新世紀シャナゲリオン

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91名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 14:48:54 ID:+fROkj81
>>100
は君に譲るよ
お  め  で  と  う
92名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 14:51:20 ID:???
>>1より
>>100のほうが生きる価値あり
93名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 14:52:39 ID:???
>>100
オメ!
94名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 14:54:10 ID:???
>>100、お前は生きろよ!鬱なっても死ぬな!!!
95名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 14:56:34 ID:???
>>100お前が大好きだよ
96名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 14:59:39 ID:???
>>100なんか電車男みたいなレスがいっぱいだな
ま、とりあえず>>100オメ!
97名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 15:00:08 ID:???
>>100は神だよ…
98名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 15:01:02 ID:???
>>100オメ!
99名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 15:02:14 ID:???
↓神
100名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 15:22:39 ID:???
               .「\                 /`ヽ、                    /7
                ヽ \     二立コヒ二┼‐┼‐┼ _ヒゝ ニニ!           / /
                ヽ  ヽ      ニフK_ノノ〒 |__二二,ノ| |ヽ|__、          /   /
                 ヽ  ヽ  、、           |  |      | 〉,、          /   /  _
             、   ヽ  ヽ ヾ\ ̄\      .|  .|       | || .〉         /  ./ / _,.ゝ
   \`''‐- 、、._    \ー、_ゝ ヽ_ゝ\\ /       | └――ーi| || | l 、、      /  /ι-'''"    _,. ‐--ァ
     \    `''ー- 、\  ____   \!        | ┌一'> 」 || | |  |  ___/ /'''''7 _,. -‐''"_,.-‐''"
      `''ー、       \\ \    ヽ   |  |二ニヽ ! ./  /  /|_〃.| |  |  |     _,.-‐''ン''"_,..-‐''"
         `''ー"< ┌" .\ \   ヽ   |___    V   | ./ 「 .| |  | /  / ̄/  >  `‐''"
             ヽ ヽ__\ ,|   ヽ ┌‐ァ /_,..-‐''"> | ./  \/ /  ノ / <"  / ,/
        / ̄ ̄ ̄   _,,....ゝ `    ヽ  ! 「、"< _,.-''"  .|./    ,/ ,/ /,/  / /
        /_,,...--一'''''"´          ヽ | レ   `''     .l/     / ///   //
      "´                  ヽ|              //  ̄    `
101名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 23:57:27 ID:???
>>54のつづき
現に、この祭りも県、地元署、箱根会の三人四脚で運営している。
今回、俺たちは箱根会の冬月会長直々の命令で、出店の不正行為取り締まりをしているのだ。
上納金を納めず、断りもなく勝手に店を出したり、客を脅して品物を売りつけようとするような悪徳業者がいれば、
即座に追い出し勧告を出す。従わない場合は警察の手入れ要請をする。
どちらかというと、箱根会はクリーンなイメージがつきまとっており、地元でも悪評は少ないほうだ。
やはり、インテリの冬月会長が采配を振るうだけに、暴力に訴えて解決することは慎め、というのが暗黙の了解となっているからだろう。
もう、祭りの用意が町では始まっている。

それから2週間ほど経ったある日。「兄貴!!」金城が息を切らして駆けつけてきた。
「どうした、顔色が悪いぞ。食当たりか?」俺は軽く受け流した。
もちろん、これほど重大な事態は、思ってもみなかったからというのは、言うまでもない。
金城はしばらく間を置いて、「箱根会の冬月会長が・・・・・殺されたんです!!」
怒ったように吐き捨てた。
「冬月会長が・・・・・殺された!?」俺はしばらくの間、物も言えなかった。
曲がりなりにも箱根会三代目として、あのでかい組と、四万三千人の極道を支えてきた大人物だ。
箱根会は土台を、柱を失った。次の会長は誰か・・・・・!!
窓の外に降りしきる雨の音をそれとなく聞きながら、俺はぼんやり考えていた。
102名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 23:58:47 ID:???

「・・・・車はスカGだそうです。」俺は、六分儀組長と差し向かいで、金城から聞いたことをつぶさに語った。
冬月会長は、散歩中に車から撃たれて死んだ。夜だったのであまり分からなかったが、
撃った車が走り去ったのを近くの住人が見ていた。テールランプの特徴的な形から、
日産のスカイラインだろうと思われている。この車は、箱根会の極道が好んで乗る車の一つだ。
「目星を付けるなら・・・・木元組か田山組の若衆だろうな。」組長は思い当たるふしがあるらしい。
木元組は、木元一史(きもと・ひとし)組長が切り盛りする、四百人程度の組だ。
木元組長は、先代の箱根会会長・池山会長のころから幹部をしている古顔だ。
冬月会長の代になってから、自分の組を与えられて羽振りがよくなっている。
一方の田山組は、千葉から移ってきて箱根会の傘下に入った新参者だ。
だが、田山龍太組長をはじめ、幹部衆も冬月会長の世話があったからこそ、今の立場にいられるのだ。
結局、どちらを取っても冬月会長を殺害する動機はないのだ。
では、真犯人がいるのか?ここに至って、『第三の組』の存在がクローズアップされつつあった。
103名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/11(木) 01:16:42 ID:???
;゚д゚)<死ねばいいと思うよ!!

                       Σ(゚Д゚;ヒデェ!!
104名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/11(木) 23:47:04 ID:???
めんどうなんで、途中すっ飛ばして肝心のところだけ言う。
「フリアグネの汚いやり方」より、「悠二、怒りの咆哮」

あらすじ
シュドナイの罠に陥ったシンジの救出に成功した悠二とシャナ。
だが、その隙を突いたフリアグネは、ファントムの支援を借りてさらなる作戦を実行しようとしていた。
第二の魔の手が六分儀組を、そして悠二を襲う・・・・・

シュドナイから斬り落とした俺の左腕は、翼手の腕だ。
その気になれば、人間ぐらいは絞め殺せるだろう。
あの切り裂きディーヴァと対等に戦える自信はないが、
フリアグネぐらいならなんとかなるだろう。俺は根拠のない自信に突き動かされ、ひたすら走った。
「港にある、空家の高層ビルだ!!そこの屋上にフリアグネがいるはずだ!!!」
一応、金城を先に向かわせておき、俺はシンジとシャナの二人だけを連れ、後から合流するつもりだった。

「悠二、電話だ。金城から。」シンジが携帯電話をすばやく渡す。
俺は半ばひったくるように受け取り、電話に言った。
「金城、そっちはどうだ?」
『兄貴・・・・ファントムの部下が裏口を固めてます・・・・早いこと・・・・・』
電話が切れた。俺たちは、地下からエレベーターで一気に三十階の屋上まで上った。
エレベーターが動いているのが、待ち構えているような不気味さをたたえていた。





105名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/12(金) 00:05:26 ID:???
俺たちは、屋上に出た。
シュドナイと愛染の兄弟、そしてフリアグネ連合の構成員が現れる。
「ふっ・・・・また会ったな、六分儀組舎弟頭・坂井悠二!!」
シュドナイが貫禄のある声で叫ぶ。俺は軽く受け流し、返した。
「因縁めいた話だが・・・・・ここで終わらせるぜ。」
シュドナイは少し黙ったが、一拍おいて「そうだ。貴様にいいみやげがある、持って行け。」
フリアグネ連合の構成員が、何かを投げ捨てるように突き倒す。
既に殺された女の死体が、地球の重力に従って難なく倒れ伏した。
「一美・・・・・・」俺は、見事にはめられていたのだ。奴らはシンジを殺すつもりなどさらさらなかった。
シンジを殺すと見せかけて俺をあぶり出し、その隙を狙って、
俺がディーヴァの紋章を預けた一美を殺し、ディーヴァの紋章を奪還しようと考えていたのだ。
シュドナイは、俺の怒りに火をつけるかのように、さらに続ける。
「お前の部下、金城も今ごろはあの世行きだろうよ・・・・・」
俺は、夜の空に怒りの咆哮をぶちまける。「うおぁぁぁぁぁぁ!!!」
刀を抜き、正面の敵に斬りかかっていった。
106名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/12(金) 00:38:14 ID:???
なんかblood+みたいなの!
107名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/12(金) 23:39:27 ID:???
自作自演も疲れるぜ
  ∧_∧ フー
 (゚Д゚Λ)_Λ
 ( ̄⊃ ・∀・))
 | | ̄| ̄
 (__)_)

な、なに見てんだ
  ∧_∧ ゴルァ!
 ( ゚Д゚Λ_Λ
 ( ̄⊃ ・∀・))
 | | ̄| ̄
 (__)_)
108名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/13(土) 18:55:52 ID:???
>>105のつづき
敵は五十人ほどいるようだ。圧倒的に不利な状況である。
俺たち三人は、群がるフリアグネ連合の構成員をかたっぱしから斬り捨て、
少しでも有利な戦況で戦おうと考えた。
数分でザコを殲滅し、いよいよ宿敵・シュドナイとの全力勝負が始まる。

「ふっ・・・・・なかなかやるようだな。さすがは六分儀の懐刀を自称するだけのことはある。」
シュドナイは、まだ余裕を残しているらしい。
自分の配下は全滅し、数のうえではアドバンテージを失ったというのに、だ。
「手加減はしねぇ・・・・・決着を付けさせてもらうぜ。」
超合金の刀・卍蔓の威力を発揮するときだ。
日が沈みかけた夕方の空を背景に、
かすかに海の香りがする風が、高層ビルの屋上に吹きつける。
「あはは、みつけた。『にえとののしゃな』!!」
場に似つかわしくない、甲高い笑い声が沈黙を破る。
シンジがそれを聞いてチッと軽く舌打ちをする。
「・・・・黙ってすっこんでろ、さまないと首が落ちるぜ。」
俺は左右の二人に目配せをしながら、命令を出す。
「シャナ、あのいまいましいガキを倒せ。シンジはもうひとりの奴をやれ。
・・・・俺はシュドナイと決着(ケリ)をつける!!!」
第2ラウンド開始。ついに、宿敵・シュドナイを倒すときが来た!!!
109名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/13(土) 20:51:13 ID:???
訂正
「さもないと」は「さまないと」の間違いでした。
訂正いたします。
110名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/13(土) 20:54:15 ID:???
シャナってまんまアスカじゃん。
111名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/13(土) 22:30:45 ID:???
指定暴力団箱根会直系、六分儀組舎弟頭・坂井悠二。
書いてみると、意外に長い肩書きなんだよなー。
112名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 00:32:59 ID:???
;゚д゚)<死ねばいいと思うよ!!

                       Σ(゚Д゚;ヒデェ!!
113名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 01:05:59 ID:+PAT0zTC
まじチンコかゆい
114名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 22:29:18 ID:???
                                                /;;∨
                     __  __                    /;;;;/
                   / >=..'' :. :. :. :. `:丶.、                  /;;;;/
                    /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.丶、           __/;;;;/
                   /:. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.\         ィ┴-ミ`ヽ,
                     /:. /:. /:. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.ヽ      f二二、丶、  |
  ディーヴァ、            |:.//:. /ヽ/:. :. :. :. :. :./:. :. :. :. :. :. ヘ.     r‐、>、 \.  ソ
                      |//:. /:./_ヽ:. :. :. :. :/:. :. :. :. :. :. :. :. :.',    | ' /;;;;7   ノ
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115名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 22:30:42 ID:???
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116名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 22:32:42 ID:???
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               i::::}^仏  -==、|:::/:::::::::::::::;'
                V ¨   ´癶. ノイ::::::i:::::リ:/__,,,.
                .i ,′   じ'^/ィ:;ムi从i//ムフ
                ヘ. h       /'fフノ/ 'ィ /
               /:::ハ.f゙      _、.. イ、/ /./
            / ̄ ̄/ゝ―.‐  ´/   /  ' /
              , '    //   }   ヽ     /、_
          /  i: . //\      }   r'/: :_: :`ヽ.
         .イ  . |:/i i   \      |   「/: : :  ハ
      , -‐'   :j :゙l i i        |   |: : :    |
       {    :/: :ノ i i        |  |   .    |
      V    ' : /  、ヽ        _j    、 . :   |
       ゝ   :| /    ` ニ'.‐――'/|    ∧/:    |
      ノ   : . :,':     ,;;;;   ̄ ̄  : |  / |:   : ,'
     /   . : :{: . i  ,;;'       / ̄   八   :/

                        はぁ!?聞こえなかったけど!!!
117名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/17(水) 18:17:29 ID:???
|  >>1をお迎えに上がりました
\__  _________
     V
              凸\_________/,凸、
           ノ´⌒`ヽ三三三三三三三i三.ノ´⌒`ヽ、
         [二ノ´金`ヽ二]二二二二二二i仁ノ´劵`ヽニフ
           ,.-┴―┬┴┐鬨鬩鬨鬩鬨鬨鬩鬨
            /ΛΛ // Λ||L匳匳||卅||匳匯||匳||
        /_(゚д゚_//_゚Д゚,,)| |丗卅丗卅丗卅丗卅丗
  _,,,.-―''''"_,,,.-―''''"|コ ̄ ∪i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 i゛(}[王i王]I()0コ ―― |―――=|――――――――――〕
 |_∈口∋ ̄_l_l⌒l ノ       ノ      ___l⌒l_ソ
   ̄ ̄`ー' ̄ `ー' ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄`ー'   `ー'
118名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/18(木) 22:54:09 ID:???
                         __  __                    /;;;;/
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                     /:. /:. /:. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.ヽ      f二二、丶、  |
                    |:.//:. /ヽ/:. :. :. :. :. :./:. :. :. :. :. :. ヘ.     r‐、>、 \.  ソ
                      |//:. /:./_ヽ:. :. :. :. :/:. :. :. :. :. :. :. :. :.',    | ' /;;;;7   ノ
                       |:./l:/イオ:. :. :. /:. :. /:. :./:. :. :. :. :.:.|    ヽ./;;;;/z=‐イヘ
                     /|/:/ ヾ''  ̄/>:.、:. :. :./:.:.:. :. :. :.:.:.|    /;;;;/_/; ; ;;|
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119名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/19(金) 00:46:05 ID:???
>>1








糞スレたてんな死ね
120名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/21(日) 23:09:16 ID:???
>>108のつづき
シュドナイの武器『神鉄如意』は凄まじい勢いでコンクリートの外壁を叩き壊し、俺のほうに迫ってくる。
あの武器こそ、かつて俺の手を石化させ、瀕死に追い込んだ悪魔の槍だ。
敵ながら、奴の槍さばきは高く評価したいと思うぐらいだ。なんたって、この俺が追い込まれかけてるぐらいだからな。
「そうだ・・・・そうこないとやりがいがねぇな!!ガゼン熱くなってきたぜ!!!」
俺は気を張って、敵の一挙一動に集中している。風のように速く、氷のように鋭い敵の攻撃をかわしながら、隙を見出すためだ。
だが、それでも気のゆるみがあったことは否めない。なぜなら―――――――
「悠二!!」シャナの叫び声で俺は我に帰り、とっさに体をひねって敵の攻撃をかわした。
シャナが気づいてくれなかったら、俺は今ごろあの槍で突き刺され、あの世行きになっているところだった。
半人半獣の翼手『シュヴァリエ』といえども、不死身ではない。
翼手殺しの武器「徒の宝具」によって傷つけば、確実に死ぬ。
俺は心の中でシャナに礼を言いながら、再びシュドナイに向かっていった。
遠くで、シンジが何か叫ぶのが聞こえた。「決まったぜ、敵をやった!!」
俺は視界の端に、ライトで照らされた屋上のコンクリートに叩き付けられたシンジの敵―――――――――
『愛染他』ティリエルが倒れ、動かなくなるのを捉えた。
「行くぜ・・・・・あいつが勝ったからには、俺も負けちゃいられねぇ!!!」
121名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/22(月) 18:03:30 ID:???
;゚д゚)<死ねばいいと思うよ!!

                       Σ(゚Д゚;ヒデェ!!
122碇の息子:2006/05/22(月) 18:08:08 ID:7mohTYH7
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123名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/22(月) 18:40:18 ID:JQEqnJzb
何この痛い1は?
124名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/23(火) 21:41:11 ID:???
>>120のつづき
そして、俺は再びシュドナイに立ち向かっていく。
奴もそろそろ苦しくなっているようだ。
3対3の戦いを3対2に持ちこまれ、おまけにシンジの掩護射撃を受けているので、
実質的にはソラトVSシャナ、俺+シンジVSシュドナイの図式が成立しているのだ。
シュドナイは、ついに隙を見せた。もっとも、俺たちですら予想もしていなかった展開ではあるが。
「兄貴!!」非常階段から、金城が現れた。そこに気を取られたのだ。
俺はすかさず、シュドナイの腰を薙ぎ払った。だが、奴は身のこなしも素早く、隠し持っていた拳銃を発射した。
「おのれ、よくも邪魔を!!」拳銃の発射音と同時に、金城が倒れた。
怒る気もしなくなった。一美が殺され、今また金城が撃たれたというのに、だ。
頭の芯が冴えわたり、視界がくっきりと見えた。一呼吸置いて、言う。
「シャナ、交代しろ。お前がシュドナイを殺れ!!」
一瞬の間隙も見せず、俺とシャナはポジションチェンジする。
俺は、左腕の封印を解いた。坂井悠二という一人の人間を、シュヴァリエたらしめる悪魔の封印を。
「シュヴァリエ、きみも地獄におとしてあげるよ。吸血鬼(ブルートザオガー)でね!!」
奴は身のこなしをもすばやく、剣を振りかざして迫る。だが、所詮俺の敵ではない。
俺は剣を弾き飛ばすと左腕を伸ばし、奴の白い喉をつかみ上げ、思い切り力を込めた。
「く・・・・くくっ・・・・・!!」奴は声にならない叫び声を上げた。
それが、『愛染自』ソラトの最期だった。俺は何のためらいもなく、屍の頸を折った。
死体を投げ捨てると、即座に奴の剣を拾う。なるほど、なかなかいい剣だ。
剣を拾い、あらためて振り返る。シュドナイがふらつくのが見えた。
シャナが叫ぶのが聞こえた。「悠二、とどめを!!!」
全身に力がみなぎってきた。今しがた奪い取ったばかりの剣を、シュドナイの心臓めがけて投げつける。
剣はあやまたず、シュドナイの心臓に突き刺さった。
125名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/23(火) 21:56:39 ID:???
;゚д゚)<死ねばいいと思うよ!!

                       Σ(゚Д゚;ヒデェ!!
126名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 17:11:50 ID:???
>>124のつづき
「バカな・・・・この私が・・・・!!」
シュドナイは後にのけぞると、バッサリ倒れた。
「やっと、だな・・・・・」俺は流れ落ちる汗を手の甲でぬぐい、
倒れているシュドナイを一瞥する。
わずか数十分で、高層ビルの屋上は凄惨な死体置き場と化していた。
そのうちの一人に、近づいた。
「・・・・・・一美。」俺が奪い取ったディーヴァの紋章を、きれいな宝石だと言った。
南関東でも名の知られる極道であり、翼手の血が流れる「シュヴァリエ」。
この十年そこらかで、俺は豹変してしまった。だが、一美にとっての俺は、六分儀組舎弟頭でもなければ、シュヴァリエでもない。
一人の人間としての俺を、理解してくれていたのだ。
俺は、あらためて一美の死に顔に目を落とす。生きていたときとほとんど変わらない。今にも起き上がってくるのではないかと錯覚するほどだ。
だが―――――――――それは起こりえないことだ。
127名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 17:12:42 ID:???
唯一の救いは、心臓を突き刺されていたことだろう。死の苦しみを味わうことはなかったわけだ。だが、そうでない者は・・・・・
俺は表情を翳らせ、金城のもとに駆けつけた。
「金城!!」俺はいてもたってもいられなくなり、叫んだ。
「兄貴・・・ヘマやっちまいましたよ・・・・・らしくないぜ・・・・」
肝臓を撃たれたらしい。どす黒い静脈血が流れ出した。弾は貫通しているので、かろうじて助かるかもしれないが・・・・
「金城、しっかりしろ!!」シンジも近くで呼びかけるが、反応はない。
シャナは少し離れて、心配そうな面持ちで見守っている。
「ゆかりさん・・・・でしたっけ・・・・・」シャナはふいに名前を呼ばれ、振り向いた。
「ディーヴァの奴は紋章を奪って・・・・・フランスへ帰ろうとしてるみたいです・・・・・・
日本(こっち)にいる間に・・・・やっちまって下さい。」
シャナは力強くうなずいた。
金城は肩で息をついて、「すまねぇな、咲耶。できればお前のいるところで死にたかったけど、ヤクザは・・・・自分の家じゃ死ねないからな・・・・・
剛志・・・・健介・・・・間違っても、俺みたいなヤクザになるなよ・・・・・」
そこで言葉を切った。俺は、今死のうとしている金城と、世にいう富豪どもと、どちらが幸せか考えていた。
確かに、不慮の死ではあったが、仮にも舎弟頭補佐という地位まで登りつめたのである。たった二十六年の人生ではあったが、
金城のほうが、ある意味恵まれてたのではないだろうか・・・・・
「兄貴・・・・・須藤さんには連絡とってありますんで・・・・・ディーヴァを・・・・・」
その先は続かなかった。六分儀組舎弟頭補佐・金城、死す。二十六歳。
鉄の街は、相変わらず無表情だった。



128名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 17:17:14 ID:???
「・・・・・帰ろう。ここには、何もない。」
長い沈黙の後、シャナが一言、言った。
俺とシンジはうなずいて、ヘリコプターを始動させた。
ゆっくりプロペラが旋回し、ヘリは飛び立つ。
高層ビルはやがて小さくなり、夜の街に消えていった。
129名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 18:09:27 ID:???
;゚д゚)<死ねばいいと思うよ!!

                       Σ(゚Д゚;ヒデェ!!


130名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 23:02:22 ID:???
指定暴力団箱根会系

坂井悠二(さかい・ゆうじ)
本作の主人公。箱根会直系・六分儀組舎弟頭で、
南関東では名の通った極道である。
宿敵・シュドナイとの戦いにより相討ちになるも、
切り落としたシュドナイの左腕を、崩壊した自分の左腕に接ぎ、人を超えた存在『翼手』になる。
そして、翼手殺しの剣士『フレイムヘイズ』のシャナや六分儀組の面々とともに、
翼手の指揮官であるシュヴァリエや、『紅世の徒(ぐぜのともがら)』との戦いを開始する。

碇シンジ(いかり・しんじ)
本作の準主人公レベルな人物。箱根会直系・六分儀組の若頭で、
組長・六分儀ゲンドウの養子でもある。熱くなりやすい性格だが、
刀を使えば右に出るものはいないほどの強さで、シュヴァリエとも渡り合えるほどである。

金城(きんじょう)
箱根会直系・六分儀組舎弟頭補佐。悠二の頼れる弟分である。
六分儀組幹部の中では最年少の二十六歳だが、結婚しており、子供も二人いる。

六分儀ゲンドウ(ろくぶんぎ・げんどう)
箱根会直系・六分儀組の二代目組長。
伯父の跡を継いで二十七歳で組長になり、二十年以上も組の大黒柱として、勢力を維持してきた人物。
最近は持病の糖尿病により、一線引退の危機に陥っているが、依然、組長の座はゆるぎない。
側近・悠二と養子・シンジに全幅の信頼を置き、自分亡き後は二人に組を任せようと考えている。

131名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 23:04:04 ID:???
城ノ宮浩一(じょうのみや・こういち)
箱根会直系・城ノ宮組組長。新興勢力の最高司令官として、箱根会内部での発言力を強めていく。
悠二とは中学時代の親友であり、お互いに手の内を知りつくしている。
もとは六分儀組に協力する勢力だったが、反旗を翻し、六分儀組との対立を深める。
さらに、箱根会会長の座をも狙っている。その野望は果てしなく続く。

金丸肇(かねまる・はじめ)
箱根会直系・城ノ宮組若頭。
城ノ宮の弟分で、悠二とも親交のあった、礼儀正しい極道である。
銃器を愛し、とくにマシンガンを好む。

新堂章(しんどう・あきら)
箱根会直系・城ノ宮組若中。
冷酷非道な性格で、箱根会乗っ取りの画策で中核を担う、組の参謀格。

冬月コウゾウ(ふゆつき・こうぞう)
箱根会三代目会長。二十年間にわたって箱根会の頂点に君臨し、
四万三千人の極道を率いる、南関東の重鎮。
事業家だった父の死後、莫大な遺産を受け継ぐと、経済力を背景に味方を増やし、
勢力を拡大し続けた。かなりのインテリで、粗暴なやり方を嫌う。極道としては異色の存在である。


132名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/25(木) 16:39:38 ID:???
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              ヽ::::{\      ャ‐、         jl:/::/:/ ″
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                     ヽj父rー<: : : : : : : {::l) ヽ、
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133名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/25(木) 23:45:10 ID:???
『狩人』フリアグネ
『紅世の徒』を指揮する、フリアグネ連合の会長。
右手に仕込んだハンドガンで敵を打ち倒し、刀で切り裂くという戦法を得意とする。
冷酷極まりない性格で、手段のためには目的を選ばない。
骨董品集めが無上の趣味で、シュヴァリエの指揮官・アンシェルに
秘蔵のワインを売ってくれるように交渉したことがある。

『千変』シュドナイ
フリアグネ連合の戦闘隊長。悠二の宿敵でもある。
典型的な武闘派で、必殺の槍『神鉄如意』を振るって戦う。
かつて、悠二と相討ちになった際に左腕を切り落とされたが、再生している。
プラチナブロンドの髪をオールバックに束ね、サングラスに背広という、
二枚目気取りの男である。背中に虎の刺青がある。
なお、シュヴァリエのメンバー・ファントムの弟である。

『愛染自』ソラト
シュドナイの知り合いである殺し屋『愛染』兄妹、その兄である。
妹・ティリエルとのタッグを組んで、フリアグネ連合の作戦に協力する。
普段はおとなしい青年だが、戦いになると人格破綻を引き起こし、
大剣『吸血鬼(ブルートザオガー)』を振るって戦う。

『愛染他』ティリエル
シュドナイの知り合いである殺し屋『愛染』兄妹、その妹である。
兄・ソラトとのタッグを組んで、フリアグネ連合の作戦に協力する。
武器はないが、素手で人間を絞め殺すほどの力を持っており、実は兄より強いのが自慢。

134名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/26(金) 00:26:02 ID:???
ファントム
ベトナムにあるフランス人学校の理事長で、地元屈指の富豪だが、その正体は血に飢えた『翼手』である。
翼手の指揮官『シュヴァリエ』のメンバーであり、フランスの製薬会社社長・ソロモンとは旧知の仲。
一見残虐そうに見えるが、本来は、音楽や漢詩を愛する風流な人物。
なお、『千変』シュドナイの兄である。

ソロモン
フランスの製薬会社『サンクフレシュ・ファーマシー』の社長。
翼手の指揮官『シュヴァリエ』のメンバーであり、ファントムとは旧知の仲。
争いを嫌い、翼手と人間の共存をめざす、シュヴァリエの中では異色の存在である。

アンシェル
『シュヴァリエ』の指揮官。
貫禄のある中年紳士で、翼手が人間を超えるべきだという独自の価値観を持っている。
翼手を最初に発見した人物でもある。

ジェイムズ
アフリカ系アメリカ人の米軍将校。 『シュヴァリエ』のメンバーである。
青龍刀を武器に戦い、シュドナイと双璧をなす、根っからの武闘派。

ネイサン
ニューヨーク・メトロポリタンオペラハウスのプロデューサー。
『シュヴァリエ』のメンバー。 カマっ気のある変人で、派手な衣装を好む。
戦いは下手らしいが、作戦を立てるのは得意。

ディーヴァ
世界最強の翼手。シャナの宿敵である。
1899年、フランス軍がアフリカ西海岸に侵攻してきたとき、これを逆に破り、四千人のフランス兵を殺害した。
以来、『切り裂きディーヴァ』と呼ばれ、恐れられている。
気ままな性格だが、冷酷さでは右に出るものはなく、
『シュヴァリエ』および『紅世の徒』を率いて、人類を破滅に追いやろうと考えている。
135名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 19:03:19 ID:???
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    |::|:.:.::|/___  !:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.ヽ::ヽ:!
    .!: :.:.::|ヾ'ィノ  ,!:.:.:.:.:.:.::.|.:.:.゙、 .:.:.::ヽ::::ヽ
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    │:.:.:|,/ヽ/  ,ニ-r─ァ┤::.:.:゙、:.:.:.::゙、:∨
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      |:.:.:|::|、/       ヽ.:.:. !:.:.:.:.:゙、 .:.:.゙、
      |:.:.:ト:|〈:.        ヽ:.:.!:::.!.:.::゙、::.:.::゙、>>83
      |:.:/ !、ゝ -‐-,-   ノ:'ト、:!::::!::.:::゙、:.:.:::゙、お仕置きしてあげないとねぇ・・・・・
      !:/  |::`ヽ  ̄   ∠ン;ゝ!:: !:::::::゙、:.:.:.:゙、
     l:/  |::::l::::!ヽ、_, -‐´/::| |:ヽ!::::::::゙、:.:.:.:゙、
    .!/   !:::.!:::.!::::,:.イ ,/ ::::::| .!:::丶、:::::::::.:.::゙、
    ;/    !_⊥-'´::::ル'/::::::::::::`|::::::ヽ:`ヽ、 :::::.:゙、
    /| , -‐ ヽ::::::::::::/´l/:::::::::::::::::|::.:::::ヽ.-‐'` ー、_゙、
  / :| ´    \:, -‐‐く::::::::::::, -┤:.:::::::゙、     丶、
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136名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/10(土) 13:58:50 ID:???
保全さげ
137名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/13(火) 00:14:05 ID:???
無理するさ!!アスカだって、エヴァぶっこわすまでがんばったんだ。
俺、めちゃくちゃ燃えてるぜ・・・・けどな、俺の燃え方はアスカとはちょっと違う。
見せてやるぜ、400kwのエヴァ初号機!!!
138名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/14(水) 00:33:57 ID:???
保全さげ
139名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/14(水) 01:56:01 ID:???
なにぬ
140名無しが氏んでも代わりはいるもの
保全さげ