ミサト×シンジの可能性を語るスレ 5回目

このエントリーをはてなブックマークに追加
842「20191208.txt」
<告白しちゃう!私の過激な恋愛体験掲示板>−過去ログ倉庫−
 
 
 
 
年下の彼-1 投稿者:M  投稿日:2019/12/08 10:25
 
 皆さん、凄い恋愛体験ばかりですね。
 今まで長い間、ずっと読むだけに徹しようと思っていましたが、この度ちょっとした転機が訪れたので、
私の恋愛体験も皆さんに見て貰おうと思い、少し長いですが書かせて貰います。
 と言っても、大した話ではありません。皆さんみたいに近親相姦や多重不倫などではありません。
もしかしたら、条例違反が少し入っているかもしれないくらいでしょうか?
 
 始めに、彼(S君)に会った時の話を少ししようと思います。
 ちょうど今から4年程前、独身で一人暮らしの私は、仕事の都合で上司の親戚の中学生の男の子を預かる事になりました。
その時点で普通の方は奇妙に思われるかもしれませんが、田舎の地方公務員をしていたので、
どうも家庭的というか閉鎖的というか、ちょっと変わった労働環境にあったと理解して頂ければ幸いです。
 実際に見たその子はまだ中学生で、年の割に大人びた口調と引っ込み思案な物腰、それに線の細い身体が印象に残りました。
その時から頭の隅に彼のイメージがこびりついて離れない感覚はあったのですが、その頃は単に面倒を見る対象として気にしているのだと思ってました。
なんだか気弱そうだったし。それは今でも変わりませんけど。
 
 さて、実際の彼との生活はと言うと、面倒を見るどころか私の方が面倒を見られている有様でした。
 人手不足で多忙な生活を続ける内に部屋の掃除も洗濯も疎かになり、本来なら同居人を入れる状態ですらなかったのです。
彼はその整理を一手に引き受けただけでなく、炊事洗濯家事の大方を一人でこなしてくれました。
久しぶりに手作りの味噌汁を飲んだ時の感動は今でも忘れません。
 そんな感じで本来なら私がするべき事の大半は彼の担当になり、私は私で仕事があるのですが、実はその仕事はS君も関わる特殊な物であり、
また当然彼は学校にも行かなければならない訳で、結局、S君に年齢と不釣り合いな大きな負担を抱えさせる事になってしまいました。
843「20191208.txt」:2007/07/14(土) 01:14:13 ID:???
 すまないすまない申し訳ないと事ある毎に口で言いながら何も出来ず、十以上も年下の彼に依存する日々が続く内に、
罪悪感もあるのでしょうか、次第に彼を見る目が少しずつ変化していったのです。

 食生活や世話だけではなく、身体が欲しい。私はS君を男として見るようになっていたのです。
 
 他人事のような書き方になってしまうのは、当時はそれくらい現実感のない事で、ほぼ全て「今思えば〜」の回想だからです。
 
 実は私も彼も、人生の上で家族という物になかなか縁が無く、口にこそ出しませんでしたが、出来るだけ長く家族としての関係を保っていたい、
という共通の強い願望を持ってました。だからでしょうか、敢えて挑発的な真似をふざけてやって見せても、
決して一線は越えないという不文律が自然に生まれていました。どんなに露出度の高い服装でいても、これは家族だからなのだと。
 私は当時29歳、彼が14歳。親子と言うには近すぎて、姉弟と言うには遠すぎ、しかしその両方ともあり得ない訳ではない年齢差です。
年頃も微妙で、私も仕事に追われて彼氏のいない状態が長く、性欲的にお互いの身体を欲しがるのも無理も無い状況で、
心の奥底では、一歩踏み外すとどうなるか分からない、そんな懸念を持っていました。後で聞いたところ、これは彼も同じでした。
 だからこそ私達は、必要以上に「家族」であろうと、わざとらしく大袈裟に振る舞っていました。今から思えば本当に不自然な程に。
そうする事で、擬似的な親子以外の関係にはならないよう、お互いに牽制していたのです。
 しかしそんな中でも、ふと手が触れ合ったり、変に視線を意識したり、気が付くと炊事している彼の後姿を見つめていたりする度に、
女として抱かれる妄想が芽生えるのを止められず、悟られまいと必死に誤魔化していました。
 やがて、もう一人上司の親戚のA(S君の従姉妹)を同じく引き取る事になり、更に私の昔の彼氏(K君)が赴任してきて少しよりを戻したりして、
この微妙な家族関係は、無事に本物の家族関係へと変化していきました。
844「20191208.txt」:2007/07/14(土) 01:16:34 ID:???
年下の彼-2 投稿者:M  投稿日:2019/12/08 11:07
 
 
 仕事内容に関する説明が欲しいとのレスがあったので、その辺も交えて話をします。
 私の仕事は、政府主導の新規教育プログラムの開発と検証で、大雑把に説明すると、サンプルとなる子供達に過酷な訓練プログラムをこなし、
実践として定期的に高難易度のテストを課して成果を確認するのが主な業務でした。
 S君と従姉妹のA、それに初期から所属している女子Rの三名が、そのサンプルとして参加していました。
 …たったこれだけの説明でもお判りになると思いますが、この業務中は彼らを人間として見なしません。
普通の中学生では耐えられないような情報量と体力の消費、そして大人でも音を上げる難問揃いの実践テスト。
それらを家族として受け入れた子達にぶつけ、数字として現れる成果を挙げなければなりません。
 家では気さくな保護者の顔をしながら、仕事中はある種非道な上司としてS君達を管理する。
時にはアメと鞭を使い分けて子供達の意志を操作しようとする。それを見透かされたり、上手く乗せたりする時もある。
正直言って、私自身も強いストレスに晒される仕事でした。子供達にとっては言わずもがなでしょう。
 そんな中でもS君は日々みんなの生活を支え、過酷な任務に就き、学校でも交友関係を築いていきました。
もし私が同じ歳と立場ならできたかどうか、自信は無いと言った方が良いでしょう。
845「20191208.txt」:2007/07/14(土) 01:20:32 ID:???
 しかし、もしそれだけなら彼は単に真面目な優等生であり、恐ろしく身勝手な女の言い草ではありますが、ごくつまらない存在だったかもしれません。
S君は真面目で堅実な一方、同世代の他の子と比べて情緒豊かで、感情的になると抑えが効かなくなる事もありました。
最初の頃、関係が上手く行かない時には家出騒動を起こしたり、業務が辛い時には愚痴としてではなく、鋭い衝動の伴う暴走として外に発散させていました。
 私は、そんな彼を親代わりの保護者かつ、上官じみた教師として、振り回されたり助けられたりを繰り返しながら、見守ってきました。
真面目なS君と、繊細で脆く、時に凶暴ですらあるS君。両方の少年と接する内に、私の中で「男」の姿へと昇華していった事は、正直否定できません。
 そしてその内に気付いたのは、彼の行動原理は感情の起伏に左右されながらも、常に自分以外の誰かを助けようとする傾向が強い事。
結構頭は回るし気が利くけど、体力的に強い訳でもないS君は、それでも誰かを助け庇いながら、目標に向かって進もうとするのです。
 この時、私の頭にある想像が浮かびました。それは面白半分の妄想でしかありませんでしたが、今の彼と同じ世代をセカンドインパクト直撃で失った私にとって、
無い物ねだりに近い空しく、しかし切実な物でした。
 
(S君、随分いい男になっちゃったね。女の子にはモテるんだろうな。線細いけどルックスも良いし)
(もし私がS君と同い年だったら、どうなっていただろう?私は彼をどう思ったかな?彼は私をどう思ったかな?)
 
途端に、胸の奥が張り裂けるような、それでいて急速に縮むような、言いようのない息苦しさに襲われました。
すぐに収まったので最初は過労の症状かと思いましたが、S君の姿を見ると、またぶり返すのです。
 
 彼に対する意識を、明確に自覚した瞬間でした。
 それは今まで感じたような単純に身体の触れ合いを欲しがるような感覚ではなく、もっと独善的な欲望、恋でした。