【ほのぼの】エヴァキャラたちのメール【ツンデレ】

───「裏拾参話　奇跡の価値は？」───
　


from青葉→toシンジ
「シンジくん、青葉です。明日１９時から俺のバンドライブやるんだけど遊びにこない？チケットはタダでいいからさ！
　シンジくんも楽器やるんだろ？だったらきっと気に入ってくれると思うからさ！あ、アスカちゃんとレイちゃんにも伝えてもらえるかな？
　
シンジ「…僕全然ギターとか分からないんだけど…まあ、アスカと綾波には明日学校で伝えとくか・・・
fromシンジ→to青葉
「分かりました。じゃあ明日学校に行った時にでもアスカと綾波には伝えておきますよ。ところでミサトさんやリツコさんは
　誘わないんですか？
　
from青葉→toシンジ
「ネルフのみんなには明日自分の口で伝えるよ、じゃあヨロシク！
　
シンジ「・・・どうせ明日シンクロテストあるから顔合わせるのに・・・
　
───ネルフ本部───
　
青葉、日向とマヤをチラチラ見ながら
「あ、明日ライブなんだけど二人ともこない？チケットは職場のよしみで半額に負けとくからさ！
　
日向「何時から？１９時か・・・まあ別にいいけど、マヤちゃんどうする？
マヤ「先輩が行くなら私も行きますよ！
　
青葉「赤木博士か…でもハードロックなんて聴くのかな？赤木博士ってクラシックを聴いてる感じがするけど・・・
マヤ「先輩ってああ見えてもデスメタルとか聴くらしいですよ！だからきっと大丈夫です！
　
青葉＆日向「・・・・
　

マヤ「じゃあ私が先輩にメールして聞いてみますね！
fromマヤ→to赤木リツコ
「先輩！明日青葉君がライブやるらしいから来て下さいって！日向くんも行くみたいですし、私の先輩となら一緒に
　行ってもいいって事で返事を保留してるんですよ！どうですか？
　
リツコ
「・・・ライブか・・・若いわね。でもここ最近緊迫したムードばかりだったし、タマにはいいか・・・
fromリツコ→toマヤ
「いいわよ。それでミサトは誘ったの？私からメールしておいてもいいんだけど、まだ今日は忙しいからマヤの方からミサトに
　連絡しておいてくれる？
　
マヤ「・・・ってことなんですけど、私葛城さんのアドレス知らないんですよ。青葉さん知ってます？
青葉「いや、俺も知らないんだよな・・・ここで顔合わせるからその時にでも言おうと思ってたんだけど・・・
　　　葛城さん今日休みだったんだよな・・・
　
日向「（ちょっと顔を赤らめながら・・・・・俺・・・・知ってる・・・・
　
マヤ＆青葉「！？・・・（コ、コイツ！？
　

日向「いや！？違うんだよ！？成り行きでアドレス交換する事になって！？ちょ！？なんだよ！？その目は！？
　　　マヤちゃんまで！？いや、ホントだって！
　
マヤ「・・・・（聞こえない程の声で・・・・・・・フケツ
　
青葉「ま、まあ、これで葛城さんにも連絡取れるから・・結果オーライって事で！じゃあ葛城さんにメールしてくれる？
日向「・・・分かったよ。
　
from日向→toミサト
　　「お疲れ様です！日向ですけど、明日１９時から青葉くんがライブやるそうなんです！それで僕とマヤちゃん、赤木博士は行く事が決定して　　　います！で、赤木博士の方から葛城さんの方に連絡しておいてくれという事でメールしました！
　
ミサト「ライブかぁ・・・まあ、ぶっちゃけ青葉くんのバンドとかどうでもいいけど酒呑めるならいいか♪
fromミサト→to日向
　　「ＯＫ分かったわ！で、ついでだから加持も誘っとくわ。こういうのは大勢の方が楽しいし♪で、司令と副司令にはこの事
　　　伝えたの？どうせなら無礼講な勢いで誘ったら？
　
日向＆マヤ＆青葉「・・・・司令と副司令も・・・・？誰が連絡するんだ・・・？

from日向→toミサト
　　「碇司令と副司令ですか！？僕達アドレスどころか電話番号さえ知りませんよ？葛城さんの方からお願いしますよ！
　
fromミサト→日向
　　「ああ、そっか。でも私も知らないんだよね、司令と副司令のアドレス・・シンジくんも知らないと思うし・・・あ、レイなら知ってる
　かもだからちょっち聞いてみるわ♪もしそれで連絡取れたらそのまま来るように伝えておいてもらうわ
　
日向＆マヤ＆青葉「・・・・・来るのか？あの二人・・・・？
　
fromミサト→toレイ
　　「やっほーミサトだけど、明日の夜になんだかパーティするみたいだから碇司令にも参加するように伝えておいてもらえる？
　　　その時に副司令にも来るようにって伝えといてって♪じゃあヨロシク〜♪
　
レイ「・・・・パーティ・・・？
　
fromレイ→to碇司令
　　「明日イチキュウマルマルから明朝未明にかけてパーティが行われるそうです。それに碇司令と副司令にも参加するように
　　　と葛城三佐からの伝言です。尚、副司令にもこの事を伝達するようにという事です。
　　　
ゲンドウ「・・・・パーティだと・・？冬月にも伝達か・・・しかしいつまで経ってもこのメールと言うのは私の性分に合わない
　　　　　電話するか・・・
　

プルルルル・・・・

冬月「どうした碇？またゼーレのことで問題でも起こったのか？
ゲンドウ「・・・いや、明日どうやら極秘でパーティが行われるらしい・・・それでお前と俺を指名だ・・・
冬月「パーティ・・・？これはまた急な話だな。しかも極秘という事は・・・ゼーレが絡んでいるのではないか？
ゲンドウ「ああ、そうかも知れん・・・」
冬月「穏やかではないな・・・で、どうする？碇
ゲンドウ「問題ない、極秘と言う事はゼーレの老人達もきっと仮面か何かをつけてくるはずだ。我々も同じ事をすればいいだけだ
冬月「仮面・・・か。しかし碇、私は仮面なんて持っていないぞ？
ゲンドウ「問題ない、去年の似たようなパーティの時に購入したヤツがまだ余っている。それを貸してやろう
　　　　　黒の蝶々と蜘蛛、どちらがいい？
　
冬月「・・・（碇・・・私の知らないところで何をしているのだ？
　　　じ、じゃあ私は蜘蛛でいい、蝶々はお前が被りたまえ
ゲンドウ「わかった。では明日落ち合って一緒に向おう、では・・・

───そしてその夜───

青葉「いや、ホント俺の為に集まってくれてありがとう！恩に着るよ！
シンジ「あんまりギターとか分からないけど、頑張って下さい！青葉さん！
アスカ「でもさ、こんなライブハウスにシンジみたいなお子様はホンット似合わないわね！
シンジ「うるさいな！アスカだって子供のくせに！
アスカ「なんですってーーーーー！？
青葉「まあまあ…(苦笑　　あれ？レイちゃんは？
アスカ「ああ、優等生はあとから来るってさ、ホント団体行動乱すヤツよねファーストって！ね、シンジ！
シンジ「・・・いや、まあ、人には都合もあるからさ・・・
アスカ「・・・つまんないヤツ・・・
　
ミサト「おーい！みんな揃ってるわね！青葉くん今日はいい音聴かせてよ？
加持「いやはや・・盛り上がるのはいいけど葛城、今日は呑みすぎるなよ？お。青葉くん今日は頑張ってな！
ミサト「うっさいわねー！！！
　青葉「ありがとうございます！あれ？赤木博士とマヤちゃんは一緒じゃなかったんですか？
ミサト「ああ、もうすぐ来ると思うわよ？さっき電話あったしさ
　
リツコ「ゴメン、マヤ遅くなって・・ちょっと仕事がなかなか段落つかなくて・・・
マヤ「大丈夫ですよ、先輩！遊んでた訳じゃないんですから！あ、みんなもう揃ってるみたいですね！おおーい！
　
そして気がつけばレイも合流
　
シンジ「あ、綾波、来たんだ！綾波ってライブってよく来るの？
レイ「・・・どうして？
シンジ「いや、あの綾波って激しい音楽とか意外と似合うかなって・・・
レイ「・・（少し頬を赤らめ　　　　・・・何を言うのよ・・・
　
次回「せめて、人間らしく？」

久々の長編きたな。
個人的にはニヤニヤしながら読ませてもらいました。
全員絡むと大掛かりでいいな。

次回も期待してる！！

伝言ゲーム…　　
副司令の反応が楽しみだ。

───「せめて人間らしく？」───
　
開演30分前・・・
　
fromアスカ→toヒカリ
　　「ヒカリー今って何してる？今さーネルフの人がライブやるからって言うから来たんだけど、退屈で退屈で仕方なくてさ。
　　　だからヒマならヒカリもこっちこない？
　
ヒカリ「・・・ライブかぁ・・・行った事ないけどアスカもいるし・・・明日の用意はもう済ませたから行こうかな・・・
　　　　でもなぁ・・・どうしよう・・・

fromヒカリ→toアスカ
　　　「でもネルフの人ばかりでしょ？私行ったら迷惑なんじゃないかな？
　
fromアスカ→toヒカリ
　　　「大丈夫だって！今日はネルフとは関係ないんだしさ！あ、だったら鈴原と相田も呼べば？シンジに頼んで来させようか？
　
fromヒカリ→toアスカ
　　　「え？なんで鈴原と相田なの？え？え？だって・・・
　
fromアスカ→toヒカリ
　　　「何今さら私に隠し事してんのよ！チャンスよ！チャンス！恋の戦いは女の仕事！じゃあ来るようにシンジに言っておくから
　　　　ヒカリも来なよ？場所はライブハウス「ジェット・アローン」だからね！
　
ヒカリ「・・・・お弁当持って行った方がいいのかな・・・

────ジェット・アローン前────


アスカ「シンジ！今ヒカリも呼んだから鈴原を相田も呼びなよ！せっかくだからみんなでワイワイした方が楽しいじゃん？
　
シンジ「そうだね、でも委員長よく来る気になったね？こういうところ苦手かと思ったけど・・・
　
アスカ「ま、シンジにはまだ分からない大人の世界って事！いいから早く呼びなよ！
　
シンジ「分かったよ・・・ちょっと待ってよ
　
fromシンジ→toケンスケ
　　　「今からネルフの人が「Ｊ・Ａ」でライブするんだけど、アスカと綾波、委員長が来るみたいだからケンスケも来ない？
fromシンジ→toトウジ
　　　「今からネルフの人が「Ｊ・Ａ」でライブするんだけど、アスカと綾波、委員長が来るみたいだからトウジも来ない？
　
シンジ「・・・これよし・・っと
　
fromケンスケ→toシンジ
　　　「ＯＫ！じゃあこれから向うけど、迷彩服でもいいよな？ライブハウスだし、なんでもありだよな？ちょっと今パパの
　　　　書類をちょろまかしてるから少し遅れるかもだけど行くよ！じゃあ後でな

fromトウジ→toシンジ　
　　　「ミサトさんもおるんか？だったら行くわ！この日の為に新調した新しいジャージで参戦や！ほなまた後でな！
　
シンジ「・・・・迷彩服・・・・新調したジャージ・・・

────ジェット・アローンに向う途中────
　

とある交差点で
一人歩くヒカリの後ろからトウジの乗った自転車が近づく
　
トウジ「委員長やないか？委員長もライブハウスに行くんかぁ？
ヒカリ「ビックリした！何よ！驚かさないでよ鈴原！アスカからメール来て誘われたから・・・アスカ退屈そうだったし
トウジ「委員長はホンマ友達思いやな。感心するわ
ヒカリ「・・・あ、鈴原、私晩ご飯まだだったからおにぎり作ってきたんだけど・・・１つ食べる？
トウジ「お！ワイも腹減っとったんや！おおきに！ホンマ委員長は友達思いのええヤツや・・・ん、ごっつ美味いわ、これ！
ヒカリ「・・・（頬を赤らめ　　早く行かないと遅れるよ！
トウジ「そうやな、メシのお礼や、自転車の後ろ乗りや！
ヒカリ「ダ、ダメだよ！二人乗りは危ないんだから！ダメだよ！
トウジ「何言っとるんや！時間ないやろ？これは緊急事態や！はよせい！
ヒカリ「・・・（顔真っ赤・・・・き、今日だけだからね！勘違いしないでね！今日は時間ないか・・・
トウジ「ほな行くで！しっかりワイにつまかっときや！
ヒカリ「キャアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・・・

今続き作成中・・・しばらくお待ち下さいorz

いいんちょ可愛い

いいんちょ萌えるな

────再びジェット・アローン前────　
　
ミサト「シンジくん、こういうのってまだ苦手？
シンジ「苦手・・・ですけど楽しいって思えます。今まで使徒との戦いばかりで正直ちょっと気が滅入ってましたから・・・
ミサト「それなら良かったわ、せっかくなんだから思いきり楽しみなさい！ところで・・・
シンジ「・・・？
ミサト「アスカとレイ、どっちに気があるの？ん？おねーさんにコッソリ教えなさい・・・(笑)
シンジ「ちょ？ミサトさん？何言ってるんですか？そんなんじゃないですよ！あの二人は！同じエヴァのパイロットとして・・
ミサト「またまたー！隠さなくていいのよ？人を好きになる事は悪い事じゃないわ。だからほら・・
シンジ「ミサトさん！もう酔ってるでしょ？もう！からかわないでよ！
加持「おやおや、助け船を出した方がいいかい？シンジくん？
シンジ「加持さん！助けて下さい！ちょ・・ミサトさんお酒臭い！
加持「葛城、さっきりっちゃんが呼んでたぞ？
ミサト「へ？なんて？
加持「それはりっちゃんに聞けよ、シンジくんは俺が話してるからさ
　
シンジ「・・・・助かりました、加持さん。ありがとうございます。それにしてもミサトさんって昔っからああなんですか？
加持「・・・ああ(苦笑)俺も昔は苦労したよ。ま、悪気がある訳じゃないから気にするな。で、何を言われたんだい？
シンジ「・・・アスカとレイ、どっちが気になるのって・・・
加持「なるほど。それは正直俺も気になるが・・・・でも彼女は遥か彼方の女と・・・
シンジ「加持さん、それ前にも聞きました・・・加持さんも酔ってるでしょ？
加持「バレた？まあ、人を好きになる事は悪い・・・
シンジ「・・・それさっきミサトさんが言ってました・・・・もう入りましょうよ。そろそろですよ
　
　
シンジ「・・・・やっぱりこないのかな・・・カヲルくん　　　　　　現在時刻18：50

fromシンジ→toカヲル　送信時刻16：32
「今日みんなで・・学校のみんなや、ネルフのみんなで集まることになったんだけど・・・正直ちょっと居辛くて・・・
　カヲルくんが来てくれたら少しは・・・話出来るかなって思ってたんだけど・・・
　もし・・・今日時間あるなら来ない？
　

────ライブ開演直前5分前────
　
時田支配人
「本日はライブハウス「ジェット・アローン」にお越しくださいまして誠にありがとうございます。先の戦闘で当ライブハウスは
　半壊の悲劇に見舞われ、正直このまま閉鎖をしようとも考えました。が、たくさんのご支援とご協力のおかげでこうして
　今夜復活する事が出来ました！このご恩と感謝の気持ちを支配人の時田、及びスタッフ一同心からお礼申し上げます。
　今夜は心ゆくまでお楽しみ下さいませ！それでは開演です！本日のメインバンド「Ｌａ　Ｍｉｅ　ｅｌ（ラミエル）」の登場です！
　
ライブが始まり、開始早々からヒートアップし
青葉率いるバンド「Ｌａ　Ｍｉｅ　ｅｌ（ラミエル）」は最初から演奏を飛ばす
　
青葉「お前ら！もっとノレよ！今夜はパーティだぜ！次はお待ちかねのこの曲！「残酷な天使のテーゼ！」
　
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
歓声があがる。
ネルフ一同も盛り上がっている
　
その薄暗いライブハウスの奥で二人の男が演奏を見ている
冬月「おい、碇。これがパーティなのか？俺にはまったく理解できんのだが・・・
ゲンドウ「問題ない、きっとこれは余興にすぎない。これからだ
冬月「しかしこの暑さはどうにかならんのかな・・・パーティだと言うから私は正装してきたのだが・・・こう暑くては
　　　かなわんよ・・・しかもこの仮面前が見えにくいったらありゃしない・・・
ゲンドウ「私は今日はラバースーツだ。仮面パーティと言えばこれだろう。
冬月「・・・（心の中で　　　碇・・・こだわりすぎだな
　

────白熱？のライブ────
★☆★　この宇宙を抱いて輝く　少年よ神話になれ！　★☆★
　
ギターソロが始まる
青葉はこの日の為にギターを弾き続けた、この日の為に寝る時間を削ってまでギターに全てを捧げた
その成果が今発揮される！
　
キュイイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
　
日向「おお！すげえ！アイツあんなに上手かったんだ？早弾きすげー！！！
マヤ「・・・仕事の時もあれだけ指動けばいいのに・・・・
日向「・・・・
　
リツコ「やるじゃない、彼。なかなか聴かせる音ね
マヤ「だって仕事サボってまでエアギターする人ですよ？私てっきり丘ギタリストだと思ってました
リツコ「・・・・
　
ミサト「・・・ちょっとギターソロ長くない？
加持「ああ、この曲はこんなギターソロは長くないはずだが・・・
　
シンジ「・・・・ライブハウスってうるさいな・・・
　

カヲル「フンフンフン・・・歌はいいね。歌は心を潤してくれる。リリンの生み出した文化の極みだよ
　　　　でもこれは・・・歌じゃないよ。君もそう思わないかい？碇シンジくん
　
シンジ「カヲルくん！来てくれたんだ！
カヲル「来ないはずはないさ、でも失礼だがギターの彼は自分の立場をもう少しは知ったほうがいいと思うよ。ソロが長すぎる
　
ミサト「ま、まさか・・・・
リツコ「暴走！？

ちょっと疲れた・・・orz
　
展開を考え過ぎて収集つかなくなってきたぽ

>>639
おつ！

────続・ライブ────


延々と続くギターソロ・・・
それに興奮する者、興覚めする者・・・ライブハウス「ジェット・アローン」はカオスの巣窟と化した。

冬月「おい碇、気付いたか？あの演奏者
ゲンドウ「ああ、間違いない　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・キールだ
　
「Ｌａ　Ｍｉｅ　ｅｌ（ラミエル）」のキーボード担当はキールだった。
委員会の時の重苦しい雰囲気とは違い、どこか哀愁感さえある。演奏するその姿は恍惚の表情を浮かべてる
　
冬月「キールめ、何を考えてる？このパーティの目的はなんだ？ところで碇・・・・
ゲンドウ「何だ
冬月「いつまでこの仮面をつけておくのだ？周りのヤツらは誰も仮面をつけていないし・・・少し恥ずかしいぞ、これ
ゲンドウ「問題ない。ここで俺達がこの暑さに負け仮面を外させる事がヤツらの目的だ
冬月「・・・ところであのギターの男、ウチのヤツじゃないか？
ゲンドウ「分からん。何人かは派遣社員だからな。いちいち覚えておらんよ。そういう事は葛城くんに一任しているからな
冬月「・・・とりあえず喉が渇いたな。さっき飲み物をもらったが・・・これテキーラじゃないか？
ゲンドウ「問題ない。
冬月「うむ

一気にテキーラを飲み干す二人。
　
冬月「うう・・む。頭がクラクラしてきた。ところで碇・・・
ゲンドウ「何だ
冬月「こいつら髪を振り乱して頭を振っているのだが・・・これは何かの儀式なのか？
ゲンドウ「これもゼーレのシナリオ通り・・・という訳か・・・
冬月「・・・（コイツそういえば酒呑めなかったような・・・マズイな
　
ゲンドウ「しかし・・・あのギターうるさいな。ロンギヌスの槍（1/144スケール）を使って止めさせるか・・・
冬月「ちょ！？　そんなものあったのか？

fromゲンドウ→to綾波レイ
「司令室の私の机の上から３番目の引き出しにあるロンギヌスの槍（1/144スケール）を使ってあのギターを止めろ
　ロックがかかっているがパスコードは二人の最初の思い出だ
　
fromレイ→to碇司令
「了解

────AMBIVALENCE────
　
シンジ「あれ？綾波？もう帰るの？
レイ「・・・すぐに戻るわ
　
トウジ「シンジー！遅くなってスマンスマン！もう盛り上がっとるな！よっしゃワシも脱いで参戦するわ！
ヒカリ「ちょ！何バカな事言ってるのよ！
　
ケンスケ「悪い悪い、遅くなった。あれ？トウジも今着いたの？
トウジ「おお！ケンスケやないか！最前列にいかへん？ここじゃ盛り上がりにかけるからなぁ！
ケンスケ「碇は行かないの？
シンジ「僕はここで見てるから二人とも行ってきなよ
　
ヒカリ「・・・バカ
　
アスカ「あ、ヒカリ！おっそーい！
ヒカリ「ごめんねアスカ！それにしても・・・うるさいねココ
アスカ「そうね、ちょっと外でようか？加持さんは酔ったミサトの介抱してるしつまんないし、他の男は眼中ないし！
　
シンジ「・・・・汗
　
ヒカリ「そうね、じゃあちょっと外に出て話してようか！じゃあね碇くん、また後でね
シンジ「うん。

アスカ「で、何か新展あったの？あのバカと
ヒカリ「うん・・・さっきここに来る時に・・・自転車二人乗りで来たんだ・・・
アスカ「やったじゃない！まさに青春よねー！このこの！
ヒカリ「・・・ちょ、そんなんじゃないよ、成り行きでそうなっただけで
アスカ「甘い！甘いよヒカリ！そこで押せ押せでいけば男なんてお茶の子さいさいよ！
ヒカリ「・・・そうかな？でも鈴原、私の事ただのクラスメイトとしか見てなさそうだし・・・
アスカ「大丈夫！最初は意識させる事が肝心よ！でも・・・
ヒカリ「ん？
アスカ「前にも聞いたけど、あのお下品バカのどこがいいの？
ヒカリ「・・・（頬を赤らめ　　　　　（消えてしまいそうな声で　　　　男らしいところ・・・・
アスカ「・・・・
　
fromレイ→to碇司令
「ロンギヌスの槍（1/144スケール）確保、これより投てき態勢に入ります。
　
熱狂渦まくライブハウスで未だギターソロは続いていた。その重苦しい暗闇をロンギヌスの槍（1/144スケール）が引き裂く
　
青葉に向かいロンギヌスの槍（1/144スケール）が赤く牙をむく


リツコ「あれは！？ロンギヌスの槍（1/144スケール）！？有り得ないわ！
　
青葉の手に刺さると思われたその瞬間、ロンギヌスの槍（1/144スケール）は届かないまま観客席の中に消えていった
　
リツコ「ＡＴフィールド！？ますます有り得ないわ！

マヤ「パターン青！・・・・使徒？
リツコ「マヤ、酔ってるでしょ。分析機なんて持ってないでしょ。錯覚よ、錯覚
マヤ「先輩こそ酔ってるでしょ？青葉くん（丘ギタリスト）がＡＴフィールドなんて(笑)でもつまんないなこのバンド。先輩、一緒に抜け出して・・・
リツコ「？
　
マヤ「焼き鳥屋で呑みなおしませんか？
リツコ「・・・そうね
　

fromレイ→to碇司令
「作戦失敗
　
fromゲンドウ→to綾波レイ
「やはりオモチャではダメだったようだな。仕方ない、戻ってこい。私は少し酔ってるみたいだくぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこぉｌｐ；
　
レイ「・・・私は人形じゃない
　
シンジ「おかえり、もう用事は済んだの？・・・綾波？なんか怒ってない？
レイ「・・・どうして？
シンジ「だって・・・青スジがピクピクしてるけど・・・
　
パッシーーーーーーーーーーーーーーン
強烈なビンタ
　
シンジ「な・・・・なんで？俺何か悪い事言ったか？