ミサト×シンジの可能性を語るスレ 5回目

このエントリーをはてなブックマークに追加
901「20191208.txt」
年下の彼-5 投稿者:M  投稿日:2019/12/08 11:42
 
 
 その後の夜は、仕方ないとは言え「お預け」にしてしまったせいで、半端に身体が熱くなったまま眠れなくなってしまい、
味わったばかりのS君の感触をを思い出しながら、指輪を填めたままの指で、自分自身を慰めました。
 次の朝起きると何だか彼も寝不足気味で、尋ねてみると当然と言えば当然ですが、私と同じ事をしていました。
私達はたった数m離れているだけの相手を想いながら、それぞれ別々にオナニーをしていたのです。
でも、多分それは気付かない内に、今まで何度も繰り返された事なのでしょう。そして今日は、それが一つになる日です。
 予定通りに、私達はそれぞれ違う口実で家を出ました。
 S君は急に例の集中業務の残務整理の補佐を命じられて遠出する、というシナリオに基づいて行動しました。
しっかりAの為のご飯まで作っておくのは彼ならではです。この仕掛けには同僚のR子(システム管理担当)の手を借りて、
わざわざ本物の命令書を出して貰うという徹底ぶりでした。これによってR子には事実上バレた事になりますが、
私は彼女だけは信頼できると考えて頼みました。一週間分の昼食代で交渉成立でした。
 一方、私は勝負下着の上に一番気に入っているチャイナ風ドレスを着て、昨日貰ったばかりのヒールを履き、S君の指輪を填めて、
現状での完全装備で身を包みました。当然、Aは興味津々で行き先を訊ねます。
「ちょっち、デートにね」
堂々と言いました。勿論これは嘘ではありません。誰が相手なのかを言わないだけで。
嘘を吐く時は、なるべく嘘が少ない方が良いのです。嬉しそうな顔も、隠す必要がありませんし。
902「20191208.txt」:2007/07/16(月) 23:01:34 ID:???
 そして私は愛車に乗って隣の駅に向かいます。法定速度なんて無視の両舷全速です。すぐに駅前で待つ彼の姿が見えました。
何となく怯えた表情をしていますが多分気のせいです。速攻で乗せてまた全速で飛ばすと彼は緊張したのか何も喋りませんでした。
 目的地は町外れにあるホテルです。なるべく知人に知られないような場所で探して決めました。いきなりホテルに行った事でお判りでしょうけど、
この日は完全にセックスだけに集中するつもりでした。それが一番満足できるという私の結論で、彼も納得していました。
 ハッキリ言ってしまえば、それ以外の儀式はもう日常の生活で全て済ませていたのです。
 地下駐車場に着いても、私達は会話をしませんでした。昨日下手に仕事モードと言ったのが悪かったのか、彼は神妙に命令を待つ部下の顔になってました。
(そっか、今日は私について来るって言ったんだしね)
思い切って最初から最後までリードする決心をして、彼の手を取ってガンガン歩いていきます。
鍵を受け取り、通路を突貫し、エレベーターで上階に上がる。手は握られたまま、揺らぎもしません。
軽く握ると握り返される感触を味わいながら、ああ、本当にこの子とセックスするんだ。性別が逆なら犯罪ね。いやこの状態でも犯罪なの?なんて考えていました。
 
 ノンストップで部屋の扉を通って閉めると、リハした訳でもないのに全く同じタイミングで抱き合い、熱いキスを交わしました。
 
 もうここには誰もいない。私達以外誰もいない、そう思うだけで欲望が身体中に溢れかえり、S君を丸飲みしてしまいたくなりました。
「ね、このまま…する?」
「このまま?」
「この格好の私、好きでしょう?」実はこの時の服装は、いつも職場でS君達に指令を出していた時と同じ物でした。
上着がないのとヒールだけが違ってましたが。
「…初めては、ちゃんとしたい、です」
「ふふ、かわいいSちゃん…一緒にお風呂入ろっか」
「うん…僕、Mさんの身体、洗いたい…」
 この言葉で火が着いて、私は子供みたいにはしゃいでS君をお風呂に誘いました。
903「20191208.txt」:2007/07/16(月) 23:03:09 ID:???
「Sちゃんとお風呂♪Sちゃんとお風呂♪ほら、早く入ろっ」
彼には初めての私の裸なのに、ポンポンって感じで脱いで脱がせて、ムードも何もあったもんじゃありません。
 もっとも、それは私の身体に刻まれている、セカンドインパクトの傷跡のせいでもありました。
服を脱げば自ずと見えてしまう物ですが、どうしても晒される時には誤魔化すような態度を取ってしまうのです。
相手によってはぐらかしたり、嘘を吐いたり、今みたいに笑って誤魔化したり。少しでも話したのは元彼のK君だけでした。
本当は、S君にも話したかった。話して、楽になりたかった。でも、幾ら彼を信頼していても、若い彼に余計な物を負わせたくなかった…
 いえ、これは嘘ですね。正直に書きます。怖かったんです。醜い傷跡で、彼に拒絶されるのが。
 しかし、S君の方は、私がはしゃぎ始めたせいでむしろ冷静になり、初めてのセックスなのにそれとなく私の手綱を取るようになっていきました。
ともすれば風呂場で転んでしまいそうなくらい明るく振る舞う私を落ち着けて、丁寧な手付きで私を洗っていきます。スポンジではなく、手を使って。
首筋から始まり、腕と脇の下。胸を洗う時は欲を隠しもせず揉みしだき、乳首を弄ります。
「後でいっぱい吸って良いよ」
「うん」
彼は俯きながらも、その石鹸まみれの手はしっかり私の身体を侵攻していきます。そして間もなく、腹に刻まれた傷跡に手が届こうとしていました。
話してしまおう。そう思っても、口から出てくるのは無関係なからかいと軽口ばかりで。
それに流されたのか、S君の手も何事もなかったように傷の上を通り過ぎました。
気付かなかったのか、無視したのか。嬉しいような悲しいような安堵感がよぎりました。
 しかし、そこで彼の手が止まったのです。
904「20191208.txt」:2007/07/16(月) 23:04:43 ID:???
「どうしたの?」
何も言わずに、S君は顔を私の腹の高さに下げていきます。
 
いや、みないで
 
叫びが喉元まで上がり、身体中の筋肉が緊張しました。逃げだそうと脚が勝手に暴れそうにもなりました。
あらゆる恐怖のイメージが精神を鷲掴みにします。
誤魔化すための軽口も叱責も、全く思い浮かびませんでした。
 
 S君は石鹸がついたままの私の腹に、醜く残った傷跡に、優しくキスしてくれました。
 
 その瞬間、緊張も恐怖も一気に抜け去り、思わずため息が口から漏れました。
更にもう一回キスが重ねられると、力が抜け、頭が真っ白になり、ため息が恥ずかしい声に変わりました。
尚も何度もキスを繰り返そうとしたので、
「S君、分かったから。もう、良いよ」
こう言って止めないとその場でダウンしてしまいそうでした。
 しかしS君は緊張の解けた私の後ろに回ると、今度は両手で私の胸と腹の傷を、ゆっくりと撫で回し始めたのです。
傷跡については、何故彼が気が付いたのか分かりませんが、服を脱いだ時に見えていれば気になるのは当然です。
気を逸らそうと変な芝居したのも、却って彼に気を使わせる結果になったのかもしれません。
私は腹に回った彼の右手に自分の手を重ねました。
「ね、もう大丈夫だから…ここ、綺麗にして」
腹への二回のキスだけで、既にそこは湿っていました。
「いっぱい舐めたいでしょ?だから丁寧に、ね」
そこに初めて触れるんだろう、彼の物が強く起立して背中に触れるのが分かりました。
その感触と、おっかなびっくりに私の股間を触る手付きに、私も彼に仕返しをしたい欲が生まれました。
「S君、そこだと見辛いでしょ?もうちょっと右に来て…」
来たところで、彼の起立した物を捕まえました。
905名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/07/16(月) 23:05:12 ID:???
GJ!
半端じゃない位にwktkして続き待ってるお
906「20191208.txt」:2007/07/16(月) 23:07:17 ID:???
「ちょ、Mさん…」
「私もあなたの、洗ってあげるから」
「だめだよ、もう…」
「良いよ、出してごらん」
それでもS君は我慢しながら、負けまいと私の弱い部分を丁寧に洗います。あどけないけど粘る指先で色々な所に潜り込んでいきます。
でも、それよりは剥けたばかりの亀頭を私が刺激する方が早かったみたいです。
「私の名前、呼んで」
耳元で囁くと、S君は忠実に何度も私の名前を叫んびながら射精しました。
向かいの壁に届く、激しく濃い射精でした。思わず後悔したくらいです。これを受け止めれば良かったと。
「ね、女の手でされたの初めてだよね?」
「は、恥ずかしいよ…」
「馬鹿ね、これからいっぱい恥ずかしくなるの、私の方よ?」
はっとしてこっちを向いたS君の唇に舌を伸ばすと、生意気に彼も返してきました。
舌同士がいやらしく絡み合い、これから始まる事の予行練習が始まります。
風呂場の中で、お互いの性器を弄りながら、ひたすら舌を絡め合う時間が続きました。
S君は恥ずかしさで目を閉じたまま、しかし私の股間を隅々まで探り、舌は私の唾液を一生懸命飲み込み続けます。
中学生の彼の頭の中で、ずっと抱いていた欲望が、正に形になっているのでしょう。
もう、限界でした。可愛くて可愛くて、仕方がありませんでした。
「そろそろ、行こっか」
「うん」
立ち上がると、彼の分身は脈打って微かに動いていました。指先も私の愛液にまみれて光っていました。
 バスタオルでお互いの身体を拭き合っている最中に、私は肝心な事をまだ聞いていないと思い出しました。
足の先まで拭いてやってから、改めてS君と向き合います。彼は早くベッドに行きたいだろうに、
ちゃんと私に向き合ってくれます。彼の物はもう完全に真上を向いていました。
907「20191208.txt」:2007/07/16(月) 23:08:19 ID:???
「ね、S君」
「はい」
「私の事、好き?」
常識で考えれば、何を今更という話です。普通の男なら、笑って「決まってるじゃん」とか言い返すでしょう。
そもそも三十路の女が口にするべき言葉じゃないだろって感じです。自分でも滑稽に思えました。どこの乙女かよと。
 
「…はい、僕はあなたが好きです。Mさん」
 
一言一句、丁寧に言い切ってくれました。混じり気のない本気の顔で。
「そう、良かった」
彼の手を取り、最後の目的地に向かって一緒に歩いていきます。心臓はフル回転でしたが、変な意味の高ぶりもなく、妙に安らかな気分でした。
もうあとは倒れ込む寸前、という場所で立ち止まると、振り返って思い切りS君を抱え込みました。
 
「私もね、あなたが、大好きよ。S君」
 
そのまま彼に押し倒されるように、ベッドインしました。