青葉「脳神経接続、だな。距離に依存しないタイプの」
伊吹「接続媒体は…現状では検出できないもの、よね」
日向「それなら、量子通信が妥当じゃないか? いっとき話題になったやつ」
伊吹「ベルの実験の? その場合、ハードは何になるのかしら」
青葉「そりゃ、双方の脳神経回路そのものだろ」
日向「いや、生体電流の組織か、それが作るホログラフィ構造かもしれないぞ」
伊吹「あ、むしろ情報そのものが、高次ハードとしてふるまってたりして」
青葉「飛躍しすぎだって。MAGIやエヴァを見ればわかるだろ」
ミサト「MAGIの検証待ちの間に、何を盛り上がってるのかしら。あの三人」
リツコ「双子の思考パターンの共時性、要はシンクロニシティについて、仮説を述べ合ってるそうよ」
ミサト「へぇ。テレパシーの一種、とかでいいのにね」
リツコ「それじゃつまらないんでしょ」
ミサト「難儀な性分ねぇ」