荒らしがいないらしいので
LASやLRSにちょっかい出すようなことを初めて書く。
これを言うと荒れるかもしれないので恐ろしいのだが、あえて書く。
あの映画で多くの命が奪われ踏みにじられていく中
シンジとかアスカとかが助かって(幸福が戻ってくる)状況が、
俺には全く理解できない。
だからエヴァのゲームにはエヴァ2も含め一切手をつけない事にしている。
庵野があれをハッピーエンドと言い切るのを周囲が盲信することや
終局→LASやLRSという流れにものすごい吐き気を感じるんで。
エヴァヲタには安直な絶望の中の陶酔ではなく
絶望と向かい合う姿勢…が欲しい。
世界は滅びるけどアスカとシンジは助かる?何か都合良くないだろうか?
たとえ子供でも災厄が来たら当事者は助からないのが普通じゃないだろうか?
女の子カヲルスレの娯楽モノや腐女子系スレのネタFFでなく
シリアス系としてLASやLRSを捉えるんだったら
世界は助かるけどアスカとシンジは
老人たちやゲンドウと刺し違えて助からない、とか
あのまま二番目の綾波のように、
全力に戦って死んで誰一人転生も出来ず
「これでいい」「やるだけやったんだからな」と
満足して玉砕した方が美しくないか?どうなんだろう。
あの時のシンジとアスカは老人たちの集団自殺に巻き込まれ
人類はゼーレに完全敗北して災厄を止められなかったのだし、
シンジすら自分の失態に逆切れしてアスカを殺しかけてる。
その後の世界が都合良く再生するなど俺には信じられないし、
二人や綾波の生活は陰惨な世相と荒廃した人心の中、
苦悩の地獄の連続のはずだ。
主要人物たちは下層階級の一般人の恨みや陰湿なリンチをかわしながら
今のホリエもんのように敗北をかみ締めて生き続けるような…
戦争後のイラクのような世界になるとしか思えない。