2
お、新スレおめ。
気づいたけど、何気に貞エヴァ9巻の表紙がカヲアスだな
貞だと二人のからみもあるし、新作でも絡んでくれないかな
なんか、序が公開されてからカヲルとアスカの2ショットあったよね?
新作に期待が高まるな
新スレが立ってるじゃないか
前スレが落ちた時マジでショックだったんだよ……
これからはこまめに書き込みにくるわ
しっかし、新作のカヲルは、とっても悪そうだよな
アスカは、人に弱味を見せられるようになってる、って話だから
悪者成分がアスカからカヲルにバトンタッチに違いない
最近、ニコで弐号機対量産機戦のMADばかり見てたら
何故かカヲアスに目覚めた。変態でごめん
10 :
渚かぉる:2008/04/27(日) 00:59:17 ID:???
みンなぁりがとぉ
>1
新スレ乙乙乙
ヤフオクでひさびさに良い物見たな
悪人カヲルでも善人カヲルでもなんでもOK
最近サイト結構あってうれしい
ワルいカヲルがアスカの愛にふれて
善に・・ラブコメの王道だな
どっか漫画更新してくれないかなー
>>19 自分を救うには他人を救うことが一番て言うしね
シンジがレイを救って、自分自身救われてるところを見ると
アスカも、誰かを救う展開になればいいと思うんだけど…なあ
更新キター
カヲルとアスカか…新劇で接触あるかな?
まだなんともいえないよね
ただシンジとレイが中心っぽいからアスカの扱いがどうなるのか気になる
同感
序だけだと、主人公シンジ、ヒロイン綾波、ラスボスカヲル
に見えるよね。アスカの割り込み所が見えん…
アスカとカヲル普通に接触あるっしょ?>新作
むしろ、カヲルとアスカが破という同じ時期に同じパイロットとして登場するのに
接触ないと考えるほうが難しい
途中退場説が当たらなければよいのだが
うむ。希望をもとう
カヲルとアスカって
なにげに似合うよなぁ
似合う似合う
二人で並んだ時に華やかさがあるっていうか
貞版だとアスカは金髪青目で、銀髪赤目のカヲルと対照的だしね
シンジとレイは和風なオーラなんだが
アスカとカヲルは西洋のオーラに満ちている
批判するつもりや否定するつもりじゃないんですが、
カヲルとアスカのカプなんて流石に無理がありすぎじゃないんですか
いくらなんでも妄想しすぎというか・・・
いや妄想は自由でしたね。すんません
LATよりは需要があるようだ
ドラマCDでも貞の9巻でもアスカとカヲルは
面白い会話になってて好きだな
お互いの性格のダメな部分がいい意味でぶつかってる感じw
大体カプ厨ってのは、
ちょっと女の子(または男の子)に話しかけられたら
「あ、コイツ俺(私)に気があるのかなー」
とか思っちゃうキモイやつだろ
二人がちょっと一緒に並んでる絵があるとソレはすぐにカプ絵認定しちゃう
キャラヲタよりキモチワルイ
俺です
まあまあどんな風に考えても所詮個人の妄想だし
公式だなんて思ってるやつはまずいないからいいじゃないか
>>32 行き過ぎた妄想でスマン
個人的には、一見人のよさげなカヲルが、アスカに関わる場合に限り
常に悪いイメージが付き纏うというか、少し素が出てる気がして
そこに惹かれるんだよなあ
量産機戦なんか、庵野が言うに強姦イメージっしょ?
カヲルの魂が無いとはいえ、本能なわけで
つまりカヲルのドSな本性が、アスカに対しては出るんじゃないかな
という変態的妄想。
カヲルの本性がドSってのは面白くていいな
アスカもSだし、S同士のぶつかり合いになるのだろうか
エヴァ2だとお互いに好感度高く設定されてるんだっけ?
アスカとゲンドウはSに見えてMだと思うな
自分を強く大きく見せようとする奴って大概
本性はとても打たれ弱いM
ゲンドウもかよw
いや、ユイが可愛い人と言ってたし
実際、ユイに会うためだけに補完計画遂行してたしな
シンジに冷たくした理由も、怖かったから、だもん
アスカはママや加持、ゲンドウはユイ。
どっちも本質は甘えん坊ですよ
なんかすごく感心した
44 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/05/02(金) 11:21:19 ID:ZP6xIg4e
>>39 エヴァ2持ってないから知らんのだけど、好感度高い設定ってマジ?
ごめん、あげてしまった…
>>44 PS2版の話だが、本当
カヲルの初期人物評価中、アスカへの愛情はシンジの次に高い(ただしレイ、ヒカリも同じ値)
アスカ→カヲルの愛情も加持の次に高い(ただしペンペンも同じ値)
初期評価が高いため、ほっといてもお互い愛情が上がっていく
相手の方から積極的に恋愛行動を仕掛けてくることも多い
エヴァ2の人物評価ってマジあてになんない件
エヴァ2やってみたいが受験がな…
保守とかしたほうがいい?
ほしゅ
最近カヲアスサイト増えたね
それはめでたい
サイト数少ないと同じとこに何回も行っちゃうからな
いろんなサイト回れるのは嬉しい
エヴァの舞台裏妄想ってスレの過去ログ見てたら
気弱なアスカと苦労人カヲルに萌えてしまったw
保守
全然伸びないな
ゲロ甘のSS読みたいんだがどこ探してもない
おすすめのサイトとか教えて
どっかリク受け付けてたような気がするからそこでリクエストしてみたら?
カヲアスでイタモノかシリアスもの
じっくり読みたいな
カヲルとアスカって衝突しそうな組み合わせだし結構シリアスになりそうだよね
量産機カヲルとアスカのSSあるとこが好きだ
>>58 エヴァ2ベースで長編書いてるサイトお勧めだ
サーチをエヴァ2で探すと見つかる
嫁漫画シュガシュガルーンの主人公と相手の男が
アスカとカヲルに見えてしょうがない。末期なんだろうなコレ
>>62 アニメ見てたがそのカプ好きだったw
確かにちょっと雰囲気似てるかもしれない
みんなは庵野派?貞本派?
貞本
あるサイトの影響かも試練が
お貞派
庵野カヲルはそもそもアスカに会ってないから妄想し辛い
庵派
そもそも貞版よく知らんので
貞派
やっぱり9巻の存在がでかいな
貞かな
少しでも接点あるっていうのは大きいと思う
両方…てのは駄目すか
ネット巡ってたら、エヴァ2から、パチからって人もいた
>>67 多分、某山脈の名がつくサイトじゃないか
>>71 自分はどちらかと言えばどっち派なのかを聞いてみたいな
以前はLAKといえば庵だったし、今ここの住人が
どんな感じになってるのか興味あるんだよな
ID非表示の板で聞いても仕方ないかもしれんがw
今のところ貞版が人気なんだな
ウナギと弐号機の場面好きなんで庵派かな
量産機戦はいいよね
強姦イメージなんだっけ?イタモノにもってこいだな
カヲアスってwwねーよwww
お貞がいい
庵野の方だとアスカが気持ち悪がりそうで
>>74 俺も同じ理由で庵派かな。
庵版は出会ってないのに、どこか因縁深く思える
いきなり人増えたな
アスカが早く新劇に出てくれないと話題が持たないよ
まとめてみた
庵野派3
貞本派5
貞派多いんだな、前は貞の方が妄想しにくいと言われてたのに意外だ…
そうなんだ
貞版って庵野版よりも人間味が増してるから恋愛に繋げやすそうだけどな
なんだろなー
痛い系なら庵野カヲアス ノーマル系なら貞カヲアスだなー自分の場合
自分は逆だ
庵野はイチャイチャしてるのが見たい 貞本は殺伐としてるのが見たい
>>84 あーなんかわかる。貞だとラブラブが想像つかない
庵だとイチャつくのも痛い系もアリだと思うけど
そうそう貞版カヲルの性格からしてラブラブにはならなさそう
実際見たこともないや
庵野の方は結局一話だけの登場で性格がよく分からんから操りやすいのかも
二人が絡んだらそれでいい
貞カヲは一旦相手に惚れたらベタベタとくっつきそう
問題は惚れるまでなんだがw
ラブラブでないのも、またいいと思うんだよな。イタモノとか
破次第でまた考えが変わるかもだけど
ただ、何となくだが、アスカと絡む前に破が終わりそうな予感が…
破はまだよく分からないからなんとも言えないな
でも明らかにカヲルはTV版より出番増えるだろうけどアスカが…
学校生活入れる時間もなさそうだし
映画には二人の絡みはあんまり期待できないな
最初から二人が本編で深く関わりあうなんてこと期待してないよ
>>84-86 誤解招いて悪いんだけど、ノーマル=ラブラブという意味では書いてないよ。
貞のあの出会いからしてもなんかラブラブなイメージは自分に無いし。
糖度低いけど普通の恋愛してそうだと思ったんだ。庵野はなんか異常な、痛い
恋愛している二人しか思いつかなかった。
>糖度低いけど普通の恋愛してそうだ
互いの部屋をしょっちゅう行き来するけど、何をするでもなくただ雑誌を読んだりしているだけで、
周囲からは付き合っていると思われていても、本人達にはそういうつもりは全くない
…そんなふうな関係? それはそれでいいな
本人達にそういうつもりがないなら恋愛とは言えないんじゃね?
でもそういうの好きだ
姫と騎士的な、ちょっと見てらんないようなラブラブさは無く
相手に異常に執着したり依存したり
好きすぎて愛憎に向かったりもしない
貞LAKはそんなごく健康的な普通の恋愛かなーて気がする
友情の延長みたいなのがいいな
貞アスカは庵版と違ってシンジ関連で病んでたりしないしね
とりあえずカヲルがもっと長く生きててくれれば仲良くなれそう
カヲアスの同人誌って今まである?
見つけられない…
過去スレ情報ではエロ同人ならあったらしいが
LAS前提だからカヲアスじゃないかもな
微妙に人口増えてるしこれからに期待するよ…
エロ同人でなら偶に見たな。でも、余りいいもんはないよ
LAS前提もそうだが、カヲルが何か企んでアスカに近付いたりとか
カヲルにレイプされてアスカが精神崩壊したとか
LRSの添え物って感じのとか。
LAOだけど、LAKに見えなくもない、ってのもあったが
そっか…ありがとう
カヲル邪魔者扱いっぽいんだね
サイト回ってもオン専ばかりみたいだし残念だ
最近はまったから昔はカヲアスがどんな風だったのかも聞きたいな
十年ぐらい前、エヴァアンソロジー本にカヲアスっぽい漫画があったな
シンジ、レイ、アスカ、カヲルで大富豪?だかして
毎回最下位のアスカと一位のカヲルが、ひたすら口喧嘩してたってだけだが
やっぱ二人には喧嘩が付き物なのか
というか、アスカと喧嘩にならない相手の方が少数なような
>>99 >LAOだけど、LAKに見えなくもない
作者に悪いと思いつつ後ろ髪を消して貞カヲルに描き直した俺が通る
もとがラブラブだけに大層萌えた
蔵王のやつか?
>>103 ヒカリと加持さんくらいかな、ケンカに発展しなさそうなのw
逆にカヲルがケンカしそうなのアスカだけっていう
カヲルが喧嘩する唯一の相手がアスカっていうのに萌える
お貞漫画ではおもくそカヲルがシンジにつっかかってましたが?
>>107が言ってるのはTV版の方のキャラなんじゃない?
貞もシンジが相手にしないから喧嘩になってないよ…
無神経な発言にキレてたりはするけど
貞カヲルはむしろまともに相手するのがアスカだけなイメージw
貞の方は完全に変人扱いだもんな
つーかゼーレももうちょっと普通な振る舞いするようにしつけすれば良かったのに
カヲアス好きがもっと増えますように
mixiにも一応カヲアスコミュあるんだね
友達いない自分オワタ
>>114 どっかで聞いた話だが紹介してくれるスレがあるみたいだぞ
おまいら!
カヲアス小説の作家で好きな奴いる?
カヲアス小説作家って少なすぎないか…
個人的にはどこもいまいち
手書きブログでカヲアス絵をよく見かける気がする
気のせいかもしれないが
マイナーな割りには確かにちらっと見かける気もする
個人的には少しイタモノっぽいのがみたい
イタモノは飽きてしまった
ほのぼのとしたのをお願いしたい
飽きるほどあるのか?w
ケンカしてるのが見たいんだよなードラマCDのノリで
つーかカヲアスに新しくはまる人っているのか?
なんか昔からの人が多そう
そうでもないぞ。貞漫画でエヴァを知って原作アニメはよく知らない
って人の方がカヲアスに抵抗なくハマってる印象(貞はLRSだから)
今年はまった人は新劇の影響かなんかで?
でも新劇にLAK要素ないか…
貞漫画からエヴァって不思議だ
アニメの方が有名だと思うんだが
でも確かに漫画版だとアスカがシンジを仲間くらいにしか思ってなさそうだし
カヲアス妄想しやすいだろうな
悩める少女の前に謎の少年が現れて…、って感じで、
貞本版の二人の出会いは割と王道だしな
場所が女子トイレなのはともかくw
出会ってすぐに男を変態扱いするのも少女漫画の王道だな
「あのムカつく変態がたぶん私の代わりね」ってモノローグで
顔を思い出してるのとか、少女漫画じゃ完全ににフラグだよなw
同意
ってことで誰かカヲアス描いてくれよ
俺は今飢えている少なすぎなんだよ
人にキボンヌする前にまずお前の妄想を語れ
お前の脳内では今カヲルとアスカは何をしているんだ
喧嘩しながらも仲良く登校してるよ
>>129 いや、アニメから
カヲルが二号機に乗るってとこできた
ちょw二号機って
もしアスカの意識がもどったら・・・?
高飛車でプライドの高いアスカと飄々とした性格のカヲル・・・
〜妄想〜
目を覚ましたアスカ「ここ、は・・・?」
シンジ「アスカ・・・!
よかった、アスカ・・・・!」
アスカ「シンジ?あたし、なんでこんなとこ・・・」
シンジ「え?アスカ、何があったか覚えてないの?」
アスカ「・・・・・・・っ!
シンジ!あたしの二号機は!?使徒は!?」
シンジ説明〜
アスカ「何よ・・・・それ!」
シンジ「ちょっとアスカ!
どこ行くんだよ、まだ病み上がりなんだから・・・っ」
アスカ「うるさいバカシンジ!離しなさいよ!」
シンジ「いいからまだ寝ててよ!」
なんだかんだあってアスカ説得、シンジ帰る
それから2日後くらい、アスカの検査も終わり明日は退院的な状態
ベッドに横たわりながら、アスカは自分の髪を指に絡めて弄んでいた
窓もなく、医療器具しかない部屋
気を紛らわすものが何も無い
アスカの脳に、使徒に見せられた過去の記憶がよぎる
故に、思い出してしまう
自分の忌々しい過去を
こんな退屈な部屋、はやく出て行きたいのに
「鍵かけるなんて・・・」
しかし部屋に鍵をかけておいたのは正しい判断と言える
もし鍵が開いていたら、アスカは迷わず脱走し、フィフスチルドレンに
掴みかかりに行くだろう
そうではなくとも、精神状態の安定していない彼女のこと、まともな行動を
起こすとは思えない
「早く出しなさいよ・・・」
これじゃ、監禁よ
そうして枕に顔を埋めるアスカの耳に、ピー、という機械音と
ガチャリ、という鍵の開く音が届いた
もうご飯?
さっき食べたばっかりなのに
それともまた検査?
扉に目をやるとそこには、見知らぬ少年の姿があった
「誰?」
少年がドアから離れると、また扉が閉まった
制服姿のその少年は口元に笑みを浮かべ、アスカの枕元にまで寄ってきた
「僕はカヲル
君がセカンドの、惣流・アスカ・ラングレーだね?」
「カヲル・・・?」
カヲル・・・
シンジが言っていた
フィフスチルドレン?
ゆっくりとした動作で、ベッドから立ち上がり、顔を上げ、
カヲルの赤い瞳を見つめて尋ねかける
「アンタが、フィフス・・・?」
「うん、そうだ、よ」
その言葉を言い終わらないうちに、アスカの両手がカヲルの胸ぐらを掴んだ
後ろに傾くカヲルの体を自分にひきつけ、怒鳴りつけた
「アンタ!あたしの二号機、返しなさいよ!!」
しかしカヲルは顔色を変えることはなく、笑みを浮かべたまま返答する
「あれはもうボクのものだよ」
「あれのパイロットはあたしよ!?
アンタなんかじゃない!」
「でも、ボクの方が上手く乗れる
第一君は今、エヴァに乗れるのかい?」
その言葉に、アスカの表情が苦痛に歪む
俯き、胸ぐらを掴む手に一層力が加わった
「返して・・・返して、返して返して返して!」
「返しなさいよ!!」
その悲痛な叫びは、何も無い部屋によく響いた
静まり返った部屋に、アスカのすすり泣く声だけが残る
カヲルの顔から笑みが消え、困惑の表情が浮かんだ
力が緩み、胸ぐらから離れそうになったアスカの片手をカヲルが掴んだ
咄嗟にアスカの顔が上がる
「は、離して!」
その手を振り解こうと力を入れるも、まったく腕が動かない
さっきはあんなにも簡単に身体を揺らされていたのに!
「君は、」
こんなにも力を入れているのに、まったく動じないなんて
「どうしてそんなに、エヴァに乗ることに執着するんだい?」
抵抗するのを止め、カヲルの顔を見つめると、本当に不可解そうな顔をしていた
「そんなの・・・」
視線が合っていることに耐えられず、アスカは顔を背けた
(決まってるじゃない)
「エヴァに乗れば死ぬかもしれない
そんなの君は、何度も経験したはずだ
今回だってそうさ
だから僕が戦っていた方が、君は安全なんだ
なのに、なんでそんなにエヴァに乗りたがるんだい?
エヴァに乗っている自分に、自惚れてでもいるの?」
「ッ!
違うわよ!!
あたしがエヴァに乗るのは、認められるためよ!」
「誰に?」
誰に?
母親の首吊り死体が、脳によぎる
ママ・・・?
「、いい加減、離しなさいよ!!」
開いている方の手で、カヲルの頬を力一杯張り飛ばした
困惑した顔のカヲルの向こう側で、扉が開いた
「君!何してるんだっ
はやく出て行きなさい!」
そこには、医師と看護士さんが数人立っていた
カヲルの手がアスカの手から離れた
「すみません
これ、お返しします」
そう言って医師にこの部屋の鍵と思われるカードを渡し、何事も無かったかのように出て行った
「まったく、どうやって盗んだんだ・・・」
後日、アスカ退院
シンジ、カヲル、レイのシンクロ率計測中
リツコ「今日はアスカのシンクロテストね」
ミサト「えぇ、でもあの子、乗れるのかしら・・・」
リツコ「もし乗れたとしても、二号機は渚君が乗っているし、どうしたものかしらね」
ミサト「エヴァは今のところ、三体しかないものね・・・」
マヤ「これ・・・!?
渚カヲルのシンクロ率が極端に下がっています!」
ミサト・リツコ「なんですって!?」
カヲルがシンクロ率下げたのは気まぐれ
アスカは同情されたとか思ってまた切れる
的なものを妄想してはまりました
絡みはずっとないと思ってたのでその後何も知らず貞本エヴァを読んだ時は喜びで跳ね回りました
鋼鉄のガールフレンド読んだ時も泣きそうになった
長々と駄文失礼しました
小説って難しいですね
GJ!
あんまり投下ないから嬉しい
この後カヲルとアスカがどういう風になるのか気になる
和解の日は来るんだろうか
>>146 GJ
庵野版で脳内再生されたよ
自分が知ってるカヲアスのカヲルは腹黒ばっかりだったから
こういうカヲルも新鮮で良いと思った
そうかな?
カヲアスはカヲルがいい人設定多くない?
自分の知ってるカヲアスでカヲルが腹黒いのって
サイト2つくらいしかないわ
アスカ可愛い
腹黒いカヲルってどんな?
アスカに意地悪すんのかな萌える
アスカに「おっと、君に足りないのはオツムと慎みの方だったかな?」とか
「お腹の方はこんなに余剰してるのにねぇ」とか言ったり
主人公交代の話題で「僕じゃ駄目なのかい?」と
シンジからサラッと主役強奪する意思を垣間見せたりするカヲルじゃないか?
ドラマCDのやつかw
あれはびっくりしたがアスカとカヲルの絡みが声優の声で聞けて良かった
他の人のカヲアスにはまったきっかけも聞きたいんだが
アスカ人でLOKだった
くっつけてみたらかなり萌えたって感じだ
>>154 LOKってよくわからないんだがOは俺でいいの?
157 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/06/01(日) 15:38:08 ID:0pRWzwp7
>>156 なるほど!
ずっとOの付くキャラ探してた
でも夢からカプのパターンは夢厨だったころ俺もよくあった
sage忘れ申し訳ございませんでした…
ハマったきっかけは、深読みされて他カプ叩きに取られそうで
ちょっと書き込みづらい…
コロッケに醤油かソースかで掴み合いに発展するのがLAK
お前らの脳内でカヲルとアスカは今日何の話題で喧嘩したのか
教えてくれませんか
>>157 LOKは夢じゃないぞ…
なんつーか知らないオッサンにカヲルが犯されてんのを見て楽しんでる感じだ
多分男ばっかだよ
カヲアスが好きなら男でも変態でも歓迎
昔からカヲアス好きだったが書き込むの初めてだ…
専用スレなんてあったんだねー
早く検索しときゃよかったorz
同意
今日は薬局前で喧嘩してる妄想してた
アスカ 「…誰もいない、よし…」
カヲル 「…あれ、セカンド何やってんの?」
アスカ 「なっ何よいきなり現れて! あっち行きなさいよ」
カヲル 「何それ。 袋何入ってんの?」
アスカ 「いーからあっち行ってってばー!」
カヲル 「うわっ、中身飛んでったよ……なんだこれ、ぼらぎのーる?」
アスカ 「ぎゃー!!返しなさいよ!」
カヲル 「あ、これ僕知ってる。 ♪痔にはボラギノール…」
アスカ 「歌わないで!! あんたって本っ当サイテーね!」
カヲル 「中にチューっと注入」
アスカ 「うるさいうるさいうるさーい!」
カヲル 「私は外にサッと」
アスカ 「(他人のフリ)」
カヲル 「ねえなんでセカンド口聞いてくれないの?」
シンジ (お気の毒様…)
カヲルの音痴な歌でも通りかかったクラスメイトにはバレて広まったっぽい
エヴァパイロットって痔になりやすそうな気がする
妄想垂れ流しごめん
いいな!アスカは常に怒りまくっててカヲルは常にヘラヘラしてそう
ってイメージがこの二人にはあって、そういうとこが自分は好き
>>143 jg!ワロタw
自分の中の場合は、カヲルが故意にしろ無意識にしろアスカを怒らせて
アスカの蹴りやパンチを笑顔でひょいひょい避けるってイメージがあるな
D.C.の杉並と眞子みたいな感じで
>>166 JGになってるぞw
おっちょこちょいに萌えたw
やっぱりそんな感じで怒るアスカに余裕のカヲルって感じかな
ただいつもアスカが怒りまくってると二人の仲がちゃんと進展するか心配だ
>>168 指摘トンクス。恥ずかしすぎるわ自分…orz
>>169 そこは女の武器である涙でなんとか出来ると思った。
なんだかんだで庵カヲルはフェミニストだと思うから、女性を悲しませることはよく思わなさそう。
そこからうまく進められればいいんじゃない?
>>171 あーなるほど。涙か…
一人で隠れて泣いてるアスカをカヲルなら見つけてくれそうだ
庵カヲルはフェミニストかな?
男と女の区別は分かっててもあんまりそこに差異を感じてないような気もするんだが
ここにいると創作意欲湧きまくるな
何か描きたい
空気読まずに自分も今日の妄想の産物投下してもおk?
投下汁!
お前が大好きだ
早く早く投下頼む
期待しないでくれよ
シチュエーション的には
アスカがなんか嫌なことあって自棄になってカヲルに「キスしてよ」って迫って、
カヲルが軽い返事でOKしてキスしようとしてるとこ
でもやっぱアスカは怖くてぎゅっと目を瞑ってる
http://imepita.jp/20080601/779240 カヲルがそんなアスカにこの後どうするのかを今もなお妄想中
やべえええ超GJ!
いいなこのシチュ!萌えるw
個人的には王道の寸前になって「やっぱダメ!」を希望
おぉ、GJ!
アスカがただ自棄になっているだけだと気付き、キスしないでおいた方が、
互いの心により強い印象を残すんじゃないかと思う
…が、キスした後でアスカの強がりに気付いてカヲルが後悔し、
そこから互いに歩み寄りを始めて「キスのやり直し」をするのもいいなぁ
結局のところ、どう転んでも萌えられるってことだw
ここでは貞本版のカヲアスは不評なの?
いや、自分は貞本版のが好きだよ
それぞれの良さがあるけどね
庵派か貞派かの話題になったときは貞派の書き込みが多かったよ
貞ネタ投下も大歓迎ではないかと
>>182 どっちも同じくらい好き
貞本は前にあったように腹黒いのが好き
言葉で傷付けまくる感じのとか
たまにの気まぐれの優しさとか
痛いのエロいのは大体貞本で妄想してる
カヲアスでエロいのって見たことないんだがどんな感じ?
自分は庵野版が好きだ
カヲルが優しくアスカを包み込むような感じがいい
書いてて恥ずかしいけどなw
>>181 アスカならやっぱりそうするかな
そのあと関係が少しもつれて(アスカが一方的に意識してる)それから関係修復という王道も好きだ
>>182 そこで別れるのがやっぱり貞本カヲルと庵野カヲルだろうか
貞本は普通に下のパターンになりそうな気がする
実のところどっちのカヲルか選んで描いたわけではないんだ
エロい妄想暴露するの恥ずかしいな…
>>179のシチュで言うと
そのままアスカにキスして舌入れて驚いて離れようとするアスカの後頭部押さえ付けて逃げれないようにして殴りつけようとする手を掴んで抵抗できないようにして
アスカは掴まれて無い方の手で殴ろうとするも酸欠で力が入らなくて固く瞑る目の目尻には涙が溜まってて
カヲルは少し目を開いてアスカ眺めながらキスしてて
解放された後は
アスカ「な、にすんのよ!」
カヲル「僕にキスするよう頼んだのは君だろ?」
的なのがぁぅああああああ
ちょっと冷水浴びてくる
ちょw落ち着けw
ちょいエロだな
なんとなく二人ってかカヲルにエロが結びつかなかったから新鮮だ
カヲアスってやっぱ単一な人が多いのかな
LRSとは両立できるけど
LASも結構好きだな
カプならLAKがダントツで一番だがエヴァの男性キャラではシンジが一番好きだからいける
アスカ→シンジ前提LAKとかも好き
でも他カプの語りはNG?
他カプとLAKの関係性とか語るんなら良いと思うよ
そういう三角関係も萌えるな
アスカがEOEくらいシンジにヤンデレててカヲルが報われない片想いみたいなのとか
カヲアス+ヒカリの組み合わせが好き
カヲアス妄想すると何故かヒカリがいつも絡んできて
素直じゃないアスカのかわりに色々行動しようとするw
ついでにヒカリ×アスカもカヲル×ヒカリも好き
庵は三角関係とかいろいろ妄想可能で
貞はLRSと両立か単一カプになりやすい、ていうイメージかな
貞シンジはレイ以外の女に目もくれないし、貞カヲのあの性格に
絡んでいける女性キャラがアスカ以外思いつかない…w
195,194でいろいろとストーリーできそうだな
俺もヒカリは世話焼いてそうなイメージあるw
すごくいい仲介って感じがする
他カプはトウヒカが好き
>>196 さて、そのストーリーを作ってもらおうか
お互いシンジのことが好きだと誤解している二人で妄想してみた。
「今日は二日目なんだろ?調子悪そうだから掃除当番を代わってあげるよ」
「アンタねぇ・・・乙女に向かってなんてこと言うのよ!余計なお世話よ!
アンタこそシンジと仲良く手でもつないでさっさと帰ったらどうなのよ!
このナルシスホモ!」
「シンジくんは確かに僕の大事なヒトだよ。でも、君が思っているような関係ではないよ。
君の方こそ、早く帰って、シンジくんに優しくいたわって貰ったらどうだい?」
「うっさいわねー!バカ!!(なによ人の気も知らないで・・・)」
こうですか?わかりません・・・。
200 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/06/02(月) 17:21:55 ID:Pv2ehp2t
>>199 超GJ!
かなり萌えるw
一言多いカヲルがいいww
sage忘れ二度目ですすみません興奮のあまり…
>>202 でもいま、会いにゆきますは夫はヘタレだし妻はおおらかな性格じゃなかったか?
まず、平野綾を何故おおらかな役にしたのかという
問題から始まるから、その話はやめよう
中の人なら、アニメ版ベルセルクの最終回は
目を閉じると素晴らしいカヲ→アス
確かにあれは素晴らしい
是非とも見てみたい
周りのこと落ち着いたら借りてくる
素晴らしい情報さんくすw
「君って結構泣き虫だよね…」
と、自分ではもっと器用だと思っていたのに、言いたい事を言えずに死んでいくカヲルか…
>>207 漫画!!かなりのGJ!
即効で保存した
今思い付くかぎりで一番萌えるカヲアスの構図を描くなり説明なりで教えてくれないか
携帯にはちとキツいなw
帰ったらパソコン開いて見るよ
楽しみにしてるww
おお、皆さんGJ!
いつも萌えをありがとうございます!
ところでカヲアス保管のためにゲームや原作を買おうと思ってるのだけど
みんな的には何がおすすめですか?
やっぱ無難にエヴァ2とかでしょうか…
カヲアス補完とか言う前にちゃんと原作買え!
カプ萌えでエヴァ好きではないとか言うなら別にいいんだろうけどさ
ゲームは基本的に良いのないよ
>>214 俺はPS2のエヴァ2しかもってないけど
それでもカヲアス補完は可能だよ。
カヲルを操作してアスカに金せびって
その金で指輪買ってプレゼントしたりとか
質問責めにしてカヲル以外との接触を絶ったりとか
挙句指を絡ませて抱きついたりとか
やろうと思えば何でも出来るw
石田ボイスで「アスカ!」が聴けるのがおいしい
>>214 原作ってアニメと漫画どっちのことを言ってるんだ?
一応原作はアニメなのだが
218 :
214:2008/06/03(火) 22:10:02 ID:???
>>215 >>217 レスありがとう。
誤解させるような書き方をしてごめんなさい。
アニメは劇場版も含めてコンプ済なんだ。
原作=漫画って違う作品の図式のまま書き込みしてしまって…
ちゃんと新劇場版も見に行って、その上でカヲアス道を歩んでます。
茨で孤独な道だけどww
>>216 レスありがとう。
PS2のエヴァ2ね、わかった!
何か探偵?のやつのも好感度がどうたらと聞いたことがあるので、迷ってました。
買ってみるよ。
探偵のカヲルはガチホモだと聞いていたが好感度で変えられる系?
原作や貞のカヲルは人間としての一般常識がないから
一歩間違うとホモに見える程度だけど
公式二次のカヲルは確信犯でガチホモだから嫌だな…
でもたった2pのためにカヲルがホモくせぇ育成計画を買った俺は負け組
>>219 むしろ勝ち組
あぁぁあエヴァ2やってみたくなってきた
プレイ動画見たことあるが、自分でも色々やりたい
PS2は戦闘出来るって聞いたんだがどんな感じ?
戦闘には期待するな…
エヴァを表すシンボルマークを操作して使徒のシンボルマークに近付き、
キックだの射撃だののコマンドを選んで攻撃するだけだ
アクション要素なんて全然ない
ただ、弐号機が撃墜されれば、「アスカ!」と叫ぶカヲルを見ることができるぞw
カヲルの「アスカ!」はなかなかの破壊力
普段セカンド呼びなだけに
PSPしか持ってないんだが、PSPは僚機が強いから撃墜させるのムズいな
全然うまくいかねぇ…名前で呼ぶの聞いてみたいよ
>>222 普段「セカンド」なくせにあの場面で「アスカ!」だったのが、
カヲアス萌えに走った理由の一つだ
破壊力強すぎるww
かなり聞きたい
なら買うしかないじゃないか
受験生だけど買ってきます
>>207 超GJ!
引き続き投下期待してる
可愛いなぁ
初投下です。
朝っぱらからすみません。
お好みでなかったら、ごめんなさい。
来る日も来る日も灰色の重く垂れ込めた曇り空ばかりで、アスカは知らず、小さな溜息をついた。
おまけに今日は、昼過ぎから雨まで降り出す始末。
気分も憂鬱になるというものだ。
「何してんの?」
不意に背後から掛けられた声に、アスカは瞬時に眉を寄せた。
誰だか確認するまでもなく、その声の主はアスカの横へ来ると歩みを止めた。
「もしかして・・・傘、ないの?」
無言で立ったままのアスカと外を交互に見ると、カヲルは疑問を口にした。
「うるさいわね、アンタに関係ないでしょ」
間髪入れずにぶっきらぼうな言葉が返される。
「じゃ、この雨の中ずぶ濡れになって帰るんだ」
「止むのを待ってるだけよっ」
「へえ。・・・この雨、まだまだ続くらしいけど」
そう言うと、カヲルは頑張ってねと素っ気無く言いながら自身が手にしていた傘を開いた。
一歩踏み出すと、足元で水の跳ねる音がした。
そのまま足を止めて、アスカを振り返る。
「ねえ、入っていきなよ」
その言葉に、頬を膨らませたままそっぽを向いていたアスカが、弾かれたように視線を戻した。
「この傘に二人じゃ狭いかもしれないけど」
傘を左手に持ち替えて、アスカが入れる空間を作る。
アスカは、俯きながらその傘の中へと入った。
それを見届けて、カヲルは再び歩き出した。
お互いに話す言葉は無く、雨粒が傘に当たって弾ける音だけが響いていた。
道の脇には、あちこちに紫陽花が雨に濡れながら淡い色を霞ませている。
陽の光が届かない灰色の空の下で、それらは控えめに、でも雨に濡れてもどこか誇らしく見えた。
シンジよりも少し高い位置にある肩。
アスカは、その肩の向こうの表情を盗み見た。
こいつの考えていることはさっぱり解らない。
傘を半分貸してくれているのも、目の前で女の子が雨に濡れるのを救いたかっただけなのか、
それともただの気紛れか。
飄々と前方を見つめる紅い瞳に何を映しているのか。
この雨の中、二人で傘を分け合って歩いているのを、一体どう思っているのか。
「・・・何?」
色々と考え事をしながら顔を見ていたせいで、アスカの視線に気付いたカヲルと視線が絡まった。
否、初めから見られていることには気付いていて、
でもあまりにもずっとアスカが見ているものだから焦れたのかもしれない。
「別にっ・・・」
そう言い掛けたアスカの言葉が途切れる。
視線を逸らそうとした時に入ってきた、カヲルの右肩。
それは既に雨水が浸透してしまっていて、下に着ているシャツがはっきりと透けて見えている。
狭い傘の中、アスカは自分自身が殆ど雨に当たっていないことに気付き、
入れてもらってからずっとそうして歩いていてくれたのかと思うと、上手く声が出なかった。
こんな時、素直に感謝の気持ちを伝えることができたなら。
アスカは、幼い頃からの意地っ張りで臆病な自分の性格を心底呪った。
再び沈黙が訪れて程なく、コンフォートのエントランスに着いてしまった。
「早く着替えて身体を温めたほうがいいよ。空気も冷えてるし、風邪を引くから」
じゃあ、と言って背中を向けたカヲルに、
何て言えばいいのかわからずにずっと黙って俯いていたアスカが漸く顔を上げた。
「ねえ、紅茶、好きっ!?」
唐突な言葉に、カヲルはびっくりした表情で振り向いた。
「その・・・送ってくれて・・・服も濡れてるし・・・っ」
顔を見ると上手く言えず、アスカは再び視線を足元に落としてしまった。
すぐさま後悔の念がアスカを襲う。
駄目だ、せめてお礼くらいきちんと伝えなきゃ。
そう思い直して顔を上げようとした時、自分の足のすぐ先に靴が現れ、アスカは瞳を見開いた。
直後、傘を閉じる音がエントランス内に響き渡る。
「・・・お言葉に甘えて、ご馳走になろうかな」
ゆっくりと顔を上げると、目を細めて笑うカヲルの顔があった。
アスカの淹れた紅茶は思いの外美味しく、雨で冷えた身体を芯まで温めてくれた。
「ねぇ、なんでアスカがカヲルくんと一緒に帰ってくるのさ」
先に帰宅していたシンジが、珍しい組み合わせに目を白黒させている。
そんなシンジを無視して、アスカは戸棚をゴソゴソと漁る。
そして何やら袋を見つけて引っ張り出すと、中身を大皿に豪快に転がした。
「あーっ、アスカ!そ、それは・・・」
「何よ、なんか文句あるの?」
「だって・・・それはこの間の買い物で、DVD見るときに食べようって・・・」
皿に盛られた様々なクッキーを見て、シンジが弱々しく抗議した。
が、勿論アスカによって一蹴されてしまう。
「うるっさいわねぇ、男のくせに!
大体、アンタが勝手に先に帰るからカヲルに送ってもらうはめになったんじゃないのよッ!」
「だ、だって、午後から雨降るよって僕は朝ちゃんと言ったじゃないかぁ・・・」
「朝急いでる時に、アンタの蚊の鳴くような声なんて聞こえないのよっ!
気を利かせて折り畳み傘くらい持ってきなさいよねーっ」
「全くもって理不尽な要求だなぁ。
シンジくん、いつまでもこんな我儘に付き合うことないのに」
「カヲルは黙ってて!」
紅茶を啜りながら口を挿むカヲルに、アスカは肩に掛けていたタオルを投げ付けた。
「あれ・・・アスカ、どうしてカヲルくんのこと名前で呼んでるの?」
日頃からファーストやフィフス等と呼んでいる姿を見ていたシンジが、
今気付いたように首を傾げた。
「別にっ、ただ送ってくれたのにフィフスとか呼ぶのも失礼かと思っただけよ!
深い意味なんて、これっぽっちもないんだからっ」
「お気遣いどうも。
でも予想外に美味しい紅茶もいただけたことだし、そこまで気にしてくれなくてもいいよ」
カヲルはカチャリと音を立ててカップをソーサーに置くと、台所で立ったまま喧嘩状態の二人を見遣った。
「それに、僕はそんな強がりばかり言う君も、結構気に入っているんだけどね。・・・真っ赤な顔して言い訳しても、全然説得力が無いよ」
そう言ってニッコリと微笑む彼は、綺麗な笑顔で、
でもどこか悪戯っぽい雰囲気を漂わせていた。
呆気に取られているシンジの横で、
アスカは赤くしていた顔を更に上気させ、わなわなと拳を震わせる。
「なっなっ・・・何言ってんのよ、バッカじゃないのっ!?」
「あれ、僕の言った意味、解らなかった?
・・・そんな君も、好きってことなんだけど」
「それ以上言わなくていいわよーッ!!」
いつの間にか雨は止んでいて、厚い雲の隙間から少しずつ陽の光が差し込んできていた。
その柔らかな光は道端の紫陽花にも注がれ、花弁や葉の水滴をキラキラと輝かせた。
そんな雨の日の、午後のことだった。
+++fin+++
以上です。
カヲルが予想以上に王子様チックになってしまいましたorz
修行してまた来ます・・・
gj
いいねいいねーこういう関係のカヲアス大好物です
また投下してくれるの期待してるよノシ
名無しで遊びたい絵師だったら来てくれなくなるから
そういう質問はやめて
>>227 すごいな!GJ
是非ともまた来てくれ、楽しみにしてる
カヲルが好きな女は皆バカしかいないよな
投下GGGGGJ!!!!最近活性化してるね〜
>>227 月並みだがGJ
素直になれないアスカと軽くあしらうカヲルの関係がイイ!
また気が向いたら投下キボンノシ
エヴァ2といえばカヲルシナリオでアスカとユニゾンしたり、マグマで助けてもらったのも良い思い出
妄想中にふと疑問に思ったんだが、
カヲル が 教室 で エロ本 を 読んでいる !
ニケ
「アンタ教室で何読んでんのよ、さいってい!」
「あんたにもちゃんとしっかり性欲あったのね、驚いたわ」
やっぱりアスカは下なんだろうか
貞カヲは天然でセクハラしそうだと思った
カヲル「拾った。これ何で裸の写真ばっかなの?(エロ本を見せる)」
アスカ「何であたしの所に持ってくるのよ変態!」
カヲル「だって君、大学出てるって自慢してるし…物知りなんだろ?」
アスカ「変態変態変態!!!」
萌え死ぬ…
ハァハァ(*´Д`*;
>>245 モザイクが必要な程の裏本を読んでいるのか!
けしからん!
庵野カヲルはリリンについて詳しそうだから
やっぱり天然セクハラは貞カヲアスが自然だね
あげ
>>245 素晴らしい
一応断っておくが保存おk?
耳年増だが天然セクハラに弱いアスカ萌えるw
>>245 いいな…アスカ可愛いよアスカ
エロ本がやけにいかがわしくて笑えるw
SS読むのはLAS専門で、自分で書く時はLRK
なのに2ちゃんのネタで好きなのはLAK、一体俺は何者なんだろ
Mな涙目アスカ萌える
カヲルはサディストだな
自分もカヲル関連の別カプ取り扱いだけどカヲアスは特別好きだった
S故の打たれ弱さがアスカの萌え所
カヲアスはお互いにSだったりMだったりしたらいい
活性化してて嬉しい
もっともっと人が増えて職人飽和状態になるくらいに栄えるといいな
とりあえず投下した人達乙
久々に来たら人多いね
職人乙です
404だよう
>>258 エロ本指差して笑うカヲルww
やりとりが可愛いなぁ
GJ!
カヲルとアスカみたいなのが並んで街歩いてたら目立つんだろうなあ
悪目立ちかもしれんがww
伸びてる!
カヲルが空飛ばない限り大丈夫だろう
・・・多分
綾波が街を歩けているのであればカヲルも一応問題ないのであろう…
アスカはアイドル並に可愛い(貞4巻)みたいだね
カヲルは一応イケメン設定なんだよな?
喋らなければいいのになカップル第一位だな
エヴァ2だとアスカはモデルにスカウト、
カヲルはアイドルに間違えられるとかそんな設定だったような
派手なカップルだなw
すごいなそんな二人がなんでエヴァに乗ってるんだ
早く芸能界にでも入って生死に関わらない仕事をしてくれよ
二人で待ち歩くとこんな感じだろうと妄想
通行人A「ちょっと見てあれ!すっごい美男美女のカップル!」
通行人B「ほんとだ、お似合いー!」
アスカ(なっ、なんですってぇ)
↓
アスカがカヲルから離れる
↓
カヲル「?」
↓
近づく
↓
アスカ「!」
↓
早歩き
↓
カヲルも足早めて着いてくる
なんとなくだけど
アスカって世界に平和が戻っても職業軍人続けそうな気がする…
平和な地球に自分の居場所がないように感じるんじゃないかと
同じ年の子どもが経験する色んな楽しい思い出を
自分も享受していいんだと納得できるまで時間かかりそう…
で、その隣でのほほんと学生ライフを満喫するカヲル
必死に生きてるアスカと飄々と生きてるカヲルって
対照的で妄想が膨らむよ
語ってすまん
アスカ「あーもうっ!あんたねぇ、もっと離れて歩きなさいよ!」
カヲル「どうして?」
アスカ「変な誤解されるからよ!」
カヲル「誤解?どんな?」
アスカ「そんなの自分で考えなさいよ!」
カヲル「…。わかんない」
アスカ「なんでわかんないのよアンタバカぁ!?」
カヲル「何故そんなに怒っているんだい?君は本当に変わっているね」
アスカ「あっ、あんたにだけは言われたくないわよ!!」
大人な落ち着いたカップルがクスクス笑いながら真横を通過
アスカ「あー、もうっ、アンタといると最低!」
カヲル「どうして?」
アスカ「もういいからあっち行きなさいよバカ!」
うお
リロればよかった…空気読まずに語ってスマソ
いいなw
変に意識しすぎるところが中学生らしくて可愛い
>>268 すごく同意
アスカはエヴァに必死にしがみついてるイメージ
カヲルは使徒じゃなくなったとしても結構平気で生きていけそうなんだけどな
対照的な二人だからこそ互いから何かを感じ取って成長していくのですねわかります
おお!初めて観た!
一部かなり無理やりだがw
本編でカヲアスはかなり難しいだろうに頑張ってるな
カヲアスもっと広まれ
ちょw外人頑張るなぁ!すげぇ…w
捏造カプなのにキャラ改変が少ないのがカヲアスの凄いとこだと思うよ
実際じわじわ広がってるし良い傾向だ…
この外人にjgと言わざるを得ない。早速保存した
カヲルも、弐号機乗ったときアスカの匂いを感じたりしたんだろうか
それで何か色々見て、浴場でのシンジへの痛みがどうのって台詞に繋がったのかも…
というのは考え過ぎか?
デスリバでは、精神崩壊中のアスカに被ってる台詞だし
有り得なくもない気がするんだけど
もうなんか本当に二人の接触を希望したくなる新劇に
会話させても本編的に不自然じゃないと思うんだがなあ
漫画のようにまでいかなくともせめてお互いに存在を認識してほしいよ
「フィフスチルドレン…あたしの代わりって訳ね」
とかそんな感じでちょこっと出てくるだけでいいから
>>268氏に触発されて書いてみた
〜 拝啓、戦場から 〜
……私は、戦場にいる。
◇
私が今勤務しているのは、ベルリン市外にある軍の輸送司令部だ。
階級は空軍大尉。
パイロットになれる階級だし、資格だってもっているが、今は陸上のデスクワークに従事している。
本当は、攻撃機か戦闘機パイロット志望だったのだが、
“上”の思惑や性別の理由もあり、希望通りにはいかかず、私は怠惰な生活を送っていた。
281 :
拝啓2:2008/06/07(土) 18:12:28 ID:???
私の自宅の隣室には、『カヲル』といういけすかない日本人が住んでいる。
髪は銀髪に染められ、肌は私より白く、いつも女をはべらせている。
美形の男だ。
そしていけすかない。
「やあ、アスカ君。今日は早いんだね。」
たまたま早退けしてきた私は、カヲルにそう話しかけられた。
「君付けで呼ばないでって何度言ったら解るのよ。」
その頃の私は、ドイツ南部で行われていた戦闘に配属されず、いつも苛ついていた。
ここは私の居場所ではない。
「良いじゃないか。僕の方が一歳ほど上なんだしねぇ。」
「そんなの関係ないわよ。アンタはその日暮しの放浪者で、私は軍人なんだから。」
関係を強調してやるが、カヲルは怯む気配すらなかった。
そして、そんなヤツのひょうひょうとした態度と、同じ視点ではない感覚に、私は切歯扼腕するのだ。
「だから、もう私には近付かないで。」
そう、そんな自由なあなたを、愛してしまいそうな私がいるから、もう近付かないで……。
282 :
拝啓3:2008/06/07(土) 18:15:48 ID:???
◇
台所からは芳ばしい匂いとフライパンが肉を焼く私の耳朶をうち、食欲を掻き立てようと躍起になっているようだ。
そういえば、あいつも料理が上手だった。
思えば、台所で今料理をしているヤツ――渚カヲル――は、あいつが健全に育った想像図の様な所作をする。
勘違いしないで欲しいが、だから私はヤツを家に入れた訳じゃない。
むしろあいつを彷彿とさせる事に、今は遺憾にすら思う。
殺してやりたいぐらいに。
だが、ヤツに引かれる私は、それを・さっぴいて・も決して遠ざけようとは、もう思わない。
何かあったわけではないし、告白されたわけでもない。
ただ、ヤツと会った三年と二百十二日目の朝に、ふと『私はヤツが好きなのだ。』と思っただけなのだ。
283 :
拝啓 修正:2008/06/07(土) 18:18:47 ID:???
>>台所からは芳ばしい匂いとフライパンが肉を焼く私の耳朶をうち、食欲を掻き立てようと躍起になっているようだ。
↓
台所からは芳ばしい匂いが立ち登り、フライパンは肉を焼く音で私の耳朶をうつ。
まるで彼等は、私の食欲を掻き立てようと躍起になっているようだ。
284 :
拝啓4:2008/06/07(土) 18:20:27 ID:???
「さあ出来たよ。君の好きなじゃがいもと卵の料理だ。」
私の好みをもう覚えている。
この女垂らしが。
「別に好きなわけじゃ無いわ。ドイツの主食ってだけ。」
「ふっ、解っているさ。」
わざとらしく髪を掻き上げるカヲル。
「どうだか。三ヶ月前まではいくら言っても『君』付けで読んでた癖に。」
私は頬杖をつきながら言った。
頬杖は嫌いじゃない。
顔を絶妙に隠せるから。
「解っているさ、アスカ。」
いつから名前を呼ぶのを許したのか、もう思い出せないわ。
285 :
拝啓5:2008/06/07(土) 18:21:53 ID:???
◇
「ラングレー大尉。転属命令だ。」
その日、いつもデスクで踏ん反り返っているだけの上官に呼ばれた私は、そう告げられた。
「……転属……でありますか?」
「そうだ。現場、希望していたろ? 南部戦線の基地守備隊だ。」
上官は
「格闘資格や射撃資格もっているから、お前なら大丈夫だろ。」
と私を励ましたが、私はろくに聞いてはいなかった。
286 :
拝啓6:2008/06/07(土) 18:24:23 ID:???
◇
送別会を断った私は、カヲルが待つ自宅へ帰った。
私の中に、戦場へ行きたくないという私がいる。
しかし、同じところには神経を高ぶらせ、破壊衝動を迸らせる私が同居している。
銃弾を敵の体へ叩き込み、命を奪うことに歓喜を催す私がいる。
そして私の穢れた血肉は、それを何よりも冀求しているのだ。
287 :
拝啓7:2008/06/07(土) 18:25:17 ID:???
◇
軍専用のプラットホームには、これもまた軍専用の貨客列車が列線を並べていた。
私の傍らには、バックパックと戦闘服などが詰まった行李が置いてある。
「何で見送りになんか来んのよ。どうせ、すぐ他の女んトコに行くくせして。」
皮肉を効かせて、私は目の前の男に言ってやる。
すると、その男――カヲル――は両手を上げる、呆れるジェスチャーをした。
日本人には似合わないジェスチャーだが、カヲルにはよく似合う。
「やれやれ、君はなんでそのような愚にもつかない事を言うのだろうねぇ。
もう少し、君は人を信用したほうが良いと思うねぇ。」
「ふん、あんたはいつも講釈臭いわね。それに私だって解ってるわよ。
遊びなら、もうとっくに手を出してるだろうしね。知ってるわよ。
あんたが私に惚れてるって事は。EDじゃないんでしょ?」
「い、今更、ここで聞くかい? ま、確かにアレは動物的な本能と言うより、快楽的、人間的代物だけどね。」
「ま、それほど私が人類を逸した美貌って事かしら。」
288 :
拝啓8:2008/06/07(土) 18:29:08 ID:???
「自信過剰じゃないかい?」
「でも、惚れてるでしょ?」
「好戦的な君にね。」
私達はいつになく饒舌だった。
やがて睦まやかな私達の語らいも終わる。
鳴り響く無情な上官のがなり声。
汽車の警笛が、まるで私を急かすよう。
「じゃあね。浮気するんじゃないわよ。」
「するわけないじゃないか。僕は君の彼氏だよ。」
「ヒモの間違いじゃない?」
大分離れても、私達は言い合っている。
「死んだりするなよっ! 僕が食いっぱぐれるからねぇ!」
「自分で食える様になれっ! バーカ!」
289 :
拝啓9:2008/06/07(土) 18:30:16 ID:???
◇
……私は戦場にいる。
戦友達はみんな死んでいった。
私が配属された部隊の上官も、新しい上官も、先任士官も、実は同期だった基地の書記も、
近隣の街に住んでいた気の合うおばちゃんも……。
気が付けば、私が部隊で一番の古参になっていた。
部隊に配属されて三年半。
私は初めて、やっと、アイツに手紙を書いた。
拝啓 渚カヲル様。お元気ですか?
私は今、戦場にいます。
終
実は私自身、LAKじゃないんですけどね……
まあ、気の迷い、錯乱、間がさした……
つーことで、ひとつ流すなり、けなすなり、評価するなりして下さい
お邪魔しましたっ
>>290 gj!かっこいいなこの二人w
気の迷いでも書いてくれてありがたいよ
またいつか気が迷うことがあったら、よろしく
GJGJ!
ハイブリッドさんもようつべの外人さんもGJー!
この勢いで新劇でのカヲアス絡みがありますように…!
カヲアスってカプ内大手とかないの?
そこまででかい勢力じゃねーし
LAKやってる人がそもそも少ないからな
いわゆる異端か
ここにいると全くそう感じなくなるから困るw
カヲアスは結構更新頻繁にしてくれてるとこが多いしこれからも広がるだろ
そしたら大手も出てくるかもな
新劇効果を期待する
ググってみたがよく理解出来なかったので質問させてもらうが、
カプ内大手とは何ですか?
すみません
あれじゃね
コミケの壁サークルみたな
ネット上じゃ大手とか言われてもピンとこない罠
エヴァの同人界はちょっと特殊だからな
その中での大手ってことじゃね
カヲアス中心で大手ってのは無いな
LAKの歴史自体はそれなりに古いのだが
やっぱカヲル関係はシンジ絡み以外だと異端扱いだから
LAKじゃないがカヲルとアスカの絡み描いてて有名な大手つったら血祭屋くらいじゃね
ネット上は知らん
新作で少しぐらいは絡ませて欲しいもんだ
なるほど
教えてくれてサンクス
エヴァの同人界って確かにほんと特殊だな
最初用語の意味がまったくわからなくてひとつひとつ調べてた
どのように特殊なんだ?
よくわからん
逆行なんて裏技があるのはエヴァだけじゃね?
俺は入ったばっかりの頃、エヴァはジャンルの外から内部が
見えにくいっつーかちょっと閉鎖的な空気を感じたよ>特殊
LRSとかLASとかジャンル内だけで通用する用語があったりな
まあ、それも歴史あるからこそなんだろうな
>>305 そういやそういう本編再構成も
エヴァ以外のジャンルであんまり見ないな
本編再構成(大体ループもの)、本編分岐、本編準拠、アフターEOE、学園エヴァ
断罪系、スパシン、その他諸々、たくさん用語が作られたよな
LAKは大概、LRSのついでかLAS寝取りものだったなあ…
サイトだと、綾幸は結構カヲアスなかったっけ?
LRSとか言いながら最近はLAKの更新割合の方が高かったような
逆行ってエヴァ以降よくみかけるようになったけど
綾波レイの幸せ ていうFF投稿サイト
確かにLAK多いかも
>>311 綾波レイの幸せなのにカヲアス多いのかw
サンクス。とりあえず行ってみるよ
表紙がカヲアスだからと漫画版を9巻(+10巻)を衝動買いしてしまった。
原作よりかは接触はあったが…
カヲルが変態としか思えなくなったwww
女子トイレに入るカヲル
女子更衣室に入るカヲル
女湯にセッケン借りに行くカヲル
全て偶然アスカと鉢合わせる渚カヲル育成計画はいつ発売になりますか
変態という印象から好意に変わるのが難しそうだなww
>>315 好きの反対は無関心というから、互いに興味があれば少しは好意に価しあえる仲にもなれるんじゃないかなあ…
まあ片方変態だけど
>>317 可愛いなぁ
こういうの作れる人すごい
俺も作れたらカヲアスMAD作りたい
319 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/06/13(金) 18:21:32 ID:lw2N4aN9
>>317 いいね〜
カヲアス職人さん増えて欲しいな
ポトレのカヲルとアスカ並べて飾ってる
対照的なルックスがイイ!
絵になるわこの二人
>>321 カヲアス興味ないのにニヤケちまったwww
ん?何で俺、このスレ開いたんだろ……
よう兄弟
カヲアスはじわじわくるから気をつけろ…w
しかし
>>321は二人ともそっぽ向いてるのが実にいい
>>321 ニヤニヤしてしまった。それにしてもポトレのアスカ可愛いな
3枚目のセリフは萌えるな
三枚目のフィット具合がかなりツボ
手うまく握らせすぎだろww
セリフに最初気づかなくてそんなんあるの?って思って見てみたら
めっちゃ萌えた〜
手の握らせ方いいな!かわええ。角度とか大きさ、ちゃんと合うんだな!
二人が手を取り合うためだけに作られたんだから当たり前w
ポトレに悪ノリさせた
>>321ですが、
携帯カメラで撮影したボケた画像なのに
みなさんに楽しんでいただけたようで嬉しいです(´∀`)
アスカは黄色ワンピやら制服やら水着やら、
いろんなポトレが出てるけど
カヲルはプラグスーツの一体のみなので、
せめて制服verがあったら更に妄想が広がりそうなのに…
と、遊んでる最中に思いましたw
そうか…制服だったらさらにいろいろ良かっただろうなぁ。あと私服とかも
でもプラグスーツも良かったよ!
でもあの手つなぎは本当は無理で遠近法を使って撮影しただけなの?あれ良いのに
331 :
329:2008/06/20(金) 18:43:01 ID:???
>>330 いえいえ、ちゃんと手つなげますよ〜
二人の指の形がピッタリフィットw
そうなのか!いいな。自分もこれ欲しい!
これはもう売っていないもんなのか?てかポトレ…てこれはなんなの
非売品かガチャか超高級フィギュアか?…物を知らなくてすまん…
エヴァンゲリオンポートレーツっていう
コンビニで売ってた400円くらいの食玩フィギュアだよ
もう売ってないけど、割と最近出た物だからオクでもそんなに高くないはず
カヲアスでエロって全然見ないな
ポトレ見てるとなかなかエロいのに
あるよ
寝取られものとかスイーツものとかで
336 :
sage:2008/06/21(土) 20:53:54 ID:P73WhYiE
寝取られは分かるけどスイーツものって何?
スイーツ(笑)が書いたってこと?
ごめん携帯からだったから素で間違えた…
カヲルは人外で美形設定で読み手が感情移入しづらいキャラだから
エロが寝取らればっかなのはなんとなくわかるな
まぁ便利に使われてるというか…
カヲルって基本的に書き手側の都合の良い道具になるからな
庵野にとってもそういうポジションになりそうだし
アスカはプライド高いしカヲルはそもそも性欲あるのかも疑問だし
普通のカップルのようにはいかないだろうよ
まぁ寝取られとかなんとか、そういうのはどうでもいい
キモイし
NTRは一種のSMジャンルだからな
イケメンに好きな子を寝取られるというシチュが
Mには溜まらないらしい
それもすごいな
自分はLASの寝取られでもLRSの余り物でもニヤニヤできてしまうから怖い
って言うか純粋に可愛いじゃないかww
>342
カヲル>>>>>>>>>シンジな扱いのLAS作家がそういうの好きだよね
やっぱりお前LAOなんだなwと思う
>>333 d でもオクは自分には無理そうだ…
寝取られって好きじゃないけど内気で男の強引な押しに弱い優柔不断な子、とか
美形の男ねらって色々目移り、て感じでもないアスカみたいなキャラがそんな状況になるって
どんな感じなのか見てみたくはある
説明できるけど、スレ違いだしあまりいい話題じゃねーぞ
とりあえず、シンジにしろアスカにしろカヲルにしろ、便利な記号でしかないと言っておく
「アスカみたいなキャラ」がどうやってとかは関係ない
自分はアスカがカヲルがらみの時、「うわ、こんな奴だけは絶対ない」
って思いそうな感じなのがいいなと思う。それなのに惹かれる、ていう
ntrモノに何か期待してる人は、色々勘違いしてるとしか思えんw
イタモノとして読ませてもらいます。
LASでもLAKのNTRでもOK
イタガリスキーなものですから。
>>350 LAKのねとられは初めて聞いたが
シンジに寝取られてマジギレのカヲルってちょっと見てみたいかもしれん…
庵でも貞でも凄いことになりそうだ
貞カヲルに寝取られてマジギレ庵カヲル
なんてのを想像してしまった
アスカ「な〜んちゃってドッキリでした〜♪
アンタが悪いのよ、最近付き合い悪いから…
ってキャァァァァーーーーー(((( ;゚Д゚))))」
八つ裂きの貞カヲと血まみれでゆっくり立ち上がる庵カヲ
…カヲル同士だと本当に容赦なさそうだw
アスカに思い入れが強いかカヲルに思い入れが強いかで
寝とられ含むシチュエーションの好みが別れそうだよね
自分としてはカプじゃなく
カヲルVSアスカでいがみ合ってるだけでも十分美味しく頂けるわー
ドラマCDのカヲルはアスカにサド心を疼かせてるように思えた
ドラマCDのやつは一応庵野版と捕らえていいのか?
でもパラレルだしな…
庵野の方はカヲルの性格がよく分からないから
人によってキャラがかなり違ってて美味しいなとは思う
カヲアスサイトって同盟以外に見つける方法あるかな
ググっても検索避けしてるだろうしなかなか発見できない
CDドラマなんてあるのか…どんな感じの内容だった?
>>357 同盟に入ってるサイトさんのリンクを辿ってサイト巡りすると意外に隠れたカヲアス作品に出会えるよ
>>358 そっか!リンクは同盟内で完結してそうだと思って見てなかったよ
ありがとう探してみる
もっとカヲアス増えろー
一番良いのは自分で作ることなんだけど文才も画才もないんだ…
ここで盛り上がってたらきっとハマる人が出てきてそのうち広まるよ
数少ない萌えの補給源には感謝してます
ここ見てるか分からないけどいつもありがとう
さて自分の脳内では二人はそろそろ扇風機の前にならんで宇宙人やってるよ
「あ〜」ってやるのかw
可愛いなオイ
>>362 いやいや君こそ充分萌えの補給源になってるじゃまいかwww
二人揃って扇風機の前で「ワレワレハウチュウジンダー」とかどんだけ可愛いんだw
こっちの脳内ではアスカが「隙あり!」と言いながらカヲルに膝カックンしてるよ
どうでもいいことをやってるカヲアスが好き
アスカがこっそり宇宙人やって、それをみたカヲルがにこにこしてる様子が浮かんだ
顔真っ赤になったアスカが「な、なによ!」というとカヲルが「かわいいね」とかいうんだな
ああエヴァ2やりたくなってきた
ふたりでユニゾンしたり、ラミエル戦で盾もち弐号機がやられて「アスカ!」と叫んだあとポジトロンS発射でラミエル倒す
その後に
「アスカ!無事かい!?」
「…あったりまえじゃない…!それに…あんたの声きこえたわよ…アスカって………ま、まあ特別にアスカってよばせてあげるわ!ふん!」
「アスカってよんでもいいのかい?嬉しいな………でも本当によかった…きみが無事で…」
「な、なにマジになってんのよ……ほ、ほら帰るわよ!カヲル!」
「うん。肩貸すかい?」
暑いからかこんな妄想ばかりとまらない
「アスカ!無事かい!?」はアスカじゃなくセカンドだった…
エヴァ2やった事無いんだカヲアス好きなのに…
やっぱり一度やってみるべき?そしてやるならPS2とPSPどっちのがいいのかな?
PSP持ってるけどカプ目当てだったらあんまおすすめしないよ
特殊な行動を起こすのに溜めたポイントを消費するシステムだから
ぜんぜんイチャイチャできねーorz
PS2買おうかと思ってるよ…
>>369 d PSP買わずに済んだよ
PS2なら持ってるしよかったー
ポトレ5に制服カヲルが出るみたいだよー
ポケットに手を突っ込んでるいつもの立ちポーズ
制服アスカが指を突き出してるポーズだから、なんか並べただけで会話が浮かぶようだよ…
372 :
O.P:2008/06/26(木) 04:35:17 ID:???
以前
>>227で投下させていただいた者です。
皆様あたたかいお言葉ありがとうございました。
夏に向けて、調子に乗って書いてみました。
が、なんか色々と中途半端です。
その点はお許しください。
明るすぎる程の室内照明に、カヲルは少しだけ目を細めた。
デパート3階、広い通路の両側には所狭しと店舗がひしめき、色とりどりの洋服が陳列されている。
自分に向けられる羨望と好奇の視線を浴び、すれ違う客の殆どが女性であることに気付いた。
思わず、少し前を軽やかな足取りで歩いていく少女の背中に声を掛けた。
「こんなところで何を買うんだい?」
カヲルの声に、少女は勢い良く後ろを振り返った。
彼が彼女の連れであることが判明し、周囲の客たちから落胆する雰囲気が漂う。
「アンタ、アタシの話ちっとも聞いてなかったでしょ!
試験も終わったし、皆で海に行こうって話してたじゃない」
「あぁ・・・浮き輪でも買うの?」
「なっ・・・し、失礼ねッ!
アタシはそんなものなくても泳げるわよ!」
のんびりとした口調にアスカは眉を顰めると、再び前を向いた。
その視線の前方に目当てのものを発見したらしく、小走りで近付いていく。
373 :
O.P:2008/06/26(木) 04:37:08 ID:???
カヲルは自分のペースを崩さぬまま、アスカの後を付いていく。
が、その直後、視界に飛び込んできたものを認識し、思わず目を見開いた。
「水着・・・?」
「そっ、水着!ちょうど新しいの、欲しかったのよ」
「ボクに選べってこと?」
「違うわよ、似合うか似合わないか、それだけ見てほしいの!」
アスカはカヲルに向かって片目を瞑ると、その瞳を輝かせながら水着の物色を始めた。
カヲルは仕方無さそうに笑うと、そんな彼女の姿を見守ることにした。
☆
「うーん、これも可愛いけど、こっちも捨てがたいのよね」
上機嫌で水着を選ぶアスカに、それこそ初めのうちは「こんな女の子らしい一面もあるのか」などと感心しながら見ていたのだが。
「・・・あれから15分」
店内の壁に掛けられた時計を見遣り、カヲルはポソリと呟いた。
何着かを左腕に掛けているが、最終的に買うものを選び出した様子はない。
以前アスカに連行されたことのあるシンジが「女の子は買い物でも何でもやたらと長い」とぼやいていたのを思い出した。
成程こういうことかと、カヲルは一人納得して頷いた。
374 :
O.P:2008/06/26(木) 04:38:16 ID:???
「ねえ、試着してから決めるから、ちょっと待ってて」
不意にアスカの声が聞こえ、カヲルは微笑むことで応える。
その様子に満足したのか、アスカは水着を数着手に持って薄いカーテンを閉めた。
狭い箱の中で、アスカは最初に着てみる水着を選ぶと、今着ているキャミソールワンピースのファスナーに手を掛けた。
パサリと衣擦れの音を立て、それは足元に皺を作って丸まった。
「着替えた?」
突然すぐ後ろで声がして、アスカは咄嗟に脱いだワンピースを拾い上げて振り返る。
「キ、キャァァァァッッッ!!??」
そこにあるはずのない、カーテンの隙間から顔だけを生首のように覗かせているカヲルと目が合い、アスカは思わず悲鳴を上げた。
「うわ、何を叫んでるの」
「アッアッアンタッ・・・!何やってんのよ馬鹿ッ!!変態ッ!!!」
「まだかなと思って」
「変態変態ッ!まっまだ着替えてるんだから、待っててって言ったでしょ!」
「こんな薄布1枚で無防備だから、心配しているのに」
375 :
O.P:2008/06/26(木) 04:41:06 ID:???
邪気の無い笑顔を見せるカヲルの顔を掌で外に押し遣ると、アスカはカヲルがしていたように、今度は内側から頭だけを出した。
「着替え終わったらアタシが自分でここを開けるから!
それまでそこで待ってなさい!!」
「水着なんて、下着と大差ないのに何故そんなに隠したがるんだい?」
「気持ちの問題なのよ!
いいからそこで大人しくしててッ!
後で何かおごるから!」
飼い犬にマテをさせる飼い主のように言うと、アスカは再び音を立ててカーテンを閉めた。
「別に、何も食べたくないんだけど」
カーテン越しに呟かれ、アスカが眉を顰める。
その後、着替えを待っている間に暇潰しのつもりでアスカに似合いそうな水着を見ていたカヲルが、訝しんだ店員に声を掛けられたのは言うまでもない。
=終=
色々と中途半端ですみません。
これ以上書くと長くなりそうだったので、自主規制orz
とりあえずアスカに変態呼ばわりさせるカヲルを書きたかったので、野望は達成・・・
読んでくださった方、ありがとうございました。
GJ!
カワイイな
投下待ってたよ
>>375 いいねいいね!
カヲルは空気読めないボンヤリ系だと萌えるのでよかったよ
また気が向いたら投下してくれ ノシ
変態カヲルおもしろすぎる。こういうの似合うな
カヲルとアスカがエヴァンゲリオンキャラで好きだからこのスレ良すぎる
最近シト新生みて総集編がわでアスカが「おっそーい」といったあと「ごめん」的なセリフ言ったのってカヲルだよな?
こういうなにげないのがすごく嬉しく感じる
>>378 >最近シト新生みて総集編がわでアスカが「おっそーい」といったあと「ごめん」的なセリフ言ったのってカヲルだよな?
>こういうなにげないのがすごく嬉しく感じる
違う。少女Aと少年A
>>375 カヲルはKY、アスカは悪態ついてるのに
2人とも割と楽しそうにしてるのが可愛いw
自主規制なんて言わず続き書いていただきたいなぁ…
>>379 キャラは全然別でも中の人はアスカとカヲルと同じ人だろ?
ドラマCD以外での絡みってのがこれだけだから
十分カヲアス妄想できる
>>375 いいなあGJ!二人とも「らしさ」がでててかわいいなあ
楽しませてもらったよ
たまにはageようか…
>>385 かわいい!
そんなこと言わずに完成形を是非見たい
>>385 自分で描けるっしょ
可愛いなぁ〜
期待期待
誘い受けはやめろ
うざい
荒しはやめろ
うざい
確かに誘い受けはうざい
だが仕方ない
カヲアス好きはシャイな人が多いのです
カヲアス好きっておおっぴらに言いづらい
本当は語りまくって広めまくりたいのに
それはイタイから止めとけw
どのカプだろうと
このスレで語るぶんには問題ない
是非ともここで熱く語ってくれ
誰か七夕書いてくれまいか
「七夕」
カヲル「七夕…せた?って何?」
アスカ「プッ!アンタそんな事も知らないの?」
カヲル「知らないよ。君は知ってるの?」
アスカ「当然よ。あたしを何だと思ってるの?でもアンタには教えてあげない。」
カヲル「ふーん、けちだね。」
アスカ「セタなんて常識だからよ。アンタがバカなのよ。」
シンジ「(たなばたって読むんだけどなぁ…アスカも知らないだろ)」
399 :
O.P:2008/07/08(火) 04:19:30 ID:???
銀河の恋人たちへ
その日は、朝からどんよりとした灰色の厚い雲が空を覆っていた。
昼休みになり、窓際の席で皆と机を合わせながら、アスカは目の前の窓から空を見上げた。
「あーあ、今日は一日こんな天気なのかしら?」
「天気予報では夜まで曇りって言ってたよ。はい、アスカ」
おっとりとした口調で、シンジがお弁当を差し出した。
「ありがと」
「まだシンジくんにお弁当を作らせているのかい?まったく、君も人遣いが荒いね」
「カヲルくん」
「何よ、いちいちうるさいわね」
アスカの手の中のお弁当を指差しながらそう言うと、カヲルは同じようにして空を見上げた。
「・・・確かに、晴れそうもないな。でも、天気を気にするなんて珍しいね」
にこやかに言いながら、カヲルは空いている椅子を引いて座った。
それにつられるようにして、シンジとアスカも席に着いてお弁当を広げた。
既に、ヒカリやレイやトウジ達は食べ始めている。
この3人のやり取りは日常茶飯事なので、誰も気にしていない。
「何か予定でもあるの?」
パンの袋を開けながらカヲルに尋ねられ、アスカは卵焼きをつつこうとしたフォークの動きを止めた。
「べ、別に何もないわよっ」
「あれ?アスカの用事って、カヲルくんじゃなかったの?」
同じお弁当を食しているシンジが、キョトンとした顔で呟いた。
「うっうるさいわね!余計なこと言わないでよ、バカシンジ!」
「残念ながら、今宵の姫のお相手は僕ではないらしいよ」
大袈裟に溜息をついて見せながら、カヲルが可笑しそうに笑った。
「な、何だっていいじゃないの!それに何よ姫って・・・!」
「あれ、姫じゃご不満かな?」
アスカの噛み付きには慣れているのか、カヲルは紙パックのコーヒーを優雅に口にしている。
400 :
O.P:2008/07/08(火) 04:21:38 ID:???
「べっ別にそういう意味じゃ・・・」
口でカヲルに勝てたことの無いアスカが、いつものように口籠った。
「じゃ、正直に言ってごらんよ。何故そんなに天気を気にするのか」
自分より何枚も上手なカヲルの言葉に、アスカは下を向いて呟いた。
「ただ・・・」
「うん?」
カヲルが先を促す。
それでも言いづらいのか、アスカはフォークの先でご飯をつついている。
「ただ、今日って七夕だから・・・っ」
「・・・タナバタ?」
アスカの言葉を聞いて、シンジが思い付いたようにあぁ、と唸った。
「もしかしてアスカ、七夕の心配してるの?」
シンジに顔を覗き込まれ、アスカは耳まで真っ赤にしながら反論する。
「わっ悪い!?どうせ、アタシのキャラじゃないって皆言うんでしょ!」
「別にそんなこと言わないよ。素直にそう言えばいいのに」
「うるさいうるさい!」
「ねぇ、タナバタって何?」
勃発しかけた口論を、カヲルの疑問が止めた。
「七夕はね、夜空の織姫星と彦星が会える一年に一度の日なんだよ。
皆、笹に飾りや願い事を書いた短冊を飾るんだ」
シンジの簡単な説明でも納得したらしく、カヲルはアスカに向き直った。
「今朝学校に来る時に脇を通った公園に、大きな笹があったけど・・・
あれってそうなのかな?」
「多分、近所の人が飾ったんじゃない?」
漸く落ち着きを取り戻したアスカが、素っ気無く呟いた。
まだ多少の照れが残っているようだ。
「小さいけど、うちにも加持さんがスイカと一緒に笹を持ってきてくれたんだ。
カヲルくんも見ていく?」
「帰ったら飾り付けだし、アンタも手伝いなさいよ」
シンジの提案とアスカの命令に、カヲルは勿論、と頷いた。
401 :
O.P:2008/07/08(火) 04:22:52 ID:???
☆
「・・・大体こんなもんかしらね」
色とりどりの折り紙で飾られた笹を見て、アスカが満足げに笑った。
「後は短冊に願い事を書くだけだね」
「笹ってサラサラ音がするんだね・・・タナバタも、リリンが生み出した文化の極みだよ」
「意味不明なこと言ってないで、さっさと書いて飾るわよ」
感慨に耽るカヲルにアスカが釘を刺すと、丁度今の電話が着信を告げた。
シンジがのそのそと電話のところまで歩いていき、受話器を手にした。
「さぁて、何て書こうかしら?」
瞳を輝かせて短冊とペンを握るアスカを見て、カヲルも同じようにペンを手に取った。
「願い事を書くのよ、願い事」
「願い事・・・」
「或いは、欲しいものとかかしらね?」
カヲルが考え込んだところで、シンジが受話器を置いて戻ってきた。
「電話、誰だったの?」
「ミサトさん・・・おつかい頼まれちゃったよ。
アスカといいミサトさんといい、本当に皆して僕をこき使うんだから」
「それは災難ね。・・・・・・当然、アンタ一人で行きなさいよね」
「言われなくても一人で行くよ・・・じゃ、カヲルくん、僕ちょっと出掛けてくるね」
シンジはそう言い残すと、肩を落としながら静かに玄関を出て行った。
「大変そうだな、シンジくんは」
「そうかしら?もともと下僕体質だから、あれでも結構喜んでやってんのよ」
「成程ね・・・」
402 :
O.P:2008/07/08(火) 04:26:10 ID:???
「それにしても、本当に晴れないのかしら」
不意に、アスカが窓の外へ顔を向けた。
「下界が曇りでも、普通雲の上は晴れているはずだよ」
「それじゃ、意味ないのよ。アタシだって、天の川を見たいもの」
アスカが口を尖らせる。
ペンを握っている手は、先程から一向に動かない。
「確かに天の川は見られないけど、会わせてあげればいいじゃない」
「え?」
「織姫と彦星だっけ?
誰にも邪魔されないように、雲が下界を遮断しているのかもしれないよ」
カヲルの言葉に、アスカが驚いたように瞳を見開いた。
そんなアスカを見て、カヲルはクスリと笑う。
「そうね、そう思えば、曇りも悪くないわね・・・。アンタ、本当に詩人ね」
「そんなつもりはないんだけどね・・・。
けど、こういうイベントに本気になってしまう君は、心から好意に値するよ」
「だからその言い方やめろって言ってるでしょ!バカバカバカッ!!」
アスカが、手元にあった残りの折り紙をカヲルに投げ付けた。
細く裁断されたそれは軽やかに宙を舞い、金銀の紙が蛍光灯に反射してキラキラと光った。
その光景にアスカは、見たいと望んだ天の川には程遠いけれど、今はこれでも良いと心の中で思う。
光の隙間から自分に注がれるその優しい眼差しがあれば、今は十分だと。
結局何も書き込めないままだった短冊を、戻ってきたシンジに指摘された。
こんなにも願い事が思い浮かばないほど自分が満たされている理由をアスカが自覚するのは、そう遠い日ではなさそうだ。
=終=
また調子に乗りました。
申し訳ないです。
>>402 新作キターーーーー(゚∀゚)ーーーーー!!!!!
密かに待っていたよ
404 :
ぷ:2008/07/08(火) 14:56:33 ID:???
乙
本題関係なくてスマンが、アスカはともかく、
カヲルまでシンジが喜んで下僕やってると納得しなくても…とはオモタ
407 :
O.P:2008/07/09(水) 01:19:47 ID:???
>>403さん
待っていてくださり、ありがとうございます。
>>404さん
ありがとうございます。
自分も
>>404さんのイラに激萌えですw
是非また描いてください!
>>405さん
確かにそうですね。
ご指摘ありがとうございます。
また書く機会があれば、気をつけてみます。
408 :
ぷ:2008/07/09(水) 13:21:54 ID:???
アスカ「こないだファーストと歩いてたわね。どーゆーつもり!!」
カヲル「いやね僕としては、彼女と結婚して君を愛人にと思って」
アスカ「あ・・あんた本気でいってるの〜〜!!」
カヲル「でもさ考えてごらんよ。君と結婚して彼女を愛人にするよりよっぽど良いだろ」
アスカ「ああ、ほんとそうね別の女と浮気されるより・・ってこの女ったらしが〜〜!!」
あとには垂直落下式ブレンバスターを食らい道路に頭をめり込ませたカヲルが残された
>>408 ウホッ!またもやGJ!
職人増えて嬉しいんだぜ!
411 :
O.P:2008/07/11(金) 06:14:53 ID:???
>>408さん
以前のものにも素敵なイラストを付けてくださりありがとうございます!
本当、可愛いです〜!!
また投下する機会がありましたら、是非お願いします!
>>409は付き合ってるかそれに近い設定?
アスカが一人でやきもきして、
カヲルが余裕なシチュエーションて好きだから萌えた。
一応保守
リツコ「あ、アスカ、カヲル君見なかった?」
アスカ「う〜ん。どこにいるかわかんないけど、呼び出すことは出来るわよ。」
リツコ「?、じゃあお願いするわ。急ぐから助かる。」
アスカ「じゃ、チラ〜リ!」
カヲル「ははは、今日はうすい青だね。昨日のピンクとはまた違った良さがあるよ。」
アスカ「いつも思うんだけど、どこから見てるのアンタは!」
リツコ「はあ〜!この二人は全く・・・エアコンの温度下げないとね」
>>414 カヲレイでありそうなネタだね
カヲルをスケベキャラ化するのはカヲアス的にはちょっとびみょー
カヲルはエロい事だと知らずにエロい事をすれば良いと思うよ。
アスカが着替え中、堂々と部屋に入ったり。
ぷちえう゛ぁのフィギュア二個買ったらカヲルとワンピースアスカだった
パッケージも見方によっちゃツーショットだし満足
>>417 あのパケはニヤニヤしてしまうな
ぷちエヴァが近所のコンビニに並んでたんだが
箱から出して横に並べる陳列だったんで、棚が一面カヲアスだったよ…
途中で送信しちまったすまん
>>421 手にとろうと思った理由がまさにそれでした。一面カヲアスで
箱拡げてみると本当はシンジが隣なんだろうけどここの住人の俺にはなんともないぜ
カヲル→アスカ←シンジな三角関係も萌えるなぁ…
しかしその手のFFはろくなのが無い
アスカハーレムはなぁ…上手い人あんまいないね
LAKはアスカ人が書くよりカヲル腐が書いた方が良作になる傾向はあると思う
作者がアスカに思い入れ強すぎるとアスカもカヲルもキャラ変わっちゃいがち…
>>422 すげー可愛いね
二人とも当たるなんてうらやましい
>>426 確かにw色んなイミで『中学生らしさ』なかったり・・・(´・ω・`)
2人が付き合うキッカケになる話をどなたか作って欲しいなぁ
>>426 好きなLAKサイト管理人がカヲル好きだった。納得
どこ?
晒していいのかわからないけど。Wonderwallっていうサイト。あくまで自分が好きなだけなので、悪しからず。
とにかくLRS厨が書くカヲアスより面白く読める
カヲアス以外のカプを引き合いに出すのは荒れるからやめてくれい
職人マダ〜?
>>428 二人がお互いに好き合って純粋に甘く告白→付き合う
になる話が思いつかない
>>436 「これはアタシの!」
カヲルが道行く女性達から注目を集めているのが面白くなく、
腕を絡ませて所有権を主張してみたアスカ、って感じでどうでしょ
ベタすぎ…?
カヲシンとかカヲアスとかのカヲルって異性からモテモテ設定多いけど
実際電波過ぎてモテないと思うんだけどな。
貞カヲにいたっては、チラ見だけで不気味な奴という印象だし
うむ、同意はする
でも二次創作は妄想だし元々実在しないんだから別に問題ありません
ぷちエヴァではモテモテ生徒会長って設定だから
ガイナは学校に行けばモテるキャラだと思ってるんじゃないのかね?
貞カヲはまあ、あの性格では間違いなくモテないがw
ぷちエヴァ設定は貞以上に無関係でしょw
>>436 ベタだが「悪いけど連れがいるの」とナンパをかわすアスカに見えた
おま、腰が低いのもほどほどになw
駄目絵とか言ったらまた誘い受けって言われるぞw
羽を広げて空を旋回するウナギとか
ウナ剣とかウナ槍とか
いっそウナ機体とか
エンジェル?いいえ、ウナギですって一目でわかるオブジェクトがあると嬉しいな〜
(ただのウナ好きですみません)
445 :
O.P:2008/07/25(金) 09:04:45 ID:???
>>436さん
妄想してしまいました・・・orz
絵のコンセプトからズレていたらごめんなさい。
アタシは苛々していた。
アタシを羨望の眼差しで遠巻きに見つめる男共にも、アタシの連れに視線を向ける女共にも!
大体、コイツもコイツよ。
黙ってればそこそこ良い顔してるのに、それを少しも自覚してない。
今だって、擦れ違ったOLがわざわざ振り返っていったけど、それにも全然気付いてない。
もう、ボケッとしてないで、好奇の目に晒されてる美少女を颯爽とエスコートできないものかしら!?
・・・なんて思ってみたところで、普段常識すら望めないコイツにそんなことができるはずもなく。
「ちょっと、これ買ってくる」
アタシは肩を落としてそう告げると、レジへ並んだ。
「うん、ここで待ってるよ」
そう言って、ヒラヒラと手を振って見せる。
アタシがレジに並んで暫くすると、様子を見ていたらしい二人組みの女の子が、おずおずとカヲルに寄っていくのが見えた。
こっちを窺い見ながら、カヲルに話し掛けている。
その光景が非常に不愉快で、アタシは手に持っている会計前の商品を握る手に力を込めた。
何か聞かれたのか、カヲルが首を左右に振るのが見えた。
フン、大方アタシのことを彼女なのかとか聞かれて、馬鹿正直に答えたんでしょ。
そうよ、アタシ達は別に付き合ってるわけじゃないし、今日だって折角のバーゲン最終日なのに、ヒカリは放課後予定が入ったとかで来られなくなっちゃって。
ならばと思ってシンジに声を掛けたら、人込みは苦手とか言ってくれちゃって。
でも一人で買い物するのもつまらないし、どうしようか悩んでいたら、「僕も行ってみたい」って言って、カヲルが立候補してきたのよ。
ただそれだけよ!
アタシは心の中でその女の子に向かって叫んでいた。
アタシの前に並んでいた人が会計を済ませる。
店員さんの笑顔に誘導され、アタシは手にしていた商品をカウンターに置いて、バッグから財布を取り出した。
446 :
O.P:2008/07/25(金) 09:08:37 ID:???
金額が出るまでに、再度カヲルを振り返った。
明確な否定をしていないのか、先程の二人組みがまだカヲルに何か言っている。
その媚びたような視線が気に入らない。
こっちをチラチラ見ているのも気に入らない。
全部気に入らない!
アタシは商品とお釣りを受け取ると、小銭を財布にしまうこともしないままバッグの中に放り込み、ずんずんと歩いて行く。
冗談じゃないわ、邪魔しないでよ。
「悪いけど、アタシの連れだから!」
勢い良く腕にしがみついて言い放つと、女の子が怯んだのがわかった。
まずい、って表情で、連れ立って去って行く。
徐々に小さくなる後姿に尚も牙を?くアタシの頭上から、のほほんとした声が聞こえた。
「なんか、お茶をご馳走してくれるって言ってたよ」
「それはアンタにだけよ!アタシがいたら奢ってなんかくれないわよ」
「え、そうなの?それは困るな」
「あのねぇ、理由も無しに奢ってくれるわけないでしょ!?」
呆れながら言うと、カヲルはあぁそうか、と頷いた。
本当、喋るとこんなヤツなのに・・・皆見た目に騙されるのね。
無理もないけど。
「次からは、どんな女に声を掛けられても『連れがいます』ってちゃんと言うのよ、いいわね!?」
「次からはって、まだ何か買うのかい?」
「当ったり前でしょ、バーゲンなんだから!」
カヲルはやれやれといった顔をしてみせた。
折角来たんだもの、今日はとことん付き合ってもらうわよ。
ま、最後まで付き合ってくれたら、おやつくらいは奢ってあげてもいいけどね。
(・・・場面を妄想しただけなので、オチも何もありゃしません。)
>>436さん、皆さん、ごめんなさいですorz
447 :
O.P:2008/07/25(金) 09:10:56 ID:???
>>443さん
雰囲気があってすごく素敵な絵ですね!
完成したら是非またうpしてください〜
この二人にはお似合いのストーリー展開ですね
カヲルがのほほ〜んとしてるのが似合いすぎ
>>446 GJ!ほのぼのしてて萌えた。バーゲンの中
リリンにもみくちゃにされるカヲルは見てみたいなw
>>443 弐号機対量産機戦からカヲアス萌えに走った自分にはたまらんシチュだ
上のコマ、それぞれ弐号機と量産機を描くとか
もしくはエヴァの目だけ描くとか、羽根散ってるだけとか
いっそ2コマでなく、ぶち抜きにして
ニヤっと笑ってるウナギ達の顔の羅列にするとかどうすか
>>452 おお、いいですね〜!!萌えますこのイラスト
しかしみんなほのぼのとしたの書けて良いな
おれなんかボケたカヲルにアックスボンバーだの
高角度ミサイルキック、投げっぱなしジャーマン
食らわすアスカってのしか思い浮かばん。
ちなみに409書いたの俺だ。
俺の頭の中のアスカってどんなんだ・・
カヲアス同盟人数増えたなー
嬉しい限りだ
455 :
ぷ:2008/08/05(火) 11:21:12 ID:???
>>455さんの可愛いカヲアスイラストから勝手に妄想。
「ヒカリ、遅いわね、もう」
アスカは日本に来て初めての花火を親友と見るため、出店が立ち並ぶ街角で待ち合わせしていた。
しかし、洞木ヒカリは現れない。
「ヒカリが遅刻なんて、どうしちゃったのかしら」
蒸し暑い空気に内心うんざりしかけていたその時だ。
「あ。セカンド。」
銀髪の少年が目の前で立ち止まり、甚平のポケットに手を突っ込みながら、アスカに話しかけてきた。
…何で、こんなところでこんなやつと。
「あたしはあんたに用無いわ。待ち合わせしてんだからあっち行ってよ!
ていうかあんた一人でこんなとこ来たわけ?暗〜いっっ」
「さっきまでは一人じゃなかったよ。シンジ君に着いてきたけど、
シンジ君居なくなっちゃったんだ」
「はぐれたのはシンジじゃなくあんただと思うけどね。ダッサ〜」
「アスカ、おまたせ〜!」
アスカが一方的な憎まれ口を叩いていたところに、ようやくヒカリがやってきた。
「ヒカリ、おっそーい!20分遅れよ!
さっ、いこいこ」
カヲルを睨み付けながらアスカは歩き出そうとした。
「…あ、あのねアスカ。実は、遅刻の理由なんだけど」
「何よ?」
「……さっきそこで偶然、鈴原に会ったの。
それで何だか今日はす、素直に話せて…
一緒に屋台回ろうってことになって…
そこで、鈴原…待ってるの」
「え〜っ、何よそれ!ヒカリの恋は応援するけど、
熱血バカと回るなんてあたし嫌よ」
「わ、わかってるわよ!でも安心しちゃった」
「は?何が?」
ヒカリは、カヲルの方をちらりと見やった。
「だって、カッコいい素敵な彼氏連れて来るんだもん。
さすがアスカね。これじゃ私がお邪魔虫だわ。
そういうことなら、今日は別行動にしましょ。
じゃあね、アスカ!」
「ちょっと、ヒカリー!!」
どうやらヒカリの目には、想い人しか映って居ないらしい。
「もう、ヒカリったら〜!楽しみにしてたのに!
大体こんな変態が彼氏だなんて冗談じゃないわよ!!死んだ方がマシってもんだわ!」
「かれし?」
「うるさいわよもう!黙って!!」
アスカの癇癪を全く気にしていない様子のカヲルは続ける。
「ところでさぁ。
セカンド、君なんでガイジンなのに浴衣着てんの?」
……こめかみに青筋が立ちそうだ。いやきっと、立っている。
「はぁ!?ふざけんじゃないわよ!あんたケンカ売ってんの?」
「だって、浴衣って日本の民族衣装だろ?
君ドイツから来たって聞いたからさ。何で着てんのかと思って」
アスカの怒りは限界まで達した。
「いい加減にしなさいよーー!!
大体あたしには日本の血だって入ってる…
って、そんなことはどうでもよくて!
クォーターのあたしに和服が似合わないのなんか承知よ!
でも……だからって……
もうアンタのせいで何もかもぶち壊しだわ!!」
顔が熱い。
怒りで頭がどうにかなりそうなのに、目尻に涙が滲んできた。
最悪だ。
「どうしたの?」
カヲルは訳がわからなくなり、
アスカの顔を見ようとする。だが、彼女は俯いてしまったため、その表情はわからない。
「僕さぁ」
「………」
461 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/08/08(金) 01:12:00 ID:gm2gASoG
「君に浴衣が似合わないなんて、言ってないけど」
「……は?」
唐突なその言葉に、アスカは思わず顔を上げてしまった。
先程までのヘラヘラした笑みはなく、赤い色の瞳が不思議そうにこちらを見ている。
…綺麗。
今までそんなふうに感じたこと無かったけど。
『カッコいい素敵な彼』
先程ヒカリが言ったことがふと頭をよぎり、あわててかき消した。
「もう暗いし、人ごみの中だったけどさ」
カヲルは続けた。
「赤い浴衣着た君が、なんか目に飛び込んできたんだ。だからすぐ気付いたよ」
「……何よ、それ」
「暗闇の中に花が咲いてるみたいだった」
「……え!な、な……」
アスカは、また顔がほてるような感覚を覚えた。
だけど、それはさっきの怒りとは、違う。
カヲルは端正な顔にかすかな笑みを浮かべ、言った。
「そろそろ、花火の時間だよ」
ドーンという火薬音とともに、夜空に大輪の花が次々打ち上げられる。
……綺麗。すごく綺麗。
照らし出される、カヲルの白い横顔。
思わず見とれそうになり、そんな自分が信じられず夜空に視線を戻した。
カヲルは、そっとアスカの右手を握った。
「…ちょっと!何すんのよ!」
心臓が飛び上がるかと思ったわ!
「僕、すぐはぐれちゃうからさ。
駄目かい?」
余裕たっぷりの―少なくともアスカにはそう見える――表情で、
カヲルは言った。
「……特別だからね。今日だけよ。」
蚊の鳴くような声でアスカは答えた。
この夏一番大きな花火が空に咲くまでには、まだ時間がある。
ちょっと妄想したつもりがえらい長くなってしまいましたw
貞カヲのキャラが掴みきれてないかも…
失礼しました。
満喫しました
いやはやほんわか気分であります
466 :
ぷ:2008/08/08(金) 19:08:24 ID:???
>>457さん
ただの落書きに超素敵なお話をありがとうございます!!
カヲアスは様々な偶然wwが重なって2人っきりになりますよね〜
幸せになりました。
467 :
457:2008/08/09(土) 14:32:29 ID:???
>>465-466さん
駄文に温かいお言葉ありがとうございます!
貞カヲとアスカがいい雰囲気になるまでの道のりは遠そうですが、
どうにかできないものかと都合よく考えてみましたw
466さんのイラストのおかげでカヲアスワールドに浸ることができました。
ありがとうございました!
18禁カヲアスSSどっかにない?
綾幸で一つ見かけた
割と好きだったサイトがホモサイトになってしまってがっくりだ…
新しい出会いを求めてカヲアスサイト探すよ
それならyouが新しくサイトを作っちゃいなよ
待ってるぜ
「ホモもやるがカヲアスがある」というのなら構わんが、いきなりホモ一色はきついな
どこか知らないけど、それって今までもただカヲル萌えだっただけでは…
カヲル腐だろうがLOKだろうがカヲアス書いてくれればキニシナイぜ
職人こないな
この前みたく
>>455のイラストで書いてくれるかと期待していたのだが
今更だけど、劇場版?の総集編みたいなやつ見直して気付いた。
廃墟の浴槽に入ってるアスカのシーン、カヲルの台詞なんだな。
初めて見たときは気にしもしなかったのに。
カヲアスいいなぁ。
477 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/08/20(水) 11:51:26 ID:dATLxHO3
あげ
478 :
O.P:2008/08/21(木) 04:12:46 ID:???
夜の公園で、真ん中に佇む街灯の光が、そこへ集まった少年少女の姿をぼんやりと浮かび上がらせていた。
「・・・あんな大きな花火を見た後じゃ、なんだか淋しいわね」
つい先刻、華麗に煌びやかに、漆黒の夜空に次々に打ち上げられた大輪の華を目の当たりにしたアスカは、溜息混じりに呟いた。
「花火大会でいつの間にか皆揃っちゃったし、たまにはこういうのもいいんじゃない?」
アスカの帯の結び目を直しながら、ヒカリが笑う。
その横でシンジも頷き、アスカは「まぁいいけどね」と小さな声で答えた。
トウジは微かな風から蝋燭の火を守るようにして花火の準備をしている。
そこへ、ケンスケがコンビニの袋を両手に持って現れた。
「ホラ、飲み物とお菓子、買ってきたぜ。ついでに花火も買い足しといた」
「お、ご苦労さん」
「ありがとう、ケンスケ」
「ほらファースト、もっとこっちに来てちゃんと選びなさいよ!飲みたいの取られちゃうわよ!・・・もう、ポカリでいいわね?」
袋に群がる彼らを傍観したまま佇んでいるレイに焦れたのか、アスカはポカリの缶をぶっきらぼうに差し出した。
「・・・ありがとう」
「次からはちゃんと取りなさいよ」
そう言って、アスカは視界の端に映りこんできたもう一人に気付き、視線をそちらに向けた。
「・・・アンタも何やってんのよ」
呆れたような声に、街灯の柱に寄り掛かっていたカヲルは口端を上げて笑ってみせた。
「別に、特に好きな飲み物とかないし」
「ファーストといいアンタといい、本当、何に対しても執着ってものがないのね」
アスカは再び溜息をつくと、手にしていた缶のタブを指先で引いた。
「損、してると思うわ」
「ボクがかい?」
「アンタとファースト」
そう言うと、缶の紅茶を呷った。
「それ、美味しい?」
不意に、カヲルがアスカの持っている赤色の缶を指差した。
「ただの紅茶よ」
「でも、好きだから飲んでるんだろう?」
「ん・・・まぁ、ね」
479 :
O.P:2008/08/21(木) 04:15:46 ID:???
「じゃ、それ頂戴」
アスカが動きを止めたのと、その背後で花火の火薬がパチパチと弾ける音が聞こえたのは、ほぼ同時だった。
子供が手に持って楽しむような小さな花火だったが、その場にいたメンバーは各々歓声を上げた。
「・・・もう、口付けちゃったわよ」
缶を左右に振って見せると、中の紅茶が音を立てた。
「ボクは気にしないけど」
「あっそ。じゃ、それ飲んだら皆に混ざりなさいよね」
アスカはそう言ってカヲルの手に缶を押し付けると、顔を伏せたままくるりと踵を返して仲間の輪の中に戻って行った。
「・・・素直じゃないな」
カヲルは呟くと、表面に少し水滴がついた缶を傾けた。
ストレートと表記されたその紅茶は、思いの外甘く感じた。
++++++
「あ、アスカ、カヲルくんと何喋ってたの?」
輪の中に戻るなり、シンジが耳打ちをしてきた。
「別に、紅茶飲んだらこっち来なさいよって言っただけよ」
「・・・ふぅん」
「それよりアンタが持ってる花火、綺麗な色ね。それよこしなさいよ」
言うなり、アスカがシンジの持っていた花火を横から取り上げた。
白っぽい光を帯びて、火花が七色に変わっていく。
「なっ何だよ、自分で取ってきてよ!」
「ケチケチすんじゃないわよ、男のクセに」
「・・・もう、本当に自分勝手なんだから」
小さな声で呟かれたシンジの言葉に少々ムッとしたが、アスカはすぐに手元の花火に視線を戻した。
今は赤色の火花が小さな滝のように流れ落ちている。
「君はどうも赤が好きだね」
背後から静かな声が聞こえ、アスカは勢い良く振り返った。
480 :
O.P:2008/08/21(木) 04:17:21 ID:???
「きっ、急に人の後ろに立たないでよッ!」
「・・・君が来いって言うから来たのに、随分だな」
カヲルはその真紅の瞳を僅かに細めてそう言うと、それでも地面にしゃがんでいるアスカの横に座り込んだ。
何を言うわけでなく、ただじっとアスカの持っている花火を見つめる。
やがてそれは、少しずつ火花を細め、消えていった。
「あぁ、終わっちゃった」
「あっけないものだね」
「次の花火選んでくるわ。・・・アンタは?」
立ち上がりながらカヲルに尋ねると、彼は座ったままアスカを見上げてニコリと微笑んだ。
「君の持ってきた花火を見るよ」
「・・・あっそ」
アスカは素っ気無くそう言うと、蝋燭から少し離れた場所にまとめて置いてある花火を物色し始めた。
ふと顔を上げると、視線の先にヒカリの姿を見つけた。
トウジやケンスケの打ち上げる花火を見て、嬉しそうに笑っている。
少しだけ紅潮した頬が、彼女の今の心情を如実に物語っていた。
ヒカリのその姿に瞳を細めると、アスカは再び袋の中の花火に視線を戻した。
「・・・あら、これ・・・」
どの花火セットにも必ず入っている、けれど何故か最後に残りがちなそれを手にすると、アスカは横にあったライターを拾い上げて先程の場所に戻った。
座ったままのカヲルはアスカと同じように打ち上げ花火を見つめていたが、隣に戻ってきたアスカに気付くと顔を上げ、「おかえり」と笑った。
アスカは無言で座り込むと、握っていた何本ものうちのひとつを手にして火を点けた。
頼り無げに揺れるそれは、やがて小さな小さな火花を散らし始めた。
「・・・また地味なものを持ってきたね」
「うるさいわね、何でか好きなのよ。気に入らないなら、自分で探してくればいいじゃない」
「別に、嫌いじゃないよ」
そう言って、カヲルはアスカの手元を見つめた。
小さな火花は、震えながらもその周囲をほんのりと橙色に照らし出す。
栗色をしたアスカの長い髪の毛が、少しだけ同じ色に染まった。
「あ」
細い線が少し大きく揺れ、アスカは慌てて空いているほうの手を翳した。
微かな風が、儚い火花を掠めていった。
481 :
O.P:2008/08/21(木) 04:19:24 ID:???
小刻みに揺れている花火が、やがて落ち着きを取り戻したかのように再び色付く。
けれどそれはもう終わりに近付いていたせいか、徐々に小さくなって光を失った。
「良かったぁ、最後まで落ちなかったわ」
アスカは嬉しそうに微笑むと、次の花火を手に取った。
火を点けようとライターを探したとき、カヲルが目の前でカチリと音を立てた。
「・・・ありがと」
カヲルが手にしたライターの火に花火を近付けると、やがてそれは先程と同じように橙色の光を放ち出した。
「君らしいね」
「・・・何がよ」
手元の火花から目を離さずに言うと、カヲルがクスリと笑ったのが空気でわかった。
「似ているよ、君とこの花火」
「え・・・」
カヲルが、アスカが手にしている線香花火のことを言っていると気づくのに、少し時間がかかった。
途端に、アスカが頬を膨らませた。
「アタシが、こんな地味な花火に?」
「うん」
「こういうのは寧ろシンジやファーストのほうがイメージなんじゃないの?地味で静かで」
「一見そうかもしれないけど、ボクには君に似ていると思えるよ」
小さくも、精一杯橙色の火花を満開にする線香花火。
ほんの一時でもその小さな世界を明るく彩るそれはいつも最後まで余っているけれど、でも嫌う人はそうは見たことがない。
「・・・君の生き方が、似ているんだ。儚くも、その一瞬を華やかに生きるところがね」
カヲルが言い終えたのとほぼ同時に、二つ目の線香花火が光を失った。
微かな火薬の匂いが鼻を掠める。
「・・・そう、ありがと」
誉められたのか貶されたのかわからなかったが、アスカはカヲルの言葉を素直に受け止めた。不思議と、少しだけ嬉しくも感じた。
そんなことを言われたら、益々風から守ってやらなくてはならない。
けれど、そうして小さな花火を見届けるのも悪くないと思う。
「・・・アンタもやってみなさいよ」
そう言ってカヲルに線香花火を差し出す彼女の微笑は、暗闇にほんのりと浮かび上がる、小さな花火のようだった。
〜線香花火〜
482 :
O.P:2008/08/21(木) 04:21:48 ID:???
久々に書いてみたら、何だかカヲルもアスカも別人のようになってしまいましたorz
お口に合わなかったらゴメンナサイ。
>>455さんの浴衣カヲアスに萌えて、つい浴衣仕様にしちゃいましたw
いつも目の保養です^^
これからもたくさんカヲアス描いてくださいね。
GJ!!!!!!!!!
いいねいいね〜
GJ!!!!
GJ!
全く関係ないがアニメのカヲルが死ぬシーンでいつも線香花火を思い出す
いつ落ちるかハラハラするし
↑
やめwでもわかる。
487 :
ぷ:2008/08/21(木) 16:47:22 ID:???
>>482さん
感激です〜ありがとうございます!!!
いつもながらアスカに優しいカヲルに癒されてます。
今からイラにしてみようと思います。しばしお待ちを・・・
>>482 GJだな
てか貴様のせいでカヲアスにはまっちまったんだぞどうしてくれるw
じゃあおれがカヲレイかアスシン書いて直してやろう
わぅナニをする!やめろぎゃあああ〜!!
`$#%&?*”&%)=$〜|!!!
強制退場
491 :
ぷ:2008/08/25(月) 17:34:26 ID:???
492 :
O.P:2008/08/26(火) 00:51:24 ID:???
>>491さん
どちらもすっごく素敵ですね!
未熟なSSにこのような素敵なイラストを付けてくださり、感激です。
本当にありがとうございます。
また何か書く機会があれば、是非お願いします^^
これからも可愛いカヲアスイラを供給してください!
「まだ付き合ってないですってえ〜!こんなやつと
永遠に付き合うわけないでしょうが!」
「そうだよ。ただ二人で買い物とか食事や遊園地行ったり
夜、いっしょのベッドで・・ぐえっ!!」
「よ・・よけいなこと言うんじゃないわよこの天然KYが〜」
ちょっと気が早いけど来月はカヲルの誕生日あるよね
カヲアス的にも盛り上がりそうな予感
カヲシンも出てくると思うから要注意
これが一番多いんだよな
いや、好きにやればいいと思うけど
カヲシンサイト行かないし…
もうすぐ9月か。早いね
>>498 「どうしたの?泣いたりして。かまってあげなかったからかな。
これで許してくれる?」
「バカ!こんなときは何も言わないで抱きしめてよ!」
勝手にセリフつけちゃいました。ご迷惑ならゴメンナサイ!
ノリ、痛い
カヲアスって若い子多そうだね。
カヲシンみたいに小姑ばっかりよりは遥かに良いけどw
すみません、自作じゃないんです…
拾い物貼ったらマズいですか?
そらよかないだろ
個人の勝手に貼ったらだめだよ
でもそうか…うまいもんな。プロなんかな
すみませんでした。ちなみにカヲアス同盟の掲示板からです。
nょりこだろ。プロといえばプロ
このスレに投下してたこともあるし本人見てるんじゃね
宣伝乙
宣伝うぜ
最近過疎ってるかと思えばこれか
505だけどほんとにうまいと思って書いただけだよ
本人の人じゃない
最近ネタがないな
ここ以外で供給が結構あるからな…
ネット上のLAK自体はそこそこ活性化してる気がする
ほんとだな
どうして急にファンサイト増えたんだろう
ガイナがずっとカヲルアピールしてるのが徐々に効いてるんじゃないかと
このまま減らないでほしいな
マイナーな仲間だから閉鎖するの悲しい
どのサイトのLAKが好き?
また宣伝乙とか言われるよ
サーチなくならないでよかった
この所ブログ経営でSS書く奴も増えたし
どのサイト頑張ってるよ
>>515 そういや割と好きだったサイトがいつのまにか消えてた
貞エヴァサイトはボコられるって聞くしなぁ…悲しい
自分の好きだったサイトも突然消えたよ
貞エヴァってボコられるんだ…怖いな
管理人さんたち応援してるから頑張れ
俺はここの職人も全力で応援してるぞ
ってことで職人マダ〜?
>>520 貞エヴァを原作扱いするのはおかしいっていう人が
原作に愛がないとかいちゃもんつけて荒らすらしいよ。
私も、チャットで嗜好をよく知らない人と話してて、
ごく普通に貞エヴァの話を出したら、いきなり場が貞本糾弾になって
怖い思いしたことあるし、ただの噂とも思えないな…
全部が全部そうな訳はないだろうけど、運が悪かったね
エヴァに関しては嗜好をはっきりさせといた方が自衛できる
ちょっとサイト作るの怖くなるね
カヲルに関してはアニメと漫画でキャラが違いすぎるからなあ
アスカの関わり方が変わってくるからこれはこれで美味しいと思うけど
貞エヴァ好き
LAK的にもいいしね
なんとなくカヲアスって単体萌えしてたのをくっつけた感があるんだけど
そんなことない?
単体萌えしてたのをくっつけたって話す人は多いけど、
それ意外の理由の場合、ただ萌えを語るだけで他カプ否定に繋がりかねないので
あえて口にしないだけの事なんだ。本当は人それぞれの理由はあるんだよ。
>萌えを語るだけで他カプ否定に繋がりかねない
なんかそれは逆にすごく傲慢なよーな…
「死ぬのは嫌」「殺してやる」ってアスカと
「正と死は等価値」「殺してくれ」ってカヲルが
お互い、影響を与え合ったらちょうどいいと思うんだけどなあ
なんて妄想から嵌り出した
それそれ!その対比が良いんだよね
俺はLAK人だが元はアンチアスカ
カヲアスを見てアスカが許せるようになった
見るのも嫌だったアスカが、今は可愛く見えるようになって
俺は良かったと思ってるけど
ネガティブな所から入ってるんで人には言いたくないな…
レアだな
カヲルでカップリングしようとしても、ホモやだから自然と相手が限られてくるもんね
自分はカヲルが好きでカヲアス大好きなんだけど、アスカ好きでカヲアス好きになる理由がよくわからん
誤解を招きたくないんだけど、アスカ好きだとLASにハマるもんだと思ってた
私はアスカ好きでカヲアス入ったよ
LASも普通に好きだけど、どうしてもアスカ優勢になりやすいんだよね
カヲルだとアスカと対等に渡り合えそうな気がするから好きだ
まあ自分の主観入りまくりだけどさ
消えたならアレだが
休止のサイトには復活を見込んでもいいのだろうか
連載途中の作品は意外と良作だったりする
どうなんだろうね
自分だったら休止イコール永久凍結だから
他の人のサイトもそういう風に捉えてあんまり期待してない
応援メールとか送ってみたらどうかな
エヴァ2買ってきた!
カヲアスプレイしたいんだけど、アスカシナリオとカヲルシナリオ、
どっちが簡単ですかい
>>536 PS2版かPSP版かでも違うけど、
戦闘の難易度でいえばカヲルシナリオの方が楽かな
使徒として殲滅される危険もないし
ただ、相手に会いやすいかどうかいう点においてはアスカシナリオの方が楽
ありがとう!
カヲルで頑張ってアスカ落とします
アスカ落とせたら報告よろしく頼むよ
昨日はカヲルの誕生日だったね
そしてセカンドインパクト
盛り上がってるのかと思ったらここは過疎なんだね。
カヲアスのエロ小説を読んでみたい…。
しかしここじゃ駄目だし難しいな
まずカヲルが使徒だから無理か?
キモいから見たことないけど夢小説の主人公の名前を片っ端からアスカにする とか
天才あらわる
笑ったw
暇だしやってみるかな…てかエヴァにも夢小説とかあるのか
新参なのですが、これだけは読んどけっていう
カヲアスの小説とかってありますか?
ぜひおすすめを教えてほしいです
LAKは、特定のFFが名作認識されるほどの歴史がまだ無い…かも。
庵LAKで一番有名なのはWonderwall?
貞LAKはブログと携帯サイトが多いんであんまり把握できてない…。
ありがとうございます。
まだ歴史が浅いんですね。これからが楽しみです。
WonderWallは半分くらいまで読んでました。
ありえない組み合わせにも拘わらずカヲルもアスカもすごく自然で好きです。
庵と貞で分かれてたりするんですね…。
隠れた名作があるかもしれないんだな
既出だけど、綾波レイの幸せっていうLRS小説投稿サイトに
LAK小説結構あるよ
投稿サイトだし、割とまとまった量の文章が多いかも
ついでに、エロい人はそこの18禁ページを見たら幸せになれるよ
じゃあ赤毛は??
赤毛ってどこ?
LAKのちょっとシリアス系のでオススメあったら教えて欲しい
>LRS小説投稿サイトに
邪魔者をどかしてるだけでは…
そんなひねくれたこと言うなよ
まあLRSサイトってのはもにょるけど
なんで?
LRSでLAKって普通の流れだと思うけど
LAKから好きになったがLRSにはあまり興味ないな…
カヲル->アスカ->シンジ->レイ
な関係は好きだが
LAKは好きだけどLRS一緒だと余り物臭がしてムリ
LRSとLRS人も苦手だしなあ
結構単一カプ好きの人が多いのかな?
LAKっててっきり絵サイトが多いのかと思ったらそうでもなくて驚いたな
漫画とかもっと読みたいんだけど
LASのが無理
他カプの話出してわざわざ荒れるような事書く奴は荒らしだろ
相手にすんな
>>558 絵にしやすそうな二人だよね
少女漫画によくある感じ
二人の性格や背景をぶつけてみると、結構ドラマ性が高いから
FFを書きたくなる組み合わせなんだよね
接点0だけどね
最近また新規サイト増えて嬉しいよ
もっと広がればいい
今カヲアス人口ってどれくらいなんだろ
人がたくさんいれば大規模企画いろいろできそうだ
アンソロ本とか出ないかな
祭とかもあると嬉しい
祭とかいいな
カヲアスって交流盛んなのか?
誰でも入れるような雰囲気作れないと祭は難しいね
アンソロ読みたいな
何冊でも買うよ
サイト持ってなければここ以外に交流できるとこないと思う
祭はやりたいな…気軽にLAK投稿できる会場作って
更なる繁栄を願う
1年前は「いたの?」って感じのドマイナーカプだったよね…
今の勢いは想像もしてなかったし嬉しすぎる
誰かあたしはアスカよ!
って虹小説しらないか。
かなり昔のLAKなんだが
まだサイト残ってるかな。
>>541 カヲシンとかシンカヲとか他カヲル受けがあるようなサイトだけど、
そこの隠しページにカヲアスでそういうのあったよ
サイト紹介文にはLAKなんて一言もなかったから多分知らない人多いと思うけど
ホモ読めないからそんな冒険できない…
しかし、そういうサイトはシンジとカヲルがどうこうしてるのを目当てで人が来るわけだろ
それなのにサイト説明カヲアス表記一切無いのに隠しに
エロエロカヲアスあっても見てる人は嬉しいんだろうか
いや、自分も検索でたどり着いただけでホモは読んでないけどね
というかカヲアス表記があるもの以外見なきゃいいし
左の途切れたアスカが気になるw
携帯でおすすめのLAKサイト教えてください
携帯サイトってそもそもあるの?
あるよ
ちゃんと作品作ってるとこは少ないけど…
みんなが今見たいカヲアスってどんなの?
今すごく片思いの話がきてる
アスカでもカヲルでもどっちかが片思いしてるのが萌えるようになった
おれとしてはそうだなあ・・
アスカは幼馴染みのシンジが気になってたが
シンジはレイとくっつく。すっかり恋愛に臆病になってたところに
カヲルがあらわれて・・・ってな話が良いな。
それいいね
私はカヲルとちびアスカの話が見たい
アスカとちびカヲルでもいいやパラレルだけど
不気味で奇妙で性悪なカヲルに
アスカが怖がってたり戸惑ったり苛められたりするのが好き
異端かも知れんが
俺は
>>286+そんなカヲルに虚勢張って余計にいじられるアスカと揚げ足取りなカヲルに萌える
こういう好みの話ってさ、カプの中なんだけど
カヲルとアスカどっち寄りかってのがなんとなく分かる
個人的にはカヲル好きの書いたカヲアスの方が好きだったりする
アスカ人なんだけどね
カヲアスって、アスカとカヲルの両方に
書き手の愛が平等に注がれてる作品が多くて居心地いい
どっちかに偏ってると萌えられないんだ…
ノーマルカプって女贔屓のとこが多いからなあ
書き手の自己投影が見えるとゲンナリする
普段は強がるアスカが、どうやったらカヲルに
弱いところを見せる事が出来るかというシチュに萌える。(カヲルの言動次第?な感じ)
自己投影って要するにキャラの性格改変だしな
カヲ&アスがカプ用に性格変えなくても面白い漫才ができる事は
終局の続きで実証済だ
あのやり込めるカヲルとやり込められるアスカが大好きだ
カヲルはシンジとレイには善人面だけど
アスカには善人面と悪人面を使い分けてるといい
お、おおお
久々にエヴァ板来たらLAKスレが荒れてないとは・・・!
昔の荒れっぷりと空気っぷりといったらもうすごかったのに
なんだかサイトも増えてるし、新劇効果かな?
一昨年はこれだけ人気が出るなんて思いもしなかったのに 嬉しい・・・
おかえりなさい
といっても新参だし昔のことは知らんけど荒れてたんだ…
新劇で新たにエヴァのファンが増えたのは大きいんだろうね
庵でも貞でもカヲアス最高!
庵カヲだと終局みたいなやりとりをしつつ、アスカを導いてくれる感じがいいな
貞カヲだと喧嘩しつつ一緒に道を歩んでいくようなの希望w
カヲアスはバリエーション多いのがいいよな
カヲルが笑顔でも嫌味でも量産機でも八歳児でも面白いw
599 :
ぷ:2008/09/28(日) 19:15:04 ID:???
遅刻ネタですいませんが、文章を初めて書いてみました。ダラダラ感いっぱいですが読んでもらえたら幸いです。
空が青い。
今日に限って快晴だ。心地良い風も吹いている。
そう、僕の心境とは―――全く真逆だね。
キミがそこへ現れるまでは、今日という日は一年で一番憂鬱な日だった。
そう、キミが現れるまでは・・・。
―― BLUE ――
「さて、と。」
昼休みもあとわずか。久々に登校したアスカは、どこか一点に吸い込まれるような生徒達の流れに逆らうように教室へ戻ると次の授業の準備を始めた。
ふと周囲を見渡すと教室から人の気配が消えていく。
「あっいたいたアスカ〜。次は特別授業よ。体育館へ行きましょう。」
ヒカリが小走りに駆け寄ってきた。どうやらアスカを探していた様だ。
「特別授業?」
「そう、全校集会の特別授業よ。まあ、毎年同じコトの繰り返しなんだけどね。残された者の義務だから・・・」
そう言葉を濁したヒカリは苦笑した。
「あ〜成程ね。わかったわ。どこもやってることは一緒ね。」
アスカはカレンダーをチラッと見て納得したらしく重い足取りでヒカリと教室を後にした。
600 :
ぷ:2008/09/28(日) 19:17:25 ID:???
二人で他愛もないおしゃべりをしながら廊下を歩いていると、少し距離があって前方にシンジとカヲルがいた。
―少しからかってやろうかしら―
そんなことがアスカの頭を過ぎった。歩く足を速めようをしたその瞬間、カヲルはシンジに何かを言い残し廊下の角を曲がった。シンジに背を向けたカヲルの横顔は曇っていた。もうこちらからは彼の姿は死角で見えない。
「あ〜あ。悔しいくらいイイ天気ね。」
アスカは屋上のドアを開けると大声でそう言い放った。
「・・・?」
屋上の柵に頬杖をついていたカヲルは少し驚いた表情で振り返った。
その真紅の瞳は彼女を見つけるなり優しく微笑んだ。
「やあ。アスカもサボりかい?僕達気が合うね。」
「ま、まあそんなトコロよ。」
―もう!さっきのカオは何処にいったのよ!―
偶然を装ってここに来た手前、それ以上は聞けない。
カヲルと微妙な間隔を空けて柵にもたれ掛かる。少し間があってアスカが口を開いた。
「どこの国も今日はこの話題一色ね。真相も知らないクセにみんな哀れだわ。テレビも特番ばっかでツマンナイの〜。」
それは何となく世間話で言ったつもりだった。
601 :
ぷ:2008/09/28(日) 19:21:26 ID:???
「今日はセカンド・インパクトが起こった日だからね。大半のリリンにとってはお世辞でも良い日とは言えないよ。―――そして僕の生まれた日だ。」
そう言い終えるとカヲルの表情はまた曇ったのだ。
僕は敢えて『誕生日』とは言わない。偽りの生を享けてこの15年間、9月13日という日が来る度に老人達の果てしなく長い『儀式』を聞かされてきた。
憂鬱以外の何ものでもないよ。今やっとリリンとしてのわずかな自由を手に入れたんだ。学校が僕の唯一の楽しみでもあるからね。・・・そういう面倒な話は聞きたくも無い。
ママが『ママ』でいてくれた頃は、アタシだってママと二人っきりで誕生日をお祝いしてもらっていたわ。
―――義理の母は、まあ社交辞令なカンジは否めないけど毎年ご丁寧にプレゼントを用意してくれる。
この日が楽しいかそうでないかは差し置いたとしてもこんな顔をしたカヲルは初めて見たわ。カヲルは今まで一体どんな誕生日を送ってきたのかしら・・・。
602 :
ぷ:2008/09/28(日) 19:27:03 ID:???
「・・・アンタひょっとして誕生日を祝ってもらったコトないの?」
「僕の誕生を心から祝福してくれるリリンなんていないよ。人類にとって忌むべき日に生まれたんだからね。
・・・それともアスカが祝ってくれるかい?」
「なっ!!!な、な、なに言ってんのよ!」
アスカは頬を真っ赤に染めた。カヲルはそれを見るなり笑顔を取り戻した。
アスカは、あっそうか!と、何か気付いた様子で咳払いをして慌てて平然を取り繕う。
「そ、そうね、いいわ。アンタがすっごく可哀想だからアタシが誕生日を祝ってあげるわ。感謝しなさいよ〜。ねえ、何か欲しいものある?」
「欲しいモノかい??」
「そうよ。誕生日と言えばプレゼントでしょ。レディに失礼の無い範囲の物にしなさいよ!」
“おめでとう”の一言がどうしても言えなかった。そこでアスカはプレゼントという目に見えるカタチで祝うことにしたのだ。
「特に無いよ。生活に必要な物は揃ってるし、全く思い浮かばないな。」
「アンタには物欲っていうものが無いの〜〜?」
「う〜〜ん。折角のアスカの好意を台無しにしたくはないんだけど・・・困ったな。」
603 :
ぷ:2008/09/28(日) 19:29:42 ID:???
カヲルはあれこれ考え込んでいる。アスカは自分が何だか高揚しているのが分かった。それを隠す為に余計なコトは言わず、黙ってカヲルが口を開くのを待った。
「じゃあ、物ではないけどいいかな?」
「??何よ。」
「アスカの、今日これからの時間を僕にくれるかい?」
「えっ・・・?」
カヲルは真っ直ぐにアスカを見つめて優しく微笑む。トクン、トクンとアスカの鼓動が高鳴る。
それって、それってもしかして―――。
二人の間に心地良い風が吹いた。今日は本当にいい天気だ。
「わかり難かったかい?要は、今日僕とデートして欲しいってコトなんだけど。」
先刻までの疑問が確信に変わった。
「ほ、欲しい物が無いんならまあ仕方ないわよね。言っとくけど今日だけの超トクベツサービスなんだからねっ!!」
「ふふっ。わかっているよ。なんだかんだ言ってもアスカは優しいからね。」
「バカバカバカヲル!もうっ!からかわないでよ!!さっさと行き先決めるわよっ。」
「僕はキミと一緒なら何処だって構わないよ。」
「だ、か、ら〜〜〜!!!」
二人の問答は続く。結局何も決まらないまま授業が終わらない内に学校を抜け出すことにした。
翌日登校すると、教室内が二人の噂で持ち切りだったことは言うまでもない。
604 :
ぷ:2008/09/28(日) 19:51:40 ID:???
↑END忘れてました・・・
お気に召さなければスルー可決して下さい。
読んで下さってありがとうございました。
萌えた!ありがとう!!乙です
ぶった切ってすまん。
庵野と貞本のインタビューを読んだら、
二人とも「カヲル君はとても良い人」みたいなこと言ってた。
アスカは誰か(母親やシンジ)にめちゃくちゃ執着するけど、
カヲルはそういうとこが想像できないな。誰か一人に執着するってことをしなそう。
貞カヲルはシンジに執着してたけど、あれはレイの恋愛感情が心の中に流れてきちゃったからで、
貞カヲル自身がシンジを好きになったわけじゃないし。
庵カヲルは相手がアスカであってもシンジに対するのと同じような反応しそうな気がする。
庵カヲルにとって、すべての人間がガラスのように繊細な心の持ち主であって、
特に繊細なシンジが好意に値するってんだから。
同じぐらい繊細なアスカのことも好きになるんじゃないか。
没になった24話準備稿では、カヲルを一目見てアスカは目を輝かして喜んだが、
基本的にアスカはカッコいい男が好きみたいだから、カヲルの外見には惹かれそう。
問題は、カヲルの性格を好きになるかどうかだが。
曲解したい奴も多いが別にインタビュー持ち出さんでも普通にいい奴に見えるよ
人類に未来や枕ゆずってくれるしw
そんなカヲルなのにアスカにだけ毒を吐くことあるのがいいんだろ
まあ単に言われたから返しただけで、カヲルに暴言を吐くのが
アスカしかいないってだけかもしれないけど…
庵はそうだな
つーか貞のトイレ事件もカヲル本人は悪気なくアドバイスしてるだけだよな
これに関しては、いい奴がどうこうとはまた違うと思うけど
カヲルってそもそもアスカにだけ毒吐くキャラじゃないよ
終局の続きはパロディだからね
同人設定を当然のようにして語ると2じゃ叩かれやすくなるからやめてほしい
慰めるつもりなのに無神経な発言して不本意にアスカを傷つけてしまうシチュに萌える
シリアスでもギャグでも。
そういうのってカヲルの使徒の部分が見えていいよね
このスレがあまり荒れないのは多分カヲルでもアスカでも引っかからないからだな
>>1GJ
すまん自己解決
Pixivにあった
>>614 なんだこのカヲアスものすごく可愛いな
カヲルがエスコートとかしてたら萌える
カヲルがエスコートするべきとかわからなくてしなかったから当然してくれると思ってたアスカがキレてても萌える
後者日本語おかしいが気にしないでくれ
>>607 下手に本編に絡めて考えると、ろくな事にならないからヤメレ
誰かカヲアスにピッタリな曲をおせーて。
hitomiの「君のとなり」とか結構イイ感じだと思う。
>>614 可愛いというよりオトナな雰囲気だカヲル
アスカの表情がいかにもっぽくてまた良し
ピクシブか惜しいなーサイト餅なら迷わずブクマ対象なのに
>>619 リゲイン倉庫の人だ
pixivで描いてくれてたんだな
あーリゲイン倉庫か。別ジャンルサイトのリンクから飛んだことあるわ
あそこコンテンツがいまいちよくわからんけど管理人の絵好き
そこ、昔はちゃんと絵ログ置いててくれたんだよ
ある日突然オエビだけ残して他のコンテンツは全削除された
こんな流行る前からLAK描いてるサイトで通ってたんだけどな…
あそこは以前どっかのサイトとパク疑惑でモメたって聞いた気がする
つーかピクシブ使いはほとんどパクとか言いやがるからなパクスレの住人共は
>>618 その曲知らないけど、歌詞見てきた。確かに庵カヲっぽいねw
>>618 個人的に合うかもと思ったのは
アスカ視点で、charaのSwallowtail Butterfly 〜あいのうた〜
マイラバのDESTINY、shooting star
カヲル視点で、東京事変の透明人間、落日(アスカが冬生まれなので)
宇多田のDISTANCE
庵カヲ限定で、井上陽水の夢の中へ
貞カヲ限定で、コブクロの宝島
量産機戦とかグロネタならcoccoの首
>622
>こんな流行る
増えたなとは思うがそれは言いすぎだw
>>625 618じゃないけどありがとう!
どれも確かに合ってるな
夢の中へはなんか笑えたけどw
8頭身のFlashを久しぶりに探して見てしまったじゃないかw
まあ、庵カヲには合ってるんじゃないかw
フフッフー
@⌒⌒@ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
从ノ从 从)< フフッフー♪
ハG ゚Д゚ノ、 \________
┏━∪━∪━━━━━━━━━━━━┓
┃\ ( ( ) ) /┃
┃ \____________/ ┃
┃ | '⌒⌒ヽ | ┃
┃ | 彡ノノハ ミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┃ | ソc´ー`ノ < フフッフー♪
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┃/ \┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
可愛いなw和んだ
カヲアスのAA欲しいね
ちびキャラ並んでるだけでいいんだけど、制服のアスカが見つからない…
>>618 Perfumeのpuppy loveを推してみる
「みんなが居る前ではこんな奴って態度して
見えない角度で手を繋いで来た」
「絶望的な運命がある日恋に変わる」
こんな感じの詞がカヲアスっぽい。
多分この曲、女視点なんだと思うけど、
カヲアスに当てはめるとカヲルから見たアスカって感じがする。
それ普通にアスカのMADも作られてたよね
ツンデレーションか…
歌でなく小説の話だが、カヲアスは
ハヤカワSFの銀色の恋人に近いと思う
母親に精子バンクで産み出されたマザコン少女と
イケメン演奏家アンドロイドのラブストーリーなんだが
互いにぶつかり合い愛し合って、マザコン少女は母離れをしていき
アンドロイドも愛することを知っていくが、最後は造り手に始末されてしまうって話
アンドロイドが結構カヲルっぽい。人間は皆お客様、と誰に対しても笑顔で
少女の男友達にも普通に夜のお相手をしたり
アンドロイドなのに自由にフラフラ出歩いて、色んな楽器を演奏して
不良品と破壊されることも、全然恐れてなかったり
少女も、母親との確執、マザコンぷりや
アンドロイドへの我侭、押し付けっぷり、情熱的なところはアスカっぽい
カヲル似ているのが人間じゃなくアンドロイドってのがまたw
貞カヲじゃなく庵カヲだなこれ
tkそういう関係の二人の話ならいくらでもありそうなイマゲ
その位置を美味しいと思ったのは私だけじゃなかったかw
右上切り抜きたい…
>>635 庵カヲアス好きなのでちょっとそれ買ってくる
レイとケンスケの位置がまた・・
あ、スレ違いだな。忘れてくれ
ケンスケ一人になってるコラを見たけどかっこ良くて吹いた
それにしてもカヲアスの色合いが好きだな…
対称な見た目が好きな自分にはたまらない
マリスレで見かけたがやはりカヲアス的にこの立ち位置は萌えるところだよな
この立ち位置は激しくいいね
この後なんかやりとり(ケンカ?)とかしてんの想像したら萌える
アスカが手すりから身を乗り出してカヲルを罵っててカヲルは余裕の笑みを浮かべながらアスカを見上げているんですね、わかります
アスカの派手な配色が、カヲルと並ぶと柔らかい印象になるのが好き
貞9巻の目次が、庵カヲ&アスだという事に今朝気づいた。
TV版の絵は、設定画並べただけのでも
カヲ&アスが並んでるものは存在しないと思ってた…。
…すごい可愛い…。
>貞9巻の目次が、庵カヲ&アスだという事に今朝気づいた
気付くの遅wwww
保守しとく
アスカのカヲルの好きなところって何処だと思うよ?
「好き」自体が二次妄想である意味捏造したものなのに、何処だと思うも糞も無いわ
チカンはチカンよ
でなきゃ変態でしょ
@⌒⌒@
ノ从 从)∩〃⌒`⌒ヽ
ハG ゚Д゚ノ彡 彡ノノハ ミ
⊂彡 ☆)))Д`)
パーン
パーン
ズレた…
@⌒⌒@
ノ从 从)∩〃⌒`⌒ヽ
ハG ゚Д゚ノ彡 彡ノノハ ミ
⊂彡 ☆)))Д`)
パーン
パーン
可愛いwなごんだw
次のテンプレにAAいれたいね
しかしLAKは活発なのかそうでないのか分からん
ネットで盛んかと思いきや意外と動いている所は少なかったり
かわいいかわいい
まあなんだ、皆気分屋なんじゃないか
気分屋ってのがすげー的を射てる気がする
うん、なんか分かるぞ
658 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/10/27(月) 16:05:14 ID:9sGshzbv
あげ
アスカとカヲルはねーよ
そもそも会ったことさえないじゃん
つか、アスカはシンジに惚れてるし
第一、使徒のカヲルが人間とくっつけるわけないじゃん
新劇場版でも出会うことすらないんじゃないか
会う必要がない二人だからな
新劇場版ではカヲルには6号機という専用エヴァがあるから、
弐号機パイロットの座を巡るライバルでも無い
量産機がおそらく出てこないから、量産機vs弐号機も無し
>>654 LAKはまだ稼働してる方だと思う…
他の瀕死っぷりときたら…雑食なんで悲しい
まあジャンル的に過疎だしね
LAKで定期的に更新してるとこがいくつかあるだけいいじゃないか
日記しか動かなくなったりしてるサイトなんてザラだし
24話のビデオフォーマット版について
庵野
>(24話は)シンジとカヲル君の話に集約しとけばいいやという感じでやったんですけど、
>もうちょっと余裕ができるんだったら、カヲル君とミサトだけは会わせないといかんと。
>レイとチラッと挨拶しただけで、あとはシンジとしか話をしてないんですよね、実は。
>ミサトだけはちょっと会わせとかないとまずいかなあと。
>どういうシーンになるかちょっと思いつかないんですが。 「残酷な天使のように」より
カヲルが会う必要があるのは、シンジとレイとミサトだと
アスカには会う必要がないと
だからカヲアスが有り得ないのは事実なんだよな。実際、会ってさえいないんだし
でもいいじゃん、どうせエヴァのカップリングなんて全部捏造なんだから
しばらくここも過疎だったけど一応活発な方だよね
こじんまりとしてて需要と供給も釣り合ってるんじゃない
公式に動きがないとエヴァヲタ的にも何も語ることがないな
>>660 他の、(エヴァにおける)メジャーカプは激減しつつも探せば活動してるとこあるよ
マイナーカプではLAKは恵まれてる方だと思うけど
まぁそこは仕方ない
LAKは空気が自由で居心地いい
完全捏造カプだから、サイトごとに解釈が違って色んなLAKが読めるのが面白い
確かにどのカプも捏造だな
だからこそ必死に妄想して楽しめるっていうか
LAKだとあんまどろどろしてなさそうでさ!
ケンカばっかりしてるといいよ、カヲアス!
自分はドロドロしてんのすげー好きだw
公式を強調したがるカプもあるやね…
二次に対してキャラが違うだの本編がどうだのって窮屈そうだけど
LAKはフリーダムで二次らしい楽しさがあると思う
ドロドロ好きの人でもドライなのが好きな人でも
バリエーション多いから嗜好に合ったサイト探せていいよね
まぁここまで捏造なカプはなかなか少ないからな
何の接点もなく萌えたのはこの二人が初めてだ
作中出会ってないからかな。カヲアスに嵌る前から
二人が関わるほんの少しのことがやたら印象に残ってたな
デスリバとか、貞九巻表紙とか
来年の夏に2人は巡り逢えるだろうか・・・
七夕みたいだな
いや七夕は元々愛し合ってるから
ごめん笑った
初夏ってGWくらいか
夏休み映画になる可能性はまだ否定できないがw
まーなんとなく夏休みになりそうだ
破の公開でLAKがもっともっと活性化しますように
カヲルがテレビ版とも漫画版とも違ってそうだから楽しみだね
新劇は皆どこか以前とは変わった印象だな
アスカも変わってるかもしれん
シンジやレイは今のところそのまんまじゃん
レイはそのままだけどシンジは違う気がする
ミサトさんが変わったのか?
これは新劇本スレで話題になってたよ
シンジも変えてない、ミサトが踏み込んだだけってのは死ぬほど既出
まぁ旧作より愚痴っぽくなったくらいだろ
てか、新劇本スレってあそこネタスレ同然じゃねーかwむしろエヴァオタ以外が集うスレだ
最近寒いから二人でマフラーして歩いてたら可愛いな
「あんたとこんなことするなんて…もう死ぬ程いやなのに…
ただ寒いから仕方なくなんだからね!わかってんの?」
「…ああ、そうだねw わかってるよ」
ぐるぐるぐる…
「ちょっと!!これトイレットペーパーじゃない!!!」
「だって君、マフラー落としたんだろ?」
新劇弐号機ダッセエエエwwww
アスカ退場説は本バレの予感がしてきた…
>>687 笑ったww
カヲルは天然というかずれてるのが好きだ
カヲアスなら手袋片方ずつして空いた手を繋いでポケットに入れてるのも萌える
690 :
携帯から駒:2008/11/03(月) 01:58:52 ID:???
初めての投下、いいかな。
携帯からだけど…見にくかったらごめんね。やまなし、おちなし、いみなし。ごめんね。
あんまり叩かないであげてね。
691 :
携帯から駒:2008/11/03(月) 02:06:17 ID:???
すき、きらい、すき、きらい、、、すき。
だれもいない、夕暮れの教室。
…と思ったら、あれれ、誰かまだ居るみたい。
「んー?委員長?何してんの?」
「…えっ?あ、あぁ渚君…びっくりしたわ」
委員長の手元を覗き込む。花びらを千切られた花とその残骸のピンクの花びら。なんか綺麗だと思った。
「お花、壊すの楽しいの?あは!僕にも貸して!」
すると、委員長はちょっと困ったように笑って
「壊しているんじゃないの。花占い…って知らないかしら?」
「…ハナウラナイ?なにそれ、知らないよ。」
委員長は人差し指を顎に当てて、うーん、と言う。
「思い描いた人が…そう、例えば…好きな人とか…が、自分のことを好きなのか嫌いなのかを占えるの。まぁ、子供騙しみたいなものだけどね。」
……わぁ……
…リリンってすっげーや!
「委員長!すごいこと教えてくれてありがと!バイバイ!」
ぽかん、とする委員長を夕焼け色の教室に放置して、僕は走り出した。
692 :
携帯から駒:2008/11/03(月) 02:10:00 ID:???
僕の家であるネルフ本部まで、たくさん、たくさん走った。周りの景色がびゅんびゅん跳ねた。
だって、早く帰りたかった。
浮かんで帰ったら速いんだけど…議長に怒られちゃうし。あーもう、早くしないと忘れちゃうよ!
本部に着いてから、僕は大変なことに気付いた。
…お花、ないや。
此処にはお花なんてないんだよね。お花はきっとお花屋さんに売ってるはずなんだ。でも僕、お金持ってないし。
…あーあ。つまんないの!
でも僕はすごいことを思い付いた。お花はないけど… あれなら占い、できるよ絶対!
693 :
携帯から駒:2008/11/03(月) 02:15:25 ID:???
僕がこっそり忍び込んだのは…発令所。普段、指令とか副指令とか、葛城さんとか赤木博士とかマヤちゃんとか日向さんとか…あとあの…何だっけ…ロン毛の人、とかが働いてるとこ。フフ…今は僕だけだけどね。ロックかかってたけどさ、開けちゃった。いや、壊してはいないよ?
ちょっとまぁ…オリジナルなやり方でね。
「パターン青の!使徒でーす!」
「あは!使徒、侵っ入ー!」
んで、僕の目的は… そう、マギシステム。あー僕って天才かも。
使い方とかは、もちろん知らなかったけど、適当にいぢったら、動いてくれた。
よーし…「シンジくんは、僕のことが好き!そうだよね?」
【ピピ…審議を開始します…ピピ…ピピピピ…】
「はやく、はやく、はやくー」
【…ピー!!!】
【メルキオール 否定】【バルタザール 否定】【カスパー 否定】
【ピピ…人口知脳により、否決、されました】
………。なにこれ。
この機械、壊れてんじゃないの?否定しか出せないとか。
壊れてるかどうか、確かめてみよっと。
694 :
携帯から駒:2008/11/03(月) 02:19:05 ID:???
うーん…。そうだ!セカンドは僕のことすごい嫌ってるから、「セカンドは僕のことが嫌い。」ってやったら、承認するはず!しなかったら、壊れてるんだ。
「えっと…セカンドは僕のことが嫌い!そうでしょ?」
【ピピ…審議を開始します…ピピ…ピピピピ…】
「はやく、はやく、はやくー」
【…ピー!!!】
【メルキオール 保留】【バルタザール 保留】【カスパー 否定】
【ピピ…人口知脳は判断を、保留、しました】
………。やっぱ壊れてんだね。
でも何でだろ…ちょっと…なんか… どうしよう。僕…
…嬉しいや。
695 :
携帯から駒:2008/11/03(月) 02:25:33 ID:???
「…ひっくしゅんっ!」
アスカは大きなくしゃみを一つした。
「ん…風邪…かしら…」
あれ…なんか…あたし…顔もあっついし…
なによ、これ。
696 :
携帯から駒:2008/11/03(月) 02:35:53 ID:???
よし、明日、委員長にお花もらおっと。それでもう一度、セカンドのことを占ってみよう。
…セカンド、僕のこと嫌いじゃないのかな。あは!それってすごい楽しいかも!
セカンドと、仲良くなれるかな。セカンド、僕にも笑ってくれるかな。セカンドに、触ってみたいな。固いかな、柔らかいのかな。…あの髪の毛、きっといい匂いがするよ!
なんかくすぐったい気持ちたな。
よーし、さて、帰ろうか…ずらがろうとした僕は、背後にただならぬ気配を感じた。
ゴ…ゴゴー…
ぎくり、として振り返ると…目をギラッと光らせた、赤木博士。彼女の片手には、そこにあるはずのない、ロンギヌスの槍が見えた。あれれ、錯覚かな。
すごい殺気…議長…怖いよぉ。
「あ、赤木博士…ごめんなさい。ちょと借りて…あ、僕に暴力はしない方がいいよ、ゼーレの老人たちが黙ってな…」
ボカッ!グキッ…
「…目標は…完全に沈黙、したわ。フフ、無様ね。」
あぁ…みんなして…僕の前歯を何だと思ってるんだよ…
終劇。
697 :
携帯から駒:2008/11/03(月) 02:52:17 ID:???
漢字たくさん間違ってるね。。人工を人口とか。
ごめんなさい。板汚し、失礼しました
投下乙です
名前を忘れられてるロン毛に吹いたw
小説よかったよ
貞カヲ?
これくらい狂ってるカヲルは見てて面白いね
その後実際アスカと対面する話も見てみたい
∩ ∩パン
@⌒⌒@彡∩彡 ☆パン☆
从ノ从 从)∩ ∩ /ヽパン
ハG#`Д´)彡 ノノ ハ ミ ☆
⊂彡⊂彡☆)))Д`))―☆ <触ってみた…痛い…
⊂ ⊂彡 \☆
ビンタの貞カヲ版も作ってみました
@⌒⌒@
ノ从 从)∩〃⌒ハノノ
ハG ゚Д゚ノ彡 彡ノノハ ミ
⊂彡 ☆)) ゚д゚) <チカンって何?
パーン
パーン
頭悪い文章。。。小学生?
たしかにリアな文だな
まあ三点リーダーを「。」で入れる奴もリアだと思うけど
若い職人がいるのは良い事では?
カヲアスって学生多いイメージだからリアでも違和感ないけど
主婦でカヲアス好きとか聞かないな・・・。
学生以外の人はあんまりWebに私生活を晒さないからね…
年齢や主婦って理由で叩くような変な人が増えてるし
リアっていうか、八才児な貞カヲを誇張したほのぼのギャグSS?
精神年齢が低い
頭が悪い
それだけ
貞カヲって意外と書くの難しいよな
子供っぽいけどドグマの会話から見ると頭は良さそう
親切の定義が自分流すぎるって感じかな?w
読み専だから分からんかったけどそうなのか
なんとなく書きやすそうなイメージだったわ
>>706 スマナイ!
主婦だかカオアスは好きだ。
小5の娘と一緒にエヴァを楽しんでる。
自分の親がアニメのカプにはまってるなんて想像すると嫌だ
そういうのは言わなくていいよ
いいじゃんいいじゃん
年齢層に偏りないほうがフリーダムさ
まあそんなこと言うのはどうかと思うけど
良い歳した大人がはまってるのも恥ずかしいことなんだしさ
そんなことより破の情報来ないかな
カヲルとアスカが喋ってるのを見てみたい
年齢にふさわしい趣味とか勝手に決めるのもどうかと思うがな
自分の稼いだ金でDVD買ってんならいいじゃん
>>715 それを言ったら庵野が一番恥ずかしい大人になっちゃうだろ!w
破の情報かー
今の所は弐号機のビジュアルが出たくらいか…
わざわざ生活環境バラすのが頭悪いよ
弐号機の角は悪いけど笑ってしまったw
動いてる所見たらカッコいいのかな
いくらなんでも監督やってる表現者と
中高生向けアニメにハマってるただのヲタを一緒にするなよw
カラーリングもちょっと変わったよね
破のブログも弐号機の件だけ
今の所キャラに関する情報は出てないね
公式ブログは序も公開までほとんど更新なかったしな…
早くちょっとでも本編カットが出て来たらいいのに
さすがに待たせすぎだしね
本当に初夏公開できるかも疑わしい
ポスターの貼り出しが1月らしいし
それくらいには少し映像出て来たらいいな
カヲル厨とスカヲタがシンジを叩いてるのはわかってるんだよ
お前ら全員死ね
全員はなくても絶対一部はやってるだろうな
なんでシンジを叩く必要があるんだ?
そのどちらにとってもなくてはならない存在なのに
釣りにマジレス
カヲアス自体を初めて書いたので全然コツとか掴めていませんが、目を通していただけたら幸いです。
ちょっとほのぼのな感じにしてみました。
―――ツン、
―――――ツン、ツン、
何やら髪を引っ張られているような感覚を覚え、アスカは後ろを振り向いた。
犯人は、悪戯っぽいような無邪気なような、それでいて妙に大人びていて全てを見透かしているような、そんな不思議な笑みを浮かべた少年――カヲル――だった。
「………フィフス、人の髪で遊ぶのやめてよね」
アスカがサファイアを思わせる蒼い瞳でカヲルのルビーのような紅い瞳を思い切り睨み付けると、カヲルは返事をする代わりにもう一度ツンツンと髪を引っ張った。
「やめなさいって言ってんの!!!」
アスカが怒鳴ると、カヲルはやっと髪を手から離した。
「まったく、ちょっとはアンタも手伝いなさいよ!何であたし一人で真面目に日誌書いてるわけ?」
「日直当番だから」
「で、何でアンタは何もしてないわけ?」
「やることがないから」
カヲルの一言にアスカは激昂した。
「やることないってんなら、アンタが書けばいいでしょ!!」
「でも、休み時間毎の黒板消しは僕がやったよ。君が『面倒くさいから、代わりに日誌を書く』って言い出したんだよ」
カヲルのもっともな言い分に―――そもそも、自分が言い出したことだ―――アスカは声を詰まらせる。
「うっ、うるさいわね!日誌の方が重労働なんだから、アンタも少しはやってよ!」
そう言って、アスカはカヲルに日誌を投げ寄越した。
「日誌の方が重労働」という理屈はどうにも理解出来ないが、無視すると煩くなる一方なので、カヲルは日誌を開いた。
日付、曜日、天気、授業科目、HRの話―――他にもあったが、それらの欄の殆どはアスカの女の子らしい字で埋められていた。
―――頭の良さそうな字だ。
軽く笑ったら、耳聡いアスカに聞かれた。
「何笑ってんのよ!?」
「いや、頭の良さそうな字だと思っただけだよ」
アスカの喧嘩腰の問いかけに、カヲルは笑って答えた。
「当たり前でしょ!字が汚かったら、ノートに何て書いてあるのか、後で見たってわからないじゃない」
不機嫌そうな顔でアスカはそっぽを向いてしまったが、その頬は心なしか赤らんでいた。
「そうだね」
大して興味もないのだろう、カヲルは適当に受け流すように肯定した。
残りの欄を埋めようとしたところで、一番上にある欄に記入された文字――惣流・アスカ・ラングレー――が目についた。
「―――アスカ」
思わず口をついただけだったのだが、カヲルに日誌を押し付けて艶の良い長い髪をいじっていたアスカはその手を止め、
「何よ?」
ちゃんと返事をしてくれた。
たったそれだけのことが、何故か妙に嬉しく感じて、もう一度
「アスカ」
名前を呼んでみた。
「だから、何なのよ!大体何でいきなり名前呼び捨てなのよ、馴れ馴れしいわね!」
「そう言えば、セカンドは『アスカ』って名前だったなぁって思ってさ」
素直な感想を述べたら、またしても怒鳴り声が教室に響いた。
「アンタって、本っ当失礼なヤツね!!普通本人に向かってそういうこと言う!?」
「じゃあ、君は僕の名前を覚えてる?」
「当然でしょ。アンタと一緒にしないでよね!」
ガタガタと喧しい音を立てながら、アスカは帰り支度を始めた。何となくアスカにも自分の名前を呼んでほしかった故の質問だったが、アスカに真意は伝わらなかったようだ。
置いていかれないように慌ててカヲルも支度を始める。
アスカは既に教室を出て、廊下に立っていた。
「日直、二人で行かないと終われないんだから、早くしなさいよ、『カヲル』!」
―――やれやれ………。
立ち上がったところで、動きを止めた。
―――カヲル……?
アスカの方を振り返ると、彼女はいなかった。
廊下に出ると、ずいぶん離れたところにアスカが立っていた。
「これで満足?」というような、彼女らしい自信に満ちた笑みを浮かべていた。
どうやら、理解してくれていたらしい。
カヲルは微笑んだ。
いつものような、どこか不安定で歪なものではなく、純粋に「少年らしい」笑顔だった。
「すぐ行くよ、アスカ」
名前を呼び返すと、アスカも微笑んだ。
普段彼女が見せる、強気で挑発的な雰囲気はなく、優しく大人びた笑顔だった。
―END―
なぜだろう…
ただの夢小説にしか見えないよママン!
すいません、精進します…
ちなみに、どちらの夢小説に感じました?
アスカに自己投影してるか、カヲルに自己投影してるか
よく考えたら、そもそも学年も違うはずなんですよね……
失念してました
見ない間に職人が来てた、投下乙
夢小説は読んだ事ないからわからんけど、パイロットは管理上2-Aに集められてるらしいし同じクラスでいいんじゃね?
私も夢小説は読んだことないんですけど、アスカの方が好きなので、カヲルに自己投影されてる感じが出ていたのかもしれません…
ありがとうございます
書き込んだ後に気付いたので、頭抱えるしかなかったんですけど
そういう話、確かにありましたね
前に出てたけどWonderWall良いよね
庵野さん家の方ならここが一番好き
ここで量産機にやられた!
貞元さんの方はビニルシロップが良いと思う
サイト増えろ〜
私はokydolが好きだな
漫画読みたい
>>739 自分もそこの貞カヲアス好きだな
イッちゃってる感じがイイ
リゲインって知らなかったけど良いね
他にも隠れたサイトあったら教えてほしいが2じゃただの晒し行為になっちゃうな
前に貞エヴァサイト叩き潰された人だよね
>>740 それってokydolじゃなくてoxydol?
私も好きだよ
744 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/11/17(月) 16:34:33 ID:krXKJWUM
>>743 そうでした…ありがとう
絵がかわいいと思う
ツインテアスカ萌える
明らかにただのミーハーだけどな
ミーハー?
カヲアスみたいなマイナーなのにハマる人がミーハーではないと思うけど
2行目、
それはない
どういうこと?よくワカンネ
ただの荒らしだろ
ってかサイト主が自分で、エヴァよくわからんって言ってるからじゃね
ああ、キャラ萌えってことか
まあそこら辺は人それぞれだしな
ミーハーだめとか気にしてたらこのジャンル立ち行かない
逆にものすごいエヴァヲタだったら
カヲアスなんてできなさそうだよね
いやま、そこまで言わんけど、エヴァ同人界が滅びかけてて、
その中のマイナージャンルで選り好みしてる場合じゃねーよなと
ただ自分が見て面白ければ何でもいい
テレビ放映当時からのエヴァヲタもいるんだけどね
基本sage進行で、ってテンプレに入れた方がいいな
エヴァはジャンル的に廃れてるからね…残念だけど
なのに最近荒れやすいのは何故なんだ
ディープなファンしか残ってないから荒らし荒されだな
でも、LAKスレはスルースキル高い方だよ
ディープっていうのに笑ってしまったが確かにそうだw
>>742kwsk
噂話はヲチに繋がるよ
つか、サイト名出すのやめろよ
迷惑が掛かるとか思わないのか
狭い世界だしこれで閉鎖とかされたら敵わん
好意的なレスはサイトに直接送ってやれよ
その方がずっといい
エヴァ板の空気としては、サイト名指しはルール違反って訳ではなさそうだけど
異端カプだし晒しに敏感な管理人もいるかもしれんね
そうかな?
カヲアス書いてる人達って神経太そう
マイナーだからすぐ特定できるのに平気で名指ししてる住人も似たようなもん
やめてくれよ…
>>763 板の空気どうこうより常識的に考えて、マナーとしてナシだろ
ネガティブな話題ではないのが救いだが、その場合でも自演を疑われたりする可能性がある等良い影響はあまりない
本当に好きなサイトの話題はこんなところに出さない方がいいよ
カヲ腐ってアスカ人には媚びるんだねえ
面白いな
カヲアス同盟をサーチに登録して欲しいな
サーチの管理人変わってから、登録サイトがカヲシンばっかりだからあまり見てない
リンク辿ればサーチいらんし
改めてエヴァって廃れてんだね
新しいサーチに登録するようなアクティブなサイトはあんまり残ってない
元々エヴァサーチは女性向けサイトばかりだったからカヲシンだらけになるのも分かる
まったりできるし同盟は別にあのままで良いと思うけどな
上の方でうpされた絵?とかってもう見れないの?
持ってるけどうp主の許可ないと貼れないし諦めた方が良いよ
新たな投下に期待
好きだったサイトが消えてしまった…(´;ω;`)
上であんなこと話してるからだよ…はあ
サイト名を書くのも厳禁てテンプレに入れるべきかな
てか2chでは好きな個人サイトなら晒すのは厳禁て
当たり前のことなんだけどな
そんなことわざわざ書かなくちゃいけないのが悲しいね
でもその方がいいと思う
前からここはさりげなくヲチっぽいと思ってた
世界狭いから仕方ないのはわかるが
上げてからだよね。変な書き込みがぼちぼちあったの
まあ、サイト名さえ出さなきゃ、個人サイトに感じた萌えを語るのは
別に悪くないと思うんだが
普通にカップリング語り合うだけでいいよもう
エヴァ板ってLAS画像スレみたいなのあるし、男の多いカプスレじゃ個人サイト名指しはごく普通にやってるから
サイト話する人を責める気にはなれんが、LAKは女性向けっぽいカプだし気にする管理人も多いと思う
ここのローカルルールでテンプレに入れた方がいいと思うな
アドレス貼らなければいいんじゃね
消えたの、上で名前挙げられたサイトなんだわ
面白かったSSあったら題名だけでも書いてほすい
自分で探せよんなこと聞くな
閉鎖させるには晒せばいいのね
787 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/11/22(土) 13:54:31 ID:JxKWWf6B
カヲアス苦手だな
あげてみる
カヲレイスレみたいな空気になってきたな
イヤだなあ
なんか変なのに粘着されたな
そういや前スレにもいたな。変なの
変なのはどのスレにもいる
しかも連休だし
他にすることないんだろう
>>783 名前出てから割とすぐ閉鎖したのは知ってたけど
ここで言ったらそれもヲチだと思って黙ってたんだが無駄になったな
それくらいで閉鎖とか
2chで名前出ると変なのが行ったりするからね
エヴァ同人界って終わってるな
パチンコやらないんで知らなかったこんなのあるんだ
アニメの二人ってなんか不思議だw
せめてワンカットだけでも並んで画面に入ってくれてればなぁ
いや、MADじゃないか?
自分もパチやらんから知らんが
こんちくしょーで吹いたw
>>798 残念ながら実際のパチにはこんな美味しい全回転ないよ…
あったらいいのになー…
真面目に考えてみれば、カヲルほどアスカの相手として条件の悪い奴っていないんだよな
・まず、なんといってもカヲルは使徒である
「未来を与えられる生命体は一つしか選ばれない」→人か使徒、どっちかしか生き延びられない
アスカ(人)が生きればカヲル(使徒)は死ぬ。カヲル(使徒)が生きればアスカ(人)が死ぬ
こんな相手と恋愛したらアスカぶっ壊れる
・アスカは使徒をぶっ殺すこと(エヴァパイロットであること)に自分の全存在を賭けている
殺すことを自分の生き甲斐としている相手と恋愛したらアスカぶっ壊れる
・やはり、なんといってもカヲルは使徒である
使徒ってのは永遠の生命を持っている単体生物であり、
人間のように男と女に分かれてて生殖して繁栄する生き物ではない
カヲルってのは人間の少年の形をしていても、本質的には男でも女でもない生き物だ
さらにアダムの魂を宿してるってことを考えたら両性具有的生き物だ
そんなのと恋愛できないだろ…常識的に考えたら
・カヲルが弐号機を嫌悪しているらしいこと。
24話でカヲルは倒れてる弐号機を哀れみも慈しみもない冷たい表情で見ている
絵コンテやフィルムブックにわざわざそういう注釈が書いてあるってことは、
カヲルは弐号機に少なくとも良い感情は抱いてないってことだ。
多分カヲルは、アダムの分身でありながら、リリンの下僕になって、使徒を殺してきた弐号機が嫌いなんだろう。
その弐号機パイロットであるアスカをカヲルが良い感情を抱くだろうか?
アスカだって、自分の母親が宿ってる弐号機を嫌ってる奴を好きになるとは思えない。
EOEで、魂は宿ってないがカヲルのダミープラグに弐号機を虐殺させたのは、
カヲルと弐号機の関係を現しているように思われる。
恋愛どころか、この二人は敵対関係になる要素の方が遙かに多いんだよな。
仲悪いカヲアス大好きだよ
アスカがカヲルを気持ち悪がってて、カヲルがアスカを見下してるような
その憎み合いみたいなのをエヴァで間接的でなく
本人達を使って新作でやってくれ
旧版の後半アスカの唐突な愛憎劇と同じくらいエヴァ本編に不要だな
戦闘すればいいんじゃないの
新作のカヲル悪そうだし
最後二人とも爆死とかいいな
アスカは貞版くらいの空気キャラでいいよ、もともと脇役だし
無理だよシンジより人気あるから
私の場合
>>803みたいな嫌悪しあって憎みあってる関係からLAKはまった
ラブラブもいいさ
妄想の中くらいではラブラブで
グッズとか版権画なんかでも、
シンジ・アスカ・レイ・カヲル4人のときは、
男女の組み合わせはシンジ+アスカ、レイ+カヲルというのが鉄板という悲しい事実
アスカとカヲルは、シンジや綾波に知名度がダブルスコアで負けてるって事さ…
あんま知られてない脇役同士を組み合わせたりはしないよ…
自分としては別にシンジとアスカ、レイとカヲルでくっついてもいいんだよね
ただ、アスカとカヲルの絡みが見てみたいんだわ
>>814 トウジの事も時々思い出してあげて下さい
トウジは命の行方が気になるな
保守
一冊まるままカヲルの本を買ったんだが…
貞版9巻のイラストが乗ってて、それに一緒になってる台詞が
『怖いのかい?人と触れ合うのが』だった。
劇場版かなんかで病んでるアスカの映像にカヲルの台詞のシーンよかったもんな。
あれってシンジへの台詞だがアスカにも当てはまるもんな。
萌えたなぁ。
妄想だけでこんなに萌えれる。
保守
寂しいなぁ…
一人で保守してる
保守
アニメディア今月号立ち読みしたが
カヲルがレイやアスカとも絡むかもとか書かれてた
記事書いた人の憶測だろうけど、接触程度は期待してもいいよね
>>824 その雑誌で、ある大好きなCP二人が絡むと書いてあってwktkしてたら男の方が絡む間もなく逝った
絡む間もなくアスカの方が退場しそうな悪寒
正直、新作にカヲアス要素は期待してねーや
宣伝ではレイの映像ばっかだったけど、
蓋を開けてみたら序はシンジとミサトの映画だったし
破もサブキャラの出番は長くて3分程度かと思ってるw
序って建造物とラミエルのイメージばっか残ってるわ
破とか、アスカもカヲルも建物より多く出れるかどうか…
話題が無くても書き込もうぜ…
ネタが浮かばんよ。誰かネタを振ってくれ
話題がなければ過疎でもいいと思ってる…
X'masネタが書ければなぁ…
そういえばもうすぐクリスマスだもんな
落書きでも即興の小説でもいいから誰かうpとかしてくれないものか…
生存保守
ドイツのクリスマスってすごいメルヘンなイメージあるなぁ。
クリスマスの葛城邸は、アスカの手で童話の世界にされてしまうんだろうか…。
カヲル「シンジ君はどうして部屋から出てこないんだい?」
アスカ「あたしの完璧な飾り付けが気に食わないなんて生意気よ。
だいたい日本のクリスマスが地味すぎるんじゃない」
カヲル「それは僕も思っていたよ。華やかさに欠けるね」
アスカ「クリスマスって言えばこれが普通でしょ」
シンジ「(正直キツいよ…orz)」
アスカはいっそ綾波宅を、ドイツのクリスマス風に飾ってやればいいよ
で、カヲルが下品だの芸術性に欠けるだの言い出して、怒ったアスカが喧嘩を売り
何時の間にか飾りつけのセンスの競い合いになって
綾波宅がわけわからないことになってくといい
レイは寝場所さえあれば多分文句言わない。
で、後始末は結局シンジ。
>>836 ドイツってクリスマスあるの?
クリスマスケーキの代わりにロウソクをバームクーヘンに立てて食べるとか、七面鳥の代わりにウインナーを食べるとか…
そりゃあるよ。キリスト教圏だし
てか、そもそもドイツって神聖ローマ帝国の中心だった国だし
クリスマスが舞台で有名な童話、くるみ割り人形は
元々ドイツの作家が作ったドイツの物語だし
ドイツのクリスマスマーケットは結構有名
>>838 そうだよなw
感じとしては日本と大差ないのかな?
X'masツリー飾って、X'masケーキ食べて、サンタさん待って…
幼少の頃に、アスカがX'masパーティーとかやって貰ってるように思えないから、カヲルとは幼い感じのX'masで是非
まあ眼下に広がる人口の星粒を眺めながらワイングラスを合わせる、大人な感じのX'masも絵になるけどね
気になったのでWikiを見てみたw
ドイツでの習慣に関わってそうな所を抜粋。
↓
キリスト教圏では、クリスマスには主に家族と過ごし、
クリスマスツリー(常緑樹で一般にモミの木)の下にプレゼントを置く。
プレゼントを贈る気持ちである「愛」の日でもある。
クリスマスの飾り付けなどの習慣は、もともと太陽神崇拝など
キリスト教以前の宗教に由来しており、聖書に由来しない。
サンタクロースは、キリスト教の聖師父である奇蹟者聖ニコライ
(ニコラウス)の伝説が起源である。
オランダやドイツの一部地域などでは12月6日がニコラウスの日で、
子どもたちはプレゼントをもらう。
ドイツでプレゼントを持ってくるのは北部ではヴァイナハツマン(Weihnachtsmann)、
南部ではクリスト・キント(Christkind)と呼ばれている。
ドイツではシュトレンを食べて祝うことでも知られる。
クリスマスを待つ4週間の期間であるアドヴェントの各週末に、
イエス・キリストの生誕の日が近づいてくるというお祝いをする。
その際、身内や身近な友人とささやかにティーパーティをし、
シュトレンを薄く切って賞味する。
ドイツではクリスマスと言えばケーキではなく、シュトレンであると
言えるほど、一般的である。
…習慣がだいぶ違うようなので、適当でいいような気がしたw
本編でもアスカ完全に日本人だしな…
X'masイブ記念保守
あげ
カヲルって、愛を知らない宇宙人みたいなポジション?
愛を与えてあげれば打ち解けるって意味じゃね
カヲルには夏目漱石のこころに出てくるkとか
ノルウェイの森のキズキに似たものを感じる。
死んで主人公にトラウマ残す親友
カヲ×アス書きたいけど、カヲルのキャラがいまいちつかめないんだよな〜
あとシンジがいる場合、カヲルとアスカがくっつくのはあり得ないと思ってるから
シンジは初めからいなかったことにするか、途中で死んでもらうか……うーむ、どちらにしろ設定がめちゃくちゃになりんす
>>847 同意。シンジがいたらくっつくのはあり得なさそう。
初めからいなかったことにしたら?
>>847 舞台をドイツにすればおk
日本に来る前に既成事実を作っとけば何とでもなる
850 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/12/29(月) 02:00:34 ID:4Z254W5c
カヲルとアスランかと思ったヨ
誤爆
種死ってシン、レイ、アスランをカプ表記すると
エヴァカプに見える罠
悲しいけどこれホモなのよね
出たわねホモ男!
856 :
なにがし:2009/01/04(日) 08:04:20 ID:???
「いきなりそれはないだろう?たまたまいきあっただけじゃないか。」
「商店街であんたが買い物してるってこと自体が不自然きまわりないのよっ!
「君が一人でいそいそ買い物してるってこと自体も不思議に思えるけど。」
「な、何がいそいそだって言うのよ。普段通りの買い物でしょっ。」
「正月のおせちも尽きたし、味にも飽きたからってことかい。」
「そうよ、まだ残ってるからって言って、馬鹿シンジのやつ買い物に行こうとしないから。」
「で、君が自分で買い物してくれば料理はしてくれるって言われたとか?」
「そうよ!い、いえ、そのくらい自分でできるわよっ!」
「わかったよ。なんでいちいちそんなに大声を張りあげるかな。」
857 :
なにがし:2009/01/04(日) 08:15:42 ID:???
おせちにも飽きてきた。お餅ものりで巻いた磯辺とか、黄粉とか、あんこがけとか、お雑煮とか
バリエーションは豊かだけど餅は餅だもの。おせちは味が濃すぎるし、もともとちょっと引くようなものもある。
いい加減肉とかサラダとかポテトも食べたい。悔しいが結局自分で買い出しに来た。
最初のころシンジのやつをアゴでこき使ってた頃とは大違いだ。なんでこうなっちゃったんだろ。
「そうだ、ねえあんたって一人暮らしなんでしょ。」
「一人暮らしっていえば、まあそうだね。」
「じゃあさ、今夜夕食うちに食べにこない、ご馳走してあげるわ。」
「・・・なんでまた急に。」
こんなカヲルの表情は見たことがない。そんなにびっくりした?
よろしい。続けたまへ。
wktk
続きまだー?
861 :
なにがし:2009/01/06(火) 04:47:03 ID:???
「ほらほら上がって。」
「いいのかい?ここは君ひとりだけで住んでるわけじゃないんだろ。」
「いいのよっ。馬鹿シンジは数に入らないし、ミサトはいつも遅くならないと帰ってこないし。」
「え?まだ三が日なのに仕事に出てるのかい?」
「グローバルスタンダードでは一日しか休みじゃないのよ。ウオール街だって2日からやってるでしょ。」
「まぁ確かに国際公務員だからね。」
「ぶーぶー言ってはいたけど、その分給料もいいんだから我慢すべきよ。私たちは未成年だからっておこずかい程度しかもらえないんだから。」
「拘束時間に対してのペイとしては薄給だと僕も思うけどね。口座の数字だけ大きくなっても意味ないね。」
「そう思うでしょっ。」
ここでシンジだったら、高校生にサラリーマンと同じようなお金はいらないとか、
アスカは無駄遣いしすぎなんだよとかどこかのおじさんのようなことを言うだろう。
男と違って女は身だしなみとしても服飾費とかいろいろいるんだということが、ガキには
わからないのよね。
862 :
なにがし:2009/01/06(火) 04:51:11 ID:???
「あんたわかってんじゃない。さあ、上がって上がっておいしいもん作るからね。」
「あれ、アスカ帰って来たんだ。」
奥の部屋からシンジが、ぼさぼさの頭でくしゃくしゃパジャマのまま出てきた。
「シンジくん、おはよう。明けましておめでとう。」
「え、カヲルくん?ど、どうしてここに?」
「私が連れて来たのよ!どうでもいいけどそのかっこ何?さっさと着替えてきなさいよ、恥ずかしい。」
「う、うんっ!」
さすがに恥ずかしかったのか飛んで奥に駆け戻って行った。寝起きの幼稚園児みたいなカッコじゃあね。
「シンジくんは寝正月決め込んでたわけかい?」
「元旦は早くから起きていろいろ料理とか作ってたけどね。おせち料理とか日本料理じゃ 手伝いようもないし。さすがに2日間3食おせちが続くと飽きちゃって。」
「ああ、それで買い物に。」
「まあね。肉とかサラダが食べたくなっちゃってさ。」
863 :
なにがし:2009/01/06(火) 04:56:53 ID:???
「おせちかあ。僕はあまり食べたことないな。」
「ああ、だったらここにあるのいっぱい食べなさいよ。たぶん残っちゃうと思うのよね。
ミサトがほとんど食べてないから。肉やサラダもだすから その辺は加減しなさいよ。」
「うん、わかったよ。意外と親切なんだね君は。」
「意外とってことはないでしょ。でもまあ一人きりの新年っていうのもさみしいでしょ。」
そう言って台所に行き、買ってきた食材を広げた。
お重を運び、小皿と箸(年賀用のきれいな袋に入った割り箸だ。)を用意。冷えた雑煮に火をいれ
餅を一つ焼いて中にいれ三つ葉を散らしてカヲルの前に運んだ。
「ほら、食べてなさいよお重からは直接取っていいからね。」
864 :
なにがし:2009/01/06(火) 05:14:42 ID:???
「雑煮っていろいろ入ってるんだね。」
「うーん、私もよく知らないけど地方、家庭によってずいぶん違うみたいよ。シンジに言わせると
あいつのお母さんは京都だから、丸いおもちなんだって。お父さんの実家では大根とにんじんの千切りと
鳥肉をいれて三つ葉を散らすらしいわ。鳥の代わりにハモ板だけ入れる日もあるみたい。」
「へえ。」
「ミサトは生いくらを用意して、四角いお餅と野菜とかこんにゃく、シャケや里芋に注いで食べるんだって。」
「きみだったら何を入れる?」
「そうね、じゃがいもと焼いたチキンかな。トマトスープ仕立てにしてクレソンでも入れるかな。お餅は合わないかもね。」
想像して思わず笑ってしまった。そんな奇妙な雑煮をカヲルやシンジは食べるだろうか。まぁミサトなら何でも食べるだろう。
タバスコでもいっぱい振りかけるかも。
プーッとカヲルが噴き出したので、私も声をあげて笑ってしまった。
「何二人で笑い転げてるんだよ。」
やっと出てきたシンジが怪訝な顔で尋ね、それを見て私とカヲルは又大笑いしちゃったのだった。
865 :
なにがし:2009/01/06(火) 05:36:54 ID:???
「なんだよカヲルくんまで。どこか僕の格好おかしい?」
「そ、そうじゃなくて。」
「たしかにまだ頭の毛がひと房坂逆だってるけどね。アスカさん封お雑煮の話をしてたのさ。」
「アスカのお雑煮?」
シンジは顔中クエスチョンマークだらけみたいな表情をしてカヲルの横に腰かけた。
「ところで肉と野菜は買って来たの?」
「ああ、いい、いい。自分で料理するから。」
「ええー?明日香が料理なんてできるの?」
「失っつ礼しちゃうわね〜。あんたほどじゃないけど簡単な料理位作れなくて軍人が務まるわけないでしょ。」
「だって包丁だってうまく使えないのに。」
866 :
なにがし:2009/01/06(火) 05:43:11 ID:???
「和包丁はね。でもこれなら大丈夫。」
そう言って、サバイバルナイフを取り出してじゃがいもの皮をくるくると剥いて見せた。キャベツの千切りを作り、マヨネーズをオリーブ油で伸ばし、カニ缶と混ぜてキャベツに揉み込んだ。
「あ、鮮やか…ちゃんとできるんならどうしていつも僕にやらせるのさ。」
「向いてる向いてないってこともあるけど、やってもらえるならその方が楽だし、第一あんたの方がレパートリーが広いでしょ。」
「なんだよ、ちゃっかりしてるんだから。」
「そんなに膨れないの。それになんて言ってもあんたの料理の方がおいしいんだから。ね?」
それだけでシンジは真っ赤になった。ホーント、男の子って単純よね。これでまたしばらくはシンジに任せておけるわ。
「このお雑煮もアスカ君が作ってくれたんだよ。」
「へえー?あ、おいしいや。」
ちょっと味見をして、シンジは感心したみたいに私を見た。
「僕にも作ってよ。とってもおいしいから。ちょっと出しを足したの?」
「少しだけ鰹節をね。あと薄くなった分のお醤油を。気に入ったんなら作ってあげるわよ。」
あれ、私うまく乗せられた?
867 :
なにがし:2009/01/09(金) 02:35:49 ID:???
結局約束したつもり以上のものをシンジとカヲルにふるまってしまい、後片付けまでしてる。
こんなにサービスするつもりなかったんだけどな。
普段こき使ってるシンジはほくほくしてるし、カヲルに至っては感動の面持ちだ。
私がこんな風にいつもふるまってるんだなんて思われると心外だわ!えっと、なんで心外なんだっけ。
そうそう、女らしいなんて思われるといつでもそれを男は期待するようになって、そうふるまわないと
不満を持つようになるからよ。男ってすぐ図に乗る馬鹿な生き物だからね。
「さあ、サービスは終わり!シンジ、食後のお茶はあんたが入れるのよ。私は濃いめのアールグレー。アイスで。」
「はいはい。カヲルくんきみもそれでいいの。」
「いいねえアイスティー。アールグレーのミルクアイスがいいね。」
「僕は熱い玄米茶にしよう。」
「いつもながら渋い趣味ね。白髪が生えてきそう。」
「人の好みにけち付けるなよな。」
カヲルは私たちのやり取りをにこにこしながら眺めてる。変なやつ!
wktk
869 :
なにがし:2009/01/10(土) 09:59:02 ID:???
2017年1月は日曜日から始まった。正月明けは8日から。その分12月は30日まで勤務。
それでも有給を23日から25日まで祝・土日と続けて5日間取得した人が多く、2週間にわたって休暇をとった人も
結構な数に及んだようだ。2週間のバカンスとマスコミは囃し立て、年末休めない公務員や小売流通業種の人達は
世をはかなんだがこれがもたらす利益で食っている以上仕方なかった。
その代表格みたいに不幸を一身に背負ったような顔をしてミサトが帰って来たのはお茶の真っ最中だった。
「ただいま〜」
「おかえりなさいミサトさん。今日は早かったんですね。」
「当り前よ、世間はまだ3が日なんですからね、少しは早く帰らせてもらわないと。」
「と言っても、もう7時かあ。シンちゃん、御屠蘇御屠蘇。」
「御屠蘇ったってうちの御屠蘇はあんたの趣味で殆ど日本酒そのものなんだからむやみと飲むんじゃないわよ。」
「んもう、アスカはうるさいんだから。これを2,3杯飲んどくと悪酔いしないのよ。
あれ、なんでカヲルがここにいるの?」
「アスカ君に招待されたんですよ。」
「そっかー、アスカあんたもいいとこあるじゃない。」
「偶然よ、偶然!」
「偶然っていえば私も一人連れて来たのよ。ほら、遠慮してないで上りなさい。」
「こんばんは。」
部屋に入ってきたのは、
「レ、レイッ!」
私は叫び、御屠蘇を注ごうとしてたシンジの手が固まった。
870 :
なにがし:2009/01/10(土) 10:02:49 ID:???
修正以下は一文です
「当り前よ、世間はまだ3が日なんですからね、少しは早く帰らせてもらわないと。と言ってももう7時かあ。シンちゃん、御屠蘇御屠蘇。」
いつカヲアスになるのか激しく期待
すでにいろいろ妄想が沸き立ってる
あ、やっぱり僕も玄米茶にしようかな
↓
何よ、アンタは私と同じのにしなさい!
↓
わかった、じゃあ君のを半分もらうから僕はいらないや、ストローだけ持ってきて
↓
ムキー!バシバシ!
↓
痛いなぁ、なんで叩くんだよ〜
足りなくなったらいくらでもおかわりできるだろう?
↓
うるちゃいうるちゃい、それくらい自分で考えなさいよ!
バシバシバシバシ
仲の良い二人でした
874 :
なにがし:2009/01/15(木) 10:15:01 ID:???
「レ、レイ。」
「葛城さんに誘われて来たけれど、よかった?」
「な、なにいってるんだよ。もちろん大歓迎だよ。」
「奇しくも全員大集合、ってことになってしまったね。」
「アスカ?ねえ、アスカ?」
「え、な、なによ。」
「どうしたの、ぼんやりしちゃって。」
「うるさいわね、あまりにも意外なキャストが出現したからよ。普段この子が誘われて出てきたことなんてなかったでしょ。」
「命令なら来るわ。」
「ミサト、この子に命令してついてこさせたの?」
「さぁーどうだったかしら。言ったような気がするようなしないような。」
「いいかげんなんだから。」
自分でもどうしてこだわるんだかよくわからない。来たものはしょうがないじゃないと思ってるんだけど。
「レイはまだおせち食べたことないでしょ。残ってるなら出してあげて。」
「ああ、それは助かるかも。シンジ!さっさと出しなさい!」
「急にまた偉くなって。」
「なるほど、これがいつもの状態なんだね。」
自分の頭がカチンと音を立てたのがわかった。
875 :
なにがし:2009/01/15(木) 10:15:30 ID:???
「なぁんですって、それ、どういう意味よ、シンジッ!」
「あっ、カヲルくん余計な事を…」
「怒りっぽくてわがままとかすぐ命令するとか言いふらしてるわけね。」
「なるほど、自分でもわかってはいるわけだ。」
カヲルがさらにいい加えたときは、シンジのほっぺたに鉄拳が食い込んでいた。
「どひゃあああっ。」
またおおげさに。最近のシンジは手加減した私のげんこつ程度はギャグでよけるじゃない。
だけど、カヲルのほかにもう一人がちゃちゃをいれた。
レイがさっと回り込んで後ろからシンジを受け止めて抱きしめたた。
「なにするのよっ。」
「見たとおりよっ!
「碇くんを殴ったりして。」
「ちょ、ちょっと綾波…大丈夫だよ、これは殴られちゃったっていうギャグなんだ。」
「え?それってどういう。」
「いいわよっ、もう。レイがそんなにむきになるくらいシンジを気に入ってたなんて知らなかった。」
わざと意地悪い感じで言ってやったら、意外なことに例の頬が真っ赤に染まってしまった。
えええっ?
876 :
なにがし:2009/01/15(木) 10:20:24 ID:???
レイを例と誤変換。熱のあるときはだめですね。寝ます。
これはカヲアスが二人きりになるフラグ
期待してますお
貞でカヲアスやれば良かったのに
あのトイレでの接触で恋に落ちるかもと淡い期待を抱いたのになぁ
貞は邪魔になりそうな二人が勝手にいい感じしてるから、妄想のしがいがあるわ
工作乙
880 :
なにがし:2009/01/18(日) 10:16:14 ID:???
「何お見合い状態になってるのよ。」腹の中で毒づいたけど無論口には出さないわよ。だってこの状態で何か言ったら皮肉屋のカヲルや
突っ込みの大好きなミサトに、「あらあ、アスカもお年頃だからうらやましいのかしらぁ?」とか「ぼくがシンジ君の代わりに仲良くしてあげますから。」とか言われるに決まってるもの。
それにしたって、お重からいろいろとってやって「これは数の子と言ってね、塩漬けを戻してカツヲ節と醤油をちょっと書けて食べるんだよ。」「同じ黄色だけどこれは金とんて言って栗の実だよ。」
「同じ黄色だから同じものから作ったのかと思った。」なんて、レイのやつ何かまととぶっちゃってええええっ!
腹立つけどマジナのわかってるからなにも突っ込めない、やったら私が一方的に悪者にされちゃう。あああむかつくうっ!
「ねえ、綾波さんはほんとにうれしそうだね。あんなに微笑んでる彼女を初めて見たよ。」
「うるさいわねっ!」
確かにあんなにうれしそうなファーストは… あたしだってあんなに信じに大事に扱われたことない。
「ほら、君も御屠蘇のみなよ。」「もう飲み飽きたって言うのにっ。」
そう言いながら大きな方の盃にいっぱい注いだのを、すうっと飲み干した。
薬草や何かをみりんにつけてリキュールっぽくした甘いお酒。それを日本酒で割ったやつ。飲み口が甘くてやさしい香りがする。
家族が互いの健康と幸運を願って酌み交わす盃。
「これが、家族の味ってことなのかな。」
「そうかもね、ぼくにはよくわからないけど。最初から家族も何もないところで育ったからね。」
「私、人工受精児みたいなものだったから。親も早く亡くしたし。」
やだ、何弱音はいてんのよ、あたし。
「ぼくも、試験管うまれだから。」
え?カヲルの紅いひとみを見上げてしまった。
「だから僕らは、みんなシンジ君を好きになるのかな。家族の香りを持ってるから。」
「シンジを好きになる?」
だから、レイがシンジに構われているるのを見たくない…の?否定した。心はそのことを思いっきり否定した。
だけど、なぜいきなり涙が零れおちたのだろう。
GJ!
続きが気になる
ほ
も
慌ててティッシュをむしり取るようにして鼻にあて、うつむいた。
「あれ、風邪っぽい?」
「単に急にあったかい部屋に入ったからでしょ、きっと。」
「あ、今日はベッドの中に布団乾燥機入れてあるからね、きっと気持ちいいよ。」
シンジはよく気が付く。そして優しい。
「あ、人のベッドに勝手に触らないでよね。」
なんでいちいちこういうこと言うかな、あたし。バカだよね。
「わかってるけど、暫く干せないでいたからさ、布団冷たいだろ。」
「そうよーせっかくの羽根布団なんだから空気通した方が気持ちいいわよん。」
「そりゃ毎晩酒飲んで寝たら布団も臭くなるけどさ。あたしなんかは毎日お風呂入ってるもん。」
素直にありがとって言えばいいだけのことができないんだから、ほんとにどうかしてる。
レイの目がちょっときつくなった気がした。一人暮らしのレイにしたら腹が立つかもよね。
レイの方から顔をそむけた。
「惣流さん、そういう愛し方は良くないよ。」
「だ、誰がっ!」
他の人間に聞こえない叫び。余計なお世話よっ馬鹿っ!と目で叫ぶ。カヲルのやつ、見透かすようなこと言うんゃないっ。
シンジが小さくため息をついたのに気がついた。悪態をついておいて自分も傷ついてるなんて、どうしようもないバカだ、わたしは。
885 :
なにがし:2009/01/30(金) 02:24:56 ID:???
「ごめん…」と素直につぶやければなんでもないことなのに。
「綾波、お餅食べてみる?砂糖醤油と海苔をまいたのと、醤油と海苔だけのとあるよ。茹でて砂糖だけ書けたのも。」
「お餅って食べたことない…」
「あたし、ちょっとだけ砂糖入れた磯辺っ。」
「わたしは醤油海苔のみね。」
「2人のはわかってますよ。カヲルくんは?」
「じゃあ、僕は惣流さんと一緒でいいや。」
すぐに立ち上がったシンジは餅網ではなく、広めのフライパンに餅を並べ、小鍋に湯を張って沸かし始めた。
結局このやり方が一番早いとか言ってたな。レンジで作るとよく膨れるけど干からびるとか。
まあ、買ってきたお店にもよるけど、米屋さんでついてもらったこの丸いお餅は美味しいと思った。
しばしぱくつき、ミサトはそれとちくわやイクラ、磨きニシンとかでビールをずいぶん飲んだ。
すすめられて、私とカヲルも1缶ずつ飲んだ。遠くからレイとシンジの楽しげな会話がいつまでも聞こえていたような気がする。
次に目を覚ますと、炬燵の横のホットカーペットの上で毛布にくるまっていた。顔を回すと反対側にカヲルの顔があった。
意外とまつ毛の長い可愛い顔してんじゃない。シンジもそうだけどまだ大人の男の顔じゃない。可愛い男の子の顔だ。
ソファの上では別々の毛布にくるまったレイとシンジが丸めたカーペットが折り重なったように寝ていた。
どてらを羽織ったミサトが天板に突っ伏すように眠ってる。してみるとこの毛布はミサトがかけてくれたの?
「目が覚めた?」
「カヲル。目が覚めてたの?」
「いや、君が動く気配で気がついた。」
そう言いながら、出ていた肩に毛布を掛けてくれた。
886 :
なにがし:2009/01/30(金) 02:25:43 ID:???
「あ、ありがと。」
「僕には言えるくせに。君も損な性分だね。」
「あんたね、変なこと言わないでくれる?」
ぐるりと寝返りを打って、カヲルと向かい合った。まっすぐ前から見ると真っ赤なレイの目と違い、明るい紅茶色の目なのだ。
「まぁ、へそ曲がりというか、そう言うとこは僕らは似てるかもね。」
「あんたに似てたって嬉しくもなんともないわよ。」
「おやおや、ずいぶんきつい言い方だね。同じようにシンジくんを好き同士なんだ仲良くしようよ。」
「だっ誰がシンジを。」
カヲルの指先が、あたしの唇を軽く押さえた。そっと押さえただけだったのに、唇はわめき散らすのをやめた。
唇が、かすかにふるふると戦慄いたのに気づいた。
「うそを言ってる唇が、もう言いたくないとつぶやいてる。」
「か、カッコつけんじゃないわよ。」
「そうかな。僕は彼が好きだよ。君は?」
「あんな奴のこと、なんとも、」
「なんとも?」
もう一度、カヲルの指があたしの唇に触れ、軽くその曲線を伝って押さえた。
「シンジのことなんか。」
「ほんとにそうなのかい?」
「ほんとよっ!」
毛布をひっかぶった。カヲルの指を振り切って。そして毛布の中で口にした。内緒の言葉を。
久々に見たら投下されてるじゃないか。gj!
888 :
なにがし:2009/01/31(土) 00:20:51 ID:???
「もう帰らないと。」
「別に泊って行ったっていいのよー」
レイとミサトが話しているのが聞こえて、毛布から顔を出した。
「泊まるって、ミサトの部屋なんかに寝かしたら身体にカビが生えるでしょ。」
「だからさ、アスカの部屋に…って駄目?シンジ君の部屋ってわけに行かないしさ。」
「あったりまえでしょ。それってあたしとカヲルが一緒に寝るってことになるじゃないの。」
「僕は別にかまわないけど。」
「わたしがかまうのよっ!シンジッあんたもちゃんと言いなさいよっ!それともあんたまさか。」
「そ、そんなわけないじゃないか。僕とカヲルくんがここに寝て、奥の部屋にアスカと綾波が寝るしかないだろ。」
「しょうがないじゃない。この時間に一人で帰すわけにいかないし。」
あたりまえよ、どうせあんたは送って行くって言うだろうし、そのままレイの部屋に泊って行くなんてこともあるかもしれないし。
第一、カヲルが付いていったとしたら、常識無しの2人に引きずられてシンジと3人でごろ寝って可能性はもっと高くなるじゃないの!
そのくらいだったらあたしだって送って行くわよ。
「しょうがないわねっ。レイッ、あたしの部屋で寝なさい。」
「そうしなさい。レイ。」
「命令ならそうする。」
命令ならって、全然そんな顔してないじゃない。いつの間にこの子こんなに人間ぽくなったのよ。
「じゃあ、僕はシンジ君の部屋だね。いいかい。」
「あ、うん。もちろん。」
な、何顔赤らめてんのよ。シンジってどこかおかしいんじゃない?レイはレイでシンジとカヲルを見比べてちょっとはにかんでる様子じゃない。
何考えてんのかしら、この子。もしかしてシンジと一緒に寝たいとか思ってんじゃないでしょうね。
「僕は、ほんとは惣流さんと寝たいん…」
「あんたっ!」カヲルの顔にソファをたたきつけてやった。
大変なことに気がついた。そういやこいつってホモなんじゃないのよ。
レイと寝かせるよりよっぽど危ないんじゃないの。
「まちなさい!シンジの部屋でカヲルが一緒に寝るのは反対よっ。」
「なんでさ、僕は構わないよ。」
「それとも惣流さんは僕と一緒がいいのかな。」
「馬鹿言ってるんじゃないわよ、あたしは神事のこと心配して言ってやってるだけよっ!」
「僕の心配?」
このおおぼけ三太郎がっ。あんた貞操の危機ってもんがわからないのっ。
「この部屋で、みんなで寝ることにするっ。決定だかんねッ!」
そうよこれならいつでも誰のことでも見張ってられるじゃないこの際他のことは目をつむって。
「わたしはやーよ。寝顔見られたくないもの。アスカやレイはまだ若いからいいだろうけど。」
何よその「ケッ。」てのは。しょうがないわね、布団かぶって寝るしかないか。
ミサトはごみために引っ込み、私たちはホットカーペットを最弱にして掛け布団をかぶった。まくらが一つ足りないけど仕方ないか。
順番に風呂につかり、レイにドライヤーをかけてやって緩く編んだ髪にいつものようにシンジがリボンをつけてくれた。
「ふーん。」
「なんだってのよ。」
「けっこうなかよくやってるじゃない。」
「あんたはまた、」
大声を出しそうになって口をつぐんだ。今はTVも消えてるしミサとの大声もない。
シンジ達に聞かれたら恰好がつかない。
結局炬燵をはさんでむこうとこっちに男女分かれて寝ることにした。
ふすまを開けはなったので狭ければ少しずれればいいけど、まあちょうどよかった。
明かりをシンジが消すと、みんな寝床についた。カーテンの隙間から晴れた夜空の月が差し込んでくる。
同時に窓で冷やされた冷たい空気がかすかに流れ込んでくる。レイは炬燵の方を向いて身じろぎもしない。
多人数で寝るなんてこの子には初めての体験だろう。結構疲れたのかもしれない。
カヲル「4人で同じベッド使わないかい?」
カヲル、ハーレム状態
891 :
なにがし:2009/02/03(火) 04:58:36 ID:???
レイとカヲルはあたしとシンジの体操着とジャージを着こみ、あたしたちはいつもの格好。
さすがにTシャツと超短パンってわけにはいかないので、ゆったりした綿のパンツを着こんだ。
エアコンを入れたまま、ホットカーペットの上にベッドパットと掛け布団を使うと結構温かい。
夜中目を覚ますと、レイが隣にいない。半身を起こすと、枕元に靴下が片一方丸まっていた。
熱くなって脱いだのかな、と思いながらまた布団にもぐりこんだ。
キッチンで水音がした。しばらくして静かにレイが戻ってきた。ジャージを脱いで短パン姿になっている。
男の子達の頭の上で止まると、そこにしゃがみこんだのが見えた。炬燵の浮こう側だから表情は見えなかったけど
そのままじっとしていて、動かないでいるレイが何をしているのか。そっと起き上ってみようか。と思ったが
じっとしていることしかできない。それほど静かだったし起きるのがはばかられるほどの静謐な雰囲気がその場を包んでいたのだ。
まさか、まさかよね。私はやっとの思いで上に伸びあがった。レイの背中越しにむこう側が少しだけ見えた。
ぺったりと座り込んだままレイは上体を落として誰かの上に覆いかぶさるようにしていた。あれは、カヲル?それともシンジ?
片一方だけの足のうらが白く緊張に縮んでいた。しばらくそうしていてから背中の向こうに見えていたレイの頭が背中の向こう側に消えた。
上半身ごとかがみこんで、ああレイ!あなた何してんの。心臓がはじけそうなほど打っていた。ずいぶん長くレイはそのままかがみ込んだままでいたように思った。
レイはやっと半身を起した。銀髪が顔にかかってそのときの表情は見えなかったし、私はとっさに目をつむっていた。
892 :
なにがし:2009/02/03(火) 05:01:06 ID:???
薄目を開けると彼女は片手で顔をぬぐって音もなく立ち上がったところだった。そのまま玄関の方へ去り、また水音がした。
鏡の前で顔を洗い、タオルに顔を当てていた。
「どうしたの、レイ。」
眼のふちが、赤く染まっていた。ほんとに泣いてたのかしら。
「あなたに名前で呼ばれるのは珍しいわ。」
「はずみよ。」
「見てたの?」
「見られてまずいことでもしたの。」
「べつに。あなたに恥ずかしいことはしてない。」
誰に唇を合わせてたのよっ!っと叫んでやろうかと思ったけど泣きやんだばかりの幼児が又泣き出すようなことができるわけない。
今日のことは、貸しにしといてやるわよ。あたしには関係ないことだし。
893 :
なにがし:2009/02/04(水) 07:30:44 ID:???
山の方から冷たい風が吹き、細かい雪がちらついていた。こんな天気は珍しい。
「風花カ。」
少し厚手の防寒コートをはおって高台の公園まで歩いて行った。ここはシンジと喧嘩をしたり、一人で勝手にすねては
駈け込んで来た思い出がある。今日は別に件らをしたわけじゃない。だけどなぜかここに来てしまった。
あたしとあいつは別に恋人同士というわけでもなく下手すると友達というのとも違う。戦友とか腐れ縁とかそういうものに
近かったとも思う。でも男女間の好き嫌いと言うこととは全然別にあいつにこだわっていることを意識はしていた。
そう、カヲルの前で思わず見せてしまいそうになってしまったシンジへの特別な思いは、好きと言えば好きという感情うにも近く、
肉親に近い感情かもしれないとも思えた。
「レイの感情とはきっと違うんでしょうね。」
違うだろう、とは思うけど、シンジがもしかしたら自分から離れていくかもしれないという予感はつらいものだと思う。
何バカなことを。もともとそういう感情をもって同居したわけでもない。
互いに作戦運営上必要だから命じられたから一緒にいただけで、エヴァの効率的運用を図るために一手段だってことは知ってたじゃない。
一緒の折に入れられたからつがいになったなんて、それじゃ犬猫にも劣るじゃない。情が移った程度のことよ。
「なんだ、また考え事かい。」
なんでこういうタイミングで出てくるかな、こいつは。カヲルが再びいなくてもいいのに現れた。
894 :
なにがし:2009/02/04(水) 07:32:30 ID:???
「風花(かざばな)か。」と読んでください。風化力じゃありません。
895 :
なにがし:2009/02/04(水) 22:40:33 ID:???
「シンジ君はどうしたの。」
「知らないわよ、どこかへ出かけていったみたい。あたしには関係ないし。」
「関係ない?そんなに気にしてるのに。」
「あんたはほんとに煩いわね。気にしたからどうだっていうのよ。あいつだって行きたい所へ行く権利があるでしょ。」
確かにあいつの自由なんて何も許したことなんかなかったけどさ。それはあいつが私のものであったのを信じていられたから。
「別にあいつはあたしのもんじゃないわけだし。」
カヲルが私のすぐ後ろにまるで風よけの植木のように立っているのがわかった。
「なんでそんなとこに立ってるのよ!」
そのおかげで私の背中は暖かい。吹き付ける風が無いおかげで僅かな日の光が背中を少しずつでも温めて行ってくれる。
「レイが、うちに遊びに来てるの。」
「だから、気を利かせて外に出ているんだ。」
「ま、お邪魔虫になりたくないしね。ミサトみたいに気の利かないおばさん扱いされたくないし。」
「こんなに頬を冷たくして?」
「北国生まれだもん。こんなの大したことないわよ。」
カヲルは私の肩に手をかけた。な、何すんのよ、こいつ。なれなれしいっ。
「もう、もどってもいいんじゃない?」
「もう1時間くらい経ったかな。」
「コートも髪も冷え切ってるよ。戻ろう。」
「あんたとお?」
「また紅茶入れてくれる?美味しかったよ。」
ああ、それも悪くないかな。シンジとレイにもケーキかなんか買っていってもいいし。
「そうね。」
「風邪をひかないうちに戻ろう。」
カヲル、あんたってやっぱりちょっと変わってるわよね。
896 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/02/08(日) 05:30:25 ID:eXQgxTb/
いいよー
続きは町
897 :
なにがし:2009/02/08(日) 09:10:23 ID:???
「うん、僕だよ、カヲル。今から遊びに行っていいかい?惣流さんと一緒になったんで君の顔も見たくなってさ。」
カヲルが電話を入れてる。私はそれをケーキ屋の中から耳をそばだてて聞いていた。凍えそうになっていた体がゆっくりと溶けていくのが分かる。
携帯をたたんだカヲル。そのとたんに私は視線を手元のクッキーのかごに落とした。こんな状況でまだ見栄を張ってる。
カランとベルの音がして店内に戻ってきた。
「いいケーキ、見つかった?」
「うん、結局モンブランとイチゴショートかな。」
時々来てるこの店のメニューなんかすっかり暗記してるわ。
「僕はミルフィーユかな。シンジ君と綾波さんには?」
「シンジはいつもモンブラン。ファーストは想像もつかないわね。あの子ケーキなんか食べるのかしら。」
たぶんあの子はシンジ君と一緒のでいいっていうだろう。このままだと私はモンブランをあきらめなくちゃならなくなる。
「じゃあ、もう一個モンブラン買ったらいい。」
「え、なんで。」
「君は2個食べたっていいじゃない。もう一個買えばレイの選択肢はミルフィーユとモンブランの2つになるじゃないか。」
そうか、シンジと私がいつもの好みを崩す必要はないんだもん。何いじけてたんだろ。
「あ、そうね。」
「姫にはお気にいりましたか。」
ほほ笑んだカヲルの笑顔は昔欲しかった、お兄ちゃんという存在のように思えた。
「ええ!」
私だけが2個食べられるというのも、とってもいいわよね。ケーキを受け取るとそれを抱えて、その勢いで家に帰った。
898 :
なにがし:2009/02/08(日) 10:06:47 ID:???
部屋は窓が開け放たれていた後の空気の匂いだった。炬燵の上にあったみかんの駕篭はサイドボードの上にあった。
明るく戻ってきたのに、どうも空気がわだかまっていて。
「ほら、惣流さん、紅茶入れてよ。ケーキあるからペコのミルクティーかな。」
「あ、お皿出すよ。」
シンジが立ちあがりかけ、その時レイの手からシンジの手が離れたのが一瞬見えてしまった。
見えたものを見なかったことにする。そうすれば見たこともなかったことになる。
自分という存在は心を否認すれば傷つくこともない。もともと無かったことだもん。
私は赤いEVAのパイロットという部品にすぎないんだから。マシンに心なんか要らないのよ。
「惣流さん、ケーキとって。」
はっとした。ケーキの分配は終わっていた。シンジとレイはモンブラン。カヲルはミルフィーユ。
そして箱の中にはイチゴショートとモンブラン。私はイチゴショートをとった。
「モンブランは?」
カヲルが尋ね、私はなぜだかうまく状況を把握できないでいた。
「じゃあ、僕がもらっちゃおうかな。」
言った途端、モンブランはカヲルの皿に移された。「見てたらほしくなっちゃてねー」
「へえ、カヲルくんて意外と甘党なんだ。」
「そうなんだよ。」
レイまでが小さく声をあげて笑っていた。モンブランを持ってる3人と私。
「何よ、仲間はずれにして。私なんて。」
その時、カヲルがお皿をもってしゃがんだ。私のすぐ脇に。
だから、これをあげるよ、と。ミルフィーユとショートケーキが並んだ。
「何よ、余計なことしないでよ。」
そう言うつもりでカヲルを見上げたのに。
これは、泣いてた子がケーキを貰って泣きやんだけど、恰好ががつかなくて困っているあの場面だ。
涙はこぼれかけてるし、口は歪んだまま。でも顔は笑顔に戻りかけてる。その私に。
カヲルはティッシュも2,3枚振り落とした。
899 :
なにがし:2009/02/08(日) 10:55:15 ID:???
「さ、さっきは、ありがと。」
何よ、このところカヲルの世話になってばっかりじゃない。結局さっき私が泣きそうになったことは
カヲルの背に隠れてシンジとレイには見えなかったし、ふざけたそぶりで落してくれたティッシュで
悪態をつきながらぬぐった涙と鼻水にも気がつかれないですんだ。
「シンジ君もレイも少し気を使うべきだ。」
「でも、結局私が自分で選んだことだから。」
「こういうことって早い者勝ちなのかい?」
「そう言うことじゃないけど。」
こんなことを言うなんて自分でも信じられない。
「私のは時間がたっぷりあったのに結局何もしなかったし、シンジに優しくもしてなかったから。」
「君の心はガラス細工のように繊細だね。」
「馬鹿言わないでよ。対極じゃない。」
「君たちの可能性は人の数だけあるといえる。単体生物がかなわないわけだ。」
「なにいってんの。そう言うとこが不気味がられんのよ。」
900 :
なにがし:2009/02/08(日) 10:56:37 ID:???
「今でも、そう思う?」
そんなことはない。カヲルはこの短い間に私の中にすっかり入り込んでしまってる。一時期シンジがカヲルカヲル言ってたのはこういうこと?
カヲルと入れ替わるようにシンジはレイを受け入れたようにすら見える。
「ううん。」
ゆっくりと、かぶりを振った。カヲルは不思議な目をして、そうとしか言いようのない眼の色だった。
そして、私はカヲルと口唇を交わしていた。瞳を開いたまま、自分でも信じられない思いをしながら。
壁に手をついて身体で私は抑えつけられていたけれど何も抵抗はしなかった。
静かに口唇が離れ、私の口はカヲルの唇に惹かれたように形を変えた。
「だ、だめよ。」
何がダメなのか。誰が誰に言っているのか。こんなに状況が理解できないままで。
「ごめんよ。」
あなたも。シンジと同じように私に謝るの?
「謝る程度のことだというの?その程度で私にキスするの?馬鹿にしないでよっ!」
同情とか可哀想とか、守ってあげたいとかもうたくさん!私に何を求めるのかはっきり言ってよっ!」
カヲルの視線は優しくはなかった。甘くもなかった。ただ射すくめられるような冷たい視線ではなかった。
むしろその視線は純粋に私を求めている眼だったから。
「いいわ。」
そう言ってカヲルを自分の胸に抱きよせ、抱きしめたのだった。
900…もうすぐこの板おしまいですね。どなたか続きを立てて頂きたいです。
モンブランの代わりにアスカの小皿にのったミルフィーユ。LAK展開ヒュー
新スレは950行ってからで良くないか?
無論そう言うことだろうな。950頃で
メロニィのヒーローに新作LAKきてたな
知らなかった
ああ、あの赤毛のアンをモデルにした話ね。
あそこは露骨に私=アスカでカヲルとイチャつきたいってだけだからなぁ
元々色々と看破されてた人だけど、去年あたりからはダダ漏れになってきたね
悪い意味で典型的な腐であり女、というタイプ
まあ書いてくれるだけいいとしようか
新しく書いてくれる人って他いないし
910 :
なにがし:2009/02/11(水) 16:52:01 ID:???
胸にカヲルの息がこもった。それが衣服に浸透し湿った暖かさを私の胸に伝えた。
カヲルは私の前にひざまづいた姿勢になって吐息をたて、私は身体を折り曲げるようにして頭を抱きしめた。
そして頬に手を当てカヲルの顔を上に向けて引き上げるよう、自分の顔を首をのばすように近づけた。
もう一度、くちづけた。今度はもっと激しく、互いの口腔を抉り合うような激しさで舌と唇を交わした。
歯が当たってしまったのだろうか。離れるとカヲルの唇にわずかに血が滲んでいた。
「アスカ。」
初めて私の名を呼んでもらった。
「唇に血がついてる。」
「それって、あなたの口についてる血が付いたんじゃない。」
あわてたように唇に手をあてた。
「本当だ。でもそっちの血のほうが多いような気がする。」
指が伸び、私の唇に触れた。チクリとするような痛みは私の唇にも傷があるということだ。
「鏡持ってないのかい。」
コンパクトを持ち歩く趣味はなかったけど、今日に限ってバッグの中にポーチがある。その中にあるはずだ。
開けてみると僅かな血が唇のすじに沿って滲んでいくところだった。
911 :
なにがし:2009/02/11(水) 16:56:32 ID:???
「やっぱり切れてたみたい。」
ティッシュを口にはさんだあとメンソレのリップクリームを塗った。
「ほら、こっち来なさいよ。あーんして。」
素直に口を開いたカヲルの傷にもリップを塗りつけた。
「スースーするね。」
男のくせにリップ無用の柔らかくて艶のある唇だ。シンジもそうだったけどこいつらほんとに男なんだろうか。
唇を合わせたら本当に柔らかかった。シンジに悪戯した時も、たった今合わせたカヲルの唇も。
シンジとレイも、そう互いに思ったんだろうか。
「そんなこと言ってないで、もう一度くらいキスしてよ。」
うわ、なんて大胆なことを言ってるんだろ。
まっすぐ立ちあがるとカヲルはシンジよりも背が高く、私の髪の一番上をぽんぽんと叩いた。
さっきとは逆に顎に指が掛けられた。まっすぐカヲルの顔を見上げている私。
「カヲル。」
「何だい。」
「カヲル。」
「ここに、いるよ。」
もう一度、しがみついた。胸に顔を押しつけて、もう泣かないから、と呟いた。
「大丈夫。」
胸に中に響いたカヲルの声は、いつも聴いている声より太く、男の子の声より頼もしく聴こえた。
912 :
なにがし:2009/02/12(木) 02:37:13 ID:???
周囲が影の中に沈んでいく。私たちも。
結局高校からマンションまでまた歩いて戻った。暗くなっちゃったから心配だって。
エントランスの前で別れ、カヲルは幾度も振り返りながら走って戻って行った。考えたら駅に戻らないとカヲルの家には行けないんだ。
学校まで行ったのは、シンジとレイの二人と鉢合わせしないようにってだけの話だったんだ。
レイのマンションだって駅から行かなくてはならないから。
建物を見上げた。私たちの部屋には明かりが点いていたけれど、シンジはまだ帰ってないような気がした。
あれはミサトが点けたんだと思う。たぶんシンジはまだ帰ってない。あいつはきっとレイをマンションまで送って行ったと思う。
夕立の時も、私が遅くなった時も、あいつはいつでも迎えに来たり駅で待っていたりしてくれた。
あんな優しいシンジを私は結局素直にお礼も笑顔も見せられないままで終わりを迎えてしまった。
「ごめんね、シンジ。ごめん。」
レイとシンジが仲良くなってから慌てたってもう遅かったんだ。知り合ったばかりのカヲルの優しさはすぐに受け入れられたのに。
結局使徒がいなくなって3年もの間何一つ前に進むことはできなかった。
使徒はもうやってこないかと問われればまだ100%確実にではない。私たちはまだ確定した人生を持っているわけではない。
十分人として成熟したレイはシンジに自分の感情を伝えずにいられなかったのだろう。
私はいつまでもこのままの時間が流れていることを漠然と信じて怠惰に暮していた。
だから、失った。失った時私はカヲルに縋ってしまったということなのだろうか。
「縋っただけじゃない。」
そう呟いて、再び幾度も頭を振った。それは負け惜しみにすぎないとわかっていたから。
コンコースからエレベーターに乗った。静かにそれは上昇していく。
限られた距離だけれど空に向かって。
カヲアスってよりもドリームみたい
この後ベッドの上で頭を撫でられながら気持ちよさそうに眠るアスカ
915 :
なにがし:2009/02/12(木) 20:56:15 ID:???
ドリームってなにさ。
916 :
LAK:2009/02/14(土) 23:35:37 ID:???
LAKってどのくらい人気があるのだ?
やはりLASの方がファンは多いのだろうか。LRSとの勢力差はどのくらい?
そんなメジャーカプと比べられるようなレベルではない
つか勢力とかどうでもいい
アスカとシンジ、レイとシンジ歯科カプなんてありえないだろ。そこをあえてカヲルーシンジと
するのが変態とすれば、カヲルとアスカのカップルが好きなんてのはさらにもう一枚裏返した大変態。
その変態弱小をあえて楽しもうというどうしようもない趣味がLAK。
蓼食う虫もの極致である。がんばれニッポンすごいぞニッポン頭が変だぞニッポン♪の精神であるw
変態の裏返しはまともだよ
何はともあれありがとう!
変態のさらに奥にあるものっていうことですかね。うーん、文学だ。
川端さんとか谷崎さんの世界ですな。
カヲルと別れて部屋に戻るとやっぱりいたのはミサトだけだった。
「なに、そのかっこ。」
「ちょっとね、田舎に行ってくるから。」
「田舎って?」
「スキーに行くのよ、留守番頼むわね。スキーって言っても友達の家の近くに町営スキー場が
あるだけなんだけどさ。クリスマスから正月にかけての休み取ってないの私だけってのはちょっち癪じゃん?」
そんなこと言い出したらわたしもシンジもレイも、みんなどこにも行ってないじゃないのよ。」
「あんたたちは高校生じゃないの。仕碁とは厳しさが違うわよ。」
そう言うか。命がけで戦っていたわたしたちの命の重量はそんなものか!
922 :
なにがし:2009/02/17(火) 11:12:03 ID:???
921書き直します
カヲルと別れて部屋に戻るとやっぱりいたのはミサトだけだった。
「なに、その格好。」
大きなスーツケースに品のいい黒地に細い黄色のラインが走るスキーウエアジャケット。
「ちょっとね、田舎に行ってくるから。」
「田舎って?」
「スキーに行くの。留守番頼むわね。スキーって言っても友達の家の近くに町営スキー場が
あるだけなんだけどさ。クリスマスから正月にかけての休み取ってないの私だけってのはちょっち癪じゃん?」
「そんなこと言い出したらわたしもシンジもレイも、みんなどこにも行ってないじゃないのよ。」
「あんたたちは高校生バイトじゃないの。モノホンの仕事とは厳しさが違うわよ。」
そう言うか。命がけで戦った私たちの命の重さはその程度のものなのか!頭の芯がかっと熱くなった。
その腕を押えたのは同居人の男子の手だった。その声には私が満足できるだけの怒気を含んでいた。
「ミサトさん、今の言い方はないんじゃないですか。僕らなしで地球が守れたというつもりですか。」
「え、ええ。そうよね。ごめんアスカ口が滑った。ごめんね。」
923 :
なにがし:2009/02/17(火) 11:13:44 ID:???
口が滑ったってのは本音ではそう思ってるってことじゃん!と思ったけど、この女はただでさえ日本語が
不自由で、教養なさすぎるから許してやることにした。それより驚いたのはシンジのやつで、いつから
こんなに激しいことが他人に言えるようになったんだろう。レイと付き合うようになってから?あの子は無口故に
誤解を受けたり、適当に使われたりするイメージがあるから、守ってやりたいと思うことは多いかも。
そうかさっきのミサトの軽口はレイのことも一緒に軽んじた発言だからシンジが怒ったのか。
「うらやましい、レイが。」
ミサトがバタバタとスキーを担いで出かけて行ってから、私はつぶやいた。何がさ、とあいつは言い、私は薄く笑った。
「レイのために怒ったんでしょ。」
「別に誰のために怒ったって言うより…アスカがかっと赤くなって、やばいって思って。
それに僕だって面白くは無かったから。今のことにはレイはあんまり関係ないんじゃないかな。」
そうかな、前だったら私がミサトに噛みついて喧嘩になってしまってから引き剥がしたと思うけどな。
「まあ、いいわ。どっちでも。私には…」
その愛し方はよくないよ。それじゃいつまでたっても…カヲルの声が聞こえたような気がした。
「レイはちゃんと送っていけたの。向こうでもっとゆっくりしてくるかと思ってた。」
「一人暮らしの女の子の部屋にそんなに長くいられるわけないじゃないか。なんだよ今日だってレイが
来たとたんにアスカは家から出かけちゃうし、ケーキ買ってきてくれてからもなんかおかしかったじゃないか。」
あら、レイだなんて呼び捨てにするようになってるんだ。でも、それは私とおなじだけどね。
そんなことが嬉しいの馬鹿アスカ。そうよ、そうなんだから仕方ないじゃない。
部屋に戻ったとたん、携帯が鳴った。カヲルだ。
「今、着いたよ。」
「そう言えば、あなたってどこに住んでるんだっけ。」
「ネルフの宿舎さ。昔はレイもここに住んでたそうだけど。」
「へえ、それは知らなかったわね。」
「ここは僕が生まれたところにも似てるんだよ。ドイツネルフの培養部にもね。」
「あなた、ドイツ生まれだったの。」
「まあ、生まれっていってもそこで育ったというだけだ。外にはろくに出たこともない。
あの子は数十回の手術に耐えた。ぼくはそのOPEのおかげで無駄な痛みに耐えずに済んだ。
その時間に本や音楽や情緒を学んで人間というものを学ぶ時間をられたんだ。」
「それってどういうこと。」
「そうだな、レイと僕は同じ受精細胞から派生した兄妹といってもいい。」
そこでカヲルは少しためらった。
「それと同じように。君とシンジ君も。シンジ君とレイも。」
「やめて、言わないで。」
携帯が床に落ちた。そこから呪いの言葉が吐き出されてくる。
「事実はありのまま見ても真実は動かせない。否定はできない。」
「やめて、聞きたくない。聞きたくないのよーっ!」
「聞くんだ。そのことだけが君の救いになる。僕と君は血族じゃない。他人だ。
他人だからこそ、君の心を抱きとめることが許されるんだ。」
カヲルの顔が私の正面に広がった。カヲルは腕を大きく広げて私をを抱きしめた。
僕のところにおいで。君を心底とらえていられるのは僕だけなんだ。
書き込めるようになったかな
ここから先はどこか別のところでまとめることにしようか。
927 :
なにがし:2009/02/25(水) 05:52:06 ID:???
カヲルの顔が私の正面に広がった。カヲルは腕を大きく広げて私をを抱きしめた。
僕のところにおいで。君を心底とらえていられるのは僕だけなんだ。カヲルの幻影はそう言った。
「さあ、僕の所においで。それはとてもとても安らぎを得られるところなんだよ。
いつでも僕は君のことだけを見つめ続けてあげよう。何の不安も、何の恐れもない世界が待っているんだよ。」
「あ、ああああ。」
その幻影に囚われたわたしの心は、もう逆らえなかった。
「アスカ、どうしたっ!」
急に部屋へ入ってきたシンジ。私の悲鳴を聞きつけてきたんだろう。
携帯を抱きすくめるようにして震えていた私から、シンジはそれをはたき落とし手に取った。
「もしもしっ、どちら様ですかっ。そっちは誰っ!」
「ああ、僕だよ。カヲル。」
「カヲル君だって?アスカに何言ったのっ。」
「別に何も。僕がアスカをどんなに想っているかを話しただけだよ。君とレイが話しているのと同じことさ。」
「でも、アスカの様子が変だ。」
「レイだってそうだったんじゃないかい。僕はその話をレイから聞いているよ。」
シンジの顔にさっと赤みが差したのが見えた。2人が話してる内容はかすかに漏れ聞こえたのでレイとシンジが愛し合った
事を指して話していることがわかった。ほらやっぱり、私はもう出遅れてしまったんだ。せめてレイが家に泊まった日に
すぐにでもシンジに縋りついていれば良かったのよ。私はあの時何が起こったのかを知っていたのにまだ素直にそれを
認めきれなくて。
「レイと僕は、そんなんじゃないっ。」
「おや、そうだったのかい。レイは僕にはなんでも正直に話してくれるんだけどな。というより伝わってしまうんだけど。」
「どういうこと。」
「つまり、レイの心の中での願いや日々の状況などがレイ自身の心に降り積もるのと一緒に僕の中にも降ってくるのさ。」
う、うそっ。それはもしかしたらレイが見たり感じたりした私の姿もカヲルには解ってたってこと?
逆に私がカヲルに甘えていた想いもレイに伝わっていたってことじゃあ。
928 :
なにがし:2009/02/25(水) 05:54:39 ID:???
【LAK】カヲアス5出の書き込みはこれで終わりです。
929 :
なにがし:2009/02/27(金) 08:45:07 ID:???
「シンジ、あんた全部知ってたわけ?レイから全部聞いてたんでしょ。あたしが、あんたのことあきらめてカヲルに縋ってたこと、知ってたんでしょ。」
「そんなの、僕がレイの相談に乗ったりしてたのと同じことじゃないか。悪いことしたわけでもなんでもないし。」
そう言うと思った。そうなのよ、意識してたのはあたしの方で、シンジはレイのこともあたしのことも同じように同僚としか思ってないのよ。
仲間として親切にしてやらなくちゃと思ってるだけなのよ。 何か特権めいた関係にあるわけでもなんでもない。
もしレイがここに一緒に住んでいればレイがあたしの立場と入れ替わっていたというだけ。
素直で無垢なレイだったらあたしよりずっとうまくシンジと付き合えたんじゃないかと思う。
「そうよね。あたしがやるよりずっといい。シンジはレイと一緒にいた方がずっとやすらぎを得られたんじゃないかと思うもの。
あたしなんかがひっかきまわしてわがまま言って嫌がらせして居丈高に振舞うよりずっと。」
「何言ってんだよアスカッ!そんなの比べることじゃないだろ。レイもアスカも僕にとって大事だよ、カヲルくんだってミサトさんだって。」
「あたしはっ!みんなと一緒じゃヤダだって言ってるのにどうして分かんないのよっ!ここまで言わないと分かんないのっ、
この大馬鹿野郎っ!そんなだからあたしはカヲルに縋るしかなかったんじゃないのよ。」
930 :
なにがし:2009/02/27(金) 08:46:09 ID:???
あたし、ひどいこと言ってる。もしここにカヲルがいたらカヲルだってあたしのことを見捨てるだろう。せっかくあたしに優しくしてくれたのに。
あたしがシンジのことでぐずぐず言っててわがまま言って嫉妬してるのわかってて、それでもあたしに優しくしてやろうって想ってくれたのに。
こんなにひどい裏切りってないよね。
シンジとレイが本当に愛し合ってたとしてたって、それはあの二人のことで、あたしがカヲルを道具みたいに扱って良いってことにはならないんだから。
あたし、何考えてる?考えなんてないのよね。シンジを取られたくなくて、シンジを取られたくないのか、あたし。
カヲルとキスだってしたのに、キスしただけじゃなくて心も開いたし委ねたとおもってたのに。
たぶん、このままカヲルにもう一度会ってたら、カヲルにもっと自分のことさらけ出して委ねて、なにもかもカヲルのものになろうと思っただろうに。
シンジにごめん、カヲルにごめん、レイにごめん。あたしはほんとに最低のバカだ。自分が何を求めているのかもろくにわかってなかったのよ。
その癖取り繕うことばかりして、何もかも失くしちゃった馬鹿なのよ。
「そんなことでも、苦しんでしまうんだね。本当に君たちは好意に値する種族だと思うよ。」
「カ、カヲル?なんでここに。」
アスカのヤキモチが見たい
保守
続き期待してます
933 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/03/18(水) 20:47:12 ID:YmqHWXxi
蒼星石
アスカの名字変わったみたいだけど…
カヲアスには何も関係ないか
式波って何の冗談だ?
式波×カヲル×惣流
「ま・・まさか・・
アスカもレイと同じくクローンだったんだよ!」
「な・・なんだって〜!」
アスカもレイもコピーなんて、2次の設定ではままあることだよ。
「お願い、シンジの前で抱かないで、お願いーッ」
「きみが何かを人に頼むなんてね。でもそれを聞いてあげる義理も無いんだ」
「あおっ、あ、あふぅぅうっ、や、やめて」
「シンジくん、こんな女に何か言うことは無いのかい。おや、顔を背けるだけか。ではもっと声を聴かせようね」
「ひっ、いや、いやああああっ」
「どうだい。こんなに僕のスペルマを飲み込んだ子でも愛せるのかい。
ああ、いいことを教えてあげよう。アスカはね、僕の子供を孕んでいるんだ」
「う、嘘だ。」
「アスカがどのくらい僕に抱かれていると思ってるんだ。ここ1,2か月のことじゃないんだよ。
きみがアスカと幸せに暮らしていると信じているときから、アスカは僕の部屋に通って来ていたんだ」
「ほ、本当なのアスカ」
「う、嘘よ、そんなの嘘」
「そう、嘘だよね。こうして僕のペニスを咥え込んで隙間からスペルマを垂らしているのも嘘だし、
嬌声を上げてるのも嘘。シンジくんが来る前に僕を喉の奥まで受け入れて自慰をしてたのも嘘だよね」
「で、でも妊娠なんて」
「さっき君自身が尿を採ったあの試験管の結果で、ついさっきでた結果さ。きみは僕の子を孕んだんだ」
「嘘…嘘よ、うそよっ!」
「ここに、僕の子供がいる」
カヲルの指がアスカの下腹部をさする。同時に腰をうごめかすと、アスカは悲鳴をあげた。
「お願いッ、動、動かさないで」
「また感じてしまうからかい?」
そういいながら、芽先をくりくりとくじると、少女は仰け反って顔を真っ赤にして堪えようとした。
だが、全ては無駄だった。
「アスカッ、負けちゃ駄目だ。負けるなっ!」
「シンジくん、それは無理というものだよ。この子の身体はすっかり僕のものに作り変えられているんだ。
きみがもっと抱いてやっていれば違ったかもしれないけどね。
きみがくだらない倫理に縛られているうちにアスカは僕の腕の中ですっかり男を憶えてしまったんだよ。
いわば、そう、この子のこの裏切りはきみのせいなんだ。抱くべきときに抱かなかったきみの」
「よくも、そ、そんな、あう、う嘘を」
「そうだったかな、アスカ。きみは自分から何度も僕に抱かれに来たじゃないか。
一度抱かれてしまってからも、幾度も、幾度も」
「そんな、そんなの嘘よっ」
アスカはシンジを振り返って叫んだ。
「お願い、信じてっ。私、シンジだけを、シンジだけを」
「2度や3度抱かれたからって、女の肉体がこんなに反応する様になるかどうか。
きみにだってわかるだろう?この乳房や性器を僕は3ヶ月以上前から知っている」
「ア、アスカ。なぜ?」
次第に高まっていく肉体の高潮が堪えられないまま、アスカは最後の力を振り絞って否定した。が。
「そうじゃない、そんなことない。嘘よ、信じてよっ。」
「ほら、出すぞっ。それっ」
「あっ、い、いやあああっ!」
シンジの目の前で、アスカは飛沫をあげながら仰け反り身体を打ち振るわせ、カヲルの白濁を吸い込んだ。
子宮がかっと熱くなり、収縮したのを感じるとほぼ同時に 意識が消えそのあとのことは記憶に無い。
941 :
改善版:2009/03/30(月) 06:01:18 ID:???
もう戻れないアスカ:LAK---------
「哀れやのう、貴様も。」
「おいっ、よせよ。」
もう一人が男の肩に手をかけて引いた。
駆け込んだカヲルの下宿。
先の大戦時の軍務省次官補の未亡人が、若い者がいないと物騒だと言うことで下宿として数人の若者を
住まわしているとか言うことだった。手伝いの通いの若い娘たちも幾人かいるはずだった。
だが今日は不思議と人気が無い。
玄関から奥の方に声をかけると上がりこみ、奥庭の廊下をどすどすと足早に西の離れ部屋に向かった。
何回も来た、そこがカヲルの部屋。裏通りから竹やぶと古井戸の横を抜けて直接やってくることも出来る。
便利な場所にあるので、高校時代は悪友らと遊ぶときにも良くこの部屋を使った。兵学校時代にも。
ここはそんな楽しい思い出の部屋だが、今日は血相を変え、倒れそうな表情で部屋の前に立った。
腰の軍用拳銃と軍刀を意識する。
襖を音を立てて開けると、シンジの目の前には愛しいアスカと親友のカヲルが睦みあう姿があった。
跳ね起きようとする女を男は手放さない。
ふらふらと部屋に2,3歩踏み込んだところでシンジはへたりこんだ。
半分は蒲団に隠れてはいたがカヲルが舐る女の唇と喉から胸にかかる線は、幾度も夜毎シンジが想像していた
アスカの姿そのままだった。
「なんだ、来たのか。」
後ろから抱え揚げたまま、胡坐壷に寝着を羽織っただけの娘を抱え込み、タバコを咥えた。
その寝着のはだけた間から、青白いまでの胸の谷間と腹、翳りのある下腹部までの曲線が揺れている。
その奥底、カヲルが揺れるたびに深々と貫かれ、アスカは顔を歪める。
「お願い、シンジの前で抱かないで、お願い。」
「きみが何かを人に頼むなんてね。でもそれを聞いてあげる義理も無いんだ」
そう言って更に片手で身体の底を弄りその指が何かを抉っているのだろう。
「あおっ、あ、や、やめて」
「シンジくん、こんな女に何か言うことは無いのかい。おや、顔を背けるだけか。ではもっと声を聴かせようね」
アスカの体を前に突き倒す。そのまま腰を抱くと悠然と濡れたものを引き出し、尻を持ち上げて再度貫いた。
無残に歪むアスカの顔がシンジに晒される。
942 :
改善版:2009/03/30(月) 06:07:39 ID:???
しかし身体の中の異物はもっとはっきりと深く少女に快楽という刺激を与えるのだ。
溺れそうになり、頭を振って正気を取り戻し、涎を垂らしそうになっては唇を血が出るほど噛み締める。
「ひうっ、いや、嫌ぁああっ」
「どうだいシンジくん。こんなに僕の精液を注がれた女を愛せるのかい。 ああ、いいことを教えてあげよう。
この娘はね、僕の子供を孕んでいるんだ」
「う、嘘だ。」
「アスカがどのくらい僕に抱かれていると思ってるんだ。ここ暫くのことじゃないんだよ。
きみがアスカと幸せに暮らしていると信じているときから、アスカは僕の部屋に通って来ていたんだ」
「ほ、本当なのアスカ」
「う、嘘よ、そんなの嘘」
「そう、嘘だよね。こうして僕のペニスを咥え込んでスリットの隙間から白濁を垂らしているのも嘘だし嬌声を上げてるのも嘘。
彼が来る前に僕の一物を喉の奥まで受け入れ、その指で自分の股間を弄っていたのも嘘だよね。」
「で、でも妊娠なんて」
「さっき君自身が尿を採ったあの検査キットで出た結果さ。きみは僕の子を孕んでるんだ」
「嘘…嘘よ、うそよぉっ!」
「ここに、僕の子供がいる」
カヲルの手が喉を晒すように持ち上げ、もう一方の手がアスカの下腹部をさする。同時に腰をうごめかすと、少女は悲鳴をあげた。
「お願いッ、動、動かないでっ、」
「また感じてしまうからかい? そうだな、これじゃもう限界一杯か、アスカ。」
そういいながら、腹から手を移して芽先をくりくりとくじると、少女はさらに仰け反って顔を真っ赤にしながら堪えようとした。
だが、全ては無駄だった。
「アスカッ、負けちゃ駄目だっ!」
「シンジくん、それは無理というものだよ。この子の身体はすっかり僕のものに作り変えられているんだ。
きみがちゃんと抱いてやっていれば違ったかもしれないけどね。 きみがくだらない倫理に縛られているうちに、
アスカは僕の腕の中ですっかり男を憶えてしまった。 いわば、そう、この子のこの裏切りはきみのせいなんだ。
抱くべきときに抱かなかったきみの」
943 :
改善版:2009/03/30(月) 06:10:47 ID:???
「よくも、そ、そんなぁ、う嘘を」
「そうだったかな、アスカ。おまえは自分から何度も僕に抱かれに来た。 一度抱かれてしまったら、幾晩も、幾度も。
真っ昼間からも。シンジくんとの逢瀬の直後に、身体を火照らせてやってきたよね。泣きながら抱かれてさ。哀れだったよ。」
何かを弄くる指使いの気配がアスカの股間に差し込まれているカヲルの腕の動きから察せられる。
「今となっては、例えシンジくんの下へ帰って抱かれても、違和感を怯えるだけだろうよ。
僕のやり方でなくちゃおまえは最後までいけなくなってるし、おまえの卵子はシンジくんの子種を拒絶するだろう。
そして何より、おまえの愛らしい膣は僕の形になってしまっているってことさ。」
「そんな、そんなの嘘よっ」
青白く見えるほど冷酷な表情で饒舌に、しかし断を下すように言い放つカヲル。アスカはシンジの方を振り向くと叫んだ。
「お願い、信じてっ。私、シンジだけを、シンジだけを」
「2度や3度抱かれたからって、女の肉体がこんなに反応する様になるかどうか。
きみにだってわかるだろう?この乳房や性器を僕は半年前から知っている」
「ア、アスカ。なぜ?」
次第に高まっていく肉体の高潮に堪えられないまま、アスカは最後の力を振り絞って否定した。が。
「そうじゃない、そんなことない。嘘よ、信じてよっ。」
「ほら、中に出すよっ。それっ、それっ。おおっと。」
「あっ、い、いや、あっ!」
シンジのすがるような目の前で、アスカは再び仰向けに転がされ、汗の飛沫を飛ばしながら仰け反り、
身体を打ち振るわせながら、次第に高ぶり、肌をくれないに染めていく。喘ぎは高まり視線が定まらなくなっていく。
意識が飛び人形のように心が消え、ただカヲルの腰をその白い腿で挟みつけ白濁を吸い込んでいるさま。
弓なりになった身体の腹が震え波打つ。それを見ているしかできないシンジはアスカと二つ揃った木偶人形その物だ。
944 :
改善版:2009/03/30(月) 06:13:03 ID:???
「ああ、だめ。あああっ!」
ああ、今アスカの身体はカヲルの精液に反応し、受け止め、喜びに咽ながら子宮の奥まで吸い上げているんだ。
歯噛みしつつ、その光景から目を離せない。何と情けない自分だろうとシンジは自分を唾棄した。
そのあとのことは記憶に無い。アスカの白い身体がカヲルに巻き付き、その腿と腕が男を手繰り寄せている。
「わぁああああっ!」
ついに打ちかかったシンジのみぞおちをカヲルは軽々と体をかわし、軍刀の柄で突いた。
悶絶して倒れたシンジの耳にアスカの悲鳴と絡み合う二人の姿が滲んだ。
二人の横でカヲルは悠然とズボンをはき、裸身にシャツを引っ掛けたまま出て行った。
「まあ、ゆっくりして行ってよ。二人でね。」
動けないまま出て行くカヲルを見送った。外は雪になって、日が翳りかけていた。
945 :
改善版:2009/03/30(月) 06:25:51 ID:???
LAK18禁でもよろしいのでしょうか。
Gary Stuって書いてて虚しくないか?
Gary Stu 日本ではドリーム小説との関連性を指摘されることがあるが、必ずしもドリーム小説に登場するオリジナルキャラクターのみと
限定されるものではない。 欧米の二次創作の場ではオリジナルキャラクターの登場自体が嫌われ、二次創作小説の投稿を受け付けるサイトでも
「Mary Sueお断り」と明記していることがしばしばある。
条件的にはメアリー・スーのキャラクターは男性キャラクターにも少なくないが、原作の既存の男性キャラを自己の分身と見立て感情移入する
俺萌え(女性の場合は自分萌えという)や自己愛が必ずしもメアリー・スーという訳ではない。さらにいえば、ファンの原作の既存のキャラクターへの
感情移入(萌え)や一方的な同情はメアリー・スーではない。そのキャラクターの内面的部分、性格に憧れ、自己投影をしている場合、メアリー・スーには
該当しない。一見メアリー・スーに該当するオリジナル・キャラクターでも内面的な評価などで良例は少なくない。ほとんどのメアリー・スーが
そのキャラクターの性格よりも外見的特徴やそのキャラクターの境遇で話が進行したり、その説明が延々となされている場合が多くそれらはメアリー・スーである。
(たとえば他のキャラクターよりもそのオリジナルキャラの身体的特徴の説明が多いなど。)
詳細は
http://ja.wikipedia.org/wiki/Mary_Sue などへどうぞ。
しかし、2次板に来て何言ってんだ、946よ。
まぁ上のはメアリースーとか以前のレベルだが
ほしゅ
俺こういうNTRモノってのに目がないんだよ。いいねえ
ヨソイケ
>952
ジエンアラシ乙
kaitano wa oreda
二度と来なくて良し
こんなNTRは大好きだ。アスカいい味だしてる。
盗泉の水は甘し(^^)と言うだろうが。
糞のせいで別の糞が居ついたか
LAKは寝取られ一番だろ? JDK おせわになります
948からずっと必死だな
カヲルはシンジをアスカにとられるのが悔しかった。だから犯した。
そしてそれをアスカが望んだことだとシンジに思いこませた。
シンジと会うたびに来なければシンジに自分との関係をばらすと脅され
アスカはカヲルに会いに来ざるを得ず、その度にカヲルに奪われ犯されざるを得なかった。
カヲルの部屋から見える場所にシンジの下宿があったから隠れて会うことは不可能だった。
そして、カヲルの子をはらんでしまうに至った哀れなアスカ。
シンジはアスカを置いて出て行ってしまう。
その後、アスカはシンジの所属部隊が南方へ転戦したのを知る。
カヲルの部隊は北支へ転戦。アスカはカヲルの妻として日本に残るが差別は厳しい。
女の子を産み落とし、現実味のない毎日を生き続けるが、シンジからの便りは無い。
カヲルからの手紙に喜ぶ娘に反して暗い顔をするアスカ。
娘は母の表情をみて、母が父を裏切っていると確信する。
しつけーw
omaemona-
もうダメだなここ
俺はそう思わないよ。もう駄目だと思うやつが来なければいいじゃん。
お前は上のntr好きだろw場違い
LAKはただギャーギャー口喧嘩してるのがいいんじゃないか
喧嘩上等! もうすぐスレも終わるしな
いまさらLAKでなに書いたって、いいじゃないか。寝取られでも、普通のSEXでも。
だが、エロFFはエロパロに投下が板のルールなんで移動してくれないか
LAKが好きなのか、嫌いなのにわざわざ書いてくれたのか知らんが
こっちじゃGJとも言えんし困る
そもそもLAKなのかって感じだが
ただのLAS寝取られ好きだろ
まぁこれは不快なだけだわ
これでアスカが本当にカヲルを愛してたならLAKで通ると思うぞ。
「私は、なぜカヲルに抱かれ続けたの」
「自分を大事にするという理由で抱いてくれないシンジと、自分の気持ちをはっきりと伝え、
強引にでも自分の情熱をぶつけてきたカヲルと。
犯されたのではなく、本当は抱かれたんじゃなかったの?」
と言うのはありだな。
つーか、いちいちシンジを引き合いに出さんでヨシ
974読んでたら、自然と末尾にこんな文字が浮かんだ
スイーツ(笑)
>>974 ストックホルム症候群、吊り橋理論、プリン脳
が思い浮かんだ。
「プリン胸なら見たこと有るよ」
「なんでアタシの胸見て言うのよ〜!」
「だってさ。さわるとぷるぷるしてるし、なめると甘いし・・」
「ば・・バカいってんじゃないわよ〜!このスケベ!!」