シンジ「ただいま、母さんごめんね今日も遅くなって」
ユイ「もう、シンジったらいつになったらユイって呼んでくれるの?」
シンジ「あ、ごめん母さん」
ユイ「ほら、またぁ」
シンジ「あっ」
こんな会話が繰り広がれるに違いない!
あ り え な い
あと、「繰り広げられる」だろ
流石にこれはないだろw
めっちゃLRSっぽい
シンジ「父さん怒ってるかな?」
ユイ「きっと血眼になって私達を探してるわね」
シンジ「ごめん母さん」
ユイ「ほら、またぁ」
シンジ「……ユイ、ごめんね」
ユイ「いいのよ自分が選んだ道なんだから」
初号機とシンジの結婚生活
やめとけ
ついにこのスレが立っちゃったか。
トウシン夫婦スレが立った時からヤバイと思っていた。
たまたまみてくりちゃんおっき
ユイ「今日のビーフシチュー失敗しちゃったわね」
シンジ「そんなことないよ、美味しかった」
エディプスコンプレックスとは母親を確保しようと強い感情を抱き、
父親に対して強い対抗心を抱く状態の事をいう。
マザーコンプレックスは母親に対して依存しようとする感情を意味するが、
エディプスコンプレックスはそれよりも主体的で強い感情であると一般にみなされる。
エヴァの公式カプスレがやっと立ったか
あぁ、夏だなぁ。
夏だなぁ厨 【なつだなぁちゅう】
夏に暴れる人(夏厨とは限らない)を放置ができず、とにかく「夏だなぁ」と言い出し、
それによってなぜか相手より優位に立ってると思い、
荒れの元となりスレ(板)住民全体に迷惑をかける存在。
【特徴】
・とにかく文中に「夏だなぁ」を入れないと気がすまない
・スレの流れや空気を読めず、反応してしまう
・普通のスレ住人は夏厨を放置しているのに自分だけが過剰に反応してしまう
・夏厨に反応している時点で夏厨と同類であることに気づいていない
・普段と特になにもかわらないのに、とにかく「夏だなぁ」と言えば勝ってると思ってる。
・一日中いや一年中ずっと張り付いてる自分がおかしいことに気付かず、
夏休みを利用して2chからくる特に異常というわけではないはずの人をなぜか見下している
アゲてしまえ
/  ̄` ゙̄''''丶、
_r' イゝ、_ _ ヽ.
, '¨ / ヽ  ̄ ヽノ
/ / 丶
| { ∠二二ゝ ∠ニ〉
l 〉 r‐ぁ-´ /‐ぃ-,'
', { `"¨´ ヽ`"´l
y'⌒V ヽ ::: ゝ !
〈 ~く ,-――, /
ヽ 、 へ l____/ /
| ', :::::: /
| \ /
| >--┌'
iー┴-__ |
/ ー _
ハゲ
良スレあげ
良スレあげ
ユイ「……シンジ、どうしたの?
途中で考え込んじゃって」
シンジ「あ、ああ、ごめん、母さん。
こういうことするの、まだ慣れてないんだ……。
あっ、経験とか、そういうのもあるけど、それだけじゃなくて……、
僕たち親子だし……、やっぱりね……」
ユイ「シンジったら……、
心配することはないわ。二人で生きていこうと思えば、
どんな形でも幸せになれるわ。だって愛し合ってるんですもの」
シンジ「う、うん……」
ユイ「さ、続きをしましょ。
ここが……あなたが生まれ出でたところ。
……あなたが帰るべき私そのものよ」
BGM流れる「魂のルフラン」
♪わ〜た〜し〜に〜、か〜え〜り〜な〜さい〜
>>22 確かにあんた天才だよ。
魔がさした天才。
やるなぁ…
26 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/13(日) 17:45:26 ID:fjBpK972
おまえはまさしくニュータイプだ!!
シンジ「母さん、そろそろ……。いや、ユイ、そろそろいい?」
ユイ 「もう、また。しかたないわ、母さんでいいわよ。
今はまだ母さんって呼びたいんでしょう?
しばらくはね。……いつかはユイって呼んでね」
シンジ「ご、ごめん。ううん、ありがとう、母さん」
ユイ 「さ、いらっしゃい」
シンジ「ん、んん」
ユイ 「……おかえりなさい」
シンジ「えっ? ど、どこか良くなかった? ごめんね、母さん。
僕、まだ下手なのかな、本当にごめん」
ユイ 「ふふっ、ちがうのよ、シンジ。
あなたが私の中に帰ってくるたびに思っていた言葉が、
つい口に出ちゃったの。もう一度言うわ――
『おかえりなさい』」
顔を少し赤らめるシンジ。
シンジ「……た、ただいま」
―――
ことが終わって。シンジの肩に頬を乗せて寝息を立てているユイ。
シンジはまだ眠りにつかず、ユイの優しい寝息を聞きながら天井を見ている。
ミサトの家に初めて来た日の会話を回想している。
ミサト「シンジくん! ここは、あなたの家なのよ」
シンジ「……た、ただいま」
ミサト「おかえりなさい」
続きキボンヌ
おもしろい
うはww
knsnの癖にほのぼのしててイイ!
シンジ「母さん、おはよう。今日は僕が朝ごはんつくってみたんだ」
ユイ 「ごめんなさい、シンジ。私、寝坊しちゃった……」
シンジ「いいよ。母さんの寝顔があんまり可愛かったから、起こせなかったんだ」
意外な言葉に照れるユイ。
いつもとはちがう朝。今日のシンジは少し背伸びをしているようだ。
シンジ「それにさ、ゆうべはいっぱい……、ええと……、
し、しちゃったんだしさ……」
キザに振舞うつもりだったが、さすがにここまで言うのは恥ずかしいらしく、
ユイ以上に顔を真っ赤にしてしまう。
ユイ 「シンジったら……」
『やっぱり可愛いわね』と言いかけたが、それはやめた。
これもシンジなりの、頼れる男を演じようとする努力なんだろう。
ユイ 「ありがとう、シンジ。早く食べましょう」
いまだ赤面したままうつむいているシンジをみかねて、ユイから口を開いた。
やはりここから先は自分が手を引いてあげなくてはいけないようだ。
ユイ 「ふふ、ゆうべはシンジがあんなにがんばったから、私、お腹ぺこぺこ」
シンジ「か、からかわないでよ。もう」
また真っ赤になるシンジ。
男らしさを持ち上げるつもりが、ついからかってしまった。
まだまだユイにとってシンジは可愛い存在でしかない。
久しぶりのLYSになるか。 とりあえず乙
乙!
LYSなんてもんが存在するのか…
乙
まぁ、ぶっちゃけ近親相姦だけどユイは初号機の中にいて歳くってないから
肉体年齢的にもミサトより下の27だし
何かちょっと天然というかおっとりした性格が
背徳感を薄めて他のそういうネタよりも読みやすくなってるんジャマイカ?
>>36 以前はLYS神がいたことを 知っているよな?
48氏?
>>40 arcadiaの18禁投稿掲示板にあったやつだよね?
その人?
arcadia↓
僕は、じっくり陵辱派 N3菩目
(2006/May/08(Mon) 10:48 pm)
2ちゃん某スレ↓
鬼教師・ミスター本○ :2006/04/25(火) 20:09:44 ID:???
>>99 ∧_∧ ┌────────────
◯( ´∀` )◯ < 僕は、じっくり陵辱派!
\ / └────────────
_/ __ \_
(_/ \_)
lll
,ィィr-- ..__、j
ル! { `ヽ, ∧
N { l ` ,、 i _|\/ ∨ ∨
ゝヽ _,,ィjjハ、 | \
`ニr‐tミ-rr‐tュ<≧rヘ >
{___,リ ヽ二´ノ }ソ ∠ つまり、鬼教師と同一人物だったんだよ!!
'、 `,-_-ュ u /| ∠
ヽ`┴ ' //l\ |/\∧ /
--─‐ァ'| `ニ--‐'´ / |`ー ..__ `´
く__レ1;';';';>、 / __ | ,=、 ___
「 ∧ 7;';';'| ヽ/ _,|‐、|」 |L..! {L..l ))
| |::.V;';';';'| /.:.|トl`´.! l _,,,l | _,,| , -,
! |:.:.:l;;';';';'|/.:.:.:||=|=; | | | | .l / 〃 ))
l |:.:.:.:l;';';'/.:.:.:.:| ! ヽ \!‐=:l/ `:lj 7
| |:.:.:.:.l;'/.:.:.:.:.:.! ヽ:::\:: ::::| ::l /
43 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/17(木) 13:20:59 ID:z2fLE4XP
誰か続きを…
(゚ー゚*)〜♪
(*゚ー゚)!
(*゚ー゚)ノシ ヾ(´・ω・`)
(*゚3゚)δ・`)
(´・ω(*゚Д゚)アーーーーーーーーッ!!!!!!
カルマを完結させてほしかったと思うのは俺だけか?
近親ヤバス
47 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/17(木) 15:14:12 ID:dEFkT8HH
>>38 へぇ。知らなかった。
LYSだと気のせいかシンジが可愛く見えるな
ユイはほとんど内面が描かれてないんだよね。青葉並みに。
特に心の欠落が見えないのが致命的。
エヴァにおける人間の条件を満たしてないとも言える。
内面をスルーするか、踏み込んじゃうか。
過去のLYS小説の先人たちの苦悩がしのばれる今日この頃。
シンジ「母さん、どうしたの? 僕のごはん、口に合わなかった?」
ユイ 「ううん、ちがうの。とってもおいしいからびっくりしちゃって……」
シンジ「よかった。母さんの味とちがうから、口に合うかどうか心配だったんだ」
ユイ 「合うも何も……これ、すごくおいしいわよ。本当に。
こっちのも……やっぱりおいしい!」
シンジ「あはは、誉められるのはうれしいけど、なんだか照れるよ。母さん」
朝からシンジは照れてばかりだ。
ユイ 「まさかシンジがこんなに料理上手なんて。全然知らなかったわ。
いったい、どこで覚えたの?」
シンジ「先生のところで少しやってたし。
ほら、ミサトさんやアスカと一緒に住んでた頃、食事当番はほとんど
僕だったんだ。ミサトさんは料理苦手だし、アスカは全然やらないしね」
ミサトたちと暮らしていたシンジ。それはユイの知らないシンジだ。
ミサト、アスカ、自分以外の女性。ユイの心がチクリと痛む。
ユイ 「ふうん……。なんだか、自信なくしちゃうわね。
私のつくるものって、正直あまりおいしくないでしょう。
ゲヒルンにいた頃も――ああ、私のいた職場のことね――
仕事仕事で家に帰ってお料理なんてめったになかったから」
シンジ「父さんと一緒だった頃だね」
シンジの知らないユイだ。
ユイ 「ごめんね。こんな話聞きたくなかったわよね。
せっかくおいしいものを食べているのに……。うん、これもおいしい!」
ゲンドウとの結婚生活は、あまり触れないようにしている。
シンジの心はまだガラスのように繊細なはずだから。
シンジ「いいよ、母さん。もっと聞きたいな。母さんのこと。
父さんとのこともいろいろ教えてほしいんだ。
それに母さんの料理おいしいよ。だって、母さんの味なんだから」
まぶしいくらいのシンジの笑顔。シンジの心は痛まなかったのだろうか。
ユイ 「ありがとう、シンジ。
私のことはおいおい話してあげる。
今はそれよりも……、これってどうやって味付けたのかしら?」
シンジ「ああ、それはね――」
少しわざとらしかったかもしれない。ユイは母親であるはずなのに、
まだシンジへの接し方に戸惑うことがある。
ユイ (仕方ないか……。10年だものね。
10年も経って、今さら戻ってきたんだから)
母親に戻れなかったから、せめて女として抱かれたのだろうか。
越えてはいけない壁を破ってまで、シンジに触れたかったのか。
ユイ (こうするしかなかったのよ。
こうしないとシンジは苦しんだままだったもの)
初号機の中で苦しんでいた少年の姿がよぎる。ユイが知っていたシンジ。
シンジ「お味噌汁はね、沸かせちゃいけないんだ。風味がとんじゃうから。
沸騰する直前に火を止めるとおいしく……」
突然、ユイが立ち上がり、シンジに顔を近づけた。そのまま軽く唇を重ねる。
シンジ「ん……。ど、どうしたの母さん!?」
ユイ 「ふふ、なんでもない。なんでもないの。
シンジを見てたら急にキスしたくなっちゃって。」
この快活な少年も、ユイの知っているシンジだ。
ユイ (今さら迷っても仕方ないわ。もう戻れない。
それに、母親でも女でも……、愛していることは変わらないから)
満足したか?
乙!おもろい
いいよいいよー
LYSか…
思ったよりも悪くないね。
57 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/18(金) 18:56:32 ID:W5EAltha
近親相姦ジャマイカ
問題ない、存分にやりたまえ
ここは熟女好きな俺のためのスレだな
こんなキモイSS堂々と投下して作者は恥ずかしくないわけ?
逆のゲンドウ×レイ夫婦も見てみたい
嫌なら悪いが出ていってやってくれ…
少数でも楽しんでるヤシもいるし
63 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/18(金) 23:28:45 ID:JH+1yep3
/⌒ヽ ∩ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ´_ゝ`)/<先生!木も尾たSTOP117です!w
_ / / / \____________
\⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄\
||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
ニーと予備軍だお
>>60 >作者は恥ずかしくないわけ?
↓こんな心境
シンジ「母さん、だめだよ……」
ユイ 「人に見られるのが恥ずかしいの? それとも……、私とするのが嫌?」
シンジ「嫌なわけないじゃないか。でも、こんなところで……」
ユイ 「やっぱり嫌なんでしょう?」
シンジ「……い、嫌なわけないよ! 母さんのこと愛しているんだし」
ユイ 「あら、愛しているのなら、どこだって求め合う場所になるわ。
だって、愛し合っているんですもの」
シンジ(母さんとこんなところで……。
人に見られてるかもしれないのに……。
頭が沸騰しちゃいそうだよ。……母さん、母さん!)
馬鹿親子めw
ユイ 「♪ふーんふんふんふふーん、ふふーんふん♪」
鼻歌をうたいながら、夕食の支度をするユイ。
今朝、シンジに教えてもらったやり方を試している。
こうすることで、今まで知らなかったシンジに近づける気がした。
玄関が開く音。シンジが帰宅したようだ。
シンジ「ただいま、母さん」
ユイ 「おかえりなさい、シンジ! お仕事お疲れさま。
でも……ご飯まだなのよ。ごめんね、もうちょっと待ってね」
シンジ「いいよ、母さん。そのあいだにお風呂沸かしておくね」
―――
シンジ「ごちそうさま、母さん。洗い物は僕がやっておくから、
お風呂先に入ったら?」
ユイ 「ありがとう、シンジ。そうさせてもらうわ。でも、覗かないでね」
シンジ「の、覗かないよ!」
ユイ 「ふふっ」
―――
シンジ(どうしたんだろう、今日の母さん。やけに上機嫌だ。
なんだかミサトさんみたい。
そういえば……ミサトさんの家にいた頃、アスカによく風呂が熱いって
怒られたっけ)
―――
ユイ (どうしちゃったのかしら、今日の私。やけに上機嫌。
シンジが明るくなったから? 二人の生活がうまくいってるから?
それとも……不安なのかしら?
この日常がいつまで続くか不安で、混乱しているのかもしれない)
シンジ「母さーん、お湯、熱くないー?」
すりガラスの向こうに、脱衣所に立つシンジが見えた。
ユイ 「ええー、ちょうどいい湯加減よー」
シンジ「よかった。アスカにはいつもお湯が熱いって叱られてたんだ」
ユイ (アスカちゃん……か)
ユイ 「シンジもどうー? 一緒に入るー?」
シンジ「い、いいよ! そんなのっ!」
ユイ 「あら、夫婦なんですもの。一緒に入るのが当たり前よ」
シンジ「ぼ、僕は、後で入るから……」
ユイ 「入りましょうよー。背中の流し合いしましょうよー」
すりガラスの向こうのシンジは、風呂に入る前からのぼせているはずだ。
シンジ「ご、ごめん。あ、洗い物の途中だった……から」
ばたばたとシンジが逃げていく音。
ユイ (夜は慣れてきたのに、意外とウブなのよね)
湯に顔半分を沈めて、ぶくぶくと泡を吹くユイ。
ユイ (またわざとらしい事しちゃったかしら。でも……残念)
なぜかユイものぼせている。
乙!!
また続きを書いてくれ
ちょっとこのカプありかなって思った漏れは変態ですか?
そうですか変態ですか…
>>70 近親萌えなら少し危ない。ユイ萌えなら問題ない。 あと作家さん乙
山なし落ちなし意味なし
まさに801
801だな
まぁ、何はともあれ
職人乙
面白いの頼みます
77 :
_:2006/08/19(土) 20:34:31 ID:???
シンジ「ったく、のぼせるまで風呂に入ってるなんて。
びっくりしたよ。母さんが倒れてたから」
ユイ 「ごめんなさい、心配かけちゃって……。
私をお布団まで運んでくるの、たいへんだったんじゃない?」
火照ったユイの顔。シンジはいつもに増してユイが可愛いと思った。
シンジ「ううん、たいしたことないよ。母さんの体、軽かったしね」
ユイ 「シンジったら……、たくましくなったのね」
ユイがシンジの顔をやさしくなでる。
シンジ「こ、このくらい、当たり前じゃないか。……もうすぐ15歳なんだし」
ユイ 「体も拭いてくれたのね。ふふ、裸、見られちゃったわね」
シンジ「な、何言うんだよ! 今さら……」
ユイ 「だって、シンジがいつも恥ずかしがるから、明るい所でよく見たこと
なかったでしょう。私の裸、どうだった?」
シンジ「どうって……、そんなこと言われても」
ユイ 「私って、このとおり貧弱な体つきで、あまり女らしくないでしょう?」
シンジ「そ、そんなことないよ!」
78 :
_:2006/08/19(土) 20:35:18 ID:???
ユイ 「他の女性と比べたら、やっぱり女らしくないんじゃない?
もうじき15歳なんですもの。他の女の人の裸、見たことあるかしら?」
シンジ「…………」
ユイ 「そう、あるのね……。アスカちゃんかしら? 葛城さん?
それともレイちゃんかな?」
シンジ「…………」
ユイ (3人ともなのね。黙っててもわかるんだから。……やっぱり妬いてる、私)
ユイ 「私の体、アスカちゃんと比べてどうだった?」
上気したユイの顔。
シンジ(やっぱり今日の母さんは変だ。いつもよりも機嫌がよくて。
いつもよりも僕をからかっている。……いつもよりもなんだか可愛い)
シンジ「…………。
……か、母さんのほうが、綺麗……だった」
ユイ 「そう、よかった……。葛城さんと比べてどうだった?」
シンジ「母さんのほうが、綺麗だった……よ」
上気したユイに引き寄せられていくシンジ。
ユイ 「レイちゃんとは?」
シンジ「母さんのほうが綺麗……」
79 :
_:2006/08/19(土) 20:36:04 ID:???
二人の顔が息のかかる距離まで近づく、その途端。
ユイ 「つかまえたっ!」
突然、ユイがシンジに抱きついた。
シンジ「わ、わ、わ? か、母さん!?」
ユイ 「ありがとう、シンジ! 大好き!」
シンジ「く、苦しいよ。離してよ」
ユイ 「だーめっ! もう絶対に離さないんだから」
シンジ「もう、どっちが子供なんだかわからないよ。ちょ、苦しい……」
布団の上でユイにじゃれつかれる。湯上りの体温が伝わってくる。
シンジは抵抗しながらも、照れくさそうに顔が緩むのだった。
ユイさん27歳なのに、まるで少女みたいだ(*´Д`)
職人GJ
いい仕事
そう、ユイさんの魅力のひとつはちょっと天然が入っててかわいらしいところなんデス
ホント
乙!
ムチムチボディ度
ミサト>ユイ>リツコ>綾波>アスカ>シンジ>マヤ>マナ
じゃないの?
ん、ソース?無いよ。
マヤとマナ、男よりも貧相なのか・・・
職人GJ
子供っぽいユイさんなごむ
LRSっぽいし変態そうだから今までさけてたが・・
こんなの読まされたらファンになりそう
YOUも仲間になっちゃいなよ〜!
89 :
_:2006/08/20(日) 22:47:48 ID:???
>>84 ミサトが腹の肉摘めるくらいムチムチなのは議論の余地もないところだが、
ユイは関しては、以下のような証言がある。
――胸の大きい女性は、服の上からでもはっきりしてますが、小さい女性は
形がわかりません。そこで袖のない服装の時、脇から覗いた部分をチラ見するんです。
今までわからなかった形・大きさが、裾野からの観測で判明する。
この達成感が脇下チラ見の醍醐味です。
赤木ナオコ博士は自信があるのか、ことさら強調した服を着てますね。
いつも着ているタートルネックのセーター。あれは胸部の生地がたるみませんから、
大きい女性にはうってつけなんです。本当、年甲斐もないですよ。
セーターには、下着のラインを隠しつつ形だけを見せられる機能もあります。
そう、ガチガチの下着、E計画で使う拘束具のような代物で無理やり寄せて
上げても外からはわからないんです。
大きさだけは立派ですが中身は無様でしょうな。目が行くのは碇くらいですよ。
それに引き換えユイ君、彼女の形はなかなかわからなかった。痩せているせいで
タートルネックでも胸部がたるみますから。
ある時ようやくチラ見チャンスが巡ってきましてね。それもノーブラだったんです。
ユイ君は授乳期が終わったばかり。産後も研究の毎日で下着を買い換えてる暇が
なかったのでしょうね。
普通、この時期の女性というのは胸がぱっつんぱっつんに張ってまして、
カップが2段階近く上がるものなんですよ。
ところがユイ君の裾野は……私の見立てではB、それ以上ではありませんでした。
ええ、間違いありません。あの若い肌のツヤは、ほとんどたるまない張りを
示していました。最大限に盛り上がっていてあの大きさです。授乳期明けでB、
ということは通常時でAかAA!
そうです。碇の奴が、赤木君のような年増の胸に目が行ってしまうのも
無理からぬことだったんです。全てを悟った私は、彼が哀れになりましてね。
これからはできる限り碇の力になってやりたい。そう思いました。
90 :
_:2006/08/20(日) 22:48:33 ID:???
余談だが綾波も、ブラジャーの付け方(5話)からカップが小さめと推定される。
シンジの片手にすっぽり収まるコンパクトサイズ。
「肉食ってないから」「まだ14歳だもの」「リリスはデカかった」と諸説あるが、
ユイからペチャパイ遺伝子を受け継いでいるとも考えられる。
よって以下のような妄想が成り立つのである(前置き終わり)
ユイ 「ごめんね、シンジ。私、こんな痩せっぽちな体で、胸も小さくて…… 」
シンジ「何言ってるんだよ、母さん」
ユイ 「だって……、やっぱり男の子は大きなおっぱいが好きなんじゃない?」
シンジ「そんなことない。僕はこのままの母さんが好きだよ」
ユイ 「んっ……、ほら、シンジの手の平に収まっちゃうくらいの大きさしかない」
シンジ「でも、僕にとってはこれがちょうどいいんだ」
ユイ 「そう、ありがとう。……んくっ、こんな体だけど、
全部シンジのものだからね。好きにしちゃっていいわよ、……ふあ」
シンジ「うん……」
91 :
_:2006/08/20(日) 22:49:27 ID:???
ユイ 「きゃふっ! いっぱい揉んでもらってるのに、今さら育つような
歳じゃないし……。ごめんね」
シンジ「謝ることなんかないよ。母さんの胸、本当に大好きだから」
ユイ 「くうっ……。そういえば、シンジを産んだ頃の母さんって、
もうちょっと胸があったのよ」
シンジ「そうなんだ」
ユイ 「うん、だから……んんっ、シンジの赤ちゃんできたら、大きいおっぱい
触らせてあげられるから……。
がんばりましょうね、ご褒美……あげられるから。
……あら? どうして止まっちゃうの?」
硬直するほど真っ赤になってるシンジ。
※このネタは続きませんので、今日の分は後ほど改めて。
ぬふぅ
あらあらうふふ
94 :
_:2006/08/20(日) 23:41:54 ID:???
明かりの消えた部屋。カーテンを閉じてない窓から月の光が差し込んでいる。
ユイ 「シンジの体、冷たくて気持ちいい……」
シンジにひとしきりじゃれついた後、覆いかぶさりその胸に顔を乗せているユイ。
シンジ「母さんの体も、温かくて気持ちいいよ」
ユイ 「ふふ……。
愛し合っていればね、こうやって体温を伝え合うことができるのよ。
寒くて震えている時も、温かさを分かち合えるの」
シンジ「……うん」
ユイ 「心も、隙間があっても、こうして身を寄せ合えば、
互いに埋め合わせることができるわ」
シンジ「……うん」
ユイ 「シンジの心、いっぱい隙間が空いてた……。
これから私が埋めていってあげるね」
シンジ「うん。……ありがとう、母さん」
ユイ 「だから、ずっと私の側にいてね。
あなたの欠けた心、満たしてあげるから、私の心も満たしてくれる?」
うはww
96 :
_:2006/08/20(日) 23:42:43 ID:???
シンジ「うん。……ずっと側にいるよ、母さん」
ユイ 「そう、ありがとう。……えいっ!」
がばっと起き上がって、シンジの上に馬乗りになった。
風呂場から抱き運んだ時のままの姿、全裸のユイ。
シンジ「わ、ま、また……母さん!」
ユイ 「ふふ、満たしてくれるんでしょう? 心の隙間、埋めてくれるんでしょう?」
月明かりに映し出された華奢な裸体。シンジがいちばん綺麗だと思った体だ。
両手の平がシンジの胸板をなでる。
ユイ 「シンジの体……やっぱり、たくましくなってる。
心と体は繋がっているもの。体の隙間を埋めれば、満たされる心もあるわ。
今夜もまた……埋め合わせましょう」
シンジ「母さんってば、もう」
青白く照らされたユイを見上げながら、赤くなるシンジ。
ユイ 「ふふ、たくましくなっても、恥ずかしがり屋さんなのは相変わらずね」
朝から頼れる姿を何度も見せたはずだったが、結局かなわないシンジであった。
この時間に読むとなおさらGJですな 乙
禿げ萌えシマスタ…
やってることはなかなか危ういのになんかほのぼのしてるなww
知的なのに天然なユイさんに萌えた
普通に近親(ry
なのに萌えてしまう自分は変態か
続きまだ〜?
104 :
_:2006/08/23(水) 01:24:11 ID:???
シンジ「ただいま、母さん」
ユイ 「おかえりなさい!
ごめんなさい、またご飯まだなの。
シンジに教わったこと、いろいろ試していたら遅くなっちゃって……」
シンジ「ううん、いいよ。何か手伝うことはある?」
ユイ 「ありがと。それじゃ、サラダに入れるゆで卵むいてくれるかしら」
シンジ「うん、テーブルの上にあるこれだね」
(あれ? この卵、ゆでてあるはずなのに濡れてないような……)
卵の殻を割りかけた途端……、ぱーーーーーーーんっ!!!
ユイ 「きゃあ!! ば、爆発!?」
振り向くと、そこには卵の中身を浴びたシンジの姿。
シンジ「……母さん、この卵って……」
ユイ 「ごめんなさーい!
実は……、ゆでる時間もったいなくて、電子レンジで……」
がっくりとうなだれるシンジ。
105 :
_:2006/08/23(水) 01:26:21 ID:???
ユイ 「ああ、卵がこんなに……かき集めなくちゃ。ええと空いているボウルは。
テーブルもめちゃくちゃ……、ふきんどこかしら」
落ち着いているのか慌てているのか、よくわからない姿。
ユイ 「床にも飛び散っちゃって、雑巾雑巾……。
……きゃあ! シンジがこんな姿に! いったいどうしたの!?」
どうやらパニックのあまり、目の前のシンジの姿が抜け落ちていたようだ。
ユイ 「タ、タオルタオル……ええとええと」
ユイはほとんど目を回しながら、シンジの卵だらけの顔を拭き取る。
シンジ「……母さん、それ雑巾」
慌てるユイさんテラカワユス 乙
110 :
_:2006/08/23(水) 22:45:53 ID:???
とりあえず顔だけは拭いたシンジ。
ミサトのだらしない姿を見る時のような、眉をひそめた表情。
シンジ「母さん……。母さんって確か学者だったんだよね?」
ユイ 「う……うん。い、いちおう大学でもゲヒルンでも生物工学を……」
そう答えるユイだが、自信なさげに上目づかい。
シンジ「水分のない殻と、水分たっぷりの中身、電子レンジではどう温まる?」
ユイ 「……中身だけ。
そうそう、高周波により有極性分子が振動し摩擦が起きる誘電加熱で
水分子だけの温度が上昇するのよ」
シンジ「殻の温度がそのままで、中身だけが温まったらどうなる?」
ユイ 「中身だけが熱膨張し、殻に内圧が加わって……破裂します」
シンジ「それだけわかってるのに、なんでやっちゃうんだよ!」
ユイ 「ご、ごめんなさーい。でも、でも……」
シンジ「でも?」
ユイ 「そーっと温めれば、殻にも熱が伝導して破裂しないはずだったの。
……何度も試したし」
シンジ(まさか!)
電子レンジの扉を開けた。中は全面に飛び散った黄身と白身の跡。
111 :
_:2006/08/23(水) 22:47:02 ID:???
シンジ「これは『試した』じゃなくて『失敗した』んだろ」
ユイ 「ごめんなさい! 今度こそ成功と思ったのに……」
シンジ「……ああ、そうか。
母さん、卵の黄身と白身は固まる温度がちがうんだ。
だから黄身と白身の間にも圧力差が生まれる。
殻が大丈夫なように見えていても、その中に二重の爆発物ができてたんだ。
ほら、スクランブルエッグ。あれを作るとき黄身のほうが先に固まるよね」
ユイ 「…………。
そ、そうだったかしら……。そ、そういえばそうよね!」
シンジ「母さん、あまり料理したことないって……、もしかして
スクランブルエッグすらほとんど作ったことないんじゃ……」
ユイ 「ごめんなさい」
シンジ「責めてるわけじゃないよ。そんなことまで謝らないでよ」
ユイ 「ごめんなさい」
シンジ「ほら、また。
母さんって、意外と内罰的なところがあるんだね。
条件反射的に謝ってるように見える。謝れば済むわけでもないのに」
ユイ 「…………」
シンジ「…………ごめん」
112 :
_:2006/08/23(水) 22:48:40 ID:???
―――
卵で汚れた服を脱いで、シャワーを浴びているシンジ。
シンジ(謝るのは僕だ。アスカにも内罰的って責められた僕が、
同じことで人を責めるなんて……)
シャワーの温度を上げることも忘れて、冷たい水を浴び続けている。
シンジ(僕は……やっぱり人を傷つけてしまうんだ。
ミサトさんやアスカ、カヲル君を傷つけたのに、今度は母さんを……。
僕は……いつも他人を……)
ユイ 「シーンジー」
外から呼ぶ声。我に返るシンジ。
ユイ 「替えの服、ここに置いておくわよー。
それから……、ごめんなさい」
シャワーの栓をキュッと固く締めた。歯を食いしばりながら。
シンジ「謝らなきゃいけないのは僕だ!!」
ユイ 「シンジ……?」
シンジ「もう人を傷つけたくないって思ったのに、また母さんを……。
今も……謝っても元に戻らないのに、またそれで済まそうと思ってる。
僕は卑怯で、臆病で、ずるくて。それなのに人を傷つけるんだ。
謝っても、謝っても、いくら謝っても足りないのに……傷つけたんだ!」
冷たい水を浴びたシンジの体。顎から大粒の一滴が、したたり落ちそうで落ちずに
留まっている。言いたくても言い出せない次の言葉。
113 :
_:2006/08/23(水) 22:49:27 ID:???
ユイ 「……開けるわよ」
いつものユイの声だった。『おかえりなさい』と言う時の声。
扉のレバーが音を立てる。
シンジ「え? ……わ、母さん!?」
ユイ 「さっきのお詫びに背中でも流してあげようかと思って」
シンジ「い、いいよ……あ、開けないでよ!」
半開きの扉から、ユイの頭がぴょこんと覗く。
さっきまでの様子が嘘のように慌てるシンジ。
ユイ 「あら、私の裸は見たのに、自分のは見せたくないの?
毎晩、裸であーんなことしてるのに、今さら恥ずかしがるの?
せっかくお風呂でもしてあげようと思ったのに」
シンジの恥じらいを的確に突くユイの口調。
シンジ「わ、わ、わ! ……と、とにかく閉めてよ!」
ユイ 「ふふ、あいかわらず恥ずかしがり屋さん。
お掃除しておくから、後の事は心配しないでね」
ぱたんと閉じられた扉。すりガラスの向こうのユイの影も消える。
残されたシンジは、呆けたように裸で立ち尽くす。
ぬるい水がポチャンポチャンとしたたり落ちていた。
たまご爆弾ナツカシスwwwwww
取り合えず乙!!
115 :
_:2006/08/23(水) 22:52:53 ID:???
―――
卵だらけのテーブル。
ユイはどこから手をつけたものかしらと、ため息をついた。
ユイ (それに今回も……残念)
GJ!
シンジワロスw
ユイさん立ち直り早いなw作家さんいつも乙
続きマダ〜?ととりあえず言ってみる
続きマダー、ととりあえず答えてみる
orz
とりあえずじゃなく待ってるよと言ってみる
122 :
_:2006/08/26(土) 01:44:57 ID:???
シンジ(ふう、母さんといるといつもこんな感じだ)
温かいシャワーが心地いい。
シンジ(それにしても、母さん、こんなに料理苦手だったなんて。
母さんって、もっと『お母さん』って感じの人だと思ってたのに。
本当、お母さんらしくない……)
『お母さん』のイメージを思い描いてみる。
美味しい料理、静かな微笑み、やさしく抱く腕……。
母の腕に抱きしめられる自分を想像してみた。
シンジ(そうだ……!
エヴァに乗っていた頃、使徒に飲み込まれた時、……あの時、
母さんを感じてた)
第拾弐使徒のディラックの海の中に取り込まれ、エントリープラグの中で
膝を抱えていた記憶。
シンジ(一瞬、『お母さん』の腕に抱きしめられた感じがした。
あれが母さんだったのかな……)
その後のことは覚えていない。ミサト達から初号機の脱出を聞かされただけだ。
シンジ(当たり前だよな。母さんはずっとエヴァの中にいたんだから)
123 :
_:2006/08/26(土) 01:46:23 ID:???
ふたたび母のイメージを思い連ねる。
甘い匂い、ささやくような声、やわらかい乳房……。
ふと、母ではなく女の、毎晩抱いているユイのイメージが割り込んできた。
誘う香り、うめくような吐息、汗ばんだ乳房……。
シンジ(僕とこんなことをしているから、『お母さん』らしくなくなってるのかな。
そうだとしたらなんだか……寂しいや)
―――
風呂場を出ると、台所ではユイが床を掃除していた。
バケツの水で雑巾を絞っている。
短く握った雑巾を、か細い腕をひねるようにして回すその仕草に、
シンジは目を奪われた。
ユイ 「あら、どうしたの?」
シンジ(『お母さん』の絞り方だ……)
いいよいいよー
ワクテカ
ユイさんカワユス
127 :
_:2006/08/27(日) 02:31:09 ID:???
シンジ「母さん、あのさ……、さ、さっきはごめん」
夜。布団の中で隣のユイに話しかける。
ユイ 「なあに? あの話の続き?」
シンジ「うん。謝ってばかりだけどさ、やっぱり僕にはそうするしかないんだ」
ユイ 「私が傷ついたと思ったの?」
シンジ「うん……、そう思う。
僕が母さんに同じこと言われたら、きっと傷ついた」
ユイ 「だからシンジは謝るしかないの?」
シンジ「うん、いくら謝っても足りないけど、人を傷つけたから。
それと、もう傷つけないようにしたい……」
ユイ 「シンジ、それはちがうわ。
……あなたはこれから先も私を傷つける」
ドクンと音がした。シンジの心の音。
ユイ 「人は必ず他人を傷つけてしまうの。
他人を傷つけずに生きられる人なんていないわ。
だから私も、きっといつかあなたを傷つける」
シンジ「…………」
128 :
_:2006/08/27(日) 02:32:57 ID:???
ユイ 「でも、人は他人を癒してあげることもできるのよ、シンジ。
もし人を傷つけたと思ったら、その人を癒してあげなさい。
自分が癒してあげられなかったら、他の傷ついた誰かを癒してあげなさい。
そうすれば、自分が傷つけた相手も、必ず他の誰かが癒してくれるわ」
いつのまにか、シンジはユイの優しい腕に抱かれていた。
ユイ 「……こうすることで、自分が傷つけられても相手を許してあげられるの」
シンジ「母さん……」
ユイ 「シンジ……、私のこと傷つけるのが怖い?
傷つけることを恐れていたら、癒す方法を知ることもできないわ。
私はシンジに癒されたい。
だから傷つけられることがあってもシンジを受け入れられるわ」
シンジの頬に当たる柔らかいユイの胸。パジャマの布地ごしに伝わる体温。
温かいお母さんの胸。
129 :
_:2006/08/27(日) 02:34:05 ID:???
ユイ 「私もシンジを傷つけてしまうけど、きっと癒してあげられる。
私のこと……受け入れてくれる?」
シンジ「うん……。ありがとう母さん」
ユイ 「そう、よかった。
それじゃ、あの話の続きはおしまい。別の続きをしましょうか」
シンジ「別の続き?」
ユイ 「お風呂場での続き。
……ふふ、背中流してあげるって言ったけど、本当は私のこと、
癒してもらいたかったの」
シンジ「え、え……癒すって」
ユイ 「明日はシンジのお仕事、お休みだったわよね。
私を癒す方法、教えてあげる。……たっぷり癒してね」
ピシリとひび割れる音がした。シンジの心の音だろうか。
130 :
_:2006/08/27(日) 03:15:23 ID:???
―――
あれからどれだけ経っただろうか。
さんざんユイを癒してあげたはずなのに、まだシンジは許してもらえそうになかった。
ユイ 「あら……もう、おねむなの……?」
シンジの耳元で甘くささやくユイの声。
シンジ「ごめん……母さん。僕、もう……限界……」
汗ばんだ乳房が押し付けられる。むせるような誘う香り。
優しかったお母さんのではなく、貪欲な女の胸、女の香り。
シンジ「少し、眠らせて……」
ユイ 「だめえ……まだまだ、シンジのおかわり欲しいの……。
……満足してないもの」
シンジ「お……おねがい……」
ユイ 「いいわ……、これが終わったら、眠らせてあげる。
でも……ひと眠りしたら、また続きしてね……」
シンジは途切れそうな意識の中、ユイに飲み込まれてしまうのだった。
131 :
_:2006/08/27(日) 03:17:08 ID:???
―――
ユイ 「……ンジ、……シンジ」
シンジ「母さん……まだ、足りないの……?」
まだ許してもらえていない。
ユイ 「しょうがない子ね……。
……こうすれば、まだまだ出来るわよね?
ほらあ……また元気になったあ……」
シンジ「あ、あ……、もう……無理……だってば」
ユイ 「だめでしょう……せっかく、また元気になってるんだからあ……。
これならもう2、3回は……。
その後も……いろいろしてあげるから……」
シンジ「も、もう……許してよ……母さん」
再び途切れかける意識で、夕方の台所での出来事を思い出す。
シンジ(やっぱり母さん、怒ってたのかなあ……)
乙彼!
乙 ユイさん強いな色々と
ナイスエロス!
出だしから考えると意外なくらいここは良スレだなww
136 :
_:2006/08/27(日) 19:53:17 ID:???
近所のスーパーマーケット。シンジとユイが歩いていた。
並んで、と言うより、腕にしがみついてくるユイをシンジが引きずっている格好だ。
シンジ「か、母さん、そんなにくっつかないでよ」
ユイ 「夫婦なんだもの。このくらい当たり前よ」
シンジ「だって……人が見てる。ほら」
右腕に買い物カゴ、左腕にユイをぶらさげているシンジの姿に、すれちがう客も
店員もみな一様にくすくすと笑う。
ユイ 「幸せな新婚さんって思われてるわよ。きっと。
せっかくだから、いっぱい見せてあげましょうよ。
みなさんに幸せのおすそわけ」
真っ赤になるシンジ。周りの人たちが笑い声がさらに大きくなった気がした。
シンジ「母さんってば……」
ユイ 「あら、母さんなんて言ってるの聞かれたら、まるでとんでもない親子だと
思われちゃうわよ?
人前ではユイって呼ぶこと」
少し青くなるシンジ。
137 :
_:2006/08/27(日) 19:54:08 ID:???
シンジ「……な、なんてこと言うんだよ。母さん」
ユイ 「ほら、また言ったあ。
みなさーん、この子は母さんと呼んでる私を、毎晩さんざん……」
シンジ「わ、わ、わ!」
あわててユイの口をふさぐ。右手の買い物カゴを取り落としてしまう。
じゃれている夫婦の姿に、周囲の視線がさらに集まった。
ユイ 「……んぐ、ゆうべなんて……ぷはっ、夜明けまで……むぐっ」
シンジ「ふ、ふざけるのはやめてよ! ……ユイ」
ユイ 「ふふ、ちゃんと呼んでくれた。わかりました、あ・な・た」
今日のユイも、うかれていた。
一緒に暮らすようになってから、ユイは頻繁にこうなるのだが、
まだまだシンジの手には負いきれないところがある。
ぐはぉwwユイさんテラカワユスいつもごちそうさまですwあと3時間待ち切れんorz
エロいのにこのカプには癒された
140 :
_:2006/08/27(日) 23:12:32 ID:???
ユイ 「二人で一緒に買い物に出かけるの、初めてじゃない。だから嬉しいの、私」
シンジ「買い物って言ったって……、近くのスーパーだよ」
昨夜のユイの求めは早朝まで続き、目覚めるとすでに夕暮れだった。
せめて外には出ようということで、このスーパーに来ていた。
ユイ 「女はね、好きな人と一緒に歩けるだけで幸福なのよ。
別に遠くに出かけたり、何かをしたりする必要はないの。
ただ横に並んで同じ道を歩く。それだけで幸せを感じられるの」
シンジ「そうなのかなあ……」
ユイ 「そういうものなの」
なおも左腕にしがみついてるユイを引きながら店内を巡る。
人前でじゃれつかれる恥ずかしさもあって、顔をまともに見られない。
シンジ「かあ……いやユイの場合は、僕をからかうのが楽しいようにも見える」
ユイ 「それもあるわね、ふふ。
……ねえ、男の人は好きな人と歩くことに幸せを感じないの?」
シンジのことを『男の人』と呼んだ。やっぱり母さんも僕のこと、男と認めてくれて
いるんだ。そう思うと嬉しくなるシンジ。
141 :
_:2006/08/27(日) 23:13:22 ID:???
シンジ「そりゃあ、ユイと一緒なんだもん。……幸せだよ」
ユイ 「ふふ、ありがと。これが幸せになるチャンスよ。
人は生きてさえいれば、幸せになるチャンスがどこにでもあるの」
その言葉にシンジの足が止まる。思わず振り返ってユイの顔を見つめた。
ユイ 「私が戻ってきた頃のシンジ、幸せを忘れていた。
きっと幸せのチャンスが見えなくなっていたんだと思う。
これからは私が幸せの見つけ方教えてあげる。
たくさんたくさん教えてあげる」
シンジ「……ありがとう、母さん」
ユイ 「今、私、幸せを感じたわよ。ありがとうと呼ばれて幸せ。
名前を呼ばれたことも幸せ。
人に感謝の言葉をもらうこと、人に呼びかけられること。
これもどこにでもある幸せのチャンスなのよ」
シンジ「うん。僕も……母さんに幸せを感じてもらえて幸せだ」
そしてユイと出会えたこと、こうして一緒にいられることは、
もっともっと幸せだと思った。
142 :
_:2006/08/27(日) 23:14:11 ID:???
―――
ユイ 「……ところで今、また『母さん』って呼んだわよね。
みなさーん、この子ったら実の母親である私を……」
シンジ「うわあああああ!!」
冬月先生が気に掛けるのもうなずけるな。
お茶目だね、ユイサン
カワユスとかいう次元の話ではなく可愛すぎるよユイさん
こういう展開はいいねえ
いままではすぐエロエロになってたからな
うん、和む
確かになwwこういうほのぼのもいい
地味にシンジのキャラも良く出来てる。
これは…スゴイ。
ユイさんは実はエヴァの中での1番のヒロイン
何を今更当然のことをwwユイさんしかいないって
152 :
_:2006/08/29(火) 21:56:39 ID:???
レジでの精算を終え、スーパーを出た二人。
シンジの両手には買い物袋、左腕にはしがみつくユイ。どちらもずっしりと重い。
ユイ 「うーん、シンジがいるからと思って、たくさん買ったけど、
ちょっと買いすぎちゃったわね。重くないかしら?」
シンジ「なんとか大丈夫だよ。それより、……ユイが重い」
ユイ 「え? あら、あらあら、私ずっとシンジにもたれかかってたのね」
シンジ「今ごろ気がついたんだ……、ユイ」
少し残念そうに腕を離すユイ。
ユイ 「ひとつ持ったげる。……それから、ほら」
小さいほうの袋を渡したが、ユイはなおもシンジに手を突き出してくる。
きょとんとした表情のシンジ。
ユイ 「ほら、ほらほらっ」
子供のおねだりのように手を振るユイ。
シンジはしばらく考え込んでから、ようやくユイの意図に気づいた。
顔を赤らめながらユイの手を握る。手をつないで欲しかったのだ。
ユイ 「んふふ、よろしい」
153 :
_:2006/08/29(火) 21:57:37 ID:???
―――
すでに日が沈み、街灯がついた帰り道。
手をつないで歩く二人。シンジはときおり顔がゆるみそうになる。
ユイ 「ふふ、さっきからシンジ、幸せがにじみ出そうな顔してる。
こういうのもいいわね」
シンジ「うん」
ユイ 「シンジはこのくらいの距離がちょうどいいのかしらね。
手をつなぐくらいの距離が……」
シンジ「え?」
ユイ 「さっきは私、はしゃぎすぎたわね。
人前で抱きついたりしちゃってごめんなさい」
シンジ「そんなことないよ。……そりゃあ、ちょっと恥ずかしかったけど。
母さんとなら、やっぱり嬉しいよ」
ユイ 「ありがとう。私もシンジに触れるのは嬉しい」
重い買い物袋よりも、お互いを握る手のほうに力がこもる。
肩も触れない距離だが、シンジは握る手でユイを感じられるこの瞬間が
いちばん安心できた。
ユイ (……やっぱり抱きつかれるのは、怖いのね。
シンジの心の壁、このあたりなのかな)
154 :
_:2006/08/29(火) 21:58:29 ID:???
シンジ「どうしたの、母さん?」
ユイ 「んー、はしゃいだから少し疲れたかしらって思ったの。
ねえ、シンジに少しもたれかかっていい?」
シンジ「うん。でも人目があるから、さっきみたいにくっつかないでよ」
ユイ 「ふふ、恥ずかしがり屋さん。
ほんのちょっとだけ寄り添わせてくれるだけでいいの。
抱きついたりしないから、ね」
ユイの肩がシンジに触れた。少し落ち着かない気持ちになって、赤くなるシンジ。
ユイ (シンジ、あなた本当は恥ずかしがってるわけじゃないの。怖がってるのよ。
夜、抱き合う時も、心の壁が触れられることにおびえてる。
自分でもわからないその恐怖が、あなたの場合は恥ずかしいって感情に
なって現れるの。
……いつか、もっと近づけるかしら)
シンジ(母さん、さっきまで子供みたいに元気だったのに……。
さすがに疲れたみたいだ。今夜は早く眠れるかな)
ふとユイが立ち止まった。
ユイ 「ふう、もう歩けないかも。
シンジ……、おんぶして」
シンジ「な……、母さん、何を言うんだよ。
ほ、ほら、荷物は僕が持つから。ほんのちょっとで家なんだし」
155 :
_:2006/08/29(火) 21:59:16 ID:???
ユイ 「じゃあ、だっこ」
両手を突き出してせがむユイ。
シンジ「子供みたいなこと言って困らせないでよ。すぐ僕をからかうんだから」
ユイ 「だって、シンジが小さかった頃、いつもだっこしてあげてたのよ。
これでおあいこになるじゃない」
シンジ「もう、置いて行っちゃうよ」
ユイ 「ああん、待って。ごめんなさーい。
シンジの肩が気持ちよかったから、つい甘えたくなっちゃって」
ぱたぱたと駆け出してシンジに追いすがるユイ。
いつのまにか二人のマンションの前まで着いていた。
シンジ「……ねえ、母さん。またこうやって一緒に買い物に来ようか」
ユイ 「ふふ、そうね」
156 :
_:2006/08/29(火) 22:00:15 ID:???
―――
ユイ 「あら、疲れてても、することはするわよ。
ふふ、帰り道ずっと抱きつきたかったの我慢してたんですもの。
いっぱい抱きしめてね、シンジ」
シンジ「あうう……」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
乙!
ほのぼのとしていて何か癒されるな
遅レス横入り失礼しまつ
>>40-41、45
続きを投稿してきましたお
変わらず挿入描写は無しだお
自分が今、何処に向かっているか分からなくなってきたお(^ω^;)
>>159そうなんだw
じゃあ今度見に行ってみるよ
>>156 今日もまじで乙!
なんか乙とかGJしか言えないのがちょっとだけ悲しいぜ(>_<)
シンジがユイと呼ぶときと、母さんと呼ぶときの使い分けがいいね。
二人の独特な距離感が感じられる。
ユイさんのおねだりの描写が子供っぽくて可愛い GJ 作家さん乙カレー
さっきarcadiaに見に行ってきたんだけど、ぶっちゃけなんか微妙だった…
>>165 前に他のスレでやってたLYSで
>>159の人が他サイトに移転して続きを書いたやつ
前はなかなか神だったんだけどちょっと尻すぼみな感じで残念だた
サイト違いな話でスマソ
>>166 確かに今回は微妙だったな続編は嬉しいが他の人物の登場が少し萎える
わかったから、もういいでしょw
漏れは
>>159の人のよりもここの職人さんの書いたものの方がよっぽど早く読みたい
wktk
別に今の職人さん用にこのスレ立てたわけでもないし
ユイさんかわいいすぎるよww
おまいらSTOP STOP STOP 職人さんが書きにくいふいんきはイクナイ
マターリ、マターリ逝きましょう
とりあえずユイさんがかわいいのは良くわかった。
小さいシンジとユイさんが何かを見上げてる画像のユイさんは最高にかわいいな
ユイの良さに脱帽
,..-―'"::''::::'''::``''ヽ、,_
/レ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
// ∠、;;::::::::::_;‐'"~~ ̄ ̄'、:::::\
/::::'' ̄└w,';::::/∠;::::::::::::::::::::\/`ヽ,
,'::::::::::::::::::::/:::/ 从,w7:::::::;:::::::::::::ヾヽ::::::|
|::::::::::::::::::/ //::::::::::_;:;;;;:::'':::/::ノ:::;;i|i、:::〈
ヽ::::::::|::::〃'i':::::::/;/_,.-/ ,::イ .,ィ|::|::|: |i|
|i::::::::|::('.( |::::,::-:'::|'"~フ‐<ノノ/'' !゛ !| !
〉|:::::ヽ::\'|:::::::::::::| ヾ7ツ‐ /
|:!:::/i|::/'::`|:i:.:::::::::| ` .i´
/|::::ノ:ハ:|:::::::|:|::::::::::| ',
/, ̄//!' l|\:l|、;::::::|:|. ' 、..,.―‐
/::::ヽノ'゛ >、ト、;il'./~ 浮気はダメよ。
/~i;::::::i, /、 `
‐'ヽ `;::::::i, i、ヽ、
i ヽ|:::::::ヽ ! 'i::ヽ\
i |i::::::::::ヽ |:::::ヽ `‐、_
i ||:::::::::::::ヽー、. '"´|:::::nヽ `‐、
ヽ i|:::::::::/';、 i:/;|ヽ:'.、 `、
i |_,イ:::::::〉ヽ、 ト '、 ヽ`' i
', ';:::::<:::::::ヽ |:::::イ i i
i .| ';:::::::`ヽ、ヽ |:/:::i ヽ / |
.| | ..::::|::::::::::::::;`∨:::::::l ヽ | |
/:::::::::::イ::::::::::ハ:::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::/::::/:::l:::::::\\:::::::::::}
イ:::::::::::::::::::::::::::::/|:|:::::::::::::::::::::::::::|
イ:::::::::/|:::/|::::/ |! | l|::::ハ:|:::::::::::ト
イrl:::/_|/__|/|_, | 、__|/_|_|:l::::ハ
{k〈ャ'´ヒソ` ヘ. '"ヒソ`'ァ/k)
ヽヘ. /‐'
\ , _ /
rへ、 ‐― /|l \_
_//::::/:|:`:::-イ | |\
/ / | l / | │ \
/ / {__ /_.ノ | \
/ ∠ -┴ヘ‐-、三7 / へ、| \
/ | く \i / _> ` ヽ
| || \|/´/ | l / |
| |:| 「 |/ / |
シンジ「僕の目を見てよ。浮気するような人間に見える?」
ユイ「私とゲンドウさんの血を引いてるわけだから…」
シンジ「かあさ〜ん(泣」
シンジ「大丈夫だよ、僕が愛してるのは母さん…ううん、ユイだけだから」
ユイ「シンジ…(もう体を重ねてるとはいえ実の息子なのになんだかドキドキしちゃう)」
ワクテカ
職人さん降臨まだ〜?
22から、このスレで好き勝手書かせてもらってる者です。
くだらない親父ギャグから始まったこのシリーズを読んでいただき
ありがとうございます。
>>159 自分も、気丈なユイさんを濃密な描写でいじめたくてたまらなかったので、
カルマがまさに理想のお話でした。
実は「シンジ、やめなさい!」な話を書くつもりが、うっかり「母さん、やめて!」に
なってて、これでよかったのだろうかとずっと迷ってた。
(読み返してみたら、50に書き直す前の伏線が残ってた)
カルマに補完されてふっきれた。
これからがんばる。カルマの人もがんばって。
185 :
_:2006/09/01(金) 01:11:06 ID:???
シンジ「ただいま、母さん」
ユイ 「おかえりなさい、シンジ! お仕事お疲れさま。
ちょうどお夕飯できあがるところよ。
今日は暑いから、さっぱりしたものにしてみたの。
……ええと、あとは薬味を刻めば完了」
シンジ「ああ、そのくらいなら僕が手伝うよ」
ユイ 「いいわよ、すぐ終わるから。着替えて手を洗ってらっしゃい。
……まさか、私がネギ切るのも満足にできないと思ってるのかしら?」
シンジ「もう、母さんったら。
僕が帰ってくるなり、いつもからかおうとして……」
―――
シンジが台所に戻ると、ユイはまだ葱を刻んでいた。
ユイ 「……うんしょ、……うんしょ」
妙に力を込めて包丁を使うユイ。よく見ると刃を根元から引いている。
シンジ(母さん……、やっぱりネギ切るのも満足にできないんだ……)
186 :
_:2006/09/01(金) 01:12:01 ID:???
ユイ 「あら、何かへんかしら? これでいいのよね?
……ほら、テレビで見る板前さんも、こんな感じに切ってるじゃない」
シンジの怪訝な視線に気づいて、少しうろたえるユイ。
ユイ 「……ええと、あと私、生物工学が専門だったでしょ。
メスの使い方が上手いって、冬月先生に誉められたこともあるんだから」
シンジ「ちがうんだよ、母さん。ネギは『押し切り』なんだ」
ユイ 「おしきり?」
シンジ「肉や魚のような軟らかいものは、刃を引くのが正しいんだけど、
繊維の硬い生野菜は、押し込むように切るといいんだ。
貸してみて。……ほら、こうすればあまり力がいらない」
たちまちサクサクとみじん切りになる葱。
ユイ 「あら、あらあら……ほんと」
シンジ「本来、包丁は引いて使うものだけど、みじん切りや小口切りだと
押したほうがいい食材が多いんだよ」
187 :
_:2006/09/01(金) 01:13:54 ID:???
ユイ 「シンジって……すごい。
それにくらべて私ったら。
……ごめんなさい、こんな奥さんで」
シンジ「いいんだよ。ちょっとしたコツだから、覚えれば簡単だよ。
それに、『こんな奥さん』だなんて謝らないでよ。
僕の奥さんは母さん以外に考えられないんだから」
ユイを気づかうように精一杯笑ってみた。
すこしぎこちない微笑み。まだ他人を気づかうことに慣れていないシンジだったが、
それでも出来る限りユイに安心して欲しかった。
ユイ 「シンジったら、……ありがとう」
うつむいて頬を染めるユイ。シンジの気持ちを察したのか、いつも以上に照れている。
シンジ「ええと、母さん……、僕は母さんと夫婦になって本当に良かったと思ってる。
だから、どんな奥さんでも母さんならいいんだ。
お礼を言うのは僕だ。側にいてくれて、……あ、ありがとう」
言いながらシンジもうつむいていた。
そっと目をあげてユイのほうを見る。
同じようにこちらを見上げていたユイと目が合った。
シンジ「ふふっ」
ユイ 「うふふ」
二人一緒に笑いが漏れた。二人一緒の幸せ。
GJだよ〜!!
189 :
_:2006/09/01(金) 01:55:40 ID:???
―――
シンジ「引き切りと押し切りの使い分けができれば、たいていのものは
力を入れなくても切れちゃうんだよ。りきんじゃうと怪我の元だしね」
もう一度、みじん切りを実演しているシンジ。
ユイ 「ふーん、押す場合はそうやって少し斜めに降ろしていくのね」
ユイは背後から手元を覗き込んでいる。
思わず自分の手を、シンジの包丁を握る手に添える。耳に息がかかった。
シンジはとたんに緊張してしまい、右手に力がこもる。
シンジ「……痛っ!」
葱に添えていた人差し指を切った。
ユイ 「ご、ごめんなさい……」
シンジ「大丈夫大丈夫。あはは、怪我まで実演しちゃったね」
平静を装っているが、内心はうろたえている。
指の痛みよりも、耳に残ったユイの吐息の感触がシンジを動揺させていた。
蛇口をひねって水で洗う。意外と深く切ったようだ。
たちまち赤く染まる流し台。
190 :
_:2006/09/01(金) 01:56:28 ID:???
ユイ 「あっ、そんなに乱暴に洗うと血が止まらなくなるわよ。
貸してごらんなさい」
シンジの手を取って、そのまま指をぱくっと咥えた。
シンジ「え……」
たちまち赤く染まるシンジの顔。
シンジ「あ、あ、あの、あの」
ユイは手を離してくれそうにない。
指を咥えたまま上目づかいにシンジを見つめている。
『じっとしていなさい』という合図なのか。
シンジ「あ、ありがとう、母さん……。
料理とちがって、こういうのはきっと母さんのほうが詳しいんだよね」
指先にユイの舌が触れた。
シンジ「ん……」
少し情けない声が漏れた。触れられたのは指先なのに、背筋がしびれる感じ。
舌が傷口に押しつけられる。止血のつもりだろうか。
いつのまにかユイは目を閉じていた。
シンジ「か、かあ……さん……」
191 :
_:2006/09/01(金) 01:57:16 ID:???
何か喋らなきゃ、そう思うがこれ以上言葉が出ない。
ただの止血なのに、裸で抱き合う時のように恥ずかしかった。
優しく添えられたユイの手、指を包むユイの唇、触れるユイの舌。
背筋のしびれが頭に届きそうになる。
ほんの数分のはずなのに、もっと長い時間が過ぎたような気がした。
ユイ 「……ぷはっ。はい、おしまい!
さてと、あとは絆創膏巻かなくちゃね。
……あら? シンジ、どうしたの?」
焦点の合わない目で息を切らせているシンジ。
ユイは不思議そうに、きょとんとするのだった。
なんか微エロ展開…いいジャマイカ (*゜д゜)ハアハア
しんじ「⊂二二( ^ω^)二つブーン♪」
ゆい「あらしんじ、楽しそうねw」
しんじ「⊂二二( ^ω^)二つ母さんも一緒にやろうよ♪」
ゆい「いいわよwそれw」
二人「⊂二二( ^ω^)二つブーンwww」
乙鰈
職人応援するからがんばって
待ち遠しス…
続きマダ〜?ととりあえずまた言ってみる
続きマダ〜、ととりあえずまた答えてみる
201 :
_:2006/09/03(日) 06:04:49 ID:???
―――
ユイに絆創膏を巻いてもらっている。
ユイ 「シンジは覚えていないでしょうけど、二、三歳ごろのあなたって、
よく小さな怪我をしていたのよ。
なんにでも興味を持って、触ろうとするんですもの」
シンジ「そうだったかなあ。全然覚えてないや」
ユイ 「こうして絆創膏貼ってあげたこと、何度もあるわよ。
懐かしくなっちゃった」
まるで覚えていない昔話をされるのは、どこか居心地が悪い。
ユイ 「あのわんぱくだったシンジは、どこ行っちゃったのかしらね」
シンジ「あ、あんまりからかわないでよ。もう」
すねた様子のシンジ。
ユイ 「はい、絆創膏終わったわよ。
……ねえ、懐かしついでに、お願い聞いてくれるかしら?」
202 :
_:2006/09/03(日) 06:05:37 ID:???
シンジ「なに?」
ユイ 「両手で頬をなでてほしいの。
……ふふ、あなたの小さい頃の癖だったのよ。
私の顔が近づくと、ほっぺたをぴたんぴたんって必ず触ってくるんだから」
シンジ「う……、変なこと言わないでよ」
ユイ 「……だめ?」
うつむき加減で見上げるユイ。おねだりの表情。
シンジ「…………。
……もう、しょうがないなあ。今回だけだから」
ユイ 「ふふ、ありがと。大好きよ、シンジ」
ぶっきらぼうな動作でユイの頬に両手を添える。
シンジ「こ、これでいい?」
ユイ 「うん、こんな感じだったかしらね、幼い頃のシンジ」
そっと両手をシンジの手に添えた。
幼い頃のシンジを思い出してみる。抱き上げると無邪気に頬に触れてきた男の子。
シンジ「そんなこと言っても、僕はもう何にも覚えていないんだからね」
203 :
_:2006/09/03(日) 06:06:25 ID:???
ユイ 「そうね……。もうあの頃のシンジじゃないものね。
シンジの手、大きくなったわね」
シンジ「あ、当たり前じゃないか。それに、母さんはずっと……いなかったんだし」
ユイ 「ごめんなさい……、こんな時だけ母親面して。
十年間も息子の前から姿を消してたんですものね」
シンジ「謝らないでよ、母さん!
母さんが十年ぶりに戻ってきた時、嬉しかった。
……そりゃあ、最初は『お母さん』って実感がなかったけど、
やっぱりお母さんだった。
今だって……」
ユイ 「今はもう、母親だけど母親じゃないわ。
こんなことしてるんですもの。
シンジ……、もしも後悔してたらごめんなさい」
シンジ「後悔なんかしてないよ!
だって、だって、僕のほうから……」
二人の初めての時を思い出す。
204 :
_:2006/09/03(日) 06:08:53 ID:???
―――
数ヶ月前、ネルフ本部。
本部内宿舎、碇ユイに与えられた個室。
シンジ「あなたが、僕の……母さんなんですよね。
でも、わからないんです。実感がないんです」
備え付けのベッドをソファー代わりに、並んで座るシンジとユイ。
シンジ「すみません。こんなこと言ってしまって。
でも、やっぱりわからない……。
ミサトさん……葛城三佐に『この方がお母さんよ』って言われた時も、
初めて会う人を紹介されたみたいでした」
ここで話すのは何度目だろうか。
ミサトの勧めもあって、シンジは連日こうして碇ユイの部屋に通っていた。
シンジ「すみません。いつも僕ばかりしゃべってますね。
なんだか、ユイさんの前では、いろいろ言葉が出てくるんです。
あなたが母さんだからなのかもしれない。
でも……、まだ実感がないんです」
ユイ 「そう……」
碇ユイという女性は、いつもシンジの言葉を黙って聞いてくれた。
時折、短いあいづちと静かな微笑みを返してくる。
「まだ話すことに慣れていないのかもしれない」そうミサトは言っていた。
205 :
_:2006/09/03(日) 06:11:15 ID:???
シンジ「カヲル君って人の前でも、こうしていろいろ話せたんです。
いい人だったんです。好きだった。
でも……もういない。僕が殺したんです。
生き残るならカヲル君のほうだったのに」
ユイ 「そう……」
シンジ「あの時、どうしたらよかったのかわからないんです。
ミサトさんは『生き残るのは生きる意志を持った者だけ』だって言ってた
けど、僕にもその意思が見つからない」
ユイ 「でも、あなたは生きているわよね?」
シンジ「はい……、どうして生きているのかわからない。
たぶん僕が臆病だから、僕がずるいからカヲル君を殺したのかもしれない。
怖いんです。人に嫌われるのが、見捨てられるのが。
僕がエヴァに乗って戦うから、みんな僕を嫌わないでいてくれる。
カヲル君は敵だったんです。だから、だから、僕は自分が可愛くて
カヲル君を殺した。ずるくて汚いからカヲル君を……」
ユイ 「どうして、あなたは生きているの?」
シンジ「……臆病だから。だから自分が死ぬこともできないんだと思う」
ユイ 「なぜ、今まで生きてきたの?」
シンジ「わからない……。たぶん、なんとなく生きてきただけだと思う」
ユイ 「それがあなたの生きる意志よ」
シンジ「え……?」
206 :
_:2006/09/03(日) 06:12:51 ID:???
ユイ 「だって、あなたが今、生きているのは確かでしょう?
たとえ結果的にでも生きているんですもの。生きる意志があったってことよ。
それに、もうあなたは生き残ってしまった。それが結果」
静かな微笑み。
ユイ 「カヲル君の時、どうしたらよかったのか答えを見つけられるのも
生きている人だけ。
あなた、生き残ってしまったんでしょう? 答え見つけなきゃね。
カヲル君の代わりに」
シンジ「ユイさん……」
ユイ 「生まれてしまって、生き延びてしまったのは、しょうがないこと。
あなたが臆病でずるくて汚いのも、しょうがないこと。
しょうがないから、これからどうするか考えましょうか?」
にっこりと笑う。初めて見た表情。
ユイ 「ひとりで考えるのが辛ければ、一緒に考えてあげるわよ」
ユイの手がシンジの手に触れた。びくっと手を引くシンジ。
しかしユイはそれにかまわず、さらに手を伸ばしてシンジの手に重ねた。
ユイ 「人に触れて、自分が嫌われるのが怖い?
怖いわよね。嫌われることって辛いから。
でも、もしかしたら、世界のどこかには触れても自分を嫌わないでくれる
人がいるかもしれない。触れなきゃ、嫌われるかどうかもわからないわよ」
207 :
_:2006/09/03(日) 06:14:59 ID:???
シンジ「……ユイさんは、僕を拒絶しないんだね。
あなたは、カヲル君に似ているかもしれない。
だから僕はあなたも傷つけるかもしれませんよ」
ユイ 「そんなの、その時になってみないとわからないじゃない」
ユイの両手が広げられてシンジを包もうとした。
腰を浮かせて退こうとしたシンジだが、そのまま抱きしめられてしまった。
ユイ 「傷つけてしまうのかしら? 嫌われてしまうのかしら?
それを知るためにも、とりあえず触れてみましょうか。
それでもし嫌われてしまったら、その時になって考えましょう」
シンジ「やめてよ! やめてよ、ユイさん!」
ユイ 「もう触れちゃってるのよ。しょうがないじゃない。
しょうがないから、嫌われるかどうか、確かめてみればいいじゃない。
それに、たぶん私、あなたを嫌わないわよ。
あなたは母親の実感がないんでしょうけど、私にはあるもの。
……ただいま、シンジ」
208 :
_:2006/09/03(日) 06:16:07 ID:???
シンジ「でも、でも……僕は、僕は!」
いい匂いがした。これがお母さんの匂いなのか、それとも女性の香りか。
シンジの頭の中は混乱していた。自分を抱きしめてくれた女性。
お母さんと言われても実感のない女性。拒絶されるはずの自分を拒絶しない女性。
突然、シンジはユイの肩をつかんで押し倒した。ベッドの上。
ユイ 「え……」
シンジ「僕はずるくて汚いんだ! だから、だから……!」
ユイの服の上から体を乱暴にまさぐる。
拒絶される、拒絶される。この人にも自分は拒絶されてしまう。
だが、ユイは拒まなかった。
それどころか、なおもシンジを優しく抱きしめて、導いてくれた。
209 :
_:2006/09/03(日) 06:17:16 ID:???
―――
再びシンジとユイのマンション。
シンジ「母さん、あの時はごめん……」
ユイ 「もう、しょうがないじゃない。
こうなっちゃったんだから、これからどうするか考えましょう。
……とりあえず、責任とって私を奥さんにしてもらったんだから」
シンジ「うん。……母さんは後悔してないの?」
ユイ 「してもしょうがないことだから後悔なのよ。
しょうがないから、私はこれから先を考えるの」
シンジ「強いんだね、母さん」
ユイ 「その強さを、シンジにも分けてあげる」
そっと目を閉じたユイ。
シンジがユイの頬に触れたまま、しばらく沈黙が続く。
先ほどシンジの指を咥えていた唇が目の前にある。
その唇と舌の感触を思い出して、シンジの鼓動が早くなった。
210 :
_:2006/09/03(日) 06:18:06 ID:???
シンジ「あの……、か、母さん……、ええと、その……。
キ、キスしていいかい……」
ユイ 「くすっ、女のほうからキスしてってサイン送ってるんだから、
黙ってしちゃいなさい」
シンジ「いいの?」
ユイ 「夫婦のキスは挨拶と同じなのよ。もっと自然にできるようにならなきゃね。
……もう、夜は慣れてきたのに、キスがまだ苦手なんて。
これじゃ逆じゃない」
シンジ「ごめん……」
ユイ 「いいのよ。これから二人で上達しましょ」
シンジ「それじゃ、キス……するよ、母さん」
何度も深呼吸してしまうシンジ。
ユイ 「……もうっ、じれったい」
シンジ「んっ」
ユイのほうから唇を押し付けられた。
211 :
_:2006/09/03(日) 06:18:57 ID:???
ユイ (あら、これじゃ、いつもと同じかしら)
シンジ(そういえば……あの時の僕は母さんに唇を押し付けるだけだった。
ただひたすら乱暴に……。あの時はごめん、母さん)
互いに優しく唇で唇を撫で合う。
ユイの唇がシンジの下唇をそっと噛んだ。シンジもユイの上唇を噛み返す。
しばらく唇だけで戯れる。ユイの甘い息がシンジの口内に流れ込んでくる。
シンジもユイに息を吹き込んだ。
ユイの舌がシンジの歯にそっと触れる。自然に開く歯。割って入ってくるユイの舌。
ユイの唾液も流れ込んできた。甘い。ユイもシンジの唾液を喉を鳴らして吸う。
感触と息と唾液が交じり合う時間がしばらく過ぎた。
ユイ 「……ぷはっ」
いったん離れても、名残惜しそうにまた唇をついばみ合った。
ユイ 「……お夕飯、後にしよっか?」
シンジ「うん……」
212 :
_:2006/09/03(日) 06:20:46 ID:???
―――
ユイ 「ところでさっき怪我した指を舐めた時、シンジったらずいぶん気持ち
良さそうな顔してたわね。
ふふ、もしかして……」
シンジ「ず、ずるいや、見てたなんて!」
ユイ 「あら、冗談で言っただけなのに本当だったのね。気持ち良かったのね」
シンジ「え……」
ユイ 「ふふ、言ってくれればお口でいろいろしてあげるのに。
恥ずかしがり屋さんなんだから」
シンジ「ち、ちがうよ! あ、あれは……」
ユイ 「さあて、どこがいいかしら?
ここかな? ここかな? それともここ?
どこだってしてあげる、シンジのだったら全部……。ふふっ」
シンジ「うわあああああ!!」
(*´д`)ぬふぅ
いい仕事してますねぇ
神!!マジ神!めちゃよかった
神としか言いようが無い・・・
甘い・・・。スレから危険な甘い香りがする
萌え月太夜
やべぇ、こいつはやべぇよ
まさかこんな神スレになるなんて誰が予想しただろうか
ユイサンサルベージされたの?
初号機がゲンドウを食ったらコアからユイが出てきたんですよ
乙でございます
224 :
_:2006/09/06(水) 01:04:50 ID:???
シンジの休日、二人は街のショッピングセンターに買い物に来ていた。
ユイ 「扇風機にカラーボックスに……。ええと、あとアイロンも欲しかったわよね」
二人の家には家財道具が少ない。
第3新東京市から着の身着のままで逃げてきてから、まだ日が浅いのだ。
ユイ 「……シンジ、どうしたの?
お布団なんか見つめたりしちゃって」
シンジ「だって、布団も買わないといけないだろ。
……うち、布団一組しかないじゃないか」
ユイ 「あら、ふたつあっても、どうせ片方しか使わないわよ」
シンジ「母さ……いやユイってば……。
おかしいよ、二人なのに布団はひとつなんて」
ユイ 「夫婦なんですもの、全然おかしくないわよ。
……それとも、私と一緒に寝るのが嫌?」
シンジ「ち、ちがうよ。でも、ひとつだと毎晩、ああなっちゃうし……」
ユイ 「やっぱり寝るのが嫌なんじゃない。
……いやあねえ、お仕事先で別の女の子見つけちゃったのかしら。
他の人と寝るために、体力残しておくつもりなのね」
シンジ「ちがうってば! 僕が寝る女性は母さんだけだよ!!」
ユイ 「ふふっ、ありがとう。
……でもほら、周りの人たち、びっくりしてるわよ」
225 :
_:2006/09/06(水) 01:06:41 ID:???
周囲の人々が二人を遠巻きにして見つめている。ひそひそと話し合う声。
たちまち青ざめるシンジ。
―――
シンジ「もうっ、ユイがからかうから、あの店にいられなくなったじゃないか」
ユイ 「ごめんなさい。シンジってば、すぐムキになるから面白くて……」
シンジ「とにかく、今度はちゃんと買い物するからね!」
ユイ 「はいはいっ」
―――
別の店の台所用品売場。
シンジ「ユイは、料理のたびに野菜を刻んでいるけど、いろんな料理に使う材料は
何食分かまとめて切っておいて、容器に保存していくといいんだよ。
手間が省けて、料理の支度が楽になるからね」
ポリエチレンの密封容器を品定めしながら、家事の解説をするシンジ。
シンジ「あと、冷蔵庫に入れる容器は多めに用意しておくといいよ。
後から買い足すと、形や大きさが不揃いになって、冷蔵庫のスペースが
無駄になりがちだからね」
ユイ 「シンジって……本当に主婦よね」
シンジ「大きい野菜や肉も小分けにして、ビニール袋に詰めて冷凍しておくと、
割高な少量のものを買わずにすんで、節約になるんだ」
226 :
_:2006/09/06(水) 01:09:26 ID:???
ユイ 「……私、シンジみたいな奥さんが欲しい」
シンジ「あはは、またユイったら僕をからかって」
ユイ 「ううん、けっこう本気で言ってるわよ。それに比べて、私ったら。
……ふう、もうちょっといい奥さんになれると思ってたのに」
シンジ「ユイもすぐに慣れるよ。気にしないで」
ユイ 「シンジがこんな家事の達人になってるなんて……。
保護者だった葛城さんの教育の賜物かしらね」
シンジ「そんなことない! ミサトさんは家事全般まったくダメで、ズボラで
ガサツな人だったんだから」
やけに力説するシンジ。
ユイ 「あら、そうだったの?」
シンジ「うん、僕の場合、自然に仕方なく覚えただけだから。
ユイだってすぐに出来るようになるよ。
難しく考えないで、気楽にコツを覚えていくといいよ」
ユイ 「そう、ありがとう、シンジ」
シンジ(ミサトさんか……。
別れの言葉も告げずに、突然いなくなった僕を恨んでいるんだろうな。
でも、あそこでは何も見つけられなかった。
母さんとここに来てようやく何かを見つけられた気がする。
……あそこにいるのは辛かったんだ、ごめん)
―――
227 :
_:2006/09/06(水) 01:10:17 ID:???
ネルフ本部、作戦部、葛城ミサト執務室。
モニターに繰り返し映し出されるメッセージ。
――碇ユイ、人工進化研究所職員、ゲヒルン所属、E計画研究員。
――2004年、****実験中、消失。実験の内容は詳細不明。
――数次の救出計画が試みられるが、全て失敗。救出計画の内容は詳細不明。
――その際、****が得られたとの情報もあるが詳細不明。
――救出失敗の理由として、本人の自我の抵抗によるとの情報もあるが詳細不明。
――2015年、エヴァ初号機の****中、サルベージ。ネルフ保護下に置かれる。
――数週間後、ネルフを脱走。
――同日、エヴァ初号機専属操縦者、碇シンジ、逃亡。
ミサト(あたし、何やってるんだろう。
何度読み返しても、シンジ君が帰ってくるわけないのに……)
執務室の扉が開いた。入ってきたのは日向マコト二尉。
日向 「諜報部の動向、探ってみました。未だ何もつかめず、ですね。
彼らが一緒に第3新東京を離れるのは確認できたそうですが、
その後の足取りはロストしたままです。
現在も行動を共にしていると考えられますので、全国の転入した母子を
片っ端から洗い出すつもりのようです」
ミサト「母子……か。ユイさん、若かったわよねえ」
日向 「エヴァに取り込まれた時のままの姿ですからね。
27歳、葛城さんより若いですね」
ミサト「ぐ……」
日向 「す、すみません……」
228 :
_:2006/09/06(水) 01:12:30 ID:???
ミサト「ま、いいわ。ところで、母子とは別の関係、例えば姉弟に偽装してる
ってことはないかしら。ユイさん若いもの……」
日向 「ええ、諜報部もそれを考えたようですが、なにぶん手が回りきらない
ようですね。当面はより可能性の高い母子のラインで捜索しています」
ミサト「そっか、諜報部の台所事情、苦しいのね」
日向 「ええ、権限も人員も予算も縮小されていますからね。
今後の国連理事会で、さらなる使徒出現の可能性はないとの結論が出れば、
ネルフ自体の解体も本格化すると思われます」
ミサト「委員会によるいつもの圧力は?」
日向 「それが……、動きが見られないんですよ。『連中はまるで拠り所を
失ったようだ』、そう国連界隈ではもっぱらの噂です」
ミサト(補完計画……、やはり初号機がその要だったのね。
ユイさんのサルベージによって初号機は抜け殻となった。失われたも同然。
おそらく彼らのシナリオも水泡に帰してしまったのね)
ミサトが危険を冒してまで調べ上げた真実の一部。なお謎だらけではあったが、
ゼーレも碇ゲンドウも、エヴァ初号機を計画の要としていたのは間違いなかった。
ミサト(碇司令のシナリオはどうなったのかしら。
十年ぶりに再会した妻、そして息子に逃げられたはずなのに。
……内心では苦悩しているのかしらね)
日向 「諜報部が何も手がかりを掴んでいないとなると……、後は、待つだけしか
できませんね」
229 :
_:2006/09/06(水) 01:13:18 ID:???
日向 「近場から……ですか?」
ミサト「そう、青い鳥への最短距離。童話のあれよ。
さんざん探し回っても、実はすぐ近くに……ってやつ。
おそらく諜報部は遠方を重点的に捜索してるわよね」
日向 「はい、一般的に失踪者が目指すのは、まず所縁のある土地、次に出来るだけ
遠いところですから。諜報部も基本どおり、二人が知っている土地を
洗い出した後は、九州四国北海道と遠方から手をつけています。
逃げる身としては、近場と土地感のない所は心理的に辛いんですよ」
ミサト「ユイさんは、本部の警備の目をかいくぐって、諜報部の追跡も
煙に巻いてるのよ。相当、胆がすわってる。
あえてそういう所を選びそうな気がするわ。……しょせん勘だけどね」
日向 「我々に探せる範囲はたかが知れてますから、勘で決め打ちするのも
いいかもしれません」
ミサト「第3新東京の周辺から円を広げていく形で当たってみましょう。
それと、続柄によらず若い男女の二人組を対象に」
日向 「わかりました。やってみましょう。
それと、青葉二尉と伊吹二尉にも内密に協力してもらいましょう」
ミサト「え、彼らに?」
日向 「向こうからの申し出ですよ。何かすることがあれば手伝わせてくれって。
葛城さんがシンジ君のこと気にかけてるのはわかってますからね」
ミサト「そう、あの二人……」
230 :
_:2006/09/06(水) 01:14:05 ID:???
日向 「他に何人もから同様のことを言われてますが、この件に巻き込むのは
あの二人だけがベターでしょう。
残念ですが、なにせ任務外の活動ですからね。
みんな、シンジ君のためですよ。エヴァに乗って戦ってくれたのに、
終わったらハイさよならでは、薄情じゃないですか。
今度は彼のために何かをしてあげたい。みんなそう思ってます」
ミサト(シンジ君、幸せ者ね。それなのに逃げるなんて……馬鹿。
人間はすぐ近くの物ほど見えないものか。
……青い鳥、本当の話は最後、幸せの鳥と気づいた時には逃げられて
しまうんだっけ。シンジ君に逃げられてから後悔してる……私も馬鹿)
―――
日向が退室した後も、ミサトはひとり物思いにふけっている。
ふと、壁面のネルフのシンボルが目に入った。視線が引用詩の一節で止まる。
ミサト(『世は全てこともなし』か。
今ごろ、シンジ君はそんな風に暮らしてるのかもしれない。
私たちが探し出しても、シンジ君にとって余計なことなのかもしれない。
……でも、ただ待ってるだけは辛いのよ。ごめんね)
231 :
書いてる人:2006/09/06(水) 01:17:33 ID:???
>>228 と
>>229 の間には以下の台詞が入ります
| ミサト「……いいえ、待つ以外にも出来る事はあるわ。
| 我々でも探ってみましょう。
| まあ、全国というわけにはいかないから……。そうね、近場から」
やっちまった……。UPミス。
マジすみません_| ̄|○
普通に面白い!
乙
ガンガレ!
相変わらずいい仕事ですねまさにGJ&乙
ヤバい…やられちまった…
背景が明らかに?
238 :
_:2006/09/07(木) 21:56:32 ID:???
ひと通り家財道具を買い終えた二人。
シンジ「ユイ、他に何か欲しいものある? ほら、化粧品とか服とかさ」
ユイ 「いいわよ、そんなの」
シンジ「僕、こっちに来てから、ずっと心苦しいんだ。
ユイに不自由させてるんじゃないかって、
服もあまり持ってないし、化粧っ気もないし。
僕のお給料出たんだから、少しくらいはおしゃれさせてあげたいんだよ」
ユイ 「ありがとう。でも、いいのよ本当に。
私って元々、お化粧もほとんどしないし、服にもこだわりなんてないもの」
シンジ「駄目だよ。それじゃ僕の気が済まないもの。
それに、おしゃれしたユイも見てみたいしね」
ユイ 「シンジったら……。私、シンジの奥さんで良かった。大好きよ。
それじゃ、甘えちゃおうかしら」
シンジ「うん、甘えてよ」
ユイ 「ふふ、私のおしゃれした姿、ちゃんと見てくれないと嫌よ」
―――
239 :
_:2006/09/07(木) 21:57:45 ID:???
シンジ「ユイ! ちょっと、ここって……」
下着売り場。
ユイ 「女のおしゃれは内面からなのよ。
外側だけを取り繕わずに、見えないところから始めなくちゃね」
ついさっきの控えめな姿が嘘のように、張り切っている。
シンジ「そ、そう……」
ユイ 「そうよ。……ねえ、これなんてどうかしら?」
何段ものフリルがついた真っ赤なブラジャーを、胸に当ててるユイ。
シンジ「ぼ、僕は……、お、男だから……、そういうの、よく、わからないよ」
目を逸らす。しかし、ここではどこを向いても下着が目に入る。
見慣れているユイの下着は、白かベージュの地味なものばかりなので、
周りのカラフルな下着は目に痛い。
もっとも、普段のユイの野暮ったい下着でも、シンジにとっては相当に刺激的だった。だからなおさら辛い。
ユイ 「あら、男の人の目から見た感想を聞きたいのよ。
似合いそうかしら? 似合わないかしら? ねえ?」
シンジ「え、ええと……、ユ、ユイには派手過ぎるんじゃないかな」
ユイを直視するよりはまだましなので、周囲に目をさまよわせるシンジ。
まるで挙動不審な姿だ。
240 :
_:2006/09/07(木) 21:58:58 ID:???
ユイ 「こっちなんてどう? もう、ちゃんとこっち見て!」
シンジ「う、うん……」
次々と手に取る下着を、いちいち自分の前に当てて、シンジに感想を聞くユイ。
シンジは自分から誘った手前、逃げるに逃げられない。
ユイ 「わあ……これ、いいわよねえ!」
シンジ「わ……! それって……!?」
ユイ 「オープンブラって言うの。ほら、布地が開いてるから、着たままでも
できるでしょ?」
シンジ「で、できるって……、な、何……」
ユイ 「ほら、こっちのショーツは、サイドストリングと言って、
紐を引っ張るだけでほどけるから、脱がすの下手なシンジでも
助かるじゃない」
シンジ「もうっ、僕は先に出てるから、ユイひとりで選んでてよ!」
ユイ 「あーん、まってー、冗談なのに。ごめんなさーい」
―――
241 :
_:2006/09/07(木) 21:59:44 ID:???
化粧品売り場。
シンジ「え、これだけでいいの?」
ユイが選んだのは、化粧水、乳液、スキンクリーム、リップグロスの四品だけ。
どれも安価で地味そうなものばかりだ。
シンジ「我慢しなくていいんだよ」
ユイ 「これだけで充分よ。私、難しいお化粧できないし。
ふふ……、さあ、次行きましょ」
―――
242 :
_:2006/09/07(木) 22:01:21 ID:???
婦人服売り場。
ユイ 「シンジ、ちょっとこの服見てくれない?」
試着室から顔だけ出して呼ぶ。
シンジ「うん、いま行くよ。……うわっ!?」
近づいたとたん、いきなりユイに腕を取られて中に引っ張り込まれた。
ユイ 「これ、地味じゃないかしら……?」
中のユイは下着姿だった。淡いピンクのブラとショーツ。布地が多めで、
控えめにフリルがついている。
脚にはオーバーニーのストッキングをガーターバンドで止めている。これも淡いピンク。
シンジ「ちょ、ちょっと……、ユイ」
ユイ 「ふふ、さっき買ったやつ。待ちきれないからここで着けてみちゃった。
背伸びして派手なもの選んでも、きっと似合わないし、
少し地味なのにしたんだけど、大丈夫かしら?」
先ほどたくさん見た布地の少ない下着に比べると、確かに地味ではあるのだが、
ユイのほんのり上気した白い肌と合うと、裸体のように錯覚する。
シンジ「え、ええと……」
ユイ 「私のおしゃれした姿、ちゃんと見てくれるんでしょう?」
シンジ「で、でも、こんなところで……」
243 :
_:2006/09/07(木) 22:03:15 ID:???
ユイ 「しっ、店員さんにバレちゃうわよ」
シンジの口を人さし指で叩いた。自分のを叩かれて、思わず目の前のユイの口にも
目が行く。ユイの唇はなぜか濡れたように艶があった。
ユイ 「ちょっとお化粧もしたのよ。リップグロスだけだけど」
シンジは化粧品売り場での『これだけで充分よ』という言葉を思い出した。
確かにシンジを惑わせるためには、これだけで充分だった。
むしろ、それだけなので、余計に唇から視線を離せない。
いつもよりずっと甘そうに見える唇。
ユイ 「シンジだけに見せる姿よ。どう、似合う?」
にじり寄って見上げてくるユイ。
脇を締めているのか、胸の谷間がいつもより深く見える。
狭い試着室の中はユイの匂いでいっぱいになっている。
香水もつけていないのに、狭いここだとむせるくらいに感じた。
シンジ「う、うん……、似合うよ。きれいだから、だから……。
ええと……、後は家で……。もう、出て……いいよね?」
なぜかユイの視線が下を向いた。シンジのズボンを見つめている。膨らんでいた。
ユイ 「……まあ、シンジったら。
つまり、似合ってるって受け取っていいのかしら。自信ついちゃった」
シンジ「母さん、ま、まさか。ここでしようってんじゃ……」
ユイ 「あら、それもいいわね」
思わず外に逃げようとするシンジ。
244 :
_:2006/09/07(木) 22:04:15 ID:???
ユイ 「だめよ。ほら、ここ、こんなにしたままじゃ、外に出られないじゃない」
シンジ「か、母さんってば……」
ユイ 「ふふ、呼び方が母さんに戻っちゃってるわよ。
静めないと外に出られないのよね。どうしましょうか。
……お母さんがここで静めてあげよっか?」
ユイが脚を絡ませてきた。
ストッキングのさらさらした感触がズボン越しにわかった。
気持ち良さそうな、触れたくなる感触。
シンジ(逃げなくちゃ……、ええと、その前に静めなくちゃ。静まれ静まれ。
意識を集中……、エヴァとシンクロする要領で……。
静まれ静まれ静まれ静まれ静まれ……!)
―――
シンジ「……ぜーぜー、……ぶはっ、……はあっ、はあっ!」
売り場から離れた通路。膝に両手をついて息を切らせているシンジ。
なんとか静めてユイから逃げることができた。
シンジ(エヴァのパイロットやってて良かったかも。
意識を集中させるのに慣れてなかったら、きっと危なかった。
まったく、母さんってば……)
―――
245 :
_:2006/09/07(木) 22:05:49 ID:???
夕暮れの帰り道。買い物袋を抱えてシンジを追いかけるユイの姿。
ユイ 「ごめんねー、シンジ。ちょっとからかってみたかっただけなのよー。
ああーん、いいかげん機嫌直してちょうだい」
先を行くシンジにどんどん引き離されてしまう。
ふと、ユイは買い物袋を地べたに置いて、両手を口に添えて叫んだ。
ユイ 「シンジー! 今日は『おしゃれさせてあげたい』なんて言ってくれて、
ありがとー!
私、男の人にそんなこと言われたことなかったから、すごく
嬉しかったわよー。本当に本当に嬉しかったのー!」
足を止めるシンジ。頬が赤くなっている。人通りもあるのに照れくさい。
ユイ 「だけど、嬉しいけど恥ずかしくて、普段の態度取れなくて、
いじめちゃったのー。 ごめんねー、シンジー!
……あんなことしたくなるほど、嬉しかったんだからー!」
嬉しいと言われて、シンジも嬉しかった。
ユイ 「今日は本当にありがとー。 ええと、すぐ側だと恥ずかしくて言えないから、
ここで言っちゃうわよー。……シンジのこと、愛してるー!!」
シンジ「母さんったら……」
周囲の人通りから、くすくすと笑い声が聞こえる。恥ずかしかったが幸せな気分だった。
ユイ 「私、シンジの奥さんになれて本当によかったわよー!
実の母親なのに、奥さんにしてくれて本当にありがとー!」
シンジ「うわあああ!!」
246 :
_:2006/09/07(木) 22:07:26 ID:???
―――
シンジ「ふう、母さんったら相変わらずだもんなあ。
買い物行くのも気が抜けないや」
風呂から上がってタオルで頭を拭きながら寝室に向かう。ドアを開けた。
シンジ「わっ!?」
下着姿で待っていたユイ。布団の上にちょこんと正座している。
あの試着室での下着だった。
ユイ 「昼間はごめんなさい。家なら恥ずかしくないから、心置きなく続きが
出来るでしょ」
シンジ「でも、ちょっと……、やっぱり恥ずかしいよ、その格好は」
ユイ 「『後は家で』ってシンジが言ったんじゃない。
ほら、着たままでもさせてあげるわよ。
ここ、こうやってずらせばね……ほらほら」
淡いピンクの布地を、指でくいくいっとめくりあげるユイ。
ユイ 「試着室ではあんなに元気だったじゃない。
……ふふ、家ならどこにも逃げられないわよ」
シンジ「うわあああ!!」
初めてリアルタイムだたお
乙そしてGJ!!
ユイに振り回されるシンジがかわいいw
乙!
すんげーGJ!
ユイさんお茶目杉 GJ
LYSがこんなに化けるなんて…
禁断なのに不覚ながらも萌えてしまったジャマイカww
超良スレ
こいつは危険なスレですぜ(*´д`)
誰かマンガ化してくれないかな
>>254いや、気持ちはわかるが文字だからこそ萌えるんだよ。
絵にされると原作並みに上手くないとせっかくの物がちんけな同人誌になってしまうジャマイカ orz
256 :
_:2006/09/12(火) 03:15:21 ID:???
シンジ「ごちそうさま。今日のご飯すごく美味しかったよ、母さん」
ユイ 「ありがとう。最近ようやくコツがつかめてきたの。シンジのおかげよ」
シンジ「母さんの努力の成果だよ。
それじゃ、洗い物は僕がやっておくから、母さんはのんびりしててよ」
―――
シンジ「残り物は冷蔵庫に入れておいたからね。……あれ、どうしたの?」
ユイはクッションの上に座りこんでテレビを見つめている。やけに真剣そうだ。
画面に流れているのはニュース。国連の追加予算案が撤回されたことを報じている。
シンジ「このニュース、何か気になるの?」
ユイ 「ううん、さっきのCM。結婚式場のCMだったの」
シンジ「やっぱり、母さんも結婚式挙げてみたいんだよね。……ごめん」
ユイ 「なんで謝るのよ。仕方ないわよ。私たち、駆け落ちなんですもの」
シンジ「駆け落ち……なんだよね。そういえば」
ユイ 「そうよ。手を取り合って逃避行。
結婚式は女のあこがれだけど、駆け落ちするほどの激しい恋にも
あこがれるのよ。
ひとつが叶ったんだから、もうひとつもしたいなんて贅沢言わないわよ」
シンジ「そ、そうかな。激しい恋……だったっけ?」
―――
257 :
_:2006/09/12(火) 03:19:46 ID:???
数ヶ月前、ネルフ本部。
本部内宿舎、碇ユイの個室。
シンジ「ユイさん、今日も……ごめんなさい」
ベッドの上で、行為後の罪悪感と後悔で震えているシンジ。
ユイ 「……受け入れたのは私ですもの。
私の意志であなたを受け入れたのだから、謝ることはないわ」
シンジ「でも……、またこんなことを……、ごめんなさい」
初めての夜から数日経ったこの日、シンジは再びユイの部屋を訪れていた。
激しい後悔があったが、どうしてもまたユイに会いたかった。
お母さんと話がしたい、そう思っていたはずなのに、話をするうちにまたあの
自分でもわからない衝動が噴き出していた。
今度もまたユイは拒まずに導いてくれた。
ユイ 「嫌だったら抵抗したし、大声も出したわよ。
そもそも、部屋に入れたりなんかしない。
あなたがここに訪ねてきた時、またこうなるって思ってた」
ユイが震えるシンジを抱きしめた。背中を優しくなでる。
ユイ 「ううん、あの日こうやって抱きしめた時……、あの時からこうなって
しまうかもしれないって、どこかで思ってた」
シンジにとって優しくされるのは、むしろ辛かった。
許されないことをしてしまったんだから、いっそなじられたかった。
たとえばアスカに罵られるように。
258 :
_:2006/09/12(火) 03:20:52 ID:???
ユイ 「あなた、人を怖がってる。私、そう前に言ったわよね。
怖がって誰にも近づけないけど、誰かに触れたがってる。
どうしたら触れられるのかわからない」
シンジ「……そうかもしれない」
ユイ 「本当はね……私も同じなの。
ずっと考えてたの。どうして私、戻ってきたんだろうって。
触れたくて触れたくてたまらなくて……、たまらなくなって戻ってきた。
なのに、どうやって触れるのかわからなくなっていたの。
十年もああだったせいかしらね」
シンジ「エヴァの中のこと?」
ユイ 「あなたのこと抱きしめようとした。……でも無理だったの。
抱きしめたい抱きしめたいって思っていたはずなのに、気がついたら
あなたと重なっていて、ひとつになっていた。
……相手も自分になってしまったら、抱き合えないものね」
いつのまにかユイの言葉はいつもの優しい声ではなくなっていた。おびえるような声。
ユイ 「戻ってきたら抱き合えるって思っていたけれど、出来なかった。
ひとつになれた世界で抱き合えなくて、壁のある世界でもやっぱり
抱き合えなかったの」
背中を優しくなでていた手も、いつしか、すがるようにぎこちなくなっていた。
259 :
_:2006/09/12(火) 03:22:32 ID:???
ユイ 「抱き返してもらえるかわからない。拒絶されるのを怖がっていたのは、
私も一緒だったの。
だからいっそのこと、それでもかまわないから、あなたに抱きついて
みようとした!
……こんなことになってしまって、ごめんなさい」
シンジ「ちがうよ! ユイさんのせいじゃない。あれは僕のほうから……!」
シンジを抱く腕に力がこもった。
ユイ 「しょうがないじゃない。こうするしか抱き合えなかったんだから。
……しょうがないじゃない」
シンジと同じように、ユイの全身も震えていた。
シンジもまたユイを抱き返す。
ユイ 「ごめんね、ごめんね、……シンジ」
シンジ「ごめんなさい、ごめんなさい、……母さん」
震える体を抑えたくて、互いの体温にすがるように抱き合った。
―――
260 :
_:2006/09/12(火) 03:23:58 ID:???
再びシンジとユイのマンション。
ユイ 「ああ、激しく抱き合う二人、身を焦がす恋の炎!」
クッションを抱きしめながら、空想にふけるユイ。
こういう姿のユイは見慣れない。
シンジ「恋の炎って、そんなのだったかなあ……」
ユイ 「あら、シンジは私に恋していなかったの?
好きでもない相手にあんなことしたわけ?」
シンジ「そ、そりゃ、母さんのことは好きだよ。……だ、大好きだよ」
ユイ 「それがたぶん恋よ。いいえ、きっと恋のはず。
禁じられた一線をも踏み越える恋。
許されない禁断の愛、私たちは親子なのに!」
今度は祈るポーズで組んだ両手をくねらせている。
シンジ「なんだか母さん、アスカみたいだ……。
アスカもよくそういう仕草してた」
ユイ 「なあに? 今さら他の女のこと思い出してるの?」
シンジ「ち、ちがうよ」
ここに来てからシンジの心がほぐれていくのと共に、ユイもまたくだけた仕草、
突拍子もない行動が増えていた。
シンジは呆れたり怒ったりしながらも、どこかくすぐったいような嬉しさも感じる。
261 :
_:2006/09/12(火) 03:24:53 ID:???
ユイ 「そうだ、どこかへ遠くへ。君をさらって行くよ。
遠い遠いところへ、手に手を取って逃避行!」
シンジ「僕、そんなこと言わなかった。
それにここ、第3新東京からそんなに離れてないよ」
ユイ 「ぶう、つまんない。細かいこといいじゃない。
せっかく駆け落ち気分にひたってたんだから。
……それじゃ代わりに、もう片方の気分にひたらせてくれる?」
シンジ「もう片方?」
ユイ 「結婚式」
シンジ「……やっぱり、結婚式挙げたかったんだね。ごめん」
ユイ 「ううん、気分だけひたりたいのよ。
今から結婚式ごっこしましょうよ!」
―――
(*´д`)ぬふぅ
ユイさんの行動を妄想すると………やっぱり可愛い
いいなぁ…
もうこの物語を映画化してくれよ!
ユイさんとシンジ君は駆け落ちなのか…うん、そういう感じもイイ!!!
いいユイだな・・・・・少し借りるぞ
あんまり持ち上げるのは漏れは好きじゃないんだがあえて言おう
この職人はマジで神
FFでもこの系統はドマイナーなカップリングだからな・・・
ユイさんとかキョウコさんとか・・・・・
時間軸では過去の人だし、カップリングとか思いつきにくい・・
271 :
_:2006/09/13(水) 03:07:10 ID:???
ユイがばたばたと準備をしている。
ユイ 「ええと、こないだ買ったワンピースをドレス代わりに。
べールっぽく見える布はないかしら……」
シンジ「……母さん、本当にするの?」
ユイ 「あら、マリッジブルー?
結婚式の前になって、精神的に不安定になることをそう言うのよ」
シンジ「そんなわけないよ!
急に結婚式ごっこなんて言い出すから、びっくりしてるんだよ。
それに、母さんって一度結婚式してるじゃないか。……父さんと」
ユイ 「してないのよ。式は挙げてなかったの」
シンジ「そうなの?」
ユイ 「うん、せめて一緒に写真だけでも取りたかったけど、あの人ったら、
忙しい忙しいで逃げてばかりで……。
結婚のお知らせにも困ったのよ。普通、幸せいっぱいの写真を載せるのに、
イラストだけの素っ気ない葉書になっちゃって……。
受け取った人、どう思うんだろうって、心配だったんだから」
ゲンドウの思い出を語るユイは、懐かしむだけではなく、どこか嬉しそうに見える。
シンジはそんなユイを見たくなくて目を逸らす。
272 :
_:2006/09/13(水) 03:07:57 ID:???
ユイ 「……あら、妬いちゃったかしら、ごめんなさい」
シンジ「ち、ちがうよ! 今さら父さんのこと、何とも思っていないよ」
無理に強がった。本当は心が痛い。
シンジ「……しよう! 結婚式しよう。
父さんがさせてあげなかった結婚式、僕がさせてあげるよ」
―――
リビングに並んで立つ二人。
シンジは第壱中学の制服姿。正装に近い服がこれしかなかった。
久しぶりに着ると、成長した体には少しきつい。
ユイ 「シンジは捨ててもいいって言ってたけれど、残しておいて良かったでしょう?」
ユイは先日買ったロングの白いワンピース。
ユイ 「地味だけど白を選んで良かったわ、ふふ。
……どう、綺麗かしら?」
即席の花嫁衣装。頭にかぶったベールと手袋はカーテン生地の余り。
ブーケは台所に飾ってあった造花。ティアラは針金とアルミホイル。
シンジ「うん……、すごく、綺麗だ」
お世辞ではなく、確かに美しいと思った。高揚と緊張がそう見せているのだろうか。
273 :
_:2006/09/13(水) 03:09:15 ID:???
ユイ 「それじゃ、バージンロードを歩いてくるわね」
玄関に向かい、そのまま外に出ようとするユイ。
シンジ「ちょ、ちょっと! その格好で外に! 近所の人に見られたら……」
ユイ 「あら、恥ずかしいくらいのほうが結婚式って感じがするじゃない」
笑いながらマンションの廊下に踏み出す。
シンジ「母さんの理屈は無茶苦茶すぎるよ。早めに戻ってきてね」
ユイ 「はいはい」
ドアが閉じられ、またゆっくりと開いた。
戻ってきたユイの表情は、さっきと変わって神妙でおごそかだった。
開け放したリビングに向かって、静かに歩き出す。
一瞬、本物の花嫁のように見え、息を飲みそうになる。
シンジ「母さん……」
ユイは何も言わず、そっと手を差し伸べる。自然とシンジはその手を取った。
並んで再び歩き出す。狭いリビングだから、すぐに窓に突き当たる。
ほんの数歩なのに、長い時間に感じられた。
シンジが次にどうしたらいいのか戸惑っていると、ユイが口を開いた。
ユイ 「『神言い給う。人が独りでいるのは良からじ。彼に助くる者を造ろう』」
聖書の一節だろうか。シンジは教会での結婚式に聖書の朗読があることを思い出した。
274 :
_:2006/09/13(水) 03:10:09 ID:???
ユイ 「『神は土からあらゆる野の獣、あらゆる空の鳥を形造り、彼のところへ
連れて来られた。彼が呼ぶと、それはすべてその名となった。
彼はありとあらゆるものに名をつけたが、自分を助けるものは
ついぞ見つけることができなかった』」
窓の外を向いたまま暗唱するユイ。シンジは手を取ったまま厳粛に聞いている。
ユイ 「『神はそこで、彼を深い眠りに落とし、一本のあばらを抜き取り、
それで女を造りあげた。彼は己の欠落を埋めるその女を大いに喜び、
妻として結びあった』」
一呼吸置いて、ユイがシンジのほうを向いた。
ユイ 「汝、碇シンジ、……その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、
悲しみのときも、この者と共に生き、変わらぬ愛を誓いますか?」
シンジが答える言葉は決まっているはずなのに、とっさには口に出ない。
シンジ「……誓います」
一呼吸置いてようやく言い出せた。
そのまま黙り込んでいるシンジに、ユイが目配せした。
シンジ「ええと、汝、碇ユイ、健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、
悲しみのときも、この者と共に生き、変わらぬ愛を誓いますか?」
ユイ 「ふふ、誓います!
……では、指輪の交換を」
窓辺に置いてあった二つの指輪、色つきの針金を結っただけものを、それぞれ
ひとつずつ手に取った。
シンジからユイへ、ユイからシンジへ、その左手に指輪を通す。
275 :
_:2006/09/13(水) 03:10:56 ID:???
終わると、ユイがシンジに顔を寄せて目をつむった。キスのサイン。
そっと軽く口を重ねる。
ユイ 「二人が夫婦であることを、ここに宣言いたします」
結婚式ごっこだったはずなのに、シンジにとっては本物のようにおごそかな
数分間だった。
ユイ 「次はブーケトスね。……それっ」
造花のブーケを放り投げた。すぐに天井にぶつかって、真下に落ちるブーケ。
ユイ 「あら……」
天井からほこりがぱらぱら落ちてきた。
シンジ「なんだか……、雰囲気ぶちこわし」
さっきまでの荘厳な空気が一気にしらけて、シンジは顔を覆ってしまう。
―――
276 :
_:2006/09/13(水) 03:11:50 ID:???
ユイ 「ねえ、ガータートスって知ってる?」
シンジ「ううん、知らない」
ユイ 「ブーケトスと対になってるの。新郎が新婦の身に着けている
ガーターリボンを参列者に投げるのよ」
シンジ「ガーターリボン?」
ユイ 「これよ」
ワンピースの裾を、つつっとめくり上げる。その下には膝上までのストッキングと
ガーターバンド。先日、試着室で見た物だ。バンドにリボンをくくり付けている。
シンジ「ええっ、こんなのを……。ええと、それじゃ母さん、足上げて」
シンジが手を伸ばそうとすると、ユイは裾をあわてて戻す。
ユイ 「だめよ、これは新郎がドレスの中に潜り込んで外すものなの」
シンジ「えええっ!? ドレスの中って……、ス、スカートの中だよね?」
ユイ 「そうよ、花嫁のそんなところ見ていいのは夫だけですもの。
まくったり足上げたりしちゃ、他の人に見えちゃうじゃない。
ほら、ちゃんと潜ってね」
シンジ「……う、うん」
意を決して、ワンピースの中に潜り込んだ。
シンジに気づかれないように、にやついているユイ。
277 :
_:2006/09/13(水) 03:12:56 ID:???
ユイ 「ふふ、へんなところ触っちゃだめよ。
今は神聖な結婚式の最中なの。参列者もたっくさんいるんですからね」
本物のドレスと違って、中は狭い。濃密なユイの匂いと体温。
シンジは勇気を出して潜り込んでみたものの、くらくらしてしまった。
手探りでリボンを探す。余計なところに触れないように、おそるおそる。
ユイ 「あらあら、シンジったら、人前で脚なでちゃいけないわよ」
ユイがわざとらしく足を動かしたせいだ。
シンジ「し、しかたないだろ! 狭いし暗いんだから。
母さんこそ、動かないでよ。ええと、どのへんだっけ……」
ユイ 「いま触ったところより、もっと上よ。あ……、もう少し。
……あん! 行きすぎちゃったわよ、ちょっと戻って」
ストッキングの感触、素肌の感触が指先に触れる。リボンの感触はまだ見つからない。
ユイ 「今度は戻りすぎ。また上を探してみて」
素肌の感触を通り過ぎて、ストッキングとは違う布地の感触に当たった。
ユイ 「……やんっ! そこ、だめなところ。だめだったらあ!」
嫌がる声を出すユイだが、顔は喜んでいた。
抵抗する振りをして、シンジの頭をスカート越しに押さえる。
ユイ 「そんなところ悪戯しちゃだめ! そこちがうのお」
シンジ「わ!? ちが、ちがうんだよ、母さん。」
278 :
_:2006/09/13(水) 03:14:02 ID:???
むしろシンジのほうが抵抗している。
頬にユイの太ももが押し付けられた。ストッキングから上の生肌の部分。
シンジ「やめてってば! 離してってば! ……うぷっ!」
鼻に何か布地の部分が押し付けられた。太ももではない、どこなのか柔らかい部分。
ユイ 「そんなところ嗅がないで! シンジったら、いやらしい。
……やあん! ……きゃあ!」
ユイは股の間にシンジを挟んだまま、楽しそうに悶えている。
シンジは顔をユイのどこかに押し付けられて、苦しんでいる。
シンジ「むぐ……、母さん……んん! 離し……むぐ!」
暴れた拍子に、手にリボンらしき感触が触れた。そのまま引っ張り取る。
ユイ 「あら……、取られちゃった……」
シンジ「はあはあっ……、もうっ、母さんってば」
スカートの中から、ふらふらとシンジが這い出てきた。
立ち上がったシンジのズボンを見て、ユイが目を丸くする。
ユイ 「あらあらまあ、シンジったら……」
シンジ「え……? うわあああ!」
濃厚なユイの匂いに当てられたせいか、自分でも気づかずに膨らんでいた。
真っ赤になって隠すシンジ。
ユイ 「ふふ、式ももう終わりですし、そろそろ寝ましょうか」
279 :
_:2006/09/13(水) 03:15:09 ID:???
―――
ユイ 「結婚式の後だと、なんだか緊張しちゃうわね。
ベッドで震える花嫁に、花婿がそっとささやいて緊張を解いてあげるの。
そして優しく覆いかぶさって……」
シンジ「母さん、言ってることと、やってることが反対なんだけど……」
布団の上でぐったりしているシンジに、覆いかぶさっているユイ。
ユイ 「あら……」
シンジ「ごめん、母さん。今日はこのまま寝させて……」
今日もユイに振り回されて疲れてしまった。何もせず眠ってしまいたい。
ユイ 「もう、せっかくいい雰囲気だったのに。
結婚式の気分にひたらせてくれるって言ったじゃない」
シンジ「でも、もう式は終わったじゃないか。けっこう緊張したから疲れたよ……」
ユイ 「初夜が済むまでが結婚式です!
だめよ、シンジだって、さっきは元気だったんだから」
シンジ「うわあああ!!」
ボツ台詞
ユイ 「シンジ、わかったわ! 絶対領域の意味! 絶対領域の使い方!」
この台詞をどう入れるか4日悩んだが、消した。
(*´д`)そんな貴方にテラモエス
ユイさんが嬉しそうに悶えてる………GJ
>初夜が済むまでが結婚式です!
爆笑したw、GJ!!!
ユイ似の綺麗な母とシンジ似の美少年の近親相姦エロを見た
トウジ似の親友も登場
しかもシンジ似のキャラのTシャツには「EVA」と
遠足ですか
ワクワク
テカテカ o(^-^)o
月並みだが……萌えた!!!!!
288 :
_:2006/09/15(金) 20:48:12 ID:???
シンジ「ふう、いいお湯だったよ。母さん。
お風呂、掃除してお湯落としておいたからね。
そろそろ寝ようか。……あれ?」
就寝前、タオルで頭を拭きながらリビングに戻ると、パジャマ姿のユイが
クッションを枕にうとうとしていた。
シンジ「母さん、こんなところで寝ちゃうと風邪引いちゃうよ。
ほら、湯冷めする前に布団まで行こうよ」
ユイの肩をゆさぶる。目をこすりながら起きるユイ。
ユイ 「……あら、眠っちゃってたのかしら。
ねえ……、シンジ、お願いがあるの」
とろんとした目、子供のような表情。
シンジ「何? 母さん」
ユイ 「抱っこしてお布団まで運んでって」
シンジ「まったく……、子供みたいなこと言わないでよ」
ユイ 「だってえ、昨日の結婚式ごっこでも、お嫁さん抱っこ忘れてたじゃない。
せめてこれからしてもらおうと思ってえ」
間延びした眠たい声で甘えるユイ。本当に子供みたいだ。
289 :
_:2006/09/15(金) 20:49:52 ID:???
シンジ「ほんの数歩なんだし、歩けばいいじゃないか。ほら、起きて」
ユイ 「お嫁さんにしてくれるって言ったじゃない。
結婚式してくれるって言ったじゃない。
だからあ、おねがい……」
シンジ「もう、先に寝ちゃうよ」
一人で寝室に行こうと立ち上がった。その途端、ユイが飛びついてきた。
シンジ「わ!? わわ……わ、母さん……」
ユイ 「お姫さま抱っこしてくれるまで、離さないわよ」
シンジの首に腕を巻きつけ、腰を両脚で挟み込んでしがみつくユイ。
さっきまでうたた寝していたとは思えないほどの元気。
シンジ「やめてってば! 離してよ、もう」
暴れるシンジの体をよじのぼって、頭に抱きつく格好になった。
シンジは初めてエヴァに乗った時のことを思い出した。
暴走中の初号機の中で、呆然とモニターを見ていたら、最後に第三使徒がこうして
飛びついてきた。あの時の恐怖を連想して、少し怖い。
シンジ「か、母さん、ほんとにやめてよ。なんか怖いってば。……むぐっ」
シンジの顔に柔らかい胸が押し付けられる。
風呂上りの火照りがまだ残っている温かい胸。
もう怖くはなくなったが、今度は恥ずかしいし、何より息が苦しい。
290 :
_:2006/09/15(金) 20:50:40 ID:???
ユイ 「このままここで、眠っちゃおうかしらね。
そしたら、シンジが布団まで連れてってくれるかも……」
シンジ「うぷっ……もがっ……、苦しいってば……重い……」
ユイ 「連れてってよお……。ふあ……眠いわ……」
あくびしながらもシンジを離さない。
暴れる続けるシンジ。その頭をぐいぐい抱きしめてくる。
シンジ「……ぷはっ」
ユイの胸の隙間から、ようやく息が出来るようになった。
腕と脚の締め付けも少し緩んだようだ。
シンジ「あれ……?
……ほんとに寝ちゃってる」
シンジの頭にしがみついたまま、いつのまにやら寝息を立てているユイ。
シンジ「……重い」
―――
291 :
_:2006/09/15(金) 20:51:45 ID:???
ユイを落とさないように、慎重にクッションの上に降ろす。
シンジ「よいしょっと……。
母さん、子供みたいだ。急に元気になったり、電池切れになったり。
……そういえば、エヴァもそうだったっけ」
クッションの上で、丸くなって眠っているユイ。
子供みたいで可愛いと思った。思わずその頭をなでてみる。髪が柔らかい。
シンジ「ずっとエヴァの中にいたんだもんな、母さん。
もしかして似ちゃったのかな」
頬に触れてみる。頬も柔らかかった。
その寝顔がいとおしくて、少しの間、眺めてしまった。
シンジ「エヴァに乗っていた頃、何度も守ってくれたのは、母さんだったんだよね。
僕が気づいていなかっただけで、ずっと一緒だったんだよね。
……ありがとう」
292 :
_:2006/09/15(金) 20:55:07 ID:???
起こさないようにそっとユイの肩と膝の後ろに手を回す。
ユイが望んでいたように、抱き上げた。
子供のようなユイでも体は大人なので、やはり少し重い。
こうしてユイを抱くことで、どこか誇らしさを感じるシンジだった。
シンジ「こうやって僕が抱き上げたこと、母さんは気づかないんだろうね。
母さんが僕にしてくれたように、これからは僕が母さんを守るよ。
だからこれからもずっと一緒にいてくれるよね? ……母さん」
そのまま隣の寝室まで運ぶ。布団に寝かせて、その隣に横たわる。
またしばらく寝顔を眺める。
シンジ(最近はいつも僕が先に眠り込んじゃってたけど、こうやって母さんの寝顔を
眺めてから眠るのもいいな。
……おやすみ、母さん)
―――
293 :
_:2006/09/15(金) 20:56:55 ID:???
シンジ「ん……むにゃ、……ん?」
夜半、寝苦しさを感じて目を覚ました。
ユイ 「あら、起こしちゃったかしら、ごめんなさい」
ユイがシンジの腰のあたりでなにやらしている。パジャマのズボンも下ろされていた。
シンジ「うわ……!? な、何やってんの、母さん」
ユイ 「何って、『夜のおつとめ』、まだだったでしょ」
シンジ「今日はやめようよ。疲れてるんだから……」
ユイ 「ふふ、私をここまで運んでくれたんだものね。
だからシンジは寝てていいわよ。あとは私がやるから」
シンジ「もう、静かに寝させてよ!」
ぴょんと、ユイがまたがってきた。
ユイ 「こんなになっちゃったら、苦しくて眠れないでしょう?
すっきりさせてから、気持ちよくシンジを眠らせてあげたいのよ。
……ん……んん。
ほら、もう繋がっちゃったわよ。
私がしてあげるから、シンジはゆっくり寝てなさいね」
シンジ「うわあああああ!!」
今日も激しくGJだぜ!!
エロ描写はないのになんかさわやかエロな気分にさせてくれるなww
(*´д`)ぬふぅ
乙&GJ!!
これだけで爽やかだと、禁断の妊娠→子育て路線になっても不思議では・・・
やはりそれは超えててはいけない線かw
いや、この二人においてそんな障害などは取るに足らないものだよwwと少し危ない事を言ってみる
左様
それさえも何故かこの二人だったら見てみたい気がする
いやー、久々にネ申の仕事を拝見しますた。
激しくGJ&乙です。
ワクテカしてます( ̄∀ ̄*)
wktk
続きマダ〜!
305 :
_:2006/09/23(土) 04:42:03 ID:???
休日、シンジとユイは郊外の高台に来ていた。
丘の上が展望台になっていて、この街を見渡せる。
ユイ 「わあ、気持ちいい! こういうところっていいわね。
風が心地よくて、お日さまが眩しくて、眺めも綺麗。
シンジ、ありがとう。連れ来てもらって本当に良かったわ」
シンジ「母さんに気に入ってもらえて嬉しいよ。
ここなら見晴らしがいいだろうなあって、ずっと思ってたんだ。
今朝、『デートしよう』って言われた時、どうしていいのか
わからなかったけど、ここを選んで良かったよ」
ユイ 「いつものスーパーだって立派なデートなんだから、どこだって良かったのよ。
……あ、ううん、ここは素敵なところよ。だから、こんないいところに
連れてきてもらえるなんて思ってなかったの」
シンジ「はは、ありがとう。
でも、せっかく母さんに誘われたんだから、スーパーじゃ味気ないよ」
展望台の手すりに身を乗り出しながら、足をぶらぶらさせているユイ。
一緒に出かけた時はいつも子供のようだ。
ユイ 「前にも言ったでしょ。女は好きな人と一緒に歩けるのが幸せなのよ。
デートって言っても難しいこと考えないで、ただ一緒に歩くだけでいいの。
一緒の時間を過ごせるだけで」
シンジ「そうなのかな」
身を乗り出したまま、シンジのほうを振り返る。
306 :
_:2006/09/23(土) 04:43:15 ID:???
ユイ 「そうよお。まったく男の人ったら、こういうときにあれこれ
考えちゃうんだから。
考えてばかりでどこにも行けなくなっちゃうじゃない。
……きゃあ!」
バランスを崩したようだ。前につんのめるユイ。
とっさにシンジが後ろから抱き止めた。
シンジ「危ないよ。母さんったら、まったく……」
ユイ 「ありがとう、シンジ。
私ったら、はしゃぎすぎて危ないから、しばらくこうして押さえていてね」
……ふふ、一緒だから安心」
シンジ「うん……」
ユイの髪が風になびいて、後ろから抱くシンジの鼻をくすぐる。
その匂いを嗅ぐことで、シンジもまた安心するのだった。
―――
307 :
_:2006/09/23(土) 04:46:02 ID:???
手すりの上でひとしきり遊び終えたユイが、後ろのシンジに体重を預けて休んでいる。
シンジがユイを後ろ抱きにした格好のまま、一緒に街を眺める。
ユイ 「この街って、こんなに綺麗だったのね」
シンジ「うん」
ユイ 「第3新東京から逃げる時、この街を選んだのはね、知らない街だったから
なのよ。それならかえって見つかりにくいんじゃないかなって。
……でも、こんなに綺麗だったことも今まで知らなかったのは、少し残念」
シンジ「うん。この街を選んで良かった。
第3新東京も綺麗な街だったんだ。
母さんが戻ってきた時は、めちゃくちゃになっていたけれど、
僕が来た頃はこんな感じの綺麗な街だった」
ユイ 「そう、見たかったわね……」
シンジ「第3新東京にもこんなところがあって、ミサトさんがよく連れて来て
くれたんだ」
ユイ 「ふうん、葛城さんと一緒に、こんな風に綺麗な風景を見てたのね。
シンジと葛城さんに、こんな素敵なデートコースがあったなんて」
シンジ「ちがうってば、母さんったら。
……もしかして妬いちゃったのかな、ごめん」
ややあわてるシンジ。街から目を離して、ユイの横顔を見つめる。
308 :
_:2006/09/23(土) 04:49:07 ID:???
ユイ 「別にいいのよ。シンジのこと、いっぱい知りたいんですもの。
他の女の人との話だって、聞かせて欲しいわよ。
それにね、『嫉妬』っていうのは、好きな人との絆に自信がないってこと
なのよ。
誰よりも強く結びついてるって信じられれば、嫉妬なんてしないのよ」
ユイの片手が、胸の前で結ばれたシンジの両手にそっと重ねられる。
ユイ 「今の私、ちょっぴり嫉妬しちゃったけれど、それでいいのよ。
妬いた気持ちが、もっと相手と結びつきたいって思いに繋がるんですもの。
葛城さんに負けないくらい、シンジと結びつきたいって思えたもの」
シンジ「うーん、よくわからないけど、そういうものなのかな」
ユイ 「だからシンジのこと、遠慮なくたくさん話してちょうだいね。
お互いのことをたくさん知ってる、それが結びつきなのよ」
いつのまにかユイは手すりから降りていて、立ったままシンジにもたれかかっている。
両手でシンジの手を握り、結び合わせていた。
ユイ 「そういえば、ここ、散策路があるのね。歩きましょうか」
この格好でユイを抱きしめるのは、やはりまだ照れくさい。
頬を赤くして、少し居心地悪そうにするシンジに、ユイから助け舟を出してくれた。
―――
309 :
_:2006/09/23(土) 04:51:47 ID:???
まばらな木々の間に伸びた散策路。
ユイ 「ああーん、シンジったら、歩くのちょっと早いわよお。先に行かないで。
こういうのはお話しながら、のんびり歩くものなのよ」
シンジは先ほどの照れくささがまだ残っているのか、無意識に足早になってしまう。
シンジ「あ、ごめん」
ユイ 「さっきのお話の続きでもしましょうよ。
シンジの知ってる女の子のお話とか聞かせてちょうだい。
ほら、シンジの周りって綺麗な人や可愛い子がいっぱいいたじゃない。
葛城さんだけじゃなく、赤木博士やアスカちゃん、レイちゃんも」
シンジ「母さんったら……」
ユイ 「シンジのことを少しでも多く知りたいのよ。
妬いちゃうかもしれないけど、たくさん知ることが出来れば、
結びつきに繋がるのよ」
シンジ「でも、話しにくいよ」
ユイ 「うーん、それじゃ私の話をしようかしら。ええと、何か思い出話でも……」
ユイがシンジのことをあれこれ知りたがるのと同じように、シンジもユイのことを
知りたかった。
ただシンジの場合は、ユイのようにせがむのが苦手だから、言い出せないのだ。
ユイ 「ようやくシンジの歩き方、ゆっくりしてきた。
初めからこうすればよかったわね」
シンジ「ごめんね、母さん、何か気を揉ませちゃって」
310 :
_:2006/09/23(土) 04:54:55 ID:???
ユイ 「でも、シンジに焼きもち妬かせそうな話を選んじゃうわよ、ふふ」
少しどきりとするシンジ。
ユイ 「大学時代に私が尊敬していた先生がいてね、山歩きが好きな人だったの。
ある時、私も着いていきますって申し出たわ。
私、その先生のファンだったから、いろいろお話したかったのよ。
けっこう強引について行っちゃった。
今思うと、まるでデートの誘いよね」
シンジ「なんか、母さんらしいや」
ユイ 「でもその先生ったら、一人ですたすた歩いていくのよ。
だから私、後ろで着いていくのがやっと。
私のこと迷惑だったのかしらって、ちょっと心配になっちゃった」
シンジ「たぶん、恥ずかしかったんだと思うよ。
僕も先に歩いちゃったから、その先生の気持ちわかる気がする」
ユイ 「その人も少しシンジに似てるのかもね。恥ずかしがり屋さんで可愛いところ。
あなたのお父さんとお付き合いしていた頃だったけど、
私ったら、もしかしたら、その人のことも好きだったのかもね。
……どう? 妬いちゃったかしら、ふふ」
シンジ「う、うーん、やっぱり少し妬けるかなあ」
311 :
_:2006/09/23(土) 04:59:49 ID:???
ユイ 「好きな人に焼きもち妬かれるのって、実はけっこう嬉しいのよ。
今、その先生に負けないくらい、私と結びつきたいって思ったでしょ?
私のこともっともっと知りたいって思わなかった?」
シンジ「うん、知りたいって思った。その先生や……父さんに負けないくらい」
ユイ 「ふふ、私のこといっぱい知って欲しいのよ。
こうやって焼きもち妬いたり妬かれたりしながらでも、いっぱい知ることが
できれば素敵じゃない。
嫉妬で傷つけ合うこともあるかもしれないけれど、より結びつき合うため
なんですもの。傷ついちゃっても、きっと素敵だわ」
シンジ「そうだね、母さん」
ユイ 「ねえ、シンジ。これからもいっぱい結びつき合いましょうね」
気がついたら、歩きながら手を繋いでいた。
結びついた手、素敵だとシンジは思った。
―――
312 :
書いてる人:2006/09/23(土) 05:04:01 ID:???
今回オチなしです。
この後、第四パートと恒例のオチ(何度も使いまわすティーバックのような)が続く
構成だったのですが、手間取ったので途中で投稿。
ちょうどリアルタイムだったww
今回もマジ乙!!!
(*´д`)危険なスレだ
ああ、危険だ。
しかもコンスタントに投下されるので継続的にこのスレは危険だ。
定期的に監視せねばならんな。
人生、まだまだ捨てたもんじゃありませんな。
まったく。長生きしたおかげで神の手による物語が読めるのですからな。
317 :
_:2006/09/24(日) 01:06:25 ID:???
散策路を一周して、展望台に戻ってきた。写真を撮っている家族連れがいる。
シンジは何か思い出したように、辺りをきょろきょろ見回す。
ユイ 「どうしたの、シンジ?」
シンジ「ねえ、母さん。その……、写真撮りたいんだ。母さんの写真」
ユイ 「せっかくデートに来たんだし、記念撮影もいいわね」
シンジ「記念撮影もしたいけど、母さんの写真が欲しいんだよ」
ユイ 「私の?」
シンジ「うん、仕事で知り合った人がね、奥さんの写真を持ち歩いているんだ。
たまにそれを見ながら幸せそうな顔してる。
それがうらやましくって……。
僕がいつも持ち歩くための写真、撮っていいかな?」
ユイ 「もちろんよ。シンジにいつも見てもらえるのなら、喜んで写真撮らせちゃう」
この展望台には売店があった。使い捨てカメラも見つかった。
ユイ 「こういうのってまだ売ってたのね。
フィルムを使うカメラって、最近では見かけないでしょ」
シンジ「ええと、どうやって使うんだろう……」
ユイ 「シャッターボタンを押すだけよ。あ、これタイマーも付いているけど、
とりあえずは必要ないわね。二人で並んで撮る時に使いましょ」
318 :
_:2006/09/24(日) 01:08:24 ID:???
シンジ「ここ、押すだけでいいの?」
ユイ 「そうよ。貸してみて、ためしに撮ってあげるから」
シンジから離れて、カメラを構えるユイ。
ユイ 「笑って笑って! いくわね、……はいっ」
かしゃっと音。ユイも満足そうに笑う。
ユイ 「たぶん撮れたわね。それじゃ、二枚目いくわよお、えいっ。
横顔も撮ってみましょうか、それっ。
んー、今度は振り向きざまのポーズで、うんっ」
かしゃかしゃかしゃと、次々とシンジを撮っていく。
シンジ「あの……、母さんの写真を……」
ユイ 「私もシンジの写真、欲しいのよ。少しくらいはいいでしょ?」
シンジ「うん……」
ユイ 「次は手すりをつかんで物憂げな表情で。
そうそう、シンジったら、モデルの才能あるわよ。
ワイシャツのボタン外してみて。少し胸元開ける感じで。
うん、さまになってるわ」
撮り続けるユイ。かしゃかしゃかしゃと、ひたすら。
シンジは何度も止めようとするのだが、ユイが間髪を置かずにポーズを指示するので、
そのたびに言われた通りにしてしまう。
319 :
_:2006/09/24(日) 01:09:50 ID:???
シンジ「あの……、あの……、フィルム無くなっちゃう……」
ユイ 「あら?」
残り枚数を示す目盛りを確認する。
残り0。
―――
シンジ「またカメラ買っちゃったじゃないか、もう」
ユイ 「ごめんなさーい、……つい面白くて。写真撮るのって楽しいのね。
それに、シンジもけっこう乗ってたじゃない」
シンジ「それは母さんがおだてるからだよ」
ユイ 「外じゃなくて家だったら、あのまま乗せ続けてシンジの裸も撮れたかしら」
シンジ「もうっ!」
二つめのカメラも、ユイがまた欲しそうにしているが、シンジは渡そうとしない。
名残惜しそうにカメラを見つめるユイをなだめすかせて、手すりの側に立たせる。
シンジ「立ってるだけでいいから、そのままじっとしててよ。
……ええと、このボタンだったかな。
ああ、母さんこっちこないで。またカメラ取られちゃう」
ユイ 「はいはい」
かしゃっと音。
320 :
_:2006/09/24(日) 01:12:05 ID:???
シンジ「ありがとう、母さん。いいのが撮れたと思う」
ユイ 「あら、一枚でいいの?」
シンジ「うん、残りは母さんが使っていいよ。さっきから欲しそうにしてるしね。
それに一枚でも大切にする。僕の宝物だから」
ユイ 「ふふ、ありがとう。それじゃ、残りは二人並んで取りましょうか」
シンジ「ところで、これって現像しなきゃいけないんだよね?」
ユイ 「そうよ。今時のものとちがって、写真屋さんに持っていかないと
いけないわね。帰りに寄って行きしょう」
手に持ったカメラを見つめるシンジ。嬉しそうな待ち切れない表情。
シンジ「楽しみだな、母さんの写真って見たことなかったから」
ユイ 「あら、そうだったの?」
シンジ「父さんが全部捨てちゃったんだ。母さんがいなくなった後に」
表情が悲しそうに変わる。
シンジ「父さんは『全ては心の中だ、今はそれでいい』って言ってたけれど、
僕にはよくわからなかった。
もし写真が残っていれば、心の外にも母さんの思い出を残すことが
できたかもしれないのに……」
ユイ 「そうね、写真は思い出の証だものね」
321 :
_:2006/09/24(日) 01:15:13 ID:???
シンジ「だから、母さんが帰ってくるまでは、僕が覚えてる母さんの思い出は、
遠くにあるお墓だけだったんだ。
母さんのお墓があったんだよ。年に一度、父さんと通ってた。
……僕は十一の頃、逃げ出したけどね」
ユイ 「ねえ、シンジ、思い出には『証』が必要かしら?」
シンジ「え?」
ユイ 「昔、あなたのお父さんと、ケンカしたことあるの。
思い出には形ある証が必要なのか、そうでないのか」
形ある証。写真のことを言っているのだろうか。
シンジは再びカメラに視線を落とす。
ユイ 「お父さんは『心の中だけに思い出が残ればそれでいい』、そう言ってたわ。
私は『形ある証がなければ、いつか思い出は消えてしまう』って言ったの。
ふふ、前に話した結婚記念の写真のことよ。
私は思い出の証として写真を撮りたかったの。
でもあの人は心の中だけに残せばそれでいいって言うの。それで大ゲンカ」
シンジはユイとゲンドウの結婚生活を思って、また妬けてしまう。
心がちりちりと焼ける、苦しい感情。
ユイ 「心の中に思い出を留められるのなら、写真なんていらないのかもしれない。
たぶん、あの人はそれを私に証明したくて、写真を捨てたんだと思うわ」
シンジ「……僕にはまだわからないや。
ただ、母さんの写真が残っていれば良かったなと思う」
ユイ 「そうね。
あの人はシンジの持つべき思い出の証まで奪ってしまったのよね」
322 :
_:2006/09/24(日) 01:18:22 ID:???
ユイはゲンドウのことをどう思っているのだろうか。
シンジは苦しい感情を抑えて、しっかりとユイを見つめた。
シンジ「でも、父さんはこうも言っていたんだ。
『人は思い出を忘れることで生きていける。
だが、決して忘れてはならないこともある』
母さんが『そのかけがえのないもの』を教えてくれたって。
お墓参りはその確認をするためなんだって」
どうして自分はこんなことを言ってるんだろう。
今でもゲンドウを憎いと思っている。
なのにユイにはゲンドウを憎んで欲しくなかった。
シンジ「だから、父さんの言うことも少しわかる。
それに、お墓も写真のように証なんじゃないかな。
父さんも、母さんの言ったことを理解しようとしてたんだと思う。
母さんを忘れないために、ひとつだけ証を残したんだよ。
たぶん、僕にためにも残してくれたのかもしれない」
ユイがゲンドウを許せば、きっと自分はもっと嫉妬してしまう。
嫉妬する自分が怖い。それなのに、こんなことを言ってしまった。
ユイ 「そう、よかった。
あの人、ひとつだけでも証を残してくれたのね」
シンジは安堵する気持ちと共に、またどこかがちりちりと焼けるのがわかった。
嫉妬の感情。
323 :
_:2006/09/24(日) 01:21:05 ID:???
ユイ 「人の心の中は常にせめぎあってるのね」
シンジは自分のことかと思った。
ユイ 「あの人の心にもジレンマがあったのかしら。
証に頼ることを否定しつつも、心の中だけに思い出を残せる自信が
持てなかったのかしら。
……私も、証を残すことの意味がわからなくなっちゃったわ」
ユイは街の方角に視線を移す。遠い目。
シンジには、それが街を眺めているのではなく、もっと遠くの見えないどこかを
見ているように思えた。
シンジ「……母さん」
自然とユイを後ろから抱く。
ユイがまたどこかに行ってしまいそうで、捕まえていたくなった。
シンジ「やっぱり僕には、父さんと母さんのことがまだわからないみたいだ。
でも今、ひとつだけわかったことがある。
僕は母さんとの思い出を心の中に留めておきたいし、証も残したい。
それから、母さんがずっと側にいてほしい。思い出だけじゃ辛いと思うから」
ユイ 「……ありがとう」
シンジ「欲張りだよね、僕」
ユイ 「もっと欲張っていいのよ。
欲張って、もっとたくさん私と結びつきたいって思ってちょうだい。
私がずっとシンジの側にいれば、私自身が証になるんだから」
324 :
_:2006/09/24(日) 01:22:44 ID:???
シンジ「他にも証が出来たよ。この写真」
ユイ 「そう……。この写真、大切にしてね」
シンジ「うん」
ユイ (シンジに私のことたくさん教えたいのに、また言えなかった。
私の心の中もせめぎあってるのね。いつか、話せるかしら。
私は人類の思い出を残し続けるための証をつくろうとしたの。
……それがエヴァ)
いつのまにか日が傾き、空気も少し冷たくなってきた。
後ろ抱きの姿勢のまま、身を寄せ合う二人。
シンジ「ねえ、母さん、またここに来たいね」
ユイ 「ふふ、そうね。ここ私たちのデートコースになったわね」
―――
325 :
_:2006/09/24(日) 01:24:31 ID:???
就寝前、風呂からあがって寝室に向かうシンジ。
シンジ「わっ!?」
パジャマの胸元を大きくはだけ、下着もつけずに半ば胸を露出させているユイ。
そのはしたない姿で、布団の上に横座りしている。
ユイ 「今日のフィルムの残り、ここで使っちゃおうと思って」
シンジ「……か、母さん?」
ユイ 「撮影会しましょ。こんな写真も撮らせてあげる」
シンジ「べ、別の写真、撮ろうよ……」
ユイ 「そうね、している最中の写真のほうがいいわね。
ちょうどセルフタイマーも付いてるし」
ユイがその恥ずかしい格好で、シンジにしなだれかかる。
ユイ 「ふふ、せっかくだから、変わったポーズも撮りましょうか。
今日してくれた、後ろから抱きしめる格好でしながらとか」
シンジ「うわあああああ!!」
うおおおおおお!
ユイさんの可愛さは鬼だな 職人さんホントに乙カレー
うぉっ!?今日もキテター−!!!!!
「ふふふふ・・シンジを縛っちゃた。この写真も撮らせてね。」
「わ〜!やめてよ〜!こんな恥ずかしい格好撮られたらもう外歩けないよ〜」
「いいじゃない・・ずう〜と家の中で・・二人きり・・むふふふふふ・・」
「わ〜!その眼もうイッちゃてるよ〜!助けてええええ〜!」
シンジの悲鳴のような歓喜のような叫びがこだましたそうです。
現時刻を以って他カップリングを破棄。
当スレをネ申スレと識別する。
これが…LYSの、本当の力…!!
このスレだけは見まいと思っていたんだが…
憑りつかれてしまった、この魅力にorz
鼻血出そうだ…
職人さん激しくGJ!!!!
コテとかはつけないのかい?
「LYS・・・まさに神に定められた禁断の果実か・・・」
「しかし、それを貪る姿こそ人間にはふさわしいのかもしれん」
「左様。」
「碇・・・何を考えている」
「碇…後戻りは出来んぞ」
…俺も後戻りできないorz
最高だ。
この場合の碇は碇(ユイ)だな
やべーよ、このスレはやべー
―定期保守―
このスレ凄いね〜!LYSでは48氏以来の神作品だっ!
神職人乙!!!!!!!!
あぁ、唯一神と考えても差し支えないな
エロさと愛の絶妙な調和
たまりません、神様誠に乙であります!
捕手
保全さげ
343 :
_:2006/10/05(木) 00:45:50 ID:???
夕方、シンジとユイのマンションへ続く道。
小さな買い物袋を提げて、手を繋いで歩く二人。
ユイ 「あら、急に曇ってきたわね。夕立になるかしら」
シンジ「そうだね、もう少しで家だから急ごうよ」
ぽつんぽつんと落ちてくる雨粒。
―――
マンションの玄関、ずぶ濡れで飛び込んできた二人。
ユイ 「きゃ、買い物袋の中まで水浸し。
急に降っちゃったわね」
シンジ「うん、近くだから走ってきたけど、どこかで雨宿りすればよかった」
ユイがタオルを取ってきた。
ユイ 「ほら、頭拭いて。
ああん、服もびしょびしょ。体拭いたげるから脱ぎなさい」
濡れているのはユイも一緒なのに、自分は後回しにシンジの世話を焼いてくれる。
この頃ようやく夫婦の関係が板についてきていたが、やはりこういう時は母親に戻る。
子供扱いされているようで、シンジはまたあの照れくさくて拗ねたくなるような
居心地悪さを感じるのだった。
344 :
_:2006/10/05(木) 00:48:07 ID:???
ユイ 「ほらあ、何ぼさっとしてるの。シャツ脱いで」
シンジが脱ぐ前からシャツの裾をまくりあげて、タオルを押し付けてくる。
濡れたブラウスが張りついているユイの胸が目に入った。
白い下着と、さらにその下の素肌が透けて見える。
シンジ「い、いいよ、自分でするから。
母さんこそ、早く拭かないと風邪ひいちゃうよ」
胸から目を逸らして、タオルをもぎ取る。少し赤面している。
ユイに母親と女を同時に感じてしまう自分に、罪深いような後ろめたさを感じる。
ユイ 「ふふ、気づかってくれてるんだ。ありがとう。
……あ、お風呂沸かさなくっちゃ」
自分の頭を拭きながら、ぱたぱたと駆けて行くユイ。
その後姿をいとおしいと思うが、女性として愛することにまだ迷いが残っている。
―――
345 :
_:2006/10/05(木) 00:49:24 ID:???
ユイ 「お風呂沸いたわよ。入っちゃって」
シンジ「いいよ、あまり寒くないから。
母さんこそ、僕にかまって濡れっぱなしだったんだから、先に入ってよ」
ユイ 「一家の大黒柱に風邪引かれちゃ大変よ。シンジが先に入りなさい」
『大黒柱』というのは頼れる夫と思ってくれているのか、『入りなさい』というのは
子供扱いしているのか。こういう小さなことにシンジはいつも悩む。
シンジ(母さんは僕を夫として見ているのかな、それとも息子なのかな。
どっちなんだろう。
僕は母さんの夫になりたいのに、いまだに『母さん』なんて呼んでる。
……自分もどっちなのかわからないや)
ユイ 「ほらあ、さっさと入りなさい!」
シンジ「う、うん」
―――
346 :
_:2006/10/05(木) 00:50:31 ID:???
ユイ 「シンジー、お風呂の湯加減どう? もうすこし沸かしたほうがいいかしら」
浴室の外から呼びかける声。すりガラスの向こうにユイの影が見えた。
シンジ「ちょうどいいよ。ありがとう、母さん。
すぐ出るから、次入ってよ」
ユイの影は立ち去らずに、その場でごそごそと動く。
シンジが何だろうと思っていると、扉のレバーが音を立てた。
シンジ「わ、母さん!?」
開きかけの扉からユイが顔を覗かせた。
ユイ 「ねえ、一緒に入っていいかしら?
やっぱり私も寒くなっちゃった。だから、ね?」
シンジ(母さんってば……)
湯船に隠れるように深く浸かるシンジ。
逃げるわけにもいかないし、入らないでとも言いにくい。
ユイ 「ね、おねがい。背中流してあげるから。
早く温まらないと私、風邪ひいちゃうわよ」
シンジに先に入るようにせかしていたのは、このためだったのかもしれない。
シンジ「う……、わ、わかったよ。いいよ」
―――
347 :
_:2006/10/05(木) 00:52:22 ID:???
扉が開いて、ユイが両手で胸と腰を隠しながら入ってきた。
直視できずにうつむいて水面を見つめていると、ユイの影が映り込む。
ゆらゆらとぼんやりした影なのに、それすらも気恥ずかしくて目をつむってしまう。
ユイ 「夫婦なのに、一緒にお風呂入るのは初めてね」
黙り込んでしまうシンジ。
ざざざっとユイが体を流す音がした。
ユイ 「さてと、湯船に入れてもらうわね。一緒にいいでしょ?」
シンジ「え、あ、ちょっと……」
思わず見上げると、浴槽をまたごうとするユイの脚の間が目に入った。
シンジ「わ!?」
あわてて目を伏せる。
ユイ 「あら、いまさら恥ずかしがることもないじゃない。
毎晩見ているじゃない。
……ああ、もしかして、もっとよく見たいのかしら?」
浴槽のふちに片足を乗せたまま、膝を開きだすユイ。
シンジ「からかわないでよ、母さん。
ほら、さっさと湯につからないとほんとに風邪引いちゃうよ!」
湯船から出ようとするシンジ。
ユイ 「あら、出ちゃうの?」
348 :
_:2006/10/05(木) 00:53:15 ID:???
シンジ「だって狭いし、一度に二人も入ったら、お湯あふれちゃうよ」
ユイ 「うーん、そうね。残念」
―――
ユイは組んだ腕にあごを乗せたまま、シンジを眺めている。
シンジはちぢこまり背中を向けたまま、体を洗っている。
ユイ 「ふーん、男の人ってそんなふうに体洗うのねえ」
シンジ(うう、母さんったら……。なんでこんなことに。
早く出たい、逃げたい)
ユイの表情は満面の笑顔。ときおり、少しにやつきそうになる。
壁を見てうつむいているシンジは、それに気づかない。
ユイ (ふふ、シンジったら……。ようやく一緒にお風呂入れたんですもの、
逃げちゃだめよ、逃がさないわよ)
シンジの顔は真っ赤。ときおり、泣きだしそうになる。
ユイには見えなくても、それが手に取るようにわかっていた。
ユイ 「ねえ、知ってる?
お風呂で最初に洗うところは、自分の体で一番気にしている部分なんだって。
……シンジって、そんなところが気になるのね」
シンジ「ち、ちがうよ!」
ユイ 「あら、あわてて否定しちゃって、図星なのかしら?
くすっ、気にしなくてもいいのよ」
349 :
_:2006/10/05(木) 00:55:25 ID:???
シンジ「ちがうってば」
ユイ 「シンジのその部分って私しか知らないじゃない。
シンジが可愛いこと知ってるのは私だけ。
それとも……、他の人もシンジの裸見てるのかしら?
葛城さん? アスカちゃん? レイちゃん?」
シンジ「からかわないでよ、もう!」
ユイ 「ふふ、ごめんなさい。また少しからかっちゃった。
……でも前にも言ったでしょ。『好きな人のことは少しでも多く知りたい』って。
なんでもないこと、つまらないことでも知りたくなるのよ。
私がそのくらいシンジのこと好きだって意味なの。
シンジのことを世界で一番好きな人は、たぶん私。ううん、きっと私」
シンジ「母さん……」
すうっと恥ずかしさが消えてゆく気がした。
ユイ 「お風呂でどうやって体を洗うかなんて、くだらないことでしょうけど、
好きになっちゃうとね、そんな知識でもかき集めたくなるの」
シンジ「そうなのかな」
ユイ 「シンジって人に触れられるのが怖いんでしょ。
だから、人に知られようとするのも怖い。
触れ合わなければ、裏切られることも傷つくこともないものね」
シンジ「……そうかもしれない」
350 :
_:2006/10/05(木) 00:56:44 ID:???
ユイ 「でもね、それじゃ寂しいじゃない。私は寂しいのが怖いの。
だからシンジに触れたいし、知りたいの。
傷つくかもしれないけど、それでもこの人となら寂しさを埋め合いたい。
もしかしたら、それが『好き』ってことなのかしらね。
……ねえ、シンジ、私のこと好き?」
シンジ「す、好きだよ……」
ユイ 「今みたいにからかったり、もしかしたらいつか傷つけるかもしれないけど、
それでも私に触れさせてくれる? シンジのこと知っていい?」
シンジ「……うん」
ユイ 「ありがとう。私も大好きよ、シンジ。
……さあ、そろそろ背中流してあげるわね」
湯船からあがるユイ。シンジは壁を向いてうつむいたままだが、逃げようとはしない。
ユイにこうやって語りかけられると、もっと話が聞きたくなる。
引力みたいなものがあるんじゃないかとシンジは思う。シンジだけに効く引力。
シンジ(たぶん、僕がそのくらい母さんのこと好きだって意味なのかな……)
ユイ 「ふふ、ようやくシンジの背中流せる」
指でシンジの背をつつつっとなぞる。
シンジ「わ、わ、くすぐったいよ、母さん」
ユイ 「見てるとつい触りたくなっちゃうのよ。
こうしてみるとシンジってやっぱり男の人ね。背中が広い」
もう触られていないのに、まだくすぐったい気持ち。『男の人』と言われて嬉しかった。
351 :
_:2006/10/05(木) 00:58:03 ID:???
ユイ 「ふふ、人の背中流すのって初めてだから、どきどきするわね。
なんだか恥ずかしいから、しばらくこっち見ないでね」
シンジの後ろで、ボディソープのポンプを押す音が聞こえる。
続いて、わしゃわしゃと泡立てる音。
シンジ(そういえば、カヲル君と一緒にお風呂に入ったことがあったっけ……。
あの時の僕は何もわからなかったけど、母さんと出会ってから、
カヲル君の言ったことが少しずつわかるようになってきた。
……ありがとう、母さん)
ポンプを押す音、泡立てる音がまた聞こえる。まだ背中にユイは触れてこない。
シンジ(妙に念入りに泡立てるんだな、母さん)
少しだけ振り返って、ちらと横目でユイを見る。
シンジ「わああ!? か、母さん、何やってるの?」
ユイの胸全体が泡に包まれていた。自分にボディソープを塗りたくっていたらしい。
シンジ「背中流すんじゃなかったの?」
ユイ 「そうよ。『洗濯板』って知ってるかしら?
セカンドインパクトの頃、停電が多くてよく使ってたのよ」
シンジ「知ってるけど、これと関係あるの?」
ユイ 「私がシンジくらいの頃、体育の着替えでお友達に洗濯板ってからかわれた
ことがあって……」
352 :
_:2006/10/05(木) 00:59:20 ID:???
シンジ「まさか……」
ユイ 「だから、この胸を活用できないかと思ったの。
長い間温めてきたアイデア、ようやく試せるわ」
ユイがシンジの背中に抱きついてきた。
ぬるぬるした泡の感触と、ふわふわした胸の感触。
ユイ 「今は胸、大きくなったけど、むしろこのほうが洗うには便利よね
ふふ、私の発想って大胆でしょう。
冬月先生にもレポートのたびに『君は刺激のある発想をするね』って
誉めてられてたのよ」
シンジ「そ、そういう次元の話じゃないよ、こんなの!
や、やめてよ! やめてったら!」
シンジの背中をがっちり抱いたまま、ユイが上下に動く。
むにむにと変形する胸の感触。気持ちいいのだが、これはまずい。
ユイ 「そんなこと言わずに、この際、試させてちょうだい。
ん……、うまく洗えそうね」
今度は8の字を描くように胸を回す。シンジの体が熱くなってくる。
振り払おうにも、気持ちよさのあまり力が入らず逃げられない。
ユイ 「あら? シンジったら気持ちいいの? こんなになってる。
ふふ、せっかくだから他にもいろいろ試してあげるわね」
シンジ「うわあああああ!!」
353 :
書いてる人:2006/10/05(木) 01:05:48 ID:???
すまんす。サボってました。保全してくださった方々ありがとうございます。
今後もこんな感じで止まることがあるかもしれませんが、
一応、投げずに最後まで書き続けるつもりです。
>>297-300 遅レスです。
書いてる人は妊娠ネタが苦手じゃないというか、むしろ 大 好 物 なのですが、
子作りすると原作にいないキャラが生まれることになりますし、
できるだけ原作準拠(もう離れてる気がしますが)で行くためにユイさん孕みません。
きちんと避妊してるとか、エヴァの中にいたせいで不妊になってるとか、
脳内補完おねがいします。
けど、一通り終わったら、パラレルで妊娠した世界もやりたいかなと思ったりもします。
(*´д`)こりゃたまらん
はぁはぁ
作者様、本当に乙です
ユイさん、シンジくん共に不器用ながらお互いを
愛して止まない気持ちが伝わってきて胸キュンです
ちょっぴりエチーなところも実にイイ!!
ただただ感謝感謝&続きに期待であります
(*´Д`)ハアハア
神様ありがと、僕にLYSをくれて。
今日初めて覗いて、全部読んでしまった…
最高です
ようこそ、こちらがわの世界へ
随分住人増えたな
孕ませ住人としては孕ませ展開が見たいことも事実だが、作者さんのおっしゃる通り
原作準拠にしたいならオリキャラは駄目だよね。
今回もよい感じでしたよ。まさかこんなプレイまでもやってくれるとは。
(*´Д`)ハアハア
ココ最高です
―定期保守―
>>364 保守乙と言ってあげたいんだが、1週間位ならほっといても落ちたりしないから大丈夫だよ。
(^ω^)
―定期保守―
ユイさんテラカワユス
wktk
ほす
age
上げんなクズ
住人が増えるとこうなる
せっかくいい具合に下がってたのに…(´・ω・`)ショボーン
昨日全部よんだ。ユイタンテラモエス これからロムらせていただきますね。
376 :
_:2006/10/20(金) 03:14:51 ID:???
ユイ 「くしゅんっ!」
くしゃみをしたユイ。
シンジ「ほら、湯冷めしちゃってるじゃないか、母さん。
風呂であんなにはしゃいだから……」
ユイ 「ごめんなさい。でも、初めて一緒にお風呂入ったのよ。
いろんなことしてみたくなるじゃない」
からかうようにウインクしてみせるユイ。
シンジは、さっきの風呂場での騒動を思い出して赤面してしまう。
シンジ「ったく、母さんったら……」
ユイ 「夫婦で一緒にお風呂って、ずっとあこがれてたのよ。
かなえてくれてありがとう、シンジ」
シンジ「あの、ええと……父さんとは?」
ユイ 「あの人は一緒になんて入ってくれなかったもの」
シンジ「そう、そうだよね。父さん、ああいう人だから……」
ユイ 「あら、ああいう人ってどういうことかしら。
けっこう恥ずかしがり屋さんなのよ。だから、いっつも逃げられちゃって。
……ふふ、シンジに似てる。親子ですものね」
シンジ「僕に似てる? とてもそうには思えないけど……」
ユイ 「本当はとても可愛い人よ。みんな知らないだけ」
377 :
_:2006/10/20(金) 03:16:10 ID:???
ネルフ本部、総司令公務室。
照明を抑えた室内に、二人の人物がいる。碇ゲンドウと冬月コウゾウ。
冬月 「全ての使徒を殲滅、だが補完計画は白紙。
老人たちの希望はもはや失われた。
彼らのシナリオ通りにはならなかったわけだ。
……碇、お前のシナリオ通りにもな。
まさかユイ君が再び我々の前から姿を消すとはな」
冬月はちらりとゲンドウを横目で見る。
冬月 「目下、捜索にあたっているのは諜報3課のみ。いまだ足取りはつかめず。
人員を増やすべきではないのか?」
ゲンドウ「問題ない」
冬月 「意外だな。お前のことだから、血眼になって探そうとするかと思ったよ」
ゲンドウ「見つけ出したところで、無理に連れ戻せるわけでもない」
冬月 「そうだな……。ユイ君のほうから出て行ったわけだしな」
再びゲンドウの顔を見る。サングラスと組んだ手に隠れて、表情はわからない。
冬月 (十年前、ユイ君がいなくなってからだな。その仕草をするようになったのは。
髭とサングラスもその頃か。
……見透かされたくないんだな、ユイ君以外に)
―――
378 :
_:2006/10/20(金) 03:17:46 ID:???
1999年、京都。
季節は秋、夕方、バス停の前。
ユイ 「……あら」
バスから降りた碇ユイが、たたずんでいる男に気がついた。痩せた三白眼の男。
ユイ 「六分儀さん、こんなところで……。待っていてくれたんですか?」
男は六分儀ゲンドウ。ユイがしばらく前から交際している相手だ。
短めの髪はあまり櫛を入れていない様子。うっすらと無精ひげも見える。
身だしなみにはあまり気を使わない男らしい。
ゲンドウ「いや、通りかかっただけだ。
偶然、君がバスから降りるところに出くわした」
ユイはリュックを背負った姿。山へ散策に行った帰りだった。
ユイ 「そうですか……、珍しい偶然ですね」
ゲンドウを見透かしたように、微笑むユイ。ゲンドウは、ばつが悪そうに目を逸らした。
ユイ 「それじゃ、せっかくの偶然ですから、送ってくださらない?」
ゲンドウ「ああ」
歩き出す二人。
早足のゲンドウに比べて、ユイの歩みは遅い。
重いリュックを背負っていたし、山歩きの後で少し疲れてもいた。
二人の距離が離れるたびに、ユイが駆け足で横に並ぶ。そしてまた遅れる。
歩調を合わせるという、気づかいができる人物ではないようだ。
それでも気にはなるらしく、ちらちらと振り返る。
379 :
_:2006/10/20(金) 03:19:25 ID:???
ユイ 「ごめんなさい、私ったら足が遅いですね」
ゲンドウ「いや、いい」
ユイ 「でも、さっきから私が遅いの気にしてるみたいで……」
ふと、ユイはゲンドウの視線が、自分の重そうな荷物に向いているのに気がついた。
ユイ 「六分儀さん、このリュック持ってくれませんか?」
ゲンドウ「ああ、かまわんよ」
どうもずっと代わりに持ちたかったらしい。
自分から言い出せないところが、この男の性格を物語っている。
ユイ 「ありがとうございます。ふふ」
二人が一緒の時は、こうやってユイの方から察してやることが多かった。
ゲンドウは鈍感というわけではないが、気を回し方、感情の表し方が下手なだけだ。
そうユイは思う。
ユイ 「……あら? まだ何か気になりますか?」
再び歩き出しながら、ゲンドウはなおもユイの姿が気になるらしい。
ゲンドウ「別に、何もない」
ユイ 「この格好ですか? どこに出かけたのか気になるんですか?」
ゲンドウ「いや」
否定しながら内心ではずいぶん気になっているのが、ユイにはわかる。
380 :
_:2006/10/20(金) 03:21:15 ID:???
ユイ 「伏見山へ紅葉を見に行ってきたんです」
ゲンドウ「そうか」
ユイ 「二人だったんですけど、その人、すたすた先に歩いちゃうんですよ。
おかげで疲れちゃいました。男の人って早足なんですね」
一瞬、三白眼がぎょっと見開かれた。
何も言わないが、言いたそうにしている。
ユイ 「冬月先生ですよ。
……ふふ、若い男の人かと思ってびっくりしました?」
ゲンドウ「いや、そんなことはない」
ユイ 「あら、いいんですか?
私と冬月先生って、まんざらでもないんですよ」
ゲンドウ「あの男、そんな年でもあるまい」
『あの男』の部分に力がこもっている。非難する口調。
ユイ 「六分儀さんってすぐ顔に出る。
妬かないでください。冗談ですから」
ゲンドウの歩調が、さっきとうって変わってゆっくりとなっている。
意識してユイに合わせているようだ。
ユイ (ほら、思ったとおり。
冬月先生が早足って言ったら、私に合わせてくれた。
やっぱり妬いてるんですね。ふふ、わかりやすい人)
381 :
_:2006/10/20(金) 03:22:21 ID:???
並んで歩きながらもゲンドウはなかなかユイに目を合わそうとしない。
見透かされないようにしているのか。
ユイ 「ねえ、腕組んでもいいですか?」
ゲンドウ「腕?」
ユイ 「私たち、恋人同士ですよね?
一緒に歩く時は腕を組むのが当たり前じゃないですか」
ゲンドウ「あ、ああ……」
答えつつ、どうしていいのかわからないゲンドウ。表情に少し赤みが差している。
見かねてユイが腕を取った。
ユイ 「もう、六分儀さんったら」
ユイのほうから引っ張るように歩き出す。
腕を抱きしめたまま、肩にもたれたり、顔を見上げたり、嬉しそうなユイ。
ゲンドウは居心地悪げに、周囲をきょろきょろとしている。
ユイ 「……落ち着かない様子ですね」
ゲンドウ「当たり前だ、人目があるからな」
ユイ 「みんな私たちのことなんて気にしていませんよ。
……ふふ、六分儀さんって本当変わった人。
普段は人の評価なんか気にしてないように振舞っているのに、
実はけっこう他人の目を気にするのかしら」
ゲンドウ「そういうわけではない。こういうのは恥ずかしいだけだ」
382 :
_:2006/10/20(金) 03:26:34 ID:???
ユイ 「いいえ、六分儀さんは恥ずかしがってるわけじゃないんです。
怖がっているんですよ」
意外な言葉に、ゲンドウがユイの顔を見下ろす。
ユイ 「人は『心の壁』に踏み込まれそうになると、怖いと思うんです。
私が壁に触れているから、落ち着かないんです。
六分儀さん、『人に好かれるのは慣れていない』ってよく言いますよね。
本当は心の壁を触れられるのに慣れていないってことなんですよ。
人一倍、臆病だから他人を寄せ付けないんです」
ゲンドウ「心の壁……、陳腐な例えだ。確か近接学理論だったな。
君のような才媛が今さらのようにそんな話をするとはな」
吐き捨てるようなゲンドウの声。
近接学とは、対人距離を考察する文化人類学の理論だ。
ユイ 「研究テーマにしようと思っているんです。
心理的アプローチではなく、物理的な力場として測定できないかと。
近接学では『かくれた次元』と表現していますけど、私は比喩ではなく、
実際に位相空間として数値化できると考えているんです」
ゲンドウ「ほう」
ユイ 「仮説をまとめたレポートを書いたら、冬月先生は『刺激的な内容』だと
言ってくれましたよ」
ゲンドウ「そうか」
ユイ 「六分儀さんの位相空間は、きっと強力なんでしょうね。
私にもまだこうして心の壁つくってる。
……それなのに、どうして私に近づいたんですか?」
383 :
_:2006/10/20(金) 03:27:46 ID:???
さっきまでの嬉しそうな顔ではなく、訴える眼差し。少したじろぐゲンドウ。
ゲンドウ「君が好きになったからだ。前にも言ったじゃないか」
ユイ 「男の人って好きな相手にも、こんなに壁をつくるものなんですか?
他に目的があったから、私と付き合ったんじゃありませんか?」
ゲンドウ「ちがう」
ユイ 「……初めての時、強引でしたよね」
ゲンドウ「ああ、あれは謝るよ。それだけ君のことが好きだったんだ」
ユイ 「あんなことされて、最初は私、怖かったんです。当たり前ですよね。
でも、途中で気がついたんです。
私よりあなたのほうが怯えていました。
好きでもない、触れたくもないのに仕方なく求めている。
そんな風に見えました」
ゲンドウ「そんなことはない! ユイ、信じられないのか?」
ユイ 「今は信じています。私のことを好きになってきている。
でも最初はちがいました」
ゲンドウは言葉が出ない。
しばし沈黙が流れた。
ユイ 「……この話はまたにしましょう。
問い詰めるつもりじゃなかったんです。ごめんなさい。
恋人同士なのに、距離を置かれてるようで、じれったかったんです」
謝ってはいるが、ユイのほうからゲンドウに助け舟を出した形になった。
384 :
_:2006/10/20(金) 03:29:09 ID:???
ユイ 「ねえ、六分儀さん。今は私のことが好きなんですよね?」
ゲンドウ「あ、ああ……」
この場を収めるにはユイの言うとおりにしたほうがいい。ゲンドウにもそれはわかった。
ユイ 「本当に好き?」
ゲンドウ「ああ、本当だ」
付き合い始めた当初は、傍若無人なゲンドウが、うぶなユイを思うままにするような
関係だったが、いつしか立場が逆転していた。
確かにゲンドウは怖がっていた。
利用するつもりで、ものにしたはずの女に、気がついたら心を奪われている。
ユイ 「本当に好きだって証明してくれますか? ここで」
唐突ににっこりと笑う。
思わず後ずさりしようとするゲンドウの腕を、がっちり握って離さない。
ユイ 「ここってずいぶん人通りがありますよね。
私とくっついていて、そんなに恥ずかしがるくらい。
……ここでキスしてください」
ゲンドウ「な……」
ユイ 「あら、できないんですか?
好きだったらこのくらい平気じゃないですか」
ゲンドウ「し、しかし、ここでは……」
385 :
_:2006/10/20(金) 03:30:00 ID:???
ユイ 「もうっ、じれったい」
ゲンドウの首に抱きついて、ユイから口を寄せる。
ゲンドウ「わ、ユ、ユイ! やめないか! こらっ」
普段のクールな態度をかなぐり捨てて抵抗するゲンドウ。離さないユイ。
か細い腕にこれほどの力があるとは思えなかった。
その様子に、行き交う人々が足を止めて眺めている。
ユイ 「キスしてくれなきゃ、信じてあげませんよ。さあさあ」
じたばたしながら、真っ赤にのぼせてしまうゲンドウ。
ゲンドウ「やめっ……人目が、……うおっ!」
あえなく口をふさがれてしまった。
周囲の人だかりから、くすくす笑う声が聞こえてくる。
ユイ (ふふ、今日のところは許してあげます。
今は本当に私を好きだって、よくわかってますから。
……本当に、わかりやすくて可愛い人)
386 :
_:2006/10/20(金) 03:31:25 ID:???
―――
再び現在。シンジとユイのマンション。
すでに夜になっていた。さきほどの雨はもう上がっている。
ユイ 「明日は晴れそうね」
窓の外を眺めているユイ。
ユイ 「ねえ、シンジは梅雨を知らないでしょ。
昔、季節があった頃はね、毎日雨ばっかりの月があったのよ。
……くしゅん!」
シンジ「ほらあ、湯冷めしたまんまなんだから……。
もう今日は温かくして寝ようよ」
ユイ 「うん……」
―――
布団に入った二人。この家には布団が一組しかない。
シンジがいつも、もうひとつ欲しいと言っているのだが、いまだに買えていない。
シンジ「母さん、大丈夫?
少し熱っぽいみたいだ」
風呂場のような元気なユイではない。
少し体調を崩しかけているようだ。
387 :
_:2006/10/20(金) 03:32:22 ID:???
ユイ 「……ねえ、シンジ、ギュッとしてくれる?
抱きしめてくれるだけでいいから」
シンジ「うん、それだけなら」
ユイ 「他のこともしたい?」
シンジ「ううん」
いつもなら、ユイのほうから無理矢理にでも他のことをされてしまうのだが、
今回ばかりはしてこない。
ユイ 「してもいいのよ。
シンジの好きにしていいけど、ずっと抱きしめていてちょうだい。
なんだか寒いの……」
不安そうなユイ。その様子がうつったのか、シンジもまた心がざわめく。
強く抱きしめる。
シンジ(こうして母さんを抱きしめられるの、いつまで続くんだろう……。
この生活、いつか終わってしまうのかもしれない。
父さんだって、きっと探している。
父さんのこと、もう何とも思っていないんだよね。
ねえ、母さん……)
388 :
書いてる人:2006/10/20(金) 03:36:17 ID:???
2週間も間を空けたあげく、今回シンジの話になっていないわ、
オチがないわと、どうしようもない感じですが、言い訳はしません (;´Д`)
たまらんばい
何て良スレ・・・
作家さん乙
相も変わらず素敵な文章ですな 乙彼&GJ
キタア−――(≧Д≦)/
待ってたぜ!!こっからの展開がまたたのしみだなww
ゲンドウに萌えたのは俺だけでいい
このスレは平和であってほしい
ユイたん…
何故上げる?
前のが残ってた…
______
,;i|||||||||||||||||||||||||||||||ii;、 _/
/||||||||||||||||||||||||||||||||||||||ii;、 \
/ ̄ ̄\||||||||||||||||||||||||||||||||||||ii;゙ヽ, /
'" ̄ヽ ヽ!!|||||||||||||||| ||||||||||!!"ヘ < ロマンティックageるよ
ヽ ゙!!!|||||||||||| |||||||!! iヽ── /
|||l ゙゙ヽ、ll,,‐''''"" | ヽ|||||||||ロマンティックageるよ
|||l ____ ゙l __ \|||||||||
||!' /ヽ、 o゙>┴<"o /\ |'" ̄| ホントの勇気 見せてくれたら
\ / |ミミヽ──‐'"ノ≡- ゙'──''彡| |、 | |
 ̄| |ミミミ/" ̄ 、,,/|l ̄"'''ヽ彡|| |、/ / ロマンティックageるよ
ヽ、l| |ミミミ| |、────フヽ |彡l| |/ /_
\/|l |ミミミ| \_/ ̄ ̄フ_/ |彡|l/  ̄/ ロマンティックageるよ
\ ノ l|ミミミ| \二二、_/ |彡| フ
 ̄\ l|ミミミ|  ̄ ̄ ̄ |メ/ \トキメク胸に キラキラ光った
| \ ヽ\ミヽ  ̄ ̄"' |/ /
/ \ヽ、ヾ''''ヽ、_____// /_夢をageるよ
/ ヽ ゙ヽ─、──────'/|  ̄/
. / ゙\ \ / / \__
───'''" ̄ ̄ ゙゙̄ヽ、__,,/,-'''" ̄ ゙''─
______
,;i|||||||||||||||||||||||||||||||ii;、 _/
/||||||||||||||||||||||||||||||||||||||ii;、 \
/ ̄ ̄\||||||||||||||||||||||||||||||||||||ii;゙ヽ, /
'" ̄ヽ ヽ!!|||||||||||||||| ||||||||||!!"ヘ < ロマンティックageるよ
ヽ ゙!!!|||||||||||| |||||||!! iヽ── /
|||l ゙゙ヽ、ll,,‐''''"" | ヽ|||||||||ロマンティックageるよ
|||l ____ ゙l __ \|||||||||
||!' /ヽ、 o゙>┴<"o /\ |'" ̄| ホントの勇気 見せてくれたら
\ / |ミミヽ──‐'"ノ≡- ゙'──''彡| |、 | |
 ̄| |ミミミ/" ̄ 、,,/|l ̄"'''ヽ彡|| |、/ / ロマンティックageるよ
ヽ、l| |ミミミ| |、────フヽ |彡l| |/ /_
\/|l |ミミミ| \_/ ̄ ̄フ_/ |彡|l/  ̄/ ロマンティックageるよ
\ ノ l|ミミミ| \二二、_/ |彡| フ
 ̄\ l|ミミミ|  ̄ ̄ ̄ |メ/ \トキメク胸に キラキラ光った
| \ ヽ\ミヽ  ̄ ̄"' |/ /
/ \ヽ、ヾ''''ヽ、_____// /_夢をageるよ
/ ヽ ゙ヽ─、──────'/|  ̄/
. / ゙\ \ / / \__
───'''" ̄ ̄ ゙゙̄ヽ、__,,/,-'''" ̄ ゙''─
,,-''lllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 、
/||||||||||||||||||||||||||||||||||||||ii;、
/ ̄ ̄\||||||||||||||||||||||||||||||||||||ii;゙ヽ,
/ ヽ!!|||||||||||||||| ||||||||||!!,/
/ / ゙!!!|||||||||||| |||||||!!
\____/ ゙゙ヽ、ll,,‐''''""
______
/ `ヽ
/ `、 \ ___|_|」
/ ̄ ̄\ | ヽ / |__ |
'" ̄ヽ ヽ!! |,," ヘ < | |
ヽ ゙!!!、 ,,-' iヽ── / 丿 /
|||l ゙゙ヽ、ll,,‐''''"" | ヽ||||||||| ヽ/
|||l ___,,,,,, ゙l ,,,,, \||||||||| _
||!' /ヽ、 ;::''“”“~`゙>┴<;''“”~` /\ |'" ̄| | |
\ / |ミミヽ──‐'"ノ≡- ゙'──''彡| |、 | | | |
 ̄| |ミミミ/"~( ,-、 ,:‐、 ) '彡|| |、/ / | |
ヽ、l| |ミミミ| |、─\\\\ |彡l| |/ /_ | |
\/|l |ミミミ| \_/ ̄\\\\''|l/  ̄/ | |
\ ノ l|ミミミ| \二二\\\\ フ | |
 ̄\ l|ミミミ|  ̄ ̄ ̄\\\\ \ | |
| \ ヽ\ミヽ  ̄ ̄"' \\\\ / |_|
/ \ヽ、ヾ''''ヽ、_____//\\\\ /
/ ヽ ゙ヽ─、──────'/| \\\\ ̄/
. / ゙\ \ / / \__\\\\
───'''" ̄ ̄ ゙゙̄ヽ、__,,/,-'''" \\\\
vipから来ませんでしたw
近親相姦キモイ
不覚にもワロタ
近親相姦自体は別にキモくない
そういう趣味の奴は意外といる
だけど、このスレの住人は絶対にキモイ
母親とヤるのがきもくないのか…?
>>405 あほ。俺と俺の母親がヤルのは想像しただけでキモイ
だけど、シンジとユイならキモくない
でも、このスレの住人は絶対にキモイ
うぜぇよ、馬鹿に誘導されてホイホイ荒らしに来てんな。
ほいほ〜い
いくら見た目に萌えようとも
母親と息子が恋仲というのがキモいんだよ
別にキモくてもいいよ
だから帰って
どうした?何があった?
最近のage厨の仕業か?
板の上の方見てみな。
馬鹿が晒しスレ建てやがったのよ。
もう寝る
また明日
俺はさっき起きたばかりだというのに
スレッド情報局から宅急便です。
つ●
保守
あげ
あげんな禿
うるさい死ね
きもいお(^ω^)
きもいお(^ω^)
きもいお(^ω^)
寝るお(^ω^)
LRSを近親相姦と非難する奴はこのスレどう思ってんだろう
どうでもいいよ
ここまで来るとちょっとどうかと思う
LRSは別にどうでもいいけど
いやここまでぶっ飛ぶと逆に良い
>>425 クローンのようなまがいものではなく本物だからいい!
スレッド情報局の方から来ました
近親相姦は精神的にダメだが、ここのユイさんはかわいいから許す。
可愛くても母親という時点で気持ち悪い
スレッド情報局の方から来ました
もう放っておいてくれませんか?
降臨期待保守
保守
久し振りに保守!
wktk
碇君の家庭の情事
おお、懐かしい名前だ
このウエイトレスと犬テラモエス
>>441 ユイさんかなりの強者ですが、ユイさんだし可愛いからイイ
>>441ぬふぅ
続きマダ〜?そろそろ餓死しちゃうよorz
少し荒れたから職人さんがまた続きを書いてくれるかはビミョ〜だな
447 :
書いてた人:2006/11/07(火) 00:26:48 ID:???
ごめん、今書く (;´Д`)
さすがに10月は2回しかアップしてないのはまずいと反省してます。
荒れたのは別に気にもしてなかったんだけど、これを言い訳にサボろうと思ったら、
ズルズルと……。
まあ焦らずにやってくれよボーイ
>>447そうか、書いてくれるのか!!なら、また投下してくれるのをマターリ待ってるよ
>>447 また書いてくれるとは……職人さんありがとう
ワクワク
テカテカ
保全
保全
orz
保守
続きまだでスカ…orz
これならありじゃね?( ^ω^)
アウ・・ォォォウ・・
○ ○ グッポグッポ
( ヽ ○/l ))
)))_ト ̄[ 乙
↑ ↑ ↑
ユ シ ゲ
イ ン ン
ジ ド
ウ
※ユイはペニスバンド装着
いつもスレタイの【混沌】【秩序】が気になる
みほしゅ
460 :
VIPからきますた:2006/11/25(土) 15:42:03 ID:wpesgZGJ
おっ おっ おっ カッチン
/⌒ ≡ ⌒ヽ カッチン
. (^ω^ ≡^ω^)彡 ミ
. ( ∪ ∪ \†/
と_)_) .△
461 :
VIPからきますた:2006/11/26(日) 00:34:45 ID:m9z6GKCo
おっ おっ おっ カッチン
/⌒ ≡ ⌒ヽ カッチン
. (^ω^ ≡^ω^)彡 ミ
. ( ∪ ∪ \†/
と_)_) .△
神に期待
463 :
VIPからきますた:2006/11/28(火) 00:26:25 ID:1+6msAvr
おっ おっ おっ カッチン
/⌒ ≡ ⌒ヽ カッチン
. (^ω^ ≡^ω^)彡 ミ
. ( ∪ ∪ \†/
と_)_) .△
VIPに帰らなくてもいいからせめてsageて
続きマダ〜? orz
_, ._
Σ (;´A`) うっ!!
(\n/*・゜゚・
ノ ω ヽ
別にエロを読みたいわけではないんだよ
近親相姦萌えじゃない
シンジ×ユイ萌えなんだ
ユイさんはなかなか資料が少ないから書きにくい現実でも自由に書けるのも事実まあ俺は書けないけどな
続きマダ〜?(´・ω・`)
結構色々書いたあとだけに新しいことが書きにくいのかもしれんな
ほ
た
て
480 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/10(日) 19:06:33 ID:G+DYIR38
食
481 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/10(日) 19:20:56 ID:XSN/0AeO
い
482 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/10(日) 19:36:53 ID:XSN/0AeO
た
いな
続きまだか(#゚Д゚)ゴルァ!!
3回ぐらい餓死しちまったジャマイカ(´・ω・`)ショボーン
スレ活性化期待揚げ
486 :
シンジ:2006/12/14(木) 08:10:13 ID:???
【終了】†
誰か職人降臨期待揚げ
488 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/21(木) 21:37:27 ID:npZLzQSB
ユイ 「シンジ..あなたは私の夫なのよ。なんで
いつまでも怖がってるの?」
シンジ 「だってぼくは母さんの子供だよっ!
親子なのに・・・」
ユイ 「そんなことないわ!だって私達は
愛し合っているのでしょう?」
シンジ 「でも・・母さん・・・」
ユイ 「いいでしょ一緒に寝るぐらい?」
シンジ 「でも・・・
そしてユイはシンジを無理やり説得して、
一緒にひとつの布団に潜り込んだ
次回 23日に投下・・・・
気持ち悪い
マザコンスレ
まあ、スレタイのシンジをゲンドウと置き換えればいい。
はぁ?
494 :
eva:2006/12/22(金) 16:32:20 ID:???
職人こないなぁ・・・・・
495 :
奥田雄太:2006/12/22(金) 16:42:02 ID:???
雄太「ただいま、母さんごめんね今日も遅くなって」
ユイ「もう、シンジったらいつになったらユイって呼んでくれるの?」
雄太「あ、ごめん母さん」
ユイ「ほら、またぁ」
雄太「あっ」
こんな理想の生活送りたい!
(?_?)
ここはLYSスレなのでLYOは他でやってくれ
チラシの裏にでも書いてな
最近思ったんだが職人このスレの事忘れちまったんじゃないか?
シンジ「……39度1分」
体温計を見てあきれるシンジ。ユイは布団の中でしゅんとなっている。
昨日の雨に濡れたのと、風呂場での大はしゃぎが祟って、予想通りユイは風邪を
ひいてしまっていた。
シンジ「今日はおとなしく寝てるんだよ、母さん」
ユイ 「……ごめんね、シンジ」
赤く熱っぽい表情。いつもとちがってしおらしい様子。
いつものようにシンジをからかう素振りなんて、微塵も感じられない
シンジ「謝ることなんてないよ。気にしないでゆっくり寝ててよ」
ユイ 「うん、そうする。……ありがとう」
布団の中からユイの手が伸びてきて、シンジの腕を撫でる。すがるような仕草。
ユイもこういう時はやはり心細いのだろう。
シンジ「お昼は雑炊つくってあるから、温めて食べて。
晩御飯も今日は僕がつくるから」
ユイを安心させようと、布団の肩の部分をぽんぽんと叩いてあげる。
シンジは、どこか張り切っている様子だ。
502 :
_:2006/12/23(土) 04:40:18 ID:???
シンジ「そろそろ仕事に行かなくちゃならないけど、出来るだけ早めに帰るよ」
ユイがシンジの手をぎゅっと握る。
一人になるのが寂しいのだ。
シンジ「今日は少し寂しいかもしれないけれど、明日は仕事が休みだから、
一日中ついてあげられるからね」
ユイ 「うん、待ってる……」
シンジ「それじゃ、行ってくるよ」
シンジが出かけて、玄関のドアが閉じられた。
一人残されたユイは心細い反面、こういうシンジの姿が嬉しく思えた。
ユイ (今日のシンジ、やけに頼もしく見えちゃった。
……やっぱり男の人なのよね、ふふ)
―――
503 :
_:2006/12/23(土) 04:47:20 ID:???
マンションから少し離れたバス停へと急ぐシンジ。
普段の通勤だが、足取りがそわそわと落ちつかない。
普段とはちがうしおらしいユイを見たせいだった。
シンジ(母さんがあんな風になるなんて、意外だったな。
当たり前か、体の具合が悪い時は誰だって心細いし)
ふと、かつての同居人たちを思い出した。
シンジ(誰だって……ってわけじゃないかな。
ミサトさんやアスカはあんな風じゃ……)
――二日酔いのミサト
ミサト「うーん、シンジくーん、お水持ってきてー。
う゛う゛……あだま痛ーい。コーヒー淹れてー。
あと、お腹空いたー。ここで食べるから持ってきてー。
消化にいいものよろしく、……シンジくーん」
シンジ(際限なくこき使われたっけ……)
――生理痛のアスカ
アスカ「うーん、バカシンジ……、水! あと薬!
うっさいわね! 余計な事聞かないでよ。
いいから黙って薬持ってきなさい!
何の薬かって? そんなの察しなさいよ! バカシンジ!!」
シンジ(クッションを投げつけられたっけ……)
504 :
_:2006/12/23(土) 04:55:18 ID:???
ひるがえってさきほどのユイの様子を思い起こす。
シンジ(母さんは、ミサトさんやアスカとちがってやっぱり可愛いな。
……いつもはああだけど)
知らずに口元がにやけていた。
はっとして顔を引き締めなおす。
ユイの具合が悪いのに、なぜかうかれている自分が恥ずかしくなった。
シンジ(母さんが風邪で寝込んでいるのに、僕ったら……。
とにかく今日は早く帰ろう。
頼られているんだ。僕がついていてあげないと)
ユイに頼られる男。
この街に来てからずっと目指しているのに、思うように成りきれなかった姿だ。
風邪という些細な出来事だが、シンジにとってはこれが大事な正念場のように思えた。
ぐっと手を握り締めて気合を入れるシンジ。
―――
505 :
_:2006/12/23(土) 04:58:47 ID:???
夕方、マンションの前。
シンジが帰宅してきた。駆け足で息を切らせている。
日中の仕事中、ずっとユイのことを考えていた。
心配な反面、世話を焼けるのが楽しみでもあった。
もうすでに自分が頼れる男になった気がしていた。
シンジ「ただいま、母さん!
……あれ?」
布団はもぬけの殻。風呂場から水音が聞こえる。
シンジ「母さん……、お風呂?」
ユイ 「あ、おかえりなさい。うん、汗かいちゃったからシャワー浴びてるの」
シンジ「駄目だよ、風邪引いてるんだから」
ユイ 「熱はもう引いたから大丈夫よ」
シンジ「でも……わ! 母さん!」
ユイがいきなり風呂の扉を開けて出てきたのだ。裸で。
ユイ 「だって、シャワー浴びちゃいけないんでしょう?」
シンジ「もう、タオルか何かで隠してよ!」
目を逸らすシンジ。
頼れる男になったつもりだったが、なんだか調子が狂う。
506 :
_:2006/12/23(土) 05:05:29 ID:???
―――
とりあえずユイを風呂から出して、布団に戻した。
シンジ「少し良くなったからって無理しちゃ駄目だよ。治りかけが肝心なんだから。
とにかく今日は僕にまかせて、安静にね」
ユイ 「はいはい。
……ありがとう、シンジ。
風邪の時って心細くなるから、優しくされると嬉しいの。
なんだかね……シンジのこと」
シンジ「うん?」
ユイ 「惚れ直しちゃった。大好きよ、シンジ」
シンジ「か、母さんったら……。
あっ、ごはん食べてないじゃないか。駄目だよ、体力つけなきゃ
いけないのに」
照れ隠しに話題を変えた。
ユイ 「せっかく作ってくれたのにごめんね。美味しそうだったけど、
なんだか食欲がなくて……」
シンジ「これなら食べられる?」
片手に持った買い物袋を軽く持ち上げる。
シンジ「アイスクリーム。買ってきたんだ」
―――
507 :
_:2006/12/23(土) 05:07:01 ID:???
シンジ「……え、食べさせてくれって? じ、自分で食べてよ」
ユイ 「んー、熱で腕を動かすのも辛いのよお。
だから、ね、シンジが食べさせて。おねがい」
シンジ「さっき『熱はもう引いた』って。
それにシャワー浴びられるくらい元気だったじゃないか」
ユイ 「せっかくだから甘えさせてよ。
今日は看病してくれるんでしょう?
甘えさせてあげるのも看病のうちよ。
体を元気にするには、まず心を満たさなくちゃ」
シンジ「そ、そういうものかなあ……」
ユイ 「そうよお、ほらほら」
目を閉じて口を突き出すユイ。
キスをせがむような仕草に、またシンジの調子が狂う。
シンジ「し、仕方ないなあ。
……それじゃ、あーんして」
アイスを乗せたスプーンを、そっとユイの口に持っていく。
ユイ 「ん、冷たくて気持ちいい! それに甘くて美味しい」
シンジ「もっと食べる?」
ユイ 「うん」
508 :
_:2006/12/23(土) 05:08:17 ID:???
食欲が無いと言っていたユイなのに、こうして喜んでくれて嬉しかった。
二度三度とスプーンを運ぶ。ときおり、開いた唇から舌が覗く。
いつもより鮮やかな色の舌。熱のせいだろうか。
思わず淫らなことを想像してしまいそうで、緊張するシンジ。
シンジ「……あっ!」
手元が震えて、ユイの口元にアイスをこぼしてしまった。
シンジ「ごめんっ!」
シンジはあわててティッシュを取って、ユイの口を拭こうとしたが、
その手をユイが無言で押さえた。
シンジ「母さん……?」
唇の端にアイスをつけたまま、目を閉じて口を突き出すユイ。
今度は本当にキスをせがむ仕草だった。
ユイ 「んっ」
ひんやりとした唇。その周りのアイスを舐め取る。甘い。
アイスをユイの口の中へ運んでやる。口の中も甘かった。
二人の唾液とアイスが溶け合う。そのまましばらくそれを交換し合った。
冷たい唇、熱い舌、甘い味。
509 :
_:2006/12/23(土) 05:11:05 ID:???
ユイ 「ぷはっ」
いったん口が離れた。
シンジ「まだ、熱、残ってるね」
ユイ 「わかるの?」
シンジ「うん、舌の裏側。いつもより熱かった」
ユイ 「体温計当てるところね」
シンジ「まだ熱あったのに、シャワー浴びたりして……」
ユイ 「ごめんなさい、自分では大丈夫だと思ってたのよ。
ちゃんと計らないと駄目なのね。
……ね、もういちど計って。舌の裏側」
そして再び口を重ねた。
ユイの冷たい唇が少しかさついているのに気がついた。
発熱していた時はきっと苦しかったのだろう。
いたわるようにユイの唇を舐めた。
―――
510 :
_:2006/12/23(土) 05:12:41 ID:???
就寝前。ユイのシーツを替えてあげているシンジ。
隣にはパジャマ姿のユイ。新しいパジャマに着替えさせた。
ユイの様子はだいぶ良くなっているようだ。
ユイ 「シンジ、今日は本当にありがとう。
おかげでずいぶん楽になったわ」
シンジ「よかった。でも、僕はほとんど何もしてないよ。
昼間はひとりにしちゃったし、ごめんね」
ユイ 「お仕事だもの、仕方ないわよ。
それに言ったでしょ、体を元気にするには心を満たさなくちゃって。
シンジが優しくしてくれたからよ。ありがとう」
シンジ「はは、なんだか照れるよ」
ユイ 「ふふ、今日のシンジ、頼もしかったわよ」
シンジ(……でも結局、今回も母さんのペースだった気がする。うーん)
誉められたことを喜びつつも、なんだか釈然としない。
頼れる男になり損ねた気持ちでシーツを敷く。
シンジ「あ、そうだ。今日はさ、別々に寝ようか。
ほら、熱が引くときは汗かくしさ。
くっついてると、母さん寝苦しいんじゃないかなって」
511 :
_:2006/12/23(土) 05:14:37 ID:???
ユイ 「あら、そんなことないわよ。
たくさん汗かいたほうが治りが早いって言うじゃない。
治りかけが肝心なんだから、ちゃんと最後まで看病してちょうだい」
シンジ「最後までって……?」
ユイ 「汗かくの手伝うのよ」
口が押し付けられた。
もう唇はかさついていない。いつもの潤んだ唇。
ユイの治りを実感して少しほっとしたが、このままなし崩しにいつものパターンに
なるのは嫌だった。
シンジ「ちょ、ちょっと! これじゃ、いつもと同じ……」
無理矢理、口を離して抵抗する。
ユイ 「同じじゃないわよ。今夜は看病なんだから。
いつもよりたくさんしてもらって、いっぱい汗かかなきゃ」
ばふっと勢いよくシンジに覆いかぶさる。洗濯したてのパジャマの匂い。
病み上がりとは思えない力でシンジを押し倒す。
シンジ「か、母さんってば!」
ユイ 「へとへとになるまで頑張って、汗かきましょうね」
シンジ「うわあああああ!!」
512 :
逃げてた人:2006/12/23(土) 05:18:39 ID:???
元のペースを取り戻せるよう頑張りますが、もうちょっと時間かかります(⊃д`)
その間、
>>488さん、よろしくお願いします。
GJ!
よ、おかえり。それから乙さらにGJ 今回はかなりの量で読みごたえある
ユイさん可愛い 言いたいことあったけどもういいや
お帰り(*´∇`*)
萌 え た
てゆうか和んだ
モツカレ様です
乙ですな
初めて北がなんかいいなこのスレ
ほのぼのしてるww
ほ
ユイに萌えた
文章は上手いとはいえないけど
話はおもしろい
俺個人は文章も面白いと思う
525 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/04(木) 19:44:22 ID:4QFNudm/
誰かシンジがユイを妊娠させてラブラブ生活なSS書ける神いる?
生まれてくる子供が可愛そう
女の子だったら、まんまレイに(ry
血が濃すぎて池沼が生まれる
黒髪のレイも可愛いと思うんだ
530 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/05(金) 17:35:00 ID:0A8rGnC6
27で妊娠は普通だろう
そうじゃなくてもユイは絶対シンジとセックス(強行)するだろうし
そうしたらスキン装着はまず許さんだろうし
ピル服用もありえんだろ?
だから生まれてくる子供が可愛そうだって
奇形が生まれるな
1トウジで設定と構想練ってるけど、全編書ききれるか自信がない
オラにちょっとだけ元気を分けてくれ!
…誤爆?
スレは大体想像付くがww
こう…、愛し合っていても子供は絶対に作れない
愛し合った証が何も残せない
そんなところに萌えるわけで
俺はどちらかというと
「母さん駄目だよ!」
「愛があれば親子の壁なんて乗り越えられるわ!」
で半ばユイが強引に子供作っちゃうシチュに萌える
俺はどちらかというと
「あらシンジ君、なんならアスカのパパになる?」
「ぜ、絶対に無理です・・・」
でシンジがキョウコに喰われるシチュに萌える
それはさすがにスレ違い
こうなったら何が何でもユイがシンジの子供を妊娠
それ以外は許さん
釣られない勇気
それは偽りの勇気
シンジとユイの子かぁ…きっと可愛いんだろうなぁ(*´∇`*)
きっとユイさんの事だから遺伝子操作で(ry
唯我独尊
天井天下
ぶっちゃけ二人の間に愛があるんなら良い意味でどっちでもいい
愛はなくとも子はできる
こんなスレがあったとは…
エヴァ板は奥が深いのぉ
碇ユイ・・・37歳
碇シンジ・・・24歳
二人の子供・・・10歳
シンジが家庭を捨て逃げ出すのには丁度言い頃かもw
ソレを言うならもしミサトと結婚しちゃったらミサト40だぞ
それから考えればまだマシでしょ
それ以前にユイとシンジが結婚できるのかと小一時間(ry
別に籍なんか入れなくても(ry
>>551 ソレを言うならもしリツコと結婚しちゃったら(ry
「シンジ・・・キス・・・」
「ん、むぁ・・・ん」
「はぁ・・・それじゃあ、挿れましょうね?」
「・・・うん」
「・・・んっ、良いわよ・・い・っ!ぁぁぁあっ!!」
「くぁ、はぁぁっ・・・ひっ・・・ひっ!」
「あ!!いやあぁぁ!!だめっ!・・やめ!!っ!!」
「ぐ、ぐちゃぐちゃいってる・・・」
「ぅ・・・ぁぁ・・・」
「母さん・・・涎・・・」
「シンジ・・・もっと・・・ぐりぐり、して・・・」
最後の学園evaを見る限り では41歳のユイさんも充分イケるな
なんか必死だな漏れ
いいんだよ
>>554 ソレを言うならもしナオコと結婚しちゃったら(ry
グリーンだよ
シンジとキョウコが結婚したら?
>>558それってかなりきつい親子丼だな
りっちゃんの立場がないよ…(ToT)
それがリツコの生きる道!
シンジがリツコのパパになるのか
それちょっといいなw
そしてユイはリツコの義理のおばあちゃんになる訳だな
しかし、シンジとユイ程お似合いの親子カップリングはないな
まぁ、あっても困るけど…
母、母子相姦(´Д`;)ハァハァ
↑
こ、これはっ!
↓
>>570 18禁はなくていいからラブラブ結婚秒読みオチで是非
>>571 どんな感じか大枠の説明をしてもらえるか
しかし本編はもはや超大作になってたな、ラブコメ色を強めた正統派小説って感じがした
>>572こんな感じで
・初号機が依り代になり世界が補完される瞬間、
シンジはユイの意志により初号機のコアへ取り込まれる。
・コアの中には、コンフォートマンションの葛城邸の間取りを模した
仮想的な移住空間が用意されている。
・家の中は、ミサトの部屋だった和室がユイの部屋になっている以外は殆ど一緒。
ただしペンペンのいた生活臭は一掃されている。
・食料は適当な食材が常に冷蔵庫に供給され、電気・ガス・水道も止まらないので、
衣食住に不自由はない。
・また、テレビをつければ他愛のない番組が流れ、パソコンからは
擬似的ながらネットもできるので、情報貧困や退屈もない。
・ただし当然ながら外への接点は全くなく、玄関やベランダも開かずの存在。
窓やベランダから見える風景も張り子で、昼夜や季節の概念があるのも、
単に生活にメリハリをつけるためのダミーである。
・しかしながら、何故かユイはゴミを捨てに玄関から出れたり、
布団を干しにベランダに出ることが出来たりするが、ここら辺は、
全てユイによるイメージなのでしょうがない。
・その他、必要な物資はネットを通して決済不要のWEB通販で何でも
手に入れられるが、何故かコンドームだけは不可。
・なお、ユイの強い希望により仏壇にはゲンドウの遺影が伏せた状態で置かれている。
・二人はそのまま不老不死状態となり、初号機を箱船として
あたかも2001年宇宙の旅のラストのように、永遠の時の世界へと旅立つ。
>>573発想としては悪くないけど何やってんだよ朝から
「ちょっとユイ、シンジ君のち○ぽは私のなんだから・・・あ・・・んん」
「だめよキョウコ、シンジのはあたしがずっと狙っていたんだから・・・ぅん、あぁっ」
「ちょ、二人共、そんな風に動かれたら・・・うっ」
「あ・・・出てるわ・・・ピュッピュッって・・・シンジ君の熱いのが中に」
「キョウコずるーい、シンジまだイケルわよね、はむっペロッ・・・はぁ、んっ」
「か、母さん・・・そ、そこは・・・」
「シンジの感じる所はちっちゃい頃から知ってるんだから。・・・ほら、大きくなった・・・ん、シンジの、中でビクビク動いてる」
「だ、だめだ・・・出るっ・・・!」
「当たってる・・・一番奥にシンジの精液がいっぱい」
ザ・理想
大枠はわかったが、正直まだどういう風に書けるかもわからんし、書いたことのないジャンルだし
頑張ってはみるが2週間で第1部が投下されていないときは逃げたと思ってくれな
とりあえず
>>573がゴム無しの生エッチが好きなんだろうということはわかった。
つまりはユイの「シンジと二人っきりのラブラブ生活を永遠に続けたい」
というムスコンな願いが叶えられ、その為に人類はポアされたということだな。
案外ゼルエル戦の後で初号機の中でシンジと
ラブラブっていうのもいいかも
それこそドラゴンボールに出てきた
精神と時の部屋ばりの時間感覚で
ラブラブになる筈が赤毛猿に邪魔されてご立腹な訳ですねw
紅い世界に戻って来る前にシンジとユイは実は融合していて、あの首締めはシンジとの関係を邪魔されたくないユイの面が出たんだな
さすがにトンデモ論かw
ハイハイ、ワロスワロス
>>583 ユイがそこまでアスカを嫌う理由が分からん
まぁ、好きなタイプでは無いだろうな
確実に言える事はアスカなんかよりずっとユイさんの方がお似合いってこった
久しぶりに来てみたら意外と伸びてるな
・美女付き
・メシ付き
・ネット付き
・配給付き
・検閲付き
・外出不可
これじゃあ、かの国に亡命してVIP待遇で幽閉されている某君と一緒じゃないかw
2ヵ月後・・・。
「あのね、シンジ君・・・・あたし達・・・」
「なんか、できちゃったみたいね、うふふ」
「え゙・・・」
「シンジ君の赤ちゃんを妊娠だなんて、アスカにはなんて言えばいいのかしら・・・」
「わたしもまさかシンジの子供を身ごもるとは夢にも思わなかったわ」
「え、でも、どうするんですか・・・。!!まさか・・・」
「そ、そりゃ当然でしょ、できたんだから・・・」
「ということで先に産んだほうが勝ちね、負けないわよキョウコ」
「勝ちって・・・でも、いいわ、それ受けて立つわユイ」
「あ、あのー・・・なんかそれ、ものすごく間違ってませんか?」
「「誰のせいでこうなったの!!??」」
「ぼ、僕のせいなんですか!?いやだって・・・」
「「(無言でうなずく)」」
「わ、わかりました、じゃあ好きにしてください・・・」
「じゃ、勝負は8ヶ月後ね」
>>591 ありがとう
2ちゃんねるが閉鎖する前に
そんな事を言ってもらえて嬉しかったよ
続きまだかなぁ…
ワクワクテカテカ
ここだったのか
シンジは堀江由衣の大ファン。
597 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/21(日) 02:47:52 ID:ALCN+JIG
ていうか、碇ユイは綾波に謝罪の気持ちがありそうなんだが
某サイトのSSでは、ゲンドウの人類補講計画をユイが阻止して、
ユイと改心したゲンドウが「綾波&真司」を優しく見守っていく、
というSSがあるんだが
だから何?
としか言いようが無い
600 :
J:2007/01/21(日) 11:10:06 ID:???
<600>
とてつもなく良スレ(^-^)
期待します。
602 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/22(月) 10:01:46 ID:TzFOYVA0
>>581 コアに取り込まれたシンジにユイが「大丈夫、バーチャルバーチャル!」って何度も中田氏をおねだりするSSなら読んだことがある
ナニが「バーチャル」だよw
「ナニ」がバーチャルなんだろう?
606 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/22(月) 23:03:05 ID:jA88oBcC
ユイには、真司×レイの行方を暖かく見守ってほしいんだけどなあ
むしろレイ何かといちゃつかれたらぶち切れちゃんじゃないかw>ユイさん
608 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/22(月) 23:29:31 ID:jA88oBcC
ユイさんは強くて優しい人だから、暖かく見守ってくれる
総体的に考えるとちょっとマッドな部分も(ry
>>607そんなssもあったな。たしかタイトルは子煩悩ユイちゃんとかいうのだった…
611 :
578:2007/01/23(火) 02:49:30 ID:???
とりあえず書いたけど最近上がり気味だし、変なやつも増えたから投下するのやめるわ それに誰も期待してないと思うしノシ
誰もてめーなんか知らないよ
失せろ偽者
614 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/23(火) 21:27:14 ID:mgFRhuD0
ていうか、レイは真司とユイと一緒に暮らして欲しい
某小説のユイの台詞「レイを、あの娘の魂を、救ってあげて」が
よかった
「ちょっとユイ、シンジ君のち○ぽは私のなんだから・・・あ・・・んん」
「だめよキョウコ、シンジのはあたしがずっと狙っていたんだから・・・ぅん、あぁっ」
「ちょ、二人共、そんな風に動かれたら・・・うっ」
「あ・・・出てるわ・・・ピュッピュッって・・・シンジ君の熱いのが中に」
「キョウコずるーい、シンジまだイケルわよね、はむっペロッ・・・はぁ、んっ」
「か、母さん・・・そ、そこは・・・」
「シンジの感じる所はちっちゃい頃から知ってるんだから。・・・ほら、大きくなった・・・ん、シンジの、中でビクビク動いてる」
「だ、だめだ・・・出るっ・・・!」
「当たってる・・・一番奥にシンジの精液がいっぱい」
2ヵ月後・・・。
「あのね、シンジ君・・・・あたし達・・・」
「なんか、できちゃったみたいね、うふふ」
「え゙・・・」
「シンジ君の赤ちゃんを妊娠だなんて、アスカにはなんて言えばいいのかしら・・・」
「わたしもまさかシンジの子供を身ごもるとは夢にも思わなかったわ」
「え、でも、どうするんですか・・・。!!まさか・・・」
「そ、そりゃ当然でしょ、できたんだから・・・」
「ということで先に産んだほうが勝ちね、負けないわよキョウコ」
「勝ちって・・・でも、いいわ、それ受けて立つわユイ」
「あ、あのー・・・なんかそれ、ものすごく間違ってませんか?」
「「誰のせいでこうなったの!!??」」
「ぼ、僕のせいなんですか!?いやだって・・・」
「「(無言でうなずく)」」
「わ、わかりました、じゃあ好きにしてください・・・」
「じゃ、勝負は8ヶ月後ね」
(さあ・・・ウ○コをするんだよ・・・母さん)
トイレのドアに耳をつけ、中の音に全神経を集中させたシンジは、
いつにもまして、ユイがウ○コをすることを願っていた。
「・・・・・」
スカートの中からパンツをおろそうと手をかけるが、突然動きが止まるユイ。
「んっ・・・!」
プウゥゥゥーッ、
(なんてはしたないんだ・・・母さん!)
便器をまたぎ、立ったままの姿勢で思いっきり放屁をするユイ。
真っ先におならをするなんて。
シンジはユイのはしたない行為に、もう完全にボッキしてしまった。
「ふぅーっ、」
いくぶんすっきりした表情をし、一息つく。
「よいしょっ、」
パンツをおろしスカートをまくって、無言でかがみ込む。
「・・・・・・」
ピチャッ、ピチャピチャ、・・・ジョボッ!ジョボボボボボボボボボボボボッ!ボボッ!
勢い良く飛び出したおしっこが、便器の溜まりにぶつかり豪快に音を立てる。
気にしてないのか、それとも音が聞かれるなんて考えたこともないのだろう。
その音をシンジは聞いている。
自分のオシッコやおならの音がシンジにいやらしい耳で聞かれていることを知ったら、
ユイはどんな顔をするだろうか。
そしてシンジが、ユイがこれからするであろうウ○コのの残り香を嗅いで
オナニーをしてるということを知ったら・・・。
「・・・んくっ・・・ふ、んくっ!」
肛門に力を入れ、ウ○コを捻り出そうとふんばるユイ。
目を閉じ、口を歪め、顔の赤みが増す。尻の谷間にある肛門がゆっくりと膨らんでいく。
神職人どこいったの〜?(´・ω・`)
ほ
し
そ
誰か職人降臨期待あげ
誰か職人降臨期待あげ
(゚д゚)
(゚д゚)
ここもか…
628 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/02/22(木) 19:56:46 ID:0hRGBNmP
ミサト「シンジ君・・・貴方、大変なことをしたわね」
シンジ「ええっ、何のことですか!?」
ミサト「ユイさんとキョウコさんを妊娠させてしまったんでしょう」
シンジ「で、でもちゃんと認知しましたよ!」
ミサト「そういう問題じゃないのよ。いい、シンちゃん・・・」
>>628 シンジ「ミサトさんも生みたいんでしょ。ボクの子」
ユイ「駄目よシンジ、貴方はこのコのパパになるんだから」
アスカ「バカシンジ、じゃあ私は一体どうなるの!!」
キョウコ「アスカちゃん!何ですかお父さんにむかってその口のききかたは」
ふと思ったんだけどさ、もしユイがシンジの子を妊娠したら
その子は息子or娘であると同時に孫でもあるんだよな
ソレを息子(シンジ)と一緒に育てる…
うぅ〜ん、なんか複雑だ
>>634 いや、自分で産んだ子なんだから、父親が誰であれ、孫って感覚にはならないんじゃないか?
シンジにとっては、子であると同時に弟妹かもしれないが。
やっぱしそうなんのかなぁ
まぁありえないから心配すんな
14歳の性教育
を思い出す
性欲を持て余す
ユイママ大好きなんだよ
俺は碇君の家庭の事情をおもいだす
もう職人さんの投下はないのか…orz
良すれ
ショウヘイヘ〜イ!!
ショウヘイヘ〜イ!!
ショウヘイヘ〜イ!!
理想郷の「カルマ」か・・・
「ねえ、シンジぃ」
「(ぎくっ)な・・・なに母さん」
「私、子供は三人くらい欲しいわぁ」
「ま、また無茶言って〜。だいたいその歳じゃ一人だって産むの大変だろ!」
「お願いよ、シンちゃん(うるうる)」
「わ、わかったからその顔で見つめるのはやめて!」
「本当、約束できる?」
「う、うん・・・」
「(にこっ)じゃ、早くシンジの赤ちゃんちょうだい(はぁと)」
「うん・・・それじゃ、いくよ母さん」
シン
一回あげます
あがってなかったorz
あげんな
もう誰でもいいからシンジ×ユイねた投下して
「・・・ふーん、そんな事があったんだ」
「ほんと、相手が見えないだけに始末が悪いわ」
リリーン
「あっまた・・・お願いシンちゃん、代わりに出て!」
「代わりにったって・・・どうすればいいの?」
リーン、リーン、ガチャ
『ハァ、ハァ、またあんたの声聞きたくってよ
ビンビンだぜあんたのオマンコ思っただけでよ、何か言ってくれよ』
コホン
「あらー、あたしのチンポもビンビンよォ!
素敵なお声、ふぐりがうずいちゃうわ!
うふん、あたしのチンポ受話器に押しつけちゃうから」
ツー、ツー、ツー
「あれ? 失礼な人だなぁ、切れちゃったよ」
「シンちゃん、最近二丁目のオカマバーによく行くそうね」
「うっうん、まああれも訓練だよ」
ここの神職人の話は完結してほしかった…
スレ活性化期待揚げ
良スレあげ
干す
職人降臨期待あげ
それよりもアムロとセイラの新婚生活をキボンヌ
なんでそうなる????
坊やだからさ
Green Gableにあった緩やかな日々は結構良かった
665 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/20(火) 08:38:10 ID:qdTfKC0n
初号機からサルベージされたユイとシンジが10年振りに同居することになった
その日の夜、二人での食事を終えた後、ユイが口を開いた。
ユイ「さぁ、シンジ一緒にお風呂入りましょ。」
シンジ「え?お風呂?嫌だよ。僕ももういい年なのに…」
顔を真っ赤にしてシンジが答える。
ユイ「いいじゃない。何照れてるの?おかしな子ねぇ。
せっかくこうしてまた一緒に暮らせるようになったのよ。」
シンジ「恥ずかしいに決まってるだろ?僕もう14歳なのに…」
ユイ「お・ね・が・い、シンジ♪」
シンジ「嫌だっ!絶っっ対嫌だからねっ!」
ユイ「もうシンジったら!いいわ、じゃあシンジ先に入ってらっしゃい。」
そうユイに促されてシンジは脱衣所へ向かう。
服を脱ぎ終えたシンジは風呂場へ入るなり、用心深くドアの鍵を掛けた。
体と頭を洗い終えたシンジは勢いよくドブンと浴槽へ浸かる。
シンジ「あー、気持ちいい…」
あまりの気持ち良さに鼻歌を歌うシンジ。
と、その時シンジの耳にユイ悲鳴が聞こえた。
「キャー、助けてーっ!」
シンジ「母さんの声だ!」
シンジは慌てて風呂場を飛び出し、脱衣所へ。
するとそこには服を全て脱ぎ終えた、真っ裸のユイが立っていた。
まるで何事も無かったかのように、手を口に添えてクスクスと笑みを零している。
シンジがあっけにとられてる隙にユイはサッと風呂場へ入っていった。
すぐに状況を把握したシンジがひとこと呟く。
シンジ「やられた…」
ユイ「ごめんねシンジ、でもこうでもしないと一緒にお風呂入ってくれないでしょ?
シンジって意外と頑固なところがあるから。ずっと初号機の中から見てたのよ。」
シンジは無言のまま、前を隠しながら浴槽へ再び浸かった。
ユイもサッとお湯で簡単に体を流し、続いてシンジの隣へ入ってくる。
シンジ「ちょっと、母さんまだ体洗ってないだろ?ダメだよ、ちゃんと洗ってからじゃないと。」
ユイ「あら、小さいこと気にしないの。」
シンジとユイの腕が触れると、シンジは気恥ずかしそうにユイとの距離を置く。
するとその開いた距離をユイがググッと詰める。
さらに距離を置くシンジに対し、また距離を詰めるユイ。
結局、浴槽の端まで追い詰められたシンジ。
シンジ「ちょっと母さん狭いよ、向こうにもっとスペースあるだろ。」
ユイ「あら、シンジが逃げようとするからじゃない。」
シンジ「もう…わかった。逃げないから早くあっち行ってよ。」
ユイ「本当ね?」
シンジ「うん。」
最後にそう確認すると、ユイはシンジとの距離を開ける。
シンジもユイに平行するように移動する。
移動し終えた二人の間には、また若干の距離が残った。
それを見たユイは
ユイ「もうシンジったら、本当に恥ずかしがり屋さんなんだから。」と溜息交じりに呟く。
そして自分の腕をシンジの腕に強引にまわし、自分のとこへ引き寄せた。
肩と肩が触れ合うほど接近する二人。
シンジは恥ずかしさのあまり顔が紅潮する。
ユイ「懐かしいわねぇ。こうして二人でお風呂に入るの。前に一緒にお風呂入った
時はまだシンジが4歳の時だったものね。覚えてないでしょ?」
シンジ「…う、うん。」
ユイ「やっぱり覚えてないのね。」
そう言いながらユイはシンジの体をくるりと自分の方に向け、シンジの背中に両手を回す。
シンジ「ちょ、ちょっと何してるの?母さん!」
慌てふためくシンジを尻目にユイは落ち着いた様子でシンジを抱き寄せた。
ユイ「あの頃はまだシンジが小さかったから、こうして抱っこしてお風呂に入れてあげてたのよ。」
シンジ「だ、だからって何も今、抱っこすることないじゃないか!」
ユイ「だってシンジが覚えてないって言うから、分かり易く再現してあげてるんじゃない。」
シンジ「く、口で説明してくれれば分かるから!」
ユイ「ダメよ。言葉で説明しても細かい部分は伝わらないでしょ?」
シンジ「もう!分かったから離してよ。」
ユイ「まだ終ってないの。シンジってね、こうして抱っこしてあげると必ずと言っていい程、
私の顔を両手で触ってきてたのよ。ほら、やってごらんなさい。」
シンジ「ほんと、もう勘弁してよ母さん…。」
ユイ「これが終ったらもう終わりにしてあげるから、ほらほら早く。」
純粋な笑顔で催促するユイを見て、『どっちが子供なんだか…』心の中でシンジがそう呟く。
そして覚悟を決めたシンジは半ば呆れ気味にユイの頬に両手を当てた。
シンジ「これでいいの?」
ユイ「うふふ。そうそう、こんな感じ。懐かしいわねぇ。」
満面の笑みでユイが答える。
つ、つ、ついに・・・職人キタ━━━!
母子相姦ハァハァ
盛 り 上 が っ て 参 り ま し た
股間がな
ホント久しぶりに投下を見た気がする
ミサシンのスレでSS投下してる、職人さんがシンジ×ユイが好きらしい。
最初、開設したサイトに書いてあった。
今、投下してる作品にもレイの姿してるっていう異色だけどユイが出てくるんだわ。
これって、期待していいのかな?
でも一番好きなのはミサシンな上に投下場所もlmsスレだからなぁ…
ユイからの一方通行で終わっちゃうんじゃない?
職人GJ!
あげないで
>>673 ちょっ、マジで!?
漏れ、ミサト×シンジ、ユイ×シンジ、リツコ×シンジのシンジとアダルト組のカップリングが好きなんだわ。
ミサシンスレの職人さんが、ユイ×シンジも好きってすんごい嬉しい。
ミサシンスレ見てたけど、知らんかったorz
680 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/21(水) 16:54:08 ID:J4YdQhfx
i:::::l ,;-、_ \ ヽ、:::: :::::::::::::::f,/ `j::::::::
゙i::::l /''''ヽニー--ヽtゝ、:::::/:::: ::::::( ◎ _,ノ::::::::
゙i::l ,...、` ゙゙̄`ヽ、 i:::::::: ゙ー'''" ::::::::::::
. ヽl lj ,ィ,r―=ヽ、 ヽ, ゙i::::::::::: ー=―-=:、
゙i ',f" ◎ ,) .゙i l::::::::::::::. `゙゙゙゙`::::::::: こんな糞スレ・・・・
ゝ、 ゝ、.,.,.ィ''"/ .l ,j:::::::::::::::::::.. ## :::::: マトモな人間の来るとこじゃねぇ・・
ヽ、 / ノ;;:: ー'''ヽ、::::::::: # .::::::::
゙t, ## / f´~ ヽ,...., ,):::::: .::::::::
r、゙i# #,i' t、 ノ~~:::::::: ..:::::::::
i,-、゙i, `゙゙゙゙i" ),.,.,.,.、 ::::::::::
i, l iゝ、 # ,=-'"二ニヽ、_, ::::::::::
゙! l l ヽt、 f r'"´_,,.ィ''"゙,ノ:::::::::::::::
ゝ、tヽ ヽ ## )ト''"´ ,,.ノ′::::::::::::::
`ヽヽ \ `'ヽー=''"´:::::::::::::::::::::::::
シンジ「も、もういいでしょ?これで。」
そう言いながらシンジはユイの腕を振り解き、湯船から飛び出した。
ユイ「あら、シンジもう出ちゃうの?」
シンジ「う、うん。もう十分温まったから…」
頬を赤く染めながらシンジは風呂場を後にした。
バタン…
風呂にひとり残されたユイ。
ユイ「…残念。」
ー三十分後ー
リビングでくつろいでいたシンジはテレビに見入る余り、ユイが風呂から上がった気配に全く気付いてなかった。
そんなシンジに後ろから不意にユイが声を掛けた。
ユイ「ねぇ…シンジ。」
シンジ「うん?どうしたの?母さ…。」
振り返ったシンジが見たのは一糸纏わぬ全裸のユイだった。
シンジ「な、何してるんだよ!?なんでそんな格好で出てくるのさ!」
先ほど風呂場ではユイの全裸を目撃したはずのシンジであったが、その衝撃はその時を遥かに凌ぐものであった。
風呂場では大量の湯気に視界を遮られていたのと、然るべき場所とそうでない場所で見る全裸は別物であったからだ。
ユイ「今、気付いたんだけどね。私、初号機から出てきて、そのままシンジのところ来ちゃったから
何にも持ってないのよ。パジャマも下着の代えも。困ったわ…。」
シンジ「と、とりあえずパジャマは今、僕が着ているのを貸すから、下着はさっき着けてたてたやつ履いてきてよっ!」
ユイ「あら、でもそれって不潔じゃない?」
シンジ「仕方ないだろ!僕は女物の下着なんて持ってないんだから!」
ユイ「私は言いのよ。シンジの下着でも。」
シンジ「僕が良くないのっ!早く脱衣所へ戻ってよ!」
ユイ「はいはい。もうシンジったら、さっきから全然母さんの方見てくれないんだから…。」
シンジはそんなユイの発言に、もう何も言葉を返す気力も無かった。
ユイが脱衣所へ戻ったことを音を頼りに確認するシンジ。
シンジ「もしかして母さんって、俗に言う天然キャラってやつなのかな?」
そんなことをポツリと漏らしながら、シンジはパジャマのボタンを外し始めた。
シンジはキッチンから脱衣所へ入る為のドアを少しだけ開け、隙間から先ほど脱いだパジャマをユイに差し出した。
シンジ「はい、これ。」
ユイ「ふふ、ありがとうシンジ。でも本当にいいの?シンジのパジャマ私が着ちゃったらシンジの着るものがないんじゃない?」
シンジ「僕はジャージ着るから大丈夫。」
ユイ「そう。優しいのねシンジって。じゃあ、お言葉に甘えちゃうわね。」
それから間もなくパジャマ姿のユイが脱衣所から姿を現した。
期待しちゃっても、いいの…?
イ、イイ・・・ひょっとして、神が来てくれるのか?
つーかコピペ乙
>コピペ乙
って、どっかの投下物の転載(マルチ)なのか?
盗作とかは、勘弁して欲しいが。
666ですが…
多分685は681と682の書き込み時間の間隔が短かったから
コピペ乙って言ったんじゃないかな?
自分不器用なので、一旦自分とこで下書きして、ここにペタペタと貼った次第であります。
決してマルチでも、ましてや盗作でもありませんor2-=3
本当にありがとうございました(`+ω+´)
いいよいいよー
続きとか見てみたいから逝かないでね
うぉお!?GJジャマイカ
691 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/23(金) 09:35:21 ID:uktTqHoy
上町
捕手相川
一塁吉村
投手 猪狩守
695 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/30(金) 05:40:59 ID:M8caSPUp
ユイちゃん誕生日おめでとう
オメ。
そうか、今日は中の人の誕生日かぁ
良スレだよなぁ
ユイさんがシンジくんを押し倒して唇を重ねて中田氏を強要する創作はまだでつか?
700もらっとこ
>>655のが見れなくなってる
アーカイブでも見れぬ
(´・ω・`)・・・
(´;ω;`)ブワッ
>>701そうか、モエモエ研究所閉鎖しちまったのか…orz
シンちゃんとユイ様は生でしかセックスしちゃ駄目!
・・・と思うのは漏れだけ?
二人が温泉に旅行に行って旅館で生でやりまくっている夢を見てしまいました。
正直生大好き派だけどそれ以上に甘い睦言を交わしながらセックスしてる、二人の間の雰囲気が好き
保守
対面座位でねちっこくしてもらいたい
せっかくの親子なんで赤ちゃんプレイで興奮度マックスしたい…
>>573 が仮に本放送のラストで成り立っていたら
今頃はそれから十三年後のわけだが
仮に何不自由ない空間に十三年間幽閉されていたら
今ごろどうなっているかにについて語れ
断る
却下
ほ
しゅ
う
ユイ「シンちゃん、そろそろ起きなさい。」
シンジ「くかぁー。」
ユイ「ほら早く起き…あらあら、シンちゃんたら朝勃ちしてる。困った子ねぇ。ふふ。」
シンジ「くかぁー。」
ユイ「お母さんが沈めてあげるわね。」
シンジ「くふぅー。」
ユイはシンジを起こさないようにパジャマのズボンとパンツをゆっくりズラした。
※719。続きまとめてみ。
せっかくの申し出だが、断らせてもらう
よくやったな、719
その瞬間、シンジは夢精した。
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴ
ゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅど
ぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴ
ゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅど
ぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴ
ゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅど
ぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴ
ゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅど
ぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴ
ゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅど
ぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴ
ゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅど
ぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ
夢精無双、近日発売
724 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/27(金) 01:32:11 ID:CLPbfudn
ほ
も
さ
ぴ
え
ん
す
は
し
ん
だ
、
な
ぜ
だ
シンジ「ふ、ふぇ…」
ユイ「あら?」
シンジ「おぎゃ〜!」
ユイ「おっぱいの時間ね。」
シンジ「ぱい〜!ぱい〜!」
ユイ「はいはい、ちょっと待ってねシンちゃん。」
ユイはシンジを抱え込み、おっぱいをシンジの口へ含ませた。
シンジは泣き止み、幸せそうな笑みを浮かべて黙々とユイのおっぱいを吸い続ける。
ユイもそんなシンジが可愛くて、愛しくて幸せな気分になる。
ユイ「ところでシンちゃん。あなたいつ乳離れできるの?もう14才でしょ?」
シンジ「…さぁ。」
「ぱい〜!ぱい〜!」
翼竜系の鳴き声か!!
ユイ「シンちゃん…あ、そこはダメよ。んんぅ…還りたいのぉ?」
743 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/10(木) 10:57:07 ID:VDXzfD9N
シンジ「た、ただいま。」
ユイ「シンちゃんお帰りなさい♪」
シンジ「…」
ユイ「どうしたの?ぼーっとして。早く入ってらっしゃい。」
シンジ「うん。それじゃ…。」
ヌプッ クチュクチュクチュ…
ユイ「あぁシンちゃんが帰ってきたわぁ…ハァハァ」
ユイ「シンジ、私以外の誰にも甘えちゃ駄目よ」
シンジ「え…う、うん」
こんなやり取りも萌える
>>745 ムスコンのユイさんが愛息子シンジを巡って(シンジの)彼女と激しい闘争を繰り広げそうだな
las夫婦スレにもあったんだが、子煩悩モードになったらユイママンも
シンジを取られた当て付けにか、嫁の味噌汁をクスクス笑いながら捨てそう
((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル
ユイの体でないとイケないシンジ。
しかし何故ここまで伸びないorz
750 :
シンジ:2007/05/14(月) 10:28:47 ID:???
乳首チュウチュウチュウ
スレ活性化期待∩(゜∀゜∩)アゲ
752 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/15(火) 22:29:03 ID:AK6gQ8vE
な
にここ?
「シンジ…ママのおっぱいおいしい?ふふ、ご機嫌さん♪いい子ね。」
誰か書いてよ。
755 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/19(土) 14:59:15 ID:Vehtu4Qc
∩(゜∀゜∩)アゲ
ユイママンカワユス
757 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/23(水) 23:45:25 ID:ZnxpUi9g
男の戰い
シンジ「母さん、僕アスカとの結婚を真剣に考えてるんだ。」
ユイ「そんな…ダメよシンジ。あなたにはフィアンセがいるのに。」
シンジ「え?フィアンセ?誰のこと?」
ユイ「も・ち・ろ・ん、私♪」
シンジ「はぁ?何言ってんの…」
ユイ「あら、私たち結婚を誓い合った仲じゃないの。」
シンジ「し、知らないよそんなの!何言ってんの?」
ユイ「約束したわよ。シンジがまだ小さい頃よく『ママと結婚する』って言ってたじゃない。」
シンジ「そんなのいまだに信じてどうするんだよ。だいたい親子で結婚なんかできるわけないだろっ。」
ユイ「そう、シンジは母さんのことが嫌いなのね。もう私のことなんか要らないんだわ。…寂しい(涙)」
シンジ「ちょ、ちょっと母さん?なにも泣く事ないじゃないか。」
ユイ「シンジに捨てられたら、もう生きていく意味がないわ。」
シンジ「ちょ…」
ユイ(私の可愛い息子を奪おうとするあの赤娘…絶対許さないわ。覚悟しておきなさい。)
女の戰い
アスカが量産機に凌辱され尽した後動いたユイママ初号機
「全て計算通り」
>>758 子離れできないユイママン怖〜w
相手がアスカだけにすごい戦いになりそう。
お前らちょっと待て、まさか本気でシンジとユイが中出しラブラブエッチするなんて考えてないだろうな?
(゜Д゜)ハァ?考えてなかったらこのスレなんなかには居ませんが?
それに漏れ達は結果は同じでもどちらかといえば近親相姦萌えじゃなくて
シンジ×ユイ萌えなんだよ…
それにシンジにとってユイは積み重なった、親子って程の感情や肉体年齢の差
が他の近親よりは大分薄いからね
どうせ(´・ω・`)キモイヨ…
キモすぎ
俺よりマシだけど
正直中出しは外せない
シンジを幼児扱いするユイ
シンジを騎乗位で激しく攻め立てるユイママ
シンジにバックから激しく攻め立てられるユイちゃん
お好みで
シンユイ萌え
ユイシンだよ
どっちも一緒だろw
完全に素人だな
問題は駅弁ファックが出来るのかが微妙な所だな
>>772 ヒント・A×Bって表記だとAが攻め、Bが受けになる。
そうなのかよw
はじめて知った
ユイママンの母乳をゴクゴクプハーってしたい
で、結局シンジとユイママは駅弁ファック可能なんか?
しかしながら良いスレだな
「う、うーん..」
「ふふふ」
私の可愛いシンジ。そっと頬を撫でながらそう思う…エヴァに乗り込んでから約10年、ようやく会えた
私が取り込まれることは正直、薄々感じていた。でも私が開発者として他に人柱をたてるわけにはいかなかったし
きっとゲンドウさんなら不器用ながらもシンジを育ててくれると信じていた…
でも蓋を開けてみればこれ。シンジは壊れてしまった。親友を手にかけ、仲間を汚してしまうまで追い詰められて…
なんとか許してくれたからよかったけれど、これからも私が出来る最大限の事をあの娘とこの子にはしてあげないと。
特にシンジ。これからは私が一生守ってあげるわ、少なくとも私が死ぬまでは
そんな事を思いながら頬をもう一度人差し指で撫でてみる
「んん...母さん?」
「あら、起きちゃったの?悪い事をしてしまったわねぇ」
クスクス笑ってしまった
「もぅ、何わらってるんだよぉ…あ、いけないもうこんな時間だ、ばんごはんのよう」
「こぉーら、シンジ。これからは今までできなかった分私がするってこの前言ったばかりでしょ」
そうやって言い掛けるシンジの口を手で抑えた
「…そうだったね、今まで主夫やってたからなんだか体に染み付いちゃって、あはは・・・」
「もう、そんなおばさんみたいなこと言って。じゃあ昨日リクエストしてくれたカレーでいいわね?」
「うん!」
それじゃあ今から準備するわと台所に向かう途中急に後ろからシンジが抱きついてきた
「母さん」
うつ向きながら私を呼ぶ消え入りそうなか細い声
「あらあら、どうしたのかしら?シンジは」
「かぁさんは何処にもいかないよね、ずっと一緒にいてくれるよね?」
「ええ、シンジが望む限りずうっと一緒にいるわ。だから、ね?そんな暗い顔をしないで」
そう言いながらシンジの唇に私のを優しく重ねる・・・
「あ…」
急にシンジったら顔を真っ赤にして向こうに行っちゃった
それにしても、私も私でなんでこんな事をしてしまったのかしら?
そう思いながら夕飯の支度を続けるユイの頬も何故かシンジのそれと同じ位に赤くなっていた
職人さんGJです!!!!!!!!111
いや、初めてだから…しかも携帯からだしorz
続きwktkして待ってます!!!11
職人さんおつ!
続き待ってます
いや、ネタだから(´・ω・`)
漏れは前の神が降臨してくれるのをひたすら待つよ。また今みたいに超過疎になったら
妄想垂れ流すかもしれんけど…とりあえずロム専に戻るわ
じゃあね (・ω・)ノシ
俺、馬鹿だからここの作品に触発されてシンジ×ユイもの書いてしまった。まだ行為に至って無いし、まだ全然途中なんだけども。
それなのにサイトまで開設しちまったorz
とりあえず100人目になってみた
うーん、なんか正直微妙…まあこっからの展開に期待してるよ、がんがりな!
いつの間にかもう800近くなんだな。なんか感慨深いものがあるww
なんかちょっとだけスレが復活したような気がする今日この頃
>>781だけどさ、やっぱり書いてみるよ、クオリティは落ちるかもしれんけど…
ただ、初心者な上に今はリアルに忙しいから待ってくれ。一ヶ月〜二ヶ月位on
そのかわりもし投下できるんだったらそんときは中途半端じゃなくて完結させてから、
続きから最後まで一気にどばーっと落とすよ…それなりの量で
まぁ2%も期待しないでくれ(´・ω・`)
ユイ「シンジ、今日の晩御飯何が食べたい?」
. .カレー
. .シチュー
. .トンカツ
→ 母乳
800(σ´∀`)σゲッツ!!
801板
803 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/11(月) 06:39:50 ID:Y65qFOA3
ほ
にゅ
う
び
んラディン
>>802 いい話だなぁ。ユイママン…泣いた。
でもエディプスコンプレックスというタイトルがひっかかったけど。
>>802ユイママン・・・・・ナンテイイハナシナンダ(´;ω;`)ブワァ
アーカイブ使えば見れんじゃない?たぶん
>>802 ラストは
・身体が保てなくなるユイにシンジが中田氏で精を与える
↓
・シンジがあぼんしてお化け同士でラブラブな結婚生活
じゃないの?
小説捜索スレで出てたやつか
817 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/15(金) 02:52:29 ID:QvMCoUto
こんな時間にこんなスレを見ている40歳の夏・・・
盗んだバイクで走り出す15の夜
819 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/15(金) 08:58:38 ID:fR95uR66
age
ちなみに元ネタってなに?
前の神職人щ(゜Д゜щ)カモォォォンかれこれ一年たってるジャマイカ
理想郷?
いや、このスレに投下してくれた人
精子飛ばしてもいい?
理想郷のカルマじゃねーの?
なんか俺紛らわしいこと言った?
×:紛らわしい
○:紛わらしい
ある日、シンジ君とユイ様が
ラブラブに愛を育んでいると
シンジを欲するアスカが襲来して
アスカがユイに出刃包丁を向けた!その時
アスカ「シンジは全部アタシのものよ!!だ…だから、お願いだからアタシから、シンジを取らないでよ…」
シンジ「アスカ・・・」
「うふふ、ダ〜メ。」
アスカに行きかけるシンジを掴み直し、
不気味な笑顔でアスカを見据えながら首筋にキスをするユイ
ユイ「シンジは私がお腹を痛めて産んだ、そして血を分けた大事な息子なのよ。誰にも渡さないわ。」
ユイはシンジの頬に両手を添え
ユイ「いつまでも私だけのシンジで居てね。約束よ。」
ユイの唇がシンジの唇と重なる…
シンジ「あ・・んぅ」
アスカ「?!」
部屋の中では二人の舌と舌が絡み合う音が鳴り響き、
ユイ「んぷ・・・っはぁ」
長い口付けを終えた二人の間には透明な橋が出来ていた
アスカ「・・・・・どうしてよ」
それまで目の前での展開に呆然と立ち尽くしていたアスカの瞳から涙が零れ落る
「なんで、、どうして・・アンタは」
「…」
突然涙を流し始めたアスカに戸惑ってしまったシンジと
無表情で、しかし何かを考えているようにも見える顔をしながら彼女を見つめるユイ
「もう…いいわ」
「え?」
「アンタがアタシの物にならないなら…殺してやる!!」
軍隊仕込みの無駄の無い動きで一気に距離をつめてシンジに切り掛かる
シンジ「うわぁ!」
グサッ
包丁はシンジの胸を深くつらぬいた
ユイ「シンジ!」
ユイがあたふたしている間にも胸からとめどなく流れる血は一向に止まる気配を見せない
ユイ「シンジ、シンジ!しっかりして!」
激痛はするものの徐々に意識が遠のいていくせいか自分の服を赤く染める血も、
何処か冷静に眺めていたシンジは震える手をユイの首筋に伸ばす
「う・・嘘よ…」
刃物が肉に食い込む感覚と目の前の血液とで自分が何をしたのか悟ったアスカは
そう呟きながら手先を震わせ怯えた様な表情で二人を見ている
シンジ死亡
誰もがそう思ったその時!
「碇君は死なないわ。私が護るもの」
そう言って、どこからともなく現れたのは、綾波レイ。
「私の代わりはたくさん居るもの。そのうちの一つの命を碇君にあげるわ」
そう言うレイの背後に浮かぶ、レイに酷似した何か。
実体があるようには見えないそれが、シンジの体に沈んでいくに従い傷が癒えていく。
「レイ、あなた……」
呆然としながらも、そう口にしたユイに向かい、
「碇君と一つになる。それはとても気持ちのいいこと。ふふふふふふ」
などと曰うレイの言葉に、ユイは額に青筋を浮かべる。
「レイ、あなたっ!!」
似て非なる台詞を口にし、レイを睨み付けるユイ。
「ダメ。碇君が呼んでるわよ?」
「かぁ……さん」
レイの言葉に続けるように、シンジの呻き声が聞こえ、ユイは瞬時にそちらへと目を向けると、
シンジがうっすらと目を開いていた。
「さよなら」
そう言ってレイが姿を消したとき、そこには気を失ったシンジと、彼をを抱きしめて涙するユイ、
そして事態に着いて行けずに惚けたままのアスカが残された。
綾波レイの身体になったシンジでもよかったな
ちょwwwなにこの展開
そう思った瞬間、アスカは夢から目が覚めた。
そう、これは全てアスカが見ていた夢だったのだ!
そしてこれから、アスカの一日が始まるのである・・・
アスカ「おはようございます、ユイおばさま!」
ちゃんちゃん☆
リナレイ「んなアホな!?」
がぱっ!
綾波レイ(リナレイ)の夢だった・・・
そしていよいよレイの転校初日がはじまるのである
「あら、夢だったのかしら…それにしても私、実の息子にあんなこと」
シンジを送り出した後、心ここにあらずといった感じでいつまでも同じ食器を拭いているユイだった
そんなユイを新聞の影からちらちらと見ていたゲンドウは
856 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/17(日) 10:17:42 ID:68iWVEH3
これいつまで続けんの?
と顔を赤らめながら呟いて
一言
テラ(´・ω・`)ショボーン
そこへ寝ぼけ眼のシンジ登場
「おはよう母さん。・・・と、父さんいたんだ・・・」
いや、シンジもう出掛けたじゃん
と言うゲンドウは呆けていた。
ゲンドウ「ユイ、朝食はまだか?」
敢えてここでヌルポ
あーあ、せっかく良い流れだたのに
すっかりボケが回ったゲンドウは意味不明の言葉を吐き続けていた
ゲンドウ「シンジ、今日はオナニーはしたか?」
848氏ね☆
シンジはそう言ってゲンドウに刃物を突きつけた!
そこに颯爽と現れた冬月は一言、
ぬるいな
868きんもー☆
冬月かっけえw
と、いつのまにか上がり込んでた日向と青葉がヤンヤヤンヤ囃し立て
軽蔑したマヤが一言
不潔です!><
ガッ
とミサトは一気に缶ビールを煽り
878 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/17(日) 17:07:03 ID:68iWVEH3
ちょwww伸びすぎ
とリツコは冷静に所感を述べて
わ、私じゃないわよ…
メリッサ
ヒトリノ夜
シンジ「カヲル君、君の言っていることが僕にはわからないよ」
カヲル「じゃあ、や ら な い か ?」
レイ「それなら私も面子に入るわ」
アスカ「レート1000点100円で勝負よ!」
ということで、チルドレンによる賭け麻雀が始まった
が、なんとシンジは麻雀のルールがわからなかった!
ユイ「それなら私がシンジの代打ちに入るわ。あと子供達でお金を賭けるのはよくないから優勝商品をシンジにしましょう」
ということで、ユイ・レイ・アスカ・カヲルによるシンジ争奪麻雀大会が始まった
そして大人の事情によりすべからずしてユイが優勝した
以下、お楽しみタイムに突入
という夢をみた
しかしそれは正夢だった!
ユイ「シンジ、今日はゴムしちゃ駄目よ、いいわね?」
シンジ「ゴムってコンドームのこと? そんなの駄目だよ! そんな事したら母さん妊娠しちゃうよ!」
そこへ何故かミサトが
ゲンドウの横に座ってお酌をし始め
ゲンドウ「お、葛城君すまんな、赤木君、君もこっちに来て一献つきあわないか」
ミサト「あんたなんか御免よ!」
リツコ「私も今はシンジ君にしか興味がなくて・・・・ね、シンジ君(はぁと)」
ミサト「うふふぅ、今日は生でいいわよ〜ん。まあシンちゃんのなら産んでもいいけど」
リツコ「何言ってるのよミサト、シンジ君のチ○ポは私のよ。ねぇシンジ君?」
青葉「ふ・不潔ですっ/////」
ユイ「・・・シンジ、そろそろ始めましょうか」
シンジ「うん母さん夕飯の準備だね。今日はカレーかな」
ユイ「何を言ってるの、違うでしょ・・・(ニヤリ)」
ゲンドウ「そこまでだシンジ! ユイ、大丈夫かっ!?」
ユイ「ささ、変な虫は全員追い払ったから、ここからは私とシンジの二人きりね。」
シンジ「麻雀大会で本当に母さんが優勝するなんて…」
ユイ「母の愛に勝てるものなどこの世にはないのよ。ふふ。
さ、カレー食べましょ。シンジ、あ〜ん♪」
シンジ「い、いいよ。自分で食べるから。」
ユイ「何照れてるの?ほら、早く口開けなさい。」
照れくさそうに口を開けるシンジの口へカレーの乗ったスプーンを入れるユイ
ユイ「どう?おいしい?」
シンジ「うん…。やっぱ母さんの作ったカレーが一番おいしいよ。」
ユイ「まぁシンジったら、母さん嬉しくて涙が出ちゃうじゃない。」
シンジは口の端に付いたカレーを拭き取ろうと、ティッシュに手を伸ばすが、ユイはその手を押さえ
ユイ「いいのよ。」
そう言うとシンジに顔を近付け、ペロリと舐め取った。
驚きの余り絶句するシンジの顔は紅潮していた。
ユイ「照れてるの?シンジったら可愛いんだから♪」
シンジ「う、うん…」
ユイ「カレー食べ終わったらもっともっと楽しいこと一杯しましょうね♪」
ユイ(グーでパンチ)「氏ねヒゲ・・・大丈夫、シンジ?(ニヤリ)」
シンジ「・・・・えーいこうなったら母さん、いやユイ、妊娠させてやるっ!!!」
レイ「・・・嬉しい(ぽっ)」
ユイ「綾波さん、何しに来たの?往生際が悪いわね。いい加減にしないとカメハメ波喰らわすわよ。」
その時マヤが一糸纏わぬ姿でシンジとユイの前に現れ
マヤ「シンジ君おしっこ、もう我慢できないの・・・あ、いや見ないで恥ずかしい・・・(ぽっ)」
レイ「碇君…私が一番愛しているわ」
レイ「さあ、ひとつになりましょう。それはとても気持ちのいいことだもの」
そう言いながらATフィールドを展開するレイ
レイ「っう…はいったわ…」
レイ 「碇君。愛している」
なんでこんなに伸びてくるんだ
ミサト「ソコまでよ〜ん!」
>915ヒント:自演
なるほど
↑そんなつまらない自演はよせよ
とここまで全て俺の自演
ユイ「シンジ…」
シンジ「どうしたの、母さん?」
ユイ「私…貴方の赤ちゃんが欲しいの」
シンジ「母子で子供を作るなんてタブーだよ。」
ユイ「あら、いいじゃない。そんな親子が世の中に一組ぐらいいたって」
シンジ「そんな・・・それに僕はお尻のほうが好きなんだ!」
ユイ「うふふ、ママの入れてほしいの?シンジ」
ユイ「冗談よ。私はシンジさえ側に居てくれたら他になにも要らないわ。」
いい加減1行やめないか
自演厨だろ
冬月「よさないか碇、独りよがりは。大人げないぞ」
ゲンドウ「うるさい冬月!いいからユイから離れるんだシンジ!」
シンジ「うっせーヒゲ!」
ヽ(´ー`)ノ
>>928 ユイ「だ・か・ら、ね?しましょう?」
シンジ 「うわぁ!」
強引にシンジを引き寄せる、そして!
ゲンドウ三度目の登場
「だーかーらーユイにひっつくんじゃないシンジッ!!」
シンジ「だって母さんが放してくれないんだよ。」
ユイ「ふふ、逃げようとしても無駄よシンジ。絶対放さないんだから。」
そう言ってユイはシンジの耳をハムっと甘噛みした。
シンジ「う、うわっ。」っと身震いするシンジ
ユイ「可愛いわねぇ。食べちゃいたいくらい好きよ、シンジ♪」
ゲンドウ「お願いだユイ、私も食ってくれ!」
初号機「ガヴ」
940 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/21(木) 20:43:07 ID:R0mfF70M
ゲンドウ「うがぁっ!」
初号機「ボリボリ・・・ゴックン」
そういえばあったな、こんなのも
ゲンドウの横に座ってお酌をし始め
____________________
「ねえ、シンジ、あなた好きな女の子とかは居ないの?」
ガチャ−ン!!!!
「ど、どうしたのさいきなりそんなこと」
スプーンを落としながら慌てるシンジ
「そりゃあ息子のことですもの、普通の親なら誰だって気になるわ」
「そ、そんなの誰もいないよ」
「ええー、誰かいるでしょ、ほらあの...アスカちゃんって言ったかしらあの子はどうなの?」
その名前が出た途端シンジの顔が急激に強張る
「アスカ?アスカは駄目だよ、僕は彼女に償いきれない位の酷い事をしたんだから・・・」
「あ・・」
いけない、迂闊だった。そうね、あの子が許してくれたからといってもって内罰的なこの子は
自分を許そうとはしないわよね。私としたことが・・・初号機に長くいすぎたかしら?
「そうだったわね、ごめんなさい」
「いいんだよ、僕のほうこそごめん」
「でもね・・シンジ。アスカちゃんがもういいって言ってくれてるのにそれにこだわり過ぎても駄目よ」
「え?」
「きっと、アスカちゃんからすれば自分がいいって言ってるのにそういうことで未だにうじうじしてるのはかえって目障りよ」
「なんでさ」
「だってそうでしょ、今シンジがやってることはただの自己満足よ。そんな後悔よりもこれからどう行動するかの方が何倍も大事だわ」
「大丈夫。シンジならできるわよ、なんたって私の息子なんだもの」
「ごちそうさま美味しかったよ、母さんのカレー。初めてなのになんだか懐かしい気がしたもん」
「あ、シンジ!」
そう言いながらシンジはお風呂にいってしまった。
う-ん・・・私も片付けたら今日はもうもう寝ようかしら・・・
襖が開く。私はシンジと並んでいつも寝ている、勿論隣り合ってるはいるもののちゃんと別々の布団で
「ねえ、母さん」
「さっき言われたことずっとお風呂で考えてた。僕一回やってみるよ、頑張ってアスカをちゃんと見て話してみるよ」
「って、うわああ!?」
急にユイのふとん、そして胸に抱きよせられてびっくりしてしまったシンジ
「えらい、よく言ったわね。それだけでも大きな成長よ。」
「14年間培った性格を変えるのは容易じゃないわ、だから焦らずにゆっくりとやっていきましょう、ね?」
そう話しながら胸に抱いたシンジの顔を観る
ん?シンジ?何で顔がすこし熱いのかしら?
「まあ何にしろいざとなったら私がシンジの恋人になってあげるわよ。
自分で言うのもなんだけど母さん位の美人はそんじゃそこらにはいないわよぉ?」
「シンジ?聞いてるの?シンジ?」
「え!?う、うん!聞いてるよ!ごめん母さん今日はもう寝るよ、また明日ね」
「?ええ、わかったわおやすみなさい」
どうしたのかしらやっぱり顔も熱かったし熱でもあるのかしら? まあいいわ、もう寝ましょう。
なんで、実の母親なのになんであんな良い匂いがするんだ?
化粧品はおろか香水の類も殆どみたことが無いのに胸に抱き寄せられた時に髪、そして体からとても良い匂いがしたせいか
実の母親に欲情や性欲とまではいかないもののかなりぐらっときてしまい、その事に微妙に罪悪感を感じてしまったシンジ・・・・・・・
---------
「それじゃあいってきまーす」
「はい、いってらしゃい。車に気をつけるのよ」
「大丈夫だよお、もう子供じゃないんだから」
「ふふふそうね」
今日は一週間ぶりに学校へ行く。ようやく再開した授業も憂鬱だったんだけど
昨日のおかげか何とかなりそうな気がする・・
教室に入るとアスカがいた。何か委員長と話してる
「あ、アスカ。あの、その、お、おはよう!!!」
思わず声が裏返ってしちゃったよ....
「な、何よいきなり!?びっくりすんじゃないの!」
「ごめ...いや、そうじゃなくて。久しぶりだから声が裏返っちゃった、あはは(苦笑)」
キーンコーンカーンコーン
「はーい、みんな席についてえ!出席とるわよ〜ん」
「じゃあ順番に相田君、碇くん、あら!?シンジ君じゃない!!ひさしぶりね」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「じゃあこれでホームルームはお終い!あとは洞木さんよろしくね〜ん。あ、碇くんはちょっとついてきてー」
「え、は、はいわかりました」
「久し振りねシンジ君、どう?調子は?」
「ええ、なんとか・・それよりもどうしたんですか、呼び出したりして」
「もーシンちゃんたらいけずぅ」
そういってシンジに胸を押し付けてからかうミサトと赤くなるシンジ
「あはは、まー、用って程の用じゃないんだけどね。強いて言えばアスカのことなの」
「!・・・」
「アスカね、なんだかシンちゃんがいなくなってから元気がないの。ううん、正確に言えば何だか空元気な感じがするの」
「最近始めた家事、特に料理を作ってるときなんかは楽しそうなんだけど、
作ったそれをぼーっとピントの合わない目でずっと見てるときがあって…」
「・・・」
「ほらーシンちゃんてさ、ユイさんに引き取られて以来私達とは接点が殆どなかったじゃない?今はこうやって学校ではあえるけど…」
「でね。シンちゃんにもアスカの事見ててもらいたいの、あたしもやってるんだけど
あんまり効果なく「ミサトー、何をやっているの?もうすぐ一限はじまるわよー!」
はあーい、今行くわよお。じゃあシンちゃん悪いけどそういうことでよろしくねん?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2限目
:
3限目
:
4限目
昼食の時間。 トウジ達がさそってくれたんだけど朝言いそびれたことをアスカに言わなきゃ。
「アスカ!」
「ん?なによ?」
購買で買ってきたパックジュースのストローを咥えながら少し剣呑な目で睨むアスカ
「いやちょっとさ、話がしたいんだ」
「なによ、ここじゃだめなの?」
「うん・・・」
「はぁ…わかったわよ。ヒカリに言ってから行くからあんた先行ってて」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「で、なんなのこんなとこまで呼び出して?」
ユイに励まされたとはいえやはりそう簡単には言い出せない。
でも言わなきゃ。なんにもかわらないよね・・よし!
「ごめんなさい!!!!」
「はぁ?」
シンジは思い切り頭を下げながらそういう。
対するアスカの表情は最初こそ突然のことでびっくりしている様に見えるが
徐々に剣呑なものへとかわっていったようにも見える
「あのさ、あ、アスカにはこれまでずっと酷いことしてきたんだって・・
もう二度と話しかけちゃ駄目なんだって・・あれからずっと思ってたんだ!」
「でもそれは僕の勝手な自己満足で・・アスカも頑張って僕に声掛けてくれたのに勝手に自分の中で終わらせてた」
「・・・」
「だからこれからはそうじゃなくて、償いとかじゃなくてちゃんとアスカと向き合いたいんだ。今更かもしれないけど」
アスカは何も言わないのでシンジは更に緊張してしまい今にも目をそらしてしまいたくなるのを
抑えるので精一杯。しかし自分が変われるかもしれないこの場面、必死にその衝動を堪えながら弱弱しくはあるものの
相手の目を見続けることができたあたり、確かにユイが言った通り微量ながらも成長したのかもしれない
「ふうーん、あんたがどう思ってるかなんてはっきり言ってここじゃわかんないけど人の目を
、そらさずには見れるようになったのね」
「いいわ、許してあげる!て、もう前に許してたか・・まあいいわ、そんなこと」
「じゃあアタシはもう戻るから、あんたもちゃんと来るのよ?」
キーンコーンカーンコーン
「ほら、バカシンジ!!早く来なさい!もう鐘鳴っちゃったわよ!」
「う、うん。今行くよ!」
今までの緊張が一気に途切れたのかしばらく人形の様にフリーズしていたシンジはアスカにそう呼ばれて
ようやく周りの状況に気づき始め
次第にやりきったというか達成感というか満足感(?)というか、何かそんなものを感じ始めていた
やった、できた!なんだ、確かに簡単じゃないけど決してできないってわけでもないんだ。
こんなことにも気づかなかったのか・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「じゃあ今日はこれまで〜!みんな気を付けて帰るのよ!」
「アスカー!一緒に帰りましょう」
「あー、ごめんヒカリ。今日はちょっと…ね?」
何故かシンジを横目でちらちら見ながらそう言うアスカを多少いぶかしみながらも一応納得するヒカリ
「わかったわ、じゃあまた明日!」
「ええ、また明日」
アスカはヒカリにそう言うとシンジの方に歩いていった
「バカシンジ!一緒に帰るわよ!」
「アスカぁ!?」
「な、何よ、いきなりそんな大声出して
「え?あーいや、その、なんでもないよ」
「何だか相変わらずぼけぼけっとしてるわねぇ、まあいいわ。そんなことよりこの惣流アスカラングレー様が
一緒に帰ってやるって言ってんの!!」
「ああ、そいいうことか。うん、じゃあ一緒に帰ろう!・・・あれ?アス…カ?」
「え?あ、ああ! そう。じゃあ行くわよバカシンジ!」
「でね、ミサトったら」
一緒に歩く帰り道の途中アスカはシンジが居なくなってからの葛城家、特にミサトのずぼらさについて喋っていた。
「やっぱり、ミサトさんならねぇ。でもなんだかアスカもしっかり者になったんだね」
「はあ?当たり前でしょ!あのぐうたらの面倒観てたら誰だってそうなるわよ。
ま、あたしは最初からしっかりものだったけどね!なによ・・・その疑うような目は」
「いや、なんでもないよ、あ、アスカの気のせいじゃない?」
何か納得のいかないというか引っかかるものはあったが、夕飯の買い物をするスーパーが
近付いてきたので今日はこのへんにしておいてやろうと思うアスカだった
「じゃあシンジ、あたしここに寄って行かなきゃいけないから」
「え?ああ。ほんとに料理とかするんだね、ミサトさんはそういってたけど」
「あったりまえよ!あんなのにさせてたらこっちがもたないわよ。それともなに?あたしの手料理食べたいのぉ?」
と何やらにやにやとシンジをからかう様な目で見つめながらそう言うアスカ
「冗談よ、冗談!じゃあね、また明日」
「うん、また明日」
シンジはスーパーの籠を抱えながら野菜を品定めするアスカをしばらく眺める
あ、品質は見ても値段は見ないんだ。なんだかアスカらしいな・・・
そう思えるほどに手にとったそれが目にかなうようであればほいほい籠のなかに入れていくアスカ
に微笑ましいものを覚えながら、しばらくしてスーパーをあとにして家へと歩を進める
今夜のおかずはなにかなぁ?母さんの料理は美味しいからなあ
そんなことをぼんやりと考えながら家路へとつくシンジであった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ただいまー」
「あら、おかえりなさいシンジ」
笑顔で微笑むユイ
「ちゃんと手を洗うのよー」
「もう、わかってるよ。そんなことよりも今夜の晩御飯なに?」
「ふふふ、なんだと思う?当ててみて」
「ええ…なんだろ…匂いはすき焼きな感じはするんだけど…」
「当たり、すき焼きよ。もう用意はできたからシンジが手を洗ってきたらちょっと早い気もするけどたべましょう」
目の前でテキパキとすき焼きをつくっているユイ
「もうちょっとでできるからねぇ、っと」
「母さん」
「ん、どうかしたの」
「あのね、今日アスカと話したんだ」
シンジの話を、調理しながら黙って聞いているユイ。どうやら先を話しやすくする為にあえて黙っているようだ
部屋には牛肉とたまねぎの焼ける音だけがしている
「アスカ、許してくれた。」
「そう」
調理具合を見ていたその視線をシンジに移してそっと微笑みかけるユイ
「僕今日ちょっとだけ分かった気がしたんだ・・母さんが言ってた通り・・自分がどう動くかが大事なんだって!」
「そうすればアスカみたいに切れかけちゃったものももう一度つなげるかもしれないんだって」
「だか「えらいわね、シンジは」」
「え」
「ううん偉いわよシンジは。正直ね、こんな短期間で行動できるとはあんまり想像していなかったの」
「昨日寝る前にも言ったでしょ。ちょっとずつ、ちょっとずつ変わっていけばいいって。
それすらも普通の人には難しいものなの。だからシンジがやったことは私が期待していた物より何倍も上だったわ」
シンジの話を途中で遮りそうつげるユイ
「なんだか母さんまで嬉しくなっちゃった。」
「母さん・・・」
「さあ、もうそろそろ良さそうよ。たべましょうか」
どうやら予想以上に成長した息子に感動したのか
シンジはおろか、自分でもわずかしか知覚はできなっかたがほんの少しだけ瞳は潤んでるようにも見える
「うん」
シンジもまたユイにありったけの笑顔で微笑みかける
そこまで褒めて貰えるなんて思っても居なかったシンジは純粋に喜んだ。
そして目の前に居る母親の雰囲気、そして美しい相貌にしばらく見入っていることに気づけずにいた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「シンジは卵使う?」
「うん」
「じゃあ・・はい、とりあえずよそっておいたから」
「あ、ありがとう」
「どうしたの?さっきからぼうっとして」
「え!?う、うん、な、何でもないよ!大丈夫!」
「そう。じゃあ食べましょうか、いただきます」
「いただきます」
「美味しい・・・」
出来上がったすき焼きはとても美味しく、ボーっとしていたシンジの意識をすぐに戻すくらいのものだった
「あらそう?うふふ、そう言って貰えるとこっちとしても作り甲斐があるわ」
僕もちょっとは料理に自信あったんだけどなあ・・負けた
「ねえ、これって何か隠し味とかあるの?」
「ふふふ、それはね・・・・」
:
:
:
「ぷはー!あったかい。」
なんか今までやってたことをやらなくてよくなったらこんなに時間って増えるもんなんだ
ガラガラ
「か、母さん?!ど、え、な、なんで入ってくるのさ!」
「ちょっと洗面所の石鹸がきれたから借りに来ただけよ。それよりどうしてそんなに驚くのよ、
こっちの方がびっくりしちゃうじゃない」
「びっくりしちゃうって・・そりゃそうだよ!例え親子でも急に人が入ってきたら誰だって驚くよ!」
「…そんなものかしらねぇ。まあいいわ、お邪魔しました、きゃあ!?」
「うわあ!」
痛い・・うーん、あれ、どうして濡れているの?
「母さん!母さん!大丈夫!?」
急の事で流石のユイも何が起こったのか分からない。上半身、そして髪の毛が濡れていることから
どうやら何かに足を滑らせて湯船に突っ込んだらしい
「え…ええ。大丈夫よ」
「もう、びっくりしたぁ。案外おっちょこちょいなんだね。それより大丈夫?ずぶ濡れだけど…」
そうね、どうしようかしら・・・そうだわ
「ちょ、ちょっと母さんなにやってんの?」
「何ってこのままだと風邪引いちゃうでしょ?どうせ濡れてしまったなら
乾かすよりそのまま入っちゃった方が手間が省けるじゃない」
「だからって、そのまま入らないでなんか身に着けてよ」
「・・はあ、わかったわよ、じゃあちょっと待っててね。そうすれば背中流してあげる」
そう告げてユイは浴室から出てどこかに行ってしまった
「ほらシンジ、これなら大丈夫でしょ?」
「何が大丈夫なんだよ・・バスタオルを羽織っただけじゃないか」
「細かいことは気にしないの、そんなことよりもこっちへいらっしゃい。背中流してあげるわ」
「いいよお」
「なにを遠慮しているのよ、赤ちゃんのころは毎日隅まで洗ってあげてたのに」
きっとこれ以上何かを言っても言い包められてしまいそうなのでシンジはしぶしぶ浴槽から出て
ユイがぽんぽんと叩いた椅子に座ることにした
ゴシゴシ
「ねえ、シンジ…」
「ん?」
「大きくなったわね」
突然そう呟く
「私ね、ほら、ずっとエヴァの中にいたじゃない?あの中ではこの世界とは時間の流れが全然ちがうの」
「シンジにとっての10年も私にとってはほんの数ヶ月。だからね、なんだか私が何から何まで助けてあげて
いた息子がこんなに洗い甲斐のあるおおきな背中を持つようになるなんて何だか不思議な気分」
「最初はちょっとだけ、息子なんだけど息子じゃないのかもしれないような変な気分だったわ」
「・・・」 シンジは黙ってユイの言うことを聞いている。
ゴシゴシ
「でもやっぱりあなたは私の息子。しばらく一緒に過ごしてみてそう感じるの」
「何気ないしぐさとか、そういうのもあるんだけどそれ以上に何か上手く説明できない
けど感じるものがあるわ
ゴシゴシ
「ねえ、シンジ…」
「ん?」
「大きくなったわね」
突然そう呟く
「私ね、ほら、ずっとエヴァの中にいたじゃない?あの中ではこの世界とは時間の流れが全然ちがうの」
「シンジにとっての10年も私にとってはほんの数ヶ月。だからね、なんだか私が何から何まで助けてあげて
いた息子がこんなに洗い甲斐のあるおおきな背中を持つようになるなんて何だか不思議な気分」
「最初はちょっとだけ、息子なんだけど息子じゃないのかもしれないような変な気分だったわ」
「・・・」 シンジは黙ってユイの言うことを聞いている。
ゴシゴシ
「でもやっぱりあなたは私の息子。しばらく一緒に過ごしてみてそう感じるの」
「何気ないしぐさとか、そういうのもあるんだけどそれ以上に何か上手く説明できない
けど感じるものがあるわ
「そっか。」 シンジにお湯をかけるユイ
ザパーン
「はい、おわったわよ。」
「ありがと」
「じゃあ今度は私が流してもらう番ね」
「へ?だ、駄目だよ!」
「あら、どうして」
「だって背中流すんだったらバスタオルを取らなきゃいけないじゃないか!」
「ああ、そういうこと。。大丈夫よ。それともなに、見てみたいのシンジ?」
「そ、そんなこと一言も言ってな「なら特別に見せてあげましょうか」
「うわあ?!」
うにゅん?
投下してる人GJでつ
某所のコピペだけどな
「み、水着?」
「そうよ。だから最初に言ったでしょ、大丈夫だって・・ね?」
「まあそうだけど…でも、じゃあ何でビキニなのさ」
「いいじゃないそんなこと。それより流してくれるの、背中?」
「もう、わかったよ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
初めて見るユイの背中。
肌はとてもキメが細かく白く、ウエストもくびれている。
おまけに38歳なのに肌はもろともせずに水を弾いて玉を作っている。
少しの間見入ってしまうシンジ
じゃあ…いくよ」
「ええ」
(や、やわらかい・・)
「こんな感じでいい、かな?」
「ええ、ちょうどいいわ。案外上手なのね」
「あ、あり、がとう」
「?どうしたの、そんなにどもったりして。」
「へ?!そ、そんなことないよ!」
「そう」
実はユイの背中の感触にどきどきしていたシンジ。しっかり顔まで赤くしていた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ふわぁ〜。それじゃあ、もうねましょうか」
風呂を上がってから何をするでもなくうとうとしていたシンジもユイに
そう言われて一緒に寝床へ向かう
「あらあ、ちょっと。髪の毛まだ濡れてるじゃないの。しょうがないわねえ、こっちにいらっしゃい」
手にはバスタオルを持っている
そしてシンジも半分眠気まなこな目をしながらぼーっとした表情でユイの方へてけてけと歩いていく
「ふふ。ちゃんと髪の毛は乾かさなくちゃ駄目よ」
そう言いながらゴシゴシと拭いてやるユイと心なしか気持ちよさそうな顔をしているシンジ
「じゃあおやすみなさいシンジ」
「うん、おやすみ母さん」
深夜。ユイは目が覚めてしまった
うーん、ちょっと水分とり過ぎたかしら・・・
そう思い、隣で寝ているシンジを起こさないように注意しながらトイレに向かう
そして用を済ませたユイは行きと同じ様に少し気をつけて寝床に入る
「母さん?」
「あら・・起こしちゃった?」
微妙にバツの悪い顔をするユイ
「ううん、ちょっと前から起きてた。あのさ…そっちに行ってもいい?」
「?いいわよ」
横向きになって寝ている自分の背中から聞こえてくる声にそう答える
「ねえ、母さん。」
「母さんってさ、何だか不思議な人だよね」
シンジは目の前にあるユイの背中に向かってそう言う
「あら、どうして?」
「僕が母さんの顔を病院で最初に見たとき…この人があなたのお母さんよって
ミサトさんにそう言われてもなんかしっくりこなかったんだ・・」
「思ってたよりもずっと若かったっていうのもあったけど・・なんか大きくなった綾波に
見えて」
「・・・・・」
「前にリツコさんにね…母さんのクローンが綾波なんだって聞かされた事はあったんけど
実際に見てみると・・やっぱりなんだか・・ね・・」
「でも。話してみると思ってたより話しやすくて。」
「それから何週間か経って一緒に住もうって誘ってくれた」
微妙にバツの悪い顔をするユイ
「ううん、ちょっと前から起きてた。あのさ…そっちに行ってもいい?」
「?いいわよ」
横向きになって寝ている自分の背中から聞こえてくる声にそう答える
「ねえ、母さん。」
「母さんってさ、何だか不思議な人だよね」
シンジは目の前にあるユイの背中に向かってそう言う
「あら、どうして?」
「僕が母さんの顔を病院で最初に見たとき…この人があなたのお母さんよって
ミサトさんにそう言われてもなんかしっくりこなかったんだ・・」
「思ってたよりもずっと若かったっていうのもあったけど・・なんか大きくなった綾波に
見えて」
「・・・・・」
「前にリツコさんにね…母さんのクローンが綾波なんだって聞かされた事はあったんけど
実際に見てみると・・やっぱりなんだか・・ね・・」
「でも。話してみると思ってたより話しやすくて。」
「それから何週間か経って一緒に住もうって誘ってくれた」
「ええ」
「正直、嬉しかったっていうのも勿論あったんだけど、助かったってっていう気持ちの方が大きかったんだ」
「ミサトさんの家に居るのはもう限界だったし・・」
「だけど、こうやって一緒に住むようになって、色々話して」
「会ってまだそんなに経ってないけど。でも母さんは今までの誰よりも僕を見てくれた」
「だからっていうわけじゃないんだけどさ、一緒に住み始めてから毎日が嬉しいんだ」
「ありがとね、母さん」
「シンジ・・・」
それまでずっと話を聞いていたユイは振り返ってゆっくりとやさしくシンジを抱き締めた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ありがとう…」
対するシンジはきのうと同じ様にドギマギしているものの
どこかいつもと違う雰囲気をユイから感じ取っていた
「今までごめんなさいね」
「あなたについていてあげられなくて・・」
「か、母さん!?」
自分のパジャマがほんの少し濡れているのに気付き上を見上げるとユイが瞳を潤ませていた
「・・辛かったでしょう?長い間独りぼっちにさせて」
そう・・・ゲンドウさんに見捨てられて、呼び戻されてもいきなり
エヴァに乗せられて。親友も自分の手で握り潰して・・
それなのに私は、他の人に任せることができなっかったからとはいえ
取り込まれることも半ば予想できていたアレに乗った・・、
おまけに自分勝手な『人が生きた証を残したい』なんて理由でシンジの、
大事な息子のことを本当は考えていなかったかもしれないわ
「でも帰ってきてくれたじゃない」
「え?」
「僕、母さんが帰ってきてくれてすごく嬉しかった」
そう言いながらゆっくりユイの体に頭をうずめるシンジ
「きっとさ、いてくれなかったら・・アスカのことも駄目なままだったと思う」
「それにたしかに長い間会えなかったけど・・こんなにも僕の事真剣に考えてくれたの母さんだけだったよ」
「・・・」
「だからそんな悲しい顔なんかしないでよ。母さんは笑顔の方が似合うんだから」
「シンジ・・・・ありがとう…」
それまでユイの瞳にたまっていた涙が、ひとしずくの線になって顔の上を流れる。
しかしその表情は暖かく、カーテンの隙間から差し込む月の光とも相まって美しい、
シンジの心を根こそぎ持っていってしまう程のものであった
「ありがとう、シンジ」
もう一度強くだきしめて、おでこにそっと自分の唇を重ねる
「私は幸せ者ね。こんないい息子を持てたんだから」
「!?!?・?」
ようやくこちら側の世界に戻ってきた途端に今度はキスをされて思わず卒倒しそうになるシンジ
「わたし、帰って来れて良かったわ。これからもいっぱい仲良くしましょうね。」
「ね、シンジ。。。。シンジ?」
「え、う、うん!そ、そうだね」
「ふふ、顔赤くして。へんな子」
「それじゃあおやすみなさい」
「うん。おやすみなさい」
二人は寄り添うようにして仲良く眠りについた
一応これで終わり。途中さげれなくてスマソ
乙!
蛇足をつけてみる
「はい、シンジ」
「ありがと」
あの晩から数ヶ月、今日も普段通りの朝食
「美味しいよ」
「そう?よかったわ」
「それじゃいってきまーす」
「はーい、いってらしゃーい」
学校への途中、前方にアスカを発見する
「アスカ〜!」
「ん?…あら、シンジじゃない。今日は早いのね」
振り返るアスカに駆け寄るシンジ
「そうかな?あんまり朝は時計見ないからわかんないや」
「ふーん、前はあれだけ気にしてたのに…人間変わるもんねぇ」
「あれは、主夫してたからだよ。あの限られた時間で
皆を起こすのとご飯とお弁当作るのを一度に全部やらなくちゃいけなかったし」
「ふうーん」
「アスカこそ一緒に住んでた頃よりも早いんじゃない?」
「起きる時間が早くなったのよ」
「どうして?」
「ハア!?どっかの主夫がいなくなっちゃったせいでそれまでのを
全部肩代わりしなきゃいけなくなったからに決まってんでしょ!」
「はは・・そう言えばそうだったね(苦笑)」
「もう!ミサトはあの年になってもぐうたらだし。ホントお荷物よ!お荷物!」
「今朝も・・・・」
:
:
「シンジ〜!ご飯食べるわよ〜!」
「わかったあー、先に行っててー」
ヒカリがトウジとくっ付いたせいであぶれた二人は、
昼を屋上で一緒に摂ることが最近の習慣になっている。最初こそヒカリにふてくされていた
アスカだったが今ではまんざらでもない様だ
「じゃーん!どう?すごいでしょお」
「うわあ、ほんとだね」
アスカのお弁当に今日も感心しながら自分の包みも開ける
「うぐ…やっぱりやるわね、ユイさん」
:
:
「ねえ、あんた今週の日曜日ひま?」
「?まあ予定はないけど・・どうして?」
「ヒカリがさ、遊園地のチケット貰ったんだけど鈴原が部活の試合があるのよ」
「それで応援に行っちゃうとチケット無駄になっちゃうから私にくれるって・・」
「あんた、ぼけぼけっとしてるからどうせ休みの日もごろごろしてるんでしょ?
だから偶には外にも、って誘ってあげてんのよ」
「いいの?僕なんかで」
「ア、アタシがいいってんだから良いに決まってんでしょ!」
「そっか、わかったよ今週の日曜ね。ありがと」
ぐつぐつ。
結局一年中夏日なことに変わりないので冷たいものが食べたい
とリクエストしたが『そんなことではますますバテてしまうわ』というユイの半ば強引な
意見によって目の前のテーブルにはグツグツと煮えかえるキムチ鍋が陣取っていた
「シンジはお茶でいい〜?」
そう言いながらぱたぱたとスリッパの音を立てて台所の奥からやって来るユイ
「うん、ありがとう」
「はい、どういたしまして。それじゃあいただきましょうか?」
「ねえ今週の日曜日ひま?」
「うん?どうして?」
「じつはねえ、家の衣替えも兼ねて一緒に家具を見に行きたいのよ」
「そうなんだ。うん、わか・・・あ・・」
頷き掛けて急にアスカとの約束を思い出すシンジ
「どうかしたの?」
「・・うん。実はさ、今週の日曜は友達と遊園地に行く約束してたんだ」
「あら、そうなの。誰と行くのかしら?」
「ひょっとしてアスカちゃん?」
「な、なんでアスカが出てくるのさ!!」
「そりゃあそうよ、それ位の歳の子の誰が男だけで遊園地に行くって言うのよ」
「うぅ…そうだよ、アスカと行くんだ。だから悪いけど一緒には行けないよ!!」
「び、びっくりするわねえ。分ったわじゃあ私独りで行ってくるから貴方はちゃあんとエスコートしてあげるのよ」
「もう、わかってるよ。じゃあいただきます」
「はい、どうぞ」
うーん、なんでだろ。やっぱり美味しいや、市販のものしかつかってないんだけどなあ・・・
「母さん、お風呂上がったよー」
「わかったわー」
何やら最近始まったドラマに夢中でシンジの言ったことには上の空のようだ
そんなユイからテーブルに目を移すとなんと万札が2,3枚無造作に置かれているではないか
「シンジー、それデートにでも使いなさーい。」
後ろに目がついているかの様な絶妙なタイミングで話しかけるユイ
「え、でも・・なんでこんなに・・・??」
そう言ったがもうドラマに見入っていてシンジのことは殆ど聞こえてないようだった
「わかった。ありがと母さん」
それ対してもユイはテレビに視線を向けたまま手で答えるだけであった
多少の違和感を抱えながら寝床に向かう途中唐突に
『ユイさんは世界でも有数の名家のお嬢様なのよねえ』
母がサルベージされた頃ミサトに何気なく言われた一言が思い出された
日曜日
「それじゃあいってくるね!」
「はーい、いってらっしゃい」
「ちょっとお!、お・そ・い・じゃ・な・い!バカシンジ!」
「なんだよ、たった3分遅れただけじゃないか」
ジロリ
「なによ、口答え?!」
「い、いやそうじゃないけど・・・」
「ふう、まあいいわ、ほら行くわよ」
以下シンジとユイが子作りに励む流れに変わります
↓
985 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/29(金) 21:42:23 ID:y0SxatTN
また続きは需要があればそのうつ書いて投下汁よ
できればユイさんが天使と小悪魔の顔を使い分けてシンジをラブラブに喰い倒す奴を一つ。。。