時田は誰よりも使徒に脅かされる事の無い明るい未来を望んでいた。
パスワードは希望。時田はJAを人類の希望として見ていた。しかしその唯一の「希望」がついえ、彼は行きる希望を失った。だが、誰よりも人類の明るい未来を夢見ていた時田は憎きエヴァンゲリオンを密かに応援し続けた。
そしてある日、ネルフが何者かからの攻撃を受けていると連絡が入った。彼は憤りとともに密かに湧いた、JA改が…JA改がネルフのために活躍するときがついに来た・・・!
その「新たな希望」が一歩一歩襲撃される地下組織へ歩んでいたその時!人類補完が発動してしまった。時田の周りの人間が次々と謎の液体と化していく。何事かと思った矢先、彼の目の前には彼が愛したあのロボットが。
JA「しーくん」
時田「ジェイエー・・・・?ジェイエー、ジェイエー、ジェイエー、ジェイエー!」
パシャッ・・・
世界に静寂が訪れた。そして赤い海の浜辺には新たなアダムとイヴの姿が。時田はいない。だが彼は帰って来るに決まっている。前世界に誰よりも人類の未来に希望を持っていた男はこの何も無い新たな世界にも希望を見い出してくれるに違いない。
アスカ「気持悪い」
─静寂─
???「二人しか人がいない世界なんてまるでナンセンスですよ。」