シンジ「そう言えば、僕らのパーソナルデータって似てるんだよね」
.レイ「そう、前に取り違えたこともあるって、赤木博士が」
シンジ「ええ? …それくらい、似てるってことか。って、エヴァは動いたんだよね?」
.レイ「うん。乗ってた私たちも気づかなかった」
シンジ「そうなんだ…じゃあさ、もしかしたら、それで起動する初号機と零号機も、
僕らと同じ双子みたいなものだったりして。…なんて」
.レイ「……」
シンジ「(ハズした…!)あ…変なこと言った、よね。…ごめん」
.レイ「違うわ」
シンジ「え? …何が?」
.レイ「双子じゃなくて、零号機はお姉ちゃん。試作機だから」
シンジ「え…そっか、そうだね。じゃあ、初号機は弟かぁ」
.レイ「うん、弟」
青葉「はは、なんか面白いこと言うな、あの二人」
日向「やっぱりまだ子供、って感じだな」
伊吹「……」
日向「? どうした、マヤちゃん」
伊吹「えっ? ごっごめんなさい、つい……想像したら、結構かわいいなって…」
青葉「…兄弟エヴァが?」
伊吹「そう、なんか親近感がわくっていうか、あ!先輩に話してみようかしら」
両者「……」