糞スレ立てた
エヴァキャラにもレースを楽しんでもらおうと立てた
二輪、四輪なんでもあり
後悔してない桜満開だし・・
2 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 13:45:17 ID:gvpwgCER
⊂ニ( ^ω^)⊃ブローン
漏れの方が速いお ⊂ニニ(^ω^ )ニニニ⊃
3ま師匠 …ш…
(・∀・)σ)Д`)∠キタ―――――――――――――
控え室でグローブをはめる。いつまで経っても、この時間だけは緊張する。
私はいつも他の選手の様子は見ない。その選手に感化されそうで…、
感化されずに自分のスタイルを守る自信がないから…。
自分の出番の時間が迫るにつれ、鼓動が早くなってくる。
不意に控え室のドアが乱暴に開き、心臓がもの凄い勢いで飛び出しそうになる。
控え室に入ってくるなり
「なぁんであそこでリアが抜けるのよぉ!信じらんない」
と、アスカが不満たらたらに入ってきた。
「アスカ…どうだったの?」
飛び出しそうな心臓を抑え、アスカに問い掛ける…まぁ、この様子では
いい返事は帰って来ないのはわかってはいるが…
「あぁ?コーナー出口でリアのトラクション抜け…お陰で
オーバーかましてお釣りは貰うわ、カウンターは間に合わないわで
たこ踊りよ!まぁ、せいぜい慎重にね!」
嫌味たらしく状況を説明する…猪突猛進、アクセル踏みっぱなしの
彼女がいかにもやりそうなミスだ。私にあたっても仕方ないのに…。
「ファースト、あんたの番、そろそろじゃないの?」
思い耽っている私に順番が回ってきたらしい。
車に向かい、軽く一礼する。今日も無事に最終コーナーまで
辿り着けます様に…と。
シートに深々と座り、計器類をチェックする。全て問題なし…
いえ、私の精神面に問題があるかも。でも、それはいつもの事か…
そう思うとなんだか落ち着いてくるから不思議だ。
一気に4000まで回しクラッチを蹴る。ドンッという衝撃と共に
リアタイヤがブレイクする。私はこの瞬間が大好きだ。デフの掛かる瞬間、
ホイルスピンしながら車体がフワフワと横に向く。
そして、スターティンググリッドに車を向かわせる。
全てはここから始まる…
「私が死んでも、代わりはいるもの」
そういってレイは一目散に突撃する。その手にはN2爆弾が握られていた。
「綾波ぃいい!」
「ファースト・・・自爆するき?」
ぼかーん
ツリーが青のランプを輝かせる。
7000開店、レッドギリギリでクラッチを繋ぎ、一速からニ速へ入れ、
バックストレッチでは卍を切る。リアからはもくもくと白煙が上がり、
車内もゴムの焼けた臭いで充満する。鳴り響くスキール音。
第一左コーナー入口が近付く。無理矢理車内を右に向け、コーナーへ
進入する。サイドとクラッチのちょん蹴りで車内が左に向いた瞬間、
アクセルをベタ踏みする。後はもう何も無い。
息をするかの様に、当たり前の様にカウンターを当て、アクセルとクラッチで
車内を横に向けたままコーナーを脱出するだけだ。
今回も無事にコーナーを脱出できた。飛距離も角度も白煙も
全て自分では満足できると思う。結果は自ずと着いてくる。
結果よりも私は自分自身に満足したい。
2ヒート終わって車庫に戻ると
「さぁすが綾波さん、私なんかたぁ違って確実的確でございますわね〜」
と、嫌味を言ってくるアスカ。
そのスタイル故に当たり外れが多い彼女。彼女だけには負けたくない…
でも、やっぱり二人共、怪我もなく無事にやっていける事を願って止まない。
〜Fin〜
読者置いてけぼり(´・ω・`)
./ ^ヾソ , \
,/,, ,/ \
/_/ / ヽ
'"´ / / ヽ
.〃 / / / ',\
//|/ / /./ /', l 、 ヽ
/' / /, / /_// / /// .!,|ヽ, 〕 、 \
7 jYl .-''/^"゛~l`i /|'/',,"゛^"゛'''ト . /ヽ〉`
/, イ| | /i/lヽ''""'^ト| // r' '''"^'''ヾ' Wi ト | ./
〃 ハl//ぃil. ' !/' /イ〉i| ./V
|/i/' ヾ,ヽ. .|〉 /ニ〃!|/
l/ ,,i ,i .ィ\ ー- .-一' ./,,,、r'´
!/´|/`´,'ー‐ト、. イヽ-i/
/ j ` 、 / l, `、
ねかまにもわかっているんだろう?
読者は君の文才を認めるための肉の塊だと
↑
誉められてるの…かな?
自分で考え自分で決めるんだ!!
書きます!僕が書きます!
僕はEVA板住人半人前物書き、(・∀・)σ)Д`)ねかまです!
17 :
1:2006/04/10(月) 22:55:00 ID:???
ねかまがこればこのスレも神スレになれるのかも知れない
と4つもキャブレターがあったら死んじゃう工房が申しております
>>17 やっぱりおまいかwww
しっかし、ネタが続かんよorz
恐らく、珍走なEVAヲタっつーだけでもかなり珍しいのにその上、EVA板住人つったら…
まぁ、書けつったら書くが俺とおまいだけだなwww
おじさんはバイクは全然わからん。
それとイニシャルDは虫酸が走る程、大嫌いだ。あんな現実味のない、
ろくに車も知らない奴が雑誌で得た机上だけの絵空事の話には
共感が持てん。うん。
ナニワトモワレは好きだ。うん。あれはおじさんの10代の頃のリアルタイムだからな。
〜アスカ埠頭編〜
今日も私はふらふらと宛ても無く、来てしまった…アスファルトに
こびりついたタイヤマーク。そして、辺りに染み付いたタイヤの焦げた匂い。
週末になれば、スリルを求めた者達で埋め尽くされる。
今日の海風は私にだけ吹きすさぶだけだった。
エンジンがかかったままの車の席に着く。深呼吸し、大きく息を吸う。
「行くわよ、アスカ…」
声に出して自分を奮いたたせる。
誰も見ていない。誰も褒める者はいない。
私だけのダンスが今から始まる。
シンジ、レイ、アスカがカートからF1目指すの書いてよ。
アクセルを踏み込み、エンジンが咆哮を上げる。クラッチを繋ぎ
車体に衝撃が走る。自ずと自分にも気合いが入るのがわかる。
ギアを2速に入れ、けたたましいゲート音が響く。
コーナー進入手前、力の限りブレーキを踏み込み、同時にサイドを引く。
車体を横に向け、カウンターを当てる。が…
「あっは〜、まぁた回っちゃったぁ〜、も一回やりなおしっと…」
人目が気になるので平日の夜にこっそりと練習するドリフト初心者アスカさんでした。
〜Fin〜
>>20 それなんて超大作?
おじさん、カートの経験はあんまりないんだ。だから、詳しくないから
嘘っぱち書きたくないからスマナイ。
おじさんはドリフトとグリップがメインだから。
WRCベースで書いてくれ
シンジ:スバル
レイ:フォード
アスカ:プジョー
みたいに
スーパーネルフ・F1チーム
ファーストドライバー:綾波レイ
セカンドドライバー:惣流・アスカ・ラングレー
サードドライバー:碇シンジ
チーム代表:碇ゲンドウ
副代表:冬月コウゾウ
テクニカル・ディレクター:葛城ミサト
エンジニアリング・ディレクター:赤木リツコ
ねかま、WRC書いてくれ
俺は待ってるから
おぢさん、今日は連れと遊びに来て(つーか、珍走)るから
っちゅーか…ラリーも詳しくねーからなぁorz
おぢさん、観る、よりやる方が好きだから。うん。
./ ^ヾソ , \
,/,, ,/ \
/_/ / ヽ
'"´ / / ヽ
.〃 / / / ',\
//|/ / /./ /', l 、 ヽ
/' / /, / /_// / /// .!,|ヽ, 〕 、 \
7 jYl .-''/^"゛~l`i /|'/',,"゛^"゛'''ト . /ヽ〉`
/, イ| | /i/lヽ''""'^ト| // r' '''"^'''ヾ' Wi ト | ./
〃 ハl//ぃil. ' !/' /イ〉i| ./V
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!/´|/`´,'ー‐ト、. イヽ-i/
/ j ` 、 / l, `、
ねかまにもわかっているんだろ?
僕も見るよりシンジ君とやるほうが好きだよ。好意に値するねねかーま。
俺はモータースポーツを見るのが好きなんだ
ドリフトはよく分かんないけど、書いてくれ
29 :
1:2006/04/11(火) 23:47:49 ID:???
結構人が来ているのが驚きだ
立てたときはものすごい過疎スレになると思ったが・・・
ちょっと安心した(´ー`)
エヴァヲタ兼レース好きって結構多いんだな
>>24追加
フォースドライバー:鈴原トウジ
フィフスドライバー:渚カヲル
「ミサトさん、いる〜?」
今日も私は暇を持て余し、この店に来てしまう。
気さくな仲間や店員との暇潰しが目当てだったり。
ガレージに置いてある車の下からひょっこりと顔を出し、スパナを
くわえたままで喋れない為、手で中に入ってろ、と合図を出す。
中に入って適当に置いてある雑誌に目を通す。暫くして
「お待たせ〜」
と、オイルで滲んだ手を拭きながら入ってきた。
ふと陳列棚に目をやると見慣れないタービンが鎮座している。
その圧倒的な存在感に心を奪われている私がいた。
「これ…何の?」
と、堪らずに聞く。
「あぁ、先週入ったの。手入れてうちのオリジナルにしてあるわ。
フルタービンだから、ある程度は手を入れないといけないけど、
基本的にはSR用だからレイの180にも載せれるわよ」
私は胸がときめいた。何故かはわからない…ただ、こう言えば安っぽく
聞こえるが、運命の様な物を感じてしまう。
「ミサトさん…ちなみに…おいくら?」
手が出ないのはわかっている。でも…
「タービン本体で36万。後はPC書き換え等々の諸費用ね」
「とほほ…無理っす…」
諦めるしか…ないかな…
36 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/12(水) 01:40:03 ID:sMuXy4hE
ごめん、上げちゃった
スーパーネルフ・F1チーム Super Nerv F1 Team
チーム国籍:日本
チーム本拠地:第3新東京市
ファーストドライバー:綾波レイ
セカンドドライバー:惣流・アスカ・ラングレー
金曜日出走サードドライバー:碇シンジ
テストドライバー:鈴原トウジ
テストドライバー:渚カヲル
エンジン:ルノー
タイヤ:ブリヂストン
チーム代表:碇ゲンドウ
チーム副代表兼アドバイザー:冬月コウゾウ
テクニカル・ディレクター:葛城ミサト
エンジニアリング・ディレクター:赤木リツコ
副エンジニアリング・ディレクター:伊吹マヤ
スポーティングディレクター:加持リョウジ
レースエンジニア(1st):青葉シゲル
レースエンジニア(2nd):日向マコト
チームオーナー:キール・ローレンツ
23年ぶりの女性ドライバー
史上初の女性コンビ
史上最年少ドライバー(アスカ)
新世紀最速伝説
>>41 な〜んか何処かで似たようなの聞いたことあるような…www
レイあたりに走りながらポエムってほしいなw
44 :
マナきつね:2006/04/12(水) 12:07:19 ID:???
深夜、27時。首都高速湾岸線には大型トラックが連なり、車の流れが途絶えることはない。
オレンジ色のナトリウムランプに誘われるように、ヘッドライトの群れが緩やかに流れ続けている。
雑然とした風の音と、東京湾から聞こえる波の音にディーゼルの乾いた排気音がかぶさっている。
生ぬるくよどんだ空気が、かすかに圧力を持って動いた。
来る。
辰巳ジャンクションからの合流路を凄まじい勢いで駆け下りてくる光が1、2、・・・3台。
先頭はHIDのプロジェクター、その後に少々古めかしいハロゲンランプが2対。
まっすぐに伸びる照明塔の列に弾かれ、巨大なボディがその姿を現す。
紫の鬼神。純正カラーであるミッドナイトパープルとは違う、深く禍々しい青紫色のZ32。
見る者を威嚇するように、そのボディサイドには蛍光緑のカッティングシートで「TEST-01」と描かれている。
レーシングファクトリー・NERVが所有する最強のストリートチューンド、Diablo-Zeta。その初号機。
蒼いスカイラインRS、紅いFD3Sを僚機に従え、そこが自らの縄張りであると主張するかのごとく
甲高いエキゾーストノートを叫び疾走する。
この首都高に君臨する最速の走り屋の称号「12使徒」。
NERVでなければ12使徒には勝てない。それを証明すべく今夜、NERVは出撃する。
有明ジャンクションの空中回廊の向こう、乱舞するテールランプの群れを視界に捉える。
巡航速度から戦闘速度へ。3台は瞬時に陣形を組み替え、一本きりのレコードラインを貫く単縦陣を組む。
どこまでも冷たくそして熱い湾岸の夜。空高く昇った月だけが、彼らの戦いを見守っている。
45 :
マナきつね:2006/04/12(水) 12:08:32 ID:???
久しぶりに書いたらとてもハズカチーです(*´∀`)
クロス先:レーシングラグーンとか首都高バトルZEROとか
46 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/12(水) 13:02:35 ID:YcJqNELG
冬月「碇、これも良スレだな」
ゲンドウ「あぁ、AGEておこう」
>>マナきつねさん
乙です。
わたくち、首都圏じゃないんで湾岸線とか詳しくないですが、
ゾクゾクした雰囲気が伝わってきました。
ぐっじょぶです。
>>マナきつね氏
まさかで例のあの人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !?
ひそかにあの作品期待してますwwww
バトン、アスカは危険なドライバーと非難
Honda Racing F1のジェンソン・バトンが、SUPER AGURIからデビューした惣流アスカのことを、実力がともなっていないドライバーと非難している。
バトンはHondaがサポートするSUPER NERVのマシンEVA02を駆るアスカは危険な存在になると言っている上に、「正直な話、あのマシンはダメだよ」と発言。さらに、「アスカは経験もないから、さらに危険な存在になるだろう」と続けた。
また、バトンは同じくSUPER NERVのルーキードライバー、綾波レイについても批判的だが、「もっと経験を積めば、いずれF1のレベルに達すると思う」と話している。
50 :
マナきつね:2006/04/12(水) 18:43:16 ID:???
>ねかまさん
ありがとでございます〜
私は雰囲気組の子ぎつねさんなので細かいところは(゚∀゚)ですけれども〜
レース系ファンタジーということでひとつ
ナニトモは私も好きですよ〜イニDは第一部までならなんとか
湾岸ミッドナイトはかなり影響受けてまっす〜ジゴロ次五郎は(・∀・)神!!
>48
覚えててくださって光栄です(ペコリ
どうにも停滞してしまってて申し訳ない限りなんですが(汗
そのうち書き直したいです〜
<にゅーすとぴっく>
▼NERV、新ブランド「EVA-TUNE」を発表、国内レースへの供給を開始
▼TRIDENT-GTR、SuperGT第5戦より新型エンジン投入
>>まなきつねさん
どもども(・∀・)
車のパーツとかわかんない所あれば気軽に聞いてクダサイ。
現役の珍走ですからorz
それなりに知識と経験はありますから。
の、くせにF1とかラリーとかは全然わかりまへん。見るよりする方が(ry
アスカは04とか直線で強そう
んでシンジはワインディングが得意そう
レイはどんなステージでもいけそう
NERVが解体されてから二年・・・
壱中を卒業してからの半年、私は完全に堕落しきった生活を送っていた
NERVの莫大な退職金のお陰で働く必要はなくなり、シンジたちとも違い
ドイツの大学を出た私にとって日本の高校への進学もバカバカしかった。
ミサトの家を出て一人で暮らし始めた私を叱ったり心配してくれる人は
いなかった。
その結果、ただ寝て・起きて・ご飯を食べる、生きているか死んでいるか
わからないような生活をしていた。
私はそれが死ぬほど嫌だった。でも中々その状況を抜け出せない自分が
情けなかった。
しかしこの思いが私をさらに硬い殻に閉じ込めていた。
そんな中鳴った一本の電話・・
(・∀・)イイヨイイヨ〜
55 :
1:2006/04/12(水) 21:35:51 ID:???
聞きなれた明るい声・・ミサトだった。
「アスカ〜ン、ひっさしぶり〜元気してんの〜」
正直めんどくさいが切るわけにも行かなかった
「げ、元気に決まってるじゃない!なんのようなのよ」
「実はね、お金もあることだし前々からやりったかったレーシングチームを
立ち上げるの。暇でしょ?あんたも来なさい。」
断る理由も無かったので、後日指定されていた待ち合わせ場所に行くと
そこには巨大なトラックが停まっていた。
「来たわね〜さっそく乗りなさい」
一時間ほどしてトラックが停まった。目的地に着いたようだ。
トラックから降ろされた「ソレ」に私は驚いた。自分が想像していたものとは
全くと言っていいほどかけ離れたものだったからだ
56 :
1:2006/04/12(水) 22:02:21 ID:???
「これで走るの?!」
「そうよん、下のほうのクラスだけど完全なフォーミュラーマシンなのよ。」
アホだと思った。しかしエンジンがかけられた瞬間・・
ぞ・く・ぞ・くした。
爆音としか言いようが無い音を聞き私はニヤついていたと思う
「これ着てきなさい」
更衣室に向かう私は久しぶりに味わうこの感覚に酔っていたのだ
更衣室から帰るとシンジやファーストもスーツを着てそこに立っていた
ちょっと加持さんに似た男の人に簡単な説明を受け初めは駐車場のような
所で発進とシフトアップの練習をさせられた
台車から降りてきたのが珍走用セフィーロだったらいいな〜(・∀・)
59 :
1:2006/04/12(水) 22:21:41 ID:???
初めはエンストばかりだった・・
加持さん似の人いわく乗用車と違い低速トルクが全く無いのでかなり高い
回転でつながないとダメだと言われた
そのアドバイスを聞きスタートは出来るようになった。
しかし二速にいれようとしたら「がきっ!!」と嫌な音がしてエンジンが
停まった
メカニックの人が車を車庫の中まで押していって一生懸命直してくれたが
その間にファーストは自由にシフトアップ、ダウンを出来るようになっていた。
シンジは・・・車が大破していた・・本人は無傷だが「コワイ・・」
と言ってもう乗る気は無いようだ。
60 :
1:2006/04/12(水) 22:39:25 ID:???
私がシフトアップ、ダウンを出来る頃にはファーストはコースのほうを走っていた
でもあいつには負けらんない!
私は4周目にはファーストのベストタイムより1秒も早いタイムで走れた
でもあいつも早くてずっとタイムアタックしていたら日が暮れる頃には
二人ともコースベストを更新していた
最終的に私が0.06秒私が早かった、やっぱり私天才だわ
見ていた人はみんな大騒ぎだった
61 :
1:2006/04/12(水) 23:06:50 ID:???
その後、ファーストと私はレースで負け無しだった
問題は私が一位かファ−ストが一位かということだっけだった
ミサトのチームもドンドン大きくなっていった
私はマカオであったレースで優勝してファーストに僅差でついにF3の
世界でbPになった。
人生に堕落しきっていた私にレースは存在価値を与えてくれた
そして最高のライバルが私をここまで連れてきてくれた。
そして私はミサトのチームを離れ2021年F1グランプリを
あの真っ赤なマシンで走ることになった。
Fin
62 :
1:2006/04/12(水) 23:12:19 ID:???
>>53も俺です
ダメだ〜上手くかけねー明らかにぐだぐだ
やっぱり文才無いわorz
スルーしてw
そんなことなかったよ、
文章まとまっててすっきり読めた。
(・∀・)ぐっじょぶ
65 :
1:2006/04/12(水) 23:20:56 ID:???
やっぱり自分が経験していないものはダメだorz
やっぱバイクしか無理か
俺にはバイクしかないものorz
まぁ、俺みたく独りよがりはダメだお( ;^ω^)
ちょっとグリップの話でも投下してみる。
よく晴れた連休中日…僕はリビングで某人気豆腐屋漫画を読んでいた。
「あんた何読んでんの?」
パッと漫画を引ったくるアスカ。続けざまに
「うへっ…あんたこんなん読んでるの?」
「いいじゃないか別に…好きなんだから。」
アスカから引ったくり返し、また読み耽る。その横でアスカは
「そんなリアリティの無いのによく没頭できるわねぇ…溝にタイヤ嵌めたり、
コップの水零さずに走ったり…第一いくらN2仕様だからって
86でR32やエボに勝てるかっての」
なんだかんだでアスカも読んでるんじゃん…ってか…なんか詳しくない?
「ふっふっふっ…じゃあ、バカシンジに本物のリアリティってのを教えてあげましょうか?」
何やら不適な笑みを浮かべるアスカ。
「な、何だよ?急に…」
アスカの発言が何を意味しているのか、サッパリ僕にはわからない。
「まぁ、焦るコジキは貰いが少ないってね。夜まで待ちなさいよ」
そう言って部屋から出て行った。
「何なんだよ、もぅ…」
そう言いながら、僕は漫画に没頭した。
私は家を出て、少し離れたいつものガレージに向かう。
シャッターを開け、電気を点けると、そこには真っ赤にオールペンされた
180と、これまた対照的に真っ青にオールペンされたソアラが
列んでいた。暫くすると外から
「…来てたのね…」
と、ソアラのオーナーの声がする。
「今晩、バカシンジも連れてくわよ?あんのバカ、豆腐屋さんに
夢中になってるみたいだし、良い刺激になるかなって…」
「そう…碇君も来るのね」
彼女は少し心配そうに目を伏せた。
そして、二人揃って車のチェックに入った。
二人の整備も車と同様に対照的だ。取り敢えずの計器類のチェックと
オイル・水回りのチェックと交換のみの私に対し、レイは
各ボルトの絞め増し、ブッシュ類のたわみ、さしてはタービン回りのオイルの
滲み、プラグの焼け具合までチェックする始末。
「本当あんたってマメよねぇ…」
いつもの事ながら呆れながらに私が声を掛ける。
「…そう?」
素っ気ない返事で整備を続ける。私に足りないのは…彼女に勝てない理由はこのマメさかもしれない。
「終わった…」
私の倍近い時間をかけてやっと終わったらしい。顔と手にオイルを滲ませ、微笑むレイ。
いつもならここで別行動のはずが、今日に限っては少し違った。
「時間まで…食事でも」
珍しくレイの方から食事に誘ってきた。
「やめてよ…雨降ったらどうすんのよ」
すかさずレイも
「アスカは濡れた路面では私に一度も勝った事なかったわね…」
車に乗り始めてレイも少しづつではあるが、変わってきた。
前よりも口数も多くなり、今みたく皮肉まじりの会話もできるようになった。
変わったのは私もだろう。
「へぇへぇ、ファースト様の仰せの通りに。言い出しっぺなんだから
あんたが奢んなさいよ」
舌をべ〜っと出しながらオッケーした。
ねかま、続き早く
二人で食事するのは…恐らく初めてかも知れない。二人の話題は専ら
車の話、学校の話…。まぁ、恋の話なんかは出る訳もない。
意図的に二人共ネルフの話題は出さない様な空気が流れていた。
会話の途中で時折見せるレイの笑顔…こいつこんなにかわいかったっけ?
女性の私でもかわいく思ってしまい、ちょっと嫉妬してしまう。
「そろそろ…時間…」
そう言って席を立つレイ。おいおい…伝票忘れてません?
くるりとこちらを向き、バレたか、と言わんばかりにテヘっと舌を出すレイ。
今まで見た事の無いレイの一面に嬉しく思ってみたらする私。
ガレージに戻り、シンジを迎えに行く。びっくりさせたくて
レイは先に行かせる事にした。
一階から部屋に電話を入れ、シンジを呼び出す。
「バカシンジ、ちょっと降りてきてよ」
電話越し、いや…外から聞こえる排気音に不信感を抱きつつ降りてくるシンジ。
私の横に鎮座する180に驚きを隠せない様子。耳…塞ぐ程うるさいかな?
「アスカ…これ…?」
まぁ、普通は驚くわよね…
「うん…まぁ…あれよ。説明するのも面倒だわ!さっさと乗りなさい」
そう言って助手席にシンジを乗せ、とある峠まで向かった。
峠に向かう途中、夏前のジメジメした暑さが纏わり付く。
耐え兼ねたシンジが
「あの…アスカ?エアコン…」
「はぁ?んな物ないわよ!自然の風邪が一番よ!」
シンジは唖然としている。
相変わらず耳を押さえているシンジ。
「なんか…音楽ってない?」
「はぁ?あんたバカ?こんなにうるさかったら音楽なんか
かけても意味ないっての!」
このバカに軽量化とか説明してもちんぷんかんぷんたから敢えて説明はしない。
「ってか、助手席にシートすらないんですけどぉぉぉっ?」
「座布団敷いてるでしょ?それで我慢しなさいよ!」
先が思いやられる…。
76 :
マナきつね:2006/04/13(木) 01:56:45 ID:???
荒れた路面が激しくFDのボディを突き上げる。それでも、アスカは前方を見据えた視線を
わずかも揺らすことなく、30メートル先を行く紫のZを追い続けていた。
下りながらの左コーナー、左車線に詰まる4トントラックの鼻先を抉るようにZが切り込んでいく。
四連の大口径チタンマフラーが炎を噴き上げ、巨大なリアウイングを振りかざすZは1.6トンの車両重量を
ものともしない鋭いコーナリングを見せる。重量級FRという、一見コーナリングマシンには程遠い
パッケージングのZ32だが、なかなかどうして最大旋回GはあのシビックRにも匹敵するほどだ。
130km/hでアペックスを駆け抜ける。コースはここから地下へ潜り、再び地上へ出ると谷町の分岐がある。
ぎらつくようなトンネル内の照明は、しかし穏やかに、幼い日の思い出をアスカに甦らせていた。
「ママ、見てる…?アタシは今アイツと走ってる。あの頃のママと同じように…」
ロータリー使いの惣流、Z使いの碇。在りし日のキョウコとユイはそう呼ばれていた。
彼女たちがその命をスピードの果てに散らしてからも、彼女たちの愛機は、魂は失われることなく
生き続けた。それが首都高の伝説となった悪魔のZ32であり、そして今アスカのFDに積まれた13B-T改だ。
10年前のライバルが再会する。奇しくも、彼女たちの息子、娘によって。
不規則にうねるトンネルはスピード感覚を麻痺させ、速度は二次曲線的に上昇していく。
フルスケールメーターの針は200km/h台に頻繁に突入し、なおもじりじりと平均速度は上がっていく。
それが頂点に達したとき、この二台は初めてそのすべての力を解き放つ。
「わかってるわねシンジ…最初から全開フルブースト。この一本にすべてを賭ける」
4速、8000回転。この立ち上がりで9000まで引っ張れなければ速度が乗らない。
77 :
マナきつね:2006/04/13(木) 01:57:46 ID:???
最後の右を抜けた先に、トンネルの出口が闇を携えて待ち構えている。
ずっと昔にも、こうして二台で走ったことがあった。そんな気がしていた。
あの時は助手席から見ていたZのテールを、今は自分がステアリングを握り追っている。
同じ走りだ。Zの後姿は思い出とひとつも変わらない。
シンジは受け継いでいる。最速の果てを見た、碇ユイの魂を。
一般車たちが背景と化した。もはや何者も二人の心のシンクロを邪魔できはしない。
Zの咆哮が聞こえる。懐かしい声だ。
FDも答える。それは歓喜なのか、あるいは威嚇なのか、それともただ溢れ出る思いの丈を、
ひたすらに生命の衝動を迸らせるのみか。
5速全開、270km/h。高架道路の継ぎ目さえ、ともすれば車体を空中へ弾き飛ばさんほどの
衝撃をもってアスカを打ち据える。FDもZも必死で堪えている。路面に噛み付く牙が
はっきりイメージできるほどに。ゆるやかなはずの左カーブが壁のように迫る。
アクセルオフからフルブレーキ。ブローオフバルブとアフターファイヤーが同時に叫び、
エアロを路面に擦り付けるほどの制動をかけるZがFDのフロントガラスに火花を降らせた。
命を、素手で掴んでいる感触。かつてない興奮は熱さを熱さとしてさえ感じさせない。
恐怖もなにもかもを飲み込んでしまうスピードの奔流の中で、不思議な懐かしさが二人を
つないでいた。二台はゆっくりと速度を落としていき、やがて法定速度の流れに溶け込んだ。
インターの出口でどちらともなしに別れる。言葉は交わさずとも、通じ合ったものは確かにあった。
78 :
マナきつね:2006/04/13(木) 02:02:00 ID:???
なんか行間詰まってて読みづらいような(;´∀`)
ところで私のSSの独自設定とか、使っていいもんですかねぃ?
綾波さんがショップをやっててホニャララとか
存分にやりたまえ
>>78 自分は作品知ってるからいいけど、初めての人だったら
流れがわからないかもね。
もし、自分さえよければ目欄なり本文なりに
アドレス(もしくは検索のヒント)を晒したら?
ねかまの愛車のスペックうp
>>78何でのありさ、このスレは(´ー`)
>>ねかま 続きも待ってる( ´∀`)/
>>マナきつね氏乙!かなりイイよー\(・∀・)/
人がいないから音速で上げる
ぐはっ…寝てた…今から続き書く
>>82 俺の車のスペックなんか知ってどうすんだ?
平成元年式セフィーロCA-31(S14SRエンジン載せ換え+ボアアップ2.1リッター化)
エンジン系統
GT-SSタービン
GT-R用インタークーラー流用
バイク用ラジエータをオイルクーラーに流用
ヤシオファクトリーラジエータ
ブローオフバルブ(メーカー忘れた)
コンロッド、ピストンなどのエンジン腰下は東名2.1リッターキット
PCはHKS金プロ現車合わせ
触媒レスフルストレートマフラー(自作)
オイルキャッチタンク(自作)
エンジンはこれくらいだとオモ
87 :
1:2006/04/13(木) 23:28:32 ID:???
ねかまのセフィーロって俺と同級生かよ・・・
っていうか凄いエンジンだな・・何馬力くらい出てるんだろうか?
SSタービンで2.1Lなら360くらいかなぁ?
などと見当違いな予想をしてみる
内装、外装
クスコ(だったかな) 7点式ロールケージ+自作追加バーを包帯でぐるぐる巻きwww
クスコ 前後タワーバー
運転席 レカロフルバケ
助手席 純正orz
リアシート ねーよorz
ハンドル ナルディクラシック
追加メーター でふぃ
エアロ ユーラス+ユーラス前後ブリスターフェンダー
足周り
ホイール 前:ボルクTE27(01R)
後:R33純正(適当)
車高調 HKS
デフ カーツ
テンションロッドなど一式及び切れ角うp イケヤフォーミュラ
(全てリジッド化済み)
こんなもんか…えぇ、車検通りませんよorz
>>87-88 エンジン手入れた時は380足らず、トルクは36位だったとオモ
88はいい線いってる
外装は白にオールペンして、レイたんの髪の色のファイアーパターンの
バイナルかましたハデハデ仕様だwww
んで、ロールケージには包帯ぐるぐる巻き。リアのエアロには
レイたんのキーホルダーぶら下げてたら…ヲタだと思われても仕方ないのか?orz
.'⌒⌒丶
( 从 从 )
ヽゝ゚ ‐゚ν外、寒い・・・風強いもの
うはぁっ…ごめんね、レイたん…
後のキーホルダー外してルームミラーに吊すよ…寒い思いさせてごめんね…
ダメだ寝よう・・
もう限界だorz
94 :
1:2006/04/14(金) 00:23:23 ID:???
漏れも寝よ‥
明日あたりにねかまが投下してくれるのを待つ
マナきつね氏も楽しみだがな(´Д`)
>>75 横でシンジがうるさい…。しかし…確かに軽量化とはいえ、
ステレオも無いのは如何な物かと思う…女として。
普通の年頃の女の子なんて、軽のワゴンなんかに乗ってキャッキャッ
言ってた方がお似合いかも知れない…しかし、出来ない…私も、恐らくファーストも…。
EVAパイロットとしてのプライド…?いえ…スリルを味わいたいだけなのかも知れない。
そんな事を考えている内に峠の入口のコンビニに着いた。
ここで知り合った仲間達と雑談に勤しむ。
こんな雰囲気…シンジは恐らく苦手なのだろう…車から降りる気配を見せなかった。
ファーストと私が車に乗り始めて変わった事…私は人を馬鹿にしなくなった。
速い人には素直に速いと尊敬の念を抱く事ができる様になった。
そして、それに追い付こうと努力を惜しまなくなった。
その変化を自分でも驚き、嬉しく思う。以前の私なら嫉妬、妬みを感じていたに
違いない。しかし、今は違う…素直に負けを認めた上で追い付く努力を
惜しんでいないのだ。
ファーストもそれは同じだろう。口数も多くなり、感情を表に出す様になった。
負ければ悔しがり、勝てば喜ぶ…そんな当たり前の事が当たり前にできる様になっていた。
そんな雑談の中、(最も、シンジを見た仲間が「あれ彼氏?」と
ちゃかしてきた時は鮮やかな回し蹴りをお見舞いしたが)
聞き慣れた1J独特の滑らかな音が響く。デフの強いジャダー音を鳴らし、
コンビニの駐車場の段差を気にしながら、ゆっくり入ってくる。ファーストのソアラだった。
車輪止めを気にしながら、ゆっくりとバックでいれる。
ソアラの長い車体と細い体がなんともミスマッチな組み合わせだ。
車から降りてくる彼女にシンジも気付く。この世の七不思議を
一気に全部見た前な、あんぐりとした驚きの表情に私は思わず吹き出してしまった。
「あ、綾波ぃ!?」
思わず口に声を出してしまう。まさか、アスカだけでなく
綾波まで…。しかし、僕を見ると、いつもの様に、口に手を持っていき
フフっと微笑みかけてくる。現実と非現実が一気に畳み掛けてくる。
横ではアスカが腹を抱えて大笑いしている。
漫画やテレビでしか知り得なかった世界が今、目の前に広がっている。
まさか、夢の中の住人が隣に居合わせようとは思わなかった。
目を丸くしている僕の頭を一発叩き、アスカは
「なぁんて顔してんのよ?それじゃ、超〜現実的な世界にご案内しま〜す!
トイレ…済ませときなさいよ」
トイレも済ませ、アスカの横に乗る…いえ、乗ったってのが正確かも知れない。
思い出すだけでも吐きそうになる。
対向車線は越えるわ、ガードレールすれすれだわ、壁にぶつかりそうになるわ、
無茶苦茶な追い越しはするわ、よくあれで事故らないと思う。
でも…男なのに悲鳴上げまくってかっこ悪かったかな?終始アスカは
落ち着いていたし…うるさい、黙ってなさい、は連発してたけど…。
峠の中腹の広場で夜景を眺める。アスカからコーヒーを貰うも、飲む気がしない。
下りは綾波に乗せてもらおう…
綾波ならゆっくり走ってくれる…よね?
100げと
シンジを横に乗せ、コンビニを出発する。なぁにこいつは緊張してんのよ。
2速から3速へ上げ、アクセルをべた踏みする。そして、計算通りに
3速が噴けきった所で峠の入口のコーナーに差し掛かる。
アクセルを抜き、荷重を前輪に押し付ける。横では前のめりになったシンジが
「ぬわっ!」
と、叫んでいるが気にしない。そのまま、ショートカットで
ラインぎりぎりのイン側を攻める。またも横では
「ぶつかる!アスカ!ぶつかる!」
と叫んでいるが、気にしない。
試しにコー出口でサイドをちょを引きしてやる…あんたの悲鳴の方が非現実的だわ…。
続きまだ〜?
通りすがりですが、なかなかいいですね。湾岸とDと2種有って。DっつうかORかな。
中心視点(人称)が変わるのは仕様ですか?
?
湾岸?D?OR?
すんまそん、さっぱりわかりませんorz
視点変えてるのはわざとです。
例えば、たかだかリアをブレイクさせる(意図的に後輪の挙動を不安定にする)のも
素人から見たら、事故寸前、乗ってる本人から見たら、意図的ってのを
表現したくて。
105 :
マナきつね:2006/04/14(金) 06:57:11 ID:???
湾岸=湾岸ミッドナイト
D=頭文字D
OR=オーバーレブ
ですかねぃオーバーレブはちょっと前までヤングサンデーでやってた走り屋漫画です〜
湾岸てのは私のやつですよね?
ねかまさんのセフィーロはほぼフルチューンですかすごいです〜(・∀・)
106 :
K-UNO:2006/04/14(金) 13:26:19 ID:/dyFhofs
アスカ「スレが下がるのはいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
寝てる間に投下された・・・・orz
ねかまG・J!!(´∀`)/
108 :
たけつぐ:2006/04/14(金) 16:03:10 ID:???
109 :
宝石屋:2006/04/14(金) 16:18:13 ID:/dyFhofs
ちょ、おま…
ここで一句
フルチューン
ガソリン無ければ
ただの鉄orz
111 :
マナきつね:2006/04/14(金) 21:03:40 ID:???
燃費はいくらでしょーか(゚∀゚)アヒャ!!
廃屋104円だった頃が懐かしいぃぃ
燃費…orz
4`走らない内に200円チャリーン…。゚・(ノД`)・゚。
だから街乗りでは、
ゆっくり焦らず踏み込まず
が原則です。
早めにギヤを上げて、低回転で済ませてますよ。
113 :
マナきつね:2006/04/14(金) 21:49:43 ID:???
ブーストは負圧でもなるべくかけないとか
2000回転以上まわさないとか
まーそれでもエンジン本体はノーマルだったおかげで7`はコンスタントに出せましたね〜
で普通車に乗り換えて同じアクセルワークするとパワー無くて失速するとw
やっぱ大排気量って強いです
114 :
103:2006/04/14(金) 22:01:35 ID:???
なるほど。たしかにその方が効果的ですね>視点移動
略語はそのとおりです。あと漏れが読んでたのはSSくらいですがw
続き、楽しみにしてますヨ。
(国産FF乗りより)
お?マナきつねさんもターボ車?何乗ってたんですかぁ?
俺も最近は金続かなくなって、ちょい乗りでは親父のカローラ乗ってます。
ただ…右折が怖い。行けると思っても、排気量が小さいから
出だしで愚図るんですよね…。逆にカローラの感覚で俺のに乗ったら
噴けすぎて、直ドリ状態になるし…ひっちゃかめっちゃかです。
103さん
ご期待頂きありがとうございます。ただ、最近、調子に乗りすぎて
色んな所で投下しまくってるので、ここも少なからず影響あるかも?
まぁ、気長に待ってやってください。
116 :
マナきつね:2006/04/14(金) 22:39:37 ID:???
マナきつねさん
標識激萌えっっっ!!!!
なんじゃあ?その標識はっ!めちゃラブリーじゃないですかっ!!!
VGですかぁ…中回転からのしなかやな延びがいいですね!癖もなくて良いエンジンだと思います。
俺もRBよりも好きですよ、と元RB25乗りが断言します。
>>101 コーナーを抜け、3速でベタ踏み。ストレス無く6500回転まで
咆哮を上げるエンジン。それに比例して恐怖の咆哮を上げるシンジ。
「うわぁぁぁっっ!!止めて!!止めて!!」
全くもって五月蝿い。
ヘアピンに差し掛かり、ギリギリまでブレーキを我慢する。
「ア、アスカ!?ブレーキ!!ブレーキ!!」
わぁってるわよ、志村!後ろ!後ろ!みたいに言わないの!
試しに、クラッチを蹴り、強めのブレーキで車体を横に向け、カウンターを当てる。
本来ならば、前後に流れる景色が横に向かって流れていく。
完全にシンジは失神手前の様だ。
119 :
1:2006/04/14(金) 23:21:49 ID:???
バイク軽く整備して俺が来ました
よっ(゚д゚)/
体勢を戻す事なく、コーナーを抜ける。抜けても尚、クラッチを蹴とばし
車体を横に向ける。コーナーのインからアウトギリギリまで寄せ、シンジの反応を楽しむ。
「アスカ!!ぶつかる!!崖!!わぁぁっっ!!!」
目押さえてんじゃないわよ…同じEVAパイロットとして情けなくなってしまう。
そして、山の中腹の折り返し地点の公園に着いた。
ゲッソリして車を降りるシンジ。ちょっと刺激が強すぎたかな?
気を利かせてコーヒーを差し出すが…なんで受け取らないのよ!?
帰りはファーストの方に乗るみたいだ…あらあら…どうなっても知らないわよぉ…。
「綾波…降りる時は乗せてよ…」
疲れた顔の碇君が話し掛けてきた。何故疲れた顔をしてるの?
アスカの車じゃ満足できなかったのかしら?
「ゆっくり…お願い…」
ゆっくり?あぁ、成る程…時間を掛けて降りればいいのね。
「アスカ…先行ってて」
アスカを先に行かせ、駐車場をゆっくりと出る。碇君は
「いやぁ〜、アスカの運転、恐かったよぅ」
…何故?彼女の腕程、安心できる物はないのに…。
路上で一度、車を止めレッドギリギリまで回転数を上げる。
「ま、まさか…綾波?」
何?排気音うるさくて聞こえないんだけど?
クラッチをドン繋ぎして、リアを踊らせる。そのまま2速に入れ、
カウンターを当てる。
横では碇君が何か言ってるみたい…喜んでるみたいだ。やっぱり
“ゆっくり降りて”
って、卍切りながら降りてって事だったのね。
対向車が来ない限りは卍を切り続ける。
「うわぁぁぁ、綾波っ!!綾波ぃっ!!」
そんなに嬉しいのね…。
「藤原ですかっ!?豆腐屋ですかっ!?」
誰?藤原って…友達?それに私は豆腐屋じゃない。
ヘアピンではサービス精神でかなり手前から車体を横に向ける。
「わぁぁぁっっっ!!!!!!」
良かった…こんなに喜んで貰えるなんて…。
ひゃっほ〜い\(´∀`)/
期待上げ
宣伝上げ
そして、コーナーを脱出してからも、可能な限り車体を横に向け続ける。
碇君…喜んでくれてるみたい…さっきからずっと笑いっぱなし。
ふもとのコンビニが見えてくる。
駐車場に入れると、すかさずアスカが駆け寄ってくる。
「ファーストお疲れぃ!んで、バカシンジはどうだった?」
どうだったって…凄い喜んでくれてたわよ…って、碇君?
なんでそんなに呆気に取られて放心状態なの?
「ト…トイレ…」
一言だけ残してコンビニへと消えて行った碇君…。アスカ…何故そんなに笑ってるの?
それと、豆腐屋の藤原さんって…知ってる?
ここに碇君を連れて来たいきさつ、藤原さんが誰なのか…
全てをアスカから聞いて今納得した。碇君…喜んでた訳じゃないの…。
それよりも…藤原さんってそんなに凄いのね…え?実在しない?そう…。
コンビニから出て来た碇君は車輪止めに腰掛けて、肩を落とし、深い溜息をついている。
何か…申し訳なく思えてくる。アスカが碇君に近づいて見事な回し蹴りをお見舞いする。
あぁ…アスカ…そんな…悪いって…。
アスカは嫌がる碇君を再度横に乗せ、4筒頭独特の渇いた音を響かせ、峠の闇の中へと消えて行った。
128 :
マナきつね:2006/04/15(土) 22:47:31 ID:???
>4筒頭
気筒と書こうとして亀頭と変換しちゃったみたいな感じでしょーか(ボソ
目を回してのびてるシンジ君が目に浮かぶようです^^;
>81
そですね〜
まー>41でぐぐれば一発なのですが〜
チョットずつ本文中で説明していけばわかりやすいかなーと思うます〜
というわけで〜
>77から
ネオン華やかな市街中心部と、夜にはすっかり寝静まる住宅街との境目にそのガレージはある。
「MAGI melchior」、NERVが傘下にしているチューニングショップだ。
風に乗って流れてくる都会のざわめきの影に、虫の声すら聞こえるほどに辺りは静まり返っている。
事務所の窓からは灯りが漏れていた。まるで誰かを待っているかのように…
そして、待ちわびていた音が近づいてくる。周辺の住民を気遣うかのように回転を抑え、くぐもった
排気音と共に真紅のFD3S RX-7がMAGIの駐車場に入ってきた。ヘッドライトに照らされた
シャッターの脇に、蒼いスカイラインRSターボがひっそりと佇んでいる。シルエットフォーミュラ顔負けの
フルエアロを纏ったそれは縄張りに睨みを利かせるかのようにノーズを道路に向け、近づく者を威嚇している。
129 :
マナきつね:2006/04/15(土) 22:51:08 ID:???
アスカは車を降りると、RSを一瞥してからまっすぐ事務所に向かった。
「どうだった?」
着替えたツナギをロッカーにしまいながらレイが訊いた。弱冠25歳にしてNERV幹部であり、
走り屋チーム「ミッドナイトエンジェルス」を率いる彼女は、「3東の蒼い稲妻」の二つ名を戴いている。
「ぼちぼちよ。それはそうと、さっき環状でシンジと会ったわ」
「そう」
「見るたびに速くなってるわね、アイツ。…だいぶお気に入りみたいじゃない?」
ロッカーを閉め、ゆっくりと向き直って視線を射抜く。腹のうちを探るように、自然と不敵な笑みがこぼれる。
「どうする?時間的にはもう2、3周できるけど」
「いいわ。行きましょう」
熾天使のデザインが染め抜かれたチーム名入りのジャケットを羽織り、レイはRSに乗り込んだ。
長めのクランキングと共に、2.4リッターのFJ24改ターボが轟然と目覚める。加圧式キャブターボを
ベースにNERVオリジナルのCPUをドッキングして制御されるエンジンは優に500馬力を超える出力を叩き出す。
室内に張り巡らされた極太のロールケージが、このマシンが秘めるパワーの凄まじさを物語っている。
二台は本牧インターから首都高へ上がり、横羽線を上って環状へ向かう。
夜の最も深い時間。FDを従え、高速巡航の速度で流す。レイはゆったりとステアリングを握りながら時計を確かめた。
午前4時をすこし回ったところだ。あと30分もすれば朝の車が動き出す。それまでのわずかな時間、首都高は
時を忘れたように別世界への扉を開く。眠りを忘れた旧東京の街灯りは、淡い光の靄となって空を包んでいる。
立ち並ぶ高級マンションの間を縫うように、やがて高架はビルの谷間へと滑り込んでいく。
地獄への道しるべのように、道路案内板の緑色がオレンジの闇に浮かび上がっている。
130 :
マナきつね:2006/04/15(土) 22:54:03 ID:???
ゆっくりと、しかし力強く、アクセルを踏み込む。疼くようなターボラグを振りほどき、FJ24が吼えた。
TO4Rビッグタービンは瞬時に最大ブーストに達し、猛獣の昂りを思わせるウェイストゲートサウンドを放つ。
距離感までもが歪む、引き伸ばされる光の波長がレイの赤い瞳に映りこんでいる。
「ついてこれるかしら?ここから…」
アフターファイヤーを迸らせ、慣性質量をねじ伏せてRSがボディを翻す。最大限の速度、紅と蒼の流星が
浜崎橋ジャンクションを駆け抜ける。その先には環状内回りの難所のひとつ、汐留S字が待ち構えている。
気の遠くなるような直線の加速の中、心臓の音が聞こえる。FDのカーステが鼓動を歌っている。
「赤いハートビート…Uoh oh…ふっ、このアタシが…綾波」
はちきれそうな緊張を解き放ち、RSの丸型4灯のブレーキランプが激しく点灯した。間髪いれず、
コーナー中央へ向かってノーズをねじ込んでいく。続いてFDもブレーキング。RSのテールを舐めるように
HIDの光条が瞬く。
「青いハートビート…いつまでもアンタの背を拝んでるわけにはいかない」
生命を押し潰す重力の壁がすぐそこに迫っている。265サイズの17インチタイヤが加重に耐え切れず震え始める。
入り口が広く、奥にいくほど狭くなるこのブラインドS字コーナー。すなわちここに二台で突っ込むということは
必然的にチキンレース、どこで引くかが鍵となる。見極めを誤れば、よくて自爆、最悪多重クラッシュもありうる。
こらえろ。空気が粘度を増したかのように、斜めになってカーブするコンクリート壁がうねっている。
131 :
マナきつね:2006/04/15(土) 22:56:55 ID:???
RSのテールにくらいつくFD、アウト側の壁が吸引力を持っているかのように迫ってくる。
左後方に鼻を入れる。横Gが抜けていく。息を吐く。コーナー出口を前にRSが半車身イン側に寄り、FDとノーズを並べた。
「これでようやくアンタと対等に戦えるだけのマシンを手に入れた…そういう意味でしょう」
フロントガラス上端に張られた、無花果のステッカーを見やるアスカ。NERVのロゴだ。
選ばれた者だけが張ることを許される、最速の証。併走するRSのリヤフェンダーにも、それがある。
道路は地下へ潜り、銀座シケインエリアへ突入。やおら、RSが前に出るとブレーキランプを点滅させた。
「くっくっ、わかってるっつのよ」
新富町のオービスを油断無く交わす。二台は再び加速し、宝町のストレートを駆け上がっていく。
「これからよ…そのエンジンを使いこなし、キョウコ博士の走りを受け継ぐことができるかどうかは…
すべてあなたしだいよ、アスカ」
バックミラー越しからでも見えるほど、車体を大きく飛び越えるアフターファイヤーを吐くFD。それは火の鳥のように、
空を翔る竜のように。
二台が湾岸へ乗り換え、帰途につく頃には、東の空が白み始めていた。
時間は終わった。夜だけの別世界は扉を閉じ、太陽が昇ればまた、乾いた一日がやってくる。
132 :
マナきつね:2006/04/15(土) 23:00:53 ID:???
>>マナきつねさん
GJです!SSの中のクールな文章と普通のレスの柔らかい文章の
ギャップがなんか好きです〜。
高速とか環状とかはわかんないですけど、独特の空気っつーか
緊張感はビンビンに伝わってきますよ!GJです!
>>127から
後日…
シンジ「二人に刺激されて、車買っちゃった」
アスカ「某スレみたいに101レビン買った〜みたいなオチは無しにしてよ」
シンジ「今度は大丈夫!ターボ車でマニュアルだよ!」
レイ「へぇ…車種は?」
シンジ「なんとランサー!」
アスカ「まじっ!?生っ意気!」
レイ「でも、四駆じゃドリフトはできなくもないけど、しばらくは無理ね…」
シンジ「え?FRだよ?」
アスカ・レイ「「ランタボかぃっ!」」
いや、良い車っすよ?エボより好きっすよ…ただ、ネタが思い付かなかったorz
135 :
1:2006/04/16(日) 06:19:27 ID:???
今おそらくエヴァの板で一番クオリティ高いこのスレが何でこんな過疎化
しなくちゃいけないんだ(´А`)
ねかま・マナきつね両名G・J!!(・∀・)!!
さて、雨だが走りにいくか( ⊃゚Д゚)⊃
ヒント:ネタが玄人向け
車なんて興味ある人と無い人がはっきりしてるからなぁ…
137 :
迅帝:2006/04/16(日) 15:44:57 ID:???
筑波最速魔王Rの心臓・・
ボディ>R32NISMO
エンジン>RB30改3・4リッターDOHCツインターボ、600ccインジェクション最大トルク91・79最高出力900馬力
最高速度399キロ、0−400、8・922、筑波サーキット、54・821
ドライバー>???
138 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 16:04:35 ID:hrReNEVz
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/――――――/ニニニニニ| | NERVレーシングファクトリー |
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.~||⊆⊇⊂_⊂ ヽ_||○ . || ||:| | |
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.〔lコ_[匚]]_lコ__〕E] ()) |゙lL[}韭韭韭}。]__/.l ()) ii ()) |_|::::|__________l ()) ii ()) | |_〕
~ゞゝ__ノ ̄ ̄ ̄~ ゞゝ_ノ ̄ ̄ゞゞゝノ ̄ゞゞゝ_ノゝ_ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゞゞゝノ ̄ゞゞゝ_ノゝ_ノ ̄ ̄ ̄
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139 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 16:12:32 ID:CsiIz2JP
シンジ「SAGEちゃだめだ。SAGEちゃだめだ。SAGEちゃだめだ。SAGEちゃだめだ。SAGEちゃだめだ。」
140 :
迅帝:2006/04/16(日) 16:22:51 ID:hrReNEVz
_,.r==='''-"‐‐‐-- 、 ,,.. -- 二''ー-、____
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(フ'" ,.:' /l,rー-: ヽ;:, ヽ, `'Y ,l',-' ,!
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`tミl~~`''tー、  ̄ r--; ,, ,, / /、ヾ'.ハ';::l ! i _ .. -‐ '' " .|ヾj:レノ
イ、!,!、..,,_j`''キーr-- ニニ...、 ,;' ,;,' ;l! |;;:! ,r; ,rァ !:!:! ` _ ,,.,.. -‐'''"
ィ、_ ー 、_ 〉 ゞ-=.....,,,,ノ " " | |r 'i , ヾ:','::! _,,.. -‐''' " ~
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にやり
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(フ'" ,.:' /l,rー-: ヽ;:, ヽ, `'Y ,l',-' ,!
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|` ~`''''ー-' 'ー'---'--"--' ,.. ,.' ,,.-‐ァ、:::..'! '! ,.' {:|;:i:)ミi|レ'
`tミl~~`''tー、  ̄ r--; ,, ,, / /、ヾ'.ハ';::l ! i _ .. -‐ '' " .|ヾj:レノ
イ、!,!、..,,_j`''キーr-- ニニ...、 ,;' ,;,' ;l! |;;:! ,r; ,rァ !:!:! ` _ ,,.,.. -‐'''"
ィ、_ ー 、_ 〉 ゞ-=.....,,,,ノ " " | |r 'i , ヾ:','::! _,,.. -‐''' " ~
`''ー、_、_~゙ |::::::ヽ'_'‐"ソ:/ー'''' ~
~゙` '''''' ー--- --―''' ゞ-:;;;:;:::=-''"
修正
GTRカッコヨス!!
ん・・GTRだよね?最近見てないからよく覚えてないや・・
143 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 17:05:32 ID:hrReNEVz
/ ̄/____/ ̄/
V / //
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⊂I∠__.⊆⌒⊆_)_____//_ )||____|| R V :|
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.|: :┃三三三三┃ |〕 /⌒|| | || /⌒| /⌒|L|
〔 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄〔/..∩.| |. || /.∩..| /.∩ |  ̄ ̄|
| ┌――:┐ |. | | || | || | | |: :| | :| | | |
| =∈三|にNERV|三∋= |. . ∪..| = ========== |..∪,_|= |::∪|= /
/ /|ゝ_/| ̄ ̄ ̄ ̄~ ̄ ̄ |ゝ__/|~ |ゝ_/| ̄ ̄ ̄|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
144 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 17:12:46 ID:hrReNEVz
_,. ..--―======―--::;;;;-.、、
,.ィ"  ̄`! f'"^ヾ;;.、,,,,,,,,__
_ / | | ヾ;;ir-''" )ヽ
(::::: )' |::ハ ,..--くr'" " ハ
,........-‐’'ー-- ,, ..................,,,,,,,__ __ |;::: k;! ,......リ ,. /:!|
,.ィ ´......., ,. - ' ,. -‐1|! ,lヽl!
,:ク'__|○// ,. '"‐''''―-, ' ,..., '" |l! |, Y
/`'ー―'-,:' ― - ...,,,,_ ,. ,.:"__|○○,.:' ∠_ ! ,. '",リ : |
/、、 / / `''''''''''''''~` 、 /二ミ、! ,. " ,ム: リ
ト ミ三! '''' ― --- ,.......................,, 、 :ハTコ;,' v;^!:;! ,. -ヘ、:;ソ
ヾー-.、 r=―---- ......,,,,,__ '--┴┴─┴'‐' :!,. ;!; r!:;|l,.-''".-┘
ヒー-、_||`"'''''' ― --- ...,,,,,,_;! r――――i '''" ;! ソ,!;:||.,-‘
/ `"""''ー--ニ二....,,,,,,__ ::リ '--ニ二ニ' _,,.彡1v /ソノノ
~'''''―-___  ̄ ̄ ̄~~~~~""""´ _|`''''';: -'
 ̄'''''''''''''''''''''''―――――--------
145 :
迅帝:2006/04/16(日) 17:13:46 ID:hrReNEVz
お、NSXか。この前見たぞ
>>141 俺にはフルエアロ組んだ14前期に見えるんだが…
まぁ、この頃の日産って全部(ry
147 :
1:2006/04/16(日) 22:36:06 ID:???
仲間うちでレースするといつも体力切れで一位をキープできない俺が帰って来ました・・orz
かんなり昔の話だが
近所の中古車屋にNSXが売ってた。
無事故でライトチューン…マフラーと車高調くらい入ってた。
まぁ、無事故は信用できるわな…フルアルミだから一度、事故ればほぼあぼーんだから…。
ただ金額が…350マソ…走行距離…5万`弱…
うん、連れと二人で直感したね…事故車じゃない
“事件”車だな…と。
一度、売れてたんだが、半年しない内にまた別の中古車屋で見つけたんだわ、そのNSX。
やっぱ何かあったんやろねぇ…。
149 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 19:24:15 ID:xtw4ZU2M
レイ「私sage嫌いだもの…」
らしいのでageます
150 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 19:37:07 ID:5CbW+m8Y
あのー、ここエヴァ板だよね?
151 :
迅帝:2006/04/17(月) 19:43:29 ID:5CbW+m8Y
_,,,,,,,,,,,,,,....................,,,,,_
,,.r''―''''''''''''''''''''''''''''''7,ィ'''''''ーir―:ミ:;-、
, ィ'" ,:':' ';;, ヽヾ:、===''7~|
rー,ィ'" /,',r--.、 ';;, ハ ';\_,イ リ
_,,,.......-1------------ ..,,,,,,,__ //^',.ニ-'..--- '''r ー'''''''"" ~~ヽ
,,. -‐''" ''ー ー-=',. : -‐ ' " l ニ ! ニ ; ,!
,ィ",...,,,,,,,,,,,,___ ____,__ ,,......_ = ! i :'",.=-ミ:、_ト,
,../,_/..,, @: ; ; ;7,;/ ; ; ; / :: ハ ,ィ'"-:;,、 `:、 :! ! ,' /:r‐ミ、:! ,:!
〈rr-r ニ..,,,,__ ~~"""""~~ ̄ ̄ "7,.r‐'''''-、ヽ | | ; ;' ,'::iヾ,ハ::|'";ソ
||:::::||::li;:;:;:;:;:;:;:;:;| ̄~~~゙lr'~ハ ...,,,,... ;!ヽ 〉:;| /ハ:ハ:| ! _,,,,,........ ' --‐'ヽ|::|- ツリ:|'"
〔ミ`ゞii、:;:;:;:;:;:;:;:i..,,____!ヾゞ' ;| :; li ;:! l|::|:|''"~ ̄_,,,,,....二 -‐ '''''"ヾ::;;;ゞニソノ
~`''''ー--- ニ二.,_三三; ''''''""-',! / | ` :ソ:;!^""~~ `''''''''"
 ̄ ̄~~~ ̄ヾ:;:;:;ヽ、..,,,,.r彡'
`'''''''''''""
気にするな。
迅帝!!
ID!ID!!!
>>150-
>>151 久しぶりに自演をみたwwww
154 :
1:2006/04/17(月) 23:01:15 ID:???
釣りだ、釣りに違いない。
いや…でもさ、自演かもだけど良い人じゃん
“スレチだけど気にするな”
ってのを言いたくてわざわざ自演したんじゃん?
俺には荒らしとかには見えなくて、寧ろ、盛り上げようとしてる様に見えるけどな…
感謝です…
かわいいな、迅帝
158 :
NOS:2006/04/18(火) 19:36:22 ID:Sjd//dPJ
自作自演か・・・まぁ迅帝とか言う奴はは悪い奴には見えんがな。
159 :
NOS:2006/04/18(火) 19:55:16 ID:no75yn+H
ってか、迅帝の魔王Rとかいうスペック、あれは大鶴義丹主演の実写版湾岸ミッドナイト(93)にでてるR32だぞ。よく知ってるなあいつ。しかも実際に900馬力。
ちょwwww今度は名前一緒なのにID違うwwwwwwwwww
もう訳わかんねorz
161 :
マナきつね:2006/04/18(火) 20:24:13 ID:???
西暦2005年、夏。第二次遷都計画に基づき「第3新東京市」としての再開発が進む横浜市。
人類史上未曾有のカタストロフ、セカンドインパクトからの復興を推し進める日本は
「新臨海都市ベイラグーン構想」のもと、政府主導の強力な経済政策を推し進めていた。
急激に過熱する景気は、こと自動車業界においては日本がそれまで持たなかった
超ド級の高級車種、いわゆるスーパースポーツを次々と誕生させていた。
それがスカイラインGT-Rであり、フェアレディZであり、NSX、RX-7、ランサーエボリューション。
激化する性能競争に歯止めをかけるべく280馬力自主規制が敷かれたが、実際の戦場、
ストリートではそんなことは関係なかった。走り屋たちの戦いもまた、新世紀へ向けて
大きな転換期にあったのだ。
この日も、いつもと同じ朝は変わりなくやってきた。
横浜市中区、建設中の首都高湾岸線を東京湾に望むこの丘の上の学園都市にも、まぶしい夏の
陽光が降り注ぐ。街も、海も、空も、変わらない日常の表情を映している。
それはある意味で残酷なほどに、どんな人間にも無慈悲に平等だ。
「おはよ、レイ」
「…おはよう」
朝、アスカはいつものように一緒に登校しようと隣の家に住むレイを訪ねた。
明るい元気さが魅力で、クラスのムードメーカーだった綾波レイ、しかし今日の彼女はこれ以上ないほどに、
痛いほどにやつれてしまっていた。眠れなかったのか、目もうつろに落ち窪み、自慢の黒髪も艶を失い
荒れきっている。理由はアスカにもわかる。それでも、気遣って普段どおりを心がけようとしていたのだが
こうしてレイの姿を見るとそんな小さな勇気もあっというまにしぼんでしまう。
162 :
マナきつね:2006/04/18(火) 20:26:02 ID:???
「…シンジは?」
沈痛な表情で訊くアスカ。レイは黙って首を横に振り、崩れた髪が瞳を隠した。
「あれからずっと帰ってない…お兄ちゃんも、お義父さんも」
ゲンドウが家にほとんど帰らないのはいつものことだが、レイの義理の兄、シンジまでもが
行方をくらましてしまっていた。壊れたオルゴールのように、碇家のメロディーが止まってしまっている。
「おばさまは…どうしてるの?」
「ママもずっと…NERVの仕事が忙しいって」
「そう…」
アスカは顔を伏せた。心にぽっかりと開いた空虚。少女たちにはどうすることもできない、現実。
ちっぽけな人間のことなど、誰も見向きはしない。うるさく鳴くセミの声と、海岸から響く湾岸線工事の
騒音が、そう言っているような気がした。
夜。シンジは愛機Z32を駆り、湾岸線を走っていた。
他に車はいない。自分だけだ。鋭く道の先を見据え、圧し掛かる生命の重力を堪えるように
きつく歯を食いしばる。速度は270km/h。タコメーターの針は震えたまま動かない。これが限界だ。
羽田から横羽線を上り、環状を回って湾岸を辰巳から東行き。習志野で折り返し、海底トンネルを
抜けて昭和島で横羽へ合流。そのまま横浜まで走りきる。
それがいつものルートだ。だが、今夜は共に走る仲間も、ライバルもいない。
みんな散り散りになってしまった…何もかも。
「母さん…どうしてだよ…!!」
シンジの母、碇ユイがNERVで開発中だというプロトタイプマシンを首都高に持ち込んだのが2ヶ月前のことだった。
紫色のバイオテックなフルエアロを纏い、限りなく理想に近いスペックを持つエンジンを搭載したそのZ32は、
「Diablo-Zeta」の名を授けられ、瞬く間に首都高最速に上り詰めた。ほどなく、NERVから新しいストリートチューンの
ブランド、「Diablo-TUNE」が発表され、すでにDiablo-Zetaの速さを見せ付けられていた走り屋たちからは
注文の予約が殺到していた。
その矢先の惨劇。
Diablo-Zeta、首都高湾岸線において単独クラッシュ。
名実共に最速の名を与えられていた走り屋は、ついに無敗のままこの世から消えてしまった。
163 :
マナきつね:2006/04/18(火) 20:28:11 ID:???
誰も勝つことができなかった、悪魔のマシン…それはついに、造った人間の命さえを奪ってしまった。
今のシンジにとって残されたものといえるのはこの純白のZ32…ユイがお下がりとしてシンジに譲ったものだ。
エンジンはブーストアップ程度でほぼノーマル、足はきっちりやってあるが如何せん湾岸においては
パワーの低さはどうしようもなかった。
たどり着けない。この車ではユイのところまでたどり着けない。シンジは焦っていた。
湾岸最高速を狙えるマシンを仕上げるには、まず金。資金が必要だ。
しかしたかだか10代のシンジにはそんなあてがあるはずもない。
手っ取り早く稼げる仕事を…。やはり、「先生」に相談してみようか。
そう思い立ったとき、一台の車がZを追い越していった。後ろに付かれていて気づかなかった?
いや違う、圧倒的な速さでそれは追いついてきたんだ。シンジは目の前の車を見て戦慄した。
「馬鹿な…Z、Diablo-Zeta!?」
見紛うはずもない。あの不気味なフルエアロ、悪魔の翼を思わせる巨大なリアスポイラー、金属質の高音を
叫ぶ四連の大口径チタンマフラー…すべて同じだ。
今は亡き母、そして横浜最速の走り屋、碇ユイの駆る悪魔のZ32。Diablo-Zeta。
Zはたしかにあの明け方、湾岸でクラッシュし失われたはずだ。狂ったように路面に刻まれた
ブラックマークの渦を見ている。砕けたガラスの破片が、月明かりにきらめいていたのを覚えている。
それがなぜまた…?
疑問を抱くことも許さず、Diablo-Zetaはディスチャージヘッドランプをぎらつかせ加速していく。
勝負しろ、と。シンジはすぐに表情を引き締め、アクセルを踏み切った。
勝てるかどうかはわからない。だけど、真実が今、目の前にある。ユイが生きていたのか、あるいはそれとも。
そしてNERVが進めている計画…「D計画」と、ユイがそしてキョウコが言っていた謎のプロジェクト。
あのDiablo-Zetaがきっと真実を知っている。
闇夜の湾岸に二台のZが咆哮する。それは、忌まわしき横浜戦争の始まりを告げる号砲だった。
164 :
マナきつね:2006/04/18(火) 20:34:43 ID:???
2015年ですとまぁ走り屋むきの車たちはほとんど旧車になってしまうと思うので〜
私のSSでは発売時期を遅らせています〜
首都高の建設すけじうるも遅れてますね〜やー別にそういう計画だったってだけですよ〜
ユイさんが現役の頃は湾岸線が無かったのですね〜
まおーう〜魔王Rですか、大鶴ギタンさんの〜
あれたしかなんかの番組で、スタジオ内で暴走してませんでしたっけ〜
しかしギタンがアキオ君役ってチト想像できませんが〜
>148
前に某スレで事故って炎上したNSXの写真を見ましたが〜
ボディがみんな燃えちゃって、エンジンだけが灰の上に転がってましたですよブルブル
アルミだから燃えたら溶けちゃうんですね〜
165 :
NOS:2006/04/18(火) 20:51:22 ID:no75yn+H
____________
|
| 先生!! 車がガタガタいってます!
|_ __________
∨
.――――..-―――、
.――――..-―――、
.// ∧∧//∧∧..||. \ __________
.// ∧∧//∧∧..||. \ /
__[//_ (゚ー゚*/[] .゚Д゚,,) .||__\__ < クラッチ切れや!! ゴルァ!
__[//_ (゚ー゚*/[] .゚Д゚,,) .||__\__ \__________
lロ|=== |ロロ゚| ̄ ̄| NE∪RV ||.
lロ|=== |ロロ゚| ̄ ̄| NE∪RV ||.
| ∈口∋ ̄_l__l⌒l____|___l⌒l___||
| ∈口∋ ̄_l__l⌒l____|___l⌒l___||
 ̄ ̄`ー' ̄ `ー' `ー' `ー'
 ̄ ̄`ー' ̄ `ー' `ー' `ー'
やっぱ首都高、首都高!!
アクセル全開上げ
そしてフルブレーキ下げ
くすぐりに42降臨!!!
169 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 22:04:24 ID:CIz43G6a
レイ「碇君とこのスレは私が守るもの」
らしいので久々にageます
1999年・箱根峠。
ここで、暴走族のリーダー・碇信尚と、プロレーサーの息子・山岸耕介の全力ヒルクライムが行われたのである。
この勝負で信尚は勝ち、山岸は敗れた。だが、二人はリベンジを誓って分かれたのである。
それから二十数年経った、2023年。この地に再び、二人の公道レーサーが挑んだ。
「アンタのシビック、EK9だな。・・・・楽しい勝負になりそうだ。」
不敵な笑みを浮かべ、そう問いかけたのは、信尚の甥・碇シンジ。
「だてに正丸峠で走ってるわけじゃないわ。・・・・B16−Bの実力、見せてあげる!!」
対するは、山岸の娘・山岸マユミ。
父親の英才教育を受け、カートで鍛えたモータースポーツのハイテクニックを駆使する正統派のレーサーである。
「・・・・そうか。ならこっちは、ターボ使いの真髄を見せてやるだけだよな。」
ポルシェ911ターボ。これがシンジの車だ。RRという珍しい駆動方式を採用した、外車のエースである。
「じゃあ、ルールを説明するぜ。ダウンヒル一本勝負だ。ロープウェイ乗り場がゴール。
アンタが先行、俺が後追いだ。ゴールラインを先に通過したほうが勝ちになる。問題ないか?」
「・・・分かったわ。じゃあ、始めるわよ!!」
黒いEK9シビックタイプRと、白いポルシェ911との対決が始まった。
スタートから、拡張工事の始まっている第2セクションまでは、
ポルシェのターボを活かした機動力で、一気にEK9との距離を詰める。
「来た来た来た!!ポルシェにドッカンターボのチューニング・・・・初めは失敗だと思ってだが、意外に使えるぜ!!!」
荒々しいドリフト走行とブレーキングでEK9にプレッシャーをかけるシンジ。
対するマユミは隙を与えず、立ち上がり重視のコーナリングで右コーナーを抜けた。
地味だが、確実なグリップ走行でポルシェを引き離そうと図る。
「サーキットの連中は理論派が多いらしいけど・・・・あいつもジムカーナでタイムを縮める理屈を、一応は分かってる奴だな。」
だが、コーナーの多い第3セクションに入ったとたん、マユミは今までの地道な走り方をかなぐり捨て、
荒々しい慣性ドリフトでダウンヒルを駆け下りる。
EK9シビックの心臓部ともいうべきエンジン――――――――B16−B。
メーカー純正、手組みのエンジンだ。このエンジン、テンロクながら8500回転という、脅威のユニットである。
これこそ、EK9が公道を走るレーシングカーと言われるゆえんである。
EK9は、ダウンヒル最速の珠玉の名機なのである!!
シンジは焦っていた。予想以上に相手が速い。テールランプの赤い光がかろうじて見えるぐらいの距離は維持できていたが、
少しでも気を抜けば、間違いなく振り切られるだろう。
「速い・・・・・冗談じゃないぜ!!こいつ、このままサーキットに出ても通用するレベルだ!!!
とにかく、ターボラグだけは起こさないようにしたいぜ・・・・・」
熱くなるなと自分に言い聞かせながら、シンジは少しずつ、相手との距離を詰めていく。
ブレーキングを多用し、ダウンヒルを駆け下りていくのだ。
正直、タイヤに負担がかかるので、できれば避けたい事態だったが、今はそうも言ってられない。
地元レーサーであり、『箱根最速のFTO』の甥でもある自分の立場を考えれば、そうやすやすと負けるわけにはいかないのだ。
その意地とプライドが最終兵器となって、シンジの走行を助けていた。
「・・・・ここから先は上り下りの混合する第4セクション。相手が追いつくならここね。」
前輪駆動のシビックに、全開ダウンヒルは苦しい。左足ブレーキを駆使しながら、
なるべくタイヤをいたわって走ったつもりだったのだが、それでもかなりの負担がかかっていたようだ。
のみならず、タイヤマネージメントに気を遣いすぎ、敵の追撃を許す結果となってしまったのだ。
「なんてこと・・・・追いついてくる!?」バックミラーごしに、白いポルシェが上り勾配を全速力で駆け上がってくるのが見える。
箱根最速のダウンヒラーが、ついにベールを脱いだ!!
「五秒・・・・いや、もっと縮まってる!?
よし、このまま上り勾配で一気に・・・・」
シンジは急に黙った。ターゲット攻略にいたるまでの緻密なプロセスが組み立てられる。
と同時に、頭の中のスイッチが攻めから守りに切り替わった。
第4セクション終盤の右コーナー。インベタのマユミに対して、シンジはややタイトなラインで侵入する。
その先は、上り勾配のストレートだ。タイヤが弱っているシビックにとっては厳しいが、
ここまでタイヤを温存し、ターボブーストを残していたシンジは、ストレートでEK9に並びかけ、ブチ抜いた!!
「立ち上がり重視のコーナリング・・・・決まったぜ!!」
一度は追い抜かされたマユミは、再び追いかけ始める。
2台は最終セクションに突入。すると、シンジはいきなり急な右コーナーに、オーバースピードで突入した。
「これは・・・・!!」追いかけていったマユミはオーバースピードで突入してしまったことに気づいた。
あわててブレーキをかけ、ステアリングを全力で右に回転させる。
だが、スピンしたEK9は、ガードレールに激突した!!
言うまでもないが、シンジが確信犯でしかけたトラップである。
山岸マユミ、クラッシュ走行不能。この瞬間、シンジの勝利は確定した。
すまん、リアルでEK9乗りな漏れとしては辛すぎる(鬱
ヨイネー\(*´∀`)/
>>173 へえ・・・・・EK9乗ってるんですか?
アレはいい車ですよー。
シビック、インテといえばホンダ傑作のFFスポーツですからね・・・・・
大丈夫。ムチャな走らせ方しなかったら、車壊れるなんてことありませんよ。
EKってか、Vテクはオイルクーラーは厳禁ですよ!
油圧下がってじわじわあぼんです。ですから、オイルクーラー付けたらオルタネーターと
オイルパンの容量大きくするのも忘れずに。
177 :
1:2006/04/20(木) 23:07:33 ID:???
ホンダは最高ですよ!なんたって壊れない!
アッ!車ですか!僕バイク!オフ車ですよ!1万2千回転くらい回りますwww
レースオンリーですがかなり丈夫です
178 :
173:2006/04/20(木) 23:25:02 ID:???
マユミちゃん、重いポルシェに曲がれるなら軽いシビックに曲がれないはずは無い!
オシリ出して軽くカウンター&アクセル全開だ!(微妙に卑猥な表現だw)
バイクもホンダです>漏れ
体制崩れたらサイドちょんちょんとアクセル全開が基本ですな。
じゃないと
全開→全壊になっちゃうよ
座布団を要求します!
箱根最速の男・碇信尚対戦成績
ホーム・箱根
VS大下剛志(ランエボY)→勝ち・オーバーテイク
VS中井克也(R32 GT−R)→勝ち・オーバーテイク
VS碇ゲンドウ(R34 GT−R)→負け・オーバーテイク
VS山岸耕介(RX−7 FD3S Aspec)→勝ち・オーバーテイク
遠征・碓氷
VS一条政史(RX−7 FD3S)→勝ち・オーバーテイク
VS青木功(シルエイティ)→勝ち・オーバーテイク
遠征・赤城
VS二階堂修(S2000)→勝ち・スピンアウト
VS小山満(EG6シビック)→勝ち・オーバーテイク
これだけの戦績を上げる男のテクニックを受け継いだシンジは、
絶対速いはずだ!!
「困った…」
人気のない田舎道…路肩に車を停めて呆然と立ち尽くす。
遠くから車の排気音が聞こえてくる。このチャンスを逃せば、次のチャンスは
いつになるかわからない。
遠くから聞こえてきていた排気音が瞬く間に彼女の目の前で止まった。
その爆音に耳を塞ぐ。その車の窓からはとても不釣り合いな
赤いを靡かせた女性が顔を覗かせていた。
「バーストしたの?」
その爆音に掻き消され女性の声がはっきり聞こえない。
「バースト…あ、わかんないっか…えっと…パンクしたの?」
それが私とアスカとの出会いだった。
「そ、そうなんです…タイヤ交換なんて…した事なくって」
答えると彼女は車を降り、慣れた手つきで私の車のタイヤ交換を始めだした。
あっという間にタイヤをテンパータイヤに交換し
「はい、終了!」
の声と共にジャッキを降ろす彼女。はたはたと手をはたきながら
唖然としている私を見る。
「この先に私の店あるんだけど寄ってかない?お茶くらい出すわよ」
半ば強引とも言える彼女の誘いに飲み込まれ、ついて行く事にしてみる。
「あんた、名前は?」
「あ、綾波…綾波レイです」
この出会いが私を大きく変えるなんてこの時は思いもしなかった。
イイヨ、イイヨー!
ウッホ(*゚∀゚)なんかキテル
良作の悪寒((( ゚д゚)))
>>180ちょwゲンドウ速いww
その赤い車体と青い瞳のコントラストの印象的な彼女の後ろに暫く着いて行くと、
“CarshopNERV”
の看板を掲げた店に辿り着いた。
ずらりと並ぶ、威圧的なフォルムの車の数々。
そして、その車の中では不釣り合いな私の車…街中では逆に私の方が
普通で没個性的で周りに埋もれてしまうのに、この空間の中では逆に
異様な存在感を放ってしまう。まるでライオンの群の中に迷い込んだ鹿の様だ。
車を当たり前の様に決められたスペース停めた彼女が、車から降りて近付いてきた。
続きキタ――――(゚∀゚)――――!!!
「車は適当に停めといて。あ、自己紹介まだだったわね。私は惣流、惣流=アスカ=ラングレーよ。
ここで働いてんの」
彼女に案内され、店内に入って行く。そこには全く私の知らない世界が拡がっていた。
「ささ、座って」
応接室に案内され、お茶を頂きながら彼女の話を聞く。
さっぱり解らない用語が飛び交う中、理解できた事は
彼女はこの車屋に勤務しており
オーナーの碇ゲンドウの経営の元
数名の従業員で
隣の地区の“SEEL”というショップと日夜、争っている
と、いう事だった。
イイヨー(・∀・)
彼女は青い瞳を輝かせ語る。
外を見ればいつしか日も傾き、街を夕焼け色に染まっている。
外に出ると、アスカは夕日に染まった赤い街に溶け込みそうな赤い髪を靡かせ、
ドックにいる女性に声を掛けた。どうやらその女性が私の車のパンクを直してくれたらしい。
「紹介するわ。ここでメカニックしてる赤木さんと伊吹さん」
アスカの紹介を受け、その知的な空気を纏った女性陣に礼を告げ、NERVを後にした。
帰り道、胸の鼓動が鳴り止まない自分に気付く。私の全く知らない世界…
(NERV…か)
一人、呟いている自分がいた。
ワクテカ(・∀・)しときまつ
191 :
181:2006/04/22(土) 16:22:11 ID:???
スンマソン、今日は続き書けるかどうか微妙ですorz
今日は書けても未明くらいになりそうな悪寒、スマソ
192 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 22:15:16 ID:yQOH5kNf
レイ「私が死んでもこのスレがあるもの」
というわけでこのスレをあげます
俺も何か書きたくなった。
194 :
マナきつね:2006/04/22(土) 22:35:26 ID:???
ш(゚Д゚)ш カモォォン!というわけで
>163から
新春の京都大学キャンパスを数人の男子学生が連れ立って歩いている。
話題はもっぱら、女遊びや教授の愚痴。そして車の話しも。
「で、どうよ?今夜の合コンお前も来るだろ」
「いや…俺は遠慮しておく」
「だぁからやめとけって、こいつぁ昔っから付き合い悪くてよ。なあ六分儀」
三人組の真ん中、長身で無精ひげの男が友人二人に肩を叩かれている。
六分儀ゲンドウ、形而上生物学科冬月研究室に籍を置く院生だ。
「それにほら、お前にはいいひとがもう居るもんな」
「うわさをすれば影だぜ」
友人の一人が指し示す先、キャンパス内の道路を一台の白いスポーツカーが登ってくる。
ゲンドウは照れくさそうに頭をかく。友人たちが手を振り、そしてそのスポーツカーのドライバーも
手を振り返す。澄んだ呼び声が芝生をすり抜けていった。
「六分儀くーん、こっちこっちー」
「ユイ、あまり目立つことは避けてくれと…」
それでも満更でもない様子でゲンドウは彼女の、碇ユイの運転するS130フェアレディZの助手席に乗り込んだ。
「ところで先週提出した論文のことなんだが…」
ゲンドウが言いかけた言葉はS130の甲高いエンジン音にかき消され、
代わりにユイの無邪気な微笑がゲンドウの頬を赤くさせた。
195 :
マナきつね:2006/04/22(土) 22:37:07 ID:???
「その…今日も行くのか?」
たまたま同じ研究室で出会った碇ユイと六分儀ゲンドウ、彼らの交際はもはや周知のこととなり、
ユイはこうして頻繁にゲンドウを夜のデートへと誘っている。デートスポットはもちろん、湾岸最高速アタック。
ひとしきり走りまわった後は言わずもがな。奥手なゲンドウはいつもユイに引っ張られていて、
ユイをして「可愛い」と言わしめるほど、助手席でのビビリっぷりは必見ものらしい。
もともと車などに興味の無かったゲンドウは免許も持たず、もっぱら乗せてもらうばかりだ。
「今夜はキョウコちゃんも来るのよ、今夜こそはぶっちぎってやるから見ててね」
「そうか、じゃあ俺も途中で気絶しないようにがんばるよ」
やがて二人がNERVへの入所に伴って東京に移り、首都高を走るようになってからは
ユイの走りにかける意気込みはさらに増していった。
笑顔は、懐かしく。二度と戻ることのない、明るかった時代は色あせていく。
時は移り、西暦2005年、NERV本社ビル。ゲンドウは頂上階の展望室から、眼下に広がる旧東京の
夜景をじっと見つめていた。首都の動脈、首都高速道路は光の帯を作り、ゆったりと流れている。
流れを突き破り、もがくようにして走りぬけていく公道のスピード狂たち。こんな高い空から見下ろせば、
彼らも所詮はちっぽけなものでしかない。それでも、湧き出るこの衝動を止めることはできない。
「シンジ…。お前は目指しているのか?あいつが見たものを…探しているのか?」
つぶやきは誰にも届かない。東京湾の淵を抉るようにカーブして延びる湾岸道路、血液の流れが途切れるように
車の灯りが消え、そこを猛烈な速度で駆け抜けていく光が、二つ。
196 :
マナきつね:2006/04/22(土) 22:38:54 ID:???
湾岸を疾走する二台のフェアレディZ、Z32。先行する紫のチューンドZを、白いZが追走する。
差はじりじりと広がる。シンジは必死でアクセルを踏み込んでいるが、Diablo-Zetaには追いつけない。
離されていく。こんなに気持ちは先走っているのに、力が抜けていく。届かない。
「だめか…!」
油圧低下。エンジンがタレてきている。油音・水温などの追加メーターは装備していないが、おそらくは
すでに危険領域に入っているだろう。これ以上の全開走行は無理だ。
戦意を喪失すると同時に、Diablo-Zetaのテールランプが急激に小さくなっていき、やがて赤い星になった。
圧倒的な力の差だ。大きくため息を吐いて緊張を解き、緩やかに速度を落としてクーリングに入る。
「僕じゃ無理ってことなのかよ…どうなの、母さん…」
数日もする頃には、Diablo-Zeta復活のニュースは首都高じゅうの走り屋たちに広まっていた。
追いかけた者たちは例外なくぶっちぎられ、ついにドライバーの姿を捉えることはできなかった。
碇ユイ、彼女が生きていたのか?噂の真偽を確かめる術はいまや失われている。
「キョウコさんなら何か知ってるかも…シンジ、どうなんだ?」
走り屋仲間たちの問いにシンジは首を横に振った。
「わからない…あのZのことは、あまり話してなかったし…」
仲間内ではいちばんの速さだった赤い32RもDiablo-Zetaに挑んだが、ぎりぎりで届かなかったという。
R32GT-R、国内最強のRB26エンジンですら、Diablo-Zetaにはかなわない。
正真正銘の600馬力級モンスターマシン、という説は確実性を増していた。最高速度はゆうに320km/hを超えるだろう。
Diablo-Zeta撃沈を狙う走り屋たちが待ちに待っていたDiablo-TUNEの発売開始と共に、各地の
ショップからは続々と湾岸仕様のマシンたちが出撃していった。それを誘うかのように、Diablo-Zeta…
「横浜最速の走り屋」は活動を活発化させていった。エスカレートするパワーチューン、事故率も比例して高まり、
パーキングエリアの道路案内板はさながら戦国時代の合戦絵巻のように混沌としていった。
ワクワク
198 :
マナきつね:2006/04/22(土) 23:08:26 ID:???
旧東京、六本木の大通りを歩く女のハイヒールが、スモッグに隠れた星空の光を映しこんでいる。
やがて女はあるビルの前に立ち止まると、アンバーのやわらかい灯りに照らされた店の名をじっと見つめた。
「レディースクラブ・キグナス」
女は迷わず彼を指名した。碇シンジ。
他の客たちが黄色い声を上げているが、今の彼女にとっては雑音でしかない。
黙って席に着き、ただ口から出る言葉に任せてブランデーを注文した。
「…どうしてここが?」
「あんたのダチだっていうやつに聞いた」
惣流アスカ、14歳。本来なら分不相応すぎる場所に、彼女は精一杯の装いを誤魔化してもぐりこんでいた。
「聞きたいことはわかってるよ」
普段とはあまりに違う声色にアスカは面食らっていた。今までは彼、シンジのことを男として甘く見ていた。
今は違う。自然すぎるほどに、別人のように、心が見えない。いや違う、何も変わったことなどない、
ただ目の前の変化があまりに急すぎて受け入れられないだけだ。
たわいもない時間を過ごし、そしてその時間には不釣合いなほどの料金を払い、アスカはずっと
シンジの仕事が終わるのを待っていた。
「手っ取り早く金になるのはコレしかない…ってわけ?」
「まあね。先生が…いや、父さんの友人がここの社長でさ。3ヶ月くらい前から使ってもらってるよ」
「それってあたしが転校してくるより前じゃん」
慣れないハイヒールに軽くよろけながら、アスカはシンジの前に踊りこみ彼を上目遣いできっと見つめた。
199 :
マナきつね:2006/04/22(土) 23:09:25 ID:???
「いくらぐらい必要なのよ?」
シンジはやや思案し、あくまでも簡潔に、感情を押し殺して数字を口に出した。
「…最低でも300万、かな。パーツだけなら150でなんとかいけるってとこか」
アスカはしばし言葉を失った。一般人が、ましてや子供が扱える額ではない。
「GT-Rとかスープラならまだいいけど、Zはパーツ代も工賃も割高だからね」
それからずっとアスカはシンジについていった。やがて、シンジがZを置いている24時間パーキングに着く。
「送ろうか?こんな時間じゃ電車もないし、危ないだろ」
「…うん」
シンジはZのドアを開けるとシートを傾け、アスカが着慣れていないドレスを挟まないように手伝ってやった。
Zのヘッドライトの逆光に、シンジの着崩したスーツの胸元が見えている。
アスカの心にもかすかに、シンジが自分たちとは違う世界の人間なんだという認識ができていった。
憧れだった母キョウコと同じ世界の住人。走り屋。
大きくなったらママといっしょに走る、そう夢見ていた幼い日の思いはもはや叶うことはない。
今は…目の前に居る、彼、シンジだけが。
「ねえ、本当にやるつもりなの…その、Zのチューンってやつを」
「ああ。やるよ」
いつもの優柔不断ぶりがうそのように、シンジははっきりと答えた。
「走り屋になる。そうしてあのDiablo-Zetaの真実を掴んでやる。
母さんを奪ったやつを僕は…絶対に許さない」
アスカは何も言うことができなかった。覚悟…覚悟を決めろ。
同じ世界へ飛び込もうとするなら。シンジの悲壮な言葉が、アスカの胸に深く刻まれていった。
200 :
マナきつね:2006/04/22(土) 23:23:12 ID:???
湾岸ミッドナイトのケイ編を読めばニヤリとできるでしょう(^-^\ペチッ
えっと、>161からの一連の話しが2005年、本編の10年前に相当します〜
で、>44、>76〜のが2015年の話しです〜
14歳だったアスカさん綾波さんはバリバリの走り屋になっていると〜
シンジ君がどうなってるのかについては〜ないしょ(バキッ
コイコイ(*´Д`)
マナきつねさん
ぐっじょぶアーンド乙です!
テラ乙!!!
ギガG・J!!!
204 :
マナきつね:2006/04/23(日) 20:26:58 ID:???
膜のように広がった薄雲が、横浜市──第3新東京市になる予定──の空を覆っている。
再開発の波に乗り遅れたゴーストタウン、その空き地の一角にシンジはいつもZを泊めていた。
ウイングを背負って重くなったリアゲートを持ち上げ、くすんだ色のカバーシートを取り出して広げ、
Zの姿を隠す。それは辺りに散らばり、あるいは山を作っている粗大ごみや瓦礫の群れの中に
身を潜めるように。今や、この街にZの居場所はない。そして、自分も。
「お兄ちゃん」
そんなシンジを呼ぶ声がして、振り向くとそこには懐かしささえ感じさせる少女の姿があった。
「レイ、…学校はどうしたんだよ?」
「いいの。この時間に、ここに来れば…会えると思ったから」
「よくわかったな」
「ちっちゃい頃、お義母さんによく連れて行ってもらったじゃない。水曜の夜、午前3時…
それで、湾岸を走ってからここに降りるの」
埋立地の上空をまたいで、巨大な高架が伸びている。首都高湾岸線は現在、羽田空港の下を潜り抜けて
扇島を横断し、横浜本牧につながるルートが急ピッチで建設中だ。完成すれば全長実に11kmという、
日本国内でも他に例を見ない最高速アタックスポットとなる。
「そうか。僕はもう忘れちゃったよ」
「みんな心配してるのよ、アスカも、伊吹先輩も…」
少女、綾波レイの言葉を拒むようにシンジは俯き加減に顔を背けた。
205 :
マナきつね:2006/04/23(日) 20:29:47 ID:???
「キョウコさんが死んだ」
シンジがその知らせを聞いたのは、1ヶ月近くが過ぎてからだった。
その間もアスカはシンジの店に通い、ひとときの時間を共に過ごし、そして帰り道で別れる、
そんな付き合いを続けていた。
惣流キョウコの愛機だった、NERVチューンのFC3S RX-7はモスボール処理が施され
NERVにおいて保管されるという。しかし、碇ユイの愛機Diablo-Zetaはいまだ行方知れずだ。
クラッシュした車体はNERVが回収したはずだが、その後の行方は杳として知れない。
その正体さえもがつかめないまま、Diablo-Zetaは横浜、新横須賀と首都高を中心に活動し
各地の記録を次々と破っていった。悪魔のような速さ…Diablo。
それを追う走り屋たちは次々とその魔手によって撃墜され、ある者は命を落とし、そして
ある者は長い地獄を味わい…。いつしか、悪魔のZと呼ばれ恐れられるようになっていった。
アスカが何度目かに夜の六本木通りでシンジの姿を認めた時、彼はひとりの女性と腕を組んで
歩いていた。アスカはとっさに歩みを止め、人の流れに取り残されてしまう。
落ち着け。あれは仕事なんだから。Zの改造費を稼ぐためには仕方ないんだから。
薄いシースルー生地のスカートがとても心細い。
周囲の人間たち、これから夜の伽へと向かうのだろうか、人ごみの圧迫感がいつになく強かった。
道路を走る車たちの排気ガスがいつになく、淀んでいる気がしていた。
206 :
マナきつね:2006/04/23(日) 20:31:10 ID:???
>204は>199からの続きです〜
∧^^∧ ひとやすみ。
彡从 从ミ
,ヘ、_ ソゝ^ヮ^v
| >  ̄ ̄( つ旦0
ヽ_>_/と_)_)
乙かれ〜
次回に期待!
コレはヤバイな・・・
良作だ!(*´Д`)/
209 :
マナきつね:2006/04/25(火) 00:52:13 ID:???
>205
大音量のダンスミュージックが流れる吹き抜けのフロアには、今夜も多くの男女が群れ、
それぞれの相手と踊りを楽しんでいる。
セカンドインパクト、その打撃から立ち上がろうとするエネルギーはとどまることを知らず、
歯止めのかからない経済膨張は一夜の幻のように人々を駆り立てている。
シンジは今夜、彼の先輩についていた上客の一人に誘われ付き合っていた。
染めたての澄んだ金髪を硬くセットし、サファイヤのイヤリングをつけた、泣きぼくろの女。
硬派な装いは自分を守るため。冷たいほどに知的な瞳の中に熱い情動を秘めている。
本当の年齢を聞かれ、何の気なしに16歳だ、と言うと彼女は不適に微笑み、
そして別れ際にシンジの手にけして少なくはないチップを握らせた。
「赤木リツコさん…か」
「NERVグループは知ってるね?この街はもちろん、現代日本を支える巨大複合企業だ。
彼女はあの若さでメディカル部門を一任されている、文字通りのセレブリティってわけさ」
NERV。
今のシンジにとっては、自分を取り囲む巨大な闇。Diablo-TUNEを生み出し、母ユイの
命を奪った、そしてアスカの母キョウコも同様に。
「勘違いしないでくれよ、僕はただウルサイ客をパスしただけさ。そしてそれがシンジ君、
君にとってはチャンスになるかもしれない、それだけだよ」
シンジの指導を担当していた渚という名の銀髪のホストはそう事も無げに言った。
リツコと関係を持てば、NERV中枢部に食い込める手がかりが得られるかもしれない。
そして何より…Diablo、その真実に近づくための。
210 :
マナきつね:2006/04/25(火) 00:57:09 ID:???
「さて、今夜も一本いっとこうかい?」
仕事を上がった後、夜明けまでのわずかな時間、二人は首都高に上がる。
渚の駆るSA22サバンナRX-7を先行させ、シンジのZ32が追走する。
「渚さんって、確か弟さんがいましたよね」
「ああ、まだ小学生だけどね…両親は僕を若くして産んでいたから、まあ、こういうことに関しては
煩いんだよ。この仕事を選んだときもずいぶんと言われたものさ」
──カヲル、あなたはしっかりまじめに生きるのよ。人生は一度きりなんだから…──
何度もそう言い聞かせる、年老いた両親の姿が渚の脳裏をよぎる。
シンジは考える。自分はどうだった?父親は仕事ばかりで家庭を顧みず、母親はといえば
思春期の子供を抱えているにもかかわらず公道レースに没頭し…。思えば、よくグレなかったものだと思う。
自分にしても、レイにしても。あるいは、今自分がやっていることこそが親への反抗なのだろうか?
ステアリングを通して伝わる、Zのタイヤが路面をつかむ感覚。
アクセルペダルとシフトレバーから伝わる、ZのV6ツインターボエンジンのパワー。
狂おしいまでの鋼鉄の力に身を委ねれば、迷いなんて吹き飛ぶ。違う、誤魔化してるだけだ。
不安を見せれば、躊躇いを見せれば、アクシデントはそれを見逃しはしない。
揺らぐセンターラインが教えている、迷うな、走れ、ひたすらに。
台場線に乗り込み、レインボーブリッジの上を併走しながらそう自分に問いかける。
答えなんてない、それは自分で見つけるものだから。そして、自分だけのものだから。
海の向こうに光の銀河を渡す、街は小宇宙。
はるか彼方から運ばれる、懐かしいZの音を風に吹流し、アスカは横浜駅ビルの屋上で
ビルの向こうの海を見ていた。生まれつきの赤毛が肩と首を何度となく撫で、その度にかき上げる。
何度目かに右手が髪を捉え、そしてゆっくりと鋏を入れる。切り捌かれた髪が風からこぼれ、
冷たいコンクリートの地面に落ちていった。
211 :
マナきつね:2006/04/25(火) 01:01:30 ID:???
カヲル兄の名前は決めてませんのでぼしう中〜
(( ,ヘ、_ _,;:´""`∧^^∧
| >  ̄ ̄,," , 彡从 从ミ
ヽ_>_/(_),,つソゝ゚д゚vつ
鋼鉄2ndつーか、26話の学園世界からつなげられるように考えてますが〜
アスカが転校してきてどうこうつーのがですね〜
ねかまさんの話しも楽しみにしてますよ〜
ギャグは読むのは好きですけど書くのは苦手です〜
G・J!
>>211あえて渚ネカマにしてみれば
アッ!そうすると愛車がセフィーr(ry
(*゚д゚)
でもねかま最近どこのスレでも見ないんだよな・・・orz
呼んだ?
時は来た
そっすよ(゚Д゚)
某スレで煽られたので名前は捨てますた。
今は名無しで潜伏中だす。
ここでは煽られないわ
私が守るもの
.'⌒⌒丶
( 从 从 )
ヽゝ゚ ‐゚ν
うぉぉぉぉっっっ!レイたぁぁぁんっっっ。゚・(ノД`)・゚。
この前の続き書きたいと思いながらも、明日は4時起きなんだ
スマナイ(´・ω・`)
ガンガレ!(´Д`)/
ノシ
久しぶりに名前出してみた(・∀・)σ)∀')
最近、アスカ人に変化しつつある自分なんですが…
今、このスレも他スレもしかりだが、投下途中のはレイ視線ではありつつもアスカがキーパーソンに
なってる自分ガイル。
車、赤にオールペンしよっかなぁ…
俺はレイタン一筋だがバイクはまんま弐号機みたいな色だ・・・orz
223 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/27(木) 10:42:51 ID:OfzBu815
大好きスレAGE
>>205ちょっwwwDibloってwwwレーシングラグーンかwww
レーシングラグーン好きだったな
あれは面白かった。タービン10機とかつけられるし。ありえねぇ
あ、俺も記憶あるぞwww
バスのシャーシにZのボディ乗っけたりとかアリエナス
226 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/27(木) 22:11:28 ID:OfzBu815
悪い!シンちゃん!今日は疲れたからもぅ逝かせていただきます…申し訳AGE
office ZPIが通りますよ
228 :
マナきつね:2006/04/28(金) 22:05:56 ID:???
>224-225
そですよレーラグですよ〜
12使徒ってのは首都高バトルZEROの十三鬼将・十二覇聖に掛けてます〜
ホンダとかマツダとかの、メーカーエンブレムがついてる部分に
あの使徒の顔エンブレムがくっついてると思ってください〜
迅帝34Rにはゼルエルの顔がフロントグリルにぶらさがってますwGT-Rバッジの部分ですね〜
NAエンジンにタービンをつけても、ピストンやハイカムで圧縮比を下げてやらないと
うまくパワーが出ないとか、意外にそのへん凝ってましたね〜あのゲームは〜
229 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 22:24:44 ID:z/0QMOXQ
ゲンドウ「すまないシンちゃん。熱がでたので今日は先に寝る。」
シンジ「父さん逝かないでよ!」
申し訳ない。また明日の23時30分にきますわぁ〜
オッケ―だったらレスよろしく。
最後にAGEAGE
230 :
マナきつね:2006/04/28(金) 23:22:43 ID:???
231 :
マナきつね:2006/04/28(金) 23:23:59 ID:???
>229
まってますよぉ〜^^
>>229シンちゃんってwおまっww俺のことか( ゚Д゚)/
233 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/29(土) 23:27:33 ID:75HI9kHP
時がきたage
しまった! orz
ねかまとか181とか続き書かないのかい?
カイテクレ―――(*゚Д゚)―――!!!
今日は仕事orz
ただ、事務所でお留守番だから暇なのだ
さっさと残った仕事片付けたら続けます。
チョwねかま音信不通ww
さらに過疎・・・orz
「タスケテヨ―――( ゚Д゚)―――!!!」
237 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/02(火) 21:46:36 ID:dZlANVSX
なかなかの過疎スレですな。
同時になかなかの神スレでもあるのだがね・・
内容がコア過ぎるのだよ(*´ー`)/
チクショウ・・・・・orz
239 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/02(火) 22:33:24 ID:dZlANVSX
スレは文化の極みだねぇ〜☆
なぁシンちゃん
何言ってるのかわからないよ・・
スマソ(´・ω・`)ちょっと待っててケロ
漏れもなんとなく密かに書いてるんだが、ここのカリスマ二人のようにはうまくいかない…。
妙にダラダラ長くて、SSって感じじゃ無くなってる。18KBも書いててまだ1バトルも終わってないw
orz。
>>241まってる(・∀・)
>>242わかる!俺も一度書いたがいい感じに話がまとまんないだよね(´A`)
聞いてくれ!
食玩のエヴァシリーズで白いプラグスーツ着たアスカゲット!
(因みにノーマルのアスカとレイもゲット)
後は赤いプラグスーツ着たレイたんのみ!
包帯Verってあんのかな?
スレチスマソ(´・ω・`)
>>189続き
それからの私の生活は宙に浮いた生活だった。何をするにしても
集中できない…気になって仕方がない。
目を閉じれば今でも耳元でつんざく爆音が聞こえてくる。
居ても立ってもいられなくなった私は再度、あのNervへと足を運んだ。
店頭に列ぶ威圧的な面持ちの、次の乗り手を待ち続けている車達。
その場の空気に合わない、ここでは没個性的の私の車が逆に個性的な程に浮いている。
その時、待ち伏せでもしていたかの様に、遠くからあの時に聞いた
“あの音”が聞こえてきた。
あの印章的な排気音を忘れるはずもなかった。
この最近、私を魅了し、ここに連れてきたきっかけの旋律。
その調べが私の車のすぐ傍に停まり、あの時の様にひょっこりと窓から
アスカが首を出す。
「ムッフフ〜、そろそろ来る頃だと思ってたわよぉ。」
何か見透かされた様なその言動に少し悔しさを覚えるが、
私はこの世界に魅了されてしまった迷い子だ。いい子ぶっていても仕方ない。
常識や建前といった仮面を脱ぎ捨てよう。
反社会的と言われようとも
迷惑極まりないと言われようとも
私はこれから新たな一歩を踏み出そうと決意した。
「私…車なんて全然わかんないんだけど、取り敢えず何しよ?」
興奮気味の私は何段階もすっ飛ばした話をアスカに持ち掛ける。
「まぁまぁ…落ち着いてよ。一先ず、私の横に乗ってみない?
それから決めても遅くないし、何より後悔しない事が大事だし」
その私の突飛な発言に少し困った風のアスカが私を諭す。
こくりと一回頷き、息を飲む。
まずは彼女と同じ視点、同じ世界で街を見てみよう。それからでも遅くはない。
そして私は隅々まで赤く彩られた彼女の車のドアノブに手をかけた。
助手席に座ると目の前には様々な計器類が所狭しと並んでいる。
その様はまるで映画などで見た飛行機の操縦席さながらである。
自分の瞳が嬉々として輝いているのが自分でもわかる程に興奮している。
「これってRX-7って車だよね?私でもわかる」
自分の限られた知識の中でさえ、その名を轟かせる程に有名な車。
「そ、正式名称RX-7FD3S。日本が誇るマツダのロータリーよ」
そう言うとキーをイグニションまで回し、エンジンをかける。
それと同時に一斉にリズミカルに踊りだす計器類。車内に響く排気音。
アスカはゆっくりとアクセルを開けた。
249 :
ageシン:2006/05/03(水) 09:05:58 ID:yAXdFjEi
244
隠しは5種類あるらしぃよぉ〜!!
みなさんオツです
>>249←こいつは全部出したそうです
確かそんなこと言ってました(´ー`)
マヂカヨ!( ゚Д゚)
どんなプレミアがあるんだ!?
詳細キボンヌ
ねかまにG・Jを言い忘れてた
G・J!!!(*´∀`)/
>>251じゃあ、携帯でやつをこのスレに呼び出してみるお
254 :
ageしん:2006/05/03(水) 13:31:40 ID:yAXdFjEi
251
主にリフトアップされました。
なんかバンダイに電話したら五種類以上あるっていわれましたよぉ。ASKAの色違いとレイの色違いとかですよぉ〜。残念ながら包帯はまだ出てなぃ…。
253
勉強せぃ!!後今から出かけるから、また10時頃にくるわぁ〜
ではではそれまでに過疎を止めておけよぉ〜ageage
俺はGW後半から週末にかけて大会あるから忙しいかも?
明日から大会に向けて車のセッティングしなおさないかんし…
ちゅーわけでちょっくらパチ行って爆死してくる
(`・ω・´)
256 :
1:2006/05/03(水) 22:40:18 ID:???
>>255俺も週末レースだ
エンジンもこのレースが終わったらオーバーホールしようと思ってるくらい
へたってるし、タイヤも普通の人なら「こんなのでレース出るの!?」ってな
感じまで山無くなってるけどそれでも勝たなきゃいけない
なぜなら、勝てばバイク屋からタイヤ貰えるから(*´ー`)
エンジンもタイヤも限界でのレース・・
でも、最後に笑うのは自分でありたいとおもう今日この頃
257 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/04(木) 14:21:50 ID:10svS0TT
_ -‐- 、 _
,. r−<、/ ̄`ヽ、 `\_
||/  ̄ヽ ヽ`\
, -〉′' l \ \ ! ,ハ
/ / , ,′/ ,ィ|', ヽ, i \ , V ∠ _
// 1 ,' l | 」_|∧ '、 i |ヽ. _, 、 i , 仏ヽ、
! / j , |j |´/ ,ゝ、| 、 |ヽ,、<\| |∨ i
, - 、 j/ 〈 / ∧/ / ! ヒメヽヾT´ヒソノ レハ|' i l
{ } { / 八) r ` _少′! |
l | ! ,′, \ t- −1 /′i U |
, ┤ !、 | ,' / _」ヘ、| / ,.ィ' l l U | シンちゃんageてやる!
( \,、 -‐v'ニ、 ̄ \ くl`ー '´ |\l l U |
|ヽ い' _ 、イ \ ヽ \ \ ´冫 > 、! ! |
l\辷 イー ´ | h ) ! >ヘ./∠、 \! |
` ー ' \._ ! ゝ ト、 〈_i_/ハ\_〉 > |
|  ̄7
>255>256
二人とも死ぬなよw 続きが読め…いや、なんでもない。
259 :
マナきつね:2006/05/04(木) 18:39:21 ID:???
「エリア外から速い奴が来てる?」
店に来たアスカから話しを聞き、レイは興味なさげに答えた。
「あんたもほんとそういうニュースに疎いわね、街じゃあけっこう噂になってんのよ、
湘南ナンバーの茶色い180SXって。口の悪いやつぁウンコ色なんて呼んだりしてるけど、
速さは本物よ。うちの二軍レベルの奴らじゃ歯がたたなかったっていうもの」
「知らないわけではないわ。ただ重要ではないと、そういうだけよ」
油のついたトルクレンチをウェスで拭い、ツールワゴンにしまうとレイは立ち上がって
アスカに向き直った。いつものようにピットの真正面に横付けされた真紅のFD3Sが見える。
「それでどうしてほしいの?代わりに負かしてほしいとか?」
「だぁれがんなこと頼むってのよ。いちおうあんたの耳にもいれとこうって思っただけよ」
「それはわざわざ、ご苦労様」
アスカはふん、と鼻を鳴らしてから踵を返し、FDに乗り込んだ。エンジンをかけると、
エキゾーストの音圧が地面をビリビリと震わせる。通りに出て走り去っていくFDのテールを
見送りながら、レイはじっと思いに耽っていた。湘南ナンバー、すなわち箱根第二東京から来た者。
時期的に見ても間違いない…WON-TECが進めるTRIDENT計画から先ごろ一人、脱退した
者がいるという。それがストリートの走り屋となって第3新東京にやってきたのだ。
摩天楼の彼方にみなとみらいを望む第3新東京市南部、港湾エリア。
本牧埠頭には多くの走り屋たちが集い、チーム内レースを行っている。
そして今夜は、一人の異邦者がそこを訪れていた。
「そいつがあんたの車?」
FDのボンネットに腰掛け、腕組みをしてアスカは彼女──茶色のくせ毛をしている──の
背後に構えた180SXをあごでしゃくった。
260 :
マナきつね:2006/05/04(木) 18:40:22 ID:???
「ちっと見せてもらうで」
アスカの率いるチーム「ナイトレーサーズ本牧」のNo.2、鈴原トウジが180SXの
エンジンルームを覗き込む。集まった野次馬も首を伸ばして注目している。
「ほうほう、CA18とは渋い趣味やのう。4連スロットルチャンバーにHKSのレーシングサクション、
タービンはGT2835かの?大容量インジェクターにスーパーソレノイドバルブ、
ブーストは1.3キロで350馬力ってとこやな」
わっ、とざわめきが広がる。一歩も動じずに見つめあう二人。
「名前は?」
「霧島、マナ」
「マナ、ね。覚えとくわ」
FDから降りてゆっくりと歩み寄り、再び見据える。視線はマナと180SXを交互に、切り裂くように。
「うちの連中相手にずいぶん暴れてくれたそうじゃない?んで、トリを飾るのはこのあたし…
そういうつもりかしら?…」
マナは答えず、じっとアスカを見つめている。ひざがかすかに震えている、表情は笑っている。
本牧エリアのみならず、第3新東京市全域でトップクラスの走り屋。
惣流アスカラングレー。挑戦するのを決めたのは自分だ。今更後になど引けない。
「惣流!オールクリアだ、一般車はぜんぶ締め出した。交差点もきっちり封鎖してある。
いつでもいけるぜ」
ナイトレーサーズのメンバー、石川ケイスケが無線機を片手に報告する。
アスカはそれを聞き届けると、一言ずつ、言葉をつむいだ。
「どう?やるなら今しかないわよ」
コースをクリアにしておける時間はごく短い。もう十数分もすれば通報が警察に届き、
パトカーがやってくるだろう。スウィートスポットはごく一瞬だ。
「決めな」
アスカの言葉を引き金に、マナは小さく、しかし力強く頷いた。
戦う。それは自分の意思。あのトライデントに追いつけなかった悔しさ、それを晴らしたい。
RS13 180SX、FD3S RX-7。轟と吼える二台のマシンが、それぞれの思いを本牧の空と海に叫んでいる。
261 :
マナきつね:2006/05/04(木) 18:42:10 ID:???
チト新シリーズ〜みたいな〜
マナさんが第3新東京市に来たばかりの頃の話しです〜
お二人ともレースがんがってくださいです〜
私は野山を暴走してますが〜(^-^\ペチッ
262 :
1:2006/05/05(金) 00:26:36 ID:???
>>230をずっと読んでるのでマナが速いのは不思議な感じ・・
でもG・J!!!
しかしさっきレース車両の整備中にステアリングのベアリングが
逝っちゃってるのを発見!!明日バイク屋に持っててみるけど直るか
どうか・・なんでもっと早く気付いてやれなかったんだ・・・orz
あたらしく新調した01Rの皮むきとセッティング確認の為、ちょこっとドライブ行ってました。
むうぅ・・・今度の大会のコースが高速コーナーの為。わりかしキビキビした
反応をするようにしたんだが・・・街乗りしにくくなったorz
山逝ったら死にそうになったんで恥ずかしくなってイソイソと帰ってきた。
>262
締め直しで直れば良いけど、状態によっては難しいんじゃないかなぁ。
部品有ればベアリング交換は難しくないと思うけど、このGWでバイク屋やってるのか…。
>263
漏れはレースなんて出たこと無いし、山もまともに走れないヘタレだけど、明日こそはオイル交換しようと思ってます。
>259>260
ぐっじょぶ! CA18とは渋すぎますw
265 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/05(金) 15:19:45 ID:MSO7BmSl
ついに原チャの免許とれたので嬉しいage
266 :
1:2006/05/05(金) 22:17:42 ID:???
何とかステアリングまわりの問題も解決した
明日の朝セッティングがてら軽く走ってきます
いい感じに集中できているので日曜のレースは勝っちゃいますよ(*´ー`)
ねかまもがんばってください
267 :
1:2006/05/07(日) 21:14:17 ID:???
今日・・・最悪だった・・
山ないタイヤでもドライなら十分勝てると思っていたが(ちなみに自分は土の上走ってます)
雨じゃねーかよ!! どしゃ降りじゃん!!
まあそれでも頑張ったんだが・・・約40台の中で9位・・
微妙すぎてネタにもなんねェ・・・・・・orz
無事完走できて何より。
>>1乙
俺、土曜日は無事に余裕で予選通過
今日の本戦(トーナメント制の追走形式)で同じ地元の優勝候補に当たっちゃて
一回戦敗退だよorz
籤運悪すぎヽ(`Д´)ノ
271 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 12:42:45 ID:E+8+iobD
ワッフルワッフル
>>248続き
流れる夕日、線を描く街頭・・・周りの車の流れに身を任せる事なく自分のペースで
流れていくアスカの真紅のFD。
その周りの流れ行く景色とは裏腹に車内に流れる
Bohemian Rhapsody
フレディ・マーキュリーの甘く優しく、そして囁く様な歌声がレイの耳元に漂う。
Is this the real life (これは現実なのか)
Is this just fantasy (それともただの幻なのか)
いつしか高速の流れに乗っている車内から見える、街の灯火に目を奪われ、
蜃気楼の光の中の遊覧に身を投じていた。
どれくらい走ったであろう、どれくらいアスカと言葉を交わしたであろう、二人は
いつしか高速を降り、人気のない郊外へと車を走らせていた。
レイの心の中には一抹の不安がよぎる。昨日今日知り合った子の車にひょいひょい
乗って来た自分の愚かさを後悔した。まさか、自分を誘拐して売り払うとは・・・
「こ、こんなカワイイ子だもの・・・どっかに売る気で連れてきたのね・・・およよ・・・
知らないおぢさん達にあんなことやこんなことされて、異人さんに連れられて
逝っちゃうのね・・・幾ら車代が必要だからって・・・」
それに対し、アスカは呆れた様子で
「あんた、バカァ?あれ見なさいよ」
と、アスカの指された指の方を見るとコンビニの駐車場には様々な”それらしい”
車達が出発を心待ちにエキゾーストを轟かせていた。その中にはNERVで見た
事のある車もチラホラと混ざっていた。
待ちに待った続きが・・・・・
キタ――――(゚∀゚)――――!!!
レイタンかわいい(*゚∀゚)/
>>272続き
コンビニの駐車場にて走り出す時を待つ車達。その中へとスルリと入り込み
車を停める。しかしその中でもやはり一際輝く存在感を放っているアスカ。
勝ち得る者だけがそのオーラを身に纏う事が出切るのを回りの者達も知っているかの様に
アスカに道を開ける。そのモーゼの十戒のごとく、人ごみの中に出来た道を
進んでいくアスカ。と、ヒョコヒョコと後ろを着いていくレイ。
その道の先には先日、NERVのドックで会った二人、赤木リツコと伊吹マヤがいた。
なにやら専門用語でからっきし理解できない中にもキーワードは何個かは読み取れた。
今日の路面の状況、障害物の有無、一般車の流れ具合など・・・その会話の中に
聞きなれない人名”バカシンジ”と聞こえたが、今はどうでもいい、別の世界の物語であろう。
一通りの会話の中、会話に入れない私を気遣ってか、アスカは会話を中断し、
「じゃ、早速行ってみましょうかぁ?あんたの知らない、初めての世界よ」
と、手を引き、車に乗り込んだ。
車に乗り込むとコンポをいじりCDを変える。
「えぇ、Queen止めちゃうのぉ?私好きなのに・・・」
「うっさいわねぇ、この車の運転手は私!わかる?全ての決定権は私にあるの!
それに本気でハンドル握る時はテンション上げてかないとね」
と、取り出したCDをしまい、コンポに見慣れないCDを入れる。
275 :
ミニ四駆アニメ:2006/05/09(火) 03:20:12 ID:+rOlhNTL
タイトル「爆走姉妹レイ&アスカWGP」
日本代表であり、主人公のアスカの所属するチーム
NERVビクトリーズの構成メンバーと使用マシン
アスカ 明るく勝ち気な女の子で、とっても派手好き、負けず嫌い。
使用マシン;コーナー完全無視の無視かっとびマシン「マグマダイバー」
レイ とても無口でいつも沈着冷静な女の子。緻密なレースをする。
使用マシン;コーナリングの女王とよばれるマシン「ソニックレイ」
カヲル キザでクールな2枚目。でも、ナスシスホモ。
使用マシン;ダウンフォースが持ち味の無冠の帝王「タブリスXX」
トウジ ときおり関西弁でギャグをかますお調子者の三枚目。
使用マシン;小回りがよく利くコーナーの軽業師「スピンタイガー」
シンジ とてもおとなしい性格。かつては、父であるゲンドウ博士の言いなり
になって碇一族専用マシン、プロトエヴァーで他人のミニ四駆を破壊しまくっていた。
使用マシン;バランス感覚ならお任せの無難なオールラウンダー「プロトエヴァーEOE」
加持 ミニ4レースの実況でおなじみのミニ4ファイター
碇ゲンドウ 悪のミニ4駆博士。息子のミニ4駆にミニ4駆を破壊するため
のパーツであるプログレッシブナイフを仕込んで暴れさせていた大悪党。
碇マナ ゲンドウの娘。父の作った最凶殺戮マシンを使って他国代表として
NERVビクトリーズに襲い掛かる。通称「鋼鉄のガールフレンド」
276 :
ミニ四駆アニメ:2006/05/09(火) 03:27:44 ID:+rOlhNTL
でも、結局没。
理由は・・・。
アスカ「で、どうやってミニ4駆と一緒に走んのよ?まさかこの私に、
ひたすら延々とミニ4駆の横で併走しろってえの、あんたは!?」
シンジ「でも、某アニメじゃ、小学生が普通にミニ4駆追いかけて何キロも
走ってるよ、ほとんど息も切らさずに」
アスカ「あんな逝かれてる世界を基準にするな!」
レイ「もうすぐ、コーナー。的確なラインどりで曲がらないと」
アスカ「何で壁にもぶつかってないのにぐにゃぐにゃ曲がれるのよ、
あんたのミニ4駆は!?」
レイ「・・・ハンドパワー」
277 :
ミニ四駆アニメ:2006/05/09(火) 03:32:34 ID:+rOlhNTL
マグマダイバーと、マグナム○イバーの2つの言葉の響きが似ているというだけで
突発的に思いついた程度のバカネタスマソ
ポカーン( ゚д゚)
279 :
マナきつね:2006/05/10(水) 11:41:44 ID:???
>260
横一線、スタート。ロケットが点火されたかのように激しくアフターファイヤーを噴き上げ、
二台のマシンが埠頭へ向け突進していく。日中ならフォークリフトやトレーラーが
コンテナをせわしなく運んでいる道を、夜は走り屋たちがその舞台とする。
オールウェポンズフリー、レッツ・ダンス。その力のすべてを振り絞って、舞い踊れ。
パワーに勝るFDがまず頭を取った。そのすぐ後ろに180SXがつける。
ストレートでの伸びは互角だ。高ブーストをかけているとわかる笛のようなサウンドが
響き渡る。FDのテールから迸る爆炎が180SXのリトラクタブルヘッドライトを撫で、
ヴェイルサイド・コンバットエアロの獰猛な曲面美を闇夜に浮かび上がらせる。
「思ったよりやるようね…」
埠頭を走りぬけ、本牧のストレートへ。湾岸道路の高架下から飛び出した二台が、
ロングレンジの慣性ドリフトで幹線道路へ合流する。はるか前方に新山下ICの灯が、
星団のように蠢いている。1号バースで眠りにつく貨物船が、対岸のベイラグーン埠頭に
係留された新氷川丸が、地獄の看守のように彼らを見下ろしている。
走れ。走れ。走れ。意識が遠のくほどの加速の果てに、神経が破裂するかのような
フルブレーキが待っている。一見、道が開けたと思ってもその先には冷たいコンクリートの中央分離帯が、
文字通り生と死を別つべく待ち構えている。道幅があっても、実際にコースとして使えるラインは
限りなく狭いのだ。これがサーキットにはない、公道コースの罠。自分の勘と記憶だけを頼りに、
点滅する信号がカウントダウンを奏でる本牧埠頭入り口の交差点へ向け、アスカとマナは
愛機をハイスピードのドリフトでもって突入させる。
280 :
マナきつね:2006/05/10(水) 12:03:34 ID:???
つづら折れのコーナーを駆け抜けた先、アスカの目に飛び込んできたのは道端で焚かれる
発炎筒の群れだった。煙がコースを横切り、そこに突っ込んだFDのボディに絡みつく。
この合図は警察が来たことを知らせるもの。先行していたFDがつんのめるようにスピンターンに入り、
後続の180SXがハーフスピンに陥ってその前方をすり抜ける。
「くっ、やばい!」
ステアリングを叩いてマナは舌打ちした。埠頭の中からでは外に出られるルートが限られている。
FDがタイヤスモークを巻き上げながら再発進していく。ここは彼女の後を追うしかない。
コースの封鎖に当たっていたチームメンバーのや、ギャラリーに集まっていた者たちの車が
蜘蛛の子を散らすように道路に這い出て走っていく。エンジンの轟音に混じって、かすかにサイレンの
音が聞こえてくる。どこだ。どっちから来る。腕に冷や汗の粒がびっしりと浮かび、窓から流れ込む
空気が粘りつく。右から左から、殺到する他の車たちを避けるうちにだいぶ遅れてしまっていた。
まだ慣れない土地で勝手が分からない。どうにか市外へ脱出しなければ。
「ヘッドオンで水平飛行するやつはド素人…!」
正面から二台。ハイパーハロゲンのハイビームがそれを照準する。
70km/h、2速全開。直ドリから大きくテールを振り出す。
当てる覚悟で隙間を抜けようとしたマナの180SXに、思わぬ援護射撃が飛んできた。
マナよりもはるかに速いスピードで後方から追いついてきたその車は、まっしぐらに突っ込んでいった
パトカーの直前でドリフトの軌道を変え二台の隙間を、マナよりも早く潜り抜けていった。
挙動を乱したパトカー二台の脇を走り抜けた180SXのヘッドライトに、照らされていたのは
一度見たら忘れられない迫力の巨大なシルエット。丸型四灯のテールランプが瞬く。
R30、スカイラインRSターボ。間違いない。
「最速の天使」と名高い、第3新東京最速の座に最も近いとされる走り屋。
チューニングショップ「MAGI MELCHIOR」代表、綾波レイ。
281 :
マナきつね:2006/05/10(水) 12:17:19 ID:???
嵐が過ぎ、再び静けさを取り戻した本牧の街。
マナは道端に180SXを停め、先ほどの戦闘で受けたダメージをチェックしていた。
すり抜けの際に当てた右のリアバンパーに傷がある。幸い、ボディや足回りには
影響がない。緊張をほぐす一服をふかし、マナは大きくため息をついた。
ライターの着火音が風に流され、耳に残っている。
「Tuned by NERV…公道の王者たる証」
呟きは誰にも聞かれず。点滅する180SXのハザードランプだけが、この場で唯一、
時間が過ぎていくことを表すものだった。
数日後の夜、マナはようやく見つけたその工場の駐車場に180SXを乗り入れていた。
すでに営業時間は過ぎているのか、ピットにはシャッターが下ろされ、事務所にも明かりはない。。
じっと息を呑んで立ち尽くすマナの背後から、不意に声がかけられた。
「悪いわね、今日はもう店じまいよ」
振り返ったマナに、レイは軽く肩をすくめて180SXを指差して見せた。
先日のバトルで受けた傷の修理がいまだ済んでいない180SXは、それでも手負いの獣のような獰猛さで
周囲を威嚇している。しかし、今目の前にいるマシンはそれをまったく意に介さない。
ブルーメタリックのRSターボは静かに、しかし不動の貫禄をもって佇んでいる。
「自己紹介が遅れたわね。私は綾波レイ。いちおう、ここの店を仕切らせてもらってるわ」
綾波レイ。霧島マナ。後に走り屋チーム「ミッドナイトエンジェルス」を結成することになる
二人の、これが最初の出会いだった。
282 :
マナきつね:2006/05/10(水) 12:19:29 ID:???
つっつかれたーゼェゼェ
(( ,ヘ、_ _,;:´""`∧^^∧
| >  ̄ ̄,," , 彡从 从ミ
ヽ_>_/(_),,つソゝ;゚д゚vつ
まぁ本編のちっと前のあたりですね〜
すこしずつリハビリしていきましょう〜
GJ!
微妙にリアルな固有名詞がそそりますです。
マナきつねさん乙!!
いやぁ、いつ見ても上手いですねぇ。AAもなにげに萌えるし(*´д`*)
>>260読んだときは
>>230の最初のほうしか読んでいなかったので
マナが速いとは夢にも思いませんでしたよ
ようやくまん中あたりまで読みました、一日一話ずつ・・
もう面白くてたまらんですよ(*´ー`)
286 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/11(木) 22:28:48 ID:7rT1y1Hw
ワッフルワッフル
287 :
セフィーロ海苔:2006/05/11(木) 22:32:18 ID:JjYFiKpJ
バッフルプレート
ヤバイ・・「もののけ姫」久しぶりに見たら・・・感動した。
ジブリの数ある作品の中でも一番イイと思う
スマン、完全なスレ違いだったな・・・
289 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/13(土) 11:15:41 ID:P7xHhUfX
定期ワッフルワッフル
定期過疎化・・・・・・orz
291 :
GT:2006/05/15(月) 19:30:13 ID:???
レーラグってなんか非現実的でちまラン。
でも小説は面白いですよ。
292 :
マナきつね:2006/05/15(月) 19:50:33 ID:???
>281〜♪
街のざわめきが、空気を震わせて遠吠えのように聞こえている。
静かな住宅街の外れに建つこの工場が、NERVが指定ファクトリーとして抱える
チューニングショップ「MAGI」。
マナはじっと、レイとその肩越しに構えているRSを見つめた。
年の頃は20代半ば、マナよりも頭ひとつ分は高い長身痩躯。羽織った革のジャケットには
十二枚の羽を持つ熾天使セラフィムが描かれている。
「こないだのバトルは見せてもらったわ。さすがといったところかしらね…あの惣流アスカを
相手に一歩も引かない走りだった。噂どおりの、鋼鉄のヴィーナスと」
返事をすることもできず、マナは乾いたつばを飲んだ。こうして向かい合っているだけでも
凄まじいプレッシャーを放っている。三東の蒼い稲妻、綾波レイ。
「よければこの後どうかしら?あなたも興味を持ったのでしょう、私と、このRSに」
小さく、ゆっくりと頷く。否定はできない気がした。レイに促されるままRSのナビシートに乗り込み、
フルバケットのシートに身体を沈めると、そこが自分の居場所なのだという感覚が否応もなく
湧き上がってくる。ボンネットの下で唸っているFJ24ターボの昂ぶりが直接響いてくる。
レイは関内方面へRSを乗り入れ、あるファミリーレストランの駐車場へ停めた。
「Johnny's元町…この町の走り屋たちが集う店よ」
穏やかなランプの灯りとジングルの音が、張り詰めた夜の空気とミスマッチだ。
ウェイトレスの明るい声を聞き流しながら、マナは自分が少しずつこの街、
第三新東京市に馴染んでいくのを感じとっていた。
293 :
マナきつね:2006/05/15(月) 19:53:59 ID:???
まあレーラグはレースゲームとしてはあれですけどもね〜
そこはほれ「ハイスピードドライヴィングRPG」ですからして〜(^-^\ペチッ
「ヴィ」がポイントですよっ
夢と希望のファンタジーレースRPGということでひとつ〜
Johnny'sは本編でも何度か登場しましたね
続きはアルノ?(*‘∀‘)
295 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/16(火) 20:18:27 ID:AUJFzqdq
定期ワッフルワッフル
ワクテカしてマ―――(*‘∀‘)―――――ツ!!!
297 :
マナきつね:2006/05/18(木) 10:17:31 ID:???
(( ,ヘ、_ _,;:´""`∧^^∧ プルプル
| >  ̄ ̄,," , 彡从 从ミ
ヽ_>_/(_),,つソゝ゚д゚vつ
も、もうチットお待ちを〜
マチ
ついでにアゲとく
>299
w
みやむーに声似てるな。惜しむらくは曲のミキサーかな。ヴォーカルが大きすぎる。
でもなぜFM-Vなのか、なぞだ。
イイ暇つぶしになったw
302 :
マナきつね:2006/05/20(土) 15:52:01 ID:???
>292
ほどなく、マナはベイラグーン埠頭に近い港のGS「ミラージュ」でバイトとして
働き始めた。先輩の渚カヲルという男はFC乗りで話しも合い、和やかな日常生活が
続くかに見えた。
そんなマナにレイからのオファーが来たのは二週間ほどがたってからだった。
カヲルとともに、チームを立ち上げないかという話しだ。
カヲルは少し考える時間がほしいと答え、マナもそれに同調した。
夜、誘われるようにレイの工場を訪れていたマナは、事務所の机でじっと写真たてを
見つめるレイの姿を目にした。
「彼氏ですか?」
「いいえ。…弟、いえ、従姉弟よ」
静かに答えたレイに、マナはそれ以上問うこともせず空いている椅子に腰を下ろした。
窓からは、リフトに載せられた客の車が並んでいるのが見える。
レイは写真たてを机の引き出しにしまった。雑多に並ぶ書類や筆記具の下に写真は
隠される。写っているのは、やわらかな笑顔が美しい少年の姿。
日付は2013年3月。
碇シンジ、それが写真の少年の名前。ずっと昔から、時間の流れに取り残されていた
愛する者の名前。彼の想いに報いるためにもこの計画は成功させなければいけない。
レイの胸中に渦巻くのはNERV幹部としての責ではなく、
ひとりの男を愛する女としての決意だった。
303 :
GT:2006/05/20(土) 19:14:41 ID:???
| なぜバスにエアロ? | / /
 ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ; / /
┏┳━━━━━━┳┓|/────────────────────────────―───./
┃N E R V ┃| | ̄ ̄ ̄|~ ̄ ̄~|~ ̄ ̄~| |~ ̄ ̄~|~ ̄ ̄~|~ ̄ ̄~|~ ̄ ̄~| |
┗┻━━━━━━┻┻|――――|[茂名] |――――――| ――――― |――――――|―――--―-:| .|
|| | ||| || ||___| ||| .|| .|| .|| .|| .| .| |
.|| : ∧_∧ | ∧∧ ..||| || || ̄ ̄ ̄| ||| .|| .|| .|| .|| .| : .| .|
|| (´∀` )| (゚Д゚,,) ||| || ||___|______||| .|| .|| .|| .||______|______| |
.||. ⊆⊇ ⊂..| | | .||| || ||/|入口| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||| .|| .|| .|| .|||出口| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||―――――――――...||| || ||_./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||| .|| .|| .|| .|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄横浜市営~.|
| ̄ ̄ ̄\_●_/ ̄ ̄ ̄.||| || || / ̄\ ||| .|| .|| .|| .|| / ̄\ / ̄\ . |
[|[口口]  ̄ .[口口][]..||| || ||__.| ∴ |_____ .||| .|| .|| .|| .||__.| ∴ |_| ∴ |______|
|ニロニニニ[ヘ・774]ニニニロニ|||__||__||___| ∵ | .|||___||__.||___||__|| | ∵ |_| ∵ |_____|
/. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄ |ゝ__ノ| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄~|ゝ__ノ| |ゝ__ノ /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄^  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
____∧_________
| 某ゲームの悪影響のせいだ。|
待ちに待った投下キタ―――(゚∀゚)―――!!!
15:52:01 ってwマナきつね氏wwどういう職業www?
306 :
304:2006/05/21(日) 23:19:31 ID:???
ああ…そうか普通土曜は休みだったな…受験生の俺は毎日塾ばっかりで「土曜は休み」という認識がぶっとんでた…orz
307 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 00:26:03 ID:SuHAdGp1
定期ワッフルワッフルAGE
まぁ、この間ブーブーうるさいゴミ供がさ、事故って死んだんだよ。
数人が死んだって聞いてよ、もう笑いが止まらなくなったんだよ。
ただのタンパク質の塊になったものをそいつらの親が見て嘆いているのを
想像するとさ、快楽がさ、僕の心を優しく包んで逝くのを感じとれたよ。
このレスも今、大爆笑しながら震えて書いているけど、
住人に迷惑かけているわりに、生温い死に方だよね。
僕的にはもっと苦しんで死んで欲しかったのに…少し残念……。
「ううううぅぅああああぁぁぁぁぁぁぁ」声にならない叫びをあげながら、
死んでくれたら僕はどんなに嬉しかったかことか。
よかったジャン♪ゴミが死んで、っていうかゴミが処理されて。
あいつらブーブーうるさいんだよな。そいつらが死ぬことによって
騒音から開放される住人もいるわけだから、
結果的に死んでよかったんだよ♪
これからもジャンジャン物が消費されていくように死ぬといいのにね♪
それこそボロキレのように。
へぇ、そうでっか
コピペ乙?
さぁて、今週のマナきつねさんはー?
312 :
マナきつね:2006/05/27(土) 22:13:48 ID:???
>302
「ずいぶん熱心ね」
レイがそう声をかけたのは、今夜も首都高で走り屋狩りをしていたマナを捕まえてのことだった。
レインボーブリッジの駐車帯に車を停め、何度目か知れないたわいも無い話をする。
そんな中でマナがぽつりと漏らした過去の話。
「あなたのがむしゃらな走り、それにはどんな理由があるのかしら?」
マナは俯き、黙った。これを話していいものか、誰にでも話せることではない。
「私は小さい頃から機械ものが好きだったんです。車をやるのも夢でした、ずっと」
思い出すのは、WON-TECでムサシ、ケイタとともにすごした夏。
もはや取り戻せはしない。自分の身体を傷つけてまで、スピードの魔力に取り付かれていたのだ。
自分の胎内に新たな命が宿っているとも知らず、いや、気づいていながら走り続けた。
その結果が今の自分だ。この180SXこそは、WON-TECを離れることに際して
懇意にしていたメカニックの一人が譲ってくれたものだ。
これ以上の犠牲なんてもうごめんだ。走るということは常に何かを失い続けていくことだ。
金でも、時間でも、自分の生活でもだ。
「私は誰かの命を犠牲にしてまで、走りを続ける資格は無いんです…」
レイの答えはマナにとって意外だった。
「それがどうしたというの」
驚きにレイを見つめるマナ。まっすぐな瞳はどこまでも、何か果てしない遠くを見ようとしている。
「どんな理由をつけても辞めることなんてできない、それはあなたがいちばん分かっているでしょう?
走りの魅力に…あなたは自分でも分かっているはずよ。もう、スピードの麻薬なしには
生きていけないと…」
180SX。それが自分の愛機であり、自分が命と魂を預けたマシンだ。
「あなたはまた、走り出すしかないのよ」
レイの言葉は間なの心の奥深くにはっきりと刻まれた。
313 :
マナきつね:2006/05/27(土) 22:15:51 ID:???
眠い頭で書いたので地と変かもしれませんがそこはひとつ〜
そろそろ本編とリンクした台詞が出てきてますですよ〜
G・J!!
&
乙!!
315 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/28(日) 10:02:59 ID:meHZcMeK
定期ワッフルワッフルAGE
てすと
317 :
マナきつね:2006/05/28(日) 16:53:59 ID:???
>312
マナがレイのショップで働き始めたのはまもなくのことだった。
チームステッカーとチーム名いりのジャケットをもらい、ミッドナイトエンジェル…
天使の翼をその背に負うことになる。
「事故った!?綾波さんが」
その知らせはNERVでのレイの上司、赤木リツコ博士からもたらされた。
見舞いに行ったがレイは軽傷のようで、マナに仕事の具合はどうかと聞いていた。
翌日、早々に退院したレイはDiablo-Zetaが安置されているNERV本社ビルの
地下工場に来ていた。Zはリアウイングが飛び、右サイドと左のフロントに深い傷が
ある。幸いボディパネルの交換のみで済むが、レイにはもっと大きなショックがあった。
(やはり私では駄目なのですか…ユイおば様)
Diablo-Zetaは答えない。いつだって乗る者しだいなんだ。
そのDiablo-Zetaにもっともふさわしいドライバーが居る。
318 :
マナきつね:2006/05/28(日) 16:55:50 ID:???
Diablo-Zeta、初号機が求めるもの…
それは他ならない、ユイの息子、碇シンジだ。
それから数日後、レイの工場を訪れたアスカが交流戦の話を持ちかけてきた。
レイの事故の話しはすぐに走り屋たちに伝わり、アスカが率いるナイトレーサーズは
これを機会にMNA撃破を狙っているとのことだ。
レイはマナに、シンジの写真を渡して迎えにいくように言った。マナも自分と180SXの
写真を撮り、私が迎えにいくから待っててねと手紙に同封した。
夜。この夜、修理の完了したDiablo-Zetaが再び公道上に現れた。
ドライバーは綾波レイ。他にいるのは紫のレガシィワゴン、そして赤のNSX。
それぞれリツコとミサトの車だ。
レイがZのセルをひねると、息継ぎのようなクランキングとともに轟然と、ボンネットを
はじき飛ばすほどの勢いでエンジンが起動した。V型6気筒ツインターボエンジンは
大型動物の吼え声のように音圧で周囲を震わせている。
「いい音ね…本当に」
Zの咆哮に聞き入りながら、リツコはそうい呟いた。
319 :
マナきつね:2006/05/28(日) 16:56:54 ID:???
そんでこの後本編第一話につながるわけでございます〜
コンコンこぎつね〜
G・J!G・J!!!
321 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/01(木) 12:35:03 ID:GxIFynxn
定期ワッフルワッフルAGE
RB26独特のラフな排気音は異様な程の彼女の存在感をかもし出していた。
彼女がその車をあえて選んだ理由、そしてRB26という余る力をあえてその車
体に与えた理由。それは彼女の口からは語られる事はいままでなかった。
〜入口の無い出口〜
その夜も彼女は誰に告げるでもなく、ただ己の目的地を目指していた。
タコメーターの針はキッチリ4000回転を指し動くことはない。流れ一本の線を
描く街燈をバックにただじっとステアリングを握り締めていた。
綾波レイ
彼女の操るその白い車体は重鎮な威圧感を漂わせ人気の無い海岸線を駆け
抜ける。あまりに大きすぎるGTウィングで地べたを這いずり、大げさな程に広
げられたワイドフェンダーに収まるタイヤはがっしりと路面をかみ締めている。
そして、その車体から奏でられるラフな排気音は聞く者にある車を創造させる。
RB26=GT-R
誰もがその公式を持っていた。王者のみに許された称号。王者のみが持ち得る
鋼の心臓。誰もがその咆哮を手に入れる事を夢見ていた。
しかし、彼女はその心臓のみを欲した。称号を金繰り捨ててでも。
彼女が休憩の為にコンビニに入ろうとする。そこにいた者は全てがあの王者たる
車が来た、と思っただろう。激しく照らすHIDのまばゆい光。ラフな排気音。誰も彼
女の車がGT-R疑わずに、その神々しい姿を目に焼き付けようと目を向けた。
しかし、そこにいた者が一様に驚きの表情を現した。
ちょwwwww31セフィーロwwwwwwwwwなぜwwwwwwwwwwww
ちょwwww名無しでもねかまってもろ分かりwwwwwww
ちなみにハコスカにRB26を積んだコンプリート車を販売する業者がいる
ちょwwwwなぜバレるorz
ちゅーかハコスカに6筒頭あんんて無理あんだろ
ラジエーターやインタークーラーどこに置いてんだろ?
ハコスカにSR積んで4スロットルキャブにしてる奴いるがテラカッコヨス
ハコスカGT−Rはもともと6筒頭だよ。それでもエンジンルームにはまだ
余裕があるからRB26も普通に入るはず
まあハコスカGT−Rをエンジン載せかえるやつはいないがな、大抵そう
いうのはハコスカのGTってやつをベース車にするんだけどね
当然GT−Rより速いwww
おえ?ハコスカってL型やったけか?Q車は無知でスマソ
うっさい、元年式の車も旧車だ、とか言うなorz
ハコスカGTのL型とハコスカGTRのL型は別もんだったよな?
たしかRはS20積んでた気がするが……。
L型はフェアレディーZ用のものでGTベースでエンジンを載せかえる時、
最もポピュラーなエンジン
RはS20で正解
ちなみにL型は排気量もあり300馬力程度は耐久性を維持しながら出ます
スイカイラインで4筒頭つったら鉄火面かRS200だけやったけか?
ん?すでにRBか?
いや。たしか32にもCA18を積んだグレードがあった希ガス。
331 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 12:37:04 ID:DMg5pwrM
定期ワッフルワッフルAGE
そういやあったな
>>スカイラインのCA18
しかもたしかセダンでNAだった希ガス
ハブも4穴でファミリー仕様だったな。
エヴァ板とは思えないマニアックな車トークだなwww
おまいらサイコーwww
>>230読み終えた〜(*´Д`)ふ〜
>マナきつねさん 物語が完結していないのはこれからって事ですか?
(*‘∀‘)
335 :
マナきつね:2006/06/10(土) 19:18:02 ID:???
>334
ありがとうです〜
ぶっちゃけるとこの先の話しはあるのですが書けずにいるという
いわゆるひとつの放置状態…
何とかしなければとは思ってるのですが〜
ごめんなさい〜
いいですよ
まってますからっ(*‘∀‘)/
337 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/12(月) 03:57:49 ID:DqQTWaf1
定期ワッフルワッフル
ハコスカトークで盛り上がった後、一気に過疎るツンデレ住人たちに乾杯ww
実はヒミツにしてたんだが
セフィーロ廃車になりますた
サーキットだから保険使えねぇ
次は珍走やめてマーチを買う予定
フルエアロのフルタービン仕様だがなー
マーチか!?一気に違う路線にいくなww
あえて日産から離れてスイフトスポ−ツなんかどうよ?
いや、連れの紹介で格安で手に入るなりよ
車検も残りまるまま1年残ってるし
またグリップに戻ろうかな〜
ボアうpして1.8リッターだし、X6くらいのでかいタービンのっけてるし
ただ、色が黒だから、またオールペンしてバイナル作ってレイたん仕様にしなきゃなんないと思うと・・・orz
ハイ!そのマーチ買い!
しかし、悪いことは言わんオールペンは止め溶けw
どうしてもしたいなら改修後の零号機くらいの色にしと…
まぁ、自由にやりたまえ
>>341 ずいぶん過激な仕様だな。
でもなんか面白そうだw
今朝、試乗してきた
感想はテラコワス
足周りが煮詰まってないのか、超が付く程ドアンダー
かといって、ネオバクラスののハイグリ履かせたらシャーシの負担が
大きくなりそうだからG3くらいのミドルクラスのスポーツタイヤ程度が
妥当かも?
タービンは勘違いしてますた、CA18純正をハイフロー化して入れてるらしい。
とにかく、扱いにくい。前のオーナーは街乗りしか使ってなかったみたいなのだが、
街乗りでこんな車造るな、と小一時間問い詰めてやりたい(´・ω・`)
FFで3速ホイルスピンする車なんて初めて乗ったよ…
ドラッグでもするのかオモタ(´・ω・`)
どうせならタービン除けてパイピング超ショート化して4スロキャブ仕様にしようかな…
アクセルのツキがぴんびんな車の方が面白いし。
>>345 4スロ仕様とはまた楽しいことを思いつくもんだ(*´ー`)
347 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/18(日) 15:14:02 ID:n+lIwFrf
定期ワッフルワッフルAGE
今日、久しぶりにショップの14汁で珍走逝ってきた
やっぱ、汁ワン系って振りっ返しがクイックでおぢさんには辛いわ
いつもは卍3発で繋げてる所も汁ならコーナー手前で体勢戻っちゃうから
早めに降り始めて4発振らないとコーナー侵入できないし、アクセルワークが
セフィーロの場合、馬力もそこそこあったから、右足ラフでも誤魔化せてたのが
けっこうシビアなアクセルワーク必要だし・・・
楽しいような、疲れたような一日でした。
連れの100系クレスタをちぎったからヨシとします。
おいおいw
そういや、しばらく峠に逝ってないなぁ。
ど素人なんで申し訳ないけど…
上の方でも何回か出てくる「卍」ってなんて読むの?
普通に「まんじ」でいいの?
普通のエヴァヲタは14汁とか書いても分からんよ
漏れも5秒くらい悩んでしまったww(*´∀`)
車板でも半数はわからんだろうなwww
しかし、普通のエヴァヲタは居ないな・・・・
すまねぇ、変な言葉多すぎた
汁・・・シルビアの事
卍(まんじ)・・・卍を切る、卍で繋ぐ、とか言う。言葉では説明しにくいが、リアをトラクションを抜いて
後輪を空転させて、車体の後ろ側を左右に振りながら直進(?蛇行の方が適切かも)する事を
言います。
>>352 説明ありがと。
「直ドリ」ってやつの事かな?
そんな事ができるなんてカコイイ!!
そう、直ドリを連続させてリアを左右に振り、直進していく事。
なんで卍を切るっていうかは不明。
ドリフト中で卍切ってる時が1番面白いと思うのは俺だけじゃないはず。
ってか、エヴァ板で珍走なのは俺くらいかorz
俺は前、ブーツを新調して一回目の練習の時に何も考えずにストレート全開に
したら予期せず卍切って5、6回リア振ったところで空中分解して飛んでった。
バイクと離れるときに振られた足がハンドルバーに引っかかりひざが本来
曲がる方向と逆側に「く」の字になったのを感じた。
バイクはそのまま自分より前に飛んでいき地面についた自分はあまりの痛み
に10秒くらい息が出来なかった。ようやく息が出来るようになると、
力いっぱい「イっテェェェェェ!!!」て叫んだ。声を出さないと痛みで
意識が飛びそうだったから。その後、気合で立ってバイクだけ起こし20分
くらいコース脇で寝てた。車に戻った後は、バイクを起こしたことが信じられない
くらい痛くて立てなかった。結局ギブスはめるまで自力では立てなかったよ。
(卍切るってもトラクション抜けるどころかリアは完全に宙を舞ってたけどね)
という漏れの人生で一番痛かったときの話inモトクロスコース
お陰で部活のインターハイ予選も行けず、本選もスゲー下のセットに降格
ほとんどベンチだったorz
バイクで卍切ってたらどうなるんだ・・・って、こうなったんかwww
俺、セフィーロ廃車にする予定なんだが、誰かエヴァ板でセフィーロ海苔っていねーの?
俺が乗っけてた
2.2リッター化したSRエンジンとリビルドミッションと駆動系一式
Vマウント様インタークーラーとラジエターとパイピング一式
後、足回り一式
があるんだが、いらね?
詳しいスペックはこのスレの初めの方にうpしてる
と、思ったら近所の車屋にローレル停まってル━━━━(゚∀゚)━━━━!!
明日、売り物かどうか確認しよ
33?系好きなんですなぁ。
>>ねかま ちょッwおまww車板でもいるか分からんレア車海苔を
ぶちゃけ過疎スレのここで探しても(ry
あと誤解がないよう言っておくがバイクでも卍は切れる(フラットなら・・)
俺の場合ジャンプの飛び出しで滑ってそのまま連続するコブ(フープスっていうやつだ)
に突っ込んじまった。その結果、たてなおせれなかった・・いや、普段なら
たてなおせれたのかもしれない。慣れなく硬いブーツがそれを・・・orz
珍走では今でも現役だぞ>>A31・C33
最近はトヨタセダン系に押されてるがorz
ただもう玉数が少なくなってるのは現実だよな〜ヽ(´ー`)ノ
ローレル見に逝ったらおっさんが乗ってたみたくシャーシはヨレがなくいい感じ
エンジンなんかはどうせ今のSRに載せ替えるからいいとして・・・問題は色だな
白にオールペンしてレイたん仕様(ry
後、載せ替えなんかは全部自分でやるから時間が・・・( ;´Д`)
361 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/24(土) 21:02:40 ID:Ip/VSw9H
定期ワッフルワッフル
>>360 現役でもC33やA31は……。
いや別にボローレルだなんて言いたい訳じゃ……あ。
なんだとうぅ!?
あたっまキタ
364 :
マナきつね:2006/06/25(日) 07:50:00 ID:???
タイヤの跡が交差して卍に見えるからだと思いますよぅ>卍
あぁもう元・わが愛機Z32がヴァヴァーの特攻で撃沈されてからはや半年ですか。
ねかまさんもセフィーロ潰しちゃったみたいですし、なんというかお互い様ですね。
改造費のローンが終わったら次はRPS13を狙ってます。♀率高め?w
もしくはZにこだわるならS130とかwでも今じゃパーツとか調達できなさそうですしねぇ
フェアレディZは32>130>31>30>33の順で好きな私ですw
200馬力超えるようなマシンとは縁遠いなぁ。
次作期待してますよ>お二方
はっきり言おう
使いきれない300馬力より
使いこなせる150馬力の方が楽しい
俺?乗りこなしてたつもりだが…どうなんかな(><)
また…
踏み切れない300馬力より
踏み切れる150馬力の方が便利
雪道でチェーンなかった時、おっさんの乗ったチェーン装備のマーチに
ちぎられた時は泣きそうになった
368 :
マナきつね:2006/06/26(月) 06:46:26 ID:???
Zなんかの重たい車の場合、350ウマぐらいないとタリー状態なのもまた。
>367
あれは私の最初の冬…猛吹雪だったのを覚えています。
某高速でカルディナにちぎられました。140キロくらいだったカナ
つかワイパー浮き上がってリタイアしたんだけどw
>>マナきつねさん
確かに重い車体なら300馬力はあった方がいいですね〜
でも非力なエンジンを高回転で無理矢理ブン回すのも楽しいですよ
おいの故セフィーロは内装かっぱぎドンガラだったんで
これ以上除ける物はなかったんですが(; ^ω^)
370 :
餓鬼:2006/06/30(金) 15:54:37 ID:???
セフィーロとローレル・・・何が違うの?
俺の愛車は
ゴードンマーレイが
作ったんだぞ
>>370 初号機とロンギが
ひとつになってできた樹
それがセフィーロ
>>370 人類補完委員会の議長の苗字
それがローレル
むしろローレルをベンツ顔にしてローレンツwww
誰がうまい事言えと(ry
農協(農林協同組合)でスカイラインGtsみたいなラングレーって言う車15年くらい前に売ってたらしい
377 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/02(日) 00:54:20 ID:3rHyiWqt
定期ワッフルワッフル
その昔、ホンダのアコードをいすゞ?がアスカと(ry
>>378 でも大体の人はアコードのエンブレムに換えちゃうんだよね。
そういえばその昔、スバルのレガシィをい(ry
過疎ってるな。
勢いで一話分書いたんだが、続けられる自信があんまりない。
投稿はちょっと考えさせてくれ。
「考える」なんて言わずに、投稿シテ―――(゜Д゜)―――!!!
激しく同意!
読みたい読みたい!!
昨日の夜、連れの運転で地元の山のギャラリー行ってきた
途中で我慢できんくなり、後輩見つけて33スカイラインに乗せて貰った
やっぱ、いいわ。25だから低速トルクモリモリだし、アクセル踏みっぱのクラッチ蹴りで
ゴンゴン横向くからたんのし〜。4ドアで感覚もセフィーロに似てるから違和感なかったし。
32の4ドアでも買おうかな
384 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/10(月) 01:49:52 ID:T78yJQQm
定期ワッフルワッフル保守
>>38525は確かにヨイネー(*´Д`)
もう買っちゃえば?
ラングレー = リベルタ・ヴィラ?
388 :
奈々氏が氏んでも代わりはいるもの:2006/07/13(木) 22:31:32 ID:6ak9O2Bx
またぁ…随分と旧いネタが出てきましたなぁ
ラングレーってのはパルサーにスカイラインもどきの外装をつけたクルマ。
(初代なんて顔だけジャパン)
エム崎某が三代目に乗っていたせいかナニカハ知らないが例の事件の直後に
日産のラインナップからフェードアウト…
ともすればGTI−Rがラングレーで世に出ててかも知れない。。
因みにリベルタビラはバイオレットリベルタ(知らんか?)の後継でした。
やっぱりパルサーの顔面異色。
レパードの加山雄三とブルーバードの沢田研二がCMに出てた。
389 :
386:2006/07/15(土) 09:37:29 ID:???
390 :
383:2006/07/15(土) 13:22:39 ID:???
(・∀・)人(・∀・)人(・∀・)
おいも
391 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/16(日) 00:19:42 ID:IYCHR9dN
定期ワッフルワッフル保守
・
/ ̄⌒⌒ヽ
|/ ̄ ̄ ̄ヽ
|| / \|
|| ´` |
(6 つ /
| //⌒⌒ヽ
| \  ̄ ノ
| / ̄
誰かー投下してくれー!!!
「N2爆雷、投下30分前!!」
394 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/22(土) 00:18:22 ID:zq5QfCw+
冬月「過疎スレだな」
ゲンドウ「あぁ間違いない」
SGTCでFDに乗ってる井入って人が、シンジに似てる気がするオレは眼科行ったほうがいい?
太めで関西弁でオサーンなシンジかよ!?
JGTCじゃないの?もしそうなら眼科へ直行www
>>397 お前の時間は2年前で止まってるのか……
399 :
397:2006/07/22(土) 23:28:12 ID:???
>>398えっ!!今ってSGTCって言うの!?
なに!?「S」ってなに!?いつの間に「S」に!?
・・・・・orz
俺はJTCCでとまっとる orz
うーん、お二人とも作品投下がしばらくないですねぇ。
夏だし、別の「お仕事」で首が回らないとか。
んなことはないか。
>>399 Sはスーパーだ。 ただ最後のCは取れたけど。
正式名称がSUPERGTに変わったのが2年前の話……。
2年経つの早いなぁ。
>>400 アコードやプリメーラの時代か?
その時代は俺消防だ……。
チェイサーモナー
セパンとかでもやるようになったから
「J」じゃなくなったんジャマイカ?
俺スカt……もといカストロールカラーのアコードが印象に強いんだよなぁ。
たぶんゲームのせいだが。
セパンは02年前後にはもう公式戦になってたはず。
セパンの公式戦以外にも、オールスターとか言って、
アメリカや上海でやろうとか言ってたらJAFが
「それじゃ全日本の名称はやれねぇ」とか言われて
しょうがないからSUPERになった……って記憶してるんだが。
大雑把な上に読みにくくてごめん。
すんません、今またパソコンがブッ壊れて携帯から書き込んでます。
まぁ、投下するつってもネタも無いがなー('A`)
昨日本屋で、某走り屋系チューニング雑誌を文字どうり「流し見」してたら。
ぺらぺらぺら〜〜・・・んっ!!!?? 今、(エヴァンゲリオン)って書いてあった
気が・・・戻って見るとやっぱり書いてある!!
読んでみると「チーム名の由来でもあるアニメ『エヴァンゲリオン』は・・・」
一体どういう名前なんだ?「BARUDIEL」←スペルはこんなんだった気がする
ホームページのアドレスらしきものも書いてあったから興味のある人はググれ
まさかこのスレにそのメンバーがいるなんてことは・・・?
わ、私じゃ・・・ないわよ・・・
>>405 あぁ「バルティエル」だっけ?
何年か前に某O2誌で見た気がするが……。
バルって確かクモみたいなやつだっけ?
>>406 嘘だ嘘だ(ry
トウジのエヴァに寄生してたヤシだろ?
>>407 僕の気持ちを(ry
409 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/26(水) 00:32:15 ID:XmKhD7fE
あ!!
おやすみなさい
S14から15へ乗り換えケテーイ!
今後、ネルフ本部周辺のパトロールは
S15で行います。
今回は貼るのどうしようかな・・・
・・・・・・・・・・・・・・ネルフのカッティング。
414 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/29(土) 00:42:03 ID:4giv030W
1000までいくしかなぃ!!
1000はいただく!
hozen
>>411 おいのセフィーロに載っけてたSR用ドグ5速いる?
ベルハウジング違うから載せらんねーかな(´・ω・)
417 :
411:2006/08/01(火) 04:25:06 ID:???
トラスト? HKS?
スペックRだからアイシン6速だけど
SRエンジン同士ならベルハウジング同じジャマイカ?
ここ、エヴァ板じゃないよなw
>>418板のタイトルにNERVって入ってるから問題無い
420 :
416:2006/08/01(火) 22:54:27 ID:???
15SRだけクラッチ形状違うからベルハウジングも違うんジャマイカ?
HKSドグに5速フルクロス積み込んでシーケンシャルにしてるだけだから
厳密に言えばドグではないが…
421 :
411:2006/08/02(水) 01:07:49 ID:???
HKSのカタログ見ると、14用クラッチだけ(?)用意すれば
問題無く付くと思われる。
関係無いが、今日純正エキマニ割れ発覚。
14からステンマニ移植しないと・・・。
ぜひ携帯からも閲覧可能にしてください
オネガイシマス
で、シンジは何に乗ってるの?セフィーロ??スタリオンGSR???
426 :
↑:2006/08/05(土) 15:34:07 ID:???
すんません。これは昨日見かけた車です。
427 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/06(日) 01:07:16 ID:x/7vV4TH
もうすぐ500…w
保守
冬月 「過疎だぞ、どうする碇?」
ゲンドウ「レイ、ドグマを降りて珍走ネタを使え。」
冬月 「(公安)委員会の承認も得ずに・・・、
仁D厨達が黙ってないぞ。」
ゲンドウ「問題ない。」
430 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/13(日) 20:11:07 ID:voQ4FmNi
ここの影響でレーシングラグーン買ってみた。(某ブッ○オフで100円)
これからやってみる。w
誰か小説うpして〜!!
読みたいよ〜。
#自分は全然書けないので…orz
100円でwww
432 :
ねかま:2006/08/14(月) 21:39:31 ID:???
スレチでスマソ
さんまの名探偵って犯人誰やったっけ?
は(゜Д゜)?何のこと?
↓分かるやつ任した
犯人はヤス
ポートピア懐かしー!
犯人は・・・・
↓分かるヤシ任した
何でこんな過疎板で聞くんだよwwwwww
↓分かるやつ頼むよ
ざこばだっけ?
次まかした↓
投下してくれたら教えない事もないwww
ヒント:伸介は新しい商売に手を出していた
↓次はねかま久々の投下の後
>>438が答えを発表という流れで
放置プレイ
かよ orz
442 :
ねかま:2006/08/17(木) 23:44:05 ID:???
漆黒の闇を切り裂く排気音が児玉する。そのまるで鉄骨の様なマフラーからは甲高い機械音が
垂れ流されていた。
――SR20DET――
日産が生み出した不屈の名機・・・その4気筒・アルミブロックが作り出すパンチの効いた過敏な
程のアクセルに対する反応は乗る者を著しく限定していた。
彼女のセフィーロはその心臓により、RB特有のマイルドさはかき消され、ある種の異様なレスポンスと
無骨さを得ていた。また、フロント周りの軽量化により旋回性に優れ、6気筒車では有り得ない
コーナーリング性能を引き出していた。
彼女――綾波レイにも迷いはあった・・・6気筒のしなやかな回転数の伸びを彼女はいたく気に入って
いた。しかし、その代償としてスポイルされる軽さ・フロントヘヴィーという足枷・アクセルにタコメーターが
ついてこないもどかしさ・・・
彼女は苦渋の選択の末、4気筒化・SR載せ替えの決断にたどり着いた。
午前零時――そっとキーを回す。ドゥッというエンジンの咆哮を合図に一気にメーター類が踊りだす。
アクセルをそっと煽り、回転数を上げエンジンという心臓にガソリンをいう血液を流し込む。
一気に4000回転までアクセルを踏み込み、クラッチを繋ぐ。それを合図にデフが一瞬、悲鳴をあげ
車体全体に衝撃が走る。
――今日も私は走る
なぜ
――そこに道があるから
その道はどこまで続くの
――それは今はわからない
どこに向かって
――終着なんて無いのかもしれない
何の為に
――さんまの名探偵の犯人が誰かを聞き出すために
443 :
ねかま:2006/08/17(木) 23:47:32 ID:???
ひさしぶりに即興で書いてみた
見直しも読み直しもしてない、今は反省している
ちゅー訳でさんまの名探偵の犯人と伸介が殺された理由kwsk産業で
追伸:最近、マナきつねさんは着てないの?
>>ねかま
久しぶりに乙。 犯人ぐぐってみたけど、たかゆきだとかなんだとか……。
SRってホントいいエンジンだよなぁ。あのパワーとレスポンス気持ちいいと思う。
時々オヤジのクルマで乗るけど、気づくと結構飛ばしてたりw
…DETじゃなくてVETの話だがな!
445 :
ねかま:2006/08/18(金) 00:44:12 ID:???
SR20VETって事はエクストレイルか?
あれはいいな、可変リフト・バルタイで使いやすいし、高回転域も乗りやすい。
一時、廃車のエクストレイルが有ったんで載せ替えちゃろうと頑張ってみたけど
横乗せエンジン+クラッチ全然違うで
らめぇぇぇぇぇ
しょ、しょんな大きいの入んないでしゅぅぅぅぅう
み、ミッションオイル出ちゃいましゅぅぅぅ
だったorz
>445
逃げちゃだめだ
みさくら語ワロタ
>>445 GTにもMTの設定があれば、もっとチューニング加熱したんだと思うけどな……。
パルサーGT-IRからMT移植できないかなぁ、なんて考えてた時代もありましたよ。
DEにVEのヘッドを移植ってのは聞いたことあるけど、水廻りが違うから大変なんだそうな。
どうでもいいがセフィーロに移植を試みたねかまタンに惚れたw
449 :
ねかま:2006/08/18(金) 23:59:30 ID:???
まぁ、おいのセフィーロは元々SR換装だったし、軽い気持ちで試してみたが・・・
横置きエンジンと縦置きエンジンじゃ、クラッチ周りもマウント周辺も全く違うから
全然無理ぽだわな
エンジン下ろす前に気付けBAKAっと思った
そういえば最近マナきつねさん来ないね・・・
451 :
マナきつね:2006/08/19(土) 06:32:55 ID:???
見てはいますよ〜
今はオフラインが大変なのでなかなか来れませんがひとつ〜
452 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/19(土) 22:21:16 ID:vYwbPkrh
また過疎かぁ〜頑張れスレ
453 :
ねかま:2006/08/19(土) 23:29:33 ID:???
中置きインタークーラーのSRっていいな
今日、機会があって乗ってみたんだけど、アクセルのツキが全然違う
でも、やっぱノーマルに前置きに比べて、の話。
俺仕様のVマウントが最強だと思った(・∀・)流石は兄(ry
Vマウントはギリギリまでバイピング短く出来るからなぁ。
レスポンスビンビンで楽しそうだな。
でもシルビア系はエンジンルームそんなに広くなさそうだから、施工大変そう。
それに比べてセフィーロは、元は6発積んでるからスペース的には有利なのかな?
なんにしても結構金かけてるねぇ。裏山鹿。
455 :
ねかま:2006/08/20(日) 00:57:37 ID:???
なんでだ?パソコンから書き込みしようとしたらアクセス規制言われたorz
荒らしも何も悪い事してないぞ?わかる奴kwsk
ちなみにブラウザはジェーン使用
実際、セフィーロにそんなには金かけてないよ
オイルクーラーはバイクのラジエーターだし、インタークーラーだって
GTR純正だし、自分でやるから工賃ただやし。
マフラーやフロントパイプは自作、ロールケージは事故車から引っぺがしてきて
自分で組み直して
ようはやる気と根気さえありゃ、金かかりませんよ、と。
暇が無いw
457 :
ねかま:2006/08/27(日) 01:42:55 ID:???
やっとPCから書き込みできる
保守ついでに記念ppk
>>454 多分、汁ワン系をVマウント化しようとしたらレインフォースを加工、下手したら切断しないといけないとオモ。
なので、シャーシに手を加える形になるので無事故でも事故車扱いになるから乗りつぶす気ならいいが、
中古で販売はできなくなりそうな悪寒・・・まぁ、予想だがおおかた間違ってないと思う。
セフィーロ、ローレルなどの6発車ならエンジンルームにからり余裕あるんで加工はそんなに苦には
ならんかった。
マウント周辺の加工とPC変更だけでいけたんで少々機械いじった事のある人なら自力でなんとかできると思うよ。
ただ、書類関係は流石にプロに頼んだがorz
A310ってメーカーどこなの??
エアバス…じゃないアルピーヌ・ルノーだな。
ただし原作ではEVに改造してあるが。
ニッサンのブルはAが無いのねw
俺もブルーバードかとオモタww
エアバスってwwオイw
どこかの誰かのせいで、31セフィーロが欲しくなってきた俺が来ましたよ。
結構カコイイかも。。。。w
むしろどっかの誰かのセフィーロの形式名に0を足したい。
で、ねかまって新しい車買ったの?
B310にSRを乗せたんじゃないのw
B310って何!?
467 :
ねかま:2006/09/01(金) 00:48:31 ID:???
どっかの誰かって誰だよwww
セフィーロかっきーだろ?男の車だろ?
なんか13シルビアのお兄さんみたいな感じするだろ?
ただ今、ローレルのガラだけあったんで、こつこつ制作中。
やっと、エンジン降ろしたとこだ
このペースでいくと、完全にしあがるまでにおじいさんになってるなorz
それって自宅でやるの?それともどっかで場所借りてやんの?
469 :
ねかま:2006/09/01(金) 17:57:05 ID:???
知り合いのおぢさんの納屋借りて、そこにエンジンレッカーやら
工具やら持ち込んでやってる。
ただ、自宅から遠いのよ。原付きで30分程かかる。勤務先とは
反対方向だし。
人気のない山のふもとだから怖がりのおいには夜中は恐怖。
ちょっと物音がするたびに
イマナニカオトガシタ?
ソコニイルノハダレ?
ってなるんで手が進まないorz
ローレルとかセフィーロとかみんなドリフトしやすい車ばっかだなぁ。コンフォートとか乗ってる奴いないのか?あれだってFRだしボディ補強してS15の足つけてエンジンSR20ターボ積みやぁ結構ドリフトすんじゃねーの?
コンフォートとか乗ってる奴いないのか?あれだってFRだしボディ補強してS15の足つけてエンジンSR20ターボ積みやぁ結構ドリフトすんじゃねーの?ってそういう無茶なことをしたことがあるオレ・・・ホント金無駄遣いしたなぁ。
471 :
↑:2006/09/01(金) 20:41:55 ID:???
文がおかしいぞ
某全日本プロドリフト選手権でコンフォート乗りがおるねぇ。
まじでっか??最近V−OPTみてねぇからわからなかった。さっそく150号かってみよ。
コンフォートならRB25か26載せるほうが
全然楽だろ?
エンジンレッカーって高いの?
476 :
ねかま:2006/09/02(土) 00:01:30 ID:???
おいが使ってるのは知り合いの解体屋のお古を貰った
それに今使ってる場所は納屋なので天井からクレーン(?)がぶら下がってるから
重いもの運ぶのは非常に楽
他に運んだ物つったら2tジャッキと工具とパーツくらい
ジメジメしてるので錆びが怖い
コンフォートいいなぁ、羊の皮をかぶった狼カッコヨス
そーいやさー。
ねかまの「故」セフィーロ(爆)、写真無いの?
すっごい見てみたいだけど。w
478 :
ねかま:2006/09/02(土) 01:18:33 ID:???
スマネ、大会の時の写真とかビデオはあったと思うんだが、スキャナー持ってない(´・ω・`)
それに自分の車とか持ち物を写メとかに撮るのを嫌う人間なんで・・・
地元の車雑誌に載った事はあったが補完してないし・・・どうしたものか・・・
150号にはコンフォート出てないよ。
148号(06年第3戦fuji)にでてたお。
>>470 今思ったんだけどさ、コンフォートに汁の足回り移植ってかなり大変じゃね?
むしろ同じヨタ車から持ってくれば良いのに(´・ω・`)
482 :
マナきつね:2006/09/07(木) 19:37:05 ID:???
深夜の元町Johnny'sに、今夜は珍しいグループが来店していた。
駐車場に並べられた彼らの車は青のRSターボ、紫のZ32、赤のFD3S、そして黄色の86。
86のオーナーは相田ケンスケ。レイのチーム「ミッドナイトエンジェルス」に所属する新米メンバーだ。
チームの違う彼らがこうして集まるようになったのは、シンジが第3新東京市にやってきてからのことだ。
「来たわね、MNAの最遅野郎」
早々にアスカが皮肉を飛ばす。ケンスケは決まり悪そうに頭をかき、シンジの隣に座った。
「いやあ、FDやZなんかと比べられちゃ可哀相ですよ、86パワーないですから」
「そんなこと言って、レイぁあれで箱根最速張ってたのよ、車のせいにしちゃいけないわよ」
「僕も第二東京にいた頃は何度か横に乗せてもらったけど、本当綾波先輩は速いよ、
GT-Rやランエボだってちぎったことあったし」
「ふふっ、まあそういう記録にたいした意味はないわ、ただ86に乗ってたってだけで、
32やエボに乗るのならそっちのほうが速いわよ」
ウェイトレスの洞木がお冷をコップに継ぎ足す。アスカはテーブルに腕を組みなおし、レイに向かった。
「そういやあの86ってどんくらい出てたっけ?」
カフェオレを一口含み、レイが答える。
「そうね、馬力でいえば130ちょいってところかしら」
「130っすかあ、それは厳しいなあ…やっぱボルトオンターボにいっちゃいましょうかね」
「でもあれでも普通の4A-Gよりはよっぽど速いよ、僕も乗ったことあるから分かる」
「トルクが違うんだっけ?確かエキマニがアンタのお手製だって聞いたけど」
「ええ、中速のトルク重視よ。わざと抜けを抑えてね。ドリフトから立ち上がるときの速さが違うわ」
深夜の車談義は尽きることがない。穏やかなひとときが彼らを癒している。
483 :
マナきつね:2006/09/07(木) 19:40:47 ID:???
なにげにケンスケ初登場〜
私もようやく車が決まりました、K11マーチです〜マチコちゃんです〜
やっぱ子ぎつねさんにはちっちゃい車がお似合いですかね〜
今月末には納車できるでしょう〜
もちろん2台めのZに向けての貯金は忘れませんがw
コンフォートといえば教習車のイメージですね〜
久々キタ―――( ´∀`)―――!!!
485 :
ねかま:2006/09/07(木) 23:34:10 ID:???
久々の乙!
俺もローレルいぢりながら足が無いので車購入計画を実行しますた。
ほんとたまたまだけど、前記のK11マーチです〜
ほんとたまたまですが、マナきつねさんと一緒です〜
ね、狙ったんじゃないからねwww
俺がマーチで連想するもの
・スーパーターボ
・インパルエアロ
俺がマーチで連想するもの
・コアラ
・ビタミンすう〜ぅ
148って・・・もう150買っちゃったよ。(まだ見てねぇけど。)
3YTEってエンジンがLPガスだから、トランクにで〜んと緑色のタンクがあるんだけどそれが25キロもあるんだよ。
取り出すのが大変だった。
シルビアの足つけんのは結構苦労した。寸法が合わないからいろいろ溶接したけどね。
重量が1300キロと結構ある。とりあえずリアシート取っ払ってボンネットカーボンにしたりしたよ。
スポット増しも施したよ。
タイヤがなんと80という細さ。ホイールは鉄からレイズの(名前忘れた)奴と
アドバンネオバをおごる。
こんなのをオレが一人では出来ないのでダチ3人とやりました。
最後は動いたけど燃調を忘れて4分後に止まりましたw
>>488 ご愁傷様。まあ、コンフォートは出てないけど150号の方が148より見応え有るからゆっくり見てくれい!
生粋のエヴァヲタなら当然知ってると思うが・・・
来年エヴァの映画やるらしいね
四部もwww
148号見たよー!380馬力って結構あるねぇ。こっちは300・・・ないかもww
カタカタ
|| ̄ Λ_Λ
||_(Д`; ) 「また過疎かよ・・・」
\⊂´ )
( ┳'
コンフォートでネタ切れか・・・
うーん、仕事場の近所にコンフォートだかクルーだかの見た目フルチューンな
感じの香具師が150万くらいで売ってた…。
隣の13は30万だった(汗
カタカタ
|| ̄ Λ_Λ
||_(Д`; ) 「保守するか・・・」
\⊂´ )
( ┳'
誰かネタキボン
いつの間にか、LAGOON更新してたのね……。
マナタン乙。
何故か外から3連ホーンが聞こえたwwwww
497 :
マナきつね:2006/09/30(土) 18:59:52 ID:???
どもです〜
ところでねかまさん的には神のGTOはいかがでしょうか
白いGTOとw
うちの弟がGTO海苔なんですがあれでノーマルかって思えるくらい強烈な加速です〜
近所の農道で全開くれたら180まで一瞬でしたしね
ローレル製作はどこまで進んだでしょうか〜
只今ローレルはS2機関を搭載して・・・
、
な・・何だ、つわあぁぁぁぁー
そしてねかまは星になった・・
500 :
ねかま:2006/10/03(火) 00:34:05 ID:???
勝手に人をコロスケナリ
↑
山田く〜ん、ねかまの座布団全部持ってってw
ちゃーざー村保守
503 :
ねかま:2006/10/08(日) 00:11:08 ID:???
白のフロエアロのATGTO?
カッコヨスwww
知り合いにGTO海苔(MTのツインターボ)がいるんで、一度運転させてもらったことがあるけど、感想は
”重い”
けど、高速をゆったり流すにはもってこいの車じゃないでしょうか
直線番長つっても、番長になれる力があっていいと思いますよ。
昔、180乗ってた時にコーナーで追いつくのに直線で置いてけぼり喰らうって言う屈辱喰らってますから。
ローレルの製作はぼちぼち進んでます。エンジン・駆動系一式降ろしてドンガラ、シャーシのみの
状態です。
今はアンダーコート剥がしてシャーシにロールケージ溶接してる所です。アンダーコート剥がしとかの
作業は涼しいうちにしないと、暖かくなってからやると汗まみれの地獄味わう事になるんでガンガッて
今のうちに終わらせないと・・・
大丈夫また暖かくなるのはかなり先だから・・・(*´ー`)/
暖かくなってもフロアにドライアイスばら撒けば大丈夫
そして二酸化炭素中毒でねかまは・・・w
ねかま「多分、俺は3人目だと思うから・・・」
508 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/14(土) 23:48:13 ID:6rczYJ2p
もうこのスレたって半年か…
最近気付いたんだが、恐らくねかまって俺の連れだわwww
俺の連れでセフィーロ乗ってて、今はローレル作ってる奴がいる。
こんな境遇の奴は全国にそうそういないだろ…
511 :
509:2006/10/16(月) 01:52:49 ID:???
て、言うか俺自体がこの板来たの最近なんだがナー
このスレ見て気付いた。
真っ白なセフィーロに水色の模様してマフラーのとこに
綾波レイのキーホルダーぶら下げてたから間違いない。
俺は車詳しくないんでわかんないが、車内のジャングルジムには
包帯巻いてたぞ。
ゲンドウ「ああ間違いない、ねかまだ」
すごいな、NERVの保安部は。
諜報部 乙。
ねかまの人気も凄いねw
世の中狭いなww
ここで「エボ」ンゲリオンとくだらない事を言いつつワッフルワッフル
ラジコンのボディのF430にアスカのステッカー貼ってる厨房ハケーン
しかも何気に速いぞ。
>>519 そんなマイナーネタ持って来られても……。
思うにアスカはフェラーリなんかより、ポルシェの方が似合うと思う。
まぁ同じドイツ出身つうことで、ベンツやBMWよりマシかなと勝手に思ったわけで。
いすづASKAでおk
ねかまにお願いがあるんだけど・・・
ローレルの画像をアップしながら進行状況を実況して(V∀V)
ゴメンナサイ。もう無理なこと言わないからシカトだけは・・・・orz
ねかまはローレルごとディラックの海に飲み込まれたらしい・・・
誰かレッカー屋のオヤジに連絡して引き上げてやれよw
走り屋って超腹立つ!!
昨日茨城の某峠をオレの愛車ランサーセディアと友人のトルネオと栃木に帰る途中に見通しの悪いくだりヘアピンから
凶悪な走り屋車がコンニチハ〜
バッキャローオレのクルマの車線だぞ!と思うまもなくその走り屋FCとガッチャンコ
後ろから来たトルネオに思い切り追突されあえなくJAFさんの世話になりましたとさ、めでたしめでたし
FCなんて型式で呼んでるあなたも・・・と、釣られてみる。
オレは走り屋になろうとしたが交通事故に会いなるのをやめました。FCぐらいほとんどの人しってるんじゃねーの?
Football Club
>>529 普通FCっていったらそれだよな。
クルマとサッカーネタが出来たのでひとつ。
某DVDの自動車サッカー見たけど、ありゃ凄いなw
ただアレで、右手傷めたのむけんが心配だ(´・ω・`)
Family Computer
Fan Club
FGといえばなんだ?
ふぁーどゲイ
Fuyutsuki Gendou
536 :
愚問スマソ:2006/11/04(土) 02:17:05 ID:???
自分アコードセダンに乗ってるんだが
オススメのチューンは無いかな?
VTECってよく回るからさ
>>536 使用用途による
街乗りならエンジン・駆動系・吸排気系はノーマルがオススメ
ホンダのエンジンは下手にいじると油圧を含めて各圧力が下がって能力の低下に繋がる。
交換するならアルミとエアロくらいか?おいなら内装に力いれるよ。
本気で走りこむならカム交換してVテク殺して4スロ仕様で9000回転くらい回る高回転仕様がオヌヌメ
Vテクは本気で走るには中途半端。どうしてもVテク生かしたいならVテクコントーラーで低回転も
Vテク掛かる、PCセッティングで高回転フォローでどうだ?
まぁ、自分の好きなようにいじるのが一番だ
だな。
どのアコードなのかにもよるんジャマイカ?
最新ならそのままでも速いし、古いなら先にいじる場所があるし。
街乗りで楽しむくらいなら、やっぱり見た目+音かな。
モアパワーならターボとかw
別にエンジン回るんだから、そのままでイイじゃん。
・・・と回らないSR海苔が言ってみる。
540 :
ねかま:2006/11/05(日) 00:14:59 ID:???
おいのエンジンはレヴ9000回転
すんません、ねかまです。
ミッションをふとももの上に落として大怪我しましたわ・・・骨折まではいってないんだが
肉離れ?みたいなのになちゃいますた。
>>522 すまん、デジカメもってない(´・ω・`)
携帯の写メで撮ってみたが暗くてなにがにやら状態だった・・・まぁ、この足じゃしばらくは放置するしかないなー
541 :
536:2006/11/05(日) 00:21:15 ID:???
1800ccのVTSですな
CF3の平成10年式
主な用途は町乗りですなぁ
中古で買って現在8ヶ月目ですね
542 :
ねかま:2006/11/05(日) 00:21:45 ID:???
連カキスマソ
>>509 お前誰だよwww
>>536 537に完全に同意
ホンダに限ってはヘタにいじるよりノーマルで乗る方が速い。
おいも前にプレリュードを13汁のターボ載せてたけど、まさに直線番長だた
ホンダの特性の脚廻りの強さをスポイルしちゃあ何にもなんねぇべ?
おいなら町乗りに徹して内装に力入れるなぁ・・・スポコン仕様とか。
>>541 VTSってVTECあるの?
調べたらF18B積んでるって書いてあったけどな。
なんだかマイナーそうなグレードに聞こえるからさ、
某ホンダのボルトオンターボが得意な店でチューンするとか。
外装ならユーロR仕様にするか、ハーフ系スポイラーで済ませるなぁ。
内装はお好みでどぞー、みたいな。
アスカはS2000が好みらしいです。
DEATH
>>544アスカはポルシェしか乗らないってさ(´ー`)
アスカはゾンタより遅い車は嫌だってさ
アスカがランボルギーニはデブだってさ
アスカは先祖がポルシェ・タイガーの演習部隊で「将来金持ちになってもポルシェには乗らない」って家訓があるそうだ
ちなみに、ラングレー家はラングラーが大嫌いだそうです。
ラングラー通じる奴は、多分90年代のクロカンブームに流された奴だw
OK死んでくれ>511
553 :
511:2006/11/11(土) 16:55:08 ID:???
すまん
心意気は認めてやるw
若いっていいわ〜
557 :
511:2006/11/13(月) 22:03:53 ID:???
なんなんだこのスレは・・・
ところでアスカは綾波は??
559 :
551:2006/11/15(水) 16:19:04 ID:???
この流れきんもー
保全さげ
ねかまの怪我治ったのかな〜(´з`)
563 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/22(水) 09:56:51 ID:7S1Z3QoT
グヘへヘヘへ…
包帯、眼帯で綾波コス中の
・・・・・ねかまw
ヤバイくらい過疎ってんじゃんか!!!
なんかネタないのか(;´д`)
566 :
:2006/12/02(土) 16:04:06 ID:???
なんてこった・・・
なんてこった・・・
なんてこった・・・
なんてこった・・・
なんてこった・・・
なんてこった・・・
なんてこった・・・
なんてこった・・・
なんてこった・・・
なんてこった・・・
なんてこった・・・
なんてこった・・・
なんてこった・・・
なんてこった・・・
なんてこった・・・
なんてこった・・・
みんなの愛車何?
568 :
ねかま:2006/12/04(月) 21:50:08 ID:???
かわいいかわいいローレル君(・∀・)
の予定Orz
今は公道走行不可の二輪車・・・・・しかない!!!
免許ねぇしorz
受験だしo...rz
570 :
ねかま:2006/12/05(火) 00:46:36 ID:???
ローレルできるまでは連れから譲ってもらったマーチちゃん(・∀・)
タービン積んだ凄い奴(・∀・)
早くもフレームよれてサンルーフから雨漏りしてる('A`)
肉離れで足に力入んないからクラッチ踏めないし(´・ω・`)
廃車寸前のコンフォート。そういえば何かのチューニング雑誌に日産クルーのエアロパーツ
が乗ってた。ハコスカGTRのエアロっぽかった
小6だが将来はミニクーパーが欲しい。
何故?
坊やだからさ
575 :
sanagi :2006/12/12(火) 08:30:54 ID:UYwh9fQW
≫572
≫573
≫574
恐らく自作自演だと思う(たぶん)
576 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/12(火) 15:49:06 ID:Pf5ZLcMa
R32スカ
577 :
ねかま:2006/12/12(火) 21:12:10 ID:???
ミニクーパーって古いほうかな、新しいほうかな。
それによって印象がだいぶ違うんだが。
>>567 EK-9+事故で廃車決定のNC29。
>>578 お、400RRか。
俺はMC22乗りだ。
気持ちだけな。orz
冬から合宿逝って免許取ってくる。
そしたら、MC22買う予定。
もちろん、NERVのマーク貼る。w
581 :
572:2006/12/14(木) 12:49:20 ID:???
1.3iがいいな。
シュミレーションを少し変更する必要がある。だが、結果は変わらない。
オレの最速理論に揺るぎはない。
シュミレーションを少し変更する必要があるみたいだね。でも、結果は変わらないよ。
僕の最速理論に揺るぎはない。
584 :
579:2006/12/14(木) 17:55:58 ID:???
>>580 うん。孝行性。
必死にバイトして合宿代は稼いだ。
MC22、社外カウル入れて紫にして初号機仕様にしたいんだけどね…w
じゃあツナギはプラグスーツ仕様でw
586 :
580:2006/12/14(木) 23:47:04 ID:???
俺以外にも工房がおったとは…( °Д °)
はっきり言えば、右コーナーがヘタクソだってことさ!
588 :
578:2006/12/15(金) 21:14:07 ID:???
MC22か。いいバイクだけどもうまともなタマが少ないよな。
エンジンはタフだからいいとしても、足回りはOHしたいところだ。
ほんと、高回転は龍が咆哮してるような音で、かなりしびれるヨw
誤算だったな。このオトシマエはいつか必ずつける、オレのFCでな!
誤算だったね。このオトシマエはいつか必ずつけるよ、僕のFCでね!
トレノオリンピックでは土屋圭一が金メダルだったそうです。
(藤原拓海は惜しくも銀メダルだったとかww
大鶴義丹は無類のカーマニアであるという噂をキャッチした。そういえば
首都高速なんとかっていうVシネに出てたような・・・
594 :
マナきつね:2006/12/21(木) 19:19:36 ID:???
実写版湾岸ミッドナイトで主役を張ってますよ〜>ギタン
たしか小説も書かれてませんでしたかね〜
レイナはマルシア
・・・・・ではございませんデスヨ。
カヲルのFCがコーナー遥か手前から
曲がる方向と逆を向く
「えっ」
そう思った矢先、激しいスキール音と共に車のテールがまるで弧を描く様に反対に
戻りノーズはコーナーの進入方向に戻される
しかしコーナーにはまだ程遠い10メートル、いや20メートルはあるだろう
このままいけば進入前に内側に縁石に乗ってしまうのは明白だ
しかしその瞬間信じられない事がおきた
けたたましいスキール音と同時にリヤタイヤから白煙が舞い車は進行方向に対し
横を向きながらコーナーに進入していく
そんなことありえない、そのとき誰かが叫んだ
「直ドリだ!」「でもこのままじゃガードレールに突っ込むぞぉ!」
テールは外側の縁石にこすれんばかりにギリギリに寄せられ、一瞬火花が散った
見ていた者は、突っ込んで来るのではないかと皆一斉に逃げていた
そのまま神業の様なマシンコントロールでノーズをクリップに付けて内側の縁石に
かすめながら出口に向かう
完璧なドリフトコントロール
そこにいるものは改めてレッドサンズの凄さをまざまざと見せ付けられたのである
頭Dキタコレw続きはあるのか?
とりあえず乙
598 :
sanagi:2006/12/27(水) 12:38:54 ID:D3o8JMsZ
たぶんない・・・
だれかsanagi氏に続くストーリーを書いてくれないか?
601 :
ねかま:2006/12/27(水) 23:49:53 ID:???
>>596勝手に続き
そのFCの残した白煙が地に落ちる間も与えられず、ブラインドコーナー奥から煌々と
照らすヘッドライトが一筋の波紋を描く。粘っこいRB系の心臓の咆哮と共に音程の
変わらないスキール音が途切れる事無くコーナーを駆け抜けていく。
――3速全開――
地元じゃそんな無茶する奴ぁいねぇ・・・ましてや超ヘヴィ級の日産4ドア・・・
ガードレールとのキスだけじゃすみっこない。谷底ダイヴ=ジ・エンドさ・・・
そんな周りの思惑を横目にありきたりな看板と花束や煙草で飾られたコーナー入り口から
次のコーナーまで一振りで繋いでいく・・・高回転でクラッチの繋がる重い音を
撒き散らしながら車体を次のコーナーへ踊らせる・・・。
そのヘッドライトの残した残像を目に焼き付けたその場にいた者達は、目の前で起こった
奇跡に近い出来事に我を忘れ、ただ呆然と小さくなっていくテールランプを見詰める事しか
できなかった。
――見つけた・・・
月明かりに照らされ、赤くぼやけた瞳に細め、より鋭い目付きに変わりFCのテールランプを
追う。FCのリアタイヤから巻き上げられる飛石を肉眼で確認できるまで車幅をよせパッシングで
誘う。
準備は整った。後はFCに食いつくのが先か、リアタイヤが悲鳴をあげバーストするのが先か・・・
負ける気はしない、喰って帰る・・・その為に箱根まで来たんだもの・・・
バトンタッチ(・∀・)ノ
602 :
ねかま:2006/12/28(木) 00:01:39 ID:???
私事
ミッチョン足に落として悶絶しながら病院逝ってきた訳ですが・・・
まぁ、その時の状況は電波とわない、痛みで頭朦朧、原付で行ってたんで乗れそうにない
約500メートルほど匍匐前進(這いずり回る、が正解w)で坂を下りましたよ、悶絶しながら。
で、最近になって完治したっぽいんで久々に納屋に行ってみたら・・・
えぇ、エンジン、ミッション、タービン諸々に蓋するの忘れてましてorz
また、数日間続いた雨で湿気にやられたみたいで・・・サージタンクからかえるさんが
コンニチワしてた時にはマジ泣きしたよ(´;ω;`)
603 :
マナきつね:2006/12/28(木) 07:47:37 ID:???
>>601イェーイ
左の中速ベントをFCが駆け下りていく。その後方から踊りかかるようにセフィーロ。
瞬きするのも忘れるほどに目まぐるしく跳びはねる斜面の護岸の向こうに、新たな閃光がきらめいた。
上ってくるやつがいる。
恐ろしく路面に近い位置にマウントされた4連のアシストランプ、深い眼窩に埋め込まれた
HIDランプ…合計6つのプロジェクターライトが、空間を貫くように白紫の光条を路面に叩きつけている。
風切り音をかき消すように、チタンマフラー独特の金属質の高音が響き渡る。
猛獣の吼え声にも似たVGエンジンが獲物を威嚇するように唸り、そのZはコーナー入り口から
車体を大きく振り出しスピンモードに入った。
その瞳には既に、対向してくる2台の姿が捉えられている。
ブラインドコーナーをインベタで駆け抜けるFC、セフィーロ。テールをガードレールに
こすりつけるほどに鋭く、深くターンするZ。巨大なリアウイングが道路に覆いかぶさっている
茂みを掻っ攫っていく。木の葉を撒き散らし、直後、Zが激しくアフターファイヤーを噴いた。
4連の大口径マフラーから迸る爆炎は悪魔の翼のように、そして炎に照らされた木の葉は
舞い散る天使の羽根のように。Zが180度回頭を終えたとき、その正面15メートルには
A31セフィーロのどっしりとしたボディが今にも路面から飛び立ちそうなパワーを振り絞って疾駆している。
深紫のボディは完全に闇に溶け込んでいる。月明かりすら反射しない。ギャラリーたちがその悪魔の姿に
魅入られたとき、しかし、はっきりと3台めのスキール音が彼らの耳に届いていた。
トランスミッションとデファレンシャルギアのロックする噛み鳴らすような金属音が、その車の
秘めた力を何よりも証明していた。
峠には不似合いな巨大な重量級ボディ、持て余すことは確実であろうビッグパワー。
しかし、どうしてそれが不利だと言える?その答えは自分自身の心の中に。
この車でいくと決めた以上…全力で、最後まで踏み切る。車と、なによりもそれにかける自分の思いを信じて。
Z32フェアレディZ。横浜最速の悪魔のZが、今、箱根の峠に挑む。
(σ・∀・)σカモーン
夢の共演乙w
ねかまのところに来たサンタさんはすごく性格が悪かったようだな(´_ゝ`)
カワイソス
>>600綾波さんはその程度じゃ死にません(*`Д´)絶対に!!!
ツール・ド・第3新東京市
ジロ・デ・第28放置區域
>>600アスカじゃないか?ポルシェに乗ってるあたりを見ると・・・アスカ・・・ご冥福を祈ります・・・
>>607死んでないけど、よほどショックだったのかパドックの中でイスに
座ってボケ〜と天井見てたよ。ブツブツ言いながら…
609 :
ねかま:2006/12/29(金) 01:45:00 ID:???
>>603 (゚∀゚ )もういっちょう
――横浜最速
その称号に自惚れを感じた訳ではない。しかし、その称号に似合った結果を
たたき出さなくてはならないプレッシャー
――悪魔のZ――DiaburoTune
どこかの誰かが言った。直線だけの直線番長――
直線すら番長になれない負け犬の遠吠え――
しかし自分の中の下らない反骨精神、バカを相手にするバカな自分に火をつけるには
十分すぎるほどのセリフだった。
一直線に伸びるタイヤマークとバーンアウトの白煙を残し湾岸線を後にする。
――ピエロになるには速すぎる。フルブレーキには遅すぎる。
――ここまできてサイドターンでハマにUturnじゃそれこそピエロさ、呪われたZを
オイルの血で染めるまではNoBrake,箱根のコーナーにHotなKissMark
そして箱根のギャラリーにCoolなDanceを焼き付けて帰るだけさ・・・
ヽ(´ー`)ノレッツギョッ
最近、またレーシングラグーンに嵌ってますwww最高だわwww
sugeeeeeeeeee!!
時に貞エヴァ五巻の『stage.33アクアリウム』
で加地さんが乗ってきた車ってアレ何?
611 :
マナきつね:2006/12/29(金) 05:33:52 ID:???
| | |/| ∧ | lllllllllll |
▲| schindler / | シュレッダー |雪| | パロマ | l| ̄ ̄ ̄|
▽| | //l . | |アイリス | |印| | O。O | ||___| アメリカ産牛肉
| |// │ | |オーヤマ|  ̄ `┬┬_´ ..||ε(;; ;)3|\ __
| /..│ | | __ ̄ ̄ ___ . / ┌┘/l . ||ε(;; ;)3|. || |#|イトーヨーカドー電気ストーブ
_|_/ │ | | |Mac ||_ |:|デル|:| lニニニl/ .||ε(;; ;)3|. || ~~~
. / . | | | /__/l|:.. : |ニニニ|.::.:.:.||.:..:::..::..:  ̄ ̄ ̄\|| _/ ̄ ̄\_TOYOTA
./ . |0, | |::_||.::..:...||:..::.SH902iS::::.[PS3]::::: /\\ : | | . └-○--○- ┘
設計 | |/.::. :::./ヽ-、 .: (PSP) : .| \| ̄|=| |コ= /\\ : _/ ̄ ̄\_TOYOTA
姉歯事務所| ./.::..:..:<⌒/代アニ卒ヽ:..:..:◎..:...::.. .| \| |: | | 松下| .| \| ̄| └-○--○- ┘
. |/.::..:..:..::::.<_/____/.::.: ソニーBMG:..\.|_|: | | FF式 . .| \| | ファイヤストンタイヤ
□D902i □iPod (#)ADEKA製湯たんぽ ..\.|_|:サンヨー石油ファンヒーター
sanagi氏は今お昼ね中です。静かにしてあげましょう。
起こさないとパロマの餌食(ry
615 :
ねかま:2007/01/01(月) 23:05:15 ID:???
スレチスマソ
このスレでSECRET買った人間いないんかな?いたら感想聞かせてくれ
買いたいんだが、おもしろいんだろか?
関連スレで聞いてもスルーされる、又は騙されそうで・・・(´・ω・`)
どうせまた糞ゲ・・・
>>ねかま
みんな買ってないそうですw
617 :
ねかま:2007/01/04(木) 00:58:34 ID:???
遅ぇよ、オラカタヨー(・∀・)
オモシロイ( ・д・)?
sanagiだ、わけあってHNを変えることになった。
羽化したわけだ(*´ー`)w
sanagi→サンダルフォンでいいんじゃね?
624 :
ねかま:2007/01/12(金) 23:16:54 ID:???
おまいらはここ閉鎖になったらどうすんのさ?
おいはエヴァも卒業して普通の社会人になるべさ
なにをもって卒業とするんだい?
626 :
ねかま:2007/01/13(土) 00:05:22 ID:???
ヴェア関連のグッズetcを破棄
って、サーバーの差し押さえなんてできねぇよ
そもそも、2ちゃんねる自体は法人団体であって資財とは認められない
よって、心配すんな
閉鎖なんてありえない
と、思う。
ってことはねかまさんは卒業できず普通の社会人になれないw
俺もな。
628 :
ねかま:2007/01/13(土) 14:12:05 ID:???
>>627 いやいや
卒業したところでもう手遅れなんだけどねぇぇぇぇっっっwww
閉鎖しちまったら・・・それはそれでコンフォート復活させようかな・・・・・・
なんて暢気なことを言ってる状態ではない!しかし今オレは職場にチャリンコで行く(なんせ500メートルしかないからな)
それとも思い切って新車買うか?いやいや、それは贅沢すぎる・・・・・・
オレは普通の社会人装って秋葉に月1で出没する・・・この生活ぶりから卒業して、超普通の社会人になるなど到底不可能だよ
オレはな・・・
大変だな・・・・
久しぶりに某スレで某コンコンを見てしまった。
ヤツとは気が合いそうだぜ……。
>>629 秋葉 月1でその言われようじゃ、
月4〜5の俺の立場はw
633 :
ねかま:2007/01/18(木) 23:26:25 ID:???
おいの場合はエヴァ以外のアヌメは興味ないからなぁ・・・
エヴァさえ卒業できればすんなりヲタ脱出できると思う。
追伸
ローレル製作再開しますた。
エンジンベンチないんでSRが生きてるかどうかは不明。
なので、折角乗せたのにかかりませんでした、じゃ洒落にならんので
もともと乗せてたRB25DE(ノーマルNA)を乗せるつもり。
今までのタービンをポン付けしようとも思ったけど、パイピングやり直しが無理、
シャフトがちょい錆気味だったんでそのまま乗せます。
ミッションとクラッチ探してこなきゃ(;´Д`)
>>634カエルがこんにちはしたサージタンクはどうなったの?
サージタンクどころかSRがどうなってるのか気になる。
アルミだよね?でもスリーブとか大丈夫なんだろうか。
636 :
ねかま:2007/01/19(金) 23:26:07 ID:???
流石にエンジンばらしたりは面倒くさい(っつーか自信ない)んで中身までは
確認してないが、多分ダメっぽい。
ブロック類はアルミだから大丈夫だろうけど、他のところ・・・特に水周り周辺が
済んでたら後々面倒だし、色々考えてRBにしますた。
今日、しげしげとエンジン眺めながら、またコイツをいじるのかと溜息ついてた
次第であります( ´Д`)
っつーか、RB系のサージタンクとパイピングってなんであんなにかっこ悪いの?
26のサージタンクとインフィニのスロットルねぇかなぁ?
無理やり直6突っ込んでるんだし仕方が無いかも。
スロットルはパイがでかいのかな。
://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m40242897
みたいな?高いか。
638 :
ねかま:2007/01/20(土) 01:21:13 ID:???
おぉ、見てみた。
サンクス
やっぱ高いなぁ・・・搭載部品で一番高価になっちゃうよwww
でもパイピングとかも作り直しになるからなぁ・・・悩む。
まぁ、どうせNAだしPCセッティングしなおして(どうせAT→マニュアルだから
書き換えしないといかんし)サージタンク無しの直吸い(いわゆる6連スロットル)
かサージタンクからパイピング無しのエアクリ直結仕様にしようかな、と。
保守
パソから見るとダット落ちしてるのに携帯からは見れる…そして昨日、保守されている…
何故(;゚д゚)
携帯版の方はしっかり機能してるのにパソ版ではダット落ちしてる。携帯版もじきにおちるのか?だとすれば次スレは必要なのか?誰か意見くれ(´_ゝ`)
642 :
マナきつね:2007/01/27(土) 14:46:37 ID:???
鯖移転(anime→anime2)があったからそのせいではないでしょうか?
え?俺PCから見れてたけど?
使用ブラウザ:JANE
>>642-643dクス、普通にスレッド一覧から探したらあった(*´∀`)
鯖移転するのは聞いてたけどどうなるのか知らなかったorz
ねかまローレルはキャブにすんの?
キャブだとしたらL28用のキャブ使うのかな?
キャブにする香具師がいるのか、ちょっと新鮮。
でもねかまの兄貴はPCリセッティングって言ってるぜ?
>>645一般的ではないかもかもしれないけどキャブの実力は侮れんよ
まず安い!多分L28用ならそこらに転がってる!
レスポンスいい!うひゃっひゃっ(*´∀`)ってなる!
セッティング‥‥っ!どう思うのかは個人の自由!
648 :
↑:2007/01/30(火) 11:17:00 ID:???
649 :
ねかま:2007/01/30(火) 22:04:49 ID:???
兄貴てて・・・
キャブにはしませんよ
インジェクションでパイピング無しエアフロ無しの直吸いにしますた。
6スロとかしませんよ。
ほす
今日原付で、木陰に隠れてるパトカーの前全開で通過
しちゃったぜorz
サイン会も追っかけ活動も無かったけど、盗撮されたかも……。
>>651 大丈夫だ
軽微な道路交通法違反は現行犯逮捕が原則。
仮に移動式オービスだったにしろ原付では通知なんてこんよ。
オビスでくるのはほとんどが一般法廷速度の30キロ以上の超過の場合だ。
>>652 そうだったのか。教えてくれてありがとね。
でもこれからは少し気をつけよ(´・ω・`)
654 :
マナきつね:2007/02/14(水) 21:43:53 ID:???
昔、家族でスキーに逝くとき母のゴルフで行ったんだが父親の運転で
4人荷物満載でメーター読み190`でた荷物がなければ200`行くなとおもた
さすがアウトバーン育ち挙動も安定してたし(GTIとかじゃない普通の奴)
100馬力そこそこでなぜ?
空力がいいの?
トルクとギヤ比かな?
657 :
ねかま:2007/02/18(日) 02:07:39 ID:???
気合いじゃない?
まぁ、トルクとギヤ…得にファイナルのギヤが良かったんじゃね?
どこまで引っ張ったかが一番重要だけどね。
100メートルでそこまで出たか1キロかかってそこまで出たか、による。
後は親父の気合いだな。
ホイールベース短い足廻り固めてないFF車で飛ばすのは
正直怖い。
親父の気合いに脱帽。
まあうちの親はおかしいからなw
彼の愛車は古いワーゲンのバン(水平対向4気筒でRR)なんだが
いきなり「この車の走行性能を見せてやる」とかいって
峠道を100`超で爆走→リヤタイヤバースト→JAF
なんてこともあったw
親父アホスwww
古いワーゲンっつー事は空冷だっけか?
でもそんな父親、楽しいな。w
俺はそういう父親になりたいと思ってる。
>>659古いっていっても一応平成生まれだから空冷ではない
どうやらそのモデルがバンの水平対向RR最終型らしい
重心が低くてコーナーではバンらしからぬ安定感があるが
重量も重くタイヤも細いから攻めるとすぐタイヤが・・・(´_ゝ`)
662 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/02/22(木) 11:03:56 ID:ZP2GvZSl
ふぅ主が大学受かったからageてやるよ
663 :
ねかま:2007/02/22(木) 14:08:09 ID:???
合格オメ
そして
ようこそスロ板へwww
保守
明らかにレイタンのバイク気合入ってないw
なにこの扱いwww
アスカァ・・・いくらアスカでも74だけは・・・
製作者は番号の意味も分かってないんじゃ?
幾ら緻密でもバイクの造形はひどいもんだ。
身長比からしても小さすぎる。
でもひとつ欲しいぜw
668 :
ねかま:2007/03/05(月) 23:26:55 ID:???
>>665 欲し〜(・∀・)
”奇跡の価値は”打ってからアスカ人なおいです><
ヘルメットからバイクまで完全に大治郎レプリカ・・・
製作者に少し怒りを感じるが欲しいな。これww
>>668まさかローレルの色は(ry
670 :
665:2007/03/06(火) 21:21:30 ID:???
忘れちゃったけど、
確かバイクはNチビ(NSR50)のRC211V風だったはずです。
だからこんなにちっちゃいのねん。
>>670少なくともアスカのはNチビではない
明らかにGPマシンだよ
672 :
665:2007/03/06(火) 23:00:03 ID:???
673 :
665:2007/03/06(火) 23:01:00 ID:???
あ、自分が言いたかったのは「Nチビを元ににRC211V風にしたやつだよ」って事です〜
674 :
ねかま:2007/03/06(火) 23:13:37 ID:???
>>669 あ?
こないだ赤(日産系の赤)の缶スプレーとサフューサーを
大量に買い込んできたよ?自力オールペンに挑戦!
今度は赤か!w
676 :
ねかま:2007/03/06(火) 23:24:54 ID:???
>>675 ちっちっちっ、のんのん!
赤じゃないよ、アスカだよ(終わってるな、俺orz)
>>674そういうことかw
でもRC211V風にするならキチンとマフラー自作して欲しいな・・・orz
>>ねかま 終わってない。むしろアスカ人としての始m(ry
まぁ俺はこれからもずっとアヤナミストだけどねw
普通とったら600RRに乗ろうと思うんだがやはり中古でも高いな。
ついでに色も変えようかと妄想してるんだが…
今ならNERVマーク付けてアスカの赤かw
すまん、普通じゃなく大型だな(汗
ただNERVマーク付けるだけなら、黒のほうが良さそうだけど
まぁその辺はお好みか。
でもNERV仕様の600RRなんてカッコ良さそうじゃないか。
俺はモンキーのミサト仕様やってみたい。
でも先に普通取ろうかな。30キロ制限がウザくて。
682 :
ねかま:2007/03/11(日) 01:09:43 ID:???
600Rと聞くとGT-Rを思い出す俺は日産ヲタです。
683 :
579:2007/03/11(日) 12:30:18 ID:???
自分なんて、250RR買おうと思いつつなかなかいいタマが出てこなくて、
黄色ナンバーのスクーター乗ってるorz
30キロ制限無いっていいよ〜
普通に流れに乗るだけなら普通に走れるし。
あぁ…どっかに250RR、転がってないかなぁ…orz
600RRの黒赤カラーのネルフ仕様は似合いそう。
捕手
アスカはDucatiの1098SかDesmosedici RRで、レイがsuzukiGSX-R1000
メットとツナギはアスカがOGKFF4とダイネーゼ
レイはAraiRX-7RR-4にクシタニ
それで二人で峠や高速道路をガンガン攻めまくって
男達をことごとく負かして行くっていう設定のSS書こうと思ったけど
ムリポ……orz
だってそんな激しいバイク乗ったときないんだもんwwwww
ワロスワロス
気にすんな
>>685 ドカの1098SやDesmosedici RRに乗れる奴なんて2ちゃん全体でも数人いればいいほうだ
もちろん、金銭的にw
そうだw
あんな盆栽バイクに乗ったことが無くても、「アクセルを踏む」とか致命的な文章じゃなけりゃ何とかなる。
問題ない。やりたまえ >685
689 :
ねかま:2007/03/28(水) 00:43:01 ID:???
うええええ
NA6発ってやっぱきもいわ・・・
下ないし回しても伸びないし・・・やっぱ4発がいいな
リアだけでも16インチに落とそうかな
ちゅーわけでローレルできますた。
まだ、ナンバー取ってないけど仮ナンバーで逝ってきますた。
つRB30
なんて冗談は置いといて、とりあえず完成オメ
NA6発ってRB25?
692 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/09(月) 17:07:47 ID:ns+D4pOH
菜にこの過疎・・・・orz
hk
深夜の第三京浜・・・
周りのアザーカー達の間を縫うように奇跡的に突き進む、
赤の Ducatiの1098S と、青と白のツートンのSuzuki GSX-R1000。
それぞれの車体と同色のアンダーネオンを光らせ、
これもまた同色のウェアを着込み、
伝説となりつつある『彼女ら』は今日も走り続ける・・・
彼女らが始めて現れたのは今年の夏。
彗星の如く突如三京に現れて、当時最速と言われていて、事実抜かれた事の無かった
レプソルカラーのHondaCBR1000RRを2台で揃ってぶち抜き、そのままの勢いでちぎった。
「すごいドカとGSX-Rが出る」
この噂は瞬く間に広がり、腕とマシンに自信のあるライダー達がこぞって夜の三京に現れた。
そして、彼女らの背後からパッシングの嵐を浴びせて誘った者は2台の前に出ることなく、敗北した。
いや。敗北などとはいえない。彼女らは勝負している気はないのだから…
695 :
694:2007/04/09(月) 18:14:08 ID:???
…過疎ってたからノリで書いた。
別に内容とか文章はどうでもよかった。 今は反省している。
って訳で、ネタ投下してみた。
文章がバカっぽいのは許して…orz
696 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/13(金) 12:01:49 ID:FgBjFKZ+
続きもヨロ(*´ー`)
気がついたらこのスレ一周年を迎えている件
昨晩、友達の単車と3京逝ってきた。
友達は400ccネイキッド、こっちは250ccレプリカ、案外ついて行けた。w
てか、ぬゆわキロで頭打ちだったからそれ以上出なかったってのはあるけど…
でも、あれは人間のする事じゃないと思った。怖ぇw
多分、あんなに激しいのは2度としないと思う。
それにしてもぬゆわキロで走ってんのに、
それを抜いていくバイクや車が要るのはどういう事なのだろうw
700 :
マナきつね:2007/04/22(日) 22:33:34 ID:???
700get!
私は逆に日中がこわいっすね〜
夜だと、ヘッドライトやテールランプの光ではるか遠くから(orブラインドの向こうからでも)
わかりますが、昼間だと景色に溶け込んでしまって一般車の存在に気づきにくいです〜
それにしても250ccでそんなに出るのですか、凄いですね〜
やはり車体が軽いからですかね〜
>699
やはり二輪は瞬発力がありますね〜
一般車に迷惑かけちゃいかんだろ。
あとスピード出すだけなら簡単だ。
おk、大型二輪教習、残り卒検のみ。
まぁすぐにバイクは買えないけどw
703 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/04(金) 00:48:13 ID:yaschxbg
このスレが始まって一年以上たったな
主元気か?
ちゃんと九月一日は名古屋に鯉よ
704 :
ねかま:2007/05/09(水) 12:22:02 ID:???
このスレに全っ然関係ない話なんだけどおk?
相談なんだが…
おkおk。
来い!!w
706 :
ねかま:2007/05/09(水) 22:15:34 ID:???
じゃあ、お言葉に甘えて相談なんだが。
最近、最終兵器彼女見た訳ですよ。んなら、世間一般で言うところのgdgd糞漫画のはずなのに
すんげぇ感化されちゃって…(´・ω・`)
んで、ここか、もしくは他に適当なスレで”ちせinエヴァ”のFF書いてみたいなぁ〜っと思ってみたり。
エヴァ板にも最終兵器彼女スレあったけど荒れてるし、気心知れてたくすぐりスレももうないし、
自スレ立てる程自信はないしさ。
んで、まぁくすぐりスレから流れてきた住人もいるだろうし、スレ主も元住人だったみたいだし、
甘えちゃおうかな、と。でも、驚くほどにスレ違いだから、いきなりやるのもどうかな、と。
ちなみにカミングアウトすると、シンジを甘やかすスレでスレ主が終わった後に違う話書き始めてほったらかし
してるの、あれ俺。
も一つばらすとミサトとシンジ達が入れかわったらスレも現在放置プレイ中(´・ω・`)
さいかの読み始めた時期とそれら書かなくなった時系列はほぼ一致するんだけどね、
ごめんね、シュウちゃ(ry
ちゅう訳で珍走DQNはただ今キモヲタ真っ最中でございますorz
707 :
ねかま:2007/05/09(水) 22:22:11 ID:???
連カキすまぬ
まぁ、まだ書き始めた訳でもなく、不快に感じる人がいるなら書かないし、それこそ自己満足のオナニーに
近いからチラシの裏にでも書いてようかな、と。
でも、やっぱ自己顕示欲が強いわけじゃないけど、誰かに見てもらいたい、読んでもらいたい、ってのは
あるじゃない?
なので、ご相談しようかな、と。
ごめんね、私、こんなキモヲタになっちゃた…
ここよりArcadiaにでも行ったほうが、マシ…なのかな。
でも叩かれやすいんでご注意を。特にエヴァ物の板は。
若干放置プレイ癖があるみたいなんで、スレとかよりかは
小説投稿サイトのほうがいいかな。
709 :
マナきつね:2007/05/10(木) 22:04:09 ID:???
私んとこの板に書きますか?
710 :
ねかま:2007/05/10(木) 23:59:37 ID:???
>>マナさん
mjdsk!?
711 :
マナきつね:2007/05/11(金) 00:13:00 ID:???
712 :
ねかま:2007/05/11(金) 00:59:22 ID:???
>>マナさん
感謝感激雨霰
本当ありがとうございます。早速に取り掛かりますね。
最終兵器彼女ネタ存分に書いてくれ(´_ゝ`)
あれはキモオタじゃない奴もはまる名作と思う
714 :
ねかま:2007/05/11(金) 22:13:24 ID:???
>>713 他板のさいかのスレに行ってみたら散々な言われようだった。
まぁ、確かに俺も思ったんだが、
日本はどこと戦争しているのか?(まぁ、これは全世界で残った日本領土を取り合いしてるらしいが)
なぜちせが最終兵器に抜擢されたのか?
”極めて致死率の高い薬”をなぜ飲む必要があったのか?
なぜ周りのクラスメート達が死んでいく中、その場では泣き、次の場面ではケロっとしてられるのか?
等いろんな?があるのは確かだった。裏設定でもいいから、その辺りの設定はきちんとしとくべきだった
んじゃないかな、と。
作者は恋愛漫画だからそんな細かい設定は必要ない、と公言してるらしいが、俺的には寄生獣やエヴァみたく
環境破壊とかのテーマ色の方が大きく感じられた。
で、今考えてる”ちせinエヴァ”なんだけど、初っ端から頭抱えてる。
ちせを最終兵器として書くべきか、普通(?)の女の子であり、適格者として書くべきか迷ってます。
スレ違いなのに失礼、ごめんね。
「見た」と言うからあの迷作映画を見たのかとオモタ。
亜季ちゃんはかわいいのになぁ>アレ
すまん、マンガは読んでない。
さらに関係ないけど寄生獣もいいね(*´ー`)
過疎ヤバスwww
718 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/03(日) 05:36:48 ID:8xHkymq3
ってかエヴァ板自体やばい
パチンコのにわかが離れたせいだろう
エヴァ板の過疎具合は別に異常じゃないだろ。
むしろにわかが減って元に戻った。
720 :
マナきつね:2007/06/04(月) 22:08:13 ID:???
今更
>>609 右へ左へ。緩やかに揺れるかと思えばその次の瞬間には鋭く倒れこむ。
トリッキーな峠のダウンヒルにも、Diablo-Zetaはまったく安定を失わない。
「A31…あの音は間違いない…RB26DETT」
低域では鈍く唸っているそのサウンドは、コーナーを立ち上がると同時に
それが狂気の序章であったと気づかされる。
最大8000rpm。400馬力の最大出力を躊躇うことなく解き放つ。
「さすが…綾波先輩」
慣性ドリフトでFCに迫る。差は離れない。右のヘッドライトがFCを、左のヘッドライトが
セフィーロを、鋭く射抜いている。
721 :
マナきつね:2007/06/04(月) 22:21:22 ID:???
──峠の──それも田舎じゃない、都会からちょっと離れただけの
チンケな峠に来るとよく言われる──
そう、いつか加東ゲンジも言っていた──
──関東は楽でいいぜ。ステアもいらねえ。馬鹿でも走れる──
そうさ…ワケ知り顔が得意げに言う。
──最高速なんてただまっすぐ走るだけでしょ、
パワーだけあれば何もいらない直線番長なんだよね──
何もわかってない…まっすぐ走るクルマなんてどこにもないんだ。
クルマってのは絶対に、まっすぐは走らないものなんだ。
それを修正するのがドライバーの役目…ましてや湾岸なら、100km/h前後で
トロトロ流れる一般車を交わしながら走る。道だけはまっすぐでも…
それは必然的に、250km/h級のコーナリングの連続となる。
サーキットのストレートや、テストコースを走るのとはワケが違う…
公道300km/hクルーズ…それは生半可な足回りや、ましてやロールケージやタワーバーを
ただ取り付けただけではこなせない。クルマが持てるすべての性能を発揮して初めて可能になる。
それを持っているのがDiablo-Zeta…600馬力のパワーばかりに目を取られていてはいけない。
路面にがっしり食いつく足回りと、横Gを受け止めるボディがあってこそその走りは成り立つ。
300km/hで自在に舞えるコイツは、峠という不慣れなステージにも難なく対応していく。
目の前のセフィーロのテールが近づく。もうすぐふもとだ。先頭のFCがヘッドライトをロービームに
切り替える。勝負は終わりだ。
722 :
マナきつね:2007/06/04(月) 22:34:20 ID:???
「なんだか似合わないな、綾波先輩がセダンに乗ってるのなんて」
FCとセフィーロが並び、僕はZをFCの向かいに停めた。
「飲み物を買ってくるよ。シンジ君はレモンティーでよかったかな?」
「私はウーロンで」
渚さんがFCをアフターアイドルにしたまま、自販機へ向かう。
セフィーロのダッシュボードにはデータロガーが取り付けられ、その真上、ルームミラーから
アニメキャラの人形がぶら下げられている。なんだか居心地がわるそうだ。
ロールケージには…なんだろう、セーフティパッドとも違う、包帯のようなものが巻かれている…
「ねかま君がSRをだめにしちゃったもの、それでいい機会だからRB26を載せることにしたのよ。
元々のRB20じゃチューンするにしても限度があるしね」
「そうなんだ、幾ら取るの?」
そう言うと綾波先輩は微笑みながらセフィーロのボンネットを撫でた。まだ温かみが残っている。
「タービンは元々持っていたGT-SSがあるからそれに在庫からオマケしてツインに、それにこれは
半分私の趣味…いえ、彼の趣味でもあるからね」
「責任は取らない…って?」
僕もニタリと笑う。
綾波先輩もこの仕事を始めて8年になる。商売柄、馴染みの客、造り手と乗り手の間柄を
越えた者も出てくる。ねかまさんもそのひとりだ。
723 :
マナきつね:2007/06/04(月) 22:36:40 ID:???
とりあえずここまで〜
∧^^∧ ♪
彡从 从ミ
(ヽ゚∀゚ v∩
ヽ∀ 〈 _ .,ヘ
.<,/_|」> ̄ ̄< ´ |
ヽ ヽ_)\_<_/ ミ ピョーン
し
て
投下、久しぶりですね。乙です。
俺はあんまりSSって読んだこと無いんだけど、こんな感じなんだねぇ。
ねかまwww出演乙ですw
チビシン ねぇ、お母さんねかまさんのクルマはどこに逝っちゃったの?
ユイママン お星さまになったのよ
チビシン 帰ってくる?
ユイママン ええ、もちろん
少し大きくなって戻ってくるわ
チビシン ワ〜イ ローレル ローレル(^ω^)
音速ね保守
久しぶりにお山へ逝ったんだけど、油温が120度超えたりとかブレーキぬるくなったりとか
流すくらいでも酷い目にあった。暖かくなるとやっぱりノーマルじゃ駄目かなと。
ねかまさんのローレルは走れてるのかな?
もはや俺だけしか見てないのか…
過疎り過ぎなので投下していい?
過疎防止age
730 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/24(日) 14:36:27 ID:WGjMYTaf
731 :
ねかま:2007/06/24(日) 23:02:15 ID:???
おひさ、ねかまです
ローレルは・・・今だ車検取れてないので、完全に遊び車と化してます。
ついでに近況としてはNARBが使えない(使いこなせない、とも言うw)のとたまたま知り合いの解体屋から
程度極上の14SRを貰ったので載せ換えようとしてるとこでごわす。
また、マウントなどをコツコツと造る日々がやってくると思うと鬱4割増しOrz
>>727 油温の関しては、オイルクラーを付けてるならその置いてる場所を移動するのもいいかも?
おいはオイルクーラー移動+タービン廻りに遮熱板設置で水温も油温もぐんと下がった。
後、オイルクーラーを通った熱風を逃がす工夫もするといい。インタークーラーを通った風に
邪魔されてオイルクーラーの熱が篭る事もあるので、敢えて離して(タイヤハウスに近い場所に置く等)
置く。
おお、良かった、生きてたですねw ねかま兄さん。
オイルクーラーは欲しいですねぇ。エアコン取っ払ってフルラジにしても良いけど
そこまで勇気がないでありますよ(車種ばれるなw)。
バイクも乗ってて先立つものもない品。
何で(何で?)だいぶ前に書いたのを投下してみる。初心者なんで笑ってくれ。
「こんちはー」
全面ガラスのドアを引いて中に入ると、懐かしい匂いがした。
オイルとガソリンとタバコの匂いだ。それからコーヒーの匂いも。
小さなテーブルとそれを挟むようにある二人がけのソファも変わってない。
本棚の雑誌は流石に最近の物になっているようだったが、奥の事務机も
天井から吊り下げられている照明も俺の記憶と同じものだ。
「……」
だが、人の気配が無い。
俺が良く通った当時は、いつも綺麗なお姉さんが笑顔で迎え入れてくれた。
残念ながら彼女は既にこの世の人ではない。昔のことは良いとしても、店は
開いているんだから誰か居てもよさそうなものだが。
俺は今開けたドアから外へ出て、すぐ裏のピットへと向かう。
このピットも昔と変わっていなかった。
コンクリートの床に、雨だけ防げれば良いというような低く薄い屋根が付いた
だけのピットだったが、いつも綺麗だった記憶しかない。クルマは2台入れら
れる。壁に沿ってある整備機器にも見覚えがあった。正面のシャッター上部に、
味も素っ気もない字体で「ネルフオートサービス」とある。俺の出発点といっても
いい自動車修理工場だ。
「こんちは」
ピットに入庫している2台のうち、右の軽トラの下に人の足が見えた。車の
下回りを覗くためにもぐっているんだろう。俺はその人物に声をかける。
「誰だ」
のそっと軽トラの下から出てきたのは、あごひげを生やし眼鏡をかけた中年の
男だ。この顔にも見覚えがある。
「お久しぶりです、碇社長」
彼はこの自動車工場の社長で、碇ゲンドウ。その昔ラリーのメカニックとして
世界中を飛び回っていたとチラッと聞いたことがある。小さな工場だから社長
自らも修理をする。もちろん腕もよく、この辺りでは評判の自動車修理工場だ。
「加持か、久しぶりだな」
この人の損をしている所は、ぶっきらぼうなところだ。いささかキツイ眼つきと髭の
せいでタダでさえ強面なのに、あまり喋る方でもないので最初は取っつきずらい。
久しぶりにみた今もそのイメージは変わっていなかった。でもそんな姿に俺は少し
ほっとした。
「事務所に誰も居ないなんて無用心ですよ」
「盗られるものなんか何もない」
社長は立ち上がると、持っていた工具をしまい手を洗った。そして俺に来いと目で
合図し事務所へ向かう。相変わらず無愛想だった。
入れてくれたコーヒーは、煮詰まっていてお世辞にも美味いとはいえなかった。
でも昔ここでよく飲んだコーヒーもこんな感じだった。流石に細かい味までは思い出せない。
「どうですか、仕事の方は」
俺は無難な話を始める。
「なんとかな」
自分のマグカップの冷えたコーヒーを口にして、社長は一瞬眉をひそめる。
「7年ぶりくらいですかね」
「そうか」
「あのころの奴らは今でも来ますか?」
ここに良く出入りしていたころ、同じような走り屋仲間が結構集まっていた。みんな
走りが三度の飯より好きで、一緒に走ったりくだらないことで一晩明かしたりして
良くツルんでいたやつらのことだ。
「…いや。時々町で見かけるが、ここには誰もこなくなったよ」
当然か。傍から見れば単なる暴走族、30過ぎたらさすがにもう出来ないよな。
「じゃあ今は俺たちみたいなのはもういないんですね」
世の中の車のかなりの数はAT車で、日本じゃミニバンとコンパクトカーと軽自動車が
溢れかえっている。若い奴らもカッコばかりのド派手なクルマばかり乗りたがり、
ドライビングを楽しむなんてことは眼中に無い。もはや「走り屋」なんて言葉は死語というわけだ。
だが社長は口を真一文字に結び、俺をじっと見つめていた。
『おまえはどうなんだ』
と心で言っているように思えた。俺はそれに耐えられず思わず目をそらしてしまう。
「クルマで来たのか?」
「いえ、駅からバスです。いまはクルマ持ってないもんで」
俺は余計なことを言ってしまったと思った。碇社長は今の俺の状況を知っているはずだ。
去年成績不振から途中解雇され、オフの間になんとかありついたドライバーのシートも
開幕戦を終えると生きのいい若い奴に取られて、チームを放り出された。
俺はもうレースはどうでもよかった。むしろ最近ではあの世界に戻りたくないとさえ思う
ようになっている。峠を卒業し、がむしゃらにレースを走りつづけてそこそこの成績とキャリアを
積んで来た自信はある。だが、その先はどうだろう? その先になにがあるのか? いや、
そもそも俺はそこへたどり着けるだろうか? そんなことばかりが頭にこびりつき、ここ
しばらくは普通の自動車も運転していない。何かが俺の足を引っ張っている。そんな感じがしている。
ふと気付くと、野太い排気音が聞こえていた。この低いリズミカルな排気は…ボクサーエンジン。
インプレッサだ。
いかにもという青いインプレッサが事務所前の2台しかない駐車スペースの片方に頭から
入って止まった。派手なエアロと、おそらく18インチと思われるゴールドのこれも派手な
ホイールを履き、歩道の段差でもあたりそうなくらい車高を落としている。「それっぽい」
クルマではあったが、俺はなにか釈然としなかった。
「帰ってきたな」
社長はそう独り言のように言い、事務所を出る。俺も慌ててあとを追う。
「社長」
インプレッサの助手席から降りたのは、なんと白いツナギを着た若い女性だった。
だめだ、冗長すぎだorz
ワクテカして待つか( ´ω`)
739 :
732:2007/06/25(月) 22:44:01 ID:???
育ちが翻訳海外SFとかミリタリーなもんで、文が硬くてすまんね。
ラノベやSS風は難しい…。
でも調子に乗って続きをうp。誰も見てない見てない。
740 :
732:2007/06/25(月) 22:48:51 ID:???
「出来たか?」
「はい。ある程度余裕を持たせて調整しました」
その女性は、金髪に染めた髪とはうらはらに表情一つ崩さず返答した。
そしてそれがまた凛として美しい。流行のクールビューティといったところだろうか。
「でもやはりあのエキマニとマフラーだとパワーが出ません。音ばかりうるさいだけでダメです」
「それはいい。お客さんの希望だ」
一瞬その女性は何か言いかけたが、それを飲み込むように社長から視線をそらす。
「あたしでもわかるくらいひどいよ」
いつのまにクルマの運転席から出てきたのか、屋根に両腕を乗せて
不満そうな顔をしている人物がいた。これも驚いたことに若い女性だった。
「無理言ってすまなかったね」
「それは全然いいんですけどー」
さっきの金髪の女性とは違って、こちらは表情豊かだった。長い黒髪に
赤いジャケットを着ている。メカニックでは無さそうだ。
「あとでマッピングのチェックお願いします」
741 :
ねかま:2007/06/25(月) 22:51:24 ID:???
見てるよ〜
742 :
732:2007/06/25(月) 22:54:44 ID:???
「わかった」
金髪の女性は脇に抱えたノートパソコンからメモリーカードを抜くと碇社長に手渡した。
そして、俺を不審者扱いするような目で一瞬見て、無言でピットのほうに歩いていく。
その無愛想さは社長といい勝負だった。
「クルマできてるよ」
「ありがとー」
黒髪の女性も後を追うように小走りでピットへ向かう。
「なんです?彼女たちは」
「ツナギを着たほうはウチの社員だ。もう一人は常連さん」
「いや、そのう、彼女たちはこのインプレッサに何をしてきたのかと…」
俺はその答えはわかっていた。でも社長の口から直に聞かないとにわかには信じがたかった。
「わざわざ聞くな。燃調をとってきたんだよ」
いまどきこんなコテコテの車に乗ってる奴も珍しいが、それを調整するのが若い女性の
メカニックというのはもっと珍しい。もちろん居ないわけじゃないだろうが、俺は初めて見た。
正直言ってクルマ業界は3Kの職場だ。レースクイーンとか受付嬢とか事務ならまだしも、
現場で整備やチューンをするとなると爪は伸ばせず、肌は荒れる、髪の毛は汚れると、
クルマが好きでないととてもじゃないがやっていけない。
743 :
732:2007/06/25(月) 22:58:34 ID:???
先ほど社長がお客だといった長髪の女性がピットに停めてあった青い外車を
バックで出している。あれはアルピーヌ・ルノーだったけか。若い女性が乗るような
クルマじゃあない。程なくゆっくりと俺と社長の横にクルマをつけると、窓から顔を
ひょいと出して元気な声をあげる。
「社長、また夜にお邪魔します」
「ああ、気をつけてな」
彼女は俺にもにこっと微笑んで軽く手を振ると、通りへ出て威勢のいい排気音を
響かせながら去っていった。
俺が通りから社長に視線を移すと、社長はまたしても俺をじっと見ていた。なにか
言いたげな口元だったが、結局言葉は出てこない。
俺は沈黙に耐え切れず、喋る。
「まさか、走り屋じゃないですよね、彼女は」
「いや、そのまさかだ」
俺は混乱した。
「でもあんな外車じゃあまともに走れないでしょ」
「あれは足だよ。お父さんの形見らしい」
じゃあ別にクルマを持っているということか。
俺が次の言葉を口にしようとしたとき、事務所のほうから声がした。
「社長、冬月さんから電話です」
先ほどの金髪の女性だ。
碇社長は無言で事務所へ向かう。俺は中途半端に残された。
お客さんのだという青いインプレッサがひどく滑稽なものに見える。
それが彼女たちとの出会いだった。
うはw おはずかしや〜
でも大丈夫。一人だけ一人だけ…
GJGJ!!!!イイよイイよ〜
期待wktk
期待wktk
GJGJ!!!!
すごくいい
車分からん・・・。
749 :
732:2007/06/27(水) 08:58:22 ID:???
その夜、俺は社長の有無を言わせない一言で運転手にされ峠に連れて行かれた。
昔は毎晩のようにこの峠に通ったものだった。そのときと比べ舗装は新しくなっていたが、
さすがにレイアウトまでは変わっていない。新しくガードレールや減速帯が出来ている
くらいだ。昔のリズムを思い出して、ついついスピードが出てしまっている。
碇社長が出してきた車は、黒白ツートンの古いハチロクだった。なんとかという漫画の
おかげか、古い割には今でも街中でよく見かける。社長のはホイールとマフラーが
変えてあり車高も下がっているが、見た目はよくあるハチロクだ。
だが…。
エンジンの回り方がやけに軽い。それにオドメーターが15万キロを超えているのに、
古いハチロクとは思えないボディの揺れ方をする。
(社長、見えないところにかなり手をいれてるな)
でも全開にするつもりは無い。今日は単なる運転手なんだ。
俺たちが昔走っていた峠の区間はまだまだ先立ったが、少し前からバックミラーに
チラチラとヘッドライトの光が見えていた。タイヤのスキール音も聞こえてくる。どうやら
速いクルマが迫っているようだ。碇社長がじっとミラーを見入っている。
沢にかかる橋のギャップを越え、軽い右コーナーを抜けると比較的長い上りの直線になる。
その頃にははっきりと後続車のヘッドライトが見え、大きな排気音も聞き取れる距離までに
なっていた。
「来ますね」
俺はなんとなく呟く。今はエンジンの回転数の半分も使っていないが、テンロクのNAじゃ
全開にしたところで後ろのクルマとタメを張れるとは思えない。俺はハザードを点滅させ減速した。
案の定、直線に入るとあっという間に追いつかれ、そのクルマは躊躇無くこちらを抜いていった。
純製のオーバーフェンダーとえげつないリヤウィングがはっきりと見えた。銀色のランエボだ。
「反則ですよ、あれは」
ラリーで戦うために作られたクルマ、それがランサーエボリューションだ。骨格はファミリーカーと
同じだというが、それに大幅に手を加え外観はまるで別物になっている。エンジンはターボで武装し、
そのパワーを四輪駆動で余すことなく使う。そしてコーナリングを電子制御でサポートする。
合理的で嫌になるほど速いクルマだ。
751 :
732:2007/06/27(水) 09:01:38 ID:???
「最近良く見かけるクルマだな」
社長がぼそりと呟いた。最近て、そんなに頻繁に山にきてるんですか、社長は。
後ろに迫った時と同じく、そのランエボはあっという間に見えなくなった。大きな
排気音とタイヤの鳴く音が遠ざかっていく。
「今でもああいうやつがいるんですねぇ」
その後も俺は淡々と峠を上った。あのランエボ以外は後ろから追い上げてくる
クルマもなく、かといって先行するクルマも見えてこなかった。平日の夜では
それらしいのもほとんど居ないのだろう。
やがて頂上付近に二つある駐車場のうちの一つについた。先客がいた。シルビアが
2台とスカイライン1台というコテコテの組み合わせだ。ランエボは見あたらない。
俺は彼らに声をかけようか迷った。昔は知らないやつでも峠を走りにきた仲間同士、
気軽に話が出来た。だが今はどうだろう? そういう仲間意識みたいなものはあるんだろうか。
などと逡巡していると、社長が先に彼らに話し掛けた。
「おう。銀色のランエボ、見たか?」
「碇さん」
なんだ、知り合いなのか。
752 :
732:2007/06/27(水) 09:09:18 ID:???
ああ、名前がw
>>748 クルマのことが分からないのか、車名がわからないのかな? ここはクルマ好きのエヴァ残党
のすくつ(ryだからwww
ひと段落したら、ねかまさんやマナきつねさんみたいなSS風書いてみたいが。
753 :
マナきつね:2007/06/27(水) 23:26:27 ID:???
ジゴロ次五郎、感動の大団円!(号泣
てなわけで…でもないですが、ついに主役抜擢(滝汗
>>722 レントゲン写真が2枚、デスクの上に立てかけてある。太腿の部分を撮ったそれには、
骨にかぶさるように筋のような影が数本走っている。
「内出血の方は自然にとれますので、湿布と痛み止めを出しておきますね」
茶髪の女医はそう言ってカルテになめらかな筆記体のドイツ語を記し、データベースの
端末へ患者情報を入力した。白衣の左胸に留められた名札には研修医の文字、
そして惣流アスカラングレーと名前がある。
美人のお医者さんだなあ、そう呆けていると不意に背後からしわがれ声が響いた。
「では、結構ですよ、会計の方でお待ちください」
年かさのナースに促され、俺はぎこちなく診察室のカーテンをくぐった。
754 :
マナきつね:2007/06/27(水) 23:29:07 ID:???
横浜国際病院はいつも混雑はしているものの、回転は速い。ロビーの長椅子に座って
15分も待つと順番がやってきた。と、二人の医師が談笑しながら手洗いから出てきた。
「しかし惣流先生もタフだよなあ、昨日からずっと夜通しだろ?普通なら仮眠室で
休むもんなのに、当直明けでもそのまま帰るからね」
さっき俺の担当になった外科医か。医師、特に研修医の勤務はハードだと聞く。
「そうそう、惣流先生てクルマ何乗ってたか知ってるか?」
「ん?いいや」
「RX-7だよマツダの、平べったくて丸いの、大きな羽根もつけてさ」
「あれ、じゃああの第2駐車場の赤いヤツかな?へえ、意外だね、仕事以外の話しほとんど
聞かないからね彼女」
RX-7…丸いということはFDか。FD3S RX-7。
医師たちはそのまま、特段興味を示した風でもなしに去っていく。だが、俺は違う。
車の話しを聞いたおかげで、今まで手塩にかけて育ててきたSR20のことを思い出してしまった。
昨日納屋に見に行ったが、ここ数日降り続いた雨のおかげですっかりやられてしまっていた。
水浸しになった工具類やエンジンレッカーを見た時はさすがの俺も泣きそうになった。
アルミブロックだから辛うじて錆びてはいなかったが、エンジン内部までは見ることができない。
いざ載せてからかかりませんでした、では話しにならないので、仕方なくドンガラのボディを
綾波サンの店に預けてある。MAGI MELCHIOR。NERV直系のガレージとしてその筋では有名だ。
俺はいちおうプライベーターとして自分のクルマは自分でつくる主義だが、どうしても技術や設備的に
どうしようもない部分だけは綾波サンのショップに頼んでいる。彼女自身も自分のクルマ、
R30スカイラインRSターボは自分でチューニングしており、その腕前は信頼できる。
755 :
マナきつね:2007/06/27(水) 23:32:58 ID:???
そういえばレイたんフィギュアそのまんまにしてたな、と上の空で領収書を受け取り、外に出る。
今日は病院に行くと言って仕事も暇を貰っている。ゆっくりと歩きながら、足は自然と裏手の
職員駐車場へ向いていた。怪しまれないように歩く速度を落とし、一台ずつ目で追って探していく。
FD。いた。いちばん奥にひっそりと隠れるように停めてある。
エアロはマツダスピード・Rスペック。リヤスポイラーは三次元タイプのGTウイングだ。
さらに駐車場内へ歩を進め、そっと室内を覗き込んでみる。
コンソールにはおなじみのメーターセット、ステアリングはDシェイプのレーシングタイプ。
レカロシートは赤いボディカラーを引き締めるようにブラックとブルーの組み合わせ。
メーターパネルはデジタルタイプだ。内装こそほぼすべて残してあるものの、
チューニングカー独特のスパルタンさはしっかりと主張している。
そしてなによりも、フロントバンパー全面にびっしりと刻み込まれた飛び石の跡が、
このクルマがどんな世界で生きているかを物語っていた。
「あら、そんなにじろじろ覗き込んでどうしたのかしら?ねかまさん」
「うわっ、とと」
慌ててたたらを踏む。さっき白衣の下に着ていた黄色のブラウスだけの姿の惣流先生が
微笑みながらこっちへ来るところだった。ミッションに押し潰された足はまだ激しく動かすと痛む。
756 :
マナきつね:2007/06/27(水) 23:34:53 ID:???
「あ、どうもすんません、いえかっこいいクルマだなーって」
「ふふ、ありがとう。そういえばあなたもクルマ好きなんですって?」
惣流先生はポケットからキーを出し、リモコンでロックを解除する。FDのウィンカーが2回点滅した。
「あれ、俺言いましたっけそんなこと」
「受付で説明してたのを小耳に挟んだのよ」
「ああ、そういえば」
足にミッション落としちゃって、とかなんとか言った。あの、車の部品なんですけど、ちょっと自分で
整備していた途中にですね、専門用語を知らない人間に説明するのは一苦労だった。
だけどこの人にならすんなり伝わりそうな気がする。そう直感した。俺もいい歳こいて暴走族
まがいのことをして遊んではいるが、そういう自分と同じ匂いの者を嗅ぎ分ける力はそんな若者達と
同じように持っている。この人も俺と同じなんだ、と。
「いや実は俺セフィーロ乗ってるんすけど、エンジン壊しちゃいまして、今つてをたどって
みてもらってるところなんですよ」
「あら、渋い趣味ね、セフィーロってことはさしずめドリフト族とか?」
「そんなところっす、俺横浜っつってもずっと郊外の方なんで、山ばっかりなんですよ」
ドアを開け、限りなく低い着座位置のバケットシートにしなやかな肢体がすっぽりと収まる。
俺は年甲斐もなく見とれてしまっていた。年齢的には俺よりずっと下のはずなのに、それでも俺と
同等、いやそれ以上の何か、貫禄のようなもの、堪えがたい魅力を感じる。
757 :
マナきつね:2007/06/27(水) 23:37:28 ID:???
「エンジンはSRに積み換えてまして、降ろしていじろうと思ってたんですけどね、そんときに
ミッション落としちゃいまして」
「それであんなに派手にいってたのね、機械工場で労災とか、そんなんじゃなきゃなかなか
あれくらいの怪我をしてくる人はいないわよ」
「いやあ、俺もクルマいじりは自分でやりたいたちなんで」
あのSR20DETにはずいぶんつぎ込んだ。S14用をベースに東名パワードのキットを組み込んで
2.1リッター化し、GT-SSタービンと自作のエキゾーストをF-CONで制御し380馬力。
コンパクトなタービンでレスポンスを重視し、ドリフトコントロールにはうってつけだ。
「凄いわね、それだけパワーあればかなり迫力あるでしょう」
言いながら、惣流先生はFDのキーをひねった。その瞬間俺は理解した。
セルの回り方が明らかに普通のクルマとは違う。ギリギリのセッティングをとってあるエンジンだ。
「いやあ、でもこのFDには負けますよ」
照れ隠しのつもりで頭に手をやったが、惣流先生もそれは見逃さなかったようだ。
「けっこう重い音しますね、タービンはドコを?」
「T78のシングルよ」
T78!惣流先生はこともなげに言ったが、そんなに大きなタービンを回そうとするならよほどエンジンに
しっかりと手が入っていなければ、とてもまともに走れたものじゃない。
「それじゃあ500馬力くらいいくでしょう、ドコのショップでやってもらったんですか?」
「NERV」
ああ、と言いかけて俺は言葉を尻すぼみさせた。NERV。
758 :
マナきつね:2007/06/27(水) 23:39:04 ID:???
そうか、このFDも綾波サンが手がけたのか。そう思っているとほどなく携帯が着信を
受けた。まさにその綾波サンからだった。
「はい、ねかまです──はい、どうもいつもお世話になって──え、箱根ですか?
いえ、俺は別に全然、構わないですけど──もう載ったんですか?早いですね、昨日の今日でしょう
──ええ、わかりました、それじゃ夕方の6時頃に店のほうに行きます」
携帯をしまうと惣流先生が興味深げに俺を見上げていた。
「いや、実は俺もNERVに預けてまして」
「なーるほど、それで昨夜電話しても出なかったのね」
「いやしかし、幾らRB26は経験があるっていっても一日で載せ換えとセッティングまで出しちゃう
なんて、さすが綾波サンっすねえ」
昨日一日でエンジンを積み込み、そのまま箱根まで行って実走テストまで済ませたらしい。
こちらも寝ずに俺のクルマをみてくれていたわけだ。本当、頭が下がる。
ともかく、これで俺のセフィーロも生まれ変わる。RB26DETT。国産最強のエンジンを、自分の手で
料理する。そう思うと、溶接機を握ってマフラーを作っている自分の姿がありありと浮かんでくる。
足が完治すれば、また走れるようになる。この身体の疼きだけは、幾つになっても衰えることはないだろう。
そして、今日出会った惣流先生、いや、惣流アスカラングレー。彼女もまた、綾波サンと走り屋として浅からぬ関係にある。
同じ夜を走る、仲間に出会う。ばらばらだった線が一本につながっていく、俺の中でそんな気がしていた。
759 :
マナきつね:2007/06/27(水) 23:42:34 ID:???
ねかまさんちは首都圏じゃないみたいですが〜
まぁ綾波さんたちといっしょに特別出演ということで〜
(( ,ヘ、_ _,;:´""`∧^^∧
| >  ̄ ̄,," , 彡从 从ミ
ヽ_>_/(_),,つソゝ;゚д゚vつ
走りつ〜づけた〜いどこまでも〜♪
い〜のちのかぎり見せてやる〜♪
(首都高バトルZERO:Let Me Go)
760 :
マナきつね:2007/06/27(水) 23:45:45 ID:???
732さんのも渋くていいっすね〜
謎のランエボのドライバーは?ミサトさんのクルマは?
楽しみです〜
761 :
732:2007/06/30(土) 00:32:29 ID:???
燃料になったかなぁ。どもです、マナきつね兄さん。
まだ名前も出してないのにorzしかもクルマかぶってるしwwwwww
で調子に乗りまくって続き。
762 :
732:2007/06/30(土) 00:35:45 ID:???
>>751 3人とも若い男で、乗っているクルマに似合わず気弱そうな顔をしている。
「見ましたよ。えらい勢いですっ飛んでいきました」
「最近良く見るが、誰なのか知ってるか」
何時でも何処でもぶっきらぼうだ。その社長の態度に3人とも少しおびえてるようにも見える。
「直接話したことは無いんですが、噂ではY峠の最速のエボらしいです」
「めちゃくちゃコーナリングが速いとか何とか」
Y峠は、直線やゆるく長いコーナーで構成されたスピードの出る県境の峠だ。最近になって
舗装が一新され、さらにスピードがのるようになっている。まるで異なるとはいえ、そのY峠の
最速がここに度々来ているということは、ここでも最速になろうとしているに違いなかった。
しかもクルマはラリーで公道での強さを証明しているランエボだ。
「そのハチロクで戦るんですか?」
「いや」
「碇さんならハチロクで充分カモれますよ」
「年寄りに無理させるつもりか」
「いえ、そういうわけじゃ…」
たはは、冗談に聞こえないからなぁ社長の言葉は。
「そういや、ミサトちゃんが来てましたよ。上に居ると思いますけど」
「そうか、ありがとう」
763 :
732:2007/06/30(土) 00:37:23 ID:???
駐車場をでる時に俺も軽く彼らに手を振ってみた。嬉しいことに彼らも手を振り返してくれた。
「社長って顔が広いんですね」
「前に峠で故障してたところを助けたんだよ」
「いまのやつらはあんな感じなんですか」
「ああ」
昔も確かにフレンドリーではあったものの、もっと数が多くていろんなやつがいた。
そして誰もが自分は一番速いと自負し、それを証明するために走りこんでいた。
その気合が時には空回りしていざこざになってしまうこともあったが、何より活気があった。
どうやら今は絶対的な人数が少なくなってしまったようだ。
「ミサトっていうのは、あのルノーの娘ですか?」
「ああ」
「速いんですか」
「いや、それほどでもなかった」
「なかったって、今は速くなったということですか?」
矢継ぎ早に質問を繰り出す俺をしばらく睨みつけたあと、社長がつぶやく。
「見ればわかる」
764 :
732:2007/06/30(土) 00:40:53 ID:???
二つ目の駐車場に着くと、停めた車のヘッドライトの明かりの中で幾人かが話をしている
光景が目に入った。しかし言い争うような語気の荒い声が聞こえてくる。女の声だ。
「社長?」
俺は少し心配になって社長を見る。
「大丈夫だ」
社長はクルマから降りはしたものの、話に割ってはいるつもりは無いらしい。
見る限り集まっている連中は男ばかりだ。こういう場所は一種独特の高揚感があり、些細な
ことでもトラブルになりかねない。ましてや女の子じゃ力ずくでどうにかされてもおかしくない。
俺が走っていたころにも、実際そういったことが有ったのを憶えている。
「だから、女がこんなカッコばかりのクルマで最速とかって言うのは嘘じゃないのかって言ってるんだよ」
「女だからって関係ないでしょ。速いものは速いのよ」
「じゃあここにいる男たちは全員、この女に負けてるってことなんだな」
「なんだと?」
「ちがうのか? こいつが最速ならそういうことだろう?」
丁寧そうな物腰なのに、言っていることが気持ちを逆なでする。挑発しているのは見え見えだ。
少し背の高い30前の男で、顔には自信が見え隠れする。少しはなれたところに見覚えのある
銀色のランエボが止まっていた。さっきの奴だ。
「ま、俺はどっちでもいいよ。最速だって言うこの女をぶっちぎってもいいし、女に負けたヘタレを
完膚なきまでに叩きのめしても面白いからな」
「言ってくれるじゃないの!」
「くそう」
「いずれにせよ俺が勝つんだ。この峠の走り屋もたいしたことないってことさ」
765 :
732:2007/06/30(土) 00:44:49 ID:???
それで話し合いは一時中断となり、ここの走り屋たちが離れて相談をはじめた。少し興奮気味で
声を抑えることも忘れているようだった。
「やっぱりあたしが行くよ」
「いや、俺がやるよ。あんな奴は俺くらいで十分だぜ」
「馬鹿言え、もし万が一負けたら、K峠の走り屋全部が負けたことになるんだぞ」
「一応Y峠最速だって言うしな」
「やっぱりミサトちゃんかなぁ」
傍から聞いていても、自信と不安がないまぜになっているのが手にとるように分かり、結論はなかなか出そうに無い。
アイドリングの排気音が妙な強迫観念を呼び起こしているようにも思える。
そこでようやく碇社長が動いた。砂利を踏む音が、話し合っていた走り屋たちにも聞こえこちらに気付いたようだ。
「なにもめてるんだ?」
うわー、社長ってば白々し過ぎるぞ。
「社長」
「碇さん」
ミサトという娘はまだしも、ほかの走り屋も知っているのか。さっきの3人組といい、もはやこの峠のカリスマだ。
「いえ、あの憎たらしい野郎とやる奴を決めてまして」
髪の毛を茶色に染めた男が答える。
「峠の代表か」
「ええ」
「じゃあ迷うことは無い。最速の奴を出せばいい」
「そうするとやっぱりミサトちゃんか」
昼間見た限り、明るくて快活そうな若い娘だった。年は22,3歳くらいだろうか。いまはヘッドライトの逆光で少し離れた
俺の位置からは表情は良く見えない。
「よし、やっぱりあたしだ。あたしが行く」
彼女のクルマはFD型のRX−7のようだ。色は赤。そのスタイリングは流麗で彼女のイメージには合っているが、
四輪駆動のランエボにロータリーFRのFDで勝てるだろうか。
マナきつねの名前でこのスレにデヴューした私ですが〜
ここらでひとつ本来の名前に戻ってみようかと(汗
>>761 こちらこそどもです〜いえいえ私のほうが小僧ですよ(汗
FDですか〜私的にはFDといったらアスカのイメージですね〜
で、私バージョンの加持とミサトのクルマはこちら↓(汗
>>758 午前1時、東北自動車道上り。魔女の館の蝋燭のようにゆらめくナトリウムランプは、
鋼鉄の獣たちを導くランプウェイだ。
ときおり長距離トラックが通り過ぎていく他、車の流れは皆無に等しい。
その淀んだ流れの中を、一陣の風が突き抜けていく。
加持リョウジ。チューニングメーカー「NERV」保安部長を務める走り屋だ。
「作戦部長の護衛と言えば聞こえはいいが、これじゃただの荷物持ちだぜ」
そうコクピットの中でひとりごち、シャツ裏のガンベルトを確かめてからルームミラーに
目をやる。大型のリヤスポイラーがそそり立っているトランクルームには、タービンキットや
マフラー、エンジンパーツ、サスキット、工具類などが満載されている。後部座席には今日の
走行で使ったレーシングスリックが4本、ぎゅうぎゅうに押し込まれている。本来1300kg強に
過ぎないはずの車重は、ゆうに1.7トンを超えようかというところだ。
「レイちゃんが客車のセッティングで箱根に来る
>>601っていうのに、肝心のおれが留守じゃあな」
ランサー・エボリューション7。加持の愛車であり、箱根第2東京では今でも「眠れる皇帝」の
異名をとる峠最速のマシンだ。勾配のきつい峠に対応するためブレーキ、足回りを特に
重点的に強化し、エンジンはエボ8純正タービンをハイフロー化して400馬力。ダウンヒルにも、
最高速アタックにもオールマイティに対応できるスペックを手に入れている。キャンディゴールドの
ボディには銀ラメのバイナルが彩られ、テールには大口径チタンマフラーが七色の輝きを放っている。
その最速マシンも、今夜ばかりは運搬車と化していた。
今日の仕事は仙台ハイランドサーキットの直下に居を構えるチューニングショップ、
エスコート仙台への出張だった。今は亡きNERV創設者、碇ユイがまだ在野の一走り屋だった頃
からの付き合いだ。京都大学の学生だった頃、大阪環状線時代のS130に始まり、Z31、Z32を経て
Diablo-Zetaに完結したチューニングノウハウは、日本中のZチューナーの古典となっている。
このNERVとエスコート仙台との技術交流ももう恒例行事となっており、今回はNERV作戦部長である
葛城ミサト自らが赴いたというわけだ。
ちなみに加持が長を務める保安部とは、軍産複合体としての側面も持つNERVが保有する言ってみれば
私設軍隊のようなもので、ライバル企業や政府、圧力団体との折衝そして機密情報の保持、
諜報活動などを任務としている。そして作戦部とは、表向きにはNERVが擁するレーシングドライバーや
テストドライバーたちを統括する部署、ということになっている。
左車線を走るトラックはまるでどこまでも並んでいく墓標、地獄の一里塚のようだ。
一定おきごとにわずかなリスクが、やってきては通り過ぎていく。このスピードでのクルージングは、
彼らがもし追い越し車線に不用意に飛び出そうものなら即座にアクシデントにつながる。
「おれもあんたもお互い様、お仕事がんばりましょーね、と」
呪文のように口に出した。公道での経験を重ね、リスクを限りなく抑えることはできても、完全に
ゼロにすることはできない。そこにある種のスリルがある。それが最高のゲームだと加持は思っている。
トラックたちが速度抑制装置により90km/hジャストで流れる中、加持のエボ7はおよそ200km/h、
2倍以上の速度で駆け抜けていく。コクピットからの視界には、トラックはほとんど停止しているように
見える。それが動いたとき、それはアクシデントが獲物を見つけて口を開いたということだ。
宇都宮インターを通り過ぎた頃、ランエボのルームミラーにプロジェクター2灯が近づいてくるのが映った。
「あらら、葛城のやつ退屈してんのか?」
ライトの位置は恐ろしく低い。ミッドシップの重量バランスを調整するためクラウチングスタイルを
とった赤いマシンが、ランエボの左後方につけていた。後ろから追い立てられ、加持も仕方なくスロットルを
増速する。トラックとの速度差は実に120km/h以上。まともな感覚の持ち主なら狂気の沙汰だと思うだろう。
葛城ミサト。弱冠30歳にしてNERV所属のプロドライバーを束ねる走り屋は、サーキットの走行会だけでなく、
公道での走りも半端ないものがある。
「ほーらほら、もたもたしてると追い抜いちゃうわよ〜」
ランエボのスクエアなボディのケツに、鋭く尖ったノーズがくいこんでいく。ランエボのテールランプに
照らされたそのシルエットは、紛れも無いNSXのものだった。ドライバーズシートは車体左側に置かれている。
ホンダはアキュラブランドから北米向けに販売されているNA2 NSX。純正の赤ではなく、フェラーリ伝統の
ロッソ・コルサにオールペンされたNSXは、その走りによって見る者を魅了する魔力を醸し出す。
いくら整備された高速道路とはいえ、物理的に車2台分より狭い幅を通過することはできない。加持はランエボを
中央分離帯ぎりぎりまで寄せ、ミサトのNSXは左のドアミラーがトラックを掠めている。
栃木都賀ジャンクションを通過し、大きく左にうねるコーナーが近づく。加持のランエボは既に220km/hに達しており、
余裕を持ってブレーキング。ブレンボ製の大型キャリパーがスリット入り大径ローターを挟み込み、
プロジェクトμのカーボンメタリックパッドが火花を散らす。
「ブレーキが早いっての〜」
後方のNSXはそんなことはおかまいなしにノーブレーキでコーナーに突っ込み、アクセルオフだけで
フロント荷重を作って慣性ドリフトを繰り出した。NSXの4本のタイヤから上がった白煙がランエボのヘッドライトに
照らされ、光束をわずかの間浮かび上がらせる。
「参ったぜ、このクルマじゃソレは無理ってもんだよ」
空車ならともかく、荷物満載の状態では攻めることは無理だ。いっきに前方に躍り出たNSXのリヤウィンドウにミサトの
ロングヘアを認めると同時に、NSXはアフターファイヤーを吹き上げて弾かれたように加速していった。
車間が二次曲線的に広がっていく。加持もすかさずアクセルを全開にしたが、NSXの加速には追いつけない。
「まったく、すっかりお気に入りの様子だなぁ」
「へへん、やっぱNOSは最高よねえ。まあおかげでトランクルームがボンベの搭載スペースになっちゃったから、
荷物がまるきり積めなくなっちゃったんだけどね」
じゃれつくように減速してはテールを振り、追いつこうとすればNOSの爆発的な加速力で振り切る。
フロント寄りの荷重セットをしてあるおかげで、日本の高速道路ならほとんどのコーナーをノーブレーキでクリア
することが可能だ。NAのまま、高速カムを組み込んで10000rpmまでぶん回すC32Bユニットは最大出力こそ
300馬力強と控えめなものの、ミッドシップならではの重量バランスのよさと低いボディによる空力のよさ、低重心に
よって、250km/hで自由自在に舞える運動性能を手に入れている。
「変わってねーな、葛城、おまえは…あの頃から」
無邪気な子供のように踊るNSXを眺めながら、トランクに積んだパーツの荷崩れに気を配りつつ
加持は呟いた。10年前。自分もミサトも、まだ若さゆえの無知が強さだった頃。
今は、違う。今は違った形の強さがある。
二台はやがて川口ジャンクションから首都高速に乗り入れ、羽田にあるNERV本社ビルへ向かっていった。
仙台ハイランドといえばゼロヨンの聖地ですな(汗
NERVのみな様がたもよく出かけているようです〜
772 :
732:2007/07/01(日) 22:53:38 ID:???
むは、NA2ですかw ホンダ党にはたまらんですねぇ。
タイプRなのかなぁ、まさかGTじゃないよなw
こっちは基本峠戦なので、小僧マシンばかりを予定してますorz
773 :
732:2007/07/01(日) 22:57:42 ID:???
>>765 「リツコ、準備は?」
「いつでも良いわよ」
FDの助手席から現れたのは、昼間社長の工場にいたメカニックだ。やはり年のころは
22,3歳の女で、肩までの髪の毛を金色に染め、クールな表情を崩さない。なんで今まで話に
加わらなかったんだろう。
「社長、あの金髪の娘、昼間のメカニックですよね」
「ああ」
「ミサトって娘の専属メカなんですか?」
「違うな。相方だ」
「相方?」
「長髪で黒髪が葛城ミサト、金髪がウチのメカの赤木リツコ。赤木が指示を出し、葛城君が
運転する。ラリーで言うドライバーとコ・ドライバーだ」
普通走り屋は本気で走るときは隣に人を乗せない。クルマが重くなるし何より危険だからだ。
それにプライドもある。こんなペアでバトルするのは、大分前に遠くのU峠にそれらしい走り屋が
いるような噂を聞いただけで、実物を見るのは初めてだ。ラリーでは路面コンディションの変化する
公道で、数度の試走だけで本番を限界で攻めなければならない。そのため試走で集めた情報に
基づき的確な指示を出すコ・ドライバーの役割は大きい。だが、夜で視界が悪いとはいえ走りこんだ
峠道でコ・ドライバーの必要性はあるのだろうか。
774 :
732:2007/07/01(日) 23:00:10 ID:???
まったく今日はたまげることばかりだ。もう走り屋は絶滅したと思っていたのに意外に
まだいるみたいだし、俺の昔馴染みの峠を最速で走るのが若い女の子で、しかもクルマが
コ・ドライバまで乗せたFDだときている。やっぱり峠はさまざま有って退屈しない場所だ。
仲間の一台があらかじめゴール地点へと向かう。コースのチェックと一般車の警戒のためだ。
横並びでランエボとFDが待機している。
「加持、どうなると思う」
社長はランエボのテールランプから目をそらさずに俺に聞いてくる。
「どうなるって、彼らの腕も知らないし、どのくらいクルマに手を入れてるかもわからないんじゃ
判断しようが無いですよ」
「そうだな」
「でもあのランエボの男、自信だけはありそうですね」
自信だけ有っても速いとは限らないが。
「自信は重要だろう」
「ええ」
「自信なら、少しくらい彼女たちにもあるはずだ」
碇社長、ずいぶん彼女たちのことを買ってるんだな。
775 :
732:2007/07/01(日) 23:03:43 ID:???
「よし、準備OK、はじめるぞ」
茶髪の男がFDとランエボの間に立って声をあげた。ゴール地点から問題無しの
連絡があったようだ。それに応じるようにランエボがエンジンを軽くふかす。
「5、4」
FDの滑らかな排気音が高くなる。スタートに備えてエンジン回転をあげている。
「3、2、1」
逆にランエボはエンジンをふかさない。
「ゴーッ!」
スターターのあげていた両腕がおろされ合図となる。
FDはわずかにタイヤを鳴らしたものの、空転させること無く発進し加速に移る。
見る限りはなかなかうまいスタートだ。一方のランエボは様子を見るように動き出し、
すぐにFDの後ろについた。全開でないのは明らかだ。
「なめられてるわね!」
ミサトはFDの排気音に負けないように大声を張り上げた。このFDは後部座席は
おろか必要の無い内装や防音材まで剥ぎ取ってあり、エンジンや排気音、タイヤの
摩擦音などが容赦なく二人を襲う。全開をくれていると隣同士の会話でも声を張り上げないと難しくなる。
「後ろは気にしない!」
助手席に座るリツコはメモをしたノートを目線まで少し上げた。
「右側溝水無し」
スタート直後に小さく右へ回りこむコーナーのあと、のぼりの左→右の連続がある。
その右のクリッピングにある、雨水を流すためのわずかな段差に水が無いということだ。
ぎりぎりまで壁によりその段差にタイヤを引っ掛けるようにしてコーナーをクリアする。
通称ミゾ走り。ランエボもその走りを見ながらほぼ同じラインを駆け抜ける。ギヤが3速にあがる。
過疎の中いきなり書き始めるツンデレ職人たちに乾杯( ´ω`)
ちくしょう!
俺のPCが逝ってる間になんかだいぶ進んでるw
778 :
ねかま:2007/07/04(水) 00:57:36 ID:???
くそぅ、ちせは俺の嫁とか言ってる場合じゃねぇな…
ちせは俺の嫁
きっと夫婦喧嘩は完敗だな( ´ω`)
780 :
732:2007/07/20(金) 23:43:39 ID:???
よしよし、誰もいなくなったな。
>>775 「左ロング、ギャップ注意」
少しの直線のあと、わずかな右コーナーに続いて急勾配の長い左コーナー。
タイヤのグリップを感じながらアンダーステアを出さないようにスロットルの開度を
できるだけ開ける。
車速が乗る。だがその先に罠がある。
「ここ!」
舗装のアスファルトの継ぎ目が徐々に劣化し、今ではステアリングをとられるほどに
なっている場所がある。クリッピングを抜けスロットル全開になったころに突如現れる
最初の罠だ。ミサトはあらかじめFDに姿勢を作っておいて全開でギャップを乗り越える。
強い衝撃とともにクルマが右に飛ばされるが、それは折込済みだ。
「良いわよ、のれてる」
後ろのランエボは少し姿勢を乱している。
ランエボを操る時田は一瞬冷や汗をかいた。ギャップがあるのは知っていたが正確な
場所までは覚えられなかった。だが、四輪駆動が姿勢の乱れを最小限に抑えてくれる。
(このFDもそんなに速くないな)
時田もすでにこのコースを幾度となく走りレイアウトは覚えていた。ここまでの走りで
FDを評価し、勝負どころを探る。もちろん自分の優位な場所で仕掛けるつもりだ。
第一の罠を超えると、のぼりから一転下り勾配に変わる。そしてすぐ先に右にひねりこむ
ような小さなコーナーが迫る。3速全開からフルブレーキング。FDはボディを揺らしながら
減速、2速へギヤを落とし、若干リヤを流しながらクリアしていく。
ランエボは慎重なブレーキングからクリッピングをコンパクトに回り、すばやく加速に移る。
電子制御の力を借りたコーナリングはスムースで速い。少し開いていたFDとの間隔も
徐々に狭まっている。
781 :
732:2007/07/20(金) 23:45:51 ID:???
「2速そのまま、左、イン側鉄板」
左の側溝に鉄で出来た網でふたがしてあり、それに乗らないようにしながらギリギリの
ところを通す。後続のランエボはそれをあざ笑うかのように四駆の力を借り左前輪だけ
鉄板の上を通し、FDより少しだけイン側をクリアしていく。また差が縮まる。
(よしここからだ)
短い直線で3速にギヤがあがるもすぐに右上りコーナーが迫りすばやく2速へ戻すFD。
ランエボ時田はここぞとばかりブレーキング勝負に出て、FDにぴったり張り付いたまま
コーナーをクリアしていく。
(来る!)
リツコはランエボの迫り方に仕掛けどころが近いことを感じた。あの合理的なマシンなら、
安定したコーナリングからの直線加速で勝負に出てくるはず。だとすれば次だ。
上り勾配の左コーナー。ここにもさっきと同じようなギャップの罠がある。
「左、全開、ギャップ注意」
フロントタイヤの接地感が薄くなり、リヤタイヤのグリップがどんどんと深くなる。どこまで
荷重をかけられるか。スロットルを踏む右足に入れる力を小刻みに調整しつつ直線が
見えるのを待つ。
「ここ!」
今度のギャップはクリッピング付近だ。これは時田も覚えていた。分かっていれば難しくは
無い。多少飛ばされてもランエボならほとんど問題無しでいける。ギャップをほぼ全開でクリアし、
目論見どおりFDのケツにぴったり張り付いている。次に来る下りの直線が勝負どころだ。
「くるわよ!」
リツコが叫ぶ。
幾つかのうねりを越えると下り勾配の直線。ぴったりと張り付いていたランエボが猛然と
加速をかけ、次コーナーのインにあたるFDの左側へノーズをねじ込む。下り勾配になり
ランエボの前輪が働きを取り戻し加速を助けている。じりじりと追い上げられFDは完全に
ランエボに並ばれた。
「くっ!」
次の左コーナーが迫り、インをとられたFDは先に減速を強いられる。
見事にランエボがFDを抜くことに成功した。
782 :
732:2007/07/20(金) 23:47:32 ID:???
「よし」
左、右の上りの複合コーナーをクリアするランエボ。それに果敢に張り付くFD。
ランエボはきっちりと減速してコーナーを回りスムースで無駄が無い。攻め入る隙が無い。
「ちょっと、リツコ!?」
自信が有ったミサトにはここでのオーバーテイクは予想外だった。思わず助けを求める。
「3速、右、バンプ」
のぼりの頂点のところに大きな凹部がある。車体が浮きあがりマイナスGがかかる。
シートベルトが肩に食い込み、オシリがむずがゆくなる。
「まだチャンスはあるわ」
再び下り勾配になり、ゆるい左コーナーを全開で行く2台。先頭のランエボはコースを完全に
熟知してないがゆえにステアリングを小刻みに調整している。後続のFDは勝負をかけるために
タイヤを限界まで使い、四輪すべてが若干すべり気味で走り抜けていく。
「2速、右、溝OK」
ランエボの減速開始が早い。そのうえインベタだ。FDはリズムを崩しブレーキをかけざるを
得ない。だが、ミサトの目はランエボの下品なリアウィングを睨みつづけている。その瞳は
赤いブレーキランプの光を反射し、燃えているようにも見える。
(大丈夫、リツコの言う通り、チャンスはまだある)
溝走りを難なくこなし、ランエボに食いついたままコーナーを抜ける。
時田はこういう構図は予想していた。正直バトルを仕掛けるにはもう少し走りこんでおいたほうが
よかったと思った。後追いなら前走車のラインを見て参考にしながら突っ込めば何とかいける。
だがいざその前走になると習熟度の違いがはっきり出て、今は地元のFDに張り付かれている。
ちょっとやそっとでは差を広げることは出来そうに無い。
(要は抜かれなければいいのさ)
これまでもすべて勝ってきた。このランエボが最強と信じて疑わない。四駆はFRよりも速いのだと。
783 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/07/21(土) 00:24:55 ID:hxRtK9kk
自分もいるお。
乙!
GJ!
785 :
732:2007/07/22(日) 23:00:07 ID:???
あまかった。しかもageられたし。はずかしか。
さらにここから筆力の限りない低さを発揮するぞ。
786 :
732:2007/07/22(日) 23:02:34 ID:???
>>782 「全開、4速まで」
このコースで4速まで入る場所は二つしかない。そのうちの一つ。わずかにうねりと曲がりがあり、
そして下りから上りへと変化するが、ライン取りでほぼ直線になる。視界の隅でブースト計の針が踊る。
「うまく食いつけてる、二連で勝負できるわ」
「こいつってば負けないつもりね!」
ミサトもリツコもランエボがインを閉め抜かせない走りをしていることに気付いていた。だがおかげで
ぴったりと食いついていられることも分かっていた。
(そんなセコイ走りになんて負けないわよっ)
FDのリトラクタブルヘッドライトがランエボのテールライトに噛みつかんばかりに接近する。ランエボの
熱い排気がヘッドライトの明かりの中で揺らぎを作る。
(馬鹿か、張り付きすぎだ!)
時田は、FDが接近しすぎてヘッドライトの明かりが減じるのをバックミラーでみた。あまりに近いために
ランエボのトランクリッドの影に入り、光がさえぎられたのだ。だが同時にそれはプレッシャーにもなった。
この距離ならいつ仕掛けてきてもおかしくない。
直線はもうすぐ終わる。
「よしっ」
時田が思わず声をあげる。ここ以上にスピードが上がる場所はあと一つしかない。そこさえしのげれば、勝ちも同然だ。
787 :
732:2007/07/22(日) 23:05:01 ID:???
FDがわずかに早く減速を始める。ランエボは相変わらずインをきっちり閉めてこちらも減速。
左−右のキツイ二連コーナーが迫る。両車とも三速、二速とシフトダウン。
「砂が浮いてるッ、ここから!」
「わかってる!!」
FDのノーズがイン側ののコンクリート壁に向く。だが角度がかなりついている。ドリフト状態で
突入し、車体が横を向いているのだ。コーナーをコンパクトに回るランエボに続いて、フロントバンパーを
壁にこするように通り抜けるFD。
後ろのヘッドライトの変化で、FDが何か仕掛けてくると時田は気付いた。だがインは開けない。
左に続く右でもすばやくインに付けば問題ない。
FDはドリフトしながらランエボにぶつからんばかりに最接近したところで、振り子のようにリズミカルに
車体の姿勢を変えた。右コーナーに合わせて今度はノーズは右を向く。ラインはランエボの外側。
速度がのったまま、ランエボのアウト側をドリフトのまま進入する。きっちり減速していたランエボの
時田には、視界の左隅にFDのヘッドライトがまぶしく入ってくる。
(外側から抜こうとしている!?)
その時田の動揺が致命的だった。
アウトからの進入を遅らせようとランエボのブレーキを緩める。多少大回りになるが、これでFDの頭を
抑えられるハズだった。だがFDはそれを予知したかのように減速し、コーナーの外へ流れるランエボとは逆に、
ノーズの向いたイン側へ向かう。クリッピングポイントで、FDとランエボのラインがクロスし、形勢が入れ替わる!
788 :
732:2007/07/22(日) 23:07:14 ID:???
(くそっ)
時田はアウト側から強引にステアリングを切り込みFDに追いすがろうとした。タイヤには
余裕があったから、いつもであれば少なくともコーナー脱出時には並んでいられたかもしれない。
だが、ここにも罠があった。
砂だ。
路面のイン側は走りこむので綺麗になっているが、アウト側は雨のときに運ばれてきた砂が
残っていたのだ。いくら四駆とはいえグリップを失ったままではコントロールは不可能。
おまけにアウト側では逃げる場所が無く、ランエボはアンダーステアをどうすることも出来ずに
左のリアをガードレールにヒットさせた。その反動で左回りでスピンし、もう一度リアをガードレールに
当てて、ようやく止まった。FDは接触も無く、勝ち誇ったように排気音を響かせ遠ざかっていく。
コースの約1/3を残して、ランエボ・時田リタイヤのため、葛城・赤木組の勝利となった。
あっ、時田だったんだww
乙カレー(*´ー`)
GJ!!!!
wktk
791 :
732:2007/07/25(水) 02:16:13 ID:???
とりあえず去年書いた分はここまで。まぁ個人的突発ネタなんだけど。
にしても酷い文だ、我ながら。懲りずにまた書いてみるつもりだがwww
6ダボ07買ったぜ。黒。そのうちステッカー自作して痛車に……
前に600RR欲しがってた人?
自分は前に250RR(MC22)欲しいって書いたんだけど…
で、現在MC22買ったんだが、エヴァとは全く関係ない痛単車になってしまた。w
メーターパネルにコソッとNERVシール貼っておいたけどね…
794 :
732:2007/07/25(水) 22:00:00 ID:???
Yes RVTみたいにフロントセンターにインテークがある07モデル国内仕様。
きょうようやっと100kmほど走ってきたけど、前の400とはダンチだわ。
たぶん街乗りだと250とか400のほうが楽しいと思うよ。簡単に点数なくなりそうw
kwsk>痛単車
796 :
732:2007/07/29(日) 22:39:42 ID:???
なるw 漏れはここまで派手にはできないなぁ。さりげなく逝くつもり。
そういや、今日トラハなトゥディを見た。最初はなんだか認識できなかった。
やっぱり俺にはキャラ絵は貼る勇気はなさそうだ。
監督兼保守
新しいNERVマークの自作でもするかな。
799 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/08/24(金) 20:38:57 ID:LTCSxFio
保す
800はもらったぜエルメェス!
しまった
あ
げ
て
た
久しぶりにレーラグやってみたら難しくて難しくて…orz
横浜GP予選がクリアできん。
805 :
ねかま:2007/09/05(水) 01:28:59 ID:???
久しぶりに〜アクセル踏んでまいりました〜
いや〜気持ちよいです。FR仕様の32!
フロントのドラシャ抜いた上になおかつ、アテーサコントローラーで
FRにしてるの借りて行ってきたんですが、登りでも余裕!
ただ、低速はかなり弱くてかなりピーキーな味付けだったんで
ごまかしは効かんかったですな。
下りは借り物だったんもあって流す程度にしてたら角度維持するのが
しんどかった。
>>805 俺、この間お山で車を廃車にしちゃってね…
くれぐれも事故には気をつけてね。次、車何買おうかなぁ…
保守
809 :
ねかま:2007/09/06(木) 23:33:35 ID:???
>>807 ローレルは完全に玩具になってるwww
どうせ車検取らないから、と内装完全ドンガラ、ダッシュパネルすら無い状態
ロールケージ(と言う名の鉄の棒w)を張り巡らせて、不要な物は全部除けた
スピードメーターすら無くしtって、あるのはタコメーターのみ
排気も横出しのマフラー自作して運転席の真下からニョッキと出てます
お陰で1.1d切りましたわw
>>ね チョw過激すぐるwwwwww
811 :
ねかま:2007/09/09(日) 22:33:17 ID:???
>>810 車検取らないって割り切ったら何でもアリだぜ?
ただ、地元のサーキットはイリーガル仕様でも走れるが
(デッカーで持ってくんで一流選手みたいな気分味わえるw)、
大会とか走行会はレギュレーションで出れなかったりするのが問題
ショップの車借りて出たりするけど、付け焼刃的でセッティングとか癖とかが掴めて
ない場合が多いから結果は散々だんだけどねOrz
ただ、乗ってる時に音楽ないのが寂しいんで、スピーカ張り巡らせてラジカセに直結
した。んで、ラジカセにMP3プレイヤーからFM電波に乗せて飛ばす、と。
エヴァ板良スレ保守党
エヴァ板良スレ保守党
ほす
815 :
732:2007/10/04(木) 00:44:05 ID:???
今週末、痛単車でサーキット行ってくる。ノシ
>>815 ノシ
やっと月末に東モか…。お前らやっぱり行くよな?(・∀・)
>>816考えておくw
おれも今週末、痛単車ではないがレース出てくる
818 :
732:2007/10/05(金) 22:35:54 ID:???
>>815 よう偽者w あいにく俺はツナギ持ってないからサーキット走れないんだorz
東モはもちろん逝くぜ。
えっ?何この展開www
820 :
ねかま:2007/10/06(土) 00:19:49 ID:???
よくわからん展開だNE☆
俺のロレールも痛車になりましたです、はい
最近、1M四方以上のステッカーも1万ちょっとて安くなってんのね
ちょwww
名前間違ってるのに気付かないとかwwwww
俺最低wwww
orz
お騒がせしました。すいません。
チラ裏:初サーキット、楽しかったです。
無理膝ではあるけど膝擦れました。
822 :
817:2007/10/08(月) 00:20:27 ID:???
とりあえずレース出ると言った以上結果報告
みごと総合優勝
ごめん、本当は言いたくてしょうがなかったw
ここバイク人口多いよな。
ノリックに黙祷。
>>823つい最近知ったけどいきなりあんなことになり驚いたよ
黙祷
825 :
ねかま:2007/10/09(火) 23:28:05 ID:???
>>823 Rest In Peace.......
保守
ひたすら保守
このスレ初めて見ました
湾岸とエヴァがリンクするとは(
>>44)新鮮!
この板にはとても車に詳しい人がいるなとは感じてたけど・・・
このスレはすごい
あざーすw
職人さんですか?
周りに車ヲタが多いだけで本人は免許も車も実は持ってませんが
湾岸も前から大好きなもんでw
すべてはあの日、某綾波スレで神の域に達していた一人の職人が空気読まずに書き込んだ一つの峠ドリフトものから始まった
このスレって、果ては「自動車教習末期エヴァンゲリオン」スレ
から来てるもんだと思った。
つか覚えてるやついるかなぁ。
それはそうと今日東モ行ってきた(・∀・)
GTRかっけぇw でも個人的にはNinja250Rの方が一番気に入った。
>>832教習スレあったなwww
Ninja250Rよさげだなー
250って排気量がナイスだわ
あえて苦言を呈するなら、シングルで、GP125のマシンのようにスリムで、コンパクトで、ホンダ製で、40馬力くらい出ていれば欲しいw
前を走る初号機が身をよじるようにコーナーを抜けて行った。
俺はその場でスピンを繰り返した。
835 :
ねかま:2007/11/08(木) 23:18:05 ID:???
GTRは俺敵には無し
乗ってみたいけどさ・・・車検の度に(だっけか?うろ覚え)ブレーキ一式交換
タイヤはローテーション不可で1本ウン十万
挙句の果てには(最近の車では当たり前だけど)社外品に交換されてた場合は
アフターサービス対象外サーキット走行した場合も同様てて・・・
購入者はどこぞの石油王ですか?
たしかに高性能であろうとは思うけどその能力をどこでだせと?
珍走に言われたくは無いと思うけど、そのハイスペックを公道限定にして事故を
誘発してるとしか思えん
俺ガチの日産派だったけどコレはないわぁ
新アテーサシステムとかミッションのミッドシップ化とか興味は尽きんけど・・・
てな訳で(?)32の四枚ドア買っちゃった><
最初からSR載せ換えしてて(勿論公認ナンバーあり)めちゃ楽しいです
836 :
732:2007/11/09(金) 01:33:48 ID:???
東モ逝ってきたよ。
どこも琴線に触れなかった。ホンダ党だからCR-Zと、WRインプ、MINIのワゴンみたいな奴、
それとVOLVOのC30カッケーw 全体的に夢がなくてつまらんかった。以前はもっとぶっ飛んだ
奴もあったんだけどな。地球温暖化だし仕方ないか。
パフォーマンス良くても重いのヤ。買えるならエリーゼとかストラトスが欲しいですよ。
と貧乏人がひがんでみる。
>>835 オイルも15L位使うって聞いたような……。
アフター対象外は今に始まったことじゃないし、
買う人もある程度理解してるでしょ。出来なきゃこんなの買っても
満足出来なさそう。nismoチューンは対象利くみたいだけど。
何かにつけての料金は高いけど、こんなハイスペックなクルマ今まで
国産じゃなかったんだし、万が一のことを考えると、
メーカーが煩くなるのも仕方ないもんだと思うよ。
でもやっぱり少しは若い人のことを考えて欲しいよな。
838 :
ねかま:2007/11/09(金) 23:32:18 ID:???
>>836 確かに新型(?)インプは惚れそう
ハッチバックになるのか?思い切ったリアビューに拍手
スバルって俺の中では斬新な形造って時代の方が追いついてくる感ある
>>838 確かに金額は高いが、あのスペックでは安い金額だと思う
あんなの買う人はアフターサービスなんてあてにしてないとも思う
でもね、あのハイスペックを公道に出していいのかと
例えばVISTAでメモリー2G積んだPCあげますよ、でもオンラインゲームも
動画もインターネットも繋いではいけませんよ、って言ってるようなもんじゃない?
それが一歩間違えたら人命に関する事ならなお更だ
言うなれば一般公道で走るにはハイスペックすぐる
(まぁ実際公道は知るなら体感120馬力もあれば上等だと思うし)
まぁ、日産は中堅スポーティカー=ドリ車ってイメージを排除したかったんもあるとは
思うけど
>>838体感120馬力もあれば…
ちょw説得力ねぇwww
事故ったー
カウルバキバキ\(^o^)/オワタ
うっ、ま、まさかさか車種はTZRだったりすることは…
ないですよね?
842 :
840:2007/11/18(日) 17:19:00 ID:???
CBR250っす。
事故ったといっても、ヤッたのは一週間前なんだけどねん。
足の捻挫も良くなったから今日、バイクを見たら、
外装とステップ以外にダメージなさそうだったからとりあえず近所一周してきた。w
とりあえず車体本体は生きてそうでよかったー
鳥テスト
>>839 いやいや、あくまで普通の街乗りなら十分でそ
280馬力なんて乗りこなせる人なんてそうそういないし、俺だって乗りこなせてないし
ドリフトするんでさえ低馬力を高回転で振り回す方がおもろいでしょ
アンチ86だけど、そういった面では好きかな
バイクってどうなの?
本気で乗った事ないし、無免だからわかんないけど、フレームってそんなに簡単に
逝くもんなの?よくフレーム逝ったらその時点で配車ってのはよく聞くけど・・・
つか、大丈夫?
鉄フレームなら修正効くが、アルミフレームは曲がったら終わり。
レプリカのツインスパーはカウルが砕けるようなコケ方では、大抵
アライメントが狂う。それを押したり引いたりすると強度が落ちる。
クルマと違ってサスは車体に直付けで、減衰やプリロード以外の
調整機構は無いに等しいので、アライメント狂ったら終わりです。
845 :
732:2007/11/18(日) 23:44:09 ID:???
クルマだってラリーやってるのとかガタガタだと思うけど。
まぁバイクはクルマと違ってフレーム簡単に変えられるしな。
近所一周ってことはナンバー付きで公道でこけたのかな?
捻挫くらいですんで良かった。他車に轢かれたら洒落にならん。
もうCBR250は貴重なんだから気をつけてくれw
846 :
841:2007/11/19(月) 01:19:00 ID:???
>>842ふー(´з`)
先輩と同じタイミングだったからびびっちまったよw
ありゃ、鳥できてない
もっかい
848 :
840:2007/11/21(水) 00:03:10 ID:???
と言うわけで、本日修理送りになりました。>バイク
まあ、そろそろステムのベアリングの打ち換えやらフォークのO/Hやらを
しようとは思ってたので、修理ついでにやってしまう事に。w
基本的にCBRのフレームは頑丈って言うし、
逝っててもフォーク・ステムぐらいだろうから直るよな…多分。。。
足の具合も良いし、(だいぶ腫れも痛みも引いた)
バイク返ってきたらまた乗るぞ!
おらヤタヨーヽ(゚∀゚)ノ
今の32にセフィーロに積んでたVマウントとドグミッション乗せたよー
ついでにファイナルも変更してフロントも爺さんから01Rに履かせ買えたよー
テストで軽く流してみたけど調子いいよー
でも疲れた二週間だったよぉ
ありゃ、またできてない(´・ω・`)
携帯からならできるのになんで?
>ねかまさん
遅ればせながらおめでとうございます〜
私のほうはひさびさに新シリーズはじめますよ〜
首都高速横羽線上り。都心へ戻るトラックやタクシーに紛れて、一台のGT-Rがクルージングしていた。
BCNR33GT-R。ホワイトのボディにブルーのストライプを入れ、可変ハイマウントウイングを装備している。
ボディサイドには「横須賀ブラックナイツ」、そしてフロントウィンドウには無花果のステッカー。
チューニングメーカー「NERV」が擁する実戦部隊のマシンだ。NERVのマシンが必ず装備する、
4連のプロジェクターアシストランプの白紫光が目を引く。
日向マコトはこの日、某自動車雑誌の企画の打ち合わせのために鈴鹿サーキットへ出向いた帰りだった。
「ちょっと一回りしてみるかな…」
いつも降りるインターを通過し、環状線へ進路をとる。GT-Rはやや姿勢を深め、スムーズに加速していく。
道路のあちこちには、それっぽい改造を施した車がちらほらと目につく。
「最近は増えたよな、雰囲気組が」
昔も見に来るだけの者たちはいた。だが現在のように、その気もないのにただ恰好だけつけたい者たちは
そうはいなかった。みな、いつかはのし上がっていくことを夢見ていたものだ。
何台目かにそんなチンケな車の横をパスしていった時、バックミラーに激しい閃光が瞬いた。
圧倒的なスピードでその車は日向のGT-Rに迫ってきた。シンプルなハロゲン2灯。その後方からさらに一台。
低く幅広なHIDランプだ。日向は半ば反射的にアクセルを踏みきったが、すでにスピードを乗せていた
2台の方が差を広げていく。追い抜かれた車はあわてて路肩へ逃げた。
「これは…とんでもないものに出会ったかもしれないぞ」
向こうも追ってくるGT-Rに気づいたようだ。黒と白のシルエットが環状の流れの中を突き抜けていく。
カエルのような影はポルシェ。それを追う巨大なマシンはフェラーリ・テスタロッサだ。
彼らの車には──いや、すでに嫌というほど彼らの走りを見ている日向にはわざわざ確認するまでもない。
十二使徒、ブラックバード。ホワイトウルフ。首都高最速といわれる12人の走り屋たちだ。
「うおっ…と」
江戸橋の左コーナーへドリフトで飛び込む。カーブの先に吸い込まれるようにポルシェが小柄なボディを
翻らせ、テスタロッサが豪快なテールスライドで踊り込んでいく。260km/hからのフルブレーキングで
GT-Rは少し離された。あたかも幽霊のように、テスタロッサの低いシルエットが白く浮かび上がっている。
「なかなかやるわね…」
テスタロッサのドライバーが呟いた。ステアリングを握るその手はすらりと長く美しい。夜のネオンに
セミロングの銀髪がきらめいている。相原カオリ。横浜国際病院の外科医であり、2ndDriver惣流アスカの
師匠にあたる走り屋だ。うねる高架で軽くジャンプしながら走る3台は、次第にそのスピードレンジを上げていく。
「こんな時に葛城さんがいればな…」
修正舵を当てながら日向は呻いた。自分の腕ではまだ、十二使徒と単独で渡り合えない。
車ももちろんだ。ここのところ格下相手の草レースばかりで鈍っていたのかもしれない。
立ち上がりで離される。二輪駆動のポルシェとフェラーリ相手に、四輪駆動のGT-Rが加速で負ける。
GT-Rにほれ込んでいる日向としてはなんとしても認めたくないことだ。
やがて十二使徒の2台はハザードを出してパーキングへ入っていった。
「ついってこいってことか…俺もこのままじゃ引き下がれないもんな」
NERV対十二使徒。少なからずの因縁を抱えながら、日向マコトは単身首都高へ出撃していった。
夜も更けたNERV指定ガレージ、MAGI。すでにピットの灯りも落ちてきた頃、一台のチューンドカーが
工場敷地内へ乗り入れてきた。今日の作業を切り上げ、片づけをしていたシンジは軍手を外してその客を出迎えた。
「なによ、あんたしかいないの?」
「いきなり挨拶だね。要件は?」
FD3S RX-7。NERVが擁するDiablo-TUNEの2番機であり、ストリートでは「紅の福音」の
二つ名をとるアスカの愛機だ。
「綾波に聞こうと思ってたんだけどね…まあいいわ。4速で一瞬抜いた時、ちっと7000前後でもたつくのよ、
そこ越えると伸びはいいんだけど」
「わかった、調整しとくよ。他には?」
「特にないけど…綾波の奴ぁどこ行ったのよ、こんな遅くまで」
「本社の方で会議があるとか…あれ?」
シンジが言いかけた時、甲高いV6NAエンジンの咆哮が聞こえてきた。赤のNSX。NERV作戦部長、
葛城ミサトだ。
「やーほーシンちゃん、あらアスカも」
「葛城さん、会議の方はどうなったんですか、それにリツコさんと綾波先輩は?」
「あたしはテストドライバーさんたちと打ち合わせだけだから、すぐ終わったわよ、リツコったら社長とサシで面談よ〜」
「社長って、まさかゴーン社長?」
「何の話しよ?」
「いや、新型GT-Rのチューニングブランドについてとか」
先日開催された東京モーターショーにおいて、待望の次期GT-Rがデビューしたばかりだ。
3.8リッターV6ツインターボエンジンを搭載し、最大出力480馬力、最高速度300km/h以上という
国産車としては今までに例を見ないモンスターマシンだ。
「あれってNISMOでしかいじれないんじゃなかったの?」
アスカの疑問にミサトが口をはさむ。
「うちもさあ、昔ながらの車いじりばっかじゃなくって、バックヤードビルダーとしてもこれから伸していくって、
六分儀会長の方針なのよ〜日産だけじゃなく三菱やスバルなんかも、それにほら、アスカあなたのFDだって、
キョウコ博士とマツダ開発陣が協力して設計したエンジン積んでるでしょ?」
「ああ、そゆことね」
アスカの愛機であるDiablo-FD。型式こそ同じ13B-Tだが、その中身は世界に二つとないスペシャルエンジンだ。
T78シングルというやや古めかしいタービンだが、サイドポートから実に最大600馬力を絞り出すエンジンは
軽量なFD3Sのボディを300km/hで自在に舞う超音速戦闘機へと変える。
翌日、日向は横浜市郊外の新興住宅地を走っていた。ただし今日乗っているのは同じR33GT-Rだが、客の車だ。
本来はNERVスタッフであるシンジたちの仕事なのだが、ミサトに頼まれ、断り切れずに実走チェックと
納車を行っていたのだ。大きな一戸建ての豪邸が目立つ郊外の道路を走りぬけ、やがて目的のオーナー宅へ着いた
日向はGT-Rのエンジンを静かに切り、インターホンを押した。
「やあどうも、いつもごくろうさま」
オーナーはやや白髪の混じった、小さめの眼鏡をかけた恰幅のいい中年男だった。カジュアルなファッションは
渋みを含んだ情熱を感じさせる。そういえば、と日向は思った。こうしてお客さんと話す機会もしばらくなかったな、と。
「ご注文通りに仕上がっております。ぜひ乗ってお確かめ下さい」
「うんわかるよ、NERVにはいつも世話になってるからね」
そう柔和そうに笑うオーナーに愛想笑いを返しながら、日向は隣のカーポートを見やった。銀のステーションワゴンと
カッチリとした白のクーペが並んで停まっている。ワゴンのフロントには誰が見てもわかる、スリーポイントスターの
エンブレムが輝いている。
「まああっちは家族用だよ、仕事で乗るのはあのM3」
「ベンツですか」
「はは、まあこういっちゃなんだけどね、家族サービスの一環でもあるわけさ、やっぱり所有することに
価値があるというか、乗っててステータスになるという車だね、まあだけど──」
そう言ってオーナーは懐かしそうに目を細め、十分満足だといった表情で、その年齢にはある意味似合わない
チューンドGT-Rを眺めた。
「──やっぱり車はこういうのだよね」
「そうですか、実は僕もプライベートでは33Rに乗ってまして」
「ほう、若いのによくがんばるね」
「いえ」
「ぼくもまあ、若い頃あれだね、スーパーカーブームだったからね、日産がGT-Rを復活させるという
話しを聞いた時はそれはもう、毎日わくわくしながら待ったものさ」
「そういえば、新型GT-Rがいよいよデビューですね」
「うん、年明け発売でしょ?なかなかよさそうな感じじゃない、今までの国産にはなかった車だからね」
「じつはここだけの話しですが、うちでも日産と提携しましてコンプリートカーを出すかもしれないんですよ」
「なるほど、それは期待できそうだね、うん、もしあれだったら資料を頼めるかな」
「ありがとうございます、では手配しておきますので」
いつまでたっても若いアツさを忘れない。あんな大人になりたい。そう思える人だったと、穏やかな
住宅街の街並みを眺めながら日向は感慨に耽っていた。
夕方、家路につこうと思った日向はミサトに呼び止められた。また仕事を押し付けられるのではないかという
予想もあるにはあったが、ミサトと用事ができるという喜びの方が彼の疲れを吹き飛ばさせてくれた。
「日向君、今日車預けてるんでしょ?送ってくわよ」
「あっ、と、どうもすみません、ありがとうございます」
「まあ乗って乗って、あたしもひさびさに首都高走るからねー」
そう言ってミサトはあざやかな手さばきでNSXを車の流れに乗せた。
いつもより抑えめの速度で首都高を流す。それでもNSX-ZEROのハードなサスペンションは路面をとらえ、ギャップを掴んで
離さず振動する。シートの背から、C32B改ナイトロオキサイドの歌声が響いている。
「急にどうしたの?リツコにチューン頼むなんて」
「いえ…個人的にちょっと」
一台のシルビアがNSXの後方から派手にパッシングを浴びせ、じれったそうに抜き去っていった。
「やっぱ、走り屋はいつまでも全開でいたいじゃないですか」
「なーによー、いきなり老けこんじゃって」
ミサトは軽く笑うが、日向にはそれだけではない重い決意があった。
いつまでもミサトに頼ってはいられない。NERVの一員として、立派に戦えるようになりたい。
そして何よりも、一人の走り屋として。そういえば、先日走った白のテスタロッサ、アスカの知り合いだと聞いたことがある。
彼ら、彼女らは自分よりも若いのにずっと上のステージにいるんだ。いつか、たどり着きたい。
誰もが一度は抱く気持ちに、目を背けてはいられない。前へ進む気持ちを忘れてはいけない。
名実ともに日本最速のスポーツカーである、スカイラインGT-R。常に前進する気持ちを忘れてはいない。
歩みを止めたら最後、スポーツカーはその時点で現役を退いたも同然となる。常に進化し続けることで、スポーツカーは
時代の最先端をリードしなければならないのだ。
「そうでした、葛城さん、昨日の日産との会議では進展はありましたか?」
「んー、リツコがまとめてるから、あとで聞いてみれば?新型GT-Rのことでもいろいろとね」
「ええそれで少し案件がありまして」
「あら、さっそく予約?」
「まあそんなところです」
NERVがコンプリートカーを発売するというのは、実は創業以来初めてのことだ。Diablo-Zetaはあくまでもデモカーであって、
一般の客が同じ仕様のマシンを買うことはできなかった。
「しっかし改めて見たけど、あれはすごいわねー、量産車ってくくりでは今までできなかったことをたくさんやってるもの」
「その分対象になる購買層もシフトしたでしょう」
「技術的にはレースの世界ではごく当たり前に行われてきたことだし、そういう点では目新しさはないけれど、堅実にまとめたって
感じね、この辺りはR390なんかもそうだけど、6発のツインターボで480馬力ってのはかなり余裕もたせてあるわよ、それはなにも
チューニングの余地があるってことじゃなくて、絶対的な信頼性を重視ってことだと思うのよね」
「Diabloシリーズのコンセプトにも似てますね」
「ええ、機械が持つ本来のポテンシャルを出し切る、って点ではね、その点ではユイ博士は実に凄いチューナーだったと思うわ、
機械を本当にいちばんいい状態にもっていく、あのセンスは誰にも真似できない。あたしは自分でエンジンを組んだりとかはできないけれど、
乗ってみればわかるのよ、リツコや平本君、冬月先生でさえもが組んだ車とはやっぱり違うわ」
「成る程…」
話し込んでいたミサトがやおら前方に視線を集中させるとステアリングを握りしめ、シートに座り直した。日向も誘われるように視線を
ミサトと同じ方向にやると、そこには先日追いかけた2台連れが悠然と巡航していた。
ポルシェ911ターボ。空冷フラット6の金属音が響く。
フェラーリ・テスタロッサ。IMSAレース用ハイリフトカムを与えられた水平対向12気筒が龍のように吠える。
「ちょっと寄り道してくわよ」
「いいですよ、貴方となら…!」
日向がそう言い切らないうちに、NSXのエンジンにナイトロが噴射されスピードメーターの数値が跳ね上がった。
強大な加速Gに視界が狭まる。憧れの走り屋、葛城ミサト。
その走りを今しっかりと目に焼き付けよう。NSXに負けず、猛然とダッシュするフェラーリのテールから迸る
4本の炎麟に包まれ、日向は再び決意を新たにした。
なにげにまこっちゃんが主役っス!(汗
GT-Rも大活躍〜
あと、ゴーン社長(汗
いつの間にかマナたん帰ってキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
つか日曜だったのね。ここ過疎杉wwww
次も首長くしてまってます(HPの方も含めて)。
どうでも良いけど明日、整備士系の専門学校の面接受けてくる(´・ω・`)
今からすんげぇ緊張してるよ……orz
来春高卒かな?若いなぁw
大丈夫、ここに社会人になってから整備士免許取った阿呆がいるorz
イェーイ
スレももう完走目前ですねー
次スレは2LAPSとかになるんですかねー
結構若い方もいらっしゃるようで
私は断然湾岸ミッドナイト派ですねー
ナニトモもいいですー
イニDは、あれはもう早く話し進めろって感じですがー
オーバーデヴはいかんですねー峠は学校の部活じゃないんですよーもー
そんなわけで続きー
>>858 速い。日向はあらためてミサトの走りの凄まじさを目の当たりにしていた。
NSXの無機質なインストゥルメントパネルに埋め込まれたデジタルメーターは160km/hのあたりを激しく瞬いている。
デジタルタコグラフがその色を真っ赤に染めたと思った瞬間、強烈な加速Gと共に景色が逆流した。
絶壁のように立ちはだかる大型トレーラーの脇を、抉るようにポルシェがレーンチェンジしていく。
横幅の大きいテスタロッサがやや遅れてそれに続く。軽くスキール音を鳴らしてNSXがノーズを振りかざす。進路クリア。
前方が開け、3台は一気にそのスピードレンジを上げていく。ポルシェのマニュアルVVCの表示が
最大ブーストの1.5kg/cm2を指して止まり、320km/hフルスケールメーターの針が痙攣したように動き出した。
リヤエンジン・リヤドライブの漆黒の怪鳥が、今にも路面から飛び立ちそうなほどに豪快に加速していく。
チューブラースペースフレームによる頑強なシャーシ剛性を誇るテスタロッサが路面に完全に張り付いて疾走する。
12使徒の2台にも負けず、ミサトのNSXもナイトロを噴射して食らいついていく。
「(さっきの…!)」
先ほどミサトのNSXを追い越して行ったシルビアが、後方から向かってくるポルシェの姿に気づいたのか加速を始めた。
不器用な板金でワイドフェンダー化された赤紫のS13だ。ビッグタービンを搭載しているのか、その小柄な車体に似合わない
加速力でS13はポルシェに競りかけた。やがて有明ジャンクションが迫る。コースはここで、湾岸直進かレイブリ分岐かを選ぶ。
「…!?」
突然、先頭のポルシェが減速した。続くテスタロッサもそれを予期していたかのようにポルシェにならう。
「左、見てみて」
「あれは…シンジ君?」
台場線からZ32が合流してきた。見紛うはずもない、ヴァイオレットブルーのZ32フェアレディZ。NERVが誇る最強最速の
走り屋、碇シンジ、Diablo-Zeta。12使徒の2台はこれを待っていたのだ。
「なんだよ、いきなり抜いたと思ったらスピード落としやがって」
「ナメられてんな」
「いっちょ見せつけてやらねえとな、このGT3037のパワーをよ」
そんな事情など知る由もないS13の二人連れ。ドライバーの男は毒づきながら、EVCのダイヤルを右一杯に回した。
「フェラーリなんざカッコばっかでほんとはオセーんだよ!」
「やーいやーい、おっフェラ豚ー!」
数瞬のターボラグを残し、S13が鉄砲玉のように狂おしくダッシュする。抜き去り際、助手席の男がテスタロッサのカオリに
挑発のポーズをくれた。カオリはわずかに彼らを一瞥するも、すぐに無視してテスタを走行車線に維持する。こんな車に乗っていて、ましてや女。
この手のからかいはもう慣れている。車体をフラフラと揺らしながらテスタロッサの真正面に躍り出たS13を見て、カオリはわずかに眉を曇らせた。
「(危ないわね…あのコ達には手に余る玩具だわ)」
S13はパワーに負けたおぼつかない足取りで、最前方をゆくDiablo-Zetaのテールに突進していく。
「次はゼットぉ!」
「ヒャッハー、250km/hだぜ」
スピードメーターの数字にはしゃいでいた彼らの目には、Z32が進路を譲ったように見えた。
だが違っていた。コースはここでわずかに右へそれている。普段のS13クラスのスピードなら、ハンドルを切るということすら
意識しないほどのコーナーとも呼べないカーブ。だが、シンジたちの速度域では違った。鋭角的に道は曲がり、迫ってくるZ32を
嫌ったトラックが第3車線へと移動してきた。150km/h近くにもなる相対速度で10トンの鉄塊が迫ってくる。
「ッたぁ…!」
最後方ですべてを見ていたミサトが舌打ちした。
突然、目前に現れたトラックに驚きコントロールを失ったS13はなす術もなく中央分離帯に車体を打ちつけ、スピンしながら宙を舞った。
砕けたガラスの粉をフェンダーで跳ね飛ばしながらポルシェが間一髪でそれを交わす。テスタロッサはクロスラインを描いて第3車線へ。
転がるマシンの死骸を正面にとらえ、低空をすり抜けるようにトラックの真後ろから右舷へ出る。ミサトはブレーキを踏まず、
タイミングを計ってナイトロのスイッチを深く押し込んだ。日向の眼には、転がるS13のルーフが潰れる瞬間がはっきりと焼きついた。
車体からちぎれたリアホイールが信じられない高さまで弾みかえりながらNSXの低い車体を飛び越していく。
「このまま東関道へ抜けるみたいね。今の事故で湾岸はしばらく走れないもの」
言葉を失っている日向をよそに、ミサトはNSXのマルチファンクション・ディスプレイを操作した。首都高道路情報にチャンネルを合わせる。
──事故の速報です──湾岸線西行き辰巳ジャンクション付近で事故発生──湾岸線西行きは有明インターより通行止め──
事故は単独、ただし一緒に走行していた車両ありとの目撃情報──環状線、外環道各料金所にて検問設置──
アフターファイヤーを吐き散らし、Diablo-Zetaはさらに一段加速していった。12使徒の2台もそれに続くが、Z32の全開加速はポルシェもフェラーリも
完全に凌駕していた。荒川橋のジャンピングスポットにも全開のまま突っ込み、まるで流れ星にでもなったかのように虚空に弧を描いてかっ飛んでいく。
「すごいわね…本当に。どこまでも永遠に走り続けていきそうな…」
NSXの速度計が290km/hでじりじりと上昇を鈍らせる。相対速度からしてZ32はもう330km/h以上に達している。
12使徒の2台はやがて追うのを諦めたのか減速し、湾岸習志野インターへ降りていった。ミサトもNSXをそれに続ける。
「悪いわね、ちょっと寄り道のつもりがこんな遠くまで来ちゃって」
「いえ、構いませんよ。僕も久しぶりに葛城さんの走りを見せてもらいましたから」
「にゃはは、あたしもさすがにトシかしらねぇ〜前はさあ、NOSなんかなくたってあいつらぶいぶい追い回してみせたもんだけどね〜」
ミサトのNSX-ZEROは、NOSを搭載しているということ以外はほぼノーマルに近い。なぜなら、彼女には公道ではノーマルのままで、どんな車にも
負けないという自信があったからだ。事実最高速はともかく、コーナーさえあればどんな車にも負けたことはなかった。ポルシェだろうが、フェラーリだろうが、
ランボルギーニだろうがコルベットだろうがお構いなしだった。NSXの鍛え上げられた車両運動性能によるコーナリングスピードこそがミサトの走りの
真骨頂だ。高速カムを組み込んでVTECを高回転側に固定し、強化メタル・クランクシャフトと6連独立スロットルチャンバーによって1万回転まで回るC32Bユニットは
最大出力こそ320馬力ほどと控えめだが、NSXボディならではの空力のよさとミサトの腕をもってすれば300km/h全開のままで湾岸を縦横無尽に駆け巡ることができる。
「ですよね…」
「どったの?」
「いえ、思ったんです。やっぱり自分の好きな車でいくのが一番だなって」
日向も、ミサトも同じだ。日向がGT-Rにこだわっているように、ミサトもNSXにこだわっているからこそ、NSXが好きだからこそこの速さを身につけられたのだ。
自らの手足となり、命を預けるマシンに不信があってはいけない。だから、この車を信じると決めたなら最後までとことん踏み抜く。
そうやって走り屋というのは生きていくものなのだ。日向が今回リツコに依頼したチューニングプランは、GT-Rで湾岸最高速を目指すメニューとしては今や標準ともいえる
800馬力コース。タービンはトラストT88を投入し、最大ブーストは2kg/cm2。1kg/cm2で大気圧と同じだけの圧縮がかかることになるから、2600ccの排気量の実に3倍、
7.8リッターの自然吸気エンジンと同等のトルクを発生させることができる。NERVオリジナルとなる軍事用規格の鍛造ピストンを組み込み、リツコ自らの手で緻密にバランスどりされた
ヘッドユニットがそれを駆動させる。もちろんボディ、シャーシもエンジンに合わせて新たにつくり直される。
今頃はもうNERV本社地下の工場で、エンジンを下ろされているだろうか。日向が思案しているうちに、NSXは海沿いの喫茶店にたどり着いていた。
ポルシェとテスタロッサが斜向かいに止まり、ミサトはNSXを1台間隔をあけて止める。
それぞれ、車から降りる。日向は緊張した面持ちでミサトに従った。12使徒。NERVにとっては10年来のライバルだ。
「こんばんわ、葛城さん…」
ポルシェのドライバーが静かに言った。カオリは表情を柔にし、日向にリラックスを促す。
「わんばんこ。この店、今でもよく来るのね」
「ええ。あの頃から…マスターも、元気にしています」
10年前。彼らがみな、まだうら若い駆け出しの走り屋だった頃。NERVの激しい抗争を忘れたひとときがここにある。
日向にとっては憧れの先輩だったミサト。初めての車は青のセリカだった。自分もミサトに追い付きたい。
そう思ってやっと手に入れたR32スカイラインGTS-t。その頃からずっとスカイラインに、GT-Rに心躍らされてきた。
やがてミサトがNERVに入り、NSXに乗り換えてから、その走りはさらに高みへとのぼっていった。
今のGT-Rを手に入れ、ようやく同じステージで戦うことができる。噂に聞いていた、首都高最速の走り屋。
彼らと戦うことができる。
彼らもまた、自分たちと同じなんだ。速い者、上ってくる者を待っている。だからこうして走り続けていられる。
もうすぐ自分もそこへ行く。日向の目には、ミサトの華奢なはずの女の背中がずっと頼もしく、見えていた。
うげ、湾岸西行きぢゃなくて東行きのまちがいっす(;´Д`)
871 :
860:2007/12/17(月) 16:50:29 ID:???
>>861 実は大学行ってたり……。
某大の通信制だけどね。
行ったは良いけど、なんか全然やる気起きなくてね。
気づいたら志願してたよ。
何とか受かったぜ(`・ω・´)
872 :
マナきつね:2008/01/01(火) 04:59:31 ID:???
初日の出暴走〜
873 :
732:2008/01/19(土) 22:05:16 ID:???
保守。しばらく書き込みがないなw
ブレーキジャダーがでる。ディスク変えないとダメかなァ。
バイクもしばらく動かしてないし、出不精な俺。
良スレ保守
元R33乗りでごぜーやす
RB25、ブーストアップするだけで楽しい車になったなぁ〜〜。
ホイールベース長いからコントロールも楽でしたワ
なんか面白いことになってルーwwww
今追いついたw
で、テスタロッサたんはV型12気筒でないの?とおもた(´・ω・`)
>>876 構造的にはV型ですね、でも512BB(ベルリネッタボクサー)の影響かボクサーor
フラットと言う方も多いですから個人的にはそれ程気にしなくてもいいんじゃね?と
思います。
>>877理解した
確かにバンク角180度のV型はややこしいわwww
879 :
877:2008/01/30(水) 00:12:50 ID:???
確かにややこしいですよね(^^;。
低重心がウリのボクサーエンジンですが、テスタ系だとホイールベース短縮のために
ミッションの上にエンジンが乗る構造で、メリットを打ち消してるんですよねぇ。
今はミッドシップはV8、V12はFRで棲み分けしてますね。
880 :
877:2008/01/30(水) 00:28:06 ID:???
蛇足ですが
フェラーリ同様クソ長いV12のランボの場合、重心を押さえる為に
前←ミッション・エンジン・デフの順で結合されてて、シリンダーブロックの
脇にペラシャが通ってますね。
この構造のお陰で4駆にするのも容易だったとか。
保守あげ
深夜の新芦ノ湖スカイライン、静寂をのヘッドライトが切り裂く、過ぎ去った後には重いターボサ
ウンドとアフターファイヤ−の残像が残っていた。
フォードエスコートRSコスワース、日本車に席巻されたWRCで再び王者へ返り咲くために開発
された、元々はごく普通のファミリーカーだったが、パワートレインは横置きFFからシエラコス
ワース譲りの縦置き4WDへ、エンジンもコスワースYBF+ターボへの変更を受け、通常のエスコ
ートとは外観以外共通項の無いラリーウェポンへ生まれ変わった。
僅かなストレートを抜けるとフルブレーキング、3速へ落としバンクの付いたコーナーへ、アルコン
製8ポッドキャリパーの強大なストッピングパワーで前輪のサスペンションが縮み、純正ながら大き
目のチンスポイラーがアスファルトに削られる音が聞こえるが無視、左足ブレーキで軽く荷重を残し
てクリップを抜ける寸前にやや早目にアクセルオン、コスワースYBFは若干のラグを経てターボパ
ワーを炸裂、ゼロカウンターで4駆のトラクションを生かしロケットの様に立ち上がる。
「ちょっと、バカシンジ、少しは遠慮しろってぇの」
追走はアスカがステアリングを握る真紅のポルシェ968CS(クラブスポーツ)、ポルシェファンの間
では評価の低いFRのエントリーモデルではあるが、3リッター4気筒の強力なトルクとトランスア
クスルによる適正な重量配分で素性は高い968をベースにメーカー自身の手で50kgの軽量化と
ロールケージ・スポット溶接の追加が施された、メーカー純正チューニングカーと言える。
軽くカウンターを当てアクセルコントロールでスライド量を最小限度に押さえて立ち上がる、フルタ
イム4駆のエスコートに比べればトラクションは不利ながら、癖の無いハンドリングを生かせば決し
てエスコートの後れを取るクルマでは無い、排気量の差を生かし追い詰める。
「イケる」
エスコートの特徴的なリアウイングを睨むながらアスカは手応えを感じていた、この先は中速コーナ
ー主体の下り、フロントヘビーなエスコートは苦しくなるはず。
誰もいないみたいだから落書きしてみた
文才ゼロなのは自覚してるからスルーしてくれ
ココでは出てないけどレイはロータスエスプリ海苔って妄想してた。
大丈夫。ここROMが多いだけだからw多分ねw
期待しながら、ついでにageとく
886 :
882:2008/01/31(木) 23:16:44 ID:???
>>884 一応ワードパッドで書いてみてるが期待に応えられる自信が…orz
元珍走・DQN職業なもんだから文法もあやしーし。。。。
次はレイの出番。
>>885 やっぱし?(爆)
国産車はある程度出尽くしてるみたいだからチューニングパーツや競技部品の入手
がし易くて国産車と対等に走れそうな車種を選定してみた。
ホントは今乗ってるクサラ出したいんだけど、インチキしない限り勝負にならない
だろーなぁorz
は〜い、ROMですぅw
大丈夫、F2KitCarを出そうぜ! ターマックならエスコートより速いしwww <インチキだ
ていうか、ネタを先にやられたorz 80年代のGr.B〜AのWRCマシンを駆らせるマンガでも考えてたんだが…
クサラのキットカーのドライバーはハァハァ
綾波にハァハァ
愛称はアイスクーr(ry
889 :
882@会社から:2008/02/01(金) 14:41:15 ID:Bcy9HTPh
>>887 本チャンのGr.Aラリーカーは幾らなんでも現実感無さ杉なよーな(´∀`;A )。
今の流れだとコンペティションカーの出番無いんでうPして欲しいなぁ。
>>888 その手があったか!(・∀・)
あげちまっただよorz
チキチキマシン猛レース
>>892これを見ていと現実感なんてどうでもよくならないか?
の間違いハ,ハズカシィ(///)
894 :
882:2008/02/01(金) 22:56:15 ID:???
>>892 ドイツの車キ○ガイなおぢさん達のヒルクライムでつね(爆)
俺設定のエヴァ世界のシンジ君達だと、Bカー所有して夜な夜な峠攻める程の
収入・資産が無いんで…。
日本でもディーラーで買える車種はあるんですけどね。。。
デルタS4テラカコヨス
シンジ達がレースゲームやったら使いそうな車を考えてみようぜ。
俺のイメージだとトウジがGTーRとかでケンスケが86かな
国産って縛りならアスカはスープラ ヒカリはインテRとか?
アスカはS2000かRX-7じゃない??
最近良い流れになってきたな。
国産縛りが無かったら、アスカはやっぱりポルシェだろうか。
なんかイタ車は乗りそうになさそう。
>>897 セブンでもイメージには合うんだけど馬力で押し切るってイメージもあるんだよね<アスカ
国籍問わずなら959はどうかな?
アスカは電制嫌いそうだから959はない希ガス
俺のイメージは真っ赤な993GT2って感じ
あえての空冷w
901 :
882:2008/02/04(月) 22:10:07 ID:???
やっぱアスカってポルシェ乗ってそうな印象あるんやね<ALL
アウディのスポーツクアトロは・・・・チバラギ寸前だから絶対乗らね〜だろーな(爆)。
シンジと委員長はやっぱ控えめに日本車の4シーターでケンスケとトウジは
スポーツカーって感じに思いつくけどカヲルは思いつかん・・・
903 :
882:2008/02/04(月) 22:48:30 ID:???
>>902 国産だと雨宮のガルウイングのFCとかどーかな?
外車だとマセラッティとか
・・・・・ホストの乗りそうな車だなこりゃ。
逆な発想、アスカがGT-Rとかでもいいと思う。
>>904 「アタシのRについてこれる!?」
「あんなオーバーアクションなカニ走りで、このアタシについてこられるわけがないわ!」
・・・とか?(汗
アスカがS2000となッ(滝汗)
年間販売4台… orz
S2000は販売台数がものすごく少なくて、年に4台しか新車が売れてないそうです
マジでww
S2000いいと思うけどな〜。。。音とか最高だし。
S2Kってそんなに売れてないんだ。
Zのロードスターだってもうちっと売れてるでしょ?
Zよりかっこいいと思うけどなぁ。
>>903 勝手な妄想で、外車ならエリーゼかな。しかも一代前の丸目の方。
モチB18Cを積んだ仕様でw
ちょっと古めでライトウエイトなマシンを好みそう…な気がした。
911 :
882:2008/02/05(火) 22:38:22 ID:???
S2000はマツダロードスターやMR−S、Zに比べて本気過ぎるから敬遠され
てるみたいですね、腕に覚えがあれば間違い無く国産最高のオープンスポーツなん
でしょうけど。
搭載されてるF20CはJTCCアコードのH22Aをディチューンしたエンジンで
町乗りにはピーキーなエンジンだとか。
>>903 あ〜アルミ以外外観ノーマルなんだけど馬鹿速いのとか好みそうかも。
912 :
882:2008/02/05(火) 23:12:34 ID:???
マジで赤のS2000に乗ってそうな気がしてきたw
オープンにして流してるけどフルチューンみたいな感じw
>>903俺の予想ではゲームで遊ぶ時なら早いが扱いにくい車で、現実なら古い名車とかかな。
俺、車が好きになったのここ数ヶ月だから具体例挙げられなくてすまん
915 :
882:2008/02/06(水) 21:47:51 ID:???
アスカの場合はハンドリングの良い車好みそうだからS2000って線もアリだとオモ。
そう考えてみると霧島サンのキャラと車の組み合わせって絶妙なんだよなぁ(^^。
>>914 いずれにせよカヲルは癖のある車でも涼しい顔して乗ってそうだよな。
…ケーターハムのスーパーセヴン何てどうだろ?
>>914 フォード・サンダーバードみたいな昔のオープンカーのアメ車とかも案外
カヲルに似合う気がする。
そういえばエヴァって海外で実写化されるんだよな。じゃあミサトの車が
スポンサーの都合のいい車に変わっちゃうのかな。
>>915確かに英国車みたいなイメージはあるかも
ロータスエランとかもいい感じだと思う
トウジはパワー重視ののアメ車っぽいイメージがある気がする
>>917 ビック3だとコルベット、サリーンマスタング(エレノア)、ヴァイパーのどれか
かな?フォード傘下のジャガーは加持か?
>>918 ロータスで行くなら47GTとかもアリだよなぁ。
>>919 あの性格なら確かに合うねぇ、現行のマスタングコブラとかどーだろ?
921 :
882:2008/02/08(金) 01:00:13 ID:???
「綾波のエスプリっていつ仕上がるの?」
碇君が自動販売機から買って来た、缶コーヒーをアスカと私に手渡しながら聞いた。
「今日有給取って仕上げる、って日向さんが言ってたの、終わったらメール来るんだけど」
「ふーん、日向さんも忙しいもんねぇ、整備課の業務もあるし」
私達が車を買って走り始めたた時、碇所長とリツコ姉さんが出した条件は2つ。
整備2課の日向さんに整備を全て任せる事と、走るときは葛城さんか日向さんに同行して貰
う事だった、それ以来もう4年、車も碇君はロードスターからエスコートに、アスカは180
から968、私はMR−Sからロータスエスプリに買い換えてもお世話になっていた。
「今日の予定無いならガレージ行って見る?」
エスコートのトランクにノートPCとブリーフケースを積み込みながら碇君が提案した、
エスプリが仕上がらなければ、アスカと夕食に行く予定だったけど、エスプリも気になるし
、いつも夜までセッティングや整備してくれる、日向さんに差し入れするのも良いと思う。
「そうね、日向さんの車も気になるし、差し入れでもしようか?」
珍しくアスカも同じ意見みたい、どっちかと言うとガレージに置いてある日向さんの車が
気になるみたいだけど。
「良いと思うわ、日向さん夢中になるとご飯抜く時多いみたいだし、夕食は時間見計らって
ご馳走するのも良いの思うの」
「それじゃ駅前のスーパーで買い物して行こうか?飲み物とパンとかでいいかな?」
ちょうど水温も上がったみたいだから3人で移動、私は車が無いから碇君のエスコートの
助手席に・・・。
「レイィ〜〜、約束してたわよねぇ〜〜」
肩を掴まれたので恐る恐る後ろを振り返ると、笑顔のアスカが…、でも目は笑ってなかった。
「・・・ウン」
そう、碇君が私達2人のどちらかを選ぶまで助手席には乗らない約束だった。
結局私はアスカの968の助手席へ。
でも、このまま3人で暮らすのも悪くない気もしてるの、碇君もアスカも私に絆をくれた、
かけがえの無い人だから。
922 :
882:2008/02/08(金) 01:03:50 ID:???
って感じでまた投下・・・。
相変わらずの低クオリティは勘弁、これでも自分なりに頑張ってみました。
ずいぶん不思議な買い換え方だなw
俺だったら、ボロいエスプリ買うぐらいならエリーゼを新車で買うぜ!
924 :
882:2008/02/08(金) 02:03:06 ID:???
>>923 素で勘違いしてたwwww
MR-SぢゃなくてMR-2ね。
助手席に乗って走り始めた直後、背後からパッシングしてくる1台のクルマが・・・!
R33GT-R!ワイドボディ2.8L仕様だ!ドライバーは俺!
ごめん!
NERV・レーシング・ソリッド
928 :
882:2008/02/11(月) 02:17:22 ID:???
週末の夜は県内外の走り屋で混雑する箱根ターンパイクだけど平日はとても静か、思う存分
走り込める、お陰で日向さんのガレージで受け取ったエスプリのサスセッティングも捗った。
今晩は久し振りに3人でのバトル、普段のハイペースランも良いけど、ドラテクと駆け引きの
真剣勝負に心が躍る、車だって街中で溜まった鬱憤を晴らせるでしょうね。
登って来る聞き慣れた排気音、振り返ってパーキングの入り口を見ると白いエスコートが、ゆ
っくり私のキャメルイエローのエスプリGT3の横に駐車、黒で揃えたTシャツとジーンズに
、赤いスパルコのドライビングシューズを履いた碇君が済まなそうに降りて来た。
「おっそ〜い!レディ2人をいつまで待たせるのよ!」
「ゴメンゴメン、レポート纏めるのに手間取ってね」
待ちくたびれたアスカの抗議に碇君は平謝り、仕事じゃ仕方ないけど私も待ちくたびれたわ。
「帰りのファミレスで手を打ちましょ」
「了解、お手柔らかにね」
どうやら今晩の夜食の心配は無くなったみたい、腕時計を見るとすでに20時55分を指していた。
「それじゃ行きましょうか」
私のコイントスでスタート順を決めると、路肩の駐車帯にルマン式スタートの様に3台を斜め
に並べる、今日は私が先頭、そしてアスカ、碇君の順。
レーシンググローブに手を通し、シンプソンのフルハーネスを締める、ラジオのスイッチを入れ
るとCMと共に時報が始まる、ギアを1速へ、3台のターボサウンドが周囲の音を掻き消す。
『FM−3rdTOKYOが21時をお知らせします』
やや神経質なトリプルプレートのクラッチを繋ぐ、僅かにホイールスピンをさせてしまったが、MR
のトラクションの強さを生かし265サイズのリアタイヤは地面を確実に掴んだ。
929 :
882:2008/02/11(月) 02:32:00 ID:???
ウェストゲートとタービンの金属音が車内に僅かに侵入して来る、バックミラーで後方をちらっと見
ると予想通り碇君のエスコートがぴたりと後ろに付いていた、4速へシフトダウン、車重がやや重い
エスコートをブレーキングで離しながらコーナーへ侵入、フロントに追加されたカナードは空気を受
け止めフロントタイヤに確実にダウンフォースを伝える。
大柄なボディの割には軽量なエスプリはこの3台の中では非力だが車重は200kg近く軽い、空気抵抗
の少ないウェッジシェイプのボディーは、高速セクションでは大きな武器になる。
アスカの968CSもそう、加えてターボ化された3.2リッターエンジンは圧倒的な480PSを叩き出す、
ミラーを見るとスタートで先行したエスコートをストレートでオーバーテイクしていた。
対して碇君のエスコートは不利な2ボックスボディだけど、WRカーレプリカのエアロパーツは圧倒
的なダウンフォースはコーナーで抜群の安定性を生み出していた。
加えてラリーの為に設計された形状で、ドリフト状態でもダウンフォースのバランスは崩れない。
2リッター・約400PSのエンジンと7速シーケンシャル、4輪駆動のパワートレインと相まって戦闘
力は圧倒的ね。
コーナーリングと立ち上がりで差を詰めるエスコート、968はストレートで詰まった差を取り戻す
対して車重の軽いエスプリは、ブレーキングで差を付ける、三すくみのバトルは続く。
徐々にペースも上がり、6速全開のストレート、メータークラスター内のSTACKのマルチディ
スプレイは220qを表示している。
闇夜の攻防戦は日付が変わるまで繰り返される。
930 :
882:2008/02/11(月) 02:38:16 ID:???
って感じで第3弾、車の描写gdgd.....orz
蛇足ですがレイがエスプリ選んだ理由は『プリティウーマン』で一目惚れって
事で、2004年まで生産してたからそんなボロではないとオモ。
『氷の微笑』ってのでも出てましたね。
>>868 その日の当直が終わる間際、新東京医科大学の研究室に来ていたアスカのもとにカオリから連絡が入った。
「今日、日向君の33Rが走るそうよ。レイがとりあえずセッティング出し、シンジ君も併せで走るみたいね」
「ずいぶん都合のいい時に報せてきますね…もしかして待ってました?」
アスカは携帯を片手に、白衣のポケットに入れたFDのキーを確かめる。
「わかりました。今日上がれば3日間空いてるんで、いいです。行きますよ」
担当教授にレポートを提出し、アスカは裏手の駐車場へ急いだ。5分も走れば首都高へ上がれる。列をなして空へ昇っていく
ナトリウムランプを見据えながら、アスカはFDのコントロールパネルの設定を最大出力へ切り替えた。
型式13B-T、NERVとMAZDAの共同開発による完全オリジナルのハウジング、ローター、エキセントリックシャフトが
サイドポートからの吸気によりT78ビッグシングルタービンを駆動させ、最大ブースト1.5kg/m2から実に600馬力という
REとしては超弩級のパワーを絞り出す。ブレイズレッドのFC3Sを駆り、首都高のロータリーロケットとして名を馳せた
惣流キョウコ=ツェッペリンが造り上げた世界最強のロータリーマシンだ。
環状を周回し、2周ごとにNシステムの追尾を避けて湾岸へ出る。3往復目の横羽線上りでそれは現れた。
外観は大きな変化はない。ただし、リヤスポイラーは空力重視のリップタイプに変更されている。
右テールに光るGT-Rのエンブレム。ウィンカーのアンバー光を反射して艶やかに光る。FDもパッシングで応える。
「見せてもらいましょうか…Rの速さを」
浜崎橋ジャンクションに2台並んで突入する。33Rのステアリングを握るのはNERV技術1課所属、
チームミッドナイトエンジェルスリーダー、綾波レイ。ナビシートには赤木リツコがセッティングのため同乗している。
汐留のS字が迫る。一個目のコーナーに対しアウト側に位置するFD。アスカは横目に33Rの挙動に注目した。
レイがこっちを見ていたような気がする。33Rのノーズがかすかに動く。出る。前に。
すばやいレーンチェンジでFDは33Rの左後方へ躍り込んだ。33Rがコースセンターからコーナーへ突入する。
緩やかな左曲がりの先に、鋭い右が待っている。多くのドライバーがここで足元をすくわれる、環状の罠だ。
「わかってきたようね…そのFDの走らせ方を」
一般車はいない。インをカットして33Rがフル加速に移る。FDもそれを追い、コーナー前半で旋回を完了させる。
フルスロットル。FDのグラマラスな赤いボディが深く腰を沈め、強力なトラクションで前へと押し出る。
「ママがこの13Bを設計した理由…それは他でもない、REのすべてを受け入れるため」
回頭時間を最小限に、FDはコーナーからの立ち上がりに全力を注ぐ。それはアスカがこのFDで今まで貫いてきた
セッティングのポリシーだ。車高調はFDで一般的な前下がりではなく、リアに荷重をかける高さ。超高速域での
デッドステアリングを代償に、アスカのFDは比類なき高速安定性を備えている。
「FDはピュアスポーツとよく言われる…だけど」
バックミラーにFDのスリークライトの閃光を浴びながらレイが呟く。彼女もまた、26歳という若さで一端の
チューナーとして、自動車の女神と呼ばれた赤木ナオコの直弟子として、走り屋として新たなステップに上りつつあった。
「それは裏を返せば、スポーツという代名詞でしか生きられなかった十字架でもある…」
一般的なレシプロエンジンに比べて軽量、コンパクトなRE。RX-7がピュアスポーツと呼ばれるのはひとえにこの小型軽量な
エンジンによる軽い車体、小さい慣性モーメントによる運動性能だ。しかしそれはそのまま、REの弱点にもつながる。
軽い車体は荷重をかけることができずにトラクションの不足を生み、旋回姿勢を不安定にさせる。高速で回転するローターの
回転モーメントは、そのまま車体への負担となり旋回時の安定性を欠く。鋭いコーナリングは、一歩間違えば
まっすぐ走らない暴れ馬になってしまうのだ。MAZDAはそれを承知で、「RX-7はコーナリングマシン」とアピール
してきた。そこには自動車メーカーとして譲れない意地があったのだ。
「FDの車重は1250kg…対してこのR33 GT-Rは1540kg…数字だけ見ればFDが軽くて速いように見えるけれど…
知ってる?FD3S型が発売されたのは1991年…その時から基本骨格は同じ、つまり同じボディ…軽量化されたボディ」
銀座のシケインで33Rが加速する。この狭いコーナーであえて勝負に出る。S字の切り返し、レイの力強い腕が33Rの
ステアリングを一閃させ、アテーサET-Sシステムが800馬力のフルパワーで路面を蹴り飛ばす。
「軽ければ軽いほどいい…だけど、ただ軽ければいいってものでもない」
右にワンボックス、その先、左にトラック。レイは迷わずその隙間に33Rを突っ込ませた。FDも追う。流れた
テールが側壁をかすめる。
「一般的なレシプロの出力軸はエンジンの一番低いところにある…シリンダーブロック、オイルパン、トランスミッション…
重要な駆動機器はすべて車体最下部に集中している」
「対してREはエンジンの中心に出力軸がある…これの意味がわかるわね、レイ?」
「ええ…REはその構造上、重心を下げられない。だから車体を軽量化し、エンジンをフロントミッドにマウントし、可能な限り
重量物を中央に集めるしかなかった」
「アスカ…気づいてる?キョウコ博士の組んだシャーシを移植した時、ボディ補強も同時に行った…その結果、車重は100kgゲインの
1350kg。ロールケージはクロモリで専用設計、極力車体上部の重量増を抑え、アスカ…あなたがこだわる立ち上がりの加速力を
高めているわ」
走りながらの会話でも、レイとリツコの集中はよどまない。燃調マップの最適化により、7500rpmでのトルクがさらに増した
33Rは宝町のストレートでFDを突き放す。江戸橋分岐は右。湾岸へ向かう。
福住の直線を突っ走る。一般車を避けるスラロームで、33Rは抜群の安定性を発揮する。
「車体の軽量化はボディ剛性との天秤…ボディが軽いってことはつまり、それだけ剛性が足りない」
FDが離されていく。アスカはさすがに冷や汗を流し、唇を噛んだ。
「つう…あいつの腕もあるけど…本当にすごい車を作ったものね、リツコも」
「最高速バトルはパワーだけでは戦えない…わかる?そのパワーをしっかり受け止められるボディがあってこそ成り立つ、
ボディなしに車は成り立たない…」
辰巳ジャンクション、湾岸合流。葛西から直進してきたZ32が、33RとFDの後方から猛烈な勢いで追い上げてきた。
「来たわねシンジ…さあ、ここからが本当の勝負よ!」
アスカはFDのアクセルを目いっぱい踏み込んだ。フロントミッドに搭載された13B-Tから絞り出されたパワーは、
ドイツはゲトラグ社製のシーケンシャル5速からNERVオリジナルLSDを介し、265/40ZR17の横浜アドバン・ネオバを
限界までグリップさせる。激しいアフターファイヤーを吹きあげ、FDはZ32を突き放し、33Rに競りかけた。
並ぶ。33Rも800馬力を全開。後方からZ32も速度を伸ばしてくる。4速全開9000rpm、Z32のVG30DETTが
最もパワーをみなぎらせるポイントだ。
Z、FD、R。3台が連なって有明を突き抜ける。メーター読み280km/hで13号地コーナーをクリア。
その先にはどこまでも深い、東京港海底トンネルが口をあけて彼らを待ち構えている。
奇しくも湾岸ミッドナイトでは今FD編が連載中ですー
最高速は車の持つ総合性能が要求されます
>>925 まこっちゃんのR33GT-RはT88ビッグシングル仕様です!w
937 :
882:2008/02/12(火) 00:04:37 ID:???
うはっ、霧島さんGJっす!
緊迫感が伝わってきますねぇ。
それに比べて俺の文章のしょぼさったら。。。。。orz
でも投下折角書いたんで投下しまっす。
938 :
882:2008/02/12(火) 00:18:25 ID:???
日が工場街をオレンジ色に染める、廃業した工場を買い取り、リフォームした日向マコトの
ガレージ兼住居でシンジはエスコートのメンテナンスをしていた。
エンジンと駆動系のオイルを交換し、消耗したブレーキパッドを組替える。
「終わったら休憩しなよ、そこの冷蔵庫から好きなの取っていいから」
968CSのメンテナンスを終えたマコトはガレージの片隅に置かれたチェアに、ふぅと溜息を付
いて腰を下ろすとペプシを一口、甘味と炭酸が頭をリフレッシュしてくれた。
「頂きます、…効きますね」
作業を終えたシンジも、冷蔵庫からアクエリアスを持って来てチェアへ座る、プルタブを開けて
ぐいと飲むと背もたれに背を預ける。
「いつ見ても凄い光景ですねぇ」
ガレージを軽く見回すと溜息、古びた外観には似つかわしくない清潔なリノリウムの床にランチ
アデルタS4、アルピーヌルノーA110、ディーノ246GT、シトロエンクサラキットカーが照明に
照らされて佇む。
奥には様々な工具に工作機械、パーツが整然と棚に並べられる。
入り口近くには普段乗りのR32GT-R、個人のガレージとは思えない光景があった。
「ったってクサラ以外は爺様から預かってるだけだよ」
「クサラだけでも普通じゃないと思うんですけど・・・」
呆れるシンジにマコトは苦笑い、確かにネルフは他の公務員より高給(日向は整備手当も受け取
ってる)は言え、簡単に所有出来る車ではないだろう。
「アレはそんなにお金掛かって無いよ、日本に持ち帰った時はエンジンと駆動系が無いほぼドン
ガラだったんだから」
「そうだったんですか?でも元ワークスカーでしょ?」
今までマコトが関わった車のファイルが並べられた本棚から一冊取り出すとシンジに渡す、開く
と中には作業工程の写真とパーツリストが纏められていた。
「ロクな入賞歴の無いカスタマーカーだっから、色はこっちで塗り替えたんだ、お陰で遠慮無くイ
ジれたよ、勉強にもなったしね」
ファイルは几帳面なマコトらしく簡潔に纏められ、使用したパーツのデーターも載せられていた
、国産車用の流用品が目立っている。
おつ
940 :
882:2008/02/12(火) 00:20:03 ID:???
「ピストンにコンロッド、結構国産の部品多いですね」
「エンジンは事故車から降ろした奴、ミッションとデフはフランスからリビルドした中古品
を買ったんだ、レギュレーション変更でキットカーの行き場が無くなってたから安かったよ」
フルチューンGT−Rより安上がりだったとマコトは笑う。
2リッターNAで300PSとなるとストリートでは耐久性に不安が残る、そこでマコトはターボ化を
選択した、タービンはSR20用のHKSGTタービン、インタークーラーはランサー用、各メー
カーの部品仕様書や整備書を仕事を終えてから、朝まで読み漁る事もザラだった。
「ヨーロッパの合理主義と執念を思い知らされるね、市販車のホワイトボディから組み上げるん
だけど、補強する前にサンドブラストで鉄板を削って軽量化してるんだよ、その上で補強するか
らあれだけロールケージや当て板入っても重量は軽くなってるんだ」
ロードカーにその手法を持ち込むにはヤバいけどね、と日向は付け加える。
「その時の経験が今生きてるんだよ、あの時は後悔しながらだったけどね」
クサラをロードカーへコンバートする事でマコトが得たノウハウは、シンジ達のクルマへ投入さ
れた、特にエスコートはルーフパネルの肉薄化(強度はロールケージが受け持つ)、スペアタイヤ
、バッテリー、ウオッシャータンクの設置位置変更等が施されハンドリングは激変した。
「高性能なパーツは確かに魅力的だけどね、最後は人間の手と経験なんだよ」
そう言うとクサラのイグニッショんをON、350PSを発揮するエンジンは目を覚ました、ステンレス
製のマフラーからは僅かな湯気と重い排気音が吐き出される。
「どうだい久し振りに?」
マコトの笑みにシンジもエスコートをリフトから降ろし、エンジンをスタートさせる、2台の
排気音がガレージの窓ガラスを震わせた。
「イイですよ、ガチで行きましょうか」
すでに周囲は闇に包まれ始めた、2人は車を外に出すとガレージの鋼製のドアを閉める。
無人の工場街をゆっくりと峠へと走り出すと、周囲は再び静寂に包まれた。
941 :
882:2008/02/12(火) 00:27:38 ID:???
こちらのマコト君の造る車は峠に特化した車が多いみたいです。
ファイナル組替えて最高速は捨ててますね(^^;;
ちなみにカーマガジンの記事によると、ランチアデルタはホワイトボディを上記の手法で
肉薄化した結果、市販車比で200kgの軽量化を果たしてるそうです。
昔だとアシットディッピング(酸の入ったプールにボディを漬けて。全体の肉厚を
薄くする)ってもっとえげつない方法もあったとか(汗)。
二人ともいいよ〜(・∀・)
>>941てか、くわしすぐるwwww
でもただでさえぐにゃぐにゃボディで有名なデルタタンをさらに肉薄化していたとは…
まあ、ほとんどスペースフレームみたいな考え方なんだろうが
>>936 だから「俺」仕様だって!
俺のは2.8L、GT-RS×2でワイドボディなの!www
またまたごめん!もうやめときます^^;
944 :
882:2008/02/12(火) 20:50:40 ID:???
>>942 俺の知識は雑誌とかから得たのが多いんで胸張れたモンじゃねーっす(^^;;。
肉薄化ですが、日向クンが言う通り、競技車両だから出来る裏技です、衝突安全性
とか確実に落ちますし、補強して十分な剛性確保出来てもヘタリは確実に早くなる
らしいです、競技車両のボディーは使い捨ての消耗品ですからね。
ルーフパネルの軽量化はランエボはアルミ製、BMWM3Ti?がカーボン製に交
換する手法で採用してます。
945 :
943:2008/02/12(火) 23:34:49 ID:???
なぜかアメリカの古いナスカーのフロント周りのカウル一式が家に
あるんだけどw、すごいフニャフニャですよ!!wwホントにwww
ジュースのペットボトルみたいな感じww
>>943ワイドボディで2.8L化してあるR33にナスカーのフロントカウル一式って…
家を漁らせてww
何年位のナスカーのノーズなんでしょうねぇ、気になりますわぁwww。
ナスカーの場合、スペースフレームに鋼板のガワ被せた構造ですから、軽さ最優先で
極薄の鋼板から成型したナスカー専用品です。
昔は市販車のモノコック使用してたんですけど、コストを下げる為に現在の構造に
レギュレーション変更されたみたいです。
モノコックは一回変形させれば新品から造り直しですけど、スペースフレームは曲
がった部位だけ交換すれば済みますからね。
市販車のガワ被ってた頃、ホワイトボディから防錆の下塗り剥がして、生の鉄っちん
ボディを硫酸の風呂桶に沈めて板厚を減らして軽量化するという、無茶なチューナー
がごろごろ居たのでヤメになった>ナスカーボディの市販車縛り
ぶつけるどころか風圧ですらベコベコになり、防錆も何もないので1シーズンもたない
というけったいなシロモノ被ってレースやってた。そこまでするなら市販車由来で無くて
もええやん、と。どうやらメリケンのチューナーはアタマがオカシイw
もっとネジの緩んだ連中にリノでレシプロ飛ばしてる奴らが居るが。
949 :
882:2008/02/16(土) 19:18:17 ID:???
>>948 パイプフレーム化の理由はそっちでしたか(^^;;
指でへこむとか肘附いたら屋根が潰れた車もあったらしいですからね。
でも当時のトランザムレースの写真見ると、現在のレースカーと遜色無い位
ゴツいロールケージ入ってますから安全性と剛性は十分あったみたいですね。
リノのオサーン達>
まぁあの方々は特殊ですからねぇ、殆どが本業が別にある方々の道楽みたいな
モンですし、確か医者だの大富豪も操縦桿握ってたよーな。
保守
保守上げ
上げとく
さげとく
あげさげ
ほしゅ
おわり?
どうかな
958 :
お:2008/03/03(月) 13:51:27 ID:???
り
おしまい
おつかれ
はらへった
?
963 :
882@会社:2008/03/04(火) 23:16:29 ID:E4MNV0S2
年度末進行で書いてる暇無ぇっすorz
てかバトルよりクルマが関わる日常の方が筆が進む気がする(汗)
チューナーになったシンジ君でも書いて見ようかなぁ・・・・
残業マンセー(涙)
ドライバーはアスカで御願いします!
がんがれ
よーやく残業終了っす
Novels Garage:REBIRTHの作品や田中むねよしのスイートホイールズみたいな
ほのぼの系って需要ありますかね?
書きたいように書けばいいと思う
今現在作品に飢えてる状態だし
がんばればよし
969 :
882:2008/03/06(木) 00:01:09 ID:???
「やっほー、来ると思ってたわよん」
パーキングに入ると自販機の前で、GSX-R400RRに寄り掛かったミサトが缶コーヒーを飲んでい
た。
2人のクルマを確認すると缶を持った右手を掲げて合図する。
「珍しいですね、GSXで来るって」
「たまにはね、エンジンのナラシも終わったし」
シンジに応えるとテールカウルをポンと軽く叩く、本来テールランプのあった位置には2本のサイレ
ンサーが突き出してるのが見える。
「走るんでしょ?スターターするわよ」
一般車が来ないのを確認すると2台を路上へ、麓は2車線なので走行側にクサラ、登坂側にエスコート
、2車の間にミサトが立つと両手を振り上げ、カウントダウン。
『3』
マコトはセンターコンソールのダイヤルを《TC》から《SS》へ、ECUのマッピングが切り替わ
りレブリミッターが解除される。
『2』
シンジもEVCをハイブーストへ切り替え、窓を数センチ開けエアコンを切った。
『1』
ミサトが息をごくりと飲む。
『スタート!』
両手を振り下ろすと2台はフルパワーでダッシュ、タイヤの焦げる匂いにミサトは顔を顰め振り返る。
2台のテールランプが小さくなりコーナーへ消える。
「アタシも行きますか」
ヘルメットを被るとGSX−Rに跨りキック、載せ替えされた500cc2ストロークのエンジンが目を
覚ます。
軽快なスクエア4のサウンドと4本の白い排気煙をうっすらと残して走り去った。
970 :
882:2008/03/06(木) 00:07:55 ID:???
「出遅れたか」
先行するエスコートのテールをマコトは睨む。
980kgとエスコートより軽量と言えども、4WDに対してFFのクサラはやはり不利、
高速セクション中唯一の3速進入。
『ドン』とブレーキペダルを踏み込む、サーボの無いAPの8ポッドは踏力を要するが、ダイレクト
に感触を伝える、ロック寸前の絶妙なブレーキングでエスコートのイン側へ飛び込む。
「しまった」
ラインを塞がれた状態になったシンジはアクセルを踏み込めない、その間にクサラはリードを取った
、トラクションが掛かれば軽量なクサラの加速は鋭い、敢えて小さめのタービンが組まれたエンジン
は軽快に吹け上がる。
(腕は上がっても駆け引きはまだ苦手かな)
コーナーを立ち上がり僅かなストレートで、ミラー越しにやや離れていくエスコートを確認すると5
速にシフトアップ、ハーフスロットルで次のコーナーへ、左足ブレーキでフロント荷重を残してフラ
ットアウト。
「!おっと」
FF特有のトルクステアに一瞬気を取られる、ハイパワーFF、特に強力なLSDが組まれたクサラ
のキックバックはかなり強烈だ。
ターマックに特化したシャシーはシャープな回頭性を誇る、しかし《フロントに付いて行くだけ》と
揶揄されるリアにはそのハンドリングの代償で不安定さが覗えた。
対するエスコートは縦置き4WDならではのバランスの良さと安定したトラクションでスムーズなコ
ーナーワークで駆け抜ける。
「まだまだこれからだ!」
一瞬の隙を見逃さずクサラのテールへ喰らい付く、テールトゥノーズで高速セクションの最終コーナ
ー進入、2台のミスファイアリングシステムのバックファイアが、夜の峠に木霊した。
971 :
882:2008/03/06(木) 00:33:21 ID:???
とりあえずチョビチョビ書いたの投入してみますた。
バトルの表現が課題って感じですねorz
あと前に書いたのも間違いとかあったんで修正したいですねぇ。。。
972 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2008/03/07(金) 01:35:46 ID:JDUaxkpE
後少しで1000(´_ゝ`)
次スレ頼む
しんたろう
しんのすけ
ひろし
みさえ
サザエ
マスオ
フネ
ナミヘイ
タラ
よろしく