こんなエヴァ小説がどうしても読んでみたい!!17

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413名無しが氏んでも代わりはいるもの
時は西暦206x年。
人類は第三次火星探査船を火星へ送り込む。
それは火星探査のそもそもの発端だった、火星で観測された正体不明の高エネルギー体の
正体を探るべく派遣されながら、火星で連絡を絶った第一次探査先発隊、
および第一次探査船を捜索に向かってやはり連絡を絶った第二次探査船、
両機を捜索するためだった。

しかし第三次捜査隊は火星で第一次・第二次先発隊両機の無惨な残骸を発見し、
両機を破壊した原因を探るべく、火星探査に乗り出す。
両機の全滅は、火星で観測された高エネルギー体となんらかの関係があることは明らかだった。

そして一行が向かった先、「オリュンポス山」の巨大な谷間の亀裂で発見されたものは、
50年前、かつて人類存亡の危機をもたらした第一・第二使徒であるアダムとリリスに
そっくりな白い巨人の半身だった。
その胸は、やはりロンギヌスの槍にそっくりな巨大な火箭に貫かれていた。

やがて第三次探査船も、二つの先発隊と同じように全滅する。
最後に地球に送信されたメッセージは「火星には関わるな。使徒が...」で終わっていた。

火星からのメッセージを受けて、地球ではSeeleに代わってNERVを統括する機関として
新たにZOROAが組織される。
呼称が変化してもやはりSeeleと同じく謎の組織だったZOROAは、
まず最初に一人の科学者を招聘する。
その科学者とは、50年前のサードインパクト唯一のNERVの生き残り、赤木リツコ博士だった。