『2件くらい、トリップのテストをさせていただきます。』
『くぬっ、アルミサエルに捕まってしまった…。だめだ…。四号機はまるで動けない…。』
『このままでは、僕が僕ではなくなる…。A.T.フィールドも効かない…。どんどん使徒に侵食されていく…。』
渚カヲル
「うっ…。彼は、僕と融合を図る気か…。だめだ…、エヴァ四号機はまるで動けない…。」
伊吹マヤ
「危険です。エヴァ四号機の機体の生体部品が使徒に侵食されていきます。」
渚カヲル
「このままでは、僕は、僕は、僕ではなくなってしまう。分離するのは到底無理のようだ。」
葛城ミサト
「渚君!今すぐに助けるわ!待っていて!!」
赤木リツコ
「無理よ。機体、パイロット共々に、使徒と物理的融合を果たしているわ。
分離する事は不可能よ。その代わり、機体の自爆を以って、目標の殲滅’(せんめつ)は可能だわ。」
葛城ミサト
「あんた、何を言っているか、分かっているの?そんな方法は採れないわ!!」
赤木リツコ
「決断なさい。我々は、使徒殲滅が目的のはずよ。それにあの子は…、助からないわ。」
葛城ミサト
「…………、ごめんなさい…。」
渚カヲル
「思い出の中の人達…。どうか、輝きのある未来を…。」