「君、良い匂い・・・。LCLの香りがするね!」
「リアルツンデレは正直引くんだよね」
「試しに蹴ってみろ。避けるから」
そのゲーム機なんで白黒なの?
「今日のパンツ何色?」
「お前の母ちゃん何人?」
「君なら三万だすよ」
「フヒッ!フヒッ!君か?ツンデレの元祖は!?」
「加持さんはもう何とも思わないのかい?」
「ヒャッハァーッ!!ここから先はタダじゃ通れねぇぜェーッ!?」
「ワンダースワンなんてずいぶん古いのやってるねもう10年前の骨董品だよていうかきみのそれ電池じゃなくてバッテリー?うわすごいねいまだに稼働してるバッテリーってレアじゃね?そもそもワンダースワンの略ってワンスワ?ワンワン?ダーワン?なになに」
メガネ「あの…」
アスカ「ん、なぁに?」
メガネ「ボクを蔑んだ目で睨みつけて蹴ってくれ!!」
アスカ「えっ、そんなヒドイ事できないわよ…」
メガネ「頼む!!子供たちの命がかかってるんだ!!」
アスカ「…わかった、ゴメン!!」ドカッ
メガネ「グハッ ありがとぉ…」ドシャッ
シンジ「…」
メガネ「なあなあ、ヤッたんやろ。いかりとヤッてんやろ。なあ」
わたしの名はメガネ。
かつては友引高校に通う平凡な一高校生であり、退屈な日常と闘い続ける下駄履きの生活者であった。
だがあの夜、ハリアーのコクピットから目撃したあの衝撃の光景が、わたしの運命を大きく変えてしまった。
ハリアーであたるの家に強行着陸したその翌日から、世界はまるで開き直ったかのごとくその装いを変えて
しまったのだ。
(以下略)