おすすめLAS小説を教えてください 44

盗作作品としてこのスレで指摘され、スレに迷惑を掛けている件の作品の作者、たうでございます。
幾つか弁明させて頂きたい事がございますので、勝手ながら以下に書かせて頂きます。
本来、このような文は自身のホームページ上で載せるべきですが、
ここで私の作品を盗作だと認識した方々のうち、
私のような弱小サイトを訪れて弁明文を読んでくださる方は恐らく少数であろうと思われる為、
誠に勝手ながら、このスレに書かせて頂きます。

第一に、
以前に織月さんへお送りしたメールの中で、私が盗作の事実を自分で認めた、と織月さんご自身のサイトにて書かれておりますが、
それは盗作を認めたという意図のメールではございません。
メールの内容は要約すると、
貴方の作品、特に「迎え火」が無ければこの（盗作とされている）作品はありませんでした。ありがとうございます。
と、感謝を述べて、私のサイトを紹介する、というようなものでした。
メールの中で織月さんの「迎え火」が無いと私の作品は無かったと書いているのは、
単に「迎え火」が私の中のＬＡＳ観に大きな影響を与え、それが私の作品に大きく反映されたという意味でしかなく、
「迎え火」の話の筋、設定等を盗ませて貰ったという意味ではございません。
故に、私には迎え火をパクってやろうというような意図はございませんでした。
ただ、偶然、または話の展開上の必要性から似てしまった事は申し訳無く思っております。

私が、あのような誤解を招くようなメールを送ってしまった訳は、
偏に私の好きな作品の作者さまに私の作品を読んで欲しかったという、身勝手な自己掲示欲の発露の結果でしかございません。
情けない事ですが、私は一度も私の作品の感想を、付き合いも何も無く純粋に私の作品を読みに来て頂いた読者の方から頂いた事がございません。
それ故に私の作品は大したものでは無いのだと私は感じ続け、鬱屈した感情が溜り、私はメールという形で自分の作品を誇示したいという欲望を発露させてしまいました。
しかし、同様のシチュエーションでＬＡＳ小説を連載しておられた織月さんにこのようなメールを送れば反感を買うのは想像に難くなく、
今思えば軽率極まり無いものでした。
誤解を招くような事をしてしまい申し訳ございませんでした。

第二に、
織月さんのサイトにて、大きな話の枠組みでは私の作品は「迎え火」と同じであり、それ故に私の作品は盗作である、
という織月さんの主張に対して、私の思うところを述べさせて頂きます。
また、私の作品が迎え火の盗作であるという具体的で明確な検証を見たわけではないので、
以下は、このスレで書かれていた事などを元に盗作の根拠とされた部分などについて触れさせて頂きます。

まず、織月さんの考えている所の迎え火の「大きな枠組み」が明確に示されておりませんが、
このスレで問題とされている事などを元に、おそらく織月さんの思う迎え火のストーリーの大まかな流れを推測すると、
ＥＯＥ直後の浜辺からシンジとアスカが無人の街へ移動→ホテルで共に暮らし始める→
そこでの生活の中でシンジとアスカが和解し理解しあう（アスカがシンジを受け入れなければ和解し理解しあう事は出来ないので、これはアスカがシンジを受け入れた、とも同義）
だと思われます。
私の作品の（盗作とされている前半の）ストーリーの大まかな流れも、織月さんの主張するようにこれと同じであり、
こう見れば、私の作品と織月さんの作品との違いは織月さんの言うように、確かに「肉付き」の違いでしかありません。

しかし、ここでの「大まかなストーリーの流れ」ととても良く似た流れを話の中の一部にでも持つＬＡＳ小説は他にもあり、
こんな所で勝手に名前を挙げさせて頂き恐縮ですが、例えば三只さんの「この醜くも美しい世界」や、しろくまさんの「生きててよかった」や、
ＹＳさんの「Episode of Evangelion」などが、私の思いついた限りだけでも挙げられます。
（ただし、昔読んで記憶が曖昧になっているので、間違っているかもしれない事を述べておきます）
これらの作品は、上に挙げた「大まかなストーリーの流れ」の内二番目の、ホテルで共に暮らし始める、が異なり、
それぞれ廃墟など、ホテルとは違う場所で暮らしているので、
織月さんの作品と私の作品とは異なるストーリーの流れの作品という事になります。
しかし、結局ホテルが廃墟や他のものになっただけであり、ホテルだの廃墟だのの条件を取っ払って「建物」、
もっと曖昧に「何処か」で共にで暮らし始める、とストーリーの流れを定義すれば、これらの作品も同じ流れの話になり、
「話の大まかな流れ」、「話の大きな枠組み」から盗作かどうかを判断する織月さんの考え方に沿うならば、
これらもこの「盗作か否か」の問題の遡上に登る事になります。

お呼びじゃない
長文やめろ

さて、こんなのは詭弁の誤魔化しで、暮らす場所が同じ「ホテル」なんだから、私の作品は結局は盗作である、と思われるかもしれません。
しかし、先ほど私が、パクる意志は無かった、と書いているように、
二人が暮らす場所を「ビジネスホテル」に選んだ事には、私なりの理由があります。
まず、廃墟の街で二人が寝床を探すなら、ＬＣＬ化した人の着ていたものや、
生活の痕跡がある普通の民家等に泊まることを、少なくともシンジはなるべく避けるだろう事、
次に、壊滅状態の街では水道、ガス、電気などのインフラが恐らく全滅しており、
水の使えない状態では風呂や排泄など生活全般を水がない状態でどうするかを描写しなければならず、
ストーリーとあまり関係ないそんな部分に描写を裂くのをなるべく避けたかったので、
貯水槽に水が残っているおかげで建物内でも水が使えるよう、貯水槽のある建物を選びたかった事、
この二つの条件に合致し、更に現実的に街中をさまよって比較的簡単に発見できそうな建物として思いついたのがビジネスホテルだった、
というだけの話です。
迎え火を意識した訳ではございません。
また、同じホテルとは言え、そちらは「建物内の予備電源のおかげで冷房などの電気機器が動き温泉のあるホテル」、
こちらは「インフラが機能せず、ＥＭＰによる電気機器の全ショートで電池、充電式家電も使えず貯水槽の水だけしか使えないホテル」
と、「まったく同じホテル」ではありません。
（ちなみに、サードインパクト時にＥＭＰが発生したとする根拠は、ＥＯＥで黒き月が表出した時の爆発の様子を見ていただければと）

また、迎え火の投下スレのスレタイが作品内に出てきたから、これは迎え火の盗作だとおっしゃるなら、それも誤解です。
何故なら、私は私の作品の中にそのスレだけでなく、他のＬＡＳ、及びシンジ、アスカ関連のスレタイに関する言葉を入れているからです。
同棲生活スレ、アスカ、シンジの日記スレ、仮面夫婦スレ、（今は親愛ですが）幸せ夫婦スレ、
「それ取って」スレ、家庭菜園スレ、が、私が作品内にスレタイ関連の言葉を入れたものです。
（こんなアスカは大好きだスレを入れられなかった事が悔やまれます）
故に、「迎え火」だけを意識してあのスレタイを入れた訳ではございません。

また「大まかなストーリーの流れ」に話を戻しますが、
この「大まかなストーリー」を決めるとき、ストーリーの流れの内、何を「話の根幹」とし、
何を「単なる肉付き」とするかによって、この「大まかなストーリー」は大きく変化します。
例えば、「迎え火」の中では、シンジがアスカをレイプする、という場面が出てきます。
さっきはこれを「単なる肉付き」として無視していましたが、今度はこれを「話の根幹」として、
ホテルで共に暮らし始める、と言う部分を「単なる肉付き」とすると、「迎え火」の「大まかなストーリーの流れ」は、
シンジとアスカが無人の街へ移動→シンジがアスカをレイプする→和解
となります。
さて、先に挙げたとてもよく似た流れを持つＬＡＳ小説の中に、「迎え火」と同じくシンジがアスカをレイプするものがあります。
三只さんの「この醜くも美しい世界」がこれで、レイプを「話の根幹」に、何処に暮らすかを単なる「肉付き」とした場合、
「迎え火」と「この醜くも美しい世界」が「大きな枠組み」「大まかなストーリーの流れ」では同じものになり、
先の、無人の街へ移動→ホテルで共に暮らし始める→和解、という流れを持って、私の作品を「迎え火」のパクリと言うならば、
迎え火と同じく、シンジとアスカが無人の街へ移動→シンジがアスカをレイプする→和解、という流れを一部に持つ、
「この醜くも美しい世界」が「迎え火」のパクり元、という話も成り立つことになります。
（ちなみに、私の作品のシンジはレイプなんてしません）
個人的には、暮らす場所が何処かなんて、話の筋とさして関係の無い代替可能なシノニムを話の根幹とするより、
レイプ、なんて登場人物の心に大きな衝撃を与える出来事の方が、よっぽど話の根幹のような気がしますが。

>>914
ここまで投下しちまったもんはしゃあない。
取り合えず投下終了を待とうぜ

以上で、「話の大きな枠組み」が同じだからそれはパクリだ。と主張する事がいかに恣意的に歪められる胡散臭い話であるかを理解して頂けたかと思います。
というか、これを以ってパクってすいませんと一々謝らなければならないのなら、
日常→敵登場→戦闘→勝利、という流れを持つ多くのアニメや特撮などの話は一々昔の話の作者に謝らなければならず、
日常→敵登場→巨大な人型の乗り物で戦闘→勝利、という流れを持つエヴァも、
一々マジンガーＺやらイデオンやらガンダムやらにパクってすいませんと謝ったり著作権料をはらったりし続け、
延々と謝罪と賠償をし続けなければならない、という話になります。
だからこそ、著作権法で盗作として明確に罰することができる時は、多くの場合、「具体的な部分」で明確に似ていなければならないのでしょう。
あんまり詳しくないのでよく分かりませんが。

さて、それでも「似ている」と納得できない部分もあるかと思われます。（私はあまり思いませんが）
私なりに考えた所、おそらくＡＥＯＥ直後から始まるなどシチュエーションがほぼ同じであることと、
「話の作り方」や「書き方」が似ていたからだったのではないか考えております。
私の場合、この話を書いている時は、シンジ視点で書いている時はシンジに、アスカ視点で書いている時はアスカになりきって、
シンジやアスカが見ている光景や、その時の感情などをイメージして書いております。（そのわりには稚拙な出来ですが…）
それ故に主観的な文になり、そして（私よりも上等ですが）同じく主観的な文で進行する迎え火を書いている時の織月さんも、私と同じような書き方をしているのでは無いかと存じます。
シチュエーションと書き方がほぼ同じでもイメージで観ているものが違う為、
私の作品と迎え火は、雰囲気が似ているのにセリフなどの具体的な文が被っていないのだと思います。

迎え火は私の好きだった作品の一つであり、このような事になり非常に残念に思っております。
もう悲しい事は書きたくありませんが、もう一つ。

織月さま、あなたは、私にメールなどの連絡を寄越さず、また、盗作という明確な証拠を大して挙げずに、
一方的に私の作品を「単なる盗作にしか過ぎない作品」とブログで公開しましたね？
なるほど、確かに私はただでさえ電波の上、今のあなたにしてみれば下種な盗作野郎にしか過ぎず、
そんな下種に配慮など不要、という事は良くわかります。
しかし、私の作品が貴方の作品の盗作であると言う明確な証拠を示さない上、
作者である私に無断で私の作品をとぼしめるような記事を書くのは、一体どうなんでしょうね？
もし、次にこんな風に晒して頂く時は、困りますのでその前にぜひともご一報ください。
本来ならばこのような下品な事はメールで個人的に述べるべき事なのでしょうが、
こうやって私の作品が盗作だと公に書いてくれている以上、私も公に書くことが礼儀だと思い、此処に書かせて頂きました。