏にさかのぼります(さかのぼるなよ勝手に)。
それまでショートカット一本槍だったオイラは、期待の超大型ショートカットタレント・つみきみほが主演する
角川映画「花のあすか組!」(なんという運命のシンクロニシティでしょう! おお神よ)を帰省先の
神戸は三宮のある煤けた映画館(後に地震でこっぱクズと化しました)にいそいそと見に行きました。
その映画「花のあすか組!」が原作の形を全くとどめておらず、
監督の首を月軌道まで放り投げたくなるようなサイテー映画だったことはさておき、
つみきみほのショートカットは素晴らしかったです。
ところがここに運命の悪戯が待ち受けておりました。
同時上映されていた「僕らの7日間戦争」(おお、ハルマゲドン?)というショボい映画に、
当時まだ白鳥麗子としてしか知られていなかったあの宮沢りえが出演していたのです。
「うおっさすがクオーター、脚なげえ! でもムネはでかそうだぞ! それにしても顔も声もマヌケだ!」
その時私は、ショートカットとは別の宇宙、多人種のDNA混合による五族調和の
地上天国を作ろうというクロスオーバー民族宗教「世界へっぽこハーフ教団」の
司祭になれとブラフマンに電波で命じられたのでした。
しかしショートカットに比べ、へっぽこハーフなどそうそういるものではありません。
まずハーフのタレントじたい今は少ないし
(昔は、ジェリー藤尾だの太田幸司だの掃いて捨てるほどギョーカイにはハーフがおりまして、
皆さんそれぞれもてはやされていたらしいですが、敗戦から40年も50年もたつと
ヤンキーとフュージョンしたからエライ、と思う人も減ってしまったのでしょう)、
そのうえDNA混合失敗の「へっぽこ」顔となるとさらに希少価値ではありますまいか。
例えば梅宮アンナみたいな怖いガイジン顔、これはハーフではあっても「へっぽこ」では無いのです。
「へっぽこ」とは、せっかくハーフに生まれておきながら顔のつくりは日本人というおマヌケぶりで、
とてもガイジンには見えないが日本人にしてはミョーチクリンだというトホホな顔のことです。
西川きよしの息子なんかはかなり「へっぽこ」でしたが、男なので却下です。
そんなこんなで、続々ショートカットが増えるのと対照的に、へっぽこハーフは
宮沢りえ一人、というトホホな時代が続いたのです。
そしてサタンの陰謀で宮沢りえが相撲取りに騙されて精神崩壊してしまった後、
世界へっぽこハーフ教団は空中分解してしまったのでした。だが、オイラの心の底では、
へっぽこハーフを求める信仰のほむらがメラメラと萌え続けていたのでした。
643 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/10/12 23:39
2 愛野美奈子、土屋美奈代、そしてアスカ様へ
オイラの愁眉を開かせてくれたのが衝撃のらりぱっぱ少女漫画「コードネームはセーラーV」でした。
両親ともに日本人の筈の愛野美奈子、何故にパツキンなのか? などと首を捻っていると、
これがまたアナクロなくらいにドジ。身体だけは8等身と妙に発育しています。そして長い髪には、
恥ずかしい巨大なリボンが!!
「ホットロード」以来イタいリアリズムに沈んでいた少女漫画界に突如狂い咲いた
一輪のひまわりの花。
「これだ! 美奈子ちゃんはハーフに違いない!!」
電波を経由してそう悟ったオイラは、愛野美奈子を教団の新しい神様にすえました。
さあこれから布教、という段階になって、しかし、美奈子ちゃんは主役の座を
引きずり降ろされてしまったのです。そう、皆さんご存じの「美少女戦士セーラームーン」が
テレビ局・代理店主導の形で企画され、美奈子ちゃんはセーラームーンを
守護する戦士のリーダーに格下げされてしまったのです。
なんという悲劇。14歳の少女には、この突然の主役降板劇は一大トラウマになったに違いないのです。
アニメ版の美奈子ちゃんは、まるでうさぎちゃんのクローン人間でした。唯一の個性といえば、
ことわざの使い方がへぼへぼだというところだけでしょうか。しかしこれは美奈子ちゃんがハーフで、
イギリス育ちだと言う電波経由の裏設定を知っているオイラにはしごく当然のことでした。
そのうえ、セラムンが続く中でどんどん敵は強くなり、美奈子ちゃんはリーダーの座さえ
降ろされて単なるやられキャラにまで墜ちてしまったのです。
セーラー戦士リーダー失格の烙印を押され、アイデンティティを喪失した美奈子ちゃんはその後、
アイドルタレントになって今一度みんなの注目を浴びようと、悲しい努力をはじめるのでした。
そのセラムンが失速していく過渡期、かねてよりメガネくんとタヌキ女の電波な
漫画ばかり描いていた永野のりこ先生が、「GOD SAVE THE すげこま君!」に
突如「土屋美奈代」というロンゲチャパツのへっぽこな少女を登場させたのです。
美奈代ちゃんは一見美奈子ちゃんと同じルックスですが、さらにへっぽこ度は高まり、
授業中に教室で怪獣ごっこばかりしているので友達が一人もいないという有様。
一緒に少女戦士ごっこをしてくれるうさぎちゃんたちもイナイのです。
こうなると「アイドルになるのよ」くらいの野望では彼女の傷ついた自我は満たされません。
美奈代ちゃんは世界制服の野望に燃えて自らの戦隊374(ミナヨ)を結成、
隊員のスカウトに乗り出すのでした。
彼女の孤独が増せば増すほど野望は非現実的にスケールアップしていき、野望が
巨大化すればするほど彼女はますます孤独になっていくのです。このへっぽこのドグラマグラ。
クスリでラリった隊員ブルー(北原君。危ないクスリでショートカットの女の子・涼子ちゃんに
ヘンシーン、トウ!)に「あんたなんか友達じゃないわよ、この電波娘、バーカバーカ」と
罵られた美奈代ちゃんはその場では強がりを言いますが、
一人になるとただ声を殺して泣くことしかできないのでした。
立ち読み中のオイラはコンビニで一緒に泣き、店員のオニーチャンに嫌がられました。
かくして、時代は確実に傷だらけの心と織田信長かヒトラーかという巨大な野望を持つ少女、
究極のへっぽこハーフ・アスカ様の誕生へと動き出していたのでした。
こうして考えてみると、へっぽこハーフとは、その肉感なルックスとともに、
「孤独でトラウマだらけ」な心を持ち、「野望度100」
という内面を持っていなければいけないのかもしれません。
ハーフという記号はここではアウトサイダー、ストレンジャーとしてのへっぽこハーフを
象徴しているのではないでしょうか。って何を言ってるんだオイラは。
644 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/10/12 23:40
3 アスカ様、降臨!!
「新世紀エヴァンゲリオン」の第一回、オイラは見てませんでした。
「どうせすぐ製作できなくなってへろへろになっちまうさ」
オイラはそう思い(事実そうなりましたが)、なんかムズムズする心を抑えて無
視を決め込んでいました。
このあたりのことはオイラのHPの「家政婦は見た!」に書いて在りますが、
最初はとにかく綾波にハマった友達に無理矢理見せられ、
でも「なにこれ、ガンダムじゃん。暗いしつまんねース。まあサービスシーン豊富だからビデオに
とっとくか」ていどの感想しか持てないゲスな視聴者なのでありました。
それが、アスカ様を一目見てその魅力に心うたれ、ますますゲスに、じゃなかった
敬虔なアスカ原理主義者に生まれ変わることができたのです。
あの甲板に偉そうに仁王立ちするアスカ様の逆光ショットを見るなり、オイラの魂は震え上がりました。
「あ、あれ、設定で見てた時と印象が違うやないか。これ、もしかして・・・ものすげーたかびーなんか!?」
続いて赤いシューズで覆われたアスカ様のおみ足がトウジのタイガースキャップを
情け容赦なくグリグリと踏みにじった瞬間、オイラは完全にアスカ様の下僕と化していたのでした。
それからの狂いようは肉感アスカをご覧下さい。
アスカ様が、オイラのかかげるへっぽこハーフの条件をことごとく満たしていることは
もはや言うまでもないでしょう。
ハーフ(正確にはクオーターですが)でロンゲのチャパツ、肌も白い。
なのに顔はシンジとおんなじ(トホホ)というハンパなハーフぶりはまさにへっぽこの鏡。
綾波のほうがまだガイジンぽいです。
そしてこんな偉そうな小娘がアニメ史上に存在しただろうか、というくらい無根拠な自信に
満ちた偉そうなその態度。
「当然あたしがリーダーよ!!」の「当然」とはいったい何を根拠にそう言い張る
のか、未だにわからないのはオイラだけじゃないでしょう。
無論、やることなすことへっぽこです。ネルフ内部で迷子になったときは使徒を
肉眼で確認しちゃうし、ことわざの使い方を間違えるし(美奈子ちゃんハーフ説は
ここで立証された!)、火山に潜る時には風船少女にされちゃうし、
シンジとユニゾンできずクビはねられかけていじけるし、・・・
使徒がどんどん強くなっていく中、アスカ様は次第にシンジにおんぶにだっこの
単なるやられ役、本筋とは関係ないへっぽこキャラへと墜ちていきました。
ところがここからが新しかったというか酷かったというか、あのヒゲとメガネで
己を隠した男(水島新司じゃないよ)は、あろうことかアスカ様の悲惨なる過去を
根ほり葉ほり暴き立て、使徒にアスカ様の心を犯させ、完全にアスカ様を壊してしまったのです!
そしてオイラも壊れました。トホホ。
目の前でわが教団の神様がソ連のレーニン像の如く引き倒されて壊されていくのに、
オイラは見ているだけしかできない、何もできない視聴者なんだ・・・と
S−DATウォークマンに逃避するダメ人間なオイラでした。
アスカ様の心のトラウマが白日の下にさらけだされ、アスカ様があのようなかたちで
壊れてしまったことによって、世界へっぽこハーフ教団の進化形態であるアスカ原理主義教団の
「神話」は90%完成したといえましょう。
オイラに残された道は、神であるアスカ様が世界を救う、偉大なる「アスカ様神話」・・・ではなく、
ぼろぼろに壊されてしまったアスカ様を救済する神話の最後の部分を完成させることでした。
645 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/10/12 23:41
4綾波レイ対惣流アスカ、南海の決闘
オイラが「へっぽこハーフ」を求めて各界を彷徨し、ついにアスカ様に辿り着いた宗教遍歴はここまでです。
それではいよいよ、何故綾波ではなくアスカか? という疑問にお答えしましょう。
なにしろオイラの信仰心は「ショートカット教」9割、「へっぽこハーフ」1割ってところですから、
アニメ界最大最強のショートカット綾波レイに当然ハマるべきでした。
「レイ、心のむこうに」あたりからすでに「綾波クローン説」が流れていましたから、
ショートフェチの上にクローン大好きなオイラが「エルピープル以来のショートカットクローン!!」と
叫んで「世界綾波レイ教団」を設立しても不思議ではなかったのです。
実際、オイラと綾波ファンの友達(当時、オイラ以外は全員綾波ファンだった・・・)との間では、
「これから無感情なレイが、いかに人間性を回復していくか」がエヴァ最大の見所だ、
と大騒ぎになっていました。
しかし・・・残念なことに、「決戦、第三新東京市」のラスト、
レイちゃんの笑顔は・・・・ソ連のマクドナルド1号店の店員のように似合ってなかったのです!!
もちろん、その後「にんにくラーメン、チャーシュー抜き」を食したり、シンジ君に
「綾波ってお母さんみたいだね」と言われて真っ赤になったり、シンジ君に部屋を掃除してもらって
「ありがとう」なんて言ったりと、次第にレイちゃんはイケてくるようになりました。
でも、「涙」であわれバーベキューになっちゃって、また振り出しに戻っちゃいました。
あるいはあのまま物語が続けば、レイちゃんも人間性を回復してシンジのバースデーに
プレゼントなんかコッソリ持ってきてくれるようになったのかもしれません。そうなっていれば、
幻の綾波教団も誕生したでしょう。
でも、やっぱり一番かわいそうな(とオイラは感じている)アスカ様が一番かわいいと
思ってしまうのが人情ってやつでしょうか。
だが呪われた業の深さ故か、オイラはことあるごとにアスカ様の美しいロンゲを
バッサバッサと切ってしまうのです。完結編ではゼーレにバッサリ刈られて囚人状態、
のりPろさんのサイトの復活編ではリフレッシュとばかりに自分でスパッと切っちゃうし、
あろうことかアスカCG界の大家・のりPろ様に「ショートカットのアスカ様」の
CGを2枚も描いていただいてます(^^;
そう、オイラの究極の野望、それは「アスカ原理主義」と「世界ショートカット教」を
一体化した超世界的規模の宗教大系を完成させることだったのです(なんじゃそれ)。
646 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/10/12 23:42
5 アスカ様が髪を切られたら
私がショートカットにこだわる理由は、いくつかあります。
まあようするにスキだからなんですが、己のココロを厳しく分析すると。
ケース1:コテコテの女性性がヤダ→ショートカットは爽やか!
ケース2:さらにコアに、自分の女性性を全否定するためのベリーショート→・・・(^^;
アスカ様は己の女性としてのジェンダーアイデンティティに大変苦しまれていらっしゃいます。
多分そのために拒食症になって生理を止め、肉をそぎおとして「無性」の
世界に近づこうとしておられるのではないでしょうか。
私の書いたのりPろさんサイトのリリカル小説では、アスカ様はみずから髪を切られますが、
ここではケース1の爽やかショートカットになっておられるのです。
アスカ様が過去の自分の苦悩を断ち切るための儀式が断髪(って吉永小百合じゃないんだから)
だったのです。切られた髪の毛は女性性の象徴ですが、ここでのアスカ様は
自らのジェンダーを全否定するでもなく、ただ一歩少年=渚カヲルに近づいたのでした。
それはつまりシンジ君に一歩近づいたということであります。アスカ様の寝室で、
彼女がシンジにココロを開いた時、ジェリコの壁は崩れたのです。
完結編のアスカ様の断髪はそういうジェンダーアイデンティティの葛藤の末の止揚ではなく、
もっと破壊的で破滅的なものです。ショートカットの暗黒面と申しましょうか。
それはジェンダーの全否定、無性への回帰の象徴なのです。
つまりアスカ様のココロの崩壊はさらに進行しているのです。完全な人形へと近づいているのです。
それはヤバい世界なのですが、ヤバいと思いつつもそんなアスカ様に惹かれていくオイラ。
業が深いです。
ついでに言うと、綾波レイのショートカットもこのケース2にあたると思われます。
彼女は血を流しません。
つまり世界ショートカット教(ショートカットすきすき)と、へっぽこハーフ教団とは
北斗と南斗、陰と陽、コインの裏表のような存在だったのです。
一方にはジェンダーやセックスにまつわるドロドロとした苦悩から開放された象徴としての
爽やかショートカットがあり、その影にはロンゲでハーフ、身体は肉感でうはうはと
いう記号化された少女たちの他者の欲望の視線への嫌悪感と、内面の孤独と苦悩が
あったというわけです。だからへっぽこハーフ教団が崇める「苦しまれる神」は、
あくまでもへっぽこでダメでなければいけなかったのでしょう。
だから私がアスカ様の下僕をやっていることと、アスカ様の髪を切りたがってい
ることとは矛盾しないのです!
アスカ様を救うためには、アスカ様の爽やかショートカット化が必要なのですうう!!
おわかりいただけましたか、アスカさまあああ!!!
バキッ
「わかんないわよ全然!! あんた、バカア〜!?」
なんだか大塚英志みたいになっちゃったスね。
コアな話になってしまってごめんなさーい夏目さん。トホホ。
647 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/10/13 00:03
くだらないオチ100選が読みたいのでだれか持ってる人いないですかね。
648 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/10/13 00:15
俺がネットをはじめたときにゃあもう閉鎖してた。
見てみたかったなあ
日アスと言えばやっぱへぼレイでしょ。
何気にかくしEVAの高嶋氏やGehenのえび氏も書いてるしね(w
あややや〜、ぐるぐる〜、じゅるじゅる。
650 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/10/13 12:43
一時期全部もってたんだけどそのハードディスク全部dじゃったんだよねえ・・・
持ってりゃEVA板あぷろだにアゲたんだが。
・・・なんか漏れもまた読みたくなってきたな。
651 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/10/16 21:28
652 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/10/18 02:38
654 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/10/19 13:35
>>653 おまえマジでうざいし
みなさーん、このページはコンテンツは空でボタンを押すと
出会い系サイトに飛ぶので気をつけてくださいね
保守…いらんか。まあいいや。
656 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/10/27 23:30
http://web.archive.org/ ↑のサイトは100億のwebページを保存しているらしいのですが、
当時のURLやブックマークをまだ覚えてるか持っている人がいたら
夏への扉や裏ページのURLを打ち込んでみてはどうでしょうか?
俺は持ってない。誰かおらんのか?
658 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/10/28 12:34
あげとこう。
659 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/01 18:35
頑張ってみたけど駄目だった。『電波少女』は読めなかった。
またしても最終話を確認できずじまいか……。おとなしく更新されるのをマトゥ……
web版の夏への扉は復活してるね。
662 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/02 17:38
あげとくか。
663 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/04 15:57
665 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/04 21:14
667 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/04 23:27
668 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/04 23:56
669 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/05 19:30
凄い凄い!!
約5年ぶりに思い出した!!!!!
っげ〜〜〜〜
あの壁紙のイカシンジが懐かしかった・・・
慌ててその頃見たであろうサイトをかけり回ったけど
ほとんどが消えてしまっていた・・・
その変わりようと虚無感はまるで近年の宇部の風景だ。
あの頃にタイムスリップしたい・・・
>670
>656
ウェイバックは期待と一時の懐かしさだけで全く役に立たない。
リンクと画像がちゃんと保管されてたら完璧なんだけどね。
>>672 お前ニュー速+板のウェイバックスレでも暴れ回ってたな。
いい加減ウザイよ。
くだらないオチ100選だっけ。あれも見れるんだろうか。
自分がネット始めた時にはもうアドレスすら分からなくなってたけど。
675 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/07 07:35
676 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/07 07:48
677 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/07 08:01
678 :
エヴァンゲリオン男:01/11/07 16:44
「
>>676ぼくは、アスカたんと二人で、海でいい思い出を作りたいな〜〜〜・・・」
679 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/07 22:40
いいねー。
本田さんの文章は最高だった。
誰かくろはたのURL知っている人
ウェイバックで教えてくれないかな・・・当時見つけられなかった
681 :
エヴァンゲリオン男:01/11/08 11:04
だから本田ってだれだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
682 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/08 11:56
>682
見ただけでオチが読めるようなURL貼るのはやめれ
684 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/08 19:45
685 :
◆UW68GIlE :01/11/09 03:37
>684
くろはたとかは?
bigとかになかったっけ?
686 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/09 03:40
687 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/09 04:07
688 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/09 04:10
>687
紹介してる倫ってヤツだけきれいに放置されてるね。
まあ日本じゃ中途半端に出来てコネのあるのが勝ち残るように
なってます
既得権益業界だととくにね
しかし、ネットでただで読めるということではその方がいいのか?
691 :
◆UW68GIlE :01/11/09 04:26
>>686 ないすか.
じゃあよーすけんとこにあった電波少女のやばいヴァージョンは?
〜すべてのくだらないオチの始まり〜
くだらないオチ1 「おめでとう」
提供者・ヒゲメガネさん(仮名)
24話の後、突然明朝体で始まる「人類補完計画」。
その正体は、椅子に女を座らせて総括するという70年代のアングラ劇だった。
いや、実はそもそも「EVA」そのものがシンジ(正体はヒゲメガネ)の書いたアニメの脚本であり、
人類補完計画のシナリオそのものだったのだ。
すなわち、人類補完計画とは、
シンジ(監督)が女にフラれて傷ついた自分のナルチシズムを補完して
自信を取り戻そうという極私的なプロジェクトを、
ゼーレすなわちスポンサーの金を勝手に使って成し遂げようという
「アニメ私物化計画」であったのだ。
だが、自らが脚本したアングラ劇「EVA」の終局
すなわち「憎い女(日高◎子)を地獄にたたき落とす」というオチを見ても
結局救われなかったシンジに、
ポンと「学園ラブコメEVA世界」の脚本が手渡される。
そこでは、シンジはアスカちゃんとレイちゃんにモテモテで、人生うはうは。
そうか、こういうEVAでもよかったんだ!
いや、これこそ、僕の夢なんだ!
現実の女を描こうとか、現実から逃げないでリアルな物語を作ろうとしてアガくのはもうやめよう、
僕はオタクでいいんだ、僕はラブコメの妄想の海で生きていいんだ、僕は僕でいいんだ。
もうノーベル文学賞もビルボードチャート1位もいらない、これが僕だ!
夢ユメYOU MAY DREAM。
スタッフ一同、青空の下でシンジを「おめでとう」と祝福の拍手。
おしまい。
くだらないオチ2 「百匹目の猿」
提供者:ヒゲメガネさん(仮名)?
ゼーレはゲンドウの違約に怒ってネルフ本部に攻め込んでくる。
人としての業をブザマにさらけだしながら犬ころのように死んでいくキャラクターたち。
阿鼻叫喚の地獄を直視したシンジは、オナニーを中断しようとするが、時すでに遅し。
ミサトもアスカも人糞袋と化していた。
そんなシンジの前に、綾波レイが現れた。
レイは、この世界の全ての謎を今こそ明かすのだった。
・・・実は、ゲンドウとシンジは同じ人間の暗黒面と善良面とが分裂した存在だったのだ。
その「人間」とは、すなわちEVA世界を創造した神、十字架に貼り付けられた「リリス」。
リリスの身体に、ゲンドウとシンジの魂が融合される。
今こそ「ヒゲメガネ監督」として覚醒するリリス。
レイ=ユイは語る。さあ、私をオカズにしなさい。
そうすれば、この恐ろしい世界は終わり、快楽と至福に満ちた新しい世界が生まれるのよ。
あなたは私でヌイていいのよ。あなたは猿よ。あなたはあなたでいいのよ。
「お前は誰だ、誰なんだ!!」叫ぶリリス。
「私は、あなたにとっての最初の人間。すなわち、アダム・・・」
「・・・母さん・・・・はう!!」
「・・・・私に還りなさい・・・・」
リリスの白いナニが溢れ、世界は大洪水によって滅亡。
そして始まる世界新生・・・・!!
さあみんな、今こそ猿になってレイをオカズにヌこうじゃないか、
百匹目の猿がレイで抜いたその瞬間、
きみたちチルドレンはネオン・ジェネシスへと進化するのだから・・・
おしまい
くだらないオチ3 「還るべき処」
提供者:本田
阿鼻叫喚のネルフ本部の中、
一人ブツブツと「僕は愛されないんだ」「僕はいらない人間なんだ」と呟き続けるシンジ。
そんなシンジに、ゲンドウはいまわの際に真実を告げる・・・
シンジの孤独感の正体がついに明らかになる。
実はシンジは、M78星雲から流れ着いてきたスターマン(宇宙人)だったのだ。
人類補完計画の正体は、EVAをシンジにコントロールさせることによって、
シンジをEVAとともにM78星雲に帰す為のプロジェクトだった。
シンジが覚醒して地球を滅ぼす前に・・・
「そうだったのか、僕がこの星で孤独だったのは、ここが僕の星じゃなかったからなんだ!!
還ろう、僕の帰るべき星に・・・僕の本当のお母さんのいる星に・・・!!」
シンジの背中のチャックが開き、ヒゲメガネ監督(実写)が現れる。
CG合成テクを駆使して合成。
ついでに、ペンペンの背中のチャックも開いて、中から遊星からの物体Xが登場。
ヒゲメガネのペットらしい。
EVAの翼を開き、去りゆくヒゲメガネ監督。
地球がその後どうなったのかは定かではないが、
故郷の星に帰り着いたヒゲメガネは、末永く幸せに暮らしましたとさ。
おしまい。
本田たんの夢は庵野たんと一緒にアニメを作ることですか?
697 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/10 17:25
699 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/11 13:16
うう、も、萌えるなあ・・
700 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/11 19:42
701 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/11 22:49
702 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/11 22:49
「純」「純R」の続編はないのかな・・・・
706 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/12 05:24
708 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/12 06:04
イデオンオチ全長版はないか。あとプリチーメイも。
709 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/12 16:26
素晴らしいオチ特選「百匹目の猿(完全版)」「講釈」 というのが入ってないので再UPをたのむ。
710 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/12 23:14
711 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/12 23:27
ガイシュツだったらゴメ。
日刊アスカ(仮)、細々?とオープン。
でもちょっとロリアスカ…?パパ興奮?
tp://www.geocities.com/yuzo_and_akiko/
>705
ありがとう。超懐かしいわ。
012.xxx->zip
スマソ
ファイルネームからたどったから抜けてぁた
イデオンオチの長いのとか、ぷりちーめる(だよね)は肉感サイトじゃなかったんじゃないか?
と云うわけでこれで終わり
714 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/14 21:14
age
ぷりちーめる読んでみたいんだよなぁ。
誰か持ってる人、神になってみない?
716 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/17 16:05
しろはたで電波少女の第4話おくらだしage
717 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/17 17:27
パソコン誌で書いているそうなんで、探し出そうか?
文章読めばわかりそうなもんだ。
探して
719 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/21 22:39
age
721 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/11/26 13:47
722 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/12/06 03:30
サチヨ逮捕age
724 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:01/12/09 23:26
726 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:
なんだこりゃ