1 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:
趣味が合う人ではなく、全く違う人。そんなひととぶつかり合い生きていく。
気持ち良くはない、むしろ気持ち悪い。だが、だからこそいろんな発見があって楽しいのかな。
俺は付き合ったこと無いが、いつも自分と正反対とも言える人に惚れる。
771スレか・・・圧縮が近いな
君はエヴァヲタ。
しかし君の価値観や感じ方がエヴァヲタ全員に共通するものだろうか?
それはあり得ないだろう。
自分の考えを押しつけるのはやめよ
まあ、真逆の方が上手くいくって場合もあるが…このスレ何?
5 :
1:2006/04/16(日) 23:46:30 ID:???
正直言うとわかっていたが願望を書いた。
お前の自己中心的な願望のおかげで圧縮が起きるわけだ
7 :
1:2006/04/16(日) 23:55:34 ID:???
他人だってことを痛感するときのほうがなんつうかこう、心を貫かれるような衝撃があるとか、無い?
何故顔も見えない他人に同意を求める。
その先に何がある。
頭を冷やして回線を切れ。
9 :
1:2006/04/17(月) 00:01:38 ID:???
惚れた女の子が自分の予想と違うことしたら、ああ、そうなのか・・・orzと思うけど、
余計好きになり、焦燥感も募る感じがある
ブ ロ グ で 綴 れ
11 :
1:2006/04/17(月) 00:07:09 ID:???
同意されないのな・・・
なんでVIPのノリでここに来るんだよ.....
13 :
1:2006/04/17(月) 00:16:47 ID:???
いや、俺はいたってマジなんだが。VIPにもいったことない。ちゃきちゃきのエヴァ板住人だ
ウソね。
住人なら雑談スレくらい知ってるはずだもの。
なら糞スレ立てないでくれ。こんなスレの積み重ねが圧縮を呼ぶ。dat落ちの方向で
16 :
1:2006/04/17(月) 00:22:58 ID:???
だがねと闘ったこともある住人なんだが・・・
てかそんなことはどうでもいい。どうなんだよ
17 :
1:2006/04/17(月) 00:24:50 ID:???
>>15 話変えないでくれ、マジなんだ。
昨日の夜と今日の明け方に100レス以上のスレの大半は保守したよ。
信じてくれよ
18 :
1:2006/04/17(月) 00:28:51 ID:???
なんかみんな真面目に議論するのを避けてるような気がするorz
自己主張スレを立てる奴を信用しろだと?
dat落ちを目指すか。
うめうめ
うめうめ
うめうめうめうめ
23 :
1:2006/04/17(月) 00:41:24 ID:???
このままならなさも萌えと言えば萌えか・・・orz
うめ
うめ
うめ
リアル他人には残念ながら萌えない
ヲタクの世界が気持ちよすぎるから
ここにいるって感じだし
なにより他人の恐怖が嫌
シンジ君のようにはなれないな
これより当スレはdat落ち態勢へ移行します。
これ以上の書き込みはおやめ下さい。
エヴァ板の向上にご協力お願いします。
結論は出たので終了ですね
30 :
1:2006/04/17(月) 00:57:22 ID:???
>>27 それもわかるんだけどね・・・
例えば5話でゲンドウと喋ってる綾波をモニター越しに見て妙に気になるシンジの
描写にグッとくるとかさ。無いかな?
誰かこのオバカチャンを誘導してやって
32 :
1:2006/04/17(月) 01:04:03 ID:???
はっきり言ってこんなスレなかったでしょ?でもやりたいんだよ、エヴァ板で。
終了。
34 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 01:58:16 ID:ksu4pgsN
おれはわかるよ、1の言いたい事
他者とコミュニケートするのは基本的には疲れるけど、一生懸命自分の伝えたい事を伝えたり、相手から伝えられたりすると、単純に《嬉しい》よなー
1,スレを立てるまでもない
>>1の思想
2,万人に共通するものではない
3,1000まで埋まらない
37 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 02:57:58 ID:ksu4pgsN
自演じゃないデス。
でもこーゆースレはいままであんまり無かったの?
他者とコミュニケーションして生きていくってのはエヴァの一番重要なテーマだとおれは想ってるんだけど
まぁ本当にそう思うならこんなスレ見てないで現実をしっかり生きろよ
おう、そうする、ねる
他者とのコミュニケーションうんぬんとか関係無い
内容が糞だから落とせと言っている
どうでもいいけど
ヲタ用語である「萌え」を、よりによって何故このスレタイに使うかな
43 :
1:2006/04/18(火) 20:40:29 ID:???
夏の始まりのある日、碇シンジは箱根の山麓にある、第三新東京市に引っ越して来た。
今日から始まる新しい生活、友達は出来るだろうか、引っ込み思案な僕を受け入れてくれるだろうか。
「碇シンジです、今日からよろしくお願いします。わからないことだらけですが教えてください。」
無難に挨拶をした。恥ずかしくてみんなの顔は見えなかったけど、
顔を上げたとき、1番後ろので男子が隣の席の女子に耳打ちするのが見えた。
女子はクスクスと笑っていた。
僕がとりあえずついた席は1番廊下側の真ん中あたり。
横はそばかすの真面目そうな女子だった。
「洞木です、よろしく碇君。」
「よ、よろしく」
お互い形式的な挨拶だった。でも僕は緊張してしまった。
「おい、どこから来たんだよ、昼食一緒に食べようぜ」
後からメガネをかけた男子が声をかけてきた。
僕は自分の周りの席の人が、優しそうな(そしておとなしそうな)人でホッとしてた。
でも僕の頭では、後ろの席の二人のことが気になっていた。
気が向いたら続く
昼食は声をかけてくれた男子のグループと一緒に食べた。
その男子は相田ケンスケという名前らしい。
ミリタリーゲームが好きらしくて、相当の腕前だそうだ。
昼食中は皆ゲームの話ばかりしてた。ケンスケ君はオタクだが、明るくてしばしばヒートアップし、
ごはん粒を飛ばしながら効果音入りで熱く語った。
僕もゲームはするし、ケンスケ君は面白いけど、やはり向こうのグループが
気になった。
女子二人と男子一人で窓際で食べてる。違いに持ってきたCDを貸し借りしてるみたいだ。
CDプレイヤー一台で、イヤホンを片方ずつ、二人で聴いてる。
三人のうち二人ずつしか聴けないから、イヤホンの取り合いになってる。
というか、もう音楽なんて聴いてなくて、ただふざけあってるみたいだ。
何を聴いてるんだろう。僕は中2だが、ちょっと音楽マニアだ。
ゲーム音楽から興味を持ったんだけど、テクノとかの知識は少しずつ集めてる。
小遣いでCDもちょっと持ってる。話が合わないかな。
というか、女子と男子が仲いいだけでなんかビックリだ、
小学生の頃はケンカばかりだったのに。じゃれあう姿がなんか凄くおとなびて見える。
家に帰った。両親は共働きなので誰もいない。
今日は疲れた。でも友達が出来て良かったな。
でも僕は、正直向こうのグループに入りたかった。
向こうには何かがあるような気がする、今まで苦手だったタイプだけど、
彼ら彼女らと仲良くならなくちゃいけないような気がするんだ。
そんなことをぼんやり考えてたけど、ゲームを始めたら全部忘れてしまった。
ここで裏ワザ出来るって、ケンスケ君言ってたな・・・
wwwww
おい
>>1大丈夫か?
お前リアルでメンヘルな子か?
お前面白いから頑張れwww
最初の一週間は彼ら彼女らとは話す機会は無かった。
だけど一つだけ収穫があった。
授業で名前を呼ばれるのを聞いたんだ。
男子は鈴原トウジ、後ろで笑っていた女子は綾波レイ、もう一人の女子は惣流アスカラングレーと言うらしい。
ケンスケ君に彼らのことを聞いてみたいけど、何となく怖い。
ケンスケ君から彼らの話はしないし、あまり仲が良くないのかも知れない。
それに女子のこと聞いたら何て冷やかされるかわからない。
次の週、体育の授業はバレーボールだった。
男子女子合同で綾波さん、鈴原君と同じチームになった。
たいていの人はやる気がないみたいだけど、二人は声をかけあって、
ボールを回して必死にやってた。というか二人とも上手い。バレー部???
いや、そこまでは上手くないか。楽しんでやってるからそう見えるのかな
輝いてるって言うか・・・
横から惣流さんが、違うチームなのに応援(野次?)してる。
鈴原君は笑いながら(やかましわ、アホ!)とか言ってる。
スパイクが決まると綾波さんは喜んで鈴原君にハイタッチしてた。
とても憧れる。僕もああなりたい。
今日こそ殻を破りたい。彼らみたくキラキラ輝くんだ!
僕は無我夢中で綾波さんにトスを出した。綾波さんのスパイクが決まった!
僕は勇気を出して、「イェアー!!」と叫びながら、
綾波さんにハイタッチした。
バッチーン!!
・・・力が入り過ぎたみたいだ。綾波さん手の平が痛そうだった・・・。
あんまりこういうことやらないから、力加減がわからない・・・orz
どうもダメだ。何かが彼らと違うのだろうか。
でも小学生のときは皆大差なかったし、それこそ転校してからこう、鈴原君や綾波さん惣流さんみたいな
感じになってきてる。これが第二次成長なのかな。
実際僕も彼らが妙に気になるし。ケンスケ君はまだ何か言うことが面白いし、
面白いこと言えるのは頭がいい証拠だと思うけど、
ほかの友達とか、鈴原君や綾波さんに比べたらガキに見える。
そして僕もこのままでは鼻水たらしたガキのままだ。
きっと小学生のノリのままでは置いていかれるんだ。
他の友達とか→他の友達とかは
一人夕焼けの町を下校する。
今日の体育でのハイタッチの件は結構目立ってたみたいだ。
綾波さんに嫌われただろうか。ケンスケ君に笑われただろうか。
少し小高い道を帰る。ガードレール越しに第三新東京の街が見える。
山の間に太陽が飲まれてく。ヒグラシの鳴き声が強く聞こえる。
うつむきながら歩いてたら、目の前に人の影が長く伸びてる。
顔を上げた。綾波さんだった。
学校出て100mくらいでところ、綾波さんは道の1番高くなってるところから町並みを見降ろしてた。
声をかけてみた。
「綾波さん」
・・・気付いてないみたいだ。声が小さかったらしい。
シンジ「あ、綾波さん」
綾波さん「ん?・・・あっ!」
シンジ「手・・・ごめん。」
綾波さん「いや、別にいいけど。」
シンジ「・・・」
綾波さん「・・・」
シンジ「何してるの?」
綾波さん「人待ってる。」
シンジ「そう。・・・また明日。さよなら」
綾波さん「ん。またね。」
綾波さんはわらって控え目に手を振ってくれた。僕は綾波さんから見えなくなるところまで
歩いて、それからダッシュで帰った。
初めて綾波さんと喋った。スキップしたい気持ちだった。明日はもっともっと喋りたい。
その夜はゲームをしなかったし音楽も聴かなかった。気分はそれどころじゃなかった。
今日の体育のこと、そして帰るときのことが何回も何回も、
頭の中で繰り返されてた。
タオルケットを抱きしめ、眠れずにゴロゴロ転がってた。
きっと何かいいことがある。明日はもっと喋れる。綾波さんと友達になれる。
早く明日になってほしかったし、綾波さんに会えてほんとにうれしい。
読んでくれてる人がいるかどうかはわかりませんが、
本当はFFなんて書くつもり全然無かったんですが、ボロクソに言われて悔しくて
ヤケクソで始めてしまいました。エヴァ板で小説なんてやるの初めてですが・・・
いきあたりばったりなのでこの先どうするか全然考えてないです
各キャラの設定は大幅に改変しててすみません。
>>47 ありがとうっす
つかいつからエヴァヲタ=萌えヲタ(短絡的エロヲタ)になったんだろう。
VIP厨房もハラ立つけど、それに怒ってるやつも、萌えスレでエヴァ板が埋め尽くされたら
それでよしとするんだろうな。
あ〜孤独だ。俺みたいな奴はどこに集ってんだろ。
その夜、夢を見た。
夏の暑い日、僕はクラスのみんなと海水浴に来ていた。
鈴原君と惣流さん、それと僕でビーチバレーをしようとしていた。
一人足りないので綾波さんを呼んでくるように二人に言われた。
僕は綾波さんがどこにいるか何故かわかってた。
海岸の端っこの岩場の影で、綾波さんは意識を失い倒れていた。
大変だと思い、人口呼吸をしようとしたんだけど、綾波さんにいつまでたっても近付けない。
同じ場面が何回もリピートされる。早くしないと危ない。
焦っていたが、気がつくと綾波さんはいなくなっていた。
浜辺に帰ると、鈴原君と惣流さんのところに綾波さんは帰ってきてた。
そして何故かケンスケ君もいて、4人でビーチバレーをしてた。
鈴原君は僕に審判してくれと頼み、惣流さんはその後ジュースを買ってきてと頼んだ。
綾波さんは僕が人口呼吸しようとしたのを知ってるかのようにクスクスと笑った。
綾波さんはケンスケ君と同じチームで、鈴原君たちに快勝し、
二人で凄く盛り上がっていた。
次の日は眠たかった。
綾波さんと喋ったことで興奮して1時くらいまで眠れなかったのと、ヘンな夢を見たせいだ。
けど昨日の夢は気になる。ケンスケ君が・・・?まさかとは思うけど。
だってケンスケ君はコテコテのオタクだし、そういう、女子に興味があるそぶりなんて
全然無いし。
でも気になるから、昼食のときに思い切ってそれとなく探ってみた。
シンジ「あの窓際のグループ、仲いいよね。」
ケンスケ「ん、ああ、あいつら小学校からの幼なじみらしいからな。」
シンジ「鈴原君関西弁なのに?」
ケンスケ「小学校入ってすぐ大阪に転校したんだよ。で去年帰って来たらしい」
シンジ「なんか明るいよね」
ケンスケ「ハァ?うるせーだけだろ!全くクラスの秩序を乱しやがって!」
・・・大丈夫みたいだ。
ちょっと妄想力が切れた・・・。
てか読みにくくない?自分で読み返して
えらく読みにくいんだけどorz
僕は綾波さんが好きなのだろうか・・・?憧れてるだけなのかな・・・?
僕は確かに鈴原君や惣流さんにも憧れてる。
だけど綾波さんを見ると僕は何故か心がせつなくて痛くてたまらなくなるんだ。
焦って、なにかしなくちゃいけないと思っても、
具体的に何をすればいいかわからない、そんな感じ。
綾波さんが僕を救ってくれる!って気持ちと、変わらなきゃ!って
気持ちが同時に襲ってくるような感じなんだ。
家に帰ってテレビをつける。
普段あまりテレビは見ないけど、最近ゲームをする気にならないんだ。
何故だろう。ゲームをするとガキの僕に戻ってしまうからだ。
変わりたいって気持ちが無くなってしまうからだ。
この気持ちは、ず〜っと意識してないと、すぐに忘れてしまう、
すぐ元の自分に戻ってしまう。
本当はテレビも見ずに集中してたほうが変われるんだろうけど・・・
こんなことを考えながらテレビを見ていた。いや、見ちゃいなかった、眺めてるだけだ。
だけどCMに入り、キリンレモンのCMになった瞬間、僕は目を見張った。
これだ!この感じだ!このお姉さんは綾波さんと同じように輝いてる!
何故こんなに憧れるんだろう!うわああー!僕も綾波さんやこのお姉さんのように
キラキラ輝かなくちゃダメなんだーッ!
何から書けばいいのか・・・アイディアはたくさんあるんだけどどういう順番で出していくべきかな・・・
次の日も綾波さんたちと喋ることは出来なかった。
あの三人はやはりキラキラと輝いてる。
休憩時間は鈴原君が持ってきた漫画の本を回し読みしてた。
綾波さん、惣流さんともクスクスと笑いながら読んでる。何読んでるんだろう。
ケンスケ「なあ、お前どの教科の先生が1番印象いい?」
シンジ「いきなり何。僕は誰がいいとか悪いとか選びたくないよ。」
ケンスケ「あっそ、つまんねぇな」
シンジ「ごめん!嘘嘘。話に混ぜてよ〜。」
ケンスケ「やっぱり赤木先生か?数学の」
シンジ「怖そうじゃない?。僕は国語の冬月先生がいい。ロマンスグレーの髪がカッコイイし。」
ケンスケ「ジジ専かよ!どんな趣味してんだ!」
シンジ「そんなんじゃないよ!ただ教えかたもわかりやすいし、優しいしテストも簡単だから人間的に好きなだけだよ!」
ケンスケ「何赤くなってんだよ!違うだろ、女の先生で誰がいいんだよ!」
シンジ「な、何で女限定なのさ・・・訳がわからないよ!」
ケンスケ「葛城先生と赤木先生ならどっちがいいんだよ!」
シンジ「に、人間的には葛城先生・・・」
ケンスケ「うわあ〜!碇はやっぱりエロだな〜!!」
シンジ「何でだよ!エロって何だよ!やめてよ!!ケンスケ君はどうなんだよ!」
ケンスケ「葛城先生だろ〜エロいもん〜♪」
シンジ「ケンスケ君も一緒じゃないか・・・」
僕はこういう会話が苦手だ。こういう会話したいという気持ちもあるけど、
落ち着かないし楽しめない。いつ冷やかされるかと思うと気が気でならない。
葛城先生は正直好きだ。ドキドキする。だけどエロなんて恥ずかしくて顔から火が
出そうだ。
そういえば三年生の男子グループで、葛城先生といつも仲良くしてる人達がいる。
30前の先生にため口で喋って、先生もまんざらでもない顔してるし。
内容も、先生は週末は彼氏とデートか?とか、
今度ドライブに連れていってくれとか。
彼氏とのセックスはどうだとか聞く男子もいる。
僕にはとてもあんな会話出来ない。だって先生だよ?
隣の席の洞木さんにだって絶対聞けやしないよ。
でもああいうふうに喋れるようになりたい。凄く悔しい。
僕は努力をし続けてなければ友達すら出来ないだろう。
これでも努力してるんだ。気を抜けば一日中人の話聞いて笑ってるだけだ。
楽しい会話をするのも自然体じゃ出来ない。頭をフル回転させてやっと話にまざれるレベルだ。
もちろんこれは女の子との話じゃない。ケンスケ君達としゃべるときですらそうなんだ。
下校途中に、弁当箱忘れたのに気付いて今来た道を引き返した。
いつもと違う行動するのは気が重い、トボトボと歩く、早く家に帰ってゲームがしたい。
グランドでは野球部が練習してる。校舎は人がいなくてガランとしてる。
初夏だしまだ明るいけどなんか薄気味悪い。僕の足音が響くし。遠くで吹奏楽部が練習してる音が聞こえる。
誰もいないだろうと思って教室に入ったら綾波さんと鈴原君がいた。
鈴原君は学生服で机に座り、綾波さんは体育着だった。
二人はゲラゲラ笑おうとしたままの顔でこっちを見て、あっ、ていう顔してる。
不意をつかれた僕はわけもなくしどろもどろになった。
「つ、続けてください。続けて続けて。」
僕はわけのわからないことを言った。言いながら凄く卑屈な気分になった。
こんなことしか思い浮かばないのか僕は!
すると鈴原君は綾波さんに
「な、宇宙人みたいやろ?」
と言った。綾波さんは爆笑した。それから
それから綾波さんは
「碇くん、こっちきて一緒に喋ろうよ」
と笑いながら言った。鈴原君は
「こんな遅くに何しに来たんや先生!」
と言った。綾波さんはまた爆笑した。
綾波「わかる。何か(先生)って感じがする!」
鈴原「やろ?めっちゃガリベンぽいやん?」
シンジ「ガ、ガリベンなんてしないよ!」
鈴原「まあせえへんやろな。実はスケベっちゅうタイプや。」
シンジ「スケベだなんて・・・」
綾波「碇君ってどっから来たの?」
碇「な、長野県から」
綾波「長野?あたし長野に親戚がいるよ!長野のどこ?」
シンジ「だ、第ニ新東京市」
綾波「うわ、近い!ちょっとマジ?まだ親戚いるの?」
シンジ「おじさんがいるよ。多分この夏も帰ると思うけど・・・」
鈴原「それやったら一緒に帰省したらええやん!ええなあ、楽しそうやなあ」
綾波「碇パパとママ、見てみたい〜!」
鈴原「わしも一緒に行ったるわ、碇家と綾波家にも泊めてくれ!堺の鈴原家にも泊めたるから!」
綾波「うちの家族はあんたには紹介したくない!碇くんならいいけど〜」
鈴原「なんでや!碇センセには紹介したるんか!不公平やんか!」
綾波「あんたがくると家が汚れるから。」
鈴原「なんでや!(笑)碇センセ、どう思う?この女、ワシず−っといじめられっぱなしや。」
シンジ「ハハハ・・・」
綾波「碇君なら泊めてあげてもいいけどねー。」
シンジ「あ、ありがとう、僕そろそろ帰るよ・・・」
鈴原「火星に帰るんか?嘘や、冗談。また明日な。」
綾波「またね〜」
心を風が吹き抜けていった。
>>1 トウジを目の敵にするのが気にくわんな、何様のつもりだ?
馬鹿タレ!トウジはシンジにとって憧れなんだよ!
ヘタレシンジはトウジと綾波さんの(男女の友情)関係に憧れこそすれど
目の敵になんておこがましくてするか!
すみません!今のナシ!小説で表現しきれなかった俺がダメなんです!ory
とにかくレスくれてありがとう!
僕は帰りながら、今日のことを頭の中で何度も何度も繰り返していた。
余裕の感じられる二人。綾波さんの優しい声。鈴原君も構ってくれた。
やっぱり僕らとは違う、ケンスケ君とも違う、気持ち良さを
持った人達だと思う。
僕を構ってくれたのはあの時二人が楽しく落ち着いた時間を送ってたからなんだろうな。
余力で話し掛けてくれたというか・・・
でも、鈴原君は自分がいじめられてるとか言ってたけど、もちろん嘘なんだろうな。
お互いどこか深いところで信頼し合ってんだ、だからああいう気さくに付き合い続けられるんだ。
いいなあ、僕もあんな関係を築きたい。
やっぱり僕は今のままじゃ駄目だ。もっと喋れるように
ならなきゃいけない。閉じがちな心を開いていかなきゃならない。
ちょっとだけ休載・・・
一人でやってんの?
次の日は綾波さんとは喋れなかった。僕は隙あらば声をかけようと思ってるんだけど、
なかなかその隙を見つけられない。僕はケンスケ君たちといるのが当たり前みたいに
なっているし、綾波さんは惣流さんや鈴原君と一緒にいるのが当たり前みたいだから。
いきなり綾波さんに話し掛けたら皆びっくりするだろうか。
綾波さんは、仲良しな人はたくさんいるみたいだけど。
綾波さんと仲良くして怪しまれないようにするにはどうすればいいか。
悩んだ僕は答えを見つけた。
みんなと仲良くすればいいんだ。
そうすれば綾波さんと話していたってだれもおかしいとは思わない。
ケンスケ君たちといつも一緒だから、たまに他の人と喋るからおかしいんだ
みんなに喋ってる中で、綾波さんと仲いいのはヘンでもなんでもないはずだ。
よし、みんなと仲良くなろう。
でも、どうすればいいんだろう。
次の日、僕はクラスのみんなに挨拶をした。
シンジ「おはよう」
ケンスケ「おう、おはよう・・・?」
シンジ「おはよう」
トウジ「おはようさんシンジ!」
シンジ「おはよう」
アスカ「おはよう碇君」
シンジ「おはよう」
ヒカリ「ぉ、ぉはょぅ・・・」
シンジ「おっ、おはようっ!」
レイ「おっすシンジ君!」
シンジ君、シンジ君・・・!
下の名前で呼ばれた・・・!しかも機嫌よく・・・!これってかなり親密な証拠じゃないのか?
いける、いけるぞ・・・ッ!
ほぼ一人だよ
小説って難しいなorz
他人の魅力表現出来てないな
また何か考えれそうだ。
でも高校生からやり直したいなァ・・・
86 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/10(土) 17:57:11 ID:52QW7eSy
1よ
言ってる事わかるよ
俺だって他人の方が好きだし、現実に生きるべきだよな
一生引きこもってヲタなんて悲しいすぎる
こんなスレで小説なんか書いてやがるやつ…
ニートだろwwwwwwww
クラスのN君が超カッコイイ
>>1さん、力抜いてみると、外も大したことないよ。流石に主要人物相手(社長等)はキツイけどね。
でも、続きは力抜くな…ガ‥ン…レ…
失敬なwバリバリのサラリーマンですよ。
ただ、仕事の内容ならみんなと喋れるけど、雑談は超超超苦手。
これはもう性格だと諦めたほうがいいね。でも時々喋りの上手い奴が羨ましくて仕方なくなるけど
保守
>>80 シンジ君、シンジ君・・・!
下の名前で呼ばれた・・・!しかも機嫌よく・・・!これってかなり親密な証拠じゃないのか?
いける、いけるぞ・・・ッ!
ここなんかエロゲっぽい、いやしたことないけど。普通は下の名前で呼ばれたとかあんまし気にしないぞ
その日、僕はどうにかして綾波さんたちのグループに混ざることができないか考えてた。
ケンスケ君がいるグループにいれば僕は穏やかな日々を過ごせるんだろうけど。
何か向こうのグループとしゃべれる話題がないか、ずっと考えてた。
休憩時間もずっと黙って考えてたら、ケンスケ君に、今日はノリが悪いと言われた。
そういえば前、CD聴いてたな、何聴いてたんだろう。僕の持ってるCDとか貸してあげれたらいいんだけどな。
あとはマンガとか、暇つぶしにいいじゃん。何か貸してあげてそういうところから話をもっていけないかな。
次の日、土曜日の放課後にケンスケ君の家にみんなが集まるみたいな話をしてた。
何しに行くのかな、ケンスケ君の家にはまだ行ったことがなかった。
話を聞いたら、皆でゲームをするとのことだった。僕も興味あったので、
放課後に合計4人でケンスケ君の家にお邪魔することにした。
土曜の放課後、僕たちはケンスケ君の家に行った。
ちょうど綾波さん、鈴原君、惣流さんが楽しく喋りながら帰るところとすれ違った。
僕たちは冴えない男4人の集団だったので少し恥ずかしいと感じた。
ケンスケ君の家につくとお母さんがジュースとお菓子を持ってきてくれたので、
僕たちはお礼を言った、ケンスケ君は恥ずかしいみたいで、
早く帰れよみたいなことを言ってた。そんな言い方しなくてもいいのに。
ケンスケ君の家は金持ちみたいで、結構立派な家だった。
ケンスケ君の部屋はきれいに片付いており、パソコンとゲーム機が置いてあった。
97 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/09(日) 21:35:28 ID:4peG232g
保守
俺何故かこのスレ見てると怒りがこみあげてくるんだよな…
とくに
>>1とか
>>1ガ真剣に悩んでるってことは
1が真剣にエヴァに向き合ってる事の表れなのだろう
がんがれ1
一人でウンコネタ投下して馬鹿だ
最初はプレステ2で遊んでたんだけど、1時間くらいしてみんな飽きて来た
そしたらケンスケ君はパソコンを立ち上げた。
今からエロゲーをやるんだと聞いてびっくりした。どんなものかは
予想がつくけどまだ見たことない。僕は心臓が急速にドキドキしてきた。
ほかのみんなは最初からこれ目当てだったんだ・・・
皆借りてたエロゲーをケンスケ君に返した。そして皆でエッチなシーンを見た。
・・・
・・・女の子って、こんなことするのか・・・綾波さんもするのかな・・・
葛城先生も彼氏としてるのか、セックスというものをやるというのは何となく
知ってたけど、いざ見ると信じられなかった。何か凄くショックを受けた。
僕はケンスケ君にゲームを1枚借りて家へ帰った。
だけどパソコンは居間に置いてるので出来ない、やりたいけど。
それに、なんか綾波さんから遠ざかるような気がしてとても不安だ。
彼女達の世界からなんか掛け離れてる気がする・・・
次の週、学校に行くと上から声が聞こえた。
「シンジー!」綾波さんが教室から身を乗り出して上から手を振っている。
僕も精一杯の笑顔を作り手を振った。
僕のこと友達と思ってくれてるのかも知れない。
綾波さんは何かはしゃいでいた。後ろから惣流さんも出て来て手を振った。
アスカ「シンジ君!レイが土日シンジ君に会えなくて寂しかったってさ!はやく会いにいってあげて〜!」
多分冗談だろう。だけど僕はこう言った。
シンジ「うぉ、マジで?今から全力でダッシュするから待ってて綾波さん!」
二人は爆笑してた。でも嬉しいんだ、こういうことが出来ることが。
僕の目の前にはきっと楽しい生活が待ってる。恥ずかしがってる場合じゃない。エロゲーなんてやってる場合じゃないさ・・・!
綾波さん達が海に行く計画を立ててる。
僕も行きたい。僕は綾波さんとはクラスでは5番目くらいによく喋る男子になってる。
とは言っても日に1〜2言喋ればいい方だけど・・・
どうにかして僕も連れていってもらおうとしたけど、
いまだ何も言い出せない。行きたくて仕方ない。というか、海に興味はあまりないけど、綾波さんと離れたくない。
僕の見てないところで綾波さんがどうにかなってほしくない。
焦る、夏は楽しいけど好きな人がいると凄く焦る。
夏だから何か出来るんじゃないか?勢いで僕も連れてってと言ったら
案外うまくいくんじゃないか?どうなんだ、クソッ!
そもそも僕はどうしてこう、何をやるにも考えに考えて、覚悟を決めなきゃ声をかけることさえ出来ないんだ?
こんなことで僕は前進できるんだろうか、本当に自分自身にイライラする。
綾波さん達の、あの軽やかなやり取りを見るんだ!喋るのはおろか、スキンシップもコミュニケーションの手段として
軽々とやってるみたいだ。しかもそれは、どうも考えてやってる感じじゃない、
体が自然に動いてる、言葉も自然に出てくる感じなんだよな・・・
僕も努力すればそういう場所に辿り着けるんだろうか?僕は変わることが出来るんだろうか・・・?
思えば、今までだって楽しかったことって、全部綾波さんや鈴原君から声をかけられたときじゃないか。
僕から行動したときはいつも失敗ばかりだ。バレーのときだって・・・
タイミング悪すぎるし、人の気持ちやその場の空気みたいなものを読み取る能力がわからないみたいだ・・・
ああ、神様、もしも神様がいるのなら、僕の願いを聞いてください。
僕に綾波さんを笑顔にさせるだけのユーモアを下さい。
一晩中夜通し綾波さんと語れるだけのスタミナを下さい。
悪い奴から綾波さんを守れるだけの腕力を下さい。
綾波さんといろいろデートしたりできる親の理解を下さい。
そして・・・そして綾波さんを振り向かせるだけの、男の魅力を僕に下さい・・・
そんなことを考えてるうちに今日も一日が終わってしまった。
海に一緒に連れていってとは言えなかった。
もうすぐ夏休み、しばらく綾波さんとは会えなくなる・・・
終業式の日、僕は明日から何をしようか考えてた。
ケンスケ君にゲーム返さなきゃな。凄く興味あるけど家ではできないや・・・
式が終わり、ホームルームも終わり、ケンスケ君たちと家に帰ろうとしてたとき、
後ろから「シンジー!」と声がかかった。
綾波さんだった。ケンスケ君は「後で電話する」と言って先に帰ってしまった。
綾波さんたちは僕を海に誘ってくれるのかと思ったけど違った。
夏休みの宿題を各自1教科ずつやって、夏休みの終わりに見せ合おうというものだった。
鈴原君と綾波さんと惣流さんだけでは人数が足りなく、
僕とあと一人呼ばれたのだった。でも僕が選ばれたというのは悪い気はしなかった。
それだけ親しいと思ってくれてると感じられるから。
お互いの連絡を教え会った後、僕は思い切って相談してみた。
保守
綾波さん惣流さん鈴原君は相変わらず楽しそうにふざけあってるので僕はタイミングをみはかるのに
苦労したが、会話が途切れたときに切り出した。
シンジ「・・・みんな夏休みはどうするの?」
綾波「えーどうしよーかなぁ、部活には来ようと思うけど。」
トウジ「せっかくの休みやのにようやるわ。ワシは堺に帰るわ、向こうの連れにも合わなあかんしな。」
アスカ「キャンプには帰ってくるんでしょうね?」
トウジ「帰るのはお盆や。ついでにUSJにも行こう思とんねん」
シンジ「あ、キャンプするんだ・・・」
綾波「そうだよ、シンジも来る?」
え?
我ながら糞つまんねー。他人がいないのに想像の他人を自分の中からひり出すなんて所詮無理なのかな
保守
時かけ見ました。ああいうのをやりたかったんす!あの三人組の中に
自分が混じってるような話をやりたいんですよね!
保守
あぼーん
保守
124 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/26(火) 08:11:40 ID:eo7WGFE9
____
/_ノ ヽ、_\
ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\ /⌒)⌒)⌒) そんなの使い方が悪いんだおwwwwwwww
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒) | | | /|^| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| ノ | | | \| | |
ヽ / `ー'´ | | |
| | l||l 从人 l||l | | DELL |
ヽ ---一ー_~、⌒)、⌒)^),|_| |
ヽ _____,ノ|____|_|____________|
____、′ 、 ’、 ′
/ \ . ’ ’、
/ ─ ─\ 、′・. ’ ; ’、 ’、′‘ .・”
/ (●) (●) \ ’、′・ ’、.・”; ” ’、
| (__人__) ’、′ ’、 (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′”;
\ ` ⌒´ ’、′・ ( (´;^`⌒)∴⌒`.・ ” ; ’、′
ノ 、 ’、 ’・ 、´⌒,;y'DELL;;;;;ノ、"'人 ヽ
/ 〃 、(⌒ ;;;:;´'从 ;' ;:;;) ;⌒ ;; :) )、 ヽ
( ヽ、 ,.γ ー( ´;`ヾ,;⌒)´ 从⌒ ;) `⌒ )⌒:`.・ ヽ
| ヽ γ⌒ヽ)ニ`:::、 ノ ...;:;_) ...::ノ ソ ...::ノ
もう書かないのかな??
意外と期待…
保守
保守
しばしお待ちを
>>1の言いたいことはすごくよく分かる
全くもってエヴァ本編と関係ないけどすごく重要だと思う
まあ引きこもりオタッキーは必死に現実にしがみつけってことだ
…といった発言を繰り返すなど
>>129は錯乱しており、事件の全容が
解明されるまでにはしばらく時間がかかるものと見られています。
それでは次のニュース…