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三二一:
マジレスなら、1スレの許容量オーバーになったので落ちた。投稿系にはよくある事なのです。さてひとつ。
同居も板についてきたのだがそれが周囲にも良い影響を与えるとは限らない。
シンジとマヤの同居については特にそうだ。最近目に余る。そう、言うなれば”イチャイチャしている”様に見えるのだ。
たとえば昼食はお互いがお弁当を作りあって渡している。明らかに非効率だ。その上マヤは
「センパイ、シンジ君の作る玉子焼きって甘いんですよ♪」等と無自覚に浮かれている。
ここは厳しくする為に皮肉を言った。
「あら?あなたにとってはシンジ君の作る料理はみんな甘いんじゃないの?」
「そんな〜、だったら私、糖尿病になっちゃいます♪」ダメだ、皮肉が通じない。
一方シンジは気恥ずかしさからか黙っていたのだが目ざとい同級生に見つけられてしまう。
「のう、その弁当細かいとこまで気配りされてるみたいやけど誰が作ったんや?言うてみ?」
もちろんシンジは僕が作ったとごまかすつもりだったが言葉に出す前に玉子焼きを食べられてしまう。
「ほ〜う、なかなか。ところでこれ何で味付けしたんや?」
「え!えとー玉子焼きだから砂糖で・・・」
「ほーん、砂糖なぁ、この絶妙の塩加減とピリッと効いたコショウの風味がする玉子焼きを砂糖でなぁ!?」
見破られた!後はごまかすしかないと思う前に机にバン!と手が振り下ろされる。
「いまさら嘘言うても遅いで、でもわいも鬼や無いから正直に言うたら許したる、マヤさんの手作りやな!?」
態度に押されてこくんとうなずいてしまった。それが呼び水となる。
「お〜い、ここに愛際弁当持って来てるお方がおるで〜!!!」
当然のごとく阿鼻叫喚の事態となった。が、なんとなくそれさえも受け流せてしまうシンジの姿があった。
そして問題はネルフでの二人のやり取りだ。
「シンジ君、今日は遅くなるからお洗濯お願いね。あ、その、し下着はダメよ・・・」
「あ、あの、はい解ってます。それじゃ夕飯用意して待ってますから・・・」
新婚カップルでもそんな事は言わない。思わず周囲さえも赤面させるやり取り、爆発寸前の者もいる。
「あー!もう!何なのあの空気は!」
「落ち着きなさい、何か起こりそうだけど起こった訳じゃないわ。」
「根拠はあるの根拠は!」
「シンジ君が無傷なのが根拠よ。」