マリは初登場時はDML30HSHエンジンだったが、発熱量も多く、燃料消費率が大きく、エンジン整備も大変で非常に
不経済なエンジンだった。このため、渚カヲルのエンジン更新に合わせて、新型の小型直噴エンジン(カミンズ DMF14HZE)に換装された。
エンジン性能は420馬力へと落ちたが、変速2段、直結4段の新型の変速機に交換されたことにより、
エンジンの出力を有効に引き出せるようになったことで、結果として、以前より動力性能が向上している。
以前は頭にラジエターと静油圧式ファンが設けられていたが、エンジン換装後はラジエターはエンジン部の
ラジエターで間に合うようになり、静油圧式ファンは撤去され、いくらか軽量化された。