だからみんな死んでしまえばいいのに…
>>113 厨房はここの住人のことだ
いつまでたってもスルーを覚えない奴等は馬鹿なんだよ
JA時田…削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除削除
JA時田全員集合して1000まで埋めてみれば?
133 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/06(木) 18:51:43 ID:WWIv5JU8
次の投稿はいつなのか(´ω`)きになる。
>>133 sageろっちゅうに。荒らさせる原因誘発しつつ催促するって…
すまぬ。つけるの忘れてた(´ω`)
今のネタ終わったら
シンジ&ゲンドウ ⇔ ライト&総一郎
ってどうよ?
>>136 キミが書けばいいじゃない。
期待してまってるお
後者はつまらなそう
ならLをからませたいな
糞スレあげ
やっぱ竜崎&綾波の長編が見たい。
でも、そうなったらニア&メロ登場前に月が負けるんだろうなw
141 :
1:2006/07/06(木) 23:59:42 ID:???
静寂の中、相沢達は月を睨み付けている。
月は余裕に満ちた表情でそれを受け流すと、再びニアの方に顔を向けた。
「……さて、話の途中だったな」
「………身柄の解放に伴う条件……ですか」
「ああ。僕の顔がお前に知られてしまった以上、ただ逃がしてくれと言うだけじゃ、何の意味もないからな」
「………では、どうしろと?」
「まず……SPK、日本捜査本部は本日付で解散。今後一切……公的にも私的にも、キラ事件の捜査を行わない」
「 ! ……………」
「次に、現在相沢が身に着けている……僕に所有権があるノート」
「……………」
「あれは、僕がもらっていく」
「……………」
「もう一冊……今お前が持っているそれは……そのままお前が持っていていい」
「……………」
「僕は極力、お前とは対等な立場に立ちたいと思っている。その前提として、互いにノートを持ち合うことは必須だからな」
「……………」
ニアは沈黙を保ったまま、月に鋭い視線を投げ掛けている。
月はニアの表情を見据えながら、少しばかり思考を巡らせた。
(ニアはここに来る前に、既にノートを手にしていた……)
(切り離したページでも殺せるという可能性に気付いていた以上……もう何枚か切り取っていると考えてまず間違いない)
(ならばここで『二冊ともよこせ』と言ったところで意味がない……それならむしろ、譲歩したように見せた方がやりやすい)
142 :
1:2006/07/07(金) 00:01:43 ID:???
月は話を続けた。
「大体読めてきたか? ……僕の意図が」
「…互いにノートを持ち合うことで、互いに互いをいつでも殺せる状況に置く……
しかし互いのノートが、それに対する抑止力として機能する…」
「そういうことだ。もし僕がお前を殺せば、他の者が僕の名前をノートに書けばいい。
逆に、お前が僕を殺そうものなら、Aがお前の名前を書く」
「……………」
「いい案だろう? ……もちろん、その為にはお前の写真をもらっておく必要があるが」
「いや……待て」
二人のやり取りに、相沢が口を挟んだ。
「君は既に、ここに居る全員の顔と名前を知っている」
「……それがどうかしたか?」
「つまり……君が我々全員を一気に殺してしまえば、君の名前を書ける者はいなくなる」
「……そんなことはどうにでもなる。切り離したページに僕の写真を添え、
僕が顔も名前も知らない、信頼できる第三者に託しておけばいいだけのことだ」
月は軽く溜息をつきながら言った。
(……ニアのことだ、あえて言わずともそこまでのことはするだろうが…)
(しかし現に人質を取られているのは相沢達……こいつらさえ納得させれば、ニアも強硬な手段には出られない)
(ここで大事なのは信用させること……)
(まあまがりなりにも、五年以上も行動を共にしていたんだ……
こいつらの程度など十分わかっている。……今更丸め込むことなど造作も無い)
143 :
1:2006/07/07(金) 00:03:06 ID:???
相沢の方を見ながら、月は続けた。
「今、僕が言ったことに従ってさえくれれば……お前の家族が死ぬことはない」
「………………」
「……考えてみろ。この条件で、僕を約束を破るメリットは何も無い。僕だって―――……自分の命は惜しいからな」
「………………」
「互いの命を縛る鎖を互いに握り合う。そしてその鎖が互いの命綱にもなる。これはそういう取引だ」
「………………」
相沢は答えを出しあぐねているようだった。
「まあ……どのみち十日は待たなければならないんだ。今すぐ結論を出す必要もないさ」
月は再び、ニアの方へ振り返る。
「それまでは……監禁でも軟禁でも、好きにすればいい。もちろん、この場で条件を呑んでくれても構わないが?」
「……私はまだ、あなたが苦し紛れにハッタリを言っているだけ、という可能性も捨てていません」
「まあ、そうだろうな」
「ですが……現時点であなたの言葉の真偽を判断する材料も無い」
「では……どうする?」
「とりあえず……あなたの言うように、十日間は…あなたを私達の監視下に置くことにします。いいですね?」
「どうぞ、ご自由に」
月は手振りを付け、少しおどけて言ってみせた。
「……では、場所を移しましょう。我々SPKの捜査本部へ。日本捜査本部の皆さんも、ご同行願います」
ニアの言葉に、相沢達は無言で頷いた。
あげてみる
145 :
1:2006/07/07(金) 00:04:28 ID:???
ようやく倉庫を脱出できました。
もう暫くはこんな感じの話が続くと思います。。。