なぜ「けいおん!」はエヴァを越えられたのか part2

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190名無しが氏んでも代わりはいるもの
けいおんは花。野原にしずかにたたずみ、彩と香りは誰の手も借りることなく
その場の空気を美しく色付けし、艶やかに光り、ほんのりと甘い雰囲気で、
人の心を満たす、美しく儚い可憐な花。
エヴァは野菜。土にまみれた泥臭い色は周囲の雑草と溶け合い自然と同化する。
その存在はただ人の養分となる時のみ、他の植物と区別され、初めて価値を持つ。
それは人の生を支えはしよう、しかし誰がそこに美を見出すのか。

けいおんの美とエヴァの凡庸、その差は生と死の境の如く、埋めがたいほど深く、広い。