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時津風:2007/09/27(木) 19:11:31 ID:OT0Z6D92
スレ立て乙!
_/,'  ̄  ̄ 9{_
{゚>‐一 ¬ ̄ ̄`ヽ、 j. \
/ / { \ { ヽ
/ ヽ { ヽ、 \ l ヽ〉. i
/ ∧ l__\ 代ー 、ヽ | |
{ { X´l ヽ\} \_ヽ | l
ヽ \∨ ヽ __ | !
\小. ィ= ´ ̄ ` l ,′
l } ' ,' / 乙です
|:八 ヽ _フ / /
l 个 、 ィ/ /
l / _>r 'チー/ / _
! !/ } │ / , <_ _, イ´/ ヽ
/\/ヽ { __ノ/⌒ヽ./ / /7'´ / l
>>1に乙。
部屋に舞う大量のバラの花びらのうち、七枚だけがワルキューレへと練成された。
ワルドは自分を取り囲むワルキューレ達を見据えつつ、右手で握る杖に意識を集中させた。
レコン・キスタの中でも、錬金を得意とするメイジ達に命じて作らせた新品のものだ。その為、馴染みが薄く、未だに魔力の通りが著しく悪い。
見掛けこそ以前の杖と全く大差ないが、自身の色に染め上げるには長い時間がかかりそうだった。
しかし、今、対峙する青年を倒すには、これで十分であるとワルドは確信していた。
自身は四つの系統を重ねあわすことが可能なスクエアメイジであるのに対して、この青年は土系統しか扱えないドットクラスのメイジである。
「さあ、かかって来い」
ワルドの挑発を受け、得物を持ったワルキューレが一斉に襲い掛かった。
しかし、ワルドは全ての攻撃をことごとく受け流すと、短く詠唱した。一体のワルキューレに向かって、風が牙を剥き、一瞬の間に胴体が両断される。
風魔法のエアー・カッターだった。
あまりの素早さにギーシュが驚嘆した時には、もう、目の前にワルドが迫っていた。ワルドの体がコマの様に回転し、それが後ろ回し蹴りの事前動作だと気付いた瞬間、ギーシュの胸部にワルドの踵がめり込んだ。
吹き飛んだギーシュの体がベッドのサイドレールと脚を破壊し、支えを失ったマットが床に滑落した。
ワルドに蹴られた肋骨が軋み、ベッドに叩きつけられた背中に重い痛みが走る。
追撃を狙うワルドを二体のワルキューレが間に入り込み、それを阻んだ。その隙に立ち上がったギーシュは折れたベッドの脚を戦槌代わりにと手に取った。
健闘していた二体のワルキューレ達も、ワルドの唱えたエア・ニードルによって、揃って串刺しにされた。
「あと、四体」
ワルドが氷の様な声で呟き、ギーシュに襲い掛かる。
ワルドの得物が突くことに特化したレイピアの様な杖だったので、ギーシュは前方のみに意識を集中させ、ベッドの足で滑らせるようにしのぎ続けた。
四体のワルキューレの攻撃を受け止めながらも、ギーシュに対して猛攻を続けるワルドに、青年は圧倒されるしかない。
しかし、ギーシュもやられるばかりではなかった。
烈風のような突きを半身だけ退けて無駄なくかわし、その腕を掴む。ワルドの体の内側に滑り込むと、前方に向かって投げ飛ばした。
地面に叩きつけられたワルドに向かい、ワルキューレの長槍が襲う。しかし、ワルドは瞬時にフライを唱え、天井にぶら下がるシャンデリアに飛び乗った。ワルドの体があった場所を一瞬の差で、長槍がつく。
ワルキューレの攻撃が届かないことを見切ったワルドが、シャンデリアの上で悠然と詠唱を始めた。
詠唱が長い。
高位魔法がくることを察したギーシュは、残りのワルキューレを前方に配置した。
「そんなものは無駄さ」
「……なに?」
辺りの空気の流れが目まぐるしく変わり、ワルドの杖から雷がほとばしると、閃光が部屋を覆った。ワルキューレは青銅製だ。その為、強烈な雷光はワルキューレの体を一瞬にして突き抜ける。
ギーシュは危ういところで横に転がり、閃光を避けた。
しかし、ワルキューレは完全に焦げついてしまい、白い煙をもうもうと上げていた。
「身を守る盾はなくなったぞ」
「まだ、終わってない!」
ギーシュはベッドの脚を振りかざし、ワルドに突進した。
ワルドは呆れたようにため息をつくと、左手で脚を受け止め、右拳をギーシュの鳩尾に叩き込んだ。
ギーシュは、息が止まり耐え難い激痛に両膝をついた。
ワルドはギーシュの胸倉を掴み、乱暴に立ち上がらせる。
ギーシュは腹部を押さえながら、乱れた呼吸のまま、口を開いた。
「ワルド子爵…。すまなかった。許してくれ」
ワルドは見下すようにギーシュを見つめた。
「今更、命請いか。グラモンの名も随分と安いものだ」
ギーシュは小さく笑った。
「違うさ。ぼくの主演するお遊戯に無理やり貴方を巻き込んでしまった事に対する謝罪だよ」
ワルドは眉をひそめた。
「何だ、何を言っている?」
「この勝負、はなっからぼくの勝ちは決まっていたんだ。つまり、これまでのことは全て茶番なんだよ」
ギーシュはそう言って、全身の力を振り絞り、ワルドの胸部に蹴りを浴びせた。
不意をつかれたワルドの右手が離される。
拘束を解かれたギーシュはワルドの肩を踏み台にし、華麗な後方宙返りをした。そして、マントを翻し、床へと優雅に着地する。
ワルドが咳き込んでいる隙に杖を振り、部屋中に舞い散った花びらに向かって錬金魔法を唱えた。
全ての花びらが粘土の高い液体へと変化し、ギーシュの狙いに気付いたワルドの顔が歪む。
ギーシュは花びらを燃焼性の高い油に練成したのだ。
「火攻めというわけか。しかし、火種はあるのかい?」
「もちろん」
ワルドが流れるような動作で杖を構える。
「それを取り出すよりも早く君の胸を突く。ぼくにはそれができるぞ」
「ワルド子爵、いくら貴方でもそれは無理です。なにせ、この部屋全体が火種なんですから」
「……どういう意味だ?」
「貴方が訪れる前に、この部屋の床、天井、壁に至るまで、全て、希土類金属に作り変えました、ぼくの錬金でね」
ギーシュの言葉を理解し、ワルドは呆然となった。
「その様子だと、ご存知のようですね。希土類金属は非常に酸化しやすい性質を持ち、平民達の間でも重宝されています」
ギーシュは口元で小さく杖を振ると、言葉を続けた。
「そう、火打石としてね」
格下の相手に出し抜かれた事実に、ワルドは苦笑した。
「さあ、今すぐに手紙をよこせ。貴方だって、男二人で身を焦がすような思いはしたくないでしょう」
ワルドは逡巡したのち、胸元から手紙を取り出すと、それをギーシュに向かって投げた。
「ま、今回は折れておこう」
ギーシュは手紙を掴み取り、ポケットに突っ込んだ。
「良い心がけです」
「中身を確認しないのか?」
「他人の色恋に首を突っ込むほど、野暮じゃありません。それに、土壇場でくだらない駆け引きを行おうとする輩は出世できませんよ。ですよね、元魔法衛士隊長殿?」
ワルドは戦いによって乱れた衣服を正しながら笑った。
「なるほど、きみが父上の身分に追いつくのもそう遠い話ではないかもしれないな」
ギーシュは妖艶に微笑むと、ワルドの様子を警戒しながら、チェストの物陰へと向かった。
「ぼくを誰だと思っているんですか?グラモンの名は飾りではありませんよ」
そう言って、ギーシュの姿が物陰へと消えた。
ワルドが確認すると、そこには下方に向かう大穴が一つ開いている。
「あのモグラの仕業か……。なるほど。三日間、地下に潜って、こちらの様子をひたすら覗っていたというわけだな、やるじゃないか」
ワルドは子の成長を喜ぶ親のように無邪気に笑った。それは、つい先日、一人の青年の命を奪った男にはとてもみえない笑顔だった。
投下終了かな? 乙したー。
しかし前スレまだ40レス程残ってるが……埋めるか?
乙したー。
余談だがドット ライン トライアングル スクウェア等の定義が違うような・・・まぁこれはこれで
GJ!
かっこいいギーシュは大好きだwww
>>13 落とす方が負担かからないんじゃなかったっけ?
>>14 まあ、ミスリードさせ気味だがこれから修正すればいい悪寒。
ある意味間違ってないしね。
一応書いとくと、
単純に『一度にあわせられる系統』が四つなのがスクウェアで一つなのがドット。
例えばスクウェアは土土土土でやたら凶悪な土魔法、とかも可能。
ただ、基本の属性が全員決まってて、それを元にしないとならない。
他属性をベースに置いた魔法は使えないor使えてもやたら弱い。
と、こうなってるはず。
ゼロ魔の魔法でよく分からないのがコモンと系統の区別なんだよなー。
フライ、レビテーションの二つがイマイチ。
多分レビテーションがコモンでフライが系統なんだろうけど。
>>16 いや、ややっこしい事に5巻のギトー先生の説明によると
フライもレビテーションも風の基本の魔法らしい。
土のドットのギーシュでさえレビテーションを使えるから
ほんとーに簡単に魔法ではあるらしいが。
>>17 マジか。
だとするとレビテーションの存在意義って……フライの簡易版とか?
或は自分以外にかけられるとか、遠隔でかける事が出来るとか、か?
>>18 フライが自分を飛行させる魔法で、レビテーションが自分や他者を浮かす魔法らしい
雑談はとりあえず前スレ埋めてからにしようぜ?
ほ
エヴァとゼロ魔の原作を読んだ事の無い自分は設定も何もかも知らんのですが、そんな自分が此処で書いてもいいのでしょうか?
両方とも原作知らないのはちょっと止めた方がいい気がするな
読むのは構わんが書くのは辞めとけって感じだな
原作を知らずに二次SSを書くのは下の下の行為だと判っておくべき
レスありがとうございます!
では大人しくROMる事にします(^^)
ってか殆ど冴えない著者氏の専用になってるからな……
俺もシンジinゼロ魔は考えた事あるがルイズに召喚される訳じゃないからスレチだし
オレは逆に、別の作品のシンジを召喚させてみたが…
魔法がつかえない上に、人としても使えない上に従順でもないシンジがルイズに捨てられて終わったw
まさか型月かw
スレタイが召喚したのがエヴァキャラだったらというのであればまた
違ったかもしれませんね
片方だけ読破しても両方読まなきゃ意味が無いことに気付いた俺乙orz
ふと思ったんだが、ストーリーや世界観知ってたら
そこから独自の世界を混ぜ込んで進行、ってのはダメなのかね…
それがダメなら冴えない著者氏が弾かれてしまうw
ただ、半端に変えても突っ込みが入る可能性があるので
矛盾を感じさせない文章が書けるなら良いんでは?
むずかしいけど orz
スレタイはルイズがシンジ召喚に限定されてるが、エヴァとゼロ魔のクロスっつう
基本さえ守ってれば別に目くじら立てなくてもいいんじゃね?
べつにいいんじゃないかな?
なんかもう、最近設定がどーとか何とかかんとかで…
ぬるぽ
ガッ
prologue『死か、抱擁か』
――魂が、死ぬように眠っていた。
「動け! 動け、動け、動け、動け、動けぇ!!」
亀裂の走った淡い夕焼け色の世界に、シンジの悲痛な叫喚が余韻も無く吸い込まれていく。
シンジの絶望に震える瞳が怯えるように萎縮しようが、無我夢中に動かそうとするエヴァに懇願が伝わる事は無い。
外では首と両腕を断たれた弐号機と、N2爆雷での玉砕を図った零号機の無残な姿が闇に沈んでいた。
それは圧倒的な力をもってして第三新東京市に君臨した、拾四番目の使徒ゼルエルによる攻撃の後。
数十秒前まで、シンジの狂気を伴っての猛攻により一時的に状況は優勢となっていた、が。
忽然――否、勝機を目前にして最も考慮するべき“それ”を忘れかけていた。
危険な何かを伝えるような無機質そのものである長音が、エヴァに蓄えられていたエネルギーが底をついた事をシンジに思い知らしたのだ。
「動け動け動け動け動けぇ!!」
――ピシィ、ピキ、ビシビシィ――無情に響く亀裂音が高ぶり、魂を持っているかのようにエントリープラグ内に亀裂が走っていく。
「今動かなきゃ、今動かなきゃ皆死んじゃうんだ!!」
――ビキ、ピキビシ、バキャバキィ――必死に足掻くシンジを嘲笑うかのようにエヴァそのものさえも激しく踏みにじるゼルエルの攻撃。
それが破砕音に変わるのは、そう遠くないだろう。
「もうそんなの嫌なんだよぉ!! だから――動いてよぉお!!」
――瞬間、魂が歓喜の叫びを挙げる。
この、鼓動は。
コノ、鼓動ハ。
この、鼓動は?
――誰? いや、今の鼓動は僕が? あ、何かふわふわ浮かんでるような感覚……が。
死ぬ……のかな? こんな気持ちいいなら……死ぬのも……悪くないような――
――死ぬのが怖いんじゃ無かったの?
あやな、み……? やめてよ……僕は此処で……死ぬんだ。
もう楽になりたいんだ。
僕は死んだんだ死んだんだ死んだんだ死んだんだ死んだんだ死んだんだ死んだんだ死んだんだ。
――あなたは死なないわ。
……どうし、て……?
――わたしが守るもの。
あやな、み……って、本当にお母さん……みたいだ……あたたかい……母さ……ん……。
沈むように落ちていく意識を起き上がらせようとはせずに、ただ、祈るように瞼を閉じた。
ハイ。すみませんです……。
新参者ながら、ノコノコという名の緑亀のごとくのこのこ出没してしまいました。
携帯から打ち込んだので推敲すべき部分を見逃したかもしれませんが、PCは大破しているので暫く慣れない携帯から投稿する形かと思います。
どちらでも変わらない更新速度かもしれませんが、末永く生温く見守っていただけると幸いです。
GJ!
シンジが異世界に行くSSって大抵レリエルの中からかサードインパクト後だけどそこからか!
こいつは新しい
意気込みにGJを送りたい。
擬音は、極力避けた方がいいよ?老婆心よりアドバイス。
がんばって
>>38 GJ!
名前欄に話名かハンネ入れてくれると助かる。
>>27氏
それってありじゃないですか。自分は33氏と同意見ですけど、他の方はどうでしょうか?
>>37氏
乙です!S2機関取り込み後なら、エネルギーの心配は無しですね。リリスの体液は錬金で賄えそうですし。
元々スレタイくらいしか縛りのないスレだから
それぐらいは守った方がいいと思うけど。
そうじゃないなら、次スレが立つときにでもテンプレに書くなり、
スレタイを変えるなりして分かるようにした方がいいと思う。
おおう、予想外に賛成されて驚いたw
しかし考えただけで書いた訳じゃないという罠。
ナ、ナント!( ̄□ ̄;)ヨッツモ!!
レスありがとうございますm(_ _)m
>>39 異世界に飛ぶSSを書くのは二度目ですが、ほぼ無知に近いゼロ魔と融合させるので挑戦の意味も込めての投稿となります。
飛ぶなら此処かなー、と普通に決めたというか、印象に残っていたというかw
レリエルから異世界に飛ぶ発想は逆に思い付きませんでした(・ω・`;;;)
>>40 文面が堅い気がして、少しでも柔くなるようにと擬音を加えましたが逆効果で恥ずかしい思いですorz
これからは擬音は極力控えるつもりですが、もしかしたら何かの拍子に暴走するかもしれません(汗
>>41 ハイ。すみませんです……投稿した直後に気付いて悔恨の念に押し潰されそうですorz
次回からは忘れずに、必ず細心の注意を払い投稿しますm(_ _)m
>>42 >S2機関取り込み後なら、エネルギーの心配は無しですね
(゚д゚ )
>S2機関取り込み後なら
(゚д゚;;)
>S2(ry
ちょwwwwww貴方様はwwwwww
……もしや、S2機関取り込み後だと勘づいt……。
………………。
等身大の畏怖を如実に思い知りましたorz
ありがたいレスの数々、これを励みに更なる精進を致しますm(_ _)m
忘却の使徒 第一話「召喚、サードチルドレン」
――異世界。
地球より遠く離れた惑星か、あるいは特異な空間に置かれた“場所”なのか、真意を知る者は誰一人として居ない。
いくつもの小国が繋がるように隣国している大陸――地球では無い“魔法”により身分の決められる、大国ハルケギニア。
その一角、和気藹々として賑わう“トリステイン魔法学院”。
その名の通り、魔法を磨く学校である。
まだ成人にも満たない少年少女の“それ”を引き出すのが学院の役目。
例えどのような才能を持っていたとしても、それは磨かなければ機能しない潜在能力という言葉だけの存在だ。
――場所は学院の中心広場。
一人の生徒を少し離れた場所から見守るようにして数十人の生徒が立ち尽くしていた。「我が名は――」
その少年は静かに詠唱らしき言葉を淡々と、しかし震えるような声で喉から絞り出し――
瞬間、止まっていた風が、何かに呼応するように烈風と化し、空を走る。
そして今、妙な緊張感の漂う広場にて、一つの小さな喝采が沸き上がった。
視線が集うのは少年の手のひらに置かれた可愛らしい、まるで紅蓮を思わせる色で彩られた小鳥。
それを見て、冷静に事を見据えていた教師らしき初老の男が僅かな笑みを顔に映す。比例し、少年の顔にも笑みが浮かぶ。
「よろしい。ミスター・レイオール。君の属性は“火”に決まりだ」
「はい!」
嬉しそうな笑みを顔に貼り付けたまま、既に召喚儀式を行なった生徒達の元へ歩く。
それを迎えるように、安堵に似た暖かい顔を皆向ける。
ただ一人、他の生徒とは違い、緊張の仮面を取り付けた少女を除いて。
「次! ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ヴァリエール!」
「――はい!」
少女の潔い返事と共に、何故か場の空気が絡み付くように重く染まった。
なんかよくわからないけどこれを置いておきますね
つ忘却の魔法
自らの名が発せられる度に重くなる空気を“いつものように”肩で切り、生徒達の中からその少女が姿を表す。
その容姿は可憐であった。
整えられた顔は形容するならば美少女。艶のある桜色の長髪は風に靡き、スレンダーな体躯は制服の中に几帳面に潜んでいる。
そして先程の生徒が居た場所付近でマントから伸びている足が止まる。
生唾を飲み込み、深呼吸に似た呼吸をしながら緊張を押さえ付けようと試みる。
『陰口』でもしているんだろうと、それを絶対と断言できる確信を心の奥に閉ざして、集中する。
背後では、ルイズの予想通りに陰口が囁かれていた。
「何が出て来るんだろうな」
「きっとろくでもないモノに違いないよ」
「いや、もしかしなくても何も出てこないんじゃないか?」
「ああ――“ゼロのルイズ”だからな」
悪戯な冷笑を浮かべた生徒達が、ルイズが前へ突き出した杖の方向へと視線を注ぐ。
地面に刻み込まれた五芒星の魔法陣の周囲に赤黒い異様な霞が纏わりつく。
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ヴァリエール……」
この時点で、ほぼ全ての者が固唾を呑み、一つの確信を得ていた。
これは、もしかしなくても危険な何かが訪れるだろうと。
「ミ、ミス・ヴァリエール……?」
「五つの力を持ちしペンタゴンよ」
怪訝に抑止を促す教師の声は届いていない。……黒き雷が魔法陣の周囲にある土を焦がし、走る稲妻のような音と共に魔法陣が黒光りした。
「我の運命に従いし――」
「ミ、ミス・ヴァリエール!!」
前例の無い状況に痺れを切らしに切らした教師が懐から出した杖をルイズへと勢いよく向けた。
瞬間、杖の先から彼女を正気に戻すには十二分な炎の球が爆ぜ、掠めるように足先を狙う。
しかし、その炎の球は突如ルイズを守るように出現した“障壁”に遮られてしまう。
「な、なっ!?」
それは、形容するならば夕焼け。
驚愕に顔を歪ませる教師をよそに、魔法陣が更に光を発し、共鳴するような音が極限まで醸し出された。
「使い魔を、召喚せよ!!」
爆発する音が鼓膜を蹂躙し、烈風が空を走る。煙に巻かれ現われたのは――忌むべき存在。
その巨大なシルエットが、皆の恐怖心を更に叩き起こした。
しばらく、誰もが微動だにせず閉口し、目前の光景に沈黙していた。
それはルイズも例外では無い。
煙に巻かれて顕現する巨躯一つでさえ、校舎の四分の一を占めるほどに巨大なのだ。
首筋を支配した悪寒かえも無視し、戦慄よりも前に驚くことしか出来なかった。
「…………俺さ」
生徒達の中、一人の少年が、ぽつり、と雨粒が落ちたような声を開口一番に発する。
「“ゼロのルイズ”って、今この瞬間から口に出さないよ」
もしかしなくても、あのゴーレムと同等の大きさである怪物が使い魔になれば――
ああ、地獄を見る事になるだろう。
生徒達が一斉に震え出し、明日は無い、と全員の思考が初めて一致した瞬間だった。
「な、な……何よ…………これ」
腰から砕け落ちて座り込んだルイズが呆然とした表情でそれを仰ぎ、ようやく恐怖の声を漏らした。
目前で見れば山より高く、恐怖のあまり毒々しい色と錯覚する端麗な紫色の風貌。
まさか、これを使い魔にしろって?
召喚儀式によって呼び出された生物を“使い魔”にするには、とある条件がある。
……自らの唇を、捧げるのだ。
唇? ……まさか、まさかのまさか?
十六にもなって告白した事が、というかそれに値する人が居なかったというか。
……その戒めが、これなの?
出来る事なら嫌ー!! ルイズは極限まで拒みつつ、一度召喚したモノは押し返せないという現実に衝突した。
絶望に落ちていこうかと思案する中でも、拒絶の意思は忘れないが。
「お、おい、あれ……」
ふとした矢先、今まで聞こえそうに無かった他の存在を思い出す。
一番後ろの生徒が震える声で、視線を阻む者を掻き分けながら指を出す。
その先には――
「う、うぅうん? …………あれ、アスカ? ん、く……僕の部屋に、何の用、が……」
少年、碇シンジが寝ぼけた眼を擦った後、俯いて全身に力を行き渡らせるよう強く伸びをする。
何とも呑気に欠伸を噛み締めていたシンジが、今度はハッキリ目覚めた眼でルイズと視線を交錯させ――た瞬間、一気に顔を紅潮させる。
何故かと言えば、いつの間にか伸びをしている内にルイズが眼前に迫っていたのだ。
一方、ルイズの方は安堵したような、微笑むように優しく見つめる。
「……初めてなら、あんたのほうがいい」
優しい声と共に柔い感触が唇に当たる。
ああ、僕はまだ夢に居たんだな、とシンジは妙に納得して再び眼を閉じた。
GJ!
しかしこの初号機は電源無しで動くんか?
十六にもなって告白した事が、というかそれに値する人が居なかったというか。
……その戒めが、これなの?
出来る事なら嫌ー!! ルイズは極限まで拒みつつ、一度召喚したモノは押し返せないという現実に衝突した。
絶望に落ちていこうかと思案する中でも、拒絶の意思は忘れないが。
「お、おい、あれ……」
ふとした矢先、今まで聞こえそうに無かった他の存在を思い出す。
一番後ろの生徒が震える声で、視線を阻む者を掻き分けながら指を出す。
その先には――
「う、うぅうん? …………あれ、アスカ? ん、く……僕の部屋に、何の用、が……」
少年、碇シンジが寝ぼけた眼を擦った後、俯いて全身に力を行き渡らせるよう強く伸びをする。
何とも呑気に欠伸を噛み締めていたシンジが、今度はハッキリ目覚めた眼でルイズと視線を交錯させ――た瞬間、一気に顔を紅潮させる。
何故かと言えば、いつの間にか伸びをしている内にルイズが眼前に迫っていたのだ。
一方、ルイズの方は安堵したような、微笑むように優しく見つめる。
「……初めてなら、あんたのほうがいい」
「え、なな、何を」
見知らぬ美少女の優しい息遣いを含んだ言葉に、シンジが今どのような状況に居るのか確かめようと慌て喚いた時。
柔い感触が唇に当たる。即ち、本来ならば有り得ないはずの突然のキス。
ああ、僕はまだ夢に居たんだな、とシンジは妙に納得して、再び眼を閉じた。
つづく
>>51 ぎゃああああああああ!!(゜Д゜;)
ちょ、タンマです。いや待て。いいか、そこから消えなきゃ俺の自慢のライフルが火を(ry
……誤爆ではありませんが、むしろ
>>53が誤爆です、すみませんorz
…
>>53は折角だからと少しいじりましたので…一応修正版という事で(・ω・`;;;)
それから、ちまちまとしかコピペ出来んので一気に書けなくてすみませんorz
>>47 あ、ありがとうございます?
一瞬何か困惑しましたが、S2機関の事(ですよね?)と思い、感謝です。
>>52 GJありがとうございます!
ここ壊れてますという表示に惑わされた自分をお許し下さいorz
レスありがとうございます!!m(_ _)m
ノリがうざい、半年ROMれ
>@ ◆dLmKcdnE8U
もっと簡潔な文章を書くようにしたほうがいいと思うよ
それと早く続き書いてね
>>55 すみません。金輪際、馬鹿げたノリは封印することにします。
書き終えた後はとにかく気分が昂揚する若輩者で……不快に思わせてしまい、申し訳ありません。
叱咤激励ありがとうございますm(_ _)m
>>56 七つもレスを使用したのに未だ、シンジが飛ばされて来てこれからようやく、って所ですからね(汗
それとも描写の方に分かり難い箇所が……何にしても、なるべく長い文を書こうと奮闘し過ぎてはいけない事にようやく気付きました。
続きの方は出来る事なら明日、というよりも今日かと思います。
レスありがとうございますm(_ _)m
>余談
所で此処って…もしや携帯上だけでの場所だったんでしょうか?
ん〜ノリはどうかしらないけど
SS自体はいいんでない?普通に展開を期待しますよ
ちなみにPCから私は見ている
とりあえず出だしはベーシックだな。
しかしシンジ……暢気と言うか、何と言うか。
実際、TVでも劇場版でもS2動いてるシーンって無いんだよな。
あるのはSRWだけか。α3では三機ともS2搭載だしな……。
>>59 寝ぼけてると考えれば暢気なのも仕方ないけど、正気に返った時、どんな反応するかが楽しみ。
零号機の自爆と弐号機の大破をまざまざと見せ付けられた後なわけだから、望郷の念なんて生易しいものでなく、強迫観念に近い焦燥感にさいなまされるんじゃないかな。
「帰らなくちゃ…帰らなくちゃ…帰らなくちゃ…帰らなくちゃ…帰らなくちゃ…帰らなくちゃ…」みたいな。
>>60の続き。ミスって書き込みしてしまったorz
>>45 自分も当初はそこからの予定でした。一番ネックなエネルギー問題が簡単に解決しますし。ただし、上記の様に状況が状況なので、シンジの精神状態が不安定になるのは否めませんし、自分の文章力ではそんなシンジを動かせる自信がなかったのです。。。
あと、腹部(コア)と左腕部、それに両肩露出状態のエヴァの修復手段が頭に浮かびませんでしたw
なんにしてもGJ!続きを期待しています。
うん…なんだ理想郷のほうがいいんでない?
理想郷の感想板は辛口で有名だからな……書くの辞めた奴も何人かいると聞いたが。
SS初心者は理想郷には投下しないほうがいい。マジで。
あそこにSS書くの上手い奴居ないだろ
理想郷は感想無視してたら追放されちゃうのかな
注意書きにいろいろ書いてるけどあからさまに
「感想なんていらねえよ」とかかかなければいいんでしょうな
たんたんと投稿投稿と
あそこの感想は辛口っつーか、厨いっぱいっつーか…
ID導入されて多少マシになったけどな。導入したことに付いて文句言ってるやつ等もいるがw
なんだかんだ言ってみんな理想郷に詳しいよな
雨迷子とか好きだけどなぁ、ってのは置いといて。
……ロリコンじゃないよ?
結局@氏の投下はこっちで良いと思うぞ、俺は。
>>68 面白いのも多少はあるしな
ああ、@氏はここでやればよろし、ここの方が気楽にコメできるし
ネタは多いにこしたことないw
あの気持ち悪いのりは受け付けない
悪いけど理想郷向きだわ、あれは
作者が出しゃばり過ぎ、あと2ch慣れしてなさ過ぎ
>>71 別にそれくらいいいじゃまいか。それにこれからは自粛するっていってるんだから、大目にみようよ。
投下する人が増えた方が、スレも活気づくだろうし。
そしてまた、職人が一人消えていったとさ
めでたしめでたし^^
過ぎたことを一々書き込む奴って何なの?
別にあのレベルの奴が消えても問題ない訳で
職人と呼ぶのもおこがましいわ
>>73 最近増えてきた新手の荒らし。日記スレとかあちこちで沸いてる
スルー汁
冴えない氏はいずこへ
>>75 ごめん、自重する。確かにそれっぽいの全部同一人物っぽいね。
まぁ冴えない氏が気にしてしまうようなら自重して欲しいな
あくまで一番読みたいのは冴えない氏のやつだし
自演お疲れ様です
ID非表示って馬鹿が湧くから楽しいな
批判してる奴も擁護してる奴も実は一人なんだろw
冴えない氏はもちろん待つ。
ギーシュの男ぶりうpだけでおわっては主人公二人が浮かばれん
が、無論新人さんも歓迎だ
83 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/08(月) 02:12:40 ID:vJtIvCG4
まあ全部俺の自作自演ってやつなんだけどな。
○_○
○_○ (´・(ェ)・`) ・・ID非表示だから意味無いぜ兄者
( ・(ェ)・) / ⌒i
/ \ / ィ | |
/ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/
__ _/ Prius // FMV // VAIO // Mebius // LaVie /____
\/_/ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/
_ /ThinkPad //WinBook//DynaBook//Libretto // Presario/
\/_/ ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄ ̄/
_ / Inspiron //Endeavor//InterLink // Evo //Let'sNote/
\/____//____//____//____//____/
│ │ │ │ │ ┌─┐
└────┴────┴────┴────┴───────コ.│
一台位PC譲ってほしいもんだな。
あ、俺も欲しい、回線光で据え置きのヤツw
回線とPCは別だろ常考
このAA和むね
ほしゅ
冴えない氏スランプかね
90 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/10(水) 23:46:03 ID:a3p3d+h3
ほしゅ
sageて保守
更新が遅れ遅れで申し訳ありません。
書くことに飽きたとか、投げ出したわけではありません。
短くなりそうですが、明日にでも投下致します。
wktk
wktk
wktk
ほ
し
98 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/13(土) 01:41:04 ID:+TIt3Owu
Wktk
正直@のほうが好み、いや冴えない氏も続き気になるけど
今更そんなこと言ったって@は戻って来ない
誰かのせいでな
さてwktk
もち、@氏も待つ。
すべての職人を待ち続ける。
いやじゃいやじゃ
早く続きが読みたい!
wktk
あのヘタレは要らん
冴えない氏だけで良い
>>103 俺には(お前が何を言ってるのか)さっぱりわからねえ!
直上で激しい決闘が行われていることも知らずに、囚われの三人は成す術もなく、今の状況をただ茫然と享受していた。
薄暗い地下牢の中で、キュルケはベッドに寝転びながら、ぼんやりと天井を見上げる。
ただでさえ狭い監獄に粗末な二段ベッドが二つも設置されているので、そこにいるだけで非常に息苦しい。
まあ、囚人の扱いなど、この程度が妥当であろう。
「まったく、レコン・キスタの連中は貴族に対する敬いってものを知らないのかしら」
苦々しげに呟く。
それからキュルケは桃色髪の友人のことを思い出した。
「ルイズ、無事かしら……」
キュルケの言葉に、ベッドの上で膝を抱えうずくまる少年の肩が震えた。
それに気付いたタバサは、少年の髪をそっと撫でる。監獄に放り込まれてからというもの、シンジの精神は度を越した鬱状態にあり、タバサが寄り添う形で少年を慰め続けた。
しかし、シンジの様子に変化はない。日に二回、与えられる食事にも手を出さず、ひたすらうずくまるだけであった。
タバサが心配そうに口を開く。
「きっと、大丈夫だから……」
相変わらず短い言葉であったが、それでも彼女をよく知るキュルケからすれば、今のタバサは考えられない程に饒舌だった。親友である自身の言葉にも、ほとんど首を振るわすことでしか応えないタバサ。
しかし、この少年に対してだけは何かと口を開く。それが以外であり、少しだけ悔しくもあった。
もちろん、色恋を人生の第一とするキュルケからすれば、その理由は容易に理解できてしまうものではあるのだが。
「……まさか、タバサが年下とはね」
誰にも聞こえぬ様、キュルケが小さく呟くと、階上から誰かが下りてくる足音が聞こえた。キュルケはさっと身を起し、鉄格子の向こうを窺う。
その場所にメイドの恰好をした女が現れた。
「あなたは確かオールド・オスマンの……?」
キュルケが問うと、女は微笑みを浮かべた。
その背中から、よく見知った桃色髪の少女が現れれ、一瞬にして事態を把握したキュルケは小さく呟いた。
「なによ、遅かったじゃない」
メイドが杖を振ると、鉄格子が土くれに姿を変えて床に積もった。
108 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/14(日) 00:14:25 ID:RjM6HK/R
「ミスタ・グラモンが時間を稼いでくれています。さあ、今のうちに」
女の言葉にキュルケが眉をひそめる。
「グラモン?あいつがいたことを忘れてたけど、ギーシュのこと?」
女は小さく微笑んだ。
「ミスタ・グラモンは立派なメイジですよ。さあ、早く」
つまり、ギーシュがワルドに向かって吐いた言葉は虚言だったのだ。
あの時点で、ルイズとロングビルは、今だニューッカスル城内にいた。
実のところ、彼に課せられた義務は手紙の奪還などではなく、ルイズを含む彼女達がニューッカスルを脱出する為の時間稼ぎに過ぎなかった。
キュルケ達の救出は、かつて土くれのフーケとして名を馳せ錬金を得意とするロングビルからすれば、たやすいことであった。
なにしろ、そういう類のメイジは杖さえあれば、目の前を阻む鉄格子であろうが、周りを覆う石の壁だろうが、思うままの物質に変えることが可能なのだから。
しかし、先にそれを行ってしまえば、ルイズの監視が強固になるのは間違いない。
逆もまたしかりである。
文字通り地下に潜んでいたギーシュと、偶然、接触できたロングビルが、二方面救出作戦をたてたのは、その為だった。
そして、金髪の青年は見事に義務を果たした。彼は見事にワルドを欺いたのである。
手紙の奪還が目的であることを疑わなかったワルドはキュルケ達のことまで、気をまわせなかったのだ。
ハッタリまできかせられるようになったか、ギーシュ
でも仲間からの扱いは軽いんだねw
110 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/15(月) 07:13:31 ID:lWs7RCzp
トリップ?だっけ?
ないようだけど?
文体からして本人なのでないか?
これは冴えない氏なのか?
原作未読だが
ちゃんとした城の牢がトライアングルメイジに破られてもいいの?
破られてるよ
杖を没収しておけば大丈夫とでも思ったんだろ
言われてみるとそうだね
メイジ専用の固定化が掛かった牢屋とが出てきてもいいかも
>>114 ありがとう。あいかわらず杜撰な世界だな
あげ
世界観が杜撰と言うより、粗末な作りの明らかに貴族用では無い牢屋に突っ込んだのがミスなんだろうな。
スクウェアクラスのメイジが複数でかけた固定化ならフーケでも破れないが
そんなものかけてる牢屋なら、物理的に破られないように鉄格子なんかでは無く厚い石壁と鉄の扉だろうし。
杖が持てないような手かせとか、メイジ用の拘束具が普通なら開発されてそうだが
ゼロ魔世界は、そういう技術の発達が否定されるっぽい世界だからなあ
6千年かけて、ゆるやかに魔法を劣化させてきただけっぽい世界です
ああメイジ 杖が無ければ ただの人
と、言うのも影響してるんだろうけどなー 自身の杖を取り上げてしまえば
再度作るのに数日はかかってしまうので、牢屋にいれとけばまず再作成は不可能だし
手かせとか拘束具を用意する意味が少ないかと、杖をとり上げればメイジ用の拘束具なんていらないから。
これで貴族でなければ、舌を抜く(永続的に魔法が使えない)とか腕を折る(水の魔法で治療可能なので一時的な処置)
とか出来るんだろーけどそーいった文化は無いだろうしなー あってもラノベでは無くなってしまうがw
>>119 ブリミルの遺した系統が完璧すぎて発展性がなかったのか、
ただ単に子孫その他が怠けたのか、
どっちにしろ6千年の間進歩がほとんど無いってのは文明として異常。
エルフの様な敵対種族に系統魔法が通じないなら、
別の手段として科学技術を発展させる位の向上心見せろやハルケギニア人。
先込め式とは言え銃器が出来てきてはいるんだから、後もうちょいじゃね?
>>122 日本でも、比較的平和な江戸時代の間にはそっから先へいけなかったんだぜ。
連発可能とか、狙撃の概念の発生とか、クレイモアや地雷みたく他方面への発想の飛躍などなど
メイジのやさしい殺し方に、ハルケギニア人が届くにはまだ遠いぜ。
少なくとも、アカデミーと言う研究機関が有る以上、全く発展してないわけではないだろうけどな
・風石を使った船による浮遊大陸との交易
・ドラゴンや幻獣を用いた軍事力や運搬作業
・土系統の魔法による収穫高の向上
・空を飛ぶ船を1年かけずに数十隻を作成する生産力
・岩山を町に変えてしまう開拓能力
・7.7mm機関銃で数発体を貫通された人間を3日で意識を回復させるまで治療する水魔法
・無生物に御者をさせたり意思らしきものを付与する技術
・20M〜30Mのゴーレム作成
ここらへんの割ととんでも無いののうち、6千年かけて発展したのか昔から変わってないのかは
作中で話されてないので割と謎なんだよな。
生産力とか色々と寄与してるのは土・水だよな、やっぱ。
土・水は色んな所に役立ってるが、風は割と限定的、火はコルベールが研究中だし。
やはり風と火は軍事転用しやすいな。
風は離島間の移動手段に使われてるし、火は機械って概念ができたら使われる方向性が一気に変わりそうだ。
蒸気機関の前に内燃機関を作るコルベが生きていれば
50年でエヴァモドキを作ってくれそうな気もする
風はこっそりと、風石の代わりになるとか言うトンデモ設定があったり。
スクウェアクラスのワルド一人で約1日の間船を浮かせられる
(アルビオンの時に、出航日より早くて風石が足りないと言われた時に支えられると言ってる)
スクアェアはドットに比べて精神力の効率が8倍良いので
逆説的には8人のドットや4人のライン二人のトライアングルメイジで船を1日浮かせる事が……
小船(脱出艇が原作にもあった)とかで輸送に便利そうではある、コストが合うかは不明だガ
すいません。ご指摘頂くまで、コテ忘れに気付いていませんでした。
明日の夜に投下予定です。
これで、ようやく物語のちょうど真ん中辺りに差し掛かれると思います。
以前、年明けには終わらせると申し上げましたが、微妙な進行速度かもです。。。
>>128 ワルドがやったのはあくまで補助じゃね?
全く風石が無い、なんて訳じゃないだろうし。
機械の導入は豪い事になるよな。
多分時間をかけて両方発展させれば某次元世界並になるんじゃないかと。
>>131 どっちかというとスターオーシャンみたいな世界な気がする
>>132 ああ、言われればそうかも。
あの世界の錬金もゼロ魔と同じくらい変態的な変化するしな。
つづきまだぁ〜?
wktk
古人に曰く「予定は未定」「
つづきまだぁ〜?
1年待てといわれても待ちますが。
ああ、3年までなら待ってみせる。多分
1万年と2千年前からry
一億と2千年後でもry
141 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/23(火) 03:14:21 ID:KX1vsMGr
八千年過ぎた頃からも(ry
よし、公転が早い星へ引っ越すぞ
太陽系内なら水星か
一日より一年の方が早いぜ
スパシンっぽい
マダー?
保守
147 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/28(日) 09:02:56 ID:2VZp++Hj
さ
き
え
る
と
せ
く
ろ
す
XXシリーズとなら可。
レ
イ
は
南
北斗の拳ネタなどさせるか!
朝
時
代
あさとき・だい?
そんなキャラいたっけ?
どうみてもなんちょうじだいです
最近のゆとりは南北朝とか知らない訳?
低年齢者の知識面の低下率は異常。
ゆとりなんて愚かな選択をした政府を呪いたい。
亀田のベトナム語発言を鑑みても・・・アレは別か、ボクシングに半生を捧げた代償?
ゆとりもそれぞれだと思
俺ゆとりだけど中国の王朝は全部詰め込まれた
>>170だけどごめん 上の流れは日本史だな
世界史だとおもったorz
いや……こんなにマトモ?に受け止められるとは思わなんだ。
ネタにもならないと思ってたんだが……。
保守っとくかい?
174 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/31(水) 00:51:31 ID:58D702dG
ア
ス
カ
時代
歴史関係多いなw
>>179 下半身の肉付きがたまらんなぁ 線濃くしてー
>>179 上手ですね。絵心ある片が羨ましいです、ほんとに。
先日は投下予告しつつも、ばっくれて申し訳ありませんでした。言い訳になりますが、病気で寝込んでいたのです。皆さんも季節外れのインフルエンザ+気管支炎には気をつけて下さい。明日は必ず投下致します。
>>181 おぉ、待ってました!
明日楽しみにしてます。
劣化したなあ=3
でもってまたもや有言不実行か
体調やら不確定要素多いなら期限は余裕見なきゃ
期限切って自分鼓舞するのはいいけど
コケてヘコんでなお遅れたら本末転倒だって
「今進捗○○%で調子が上がってきてるから上手くすれば明日には投下できそうです」
ぐらいの玉虫色っぽいか?レベルでいいんだよ、予告は
今日は来てくれるよね…
もうあの場所へ戻れない〜
風邪が悪化したのかな?
お大事に
>>188 何の歌だっけ?
微かに覚えがあるんだけど思い出せない
鈍い痛みはもう感じない
壊れ始める…
193 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/04(日) 18:02:11 ID:VBR8cn/X
何でなんだ
何でなんだ
何でなんだ
195 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/04(日) 21:51:00 ID:VBR8cn/X
っっっ父さん、ここから出してよぉぉぉぉ!!
エヴァ板自体今盛り上がってないから気長に待つよワシは
輝く涙を集めて時間の海を渡ろう〜
果てのないこの闇も
繰り返す公開も〜
明日造る現実〜
歌いすぎw
重ね重ね申し訳ございません。
投下いたします。
見渡す限りに深遠の闇が続き、この空間の果ては誰にも捉えられない。
魔法によって作り出された赤き焔の中、床に浮かび上がるセフィロトの木の紋様がその場の一種異様な空気を演出していた。
セフィロトの木を取り囲むように3メイルはあろうかという巨大な七枚の石版が聳え立っている。それら石版の正面上方には、1から7までの数字が重なることなく刻まれていた。
全ての石版には純度の高い風石が埋め込まれ、高度な風魔法が施されている。その風石を媒介することによって、遠方の人物との会話を可能にしていた。
秘密結社【教会】の最高幹部である彼ら七人はお互いの素性も知らなければ、顔すらも知らない。なぜならば、彼らは例外なくこの石版を介し、今後の行く末を決めてきたのだ。
それなりに高い地位にあるだろうと、長い付き合いの中で、お互いに確信しているものの、それ以上を知ろうとは誰も考えない。
彼らの信頼関係に、そんな知識は必要ないのだ。彼らが掲げる理想こそが、彼らを強く結び付けている事実を、彼らは良く知っているのだから。
深く沈む闇の中、弱々しく輝く焔がかすかに揺れ、【02】と刻まれた石版から抑揚のない言葉がこだました。
「つまり、アルビオンに突如現れたその巨人はアダム族に間違いないというのだな」
【03】から深い呼吸の音が洩れると、声が響き渡る。
「諜報員の報告では『肉眼で心の壁を確認した』とのことだ。間違いかろう」
【07】から忌々しげな声がこぼれた。
「我々のシナリオにはない事態だ」
「なに。何事にもイレギュラーはつきものだ。修正可能な範囲だよ」
「そのアダム族が魂を有しない亡骸だとしても、同様のことが言えるかな」
【03】の言葉に、【04】がいぶかしげに応える。
「魂のないヒトに活動することなどできん。何を根拠にそんなことを」
「アダム族に同化するものがいた。しかも、その同化せしめし存在は……」
【03】は息をのみ、躊躇い気味に言葉を続けた。
「かのガンダールヴだ」
一瞬の沈黙のあと、【06】が興奮気味に言った。
「ガンダルーヴだと……!ここにきて、何の為に現れたのだ」
「待て。その前に聞きたいことがある。ガンダールヴが現れたということは、それを使役する者もいるはずだが、それが誰だか分かっているのか?」
「トリステインの有力貴族、ラヴァリエール公爵家の三女、ルイズ・フランソワーズに間違いないそうだ。今はトリステイン王国立トリステイン魔法学院に在籍しておる」
【06】から、拳で力任せに机を叩く音が鳴り響いた。石版越しからでも、その激昂具合が良く見てとれそうである。
「オスマンの狸爺……!この事実を知っていながら、今まで隠匿しておったな。教皇!オスマンの独断は、もはや看過できる状態ではなかろう。このまま、リリスの肉体をやつに預けるのは危険だ」
「落ち着け。オスマンが何を企もうと、我々の計画を阻むことはできんよ。今回の件に関してだけ言えば、確かに、我々は一歩出遅れてしまったようだ。
だからといって、時計の針を戻すことは出来ん。しかし、我々の手で進めることはできる。そして、その為の駒も我々にはたくさんある」
教皇と呼ばれた【01】は実に落ち着いた口調で言った。
「教皇の言うとおりだ。しかし、一度は接収したアダム族とガンダールヴ、そしてその主、これを取り逃してしまったのは痛いな。ワルドは一体何をやっているのだ。今回の件に関してもろくに報告がないようだが」
「鳴らない警笛に意味はないが、あえて消す必要もなかろう。今しばらくはこのまま泳がせておけばいい。しかし、オスマンはこのまま放置しておくわけにもいかんな。教皇、どうする?」
「レコン・キスタを使って、トリステインを突いてみれば良い。それで、奴の出方も見えてくるだろう。それと、仮初のアダムの魂、そして、タブリスを解放しよう」
「仮初の魂はともかく、タブリスの解放は時期尚早ではないか?」
【07】は平静を装っていたが、その声はかすかに震えていた。
「オスマンの裏をかいてみるのも一興だ。それにタブリスがガンダールヴとの物理的接触を望んでいる。ならば、拒否する必要もなかろう。彼が我々を裏切ることなどあり得んからな。うまく事を運んでくれるだろう。安心したまえ。全ては我々の理想に向かって進んでいる」
「佐用。全ては【楽園創生計画】の為に……」
シンジ達の救出に成功したルイズの役割は自分の胸の中で泣き咽ぶ少年を慰めることだった。そのまま、ギーシュと合流し、来たときと同じように、初号機を疾走させスカボローの町に向かった。
初号機を駆使し一隻の軍船を拿捕した一行は魔法学院を目指して飛行した。
シンジはルイズの横で、アルビオン大陸を見上げた。雲と空の透き通る青さの中に、アルビオン大陸が溶けてゆく。短い滞在だったが、色んなものをシンジの胸に残した白の国が遠ざかる。
シンジはルイズを見つめた。白い頬は、血と土で汚れていたが、高貴さと清楚さは、そのままだった。目から頬に涙の筋が伝っている。
シンジがルイズの頬を袖で拭うと、ルイズは呆れたように微笑んだ。
「あんたの顔のほうが酷いわよ」
タバサは二人のやり取りをつまらなそうに見つめた後、ポケットから取り出した小説に目を落とし始めた。
ギーシュは空を見つめながら、此度の活躍を恋人のモンモランシーに向かって、どのように伝えようか考えあぐねている。
ルイズはぼんやりと思い出の糸を手繰ってみた。
故郷のラ・ヴァリエールの領地。
忘れ去られた中庭の池…。
そこに浮かぶ小船の上……、ルイズは寝転んでいた。
つらいことがあると、ルイズはいつもそこで隠れて寝ていたのであった。自分の世界。誰にも邪魔されない、秘密の場所……。
ちくりと、ルイズの心が痛む。
もう、ワルドはここへはやってこない。優しい子爵。憧れの貴族。幼い頃、父同士が交わした結婚の約束……。
支援いたす
幼いルイズをそっと抱え上げ、この秘密の場所から連れ出してくれたワルドはもういない。いるのは、薄汚い裏切り者。勇気溢れる皇太子を殺害した残忍な殺人者。
だけど、皇太子を手にかけた時、彼が瞳に浮かべたあの色はなんだったのだろう……。
ルイズは首を振った。
ふと少年の顔が目に入る。
少年は言ってくれた。この世で、私よりも大切なものはないと。自分の命より大事だと。
どこまで本当だかは、分からない。
だけど、今はその言葉を信じてみたかった。
優しい風が頬をなぶる。
心地よい風だ。
温かい何かが心に満ち、悲しい出来事の連続によって傷ついた自分の心が癒されていく。
せめてこの風が……。
異世界から吹く、この心地よい風が……。
頬をなぶる間は、信じてみようと心に誓った。
「あの、ルイズさん……」
「ん、なに?」
前を見据えたまま口を開いた少年に、ルイズは顔に絡まる桃色髪を払いながら応えた。
「あの、どう言えば伝わるかわからないんですけど……。胸がざわざわするんです。
……考えると怖くなるんです」
「はぁ?」
「だから、お願いです、ぼくを一人にしないで下さい……」
ひんやりと胸を指す感情をこの少年が、自身と同様に抱えていることに改めて気付きルイズははっとした。
彼女は不意に訪れる孤独感のつらさは他の誰よりも良く知っている。
一人で逃げ込んだ小船。湖にぽつんと浮かでいたそれは、まるで、自分の小さな世界を象徴しているようだった。
それが寂しかったし、なによりも辛かった。
だけど、逃げ場所はそこしかなかったのだ。
ワルドはそんな私をいつも救ってくれた。差し伸べてくれたあの暖かい手をよく覚えている。
殺人者と同じ事をするのは癪だったが、ルイズは少年の手をそっと握った。そして、出来る限りの笑顔を少年に送った。
あの時の子爵の様に……。
「なによもう、あったりまえじゃない……」
第七話 終わり
投下終了です。
ご支援ありがとうございました!
風邪は完治かい?ナンにせよ乙
カヲルが出てきそうな勢いだなwwww
でも、まだカヲルとシンジって会ってないんだっけ?
カヲルじゃないタブリスかもね
ほらロマリアの方にそれらしき人物が…
冴えない氏乙
>>212 まさかのジュリオかwwwwwwwwww今考えるとキャラそのままだな
夢のWギーシュなるか
住人減った感じがするなぁ
乙
いいや、おれがいる
投下乙wwwwww
いや俺もいるぜ
いやいやオレも居る
218 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/09(金) 09:51:12 ID:lRGjSRPZ
ル
フ
ラ
ン
222 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/10(土) 06:18:09 ID:WiiH3U0N
を
歌
い
な
さ
い
と
229 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/10(土) 22:14:05 ID:ay1nPoqp
言
わ
ざ
る
を
え
新住人です。
これおもしろい!まとめサイトで最初から読みましたがシンジのキャラが凄く善くでてる!
ちょっと貞シンジみたいな気もします。
ゼロ魔の方は詳しく読んだ事ないですか
ルイズのツンデレ具合が可愛いです。
次の投下楽しみにしてます!!
な
い
。
ル
イ
ズ
【教会】のゼーレっぷりに麦茶噴いたw
241 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/11(日) 16:57:38 ID:HOyauD8Z
フ
ラ
ン
244 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/11(日) 21:36:53 ID:w4Tpzd2w
ソ
ワ
ル
( ゚Д゚)
( Д )゚ ゚
(゚Д゚)
249 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/11(日) 23:29:43 ID:w4Tpzd2w
>>246 _/,'  ̄  ̄ 9{_
{゚>‐一 ¬ ̄ ̄`ヽ、 j. \
/ / { \ { ヽ
/ ヽ { ヽ、 \ l ヽ〉. i
/ ∧ l__\ 代ー 、ヽ | |
{ { X´l ヽ\} \_ヽ | l
ヽ \∨ ヽ __ | !
\小. ィ= ´ ̄ ` l ,′
l } ' ,' / ………
|:八 ヽ _フ / /
l 个 、 ィ/ /
l / _>r 'チー/ / _
! !/ } │ / , <_ _, イ´/ ヽ
/\/ヽ { __ノ/⌒ヽ./ / /7'´ / l
まとめ更新いたしました。
今北の方は>>1のリンクより、ご覧下さい。
まとめ更新いたしました。
今北の方は>>1のリンクより、ご覧下さい。
よーやく帰ってきてくれましたか
ささ、体調も良くなった事だし、さささ、続きを
ずずぃと書き連ねなされ
254 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/13(火) 12:33:16 ID:68W6zxOs
キ
バ
ヤ
257 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/13(火) 14:22:54 ID:McqS0yZV
シ
お帰りんご
で
260 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/13(火) 17:22:00 ID:ABZDj5Wa
れ
ー
た
碇
ゲ
>>263 ってかさり気なく何してんだよwwwwwwwwww
ん?
どうした?
うめぇw
とんこつうめえよな
りきまるの豚骨は本当に美味しい。
つーか、いつまで続くんだよw
このスレ終わるまで
はぁ?
投下します。
第八話 涙
「五度目の滅びの時を起こそうとしているのよ、オリジナルのアダムとリリスを使って。それこそが教会の掲げる【楽園創成計画】の実態……」
地下通路に漂うひんやりと湿った空気を切り裂くように飛翔するシルフィードの背に跨がったロングビルは、腰の前に広げた羊皮紙の地図を見定めながら、背後に跨がるシンジに、今現在、ハルケギニアを覆う陰謀の真相を語っていた。
土地柄、トリステインに数多く伸びる地下水脈の跡をそのまま利用したこの通路は、縦横無尽に入り組んでいる上に、申し訳程度にしか魔法灯が設置されていない為、著しく視界も悪い。地図を持たない者からすれば迷宮に等しく、しばらくは追っ手を気にする必要もなさそうだ。
しかし、二人に残された時間は限りなく少ない。
彼女達の背後では、城内へと侵入を許してしまった連合国軍に対して、トリステイン、ゲルマニア同盟軍による最後の抵抗が行われている。
オスマンの拘束は、もはや時間の問題だ。そして、リリスの接収を果たした教会は、直ぐさま滅びの時の儀式を始めるであろう。
ハルケギニア全土を巻き込んだ此度の大戦は、トリステイン王国が王都トリスタニアの陥落によって、一応の決着を付けようとしていた。
寡兵のトリステイン、ゲルマニア同盟軍は数の上で圧倒的優勢な連合国軍に対し、有効な策を立てられず、敗退に敗退を重ね、戦端が開かれてから間もないうちにトリスタニアへと押し込まれてしまったのだ。
もちろん、優秀な指揮官の下で、局地的に戦果を挙げることもしばしばあったが、戦の趨勢にはなんら影響を及ぼさなかった。
「種の生存競争を自ら放棄して、他の生命体に未来を託す……。私からすれば、それこそ悪魔の所業よ。彼等はアスモダイの血を憎むあまり、自身も悪魔に成り下がっていたことに気付いてないの」
ロングビルは肩越しにシンジの様子を窺った。少年は膝を曲げ俯いたままだ。
ロングビルは小さく息を吸い、決意を込めて口を開いた。
「いい、シンジくん。あなたが成すべき事は三つ。リリスの模倣体、……つまり、あなたがエヴァと呼ぶ存在の奪還、楽園創成計画の要であるジュリオの殲滅、そして、ルイズの覚醒と解放。一つでも取りこぼしは許されないわ。生き残る手段はそれしかないの」
「……もういやです」
シンジの消え入りそうな呟き声は、一瞬にして向かい風の中へと溶けていった。
「何を言ってるの?」
「もういやだ。なにもしたくありません……」
ロングビルは眉をひそめた。
「分かってるでしょ。逃げ場なんて、もうどこにもないのよ」
シンジは必死に声を搾り出した。
「ジュリオさんが言ってました。ぼくの世界、……今から二万五千年前、エヴァとぼくを失った世界は三度目の滅びの時に見舞われたそうです。ぼくの知っている人もほとんどがそのせいで死んでしまった。
今の時代もそうです。ぼくのせいで…、ぼくなんかがいるせいで……、みんなが」
何かに追い詰められたように自身の前髪を乱暴に掴み上げると、シンジは言葉を続けた。
「ぼくに何かが起こる度に誰かが傷付いていくんだ…、ぼくが何かをする度に誰かが死んでいくんだ…。だったら、何もしない方がいい、何もしないで死んだ方がましだ……っ!」」
「今更、泣き言なんて聞かないわよ。同情もしない。分かって、私達はもうジリ貧なのよ」
ロングビルは胸に溜まりいく同情心を理性で無理矢理押さえ付け、厳しい口調で言った。
「……ぼくは戦うしかないと思ってた。周りの人の為に戦うしかないと思ってた。だけど、そんなの思い上がりだ…っ。人の為に頑張ってるんだ、なんて思うこと自体、甘えに過ぎないんだ。
結局、ぼくは楽な生き方を選んでいただけなんだ…。何も知らない…、何も分からないぼくに戦う資格なんてないんだっ!」
小さく息を継ぎ、シンジは再び膨れ上がった剥き出しの嫌悪感を吐露し始めた。
「ルイズさんに酷いことしたんだ……。ぼくのせいでワルドさんも死んでしまった。ギーシュさんも、キュルケさんも、タバサさんも、みんな死んでしまった。だけど、涙すら出てこないんだ……。ぼくには優しさなんてかけらもない。狡くて臆病で卑怯なだけだ」
その時、前方からまばゆい光が差し込み、薄闇に慣れた瞳を焼かれるような感覚が襲ったので、ロングビルは瞼を軽く閉じ、小さく呟いた。
「着いたわね」
先日、シンジが訪れた謁見の間程の開けた空間に入ると、シルフィードはまるで墜落するかの様に乱雑に着地した。
「……もう限界だったのね」
ロングビルの言葉にシルフィードはきゅいと小さく鳴いて応えると、ゆっくりと瞳を閉じ、そのまま絶命した。息絶えたシルフィードの腹部からじんわりと泡立った鮮血が広がっていく。
魔法によって錬成された大理石仕立ての部屋には、通路とは違い魔法灯がふんだんに使われていた。それが、かえって真紅の液体を不気味な程に映えさせている。
シルフィードの背中から飛び降り、その光景を目にしたロングビルの瞳に水気が増した。
「ここまでありがとう。安らかに眠りなさい……」
ロングビルはシルフィードの頭を優しく撫で、命を失った身体を自身のマントで被ってやった。
それが済むと、歩こうともしないシンジの体を無理矢理引きずり、部屋の奥に位置する金属製の扉に向かった。
「良かった、魔力はまだ生きてる。さすがはトリステイン王族御用達の脱出装置。いけるわね」
ロングビルは振り返り、表情もなく風竜の亡きがらを眺める少年の姿を見つめた。
「シルフィードは死んだわ。そうやって眺めてても生き返りはしないわよ」
「……また、ぼくのせいですか」
「あなたのせいじゃないわ。あなたの為によ」
「どっちだって一緒です」
ロングビルはシンジの腕を掴み取り、少年の小柄な体を扉に向かって乱暴に叩き付けた。そして、瞳の中に苦しみと悲しみの光を浮かべる少年の顔を覗き込んだ。
「いい、シンジくん。ここから先はもうあなた一人よ。全てを一人で決めなさい、誰の助けもなく」
「ぼくはだめなんだ…、だめなんですよ……。人を殺してまで戦う価値なんてないんだ。人を傷つけてまで戦う資格なんてないんだ」
ロングビルは、シンジの頭を挟みこむように両手を壁につけ、静かに言った。
「あなたがしてきたことで救われた人だって大勢いるのよ。一度はトリステインの危機を救った。そして、ウェールズ皇太子の魂を解放したのもあなた。タリブの村人だってそう。全部、あなたがしてきたことなのよ。胸を張っていいことだわ」
「それだって違うんだ……。ほんとはどうでも良かったのかもしれない。ただ……」
数瞬の沈黙が訪れ、耐え切れずロングビルはシンジを促した。
「ただ……、なに?」
少年の心に自己嫌悪が張り付いた。
「ただ……、ルイズさんに褒めてもらいたかっただけなんだ……」
ロングビルは、はっと息を飲んだ。
「それだけの自分勝手な幼稚な気持ちのせいで、誰かを傷付けるのはもうたくさんなんだ…っ!」
少年はどこまでも悲しそうな顔で視線を落とす。
ロングビルは微笑みを浮かべ、少年の頭を自身の胸に優しく抱き留めた。
「好きな人から褒められたいから、頑張るか……。うん、いいじゃない。その方がよっぽど十四歳の少年らしいわよ」
「……だけど」
「じゃあ、シンジくん。最後にもう一度だけ、ミス・ヴァリエールに思い切り褒められることをしなさい」
不思議そうに少年が顔をあげる。
「……え?」
「ミス・ヴァリエールを救うのよ。それが出来るのはあなただけ」
「そんなの無理ですよ…。今のぼくにはエヴァもない。何もないんだ。何もないぼくには何もできやしない」
「何を言ってるの、あなたはガンダールヴであり、二万五千年前、アダム族に決戦を挑んだ最初のリリス族であり、五千年前、アスモダイの祝福を受けた唯一のリリン。伝説を三つも持ったあなたに出来ないことなんて、何一つありはしないわ。
シンジくん、確かに全ての事象はあなたを中心に廻っている、二万五千年前を契機にね。だからこそ戦いなさい。自分が何の為にいるのか。何の為にあるのか。今の自分の答えを見つけなさい。そして、全てに決着を着けたら……」
ロングビルはそこで首を振った。
「さ、もう、時間よ」
シンジの背後の扉が音も無く開かれ、もたれ掛かっていたシンジはその中に崩れ落ちた。
「これは……?」
「フライとレビテーションがかけられた昇降籠。あなたを地上まで連れていってくれるわ」
「一緒に乗らないんですか……?」
「あなたと暮らした二ヶ月間、悪くなかったわ。頑張ってね、シンちゃん」
そう言って微笑むロングビルの口端から鮮血が漏れていることに気付き、シンジの目が開かれた。
突如、昇降籠の扉が勢い良く閉じられる。
「マチルダさんっ!!」
シンジの口から紡がれた彼女の真実の名は、厚い石の壁に阻まれ、ロングビルの元へと届くことはなかった。
投下終了です。
それでは失礼致します。
唐突だなwwwwwwww
主要キャラほぼしんどるwwwwww
乙
( ∵)
・・・あれ?
マチルダさんに惚れました。
唐突で思わず戦自のネルフ侵攻を思い出すんですが・・・なんか原作よりマトモw
漢ギーシュの死に様は?!
ルイズはどうなってんの?!
つーか死に過ぎだよ……GJですがw
>ルイズさんに酷いことしたんだ……。
ルイズでオナッたのかwwwwwwwこりねーな、お前もwwww
書くのがめんどくさくなったのかwww
展開が急すぎて何が何やら…
なんで皆死んでるの?
こいつはおでれーた、数話分dでるようにしか見えねー
冴えない氏乙
えーと・・・どうなっているのかな?
しばらく見ないうちみんな死んじゃったねぇ
キングクリムゾン!!
293 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/17(土) 16:52:24 ID:eMbV7Bxw
サ
昇降籠が地表を目指し、急激な速度で上昇を始める。
シンジは咄嗟にデルフリンガーを引き抜き、取り乱したように絶叫した。
「デルフリンガー!これにかけられた魔法を解いて!早く!!!」
しかし、デルフリンガーは小さく息を漏らすと、淡々と語った。
「無理だよ。物や人にかけられた魔法は俺にも吸収できねえ」
「……そんな」
シンジは倒れ込むように力無く壁に両肩をついた。
「それに今更戻ってどうするんだい」
「そんなの、決まってる。マチルダさんを放っておくわけにはいかない……」
「お前さんは気付いていなかったようだが、ありゃ致命傷だ。シルフィードだけじゃなく、あの時、マチルダも喰らってたんだよ。むしろ、よくぞここまでもったって感じだ」
絶望しきったシンジは両手に顔を埋める。不意に手を離されたデルフリンガーが床に落下し、渇いた音を響かせた。
「ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう……っ」
呪詛を唱えるかの様に延々と怨嗟の言葉を呟くシンジを見つめ、自身を落としたことを責めるでも無くデルフリンガーは言った。
「相棒はこれまで十分頑張ったよ。いつも離れず相棒の傍にいた俺はそのことをよーく知ってる。辛いなら、何もしなければいい。みんな死んじまったし、今更、お前を責めたてる奴もいやしない」
「……え?」
「放っておけば、間もなく滅びの時が勃発する。苦しみや悲しみもそこで終わりさ。死んでしまえば、何も感じやしないからな」
シンジは床に転がるデルフリンガーを静かに見つめた。
「誤解の無いように言っとくが、皮肉や嫌味じゃないぞ。たった十四歳のガキがここまで踏ん張ったんだ。上出来さ。まあ、地上に着いたら、世界の終わりをのんびりと眺めようや」
まるでこれから舞台観賞に赴くかの如く、デルフリンガーは何処までも暢気に言った。
シンジはデルフリンガーを拾い上げ、光り輝く片刃の長剣を見遣る。
「……滅びの時が起きたら、どうなるの?」
「相棒だって知ってるだろ。間違いなくリリンは全滅さね。今度の滅びの時は、今までハルケギニアで起きてきた半端なものとは、全くの別物だからな」
支援する!
「……ルイズさんは?」
「全滅は全滅だ。ルイズだけ、特別ってわけにはいかねーわな」
シンジは思い詰めたように俯いた。
「ルイズを救いたいのか……?」
「分からない……、何がしたいのか分からないんだ。まるで、自分が自分じゃないみたいで」
デルフリンガーは、そうか、と相槌をつくと、真摯な想いを感じさせる深く落ち着いた声で言った。
「なあ、相棒。見ての通り俺は武器だ。つまり、道具だ。情けない話だが、俺はお前に使われることしか出来ない。だけど、お前には、お前にしか出来ない、お前になら出来ることがあるはずだ。
俺はいつだってお前の味方だ。だから、俺は間違っても強制したりはしない。自分で考え、自分で決めろ、後悔の無いようにな」
「……デルフリンガー」
298 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/17(土) 22:03:40 ID:GLWU09u1
支援
「もしも、お前さんが戦うと言うなら付き合うよ。何もしたくないと言うなら、それにも付き合おう」
「……まだ、間に合うのかな?」
「何にだい?」
「……今からでも、世界を救えるのかな?」
「お前さんがそんなことを考えているうちは、無理だろうな」
デルフリンガーは心底呆れたようにため息をついた。
「何もかも背負いこもうとするのは、もうやめろ。十四歳のガキの分際で生意気なんだよ。いいか、残された時間はほんのわずかだ。
だから、最後くらいは、自分の為だけに戦え。自分の為だけに剣(俺)を振るってくれ。自分がどうしたいのか、自分はどうありたいのか、自分の望む世界は何なのか。それだけを考えろ。
さっきも言ったろ、お前は人の為に十分頑張ったよ。この上ないくらいにな。そんなお前を責められる奴なんていやしないんだ。だったら!最後くらい、ガキのワガママ通してみろよ!!」
少年の顔が一気に歪み、瞳からぽろぽろと涙が零れ落ちていった。
「……ありがとう、デルフリンガー。ぼく、やっぱり、戦うよ。やっぱり、ルイズさんを助けたいんだ…」
「……そうか。じゃあ、一緒にもうひと踏ん張りだな」
シンジは次々と溢れる涙を拭いながら、口を開いた。
「よく分かったよ。ぼくには何もない。力もない。勇気なんて、これっぽっちもない。支えてくれた人達も、もういない。大切な人だって、ぼくの傍にはいない。何もないんだ」
デルフリンガーは自嘲の言葉を並べる少年を心配しつつも、口を開こうとはしなかった。
「何もありはしないんだ。ぼくはゼロだ。ゼロのルイズの使い魔……」
少年が決意に染まる顔を上げた。
「そう、ゼロの使い魔、碇シンジだ……!」
投下終了です。
失礼致します。
乙です
ついに決め台詞まで来てワクワクしております
リアルタイム支援2レスキター。新記録更新。
ありがとうございました!
あと、八話は時系列順にすると、十三話〜十四話付近に相当します。
以前にも申し上げましたが、十五話完結予定ですので、物語としては佳境の話です。
一話、二話の時系列を逆転させた時と同様に、一応の意味を込めての展開です。
なので、まだまだ、先は長いですが、何卒、よろしくお願い致します。
いあ…
しかしおもしろいなこれWWW
シンジとデルフリンガーカッコヨス!!!!!
冴えない氏乙
これぞまさに「ゼロの使い魔」だ!!!
纏めを更新いたしました。
今北の方は
>>1のリンクからご覧下さい。
乙
冴えない氏乙です。
いきなり話が飛んだのはそういう構成だったんですね。安心しました。
お疲れ様
まず、初めに宇宙人がいた。
【第一始祖民族】とも言われる人型種族は、銀河系の各地に生命の種をばら撒き始めた。
その理由が何だったのか、何を目的としてたのか、今となってはわからない。
はっきりしてる事は複数の種がばら撒かれたことである。
運の悪いことにそのうち二つがたまたま同じ星に落ちた。
白い月のアダム、そして黒い月のリリスである。
ガイナックスの公式設定っぽいものです。
直後、昇降籠内に耳を突く金属音が響き渡り、シンジの体を激しい振動が襲った。
目の前の扉が開かれ、その先には緑豊かな森林が広がっている。鳥のさえずりが耳に溶け、木立の隙間から差し込む朝の光が少年の体を照らした。
長い、本当に長かった夜が明けたのだ。
少年は片刃の長剣を握ったまま光りの指す方に向かって森の中を歩いた。ロングビルの言葉が正しければ、その先にトリスタニアがあるはずだ。
しばらくして、その森が小高い丘にあることが分かった。
眼下には、トリスタニアの街並みが広がり、その中央に位置するトリスタニア城からは濛々と白煙が立ち上っている。
威厳に満ち壮麗であったかつての名城も、今では見る影もない。焦げ付いた瓦礫の山を縫うように静々と血の川が流れていた。
「トリスタニア陥落、か。戦端が開かれてから、六日目。シナリオ通りってわけだ。教会の連中は残された一日で全ての片を付ける腹積もりなんだろうよ。神様気取りにも程があらぁ」
デルフリンガーの言葉には応えず、朝の陽光に映える澄み切った青空をシンジは静かに見上げた。
「ギーシュさんの言う通りだ。こんな時でも、空の青さだけは、変わらないんだな……」
青年の言葉がリフレインする。
【辛い時は空を見上げればいい。そして、ぼくの言葉を思い出せ】
枯れたはずの涙が再び溢れ、片刃の長剣を握る右手に一層の力を込めた。
「行こう。ゴルゴダの丘に……。ギーシュさんの言葉に応える為にも、そこで、ぼくはぼくの世界を作る……!」
第八話 涙 終わり
乙です
コレでまた話が元に戻るのか〜wktkして待ってます
wktk
乙
おっちゅ
hosyu
319 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/26(月) 18:42:39 ID:83lDP/n6
ギ
320 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/26(月) 21:08:19 ID:SRca5Fm9
ア
321 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/26(月) 21:29:15 ID:OERBcUIY
ス
ゼ
口
の
ル
使
>>326 _/,'  ̄  ̄ 9{_
{゚>‐一 ¬ ̄ ̄`ヽ、 j. \
/ / { \ { ヽ
/ ヽ { ヽ、 \ l ヽ〉. i
/ ∧ l__\ 代ー 、ヽ | |
{ { X´l ヽ\} \_ヽ | l
ヽ \∨ ヽ __ | !
\小. ィ= ´ ̄ ` l ,′
l } ' ,' / ………
|:八 ヽ _フ / /
l 个 、 ィ/ /
l / _>r 'チー/ / _
! !/ } │ / , <_ _, イ´/ ヽ
/\/ヽ { __ノ/⌒ヽ./ / /7'´ / l
今更だが、ギーシュが死んでしまうことを悲しんでいる俺がいる。
まあ、GJには違いないが。
332 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/28(水) 12:52:43 ID:kDasLSBJ
モ
フ
モ
フ
フ
モ
ッ
フ
面白そうなスレを発見。
まとめ読んできます、今のところ書いてる人は1人ってこと?
今読み終わった、あれ??なんなんだこの超展開は・・・
読みなおしてきます
345 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/11/30(金) 13:07:49 ID:ZjAmFoAB
>>344 やっぱりな…
そう思うよな。おれもそうだった
ガチャガチャきゅ〜とふぃぎゅ@!
この町に降りたエーンジェル
お出まし愛の原型士♪
第九話 心のかたち
顔を出したばかりの太陽が優しい光りを振る舞い、朝露に濡れた草原がきらきらと輝いていた。
空を見上げれば、青空に浮かぶ雲が、穏やかな風にのって悠然と地平線を目指している。
もう清々しいとしか形容のしようがない朝だった。
しかし、草原のど真ん中にいた一行は白髪の青年を除き、皆一様に暗澹とした顔をしていた。
「あの、今日中に見つからなかったら、いい加減学院に戻りませんか。もう一週間になりますし……」
シンジは怖ず怖ずとした様子で、露骨なまでに不機嫌そうな主人に提案した。
「却下。【虹の記憶】を見つけるまで、絶対に帰らないんだから」
先日のタリブ村訪問の際にルイズ一人だけをおいてけぼりにしたのは大失態だったようだ。だからと言って、シンジ自身、まさかここまでルイズの不興を買うとは思ってもみなかった。
タリブ村から持ち帰った【竜の羽衣】を、ライバルであるキュルケから見せ付けられたルイズの激昂ぶりは凄まじいの一言に尽きた。
そんな彼女の口から飛び出た言葉が暗澹とした旅路の幕開けだったのだ。
「私ならもっと凄い宝物を発掘できるんだからっ!」
そもそも、竜の羽衣はタルブ村の聖堂に鎮座されていただけの代物に過ぎないので、それをお持ち帰りしたからといって、お宝発掘とは言い難い。
しかし、キュルケの挑発に怒り狂ったルイズにそんな理屈は通用しなかった。
ピサの斜塔の如く傾いてしまったルイズの機嫌を元に戻す為ことのみに尽力する、悲しいかなシンジに残された選択はそれしかなかった。
こうして、全く宛もないまま、宝探しの旅に赴くことになったのだが、いかんせん、初号機の使用はオスマンに差し止められたままである。
自身一人でルイズの安全を確保する事に不安を感じたシンジは、ギーシュに同行を求めた。
実のところ、タルブ村での戦闘で、オークの猛攻に晒されたギーシュの傷は、未だに完治していなかった。しかし、自身の価値観に良い変化を齎してくれた少年の嘆願を無下に断るわけにもいかず、ギーシュは快く承諾した。
この面子に加えて、宝の眠る場所に心辺りがあると、自ら進んで旅の同行を求めた酔狂な転校生ジュリオ。
この四人による宝探しは出発から一週間経っても、微塵の展開も見せなかった。
「ギーシュさん、すいません。なんか、大変な事に巻き込んでしまったようでて」
「気にするな」
ギーシュはシンジの肩をぽんと叩き、ぶつぶつと不満を漏らすルイズの姿を見遣った。
「しかし、こうなるとルイズを説得するより、宝を見つけだす方が簡単そうだな」
「全くです」
「なあ、ジュリオ。しつこいようだけど、本当にここらで間違いなんだよな?」
ジュリオは静かな微笑みを浮かべたまま澄んだ声で答える。
「一応、そう聞いているよ」
「ゴルゴダの丘の麓に広がりし新緑の絨毯。そこに溜まるは赤き雫。三つの月が重なりし時、朱き雫を跨ぐ七色の橋が架からん。虹の記憶は天使の壮麗たる歌声と祝福共に舞い散るだろう……、か」
ギーシュは、ジュリオから聞いた言葉を反芻し、それから小さくため息を漏らした。
「新緑の絨毯ってのは、この草原のことなんでしょうど、朱き雫の池ってなんなんですかね」
「それっぽいものが全くないしなあ」
「だけど、答えを見つけないと、地獄の行進は終わりませんよ」
「宛もなくひたすら歩くことがこんなにきついこととは知らなかったよ……。ルイズはたいした奴だ。少しずれてるけど」
ギーシュはげんなりしながら、小さく呟いた。
短いですけど、投下終わりです。
失礼致します。
ここで言うのもなんですけど、2001年から続いていたエヴァ板の長寿スレが、今日の昼頃に埋まってしまいましたね。
あそこで連載してたSS好きでした。
なんか寂しいな。。。
冴えない氏乙
乙
時代は変わっていくものさ…
乙
>>354 おつです。
ちなみに2001年からの長寿すれってなんですか?
まとめサイトとかあれば教えていただきたいです。
>>354 おっちゅ
いつのまにか微笑ましい展開になってるな
>>359氏
おお、自分以外にあのスレの住人がいたとはw
>>359さん
上記のスレです。ぜひ、一度ご覧下さい。
では、投下します。
「なんか言った?」
「いや、なにも」
ルイズに睨まれたギーシュが惚けた口調で答えたその時、一行の背後から獣の遠吠えが響いた。ルイズは足を止め怪訝そうに背後を覗う。
「狼?」
「いや、おそらくワーウルフだろう。ロマリアは緑豊かな国だからね、トリステインに訪れる前はよく耳にした鳴き声だ。ああして仲間と連絡を取り合っているんだよ」
ジュリオの言葉を聞いて、ルイズが眉をひそめる。
「仲間と連絡…?」
今度は、前方から遠吠えが響き、それに呼応するかのように、一行の前後左右に至る全方向から次々と遠吠えがこだました。
「囲まれているみたいですね」
「ワーウルフは山野に生息する亜人種でしょ。なんで、こんな拓けた草原にいるのよ」
「昨年の異常気象は酷かったからね。猛暑に暖冬、はてさて、大雨が訪れたかと思えば、大干ばつ。森の実りも手痛い被害を被った。その為、餌となる森の生き物が激減したらしいよ。ついに彼らは食料を求めて野に下った。
ロマリアでは、相次ぐワーウルフ被害に王室も頭を悩ませている」
ルイズの顔から血の気が引いた。
「つまり、あいつらって……」
「そう。餓えているんだよ。僕達は彼等のランチにご指名されたようだね」
ワーウルフは社会性を兼ね備える亜人種の中でも凶暴で残忍な存在ということで有名だ。慎ましく誇り高いエルフ族とは違いワーウルフは、政治的、宗教的な衝突などなくとも人間を襲う。と、言うよりも、人間狩りに興じる。
他の亜人種と同様に人間よりもはるかに屈強な肉体を誇り、俊敏性のみに注目すれば肩を並べられる存在などあり得ない。
魔法を使えなくとも、それを補ってあり余るほどの能力を持っていた。
つまり、ルイズが恐怖に駆られるのも無理のない話しなのだ。
「あそこにそれっぽいのがいますね」
狼の様な姿をした、それでいて二足直立する奇妙な生き物を視界に捉えたシンジが、その影を指差す。体長はおよそ二メイル程だろうか。
「あっちにもいるわよ」
「どうやら、戦うしかないようだな」
ギーシュは懐から杖を取り出し、足元に控えていた使い魔の大モグラにで指示を下した。主人の命を受けたヴェルダンデは、すぐさま穴を掘り始め、そのまま地中に姿を消す。
ジュリオとシンジは剣を抜き、ルイズを挟むように陣取った。
より甲高い遠吠えの残響が草原に掻き消えると、ワーウルフ達は一行を目指して一斉に駆け出した。
背後に草々を撒き散らしながら、烈風の如く迫り来るワーウルフを見つめ、ギーシュが口を開く。
「二、三十匹ってとこか」
「多いですね……。ワーウルフって強いんですか?」
シンジが緊張した面持ちで尋ねると、ジュリオが答えた。
「あの規模の群れを討伐する際は、十人のメイジと五十人の護衛で編成された部隊であたるのが一般的だね」
「つまり、すごく強いってことですね」
「無駄話は後だっ、来るぞ!!」
ギーシュが叫ぶと、最前を駆けていた一匹のワーウルフがシンジを目掛けて宙に飛んだ。
立派な牙を剥き出し、涎を振り散らすワーウルフの鋭い爪を左手のデルフリンガーで受け止めたシンジは、目の前に接近する醜悪な顔面に向かって右手のマゴロク・エクスタミネート・ソードを滑らせる。
頭部から胸部にかけて両断されたワーウルフは悲鳴をあげることすらかなわずに絶命し、予想外の光景を目にした他のワーウルフ達が一瞬動きを止めた。
その隙を突く形で、ギーシュがすばやく杖を振った。草原の朗らかな風に乗ってバラの花びらがワーウルフ達の頭上に舞う。それを認めたギーシュは、錬金魔法を唱え、全ての花びらを青銅の槍へと練成した。
無数の槍は重力に導かれ、直下のワーウルフ達に襲い掛かる。
避ける間もない。
ワーウルフ達はスコールの様に降り注ぐ青銅の槍によって、次々と串刺しにされていった。
実際はそうでもないのだが、一番の脅威をギーシュと認識した生き残りのワーウルフ達は、お互いに目配せをし、ひとまず、標的を彼に搾ることに決めた。
しかし、その判断は彼らの寿命をより一層短くしただけに過ぎなかった。
一斉にギーシュ目掛けて突進したワーウルフ達は、ヴェルダンデによって掘り抜かれた巨大な落とし穴にはまり込んでしまったのだ。大モグラのヴェルダンデからすれば、地表の薄皮一枚のみを残して、その下部を抉り抜くことなど実に容易かった。
「この世に生を受けた全ての者は大地より生まれ、大地に還る。安らかに眠り、次の生命が紡がれる時を待つといい」
落とし穴に嵌ったワーウルフ達に凍土のような視線を投げかけたギーシュは、再び杖を振った。
穴の真上に舞った花びらが大量の土くれに変わり、激流の様に流れ込む。抗う術を持たないワーウルフ達はそのまま生き埋めにされ、文字通り息絶えた。
残るワーウルフはいよいよ一匹である。
しかし、始末したワーウルフに比べると、異様に巨大な体躯を誇っていた。恐らく群れの長なのだろう。
ワーウルフは地を這うような怨嗟の唸りをもらした。
「ワーウルフの群れの絆は強い。仲間を殺されて怒り狂ってるんだ」
ジュリオは誰に言うでもなく小さき呟き、剣を構えたままワーウルフを見据えた。
ギーシュは杖を振り、七体のワルキューレを練成した。
得物を振りかぶったワルキューレ達が、ワーウルフに向け突進を始める。
ワーウルフは空気を揺らすほどの咆哮を上げると、目前に迫った二体のワルキューレの頭部を掴む。生まれながらにして兼ね備えた膂力をいかんなく発揮したワーウルフは、ワルキューレの身体を宙に持ち上げ、頭部を握りつぶした。
「嘘だろ……、ぼくのワルキューレは青銅製だぞ」
思わず驚愕の声を上げたギーシュを尻目に、剣をわき腹に構えたジュリオが、ワーウルフの懐に入り込もうと試みる。しかし、風を受けた秋の落葉の如く次々と降りかかる巨大な爪に阻まれ、思うようにいかない。
その間にワーウルフの背後に回ったシンジは、敵の死角から音もなく二刀の斬撃を放った。
しかし、風の流れが微妙に変化したことを察知したワーウルフは、シンジの攻撃を難なくかわす。
裏をかいたつもりのシンジにとって、渾身の攻撃をかわされるとは思ってもみないことだった。そのため、空を切った剣の勢いを殺せず、その場でたたらをふんだ。
無防備な姿を晒した少年の胸部をワーウルフの巨大な拳が貫く。
「つっ!」
肺から空気を無理やり押し出された少年の口からは短い悲鳴しか出ない。
ワーウルフに比べると小柄すぎたシンジの身体が、後方へ十メイルほど吹き飛ばされた。
苦痛に悶えるシンジの視界に、追撃を狙うワーウルフの爪が光った。
シンジが、すぐ後に訪れるであろう死を覚悟した瞬間……。
彼の目前で、陽光に輝く桃色髪が舞い散った。
投下終了です。
乙
実際はそうでもないとかギーシュかわいそすぐるwwwww
いつも楽しく読ませてもらってます(*^^*)
投下乙です!
370 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/12/06(木) 23:18:08 ID:6iT/kEFz
ほす
371 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/12/08(土) 21:02:10 ID:omZthNXd
超展開になってから住人減ったか
まぁ少ない方がマターリしてていいけどな
「これだから、バカシンジは。私がいないと何にもできないのね。ほんっとにバカなんだから……」
言葉の内用とは裏腹にルイズの口調には穏やかな含みが滲んでいた。
「……ルイズさん?」
草原に倒れ込むシンジの体を庇う様に覆い被さっていたルイズの両腕から力が抜け、鳶色の瞳がゆるやかに閉じられた。
事態を飲み込めないシンジは仰向けのまま呆けた様子でルイズの背中に両腕を回す。指先がぬらりとした不快な液体で濡れた。
それが鮮血であることに気付いた少年の瞳孔が一気に萎縮し、瞼が開かれた。
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!」
少年の慟哭が広大な草原に散る。
皮肉なことにシンジの悲鳴は狂気に満ちた人獣をさらに興奮させる結果となってしまい、鋭利な爪による一撃が再びルイズの背を襲った。衝撃によってルイズの体は小さく跳ね、鮮血が舞った。
その場に駆け付けたジュリオは、ワーウルフの脇腹に向かって前蹴りを浴びせると、よろめくワーウルフとルイズ達の間に転がり込むようにして割って入り、なおも執拗にルイズの血を欲するワーウルフの前に立ちふさがった。
しかし、背後の二人を守る為にはワーウルフの攻撃を左右に避けるわけにもいかない。
地に足をつけてワーウルフの猛攻を凌ぎ続けるジュリオの体に、次々と生傷が刻まれていった。
「まずいな、このままだと押し切られる」
ジュリオはワーウルフの背後にいたギーシュの様子を窺った。
「かといって、タブリスの力を解放するわけにもいかない、か……」
1対1では分の悪いジュリオの負担を少しでも軽減する為に、ギーシュは残る全てのワルキューレをワーウルフへの攻撃に投じた。
しかし、これはかなりリスクの大きい賭けだった。
一行の中でギーシュの近接戦闘能力はルイズに次いで脆弱なのだ。
ワーウルフの標的がギーシュに変わろものなら、護衛を持たない彼が一瞬のうちにほふられるのは間違いない。
しかし、ギーシュは最悪の想定に構うことなく、ワーウルフの横をすり抜け、ルイズの元へと駆け寄った。
ルイズの呼吸は不自然なまでに短く、切り裂かれたマントと衣服の下からは、深い十字の切り傷が姿を覗かせていた。
しかし、今は応急手当てをしている暇すらない。ギーシュは力を失したシンジの腕を掴んだ。
「何をしている?早く立て!」
「ルイズさんが……、ルイズさんが……、ルイズさんが……」
主人の名を呟き続けるシンジの目の焦点は全く定まっておらず、恐慌を来しているのは明らかだった。
「ルイズはまだ生きてる!今はあいつを始末するのが先だ!」
「ルイズさんが……」
「ばかやろう!ほんとにルイズを殺す気か!?」
「ルイズさんが……」
ギーシュは深く息を吸い込み、シンジの胸ぐらを掴みげると、少年の頬を渾身の力で殴打した。
「すまんな、平民。ぼくはお前を殴らなくてはならない。殴らなくては……、気が済まないんだっ」
ギーシュは、あの時、自身がシンジに向かって吐き捨てたセリフを正確にトレースした。
彼からすれば、卑小で無知だった過去の自分を想起させる忌避すべき思い出である。
投下終了です。
乙
冴えない氏おちゅ
ギーシュにあのセリフは似合わんなぁ・・・
乙です!!
ルイズさんがっ…!
ルイズさんがああぁぁっ!!!!
380 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/12/15(土) 21:18:17 ID:QSh6gOHn
ho
ほほほほしゅ
「職業はガンダールヴとありますが?」
「はい。ガンダールヴです。」
「ガンダールヴとは何のことですか?」
「使い魔です。」
「え、使い魔?」
「はい。使い魔です。武器を取ると覚醒します。」
「・・・で、そのガンダールヴは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
「はい。敵が襲って来ても守れます。」
「いや、当社には襲ってくるような輩はいません。それに人に危害を加えるのは犯罪ですよね。」
「でも、ワルドにも勝てますよ。」
「いや、ワルドごときとかね・・・」
「エヴァだって動かせますよ。」
「ふざけないでください。それにエヴァって何ですか。だいたい・・・」
「汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン初号機です。最近はヱヴァとも書きます。エヴァというのは・・・」
「聞いてません。帰って下さい。」
「あれあれ?怒らせていいんですか?帰りますよ。日本。」
「……いなくなったらやだ。……なにしてもいいけど、それだけはダメなんだから。」
「運がよかったな。エヴァ12巻はいつ出るか僕にもわかりません。」
「あんたの忠誠に報いるところが必要ね!めめ、面接官の体、一箇所だけ、好きなとこ、ささ、触ってもいいわ!」
383 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/12/23(日) 07:39:53 ID:jybGYynI
これコピペ?
宇多田ヒカルさんが好きです。
だけど、眼鏡をかけた宇多田ヒカルさんはもっと好きです。
師走に入ってから、ばたばたしてます。更新遅れて申し訳ございません。
最後に。
メリークリスマス♪
386 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/12/27(木) 22:49:11 ID:mHHhij3y
卑猥
388 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/01/02(水) 16:54:21 ID:+7toa0n4
あけおめ
あのサイトが好きだったルイズがシンジを好きなんて考えらんないだろ。真逆のタイプだし。ていうかルイズって名前のアスカだろ、これ
391 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/01/20(日) 18:34:47 ID:uhovYzLy
書き込みが十日もないとは…
飽きたんだな
3〜4月、8〜9(9〜10)月、12〜1月の境はネット小説にとってハードルだよな
394 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/01/23(水) 19:51:04 ID:sxKAD4XA
あげ
/:::::::::::イ::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::/::::/:::l:::::::\\:::::::::::}
イ:::::::::::::::::::::::::::::/|:|:::::::::::::::::::::::::::|
イ:::::::::/|:::/|::::/ |! | l|::::ハ:|:::::::::::ト どうしてルイズはぼくを召還したんだよ
イrl:::/_|/__|/|_, | 、__|/_|_|:l::::ハ
{k〈ャ'´ヒソ` ヘ. '"ヒソ`'ァ/k)
ヽヘ. /‐'
\ , _ /
rへ、 ‐― /|l \_
_//::::/:|:`:::-イ | |\
/ / | l / | │ \
/ / {__ /_.ノ | \
/ ∠ -┴ヘ‐-、三7 / へ、| \
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/ `ヽ 丶
/ .:ノ ', ヽ
/ / / .:.:/ :ヽ:. ヽ:ヽ V l
l.:.| :/ .:./.;イ :ヽ:...:.:l.:.: .:|:..:l l: ! じゃ、じゃあ、帰りなさいよ!
|.:.| .:l .: \!/ l:.:{ .:.:.|ヽ:.:}ヽ .:j .:.! |:. |
ヽハ:l:.| !:.:.:jV\{:八 .:.::.l }:/_,j;ィト:.l .:l:.: |
ヽ从:.: iイfチ心ハ 、从ィ厶斗<V .:.jl:.: |
\ト小._V;zソ ノ/ V;;_z1 '/ .:.:.:ハ:.:. 八
リ :} .:::::: , :::::::.. / .:.:.:/.:.ヽ:.:.: ヽ
_..ノ/八 / .:.:.:/.:.:.:.:.\:.:. \
, -‐´ :/ .:.:>,.、 ´ ヽ ィ′ .:.:.: ハ;.__ .:.:.:.:\:.:.:  ̄`丶、
〃 .:.:/ .:.:.:.:.: ノ'¨ ヽ、_ , ィ≦7 :.:.:./'´ ヽ.:.:.:.:.` ー- 、:. ヽ
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l:;iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii;:r、
'liiiiiiiiiiii/iiiiiiトiiiiiiiiiiiiハiiiiiiiiiiiiiiiハヽ
,-、iiii/liトハiiハiii/ lハliリiiiiiiil"`' この世界って、魔法を使えるのが貴族で、
〈 `'jV .____,,,i,,__ii _,,,iiトiiiハ/ 使えないのが平民なんだよね。
ヽ、_ '" r-ョァー "ya-//"
ヽ ゛~` '、 "~'/''"
_r-|ヽ、 _ _'" , '
_,./'/ ii ` 、 ' , rt,_
'"_,, / l" `''";l、ヽ, "' ,
/ `, `〉 i、 ` ,、
,. -─── 、
// / `ヽ
/.:./ / / .:. / \
/ .:.:./ / ,斗-- 、:{:. .:. ヽ ヽ まあ、そういうことよ。
/ /: イ´l .:|l.:.:∧:|.:.:.: .:斗ー ',
l ..:.:|:.:. | ィチ才ミヾヽ.:.:.:/厶.: / .: 〉
l.:.:.:.!:.: ∨ }:ヘ.リ ノ/仟テk';.:./ィ/
ノ.:.::人:. ヽ ゝ-' ト;'ソ//!
/.:./.:.:.ヽ:. ヘ ` ` |:.: |
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/::;;;;;;iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii;;;:::::\
l:;iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii;:r、
'liiiiiiiiiiii/iiiiiiトiiiiiiiiiiiiハiiiiiiiiiiiiiiiハヽ
,-、iiii/liトハiiハiii/ lハliリiiiiiiil"`' ルイズって、貴族なのに、
〈 `'jV .____,,,i,,__ii _,,,iiトiiiハ/ どうして魔法が使えないの?
ヽ、_ '" r-ョァー "ya-//"
ヽ ゛~` '、 "~'/''"
_r-|ヽ、 _ _'" , '
_,./'/ ii ` 、 ' , rt,_
'"_,, / l" `''";l、ヽ, "' ,
/ `, `〉 i、 ` ,、
/i i,ー-、 _,,r`i ヽ, \、
/ ,_ヽー-- -ー''l ヽ 'i,
' '~` ̄ 'l
/ / l / ハ \ 、 ヽ ヽ
i /l l /l / / \ ヽ 、 ヽ i i i ヽ l
l i l __l_l_l_|i___| ll. リ i li__A-ナ、 l l lリ
l l i l l ヽ\ ¨ヾー-- レl ナレ l /l / /l/ /
l ハ ヽ ヽ,ヽ- ,==-_ ノ /_,∠、l/ //ノ ま、魔法が使えるから、貴族っていうのじゃないのよ・・・・・・
l l ヘ ヽ iヾ`(::ヽ-ー)`  ̄ '7ヽつ,ヾィ' '/イ 貴族ってのはね、命より名誉を大事にする者のことをいうのよ・・・・・・
リ ヘ \ ヽ  ̄ ̄ ̄ `ー-' / / l
/ ∧ ヘ \ヽυ 丶 .i / lヘ
/ / ヘ i ヽヽ __ / / il \
/ ´ 〉 l ヽヽ '、二二ン / / l \
./ / ヘl ヽヽ 、 _ ¨¨ , ・ '/ / ヘ \
, - 、/ l ヽヽニ―=、' l¨¨, `l / ヘ \
/ l i i\ /ヘ l / l i ヘ、_ ヽ
/ l l l \ゝ'-'-- 、l l \ヽ l l
_,,_,,,,,
,,r '";;iiiiiiiiiiiiiiiiiii;;`i;,,、
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l:;iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii;:r、
'liiiiiiiiiiii/iiiiiiトiiiiiiiiiiiiハiiiiiiiiiiiiiiiハヽ
,-、iiii/liトハiiハiii/ lハliリiiiiiiil"`' さっきと言ってることが違うよ?
〈 `'jV .____,,,i,,__ii _,,,iiトiiiハ/
ヽ、_ '" r-ョァー "ya-//"
ヽ ゛~` '、 "~'/''"
_r-|ヽ、 _ _'" , '
_,./'/ ii ` 、 ' , rt,_
'"_,, / l" `''";l、ヽ, "' ,
/ `, `〉 i、 ` ,、
/i i,ー-、 _,,r`i ヽ, \、
/ ,_ヽー-- -ー''l ヽ 'i,
' '~` ̄ 'l
/ / l / ハ \ 、 ヽ ヽ
i /l l /l / / \ ヽ 、 ヽ i i i ヽ l
l i l __l_l_l_|i___| ll. リ i li__A-ナ、 l l lリ
l l i l l ヽ\ ¨ヾー-- レl ナレ l /l / /l/ /
l ハ ヽ ヽ,ヽ- ,==-_ ノ /_,∠、l/ //ノ あんたみたいな使い魔は、ご飯抜きよ・・・・・・・
l l ヘ ヽ iヾ`(::ヽ-ー)`  ̄ '7ヽつ,ヾィ' '/イ
リ ヘ \ ヽ  ̄ ̄ ̄ `ー-' / / l
/ ∧ ヘ \ヽυ 丶 .i / lヘ
/ / ヘ i ヽヽ __ / / il \
/ ´ 〉 l ヽヽ '、二二ン / / l \
./ / ヘl ヽヽ 、 _ ¨¨ , ・ '/ / ヘ \
, - 、/ l ヽヽニ―=、' l¨¨, `l / ヘ \
/ l i i\ /ヘ l / l i ヘ、_ ヽ
/ l l l \ゝ'-'-- 、l l \ヽ l l
_,,_,,,,,
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l:;iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii;:r、
'liiiiiiiiiiii/iiiiiiトiiiiiiiiiiiiハiiiiiiiiiiiiiiiハヽ
,-、iiii/liトハiiハiii/ lハliリiiiiiiil"`' ごめん。ルイズ。傷つけちゃったみたいで。
〈 `'jV .____,,,i,,__ii _,,,iiトiiiハ/ わかったよ。ご飯抜きでいいよ。
ヽ、_ '" r-ョァー "ya-//" ぼくみたいな駄目な使い魔は、ご飯を食べる資格もないんだ。
ヽ ゛~` '、 "~'/''"
_r-|ヽ、 _ _'" , '
_,./'/ ii ` 、 ' , rt,_
'"_,, / l" `''";l、ヽ, "' ,
/ `, `〉 i、 ` ,、
/i i,ー-、 _,,r`i ヽ, \、
/ ,_ヽー-- -ー''l ヽ 'i,
' '~` ̄ 'l
/ / 、 \ ヽ 、
l / | \ ヽ ヽ ',
|/ / 人 ヽ, ', | ! シンジ、洗濯くらいやりなさいよ!
|| !. l 、| / ヽ l /l |_, ! ヽ あんた、あたしの使い魔でしょ!
ヽ |l | /ヾ|、 ノイ /! /_,|イ'l´ | \
〉!ヽ\|ー,‐≧、,ノ /_ノ≦___| / ト、 ヽ
/ |\! ゝー'゙  ̄ ´ ゝ、_ノ 7 .! ヽ \
/ | | / |ヽ、| 〉
ヽ | l u u./. |:::::::メ, /
〉 r'゙/ ヽ ー─--、 / |::::::::::::}_ /
/ {./ |>- ` ー一'_, イ /:::::::::´::::::ヽ `ヽ
/ r'7 ノ:::::∧` >< / /:::::::::::::::::::::::ハ ` 、
/ /´/ ∧:::::::::∨ ,、 ∧ ヽ; -ー' ´::::::::::::}. \
. / |::/ /::::::\:::::∨ | /:::::ヽ \::::::::_,::::ハ \
〈 / /:::::::::::::::\ ヽ7::::/::ヽ ヾ´::::::::::::::::l \
ヽ / /::::::::::::::::::::::::`::^__´::::::::::l |::::::::::::::::::ヽヽ ヽ
} 〈 ∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::`'一::〉 l:::::::::::::::::::::', | /
〉 ∧ ヽ::::::::::::::::::::∧:::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::∨ /
. / |:::::ヽ ',::::::::::::/| ト;:::::/ /::::::::::::::::::::::::::::ヽ /
. / l:::::::::} }::::::/ || || ∨ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\〈
/iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiリ ___/
/iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii/⌒ヽ, ノワ"`' ー--、_,_/
liiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiil {ヘ,. 'r-</ l l
liiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiハiil `/ / / / l ・・・・いやだ
liiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiリiiiiハil ` _,/ / l ,l もう、なにもやりたくない
リiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii/__lリ l / l
liiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii/liトr。、''i` , / l
リliiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiハiii/ li '゚”~ i r---、 l
ノハiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiリ/ リi / ヽ、 ヽ、 l
リハiiiiiiiiiiiiリliiiiiiii/リ 、 /‐- 、,, ヽ `‐- 、l
i \iハiiil 'liiii/''\, ,i_ 、.っ / _,,... `/'> /
li li/ `-'=‐-y- 、,,___ __,,イ、, ,_/ /ー,
,/ l '、 ̄ / / /
/ ヽ r‐‐i, ヽ, // ,/
/ l l l \, // /
/ \l `¬ー--'"
まぁ気長に待つさ!!
AAおもしろい
, --- _
/ ,. -' , ー 、
i '" / / 、 ヽ ヽ
ン´./ { /ヽ、 |、 _ゝ ヽ. i フフフ、平民君、このぼくの
i,ィ / ト‐{-、 ヽノ'乏i.、 | | ワルキューレと戦おうというのかい?
ヽト、 ヽ〈下j └' "ヽi {
/ ー- 、.,、 ヾ、ヽ ´ ! 〉ヽ=、
,-──┘ __、,、 ,、 ノ⌒ヽゞ_ゝ-─'"フ ̄レ'
/ヽ `ヽ、! ヽ (ヽ .| |〃ム薔ラ冫' コー-' ヽ〈 ヽ_
/ / 心 ヾj .ヽヽj |`>=ヽ/ /ヽ / ) \;;;;;ー、
./ く 弋ノ |_, -‐、(ヾヽ ン /´ _ /`ー /‐' / ヽ;;;;;;;i
>-、 ,-'_, - ' .ヽ`'ーン. j-‐'´cヾ____/ィ--、___ヽ;;;;;|
ヽ /-、,─< ̄`ヽ、 /ー 、--、./ ,.ィ;;;;;;;;;;;;∧ー┬‐ァベ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
ー< ヽ \ `ヽ、 `ヽ___/ ヽ .\/| | ./ .|;;;;;;;;;;;/ヽ', ┴'/_ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
Vヽ、 ヽー 、 ヾー-ヽ  ̄\ヾァ-' .| |/ /;;;;;;;;;/ーヘ>'/、__ ノ \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
 ̄  ̄` .7} .| | /;;;;;;;;ノ{ニー// ̄∧ノ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{
ヾ、土 | | /;;;;;;;' 厶Y//ーv' /;;;;;;;;;;;;;、;;;;;;;;;;;;;;|
ヾ_くt-ヽ';;;;;;;;;;| ト,ノ | | `> /;;;;ィ'´ ヽ;;;;;;;;;;;;|
~~´|;;;;;;;;;;;;| ト"'´| |Y、 /イ | \;;;;;;|
/:: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r' '"__ 、`、::::::::::::::::::
,/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::r- ;;;;;;;;;;、:::::l `,:.:.:.:.:l ',:::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::'、 ヽ::::l``‐‐、l l:::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::l `、 l' ',::,、l ' ´/---、__、,,
::::::::::::::::::::::::::::::::::l 〉l´ l/:'' '、
::,;'l:::::::::::::::::l ハl、l l '' '、
ノ 'i:::,、:::ハ:::ll\ `' 'l ,/ ,,; ', ,
l:ハ::l ',l `' 、 ,l; l ,;;'' ',
' `' ` `''''l_;'' '
l:. . ,r,‐‐ッ、 ,:. :.
.,':.:,; :. l l´ `l::::l l_:. /
:::::::::::::::::::::::::::::::::::: `' ´ `´ l'´ . . /_>´
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ``''' ‐::::r'´´/
逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃ
ダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃
げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダ
メだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げ
ちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメ
だ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げち
ゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ
/ / 、 \ ヽ 、
l / | \ ヽ ヽ ',
|/ / 人 ヽ, ', | !
|| !. l 、| / ヽ l /l |_, ! ヽ
ヽ |l | /ヾ|、 ノイ /! /_,|イ'l´ | \ シンジ、ぐだぐだ言うひまあったら
〉!ヽ\|ー,‐≧、,ノ /_ノ≦___| / ト、 ヽ 戦いなさいよ!
/ |\! ゝー'゙  ̄ ´ ゝ、_ノ 7 .! ヽ \
/ | | / |ヽ、| 〉
ヽ | l u u./. |:::::::メ, /
〉 r'゙/ ヽ ー─--、 / |::::::::::::}_ /
/ {./ |>- ` ー一'_, イ /:::::::::´::::::ヽ `ヽ
/ r'7 ノ:::::∧` >< / /:::::::::::::::::::::::ハ ` 、
/ /´/ ∧:::::::::∨ ,、 ∧ ヽ; -ー' ´::::::::::::}. \
. / |::/ /::::::\:::::∨ | /:::::ヽ \::::::::_,::::ハ \
〈 / /:::::::::::::::\ ヽ7::::/::ヽ ヾ´::::::::::::::::l \
ヽ / /::::::::::::::::::::::::`::^__´::::::::::l |::::::::::::::::::ヽヽ ヽ
} 〈 ∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::`'一::〉 l:::::::::::::::::::::', | /
〉 ∧ ヽ::::::::::::::::::::∧:::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::∨ /
. / |:::::ヽ ',::::::::::::/| ト;:::::/ /::::::::::::::::::::::::::::ヽ /
. / l:::::::::} }::::::/ || || ∨ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\〈
}'´:::::://:::;ィ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
゙|::::://:///::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
`∨:::::::7/;:/://:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ.::、:ヽ.
|:::::::::::::::::::/.イノ:::::/l::::::::,.イ:::∧,.ヘ|\゙::::ヽ、
゙l:::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ノ:::::ヘ::丿:::::::::::::::::::::::、:ヽ.
l:::::::::::::::::::::::::::;i:::::::::::::::::::::::,イ::::::::ハ:::::::::::::::::iヘ! わかったよ。戦うよ。ぼくは使い魔だから。
゙l:::::::::::::/!::::::/|::::::/!ハ:::::::/ i::::::/リ |:::::::::::::::::| ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール様の仰せの通り、
|::::::::::/ |:::/ !:::/ |! i::/ /::::/〃 i:::::!:::::::::::} ぼくは命懸けで戦うよ。
゙l:::/i/ l:/ ___j/_,.」_レ___/:/ !:/|:::::::::::l あの青銅製のワルキューレにボコボコにされても、
}/ ‐リ'´ ‐‐-、 ノ'´ /iノ-!;ィ::八:! ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール様の仰せの通り、
l -r‐c‐-- /二 /' |ノ ヾ. ぼくは自分の身を捨てて、ご主人様の盾となって戦うよ。
ヽ、 ゝ:ノ ノ /r':ノ゙/
ヽ. / ¨´ /
/ ゙、 /
/ ノ /
i' /
- ‐  ̄ `ヽ、 ‐‐ /
〉、 . <_
__ __ _ _, / /`゙ー' " ゙}、 `ヽ、
/ /、 ヽ、 ヽ、
{、/ V! ヽ. iヽ.
/ / l / ハ \ 、 ヽ ヽ
i /l l /l / / \ ヽ 、 ヽ i i i ヽ l
l i l __l_l_l_|i___| ll. リ i li__A-ナ、 l l lリ
l l i l l ヽ\ ¨ヾー-- レl ナレ l /l / /l/ /
l ハ ヽ ヽ,ヽ- ,==-_ ノ /_,∠、l/ //ノ あんたみたいな使い魔、迷惑よ・・・・・・・
l l ヘ ヽ iヾ`(::ヽ-ー)`  ̄ '7ヽつ,ヾィ' '/イ
リ ヘ \ ヽ  ̄ ̄ ̄ `ー-' / / l
/ ∧ ヘ \ヽυ 丶 .i / lヘ
/ / ヘ i ヽヽ __ / / il \
/ ´ 〉 l ヽヽ '、二二ン / / l \
./ / ヘl ヽヽ 、 _ ¨¨ , ・ '/ / ヘ \
, - 、/ l ヽヽニ―=、' l¨¨, `l / ヘ \
/ l i i\ /ヘ l / l i ヘ、_ ヽ
/ l l l \ゝ'-'-- 、l l \ヽ l l
, --- _
/ ,. -' , ー 、
i '" / / 、 ヽ ヽ
ン´./ { /ヽ、 |、 _ゝ ヽ. i おいおい、さすがはゼロのルイズの使い魔だ
i,ィ / ト‐{-、 ヽノ'乏i.、 | | 戦う前から仲間割れかい。これじゃお話にならないね。
ヽト、 ヽ〈下j └' "ヽi { それじゃ、ぼくは失礼するよ。
/ ー- 、.,、 ヾ、ヽ ´ ! 〉ヽ=、
,-──┘ __、,、 ,、 ノ⌒ヽゞ_ゝ-─'"フ ̄レ'
/ヽ `ヽ、! ヽ (ヽ .| |〃ム薔ラ冫' コー-' ヽ〈 ヽ_
/ / 心 ヾj .ヽヽj |`>=ヽ/ /ヽ / ) \;;;;;ー、
./ く 弋ノ |_, -‐、(ヾヽ ン /´ _ /`ー /‐' / ヽ;;;;;;;i
>-、 ,-'_, - ' .ヽ`'ーン. j-‐'´cヾ____/ィ--、___ヽ;;;;;|
ヽ /-、,─< ̄`ヽ、 /ー 、--、./ ,.ィ;;;;;;;;;;;;∧ー┬‐ァベ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
ー< ヽ \ `ヽ、 `ヽ___/ ヽ .\/| | ./ .|;;;;;;;;;;;/ヽ', ┴'/_ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、
Vヽ、 ヽー 、 ヾー-ヽ  ̄\ヾァ-' .| |/ /;;;;;;;;;/ーヘ>'/、__ ノ \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;}
 ̄  ̄` .7} .| | /;;;;;;;;ノ{ニー// ̄∧ノ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{
ヾ、土 | | /;;;;;;;' 厶Y//ーv' /;;;;;;;;;;;;;、;;;;;;;;;;;;;;|
ヾ_くt-ヽ';;;;;;;;;;| ト,ノ | | `> /;;;;ィ'´ ヽ;;;;;;;;;;;;|
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, イ:::::::::::::l l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
l::::::,.r‐、::::::::::::::::/:::::,イ:::::::::/l::::::::;イ:::/ |:::::::::イ::l !::::::::i::::::::l::::::::::::::::::::::::
ヽ/ ,ヘ l::::::::::::イ::::/ l:::::::::/ l::::::/ |::/ l::::::/ |:/ |:::::::ハ:::::::l!::::::,1::::::::::::
l ヽ1::::::ハ::l:/ |:::::::/ |:::/ l:/ !::/ l/ l::::::i !::::ハ:::/ |::::l::::ト::
| r' 〉l::::,' V -‐|::::/ー‐l/ __ リ |/ |:::/ |::/ _レ!::l:::::ハ:l l:: ギーシュがいなくなった。不戦勝だよ、ルイズ。
l l ( l::i lノ,ィ‐r‐j‐-、`゙‐=リ‐' __レ'-‐'lナ´ リlノ:::/ リ
\ `ゝ V く ゝソ ` / ィ1て「`メ / lル'
ヽ. i ヽ. _ ゝ-' ノ /
iーィ ` ̄ /
_,. イハl i /
, '´ リ ヘ i /
r' i ヽ _ 〉 /
l ヽ、 / \ '´ , '
/ ヽ./ \ -‐‐-- -‐ /‐- __
/ l ヽ、 ‐-‐ , イ`、  ̄`ヽ、
イ i \ , '´ ヽ ヽ
/ | ', ` 、 ___ ,.ィ \ ',
/ ', ヽ | ', i ヽ l
/ \
/ `ヽ 丶
/ .:ノ ', ヽ べ、別に、そんな勝ち方したって、
/ / / .:.:/ :ヽ:. ヽ:ヽ V l 嬉しくないんだもんね!
l.:.| :/ .:./.;イ :ヽ:...:.:l.:.: .:|:..:l l: !
|.:.| .:l .: \!/ l:.:{ .:.:.|ヽ:.:}ヽ .:j .:.! |:. |
ヽハ:l:.| !:.:.:jV\{:八 .:.::.l }:/_,j;ィト:.l .:l:.: |
ヽ从:.: iイfチ心ハ 、从ィ厶斗<V .:.jl:.: |
\ト小._V;zソ ノ/ V;;_z1 '/ .:.:.:ハ:.:. 八
リ :} .:::::: , :::::::.. / .:.:.:/.:.ヽ:.:.: ヽ
_..ノ/八 / .:.:.:/.:.:.:.:.\:.:. \
, -‐´ :/ .:.:>,.、 ´ ヽ ィ′ .:.:.: ハ;.__ .:.:.:.:\:.:.:  ̄`丶、
〃 .:.:/ .:.:.:.:.: ノ'¨ ヽ、_ , ィ≦7 :.:.:./'´ ヽ.:.:.:.:.` ー- 、:. ヽ
l .:./ .:.:.:.:. ;.'イ\ ノ} /`∨ :.:.:.:{ ゝー、.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.: }
{.:/ .:.:.:.:.:/ } Vx1_/ { :.:.:.:ヽ ∧.:.:.:.:.:.:.:}:.:. ,′
〃 :.:.:.:./ j/  ̄ ̄ ヽ入 :.:.:.:.:.\ ヽ.:.:.:.:./:.:/
{ :.:.:.:.{ | / \ :.:.:.:.:.\ ):.:/:.;イ
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l::::::,.r‐、::::::::::::::::/:::::,イ:::::::::/l::::::::;イ:::/ |:::::::::イ::l !::::::::i::::::::l::::::::::::::::::::::::
ヽ/ ,ヘ l::::::::::::イ::::/ l:::::::::/ l::::::/ |::/ l::::::/ |:/ |:::::::ハ:::::::l!::::::,1::::::::::::
l ヽ1::::::ハ::l:/ |:::::::/ |:::/ l:/ !::/ l/ l::::::i !::::ハ:::/ |::::l::::ト::
| r' 〉l::::,' V -‐|::::/ー‐l/ __ リ |/ |:::/ |::/ _レ!::l:::::ハ:l l:: ツンデレだな、ルイズ。本当は嬉しいんだろ。
l l ( l::i lノ,ィ‐r‐j‐-、`゙‐=リ‐' __レ'-‐'lナ´ リlノ:::/ リ
\ `ゝ V く ゝソ ` / ィ1て「`メ / lル'
ヽ. i ヽ. _ ゝ-' ノ /
iーィ ` ̄ /
_,. イハl i /
, '´ リ ヘ i /
r' i ヽ _ 〉 /
l ヽ、 / \ '´ , '
/ ヽ./ \ -‐‐-- -‐ /‐- __
/ l ヽ、 ‐-‐ , イ`、  ̄`ヽ、
イ i \ , '´ ヽ ヽ
/ | ', ` 、 ___ ,.ィ \ ',
/ ', ヽ | ', i ヽ l
/ / 、 \ ヽ 、
l / | \ ヽ ヽ ',
|/ / 人 ヽ, ', | ! 何いってんの。
|| !. l 、| / ヽ l /l |_, ! ヽ 嬉しいわけないでしょ。こんなの勝ちに入らないわよ。
ヽ |l | /ヾ|、 ノイ /! /_,|イ'l´ | \
〉!ヽ\|ー,‐≧、,ノ /_ノ≦___| / ト、 ヽ
/ |\! ゝー'゙  ̄ ´ ゝ、_ノ 7 .! ヽ \
/ | | / |ヽ、| 〉
ヽ | l u u./. |:::::::メ, /
〉 r'゙/ ヽ ー─--、 / |::::::::::::}_ /
/ {./ |>- ` ー一'_, イ /:::::::::´::::::ヽ `ヽ
/ r'7 ノ:::::∧` >< / /:::::::::::::::::::::::ハ ` 、
/ /´/ ∧:::::::::∨ ,、 ∧ ヽ; -ー' ´::::::::::::}. \
. / |::/ /::::::\:::::∨ | /:::::ヽ \::::::::_,::::ハ \
〈 / /:::::::::::::::\ ヽ7::::/::ヽ ヾ´::::::::::::::::l \
ヽ / /::::::::::::::::::::::::`::^__´::::::::::l |::::::::::::::::::ヽヽ ヽ
} 〈 ∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::`'一::〉 l:::::::::::::::::::::', | /
〉 ∧ ヽ::::::::::::::::::::∧:::::::::::::/ /::::::::::::::::::::::∨ /
. / |:::::ヽ ',::::::::::::/| ト;:::::/ /::::::::::::::::::::::::::::ヽ /
. / l:::::::::} }::::::/ || || ∨ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\〈
l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, イ:::::::::::::l l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
l::::::,.r‐、::::::::::::::::/:::::,イ:::::::::/l::::::::;イ:::/ |:::::::::イ::l !::::::::i::::::::l::::::::::::::::::::::::
ヽ/ ,ヘ l::::::::::::イ::::/ l:::::::::/ l::::::/ |::/ l::::::/ |:/ |:::::::ハ:::::::l!::::::,1::::::::::::
l ヽ1::::::ハ::l:/ |:::::::/ |:::/ l:/ !::/ l/ l::::::i !::::ハ:::/ |::::l::::ト::
| r' 〉l::::,' V -‐|::::/ー‐l/ __ リ |/ |:::/ |::/ _レ!::l:::::ハ:l l:: ご褒美のチューをしてよ、ルイズ。
l l ( l::i lノ,ィ‐r‐j‐-、`゙‐=リ‐' __レ'-‐'lナ´ リlノ:::/ リ
\ `ゝ V く ゝソ ` / ィ1て「`メ / lル'
ヽ. i ヽ. _ ゝ-' ノ /
iーィ ` ̄ /
_,. イハl i /
, '´ リ ヘ i /
r' i ヽ _ 〉 /
l ヽ、 / \ '´ , '
/ ヽ./ \ -‐‐-- -‐ /‐- __
/ l ヽ、 ‐-‐ , イ`、  ̄`ヽ、
イ i \ , '´ ヽ ヽ
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/ ', ヽ | ', i ヽ l
_ __
/´ `ヽ_
, -‐ ' `ヽ
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. / / ヽ: l
/ ,′/.:/ .〃:. :.丶:丶:.:.ヽ :l l l ふざけるな、このセンズリ野郎!!
l | l .:.l .:.ト、/:.:. { :.:.:.ヽ.:\:.j:.!: │ l
lハ l.:.:|.::..!.:.{\八:.:.:.ヽ:,__匕厶} │ l
ヽ∧:.:!:.:从7tーゝヽ:.:イヘ ::::ノ│ l ヽ、
jハ>ハ `‐' j:/  ̄ / リ: `ヽ、
| :} ´ 、 / /:.:. \
_ ノ : ゝ , `マZ三)′ 厶;._ }
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正味一人に頼ってるスレじゃな
冴えない氏は来ないんかな
保守
保守
ちょww何してるwww
新しい職人も来てほしいぜ保守
ほしゅ
425 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/03/08(土) 21:31:07 ID:A/B2bHC1
保守
いくら遅くなってもいいからエヴァ最終話みたいな質の低下は避けて欲しいな保守
427 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/03/15(土) 22:13:53 ID:NUpU1EZy
寝言は起きてから言え ?あれ?
第三新東京市を丸ごと召喚。
使い魔になるのは何故か第三市民だった才人。
で、
同族嫌悪で喧嘩の絶えないアスカとルイズ。
無言で読書を続けるタバサとレイ。
リツコに弟子入り志願するコルベール。
なんか意気投合するゲンドウとワルド。
そんな周囲を見渡して愚痴をこぼし合う才人とシンジ。
アスカ「ハッ、魔法もろくに使えない“ゼロ”が貴族気取り?」
ルイズ「あ、あなただってシンクロ率0じゃないの!」
シンジ「ア、アスカ、それは言い過ぎじゃ…」
才人「ルイズも、中学生相手に大人げないぞ」
ア・ル「「うっさい!」」
タバサ「……」
レイ「……」
タバサ「……」
レイ「……」
ミサト「まあまあ飲んで飲んで」
キュルケ「頂くわ。それにしても隣は賑やかねえ」
ミサト「喧嘩するほど仲が良いってねー」
リツコ「それにしても限度があるんじゃなくって? アスカが弐号機を持ち出す前に止めないと」
ミサト「子供の喧嘩じゃなぁい。放っておきなさいよぉ」
ワルド「やはり貧乳か」
ゲンドウ「ああ、問題ない」
キール「ロリ補完計画の遂行を望むぞ」
エイジス32世「どうしましょう」
冬月「やはり俺たちが止めるしかないのだろうな」
エイジス32世「……」
最後ので冬月の憂鬱スレを思い出したwww
冬月とエイジス32世の隣にはマザリーニ枢機卿がいて、
最後は3人で溜息付いていると予想。
ロングビルは飲み会組か。
433 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/04/14(月) 21:30:17 ID:EbER4UWi
あげ
捕手
本スレ行ってみたり色々考えてたら
なんかエヴァキャラなら綾波(2人目)召喚とか
お話的には面白いかも、と思ったんだが『涙』の自爆時に召喚で
(DVD鑑賞中)
『どいてくれる?』
『…、うわっ、あ、あのっ』
『何?』
『あ、あの…、僕はあの…』
『…』
『僕は、っ、た、頼まれてっ。…その…なんだっけ…か、カードを』
「……」
「……」
「ねえ才人、この娘14歳よね」
「そうだな」
「胸大きいわね」
「そうだな」
「……」
(あれ? 何か様子が…)
「あ、アンタやっぱりこ、こここ、こういうお、お胸の大きな娘が…(ゴゴゴゴゴ)」
「いや待て、そうじゃない。綾波は確かにファンだが別に胸とか関係なく」
「へー、じゃあこういう無口な娘がいいんだ。タバサみたいな」
「待てルイズ、アニメと現実を混同するな。ほ、ほら、ラミエル出てきたぞ。ここからが見所でこいつが変形して…」
「問答無用っ!」
「うぎゃー」
「ユニーク」
「タバサも見てないで止めてくれ。ていうかキャラ違うし」
『笑えばいいと思うよ』
「お姉さまももう少し笑った方がいいと思うのね。きゅいきゅい」
437 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/05/08(木) 06:25:27 ID:A8N0b6Dq
あげ
小ネタでリリスレイでも喚ばれんかな
>>438 才人「ありがとう、助けてくれて」
レイ「何が?」
才人「何が?って。助けてくれたんじゃないの?」
レイ「……」
才人「違うの?」
レイ「違うわ。私はこの世界に呼ばれただけだから。貴方を助けたのは、テファ」
テファがレイを召喚で対7万戦後の才人と遭遇。
こんばんわ。お久しぶりです。
明後日に大量投下致します。
明後日とはまたずいぶんと気の早い宣言だな…
さて明後日が来たわけだが
(;´Д`)ハァハァ
「……ギーシュさん」
シンジの瞳に少しずつ光が甦る。ギーシュの荒療治は一応の成果を見せたのだ。
「シンジ、まだ戦えるな?」
唇の端から滲み出る血を右手で拭いながら、シンジは小さく頷いた。
「はい」
「よし。悔しいけど、ぼくの魔法では奴に敵わない。だけど、君は別だ。伝説のガンダールヴである君ならあいつを倒せるはずだ。さあ、いけ」
「はい」
シンジは立ち上がり、倒れこむルイズを一瞥した。少女の安否が心配で仕方ないが、メイジでもない彼に出来ることといえば、祈りを捧げるくらいのことだ。
自分の無力さを自覚した少年は、自身を戒めるかのごとく俯きがちに小さく体を震わし、両手に収まる剣を強く握りしめた。
「ギーシュさん、ルイズさんを頼みます」
「わかっている」
ジュリオと旋風のようなせめぎ合いを続けるワーウルフに向かってシンジは突進した。
ギーシュはルイズのマントを外すと、彼女の服を破り、傷を確認した。あまりの深さにギーシュの顔が歪む。
「まずいな……」
土の大家、グラモンの血筋を色濃く引いたギーシュの才能は土系統の魔法に特化しているため、水系統魔法の素養は皆無だった。治癒魔法の全てが水系統に属するので、ギーシュは回復魔法を一切備えていない。
ギーシュは腰元に備えた小さなバックから小さな小瓶を取り出した。中身は、彼の恋人であるモンモランシーから預かった回復薬だ。
モンモランシー本人がいれば話は早いのだが、いないものを嘆いていても何も始まらない。
「頼む、効いてくれよ……」
ルイズの背から流れ出した鮮血を拭い、ギーシュは回復薬を傷口に注いだ。ルイズの体に流れた回復薬は白い閃光を発すると、彼女の傷をみるみるうちに塞いでいった。
「さすが、モンモランシー……!」
ギーシュが感激の言葉を漏らした時、此度の戦闘も結末が見え始めていた。
二人の『伝説』を相手にするワーウルフに体に、少しずつではあるが疲労という名の死神がのしかかり始めたのだ。
目の前に迫るワーウルフの爪を、地面に伏せるように交わしたシンジは、隙だらけのわき腹目掛けて、マゴロク・エクスタミネート・ソードを振るった。ワーウルフの横腹が裂け、飛び散った鮮血がシンジの顔に一線を描いた。
襲い掛かる痛みに、一瞬だけ動きを止めたワーウルフの右腿をジュリオの剣が貫く。
短い咆哮を上げ、ワーウルフの両膝が崩れ落ちた。
シンジはワーウルフの肩を踏み台にして跳躍した。宙で前回転をし、勢いを付けてから、首筋目掛けて全体重をかけた剣を振るう。
体から解き放たれたワーウルフの頭は地面に転げ落ち、それでも動きを止めない心臓は首から大量の鮮血を噴出させた。
シャワーのような血を浴びながら、シンジは二つの剣を腰に収め、静かに空を仰いだ。
「どこの世界にいっても、この匂いからは逃げられないんだな……」
支援
その晩、ルイズの容態が悪化した。
モンモランシーの回復薬とジュリオの治癒魔法によって傷口は完全に塞がったものの、失った血の量が多すぎた。
そのうえ、ワーウルフは風土病を持っていたようで、体力を極端に下げたルイズの体を蝕んでいった。
「ルイズさん……」
シンジは額にあてていた濡れタオルを交換し、心配そうに主人の名を呼んだ。
ルイズの体は常識はずれの熱を持ち、汗が大量に流していた。意識も混濁しているようで、視線が定まっていない。
「やはり、ぼく一人でも町に向かって、助けを呼んでくるべきか?」
焚き火に薪をくべながら、ギーシュが小さく呟くと、ジュリオは首を横に振った。
「一人でこの草原を抜けるのは危険すぎる。もともとモンスターの多い地域だけど、ワー
ウルフさえ現れる始末だ。のたれ死ぬのが落ちさ」
「しかし、このままだとルイズが……」
ジュリオはルイズの首筋に右手を伸ばした。
シンジは不安げにギーシュの顔を覗う。
「熱、上がってますよね……。ルイズさん、本当に大丈夫なんでしょうか……?」
ジュリオは静かに息を吐き、口を開いた。
「妙な話なんだけど、しばらくの間、ぼくとルイズを二人にしてくれないかい?」
不可解なことを口にしたジュリオを前にして、ギーシュとシンジが顔を見合わせた。
「なんでですか……?」
「秘法を試してみたいんだ。ひょっとしたら、ルイズを治せるかもしれない」
ギーシュが首を傾げる。
「秘法?」
「そう。ロマリオの一部の貴族しか行使できない特殊な魔法があるんだ」
「ぼくらが席を外す意味は?」
ジュリオは困ったように笑った。
「門外不出の秘法だからね。悪いけど、君らにも詠唱や魔法発現の様子を見られるわけにはいかないんだ」
ジュリオの言うとおり、そういう特殊な魔法を門内のみに継承していくのは良くあることだった。
誰も知らない魔法を持つということは、それだけで戦闘や戦争の際、有利に働く。
「そうか、そういうことなら」
そういってギーシュは腰を上げるとシンジに向かってあごをしゃくった。
「行こう、シンジ」
「で、どれくらいの間、席を外してればいいんだい?」
「一時間もあれば」
「分かった。さあ、シンジ。散歩でもするか。後はジュリオに任せよう」
「はい。ジュリオさん、ルイズさんのことよろしくお願いいたします」
シンジとギーシュの姿が闇の向こうに消え去ったのを確認した後、ジュリオはルイズが着ていた白いワイシャツのボタンを外していった。下着も外し、上半身があらわにした。
ジュリオは緩やかな稜線を描くルイズの胸に右手を伸ばし、優しくもみしだくと、ジュリオの手はルイズの体に溶け込み始めた。
「んっ……」
奇妙な感覚にルイズガ小さなうめき声をあげた。
ジュリオは左手でルイズの頬を摩りながら、優しく落ち着いた声で言葉を紡いだ。
「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。世界の理を捻じ曲げた不完全でありながら完全なイレギュラー。きみにこんなところで死なれても困るんだ。アスモダイの赤き月が潜むこの地に安寧を求めているのかい? だけど、それは許されないよ。
きみにはもっと相応しい死に場所、もっと相応しい棺桶が用意されているのだから。さあ、きみの中に眠るアスモダイの歌を聞くといい。生命の実の欠片を抱くきみなら、病などすぐに追い払えるよ」
ルイズの呼吸は次第に落ち着き始め、熱も常識外れのスピードで下がっていった。
「そう、いい子だ。しばらくは平穏を楽しむといい。きみに残された時間はそう多くもないのだからね」
翌朝。
深い眠りから覚めたルイズの視界に抜けるような青い空が広がっていた。
新緑の香りが鼻をくすぐる。
「ここは……?」
「ゴルゴダの丘の麓ですよ。ルイズさん、体調はどうですか?」
聞きなれた声が響く。顔を向けると方膝をついた少年がいた。
「シンジ……」
そうか。私はあの時、気を失って……。
「おっきいワーウルフはシンジがやっつけたの?」
「はい」
ルイズは仰向けのまま、シンジの頬を撫でた。
「そう、よくやったわ」
シンジは眉をひそめた。
「でも、ぼくは使い魔なのに、ルイズさんを守れなくて……」
「みんながこうして無事なんだから、それでいいのよ」
シンジの体が震え、瞳から涙がこぼれ始めた。
「どうしたの?」
「いえ、なんか安心しちゃって。ルイズさんのことが本当に心配だったから。本当によかったです。でも、おかしいですね。嬉しいはずなのに涙が出てくるなんて」
シンジは涙を拭った。
そんなシンジの様子を眺めていたルイズは、呆れたように微笑んだ。
「ほんとにばかね。こういう時は笑えばいいのよ」
さすがのルイズも懲りたのか、その日の内にトリステイン学園に戻ることを決めた。
なんの成果も残さなかったルイズを、キュルケは散々ばかにしていたが、ルイズは特に気にしていない様子だった。
主人の殊勝な態度を疑問に思ったシンジはルイズに尋ねた。
「……悔しくないんですか?」
「何が?」
「いえ、その、キュルケさんに相当言われてるみたいだから」
ルイズはシンジの頬に両手を添えた。
「あいつはね、気付いていないだけなのよ。私には最高の宝物があるってことにね。もっとも、私もこの前まですっかり忘れていたけど」
ルイズの言葉を解さなかったシンジは、はあ、とだけ短い返事をした。
学園にたどり着いた後、旅の疲れを感じさせない様子で寝室に戻ると机の上に見覚えのない一枚の紙が置かれていたことに、ジュリオは気付いた。
『今夜12時、アルヴィースの食堂できみを待つ』
心当たりのあったジュリオは手紙の指示に従い、12時前にアルヴィースの食堂に向かった。
食堂からは軽快な音楽が流れている。ジュリオが食堂を覗くと壁際に置かれた小人達が愉快な踊りを披露していた。
椅子に腰かけ、テーブルの天板に方肘をつきながら、それを楽しそうに眺めていたのは、ルイズの元婚約者であるジャン・ジャック・フランシス・ド・ワルドだった。
目の前に置かれた二つのティーカップが湯気を立たせている。彼が用意したものだ。
「お久しぶりです。ワルド子爵」
声をかけられたワルドはジュリオに手招きをした。
「どうだ、なかなか器用に踊るだろう。さすがはトリステイン学園といったところだな」
「いつからこちらに?」
「いや、俺もたったさっき来たばかりさ」
ジュリオは拳を口元に寄せると小さく笑った。
「いえ、いつからトリステイン学園に潜んでいたのですか、という意味ですよ。あの置手紙なんですが、少しばかり日焼けしているように見えました。まさか、ぼくが現れるまで毎晩こちらでお待ちしていたわけでもないでしょうが」
「いや、毎晩待っていた」
ジュリオは不思議そうな顔をした。
「ぼくが旅に出ていたことを知らなかったんですか?」
「そうだったのか、どうりで」
「教会の諜報員とは思えないほどの情報不足ですね」
「そう言うなよ。周りはメイジばかり。しかも、オールド・オスマンに伝説の軍人、炎蛇のコルベールまでいるんだ。
うかつな行動をするわけにもいかない。だから、昼間は食堂の屋根裏に隠れていたのさ。ここなら、食料の調達にも困らない。水もあるからな、体を拭くこともできる」
「あなたも結構しぶといんですね」
「仕方ないさ。ここでは俺も嫌われ者だし、耐えるしか選択がない」
「で、そうまでして、ぼくとの接触を望んだ理由は? 教会の指示というわけでもなさそうですし」
「決まっているだろ、きみに聞きたいことがあるのさ、ジュリオ君。いや、最後の使者タブリス」
ジュリオは肩をすくめてから、椅子を引き出して腰を下ろした。
「なるほど、あなたも知っていたのですか。で、聞きたいこととは?」
「そうだな。教えてもらえるのなら、まず、お前の目的からだな」
「別に構いませんよ。自由です」
「自由?」
「そう、自由がほしい。突き詰めていえば、残る理由はそれだけですよ」
「曖昧で抽象的なことばかりをのたまうのは教会のお家芸というわけか? まあ、いい。では、その自由を手に入れるために、きみはどのような手段を講じるつもりだ?」
「彼次第ですよ」
「彼? 教皇か?」
ジュリオは首を横に振った。
「碇シンジくんのことですよ」
瞳に怪しげな光を燈したワルドは紅茶をすすり、ジュリオにも飲むように促した。
「高い葉を使っているみたいだよ、なかなか美味しいぞ。しかし、きみもガンダールヴにご熱心なんだな。オールド・オスマンといい、教会といい、彼に何があるというのだ」
「彼の名前、実に変わっていると思いませんか?」
「そうだな、初めて聞く名だよ」
「では、カヲルという名前はどうでしょうか?」
「聞いたこともないな。ロマリアでは普通にある名前なのか?」
「いいえ」
「で、その名とあの少年になんの関係があるんだ?」
「カオルという名は、以前、ぼくが名乗っていたものですよ。その名前も彼の名前も、過去ではありふれているものでした。そうですね、ざっと二万五千年程前の聖地では……」
言葉の意味を図りかねたワルドは首をかしげた。もっとも時を越えた召喚などということは、異例中の異例のことなので、ワルドの理解が及ばないのは無理ならないことだった。
「……意味がよくわからないのだが」
「無理もありませんね。サモン・サーヴァントで過去の人物が召喚されるなんてことは、滅多にないようですし。
正直に言いましょう。碇シンジくん、つまり、ガンダールヴはこの時代の人間ではありません。彼はルイズの導きを受け、二万五千年の時を越えてこの地にやってきたのです」
携帯から失礼します。
なんか、書き込めないので、続きは明日にします。
全く投下してないのに、待ち続けてくれた方々、本当にありがとうございます。
乙でしたー!
指先で前髪をつまみ、ワルドは窓の外を眺めた。
東の空には煌々と輝く星々と、妖艶な光りを放ちながら、静々と浮き上る二つの月がある。
「サモン・サーヴァントでそんなことが起こりえるのか?」
「みたいですね。実際、彼がこうして現代にいるわけですから。ここからが話の核心です。二万五千年前、三度目の滅びの時は彼の不在によって巻き起こされたものなのです。
あの少年は心の壁を持つアダム族に対抗可能なリリス族の優秀な戦士でした。事実、彼は次々と襲来するアダム族をほぼ一人で退けていきました。あのままいけば、ぼくの命もなかったでしょう。
しかし、そこでリリス族にとって看過できないイレギュラーが起きてしまった。それこそが……」
「サモン・サーヴァントというわけか」
ジュリオは頷き、ティーカップを手に取った。
「彼を失ったリリス族は、それでもアダム族にたいして善戦していました。しかし、三度目の滅びの時は起きてしまった」
紅茶をすすると、ジュリオはワルドの瞳を真正面から見つめた。
「……ぼくの手によってね」
想像以上にスケールの大きい話を聞かされ、ワルドは困惑していた。彼の当初の目的は、ジュリオを通じて、教会の動向を探ることだった。最近、教会の態度はワルドに好意的とは言いがたく、自身の安全を図るために教会の実情を知ろうとしたのだ。
前触れもなく背中を刺されるなどということは、彼の望む結末ではなかった。
「きみのいうことは真実なのか?」
「微塵の虚もありません」
「なぜ、滅びの時を……?」
ジュリオは薄く笑い、ティースプーンでカップを叩いた。チンと高い音が響く。
「ぼくがアダム族だからです」
「やはり、リリス族が憎いのか?」
「いいえ。リリスより生まれし、リリン。ぼくからすればあなた達はむしろ愛すべき存在ですよ」
「では何故一度はリリンを滅ぼした?」
「楔があるからです」
「楔?」
「そう、楔です。ぼくの心に打たれた楔ですよ。それがこう言うんです。リリンを滅ぼせ、と」
「天啓というわけか。やはり、アダム族とリリス族の共存は不可能なんだな」
「ですから、戦いも不可避ということです」
「それにしても妙だな。なぜきみは教会にいる? 教会の目的はこの地に人々の楽園を創生することだろう。それが【楽園創生計画】だ。ならば、アダム族のきみは教会にとっても邪魔な存在のはずだ」
「なぜ、【人々】という言葉をリリンだと決め付けるのですか?」
ワルドは眉をひそめた。
「まさか、アダム族とでもいいたいのか?」
「その通りですよ。教会の真の目的はアダム族の殲滅ではありません。リリス族とアスモダイの滅亡ですよ。後に残るのはアダム族の祝福を受けた地、ハルケギニア。つまり、楽園です。それこそが楽園創生計画の実態ですよ」
ジュリオの口から語られた真実を聴いて、ワルドは呆然とした。
支援
「教会の連中は何をとち狂っているんだ。なぜ自滅を望む?」
「よほどアスモダイの血が憎いんでしょうね」
「アスモダイへの憎悪とリリンの滅亡に何の関係があるというんだ」
「まず、初めにヒトがいました。第一始祖民族とも呼ばれる人型種族は、銀河系の各地に生命の種をばら撒き始めました。
その理由が何だったのか、何を目的としてたのか、今となってはわかりません。彼らは我々からすれば、まさしく神に等しい存在です。
創造物が創造主の思考を理解しようなどと言うことは愚かな行為です。まあ、はっきりしてる事は複数の種がばら撒かれたことです。
運の悪いことにそのうちの二つがたまたま同じ星に落ちました。 白い月のアダム、そして黒い月のリリスです。
アダム族とリリス族による種族繁栄を賭けた戦いが始まりました。長い時が経ち、知恵の実を持つリリス族はロンギヌスの槍を作り上げ、アダムの封印に成功します
。彼らが第二始祖民族と呼ばれる存在です。彼らは一つの書物を後世のリリンへと残しました。
そして、時は流れ、二万五千年前。その書物を手に入れたリリンの末裔は、原罪からの開放を望み、そして、その手段も手に入れました。
ぼくも彼らに利用されるだけの存在だったんですよ。そして、知恵の実を食してしまったリリンの贖罪が行われました」
「きみが起こした三度目の滅びの時の事だな。しかし、リリンはなぜその時に死滅しなかったんだ?」
「三度目の滅びの時がこの星に舞い降りた後、全てのリリンは生命の源たる赤き海へと姿を変えました。
元の姿に回帰することが彼らにとっての贖罪だったようです。そこに広がったのはお互いに傷つけ合うことのない永遠に続く安寧の世界。
しかし、リリンの中にはその世界を拒絶する者もいました。お互いに傷つけあうこともなければ、お互いに愛し合うこともないからです。
あるのは自己愛と自慰の感情だけ。傷ついてもいい。それでも、人から愛されたい。そう強く願った者達は赤き海から、再び一個の人としてこの世界に還元されてゆきました。こうしてリリンは滅亡から免れたのです。
その後、少しずつではあるが、リリンはその数を増やしてゆき、数千年後、新たな文化を得るまでに至りました。
時を同じくして、この星にイレギュラーが舞い落ちます。それこそが第三の生命の源たるアスモダイ、そのキャリアである赤き月がハルケギニアに衝突したのです。
これが四度目の滅びの時。もっともリリンはこの時も辛うじて滅亡を逃れましたが。それからは、ぼくらアダムより生まれし天使とアスモダイより生まれし悪魔との対立が始まりました。
ああ、天使や悪魔という呼び方はあくまでもあなた方リリンの言葉を借りた便宜的なものです。ぼく自身がそう思っているわけではありません。
アダムから生まれし者も、リリスより生まれし者も、アスモダイより生まれし者も、姿形は違えど同じヒトなのですから」
ジュリオは小さく咳払いをしてから言葉を継いだ。
「二つの種族の対立を尻目に、リリスより生まれしヒトは、失ってしまった文明、つまり知恵の実の奪還に躍起になっていました。
天使と悪魔の対立はいよいよ激化していきましたが、ぼく達アダム族の圧倒的優勢は揺るぎませんでした。
アスモダイ族は、リリンと同様に心の壁を発現できなかったからです。存亡の危機に晒されたアスモダイ族は偶然発見したリリスの肉体を自身に取り込みました。
彼らからすれば苦渋の選択だったでしょう。こうして生命の実を得たアスモダイは心の壁を凌ぐ強力な力を得ました。それが虚無です。
しかし、皮肉な結果も待っていました。リリスの肉体を取り込んだ彼らの姿はリリンに酷似していたのです。そうアスモダイの系譜エルフ族はこうして誕生したのです。
リリス族のリリンとアスモダイ族のエルフは、アダム族を共通の敵と認識し結託しました。この頃から、リリンとエルフの間で積極的に交配が行われるようになります。
ここまで言えば分かりますよね? 魔法を扱うリリン、つまりメイジの誕生ですよ。魔法とは文字通り悪魔の法、あなた方リリンが憎むべきアスモダイの力というわけです」
いつの間にかジュリオの怪しい瞳の輝きに引き込まれていたワルドは言葉を失っていた。こめかみから大粒の汗を流し、息は短く、荒くなっていた。
「どうしました、具合でも悪くなりましたか?」
ジュリオは微笑みながら、ワルドの肩にそっと手を置いた。ワルドはその手を振り払ってから口を開いた。
大丈夫だ。話を続けてくれ」
「聖書の内容と同じことですよ。アダムと仲違いをおこしたリリスは悪魔アスモダイの元へと赴き、彼らとの間に子供をもうけた。
それがあなた方人類、リリンです。二百年前、ある高名なメイジがアスモダイのキャリアに捨て置かれていた預言書、――裏ブリミルの書を手に入れ、この事実を知ってしまった。
リリンにとってエルフは憎むべき存在、アスモダイも同様です。しかし、憎悪してやまないアスモダイの血が自身に流れている。
この事実を知った彼は驚愕し、絶望したのです。彼は有力な貴族で、誇り高かった。だからこそ、その事実を許すことが出来なかった。
そして、思い立ったのです。悪魔の血を持つリリンはエルフと共に滅ぶべき種族ではないのか、と。純然たるヒトであるアダム族に、このハルケギニアの未来を委ねるべきではないか、と。
それこそが我々リリンに残された唯一の贖罪の道なのではないか、と」
「……正気の沙汰じゃない」
「ぼくもそう思いますよ。しかし、彼の考えに賛同する貴族もいたのです。こうして秘密結社教会は発足しました。
彼らは歴史を裏から操り、リリンとアスモダイ族の滅亡を画策していたのです。そして、現代に至り、彼らの念願も成就されようとしています。
レコン・キスタによるエルフの殲滅、その後に行われる滅びの時の儀式によって、アダム族の楽園が誕生し、彼らの贖罪も行われるというわけです」
ワルドは大きく深呼吸をした。
「なるほどね、小難しい話だ。ただし、一つだけ分かったこともある」
「なんですか?」
ワルドは風のような流れる動きで杖を引き抜くと、ジュリオの首元に切っ先を据えた。ジュリオは驚いた様子も見せずに冷ややかな微笑を浮かべながら、紅茶を口にした。
「きみは生きていてはならない……!」
「賢明な判断です」
「ほざけっ!」
首もとに伸びる切っ先をすんでのところで避けたジュリオは、ティーカップの中身をワルドに向かって浴びせかけた。ワルドは背のマントを翻しそれを凌ぐと、椅子から立ち上がり、背後に飛んだ。
「さすがは魔法衛士隊長殿。実に洗練された動きですね」
「立ち上がらないのか?」
「その必要もないので」
「……なめるなよ!」
ワルドの詠唱に呼応した空気は刃に変わり、ジュリオに襲いかかる。ジュリオの首を切断するかに思えたワルドの魔法は、突如現れた赤く輝く障壁によってかき消された。
「心の壁か……!」
ワルドが忌々しげに呟くと、役目を終えた赤き壁は空中に霧散していった。
「教会やオールド・オスマンが碇シンジくんに夢中なのは、これが理由ですよ。ぼくは楽園創生計画の要です。心の壁を持つぼくに打ち勝てる者といえば、虚無を持つ者か、もしくは同じ心の壁を持つ者だけです」
「なるほど。彼というよりも、彼の従えるアダム族が重要ということか」
「それもあるでしょうが、それよりも、忘れてならないのは彼がガンダールヴであることです」
「不完全ながら、生命の実と知恵の実を合わせ持つ神に最も近い存在。場合によっては、世界は彼が思うように作り変えられる。彼が真摯にそれを望んでしまったら、教会でも留めることは難しいでしょう」
「ガンダールヴとは一体なんなのだ? ただの使い魔じゃないのか?」
「単身で、全てをゼロに戻すことが可能な唯一の存在です。彼の前では心の壁も無力ですよ」
「きみは彼に何を望む?」
「彼のしたいようにさせたい。彼がどういう道を選ぼうと、そこにぼくの自由があるから。彼がこの世界に留まるもよし。世界を二つに分けるもよし。彼が何をしようとぼくは口を挟もうとは思いません」
「世界を二つに……?」
「交わるはずのなかった二つの平行世界。それを融合させてしまったルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。彼女が背負う原罪は、リリンの比ではありません」
「何の話だ……?」
「さて、ぼくはもう部屋に戻ります。旅の疲れも溜まっていますしね」
そう言ってジュリオは腰を上げると、ワルドに向かって会釈をし、踵を返した。
「待て、まだ話は終わってない」
「あなたも早くこの場を離れた方がいいですよ。この部屋には鼠が潜んでいるようですから」
ジュリオは肩越しに忠告をすると、食堂の外へと消えていった。青年の言葉通り、この部屋には鼠が潜んでいた。オスマンの使い魔である。そして、二人の会話は、この使い魔を介してオスマンに筒抜けだった。
それを悟ったワルドは舌打ちをし、食堂の出口に向かって駆け出した。
「俺のなすべきことは一つか……」
ワルドは決意の篭った声でそう言った。
投下終了です。
乙でした!
長台詞でなおかつ説明しなくちゃいけないって所為でカヲルっぽさがちょっと薄れちゃったね
投下乙!
473 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/06/08(日) 02:38:17 ID:QKrM6B01
保守
moukokoiranainnzyane
過疎にもほどがあるなwww
期待保守
ゼルエル咀嚼中のエヴァ召喚、中の人いない
アレを見て食欲を刺激されたのは俺だけではないはず
(口の中)カチッ
咀嚼そぉーち!
びゅーん!!!
480 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/07/31(木) 21:02:18 ID:W3Vrzt3N
旨そうに喰ってたよね
もしもルイズが召喚したのがアスカだったら・・・
ヒステリー同士で救いようがないな
なーんでこのあたしがゼロの使い魔なんかやんなきゃなんないのよ!
アスカの場合、口ではなんだかんだ文句言いつつもちゃんと使い魔やりそうな気がするw
取り合えず洗濯しろとか言われた所で
アンタバカァ?がでるな
ルイズが折れる
文句言いつつもちゃんとやるのはシンジっぽい感じするなあ
アスカはたとえ打ち解けても自分のことは自分でやりなさいよくらい言いそう
衣食住ちゃんとしたものを提供してその対価ってことにすればなんとかなりそうだけど
>>487 女の子だとルイズも酷い扱いできんだろうし、アスカなら弁が立つからルイズ丸め込んで対価として仕える形態の主従関係に変えるぐらい楽勝だろ
_ _ _ __ _
r';;;〃;:><'ヅ ヾ ,,__`` ‐-.、,;‐;''ヾ、`ヽ
|;;;|!;''/:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:``ヽ、:.:.`‐;、;;|!;;;|
/:.l/:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.、、::ヾ、;;'ヾ、l;ヽ、
l/,;.;.:.;.:.;.:.:.:.:.:,;.:.:.;,\:.:.:.:.‐、! \、:`ヽ、Y::::::;ヽ
ノ:.:ィ/!〃:.:.:.:.l ∨,\\:.:.:.:\マ:.:.:.ヽ、:.\::.l ヾ、
/'`/:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.: iヽ:!:.:`:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:';/'i:‐ヽ!
‐'--ォ.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.l:.:.:,:.:.:.:.:.:.:、ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:::.:.:.';::l:::::;:.!
ノ:.:.:/:.:.:.:.:.:/l:.:,'、.:.:.:.:.lヽ:.:',ヽ:.:.:`i:.:.:.'.:;::..:l;'::::.:';:!
/:.:;イ:.;.:.:.:.:./_,-!:|-ヽ:.:.:.:.l-ゝ;.!‐\:.:lヽ、l\|::::::.:.i| とどのつまりモノってのは温めれば膨らんで大きくなるし
l:./ l|/l:.:.:/ _,, ‐〉ッ、ヽ:.:.:l ''"{スkゞr ヘレ }:::::::::.:.:! 冷やせば縮んで小さくなるってことじゃない
` l:.人ハ_; ` ゞ'゙ \! ` `-'゙ ,'",.イ::::::::::::.:l 私の場合胸だけ温めれば少しはおっぱいが大きくなるのかな〜
!':.:.`;:‐', '/// , //// /";:::l::::::::::::::.:!
/:.:.:.::::::::::'、 ` /:::/:::l:::::::::::::::.:!
/:.:.:.:.:::::::::::::\ ヽーッ ,.:'゙:::/::::::!::::::::::::;i:::!
. /:./:.:_,;::、- - 、、_`>、_,:.y、 ,. i´,'ヾ-― ‐;、:::::/l:::l
/,イ:.:l>、:::::`'、 !/ .l! .|: '´ l;、' /::`:'ヾ、l:::!
,'/i:/_ ヽ:::::::ヽ ,.、 / ./l ,.'-ッ/ /::::::/ ``ヾ!
'゙ ! ヽヽ;:::::::\ゝ、`' <._<、 ,.、‐'゙::::::/ _,,.. '!
l \!::::: ‐,'‐<`' ‐- 、ヾ、:::::::;ィ‐,' , '"´ i
l _, '゙´ /,. - -`.二'_‐゙ `ヾ 、ィ l
/i r' '‐ '´_..-‐ '' ‐ ''゛ `、 /
/ l l .:‐i''゛ッ‐ァ7lTlヾ:ャ- 、.__. ! /
/ / l / ハ \ 、 ヽ ヽ
i /l l /l / / \ ヽ 、 ヽ i i i ヽ l
l i l __l_l_l_|i___| ll. リ i li__A-ナ、 l l lリ
l l i l l ヽ\ ¨ヾー-- レl ナレ l /l / /l/ /
l ハ ヽ ヽ,ヽ- ,==-_ ノ /_,∠、l/ //ノ
l l ヘ ヽ iヾ`(::ヽ-ー)`  ̄ '7ヽつ,ヾィ' '/イ
リ ヘ \ ヽ  ̄ ̄ ̄ `ー-' / / l
/ ∧ ヘ \ヽυ 丶 .i / lヘ
/ / ヘ i ヽヽ __ / / il \
/ ´ 〉 l ヽヽ '、二二ン / / l \
./ / ヘl ヽヽ 、 _ ¨¨ , ・ '/ / ヘ \
, - 、/ l ヽヽニ―=、' l¨¨, `l / ヘ \
/ l i i\ /ヘ l / l i ヘ、_ ヽ
/ l l l \ゝ'-'-- 、l l \ヽ l l
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! ./゙´;;;;;;;:;:;//ハ.l;;i、;トヾ ゞ>v` :./ :i,
!、 .ヽ、.;;;;;.//ナフ,二゙ヾ`ヾ {ソ//.!:,i'´ {
|'i. ..,....、゙゙'i´ . i'゙:r'ノ` i l;;|ノ j チラっ
,.!.゙‐''./ .`、,/!、 "´ .''/{`丶、{
,r'" ゙'.v ,!: .|ヽ, r''ア/;;;;;; l ヽ `:、
| ./ l:::: ゙',ト` −,-´::'゙:::l;;;;;;; ゙、 l! /
,.>、/ / :::::::: `.l..,,,, :::r'" |,;;;;;;;;;/l| 「
「 / / ::::::::: __/.l };;;;N./' !
_,..-'" ,r''".l、:__;;,゙、rl〃 ,/ヘリ〈 ',
/ ,. ^ヽ, `ラ/, 、,rゝ-'ヽ、 ヽ ',
! ,/,iゝ ! ._〉 ヽ、`ヽ ゙! |..、 .l
! . / /:::ヽ ,..-'''゙r l!i'r, .:/:::.l、 !
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__ //_レ-`ー==‐- .____
ィ⌒/ /! _,. --、一'⌒ヽ.__
/〃/ Lレ -  ̄ ̄ `<⌒ヽ. \ }}
/i i / \_Y └┐
,小.レ ,ィ/ ヽ `ヽ
l l// V / / / i } ハ 〈
l 乂 V 〃 ,ィ /! j i ヽ V } 〉
ィこ///‐ァ≠ん'._ l ハ ハ.ハ. i V 〈
{ ( r}' '´ ヒヲ¨ヽTト+- l__lj_i} i j j } ルイズには関係ない話だったわね
ト. __ ,,,,  ̄` ソ l ,ムァ‐、} l レレ′
| li l ト. V¨ヾ.,イ| ,小/
l/l l |ハ , j⌒i ノ ''' / jノ l∧
l l l ! ヽ _,ゝ _,ム-─く. / l,小,ハ
/ l l ! >'´ <_`Y l l l l i}
/_,r个ソ / 、__) l l l l ′
ヽ ′ -ュ^ヽ._ l l l lハ
\ ,' _,フ´ > 、l_ l小.
ヽ、 / / __/.:.:.:.:.:.:.:\い
:.:.:ヽ\/ ,' __,rク.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ト、
:.:.:.:.:V7 !_/ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:.:.:.:.:.:.,ィ′
:.:.:.く_/ l个ト-ム:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:/ l
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|/ | .:ヽ.:{ ハ.:.:{\{.:.:.:..:.:./}.:.:.八:|.:. .:.:}.:.:.:.jV
/ :l :ァ癶、_ ∨ヽ∧ヽ:.:/:∧/__斗z.:.:ハ.:.:/
/ .:| :.:.|ヾ _戈ミテァ ∨.:./ィrチテ_ ' /ノ.:W{
/ .:.l :.:.:| ´´ ̄ j/  ̄`` { :.: | 八
/ .:.:.:ハ :.:.:| //// ' ////,'.::.:.:|.:.. \
/ .:.:.:/.:.ハ :.:.|\ l^ーー1 .イ :.:.: |.:.:.:.. \
/ ...:.:.:.〃 .:._ム :.:.V :`ト ヽ ノ .<:.:i :.:.:. |ヽ:.:.:. ヽ つ、使い魔の分際で!!
/ .:.:.:.:.:.:{i.:./::::::ヘ :.:.ヽ┴-=≧‐-‐≦こ/ :.:.:.:.:|.:.:}.:.:.:. ',
{ :.:.:.:.:.:/⌒ヽ::::_ヘ :.:. \ /∨^ヽ {.: .:.:.:.{<:.:.:.:.:.:. |
ヽ :.:.:.:.j/^\:::::ヽ/⌒Y' ヽ\//⌒\∧ r‐、/⌒ヽ.:.:.: |
\ :./::::::::::::\/ /⌒ヽ ).:∨¨¨¨゙マ} ヽ | /⌒\. \ ノ
)/::::::::::::::::::::: l / /^Y :.∨\/V::::::::YV⌒\ ヽ. }:(
/.:l::::::::::::::::::::::八 '⌒ヽ :.:l\ハ/::::::/!:{- 、 ヽ /.:.: ヽ
/.:.:.:.:|:::::::::::::::::::/::::::\ ′-rく :.:.|:::::V:::/:::::| ト、 ヽ /.:.:.:. ヽ
/ .:.:.:.:.:∧::::::::::::/::::::::::::::>、 ).:.:j::::;小ヘ:::::::::Yヾ'- ィく.:.:.:.:.:.: ノ
良いコンビだw
2日で14レス…
とりあえず見てるって人はいるのね
やっぱネタ投下がないと書き込む人は少ないんかね
追い出しにかかる奴がいるから書き手が来ない
どこでも一緒
随分懐かしいアニメだが、スレと何の関係があるんだ?
アニメの絵可愛くないなぁ
みんなこのすれの存在忘れてるのか、俺はわすれてたw
忘れてはないがネタがない
アルビオンの動乱は、シンジの心に色濃い影を落としていた。
自身の無力を嘆き、様々な後悔に苛まれていた少年はそれを振り払うかの如く、より一層、剣の稽古に励むようになったのだ。
その日も、シンジは学園より三キロメイルほど離れた平原で剣を振るっていた。開始してからかれこれ三時間ほど。空を見渡せば、地平線から淡いオレンジ色が立ち上りつつあった。ワイシャツに汗がにじみ、息が深くなる。
疲労感が増すにつれ、風を切る剣の音に鋭さが増していくことに気付き、シンジは静かに瞳を閉じた。
双剣を胸の前で交差させ、ワルドとの決闘を想起する。あの時はカウンターソードの仕込み銃を用いた奇襲で辛くも勝利を得たが、実際の実力はワルドに劣ることをシンジは痛感していた。
魔法を使えない自分にも、科学というサポートはある。しかし、最高水準の科学を駆使して作成されたマゴロクソードにもどうしようも出来ない欠点が潜んでいた。
仕込み銃は弾丸が無くなればただの筒に成り下がるし、マゴロクソードもエネルギーが尽きれば、切れ味はこの世界の剣よりも劣る。
何かしらの事態によってエヴァを失ってしまった場合、結局、最後まで頼りになるのは、自信の実力だけというわけだ。
頭の中に思い浮かべた仮想ワルドに向かって、シンジは剣を振るった。
しばらくの間、夢中になってワルドと剣戟を重ねていると、シンジの耳に拍手の音が響いた。
我に返ったシンジが音のした方に顔を向けると、剣を腰に差した白髪の青年が静かな微笑を浮かべていた。
「たいした腕だね。称号付きの騎士でもきみには敵わないかもしれないな」
そう言って、青年はシンジの元へと歩み寄った。
「あなたは……?」
「ぼくはジュリオ。ジュリオ・チェザーレ。きみが碇シンジくんだね、よろしく」
ジュリオと名乗った青年は微笑を深め、シンジに向かって握手を求めた。
「なぜ、ぼくの名前を……?」
「ぼくは明日付けでトリステイン魔法学院に転入するんだ。今日は朝から学院の案内をしてもらっていてね、その時にきみの話も聞いたよ。何でも人間の使い魔だとか。いつも昼間はここにいると聞いて、きみに会いに来たんだ」
「はあ……。でも、ぼくなんかと会っても何もでないですよ?」
「人間の使い魔をこの目でみたくなっただけさ」
ジュリオは顔をかしげ、シンジの瞳を覗き込んだ。
「握手は苦手かい?」
シンジは空虚に浮かび続けるジュリオの右手に気付き、慌てて剣をしまうと、右手を差し出した。ジュリオはその手を強く握る。
「実はきみのご主人様、ミス・ラヴァリエールと同じクラスになる予定なんだ。これから、よろしく」
無防備なジュリオの笑顔に取り込まれ、シンジも気恥ずかしさの混じった微笑を浮かべた。
「あ、いえ。こちらこそ、よろしくお願いいたします」
「ロマリオからきました。ジュリオ・チェザーレです。よろしく」
ジュリオは机に腰かける生徒達の顔を見渡した後、浅く礼をした。
女生徒たちはうっすらと微笑を浮かべながら何かを囁き合い、値踏みするような視線をジュリオに送った。ジュリオはギーシュに負けないほどの端正な顔立ちをしている。単純に美青年の転入を喜んでいるようだった。
「キザったらしい奴」
ルイズは肩肘をつきながら呟いた。
「格好いい人じゃないですか」
ルイズの隣に座っていたシンジが囁いた。シンジは椅子に腰かけることを最近になってようやく許可されていた。
「いや、ルイズの言うとおりだ。ぼくもそう思うよ」
二人の後ろに腰かけていたギーシュが不愉快そうに言った。ギーシュの視線を辿ると頬を染めながら潤んだ瞳をジュリオに向けるモンモランシーがいる。
つまらない嫉妬からでた言葉なのだ。
ギーシュの言葉を聞いてキュルケが手を口元に寄せて笑った。
「ギーシュ、自分のことをよくもそこまで棚上げできるわね。それに、ルイズ。安心しなさい。あんな美少年があんたのことを相手にするわけが無いでしょう」
ルイズは肩越しにキュルケを一睨みした。
「こっちから願い下げよ。シンジの方がまだいい男だわ」
キュルケはルイズに悟られぬよう肩をすくめた。
「使い魔バカもそこまでいくと感心ね」
「いやいや、シンジだってなかなか整った顔をしている」
キュルケはシンジの横顔を眺めた。ギーシュの言葉ももっともかもしれない。この少年のようにプレーンな顔立ちをしている子は、男女に関わらず将来化けるケースが多々ある。
「今のうちに唾をつけておこうかしら」
キュルケが軽い冗談を言うと、タバサに左手の甲をつねられた。
「イタタ。冗談よ、冗談」
転入の挨拶を終え、教師に着席を促されたジュリオはルイズの隣に腰かけた。
「はじめまして、きみがゼロだね?」
予期しない質問をされ、ルイズは困惑した。
「はぁ?」
「ゼロ。ゼロのルイズだろ?」
「あんたバカにしてんの?」
「違うよ。ファーストでも、セカンドでも、サードでも、フォースでも、フィフスでもなく、その後に連なる数字でもない、唯一、無を表す数字。それがゼロさ。その名を与えられたきみは賞賛に値するよ」
ギーシュとキュルケは、ジュリオの言葉を皮肉と受け取り、思わず噴出した。
ルイズの肩がふるふると震え始め、普段は白い頬が紅潮していた。
「……あんたは私を侮辱した」
ジュリオは笑顔を崩さずに肩をすくめた。
「そういうつもりではなかったんだけど」
「……決闘よ」
「え?」
「決闘よ……!」
「トリステインでは貴族同士の決闘も許可されているのかい?」
「あんたばかぁ? いつ、どこで私が戦うなんていったのよ。あんたの相手はこのシンジよ!」
シンジは右手に顔をうずめ、ため息をついた。酷いデジャブだ。
ルイズはやる気のなさそうなシンジの胸倉を掴みあげ、鋭い目つきのまま口を開いた。
「いい、シンジ? 主人の恥をそそぐのも使い魔の役目よ。いざとなったらエヴァでもなんでも使ってあいつをぶちのめしちゃいなさい!」
「いや、ですけど……」
「命令は聞くって約束したわよね。それとも、また約束を破る気?」
「いえ、別にそういうわけでは……」
「骨の一本、二本くらい折ってやるのよ、いいわね?」
興奮気味のルイズの両手に一層の力が加わる。
「わ、わかりました。わかりましたから、離して下さい。苦しいです。それに……」
「それに?」
シンジの視線の先に目を向けると、教壇に立ちながら、呆れたように二人を見つめる教師がいた。
「ミス・ヴァリエール……。と、その使い魔。廊下に立ってなさい」
この世界に来てからというもの、椅子との関係が疎遠になりつつあることをシンジは痛いほどに実感し始めた。
授業が終わった後、ジュリオとルイズの話し合いによって、決闘は翌日の午後3時、【ヴェストリの広場】にて行われることが取り決められた。
もちろん、今回もシンジの意思は全く尊重されなかった。
決闘の場である【ヴェストリの広場】は、どこから沸いたのか、今回も沢山の野次馬で溢れかえっていた。
シンジの実力を知るギーシュは、十中八九シンジが勝利を収めるであろうと予想していたので、モンモランシーと隣り合って座りこみ、のんびりと様子を眺めていた。
キュルケとタバサは空を舞うシルフィードに跨り、のん気に広場を見下ろしていた。この二人もシンジの勝利を確信している。
「いいわね。負けは許されないわよ」
ジュリオと対峙するシンジの耳元で、ルイズはそっと囁く。
しかし、実のところ、シンジは窮地に立たされていた。シンジに刻まれたガンダールヴルーンは武器を握らないと効果が発動されない。
今回の決闘は、主人の気まぐれによって勃発したに過ぎないので、そんな茶番劇にマゴロクソードやデルフリンガー等の真剣を使うわけにもいかなかった。
その為、シンジはギーシュに練成してもらった摸造刀を握っているのだが、どうやら、真剣でないとガンダールヴは発動しないらしい。
「いや、勝つのはちょっと厳しいと思いますよ」
「やばいと思ったらエヴァを使えばいいのよ、そうすればあんな優男、瞬殺でしょ?」
なぜ、こんな茶番劇で人殺しなどという業を背負う羽目にならなければいけないのか。
「主人に恥をかかすんじゃないわよ、いいわね」
そう言い残しルイズはシンジから離れた。同時に、3時を知らせる鐘の音色が学院内に響き渡る。
「時間だ。シンジくん、いくよ」
ジュリオは言うと、木刀を構えシンジに詰め寄った。
ジュリオの息が詰まるような、瞬きすらも憚れるような連続攻撃がシンジを襲う。ガンダールヴでないシンジがその全ていなしきるには実力不足だった。数秒後にはジュリオの握る木刀の切っ先がシンジの鳩尾にめり込んでいた。
「くっ……!」
木刀を手放し、鳩尾に両手を押さえ、シンジは前のめりに倒れこむ。
「ちょ、ちょっと、バカシンジ!手加減は不要だって言ってるでしょ!」
もちろん、シンジは手加減などしていない。全力を出し切った上での結果だ。
――仕方ない、か。
不本意ではあったが、シンジはエヴァの使用を決意した。巨大な右手でジュリオの身体を絡め取れば、彼も降参するだろう。シンジはそう踏んだのだ。
とりあえず、今は主人の名誉を最優先に行動しよう。でなければ、後が怖い。
シンジは右手に意識を集中した。エヴァは学園外に鎮座されていたが、その程度の距離なら十分にシンクロ可能であることを、シンジは日々の鍛錬から知っていた。
しかし、今日に限っていくら意識を集中しても、エヴァとのシンクロが確立されない。
シンジはあることに気付き、空を見上げた。
神々の月は人々の月の後ろにすっぽりとおさまっている。
月食、神々の黄昏。最悪のタイミングでそれが訪れていたのだ。
「……正々堂々やるしかないか」
シンジは鳩尾が訴える激痛を無視して立ち上がり、木刀を握った。
「続けるかい?」
シンジは無言のまま頷き、剣を構え、ジュリオに襲い掛かった。
頭上から木刀の一撃。それをいなされると、腕の振りを殺さずに、シンジは頭を地面に向けて滑らせた。その勢いを使って、身体を前回転させると、右足の踵をジュリオの頭に向けて振り下ろす。しかし、渾身の胴回し蹴りも頭上に構えた木刀によってなんなく防がれてしまった。
地面に落下するだけの無防備なシンジの体に、ジュリオが回し蹴りを放つ。シンジの身体は二メイルほど後ろに吹き飛ばされた。
シンジは右足を強引に引いて慣性によって転がり続ける身体を無理やり留まらせると、中腰のまま剣を構えた。
ジュリオは強い。おそらく、ワルドと同格かそれ以上。シンジはそのことを痛感した。
ガンダールヴを封印された自分に勝算はない。
ならば、どうすれば良いのだろうか。
エヴァも使えない。マゴロクソードもデルフリンガーも使えない。ガンダールヴもない。
この前、訓練時に想定していた事態よりも非常に悪い展開だ。
シンジが逡巡していると、ジュリオが唐突に口を開いた。
「シンジくん、なぜ、きみは剣を握るんだい?」
「……え?」
「剣を握るのはなぜだい?」
なぜ、剣を握るのか。そんなこと考えたことも無かった。いや、ある。守りたいものを守り抜くためだ。そう、それだけだ。だけど、少年にとっては十分すぎる理由だった。
シンジは心配そうに決闘を見守るルイズを見つめた後、言った。
「守りたいものが……、守りたい人がいるからです」
「守りたいものを守るために、他者に剣を向けるのかい? 何かを守るためには他人を傷つけても構わないと……」
「そういうわけじゃ、ありません。人を傷つけたいなんてこれっぽっちも思いません。だけど……」
ジュリオは静かな微笑を浮かべる。
「きみならそう言うと思っていたよ。やっぱり、ぼくはきみに会うために生まれてきたのかもしれない」
「え?」
「シンジくん、きみには力がある。誰も傷つけずとも、守りたいものを守り抜くための力がある」
「こんなに一方的にやられているのにですか?」
「今からそれを証明してみせるよ」
ジュリオは低く身構えると、疾風の如くシンジとの間合いをつめ、木刀を下から一閃した。
シンジの木刀がはじかれ、宙を舞う。
刹那。
ジュリオは木刀を手放すと、代わりに腰にさしていた真剣を引き抜き、シンジの首元に向けて突き刺した。
「そこまでじゃ!!!」
空気を震わすほどの怒鳴り声に、辺りの時間が止まり、ジュリオの握る真剣の切っ先は、シンジの首元から三サンチ程のところで制止していた。
声の主はオスマンだった。その場にいた生徒達の視線が突如現れた学院最高責任者に集まり、緊張した空気が漂った。
「ミス・ヴァリエール。きみは反省という言葉を知らんのかね? 一度ならず、二度もやらかすとは……」
「あ、いえ、これは、その……」
適当な言い訳が思い浮かばず、ルイズは俯くしかなかった。
「まあよい。ほれ、皆のもの、解散じゃ。今すぐ解散しなさい」
バツの悪い生徒達は素直に従い、ぞろぞろと広場から離れていった。
「それと、ジュリオ・チェザーレ。きみは後で学院長室に来るように」
ジュリオは剣を腰の鞘に収め、オスマンに向かって一礼した。
「かしこまりました」
「あの、私も伺ったほうがよろしいでしょうか……?」
オスマンの機嫌を伺うように、ルイズは恐る恐る尋ねた。
「ミス・ヴァリエール。三度目はないぞ?」
「はい、杖に誓って……」
時と場合によっては十分に三度目もあり得る。この人はそういう人だ。
シンジはぼんやりとそんなことを考えていた。
投下終了です。
投下乙
エヴァ板良スレ保守党
しっかし本当このスレ過疎だなwwwwww
516 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/10/13(月) 15:09:13 ID:oe46Mvn0
gj
異世界人にアンチATフィールドって効くのかな?
518 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/10/20(月) 14:54:17 ID:DcmONzAB
効くんじゃね
エヴァの世界の人間は使徒であって他の世界の人間とは違うと思っているんだけど、どうだろう?
520 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/10/28(火) 23:03:25 ID:cxEasxCE
なかなかおもしろいと思うが
過疎ってるね
521 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/10/29(水) 13:21:35 ID:Dzp0zt9c
良スレ発見。面白い。
保守
保守捕手
524 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/11/30(日) 15:02:45 ID:venhET7j
無価値
525 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/12/13(土) 00:12:35 ID:mRRt4fRR
保守
ぼくのかんがえたちょうつよいしんじがしょうかんされました
にしようぜ
シンジは心が病んだ人間
このバカ犬!
う〜〜〜わんわんわん
きゃうんきゃんきゃん
530 :
sage:2009/04/03(金) 19:37:35 ID:1tNsKzzL
にゃんにゃん
ウー ワンワンワン
ウー ジンジンジン
532 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/04/09(木) 14:00:27 ID:y1OONRCj
あ
>>526 SSなんて程度の差こそあれ、9割近くがそんなもん
>>533 しかしながら、残りの1弱が良作であるとはいえないし、
9割が全て最低作というわけではないのが悩みの種