GJ!それにしても過疎りすぎだな
目が覚めると、診察台の上に四肢を固定されて寝かされていて、あぁまだ夢を見ているのだと、シンジは思った。
場所は見覚えのあるネルフ本部のメディカルルームで、シンジの姿は裸だった。そして、夢であると一瞬で確信できた理由なのだが、その胸に拳大の膨らみが二つあり、代わりに股間のペニスは無くなっている。つまりシンジの身体は女性のそれになっていた。
(おかしな夢……)
夢の中で、また眠ることができるのだろうかと思いつつ、シンジは再び瞼を閉じようとした。と、
「お目覚めのようね」
横手から声を掛けられ、シンジは首を回らせた。
「リツコさん……?」
ぼんやりと、その名を呼ぶ。
「どう女の子になった気分は?」
リツコに冷ややかな視線で見下ろされ、シンジはようやくこれが現実だと気づいた。
(夢じゃない……)
その事実は、シンジの意識を急速に冷えさせ、
「な、なんなんですか、これっ!?」
絶叫させた。
「素敵でしょ。ここまで完全な女性化は他じゃ不可能なのよ」
リツコが冷笑する。確かにネルフの技術なら可能だろう。
「戻してください! 元の姿に戻して下さいっ!」
何かの実験だろうか、それとも立ちの悪い悪戯か、とにかくすぐに元の男の身体に戻して貰いたい。戻して貰えないと困る。
リツコは懇願するシンジを見て目を細め、冷酷に告げた。
「無理よ。あなたのペニスはもう処分してしまったし」
「処分?」
「ほら、見えるかしら?」
リツコが顎で示した部屋の隅を見ると、三毛猫がソーセージのような物を咥えている。萎びてしまっているが、それは間違いなく――
「うわあぁぁぁぁぁっ!」
半狂乱で叫ぶ。戒めを解こうと手足に力を込めるが、びくともしない。
「なんで、なんでこんなことするんですか! どうしてっ!」
本当に気が狂いそうになる。訳が分からない。
「憎いから」
短く答えたリツコの言葉は、ぞっとするほど冷えていて、その憎しみが酷く根深いものだと感じさせた。が、少しでも憎まれる覚えなどシンジにはない。
「あなたのお父さんと――お母さんが」
(父さんと母さんが?)
どうしてと、疑問を口にするよりも早く、リツコが白衣をはだけて見せた。その下にあったのは黒い下着だけで、股間にはさらに黒々としたペニスバンドが雄々しく隆起している。
シンジの姿がこうなっていて、リツコがこんな物を付けているということで、彼女のしたいことは単純明快に分かりはしたが、シンジの理解の範疇を超えていた。
(僕がリツコさんに犯される……?)
シンジの秘部にペニスバンドの先が押し当てられる。
「やめて、お願いだから、やめて下さい!」
それはシンジに付いていた物など比べ物にならないほど長く、太く、かりが張っていて、とても秘所の中に収まりそうには見えない。恐い、恐い、恐い。恐ろしくて堪らない。
「私も、そう言ったのよ」
ペニスが中に突き入れられて、シンジは悲鳴を上げた。
まぁ確かに目汚しだな┐(´〜`;)┌
いや、俺はもっと見たいよ
ハァハァ
おっきした
エログロは正直お腹いっぱい
ここ最近エロネタに飢えている・・
エロはイイ
シンジキュン(*´∇`*)
スレ活性化期待あげ
918 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/21(水) 06:14:10 ID:csZZ6kZg
>>909 って、どうして、テストステロンの影響をある程度受けてるシンジを
完全に女性化することができたのだ?
もしかして、男性化した体を女性に戻すことぐらい朝飯前なのか…
それとも、レイのクローンを…。
後者だったらあれだけど、前者だったら…
何人かの人は望みを叶えられるかも。
久しぶりにこのスレ来たけど、女性化することで、
逆に僕は男だ!と奮起する話は投下されたりしてないか?
もちろん元からなよなよしてるし、体も女性で、辛い現実を押し付けられて泣くって展開が
読みたくて仕方ないのだが。
生理イベントで情緒不安定で素っ裸で鏡に写った自分を殴り壊す。
怪我する。
泣く。
リツコさんに治療してもらう。
レズフラグ。
というな・・・わからんかな・・・この気持ち。
山風の小説で
若い青年が主君の仇を打つために、日夜、剣術の修練に勤しんでいたけど、
その仇が送り込んできた女の刺客の忍術で身体を入れ替えられて、女の身体になり、
鍛えた筈の腕も落ちて絶望してたら、尊敬していたはずの上司に犯されそうになって
悲観に暮れて自決する話
みたいな感じ
そんなむちゃくちゃな話まで書いてたのか。
さすが山風。誰にも真似できんw
世の中そんな事まで考える暇な人もいるんだな
>>926 幼稚園に行ってる娘と一緒に風呂入ってて、
「お父さんのちんちん、まわすと取れるの?」
と聞かれて「これだ!」と思うほど仕事熱心な人だから
928 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/21(水) 15:41:56 ID:hAM3rpCT
なんだそれwwワロス(笑)
>>918 ……首から下は綾波ってのが一番簡単そうですが、
エヴァを作る技術でおにゃのこボディを新作したとか
怪しいウイルスを使ったとか、ネルフならやりかねないですね
シンジと初号機がマグマダイバーでアボン
地下の綾波ボディにシンジの魂が入り込む、とかいう妄想をここ2年くらいいつか書こうかなぁと思っている。
Green GablesにあるエヴァンゲリオンMaiってのがそんな話だった気がする
あげましょう
>>922 ギニュー隊長のチェンジ!!みたいな忍術?
ググっても消えてて読めない・・
>>934 セクロスすると身体が入れ替わる忍法
挿れてた筈なのにいつの間にか挿れられてるという感じ
ほ
なんなんだこの異様なまでの過疎化は
たまにはそういう時もある差。妄想を熟成するにも時は必要だ。
革命の日って漫画をシンジきゅんとその他キャラに脳内変換してみた
意外と…
『ライドバック』っていう漫画の主人公が最近、シンジきゅん♀のイメージとぴったしで
禿萌ゆる
女シンジきゅん
ボクハ、トウサンノユイデアリタイ
父さん。お元気ですか。
父さんが僕を捨てて幾年。
僕は、あなたを恨んだりはしていません。
僕は、独り寂しがったけど。
でも、それでも、あなたを恨んだりなんかしません。
―――――2014年某月某日
電車に揺られて一時間弱。
命日から少し遅れて、僕は毎年、母さんの墓を訪れていた。
母さんのことは、よく覚えていない。
母さんの写真も、手元には赤ん坊の僕を抱いているものしかない。
この写真も、母さんが昔いた大学の研究室で見つけたものだ。
母さんの親も、父さんの親も、セカンドインパクトで亡くなったと聞いた。
母さんの実家もすでに取り払われていて、持っているのは大学で手に入れた少しの情報とこの写真だけ。
母さんは優しく笑っていた。
撮ったのは、たぶん父さんだろう。
カメラを構える父さんも、きっと笑っていたはずだ。
記憶には厳つい表情の父さんしかない。
父さんは、どんな顔で笑うのだろう。
僕は、あなたを恨みません。
ただ、あなたに愛されたいだけ。
愛情を、その温もりを、感じたいだけ。
墓参りに行く日にちをずらしたのは、きっと命日には父さんが来ていると思ったから。
去年までの僕はきっと、父さんには愛してもらえないだろうと思ったから。
中学に入って、こっそりバイトもして、髪も伸ばしたんだ。
ちょうど、母さんと同じくらいの、ショートボブ。
服装はどうだろう。あの写真だけじゃわからない。
母さんはどんなおしゃれをしていたんだろう。
わからなかったから、少し清楚に長めの丈のスカート。
これで、少しは母さんに見えるかな。
碇ユイになれるかな。
ねぇ?父さん。
「ユイ……?」
羽根がうるさく音を鳴らしながら、ヘリコプターが降りてくる。
それから出てきた、眼鏡をかけた、相変わらず変わらない顔。
「お久しぶりです。父さん」
「シンジ……なのか?」
「はい」
答えると、父さんは沈黙する。
困っているような様子ではなかった。
もしかしたら、呆れてられてしまったのだろうか。
「似合いませんか?こういうの……」
落ち込みながら、とりあえず訊いてみる。
「いや…………何故、そんな格好をしている」
「母さんの命日だからです」
「ユイの?」
「母さんに見えますか?碇ユイに見えますか?」
父さんは答えない。
また、沈黙が流れる。
僕は意を決して、口を開く。
最も言いたかった言葉を、言うために。
「僕は、父さんといたいです。
一緒に暮らせなくていい。ただ側にいたい。近くにいたいんです。
邪魔にはなりません。いえ、これがそもそもそも邪魔なのかもしれないけど……」
黙り込む父さんに、僕は畳みかけるように今の気持ちをぶつけた。
いや、今の気持ちじゃない。
ずっとずっと、願ってきた気持ちだ。
「……」
父さんは、眼鏡のレンズ越しに僕を見ている。
じっと、見つめている。
そして、口を開いた。
「明日、使いをやる。荷物を用意しておけ」
そう言うだけ言って、父さんはヘリコプターに戻っていった。
ヘリコプターが巻き起こす風に、髪や服やスカートが激しくなびいた。
ろくに墓参りもさせてあげられなくて、ごめんなさい。
そして母さん、ごめんなさい。
僕はあなたになりたい。
あなたになって、会えなかった年月の分、父さんに愛されたい。
シリアルで女装って結構かわいそうだ…
新しい職人さん?
新作乙
後天倒錯で女になったから
逆に男らしくあろうした。
でも、もとの心の弱さも、実際、女性としての肉体であることの
現実にぶつかりながらも懸命に男らしく生きようとするシンジキュンだれか頼む。
>>947 志村ー、シリアスシリアス!
シリアルじゃ朝ご飯だよw
マダ、ボクハヒトリ
荷物は、旅行カバンひとつに収まった。
親戚、父さんの知り合い、これまで色々とたらい回しにされてきたから……
自分自身の大事な物なんて、何もない。
「さてと、服はこんな感じでいいかな」
向こうに着くまでは父さんに会わないだろうし、スカートはやめたほうがいいよね。
ここは手堅く、パンツルックかな。
「今まで、お世話になりました」
心のこもっていない挨拶をして、僕は家を出た。
「お別れの挨拶は済んだようね」
門を出たところに、スポーツカーと、知らない女の人。
「NERV技術開発部技術局第一課所属、赤木リツコです」
「ネルフ?あかぎさん……」
「本当、そっくりなのね。ユイさんと」
「えっ……」
「まぁ、私も映像でしか彼女の姿は見たことがないけど」
言いながら、赤木さんは助手席のドアを開いた。
「行きましょう」
この人が、父さんが寄越した使い。
よくわからない組織の名前、よくわからない部署の名前。
この人が父さんのなんなのかも知らない。
まだ何も知らないんだ、僕は。
「NERVのこと、お父さんからは聞いて?」
「いえ、何も。昨日、久々に会っただけですし」
「そう。あの人、必要最低限のことしか話さないでしょう」
クスッと、赤木さんは笑う。
まるで恋人の自慢話をするような。
「赤木さん、父さんとの関係は?」
「え?」
「単なる仕事上っていう風には、見えませんけど」
「あら、そうかしら?……ただの部下と上司よ」
否定するように言ったけど、そうは聞こえなかった。
勝ち誇ったような表情。
典型的な、愛人だ。
でも父さんが会いに来なかった、僕と会おうともしなかった理由って……
でもそれなら、なんで僕に来るように言ってくれたんだろう。
新しい母さんだ。なんて紹介されたら、嫌だな。
会話もろくに弾まないまま、僕はある街に着く。
第三新東京市。どうやらこの街が、僕の新しく暮らす場所みたいだ。
「なぁトウジ、今のスポーツカー運転してた人見た?すっごい美人だったぞ!」
「アホ。そんな女の尻ばっかり追いかけとんやない」
「ちぇ、なんだよ〜……」
「ワシは隣の女の子の方が好みやったなぁ」
「しっかりと見てんじゃん!」
市街を過ぎてしばらく走っていると、マンションの前で車が止まった。
赤木さんが、バッグの中から何かを取り出す。
「これ、お父さんの部屋の合い鍵。部屋は二階の一番奥よ」
「あ、はい」
「まぁ、忙しい人だから、大して家には帰ってこないでしょうけど」
また、あの笑顔だ。
「時が来ればあなたにも要請があるでしょうから今はあえて何も言わないわ。
その時になれば詳しく教えられるはずだから。
NERVのことも、その他のことも……それじゃあ」
僕が車を降りると、すぐに赤木さんはアクセルを踏んだ。
あとは家族でご勝手に。勝手にできる家族はいないでしょうけど。
そう言われている気がした。
マンションの玄関にあるポストには、どこにも碇という名前はなかった。
エレベーターに乗って、二階に向かう。
扉が開いて降りてみる。
静かな階。階というか、誰も住んでいないような、マンション全体が静かだった。
奥の部屋まで向かい、鍵を開ける。
知らない部屋。
でもここには父さんが住んでいて、これから僕も一緒に住むところ。
だけど、僕はまだ独り。
この街でも前のところでも、僕のことをちゃんと知っている人は、誰もいない。
これはいい(;´Д`)ハァハァ