★エヴァ小説を投下するスレ(ノンジャンル)★3.5
〜あれから〜
アスカ「…て、言うかさ。ムカつくんなら
殴り掛かって来るぐらいしなさいよ。いきなり首しめて来るなんて…アンタやっぱ頭おかしいんじゃない!?」
シンジ「……」
アスカ「はぁ〜?またダンマリ?何とか言いなさいよ!」
シンジ「……アスカは、目がさめた時怖くなかったの?」
アスカ「アンタばか!?いきなり涙流しながら
首しめて来るイカレた奴が目の前にいたのよ!びっくりしたに決まってんじゃない!このヒトゴロシ!」
シンジ「ごめん、でもそう言う事じゃなくてさ……」
アスカ「周りの事いってんの?」
シンジ「うん。」
アスカ「そりゃ…全然意味わかんないけど…。
生きてるのは確かでしょ?私達。」
シンジ「そうなのかな…?」
アスカ「ちょっと待ちなさいよ!私アンタと二人っきりであの世に来たなんて冗談じゃないから!」
シンジ「……」
アスカ「……アンタがあんな事考えてたなんて、意外。」
シンジ「え?」
アスカ「い、言っとくけど同情なんてしてあげないわよ!?あんなの一人よがりもイイトコじゃない。根暗根暗!」
シンジ「……アスカだって、あんなに僕の事
邪険にしてたくせに…その…。」
アスカ「あれはアンタ…勢いよ勢い!!あそこはそう言う場所なんでしょ!多分!」
シンジ「アスカが何であんな必死にエヴァに乗って頑張ってたのかも……分かった気がする。」
アスカ「……」
シンジ「僕…本当馬鹿だね。何も知らなかったんだね…本当に。」
アスカ「ちょっと、何泣いてんのよ!もういいのよその話は!」
アスカ「もう…いいのよ。全部、壊れちゃったんだからさ…」
アスカ「そんな事より…」
シンジ「?」
アスカ「ミサト、探すわよ!」
シンジ「え?」
アスカ「え?じゃないでしょ?このネックレス、完璧にミサトの奴じゃない!」
シンジ「それはそうかもしれないけど……」
アスカ「私、アンタとミサトがあぁんな事してるトコも見ちゃったぁ。」
ニヤ
アスカ「ほら、立って!」
シンジ「うわっ!」
アスカ「女にあそこまでさせといて、探さない何て言わないわよね!?続き…したいんでしょ…?」
シンジ「え…いやその…て言うか、何で若干ニヤけてるんだよ!」
〜あれから〜
キール議長「…うぐ、馬鹿なぁ…計画は完璧に…か、体が…」
?「キール、ローレンツだな?」
キール議長「貴様は…っく!」
ダン
?「計画通りに事が運んで何よりだ。」
?「我々にとっては大きな賭けでしたが。」
?「全ては最初から決まっていた事なのだよ。魂の回収など、できはしない。死海文書に書かれていた通りだ。」
?「どちらにしろ、遂に我らの悲願である“神“は無事誕生した。」
?「“遺産“への道は近い…」
?「だが、“天使達“が舞い降りるのはもはや時間の問題だ。」
?「早急にエヴァンゲリオンパイロットの保護を…」
?「全てはここから始まる…」