1 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:
我輩は使徒である。
名前はまだない。
>>1は
最近理科の1分野で上方置換法などを初めて習って
取りあえず使ってみたかっただけの厨房ってのはガチ
3 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/12(土) 00:43:45 ID:Q8kjYa1N
スレ建てるまでもない疑問、雑談スレに行けよ。
なんで最近の厨房はスレを建てたがるんだ?
長いトンネルを抜けるとジオフロントであった。
川端康成 雪国
こんな感じか
7 :
6:2006/08/12(土) 01:22:07 ID:???
あ、ミスった。上方置換法もあったわ。すんません
セカンドチルドレンをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないくらいの
どうでもいいような話だが、それでも俺がいつまでアスカなどという想像上の赤服チルドレンを信じていたかと言うとこれは確信を持って言えるが最初から信じてなどいなかった。
幼稚園のシンクロテストに現れたアスカは偽アスカだと理解していたし、記憶をたどると周囲にいた園児たちもあれが本物だとは思っていないような目つきでアスカのコスプレをした腐女子を眺めていたように思う。
吾輩(わがはい)は使徒である。名前はまだ無い。
どこで生れたかとんと見当がつかぬ。
何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
吾輩はここで始めて人間というものを見た。
しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪(どうあく)な種族であったそうだ。
この書生というのは時々我々を捕えて煮て食うという話である。
しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。
12 :
クロスユ:2006/08/12(土) 01:55:59 ID:WLmFpcuU
羅生門 芥川龍之介 ょり
「この使徒を倒してな、この使徒を倒してな、取り込もうと思うてたのじゃ。」
13 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/12(土) 02:13:36 ID:RuT7w5NW
「おはよう……ナオコ……はかせ……わたしは……マギ……です……きょうの……さいしょの……じゅぎょうを……はじめて……ください……」
それ以上聞いてはいられなかった。リツコは最後のユニットをひっこぬき、MAGIは永久に沈黙した。
アーサー・C・クラーク 2001年宇宙の旅
あげ
「きのう着いた。つまらん所だ。コンフィートマンションに寝てる。家主へビール代を五円やった。
ミサトさんが頭を板の間にすりつけた。ゆうべは寝られなかった。レイが笹飴を笹ごと食う夢を見た。
来年の夏は帰る。今日ネルフに行ってみんなにあだ名をつけてやった。司令は髭、副司令は初老、
科学者はおばさん、弍号機パイロットはチャゲ、スパイは西瓜。いまにいろいろなことをかいてやる。
さようなら」
夏目漱石 坊っちゃん
田代がエヴァで痴漢するスレに見えた
高校のとき現代文の小説をエヴァキャラで置き換えてよく読んだなww
なぜか内容がよくわかった
ユイ「いい、ゲンドウさん。世の中にはね、不思議な事など何一つ無いのよ」
期待
読書感想文のネタ探しにオススメ!
使徒ガキタ
使徒の番をするのが役目の男がいた。ある日大声をあげた。
「議長。助けてくれ、使徒ガキタ」
本当は使徒の姿など無かったのだが。
使徒の番など単調な仕事をやらされていては、突発的に口走りたくもなる。
老人達は慌ててかけつけだが、嘘であったと知る。
退屈極まる身。一時的とはいえスリルを味わう事ができたのだから叱るに価しない。
また、訓練のようなもので、非常時が発生しても無問題である事わわかり、安心感も得られる。
またある日。
「助けてくれ。今度こそ本物の使徒だ」
あの老人達を容易に動かせるのなら、またやってみたくなるのも致し方あるまい。
老人達はかけつけ、今回も嘘であったと知る。
そしてある日、ついに本物の使徒ガキタ。
男は考える。老人達は「もう秋田('A`)」と誰もかけつけてくれないだろう。
そこで男は大声でこう叫んだ。
「助けるな。妻似の美女達が襲って来た。ひどい目に遭わされそうだが構わん」
「妻似…、それは私も黙っていないぞ」
あっという間に男性スタッフ全員までもがかけつけ、女性スタッフ達は冷めた視線で後を追って来た。
その勢いに圧倒され、使徒は逃げて行った。
この男、若くして司令に推され、最も大きな計画を遂行する。
>>23 星新一さん。未来いそっぷ「オオカミがきた」です。
元はイソップだと思うんだけど、そっちは詳しくないのでごめんね(´・ω・`)
イリヤの空、UFOの夏
シンジ「南八幡大菩薩 この矢外させたもうな」
ミサト「射よ!!」
30 :
アンダーマイサム:2006/09/07(木) 20:23:34 ID:8Q1pEdBD
人は親密になってゆくにつれて、一番大切なことが聞けなくなってしまう。
僕はアスカが昨日何をしていたのかもわかるし、今どこにいるのかもだいたいの見当はつくけれど、
彼女が何を考えているのかを知るには、けっこう遠い場所に来ていた。
厨小説より置換しただけの小説がおもしろかったりするテスト
「君が──サードチルドレンだね」
高い、少年の声だった。
一面は瓦礫である。
荒廃した街の只中である。
常夏の海原を渡る綿津見の猛き息吹が壊れたオブジェを叩き付け、
儚き現所の栄華を一瞬にして薙ぎ散らす。
空も湖も大地も渾然一体となって、ただただ世界を橙色の一色に染め上げんとしているかのようである。
その夕焼けの霞の中に一際、小さな影がある。
朽ちかけた街々。その中に─銀髪の少年。
対峙するのはこちらも夕焼けに染まった黒髪の少年である。
学生服の少年は努めて無表情を装っているようにも思えた。
ただ、それが場を取り繕うための表層であるのか、
真に感情の起伏が無いことに起因する少年の内面の発露なのか、
どちらなのか、そんなことは銀髪の少年には分かっていた。
否、分かっているつもりだった。
銀髪の少年は続けた。
「八方に張り巡らされた蜘蛛の巣の、その中心に陣取っていたのは君ではなかった。
君は正に捕らわれた蝶の如く綻び痛んだ身体を毟り喰われるただの生贄だった。
否、生贄の更に予備だった。生まれた時から、否、実に三歳の頃、君の人生は決まっていたと言っても過言じゃない。
君は実に儚く美しい羽を持ちながら、その羽は狂気を隠すことしか使ってこなかった」
黒髪の少年は云う。君が何を言っているか僕には分からないよ。もう僕には闘う理由なんてないんだ──。
銀髪の少年は云う。君の闘う理由が消えても、君の役目は終わっていない──。
「邪魔者は邪魔者を持って制す。世界の要人達が考えそうなことです。
君の周りにはもう君を束縛してくれる者は全て排除されてしまった。
しかし、君は再び束縛してされようとしている。つまり、君の役目は終了していないんだろ?」
さあ─。黒髪の少年は横を向く。
「君は、この次に君を束縛するものを殺すことで、君の役目を完遂されることになる。
この時に、本当に君の役目が消えて君は自由になるわけだ。
だが、違うんだよ。君が考えているように君を取り囲む人間達は単純でも優しくも無い」
黒髪の少年の髪は時折、吹く湖の湿気を孕んだ風で幽かに揺れる。
「真逆、君は──僕に、これからも闘い続けろ、と説得するつもりなの?」
「とんでもないよ。僕が君にそんなことを説得する義務も権利もありはしない。そして、説得する必要も無い」
「そうだよ。僕は僕自身の手で理由を壊したんだ」
そうかな──。銀髪の少年は瞬きもしない。
のびきった感情の、切断音。
ぼくは反射的に、相手の腕を払いのけていた。
ちりちりと全身の皮膚を焼く、おびえの感覚。
とっさに、廊下に駆け出し、妖怪に出会ったような錯乱ぶりで、アパートの住人たちに救いを求めていたという。
「あいつ、人じゃない……人じゃ、なかった……。」
糾弾し続ける、憎悪の指。
背をこごめ、逃げ去って行くのも、ぼくの後ろ姿。
あれ以来、綾波の夢も、いっこうに楽しいものではなくなった。
彼女の誘惑から逃れても、いずれ泳ぎ続けるのは、赤い海。
安部公房 空飛ぶ男 より
上手に思い出すことは非常に難しい。
だが、それが、過去から未来に向かって飴のように延びた時間という蒼ざめた思想(僕にはそれは現代における最大の妄想と思われるが)から逃れる唯一の本当に有効なやり方のように思える。
成功の期はあるのだ。
この世は無常とは決して仏説というようなものではあるまい。
それはいついかなる時代でも、人間の置かれる一種の動物的状態である。
現代人には、インパクト以前のどこかのなま女房ほどにも、無常ということがわかっていない。
常なるものを見失ったからである。
>>36 なにを。インパクト以前をか。そうかもしれぬ。
何事であれ、NARVでは驚いたり感嘆するとき、「オーパ!」という。
でもさーお互い誰かと会いたいって思うのはいいね。
誰かに待たれてるって、誰かを待たせてるって、実感できるの、本当にいいよ。
アスカは遠い空の向こうを仰ぎながらそういった。
私は第17使徒。思いのほかに醜いだろう?
この禍々しき怪物は地獄の業火に焼かれながら、それでも天国にあこがれる!
「どんな美しく清純な少女でも、その中にある人間の本性を見たらとても愛することなどできなくなります。」
「綾波も残酷、アスカも残酷です。
優しさなどというものは、大人のずるさと一緒にしか育っていかないものです。」
三島由紀夫、「不道徳教育講座」より
カヲル「精神的に向上心のないものは、馬鹿だ」
シンジ「せめて恋人を抱いて、もうこのまま死んでもかまわないっていうような夜があって。
天の一番高い所からこの世を見おろすような一夜があって。
死ぬならそれからでいいじゃないか。」
アスカはこれまで、自分が捨てたと思っているものに捨てられてきたのだ
「人生なんてどう転んでもクソみたいなものなんだ」とシンジは思った。小さいときはそれを知らなかっただけなのだ。
親しい人の自立は、その近くにいる人を救うんです。
一人で生きていけるようになること。それだけが、アスカを結果的に救うんです。