「ほらほら、ミライ。早くしないと、幼稚園に遅れるわよ?」
「わかってるーっ。ママーッ。カバン取ってーっ」
「もうっ…。ここにあるじゃない」
バタバタバタッ…
「アスカママーッ。あたちのハンカチはーっ?」
「えっと…ルイちゃんのハンカチ…って、レイは?」
「あたちのママァ? ママはねぇ、パパとちゅーしてたぁ」
「なっ…なんですってぇっ!?」
「遅くなってごめんなさい」
「ママァッ。あたちのハンカチーッ?」
「はい。ルイのハンカチは、ママがちゃんとアイロンをかけておいたから」
「わぁいっ。ママッ、ありがとーっ」
「ちょっ、ちょっと、レイっ! 抜け駆けしないって、約束でしょっ!?」
「えっ? あっ…」
「ルイちゃんに聞いたわよっ。シンジと、キスしてたって…あっ! シンジっ!?」
「ち、遅刻するっ。今日は朝一で大事な会議があるんだっ…ぷぷっ」
「ん〜〜〜っ…」
「あーっ! パパとママ、ちゅーしてるーっ」
「ア、アスカ…」
「ぷはっ!!」
「なによぉっ。アタシが見てない隙に、シンジとキスしてたんでしょ?
抜け駆けは、許さないんだからっ」
「ち、遅刻っ…」
ガラガラガラッ…
「パパーッ!!」
「あーっ! ずるーいっ!! あたちもーっ!!」
「うっ…。遅刻っ…」
「ふふ、みんな可愛いわ…」
「やっぱり、アタシももう一人欲しいかも」
「…アスカこそ、抜け駆けは許さないわ。
アスカが碇君と子作りをするのなら、その時は私も同席させてもらうから」
「ぶっ!!」
「えぇーっ。そんなことしたら、またレイに赤ちゃんができちゃうかもしれないじゃない」
「碇君の子供だったら、私は何人でも大歓迎よ」
「うっ…。それは…そうでしょうけど…」
「ハッ、ハハッ…。いってきまぁす…」
「シンジったら。なんだか、ふらふらね」
「アスカのせいじゃない? 碇君は仕事で疲れているのに
あんなに激しく求めたりするから。なにごとも、ほどほどにしないと」
「な、なに言ってんのよっ。レイこそ、妊婦のくせして、すっごいことしてるじゃないっ」
「いいの。碇君に浮気させないために、必要なことだから」
「どうだか。アタシには、レイがしたくてしてるようにしか見えないんだけど…
それに、シンジのあっちのことは、ちゃんとアタシが面倒みてるから、大丈夫よ。
ねーっ!? シンジーっ!?」
「ううっ…。アスカ…あんな大声で…」
「パパーッ。あっちのことってなにーっ? パパはミライのママに面倒みてもらってるんだーっ」
「ルイのママも面倒見てるって言ってるもーんっ」
「あうあうっ…。二人とも、そういうことは…」
「碇君。二人をお願いね」
「ミライーッ。ルイーッ。ちゃんっとパパの言うこと、聞くのよーっ!!」
「「はーいっ!!」」
「ふふ…。これじゃ、毎日が楽しくて、仕方ないわね」
「…よーしっ。ミライッ。ルイッ。ママたちに、ごあいさつだぞーっ」
「「うんっ」」
「それじゃ、みんなで…いってきまーすっ!!」
「「いってきますぅっ!!」」
「「いってらっしゃーいっ!」」
5 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2011/01/26(水) 19:16:54 ID:st6kjoBi
あげ
6 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:
今夜のアジアカップで日本が優勝したら
マリの具のドアップ画像が大量にうpされる