生まれて初めて…物心もまだつかない頃に初めて観た映画が「2010年」だった私は…異端かしらね?
(原作:2010年宇宙の旅 アーサー・C・クラーク)
木星の巨大さに、荒れ狂う木星の大気に、当時としては画期的なモノリスの映像表現に胸躍らせたわ
当時はやっていたMSXパソコンで、クライマックスの木星核融合の再現動画を描いたものよ
幼い頃…パロマ天文台の5m反射望遠鏡、サターンファイブ・ロケット、銀河宇宙オデッセイのヘリオス号、
燃えさかるメガフレアの輝き… 天文学を志したこともあったわ
図書館で一日じゅう、科学書を読み続けていた…いつまでも飽きることはないわ 本を読むということはね
水は海にたたえられ、太陽のエネルギーを受けて空にのぼり、雨となって地上を潤し、そして川になって海に還る…
水、気持ちのいいこと … リリス様は殊更に水を大切にしておられた
地球に生命が生まれて、はや42億年…水はまず岩石を溶かし、二酸化炭素と鉱物元素のスープを作った…
やがて光合成を行う生物が生まれ、放出された大量の酸素が、それまでの生物を酸化(錆び)させ…絶滅に追いやった…
リリス様がこの星に降りられてから、私たちはそんな大地のシステムに溶け込んで…時を待った…
私の部屋に飾られていた時計は「未知との遭遇」のグッズだった… 広大な大地の中を、空へ昇るように
まっすぐと伸びる一本の道… 遊んでいたジグソーパズルは、メソポタミア神話のアクエリアス…
緻密に描きこまれた星ぼしに思いをはせながらピースを組んでいった…
私の場合、所謂家庭用ゲーム機よりも先にパソコン──当時はマイコンともよばれていたかしら──に触れていたから、
自分でプログラミングしてゲームをつくっていたわ もちろん、グラフィック性能は初代FCにすら遠く及ばないけれどね
XY座標系、乱数生成、RGBカラーコード…それは時にある種の美しさを見せてくれる
たった1行の関数と1組のループ構文が描くグラフィックは神秘的ですらあったわ
そして、そんなコンピュータの置いてある部屋の窓からは…4つの池が見えた
魚を飼っていたわけではないのだけれど、おたまじゃくしやかえるが泳いだり、虫たちが水を飲みにきていたわ
裏山にはちいさな社があって…お正月はそこへおまいりをしたわ 神社、というたいそうなものでもない
私が今住んでいる、帝都トーキョーの一般的なワンルームマンションの部屋の、さらに半分にも満たない
ちいさなちいさな社… 針葉樹林帯だから、山には高い杉が生い茂り、けやきやならがぽつりぽつりと混じっていた
奥羽山脈を削る谷の真ん中を流れる川のほとり、私はそこで育った… 上水道のほかに、渓谷水があって…
湧き水にポンプで水圧をかけ、家庭用の蛇口から出せるようにしていたわ
一度、ヒルさんがポンプに吸い込まれて蛇口から出てきたことがあったわね
道路は舗装されていなかったから、雨が降ると水たまりができて…近くの土手から持ってきた粘土を盛り上げて、
小さな島をつくって遊んだわ 道端に生えていた草を植えかえたりして…
川にはからす貝やたにし、やごやあめんぼがたくさんすんでいたわ 川といっても田んぼの用水路に使われていたから、
魚は少なかったけれどね 山から取ってきた竹を竿にして、つりをしたこともあったわ 笹の船を浮かべたりね…
もちろん遊ぶのはただ楽しいだけではない 小川といっても深みは1メートル以上もあったし、冬の除雪のために
ガードレールも張られていなかったし、道路と川の落差は高いところでは5メートル近かった ころがってる石は
鋭利なもので、山の斜面もきつい… 生き物たちも平和に暮らしているものではない スズメバチや毒草、毒虫もたくさんいた
けしてのほほんと暮らせる環境ではなかった…
そんな、水と緑と風に囲まれて育った私… 想像できる? 自分の周囲10キロメートル圏内に、人っ子一人、
ましてやビルやお店どころか民家も、掘っ立て小屋も、無い世界… ただどこまでいってもうっそうと茂る木々と、
風と葉っぱのざわめく声、鳥と虫のさえずる声、足にまとわりつく微生物たち…
自分の足で大地を踏みしめる…足の裏に、土が触れる…草が触れる…虫たちが触れる…
自分の手で大地をつかむ…手のひらに、指先に岩が触れる、水が触れる、草が触れる…
手のひらにくっついた砂、岩、土…それはこの大地を構成しているもの、
歩く、そうすれば新しい大地がまた足をけり返してくる…
そうやって人は、自分の世界を広げていくのよ
そうやって、すこしずつ世界を自分のものにしていく…他ならない自分の足でね
碇司令もきっと…そうやって育ったのではないかしら
リリス様にとっての人生の師… リリス様は彼から多くのことを学んでいる
ジオフロントの黄昏を見つめる彼の目には…どこか、そんな感じがするわ
そして…電力が断たれ、星たちが輝いていた第3新東京市を見下ろすリリス様の…
人は闇を恐れ、火を使い、闇を削って生きてきた…
リリス様の言葉はそんな、自然と調和して生きるという香りがするわ…
そして…塩の柱がそびえる南極海…
科学は人の力だよ
原罪の汚れなき浄化された世界だ
クリスチャンではない彼がこの言葉を口にした思いとは… 日本は気候的には恵まれているほうだし、
キリスト教が生まれた古代ヨーロッパ、中東地方はきびしい大陸性気候だわ
地球という乾いた高温の岩石惑星の上で、生命が生きていくということ… 極寒の南極海に眠っていたアダム様の生き様…
碇司令はそんな、私たちに思いを馳せていたのではないかしら…
そしてリリス様も、そんな父の背を見て育ったのでしょう… NERV本部の地下深く…コンクリートと水の部屋…
そして、ジオフロントの森と水と、NERV本部の石造りの庭園… リリス様にとってかけがえのないふるさと…
>>599 > 生きていること、今この瞬間に生きていること、それ自体が戦いなのだとね・・・
弾を撃つだけが戦いではないわ
ましてや、勝つとか負けるとかいう概念を持ち出すことだけが、ね…
リリス様の言葉を… もう一度、何度も、思い出してみて…
どこぞのオーブ連合国家の人も
「生きることが戦いだ!」と言っていたな(汗)
無論、日々を生きることはこれまたきつい
覚悟のススメでも一人主人公が最終決戦にむかうまえにヒロインに
この荒れ果てた世界で生きていくことが、今決戦に赴く自分よりもはるかに
大我慢だと言っていたな
生きることはそれは重しでもあり権利でもある
だからこそ、私は
レイさんからそれすら奪った者どもを憎んでいる
補完だ革新だってさ…
そんなに人類の行き先が心配なら、
なぜ目の前の人に優しくしてやれないのか
自分の命すら大事に思えないから人の命を奪う
そんな連中にどうして世界が変えられると思う
…もはや語るまい(汗)
とても
言葉に
できぬ!(汗)
わがFFで返答いたしたい(汗)
なるべく早く(汗)
???『それを、寂しいというの?でもね、それはあなたの心よ』
庵野「俺の…?」
???『気づいていたはずよ。ずっと前から。でもあなたはそれに気づかないフリをしていた。
そして、もっと醜い心にもね』
庵野「それは…オタのことか?」
庵野「俺は何のためにコンテを切っているのか…気づかないふりをしていたんだ」
レイ「私がいるから?」
アルミ『リリス様』
レイ「ものごとを類型化しようとするのは人間の、殊に”文化人≒オタ”と呼ばれる人種の習性よ。
ましてや私たちが生まれたのは、アニメが市民権を獲得していく過渡期だったのだからね」
庵野「俺が早すぎたと言いたいのか?」
アルミ「気づかせる、という目的なら、早いも遅いもないわ。現に今、人々はあなたが思っていたとおりに
変化しつつある…」
庵野「そんなに高尚なものをつくっているつもりは…なかったんだがな。俺は俺の、言ってしまえばオナニーを
見せていたんだから… それに気づいたとき、俺の中で何かが変わってしまった」
アルミ「監督…私の姿が、何に見える?」
庵野「君の?それはアルミサ…?俺か?これは俺の姿…?これが俺…?」
レイ「そう。これが第16使徒アルミサエルの力…映し鏡になれる。あなたが第23話において描いたように、今、彼女はあなたの心を映している」
パキパキパキッ
アルミ「…っ と… 接続時間を長くとるのは危険だからね とりあえずこういうことだってことを」
庵野「そうか…君が見せたのは、レイも、シンジも、ミサトも、おれ自身の映し鏡…そう言いたいんだな?」
レイ「それは、あなた自身がそう発表したでしょう?」
庵野「…そうだったな」
・ ・
レイ「わかっているはずよ。何が不幸で、何が障害になっていて、私は何を目指しているのか」
アルミ「リリス様は…いえ、『綾波レイ』は、すべてを理解しておられます」
レイ「もし私に不幸があるとするなら、それはヒロインという偶像の立場(アイドル)と、創造者という神格化された立場(クリエイター)の
板ばさみになること…そしてそれは庵野監督、あなたの不幸でもある。そして私『たち』には、それを幸せに変える力がある」
庵野「だがな…視聴者は、観客はそれじゃあ納得しないぜ」
レイ「勿論。萌えを否定しろとは言わないわ。ただ、気づかせる必要はある」
庵野「…本当にいいのか」
アルミ「心配するのはわかるわ。今やリリス様は、リリンたちのまさにアイドルに祭り上げられている」
レイ「形はどうあれ、構造を記述する必要はある。それが視聴者を、なによりも監督自身を補完することになるのだから」
庵野「EOEを書きあげたら、俺は終わる…俺の心の中すべてをさらけだせ、だな…」
レイ「それが何よりも私たちの幸せ…こういう形で生まれたからには、すべてを出し切りたいと思うのは
それはもはや本能でしょう」
庵野「…すまない」
アルミ「謝る必要はないわ。私は快楽主義者ではないけれど、禁欲が正義だとも思わない。生きているのだもの」
レイ「さっきの言葉をもう少しわかりやすくすると、登場人物(キャラクタ)として生まれたからには、
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
創造者の意志を伝えることができないことこそが最大の不幸よ。視聴者受けを気にして言いたいことを隠したのでは、
作品としての価値が無に帰してしまうわ」
庵野「レイ…」
アルミ「たしかに、ディザスター・エンディングは衝撃的ではあるでしょうけどね」
レイ「そんな上っ面に惑わされるな…それを伝えることが監督、あなたの使命であり、また、私たちの使命でもある。
碇君も、碇司令も、ユイ博士も、葛城三佐も皆それはわかっているわ。迷わないで。あなたの思うままに…」
庵野「…ありがとう」
♪私に還りなさい 生まれる前に あなたが過ごした大地へと ……
「それでも…守りたい人がいるんだぁーーーッ!」(cv保志 総一朗)
>>751-752 アルミィさん
これは大作(汗) 物語形式で真意を伝えるという一見簡単そうで、しかし
その実はるかに難しいことをさらっとやってのける!そこにシビ(ry
> 創造者の意志を伝えることができないことこそが最大の不幸よ
視聴者受けを気にして言いたいことを隠したのでは、
作品としての価値が無に帰してしまうわ
確かに!これは真理の一つ レイさんたちは在る意味で言えばツール(tool)だからね
そういう側面も確かにある だが真理というものはひとつではないのでね(汗)
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
なぜならば、「本人の目的と創作物の価値というものはまったくの別物」であるからだね
よく考えれば簡単な事だけど、それ(創作物)を生み出すことに付随する目的(何かを作品を通して伝えたい)
は、作者が定めるものだが、その創作物自体が持つ価値というものは観る側が決めるものだから。
つまりは庵野がいかに「ヲタよ現実に還れ」という崇高な呼びかけを以って作っていても、
それを受け取る側がその呼びかけに価値がないと思えばそれに価値は無いということですから喃
ではどうすべきだったのか? 庵野が、どんなヲタが観ても絶対に「現実に還らなきゃならない」
と思うような作品を作ればよかったのだが、ご存知の通り、それは根本的に不可能だ。
そんな作品は作れるわけがない。神ならぬ身の貧しさだお互いに(作る側も観る側も)
だがまぁ、そのような作品を作るように努力することはできる。実際庵野がEOEでやりたかったことは
何度も観た今なら多少は理解できるし、たとえば実写パートの座席のシーンや、ガイナ玄関の
ラクガキシーン、当時のNiftyの画面などをつかうことによって、
「こういうことをするおまえらは現実を見てない。現実に還らなきゃならない」とメッセージを
送ってたんだなぁ、ということは多少はわかるよ。まぁ、多少は。(汗)
しかしだね、それらは実際のところ一見さんである「庵野が責任を負うべきヲタ」
(=当時の熱狂的なやりすぎヲタ)が映画館で一度観ても実際わからねぇよ!(滝汗)
どこぞのスレで、EOEは不完全、庵野が画面に出て90分説教する展開こそが完璧、
という極端な意見も出ていたが(汗) まぁそれは論外としてもだ(汗)
私も本の虫だったのでいろいろな本を見てきたし、また、以前エロパロ板に作者として
投稿したことも何度かあるので(カミングアウトーッ!)わかるのだが、
自分の作るものに価値を持たせたい(それに付随してその価値を使って相手に自分の言いたいことを
納得させる)ためには、まず大前提としてみる側のことを考えなきゃならないってことですか喃(汗)
エロパロ板ではどんなに前フリやストーリーが上手くとも本編(!)がアレだと蹴られるしねゲフンゲフン
つまりは、
「特に人を啓蒙したいと言うような目的を持ってるような人は
観客のことを考えて作品を作らなければならない。」
百歩譲ってEOEが観客のことを考えているとしてもだ(汗)
あきらかにEND OF EVANGELION って言ってるし(汗)
当時「もうエヴァはやりません」という主旨の発言をしていたことを忘れぬぞ(汗)
EOEでエヴァを終わらせたなら終わらせたでいいものを…
新劇場版まで作るとは(汗) ま、否定も肯定もせんがね
一度EOEで相当罵倒された身としては、警戒心が強くなるのも当たり前だろう(汗)
…ともあれ、↑で書いたようなことは一般的なエヴァファンの反応だと思うが(違う?)
残念なことに我々はLRO人でね(汗)
このジジツこそが我々の本質であり、LRO人が補完計画に反対する第一の理由なのです
即ち!(汗)
ヲタ粛清 EOE
「目的の為ならば手段を選ぶな 君主論(マキャベリ)の初歩だそうだが そんなことは知らないね」
「いいかな 監督(コマンダン) 貴方はかりにも古参のアニメプロダクションの監督ならば知っておくべきだ」
綾波レイ
「世の中には手段の為なら目的を選ばないという様な どうしようもない連中も確実に存在するのだ」
「とどの
つまりは
我々の
ような (ニィッ
な、流れが速い…
いらぬ誤解をさせてしまったようですが、単に銃持って野山を駆け巡ってただけです
これがキツくてね(汗)
>>701 こちらこそよろすく ペコリ
ガンダム好きでしたら、名刺代わりに前書いたSSをば
ttp://anime3.2ch.net/test/read.cgi/x3/1198949741/ >>12からっす。GジェネDSのFFなのに、板違いどころかスレ違いですらないという罠(w
天然電波度 84%
不思議ちゃん系電波度 76%
ひきこもり系電波度 100%
重度障害電波度 6%
あなたの電波度は【ネット伝達系】レベルで【102%】ぐらいです
自分でも人とは違うことを、おそらく自覚しているあなた。
電波度としては偏差値よりかなり高めの特待生です。
インターネットとブロードバンドの普及は、孤独を愛しながらも、一人でいるのは寂しい、というひきこもりを増産しました。
あなたはそんな、ひっきー人口の一端を担っているのかも知れません。
生活のありとあらゆることが面倒くさく、希望も幸せも感じられない……。食べることや排泄する面倒に思えることが、しばしばあるでしょう。
あなたはそんな重い電波を、ネットを通じて、全世界に拡散している可能性があります。
社会更正をするのは、なかなか難しいかも知れません。
んがー
カタカタ
さぁ書いてるFFの展開がgdgdになってまいりましたよ!(滝汗)
押し切れッ(汗)
>>759 曹長殿
なんと、89式で演習ですか(汗)
毎日ほんとうにご苦労様です(汗)
アキバで売っていたミリメシ(ウィンナーカレー)(+MREヒーター付き一食1800円)
を購入し食したいところ。(汗)
かの大陸ではテロ行動が活発になってきてしまった
気をつけねばなるまい(汗)
>>761 奇遇だな、昨夕は缶飯だった
FFで返答、か…
Gジェネのアレ、実は続きを考えていたりする(汗)
トリエもF91のバグみたいな生体兵器として作られたわけで、
それが為に…
そこをウラキの大統力ならぬ皇帝力で…ムニャムニャ
自分の発表したものにメッセージ性があるとすれば、いいたいことはただひとつ
「君は、君自身でいたまえ」
正直説教できる資格なんて一ミリもないしね(苦笑)
んで前も言ったよーなきがするけど、EOEが嫌なら無視すればいいのかもしれん。
これは仕事でも生活でもなく娯楽なのだから、どのような認識を持つかは見る者の勝手。
一方庵野が何を作ろうとそれはそれで勝手。
めいめいで勝手に補完し、満足の行くものを作ればよい。
とはいえ、ガンダムは冨野でなくてもよかったが、エヴァは庵野でなくては作れん訳で…
人を不愉快にするようなものを作るなといっても、常識が通じるようなやつだったらそもそも
エヴァなんか作れなかったわけで…
あーもー分からん!
763 :
ちんたま:2008/07/27(日) 13:43:49 ID:???
まだ甘いです。自分が庵野や富野よりも偉大だと思うのです。
ついでに自分の妄想に感動の余り惹きつけを起こし、涙を流すのです。
バンダイの商品は買えません。世界はガンダムよりトランスフォーマー。
ゲームや同人誌などいりません。買う金もありません。
あなたの電波度はこんな感じ!
天然電波度 100%
不思議ちゃん系電波度 51%
ひきこもり系電波度 27%
重度障害電波度 100%
あなたの電波度は【本格系】レベルで【148%】ぐらいです。
本物の電波を無線で発しているあなた。
電波度としては偏差値より最高水準の奨学生レベルです。
あなたにとって「絶対」なものは自分であって、外の世界のほうが歪んで見えるのでしょう。
そうです、世界は戦争、災害、不況、事件と、憎悪にまみれています。
その中で唯一、あなたの魂だけが穢れなき光を発しているのでしょうね。
あなたは間違いなく「神々の子供」です。
大誤爆。。医者逝ってこよ。。
ルリオお久。。
>>757 わかっているとは思うのだけれど、念のため指摘しておくわ…
所謂「君主論」と、「マキャベリズム」は全く異なるものよ
マキャベリ氏は当時の王族宛てに、為政者とは如何にあるべきかを著した
それが後世の人々に曲解されて使われているだけよ…
> END OF EVANGELION
字義通りにとれば、「エヴァンゲリオン完結編」となるのでしょうけど…
END という言葉は実に多くの意味を持っているのよ
http://dictionary.msn.co.jp/result.aspx?ej=%e8%8b%b1%e5%92%8c&keyword=end 果て、限界、結果、目的、役割… たとえば、我々一般消費者のことも「エンドユーザー」と呼ぶし、
今私たちの目の前で働いている、コンピュータのインターフェースプログラムも「フロントエンド」と呼ばれるわ
エヴァンゲリオンの目的、エヴァンゲリオンの役割、エヴァンゲリオンの結果… それぞれの意味を考えてみることも
必要ではないかしら
> 権利
これについて私が常々疑問に思っていること、この機会に問うのもいいわね…
そも… 「権利」とは、法律において定められた地位、財産、行為の庇護…という認識は、間違っているかしら?
たとえば、時田氏が引き合いに出したように、世界中には多くの餓死者がいる 彼らには勿論食べる権利があるけれど、
彼らの手には食べ物は無いわね… つまり、庇護を与える力が無ければ、権利という概念も意味を為さなくなってしまうのよ
いくらシマウマに生きる権利があるといったって、トラに襲われたら食われてしまうのだしね…
私たちが食事をしたら、それは稲や小麦の生存権を侵害している?豚や牛や鶏の自由権を侵害している?
リリンたちにとってのそれと、リリス様にとってのそれが同じであるという根拠、同じでないという可能性は…限りなく薄いわ
リリス様が肉を食べないと言ったのは単に体質の問題であってね…
> とても言葉にできぬ!
検索したらこのようなブログが出てきたのだけれど…ι
ttp://diary2.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/okiyuminikki/?Y=2006&M=6 ところで… リリス様は無事に生きているのだけれど、具体的に何がリリス様に仇なしたのかしら…?
あの白い躯体が崩壊したから、リリス様も死んでしまったのだと言いたいのかしら?
人々は皆生きていて、平穏な暮らしをしている…ラストシーンにしっかりと映っているわ
少なくともこの宇宙において、リリス様の生殺与奪権を握れる存在に私は出会ったことがない──
モーフィアス氏が語ったように、マトリックスとは世界なのよ あの生体電池システムだけがマトリックスなのではない
つまり、世界を超えて多数の人々に伝播した──補完を果たした──リリス様はもはや
誰の手にも消すことの出来ない存在となっている…ミーム、という言葉を調べてみるといいわ
リリンたちは今のところ、これを制御する術をもっていない…
他ならぬ私との戦いにおいて、リリス様がサキエルお姉さまやシャムシエルお姉さまの姿を模して見せたようにね…
>>740 タブリスが言った、「生と死は等価値」という言葉も、端的には↑こういうことなのよ
少なくとも2016年のターミナルドグマ攻防戦の時点においては、リリンは死ねば保持していた情報をすべて失ってしまうわ
だけどタブリスは、碇君によって殺されようとも──現時点の肉体を破壊されようとも──情報を失わない、という意味を言っているの
事実、彼の存在は、行為として碇君の記憶に残ったし、彼の精神に相当の長い期間にわたって深い影響を及ぼし続けた
それはある意味では、初号機によって殲滅されようとも、第17使徒タブリスは依然健在で、NERVに対する攻撃を続行していたとも
とれるわ タブリスの持っている戦闘力、最強のATフィールドとはすなわちそういう意味を持つのよ
だからこそ、リリス様の器を前にして、戦略的転進を選んだのだわ 自分よりも、碇君のほうが「よりよく」業を成せると判断したのだからね
>>648 個人的には、TV版全26話と劇場版(シト新生、デスリバ、EOE)に登場したリリス様が
正統なリリス様本人であって、他のゲーム(SS、2nd、鋼鉄、育成、脱衣、スパロボ)や外伝漫画に
登場するリリス様は「芝居を演じている」というスタンスだけれどね
劇中劇と言ったほうがわかりやすいかしら
〜。。。
──199X年 宇宙のどこか
サキエル「リリス様、今度私たちがアニメになるそうですよ」
リリス「本当?どんな話しなのかしら」
ラミエル「なんでもロボットアニメらしいですわ」
ゼルエル「あたしたちが、ロボット…?ですか?」
アラエル「これが最新の設定資料だそうですが…”クローンの少女”?」
イロウル「リリス様は当初は力を封じられていて、リリンとして登場するようですね」
ガギエル「それってー、せかいをすくうでんせつのゆうしゃ!とか〜?」
イスラフェル甲「これ、ガギエル…でも確かに珍しい形ですわね」
イスラフェル乙「私たちは御遣いではなく、リリンたちと仕合をするようですし」
こんな話しがあったとかなかったとか…ι
>>734 NERVは、というかゼーレは、「補完を遂行するために」戦っていたのではなかったのかしら…
青葉二尉は、「補完計画発動まで俺たちで粘るしかないか」と言っているし、
少なくとも発令所勤務の人間は知っていたはずなのだけれどね… ゼーレが指揮権停止を命じたのは、
碇司令がゼーレのプランに逆らったからであって、補完を邪魔しようと(ゼーレからはそう見えるかもしれないけれど)
したからではない、のだけれど… 戦略自衛隊にしてみても、ロンギヌスの槍の起動を止められないとわかった時点で
「作戦は失敗だったな」とこぼしているし、葛城三佐たちは純粋に「防衛戦争」をしていたのでしょう
そして、このNERV本部攻防戦においてエヴァを投入しようとしたのは、果たして戦自を撃退するためだけ…だったのかしら?
私には、加持君の資料を通して補完計画の真実を知った彼女が、碇君に未来を託そうとした…そんな風に見えるわ…
それとして、「完全な生物」の定義は何なのかしら?
争いをしない?病気をしない?迷いや葛藤がなくなる?いずれの条件も誤謬甚だしいわ
仮に「死なない生き物」と定義したところで、そうなった時点で食物連鎖のシステムを破壊してしまうわ
死なないまま繁殖を繰り返したら、いつかは溢れてしまうし、そうなったときどうやって個体数を調整するのかしら?
現にその過程にあり、絶滅する可能性が増大しつつある種族は地球上にたくさんいるけれど…
まさか、リリンだけが特別扱いされる などとは思っていないわよね…?
神に何を期待しているのかは私の与り知るところではないけれど、ただ一言…
見えない敵と戦うのは程ほどに、ね…
>>735 EOEのリリス様には…静かな、そして熱い怒りが見えている…
私にはそう見えたわ…
あの目の光…碇司令の眼鏡を握り締めて、リリス様が何を思っていたのか…
「なぜ、生きているの…」
「初めてなのに、初めてじゃない気がする…」
庵野監督は…自分の作ったモノに群がるオタの姿を見て、まさにこのリリス様の言葉のような
衝撃に襲われたのだと思うわ…
こんな人々を見るのは初めてのはずなのに、初めてじゃない気がする(≒自分の中にもそういう要素があった)
数多の登場人物の中で…リリス様こそが、もっともその心理を語ることのできる力を持っているわ…
そして無論それだけでは終わらない…
「自分を見つめなおし、ありのままの姿を受け入れ(≠諦観)、その上で生き方を決めろ」
あのLCLの海の中でリリス様は、まさにリリン30億に対しそれを説いた…
だから、人々は幸せに生き続けている…碇君が海の中で聞いた女の声は、人々の生命のエネルギーの現れ…
私は惣流さんと一緒に、古ぼけた学校から十字架を運び出し、列車に積んであの赤い海のほとりへ運ぶ
夢を見たことがあるわ… それが何を意味するのかは、夢占いにでも聞いてみるとして、つまるところ…
そんな夢を誰しもが胸の中に持って、映画館を出ることができたというだけでも、これからの人生において
大切な糧になるのではないか… そんな気がするのよ…
人類補完計画
本作品における最大の謎として提示される計画。その全貌は、
云わば人間がEVAを用いて自ら起こしたサードインパクトであった。
EVAシリーズに搭載されたS2機関同士を共鳴させることで、
リリスの卵とも呼ばれる黒き月を発現させた後、
依り代となる初号機から発せられるアンチA.T.フィールド(シンジのデストルドー反応)を
全世界規模にまで拡大することで、個体生命が各々持つA.T.フィールドを消滅させ、
全ての人類を生命の源たる黒き月に還元し、不完全な群体生物から完全な単体生物へと人工進化させる。
しかし最後段階でシンジのリビドーが復活し、黒き月は崩壊。人類補完計画は中途半端な結果に終わった。
ただ、これはゼーレによる人類補完計画であり、碇ゲンドウ・冬月コウゾウらは黒き月に還る形では無く、
アダムとリリスの融合による別の補完計画を行おうとしていたと推測される。
こちらは最終的にリリスのコアである綾波レイの離反によって失敗した。
人類補完計画はオメガポイント理論の一つとされる。
名前の由来はコードウェイナー・スミスの『人類補完機構シリーズ』より。 以上Wikiより
ゼーレにしろゲンドウにしろろくなもんじゃない(私感)
ゲンドウの補完がどのようなものだったかもはやわからぬが、
…レイさんが見放したくらいだしやはりろくなもんじゃあるまい(汗)
「くくく・・・アルエ様が・・・
私に世界をくれてもいいと・・・おっしゃったのだよ!
わ わたしの手ですばらしい世界を!
正しき命の支配する美しい世界を・・・」
「おまえが−最も補完のヨリシロにふさわしいと言った女性はな−
補完など正しいとは思っていない!
補完をよしとしない者が最も補完計画にふさわしいのなら
それを望む者は補完にふさわしくはないことになる
…補完計画ははじめからまちがっていたんだよ… 」 (クロスボーンガンダムより改変)
ゲンドウはくくくなんていわんか。(汗) モトはザビーネのセリフだからなぁ…
しかしザビーネ、F91のときは冷静な紳士という感じだったのに
Gジェネでクロスボーンのセリフを新録したらいきなり「キンケドゥゥゥゥウ!↑」などと
エキセントリックな声になっていて大爆笑(汗)
実際、レイさんがゲンドウを裏切ったのはやはりシンジのためか?
エヴァ2ではゲンドウにしたがうENDもあったが、
あれはレイさんがユイにのっとられたようなENDだからなぁ…
ユイはプロトデビルン説が浮上。(滝汗)
>>762 曹長殿
FFにはその人の主義主張などが色濃く出るもの
だがまぁその前にあくまでエンターテイメントとしての土台が無いといけませんがね
私はそう思っております(汗)
>正直説教できる資格なんて一ミリもないしね
説教などは小島監督もやっていること(汗)
まぁ気楽に、つたえたいことを書き散らすのが一番でしょう(汗) …な。
>めいめいで勝手に補完し、満足の行くものを作ればよい。
ま、それが一番でしょうな。そうでなければ、私はこの板には居ませんゆえに(汗)
きっかけは〜〜〜〜fu-n君!(初代LROスレを作った)
>>763 …どの。(滝汗)
>まだ甘いです。自分が庵野や富野よりも偉大だと思うのです。
!! (汗)
そうか〜 そうだったのか〜 いやはや…
まぁ偉大さなどベクトルの違う人から見たら十把ひとからげなわけで、
考え方の通貨ではあっても基軸通貨ではないのかもしれませんな〜(汗)
同人誌とゲームは勘弁してください!(滝汗)
そしておひさしぶり(汗) 874殿か?(滝汗) 今スレもキリ番あけて待ってます(汗)
>所謂「君主論」と、「マキャベリズム」は全く異なるものよ
「目的のためなら手段を選ぶな
君主論の初歩だそうだがそんなことは知らないね
いいかな 貴方は仮にも一反撃勢力の指揮者ならば知っておくべきだ
世の中には手段の為ならば目的を選ばないという様な
どうしようもない連中も確実に存在するのだ
つまりは
とどのつまりは 我々のような」 (HELLSING 少佐のセリフ)
ttp://blog-imgs-11.fc2.com/k/o/u/koupress/syousa.gif まぁふつうの人はマキャベリ=君主論で認識してるのでしょうなあ…(汗)
>エヴァンゲリオンの目的、エヴァンゲリオンの役割、エヴァンゲリオンの結果
それを造るのは、監督ではなく、我々視聴者だと思うのは、驕慢でありましょうか…
ダンテの神曲で、ダンテが煉獄の上層ですべての徳を知った人に
「なぜ神は人をお救いにならないのです?」と聞いたときに
「人々はすべての結果が神の手の上にあると考える しかしそれは間違いだ
それでは 諸君らに選択の余地がなくなるではないか?」
と答えたそうだ
我らにとっての選択の余地とは…
>どのような認識を持つかは見る者の勝手。
ということになるのか…?
ところで これは割りと重要かもしれない質問なのだけれど…
多くのSS、FFにおいて、殊更にリリス様を人間だと定義づけようとする意思があるのは
いったいどういうわけなのだろう と思うわ…
物語において異種婚姻譚というのは多く見られる類型だし
別に珍しくもないはずなのだけれど…
耳の長くないエルフがいても、血の青くない妖魔がいても構わないのだし
リリス様が所謂ヒト(ホモ・サピエンス)でなければいけないという道理もないはずなのだけれど…
交尾が出来なくなるからなのかしら?
∞ ?
>>765 アルミィさん
> 権利
ぇえっと、これは… ああ、
>>252 とかのことですな
これはまぁつまり、人類が世界にとって宇宙にとって
「生きていてもいい」生物である、というような権利があるか、というような意味で、
その証明は、このセリフを言った機動歩兵がクモ型宇宙人などに
人類が絶滅させられるなりして人類が滅べば「権利が無かった」
またそれと逆にどんどん数をふやして反映すれば「権利がある」というような
意味であるのでしょう。まぁ私も賛成です
幼年期の終わりのように、上から目線で人を見るやつには身震いする(汗)
ま、それらの連中が人類を軽く滅ぼすくらいの力があったとしても、
いうがままにはならないようにするというのが、知恵の実を食べて生まれた
人のサガであると思うのです(汗)
>世界中には多くの餓死者がいる 彼らには勿論食べる権利があるけれど
〜庇護を与える力が無ければ、権利という概念も意味を為さなくなってしまうのよ
〜いくらシマウマに生きる権利があるといったって、トラに襲われたら食われてしまうのだしね…
ま、それは、
>>778で言ったような意味の「権利」でありますから、
>いくらシマウマに生きる権利があるといったって、トラに襲われたら食われてしまうのだしね…
これがそのとおりの真理ですな。
>>252で紹介した「宇宙の戦士」の主人公ジュアン・リコは、
まさしく「スターシップ・トゥルーパーズ」ですから、人類の繁栄と権益のために
あるときは外宇宙からの敵を排除し、あるときは逆に敵の本拠を攻め、と、
自分が「権利」を行使するために戦い続けているわけですね。
まぁ「権利」を主張しまくって「義務」を果たさないような連中とは違うということで…
本来エヴァも(上層部には違った思惑があっただろうが)直接その素体に触れて
造った人々は、この機体が使徒を滅ぼし人類を救うと信じて整備しただろうに、
いとあはれなことよ(南無)
>>766 >世界を超えて多数の人々に伝播した──補完を果たした──リリス様はもはや
誰の手にも消すことの出来ない存在となっている…ミーム、という言葉を調べてみるといいわ
リリンたちは今のところ、これを制御する術をもっていない…
………!?
………………!?!?!?
そ… そのようなこと… そのようなことのために…???
レイさんの存在があったというのか!?
>ミーム(MEME…文化的遺伝子)
それならば私も知っていますぞ(汗) つい最近知ったばかりだけど…(滝汗)
ひとつの時代が終わり、俺たちの戦争は終わった。
だが俺にはまだ、やらなければならない事が残っている。
最後に 課せられた罰は
俺の遺伝子、ミームをこの世から抹消する事。
それが、俺に残された最後のミッション。
世の中には語り伝えられないものがある
伝えてはいけないことがある
紡いではいけない命がある (METALGEARSOLID4 オールド・スネーク)
…
私は、補完計画を通じてミームを残すことは 間違いだと思っている
「我々が生きたという事実…それこそが生きた証!! 生命のバトンを渡す際、
親は子に伝える。DNA情報にはない様々な情報…。私は人の記憶に、
この国の歴史に記憶されたいだけだ。『愛国者達』はデジタル情報を情報を統制することで、
己の支配と権益を守ろうとしている。私は私の記憶、私の存在を残したい!
歴史のイントロンにはなりたくない。いつまでも記憶の中のエクソンでありたい。
それが私の『子を成す』ということだ。『愛国者達』はそれさえも我々から奪おうとしている!
私は『愛国者達』を倒して、自由になる!
まさしく―『サンズ・オブ・リバティ(自由の息子達)』になるのだ!」 (METALGEARSOLID2 ソリダス・スネーク)
「人の人生は子供たちに遺伝情報を伝えるだけじゃない。
人は遺伝子では伝達できないものを伝えることができる。
言葉や文字や音楽や映像を通して。
見たもの、聞いたこと、感じたこと……怒り、哀しみ、喜び……
俺はそれを伝える。伝えるために生きる。俺達は伝えなければならない。
俺達の愚かで、切ない歴史を。それらを伝えるためにデジタルという魔法がある。
人間が滅びようと、次の種がこの地球上に生まれようと、この星が滅びようと……
生命の残り香を 後世に伝える必要がある。
未来を創ることと 過去を語り伝えることは 同じなんだ。」 (METALGEARSOLID2 ソリッド・スネーク)
>>778 > 人類が世界にとって宇宙にとって
> 「生きていてもいい」生物である
と、いうか、ね…
私が言った、法律において定められた〜というのは、権利とは共通かつ対等な法の強制力下においてのみ
成り立つものなのではないか?という疑問なのでね
宇宙の戦士を例にとると、地球人とアレクニド人との間には国際条約や戦争法規のようなものが締結されているのかしら?
あるとするなら、この2つの種族の紛争においては権利が発生するでしょう
もしそうでないのなら、それは単なる生存競争であって、権利もへったくれも無い… と、少なくとも私は考えるわ
「生きていてもいい」という考えは、宇宙や、ないしは地球のような惑星そのものに何らかの人格を仮託して
捉えている…そうではないのかしら
「生きることに資格は要らない」と、私は考えるのだけれど…どうかしら?
地球にとっては、別に表面が硫黄酸化物で覆われようがセシウム137が降り注ごうが
それこそ南極の氷が解けようが知ったこっちゃない だろうしね…
たとえば、リリンたちは自らの活動の影響で多くの種族に影響を与えていたことを知り、その影響をできるだけ減らそうと努めているけれど…
上のレスでも言ったように、ミンク鯨は急速に個体数を増やしているわ それは他でもない、ヒトによる捕食が激減したからなのだけれど
果たして、彼ら鯨や、その餌となる魚たちはリリンから「上から目線で見られている」と思っているのかしら…?
スタートレックに登場するネシーン族は、旅の途中で不慮の原因から砂漠化させてしまったオカンパ星を修復しようと
色々手を尽くしているのだけれど…果たしてリリンたちが未開惑星探査の過程で事故を起こしたとき、どういう対処をするのかしら…?
>>767 >個人的には、TV版全26話と劇場版(シト新生、デスリバ、EOE)に登場したリリス様が
正統なリリス様本人であって、他のゲーム(SS、2nd、鋼鉄、育成、脱衣、スパロボ)や外伝漫画に
登場するリリス様は「芝居を演じている」というスタンスだけれどね
少なくとも閣下は、「2人目」のレイさん限定で、「私の中のレイちゃんは「二人目」のレイちゃんです」
と言っておられますな(汗) 無論、声優さんがキャラそのものというわけではありませんが、
最もキャラのことを考えている人であるというのも事実 鈴村健一氏など種死なんかやっちゃったせいで
打ち上げでどん底のダウナーになり三石さんに励まされていた(汗)
そしてその「2人目」が、新劇版収録中に降りてきたという。さて、どうなるか。
―――ともあれ、
個人的には、どの作品に出ているレイさんも、「芝居」を演じているわけではなく、
そこに居るべきレイさんの役割を(芝居を果たすという意味ではなく)になっておられると思いますがね
育成計画の最後のシーンのセリフ、あれが演技から出たものであるとするならば…
あまりにも哀しすぎる(汗)
>>785 >私が言った、法律において定められた〜というのは、
「生きることに資格は要らない」と、私は考えるのだけれど…どうかしら?
これはしたり
>>778において すこし誤解を招く表現があったようで(汗)
ゲフン これはつまり、私も↑の意見と同意見です(汗)
まぁ、
>>252のレスの真意は、その直前の、「幼年期の終わり」についてレスしたぶんなので、
「人類がこのまま生きていっていいかどうかは、誰が決めることでもない。
そもそも生きること自体に資格がいらないのだから、生き続けるも滅びるにも資格はいらないはずだ」
というふうなことですかね。
人類は補完によって生き続ける必要も滅びる必要もないということですか喃(汗)
「人間が変わる、と思いたいのよ。<神>さえその上にいなければ、
人間はもっと善良にももっと幸福にもなれるんだ、と考えたいの」
出典: 山田正紀「神狩り」
要するに、私が補完に反対するのは、レイさんにとって決して良くない(私見)と思うのが
まず100%中の99.9999999…パーセントくらいで、
残りが、
「いかなる変化をなすかは、彼女たちが決めるんだ。
君たちが盲目的に人間的な視点から、きみたちそっくりに豊かで
幸福な人生を送らせようと決めるんじゃない」
オースン・スコット・カード「死者の代弁者」
前にも引用したのう(汗)
つまりは、補完なりなんなりの変革は、自分達でそれを行なえるのを学んだ後に彼ら自身が決める事だ、
という事になるのでしょうな。
デウスエクスマキナ
デウスエクスマキナはなぜ「都合よく」現れるのかって? 「機械仕掛け」の神だからだよ
EOEにおけるアダムもリリスもしょせんは何者かによって作られた機械仕掛け
そのようなものに人類自身の「いまのまま生き続ける権利」を奪う「権利」があるわけはないし、
ましてやレイさんの命の形を捻じ曲げるようなことをする「権利」は無いだろう(私見)
「いかなる変化をなすかは、彼女たちが決めるんだ。
君たちが盲目的に人間的な視点から、きみたちそっくりに豊かで
幸福な人生を送らせようと決めるんじゃない」
ま、もっとも、これは我々にもいえることですがね
レイさんがもし本当に自分の意志で補完を望んでいるのであったなら…
我々も考えなければならないでしょうが…
そうではないだろう
二人目の時のレイさんはあきらかにシンジを愛していた。
そして、レイさんはそんなシンジに生きていて欲しいから、
自らの身を捨ててまでシンジを守ったのだ
その時のレイさんが、(無意識にでも)「いずれ碇君にも補完の救いが訪れる」
というような、考えをもってシンジ君を救ったわけではないでしょう
あくまで心の中から自然に湧き出してきた感情が、涙と共に
レイさんをあのような行動に走らせたはずだ。
ならば、それこそがレイさんの真意ではないのか?
…難しい。
注意しなければいけないのは、
>そのようなものに人類自身の「いまのまま生き続ける権利」を奪う「権利」があるわけはないし、
「権利」はなくとも「それをなしうる力」はあったということですな
それをなしうる力に負けたのなら、いくら「権利」云々と騒いだところで負け犬の遠吠え、
結果的にEOEの人類は補完を防げなかったし、それについては私は悔しさは感じるとも、
否定はしない シンジ君もアスカさんもレイさんもあんなんならああもなろう…
ただ、もっとよいやり方があったのではないかと思うと、それが哀しい(汗)
しょせんそれも私見であるわけだが…
>>768 >「補完計画発動まで俺たちで粘るしかないか」と言っているし
このことについては、大分わたしの推測が混じりますが、ご容赦いただきたく(汗)
そして拙著からの引用をお許しくだされ(汗) >>以降が私のFFからの引用部分
>>青葉二尉が最後の部分を濁したのをフォローをするように、
日向二尉が先ほどよりことさら声を大にして言った。
「これで、平和な時代になった、ってことなんだろうな。
…補完計画は、まだ残っているけど。実際…どんなものかは想像の域を出ないが……
もし、計画が成功して、人類がこの悲惨な状況を抜け出して、
万事宜しく行ったときには、俺はここを辞めるよ。(後略)
>>(青葉二尉)「…使徒のことと、補完計画を終わらせたら、NERVも組織解体されるだろうが…
残務処理云々で、オペレーター業には食いっぱぐれないだろうからな。もうしばらく、
庶民の血税で食わせてもらおうと思っている。バンドのことは…安定してから考えるさ」(中略)
「ともかく、補完計画が終わるまでは、俺たちもここで粘るほかは無いってこと、だな……
さぁて、仕事に戻りますか、人類の明るい未来の為に」
(もっとも…… 補完計画が済んだ後、世界が、
人類が今のままの姿で生き続けられるという、保障は無いわけだが…)
>>(伊吹二尉) (人類補完計画…… 使徒を全て倒した後、残存したエヴァを使って
行われる計画…… 並大抵のことでは無いとは思っていたけど……
それが終わったとき、私たちは、今よりもっとしあわせになれているのかしら)
以上!お目汚し失礼。
…というふうに、私が考える、「NervA級職員(葛城三佐等除く)の補完計画への認識」
って、だいたいこんなもんなんじゃないかと思っているんですけど(汗)
どうかしら(汗)
> 機械仕掛けの神
思考実験 というたいそうなものではないのだけれど…
どこか、人間(の意志)こそがこの世でもっとも尊い、意思を持たない機械は下等、という見方が、無意識にしろ
にじみ出ている気がしてならないわ…
そも…生物と機械の差は何なのかしら?
微生物の中には、体内にモーター状器官を内蔵しているものもいる
タバコモザイクウイルスは、分子が単純にらせん状にくっついただけの身体を持っている
果たして彼らは機械なのかしら?
月は無慈悲な夜の女王 などに散見される、機械(コンピュータ)が意思を持つ という
物語テーマにしても… 意思は人間だけが持つことを(神ないしそれに相当する存在、または人間自身から)許された
崇高なるものであって、ただの無機物の塊に過ぎない機械がそれを持つのは大変な事件である、
という風に、多くの場合描かれているわね…
ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」では、メモリーチューブという「電子機器」の発明によって
自律行動のできる「家電製品」が商業ベースに乗り、やがて広く浸透するという世界が描かれているけれど…
果たして彼らは何なのかしら?
ハインラインはこの物語の主人公ダニエルに、
「家庭の女性が欲しがるのはスイッチつきの便利な家ではなく、わずかなパンくずをありがたがる昔ながらの奴隷女中なのである」
と言わせているのだけれど…
>>768 >加持君の資料を通して補完計画の真実を知った彼女が、
碇君に未来を託そうとした…そんな風に見えるわ…
そ、それはちょっと深読みしすぎではないかと(滝汗)
>「いい、アスカ、エヴァ・シリーズは必ず殲滅するのよ。シンジ君もすぐに上げるわ。 頑張って。」
このセリフを、エヴァシリーズを殲滅して補完計画を阻止しろ、ととるか、
エヴァシリーズを殲滅してゼーレの補完計画を阻止しろ、ととるか…
疑おうと思えばいくらでも疑えるというものだ(汗)
「大人のキス」の約束をしてまで(叶えられぬ約束だとしても)
シンジを激励したのは、シンジに生きていて欲しかったからではないのか(汗)
補完だのなんだのの打算が挟まるように、私には見えなかったが…(汗)
才無き身の哀しさ (←オスカー・フォン・ロイエンタール) orz
>>769 >EOEのリリス様には…静かな、そして熱い怒りが見えている…
私にはそう見えたわ…
あの目の光…碇司令の眼鏡を握り締めて、リリス様が何を思っていたのか…
「なぜ、生きているの…」
「初めてなのに、初めてじゃない気がする…」
庵野監督は…自分の作ったモノに群がるオタの姿を見て、まさにこのリリス様の言葉のような
衝撃に襲われたのだと思うわ…
こんな人々を見るのは初めてのはずなのに、初めてじゃない気がする
(≒自分の中にもそういう要素があった)
庵野監督につくづく言いたいことは…
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
その程度のことも覚悟していずに作品を作ったのか? ということ
レイさんにとって失礼だが、「そういうふうに人気が出て欲しい」という要素を
レイさんに組み込んだのだろう? 結果、予想外に大大大大人気になってしまい、
庵野の手からキャラがひとりだちして制御不能になったのは、予想できなかっただろうが
監督がファンをどうこうしようと思うこと自体が既に「驕慢」なのですよ
無論、そうなってほしいなと思うこと自体は自由だし、そうするように仕向けることも自由だが
その点は、庵野監督の師匠である冨野監督がよくわかっていると思う
まぁ、トミーノのマネをしろと言っているわけではないのだけれどね