第弐拾弐話 せめて、もぐららしく

このエントリーをはてなブックマークに追加
359名無しが氏んでも代わりはいるもの
いまでも思い出すあの日の出来事・・・かあちゃんの、悲しそうな顔

ギャラリーだった俺は生れて初めてのもぐレイとしてのカキコに緊張していた
レスがつくか不安がったのである。
するとカーチャンが「わたしがぽこちゃんとして毎日レスしてあげるよ」と言ってくれた

   J('∀`)し
t─┐ノ( ノ)        ヾ('∀`)ノ
  │■| |       .  (_ _)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

もぐレイに扮しての日記の日々。途中あらされもしたが、味方になってくれる者や
支援者もいた。なにより毎日のカーチャンの言葉が心に染みた。
しかしあるとき


──┐
   │                _[削除人]
   │   J(;'Д`)し       (`Д´ ) <ちょっと待て!日記体裁をやってるな?
   │     (  )\('д`) ロロヾ(  )
   │     ||  (_ _)ヾ    / └
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
──┐
   │                _[削除人]
   │   J( ;'A`)し       (`Д´ ) <アニメ板での日記は削除対象だ!
   │     (  )\( 'A`) ロロヾ(  )   削除されるか!嫌ならもっとキャラに準じさせろ!
   │     ||  (_ _)ヾ     ||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
360名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/08/29(水) 19:41:34 ID:???
エヴァキャラでないぽこちゃんはこのままでは書き込みは出来ない。考えあぐねた母はコテを付けてみるなど
工夫を凝らしたがエヴァの話題となるとからっきしだった。無い知恵をしぼったため、知恵熱で寝込んでしまった
母は 「母ちゃんバカでごめんね」 と言って涙を少しこぼした
                 ('A` )
         J('A`)し    (  )
      /⌒⌒⌒⌒⌒ヽ  ||
     // ̄ ̄ ̄フ /
   / (___/ /
   (______ノ

そんな母が去年の暮れに亡くなった。
死ぬ前に1度だけ目を覚まし思い出したように
「…エヴァじゃないキャラで書き込んで、ゴメンネ」と言った

                 ('A` )
         J('A`)し    (  )
      /⌒⌒⌒⌒⌒ヽ  ||
     // ̄ ̄ ̄フ /
   / (___/ /
   (______ノ

俺は 「うれしかったよ」 と言おうとしたが、
最後まで声にならなかった

                 ('ー`;;)
         J('A`)し    (  )
      /⌒⌒⌒⌒⌒ヽ  ||
     // ̄ ̄ ̄フ /
   / (___/ /
   (______ノ