アスカ「前にもあったじゃんこんなスレ」
2 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/10(月) 02:02:25 ID:0sYu1+UU
2
アスカー(笑)
果たして伸びるか。本当に似てる二人なんだがネタもありそうだし
5 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/10(月) 06:49:57 ID:9YCKqg+t
萌えす
惣流・アスカ・ラングレーと涼宮ハルヒの見分け方
OPに一コマしか出てないのがアスカ EDで踊りまくってるのがハルヒ
「あんたばかぁ?」が口癖なのがアスカ 「死刑よ!」が口癖なのがハルヒ
二人っきりの世界で気持ち悪いのがアスカ 二人っきりの世界で嬉しそうなのがハルヒ
自分からキスしてうがいするのがアスカ キスされて大人しくなるのがハルヒ
使徒を倒すのがアスカ 使徒っぽいのを生み出すのがハルヒ
子供なんていらないのがアスカ 性欲を持て余すのがハルヒ
いつの間にか名前で呼んでるのがアスカ 最初っからあだ名で呼ぶのがハルヒ
ナルシスホモに男を取られたのがアスカ ホモとセットで転校させられたのがハルヒ
ホモがATフィールドを生み出すのがアスカの世界 ホモが赤い球を生み出すのがハルヒの世界
巨乳のお姉さんに面倒見てもらうのがアスカ 巨乳のお姉さんをいじくり回すのがハルヒ
無口・ショート系がライバルなのがアスカ 無口・ショート系が部下なのがハルヒ
リーダーになりたがるのがアスカ 団長になりたがるのがハルヒ
学校のアイドルになるのがアスカ 学校のアイドルに嫉妬するのがハルヒ
ナイフを振り回すのがアスカ ナイフを振り回す同級生が居るのがハルヒ
7 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/10(月) 07:58:12 ID:L6HWUN48
アスカのツンツンは育った環境から納得できるが
ハルヒのわがままは度が過ぎる
いきなりパソコン取られた部長カワイソス
アスカは好きだがハルヒは嫌いだ
>>7 今コンピ研と仲良いんだから許してやれよ。ハルヒも何か相当な生い立ちがあるのは匂わせてるじゃん
中盤のアスカ同様に
ハルヒ関連のスレが最近よく立つ気がするのは気のせいか?
別に嫌いじゃないから全然構わないんだが
エヴァ知らないゆとりが新劇ブームで、ニコ動やDVDで旧作見てる模様
先にハルヒから入ってるから比較され易い。アスカ見てテラハルヒwwwwwみたいな書き込みニコ動じゃ多い
アスカかわいいよアスカ
ハルヒかわいいよハルヒ
マジ閉じ込めたらどうなるんだ?
次の日には部屋中が血まみれで部屋は静かになっていた
とか
14 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/10(月) 08:48:17 ID:L6HWUN48
>>9 そんなのあったっけ?まさか野球観戦したこと?
>>13 意外と仲良く意気投合ってのもあるかも
>>14 そのシーンもそうだけど、原作の雪山でもキョンに同じような語りを繰り返すしさ
恋愛を精神病だとまで散々嫌悪してたり
ほぼ学食派で弁当派のキョンとは違い両親の存在がまるで感じられない等
16 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/10(月) 09:12:22 ID:L6HWUN48
>>15 そうだとしても高校生にもなって
ああも我が儘なのはねぇ
映画撮影のときもミクルにむちゃくちゃなこと言うし
ミクル護ってあげたい
弐号機「いやあ働きすぎで体ズタボロですよ。腸はみ出ちゃった」
神人「わかるわかる。どうしてこうツンデレは人使いが荒いのかね」
>>16 映画の時は人生で初めて何かを作るということで浮かれ杉てた面もある訳で。古泉が指摘してたかな
みくるは後では可愛がってるし、本人は気にしてないしその辺はなんとか
おそらく元は素直だったのに中学の頃からおかしくてそのまんま成長止まったってのはキョン談
普段の性格の割りに凄く脆いから。憂鬱では不思議探しに存在意義賭けて団作ったのに何もなくて落ち込み出して、
最後にキョンみく勘違い(アスカも駅でこんなのあった)でおかしくなったし
映画もキョンが珍しく反発して殴ろうとしたら、表面上平気そうでも、深い所では滅茶落ち込んでたので
こういうのもアスカとダブってつい擁護したくなる
紳士な俺は、深い愛情で二人とも愛せるので
この部屋に三人で暮そうと思うが
いいか?
駄目俺も混ぜろ
そこらのパクリアスカと違い本当の意味で似つつ昇華してる良キャラ >ハルヒ
110 名前: 名無しが氏んでも代わりはいるもの [sage] 投稿日: 2007/09/08(土) 22:10:32 ID:???
要はシンジに対する一方的かつキチガイじみた執着がウザイだけなんだよ
もっとさわやかに恋するんだったらよかったのに
アレがいいってやつはキャラの幸せを考えてないだろ
互いに疲弊し合い不幸になるだけだ
111 名前: 名無しが氏んでも代わりはいるもの [sage] 投稿日: 2007/09/08(土) 22:10:54 ID:???
>>108 ヤンデレ大全にアスカ載ってしまったなw
115 名前: 名無しが氏んでも代わりはいるもの [sage] 投稿日: 2007/09/08(土) 22:19:38 ID:???
>>110 最近の厨は美少女にストーカー級に粘着されたいってのが主流。アスカに似てる涼宮ハルヒもそこを押さえてるから電波でも人気
117 名前: 名無しが氏んでも代わりはいるもの [sage] 投稿日: 2007/09/08(土) 22:21:00 ID:???
こんな素直になれない強気美少女に執着されたい!! のか
ブサイクだったら警察沙汰だなあ
118 名前: 名無しが氏んでも代わりはいるもの [sage] 投稿日: 2007/09/08(土) 22:23:04 ID:???
美少女に粘着されたいのかw
ほっっんと受け身だな
ハルヒがアスカをいじるなんてこともあるかも
渚カヲルと古泉一樹を同じ部屋に閉じ込めたい
アスカ「まずはグループのリーダーを決めましょう。当然わた
ハルヒ「冷蔵庫があるわ。賄い用品もあるわ。とりあえず腹ごしらえしてから
今後のことは考えましょう」
アスカ「ちょっと勝手に仕切らないでよ!で、何作れるの?」
ハルヒ「冷蔵庫はカレーを作れといってるわ。だからサンドウィッチにしましょう」
アスカ「ええ!?なんでそこでひねくれる必要があるの?」
ハルヒ「決められた人生なんてくだらないわ。それに我がSOS団は閉じ込められたら
サンドウィッチって決まってるの!」
アスカ「(どっちやねん・・・・・)」
アスカ「あんた、意外と料理が上手なのね」
ハルヒ「我がSOS団は広く人材を募集しています。ただの人間には興味ありません!
この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら私の所に来なさい!
以上!」
アスカ「聞いてよ!私の話を聞いてよ!私は無視されるのが大嫌いなのよ!
で、この中って言っても私しかいないじゃん」
ハルヒ「いいわ。凡人しかいない社会にはもう慣れたわ。ところで相談があるんだけど。
イエスかハイで答えなさい」
アスカ「もう嫌なんだけど、この役回り」
ハルヒ「あなたの所に綾波レイちゃんっているでしょ。その娘を連れてきなさい。
人の形をしていて人にあらず。でも魂はあって有事の際は巨大化
するなんて最高だわ。おまけに無口系読書キャラなんて萌えるわ。
萌えって重要な要素だと思うのよ」
アスカ「似たようなのあんたのところにもいるじゃん!」
ハルヒ「有希のこと?有希は大切な団員だけど普通の娘よ。バトルには不向きなのよ」
アスカ「あんたどこ見て生きてんのよ!まあ、ファーストが私の言うこと聞くとは思えないけど」
ハルヒ「役立たずね。まあいいわ私が直接交渉するわ。然るべき役職を用意しとくわ」
アスカ「や、やくたたず・・・・・・」
ハルヒ「ショックを受けるのはもうちょっと使えるようになってからにしなさい。
でも、気が強い女の子が落ち込むのはベタだけど重要な萌え要素だわ。
ば、ばぁか!落ち込んでたりなんかしなんだからね!って言いなさい」
アスカ「(バカシンジ助けて・・・・)」
29 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/10(月) 15:58:18 ID:unf0m1Bl
綾波レイと長門有希を閉じ込めたらってやつもあるけどとうとうアスカとハルヒを・・・
30 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/10(月) 16:17:26 ID:eZJhZ0gg
まて、こんなスレもあるのに古泉とカヲルを閉じ込めるスレがないのはおかしアッー!
31 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/10(月) 16:24:26 ID:4aglCgGi
桂小太郎とカヲルを閉じこめた
>>15 野球観戦とかただハルヒが厨二病なだけだろ。別にハルヒの家庭が壊れてる描写なんてない。
まあ、ハルヒの基地害っぷりのせいで家族関係が悪くなることはありそうだが
古泉とカヲルはみてみたいw
ハルヒ「イタタタタ…ちょっと!誰か居ないの!?キョン!開けなさいよ!」
アスカ「う、う〜ん。うるっさいわねぇ…何なの…ってここどこ!?加治さん?ミサト?バカシンジ!?」
ハルヒ「お目覚めのようね!」
アスカ「あんた…誰?…ここは…どこ?」
ハルヒ「私は涼宮ハルヒ!あんたは?」
アスカ「私は惣流・アスカ・ラングレー…で、ここは?」
ハルヒ「さぁねぇ…部室に居たはずなのに気がついたらここに閉じ込められてるのよ。
あんた…なんか知らない?」
アスカ「知ってたら聞かないわよ!聞いてるのはあたしの方でしょ!?」
ハルヒ「それもそうね…でもそんな珍しい格好してるから関係者かと思ったわ」
アスカ「格好…って え?なんで?何であたしプラグスーツ着てるの?」
ハルヒ「プラグ…スーツ?」
アスカ「話せば長くなるけど、あたしの戦闘服ってとこ!」
ハルヒ「戦闘服?興味あるわね。どういうこと?」
アスカ「そんなことより!今はまずここから出ることが先決でしょ?」
ハルヒ「たしかにそうね…でもドアが見当たらないのよ…と言うより近づけない」
アスカ「まさか…ATフィールド?ってことは…」
ハルヒ「心当たりあるの?って何?」
アスカ「出せ〜!出しなさいよ!」
ハルヒ「落ち着いて!どういう事よ?」
アスカ「きっと覚えてないだけでここは使徒の中なんだわ!…助けなさいよ…馬鹿シンジ…!」
ハルヒ「使徒って…神の使いの?」
続くかもしんない
>>34の続き
アスカ「そのまんま天使ってわけじゃないけどね…で、あんたどこから来たの?民間人は避難してるはずよ」
ハルヒ「どこからって…北高の部室棟にある文芸部の部室からだけど?」
アスカ「北高…第三新東京市に北高なんてあったっけ?」
ハルヒ「何?その第三新東京市って?」
アスカ「あんた馬鹿ぁ?セカンドインパクトの後遷都された第三新東京市に決まってるじゃない!」
ハルヒ「何よそのセカンドインパクトって?」
アスカ「セカンドインパクトってのは…」
必死に説明するアスカ…ハルヒは…所々質問しながらもうんうんうなづいている…って本当にわかってるのか?お前は?
ハルヒ「そうか!そういうことなのね!」
どうやら…理解したらしい。
ハルヒ「あなたは異世界人って事になるわけね!」
アスカ「異世界人?」
ハルヒ「そう、異世界人。あんたの説明を聞く限りあたしの知ってる日本とあんたが居た日本はまったく違う
これはパラレルワールドに違いないわ!」
おいおい…ハルヒ…それは突拍子過ぎないか?そこのアスカさんとやら言う可愛い女の子も困ってるみたいだぞ?
アスカ「なるほど…あたしを取り込んだ使徒のATフィールドが空間干渉して他の世界に繋がった…ってわけね。
にわかには信じがたいけど…そうじゃないとこんなおかしな状況になる訳ないものね…」
あれ?アスカさん?信じちゃうんですか?このでたらめ女の仮説を!
ハルヒ「そうと決まれば…とっととここから抜け出さないと!アスカちゃん連れてってキョンの奴をギャフンと言わせてやる!」
別に可愛い娘さん見たぐらいで俺がギャフンというかは置いといて…いや、その体にピッタリとした服装にはギャフンと言うかもしれんが。
アスカ「何かいい案でもあるってわけ?」
ハルヒ「あんたがさっき言ってたエヴァンゲリオン…だっけ?それとは連絡取れないの?」
アスカ「無理みたいね…こんなことになっている以上間違いなく弐号機に乗って出撃したはずだけど…
プラグスーツ一つじゃ何も出来ないわ。」
つづく
ハルヒ「しかたないわね…これ、食べなさい。」
アスカ「何これ?」
ハルヒ「おせんべいよ、ここに来る前に食べたたから一緒に持ってきちゃったみたいね。
ああ!もう、せんべいなんか食べてるとみくるちゃんのお茶が欲しくなるわね。」
アスカ「おせんべいなんか食べてる場合じゃ無いでしょ!?」
ハルヒ「闇雲に動いても何にもならないわ!あんたの話だと味方がいるんでしょ?
待ってる間にその敵を倒してくれるかもしれないじゃない?」
ずいぶん他力本願な考え方だな、らしくないぜ?ハルヒ。
アスカ「あの馬鹿シンジが?…無理よ、多分。」
ハルヒ「それでも今は待つしかないでしょ?しばらく話でもして待ちましょう。」
こうして、二人は話し始めた。ハルヒの興味はアスカさんのいる世界と自分の世界の相違点だったが…。
ハルヒ「そういえば…馬鹿シンジって言ってたけど味方って一人しか居ないわけ?」
どうやら話は馬鹿シンジとやらいう人物について弾んだらしい。
アスカ「別に一人ってわけじゃ…サポートしてくれる人は沢山居るしパイロットもあたし、シンジそしてレイってのが居るわ。」
ハルヒ「その割にはさっきからシンジ君って名前しか出てこないんだけどぉ?」
おい、ハルヒ、なんだそのニヤけた面は?自分の恋愛には疎いくせに人に突っ込みいれる時は生き生きしすぎだぞ!
アスカ「ば、馬鹿シンジなんか何とも思ってないわよ!あたしのただの下僕!召使いね!」
つづく
ハルヒ「じゃぁそのシンジ君に頑張ってもらうしかないわけね、とりあえずは。」
アスカ「頼りないけどそれしかないわ…で?アンタの方はどうなの?原因に心当たりは?」
ハルヒ「それがぜーんぜん。部室でおせんべい食べてて…気がついたらここってわけ。
あんたみたいに敵が居るわけじゃなし、正直何もわからないわ。」
アスカ「ふーん、という事はやっぱり使徒の影響でこんな空間が出来たのかしら?」
古泉『あんなこと言ってらっしゃいますよ?』
キョン『ああ、気楽なもんだ』
そう、察しのいい人ならばもうおわかりだろうがハルヒ達の居る場所は閉鎖空間。
おまけに今回は一人閉じこもった上に古泉も侵入できないという代物だ。
ハルヒ「困ったわねぇ。」
困ってるのはこっちの方だ!ったく古泉の力で中の状況が見えるとはいえ手の施しようが無い。
このまま、最悪の場合中の二人を残して俺たちが消えてしまう事だってあるわけだ。
ハルヒ「んでキョンの奴ってばさぁ!」
ん?自分のあだ名(断じて本名じゃ無いぞ!言っとくけど!)を呼ばれて俺は中を見る。
つづく
ハルヒ「ほんっとふっつーの奴で特に取り柄ってもんがないのよね…そのくせ時々偉そうだし!」
言いたい放題だな、おい。
アスカ「ふーん…。」
ハルヒ「ちょっと!聞いてんの?」
アスカ「でも…好きなんでしょ?」
はい?アスカさん今なんとおっしゃいましたか?
ハルヒ「何言ってんの?あたしは団長!あいつはヒラの団員!いわば奴隷よ奴隷!」
奴隷契約はした覚えなんぞ無いんだがな…。
アスカ「冴えない奴、奴隷なんて言ってるけど…ここに居てくれたらうれしいのは彼なんでしょ?」
古泉『おやおや、これはこれは。』
キョン『何だ古泉!そのいつも以上にニヤけた顔をやめろ!』
俺は嬉しくないぞ〜、ハルヒと二人閉じ込められるなんてこの前のでもう十分だ。
ハルヒ「はぁ?アスカちゃん頭大丈夫?あたしの話聞いてる?」
アスカ「あんた…あたしとそっくりだもん…
きっとその…キョン君が助けてくれるって信じてるでしょ?」
つづく
ハルヒ「な!何言って!ってわぁ!」
バキッ!バリバリバリ!ウォォォォォォォォォォ!
空間が裂けた、まさか世界が崩壊するのか?おい!ハルヒ!
シンジ「アスカぁ!」
アスカ「馬鹿シンジ!」
その瞬間、アスカさんの周りに筒のようなものが出現し更にその周りを真っ赤な人型のロボットのようなものが囲む…なんだこりゃ?
アスカ「待たせんじゃないわよ!馬鹿シンジ!」
紫色の奴が赤い奴の手を取る
シンジ「綾波!引っ張って!」
裂け目から出て行くロボット、俺は思わず身を乗り出していた。
ふと目に付いたのは…いつもは見せるはずの無い寂しそうな目をして座り込むハルヒだった。
その口が開いたとおもったら…叫んだ。
ハルヒ「あー!もう!さっさと迎えに来なさいよ!この馬鹿キョン!」
その瞬間である
キョン「うわわわわ!」
俺は閉鎖空間に引きずりこまれた!
ハルヒ「キョン!!」
あいたたたた、いきなりだったから転んじまった。
うお!なんだ!光が!…ああ、閉鎖空間が崩壊してるのか…
キョン「さ、ハルヒ、帰るぞ。」
言って俺は元の方に振り返る。
ハルヒ「ちょっとキョン、待ちなさいよ!ちょっと!」
俺とハルヒは光の壁を通り抜ける
終わりじゃ無いぞ?後ちょっとだけ続くのじゃ(亀仙人)
おおGJ!!
そういやハルヒがアスカのプラグスーツ着てるCGがあったな
これが似合ってて感心した覚えがある。二人ともスタイル良いから
長編乙乙。
では俺がその感動を台無しにする奴を。
ハルヒ「あれ、なにここ……ねえ、ちょっとあなた、ここどこだか知ってる?」
アスカ「……」
ハルヒ「寝てるの……? 起きてよ、寝てる場合じゃないのよ」
アスカ「……」
ハルヒ「ねえ、起きてってば! ねえ! ……あれ、なにこの白い粘液は……?」
どうやら旧劇場版冒頭時のアスカが召還されてしまったようです。
あれから、いつもの団長机で目を覚ましたハルヒは起きぬけに不思議な顔ばかりしている。
古泉「しかし驚きました、涼宮さんにあんなヒロイン願望があったとは。」
うるさい古泉、偶然だろ、偶然!そのにやけた顔を近づけるな!
みくる「す、すす、すずみやさん…お茶…どうぞ。」
皆で話し合いハルヒが起きたらさっきのは無かった事に…という事になったのだが
朝比奈さん、変な汗が大洪水ですよ。
長門は相変わらず平然と本を読み続けている。
パタン
と、長門が本を閉じた、部活終了の時間だ。
朝比奈さんの着替えを待つために廊下に出る俺と古泉。
ハルヒ「あ、キョン」
なんだ?このタイミングでハルヒに声を掛けられることは普段無いんだが?
ハルヒ「いまいち夢見が悪いのよね…帰りはあたしの鞄を家まで運びなさい」
やなこった。と言いたいところだがさっきの今だ、また閉鎖空間を作られてはたまらんからなぁ…おれはしぶしぶ了承する。
みんな解散して俺はハルヒの鞄を持たされ校庭を二人で歩いている。
ふとハルヒが駆け出した。
キョン「おい、待てよ!ハルヒ!」
ハルヒ「さっさと来なさいよ! 馬 鹿 キ ョ ン !」
お わ り
チャッチャラッチャー♪チャッチャラッチャー♪チャーラー♪チャンチャンチャンチャチャチャ♪
なぞなぞ〜みたいに〜
一応レリエルに飲まれたのがアスカでその中が閉鎖空間と繋がったら?って設定で書いてみました。
駄文長文失礼。
しっかしエヴァ板なのにラストがハルヒなのはなんでなんだぜ?www
45 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/10(月) 22:37:48 ID:a8FOnhNN
なげぇぇぇ!
乙乙
46 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/10(月) 22:47:54 ID:Aba8dTWi
アルバートウェスカーとハルヒを同じ部屋に閉じ込める
この二人って声優一緒?
みやむーと平野で別
元の声質がちょっと違うわな。でもキャラ被るので演技はクリソツ。
平野は声が一定しないけど、ハナに掛った声出す時はみやむーと声質も似て来るとオモ
別なんだ?
「アスカの中の人だ!」って思ったのに。
中谷美紀と柴崎コウみたいなもんか。
52 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/11(火) 04:43:31 ID:6YqF6gP6
全然ちげーだろwwwwww
どういう耳してんだ?ダメ絶対音感なくても違うってわかるぞ
平野の声はアスカより高いだろ
はしゃいでる時はアスカより高いけど、真面目な時はアスカより低いような
54 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/11(火) 16:29:35 ID:xOeKGFio
しかし伸びねぇな
みやむ〜が万が一体調の関係でアスカ役無理になったら平野で違和感なくいける
だろうか。
>>55 みやむーの最高のはまり役なので嫌がる人多いだろうが、演技自体はイケると思うよ
DVD見直すと思ったよりみやむーの演技の下手さが・・・平野の方が上手いのは否定出来ない
>>57 自分なりに議論してるのはわかるが、
そういうのは特にウチんとこで書くな、きな臭くなるから
誰か燃料タノム
俺は昨日で疲れた。
キャラ違うシンジとキョンスレの方が盛り上がってるな
キャラかぶってると返って作りづらいからなあ。
アスカ「どうしても好きになれない女がいるのよ……!」
ハルヒ「へえ、どんな子なの?」
アスカ「一言で言えば辛気臭い人形女! 出番もセリフもほっとんどないくせに、
ただフレームの隅っこに立ってるだけの楽な仕事で人気ばっかさらっちゃって!
いっつもトーク人形みたいに『なら、そうすれば』とか『そう、よかったわね』とか
『さよなら』しか喋らないくせに、あーもーチョームカツクッ!!」
ハルヒ「私の身近にもいるわね、そういう子……今まで気にしてなかったけど、そう言われる
となにかこう、危機感と共に怒りが涌いてくるわ……」
よくわからんのだけど、ニコ動とかでアスカを初見のハルヒ厨が、
「アスカってハルヒに凄く良く似てる!}と思うのはどのシーン?
全体的にどのシーンでもいるんだがアスカ来日からもう沸いてたな
腰に手を当てる、シンジ引っ張って行ったりあの喋り方と性格が似てるとのこと
ユニゾンでレイに高い所から話掛けるシーンとジェリコで死刑を口にした時はハルヒの口癖ということもあり、完全に盛り上がった
ネタバレ厨がアスカはシンジに来て欲しかったツンデレというのをバラしたりするのもそれを助長
11話だったけか、この話でアスカがリーダーになりたがるんだが、団長wwwwみたいなのが一杯沸いて来て、オマケに
シンジに扉開けさせるシーンがシンジのツッコミも相俟って、ハルヒとキョンみたいなのまで
12話でもアスカが自分の存在知らしめるために乗ってるみたいなこと言うとハルヒが特別に成りたがってるのとカブるのか
テラハルヒみたいなのが多かった
馬鹿シンジと呼ぶシーンもハルヒがバカキョンと呼ぶのでそこも反応されてたキガス
チビアスカのトラウマシーンもハルヒで似てるのあったからな。
キョンがシンジみたいな奴だったらハルヒと部室で痴話喧嘩する展開があったかも
キョン「何か役に立ちたいんだ。ずっと一緒にいたいんだ。」
ハルヒ「じゃあ、何もしないで。もうそばに来ないで。あんた、私を傷つけるだけだもの。」
キョン「ハルヒ、助けてくれよ。なあ、ハルヒじゃないとダメなんだ。」
ハルヒ「嘘ね」
キョン「はっ!」
ハルヒ「あんたぁ、誰でもいいんでしょ?
みくるちゃんも有紀も恐いから古泉君も鶴屋さんも恐いから!私に逃げてるだけじゃないの!」
キョン「助けてくれよ」
ハルヒ「それが一番楽で傷つかないもの」
キョン「なあ、俺を助けろよ!」
ハルヒ「ほんとに他人を好きになったことないのよ!」
キョン「っあ!」
ハルヒ「自分しかここに居ないのよ!その自分も好きだと感じたこと、ないのよ!哀れね」ハルヒに突き飛ばされる
キョン「助けてくれよ、なあ。誰か俺を、お願いだから助けろ。助けてくれよ。助けろよ。俺を助けろよ!」
キョン「一人にするな!!俺を見捨てないでくれ。俺を殺さないでくれ!!」キョン部室のイスを投げ回して大暴れw
ハルヒ「いや」
番外編(閉鎖空間?)
長門「あなたは(ハルヒを)分かろうとしたの?」
キョン「分かろうとしたさ。」
ハルヒ「バーカ。知ってるのよ。あんたがあたしをオカズにしてること。いつもみたくやってみなさいよ。ここで見ててあげるから。
あんたが全部あたしのものにならないなら、あたし何もいらない。」ハルヒが胸突き出して肢広げながら言う
キョン「だったら俺に優しくしろよ」
※閉じ込める為に廃屋が壊れてないところスルーで
アスカ「心を開かなければ、エヴァは動かないわ…か。」
バスタブでひとりごちるアスカ、その顔にはかつての明るさは微塵も残っていなかった。
アスカ「役立たずのあたしは…ここで壊れて行くのがお似合いね…」
誰もいない廃屋、未練がましく水に浸かる。
アスカに立ち直る気配は無かった。
ガヤガヤ…
人の声?こんな所に来る人が居るはずないのだが…
?「有希、この部屋なの?」
声の主は女性のようだ。
ガチャ
ドアが開く。
ハルヒ「幽霊ってどんなのかしら?キョン、しっかり写真撮るのよ!」
と言いながらズケズケと入ってくるハルヒ。
ふと、バスタブのアスカが目に入る。
ハルヒ「居たー!」
駆け寄るハルヒ。
そして気付く、ここに居るのが幽霊などではなく裸の女の子だと言うことに。
キョン「おい、ハル…」
ハルヒ「出てけぇ!」
ハルヒに続いて入ろうとするキョンを叩きだし
バンッ!
と、ドアを閉める。
キョン「おい!ハルヒ!何すんだよ?」
ドア越しに聞こえるキョンの声を無視してアスカに問い掛ける。
ハルヒ「あんた誰?こんな所で何やってんのよ?」
返事は無い、この少女の言う事などアスカにはもうどうでもよい事だった。
ハルヒ「ちょっと!返事ぐらいしなさいよ!」
再度声をかけるハルヒ、だがアスカの目は虚空を見つめるだけだった。
ハルヒ「あー!もう!」
痺れを切らしたハルヒがドアに向かって歩いていく。
ガチャ、ガチャガチャ。
開かない。
ハルヒ「ちょっとキョン!開けなさいよ!」
キョン「こっちは何もしてないぞ?そっちで閉めてるんじゃないか?」
ガチャガチャガチャガチャガチャ!
やっぱり開かない。
ハルヒ「こっちも何もしてないわよ!いいわ、みんなで手分けして工具かなんか探して来て。あ、キョン、サボるんじゃないわよ!」
バタバタバタとドアから遠ざかる足音。
ハルヒ「さて、と」
アスカに向き直るハルヒ。
ハルヒ「待ってる間暇だから、喋ってもらうわよ」
しかしやはり返事は無い。
ハルヒ「いい加減にしなさいよ!」
大股でアスカに近づくハルヒ。
うう、携帯きついのう…
ハルヒはアスカの肩に手を掛けると引きずり起こす。
ハルヒ「あんたがいつまでも無視するなら…」
アスカの後ろに回り込むハルヒ。
ハルヒ「こうよ!」
いきなりアスカの胸を揉みしだく!
アスカ「ちょっと!やめなさいよ!」
今のアスカの精神状態なら例えいきなり男に襲われたとしても我関せずだったかもしれない。
しかし、 歳の近い見ず知らずの少女がこんな事をするとは…思わず言葉が口を突いて出る。
ハルヒ「なんだ、ちゃんと話せるじゃない、これでダメなら英語で話し掛けなきゃいけないかと思ったわ。」
ここにキョンが居たなら間違いなく順序が逆だとツッコんだだろう。
しかし英語で話し掛けてもアスカは返事をしなかっただろう。
無茶苦茶なのにその結果無反応なアスカを動かすあたりハルヒらしいと言えばらしいのだが…
ハルヒ「さあ、ここで何してたのか話しなさい、しっかしやっぱり外人はスタイル良いわねー」
ちなみにまだ胸は掴んだままである。
アスカは体をひねり、ハルヒの手を振りほどくと
アスカ「別に…あんたに関係ないでしょ…。」
と、再び俯く。
ハルヒ「そうはいかないわ!この廃屋からおかしな水の音が聞こえるってSOS団に調査依頼があったんだから!その原因があんただったんだから…理由を聞かないと調査になんないじゃない。」
どうやらハルヒは幽霊あたりを期待していたようだが正体は謎の金髪全裸美少女。
ハルヒが興味を示さない訳が無い。
アスカ「ほっといてよ…幽霊でした…とでも報告すれば良いじゃない。」
ハルヒ「冗談じゃないわ!SOS団の威信にかけて虚偽報告なんかするわけないじゃない!」
欝陶しい。
アスカは心底そう思っていた。
自分は役立たず、ここで息絶え、腐っていくつもりだったのに…この女はなんなんだろう?
あたしの事はお構い無しに自分の都合を押し付けてくる。
本当に欝陶しい。
ハルヒ「じゃあまず自己紹介ね、私は涼宮ハルヒ、あんたは?」
アスカ「ほっといてって言ってるでしょう!」
アスカは怒りに任せて怒鳴り付ける。
どれくらいぶりだろう?こんなに感情が動いたのは。
ヒカリは優しい良い子だ。
落ち込んだあたしを腫れ物に触るように優しくしてくれた…。
その代わりにあたしの中には鬱積した感情が貯まっていった。
バカシンジを怒鳴りつけてるときは…すこしはすっきりしてたな…
等と思い返し、ふと我にかえる。
ハルヒ「ちょっと聞いてるの?人には最低限の礼儀ってもんが…」
どうやら文句を言い返されていたようだがすっかり聞き流していたようだ。
それなのに延々と話続けるハルヒが滑稽で思わず笑みがこぼれる。
ハルヒ「何笑ってんのよ!…って、あんたいい顔で笑えるんじゃない。」
言われて驚く。
笑う事などとうに諦めていたつもりだったのに。
セリフの前に名前書くのやめようぜ
ハルヒ「まあいいわ、もう一度聞くけどあなたの名前は?」
アスカ「私はアスカ、惣流・アスカ・ラングレーよハルヒ。」
なんだろう、やけに素直に答えてしまった。
ハルヒ「アスカか、いい名前ね、ところでアスカ、単刀直入に聞くけどこんな所で何してるの?」
言われて思い出す、あたしは…何やってるんだろう?
泊めてくれたヒカリの家を出て…こんなところで未練がましくエントリープラグのまね事なんかして…。
思い出すたび自分が惨めになってくる。
こんな惨めな自分が許せず…感情を捨てたふりをして…
こんな事してもあの人形女に取って代われるわけでもないのに…
アスカ「うっ…ううっ…」
思わず鳴咽が漏れる。
ハルヒ「ちょ、ちょっと 何泣いてるのよ!」
悔しい…ファーストなんかに…バカシンジなんかに…勝てないなんて…。
アスカ「悔しい…」
ハルヒ「泣き止みなさい!」
ハルヒの強い口調に驚く。
ハルヒ「何があったか知らないけど…悔しかったら、自分の力で見返してやるのよ!」
眠いので続きは後ほど
小説形式かシナリオ形式がはっきりしてほしいというのはある。
投下してくれるだけでも有り難いのにそんな注文せんでも。読んでれば分かるでしょ。
だって投球練習してる奴が明らかにボークのフォームで投げてたら注意したくなるだろ?
「自分の…力で…?」
「そうよ!こんな所でうじうじいじけてるよりずっと建設的じゃない!」
アスカにもわかっている。
自分でなんとかするしかないのだ。
「やったわよ!思い付く事全部!」
それでもシンクロ率は上がらなかった…
「じゃあ今あなたは何してるの?」
言われて考える。
あたしは…今…ここで無駄な時間をダラダラと過ごしている、いや、ヒカリの家でもそうだった。
「なにも…してないわ。」
人は私を天才と言う。
学校の勉強なんて難しくなかった。
エヴァパイロットにも選ばれた。
いっぱい努力した…努力すればなんでも出来た。
でもそれは天才と呼べるだろうか?
本当の天才は数式や理論がわからなくても答がわかるという。
いや、わかってしまうらしい。
何の経験も無しにエヴァを動かし使徒を殲滅した…
「天才はシンジの方じゃない…」
あのお人善しはミサト達に言われるがまま、訓練を重ねているはず…あたしが居ない今も。
努力する天才と勘違いしてる秀才…どっちが勝つかなんて誰だってわかる事じゃない…
「馬鹿はあたしか…とんだバカアスカね…」
心の整理はついた。
だけどこれからどうしたらいいかわからない。
「落ち着いた?」
ハルヒの声に思わず顔を上げる。
どうやら考えがまとまるのを待ってくれていたようだ。
「で、どうするの?」
気持ちの整理はついた。
さっきまでの陰欝さはもう残ってない。
でも今更…
「戻ってもあたしの居場所なんか無いし…」
さっきまでとは違う絶望が心に迫る。
「何馬鹿な事言ってんのよ!さっきあんた悔しいって泣いてたじゃない!」
たしかにそうだ、さっき間違いなく呟いた。
「恥をかかされたら」
バンッとバスタブの縁を叩き。
「倍にしてかえしてやんなきゃ!」
あ、既視感。
前にシンジに言った言葉を思い出す。
「それに居場所が無い?無ければ作ればいいのよ!自分の手でね!あたしはそうキョンから教わったわ、あ、キョンってのはうちの団員で冴えない奴だけど時々いい事言うのよねぇ…。」
そうだ、あたしは天才じゃなかった。
それでもあたしは弐号機パイロット、セカンドチルドレン。
それはあたしが自分で手に入れた自分の居場所。
あたしはあたし、天才なんて誰かわからない人間じゃない!
ふう、やっとPC前だぜ。
>>78の続き
「あたしはアスカ!惣流・アスカ・ラングレーよ!」
思わず口に出してしまった。
思わずハルヒの顔を見る。
笑われてるかな?と思ったがハルヒの顔には嘲笑は浮かんでおらず優しい微笑みだけが浮かんでいた。
「答えは出た?」
そう聞かれてアスカは強くうなづく。
「でも…あなたは何者?あたしはろくに説明してないのに…全てを見透かしたように導いてくれた。」
「特別なことはしてないわ…ただ、あなたが他人に思えなかっただけ。」
今ならわかる、このハルヒという子があたしに似ている事が。
さっきまでのあたしではわからなかっただろうけど…。
「でもまぁ…いうなればあたしは超カウンセラーって所かしら?」
ハルヒの冗談だと思いクスクスと笑うアスカ、多分ハルヒは大真面目に言ってるんだろうが…。
ひとしきり笑い終えたアスカにハルヒが服を手渡す。
「行くんでしょ?その格好じゃぁまずいわよね。」
思い出せばアスカは全裸のままだった。
今思えば滑稽だがさっきまではその余裕も無かったんだろう。
服を着込みもうここには用が無くなる。
それはアスカが立てる水音を調べに来たハルヒも同じだろう。
「まったくキョンったらいつまでかかるのかしら?」
そのハルヒの声を待っていたかのようにガチャリとドアが開く。
「おい、ハルヒ、開いたぞ。」
あまりにもタイミングが良すぎるがハルヒは特に気にしない。
「アスカちゃん、こいつがキョン!SOS団のヒラ団員よ!」
あんまりな紹介に嫌そうな顔をするキョン。
そしてそのむこうが…
「ファースト!?」
そんなはずは無かった。
見た目も服装もまったく違う。
ただ、身に纏う雰囲気だけがその子を綾波レイと見間違わせた。
「ああ、この子?この子は長門有希、同じくうちの団員よ、そしてその後ろが古泉くんとみくるちゃん。」
挙動不審のメイド服の美少女とにやけたイケメンが頭を下げる。
「みんな、この子はアスカちゃん、例の水音は彼女が水遊びをしてた音だったんだけどもう帰るらしいから調査終了よ。」
全員で部屋を出て帰ろうかとしているとアスカの前に立ちふさがる影…有希である。
「あなたの帰る方向は向こう…。」
廊下の反対側を指差す。
建物を出るまで一緒に行けばいい話のはずなのにその言葉に妙な説得力を感じアスカはそちらの方向へ。
「じゃぁね、アスカちゃん。また悩んだり不思議な体験をしたときは北高のSOS団まで来るのよ。」
「ありがとう…」
そう言って背中合わせで遠ざかっていく…
「あ、そうだ!連絡先…」と振り向いたアスカが見たものは…誰もいない廊下。
決して見えなくなるほどの時間がたったわけでもない。
SOS団の姿は忽然と消えうせていた。
夢でも…見てたのかな?
そんなはずはない、今のが夢なら目を覚ましたアスカはバスタブの中のはず。
しかし現実はしっかりとした足取りで廃屋を出ようとしている。
もう夢でも現実でもいい、たしかにあたしたちはそこに居た。
そしてあたしは今ここに居る!
アスカは駆け出していた、早く本部に帰らなければ。
帰ったらミサトたちに怒鳴られるんだろうな…でもいい。
とりあえずあたしがやるべきことは一つ!
シンジに一言言ってやるんだ!
「バカシンジ!」ってね。
エピローグ
振り返らず進むSOS団の面々。
そんな中キョンが小声でささやく。
「おい長門!さっきのは何だったんだ?皆でドアの前で待ちぼうけ…そしてお前がタイミングを見計らって鍵を開けた…いったい何の意味があったんだ?」
そう、有希にかかれば誤って掛かってしまった鍵を開けることなど造作も無い事。
実際開けたのは誰あろう有希だった。
「先ほどの彼女…彼女は涼宮ハルヒが召還した異世界人…涼宮ハルヒが無意識のうちに願った思いが…こちらの廃屋とあちらの廃屋を繋いだ…。」
淡々ととんでもない事を話す、いつもの長門有希の姿がそこにあった。
「彼女の絶望が元の世界への拒絶を生み、それを涼宮ハルヒが具現化した…私達ではそのゆがみの修復は不可能…。」
「それで僕らは涼宮さんに全てを託したって訳です。」
こちらも小声で補足する…古泉である。
「てめぇ古泉、知ってて黙ってやがったのか?」
自分が知らされていなかった事を古泉が知っていたことにキョンは怒りをあらわにする。
「お静かに、涼宮さんに気付かれます。」
当のハルヒはというと上機嫌でみくるとじゃれあいながら歩いている。
「他の要素が干渉しないように彼女と涼宮ハルヒを閉じ込めた…後は解決を待って鍵を開けた…ただ…それだけ…」
事も無げに話す有希、そんなに簡単な事件だったのだろうか?
「じゃあもし解決してなかったらどうなってたんだ?」
というキョンの問いに有希はつぶやいた。
「廃屋を中心に…いずれかの世界の拡大、縮小した側の世界は消滅する…」
簡単どころかおおごとである。
「は、ははは…解決できて良かったな〜」
というキョンの額には大粒の汗が浮いていた。
そんな集団の先頭でハルヒは軽い足取りで歩いていた。
頑張れ!アスカちゃん!と心の中でつぶやいて…。
襲撃!ではなく 終 劇
長文おつかれあげ
83 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/12(水) 16:39:29 ID:AWNgxXHE
乙乙
84 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/12(水) 22:20:54 ID:hsMY9azA
えー、長編書いたアホですが…
他人様の作品も見てえよう…
85 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/13(木) 03:04:37 ID:jwqY7q6y
保守age
保守
ハルにゃんもアスにゃんもカワイイよ
保守
保守
春の日の憂鬱
明日の香り
シンジとキョンは側に一杯女いるからな
94 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/18(火) 02:57:55 ID:oaqxSPFm
あー、おまいら。
二本書いたアホだがまた新作 書いたら読んでくれるか?
読んでくれるなら無い頭ひねって書いてみるぜ?
携帯からだからのんびりめだがな。
つーか設定決めれば勝手に浮かんでくるキャラ二人だから1番苦労すんのは設定なんだがw
誰かありそうな設定作ってもらえればそれに沿って書いてみたいっつーか…
書くからちっと楽させてくんない?っていう泣きが入ってる訳だがなwww
「シンジ!ヤキソバパンと飲み物!」
「はい、買って来たよアスカ。飲み物はいつもので良かった?」
「ん。良いわ、ありがと」
「キョン!ヤキソバパンと飲み物!」
「は?自分で買いにいけ」
「なによ!?団長の言う事が聞けないっての!!?」
「ふふん♪」←勝ち誇るアスカ
>>94 GJ書いてくれ。このままじゃ過疎る虞が・・・
じゃあアスカとハルヒがそれぞれ、自分の下僕のシンジとキョンがいかに
優れてるか言い合い墓穴を掘って「アンタそいつのこと好きなんでしょ」
とか言って萌える設定で
98 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/18(火) 12:21:06 ID:oaqxSPFm
「こんなところに呼び出してどういうつもり?」
びしぃっとアスカを指差してハルヒが言った。
「世間ではあなたとあたしが似てるって言われてるじゃない?どっちが上かきっちりさせとこうって言う事よ。」
腕を組み胸を張り仁王立ちで言うアスカ。
「いいわよ!はっきりさせてあげようじゃない!年長者は敬う物って事をきっちり思い知らせてあげるわ!」
自分の普段の行いを棚に上げてもっともらしい事を言うものである。
「ふふん、この業界での先輩の意地、見せてやるわよ!」
かくして、女の戦いが始まった…まぁろくなオチにはなんないんだろうけどね…。
『まずは容姿!』
はいはい、書き手である俺が判定するしかないよな…っておまえら二人とも容姿端麗って設定だろうが!
「まあ好みも分かれる所だろうから」
「引き分け…でしょうね。」
まあ二人とも美人なんだから仕方が無い。
んじゃ次は…
「知力はどう?」
お、飛び級してるだけ強気にでるな、アスカは。
「たしかに学歴では負けてるわね…」
待った、書き手として判断しよう。
ハルヒがその気になれば同じ学歴も夢じゃ無いだろう。
99 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/18(火) 12:38:35 ID:GHzA4JUM
100なら両方貰い!
駄文カス
102 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/18(火) 12:47:25 ID:oaqxSPFm
「じゃあどう優劣つけろってのよ?」
アスカよ、それを言い出したのはお前らだろうが…
というよりお前ら設定が被ってるんだからお前ら自身を比べても引き分けだらけだろ?
あんまりディープな部分まで行くとなんで本人がそんな事知ってるんだ?って設定自体が瓦解するしな。
よし、じゃあ提案しよう。
お前らどっちが縁に恵まれてるかってのはどうだ?
『縁?』
そう、まわりの人材…とも言うかな?
「ふうん、なるほど…余興としては面白いかもね…」
「あたしが自ら選抜したSOS団員達に敵うかしら?」
かくして、議論という名の言い争いが始まった。
ハルヒがみくるちゃんみたいなマスコットキャラがいないじゃないと言えばアスカがマヤの潜在能力みくびんじゃないわよと言い、谷口みたいなアホキャラはどう?と聞けばロン毛の間抜けっぷりで対抗。
どうやら決着はつきそうにない。
あーもう、わかった、俺が悪かった。
あまりにもおおざっぱな提案だった事は認めよう。
「あんたバカぁ?そんなら代わりの議題考えなさいよ!」
「次ろくな物じゃなかったら死刑よ!」
言いたい放題言いやがって…それなら…
103 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/18(火) 13:08:24 ID:GHzA4JUM
104 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/18(火) 13:15:57 ID:oaqxSPFm
おまえらの下僕、シンジとキョンくらべだぁ!
やつらの下僕貢献度と二人がどれだけやつらを支配できているか!
勝ったほうがQueenオブQueen!
ナンバーワン女王様だぁ!(もうヤケ)
「なんかその女王様ってのがすんごい嫌なんだけど…」
おや?不戦敗ですか?(古泉ニヤニヤ)
「あたしは別に構わないわ。」
と、腕章に超女王と書きながら ハルヒが答える。
「あー!もう!わかったわよ!やればいいんでしょう?やれば!」
「じゃああたしからね、まぁキョンってのは取り柄がないぶん主に雑用係だけど…あたしが言った事は大概やってくれるわね。」
「へーんだ!あたしなんかほとんど毎日ご飯作らせてるわよ!」
「シンジ君じゃあんまり力仕事はさせられないわよねぇ?その点キョンは無駄にデカイ分力仕事は得意よ!この前も雨の中ストーブ取りに行かせたし!」
「くっ!ううううう!シンジなんかね!あたしが言えばキスだってするんだから!」
「キョンだってあたしのポニーテール姿にぞっこんよ!」
あのーお二人さん?
『なによ!』
いいんですか?エキサイトするあまりかなーり恥ずかしい事言ってますけど…
105 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/18(火) 13:29:51 ID:oaqxSPFm
『!?…』
一瞬で顔を真っ赤にする二人、かわいいもんだ。
「ねえ、アスカちゃん。」
「なにかしらハルヒ。」
「さっきからなーんか質問に悪意があったと思わない?」
「奇遇ねぇ…あたしも思ってた。」
あれ?お二人さん?何を?
『あんたせいでしょうが!』
まて、おちつけ!やめろ!お前らのユニゾンはしゃれになら…どかっ!ばきっ!ずがん!
…目を覚ますと二人の姿はなかった…。
ふ、まぁいい、また書いてやるさ!
ガチャ。
ガチャガチャ!
鍵が…。
これじゃあ俺を一人で閉じ込めてみたスレじゃねーか!
おーい!アスカさーん!ハルヒさーん!
謝りますから開けてくださいよー!
「あんなこと言ってるわよ?」
「ほっときましょう、あたし達に恥かかせた罰よ、死刑じゃ無いだけ感謝しなさいってね。」
こうして俺は閉じ込められた。
俺が閉じ込められてる間、誰かが代わりに新作を書いてくれる…それだけが私の望みです。
おわり
106 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/18(火) 13:50:02 ID:GHzA4JUM
>>105 GJ もう少しアスカとハルヒをからかって欲しかった
_,,_,,,,,
,,r '";;iiiiiiiiiiiiiiiiiii;;`i;,,、
/::::;;;;;iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii;;;;;;;;::`;,、
/::;;;;;;iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii;;;:::::\
l:;iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii;:r、
'liiiiiiiiiiii/iiiiiiトiiiiiiiiiiiiハiiiiiiiiiiiiiiiハヽどっちも「性格の良さ対決」を言い出しませんでしたね
,-、iiii/liトハiiハiii/ lハliリiiiiiiil"`
〈 `'jV .____,,,i,,__ii _,,,iiトiiiハ/
ヽ、_ '" r-ョァー "ya-//"
ヽ ゛~` '、 "~'/''"
_r-|ヽ、 _ _'" , '
_,./'/ ii ` 、 ' , rt,_
'"_,, / l" `''";l、ヽ, "' ,
/ `, `〉 i、 ` ,、
/i i,ー-、 _,,r`i ヽ, \、
/ ,_ヽー-- -ー''l ヽ 'i,
__ ... -‐ 、
, -.::''.:::::::::::::::::::::..`ー-.、
/::::::/:::::::;::::::,:::::::::::::::::::::..ヽ.
イ/::/:::::::;ィ::::/::::::::::::::::::::::::::::.ヽ,
/::::i::::/.l::/l::ハ:::::,i::::ヽ:::::::i:::::::l 二人とも自覚はあるんだろう
/;ィ::{:/ー、l/_.!' |:::ハ:;∧:::::l:::::::l
/ |::| テ''ッ、` 丶ー- 、 i;:::|::::::/
.|::l , 'テ''z、 l:::リ::::::i
.|/| / r.Kヽf''i/'lノリ
ハ ` | .| l .| |ノ
,小. - 、 .| .l/././、
_,,ィ'´.H. ゙.. ,, -'" ,/  ゙̄'ー、
''´ / { ' `''r'´ / / ヽ
/ ヽ、 ,ィl イ / / ヽ
./ .,ィ^i }_/_/l |/ , i
>>64 まあ物語末期になるとそんなのどかな事も言ってられないだろうが
そして阿鼻叫喚の#25'「Air」
110 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/18(火) 18:13:37 ID:oaqxSPFm
やっとパソ前についてショートでも書こうかと思ったら書き込み規制かなんかで書けない件について
ところで「アスカー」って誰?
113 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/19(水) 14:06:55 ID:knvKJTDO
保守あげ
てすと
,━━━ヽ
┃ ┃
┃ ― ― ┃
[| ´ ∪ ` |]
| ー | 性格の良さで言えば俺の勝ちだよな
\__o__/
./ ̄ ∨ `ヽ
/ HAWKS |__|
| | 3 | |
| ̄ ̄■|〓〓回〓 ■  ̄|
|__●| |_| ●._|
|\ \ Λ ) \
|| ̄ ̄ ̄■ ■ ̄ ̄ ̄||
(_ヽ (_ヽ
,r..:'" ̄::`::.、
/:::::::::;:::;i::;l::::::ヽ
.lィ::l:iv、l:/l:/j,レ:::::!
'f.l::l zテォ'.ィ'ェl:l:ト! シンジ・キョンスレに帰れ!
,..-';`ミ,i:l k l:l:レ'^ヽ、_
./::"::::ー、`l、f=ァ .,ヘ';:/'゙ベュ)
/::i::::::::::::"'弋'!ー',イ>|'_ノ´`ー -,,_ _
. }:::゙|::::::::::::::::::::~゙:_戈;f" 、 イ/ `i
/:::::::!;:::::::::::::::::::/',r.テ \xー.ォ、__ノ
::::::::::::ヾ!:::::::::::::l .l r' ` 、_冫y"
:::::::::::::::::\o:::::l .ト、 ヽ,_ノ"ー'
:::::::::::::::::{::::{\代 l>ー、,_ノ
::::::::::::::::::}::::| | iーへ::::::\
116 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/19(水) 23:34:14 ID:5uSgHFME
保守アゲアゲ
アスカと鶴屋さんなら意気投合間違いなしなんだがな
>>107 三ヶ月ぐらい前に、ここのSEEDスレ(多分)で
アスカ人が「ハルヒよりアスカの方が性格良い」とか散々語ってたぞw
スカ厨ってウザ
閉じ込められてから一体どれくらい経っただろうか。
部屋に備え付けてある冷蔵庫には食料がいつの間にか補充され続け、トイレも風呂も完備されていて、とりあえず生活するのに支障はない。
ただ、話のタネは尽きつつあった。
最初は熱心にアスカのエヴァンゲリオンパイロットとしての体験談に聞き入ってハルヒも、今はソファにだらしなく寝転がっている。男がいないので縞のパンツが丸見えでも気にしない。
アスカは壁に背を預けて床に座り、栗色の髪の毛を一房とって枝毛探しなんぞをしている。
ハルヒ「ねえ……アスカって恋人いるの?」
アスカ「ええ? いないけど……ってどうしてそんな不機嫌な顔してるのよ」
ハルヒ「不覚だわ……私ともあろう者がこんな普通な話題を切り出すなんて。恋愛感情は精神的な病の一種だってのに」
アスカ「へえ、ハルヒってそういう考え方なんだ。モテそうだけど」
ハルヒ「モテたってしょうがないわよ。男なんてジャガイモも同然なんだから。まあ稀に気の効くのもいるけど」
アスカ「そうね、ほとんどの男はどうしようもないってのは同意見だわ。どうして男子ってみんなバカでスケベなのかしら。たまに加持さんみたいなステキな人がいると思ったら別の女のものになってるしぃ」
ハルヒ「ふうん、アスカは恋したことあるんだ」
アスカ「まあね。全然相手にされなかったけど……」
ハルヒ「やっぱりその人って、エヴァンゲリオンのパイロット仲間なわけ?」
アスカ「じ ょ う だ ん じ ゃ な い わ !!!」
ハルヒ「なに怒ってんのよ。なんかあったの?」
アスカ「別にっ」
ハルヒ「スルーしようったってダメよ。こんなに長い間二人っきりで閉じ込められたおかげで、あんたの表情はぜ〜んぶわかってるんだから。さあ、何があったか白状なさいっ」
アルカ「恋愛に興味はなかったんじゃないの?」
ハルヒ「それについては今さっき思いなおしたわ。普通の恋愛には興味ありません。でも異世界人で巨大ロボットのパイロットの恋愛には興味あるのよ!」
アスカ「くっ、ハルヒの瞳がキラキラ輝きだしてる。こっちが話すまで食らいついて放さない表情だわ。」
ハルヒ「なにごちゃごちゃ言ってんのよ、さあ、さあ!」
アスカ「念のため言っておくけど、他言は無用よ」
ハルヒ「まっかせなさい」
アスカ「……さっきちょっと言ったけど、加持さんっていう、あたしが憧れてた男の人が昔の女とヨリを戻したのよ。あたしがいくらアプローチかけても全然相手にしてくれなかったのに!
そのことでムシャクシャしてた時に、傍にパイロット仲間の男子がいて、もしかしたらコイツが加持さんになってくれないかなーって思って。生意気にちょっと頼れる感じになってきたからさ。だからキスしてやったのよ」
ハルヒ「それでそれで?」
アスカ「あんのぶわぁか、自分のことに精一杯であたしのことなんか抱きしめてもくれなかったわ! おまけにこっちが動けないのをいいことにヒトのことオカズにするわ大ピンチの時に助けに間に合わないわ
世界で二人っきりになった途端泣きながら首絞めてくるわ新劇場版にあたしの出番は予告にしかないわでもう最低!」
122 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/20(木) 05:51:51 ID:c/98G+JP
つづきまだぁ
ハルヒ「最後関係ない愚痴が混ざってなかった? まあいいけど。やっぱり巨大ロボットのパイロットとなると、恋愛も壮絶ってわけね」
アスカ「な〜に満足げな顔して頷いてんのよ。こんどはハルヒの番よ!」
ハルヒ「わ、私は別に。さっき言った通り恋愛なんて精神病の……」
アスカ「あのね、ハルヒがあたしのことをわかってるのと同じぐらい、あたしはハルヒのことわかってるのよ。隠し事なんてお互い不可能よ!」
ハルヒ「そっちに比べれば全然大したことしてないわよ。あのバカはどーも私の髪型にこだわりがあるみたいだけど、こっちが迎合すんのも嫌だからその髪型にだけはしてやんないの。あとは、まあ、キスを」
アスカ「へえ、ハルヒも男の子とキスしたんだ」
ハルヒ「する夢を見たわ」
アスカ「………………小学生?」
ハルヒ「うっさいわね、あのバカが不甲斐無いからいけないのよ! 現実でも夢の中ぐらい強引になりなさいってのよ!」
アスカ「はぁ……お互い頼りない相手を選んじゃったみたいね」
ハルヒ「ほんと男ってバカばっかり」
そのつぶやきを最後に、再び沈黙が訪れた。
ハルヒはクッションの一つに顔を沈めてソファに寝転がり、アスカは口を尖らせて枝毛探しを再開する。
二人が部屋を出るのはいつの日か。
終わり。テーマはそれぞれの主人公に対する想いの吐露ってとこで。
アスカはかなりうまく書けた自信があるがハルヒは微妙。
あと改行が……。
GJ!!良かった
ハルヒの難しいのは自分でキョンへの想いを分かってなさそうなんだよな
中盤のアスカみたく。アスカの方もアラエル戦後辺りの終盤ようやくって感じだけど
ちょっと先に進んだアスカが話聞いてそれ指摘して挙げることが出来るかも
126 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/20(木) 12:41:38 ID:AuHoJRPq
GJ!!!
GJ!
簡潔にまとまってて読みやすい!
だらだら長文書いて挙句の果てに幽閉中の俺とは大違いだぜwww
まだ幽閉中だったのかww
保守
130 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/23(日) 19:31:00 ID:jbqXx5Cw
保守あげ
保守
132 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/25(火) 03:00:37 ID:vOW+PDZr
保守
保守
134 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/28(金) 00:19:27 ID:zIiAflGh
お前ら保守保守いってんじゃねえ!
幽閉解除には設定を…設定をくれ…
へへへ…もう腹減ってたまんないんだよぉ…
設定でお腹いっぱいにしてくれよ…
じゃあシンジも一緒に閉じ込めてくれ
>>134 >>134 長門ー綾波ラインの話を二人でするってのは?
ハルヒが部活の記念写真を見せて、アスカは綾波に外見ソックリな長門に興味を持って話題に
色々人物像を話してる途中でハルヒがキョンが最近長門を気にしていることに触れるとシンジと綾波がデキてる疑いを
持ってるアスカは他人事とはいよいよ思えなくなってくる(この辺りの設定完全に原作準拠)
最後は長門をあんまり褒めるハルヒを見てると苦手にしてる綾波ともうちょっと仲良くしようかなと思うアスカ
137 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/28(金) 21:53:41 ID:DN8RaUVS
捕手
138 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/28(金) 22:19:47 ID:zIiAflGh
「んで、これがキョン、こっちがみくるちゃん、彼が古泉君で、この子が有希よ。」
写真には不機嫌そうな男、メイド服の美少女、ニヤけたイケメン、そして無表情な少女が写っていた。
「有希?」
アスカは寡黙そうな少女、長門有希が気になったようだ。
「そ、長門有希、我が団の…んー、マスコットはみくるちゃんだし…そう、縁の下の力持ちよ!」
ハルヒも長門が万能で役立つ事はわかっているが超常的な事は見せられていないため認識としてはこんな物だろう。
「寡黙だけどなんでも任せられるし、結果も出してくれる子よ。」
「へえ、いい子なんでしょうね。」
アスカはそう言いながら違うことを考えていた。
ファーストそっくり…寡黙なところとか優等生なところとか…なにより外見、いや、写真から受ける印象がそっくりで気にかかる。
「ただ最近なーんかキョンとあやしい…って程じゃないんだけど近いって言うか…有希はなんにも言ってないのにキョンがうなづいてたり…変なのよねぇ…」
ハッとアスカは我に帰る。
ファーストとシンジもそんな雰囲気の時がある…
「何よ…あんな人形女なんか…」
と小さな声で呟く。
GJ!!続き希望。ハルヒの猛説得がないとここから明るいラストは困難だろうけど
140 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/29(土) 23:10:43 ID:xdpRA/M+
「何か言った?」
ハルヒに言われ、焦るアスカ
「べ、別に」
聞こえないように言ったはずなのに…アスカは内心歯噛みした。
しかしこのハルヒという子はなんなんだろう?
好き?な男が他の女と仲良くしてるのは気にならないのだろうか?
「あなたは気にならないの?その…キョン君と有希って子の事。」
思わず口をついた。
しまった!聞いちゃいけなかったかな…
恐る恐る顔を上げる。
ハルヒはキョトンとした顔をして
「なんで?」
と聞き返す。
おかしい…あたしの勘ではハルヒはそのキョン君に好意を持ってるはず…
困惑するアスカ、無理も無い、ハルヒは自分がキョンを好きという自覚がないのだ。
嫉妬で閉鎖空間を作るほど好きなくせに…難儀なものである。
しかしアスカはそんな事情は知るよしも無い…
あたしが…変に嫉妬深いのかな…
アスカはなんか勘違いしているようだ。
「う、ううん、なんでもない」
何か恥ずかしくなり必死にごまかすアスカ。
「なら、いいけど。」
ハルヒも釈然としないながらも自分の中で折り合いをつけたようだ。
「で、あなたの仲間はどんな人達なの?」
141 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/09/29(土) 23:25:59 ID:G5xnQxT3
敢えて言おう
GJであると
>>6 アスカはOPに1コマじゃないよ。
とりあえず、おまえの言っている一こまって、顔が一瞬だけでるあそこ
のことほざいているんだろうが、実際には一番最初の上下に女性の
シルエットがながれるアレ、 左側がアスカ、右側がレイなんだが、そ
こんところわかってる?
「シンジっていうだらしない奴と…」
アスカは写真を指差し
「その有希って子に似た雰囲気の綾波レイって子がいるわ」
「へえ…有希に似てるんだ…気になるわね、どんな子?」
アスカは思った、一言で言うと人形みたいな嫌な子…とは言えないな…
「そうね…口数は少ないわ、必要最小限しか話さない感じ、それから上官の命令ならなんでもしちゃうの、自分の主張は無いのかしら」
言ってアスカは自己嫌悪する。
…やっぱり悪口みたいになってしまった…と。
「うーん、あたしだったら上官にも文句ぐらいいうけど…でも地球の平和を守る組織ならわがままは言ってられないかもね。」
ハルヒの言葉にアスカは赤面する。
そうよ…統率のとれない軍隊は勝てるわけない…あたしは…わがままばかり言ってる…
「そうね…わがままばかり言ってられないわね…。」
自嘲気味に呟く。
「それに文句言わずにやるべきことをこなせる人間って信頼出来るものなのよね…まああたしにとっての有希の事だけどね。」
ハルヒの言葉が重くのしかかる。
あたしはファーストが嫌いなの?
それとも自分と違う人間が苦手なだけなの?
わからない…
GJ。続き期待
GJ
関係ない話だがアスカもハルヒも制服が一番似合うと思う
続きが投下されるまで保守
148 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/01(月) 18:56:27 ID:ZDwC7vjH
「どうしたの?」
塞ぎこむアスカの顔を覗き込みながらハルヒが言った。
「ちょっと…考え込んじゃって…」
更にうつむくアスカ、自分を恥じているようにも見える。
「そっか、あなたその綾波さんって子…苦手なんだ?」
「え?」
塞ぎこんでた心を見透かされたようでアスカは驚いた。
「なんで…それを…?」
「話の流れ聞いてりゃわかるわよ、で?どこが苦手なの?」
ハルヒ節全開でストレートに聞く。
「その…何考えてるのかわからないっていうか…あたしには理解できないって言うか…」
「馬鹿ねぇ、人が考えてる事なんてわかるわけないじゃ無い?それがわかるなら超能力者よ!そしてあなたが超能力者ならあたしがスカウトするわ!」
最後のほうはわけがわからん事をいっているが至極正論である。
「…」
それでもアスカは考え込んでいる。
「いい?わからなければ聞くの!あなたその綾波って子とちゃんとコミュニケーション取ろうとした?」
「したわ…でもわからないの…」
「わからないなら…ちゃんと聞こうとしてなかったんじゃない?」
アスカはハッとする。
『仲良くしましょう』
あの時確かにそういった。
『命令があればそうするわ』
そしてあの子はそう答えた。
でも…でも?
本当にあれで終わっていい会話だったんだろうか?
本気であの子の事を知りたければあの時変な子で片付けずにもっと食い下がるべきだったのではないだろうか?
現にシンジはあの子と仲良くしてる…あの子にも良いところがあるに違いないのだ。
ハルヒが言うようにあたしがあの子に抱いていた不満も角度を変えれば長所にもなり、あたし自身が自慢している部分も
角度を変えれば短所にもなりうるのではないだろうか…
「考えまとまった?」
ハルヒが聞く
149 :
a:2007/10/01(月) 19:07:46 ID:8zvHOcoB
来たよ。続きが。GJ
GJ!
しかしこうやって比べてみると
ハルヒ=本気でツンデレ
アスカ=無理してツンデレ
って感じがする
アスカがツンデレっていう説には異論を唱える人も多いからな……。
異説ってアスカ→シンジないよっていう現在じゃネタ見解が9割じゃん
ちょっと議論すれば凄まじいツンデレだったんだとか納得するという
まあヤンデレも兼ねてるんだけど。ヤンデレを語るスレとかじゃ意外にみんな理解してる
のは修羅場スキーが多いからかも。EOE見て普通にアスカの愛憎気付いてるし
>異説ってアスカ→シンジないよっていう現在じゃネタ見解が9割じゃん
日本語でおk
原作のハルヒ→キョンも分かり辛いぞ。古泉が女心解説したりしてるが。アニメ化する前はツンデレ?って意見は普通にあったりした
>>154 アスカはシンジ好きじゃないからツンデレじゃないという意見がほとんどってこと
声優の認識
みやむー アスカは今で言うツンデレ
平野 ハルヒはツンツンツンデレ位かな
アスカは最後までシンジのこと憎んでたじゃん。
最後まで愛し続けていたのも事実。その憎悪もその裏返しってのが公式
アスカをツンデレじゃないとか言ってるのって
>>158みたいな何にも分かってないのがほとんどな訳で
今回遅筆ですみません
なんかゆっくり書く時間なくて…
がんばります。
ヤンデレ大全ではアスカはツンデレからヤンデレに変貌したとあったな。
ハルヒの名前はなかった。
パッと目についたヤンデレの紹介キャラはひぐらしの詩音、
舞-HiMEの静留、詩帆
アスカがツンデレじゃないと言うとアスカ嫌いから来る否定意見だと
思っているようだがアスカ好きだからこそ否定する意見も多い。
「最近のツンデレキャラのはただの安っぽい記号キャラ、もっといえば
オタに都合のいい存在に過ぎない」
との意見はアスカ系スレで比較的みかけたな。
その一人がハルヒだった。ハルヒは安っぽくないとの反論もあったけど。
それは全然否定意見じゃない。アスカと最近のツンデレを比較してるだけで
アスカがその要素は持ってるのは認めた上で単純に記号化されるのを嫌ってるという趣旨
最近のツンデレはツンが皮みたいなもので実質デレデレが増えてると俺も思うしな。好き嫌いは別に
ハルヒはアスカ同様にそういうのとは一線画してるのは確か
そういう意見を見こしてかラジオ番組トヨタ噂の調査隊は
「オタクは本当はツンデレが嫌いで、ツンツンの時代になる」
と結論付けていたな。
で逆に安っぽいと言われたファンがアスカを毛嫌いしている感じ。
おいおい、いつからここはツンデレ論議スレになったんだい?
俺が書かないのが悪いんだよな…orz
>>165 ツンツンは違うだろ。実は惚れてるって要素欠いたらおかしくなる
そんなのオタが喜ぶのか?最近のツンデレはちょっと甘過ぎるのではって意見に逆切れしてるとしか思えない
「わからないの…考えれば考えるほど…」
アスカの落胆の色が濃くなる。
「なら…当たって砕けるしかないんじゃない?」
当たって砕ける…?
「どうすれば…いいの?」
「簡単よ、まわりにちょっとだけ優しくしてあげるの、いわゆる飴と鞭ね。」
そう言うならキョンにも優しくしてやればいいのに…
「そうすればその子も心を開いてくれるかもしれないわ」
そうなのかな…と考えたアスカの思いをハルヒの次の一言がぶち壊す!
「シンジ君もあなたに惚れちゃうかもよ?」
なっ!
「なんですってぇ!?なんであたしがシンジなんかと!」
ハルヒはアスカの肩をポンっと叩いて
「元気出た?」
と、ニッコリ微笑む…。
この子…何者なんだろ?
「ぷっ!あはははは…はぁ…」
思わず笑いが込み上げ…落ち着いた。
「そうね、あの子にも…少しは優しくしてあげるのも悪くないわね…」
「シンジ君への印象もよくなるしね。」
もう!
「待ちなさいハルヒ!あんたあたしを馬鹿にしてるでしょう!待てー!」
ハルヒとアスカの追い掛けっこは続く、それに飽きた頃には…綾波の前に優しいアスカが立っているに違いない
むぅいまいち綺麗に纏まんなかったけど一応終わり。
書いてるうちに話が変わっていくのは俺の悪い癖だよなあ…
>>167 最近デレ分が多すぎる、三割超えると堕落なので二割台に抑えて
欲しいとの意見はツンデレスレでは最大公約数だったか。
その堕落キャラの一人がスクランブルのお嬢。
ツンツンはともかくとしてツンツンデレツンあたりが理想だそうで。
>>167 まあ元々ツンデレ(現代用語の基礎知識)等によると人前ツンツン、
二人きりデレデレとの意味らしいから甘すぎても間違いではないかと。
ツンデレの定義が定まってなくてこんなのツンデレじゃないとの
論争が収まらないんだと思うよ。
まあアスカは実況版でツンデレーキターとなるような記号ツンデレではないな。
雄山がデレる時代だからな
>>168 GJ!!難しいテーマだけど上手く纏めれたと感心してる
>>171 元々はそれだけど本当は好きだけど素直になれないって意味でも通用されてるからややこしいんだな
>>172 昔の雄山も助け舟投入したりここぞという所ではデレてた
これなんて美味しんぼスレwww
みんな義父見すぎwww
ふふふ これが本物のツンデレだと?やはり何も分かっておらんようだな 士郎
今安っぽいツンデレとされているタイプは
「口ではきつい事を言う、またはそっけない感じでもなんだかんだで
助けてしまう奴」のことかな。必ずしも恋愛感情を伴うわけではない。
これが実況スレでツンデレと連呼させるタイプでアスカは当てはまらない。
つまりデレが多すぎると不評なのは感情だけではなく相手に甘い
行為が伴うからであろう。
ニコ動じゃアスカにツンデレというカキコも多いがな。ネタバレ厨がアスカ→シンジバラししてるからかもしれんが
まあヤンデレ大全でもアスカは前半はツンデレとあるからな。
これを「感情だけでなく悪態ついてもなんだかんだで相手を助けて
しまうもしくは甘さを伴う好意」と定義するなら
蜘蛛型使徒での「借りは返すわ」に15話での「キスしようか」
があてはまるところか。
他にもプールサイドの会話等マグマで構って欲しがる態度、「馬鹿、無理しちゃって」。12話の甘さの入って「本当に馬鹿ね」
16話なんか病室含めて心配して丸々ツンデレ。17話の弁当で冷やかされて顔真っ赤等探せばあるなあ
バル戦の後もシンジを心配してるのクロニクルに指摘されてた
原作ハルヒがゲームブックの如く探せばあるのと似てる
エヴァのツンデレキャラと言うと、真っ先にアスカが出てくるってのがおかしい。
今までのカキコにもあるように、アスカが典型的ツンデレのテンプレに
当てはまるかと言えば異論が出る。これは無理もない。
エヴァでは委員長こそ、まさに典型的ツンデレ。これは異議無いだろ?
>>181 いままでの議論からすると委員長は安っぽい記号ツンデレになってしまう。
最近のツンデレはちょっと甘すぎるのではないかに当てはまってしまう。
エヴァ見たことないからわからんなぁ
何でこのスレいるの?ハルヒファン?
HEROとかの対決スレもあるし、エヴァスレには他作品ファンが
群がってるんだよ。
まあ俺はエヴァもハルヒも好きだがな。
というわけで誰か新しい顔…じゃなく設定ぷりぃず
>>184 冗談で言っただけなんで気にしないでくだしあ><
このスレももう潮時か?
>>186 afterEOEでアスカとシンジが北高に入学
たまには他の人が書けば…いいと思うよ
今後、このスレは、
綾波と長門を同じ部屋
に閉じ込めるスレになります。
レイはアスカに対してツンツンしている(ように見える)からアスカは
レイに苛立ちを感じて優等生とかファーストとか言ってるが
(レイも基本は役職名で言うことが多いからお互い様ではあるが)
長門はハルヒに対してツンツンしていない(ように見える)から
ハルヒは長門に特に苛立ちを感じていない。
長門って完全にハルヒパシリだし。綾波もアスカをリーダーとして仰げば同じような関係になった気もする
実際は長門の方は原作読む限りハルヒへの感情は良くない。自分から一切話掛けないだけではなく、
潜在的にキョンを巡る関係になってしまってるしな
対照的にレイはアスカにアドバイス送ったりして割りと好感があるのではと思う。シンジについても
アスカが一方的に巡る関係だと思い込んでるだけ
>>193 >綾波もアスカをリーダーとして仰げば同じような
そうならなかったのがレイたる所以だろう。
「命令があればそうするわ」という返答は命令でもなければ
パシリなどになる気は無いという返答に他ならないからな。
長門は自分の心情はどうあれハルヒの心境を乱さないように
配慮してるのと対照的だな。
195 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/08(月) 00:24:56 ID:w+9DCb4D
/: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
/: : /: : : 斗--、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ',: : :ヽ : !
|: : |: : : : : |: / \: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ト、:|
|: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/ |:./⌒ヽV: |.: : : | V
< : _: : / 〈 {} |/ レ {} }|:./ヽ: : |
<:: |. 小{ _,,.. - 、-.,_ レ{: :.|ヽ:|
厶ヘ ハ 、 {ハ/ V
\_! _ ' ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ / `t / < みんななかよくSEX
___,r| \ { / / \
/:/::::| \ ヽ `_⌒ ィ ´ (⌒)\
/::::::/::::::| \ ´ ∧>、 ノ ~.レ-r┐\____________ 、
/:::::::::::/::::::::| \ / !\::`ー- 、 ノ__ | .| | |
::::::::::::::/:::::::::∧ /二\ |::::::ヽ:::::::〈 ̄ `-Lλ_レレ
::::::::::::/::::::::::::::∧ヽ /: : : : :}ヽ!::::::::::〉:::  ̄`ー‐---‐‐´
誠www
224 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日: 2007/10/10(水) 10:39:21 ID:BEx0zyqH
いや、あるよ
「あんたが全部私の物にならないのなら、私なんにもいらない」
↑
最高のデレ
225 名前: 風の谷の名無しさん@実況は実況板で [sage] 投稿日: 2007/10/10(水) 10:43:46 ID:eQ3uu9uA
>>224 そんな台詞あったっけ?
アスカにデレなしとか言ってる奴のレベルw
レイはアスカはすきとか嫌いじゃなくゼロだろ
シンジのこともあるけど、メインはエヴァ
機体性能と戦果を考えれば、腕は負けてるっぽかったし
補足・二、三行目はアスカね
アスカ→レイは嫌い
レイ→アスカ 友人的好意の芽生え
アスカ→レイ 苦手
って位が妥当では?中盤見直すとアスカが配慮してラーメン屋選んだり割と上手く行ってる。レイの哲学的な喩えにアスカ
が賛辞送ったり。状況が状況になって関係が追い詰められたアスカと関係が悪化しただけかと
レイは苦しむアスカに自分からアドバイス送ったり、シンジとの修羅場では「碇君は(アスカを)分かろうとしたの?」仲裁したり
してるしなあ。一定の好意はあったと思う
まぁおまいら、このスレが好きならばもうちょっと保守しておいてくれ。
このスレのメイン書き手の俺がネット復帰するからさ。
おかしいな…このスレ立てたの俺じゃないのにな。
了解した
保守
保守
204 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/16(火) 20:39:28 ID:+g6s90JQ
/ | | |
| | | |
|ー | l ー- l
/⌒ヽ | | l l
l l | | | 0 |
| l | ー- | l⌒) - l
| -‐| | | | 丿 | /⌒ヽ
| | | | |ノ l | ヽ
l _! | !__,! ‐ 一 | l ヽ、
/⌒ヽ l ‐ \ |, ノ⌒) () l 〉-‐ l
l〉 )ヽ、 ヽノ (ノO (ノ (つ ヽ、 | ノ) |
/ 人 ヽ、 (⌒) ヽノ (ノ |
l ヽ、\, )丿 / ノ/ o l
ヽ ノ \,/ / (ノ () ヽ l
\ / / (⌒ヽ |
ヽ、 / / l しノ |
ヽ、 / / | l
ヽ、 l /
ヽ、 | /
ヽ l /
「最低だ………… オレって………………」
205 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/10/16(火) 21:30:33 ID:qPzCngUM
>>204 パターン青!
使徒に浸食されています!
アヤナミストなのに長門よりハルヒが好きだ
珍しいな。綾波嫌いの長門好きの自己申告はよくみるが。
普通にアスカとハルヒだわ。ハルヒはアスカの面影感じるし。綾波と長門も自分的にはそんな感じ
>>207 珍しいの?
俺も
>>206同様アヤナミストでハルヒ好きだったりする。
まあ話を聞く感じだとハルヒの小説を読むと変わるかもしれないが(アニメしか見てない)
小説のハルヒこそモロにアスカだよ。デレが分かり辛くて可愛げダウン。自己中振りはアップ
だから偶にキョンへの好意が読み取れると可愛いんだがw
小説の長門は消失で本当に化けるよ。それ以降はかなり人間っぽくなって可愛い。貞レイに近いと思う
二期見れば貞レイを理想とするアヤナミスト派の人なら飛び付くと予想
つうか長門は好きで綾波は嫌いとの意見はあってもその逆はないからな。
自分は人間らしい感情があろうとなかろうと綾波が好き。
どこがいいのかと説明求められても多分答えられないだろうけど。
212 :
209:2007/10/19(金) 02:52:36 ID:???
>>210 なるほど、説明ありがとう。
……その予想通りになりそうな気がするw
アスカとハルヒと長門かなあ
長門はバトルがかっこいいから好き
レイは貞版も新作も見てないからか?そんな好きでもない
綾波はアニメ誌では人気あるけど2ちゃんねるで人気あるのは
アスカ、ハルヒ、長門ということか。
ところで閉じ込め系スレのまとめとかないんかな?
ハルヒってアスカと比べて身体能力は高いの?
アスカのほうが上じゃね?
ヤンキー蹴散らしてたし。
>>215 2ちゃんの閉じ込め系スレの元祖はシンジとベジータなんだぜ
まとめは特にない
>>217 そりゃ貞の漫画版。まあアニメでもある程度の訓練は受けていたとは推測されるけど
ハルヒはマラソン大会かなんかで校内一、二を争うレベルだった筈
保守
あれ?落ちてない?
落ちたと思ってあきらめてたよ。
>>216 ハルヒの方が上かな、なんでもこなす万能の天才だし。
アスカは原作準拠の場合、特に身体能力の強さを描写したシーンはなかったと思う。
足音が聞こえる。
二人分。
声が聞こえてきた。
二人分。
「いいかげん反省したかしら?」
「まぁあたしたちに恥かかせたんだからしっかり反省してもらわないとね。」
すき放題言ってやがる…リアルなら餓死してるぞ…。
ガチャ
鍵が開き、ドアがゆっくりと開かれる…そこに立っていたのは誰あろう、アスカとハルヒの二人だった。
「どう?頭は冷えたかしら?」
「ちゃーんと反省の態度見せないと、許してあげないからね!」
二人でクスクス笑ってやがる…。
ハルヒの腕章には『超看守』などと書いてある、俺ぁ囚人かよ。
だがお二人さん、甘い、甘すぎる!!!!
この世界では神に等しい作者に対して後のドアが開けっ放しってのは油断しすぎだぜ!
(神のくせにドア一枚開けられないのかよ?ってのは無しの方向で。)
「ふははははははははは!とう!」
俺は跳躍すると同時にどこからか取り出したマントを広げる。
暗転
さて今回の設定は…
ハルヒにはアスカがキョンに見えてアスカにはハルヒがシンジに見える!の巻!
設定
・閉じ込められてる間アスカにはハルヒがシンジに見えてハルヒにはアスカがキョンに見える
・例によって例のごとく前後に記憶は抹消済み、レイの過去並みにw
・おまけに台詞まで自動変換されるというご都合主義www天然ジゴロ風味www
んでは、お二人さん、ごゆっくりw
ガチャリと鍵を閉める。
「う、うん…ここは?」
先に目を覚ましたのはアスカのようだ。
目の前で気絶しているシンジ(ハルヒ)に気が付くと揺り起こす。
「ちょっとシンジ!起きなさいよ!」『おい!ハルヒ!起きろ』
「うーん、キョン?ここどこよ?」『うーん、アスカ?ここは…どこ?』
「知らないわよ、あたしの方が聞きたいわ」『俺が知るか、こっちが聞きたいよ』
シンジ(ハルヒ)は起き上がり辺りを調べ始める。
「だめね、窓もないしドアにも鍵がかかってるわ何か脱出方法を考えましょう」『だめだ、窓もないしドアにもカギがかかってるどうにかして脱出しないとね』
それを見たキョン(アスカ)は感心したように言う。
「へぇ、あんたも結構頼りになるじゃん」『へぇ、お前も結構頼りになるんだな』
そういわれてシンジ(ハルヒ)は
「何言ってんのよ?団長として当然でしょ?」『何言ってるんだよ?男として当然じゃ無いか?』
らしくないシンジの物言いにドキッとして顔を赤らめるアスカ(中身ハルヒだかららしくないわけじゃ無いんだが)
しかしハルヒビジョンで見ると顔を赤らめたキョンがそこに居るわけで…キモスwww
「と、とにかく!脱出方法を考えましょ」『と、とにかく!脱出方法を考えよう』
「何あわててんのよ?変なキョン」『何あわててるの?アスカらしくないよ』
「いいから!そこのカギどうやっても開かない?」『別にいいだろ?ところでそのカギやっぱり開かないのか?』
キョン(アスカ)はツカツカとドアに歩み寄る。
「シンジ、針金かなんか無い?」『ハルヒ、針金かなんか無いか?』
辺りを見回すシンジ(ハルヒ)よく見ると色んなものが落ちている。
「はい、これ」『はい、アスカ、怪我しないようにね』
二人の手と手が触れる。
思わずどちらからとも無く手を離す。
いきおいで倒れこむキョン(アスカ)
シンジ(ハルヒ)に覆いかぶさる!
「ごめん…」『わ、悪い』
(キャー!シンジ押し倒しちゃった!)
「重いわよ…バカ…」『大丈夫だよ…怪我はない?』
(何よ?キョンにしては積極的ね)
見つめあう二人…
お互い自然に目をつぶり…
顔と顔が近づいていく…
ガチャ! ばさぁ!
「はいお疲れ様」
鍵を開けてマントを引っぺがしたのは誰あろう俺である。
マントを剥がした後には…
あと数センチでキスしようとしているシンジとキョンの姿が!!!!
「あれ?…ってうわぁ!キョンさん!!!」
「うおおおおおなんだこれ!?シンジ君!?」
「あれ?さっきまで僕はハルヒさんで…」
「俺がアスカちゃんだったような…」
呆然とする二人、パニックである。
俺の後ろからクスクス笑い声がする。
「ほーんと、馬鹿シンジよねー、クスクス」
「キョンにこんな趣味があったとは…今度からペア活動の時古泉君と別にしなきゃ…フフフ」
『な、なななななな!なんで?』
何でといわれてもなぁ…
思いついちゃったんだから仕方ないだろ?
それにまぁ…この二人にいらんちょっかいだすと…後が怖いからなぁ…
ツーっと俺の額から汗がしたたる。
「どういうことですか?」
「説明してくれ!」
「まぁ最初はご婦人方の隠れた願望を満たしてあげようかと思ったんだがなぁ…」
チラリと後を見る…よかった、聞こえてないようだ。
「路線変更して君らの心の奥の願望を叶えてあげようと思ったわけだ」
「別に…そんな願望なんかないですよ…」
「俺も無いな。」
「じゃぁさっきのはなんだったんだろうなぁ…?あ、言い忘れてたけどさっきの一部始終、女性陣にアリーナ席で見てもらってたから」
『どえええええええええ』
「あ〜ら、無敵のシンジ様があたしとキスしたかったなんて光栄ですわぁ!」
「キョンがあんなに手が早い奴だとは思わなかったわぁ」
キャハハハハハハハハ!
「なぁシンジ君」
「なんですかキョンさん」
「ここは一つ…逃げるぞ!」
「はい!」
脱兎のごとく駆け出していくキョンとシンジ
『あ〜!ちょっと!待ちなさいよ!』
ハモりながら追いかけるアスカとハルヒ。
そしてこのドアは…またしばし…閉めておくことにしておきましょう。
またいつの日にか…誰かが入ってくれることを願って…
バタン!ガチャリ!
お し ま い
GJあげ
GJ
GJ
保守
保守
保守
保守
番
外 編
ドサッ!
「いたたたた…なんなのこれ…?」
「いったーい!何よ!またこの部屋?」
ようこそお二人さん
『またあんたなの』
そんな声を揃えて言わんでも…いやいや、毎度毎度すいませんねぇ。
「で?電気も点けずに姿も見せないってどういう了見かしら?」
いやー、さんざん酷い目にあってるんでサウンドオンリーってことで…エヴァ板だしね。
「今度はあたし達に何させようってのよ?」
それはほら…スイッチオンっと!
刹那、真っ暗だった部屋に明かりがともる。
「あれ…?」
「鏡?」
違いますよ〜、よーく確認してみてくださいねぇ〜w
『え〜!体が入れ替わってる〜!?』
「ぬわぁんてことすんのよ!あんたはぁ〜!」
「これは本気で死刑だわ。」
まぁまぁそんな物騒な事言わずに…あ、新たな使徒が発生したみたいですよ〜。
「使徒?行かなきゃ!」
「待って!この場合どっちが行くの?」
外見ハルヒのアスカが行くか?外見アスカのハルヒが行くか?
『あたしが行くわ!』
あらあら仲のいいことで。
「危険よ!パイロットであるあたしが行くわ!」
「大丈夫、なんとかしてみせるからあたしに行かせて!それに…この神様だってそう望んでるみたいだし…」
あれ?わかっちゃった?
「わかるにきまってるでしょう!タイミング良過ぎるわよ!」
「大丈夫なの?」
「平気よ!あたし達に何かあって一番困るのはあたし達をネタにしてるこの神様だろうし」
「気をつけてね…ちょっと!神!ハルヒとあたしの体に何かあったら許さないわよ!」
はいはい、わかってますって、で?アスカさんはどうなされますか?ここで待ってる?
「こんな何もない部屋で一人は嫌ね。」
「じゃあ北高に行ってキョンでもからかってれば?」
了解!ではハルヒさん(外見アスカ)はネルフ本部へ、アスカさん(外見ハルヒ)は北高へ…
いってらっしゃーい!
「アスカったら何やってるのよ…」
ネルフ本部、葛城三佐はあせっていた。
プシュー!
ドアが開く
「遅れてごめん!状況は?」
「遅いわよアスカ!目標は現在こちらに向けて侵攻中、シンジ君とレイが応戦してるわ。」
「わかったわ!言い訳はしない!結果で答えるわ。」
弐号機に挿入されるエントリープラグ、ハッチが閉じる。
「さぁ行くわよ!ドキドキするわね!きっちり動かしてあげるんだから!」
ピキーン!
弐号機の目が光る
「すごい…」
「どうしたのマヤ?」
思わず声を漏らすマヤにリツコが尋ねる。
「弐号機のシンクロ率、ジャスト100%です!」
「そんな!?ブレも無しに?」
「はい!少しも上下することなくジャスト100%です!」
「ありえないわ!アスカになにがあったというの!?」
「いいから出して!非常時なんでしょ!?」
アスカの声に正気に返る発令所クルー
「発進!」
ミサトの声と共にカタパルトで上昇していく弐号機!
ガシャン!
「アスカ!気をつけて!この使徒武器が効かないんだ!」
言われて見てみると黒いもやのような物体をパレットライフルの弾がすり抜けていく…どうやらこれが今回の使徒らしい。
「ふん、上等じゃ無い!あたしがきっちり倒してあげるわ!」
一方そのころ、北高の部室では
【うー、やることなくて暇だわ…この有希って子は黙って本読んでばかりだし…ハルヒ大丈夫かなぁ…】
ハルヒは団長机につっぷして暇をもてあましていた。
ガラガラガラ
部室のドアが開く、現れたのはほんわかした美少女、朝比奈みくるだった。
「あ、涼宮さん、今日はお早いんですね、今着替えてお茶入れます。」
みくるはそそくさとメイド服に着替えると手際よく緑茶を入れハルヒと有希の前に差し出した。
ごくり
「あ、おいしい〜。」
思わず声に出た。
家でシンジがいつも煎れてくれるお茶と違う、味自体は普通の緑茶だが甘みとまろやかさが全然違う。
「ありがとうございます、また新しい煎れ方を研究してみたんです。」
と、そこに
コンッコンッ
ノックの音がする。
「どうぞ」
というみくるの返答にのそのそと入ってきた男…キョンである。
「お、古泉以外は全員集合か。」
と、椅子に座るキョンに
「どうぞ」
すかさずみくるがお茶を差し出す。
まったくのんびりした日常である。
と、本を読んでいた有希が立ち上がり廊下の方に歩いていく。
本を閉じずに置いたということはまだ部活終了ではない。
キョンの後を通りざまに軽く背中をつついて行った。
ガラガラ
「すみません、遅くなりました、おっと。」
遅くなったという割にはちっとも急いできた感じがないにやけたイケメン、古泉が長門と入口ですれ違いながら入ってきて。
「どうしたんです?長門さんが中座するなんて初めて見ましたよ」
と、キョンに小声で話しかける。
そして第三新東京市
「倒すってどうやって?」
シンジの声に焦りが見える
「どうやっても何もこういう奴は別の場所に本体が居るって相場が決まってるじゃない!そこを叩くわよ!」
果たしてこの使徒がレリエルタイプなのかは定かではない、が今そう決まってしまった。
そう、ハルヒの力により世界がそうなってしまったのだ。
「碇、シナリオと違うのではないか?」
「ああ、間違いない、シナリオは誰かによって書き換えられていると考えるのが妥当だろうな。」
「いったい誰が…まさか?委員会が?」
「違うな、老人達にそこまでの力はあるまい…我々、委員会以外の第三者だ。」
まさかオヤジーズもアスカの中身が神に等しい力を持った存在に入れ替わっているとは気付くはずもなく困惑している。
「でもアスカ?その本体はどこに?」
「いいから無駄口を叩かずに皆で探すわよ!きっと見つかるから!」
「何かが…変…。」
綾波のつぶやきを無視して付近を捜索し始めるエヴァ2体。
しかし簡単には見つからない。
もや状の使徒はその間もじわじわと侵攻し、装甲板の隙間を発見するとじわじわと少しずつ本部に向かって侵入し始めた。
「アスカ!まずいよ!使徒が!」
「いいから早く探しなさいってば!」
「でもどこにもいないじゃないか!」
シンジの焦りがアスカにも伝わる、あー!もうめんどくさい!
アスカは3ブロックほど先のビルを指差すと
「あのビルよ!あのビルが偽装した使徒だわ!」
と言い放った。
初号機がそこに走って裏に回ると…
さっきまで無かったはずのコアがビルに付いていた。
「たしかに変だな…」
普段ならばありえないこと、そして去り際に背中をつつかれた事。
「どうぞ」
みくるが古泉にもお茶を出す。
「あ、キョン君おかわりは?」
気付くとキョンの湯飲みは空っぽである。
「あー、ちょっと教室に忘れ物したんで取ってきます、帰って来てからいただけますか?」
「わかりました。」
席を立ち廊下に出ようとしてやはり違和感があることに気付く。
長門の行動に違和感を感じたらハルヒがいの一番に絡むはずじゃ無いのか?
疑問に思いながら廊下に出ると少し先に長門の姿が見えた。
やはりさっきのは出て来いという合図だったらしい。
つかつかと長門のそばまで行き
「よう、長門なんなんだ?さっきからの違和感は?」
「今部室にいる涼宮ハルヒは涼宮ハルヒではない…。」
「あ〜、どういうことだ?」
「姿形、肉体構成物質などはすべて変わらない、ただ一つだけ違う…。」
「一つだけって…どこが?」
「涼宮ハルヒから情報フレアが全く観測されなくなった、これは情報統合思念体からのデータとも一致する…。」
「ってーと何か?今のハルヒはあの馬鹿げた力がないって事か?」
「そう…。」
「ならまぁ…とりあえず平和って事じゃないのか?」
「情報統合思念体からのデータはまだある。」
言って長門は考え込む。
「上手く説明できないかもしれない、普通ならば考えられない…。」
「構わないから教えてくれ。」
「情報統合思念体の管理下にない場所から涼宮ハルヒのものと同質の情報フレアを感知した…。」
「感知?」
「そう…観測ではなく感知…、確証はない、でもそれしか考えられない。」
「どういうことだ?」
「涼宮ハルヒは異世界の誰かと入れ替わっている。」
「くらえ!」
初号機がプログナイフを振りかざしコアに一気に振り下ろす!
カキーン!
「目標周囲に!強力なATフィールド!」
シゲルの声が響く
「シンジ君!フィールドを中和して!」
「やってます!」
「初号機のATフィールド、敵ATフィールドを中和!ダメです!跳ね返されました!」
「なんですって!?」
刹那、コアから一条の光が初号機を襲う!
「うわ!」
光はやすやすと初号機のフィールドを貫通、初号機の肩に穴を穿つ!
「碇君!」
零号機が駆けつけフィールドを展開!
「うおおおおおおお!」
更に初号機もフィールドを展開していく!
「アスカ!」
ミサトの呼びかけと同時に兵装ビルのシャッターが開く。
中の武器…デュアルソーをつかむと弐号機は駆け出した!
「初号機、零号機のフィールド、敵フィールド中和率30%!」
「いくわよ!」
「弐号機に強力なATフィールド発生!使徒の物と同等、いや、それ以上です!」
「喰らいなさいよ!」
振り下ろされるデュアルソー!敵コアに接触し…破壊する!
ピカッ!ドーーーーーン!
「よっしゃあ!」
爆光は光の十字架となりもや状のものを巻き込み四散する。
「いっちょあがりよ!」
「入れ替わってるって…誰と?」
「わからない…でも…可能性があるとしたらあの子。」
「あの子って?」
「以前廃屋で出合った…異世界の少女。」
「あー、あのアスカちゃん…ってあの時もやばかったんじゃなかったか!?」
「そう、涼宮ハルヒが別の世界であの子として生きて行った場合こちらの世界がどうなるかわからない。」
思わずキョンは駆け出した
ガラガラガラ!
「あ、キョン君…お茶のおかわ…」
話しかけるみくるに構わずハルヒがお茶を飲んでる団長席へ向かう。
「あ〜、もしかして…アスカちゃん…か?」
ぶうぅ!
思わずお茶を吹き出す。
【な?なんで?何でバレてるのよ!?】
と、視線を前に移すとそこにはお茶まみれのキョンが…
「あ、ごめんなさい!」
「あー、やっぱりな。」
「え?」
「ハルヒなら あんたが変なこと言うからお茶吹いちゃったじゃない! って文句は言っても謝らないだろうからなぁ。」
そこにスッと長門がやってきた。
「何故こうなったの…?教えて。」
「それは…キョンさん覚えてるでしょ?この前の…。」
この前?
「あ、あー!」
「あのキョンさんとシンジがキう〜う〜う〜。」
いきなり口を押さえられてアスカが悶絶する。
キョンの目には「余計な事言うんじゃない!」の意思と共に「古泉、急に興味を示すな!」の意思が込められていた。
ハルヒはキョンの手を振りほどくと。
「ぷはぁ!はぁ…はぁ…とにかく!あの時のあの男、自称”神”が原因よ!」
「すごいやアスカ!助かったよ!」
「ま、とーぜんの結果よね、このあたしが操縦してるんだもの。」
「本当に凄かったよ!ねぇ綾波?…綾波?」
「…キョウコの意思が感じられない…。」
「ん?綾波何か言った?」
「何でもない…。」
プシュー
『ただいまー』
「おかえり、頑張ったわね。」
「頑張ったのはアスカだよ、本当に凄かったんですか…」
「本当、凄かったわね。」
いきなり割り込んできたのはリツコである。
「ねぇアスカ、いったいどういう事なの?」
「どうしたんですか?」
と、問うシンジに
「それがね、さっきのアスカのシンクロ率、100%からピクリとも動かなかったの。」
と、小声で答えるマヤ。
「人が感情をもって制御しているエヴァがシンクロ率の振幅なしってのはありえないの、ダミープラグじゃあるまいし。」
「知らないわよ!100%で完璧なんだからいいじゃない!」
「良くないわ!まさかあなた、精神汚染されてるんじゃないでしょうね!?」
「リツコ!…興奮しすぎよ。」
ミサトが一括する。
「ごめんなさい、言い過ぎたわね。」
「何よ!せっかく勝ったのに!」
アスカは部屋を出て行く。
「ったくもう!だいたいあの男、”神”とか言ってるあいつが悪いんだわ!」
「神…?」
「そう、神…らしいわ、どうやらこの世界を自由に改変できるみたいなの、この前もシンジとキョうーうーうー!」
またしてもキョンが口を押さえつける、ハルヒは手を合せゴメンのサインを送って戒めから解き放たれる。
「とにかく!今も奴はここを覗いているはずよ!」
あ、やべぇ、長門はしゃれにならん。
長門が目をつぶる、いきなり俺の首根っこをひっつかんで引きずり倒す!
「あなたが”神”か?」
何をそんなデスノートみたいなって待て待て待て!
いきなり首筋に手刀を突きつけられ俺はふざけるのをやめる。
「あなたは自分が何をしているか…わかっている?」
まぁな、世界の崩壊って奴だろ、大丈夫だよ、この世界は壊すつもり無いから。
「それでも悪ふざけが過ぎる…いっそあなたの情報結合を解除…。」
あー!わかったわかった、元に戻すからそんな物騒な事言わないでくれ!
ブン!
いつもの部屋、そして元に戻ったアスカとハルヒがそこに居た。
「う、うん。」
「あ、ハルヒ!平気だった!?」
「大丈夫!ばっちりやっつけてやったわ!」
おーし!元に戻すぞ〜!
「待って!あなたは何者なの?」
何者でもいいじゃないか、時々現れるただの馬鹿だよ。
さぁ、元の世界へ戻りな!
二人はかき消すように消えていく。
あ、…アスカに説明すんのわっすれてたぁ!
元の世界に戻ったアスカはしばらくの間リツコの質問攻めにあったとさ
「あーもう!なんであたしが知らない事で責められなきゃなんないのよ〜!あのヴァーカ!」
お わ り
めがっさGJです
久々に神降臨!GJ
番外編ってことでちっとも部屋に閉じ込められない話にしてみた。
同時進行はどう見ても分裂のパクりです本当に(ry
>>243 GJ!久々にスゴイのを読ませてもらったよ
実際のところ俺のこの枯れ果てた才能による駄文が皆に喜ばれているのか不安age
249 :
34:2007/11/16(金) 18:24:15 ID:???
ついでにこのスレ限定の数字コテにしてみたら…
終末作戦の首謀者になった気分について。
保守
age
保守
保守
シンジとキョンスレに偶に出てくるアスカとハルヒの掛け合いがおもしろい
255 :
34:2007/11/28(水) 20:55:38 ID:???
番外編
「真っ暗、またこの部屋?」
「よく眠れたかね?」
「あんた誰よ?いつもの”神”でもなさそうだし…」
「流行りの服は嫌いですか?」
「はぁ?あんたなに言ってんの?」
「見ろ!人がゴミのようだ!」
「ちょっと”神”!なんなのよこいつ?」
いやー、悪い悪いハルヒ、呼ぶ奴間違えちまった。
今電気付けて元の世界に戻すから許してくれ、ほいっと。
ピカ!
「目がー!目がぁー!」
「ちょっとあんたどこいくの?」
「目がぁー!」
「行っちゃった…」
すまんなハルヒ。
「なんなのよあいつ?」
いや、アスカ呼ぶつもりだったんだが手違いでムスカよんじまった。
「誰よ、ムスカって」
話すと長くなるから簡潔に行っちゃった言うと…あーゆう奴だ。
「ふうーん、女性に嫌われるタイプね。」
まぁすまなかった、またな。
「あんたたまにはリゾートとかに…」
言いながら消えていくハルヒ、次はリゾートか?
256 :
34:2007/11/29(木) 12:58:08 ID:???
ショートショート書き上げあげ
GJ!続き希望
保守
259 :
j:2007/12/05(水) 17:46:54 ID:vo4LNrhU
260 :
名無しが氏んでもかわりはいるもの:2007/12/07(金) 13:27:20 ID:vVafTI8v
すまん。綾波&長門派の漏れはでてくわ
263 :
34:2007/12/09(日) 15:23:17 ID:35CEjlVJ
リゾート編
青い空!白い雲!輝く海!どうかね?これこそリゾート!
「そうね…。」
「確かにね…。」
どうしたお二人さん?せっかくのリゾートなのに乗り気じゃないじゃないか?
「綺麗よね…。」
「遊べればね…。」
そう、俺は今回二人(+メンバー)をリゾートに呼んでみた!
そして思い出した!
このスレが閉じ込めすれだったことを!
「普段ほいほい部屋から出してるのに…。」
「何もこんなときに…ねぇ?」
おいおい、綺麗な景色だろ?季節柄海外まで呼んでみたんだぜ?
『遊べなきゃ意味ないでしょうが!』
ふう、お怒りですか?女性の相手ってのは大変だ。
「あんた馬鹿ぁ?当然の意見でしょ?」
「死刑ね、絶対に死刑。」
わかったよ、お前らの水着姿も見たいしな、設定変更してくるからそれまで窓の向こうの皆でも見ててくれ。
言って走り出す俺、壁にぶつかり…溶ける。
「皆楽しそうね…。」
「ちょっと?なんでキョンとシンジ君が親しげなの?」(※シンジキョンスレのせい)
「フィフスと古泉さんはなんか怪しい相談してるし…。」
「馬鹿の谷口まで楽しそう…。」
「ヒカリと鈴原もぎこちないけどラヴラヴだし…。」
『あー!もう、出たら許さないんだからぁ!」
保守。GJ
保守
保守
保守
268 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/12/22(土) 19:12:11 ID:76X8Dd/9
古泉「我々機関では、涼宮さんを神と定義しています」
ゼーレ「神を作ってはならん」
長門「涼宮ハルヒには(以下略)それが私がここに居る理由、あなたがここに居る理由」
ゼーレ「・・・」
保守
271 :
34:2008/01/02(水) 02:52:28 ID:VpbeuZMP
すまんなお二人さん、色々忙しくてな。
「何やってたのよ?」
「年越しちゃったじゃない!」
だからすまんってば!おわびに一つずつ好きなもん出してやるから。
「ったく…」
「わかったからさっさと出しなさいよ。」
よし、いくぞ〜、それ!
『うわわわわ!』
いきなりみんなの真っ只中に放り込まれ頭からつっぷす二人。
かわした皆が吹っ飛ぶ中華麗にジャンプした長門と綾波がユニゾンのように同時に手を広げハルヒとアスカの上にスタッと降り立つ。
「いったいわねぇ、乱暴なんだから…。」
「大丈夫?アスカ?」
「大丈夫?じゃないわよ、ほら、ボケッとしてないで手貸しなさいよ。」
「ご、ごめん。」
シンジに引き起こされ不満顔のアスカ。
「おい。」
「何よ。」
「何よじゃない、皆の真ん中に突っ込んでくるなんて何考えてるんだ?」
「うるさいわねぇ、あいつがいきなり放り出したんだから仕方ないでしょ?大体団員たるもの団長を受け止めるぐらいの気遣いはないの?」
「はうう…すみませぇん…」
「あ、みくるちゃんに言ってるんじゃないのよ?この役立たずに言ってるだけだから。」
「誰が役立たずだよ…。」
「あんたよあんた!でっかい図体してるんだからそのくらいの役には立ちなさいよ!」
「はいはい。」
こっちの不満顔はキョンのようだ。
『さて』
アスカとハルヒは声をそろえ。
『あたし達抜きで楽しんでたみたいねぇ、あんた達。』
これまた声をそろえて言う。
『さてどうしてくれようかしら?』
273 :
34:2008/01/02(水) 20:01:18 ID:???
「どうしてくれようかって言われてもなぁ…死刑はやめとけよ死刑は。」
「あったりまえでしょ?そんなにあっさり楽にはしてやんないわよ。」
「頼むから真顔で怖いことさらっと言わないでくれ。」
「あ、ああああああ、あの…涼宮さん…。」
「あ、みくるちゃんはいいのよ…あとでこのブラジル水着の刑が確定してるから。」
ハルヒの手にはもはやただの布切れとしか呼べないような水着が握られていた。
「ふええええええええええ…。」
「有希は本禁止、おまけに妹言葉でしゃべる事、いい?」
「わかったよ、おねぇちゃん。」
「おい長門、口調は妹だが抑揚がないから不気味だぞ。」
「んでキョンは…覚悟してなさい!熟考してひどい目にあわせてあげる。」
「おいおい、古泉はお咎めなしかよ?」
「あの二人は…触れないほうがいいと思うわ。」
「だな。」
「だいたいあたしがいないってぇのに何楽しそうにしてるのよ!」
「ご、ごめん。」
「まぁまぁ、アスカ、そんなにカリカリしないの、せっかくのリゾートなんだからぁ。」
「ミサトは黙ってて!シンジの癖にあたしのこと忘れて楽しもうなんて十年早いわよ!」
「そんなにカリカリしてると…かわいい顔が台無しだぞ…。」
「加治さん!」
「仲間はずれは悔しかっただろうけど…俺に免じて許してやってくれないか?」
「加治さんがそう言うなら…でも納得いかない…。」
「わかった、じゃぁみんながアスカのお願いを一つずつ聞くってのはどうだ?」
「それなら…いいわ。」
アスカは周りを見回して。
「優等生!あんたは今日一日猫耳つけて語尾にニャーで通すこと!いい?」
「命令なら…しかたないにゃ。」
「ヒカリと鈴原!」
『え!?』
いきなり振られあせる二人
「あんたたちは目障りだから向こうの浜に行ってなさい!」
274 :
34:2008/01/02(水) 20:21:25 ID:???
「あらぁ?やるじゃないアスカ。」
「まぁ、ヒカリは親友だからね、んでミサトと加治さんは赤木博士と一緒にロビーでお酒でも飲んでること!」
「おや?保護者は必要ないって事かい?」
「本当は加治さんと一緒に居たいけどミサトといちゃつかれたら落ち着くものも落ち着かないしね!」
「だーれがこいつなんかと!」
「はいはい、ミサト、年寄りは日陰に行くわよ。」
つばの大きな帽子をかぶったリツコに引っ張られ連れて行かれる二人。
「マヤ!それからオペレーターの二人!」
『はい?』
「あんたらは自由、たまには羽を伸ばしなさい!」
『了解!』
リツコとミサトの後を追うマヤとマコト。
町のほうに駆け出すシゲル風に乗って「この俺のエアーベースで女の子たちはいちころさ!」などと聞こえる。
「司令と副司令はさっさとクルーザーで大物釣りに行っちゃったし…フィフス!」
「なんだい?」
「あんたらは向こうの…そうね、岩陰ででも勝手にやってなさい!絵面的になんかいろいろまずいから!」
「シンジ君と離れるのか…寂しいなぁ…。」
「シンジ以上に気が合いそうなパートナーがいるでしょ!さっさと行く!」
『はいはい』
なぜかハモりながら退散する二人。
「僕は…どうなっちゃうんだろう…?」
「シンジは今考えてるからとりあえずはあたしの身の回りの世話でもしなさい!いい?」
「…素直じゃないにゃー…。」
「ファースト!なんか言った?」
「…別に…にゃー。」
「と、とにかく!ハルヒたちと合流するわよ!」
駆け出す三人。
「あのー…俺は?」
ひとりポツンと忘れさられたケンスケが三人の後姿にか細い声で囁いていた
275 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/01/05(土) 14:58:33 ID:2TIPb4OD
この部屋に俺も閉じ込められたい
276 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/01/06(日) 20:32:18 ID:d1bUyIBR
流れとは違うが・・・大晦日の格闘技見てて思ったこと。
アスカとハルヒを同じリングに上げる ⇒ 派手・豪快な拳打と蹴りが飛び交う打撃戦
レイと長門を同じリングに上げる ⇒ 地味・陰湿な関節技、急所潰しの連続。二人ともヌルヌルw
277 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/01/06(日) 20:50:56 ID:FcRK7/m5
アスカ(エヴァ乗り)「ここなんなの」
ハルヒ「キャー」
アスカ(エヴァ乗り)「なんか踏んじゃった」
すべての子供達へ おめでとう。
278 :
34:2008/01/08(火) 15:20:42 ID:???
「ハルヒー!」
振り向くハルヒ
「連れてきたわ!さぁ遊びましょう!」
「いいわね!何する?」
「相撲なんか…いかがですか?」
「相撲はいいねぇ…肉体のぶつかり合いの極みだよ。」
「ちょっとあんたたち!」
『何か?』
「あんたたちはやばいから向こう行ってなさいって言ったでしょ?」
「やれやれ…。」
「困ったものです。」
『困り者はあんたらよ!』
思わずハモるアスカとハルヒにすごすごと退散する二人。
「ったく、油断も隙もないんだから…。」
「まぁいいわ、何する?」
「ビーチバレーなんて…どうかな…?」
「シンジにしてはなかなかの提案ね、で、ボールとネットは?」
「それは…その…どこかで貸してもらえないかな?」
「あんたバカぁ?あても無しに発言したわけぇ?」
「ご、ごめん。」
「いいじゃないアスカ、調達すればいいわけだし、というわけで行くわよみくるちゃん!」
「おいハルヒ!また朝比奈さんを使って偽装セクハラ写真でも作るつもりか?」
「そうよ。」
「そうよじゃない!この前は制服だったが今回は水着だぞ!?あらぬハプニングがあったらどうするつもりだ?」
「ふえぇぇぇぇ、あたし…どうなっちゃうんですかぁ?」
「だーいじょうぶよ!その時はもっと高価なもの要求するから。」
「返事になっとらん!流石に今回は…」
おい、お前ら。
「その声は。」
「自称『神』ね。」
自称は余計だ自称は、バレーセットぐらいならすぐ出せるぞ?
279 :
34:2008/01/08(火) 15:58:08 ID:???
「すごいじゃない、じゃ出して。」
どうぞ。
一瞬にして砂が均されネットが立つ、ボールもボールかごいっぱいに準備済みである。
「やるわね。」
「ありがとうございます。」
いや、いいってばシンちゃん、俺は俺の役目をするだけさ。
それじゃ、まぁ楽しんでな!
そう言って消える俺。
「さてと、それじゃぁチーム分けしましょ!」
ハルヒは砂の上に8人分のあみだくじが書く
「おいおい涼宮、全員で10人だろ?」
「なんだ、馬鹿谷口居たの?」
「馬鹿とはなんだ馬鹿とは!8人じゃ二人余っちまうだろうが?」
「じゃぁあんたと国木田は審判ね。」
「なんでだよ?」
「理由はないわ!嫌なら帰りなさい。」
「僕は別に構わないよ。」
「国木田…ちくしょぉぉぉぉぉ!」
「行っちゃいましたね。」
「構わないわ、お腹が空いたら帰ってくるでしょ。」
全員(国木田除く)が名前を書き…
「それではチーム発表!アスカちゃんチーム名適当につけて発表して!」
腕に『超司会』の腕章をつけている錯覚を起こさせるほどの勢いでハルヒが仕切る。
「Aチーム!会話はあるのか!?ファーストと長門さんの地味で無口な根暗チーム!」
「いい、仕事だからにゃ。」
長門がコクンとうなずく。
「続いてBチーム!絆の強さはナンバーワン!?鶴屋さんとみくるさんの同級生チーム!」
「はうぅぅぅ、がんばりますぅ。」
「みくる!あたしにどーんとまかせなって!一人でも勝ち進んでやるさ!」
「あの…あたしは頭数に入らないんですかぁ?」
「あー、ごめんごめん、あっはっは!」
280 :
34:2008/01/08(火) 16:20:11 ID:???
「そしてCチーム!…なんでこの組み合わせなのよ!シンジとキョンさんの特攻野郎Cチーム!」
「アスカ…アスカが何言ってるのかわからないよ!」
「気にすんな、シンジ君、世の中そういうもんだ。」
まるでシンジキョンスレのノリである。
「ラストはDチーム!あたしとハルヒの絶対無敵最強チーム!」
「オッケー!アスカちゃんお疲れ様、早速AチームとBチーム始めるわよ!」
コートに散らばる4人。
「おっしゃ!みくる!勝つよ!」
「はいぃぃ、がんばりますぅぅぅ。」
「にゃ!」
綾波のサーブがゆっくりと相手コートに飛んでいく。
「みくる!」
レシーブ直後に駆け出す鶴屋さん。
「あ、あわわぁぁぁぁ、えい!きゃぁ!ふにゅう…」
勢いよく突き出した手は空振りしたが見事顔面でトスを上げるみくる。
「もらったぁ!」
高い打点から力とスピードの乗ったスパイクを打ち込む!!!!!
「…。」
無言で軽々とレシーブする長門。
「にゃ!」
気付けば落下点にいて完璧なトスを上げる綾波。
「…。」
更に無言で超絶スパイクを打ち込む長門。
「ふえぇぇぇぇぇ!」
急いでブロックに飛んだがすでにボールは頭上を越えているみくる。
「どぉりゃぁ!うわぁ!」
飛び込みレシーブをするが弾き飛ばされる鶴屋さん。
「こいつら…めがっさ強い!」
「すごい!すごすぎるぅ!」
茂みの中では超望遠レンズをつけたケンスケがはちきれんばかりのみくるの胸を激写していた。
ハルヒの「アスカちゃん!!」がなんかいいな…
保守あげ
なかなかのGJ! キャラの特徴を押さえられてるっさ!!
難をつければ話の展開がやや遅いかな。話が終了する前に作者が飽きて未完に終わることのないようにね。
保守
285 :
34:2008/01/23(水) 02:30:33 ID:???
「きゃんっ!あうぅ…」
そのみくるの声がゲームセットを告げた。
鶴屋さんの健闘もむなしくダブルスコアでの敗戦である。
「いやー、有希ちゃんもレイちゃんも強すぎさー、でも次やったら負けないよー!」
完敗に清々しい表情で鶴屋さんが言った。
「凄いのはあなたの方、…私と綾波レイを相手にしてここまで戦える人間は多くは無い…ましてパートナーがあの朝比奈みくるだというのに…」
ちっとも驚いた顔はしていないがきっと驚いているのだろう、珍しく 饒舌に話す有希。
「にゃ。」
後で頷く綾波。
この期に及んで語尾のニャを忘れないところは綾波らしいと言えば綾波らしい。
「じゃあ次は涼宮さんチームとキョンチームの試合始めるよ。」
国木田が審判らしく宣言する。
ちなみに谷口はまだ戻らず…お腹は減ってないらしい。
「いよいよあたし達の出番ね!」
「アスカちゃん!あたし達も圧倒的勝利で勝つのよ!」
「りょーかい!」(行くわよ、アスカ。)
返事の後自分を鼓舞するアスカ。
「なぁシンジ君。」
「なんですか?キョンさん。」
「たまには俺達も死ぬ気で頑張ってみるか?」
「はい!」
286 :
34:2008/01/23(水) 02:48:32 ID:???
「それっ!」
アスカの鋭いサーブがシンジに襲い掛かる!
気合いで拾うシンジ!
ネット際に上がったボールを不意に2 アタックで打ち込むキョン!
だがそれを拾うハルヒ!
ゲームは一進一退のシーソーゲームになっていた。
驚いているのは誰あろう、キョンとシンジ自身である。
死ぬ気で頑張ってみるとは言ったもののここまで互角に戦えるとは思ってもみなかったのだ。
最初は
「何?キョンのくせになかなかやるじゃない?」
などと言ってたハルヒが今や不機嫌そうに無口になっている。
その時キョンは気付いた、さっきまであんなに強かった日差しがかげっていることに。
そしてむこうの岩場から強烈な視線がこちらに向いている事に。
「この視線は…古泉?げ!って事は…。」
そう、日差しが弱くなったのは曇ったからでもなんでもなく…みんなのまわりに閉鎖空間が発生しかけていたのだ!
「タ、タタタタタターイム!」
キョンは慌ててシンジを呼び寄せるとなにやら耳打ちした。
「わかりました。」
シンジがそう言うとふたりはコートに戻った。
287 :
34:2008/01/23(水) 03:14:47 ID:???
やがてキョンチームに細かなミスが目立ち始めハルヒチームの連続得点が続く。
終わってみれば第一試合と同じダブルスコアで決着が着き、空には輝く太陽が復活していた。
「だー!負けだ負け!」
言い放つキョンに。
「あら、あんた達もなかなか手強かったわよ。」
と、ハルヒが上機嫌で答える。
「いやしかし、ヒヤヒヤさせられましたよ。」
「良い演技だったよ、シンジ君。」
いつの間にやら寄って来た〇モコンビが話し掛ける。
例によって顔が近い。
『あんた達はあっちでしょ!』
ハモるアスカとハルヒにすごすごと退散する二人。
「さ、いよいよ決勝戦よ!」
と言うハルヒの死角でキョンが何やら長門に耳打ちする。
長門はコクリと頷くと。
「わかったわ、おにいちゃん。」
と、抑揚のない喋りで答える。
どうやら長門も妹喋りを忘れていなかったようである。
ちっとも萌えないのが難点だがw
乙。だが長門は絶対にみくるを悪く言ったりしない。あの子はいい子なんだ!!
289 :
34:2008/02/01(金) 19:27:01 ID:???
「いっくわよー!」
アスカの掛け声と共に始まる決勝戦。
賑やかなハルヒ、アスカチームと無言の長門、綾波チーム。
対照的な2チームながら試合は拮抗したいい試合になっていた。
「これでー、ラストぉ!」
アスカの掛け声から打ち込まれたスパイクがコートに突き刺さる。
「試合終了、WINNER絶対無敵最強チーム。」
国木田が誰も覚えていないような勝利チーム名を告げる。
「負けたにゃあ。」
「おねえちゃん達には敵わないわ。」
「あんた達も強かったわ!」
「ファーストもやるじゃない、見直したわ。」
アスカもハルヒも上機嫌である。
それもそのはず、キョンの頼みで長門がそうなるように調整していたからである。
ふと見ればキョンが安堵した表情で4人を眺めていた。
ほしゅ
保守
292 :
34:2008/02/14(木) 12:59:20 ID:???
「ありがとよ、長門。」
ハルヒたちには聞こえないよう、茂みの横で小声で礼を言うキョン。
「いい…おにいちゃんのためだもん。」
あいかわらず無表情でぶっきらぼうだがこの台詞はちょっとクルものがあるw
と、その時
ガサガサ!
ドン!茂みから何かが現れキョンにぶつかった。
「いやー、スマン。大人げなか…ぬぉわ!」
反省したのか帰って来た谷口の目の前には押された拍子に押し倒した形になった長門とキョンが!
「スマン…ごゆっくりぃ!」
何を勘違いしたのか谷口はまた駆け出して行った。
「こーらー!キョン!」
そう言いながら寄ってきたのはハルヒである。
「有希がおとなしいからって何やってるのよ?リゾートで浮かれてる?」
「ば、馬鹿違うぞ!これは谷口がぶつかった不可抗力であってだな…。」
「おにいちゃん…重い…。」
「不潔ね。」
「不潔ですよ。」
「不潔にゃ。」
チルドレン3人衆からも容赦ないツッコミが飛ぶ。
「だあぁ!シンジ君たちまで!」
「大体あたしやみくるちゃんじゃなくて有希を狙うとは…キョン、あんた妹居たわよね?まさか妹フェチ?というより近親相か…むぐ!」
流石に頭に来たのかハルヒの口を塞ぐキョン。
そのままの体勢でじゃれだすハルヒとキョン。
キョンとハルヒの怒声の中。
「おにいちゃん…重い・・・。」
長門の声だけが寂しく響いていた。
ひと段落して、アスカが口を開いた。
「で?優勝賞品は?」
頑張って書いてくれてるな。俺は応援するよ
俺もいるぜ!!頑張って続き書いてくれい
俺も書いてみてるんだけど、流れを真面目にしたらハルヒがハルヒじゃなくなってる
やっぱアニメだけ見てキャラを捉えるのは難しい
さて、どうしたもんか
本買ってきて読むしかないんだろうけど、アニメ版とキャラが少し違うらしいしなぁ…
296 :
34:2008/02/19(火) 02:16:07 ID:???
おおう!スレが活性化しとる!
うれしいなぁ…無反応だと俺なんで書いてるんだろう?ってむなしくなるからなw
頑張って続き書くにょろ!
>>295 上でも書いてる人いるが原作の方がもっとツンツンしてて一層アスカっぽいから
読んだらイメージ掴み易いと思う。まあアニメとキャラが別人って程ではない修正範囲だけど
一番ビックリしたのはキョンの毒舌が凄いこと。アニメじゃかなり薄めてたんだな
京アニはさり気なくアニメ向きの仕事してると
>>297 了解
読んでみる
でも、アスカと似てるってのがどの時期のアスカなのか次第でかなり変わるよな
つか、キャラが被ってると書き難すぎw
谷川本人は公に認めないだろうけどアスカを元にしたキャラだろうからね >ハルヒ
300 :
34:2008/02/25(月) 02:18:44 ID:???
「キョン、何か用意しなさい。」
唐突にハルヒが切り出した。
「何で俺なんだよ?」
「なんでって1回戦負けしたじゃない、罰金よ罰金。」
「負けたのは俺だけじゃないぞ?」
「シンジ君はアイデア出したじゃない。」
「朝比奈さんと鶴屋さんは?」
「何?あんた女の子に責任押し付けようっての?」
そういわれると弱いキョンである。
「あたしは別にかまわないさ!」
鶴屋さんの優しさが痛い。
「ふえぇ、あたしもがんばりますぅ。」
「わかったよ!女性陣に無駄な負担は掛けたくないからな…しかし今水着で金も持ってないが何すりゃいい?」
「僕も…何かお手伝いできることがあったら…。」
まったく殊勝な心がけである、さすがはシンジ。
「じゃぁせっかく半裸なんだしここでゲイビデオでも撮ってその売り上げを賞金に回しちゃう?」
とんでもないことを考える女である。
「おっと、聞き捨てなりませんね。」
「おや?シンジ君僕を呼んだかい?」
神速で現れるホモコンビ。
「あんたらはいいの!ギャグで済まないんだから!」
「おやおや。」
「やっと出番かと思ったのに。」
残念そうに引き上げる二人、アスカが塩をまいてたりする。
「うぃーっす!」
間の悪いことにこのタイミングで現れるとは…谷口である。
「こいつ、むこうで会ったんだけどエヴァ関係だろ?」
横にはカメラを持ったケンスケが居る。
「トウジの奴は委員長とラヴラヴだし暇だから景色を撮影してたんだ。」
「へぇー、それデジカメだろ?見せてくれないか?」
「ま、まぁ後でいいじゃないですか。」
ケンスケの挙動がおもいっきり不審になる。
ktkr
乙ww
マタリ待てるから最後までがんばっちくりww
アスカとハルヒは被る故の難しさがあるのに本当に頑張ってくれてるな >34
FF書いてるとセリフ入れ替えても遜色ない位似てる。ルックス以外被りまくりだと改めて気付く
304 :
34:2008/02/27(水) 22:53:08 ID:???
「遠慮しなくていいじゃないか。」
キョンはケンスケのカメラを奪い取ると再生ボタンを押した。
「む、むむ!」
画面にはみくる他女性陣のスポーツ中で油断しまくりのあーんなポーズやこーんなポーズが写りまくっていた。
「あー、ケンスケ君といったな。」
キョンはどこに隠し持っていたのかメモとペンを取り出すとサラサラと何かを書き。
「このアドレスにメールで送るんだ、さもなきゃバラす。」
と、耳打ちする。
キョンの野望が達成されたならきっとMIKURUフォルダはさらに充実することだろう。
…まぁ異世界間でメールのやり取りができれば…の話だが。
「いやー、ケンスケ君、この風景写真はまだ撮り直して煮詰めた方がいいかもなぁ。」
女性陣に見られたら、アウトである、キョン必死過ぎ。
そそくさとケンスケを送り出す。
「なーんか怪しいのよね。」
ハルヒのするどいツッコミを。
「いやー、芸術って素晴らしいなぁ。」
と、白々しくはぐらかすキョン。
「まぁいいわ、賞品の話を進めましょ。」
乙。続き頑張って
306 :
34:2008/03/01(土) 19:38:30 ID:???
「わかったよ、何か準備すればいいんだろ?」
そういうとキョンは考え出した。
「言っとくけど、そんじょそこらに有るようなものじゃあたしとアスカちゃんは満足しないからね?」
まったくもって勝手な言い草だがまぁハルヒの言う事だ、いつもの事といえばいつもの事だ。
「あのー、キョンさん、僕も手伝いましょうか?」
シンジである。
そのときキョンはあることをひらめいた。
シンジに何やら耳打ちすると了解を得る。
「よし!決まったぞ、ハルヒ!」
「何何?」
ハルヒは目を輝かせて期待する。
「いいか、よく聞け!優勝賞品は俺とシンジ君が今日一日お前達の召使いをする!」
…
ハルヒはポカーンとしている。
ハッと我に帰るとすごい剣幕で。
「何言ってるのよ?それじゃ普通と変わらな・・・」
と、がなりたてる。
「まぁ待て、話は最後まで聞くもんだ。」
キョンはハルヒの文句をさえぎり。
「いいか!俺はアスカちゃんの召使い、シンジ君がお前の召使いだ!」
キョンは大きく胸を張って言い放った。
「へぇ〜、キョンにしてはなかなか考えたじゃない、面白そうね、それ。」
「馬鹿シンジがハルヒを怒らせなきゃいいけど。」
そうこう言いながらも二人とも満更ではないようだ。
「よし!決まりだな、期限は今から今日の就寝時間まで、それでいいな?」
『了解!』
二人は楽しそうに答える。
しかしいいのか?俺としてはどっちもろくな事にならんと思うんだがなぁ…
「じゃぁシンジ君!まずはジュースでも買ってきてもらおうかしら?」
「はいはーい!キョンさんあたし疲れたから椅子が欲しい〜!」
果たしてどうなる事やら…。
そして他のメンバーは各々思い思いに遊び始めた。
来た来た。続き期待
308 :
34:2008/03/04(火) 09:45:01 ID:???
「ハルヒさん種類は何がいいですか?」
持ち前の几帳面さで執事カフェのようにかいがいしく働くシンジ。
「よいしょっと!持って来たぞ〜。」
レストハウスから椅子を運ぶキョン、こちらもなかなか好感触である。
【なんだ、いい人じゃない】
アスカとハルヒはお互いそう思っていた。
曰く!気の利かないにぶちん馬鹿シンジ!
曰く!死刑に値するアホキョン!
【そんなこと無いじゃない】
などと思っているのだが当人同士は仕方ない、恋のフィルターがかかっているからなぁ…。
恋の〜と言えば向こうのほうで鶴屋さんのリクエストで恋のミクル伝説を歌っているみくる。
長門と綾波がバックダンサーをやっているのだが完璧な踊りと無表情があいまってちょっと怖い。
しかし鶴屋さん…長門はともかく綾波まで自在に動かすとは…侮れん!
さてそんな調子ハズレの歌をBGMにしながらのんびりしている二組。
微妙な距離のせいでお互いのペアの声は聞き取れなくなっていた。
「ねぇシンジ君、アスカちゃんの事どう思ってるの?」
いきなりハルヒが切り出した。
恋愛なんぞ精神病が持論のハルヒだが自分自身の事ではなく他人の事、ましてこんな面白いシュチュエーションを見逃すはずがなかった。
「な、なんですかいきなり!?」
「いいから答えなさい、アスカちゃんとレイちゃん、どっちが好きなの?」
「そ、そんなこと言えるわけないじゃないですか!?」
「シンジ君!」
ハルヒは立ち上がるとびしぃ!っとシンジを指差し。
「今のあなたの立場は?」
「ハルヒさんの…召使いです…。」
「ならば口答えは無しよ!さぁ言いなさい!」
「あ…綾波は…好きだけど…そんなんじゃなくて…その…いっしょにいて安らげるっていうか…ちょっとおかあさん…みたいな…。」
「ア…アスカは…その…あの…。」
どうも言葉にしにくいようだ。
クライマックス近いので頑張れ
ここにも続きを楽しみにしているのが一人いるから最後までがんばってくれ
311 :
34:2008/03/12(水) 18:34:17 ID:???
「アスカは可愛いし…その…優秀だし…あの…。」
「あーもう!はっきり言いなさいよはっきり!」
「その・・・、色々あるけど最後に一緒にいたいのはアスカです!」
顔が真っ赤である。
「そういうことらしいわよ、アスカちゃん?」
「へ?」
慌てて振り向くシンジ、目の前にはアスカとキョンの姿があった。
「なーに恥ずかしい事言ってるのよ!この馬鹿シンジ!」
プイ!っと腕組みしてそっぽを向くアスカの顔も真っ赤である。
「おいおいハルヒ…手招きするから来て見れば…ちょっと悪趣味じゃないか?」
「いいじゃない!別に悪い事じゃないでしょ?」
「まぁな、しかしシンジ君はどうなる?真っ赤になったまま固まってるぞ?」
よほどショックだったのだろう、シンジは振り返ったその姿勢のまま固まっていた。
「いいじゃない、相思相愛でほほえましいわよ。」
「誰が相思相あ…」
「ダメよ!素直になるの!せっかくのリゾートなんだから。」
食い下がるアスカに言い放つハルヒ。
その瞬間シンジの瞳がギラリと光った。
「じゃあハルヒさんも素直にならないとダメですよね?」
よほど恥ずかしかったのかシンジの目は据わっており口調もどこか怒気を帯びている。
「あたし?あたしは別に誰も好きになったりしないわよ?」
鈍感なのか自覚がないのかいけしゃあしゃあと言い放つハルヒ。
「へー、そうなんですか…。」
シンジの目が更に鋭くなる。
「じゃぁこのキョンさんが誰と何をしようと関係ないって事ですね?」
「当たり前よ。」
言い放つハルヒにシンジの我慢に限界が来た!
「わかりました…カモン!カヲル君!」
「呼んだかい?」
「いやいや、もう出番がないのかと思いましたよ。」
風の速さで参上するガチホモコンビ。
「ハルヒさんからお許しが出ました!キョンさんを可愛がってあげてください!」
保守。続き頑張れ
乙。続き期待
「あんた、バカじゃないの?」
「なんだよ!君が悪いんじゃないか!」
「なんですって〜!」
「ちょっとシンジ!誰よその子」
「えーとSOS団っていう学校のクラブの団長だって」
「そうなの!あなたかわいいわねぇあなたも入りなさいよ!」
「お断りするわ!行くわよシンジ!」
「う、うん」
「そ、そう…残念ね」
「なんで怒ってんの?」
「怒ってないわよバカ!!」
自分と同タイプのキャラに嫉妬するアスカが萌える
34氏の続きが来るまで息を止めてみるといってみる
>>316がお亡くなりになりました (-人-)チーン
318 :
34:2008/03/22(土) 15:22:38 ID:???
本編前にごめんなさい。
仕事くそ忙しくて遅くなりました。
「ちょ、ちょっと待て!おい!古泉!殴るぞお前!」
「おや?Sっ気もあるんですね?」
「僕らはどっちかというとMだからね。」
「そうじゃない!マジで勘弁してくれ!そのローションが本物じゃなくってもやばいって!」
「それは無理です。」
「なぜなら僕らは本当に君と愛し合いたいんだからね…。」
「てめーら朝倉かよぉぉぉぉぉ!」
「待ちなさい…。」
「おや?」
「何か言いました?涼宮さん?」
「待ちなさいって言ってるの!そいつはまがりなりにもうちの団員、あたしに許可なく弄ぶことは許さないわ。」
「マッガーレ!」
「おかしいな、シンジ君は君からのお許しが出たって言ってたけど?」
「う、うるさいわね!そんなの却下よ却下!あんたらは元の岩陰であんたたちだけで楽しんでなさい!」
「やれやれ…。」
「仕方ないな…。」
嫌々引っ込む二人。
気がつくとシンジがハルヒのほうを向いてニヤニヤしている。
「な、何よ?」
「いやぁ、素直になるっていいですよね?」
(やるな…シンジ君、ただ俺をいけにえにするってのは気に食わないが…)
「ねぇハルヒ。」
「何?」
「そろそろ終わりにしない?この罰ゲーム。」
「そうね、なんかめちゃくちゃになってきたし…シンジ君はアスカちゃんに返してあげるわ。」
「キョンさんもハルヒに返すわね。」
34氏乙!!&GJ
まぁ、残念な事に
>>316がお亡くなりになったけど、あの世で報われていることだろうw
気長に待ってるからがんばって!
320 :
34:2008/03/23(日) 20:43:35 ID:jFP+pslk
「なんかしらけちゃったわねぇ。」
「そうね、せっかくのリゾートなんだしみんなで遊ぶほうがいいかもね……。」
「だな、そろそろ朝比奈さんも限界のようだし。」
ふと見ると鶴屋さんのリクエストはミクル伝説だけではなかったらしく疲れ果ててへたりこんでいるみくる、その後ろで汗もかかずにいる長門、綾波の両名とはひどく対照的である。
「そうですね、あ、ミサトさんたちも帰って来てるみたいだし…素直になると言えば僕も父さんと釣りしてみたいし…。」
「決まりね、じゃあみんなで晩御飯用に魚つり大会しましょ。」
「船はどうするんだ?」
「そんな物神に頼めば一発よ、二つの願いのうちまだバレーセットしか出してもらってないし。」
おっしゃる通り、そら!
俺の掛け声と共に海面にクルーザーが現れる。
よーし、約束は果たしたし後は 帰るときにまたそれぞれの世界に送るからそれまで楽しんでくれたまえ!
「じゃあキョンはみんなを呼んで来て、あたし達は要りそうなもの持ってくるから。」
そして船はゲンドウ達のいる海域へと走り始めた。
何か忘れ物をしながら…。
「WAWAWA忘れ物俺が忘れ物…」
321 :
34:2008/03/23(日) 21:20:16 ID:jFP+pslk
エピローグ
「いやー、いっぱい釣れたわね。」
「本っ当、晩御飯が楽しみだわ。」
「しかしシンジ君があんなに釣るとはな。」
「運が良かっただけですよ、それにとうさんが丁寧に教えてくれたから…。」
「よくやったな、シンジ。」
「帰ったら期待しててね、あたし頑張って料理するから。」
「頼むで委員長。」
「船の上でも良い写真取れたし最高だよ。」
「あはははは、みくるが魚にびっくりしてる写真ほしいなぁ。」
「あううぅいつまでも笑わないでくださぁい。」
「ほら、ごらんカヲル君、魚類は肛門と生殖器が同じなんだよ。」
「へえ、それは素晴らしいね。」
「ゆっくり羽根を伸ばせたかね?」
「はい、船上エアベースも盛り上がりましたし。」
「良いリフレッシュになりましたね。」
「副指令があんなに釣りがお上手なんて、私見直しちゃいました。」
「いやー、しかし大漁だったな。」
「まったく、海でも陸でも釣りの上手い男ね。」
「あら、ミサト、やきもち?」
「なわけないどしょ、うっさいわねぇ。」
「しかし楽しかったねえ、あれ?谷口は?」
「みっみっみらくる!みーのるんるん!」
322 :
34:2008/03/23(日) 21:23:42 ID:jFP+pslk
うかれたみんなを港で待っていたのは着替えさえ無く唇を紫に染めた谷口だった…。
リゾート編 おわり。
なんか間が開いて今一伏線拾いきれずなんかすまんかったorz
GJ!!良く最後まで完走してくれた
また何か思い付いたら是非投下して欲しい
>>34ー39のネタを元に一つ書いてる最中なんだけど、投下おk?
325 :
34:2008/03/26(水) 09:20:53 ID:???
問題ない、やりたまえ(ゲンドウ風
wkwk
>>324だが、今からいくぜー
とりあえず冒頭だけだけど
SIDE-HARUHI I
「新川さん、何があったんですか?」
ハイヤーの運転手然とした壮年の男性の顔をルームミラー越しに見る。
彼は前を見たまま、執事を連想させる礼儀正しさでロマンスグレーの頭を小さく下げた。
「申し訳ありません、詳しくは古泉からお聞き下さい。私からお話しするわけにはいかな
いのです」
「そうですか……」
その声がいつもよりも重く感じられたのは俺の気のせいか。
思わず漏れそうになったいつもの台詞を溜息と一緒に飲み込む。
それっきり互いに口を閉ざしたまま車内に響く低い走行音に耳を傾け、
いつだったか、突然この車に乗せられてどこぞに連れて行かれたときと同じように俺は窓の外を眺めた。
街灯とそれに浮かび上がる街路樹、時折すれ違う車のライト、自動販売機の明かりが流れていく。
目的地は分かっている。
そういえばそろそろ到着だと思って助手席のヘッドレスト越しに前を見ると、
ぼんやりとした光に浮かび上がる木々のシルエットが見え始めていた。
「ご武運を」
礼を言って公園入り口脇に止められた車から降りるとそんな声が飛んできた。
思わず「あ、はい」だなんて間抜けな返事が出た。
俺に見事な会釈を返し、自動ドアを閉じて走り去る黒塗りのハイヤーを呆然と見送る。
ご武運をと言われても俺が普通の人間なのは貴方も知っているでしょう、新川さん。
踵を返すと、自然と溜息が出た。入り口を塞ぐ黄色い車止めを避けて公園の中に入り周囲を見回す。
案の定と言うか何と言うか、予想したとおりのベンチの前でそいつらの姿を見つけた。
いつもの胡乱な微笑みではなく真剣そのものの顔をした優男と、いつもどおり制服姿で無表情のまま無謬な気配を纏った少女。
何かとこの公園には縁があるが、そのどれも俺にとっては突拍子もないことが多い。
家に帰ったら調べてみよう、きっとここは鬼門の方向にあるはずだ。
SIDE-HARUHI II
「古泉、どういうことだ」
電話で俺を呼び出し、あまつさえ自宅前に迎えの車まで寄越してきた優男に顔を向ける。
今更挨拶も必要ないだろう。
こんなに時間に突然、しかもこの面子で集まるということは、また俺にとってわけの解らない
――それも、またもやあまり歓迎できない――ことが起きたのだというのに間違いはないんだから。
過去に起きたわけの解らない事件の数々は、言ってしまえば人為的でありながら超自然的とでも言おうか、
不自然極まりなく自然に起きてしまった事柄であり、それについて誰かの責任を追及などしてはいけないらしい。
それは毎度のことで、殆ど開き直りとはいえそろそろ慣れてきてもいたが、
その経緯に関しては基本的に俺の意思など介在しなかったし、まして落ち度もなかったということは声を大にして主張しておきたい。
自然に不自然が発生するだの、その責任を追及するだのと言っているのは、
なんのことはない、その原因となっているらしい奴が俺のすぐ近くにいて、今まさにその不自然を起こしているらしいからだ。
「お馴染みの……というのは、僕にとっては、ですが」
いつになく沈痛に古泉が口を開く。
閉鎖空間。
その単語がすぐに出てきた。出てこないほうがおかしい。
むしろおかしいのはそんな単語がすぐに出てくる環境にいる極普通の一般人でしかないはずの俺なのかという話はともかく。
SIDE-HARUHI III
「そういうことです」
古泉が真剣な顔のまま大仰に頷く。
「ですが、正確に言うと今回はお馴染みではないのです」
まわりくどい言い方はいい、まず今現在あいつは――ハルヒは何をやってる。
「四十二分十四秒前に涼宮ハルヒがこの世界から消えた」
古泉が答えるより早く、その隣で黙って俺を見上げていた長門が口を挟んだ。
なんだって? ハルヒが、消えた?
「閉鎖空間の中にいる」
端的で分かりやすくて助かる。あまりに分かり易すぎて眩暈がしてくるくらいだ。
一年前の五月に起きた思い出したくない出来事が頭に浮かぶ。
長門を疑うわけじゃないが、思わず隣の小泉の顔を確認するように見ると、奴は無言で頷いた。
確かあの時も俺とハルヒはこの世界から二時間以上の間完全に消えていたと長門は言った。
それに加え、あの空間に自由に出入りできるらしい小泉はあの時……。
SIDE-HARUHI IV
「小泉」
全て言う前に芝居じみたようにゆっくりと首を横に振られる。
「仲間の協力も借り、既に侵入は試みてみましたが……」
というよりも、あの時、ハルヒが「こちらの世界」に帰ることを望まなければこの世界は終わるとか言ってなかったか。
「わかりません。先程も言いましたが、今までとはまったく異なる閉鎖空間なのです。
涼宮さんの作り出す閉鎖空間は限定的な範囲に展開された後、拡大していきます。
そこに神人が現れて世界を破壊し出すのですが、今回の閉鎖空間は極小サイズ……そうですね、
貴方の部屋と同じくらいの狭さなんです」
狭い部屋で悪かったな。
「そういうつもりで言ったわけではないのでご容赦を。ともかく、このようなものは初めてのことなのです。
しかも……神人が現れていないらしいということだけは分かっています。
入ることもできないのに何故分かるのかとは言わないで下さい。分かってしまうのですから説明のしようが――」
「あの空間は正確には涼宮ハルヒの力だけで作り出されたものではない」
台詞を遮って発せられた長戸の言葉に、古泉も驚いたように目を見開いて振り返る。
「統合情報思念体と同様か、それに類する存在が彼女の能力に反応して作り上げた空間。
もしくはその存在の持つ何かと干渉しあって発生した空間」
巨大カマドウマの気持ち悪いディテールが頭を過ぎった。なるほど、コンピ研の部長の事件の時と同じか。
SIDE-HARUHI V
「違う」
「それじゃまさか……あの天蓋領域とかって奴か」
俺の中学時代の風変わりなクラスメイトにつき従う不気味な日本人形のような長髪の少女――周防九曜。
長門と以前疲労で倒れさせまでした奴が、とうとう直接ハルヒを狙ってきたのか。
ふつふつと激しいものが込み上げてくる。
そんな俺の腹の中が見えたわけではないだろうが、珍しく長門の瞳に滲んだ一ミクロンほどの躊躇いと戸惑いのようなものに気勢を削がれる。
「違う。よく分からない」
「分からない?」
これまた凄まじく珍しい単語が出た。こいつが――情報統合思念体とやらが――分からないなんて、余程のことだ。
「情報統合思念体による呼称は定められていない。この世界で使われる俗称で言う異世界。
その時空間との接触面に涼宮ハルヒはいる。恐らく、その異世界の人間と一緒に」
なんというかもう、頭を抱えたくなるというのはこういうのを言うんだろうな。
……ハルヒ、喜べ。お前の望んでいた最後の不思議が目の前にあるらしいぞ。
SIDE-ASUKA I
「アスカをロストした?」
「はい。申し訳ありません」
膨大な書類の並ぶ執務机を挟んで正面で直立姿勢を保つ黒服の男と、その後ろに控える同じく黒に身を包んだ部下らしき男。
彼女は机に両肘をつき、組んだ手の上に顎を乗せてそれを見据える。
上下関係がすぐさま分かるほど、彼らの位置関係や態度ははっきりとしていた。
報告書ではなく、口頭での報告にきたということはそれだけ緊急を要することなのだろうが、
いかんせん問答のような形になってしまいやすい。それに苛つく。
長い紫紺の髪がさらりと肩口から流れ落ち、胸元に下がる十字のペンダントを隠すようにかかる。
階級証のバッジのついた赤いジャケットの内側に覗く、女性には似つかわしくないホルスターと黒く冷たい塊が覗いた。
照明は十分な光量を保っているのに、無機質で無駄に陰気なイメージの執務室があまり好きではない彼女にとって、
彼らはそれを増幅させる存在だった。
部署のしがらみといったものが第一で、彼女の所属する――ついでに言うならば彼女が所属長を務めてもいる――部署と、
彼らの部署があまり折り合いがよくないという事情はあるのだが、彼らが所属長ではなく、
部署の違う自分のところへ報告にきたということの不自然さからくる気持ち悪さ、
簡単に言えばそれは嫌な予感のようなものだった。
「街から出たならどこかの街頭カメラに映ってるんじゃないの?」
「いえ、全く。我々の目の前から突然姿を消したのです」
「まさか、拉致?」
冷静に尋ねるその話に出ているのが、彼女の『家族』のことだと聞いたら人はそのあまりの反応の冷徹さに眉を顰めたかもしれない。
SIDE-ASUKA II
「違うと思われます。このような事を言うと正気を疑われるかもしれませんが……」
言い淀んだ男の様子に彼女の表情が小さく揺れた。
彼らのような役目――護衛や監視、諜報など――で動く人間が動揺や躊躇いと言った種類の動きを見せる事はまずない。
淡々と役目を果たし、事実をありのままに報告する。ただそれだけのはずだから。
「セカンドを追っていたところ、突然その姿が消えました」
「貴方達を撒こうとしたんじゃなくて?」
彼女が真面目にその報告内容を検討しようという姿勢を見せたからだろうか。
男からは瞬間的に躊躇いが消え、淡々と言葉を並べ始めた。
「見失ったというのがこの場合正しいのかは分かりかねますが、見通しのよい交差点でのことです。
セカンドが我々の視界から消えたのは一瞬で、他に通行人や車もなく、街路樹や電柱いくつかの立て看板程度で、
他に隠れるような場所もありませんでした。電柱の影にセカンドの姿が隠れた次の瞬間、彼女の姿が消えたのです」
次第に彼女の目に真剣さが増していく。それが怒りなどではないことは、組んで顎を乗せていた手を解き、
背筋を伸ばしてそれを聞き始めた様子が表していた。
「……MAGIは使徒の反応は検知していないわ」
「我々もそれらしい物体は目にしておりません。
ですが、セカンドが突然目の前から消え、発信機などの反応もそれと同時刻に消失しました」
男から視線を床に落とし、ぎり、と歯を食いしばる。彼女の脳裏に過ぎったのは宙に浮くゼブラマーブルの球体。
果たして男がその状況に居合わせた時に同じものを思い浮かべたのかを窺い知ることなどはできない。
SIDE-ASUKA III
「……なんてこと」
「現在も捜索を続けておりますが、恐らく発見は困難ではないかというのが現場の意見です」
「……あの子はこの前使徒の精神干渉を受けたわ……もしかしたら使徒が興味を持った?」
それは、彼女がかつて闇に浮かぶモノリスを通して詰問された内容。
「そのあたりについては私どもにはなんとも」
「……そうね。……すぐにこのことは上に報告します。
貴方達は引き続きセカンドチルドレン本人ないし、行方の痕跡の捜索を続けて頂戴」
「了解。セカンドチルドレンないし、その行方の捜索を続けます」
気を取り直したように顔を上げ、きびきびと指示を出してきた彼女に彼らは復唱を返し、
了承の意を示すと踵を返して退室していった。
閉じた扉を見つめて彼女は暫し呆然とする。
先程の指示は、彼らを自分の部下と同じ感覚で扱うという、命令系統を無視した軽挙だったのだから。
所属が違うのだから彼らに指示を出す権限は彼女にはないし、彼らも厳密には彼女の指示に従う必要はない。
にもかかわらず、彼らは躊躇なく彼女からの指示を受け入れ、戸惑うこともなかったのだ。
事前に彼女の指示に従うよう言われていたのかもしれないし、
言われるまでもなく元より彼らはそう動いているだけなのかもしれなかったが、それは彼女の中に違和感を残した。
(十五使徒戦以降、決定的にアスカの重要性は落ちてる。
それも考慮してロスト報告を遅らせたりとかっていう遠まわしな嫌がらせをしてくると思ったのに、こんなに報告が早いなんて……。
それに、作戦部長の指示に保安諜報部の人間が従うなんてありえないわ。
もしかして、これ自体が嫌がらせ? ……それほど短絡的でもないか。
要するに、ゼーレにとってもこれはイレギュラーで、つまりはなんとかしろってことなのね)
SIDE-ASUKA IV
何時の間にか睨みつけていた扉から視線をインターフォンに移し、受話器を手にとる。
数回のコールの後、壮年の男の声が流れる。
<冬月だ>
「葛城です。至急ご報告することがあるのですが宜しいでしょうか」
<ふむ、碇は委員会への報告で席を外している。私が聞こう>
その言葉に彼女の目が表情が怪訝なものを感じ取ったように細められる。
(やはりゼーレにとってもイレギュラーなのね)
あくまで平静を装い、先を続ける。
「もしかしたら使徒が関わっている可能性も考えられます」
<なんだと? ……話は司令室で聞こう。赤木博士も一緒に来るように伝えてくれ>
「了解しました。では十分後に伺わせていただきます」
<うむ>
受話器を置き、そのままの体勢で暫し俯いて机の先の床を睨みつける。
やがてその口から漏れた声に先程までの冷徹な響きはなく。
執務室に反響することもなく消えたその声の意味を推し量る者はいなかった。
「アスカ……アンタ一体どこにいるの」
まだアスカもハルヒも出てないけど、とりあえずここまで
書き溜めたらまたぼちぼち投下しま
まだこのスレあったんだ
GJ、続きを松
339 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/03/31(月) 02:30:57 ID:Tpj2k7DZ
GJ
キョンとシンジATフィールドが強いのはどっちかな?
もしかしたらキョンもエヴァンゲリオン操縦できるかな?
乙かれです。
なかなかシリアスで、読ませるなあ……。
続き期待しています。
いい感じ。続きに期待してます
342 :
34:2008/03/31(月) 12:24:01 ID:Xa0rNpv4
正直勢いで書いた物をここまで細かく書き込まれるとちょっとこっぱずかしい訳ですがw
しかしうまいなあ…キョンらしい台詞まわしとか…えー、谷川さんですか?w
なにあげてんの?しねば?
そこまで言わんでも
343 = KY
Unknown I
白い天井に蛍光灯。
目が覚め、まず目に入った光景を自分の記憶の中にあるものとつき合わせる。
それが覚えのないものだと彼女の頭が理解するまで、数秒とかからなかった。
「起きるなら起こした時に起きなさいよ。拙い状態なのかと思ったじゃない」
同時に横からかけられた聞き覚えのない声に、彼女は反射的に寝かされていたベッドから転がり降りた。
声のしてきた方向とは反対、窓のある側に素早く着地すると、ベッドの陰に隠れるように身を低くしたまま構える。
奇妙な赤い髪留めでツーサイドアップにされた飴色の長い髪が大きく靡く。
吊りスカートとジャンパースカートをかけあわせたようなデザインの青緑の制服が翻り、彼女の動きを遅れてなぞる。
睨み付けた先、先程の声の主であるらしい――彼女と然程歳の差のない――少女の姿。
眠る彼女の側でずっとそうしていたのか、腕を組んで丸椅子の上で胡坐をかいたまま、彼女を少し驚いたように見ていた。
その少女の情報を記憶から探る。
しかし彼女には全く見覚えも聞き覚えもなく、該当する人物が思い当たらなかった。
白と水色が基調のセーラー服。
肩にかかるほどの長さの黒髪を黄色いカチューシャで留めた髪型。
顔や声以外の物ですら、どれをとっても彼女の記憶にかすりもしない。
かけられた言葉と少女の容姿――最近アジア系の顔立ちの違いを区別できるようになった――からすると、日本人であるのは間違いないだろうという程度。
自分よりも――こちらはまだアジア系の顔立ちから年齢を類推するのに慣れていないので自信がなかったが――少し年上なのだろうと分析しながら、彼女は口を開いた。
「ここはどこ?」
端的に問いながら、少女が武器らしいものを所持していない事を確認し、視界の正面に捉えたまま周囲を確認する。
リノリウム張りの床にリクライニング機能付きのパイプベッド。
白いベッドマットに白いシーツ。
視界に入るもので判断する限り病室のような雰囲気。
一瞬見えた窓の外は明かり一つなく完全な暗闇だった。
Unknown II
「知らないわよ。目が覚めたらこんなところに閉じ込められてて、隣であんたがのびてたんだから」
ふっと息を吐き、少女が胡坐を解いて軽く伸びをしながら返してくる。
その口調に若干安堵が含まれているように感じたのは彼女の気のせいなのか。
それとも、そんな小さなものに気付くほど、彼女の周りには人を気遣う余裕の残っている人間がいないということの現れなのか。
(取引材料に何かあったら拙いだけ、か)
楽観を捨て、緩みかけた警戒心を引き締める。
武器になりそうなものは身につけてはいないようだったが、隠し持っている可能性は否定しきれない。
ベッドの下やその向こうに見える少女の足元にも同じく。
というよりも、周囲に何もなかった。
蛍光灯が白い壁や天井全体を眩しいほどに照らしているにも関わらず、何故か沈んだような暗さを感じさせる部屋。
背後の大きな窓と目の前のベッド、少女が座っている丸椅子の他にインテリアと呼べそうなものといえば、部屋の片隅で低く唸りを上げる冷蔵庫のようなボックスだけ。
自分は普通に道を歩いていたはずだった。
最後の記憶は、交差点を曲がったあたり。
その直後に何かあったのか。
突然倒れて目の前に座る少女が色々と手配してくれたという可能性もなくはない。
(でも……何かあったのならジオフロントの病院に運び込まれるはず)
Unknown III
ベッドの影に隠れるように警戒態勢をとったままの彼女に、少女は怪訝な表情を浮かべた。
「あんた、何やってんの。まだ具合が悪いなら寝てなさいよ」
先程少女は言ったことを彼女は反芻する。
『目が覚めたらこんなところに閉じ込められてて、隣であんたがのびてた』
嘘だった場合、彼女は何のためにそんな嘘をつく必要があるのかという話になる。
本当だった場合、一つのベッドしかない病室に二人まとめて放り込んだ挙句に閉じ込める病院などない。
最終的に――というよりも当初から――彼女の思考には「拉致」の二文字しか残らなかった。
あとは目の前の少女が「敵」なのか「巻き込まれた一般人」なのか。
お互い何の拘束もされてはいない。
もし「敵」なのだとすれば、つまりはそれだけ格闘技能に自信があるということなのだろうと判断し、彼女はより警戒を強めた。
青い瞳が鋭く少女を射抜く。
見た目が学生だからといって相手が本当に学生だと安易に信じるのは愚の骨頂だとばかりに。
彼女は幼少の頃よりそう教えられてきた。
目視こそしていないものの、感じ取る事のできる自分の着衣の乱れ。
他に何の異常も感じられず、暴行などは受けていないらしいことに僅かに安堵する。
しかし、直前に自分が何をしていたのかすら思い出せないということは、何らかの薬物を投与された可能性も否定できない。
ともあれ、自分についているはずの護衛なども役に立たなかったという事実に、彼女の瞳には失望の色が広がった。
それは、あるいは絶望だったのかもしれないが。
乙。スタレイ通りの緊迫展開に・・・
乙かれです。
アスカかっこいい!
351 :
34:2008/04/07(月) 00:32:18 ID:???
続き待ちあげ
352 :
34:2008/04/10(木) 11:08:06 ID:???
「ねぇアスカちゃん、なんでそんな格好いいの?」
「何言ってるのよハルヒ!これが本来のアタシなんだから。」
「でも今までと全然違うじゃ無い、まるで別人よ?」
「それはアレでしょ…『神』の力不足なんでしょ?文章的に。」
「あー、そうかもねー。」
う、うるさいわい!
Unknown IV
一方、そんな彼女の反応を暫く怪訝に見詰めていた少女は、はっと我にかえるとその瞳を輝かせだした。
顔立ちに僅かなアジア系の色が見て取れるものの、明らかに白人の色の濃い彼女に日本語が通じるらしいことが嬉しかったのか。
それとも、彼女の反応速度や身のこなしそのものに改めて何か感じるものがあったのか。
詰め寄るようにベッドの上に身を乗り出しかけたところで、彼女が応戦態勢に入っていることに気付いて動きを止める。
彼女から漂っている気配が冗談などではない事に気付いたのだろう。
「何勘違いしてんのよ、別にあんたをどうこうしようってんじゃないってば」
その様子に微かに滲む――特に少女のことを知っている者からすれば珍しいであろう――動揺。
しかし、それに気付いたのかそうでないのか、身構えたまま瞳の剣呑さが増していく彼女に、それ気に留める兆候はない。
「さっきのアタシの質問が聞こえなかったの?」
追い詰められた人間の色々な意味での危うさが彼女から滲む。
それが少女を戸惑わせたのだろうか。
ただの警戒というにはあまりにも激しい、明確な敵意。
無論、そのようなものを向けられる覚えなど微塵もない。
一瞬少女は言葉に詰まったが、次の瞬間、機嫌を損ねた様子を隠すことなく腕を組んで仁王立ちになった。
「だから知らないって言ったじゃない。あたしだって気がついたらここにいたんだから」
沈黙。
やがて彼女は平坦な口調で静かに口を開いた。
「そう。それじゃアンタの名前と住所、通っている学校は? これは応えられるわよね?」
「人に名前を尋ねるのなら――」
「答えなさい」
Unknown V
それはヒステリックな叫びなどではなく。
その低く恐ろしいまでに昏い彼女の声と瞳に少女は開きかけた口を閉じた。
相手をその手にかけることも厭わないほどの疑心暗鬼。
狂気一歩手前の彼女の気配に、それ以上の敵対的な態度はマイナスにしかならないと悟ったのだろう。
命令口調に苛ついた様子を見せながらも、少女は素直にそれに従った。
「涼宮ハルヒ。兵庫県西宮市――」
「適当なこと言うんじゃないわよ――」
遮られた言葉に、ハルヒと名乗ったその少女は今度こそ眉尻を吊り上げる。
「はぁ? 何言ってんのよ、あんたが答えろって言ったから――」
「お生憎様。セカンドインパクト後に統廃合されて残った県名にヒョウゴなんてものがないことくらい知ってるの」
またも遮られる。
「アタシが日本に来てそんなに経ってないからって甘く見すぎたようね」
それで何かを確信したのだろう、彼女は自嘲的な笑みを浮かべながら溜息を吐き、構えを解いて力なく腕を下げて立ち上がった。
「まともにカヴァーストーリーも用意できないような三流工作員に拉致される程護衛が甘いなんて、アタシはもう本当に用無し――」
「ワケ分かんないことぺらぺら喋ってないで人の話を聞きなさいよ!」
今度はハルヒが遮る。
明らかに自分よりも年下であるらしい――白人の血が濃いにしては小柄な――彼女を真っ直ぐに睨みつけながら。
しかし、彼女は半ば虚ろな目を向けるだけ。
Unknown VI
「好きにすれば? どうせアタシはもう何の価値もないんだから」
「私は誘拐犯でもなんでもないってわざわざ言わなきゃわかんないワケ!? 何なのよ全く……」
丸椅子に再びどかりと腰を下ろし、ハルヒは腕を組んだままそっぽを向く。
しかし、それを無視して彼女は部屋を見回した。
抵抗しなければ、これといって身の危険はないと判断したというよりも、何かを諦めた様子で。
ハルヒの後ろにはドア、自分の後ろには窓。
もはやそれらが開くかを確かめる気力も、その向こうに誰がいるのか、何があるのかを確かめる気力もないようだったが。
深く溜息を吐いてハルヒに向き直る。
好きにしろ、もう抵抗する気はないと暗に語る濁った目。
普通の人間ならば彼女が精神的に病みかけている、もしくは既に病んでしまっているのだと判断するのだろう。
何らかの妄想に取り付かれている、と。
だが、ハルヒは腕を組んだまま彼女に向き直ると、疑問を口にした。
「セカンドインパクトって何よ?」
「……好きに言ってれば。もう芝居に付き合うつもりはないわ」
向き合ったまま座り込むと、彼女は膝を抱えて顔を埋め、丸くなった。
飴色の髪がさらさらと肩を流れ落ち、その顔を覆って隠す。
馬鹿にされている、もしくは下手な三文芝居だと認識しているのだろう、
しかし、それでもハルヒは食い下がった。
「勝手に自己完結していじけてないであたしにも情報寄越しなさいよ。あんたの名前は?」
沈黙。
ベッドを挟んで反対側で膝を抱えて丸くなっている彼女を見下ろしながら、ハルヒは睨みつけるようにしてじっと待つ。
やがて膝に埋まっていた彼女の顔が僅かに上がり、見上げ睨むような視線が垂れた飴色の髪の中から向けられた。
Unknown VII
「……本当にただの学生なわけ?」
その表情と口調から先程までの疑念が薄らいた様子が伝わってきて、ハルヒの言葉がそんな彼女の頭上にたたみかけられる。
「今質問してるのはあたしよ。今度はあんたが答える番」
すっと完全に顔があがる。
鳶色の瞳と蒼い瞳が正面からぶつかり合う。
やがて、深い溜息と共に膝を抱えた手を解きながら口を開いたのは彼女だった。
根負けしたのかと言えばその通りなのだろう、呆れや諦めのような雰囲気が強く出る。
「……惣流・アスカ・ラングレーよ」
「やっぱり日本人の血も入ってるのね。 ラングレーってことはアメリカ人? そんな空母確かあったような気がするけど。――」
やはりハルヒも不安と退屈からくるストレスが溜まっていたのか。
アスカと名乗った彼女の言葉を皮切りに、次々に言葉が繰り出される。
監禁され、傍らには昏睡状態の人間が転がり、覚醒後は敵認定され、挙句の果てに殻に篭もられていれば無理もないのかもしれない。
その言葉が相手の返答を待つまでもなく自己完結されていく様子にアスカは一瞬呆然とし、表情にその無遠慮さへの不快感が表れだす。
「……あ」
しかし、ハルヒは突然何かに気付いたように一瞬呆けると、次第にその表情が苦々しいものに変わった。
丸椅子に座ったままベッドにだらりと上半身を預けるように伏せ、目に見えて態度が投げ遣りになる。
それを見て、アスカは訝しげに眉を顰めた。
Unknown VIII
「……何よ」
ペリカンのように下唇と一緒に顎を突き出して眉根を寄せる姿が表すものは、落胆と不機嫌以外の何物でもない。
「……別に。それが夢だって分かってると興醒めするっていうか、つまんなくなると思っただけよ。
……日本語ペラペラの金髪碧眼キャラだなんてレアなの、そうそういないのにさ」
「……夢?」
その口から出た単語にアスカはぴくりと反応した。
「夢の中でそれが夢だって分かった後、楽しもうとする人と、やる気なくす人っているじゃない?
あたしは後者なのよ。現実に起こりえない事はやっぱり現実じゃないんだって思い知らされて落胆させられるから」
「……アンタ、何言ってんの?」
見上げてきたアスカの顔にハルヒも冷静さの気配を感じたのか、身を起こすと説明を始めた。
本当はそれすらも無駄な労力だが、夢から覚めるまでの時間潰しだと言わんばかりのやる気のなさで。
夢の内容を語るのに躊躇する人間などいないだろう。
それが夢であると――妄想であると本人が認識しているのだから。
勿論アスカが引っかかったのは、その話の内容そのものではなく。
ハルヒが「今この瞬間が」夢であると言ったことを聞き逃さなかったから。
それが先程言っていたカヴァーストーリーの一部であるという可能性も捨ててはいないのか、何かを読み取ろうと真剣に耳を傾けた。
しかし、その内容は荒唐無稽でアスカの眉を更に顰めさせただけ。
曰く、自分の部屋で寝ていたはずなのに、気がついたらクラスメイトの男子とたった二人で学校に閉じ込められていた。
曰く、学校から見下ろした街に何の光も灯っておらず、何の音もなく、誰の気配もない無音無光の世界だった。
曰く、そんな世界なのに電気は通っていたり水道も使えたりと奇妙な部分ばかりだった。
曰く、あまりにもリアルで、目が覚めたその瞬間まで夢である事に気付かなかった。
確かに彼女の言うとおり、それは夢物語。
Unknown IX
アスカが落胆したように溜息を吐く。
目の前の少女は巻き込まれてしまった一般人に間違いないと判断したのだろう。
状況を受け入れきれず、これが夢なのだと思い込む事で現実逃避をしているのだと。
そんな彼女の様子を一瞬見やり、ハルヒは椅子から立ち上がると、壁に近寄ってすっと手を伸ばした。
その表情に浮かんでいるのはつい今までの投げ遣りなやる気のない表情ではなく、子供のような笑み。
「で、この部屋がその時の夢に出てきた学校の状況と色々似てるのよ」
手の触れた壁が波紋を描き、歪む。
正確には壁の直前の空間が、だろうか。
油膜のように虹色の光を滲ませながら揺らいだあと、手を離すと何事もなかったかのようにただの壁に戻る。
それを見た瞬間、アスカは自分の背中を預けようとしていた壁から飛び退った。
「大丈夫よ、単に触れないし、何も通さないってだけ」
どうだ、恐れ入ったか、自分の言う事を信じたか、といたずらを成功させたかのようにハルヒが得意げにアスカを振り返る。
その言葉からすれば、既に色々と試してみたということなのだろう。
笑いながら言う彼女に、しかしアスカは壁を睨みつけて表情をこれ以上ないほどに険しいものに変えた。
「A.T.フィールドッ!?」
Unknown X
その激しい反応にハルヒが興味深げに訊ねる。
「あんた、これが何なのか知ってるの?」
たとえ夢の中であろうとも面白そうであればそれでいいということなのか、目を輝かせだした彼女は中断していた話を再開する。
「でさ、半透明の光る巨人が現れてあちこち壊し始めるの。だけど、キョ――間は端折るけど、そこで目が覚めたのよね」
「目が覚めた? ……光の巨人?」
アスカの顔が、険しさはそのままに僅かに青褪める。
「そ。それで気がついたら自分の部屋のベッドの上」
「……アダムが出たの?」
壁の件を目の当たりにしてから、ハルヒの話をただの夢物語と斬って捨てるのは意識の範疇から消え去ったようだった。
周囲を改めて見回し、やはり何もないことに舌打ちすると、ベッドを回り込んでハルヒが座っていた丸椅子を持ち上げる。
「だから無駄だってば」
「分かってるわよッ!」
吐き捨てるように返してから振りかぶり、それを力任せに窓に向けて投げつける。
ただの硝子ならばそれだけで砕け散るか、強化硝子であっても激しい衝突音を出す――はずだった。
しかしながら、それは硝子に当たると、先程と同じく虹色の波紋を残して音もなく受け止められ。
やがてじわりと粘性のあるものから剥がれ落ちるよう落下すると、床に跳ね返って派手な音を響かせた。
Unknown XI
「蹴っても駄目だったし、ゆっくり力を入れて差し入れようとしても駄目だったわ。窓も扉も」
溜息半分にハルヒが再び壁をひたひたと――波紋が立つばかりで音はないが――叩く。
「アンタ不用意に行動しすぎよ! 触って手がどうにかなったらどうすんのよ!」
今度は天井に向けて靴を投げつけてみながら――それもやはり虹色の波紋に遮られた――アスカが怒鳴る。
しかし、ハルヒは呆れたような顔をしてそれを受け流した。
「さっき言ったことくらい覚えときなさいよ。前に同じ夢を見たことがあるって言ったじゃない。
その時に触ったけど何ともなかったもの。ただの変な壁よ」
アスカの手を取り、引き寄せる。
振り払おうとしたアスカは彼女の意外な腕力にあっさりとその手を壁に押し付けられた。
一瞬体を強張らせ、冷たい寒天のような手触りのその空間を凝視する。
弾力のあるその「壁」は僅かに彼女の手を受け入れたが、数センチも進まないうちにびくともしなくなる。
「これで分かったでしょ」
どうだとばかりに得意気な笑顔を見せ。
ふっと息を吐いて、掴んだアスカの腕から手を離す。
「ま、どうにかなったところで無駄にリアルな夢だもの。こんな刺激的なことが現実に――」
言いかけて言葉を飲み込み、振り返る。
その目に入ったのは自分に向けて腕を振りかぶったアスカの姿だった。
乙かれです
えらい引きですねw
続き期待してます
いちいちageんのがキモい
363 :
34:2008/04/18(金) 03:15:11 ID:???
超番外カオス編
というわけで今回は順レギュラーキャラのお前らを呼んでみた、存分に語れ。
「おいおい、俺たちだけで女の子はいないのかよ!?」
「谷口は本当にスケベだよね。」
「ま、僕はどうだっていいけどね、兵器無いし。」
「かー!お前ら!せっかくの出演チャンスを何やとおもっとる?男ならきっちりやらんかい!」
「トウジはいいよな。」
「何がや?」
「委員長とはラブラブ、しかもメインストーリーにしっかり絡んでるじゃないか。」
「そうだね、僕なんか本当に空気扱いだよ。」
「だな、俺たちよりずっとましだろ?俺なんかWAWAWA忘れ物だぜ。」
「う、うるさいわい!それを言うたら谷口さん、あんただってらっきーちゃんねるとかえらい人気者らしいやないか!」
「ちょっと待て、アレは俺であって俺ではない、白石稔という中の人がだなぁ…。」
「し〜ら〜い〜し!」
「え?あきら様?なんでここに?」
「あんた本番前に何やってんのよ?」
「す、すいませんあきら様!これには事情が…。」
「あんたの事情なんて聞いてないわよ!あんたの仕事は何?ここでうだうだ喋ること?」
「い、いえ、あきら様のアシスタントです…。」
「ならあたしより先にスタジオ入って段取りするべきでしょ!?」
「わ、わかりました!」
「あ、谷口…行っちゃった。」
「あんたたちもこんなところで無駄話してるくらいならさっさと解散解散!」
「あ、ねこ娘!」
「鬼太郎〜って?あれ?誰?」
「見た目は子供!頭脳は大人!その名は!バーローwwwww。」
「なぁ、わいら何やってんやろ?」
ってなわけで保守。 はいgdgdwww
乙。みんな何でも良いからどんどん投下してw
保守
保守
釣られに行ったのにガチかよww
保守
371 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/05/07(水) 22:18:34 ID:IDd2rSFb
連休にハルヒの2話だけ初めて見た。Yahoo動画で。
こんなスレが立つのも納得した。確かにアスカとハルヒってかなり似てるのなw
荒れそうな話題かも知らんが、どっちが美人なのかな?
俺の予想じゃ僅差でアスカかな。アスカはラブレター攻勢や隠し撮りを受けてる
場面があるが、ハルヒにはないし。
ハルヒが中学の頃はとっかえひっかえだろ……
373 :
34:2008/05/09(金) 01:16:09 ID:???
シリアス展開の続きが来ない件について。
>>373 仕事が忙しすぎて死にかけてる件について
保守
ハルヒの主要キャラ全員EVAとかぶってんだな。
わざとだよなぁ?
そこに気付いた人も多くて各地でパクリ疑惑が検証・話題になってる
作者も元エヴァヲタという噂も。まあそれが事実でもハルヒは汎用したアスカパクリの中でも随一
のキャラとは言えるが
アスカハルヒ、シンジキョン、綾波長門、タブリス超能力者、はわかるけど
みっくるんるんは?さすがに独自の位置のキャラかいな?
379 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/05/15(木) 23:04:03 ID:Yyk/h1A+
強いて言えば委員長かマヤじゃね?
ミサト
朝比奈(大)を忘れてないかおまいら
書き忘れ
カヲルは佐々木が対応する(原作読んでないと分からんと思うが)
キョンをシンジとするならまさしく
古泉は似た部分はあるが、どちらかというと位置的に加持に近い
アスカやシンジの観察者、導き手、保護者みたいな位置での加持な
383 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/05/16(金) 00:45:43 ID:hnqkYzGw
つまんねー萌えを抜いたら何も残らない無駄なアニメ
384 :
エヴァ漫才:2008/05/16(金) 03:21:04 ID:52u/So27
保守
388 :
34:2008/06/05(木) 22:32:07 ID:???
さてそろそろ何か書くか。
保守
協調性というのはみんなが同じ考えをすることもなければ、集団の中で個人が犠牲になることでもありません。
各個人が尊重され、また多種多様な考え方が共存するというのが真の協調性です。
「共生社会」を作るには「皆同じことをする」のが大事なのではない。互いに「認め合う」のが大切なのだ。
ハルヒって多分アスカの生まれ変わって転生した姿だと思うw
393 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/06/19(木) 22:16:15 ID:8p96UL6I
ハルヒのアニメ見たことないけど、そんなにアスカと性格にてるのか?
アスカが好きでもう一度会いたいならハルヒ見れば良いと思うよ
362 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 2008/03/18(火) 03:33:33 ID:91/4f3w9
原作とアニメ両方見たが口調、仕草だけじゃなくハルヒ程アスカに似てるのは他見てもそうそういないと思ったよ
成瀬川なるみたいな作者がアスカをパクった奴よりもツンが強くデレが読み取りにくいしな
本当は好意寄せてるのはゲームブックの如く探さないと
そのムカつくという本気の我の強さもアスカとハルヒ位しか存在しない共通点。他は甘い
髪型に特色がある外見除けば長門=レイライン超えてるだろと。長門はレイの不気味な正体や不明だった
内面のブラックボックス薄めて何考えてるか分かったり、成長して
恋愛に走るというテンプレ化した一人であってアスカから見た成瀬川レベルでしかないと思う
保守
396 :
34:2008/06/22(日) 00:02:12 ID:???
「もう、ぐずぐずしないでよ!馬鹿シンジ」
「だって…こんな格好嫌だよぉ!」
今、シンジはウィッグをかぶせられ北高の制服を着せられていた…女子の。
「いいからさっさと立つ!それからこれもちゃんとつけるのよ!」
アスカの手には特殊加工された耐熱プラグスーツが握られていた。
事の起こりはこうだ。
やぁ、俺だしばらく放っておいてすまんな、ちなみにこの通信はSOS団のPCとネルフ本部の主モニターに同時に流している。
まぁなんだ、神こと俺だな。
んでまぁあれだ、せっかく仲良くなったんだ、俺が呼んだとき以外でもコミュニケーション取りたいだろうから通信を確保しておく、やり方は追って報告する、有意義に使え。
というわけで二つの世界をネットでつないであげたわけだが…そのネットワークがあろうことかニコニコ動画の踊ってみたにつながっちゃったわけだ、何故か。
そんな面白いことを放っておくハルヒではない、本家SOS団によるハレ晴レを投稿して神扱いされてたわけだ。
そこで!アスカもやってみることにしたわけだ。
ちなみになぜシンジが女装をしているかというと完璧主義のアスカが「どうせ5人ならチルドレンでやりましょう。」などと言い出したため。
本当ならばシンジとカヲル、アスカ、レイにヒカリかマヤあたりを加えるべきだったのだがチルドレンでやるとなると話は変わってくる。
さすがにトウジを朝比奈さんにするわけにもいかずシンジを女装させることになったのだ。
「しかし意外やな、シンジに女装が似合うやなんて。」
「美しいよシンジ君、このままさらってしまいたいくらいだ。」
「しっかしシンジのくせにアタシよりおっぱい大きいなんてむかつくわね。」
もちろんプラグスーツによる偽物の胸なのだがアスカがどっかで聞いたようなセリフを言いながらもみしだく!
「やめてよぉ。」
さすがに「ふぇぇぇぇ、やめてくださぁい。」とはいわないがどこかデジャヴである。
そんな中レイだけが「巨乳ナディア。」などと小さく呟いていたりする。
ちなみにトウジとカヲルは北高男子制服、アスカとレイは女子制服でレイにいたってはどっかで見た割れためがねをかけている。
「さ、やるわよ。」
アスカの掛け声にダラダラと並び始めるチルドレンたち、シンジにいたっては変な性癖がつかなければ良いのだが…。
ところでスレタイの「アスカー」って何?
『ー』?
俺には見えないキコエナイ
保守
保守
401 :
34:2008/07/02(水) 17:45:24 ID:???
テッテレッテー、テッテレッテーテーテー♪
おなじみの音楽の中踊り始める5人。
大張り切りのアスカ、事も無げに踊るレイとカヲル。
そしてこの二人…シンジとトウジは例によってバラバラのぐっちゃぐちゃだった。
「ストーップストーップ!」
アスカの掛け声で皆ストップ。
「何やってんのよあんたたち!ちゃんと昨日見せたでしょ?」
たしかに昨日アスカにハルヒ達のハレハレを見せられてはいるが見るとやるとでは大違い。
「そんな事言うたかて、いきなり踊れっちゅうほうが無理やろ。」
「そうだよ、ユニゾンの時だって時間をかけて合わせたじゃないか。」
「この二人はちゃんとできてるわよ!あんたたち練習が足りないのよ練習が!」
そりゃある意味完璧超人であるレイやカヲルと比べられたら誰だってジェロニモである。
「とにかく!今日中に何とかするわよ!ミュージックスタート!」
テッテレッテー♪…
1時間後
「ストーップ!全然だめじゃない!休憩よ休憩。」
一息ついて休もうとする4人。
「ちょっと、なんでシンジと鈴原まで休んでるのよ?あんたたちは休みなしで練習よ練習。」
「そんなぁ…。」
「何でわしらだけ休み無しなんや!」
「あんたたちがへったくそだから!飲むもの買ってきてあげるから踊ってなさい!行くわよ!ファースト!フィフス!」
そういってアスカは二人を連れてバンッ!とドアを閉めて出て行った。
403 :
34:2008/07/06(日) 03:35:48 ID:???
「仕方ない、練習しようよ。」
「ホンマ先生はマジメやなぁ…よっしゃあの高慢ちき女驚かせちゃる!」
テッテレッテー♪
テッテレッテー♪
テッテ…
「はぁ!はぁ!はぁ!どうやシンジ!上手いこいっとるんやないか!?」
「はぁ、はぁ、なんとか…怒られなくて済みそうだね。」
そこそこ踊れるようになって自信がついてきたようだ。
「しっかしあいつら何処まで買い物いっとるねん…のど渇いてたまらんわ。」
「本当、遅いな、何かあったのかな?」
その時、ドアをドンドンッとノックする音がした。
「ちょっとシンジ!何鍵かけてるのよ!早くあけなさいよ!」
アスカである。
「鍵なんかかけてないよ?おっかしいなぁ。」
言いながらドアに向かって歩いていくシンジ。
「ほら!かかってないってば!」
ノブのサムターンを確認し返事をする。
「そんなこと言っても開かないものは開かないんだから!早く何とかしなさいよ!」
言われてドアを押したりひいたりするが一向に開く気配はない。
どうもさっきドアを閉めた勢いでおかしくなっているようだ。
「開かないよ、そっちからはどう?」
「こっちからも色々やってるけど開かないのよ!」
レイかカヲルがATフィールドを使えばどうにかなりそうでもあるがそこまでするつもりはないらしい。
カヲルに至ってはニヤニヤしながら楽しそうに観察している。
「シンジ、ワイに貸してみ、このドア引っ張るほうやからこうやって…。」
言うとドアノブをつかみながら片足を壁にあてて。
「こうや!」
一気に力を入れる!
と同時に手がすべる!
「わわわわわ!」
ドーン!吹っ飛んで頭を打った。
続きwktk
405 :
34:2008/07/09(水) 09:29:17 ID:???
「トウジ…トウジ…。」
『なんやぁ…誰か呼んどるなぁ…。』
ハッキリしない意識でうっすら目を開けるトウジ。
『あれ?なんや美人のねぇちゃんやないか…。』
思わずギュッと抱きしめる。
「ちょっとトウジ!僕だよ僕!」
必死に抵抗するシンジだったがトウジには伝わってないようだ。
ドンドンドン!
「ちょっと!何やってるのよ!?」
外からのアスカの声も空しく朦朧としたままのトウジに押し倒されかけるシンジ。
何故かカヲルがニヤニヤしている。
レイはレイで何やら顔を赤らめて無言で立っている。
どうやらこの二人には中の様子がわかるようだ。
「ちょっと!トウジ、いいかげん怒るよ?」
言われながら上着の裾から手を入れられる!
「あっ!ああっ!」
ピンポイントで弱いところを触られたのか予想外の声を出すシンジ。
はたしてシンジの貞操やいかに?
そのときである
遠くから声が聞こえる
「…すーーーーーーーー…」
その声がだんだん近くなってくる!
「…ずーーーーーーーー」
そして廊下の角を曲がった!
「はーーーーーーーーーらーーーーーーーーー!」
人外の速度で迫るもの!音よりも早いもの!そう、ヒカリである。
「いいかげんにしなさーーーーーーーーい!」
言ってドアに蹴りをぶちかますっっっ!
ガコン!ガラガラ…
音を立てて無残に砕け散るドア…
そしてそこには腰に手を当てて仁王立ちしているヒカリの姿が…。
綾波と長門の違うところは、綾波は統合失調症なのに対して長門はアスペルガー障害だということだ。
保守
408 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/07/25(金) 09:04:07 ID:UBKCt/2k
※このスレをお気に入りに登録しました。
409 :
忙しい名無しの村正:2008/07/25(金) 09:10:03 ID:WfyY5by3
つーか、冬馬さん(冬至)災難だったねぇ・・・。
410 :
忙しい名無しの村正:2008/07/25(金) 10:45:02 ID:WfyY5by3
毎度毎度思うけど、自分で作ったAIDSという病を自分で行く男、
獅子王凱(ダイゴウジガイ)
どーしょーもないな(サイボルテッカつかうまでない)
411 :
忙しい名無しの村正:2008/07/25(金) 10:45:58 ID:WfyY5by3
日本人でありながら太陽(アメリカサンシャインタワービル)
を次々と破壊したことでゆ有名
412 :
忙しい名無しの村正:2008/07/25(金) 10:47:03 ID:WfyY5by3
ルルーシュと黒の騎士団を含め、
Jap=臆病者の称号を不動にした連中。
つーか、ガンダムの前にアメリカだろ!!
413 :
忙しい名無しの村正:2008/07/25(金) 10:49:05 ID:WfyY5by3
現在Japは各国指名手配中。
みんなで歌おう死ね死ね団のテーマ
リメンバー♪大空舞う白銀の翼〜♪
リメンバー♪パールハーバー♪
つまり、ソレスタ(Jap)=全世界テロ!!
414 :
忙しい名無しの村正:2008/07/25(金) 10:50:36 ID:WfyY5by3
伝説の前に自分達の神話オーバー象牙塔クラスを
何とかしろ、というノリ。
全員殺しても世界中誰も文句言わない。
むしろその方が丸く収まる
ちなみに名前は映画上第二次世界大戦(きっぱり)
(正式文章は第何次かは不明)
415 :
忙しい名無しの村正:2008/07/25(金) 10:56:38 ID:WfyY5by3
神話上現存するので最も高位の金属は?
答え 銀
何故なら、金は銀より上だと名乗った後、銀に負けたため
虫に変えられた傲慢な生き物と同じ位置だから。
さらにそれでも嘘をつき続ける白い金を白金というらしい。
故に銀は高位魔族にすら通用する最高位金属の代名詞
故に中世では食事の際は銀が多用された。
錬金術の行く末が金であるのは、金がもっとも卑しい金属
であるからといわれている。
これくらいしっとかないとファンタジーや貴金属業界
生きられない
416 :
忙しい名無しの村正:2008/07/25(金) 11:00:15 ID:WfyY5by3
ちなみに存在しない金属(ブラックメタル)の中には、
真の銀と言われたり、破邪の銀といわれたりするミスリル
(現実には銀は腐食性が強く、温泉に入れたりすると)
(すぐに硫黄等と反応し、価値がなくなる)
(故に最も扱いの難しい金属)
(銀が破邪をすることはまずない、というのが元来の見解)
((大抵は魔法によって行われる))
う〜ん、現代語は難しい・・・・。
(この子・・・上位古代語使い?古代精霊語すら入る)
417 :
忙しい名無しの村正:2008/07/25(金) 11:03:35 ID:WfyY5by3
故に、光と闇の融合はありえず、
(どちらかが灼かれて滅ぶ。光と闇は相容れない)
(太陽の中に氷を放り込むようなもの)
(マグマの中に人間を入れるようなもの)
それに、合金自体無重力化でしか生成不能のため、
重力か人類と卑金属の融合はありえない
418 :
忙しい名無しの村正:2008/07/25(金) 11:04:30 ID:WfyY5by3
重力かじゃなくて、重力下
419 :
忙しい名無しの村正:2008/07/25(金) 11:08:08 ID:WfyY5by3
故に、芸能人と民間人の恋愛は長続きすることは少ない。
(金属的貴卑の差(DNA格差)がありすぎるため)
故に、芸能人は芸能人と、民間は民間との結婚が普通。
(すぐ破局が生まれる本当の理由がそれ)
(高位プロレスラー(獣神サンダーライガー)と
(新米が戦うようなもの)
結果は目に見えてるからほうっておく。
420 :
忙しい名無しの村正:2008/07/25(金) 11:12:33 ID:WfyY5by3
プライドだけじゃ生きられないっていうのがこの業界の基本。
ヒーロー役とかの人でも、悪さをやったらやられ役やったりすることもある
(クード・ヴァン・ジルエットと)
(テリーのジャケットが同じなのに)
(気がついた人は少ない(実は同一人物))
ポツダム宣言時の賠償金テキトーだった気がするんだけど、
Japはふざけるな、と言ったらしい。
とことんまでJapは空気が読めない。
リメンバーユーフェミリア!!
421 :
忙しい名無しの村正:2008/07/25(金) 11:13:37 ID:WfyY5by3
ちなみに、正規恋愛と罪による恋愛が派生した場合、正規が優先
422 :
忙しい名無しの村正:2008/07/25(金) 11:15:16 ID:WfyY5by3
ましてや相手がFateなら。
で、僕の相手誰だっけ・・・・。
あと、呂布は既にキャストが決まってる
(三国志のゲームに登場してる。書いておいた)
423 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/07/26(土) 11:54:05 ID:ChOgECqz
424 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/07/26(土) 11:56:48 ID:enfJr5sp
816 名前:名無しさん@九周年[] 投稿日:2008/07/22(火) 02:05:22 ID:ZNdHJJo80
日本人がヨーロッパで奴隷を買って
エクアドルで人間ハンティングをして
ベトナムで強姦をしている?
あのね、こういうのデマは新聞でも雑誌でも絶対に許したら駄目
戦前にユダヤ人が大虐殺されたのも
原因は一冊の本
ユダヤ人憎しで書いた捏造のプロパガンダ本
新聞や本が人種差別を煽って
実際に民族浄化大虐殺がおきてる
毎日や朝日の捏造反日扇動記事によって
罪の無い日本人が本当に強姦虐殺される日が来るんです
家族や友達恋人自分の生命財産を大事だと思うなら
日本人なら全員がこういうデマとは本気で戦わないと駄目
817 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/07/22(火) 02:12:14 ID:S0EdJ/Ej0
毎日は日本人をホロコーストの被害者にしようと目論む新聞社ですね
425 :
34:2008/07/28(月) 23:50:27 ID:???
「は!?委員長?」
愛する(笑)ヒカリの声に正気に戻るトウジ。
自分が抱きしめている物を見てはっとする。
そこには半脱ぎで妙にセクシーなシンジが居た。
「ひどいよぉ…トウジぃ…。」
言っておこう、不可抗力だと。
シンジはけっしてそっちに目覚めたわけではないのだと!
だがしかし、そのシンジの姿は誘っているようにしか見えなかった。
「おいで!アダムの分身…そしてリリスの僕…。」
カヲルの呼びかけに呼応して現れる弐号機!
「ちょっとあんた!あたしの弐号機勝手に使わないでよね!」
激怒するアスカを尻目に。
「さぁいくよ!」
言ってシンジを抱えてカヲルと共に飛び去る弐号機。
「どーすんのよ!」
「どないしょう?」
…
後日、ニコニコ動画にはアスカ、レイ、トウジ…
そしてヒカリ、ケンスケによるハレ晴レユカイが投稿されていた。
なお同時にアップされた
【作ってみた】ネルフハレ晴レメイキング動画【踊ってみた】
によるとシンジの行方を聞かれたメンバーは一様に言葉を濁したと言う。
そして誰も近づけない月面ではシンジが目覚めていた…嫌な方向に。
「ボクはここで掘られてもいいのかもしれない!アッー!
保守
保守
保守
保守
そう言えばそっくりだなw
このスタレイ見て初めて気付いたww
ワロタw
433 :
34:2008/08/21(木) 02:29:39 ID:???
これは…いいものだ。
コスプレさせるとアスカにしか見えなくなるw
435 :
34:2008/08/23(土) 02:50:49 ID:???
アスカとハルヒを同じ(ry 特別編
「うん?」
ハルヒが目覚めると見知らぬ場所だった。
涼しげな木陰でサマーベッドに寝かされ…隣のサマーベッドにはアスカが寝かされている。
「ちっとはあたし達の扱いが丁寧になってきたじゃない?【神】」
『まあな、せっかく招待したのにいきなり機嫌損ねてもつまんないだろ?それにお前ら慣れすぎて意外な呼び方しても俺の仕業だと見破っちまうだろ?』
「まあね、で、今回はどこなの?えらく空気がいいけど?」
その時。
「うっうーん!あ、ハルヒ、って事はまたあの【神】の仕業?」
「おはようアスカちゃん、どうもそうみたいよ、今細かいところを聞こうとしてたところ。」
『別に裏はないさ、良い村だろ?お前らと歳の近い奴らも居るはずだから一回りしてみな、あ、ちなみにこの村の名前は雛見沢って言うんだ、それじゃ楽しんで。』
そう言うと俺は黙る。
「まぁいいわ、とにかく行ってみましょ。」
「しかしあいついつもどうやって喋ってるのかしら?」
「さあ?【神】だからなんでもありなんじゃない?出鱈目よね。」
お前に言われたくないぞ、ハルヒ。
そして二人は村に降りて行った。
「ところでさ、ハルヒ。」
村に下りていく道すがらアスカは言った。
「その格好は何?」
アスカ自身はプラグスーツを着ている、まぁこれは最初の召還のときがそうだったからいいのだが…。
今回ハルヒは黒のバニーガールの衣装を身に着けていた。
「ああ、これ?ちょっとSOS団の活動で必要だったから。」
ハルヒはそう言ったがアスカには理解できない。
バニーガールの衣装が必要な活動っていったい?
読者の方々にはおなじみでも今まで北高制服や普通の私服しか見たことないアスカは怪訝な表情をしたが…はたから見れば自分の格好も似たようなものだと覚悟したのか深くはつっこまなかった。
「そろそろ村ね、あの【神】が何をさせたいかわからないけどとりあえず楽しみましょ。」
ハルヒはそう言うと駆け出した、次の瞬間!
キキィー!
けたたましい音を立てて自転車が止まった。
「ったく!いきなり飛び出すと危ない…ぜ…。」
前原圭一はそう言いかけて固まった。
キィ。
「圭一君、どうしたのかな?かな?」
後から来たレナが圭一に心配そうに声をかける。
圭一は驚いていた。
こんな辺鄙な村に自分たちと同年代の子が居ることに。
そしてその子がバニーガールの格好をしていたことに。
いや、こんな格好は部活の罰ゲームで見慣れている、しかし逆に言うと部活メンバー以外でこんな格好をしている人間なんて見たことがない。
「ちょっと!責任上周囲を細かく注意しなきゃいけないのは自転車のほうでしょ?人を轢きかけてなんていい草よ!」
ハルヒはお尻に付いた砂をはたきながら言った。
「わ、悪りぃ…。」
その迫力に押されたか圭一は気のない謝罪をする。
「悪いと思ってるならそれ相応の誠意を見せてほしいわね!これ一張羅だから破れたら替えがないんだから!」
「まぁまぁハルヒ、落ち着いて。」
アスカが止めに入る。
普通ならアスカのほうがガンガン文句を言いそうだがハルヒと一緒だと調子が狂う。
ハルヒの打算のないストレートなわがままには流石のアスカもフォローに回ってしまうのだ。
437 :
34:2008/08/23(土) 02:52:42 ID:???
そんな会話をしているなか。
「か…。」
レナが動いた!
「かぁいいよぉぉぉぉぉぉ!バニーさんとピッタリSFスーツの子!おっもちかえりぃ!」
そういうとアスカとハルヒに飛びつく!
「ば、馬鹿!レナ!落ち着け!」
圭一はそう言ってレナを羽交い絞めにすると。
「ま、まぁ立ち話もなんだ、俺の家が近いからそこで話さないか?麦茶ぐらいならあるからさ。」
と言った。
アスカはハルヒを引っぱたくだろうね
保守
保守
保守
アスカにもハルヒが着てたバニーの衣装着て欲しいな
バニーアスカのフィギュアあるじゃん
保守
445 :
34:2008/09/12(金) 01:14:02 ID:???
「どうぞ。」
前原家の居間、何故かレナがお茶を出す。
「あれ?ここってあなたの家なの?」
ハルヒは目ざとく突っ込みを入れる。
「あなたの家…圭一君との愛の巣…はぁうぅ!」
「ちょっと!いきなり鼻血出しながら倒れないでよ!」
そう言いながら倒れるレナを支えるアスカ。
「悪りぃ、レナはちょっとこういうところがあるんだ。」
そう言いながら圭一は台所から戻り車座に座る。
「で、お前らどこから来たんだ?ここいらで見ない顔だけど?」
ごめん、ほんっとうにごめん!
とりあえず保守程度に進めた。
今度まとめて書くんでゆるしてくだちい。
乙。楽しみに待ってる
保守
保守
この雛見沢が58年6月以前なのか以後なのかが気になる所
450 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/10/01(水) 10:04:46 ID:TtHgyRqL
人が来ないので
捕手
452 :
34:2008/10/08(水) 00:28:33 ID:???
すまん、1ヶ月出張行ってた。
「どこからって…第三新東京むぐっ!」
言いかけたアスカの口をハルヒがふさぎ。
「関東のほうから来たわ!」
と言い放った。
「ちょっと、何するのよハルヒ?」
アスカは小声で抗議する。
「いい?アスカちゃん、どうやらここはあなたの世界より私の世界に近そうだわ、第3新東京市なんていっても怪しまれるだけよ?」
「何ぼそぼそ言ってるんだ?」
圭一は麦茶を口に運びながら言った。
「な、なんでもないわ!それより新聞ってある?」
唐突にハルヒが言った。
「ああ、新聞ならそこに…レナ、取ってくれ。」
言われて新聞を手渡すレナ、まるで夫婦のようである。
「新聞なんかどうするのよ?」
「【神】の奴ここが雛見沢村ってだけしか言わなかったでしょ?全国紙ならお手上げだけど地方紙なら少しは情報収集できるでしょ?」
しかし二人の目線は紙名ではなく違う場所に釘付けになった。
『しょ、昭和58年6月10日!?』
「二人とも、どうかしたのかな?かな?」
レナが心配そうに声をかける。
「な、ななな、なんでもないわ、気にしないで。」
さすがのハルヒも動揺している。
「あの【神】〜、とうとう時間移動までさせたわね〜。」
アスカが怒りを秘めた小声でつぶやいた。
おいおい、人聞き悪いこと言うなよ、元々お前ら2008年と2015年の人間だろうが?
『【神】?』
俺の漏らしたつぶやきに敏感に反応する二人。
「おいおい、急に何だよ?」
二人にしか聞こえないようにつぶやいたので困惑する圭一。
「神様?ってオヤシロサマのことなのかな?かな?」
レナが目を輝かせて言った。
乙
454 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/10/17(金) 18:47:54 ID:3xZ8HSG2
ハルヒって見たことないけど、タカビー(死語)なのに相手を「あんた」じゃなく「あなた」
って呼ぶキャラなの
455 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/10/17(金) 18:48:57 ID:3xZ8HSG2
いけね、文末に?つけるの忘れた
>>454は質問のつもりで書いた
古泉には他人行儀であなたって言いそうだけどな
使い分けてそう
第三者には「あなた」だろ?
親しくて口悪く話せる相手…ほぼキョンだがその場合は「あんた」になる。
「彼女はあれでいて非常に常識的な思考をしている」by古泉
ってことだ。
コンピ研の部長達もあんた達とか言われてたが
国木田、谷口、生徒会長等もあんた(ら)だし。親しいか第三者は関係ないだろ
古泉、朝倉、佐々木とかにはあなた呼びしそう
つまり見下してる奴はあんた呼び
みくると長門には親愛を込めて名前呼びのイメージだな
462 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/10/23(木) 21:22:53 ID:GrI6/1Tg
逆にアスカはどんな相手にも「あなた」とは呼びかけそうにないな。
結婚した旦那くらいはそう呼ぶかも知らんがw
原作でも対等あるいは見下してる相手にはアンタ、目上の相手にも
名前呼び捨てか、さん付けで呼ぶくらいか(例:ミサト、加持さん)。
ゲンドウや冬月でも、司令か副指令と役職で呼んでる感じ。
463 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/10/23(木) 23:21:21 ID:QQM4qj7I
保守
捕手
最近見たが確かに似てる。ハルヒ良いねえ
466 :
34:2008/12/08(月) 16:15:48 ID:???
「あ、あの…神様ってオヤシロサマのことなのかな?かな?」
レナの問いに二人は目をぱちくりさせて。
「オヤシロサマって何?」
「なにか言い伝えでもあるの?」
と、逆に質問する。
「は、はう!あ、あのオヤシロサマっていうのは…。」
いきなり質問を返されて驚きながらもレナはオヤシロサマ伝説を話し始めた。
「なるほど…村を守るオヤシロサマと村を離れると現れるオヤシロサマのタタリね…。」
ハルヒは椅子の上であぐらをかき難しそうな顔で言った。
「祟られて死ぬってのは勘弁だけど話を聞いてる分には面白そうじゃない?」
アスカも身の回りに起こる異常事態に慣れてきているようである、まぁ起こしてるのは俺なんだが。
「…よし!決めた!」
ハルヒの叫びにアスカは。
「何を?」
と聞き返す。
「決まってるじゃない!そのオヤシロサマに会いに行くのよ!」
ハルヒはそう言って立ち上がりあらぬ方向を指差しながら。
「というわけでその古手神社に連れてって。」
と圭一に言った。
『うっわぁ!』
古手神社に着くとアスカとハルヒは感嘆の声を上げた。
特別大きなわけではない、しかしその風格と境内からの眺めに圧倒されたのだ。
「さっきの高台もいい景色だったけどここは最高ね!」
その時。
「みぃ、知らない人が居るのですよ。」
「あ、レナさん圭一さん、この方達はどなたですの?」
そこには梨花と沙都子の姿があった。
久々にキタ
続き期待
468 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:
保守