綾波レイが酒を飲んで酔っ払ったら・・・

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しが氏んでも代わりはいるもの
タンバリン叩きながら踊りだす
2名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 20:32:21 ID:???
はいはい
3名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 20:36:19 ID:???
で?
4名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 20:36:54 ID:???
そんで俺にまたがってsexしながらタンバリン叩くか(清春、花柄のタンバリン)
朝が来るまで希望のタンバリン鳴らすか(サンボマスター、全ての夜と全ての朝にタンバリンを鳴らすのだ)
のどっちか
5名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 20:41:32 ID:???
自分で自分のおっぱい舐めはじめる
6名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 20:42:04 ID:???
記憶飛んで3人目になる
ツマンネ
7名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 20:42:17 ID:???
漏れにまたがって腰をくねらせながら鳩笛を吹くのだよ!



古いなw
8名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 20:42:54 ID:???
鞄から電球を取り出す
9名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 20:42:57 ID:szzJgWa+
(・∀・)タンバリン!
10名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 20:44:34 ID:???
耳から鼻血を噴出すに1000リナレイ
11名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 20:56:15 ID:???
ニタニタ邪悪な笑みをするようになる
12ねかま:2006/03/14(火) 21:03:26 ID:???
めっちゃしおらしい大和撫子になるに
72アスカ
13名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 21:05:54 ID:???
「頬が…熱いの…」
14名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 22:31:22 ID:???
「い、碇君、何をするの…?」
「でも…、もう、どうなってもいい…」

15名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 22:39:12 ID:???
ムサシレイになるのさ
16名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 22:43:14 ID:???
紅いお目目がうるうるしてくる
17名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 23:07:57 ID:???
やたらと口汚くなる。
18名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 23:12:59 ID:???
「ニンニクラーメン、ニンニク抜きで」
19ねかま:2006/03/14(火) 23:16:29 ID:???
グラスを揺すり、氷をウイスキーになじませながら呟いた。
その赤い瞳にはもう何杯目であろう、ウイスキーの入ったグラスが映っている。頬杖をつき、足をぶらぶらさせながら呟く。
「碇君・・・」

いつもと雰囲気が違う彼女の様子にも気付くはずもなかろう彼は言った。

「何?おつまみならもうないよ?」
台所で炊事をしながらちょっとけむったそうに言う。
「こんなに酔わせてどうするの〜?」
視線は台所の彼に向けられているのであろうか、
それともあらぬ明日を見ているのか、きっと本人すら
理解できていない。
20名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 23:16:33 ID:P3I/CmaP
脱ぎだす
21ねかま:2006/03/14(火) 23:24:28 ID:???
「あ〜!あ、綾波ぃ!ミサトさんのウイスキー飲んじゃって!!」

鈍感な彼でもさすがにその異変に気付いたのであろう、
後を向くと天使の様な無垢な笑顔とその顔の赤さに
今、葛木家のキッチンで起こっている日常的でありながら
非日常的な事態に気付いた様だった。

「いぃかりぃくぅ〜ん、へへっ」

普段は全く笑顔を見せないが故か、その笑顔は今まで見た
どんな笑顔よりも輝いて見えた。

「すごく〜、フワフワ〜してま〜す」

その口から出る言葉にどう対処していいかわからない彼。
いや、恐らく今の彼女に対しては皆がそうなるだろう
22名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 23:26:03 ID:???
白眼になり髪が逆立、
ニタニタ笑いながら空間が歪む。ぐにゃ〜っと。
23名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 23:28:31 ID:???
はいはいオーガオーガ
24名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 23:34:10 ID:???
俺の肩に寄りかかってスースー寝息をたてる
25ねかま:2006/03/14(火) 23:36:00 ID:???
「ただいま〜」
「おっ腹へったぁ」
玄関からいつもの二人声が聞こえた。

硬直するシンジ
いつもの反動か、やたら笑い、やたら笑顔を振り撒く綾波の姿が
二人の目に飛び越んでくるのにそう時間はかからなかった。

「ちょっとぉ、何よ?これ!」
「あぁ〜、私の楽しみにしていたヘネシーがぁ」

二人の声が見事にハミングしている。

「いや、あの・・・これは」
自分すら理解できていない状況を他人に説明できる訳がない。
彼はただただ錯乱するしかない。
そんな彼の心境を知ってか知らずか当事者本人が二人に気付いた。
26名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 23:46:30 ID:???
「これはこれは〜葛木三佐とアスカ様ではあ〜りませんかっ!」

呂律も回っていない、体にも力が入っていない。
椅子から立とうとした拍子に力無く床に転げ、何が可笑しいのかケタケタ笑っている。

「うわっ・・・これってファーストだよね・・?」
「レイ、飲むと笑い上戸?」
そんな床に寝そべった当事者はいつの間にか笑い声が寝息に変わっている。

残された三人は溜息混じりの脱力気味の笑顔で綾波をベッドまで運んであげた。
こうして日常とも非日常ともつかない葛木家のとある
一日は過ぎていった。
27名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 23:55:40 ID:???
>>35が悪い
28名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/15(水) 01:36:31 ID:???
そうか?意外と良いと思うぞ>>35
29名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/15(水) 12:12:09 ID:???
>>27
書くのhaeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!

>>28
プギャー(AA略
30名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/15(水) 14:22:36 ID:???
落ち着いてLRS投下スレに酔っぱらったレイが出てきてる…
31名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/17(金) 00:49:26 ID:???
綾波に「女房を酔わせてどうするつもり?」なんて赤ら顔で言われたら
俺一瞬でLCL化するわ。
32名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/18(土) 10:36:45 ID:???
>>31
パシャン
33名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/20(月) 23:40:51 ID:???
ミサトの缶チューハイを間違えて飲んでしまい酔っ払った綾波
綾波「シンジ大好き、好き、好き〜・・・♪」
シンジ「あ、綾波ぃ・・・やめろって。」
とか言いつつも、顔は思い切り嬉しそうなエロシンジ
しかし、その時悲劇は起こった!!!
綾波「うっぷ・・・げろげろげろ・・・。」
シンジ「うわあああああああああああああああ!!!!!」
酔っ払った綾波は可愛い。でも、これが現実w。
んで、次の日。
トウジ「で、堪能したんだろ?綾波の胸、綾波の太もも、綾波のふくらはぎ・・・。」
シンジ「綾波の出した物の始末でそれどころじゃなかったよorz。」
シンスケ「いいなあ、綾波のゲロ・・・。テラウラヤマシス」
妄想終了。
結論、綾波のゲロなら何キロリットルでもぶっ掛けられても嬉しい(オイw)
34名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/20(月) 23:42:56 ID:HylIEft/
>>33
シンスケって誰だよ、お前の名前か?
女の子のゲロフェチのシンスケか、覚えとこう。
35名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 00:03:00 ID:???
酔っ払ったらSM女王と化すレイ
酔っ払ったらメソメソとした弱虫キャラになるアスカ
酔っ払ったら暴君と化すシンジ

この3人を密室に入れたらどうなるか、想像してくれる奴きぼん
36名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 00:04:00 ID:HylIEft/
>>35
妄想くらい他人に頼まずにお前の脳内でやれよな
37名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 00:08:13 ID:???
は?レイが酔っ払ったらどうなるかって?お前ら、そんなの・・・












おれが介抱するに決まってるだろ!?
38名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 00:18:42 ID:???
ところで思ったんだけど、レイって意外と酒に強くて全然酔わない可能性も
あるような。
一応、普通の人間じゃないんだし、巨大化するし
39名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 01:49:47 ID:hXpeKGsm
シンスケ。
40名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 01:59:06 ID:???
ありもしないゲンドウとの性生活をペラペラしゃべり、色々な感情が爆発したシンジが暴走し、ジオフロント破壊
41名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 03:20:16 ID:???
ワロスwwwwww
42名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 12:25:06 ID:???
頬を桃色に染めて無言で脱ぎだす。
43名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 13:59:33 ID:???
で、服の最後の一枚を俺が脱がせる
44名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 19:16:51 ID:???
>>43           そんなお前のパンツを俺が脱がせる。
45名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 19:19:08 ID:???
ワロスwwwww
46名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 19:24:34 ID:???
>>44
そんなおまえに俺のケツをかがせる
屁もおみまいしてやるぞぉ
47名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 19:24:38 ID:???
おまえらサンダルフォンか?
膨張させんなカス
48名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 19:26:20 ID:???
14歳だから、ゲロはくと思う
49名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 22:26:23 ID:???
サンダルフォン「アタシの胸も暖めたら少しは大きくなるかしら?」
50名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/22(水) 02:46:14 ID:???
なにそのまほろさん
51名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/22(水) 02:52:16 ID:???
学校の帰り道、ケンスケ、トウジと分かれたシンジは一人帰路についていると
 突然バケツをひっくり返したような雨が降り出した。
 「まいったな・・・」シンジはそう呟くと、
 とっさに近くのコンビニに駆け込みしばらく雨宿りすることにした。
 
 30分ほど時間をつぶすと雨は嘘のように止み、元通りの青空が顔を出した。
 水溜りを避けながら家に着くと玄関の前に誰かいるようだった。
 「うちに何か用なのかな?アスカは委員長たちと買い物してから帰るって言ってたし、
  ミサトさんは仕事がたまってるからしばらくネルフに泊まり込みだって言ってたし
  一体誰だろう・・・?」

 シンジが玄関に駆け寄るとそこにずぶ濡れになった綾波レイが立っていた。
 「あ、綾波!?どうしたの、こんなところで?それにびしょびしょじゃないか!」
 「・・・碇くん、おかえりなさい」
 そう言われ、昨日ミサトに電話で言われたことを思い出した。
 先日の使徒との一戦でレイのマンションが半壊し、しばらくレイを引き取ると言っていた。
 もちろんネルフに言えば、新しい住居くらいいくらでも用意してくれるのだが
 ミサトが「エヴァパイロット同士の交流にちょうどいい」といってしばらくの間
 レイを引き取ることになったのだった。
52名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/22(水) 02:53:01 ID:???
「あ、そっか・・・。まさか綾波が本当にうちに来るなんて」そう思いながらも
 「と、とにかく中に入ろうよ。そのままじゃ風邪ひいちゃうよ」
 シンジは慌てて鍵を開けるとレイをリビングに通し冷蔵庫からビールではない何かの缶を
 取り出し慌しくコップに注ぐとレイに手渡し
 「今、タオルと着替え取ってくるからそれ飲みながら待っててよ」
 と言って奥に行ってしまった。

 タオルはすぐに見つかったものの着替えはそうはいかなかった。
 アスカのを勝手に貸したら怒るのは火を見るより明らか。
 むしろシンジが勝手に触っただけで命はないだろう。
 ミサトのでは少々サイズが大きすぎる。
 ミサトなら怒りはしないだろうがやはり人の物を勝手に持っていくのは気が引ける。
 悩んだ挙句、自分のTシャツとジャージを持っていくことにした。
 
 一方レイは、コップに注がれた‘何か’をしばらく眺め
 「碇くんのくれたものだから」と一気に飲み干した。
  
 しかし、それはミサトが買い溜めしていたチューハイだった。
 普段、酒と言ってもビールしか飲まないミサトの冷蔵庫に珍しくチューハイが
 入っていたせいでシンジはそれをただのジュースと勘違いし
 レイに出し、レイはそれを酒と知らずに豪快に飲み干していたのだった。
53名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/22(水) 02:58:05 ID:???
次回酔ったとこ書き込むかも


ツマンナカッタラ言ってくれ
凹むが投稿はやめるよ
54名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/22(水) 03:02:34 ID:???
いやおもしろい。やれ
55名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/22(水) 03:41:25 ID:???
>>53
続きみたい
よろすくw
56名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/22(水) 05:13:41 ID:???
いいけど処女は喪失させちゃ駄目ね。俺が凹むから…
57名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/22(水) 09:23:55 ID:???
ありがとう
やる気出た。期待にそえるかわからんが
仕事から帰ったら投降予定
58名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/23(木) 00:28:33 ID:???
シンジは自分の洋服ダンスから一番きれいなTシャツとジャージのズボンを取り出すと
 バスタオルを取りに風呂場に向かった。

 風呂場に向かう途中、レイに一声かけるシンジ。
 「もうちょっと待っててね。今お風呂も沸かすからさ」
 「ありがとう。・・・碇くん、さっきのもう一杯もらえる?」
 レイがシンジを含めた周囲の他人に何かを要求することなど非常に珍しいのだが、
 突然のレイの訪問で手一杯なシンジはそんなことに気づく余裕はなかった。
 「あ、うん。冷蔵庫にあるから、好きなだけ飲んでいいよ」
 
 シンジがドタドタと風呂場に駆け込むのをよそに、レイは背後の冷蔵庫から
 先ほどシンジが取り出したのと同じ缶を出しプルタブをあけ、飲みだした。
 
 シンジがくれた‘透明の薄く緑がかった液体’を口にしてから
 レイはなんともいえない感覚に襲われていた。
 本人は気づいていないが頬はうっすら桜色に染まり、気分が高揚していく。
 レイにはその原因がこの液体にあることはなんとなくわかっていた。
 わかってはいたがこの感覚は不快なものではなく、
 なぜかもっとその液体を欲してしまう自分がいた。
59名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/23(木) 00:31:06 ID:???
やがてシンジが着替えとバスタオルを持ちリビングに戻ってきた。
 この間、5分とかかっていないのだがレイはもう5本も缶を空にし、現在6本目に差し
掛かっていた。
 
 シンジはあっけにとられるも、レイの髪から滴り落ちる雫を見て思い出したように声を
かける。
 「・・・タオルと着替え持って来たよ」
 レイは無言でシンジからタオルと着替えを受け取る。
 「あ、脱衣所使って着替えていいから」
 シンジがそう言い出すよりも早く、レイは着ていたびしょびしょの制服を脱ぎだし
 最後には着ていた下着も全て脱ぎ捨てると
 その上にシンジから受け取った
薄手のTシャツとズボンだけ身につけ艶かしくシンジを見て
 「・・・似合う?」
 
 あまりに突然の出来事で、目を避けることさえ忘れ見入っていたシンジは
その一言でハッと我に返り
 心臓が高鳴っているのを抑え、可能な限り平静を装い
 「こ、これ、か、乾かしてくるよ」
 そう言ってレイの着ていた服を拾い上げると再び乾燥機のある風呂場へ向かおうとした

 
 シンジがレイに背を向けた瞬間、シンジは背中に体温を感じた。
 それがレイのものだとわかっていても、現実として受け止めるのに時間がかかった。
 「あ、綾波・・・?」
 「・・・どこ行くの?」
 シンジを背後から抱きしめたレイがシンジの耳元でそっとささやいた。 
60名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/23(木) 00:37:33 ID:???
また明日続き投稿します


次回、アスカ帰宅 かも・・・

期待裏切ってしまったらスマン
61名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/23(木) 01:13:46 ID:???
>シンジは自分の洋服ダンスから一番きれいなTシャツとジャージのズボンを取り出すと
 バスタオルを取りに風呂場に向かった。

ジャージと描いてあるからシンジの部分を思わずトウジと読んでしまったorz
62名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/23(木) 01:28:42 ID:???
>>61
LRTってことか?
なんかウケル



>>60次回期待
63名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/23(木) 19:10:56 ID:???
「シンジ」の部分を「俺」に置き換えて読んでもいいですか…?
64名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/23(木) 21:29:27 ID:???
期待アゲ
65名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/23(木) 21:53:13 ID:YGgIpkpY
EVA板で久々にwktk
66名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/23(木) 23:10:07 ID:???
最強の酔拳使い綾波レイ
6760:2006/03/24(金) 12:07:54 ID:???
スマソ
昨日からPCがいかれて使用不能にorz


今日は仕事ないので死ぬ気で治して
明日には投下予定
68名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/24(金) 20:15:51 ID:???
ガンバレ
69名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/25(土) 00:17:23 ID:???
待ってるぜい!!
70名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/25(土) 00:48:02 ID:???
いいもの見た!
続き待ち
71名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/25(土) 08:41:35 ID:???
レイの意外な行動に、シンジは気が動転してしまいおかしくなりそうだった。
 「あ、綾波の服を乾かしに、ふ、風呂場まで行くだけだよ」
 「私を独りぼっちにするつもりなの・・・?」
 先ほどと同じ体勢で、再びシンジの耳元にささやきかけるレイ。
 あまりの緊張に全身がじっとり汗ばんできたシンジ。
 「だ、だってこれ乾かさないと、あ、綾波の着る物が・・・」
 「そんなのその辺に置いておけば自然に乾くわ」
 耳元でささやくレイのかすかな吐息と、わずかに漂うレイの香りで
 シンジの心臓はかつてないほどの心拍数を記録していた。

 シンジの背中から肩と肘の中間を通り、胸の前でギュッと組まれた手をさらにしっかりと握りなおすレイ。
 「・・・・・・。行っちゃだめよ」
 レイのその一言と同時に、髪の毛から滴り落ちた雫がシンジの背中に入る。
 その衝撃で手に持っていた水浸しの服が床に落ち、ビシャッと鈍い音をたてた。
 「・・・碇くん、行っちゃだめ」
 
 レイは先ほどと同じようにシンジの耳元でささやいたが
 その声はもはやシンジの耳には届いていなかった。
 より締め付けを強めるレイの手によって、シンジの背中には
 レイの胸が、先端の形まで認識できるほど押し付けられ、シンジの思考は停止していた。
 
72名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/25(土) 08:43:40 ID:???
―――しばらく黙り込んだままこの形で硬直していた二人。
 どれくらいの時間が経っただろうか、最初に口を開いたのはシンジだった。
 「・・・綾波、ちょっと苦しいよ」
 この時レイは、あの細い体のどこにこんな力があるのだろうと思うくらい
 強くシンジを抱きしめて離さなかった。
 
 一瞬おいて、不意にレイの手が緩みシンジの体が自由になった。
 意外な展開に、まだ緊張の波が収まらないシンジだが何とか振り返りレイの方を向く。
 そこには頬を朱色に染めたレイがシンジの顔をジッと見つめ立っていた。
 しかし、シンジの顔はさらに赤く染まっていただろう。

 「で、でもさ、この服がないと、綾波の着る物がなくて困るんじゃ・・・?」
 やっと声を絞り出すシンジ。明らかに目が泳いでいる。
 あえて服にこだわる事でこれ以上の混乱を避けようとするシンジ。
 
 「私はいいの。これがあるから」
 シンジから借りたTシャツの裾をチョイと引っ張り、シンジに見せるレイ。
 
 シンジから手を離したことに不安を感じたのか
 落ちた服を拾うため屈もうとしたシンジの胸元をギュッと握り締めるレイ。
 「今私を独りにしない方がいいわ。何か変なの私・・・」
  
 そうわけのわからないことを言って、シンジの胸に顔を埋めるレイ。
 ほぼ無意識のうちに、顔を埋めたレイの頭を優しくなでるシンジ。
73名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/25(土) 08:46:57 ID:???
しばらくそのままでいるとシンジの胸に顔を埋めていたレイが少し顔を上げた。
 やや上目使いにシンジの目を見つめ
 「碇くんの心臓の音がする。・・・緊張しているの?」
 レイの顔を直視できないシンジは目を泳がせていた。
 「あ、わ、え、ええっと・・・、その」
 恥ずかしさのあまり右手をとっさに退けるシンジ。

 「私もなんだか、ドキドキしてる・・・」
 そう言うと今度はレイがシンジの後頭部に優しく両手を回しシンジの顔を胸に引き寄せた。
 
 「あ、あ・・・」
 また言葉にならない声をこぼすシンジ。
 「どう・・・?」
 極度の緊張の限界点を通り越したシンジの思考は徐々に冷静になっていった。
 
 「ど、どうって、あ、綾波の心臓の音がするよ・・・」
 ちょっと冷静になったことでシンジには、
 薄手のTシャツにくっきり浮いたレイの胸の形や色が見えた。
 
 「あ、綾波、今日ちょっと変だよ・・・」
 「そうかもしれないわ。でもいいの、碇くんが側にいれば」
 少し冷静になったのがいけなかったのか、シンジはこの一言でまた緊張の波に襲われた。
 シンジはあちこち目を泳がせたが、レイの腕に包まれた今の状態では
 どこを見てもレイの胸が視界に入ってしまった。
 「何を見てるの?」
 もうシンジは声を出すことはできなかったが、それでも今の一言でレイから離れようとした。
 しかし、それを感じ取ったのかレイが両腕に力を込めた。
 「別にいいのよ、このままで・・・」
 そのまま二人は何も発せず、固まってしまった。
74名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/25(土) 08:51:10 ID:???
ガラッ―――――
 この静寂を破ったのはアスカが開けたリビングのドアの音だった。
 「ただぃ・・・・・・」
 この光景を理解できないアスカは手に持っていたカバンをシンジの後頭部目掛けて強烈な勢いで投げ飛ばした。
 「なぁにやってんのよ!!この馬鹿ども!!!」
 
 「ア、アスカ!?」
 突然後頭部を直撃した強烈な一撃で現実に戻されるシンジ。
 立ったまま長いこと硬直していたシンジとレイだが
 とっさにシンジがアスカの方を振り向き弁解しようとする。
 「あ、綾波がさ・・・、その、いきなり、なんて言うか・・・」
 「なぁにが『綾波がいきなり』よ!!ファースト寝てるじゃないの!!」
 その時レイは、シンジの肩に寄りかかりすやすやと安らかな寝息を立てていた。
 しかし、その両手はシンジのワイシャツをしっかり握って離そうとしていなかった。
 
 「信じらんない!!バカ!!不潔!!アンタなんか死ねばいいのよ!!」
 思いつく限りの罵声と手に持っていた買い物袋までシンジに浴びせてくるアスカ。
 「だって綾波が・・・。そ、それより綾波を寝かせてくるよ・・・」
 シンジは、逃げるようにレイを抱きかかえると自分のベットへ向かっ
75名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/25(土) 08:53:58 ID:???
「ハハッ・・・。ずいぶんとご立腹だなぁ、何があったんだアスカ?」
 帰りがけのアスカに会い、ここまで強引に連れてこられた加持が少し遅れて入ってきた。 
 「も〜〜、加持さん以外誰も信じらんないわ!!あのバカシンジ、アタシもミサトも居  
 ないのをいいことに酒飲んでファーストとイチャついてたのよ!!!」
 アスカはテーブルの上に散乱したチューハイの缶を指差し怒鳴り散らした。
  
 「イヤァ、それはないだろう。あの二人が隠れて酒を飲むなんてなぁ・・・。
  葛城が昼間に帰ってきて飲んで行ったんじゃないのか?」
 まだむくれているアスカの頭を軽く撫でながら
 「それに子供がこんなに飲めるはずないさ」
 と、テーブルの上にある完全に空になった7本のチューハイの缶を見ながら言った。
 少し納得がいかないまでも、加持が居ることで大人しくなるアスカ。
 まだブツブツ文句を言うアスカを半分笑い飛ばしながら、テーブルの上の空き缶を片付ける加持。

 シンジは自室にレイを抱えて来ると、静かに自分のベットの上に寝かせた。
 レイが酔っていたなど思いもしないシンジは、レイの安らかな寝顔を見ながら一人
 「これから綾波とどうやって付き合っていけばいいのかな・・・?」
 と不安と期待の混じった妄想を抱いていた。
 「・・・どこ、行くの?・・・行かないで、碇・・・く・・・ん・・・」
 気が進まないがリビングに戻ろうと、立ち上がろうとしたシンジの
 ワイシャツの裾をまたレイがギュッと握り締めた。
 「あ、綾波!?」
 軽く驚いて振り向いたが、やはりレイは静かに寝息を立てているだけだった。
 「寝言・・・?」
 シンジもここまで言うと徐々にまぶたが重くなりレイの隣で静かに寝息を立て始めた。
 
76名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/25(土) 08:57:24 ID:???
かなり長くなってしまいましたがこれで一応終了です。


もし気に入ってくれる方が少しでもいれば近いうちに第二弾投稿するかも。


ここまでお付き合いサンクス。そして失礼しました
77名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/25(土) 10:12:36 ID:???
気に入ってる気に入ってる!
第二弾カモン!!
78名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/25(土) 10:14:15 ID:???
結構楽しかったよ
ぜひとも続き書いてくださいな
79名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/25(土) 10:21:00 ID:???
第2波頼むっ!!
80名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/25(土) 12:51:32 ID:???
新たな神が舞い降りたようじゃ。
81名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/25(土) 15:53:46 ID:???
おもしろい!
第二段wktk
82名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/25(土) 16:06:08 ID:NfHM2RU0
wktkwktkwktk
83名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/25(土) 19:41:57 ID:???
はーやーくーーーーーーーーー
84名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/25(土) 23:51:08 ID:???
そう急かさずゆっくり待とうや。
85名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/26(日) 11:37:33 ID:???
待ちきれ内蔵
86名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/26(日) 12:56:30 ID:HGCFmXNw
レイが酔ってシンジを襲う話キボン!
87名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/26(日) 15:17:28 ID:???
酔うとなぜか熊本弁になるレイ
88名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/26(日) 16:38:56 ID:???
――朝
 
 静かに降り注ぐ朝日で、シンジが目を覚ました。
 「あれ?朝か・・・。いつの間に寝ちゃったのかな」
 まだボーッとする頭を軽く振り、あたりを確認した。
 隣ではレイがまだ安らかな寝息を立てている。
 「・・・綾波」
 シンジの頭の中に昨日の光景がフラッシュバックする。
 朝っぱらから恥ずかしいような嬉しいような複雑な感情がこみ上げてきた。

 ガラッ―――
 
 シンジの部屋の戸がノックもなくいきなり開いた。
 「起きたわね、シンジ。学校行くわよ!」
 昨日荒れてたのが嘘のようなさわやかな挨拶だった。
 「あ、アスカ?おはよう」
 「な〜にのんきなこと言ってんのよ!早くしないと遅刻よ!」
 「で、でも、綾波がまだ・・・」
 そう呟くと相変わらず起きる気配のないレイをチラッと見るシンジ。
 「朝起きれない方が悪いのよ。放っときなさい」
 そう言うとアスカはスタスタと玄関へ向かって行った。
 シンジもゆっくりベットから這い出るとレイにそっと布団を掛け、アスカの後を追いかけた。
  
89名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/26(日) 16:39:43 ID:???
二人が学校へ出かけて数時間が過ぎた頃、シンジのベットでレイが目を覚ました。
 「・・・・・・。頭が痛い・・・」
 レイは少し寝癖のついた頭を軽く撫でた。
 誰が乾かしてくれたのか、昨日びしょびしょだったレイの服がきれいに枕元に畳んであった。
 レイはそこから下着のパンツだけ取ると、シンジから借りたTシャツの下にパンツを履き
 そのままの格好で部屋を出るとゆっくりリビングへ向かった。

 「あ〜〜ら、レイ!?どったのぉ〜?」
 レイがリビングに着くとすっかり出来上がったミサトが出迎えた。
 「がっこーはいいの〜?」
 「・・・ええ。頭が痛いから・・・」
 「あら〜。しばらくはシンクロテストもないからゆっくり治しなさいねぇ〜」
 「・・・ええ」
 一週間ぶりに我が家に帰ってこれたミサトは風呂上りの一杯を満喫していたようだ。
 「どお〜、もうこの家にも慣れた?家族がいるっていいもんでしょ?」
 「ええ、よく覚えてないけど何かとてもいいことが有った気がするわ」
 「そ〜。そりゃ呼んだ甲斐があるってもんだわぁ!
  でもあんた、色っぽい格好してるわねぇ〜。そんなんでシンちゃんの前に出たらイチコロよ」
 そう言いながら、ミサトは缶に残ったわずかなビールをグイッと飲み干し
 「じゃ、私ちょっち寝てくるわ。もう三日くらいまともに寝てないのよぉ〜」
 とレイにヒラヒラと手を振り自室に引き上げていった。

 一人リビングに残されたレイはミサトの飲み尽くした
 大量の酒の空き缶の中から見覚えのある缶を見つけた。
90名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/26(日) 16:40:47 ID:???
「―――――だぁから、あんたはバカシンジなのよ!」
 「そんなこと言ったて、今日の問題は難しすぎたんだよ」
 今日学校で有ったことなど他愛の無いことを話しながら珍しくシンジとアスカが二人で帰ってき

た。
 「たっだいま〜」
 「ただいま。あ、ミサトさん帰ってきたみたい」
 「あっそ。アタシ、シャワー浴びてくるわ」
 「え?でも今日はもう出かける予定はないんじゃ?」
 「あんたには関係ないのよ!」
 
 二人はしゃべりながらリビングのドアを開け中に入ろうとした。
 先にドアを開けたシンジの目に飛び込んできたのは、 
 十本近いビールの空き缶と同じくらいの数のチューハイの空き缶、それに埋もれながら
 テーブルに伏せていたレイの姿だった。
 
 「!!どーなってんのよぉ!?ファースト!!!」
 シンジの肩越しにこの光景を見たアスカが大声を上げた。
 その声でレイが顔をあげシンジ達に目線を移した。シンジ達に気がついたようだった。
 そのレイの顔は夕日に照らされた時のようにほんのり紅潮していた。
 「これぜ〜〜〜んぶ、あんたが飲んだワケ!?」
 昨日のことをまだ疑っているアスカは鬼の形相でレイに詰め寄ろうとした。
 しかし、シンジがすかさず間に割って入り
 「そ、そんなはずないよ。きっとミサトさんが久しぶりのお酒ではしゃぎすぎただけだよ」
 とアスカをなだめようとした。
91名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/26(日) 16:41:38 ID:???
「じゃ、これはどういうことよ!?」
 アスカはレイの顔を指差しシンジに突っかかった。
 「き、きっと熱があるんだよ。綾波、昨日から少し変だったし・・・。
  昨日、綾波雨に濡れて帰ってきたんだ」
 シンジはそう言って今にも暴れだしそうなアスカを必死に抑えて
 レイに駆け寄ると、心配そうにレイの額にスッと手を当てた。
 
 シンジのそんな気遣いをよそにレイは、差し伸べられたシンジの手をそっと掴み
 「・・・どこ行ってたの?心配してたのよ」
 そうささやくとそのままシンジをグイッと引き寄せた。
 「え・・・。ど、どこって、学校に行ってただけだよ・・・」
 「そうじゃないわ。勝手にいなくなったら私が不安になるでしょ」
 レイはそう言いながら、シンジを自分の胸に抱きかかえるようにイスから立ち上がった。
 
 「ふ〜〜〜ん・・・。あんたたち、やっぱりそういう関係だったわけね!!」
 アスカが腰に両手を当てながら白い目で二人を眺めていた。
 「・・・どうしてあなたがここにいるの?」
 レイがシンジの肩越しにアスカを、なんとも言えない表情で見つめそう呟いた。
 「なっ、なぁーんであんたにそんなこと言われなきゃいけないのよッ!!!
  ここは、アタシの家でもあるのよ!!!
  そ、それにアタシはシンジと、キ、キスしたことだってあるんだから!!!」
 シンジはアスカの意外な一言に慌てふためいたが、レイがすかさず
 「碇くん、本当なの?」
 と言いながら戸惑っているシンジに目線を落とした。
 「え、あ、嘘じゃないけど・・・。綾波、でもごかぃ・・・」
 何か言いかけたシンジの唇に、レイの唇がそっと重なって言葉が途中でかき消された。
 
92名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/26(日) 16:45:05 ID:???
第二弾一部投下

また結構長くて申し訳ない


これから野暮用で出かけるので残りは今夜か明日には投下予定
できれば日曜のうちに投下したかったが少し遅れてスマソ
93名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/26(日) 17:50:07 ID:???
ご苦労だった
94名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/26(日) 19:02:29 ID:???
ひゃっほ〜ぅぅぅぅ!!!!
乙でした、続き期待してます
95名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/26(日) 19:09:34 ID:???
wktk
96名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/26(日) 20:04:42 ID:???
なんだこのハイクオリティスレは!!!
97名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/26(日) 22:10:40 ID:???
神スレハケーン
98名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 00:16:47 ID:???
神が舞い降りたか
99名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 00:53:36 ID:???
神様、ありがとう。
100名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 01:43:55 ID:???
まさかここまでクオリティの高いスレだったとは…
101名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 09:50:25 ID:???
「もう知らないわ!!あんた達なんかどうにでもなればいいのよッー!!」
 アスカがマンション中に響き渡るような怒鳴り声をあげた。
 レイと唇を合わせていたシンジには確認できなかったが走って玄関を出て行ったようだった。
 
 少しして、レイがそっと顔を離した。しばらくの沈黙。
 短時間の内にいろいろなことが起きすぎたシンジの心臓はフル稼働で波打っていた。
 シンジは何か言い出さなければいけない、と言うような焦りを覚え
 「ま、まずいよ綾波。せっかくアスカが機嫌を直してくれたのに。
  と、とにかく探しに行こうよ。アスカはここ以外帰る場所がないんだ」
 無言の時間がしばらく続いたあとシンジが口を開いた。
 「惣流さんのことは名前で呼ぶのに、私のことは苗字で呼ぶのね・・・」
 アスカを探す為に部屋を飛び出そうとするシンジの制服の裾を掴みレイが言った。
 「え?ど、どうしたの綾波?」
 シンジが驚いて振り向いた。
 「あ、綾波?」
 そこには、薄いブルーの髪を振り乱しながら首を左右に振るレイがいた。
 「私も名前で呼んで・・・」
 「え、綾波。でもその前にさ・・・」
 また激しく首を振るレイ。
 「わ、わかったよ。レ、レイ・・・でいいのかな?」
 ようやく首を振るのを止めたレイが少し微笑んだような表情で
 「なぁに?」
 とシンジの顔をまっすぐに見つめ返してきた。
 また思わずドキッとしてしまったシンジは顔を赤くし目線が定まらなかった。
102名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 09:51:58 ID:???
 しばらく二人は黙ったまま立っていた。先にシンジが切り出した。
 「と、とりあえず、アスカを探してくるよ」
 できればこのままジッとしていたかったが、シンジはそう言って部屋から出ようとした。
 「碇くんが行くなら、私も行く」
 急ぎ足で家を出ようとするシンジの後をおぼつかない足取りのレイがよちよちと付いて来た。
 それを見たシンジが振り返り少しレイに歩み寄った。
 「でも綾波はここで待ってた方がいいと思うよ」
 シンジがそう言ったとたん、レイがまたシンジのワイシャツを掴み少しムッとしたような表情で
 「・・・碇くん、また」
 そうレイに指摘されシンジが思い出したように訂正した。
 「あ・・・。レ、レイはここで待っててよ」
 
 

 「あのバカ、本当に死んじゃえばいいのよ・・・」
 時々そんなようなことを呟きながら、アスカが街の中をあてもなくブラついていた。
 
 街頭のショーウインドウをボーッと眺めていたアスカはふとウインドウに写るシンジの姿が見えた。
 向こうはアスカに気づいていないようだったが、アスカにはシンジがしっかりレイをおぶっているのが確認できた。
 「何よ!バカシンジ、こんなとこまでラブラブぶりを見せ付けに来たの!?」
 そう言うととっさにシンジ達から隠れるように近くの店に入った。
  
 一方シンジはというと、いくら言っても
 「イヤ、イヤ」といって聞かないレイを連れては来たものの、
 フラフラと危なっかしく歩くレイを仕方なしにおぶってアスカを探していた。
103名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 09:53:26 ID:???
シンジは日本人の中にいると目立つアスカを、探し出そうとあちこちをきょろきょろする。
 しかし、レイをおぶって歩き続けるのは結構な肉体労働。
 それに加えちょっと異様な光景の二人を通行人がチラチラ見てくるので恥ずかしい。

 しかも、シンジにはそれ以外にも集中できない理由があった。
 おぶられているレイが時々意図的としか思えないほど胸を押し付けてきたり
 シンジのワイシャツに軽く手を入れ、「碇くん、これ何?」といいながら
 シンジの鎖骨を優しく撫でてきたり
 突然シンジの目を両手で隠し、「誰だかわかる?」とふざけてみたり
 レイが自分の髪の毛の先っちょを摘んで、シンジの耳の穴をくすぐったり。
 「あやな・・・、じゃなかった。レ、レイなにしてるの?」
 「碇くんの耳かきよ。気持ちいい?」
 「く、くすぐったいんだけど・・・」
 この他にもシンジが適当な返事をしたり、無視しようものなら「・・・碇くんのいじわる」
 と言いながらチョークスリーパーをかけてくるのだった。

 しかし結局シンジはアスカを見つけ出すことができず、夕日も沈みかけた頃クタクタになって家に着いた。
 ミサトはよほど寝不足だったのかまだ寝ているようだった。
 そして、レイももうシンジの背中でスヤスヤと寝息をたてていた。
 シンジはやれやれとため息をつきレイを自分のベットへ寝かせるとリビングの掃除を始めた。
104名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 09:55:04 ID:???

 ――――夜
 
 もう日付も替わろうかという頃、玄関の戸が開きアスカが帰ってきた。
 リビングの明かりがついているのが目に入り少し力強くドアを開けた。
 「ちょっとミサト!!あのバカどもを追い出す必要があるわ!!
  ・・・・・・。なんであんたが起きてんのよ・・・?」
 ミサトが一人で起きていると思ったアスカの目に飛び込んできたのは
 眠そうな目をこすりながら一人アスカの帰りを待っていたシンジだった。
 「あ、おかえりアスカ。今ご飯温めなおすよ。お風呂も沸いてるけどどうする?」
 
 すっかり怒気をそがれたアスカは、呆れた顔でシンジの向かい側のイスにかけた。
 「あんたほんっとにバカね。明日も学校あるじゃない」
 「それはアスカも一緒じゃないか・・・」
 シンジはそう言いながらアスカの前に食器を並べ始めた。
 出された料理を無言で口にするアスカ。その間シンジも無言で、襲ってくる眠気に抵抗していた。
 出された料理を何も言わずに半分ほど食べたアスカが突然口を開いた。
 「ファーストとは何回やったの?」
 不意の質問。ボーっとしていたシンジは聞いていなかった。
 「え?」
105名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 09:57:09 ID:???
また少しの無言。
 「だぁかぁらぁ、あいつと何回キスしたかって聞いてるのよ!!」
 「あ、あれは綾波がいきなり・・・」
 この質問でシンジの眠気は完全に消え去り、急に顔が赤くなった。
 「質問に答えなさいよ!!相変わらずドンくさいわね!」
 「は、初めてだよ、今日が・・・」
 シンジがそう答えると、アスカは持っていた箸を置き
 まだなにか言おうとしているシンジの唇に突然自分の唇を重ねた。
 
 ほんの数秒そのままでいるとアスカがバッとシンジから離れた。
 「・・・これでアタシの方が一回多いわ・・・。」
 「・・・え、あ、アスカ?」
 「もう寝る!!お や す み!!!」
 アスカはそう言うとまだ唖然としているシンジの方を振り向くことなく自室に入っていった。
  
106名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 10:06:48 ID:???
これで第二弾終了です

軽く読み返してみたらまた長くなってしまったし、展開も面白くなくて申し訳ないorz

なんか3月30日が綾波の誕生日らしいので
できたらこのネタ使って第三弾とうかするかもです

ここまでお付き合い感謝します
107名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 11:33:09 ID:???
お ま い 天 才 。             ちょっとこのスレ親戚一同にも知らせてくるわ。
108名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 14:06:31 ID:???
神スレ!
109名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 14:12:55 ID:???
なんだこれは!!!

ネタスレかと思ってきたらクオリティ高杉www
110名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 19:32:56 ID:KZDY0T6i
このスレよんでニヤニヤしてるおれきめええええええええ


レイかわいいよレイ
111名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 19:51:52 ID:???
クソスレかと思ったらクオリティ高いなw
112名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 19:59:26 ID:???
シンジに嫉妬しているのは俺だけですか?

113名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 21:41:09 ID:???
こういうスレがあるからエヴァ板は止められない
114名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 22:54:27 ID:???
このスレのブックマークが可決されますた
115名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 23:14:52 ID:???
続きまだかな
116名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/28(火) 00:15:51 ID:???
>>112
もちろん俺もだ
117名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/29(水) 17:10:50 ID:???
ある日の葛城家の夜。夕食を食べ終わってそれぞれがのんびりくつろいでいた。
 
 「シンちゃん、アスカ〜。明日何の日だかわかる〜?」
 ミサトが食後のビールを飲みながら陽気にシンジとアスカにたずねた。
 「え?さ、さぁ、わからないです」
 流し台で、皿を洗いながらシンジが答えた。
 「知らな〜い」
 テレビを見ながらごろごろしているアスカは投げやりに答えた。
 「実はねぇ、レイの誕生日なのよ〜。」
 「え、綾波の誕生日なんですか?」
 シンジが洗い物をしている手を止め聞き返した。
 「へ〜、あいつにも誕生日なんてあるのね〜」
 アスカも少し興味を示したのか今度はミサトの方を振り向いた。
 「そ、だから明日はここのみんなでレイの誕生日のパーティーをしてあげようと思うの。
  たぶんあの子、そんな経験ないから喜ぶと思うのよねぇ〜」
 パイロットの詳細な個人データを持っているミサトは、レイの誕生日が近いことを思い出した。
 
 「いいですね、それ。きっと綾波も喜んでくれると思いますよ」
 シンジは、洗い終わった皿を拭きながら答えた。
 「あのお人形が、そんなんで喜ぶはずないじゃん」
 アスカはまたテレビに目を移し適当に言い放った。
 「それはひどいよ、アスカ」
 アスカは相変わらずテレビを見ながら「ハイハイ」と気のない返事をした。
 
 その時レイはというと、葛城家のバスルームでのんびり入浴中だった。
 もっとも、アスカに「居候のアンタが一番風呂なんてずうずうしいわ!」と悪態をつかれ
 アスカ、ミサト、レイ、シンジの順番に固定されてしまっていたが。
118名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/29(水) 17:11:52 ID:???
――――翌日
 
 朝と言うには少し遅いが、まだ昼と言うには早い時間。
 目を覚ましたレイが静かにリビングに現れた。
 そこにいたのは、寝転びながらポテチをパリパリと食べ雑誌を読んでいるアスカ一人だけだった。
 それに気づいたアスカだったがレイの方を向くでもなく、食べる手を休めるわけでもなく
 「グーテンモルゲン、お寝坊サン。ミサトも、あんたの旦那もいないわよ〜」
 とレイに対してそっけなく投げかけた。
 「・・・・・・。そう」
 レイが軽く辺りを見回した後でポツリと答えた。
 「あ、それから旦那がそれ用意してってくれたわよ」
 と言いながらテーブルの上にあるラップに包まれた料理を指差した。
 
 レイはゆっくりテーブルへ向かい料理をチラッと確認すると
 「・・・。碇くんは私の夫じゃないわ」
 とボソリと独り言のように言った。
 それを聞いたアスカは少しムッとしながらも、
 「あらアタシ、『旦那』がシンジだなんて一っ言も言ってないわよ!」
 と少し語気を強めてレイに言った。
 
 その後はしばらく無言でレイはテーブルの上に有った料理を食べ、アスカは雑誌を眺めていた。
 それになんとなく腹の立ったアスカが辺りを見回すと冷蔵庫の脇に一本のワインのボトルを見つけた。
 それを見たアスカはニヤリと悪戯な笑みを浮かべて「ちょっとからかってやろうかしら・・・」
 と立ち上がりワインのボトルを拾い上げると、
 料理を食べ終わっても静かにテーブルについているレイの元へ向かった。
119名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/29(水) 17:13:10 ID:???
「ファースト!アンタ今日誕生日らしいじゃない!?」
 突然背後から大声をあげたアスカを、驚いたレイは少し目をパチクリさせながら見上げた。
 「これ!アタシからのプレゼントよ!ドイツ産のジュースでかなりの高級品よ。
  とってもおいしいから飲みなさい!」
 とレイの目の前に、ワインを突き出した。
 これは、ミサトがレイの誕生パーティーを口実に一人飲み明かそうと買って置いた物だった。
 
 「・・・・・・。いらないわ」
 レイが答えたが、アスカはそれを予想していたかのようにすかさず
 「ダメよ!アタシの好意を無視する気なの!?」
 とワインのボトルキャップを開けレイの前にドンと置いた。
 「これはドイツの風習でね、誕生日にこのジュースをもらった人は
  くれた人の目の前で一気に飲み干す義務があるのよ!」
 もちろんドイツにこんな風習はないが、ただレイに飲ませるだけでは芸がないと思ったアスカは
 ベラベラと適当な嘘まで加えてレイにボトルを突き出した。

 しばらく、ボトルを眺めていたレイだったがやがて文句も言わずに
 ボトルを鷲掴みにすると口にあて、文字通り一気に飲み始めた。
 しばらくは薄笑いを浮かべて見ていたアスカだったが
 ワインが半分近くなくなるとさすがに少し焦ったのか
 「ファ、ファースト?冗談よ・・・」
 と言ってレイを止めようとしたが、本格的に止めようとした時には
 もう8割近い量のワインがレイの中に消えた後だった。
 「ちょ、ちょっと・・・。信じらんないわ、アンタ化け物なんじゃないの!?」
 1リットル近いワインのボトルを1分と経たないうちに
 一気飲みで完全に空にしたレイを見てアスカは呆然としていた。
120名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/29(水) 17:14:51 ID:???
レイはワインのボトルをテーブルにゆっくり置くと、
 フラフラとテーブルに手を突き前かがみになって黙り込んでしまった。
 「ア、アタシ知ーらない・・・」
 徐々に顔が赤くなりまったく動こうとしないレイを置いて
 アスカは逃げるように玄関から飛び出していった。

 しかし、すぐにまた玄関のドアが開いた。
 アスカが猛スピードで戻ってきて「証拠隠滅よ」と呟きながら
 レイの前にある空のワインボトルを抱え、またそそくさと家を出て行った。

 
 アスカが家を飛び出して30分しないうちにシンジが
 レイのためにプレゼントを買って気分を弾ませながら帰ってきた。
 どうやらミサトとは別行動のようでシンジ一人の帰宅だった。

 「ただいまー」
 玄関の靴を確認するシンジ。レイはいるがミサトもアスカもいないようだった。
 リビングに一人たたずんでいるレイを見つけると、
 「あ、綾波起きてたんだ。ご飯食べたんだね、おいしかった?」
 シンジは、バレないように自然にプレゼントをポケットに隠しながらレイに話しかけた。
 レイはシンジに話しかけられても無言でジッとしていた。
 「ミサトさんも夕方には帰ってくるみたいだよ。アスカどこ行ったかわかる?」
 シンジはそう言いながらアスカが出しっぱなしにして行ったであろう
 お菓子の袋と雑誌を片付けると、レイの食べ終わった食器を洗い始めた。
 しかし、やはりレイは無言だった。
 ミサトの家に来て最初の二日以外はいつもの、物静かな『綾波レイ』だったが
 今はちょっとそれとも違うような雰囲気だった。
121名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/29(水) 17:17:19 ID:???
綾波、どうかしたの?」
 シンジはちょっと気になって、今夜の盛大な料理の為の仕込をしつつも問いかけた。
 「アスカにひどいことでも言われたのかなぁ」とアスカとレイを二人っきりで
 残したことに少し不安と後悔を感じるシンジ。
 
 「・・・碇くん、ちょっと来て」
 なんだか気まずくなってしばらく黙り込んでいたシンジに突然レイが言った。
 「うん、どうしたの綾波?」
 やっと口を開いてくれたレイに少し安心したシンジが料理の手を休め近づいた。
 
 「よかったよ、綾波に何かあったんじゃないかとしんぱ・・・」
 そう言いながら近づいたシンジに突然レイがふわっと全体重をかけ寄りかかってきた。
 「うわぁっ!あ、綾波!?」
 シンジが驚きながらもレイを抱きかかえた。
 「名前で呼ぶって言ったでしょ・・・」
 と、レイがシンジにしがみつきながら言った。その顔は赤く染まり独特の色気を帯びていた。

 「え、で、でもさ、最近はなんて呼んでも返事してくれたじゃ・・・」
 そう言いかけたシンジの顔の前にレイが小指をスッと一本突き出した。
 「ダメ・・・、これからは。約束よ」
 レイはそう言いながらシンジの前に突き出した小指を軽く曲げ指きりを要求しているようだった。
 とりあえず「わかったよ」と言いながら指きりをするシンジ。
 ボーっと固まってしまったシンジの顔を見つめレイが言った。
 「破ったら碇くんにイタズラするからね・・・」
 そうは言ったがレイは少し恥ずかしそうに視線を逸らせた。
122名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/29(水) 17:20:56 ID:???
第三弾投下しました。
今載せた部分だけで予定の半分程度とまた相当に長くなってしまって申し訳ないです


明日には残りも投下します。
123名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/29(水) 18:02:10 ID:???
GJ!
124名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/29(水) 18:46:16 ID:6RlDv2GH
GJ!!!!!
明日と言わず、今晩にでも
125名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/29(水) 19:31:30 ID:???
そのメンツで風呂は一番最後








テラウラヤマシスwwwww
126名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/29(水) 19:49:35 ID:???
職人さんGJ!
127名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/29(水) 23:39:45 ID:???
ちょwwww良スレwwwwww

お気に入りに登録しますた!!
128名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/30(木) 00:56:07 ID:???
アヤナミストには堪らない仕様ですね。
129名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/30(木) 01:25:03 ID:???
レイの視線が逸れたことで少し気が楽になったシンジ。
 レイに聞いてみたいことがたくさんあったが、ありすぎて何を言えばいいか整理できなかった。
 「あや・・・。レ、レイ?でも何で突然名前で呼んでなんて?」
 シンジがやっと口に出したのは少しどうでもいい質問だった。
 それをシンジの腕の中で聞いていたレイがまたシンジの顔を見つめ返してきた。
 「・・・何を言っているの?碇くんと私が夫婦だからよ」
 
 「え・・・?な、何のことかな・・・?」
 さっきのレイの一言で、もうまともに思考の働いていないシンジは無意識に声を発した。
 「惣流さんが言ってたわ、碇くんは私の旦那さんだって。
  だから私は碇くんの妻でいいのよ・・・」
 シンジの視界に入ったレイの顔は、頬が桜色に染まってはいたもののいつもと変わらぬ表情。
 声も、内容こそ過激だがいつもの感情のこもってない静かな声。
 そのせいでとても冗談を言っているようには見えなかった。
 「だから・・・、私たち夫婦なのよ」
 レイがさらに追い討ちを掛けるようにシンジにそっとささやいた。
 「私が『碇レイ』になるから、碇くんは碇くんのままでいいの」
 レイによってたびたびシンジにもたらされる緊張の限界。今のシンジはその状態だった。

 やがて、レイがシンジのポケットの中にある何かに気づいた。
 「これ何?」
 レイが手探りで、シンジのズボンのポケットに手を突っ込んで引き抜いた。
 そこにはシンジがレイの為に買ったプレゼントの入った小さな長細い箱があった。
 一応まだ今夜の事を考えているシンジは少し現実に戻された。
 「そ、それは、・・・レイの為に買ってきたんだよ・・・・・・。
  今日誕生日だってミサトさんから聞いたから・・・」
130名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/30(木) 01:28:59 ID:???
レイは箱の包装を無造作に開けると中からシルバーのネックレスが出てきた。
 「夜、パーティーの時にみんなでプレゼントあげて驚かそうねぇ〜」とミサトに
 言われていたシンジたちだったがあっけなくそのプランが崩れた。
 「・・・アスカに聞いても適当なことしか教えてくれないから、
  何にしようか結構悩んだんだけど気に入ってくれるかな・・・?」
 シンジはもう後先考えるのも面倒になりとりあえずここでプレゼントをあげることにした。
 「きれいね・・・」
 レイは気に入ってくれたのかしばらく眺めていた。
 しかし、突然おもむろにシンジにネックレスを手渡すと着ていた服を脱ぎだした。
 やがて、一糸まとわぬ姿になりシンジに言った。
 「ねえ、それ着けて・・・」
 レイが静かにシンジに目線を移し言ってきた。
 シンジは言われるままにレイの首にそっと手を回しネックレスを着けてあげた。
 
 「で、でも何で裸なのかな・・・?」
 それに見とれていたシンジだが、やっと口を開くと
 「だって、余計なもの着けてたら邪魔でしょ・・・」
 とレイがわずかに自分の体に目を落とし答えた。
 
 頭の中が真っ白になり棒立ちになるシンジ。それにつかまりやっと立ているレイ。
 
 「ただいま〜。シンジくん帰ってるの〜?」
 ミサトが大きな箱をいくつか抱え帰ってきた。
 
 「ま、まずい!こんなとこ見られたらまた誤解される」シンジは玄関から人の気配がしたのに
 気づいてとっさにレイを抱きかかえると自分の部屋へ連れて行った。
 やや、うつらうつらしているレイ。その姿が裸だったことに改めて気づいたシンジは
 布団に寝かせるとその上に毛布をかけ
 「あ、後で呼びに来るからここで待っててね」
 とレイに向かって言うとミサトを出迎えに行った。
131名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/30(木) 01:29:52 ID:???
――――夜
 
 「おっそいわね〜、アスカ。レイもまだ寝てるのぉ!?」
 目の前に並べられた豪華な料理と、ケーキの脇で頬杖を突きながらミサトがぼやいた。
 「ア、アスカはさっき電話したらもうすぐ帰って来るって言ってましたよ。
  今綾波も起こしてきますよ」
 ミサトのかなりイラついている様子を見たシンジが
 そう言ってなだめるとシンジのベットで寝ているレイの元へ向かった。
 
 「綾波・・・、ご飯の準備できたよ・・・・・・。」
 レイは起きる気配がない。
 「・・・レイ、ご飯の準備できたよ」
 やはり起きる気配がない。
 その時アスカが帰ってきて何故か呼び出されるシンジ。
 
 「遅かったね。どうしたのアスカ?」
 「ファ、ファーストどうしてる・・・?」
 「え?・・・寝てるよ。なかなか起きないんだ」
 「ま、まさか死んでるワケじゃないわよね!?」
 「そ、それはないよ。ちゃんと寝返りとかうってるし」
 「・・・。そ、それならいいわ。
  あ〜あ、アタシお腹ペッコペコなのよ」
 アスカはそう言って不思議そうにしているシンジを置いてさっさとリビングへ向かった。
 シンジもリビングに着くとそこにはミサトに叩き起こされたのか眠そうな顔のレイと、
 そのレイにいろいろ今日のことを説明しているミサトが居た。
 ちゃんとレイが服を来ているのを確認したシンジは一人胸をなでおろした。
132名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/30(木) 01:31:09 ID:???
レイの酔いは完全にさめていたが、食事中のレイはなんとなく嬉しそうだった。
 「あれ、シンジくんここにあったワインしらない?」
 突然ミサトが箸を休めシンジにたずねた。だが何故かシンジより早くアスカが
 「ミ、ミサトが最近飲みすぎだから神様が隠したんじゃないの?」
 「・・・。そんなこと、あんのかしらねぇ〜・・・」
 意外そうな顔をしたミサトだが冷蔵庫から追加のビールを出すとたいして気にもせず飲み始めた。
 「そ、それより、ファースト!アンタにこれあげるわ!UFOキャッチャーの景品だけど
  アタシがアンタに何かあげるなんて今日限りだから大切にしなさい!」
 焦ったアスカはとっさに話題を変えようとポケットから
 クマのぬいぐるみの付いたキーホルダーを出した。
 それを受け取りジッと見つめるレイ。
 「何それ・・・。ちゃっちいわねぇ〜。ハイ、レイ。これ私から。お洋服よん」
 後から少し大きめの箱を取り出しレイに渡すミサト。
 「ぼ、僕は昼間にバレちゃって・・・」
 恥ずかしそうにするシンジを見たアスカが
 「ホント、バカシンジね!台無しじゃない!」
 なぜか突然人からいろいろプレゼントをもらい驚いて目を丸くするレイ。
 
 
 

―――― 一ヶ月後
 結局レイのマンションは破損の状態が酷く取り壊しが決まった。
 「特に悪い影響もないみたいだし」とレイはもうしばらくミサトが引き取ることになった。
 
 
四季の無い今の日本は、四月でもうだるような暑さ。
 そんな中、学校へ向かって歩いている二人の少女と一人の少年がいた。
 少女のうちの一人の胸元には銀のネックレスが、カバンにはクマのキーホルダーが 
 とても大事そうにつけられていた。 
133名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/30(木) 01:36:35 ID:???
      ,r=ヽ、            r';;;:;:;;:::;;;;;;;;;;;;ヽ、
     j。 。゙L゙i     rニ二`ヽ.   Y",,..、ーt;;;;;;;;;;;)
 r-=、 l≦ ノ6)_   l_,.、ヾ;r、゙t   lヲ '・=  )rテ-┴- 、
 `゙ゝヽ、`ー! ノ::::::`ヽ、 L、゚゙ tノ`ゾ`ー ゙iー'  ,r"彡彡三ミミ`ヽ
  にー `ヾヽ'":::::::::::: ィ"^゙iフ  _,,ノ ,  ゙tフ ゙ゞ''"´   ゙ifrミソヘ,
 ,.、 `~iヽ、. `~`''"´ ゙t (,, ̄, frノ   ゝ-‐,i ,,.,...、  ヾミく::::::l
 ゝヽ、__l::::ヽ`iー- '''"´゙i, ヽ ヽ,/   /  lヲ ェ。、   〉:,r-、::リ
 W..,,」:::::::::,->ヽi''"´::::ノ-ゝ ヽ、_ノー‐テ-/ i / ,, 、   '"fっ)ノ::l
   ̄r==ミ__ィ'{-‐ニ二...,-ゝ、'″ /,/`ヽl : :`i- 、ヽ  ,.:゙''" )'^`''ー- :、
    lミ、  / f´  r''/'´ミ)ゝ^),ノ>''"  ,:イ`i /i、ヺi .:" ,,. /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`゙
    ! ヾ .il  l  l;;;ト、つノ,ノ /   /:ト-"ノ゙i  ,,.:ィ'" /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
.    l   ハ. l  l;;;;i _,,.:イ /   /  ,レ''";;;;`゙゙" ヽ_,,ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
   人 ヾニ゙i ヽ.l  yt,;ヽ  ゙v'′ ,:ィ"  /;;;;;;;;;;;;;;r-'"´`i,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
  r'"::::ゝ、_ノ  ゙i_,/  l ヽ  ゙':く´ _,,.〃_;;;;;;;;;;;;f´'     ll;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
  ` ̄´     /  l  ヽ   ヾ"/  `゙''ーハ.     l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
        /    l  ゙t    `'     /^t;\  ,,.ゝ;;;;;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;
134名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/30(木) 01:43:38 ID:???
これで、第三弾終了です。
というか初めから三部作の予定だったんでこの設定で書くのは終了だと思います。
やっぱおれみたいに才能の無いヤツが同じ設定で書き続けると劣化が激しくなると思うんで・・・

また、気が向いたらこことか他のネタスレで書いてるかもしんないです

ここまでお付き合いありがとうございました

135名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/30(木) 01:45:13 ID:???
あ、先越されてたorz

ホント文章書くの遅いわ、おれ
136名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/30(木) 01:50:19 ID:???
乙!
この次も期待しております!
137名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/30(木) 09:50:35 ID:???
まさしく誕生日に相応しい作品。GJ!
138名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/30(木) 09:56:38 ID:???
あ、あんた神だ(*´Д`)
アスカよりの俺でもクラッときてるよ
139名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/30(木) 10:25:56 ID:???
ありがとう、若き職人よ。
140名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/30(木) 11:46:06 ID:???
よかった!!
141名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/30(木) 19:54:19 ID:???
最高!!
続きまってます
142名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/31(金) 19:30:52 ID:CvkS9m4a
え?これで終わりなん?職人さん出てきてよ
143作者(携帯から):2006/03/31(金) 19:43:56 ID:???
今番外編書いてます。
明日には投下できると思います。


144名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/31(金) 21:16:59 ID:???
今日神スレに出会った



こんなスレがあったなんてorz
145名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/31(金) 23:35:27 ID:???
作者氏
期待してます!
146名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 00:37:18 ID:rSLD9G7Y
期待age
147名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 10:18:40 ID:6g1JKoJk
神だ!このスレには神がいるぞ!!
148名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 10:23:23 ID:zlh0lGsA
ネ甲降臨
149名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 11:25:22 ID:???
すげえ!次は相手をカヲルにしてやってみて…
150名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 12:30:35 ID:???
>>すげえ!次は相手をカヲルにしてやってみて…



ヤメロ、腐女子!!


151名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 12:36:52 ID:???
>>150
違うぞ、ホモやれっつってんじゃない、カヲルとレイが見たいんだ…
152名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 12:51:04 ID:???
カヲルとレイのも見てみたいかも(・∀・)
153名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 14:29:12 ID:???
よっぱらったレイで「また過呼吸か」をやってほしい
154名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 14:44:43 ID:???
やめてくれよカヲル厨…。
155名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 15:03:43 ID:???
―――――わずかに薄暗くなった第三新東京市

 「・・・ねぇシンジ、お酒飲んだことある?」
 シンクロテストが終わり、ネルフから家路に着くアスカとシンジ。
 ここまで、たいした会話が無かった二人だが突然アスカがシンジにたずねた。
 「え?そんなのあるわけないよ」
 「飲んでみたいと思わない?」
 「い、いや別に・・・。僕はまだいいよ」
 「ミサトがあんなにおいしそうに飲んでるのに?」
 頼りなさげに答えるシンジに対しアスカが問い詰めるように聞き返した。
 「で、でもミサトさんはビールは苦いっていつも言ってるけど」
 「アンタバカァ!?そんなの嘘に決まってるじゃない!
  大人はいつもそうやって自分達だけおいしい思いするのよ!」
 これにはシンジもちょっと納得してアスカのペースに引き込まれていった。
 「きっとあれは子供には飲ませられないほど美味しいのよ・・・」
 少し目つきが変わったアスカを、シンジはあまり怒らせないように答えた。
 「そうかもしれないね・・・」
 それを聞いたアスカがシンジを睨みつけるように見て言った。
 「・・・決まりね。明日飲むわよ!」
 「え、ど、どういうこと?」
 これにはシンジも驚いて聞き返した。
 「アタシにいい考えがあるわ・・・。明日は予定空けときなさい!」
156名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 15:06:03 ID:???
――――翌日
 
 「じゃ、行ってくるわね・・・」
 ミサトが少しだるそうに挨拶をして出かけていった。
 それを見送るシンジとアスカとペンペン・・・。
 
 ミサトが完全に家の前から離れたことを確認したアスカがシンジに言った。
 「さぁて、さっさと準備するわよ!」
 シンジはよくわからないといった表情で、アスカに命令されるままに
 冷蔵庫から2ダース程のビールを取り出すと袋に積め荷物係りになった。
 呆然と立っているシンジを背にアスカは、冷蔵庫の奥のビールを前に出しきれいに並べなおすと とりあえずはパッと見てビールが減っているのかどうかわからなくなった。
 
 「さ、行くわよ。アンタは黙って付いて来なさい!」
 「う、うん」
 まだシンジにはアスカが何を考えているのかわからず
 両手にビールの入った袋を持ちながらスタスタと歩くアスカに必死に付いて行った。

 
 しばらく歩くと突然アスカが立ち止まり
 「さ、着いたわよ」
 と言ってシンジを見た。まだ、かなり後方をのろのろと歩いているシンジ。
 「何やってんのよ!早く来なさいよ!!」
 「そんなこと言ったって、これ結構重いんだよ」
 言い訳するシンジを「男でしょ!?」とどやしながら手伝いもせず見ているアスカ。
 やっとアスカの元へ着くとシンジの前に聳え立っているのはレイのマンションだった。
157名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 15:06:57 ID:???
「こ、ここって綾波のうちじゃないか!?」
 「そうよ。聞けばファーストここに一人で住んでるらしいじゃない?
  こういうことするのにもってこいの場所だわ!」
 すでにかなり疲弊していたシンジ。しかしシンジはそんなことお構いなしに
 階段をさっさと上るアスカに付いて行きながら
 「やっぱりやめようよ」とか「綾波にも予定があるんじゃないかな?」とか言って 
 アスカを諦めさせようとしたがアスカは
 「うるさいわねぇ〜。ここまで来て何を言ってるのよ!」
 とシンジ一喝し、とうとうレイの部屋の前まで着いてしまった。
 
 インターホンを執拗に連打するアスカ。
 「おっかし〜わねぇ〜。ホントに留守かしら?」
 「そういえば、ここのインターホン壊れてるんだ。ノックしないと・・・」
 もう諦めたのか意外と素直にシンジが言った。
 「あっそ。もっと早く言いなさいよ!」
 そう言うとアスカは隣の家まで響くんじゃないかというほどの強打でノックを始めた。
 「ちょっと、ファースト!いるんでしょ!?でてきなさいよ!!」
 
 ガチャ―――
 
 不意にドアが開き、ワイシャツ一丁のレイが出てきた。
 「・・・・・・なにか用?」
 それを見て少し赤面するシンジを置いてアスカはズカズカとあがり込んで行った。
 「なによここ!?なぁ〜〜んにも無い部屋ね!」
 部屋の奥に着いたアスカが辺りを見回しながら偉そうに言った。
 玄関でレイに申し訳なさそうにしているシンジを見たアスカが
 「早く来なさいよ、二人とも!」
 と言ってレイとシンジに手招きした。
158名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 15:08:25 ID:???
「――――っと言うわけで、ここでお酒を飲むことにするわ!」
 昨日シンジに言ったこととさほど変わらないことを
 不思議そうにしているレイに説明するアスカ。
 ようやく両手の荷物から開放され楽になったシンジは気まずそうな表情で二人を眺める。
 アスカの強引な説明にうんともすんとも言わないレイ。
 
 しばらくベットと冷蔵庫くらいしか家具の無い
 レイの部屋の中心に座り込んで黙っていた三人だが、アスカが口を開いた。
 「でも、ただ飲むのもつまらないわね・・・。
  そうだわ!ジャンケンで負けた人がこれを一本一気飲みするってのはどう!?」
 袋からビールの缶を取り出し、それを二人の前に突き出して
 誇らしげにしているアスカを見てシンジは呆れた顔で
 「どこが名案なんだ・・・」と言いかかったが口には出せなかった。
 
 黙っている二人に、自分のアイディアが受け入れられたと思い込んだアスカが
 「じゃ、いくわよ!ジャンケン・・・ポン!」
 と言って拳を突き出した。レイも握り拳を軽く前に出す。シンジだけはチョキ。
 「え、え〜!僕が飲むのぉ!?」
 驚いているシンジにアスカが笑いながら、
 「まずはアンタね」
 とビールの缶を押し付けた。
159名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 15:09:40 ID:???
なかなか投稿できなくてスマソ

いろいろ忙しくてorz

今日の夜中か明日には残りも投下します。


160名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 15:20:12 ID:???
ガンバレ!
161名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 18:01:54 ID:???
シンジ以外がいいな、シンジ以外なら誰でもいいんだよ相手は…ケンスケも駄目だけど

イケメンキャラがいい

あんな冴えないやつとくっつけたらレイがかわいそうだ
162名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 18:31:11 ID:???
なんだこいつ
163名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 19:22:19 ID:???
酔っ払ってんだろ
意味わかんないし
164名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/02(日) 00:16:06 ID:???
これは・・・期待!
165名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/02(日) 10:15:09 ID:???
アスカに缶を押し付けられたシンジは、しばらく嫌そうな顔をしていたが
 アスカとレイからの無言のなんとも言えないプレッシャーを感じたのか
 渋々缶を口にあて一気に飲み干した。
 
 「うっ・・・。ぼ、僕もういらないよ」
 まだ缶には若干のビールが残っていたがシンジの顔はみるみる赤く染まり
 倒れるように横になると眠ってしまったのか、動かなくなってしまった。
 
 「なによ、だらしないわね!」
 眠っているシンジを見たアスカはそう呟くとレイの方を向きなおし
 「ま、いいわ。アンタとアタシでやりましょ!」
 と言ってジャンケン一気飲みゲームの続投を強要した。
 
 「ジャンケンポン!!・・・やっりー、アタシの勝ちね!さ、グイッと飲みなさい」
 350mの缶ビールの缶を静かに手に取り飲み干すレイ。
 「さ、どんどん行くわよ!ジャンケンポン!!・・・やったわ!またアタシの勝ちね!」
 またビールを飲むレイ。
 「ジャンケンッ、ポン!!・・・信じらんないわ〜、またアタシの勝ち!」
 空の缶が3本レイの横に置かれる。
 「ジャンケンッポイッ!!・・・まぁた勝っちゃったわ〜!」
 4本目の缶を静かに掴むと最初とほとんど変わらないペースで飲むレイ。
 「まだイケるわね!?ジャンケンポン!!
  ・・・まぁたアタシの勝ちだわ!もう、ここまでくると自分の才能が怖いわね・・・」
 当初の目的を忘れレイにジャンケンで勝ち続ける事に、悦に入ってしまうアスカ。
 それをまったく気にせず、次の缶をあっという間に飲み干すレイ。
166名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/02(日) 10:16:04 ID:???
――――10回近いジャンケンが二人の間で繰り返された後、
 「なによこれ・・・。アンタわざと負けてるんじゃないの!?」
 2ダース近くあった缶ビールのうち一本はシンジ、残りは全てレイが飲みきってしまった。
 しかし、アスカはジャンケンに全て勝ったことで満足したのか
 もう酒のことには、たいしてこだわりはせず
 「あ〜あ、無駄な半日を過ごしたわ〜。アンタ、ゴミとシンジの後始末よろしくね」
 というとレイの部屋を出てどこかへ行ってしまった。
 すでに顔もかなり赤くなり空き缶の中で座り込んでいるレイと
 最初の一本を飲んでからずっと眠ったままのシンジ二人が部屋に取り残された。


 「あれ?どこだここ・・・?」
 アスカが部屋を飛び出して数分後シンジが目を覚ました。
 「碇くん、起きた?」
 目が覚めてもまだボーっとしているシンジの視界にレイの顔が映った。
 どうやらシンジはレイの太ももを枕にして寝ていたようだった。
 「あ、綾波・・・?」
 レイの部屋に着いてからの記憶は曖昧だったが今の状況は
 ハッキリわかったシンジは起き上がろうとした。
 「もう少しこのままでいいのよ」
 そう言われ、疲れと酔いで少しだるかったシンジはなんとなくレイの言葉に甘えてしまった。
 
 「な、なんかこうしてると落ち着くよ・・・」
 最初は緊張していたシンジだが、レイが自分のことを
 静かに見守ってくれてるような気がして、今はとても穏やかな気分だった。
 「な、なんかさ、こうしてるとお母さんに抱かれてる感覚・・・」
 雰囲気で言ってしまったシンジだがちょっと恥ずかしそうに目をそむけた。
 「・・・イヤよ。お母さんなんて・・・」
 レイの一言で少し冷静になったシンジは「お母さんみたい」なんて
 14の少女に言う台詞じゃないなと今さら後悔した。
167名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/02(日) 10:17:39 ID:???
「どうせなるなら、お嫁さんがいいわ・・・」
 レイから目をそらして壁を見つめていたシンジの顔をレイはジッと見つめたままささやきかけた。
 レイにこう言われ、またレイの顔に目を移したシンジは
 レイと目が合ってしまい急に恥ずかしさがこみ上げてきた。
 「ぼ、僕の・・・?」
 とっさに口から出てしまったが、また後悔の念がこみ上げてくるシンジ。
 「・・・他に誰がいるの?」
 「何言ってるんだろうね」と言って笑って起き上がりたかったシンジは
 レイのこの一言で、またレイに膝枕されたままボーっとしてしまった。
 
 「み、水もらえるかな・・・?」
 しばらくどちらも無言のままだったがシンジが激しい喉の渇きを覚え言った。
 「取ってくるわ」
 レイはシンジを優しく抱き上げ座らせると、少しフラフラ歩きながら台所へ向かった。
 
 「何かあったのかな?」
 ビールの缶はきれいさっぱり片付けられていたうえに、
 ここに来た経緯も曖昧なシンジは辺りをきょろきょろした。
 ふとシンジの目にカレンダーが留まった。
 1月から12月まで365日の日付が羅列されただけのシンプルなもの。
 「あ、このせいかな・・・」
 シンジは今日が4月1日だったことを思い出した。
 「きっとからかわれてたんだ」勝手にそう結論付けたシンジは
 「綾波にも意外と人間らしいところがあるんだな」
 とホッとしたような表情で独り言を呟いた。
168名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/02(日) 10:18:43 ID:???
少しするとレイが水で満たされたコップを持って台所から戻ってきた。
 コップを手渡されたシンジはそれを軽く飲み干すと
 「うっかり騙されるところだったよ」
 とレイに向かって微笑みかけた。
 それを聞いたレイが少し意外そうな表情で言った。
 「どうして碇くんを騙す必要があるの?」
 と真顔で見つめ返してきた。
 「え、ち、違うの?だって今日はさ・・・」
 なぜかレイを傷つけてしまったと思って焦るシンジ。
 「なぜそんなことを言うの?」
 そう言ったレイはシンジの不安をよそに両手を顔にあて屈み込んでしまった。
 
 「ご、ごめん!そんなつもりで言ったんじゃないんだ・・・」
 どこからどう見ても泣いている様に見えるレイに
 シンジは困り果てたといった顔で近づいた。
 
 「ご、ごめんね・・・。傷つけるつもりじゃ・・・」
 慌てて駆け寄りシンジが謝罪していると突然レイが顔を上げた。
 「・・・碇くんの困った顔が見たかっただけ」
 とかすかな笑みを浮かべてシンジを見つめ返してきた。
 「え、う、嘘泣き・・・?」
169名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/02(日) 10:19:53 ID:???
「やっぱりからかわれてたのか」と安堵してその場に座り込んでしまったシンジは
 軽くため息をつくと、疲れと緊張からか少しうとうとしてきた。
 それを見たレイが
 「ベット、使っていいわ」
 と優しくシンジに言った。
 最初は遠慮していたシンジだがあまり好意を拒み続けるのもどうかと思い
 ベットに横になると仰向けでボーっと天井を眺めていた。
 
 しばらくボーっとしていたシンジの手が突然握られ
 レイもベットの上に横になった。
 これに驚いたシンジは慌ててベットから這い出ようとするとレイが
 「このままでいましょう」
 とささやきかけて、二人は少し小さいベットで横になった。
 
 無言でいると緊張しておかしくなりそうだったシンジは何か言おうと少し考え口を開いた。
 「綾波も嘘とかつくんだね・・・」
 「そうかもしれないわね」
 これ以上会話が続かなくなりまた少し気まずくなって天井を見るシンジ。
 すると突然レイが
 「でも、あれは嘘じゃないわ」
 と耳元にささやきかけ、シンジの頬に口づけした。
 
 「え!?なんのこと?」
 驚いてやっとレイの方に目をやるシンジだがそこにはスヤスヤと眠るレイがいただけ。
 シンジも、まだ握られたままの手を少し握り返すとそのまま寝てしまった。
 
 
170名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/02(日) 10:24:13 ID:???
残り投下しました。
これでこの話は一応終了です。

なんかカヲル出せや、とかシンジ使うなやとかいろいろ言われてるんで
シンジ×レイはもう止めにしようかなと思ってます。

とりあえず次ぎ書くとしたら酔ったレイ×アスカでもやってみようかなと

ここまでお付き合いありがとうございました

171名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/02(日) 11:41:34 ID:???
普段の口調のまま積極的になるレイタン・・



(*´Д`)ヨスギル・・

172名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/02(日) 12:57:54 ID:???
GJ!
俺としてはシンジ×レイのままの方が良いんだが…
173名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/02(日) 17:18:00 ID:???
ここって一応LRSスレなんでしょ?
174名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/02(日) 18:05:41 ID:???
>>173
最初は特にそういうわけではなかったと思う


職人が上質なLRSスレに仕上げてくれたが
カヲル厨やリアル酔っ払いが湧いてこの流れなんじゃね?
175名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/02(日) 21:52:05 ID:???
このスレ人は神を手に入れたのにも関わらず、勘違いした奴の願望によってまた失った…。人はやっぱり愚かだな。
176名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/02(日) 23:28:10 ID:???
良すぎる・・・神作だ。
個人的にはこのままシンジ×レイでいいと思う。
177名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 01:01:17 ID:???
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 このまま!このまま!
 ⊂彡
178作者:2006/04/03(月) 01:43:15 ID:???
やっぱRLSがいいかな?
そっちの方が書きやすいっちゃ書きやすいから楽だけど

何しろ、本編はVSゼルエルまでしか見てないからカヲルってプレミアってイメージしかなくて・・・

明日午後から久々のどフリーだから
DVD借りて、セカパク打ってネタ収集してそのうちなんか投下しますね。
 
179作者:2006/04/03(月) 01:45:34 ID:???
やべっ、RLSじゃなくてLRSだよ・・・orz
180名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 03:12:22 ID:???
冬月とゲンドウで
181名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 06:44:24 ID:???
うひひ、零号機と初号機と弐号機で
182名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 11:11:07 ID:OkSclwaP
ラミエル×シャムシエルで
183名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 12:14:13 ID:???
普通にいこうよ・・
184名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 12:26:27 ID:???
うへへ、冬月とゲンドウでレイをサンドイッチしようぜ、うへへ、うへっ
185名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 12:52:35 ID:Fv+mnNJC
うへへへ、頑張れ
186名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 14:52:35 ID:???
続き!続き!続き!(AAry
187名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 15:29:30 ID:???
なんか荒れてきたなここも…

春だからか?
188名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 19:21:51 ID:???
この程度で荒らしとは・・・
むしろオマエのレスが荒らしを呼び込みそう
189名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 20:13:00 ID:???
ああ・・想定の範囲内だ・・
190名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 20:42:21 ID:???
ああ、下げて神の新作を待つだけだ
191名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 22:06:37 ID:???
ここ読んでると胸がきゅうううぅぅんってなるDQNは俺だけですか
192名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 00:26:02 ID:???
イヤ俺もですww

ついでにDQNってどういう意味ですか?  
193名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 02:01:28 ID:???
Dragon Quest Nuclear
194名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 11:01:05 ID:???
ここまで読んだけど作者さん良作でした!
綾波の描写は固定アングルで淡々と長回しされてそうなイメージが沸いて映画見たような気分。状況的な「間」が連想されますね。




あと純情エロス。
195名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 13:17:31 ID:???
>>193ソレは本当なのかい?
196名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 14:06:13 ID:???
>>195
DQN
学歴が低い、または知性に乏しい者を指す。

類義語:ドキュン、ドキュソ
197名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 21:48:40 ID:???
昔々epiのキャラコメに酔っぱらって女らんまのようになったレイがカヲルに
絡みまくるってネタ書いたこと有るな
198名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 00:33:21 ID:???
今最初から全部読んでいまだにニヤニヤしてる俺きめええええええええ





作者さんのあとがき(?)が最後
ありがとうございました
って終わるのとてつもなくセツナス(´・ω・`)
199名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 03:20:06 ID:???
このスレでLROを期待している俺はかなりバカですか…?
200名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 05:52:21 ID:???
>>199
ラブレイ×俺ってこと?
何てあつかましい(怒)!
201名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 19:19:40 ID:???
>>200
お前にならヘタレシンジよりは綾波を任せられる…
202名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 19:26:53 ID:???
藤原基夫はあつかましいわけだ…
203名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 22:31:36 ID:???
紙待ちage
204名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 22:32:21 ID:???
>>202
あたりまえだろう
205名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 23:33:49 ID:???
酒類補完計画マダー?
206レイ:2006/04/06(木) 00:59:55 ID:???
ねぇ…シンジぃ酔っちゃった…ねぇ!泊・め・て!。あら、心配しなくても襲ったりしないわよ〜だ、か、らねっ?
207名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 14:57:21 ID:???
神降臨までマターリモトヲネタでもやるか↓
208名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 17:41:04 ID:???
死ね
209名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 18:56:33 ID:???
「ホント、人間て意外と無駄なことに労力使うのねぇ〜」
 テレビを見ながらごろごろしていたミサトが誰に言うとも無く呟いた。
 テレビにはニュース番組が映し出されていて、
 そこには『日本動植物研究センター新種の桜開発に成功』というテロップが流れていた。
 なんでも、常に真夏のような日本でも花を咲かせる桜の育成に成功したらしい。
 
 「何かあったんですか?」
 その時たまたまミサトの側を通りかかったシンジがミサトの様子に気づき質問した。
 「ああ、シンジくん。なんかねぇ、この気温でも咲く桜の開発に成功したらしいって」
 「さくら・・・ですか?」
 シンジは桜を話には聞いたことはあったが、実物を見たことはなかった。
 「そっか、シンジくん達は桜見たこと無いか・・・。」
 写真や映像で見たことはあったかも知れないが、シンジの記憶にハッキリした情報は無かった。
 「昔はね、これくらいの時期になるとピンクの花を満開にした桜が日本中に咲いたのよ。
  お花見って言ってね、その木の下でみんなで集まってお酒飲んだり騒いだりして・・・。」
 そうミサトが懐かしそうに語っている隣でテレビに桜の資料映像が映された。
 「あ、これこれ!こんな感じよ!へぇ〜、割りと本物に近い感じね」
 そこには、第三新東京市内の神社の境内に満開に咲き乱れる桜が映し出されていた。
 「・・・お花見、か・・・」
 それを見たシンジは何か言いようの無い感動を得た。
210名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 18:58:16 ID:???
――――翌日
 
 「ア、アスカ、明日空いてるかな?」
 「ま、特に予定は無いけど、アンタとデートなんかしないわよ」
 登校途中のアスカに隣で歩くシンジが言った。
 「ち、違うよ。お花見しないかなぁと思って・・・」
 断られるのが怖くて滅多に自分から提案なんてしないシンジだが
 昨日の桜の感動が冷めていないシンジはアスカにたずねてみた。               「お花見ぃ?う〜ん・・・・・・。ま、別に行ってあげてもいいわよ」
 意外な人物に受け入れられたことで少し勇気の出たシンジ。

 
 「ねえ、トウジ。明日空いてるかな?」
 「すまんの碇、明日は妹の見舞いでちょっとなぁ・・・」
 
 「あのさ、ケンスケ。明日暇かな?」
 「悪いな碇。明日は新作ゲームの発売日で朝から並ばなきゃいけないんだ・・・」
 
 「い、委員長。明日大丈夫かな?」
 「え?・・・ごめんね碇くん。
  妹が熱出しちゃって、明日私が病院まで連れて行こうと思ってるの」
 「そっか・・・」
 「何かあるの?」
 「いや・・・、別に何でもないんだ」
 教室に着いたシンジは仲のいい者に何人か声を掛けてみたが
 明日は見事にみんな予定が入っていた。
 
211名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 18:59:23 ID:???
なぜか自信をなくし、シンジはうつむいて、廊下をあてもなく歩いていた。
 「前、見てないと危ないわよ・・・」
 ハッとしてシンジが顔を上げるとレイが少し前に立っていた。
 「綾波か・・・・・・。
  ねえ綾波、明日暇・・・なわけないよね?」
 シンジは今までの流れからして断られるだろうと思いながらも聞いてみた。


 ――――さらに翌日 

 「はぁ、結局来るのはアスカと綾波だけか・・・」
 もう花見のことなんてどうでもよくなっていたシンジだが
 今回は自分が言い出しただけに、嫌々ながらも準備し始めた。
 
 「アスカー。そろそろ行かない?」
 アスカの部屋の戸をノックしながらシンジが言った。
 すると中からまだパジャマ姿のアスカが怪訝そうな顔で出てきた。
 「アンタ、ホントにこんなメンツで花見やるワケ!?」
 「う、うんまあね・・・」
 「アタシやっぱ止めるわ!
  何が悲しくてせっかくの休日にアンタとファーストと花なんか見なきゃいけないのかしら」
 そう言うとピシャリと戸を閉め、また部屋に戻っていった。
 
 これで一層気が重くなったシンジは「花見やろうなんて言い出すんじゃなかった」
 と後悔しながらもレイとの待ち合わせ場所に向かった。
 「綾波には悪いけど、今日はやっぱり止めにしようかな・・・」
 そう独り言を呟きながらとぼとぼと足を進めるシンジ。
 口ではそういいながらも結局、手ぶらで出てきてしまった。
 
212名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 19:00:40 ID:???
シンジが待ち合わせ場所に着くと、すでにそこにはレイが待っていた。
 「あ、ごめん遅れて・・・。せ、制服で来たんだね・・・」
 「ええ、これしか服持ってないから」
 もう花見なんてする気はさらさら無いシンジだったが
 いざ来てしまうとすぐ帰るのももったいなくなってしまい
 「・・・二人だけになっちゃたから止めにしようと思ったけど、
  とりあえず桜だけ見て帰ろうか」
 と言って一昨日ニュースでやっていた神社へ向かった。

 神社に着くとそこには満開の桜と、物凄い数の人でごった返していた。
 かなりの数の出店も軒を連ね、花見と言うよりは祭りに近い印象を与える。
 「これが・・・、花見なのかな・・・?」
 満開に咲く桜を久しぶりに見れると喜んだ一般人によって祭りのようになっていた神社周辺。
 「想像してたのとはちょっとイメージが違うな」と少し度肝を抜かれるシンジ。
 
 「何か飲み物でも買ってくるよ」
 唯一来てくれたレイに少し感謝していたシンジは何かおごってあげようと
 そう言い残しレイを置いて、人ごみの中へ消えていった。

 しばらくしてシンジが両手に紙コップを持って戻って来た。
 「まさか、ジュース買うのにこんなに時間がかかるなんてなぁ・・・」
しかしそこにレイの姿は見あたらなかった。
 「あれ、待たせたから帰っちゃったのかな・・・?」
 シンジは少し辺りをきょろきょろした。そこにはレイの姿は無かったが
 出店の脇に黒山の人だかりと、一枚の張り紙が目に付いた。
 そこには『飲み比べ!一回5千円、勝てば賞金5万円!』と書かれていた。
 まさかと思いながらも嫌な予感のしたシンジはそれに近づいていった。
213名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 19:02:22 ID:???
人を掻き分け中心が見える所まで行くとそこにはやはり、というかなぜかレイがいた。
 向かい側にはすでに酔いつぶれている男と、
 空になったピッチャー級のジョッキが何個も置いてあった。
 そこに平然とたたずむレイに主催者らしき人物が数枚の札を渡す。
 なんでもイマイチ客つきの悪かったこの催しに、近くでボーっと立っていた
 レイが無理矢理連れてこられ参加させられたららしい。
 シンジは慌ててレイを連れ出し、人ごみに紛れて姿を隠すと改めてレイに言った。
 「ダ、ダメじゃないか!未成年がお酒飲んじゃ!しかもあんなに・・・」
 
 「いくら無理矢理連れて行かれたからってさ」とか
 「相手も制服着てるんだから分かるだろうに」とか小言を言い続けるシンジ。
 それをレイはただ黙って聞いていた。
 そうは言ったもののシンジは、黙っているレイを少し見かねて口を開いた。
 「も、もう少し色々見て回ろうか?結構面白いよ・・・」
 「じゃあ、連れていって・・・」
 レイはシンジにそう答えると、手をスッと差し出した。
 シンジは、はぐれないようにその手をしっかり握ると人の波の中を歩き始めた。
 
214名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 19:28:27 ID:???
イイヨーイイヨー
215名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 21:21:56 ID:???
今度は青姦、じゃなく露出プレイか
216名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/06(木) 21:37:16 ID:???
そしてその後シンジは


シンジ「や、やめてよトウジ…そんなとこ舐めたら汚いよぉ…」

トウジ「そんなことあるかいな、おまえのここは綺麗だよ…」

シンジ「あん…ああん、そんなんしたら…う〇ちでちゃうよぉ…」

トウジ「出せや出せや、ぶっといのひねり出せや」

シンジ「うわあああああああああああああ」

ブリピー!ドバドバドバ…

シンジ「ハァハァ、う〇ち出ちゃったよぉ…しかも大好きなトウジの前で…」

トウジ「ホンマに汚いのォ…」

シンジ「えーん、ひどいよぉ…」

トウジ「でも全部食ったるわ、おまえのこと好きやからな」

シンジ「嬉しい…僕も大好きー」
217名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 02:35:21 ID:???
これはひどい。
218名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 04:41:11 ID:???
>>216
いい流れだったのに・・・
おバカだなぁw
219名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 11:09:55 ID:???
>216
死ね。氏ねではなく死ね
220名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 11:33:58 ID:???
荒らしに反応するのも嵐也
221名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 12:19:22 ID:???
冬月  「スルーだな」

ゲンドウ「ああ・・」
222名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 13:09:06 ID:???
>>216
ワロタwww
223名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 13:17:58 ID:???
ネ申 乙!今日初めて知った。良スレ!
224名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 13:33:17 ID:???
>>216            
パターン青!基地外です!!
225名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 13:54:54 ID:???
>>216
アッー!
226名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 18:44:15 ID:???
>>216
吹いた…
227名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 19:27:23 ID:???
>>216
お前それあちこちに貼ってるけど面白いとでも思ってるの?
228名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 19:42:09 ID:???
>>216よニートになれ!
( ´・ω・`)もうなってますか?そうですか…
229名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 23:07:17 ID:???
しつこい自演ですこと
230名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 23:20:19 ID:???
>>216はみんなにレスしてもらっていいな
231名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 00:41:53 ID:???
>>216の人気に嫉妬
232名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 12:18:09 ID:SxG/JZ77
続きマダー
233名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 12:42:01 ID:???
age
234名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 15:06:14 ID:2bpxXhnz
ガッ
235名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 19:29:52 ID:xBPzrO8E
いいスレみっけ〜
236名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 23:54:40 ID:???
続き町
237名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/12(水) 20:22:52 ID:???
続きマダー(・∀・)っ/凵⌒☆チンチン
238名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 13:24:37 ID:???
葛城三尉の昇格祝いに招かれた。
私は行く気はなかったが、赤木博士が「命令」と言うので行くことにした。
三尉たちの住むマンションで呼び鈴を鳴らすと、弐号機パイロットがめんどくさそうな応対で出迎えてくれた。
239名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 15:43:02 ID:???

ちょw降格してるw
240名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 18:01:43 ID:???
アスカ「うぃ〜、酒持ってこぉ〜!!」
241名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/13(木) 18:59:29 ID:???
ミサト「昇格でも降格でも酒が飲めればいいのよ!」
…ということでとりあえず宴が始まった。
集まったのは葛城三佐、赤木博士、伊吹二尉、弐号機パイロット、碇君、鈴原君、相田君、洞木さん。
碇司令は来ない。不精ヒゲのスパイは遅れてくるそうだ。
242名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 00:13:27 ID:???
ほんで?
243名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 00:20:51 ID:???
レイ「パーティ抜け出さない?」
244名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 00:22:29 ID:???
えらく気が早いね。
245名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 01:22:22 ID:???
なんか林原っぽいな
246名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 02:10:34 ID:???
「とりあえず乾〜杯!」
何故かかなり意気込んでいる相田くんの声で宴が始まった。
「今日は土曜日だし、みんな飲みましょ♪」
葛城三佐はそう言うと私たちのオレンジジュースを取り上げ、かわりに缶ビールを手渡した。
「うほっ!ええんですか〜?」
「さすが三佐〜!」
鈴原君と相田君はうれしそう。
「アタシもお酒飲んでみたかったんだー♪」
弐号機パイロットもかなり乗り気。
…碇君と洞木さんは困惑した様子。
だけど赤木博士の
「たまにはいいじゃない」
の声で渋々納得した様子。
247名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 02:16:13 ID:???
しばらく飲んでいると、チャイムが鳴った。
「あっ!きっと加持さんだ〜♪」
顔がほんのり紅く染まった弐号機パイロットがうれしそうに玄関に向かった。
しかし、弐号機パイロットは冷めた顔でリビングに戻ってきた。

「「こんばんは〜」」
訪ねてきたのは青葉二尉と日向二尉だった。

248名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 02:21:38 ID:???
このうち誰と絡ませたい?
249名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 02:47:03 ID:???
日向×ミサト
シンジ×リツコ
トウジ×レイ
ロン毛×イインチョ
ケンスケ×マヤ

のどれか
250名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 15:19:06 ID:???
そういやロン毛とマヤたんって私服姿、アニメだと1回しかでてこなかったね
251名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 16:45:15 ID:???
というか中学生じゃビール飲めないだろ・・・
チューハイならともかく
252名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 17:52:39 ID:???
age
253名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 18:18:27 ID:???
>>249
なんでトウジ×シンジがないんだよ…

シンジ「女房酔わせてどうするつもり?」

って聞きてえんだよ!
254名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 19:25:06 ID:???
>253
トウシンスレで思う存分やれや
255名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 22:00:31 ID:???
>>1 嫌だなそんなレイ。。でもそれはそれでレイのもう一つの顔だからいいか。。
256名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 22:05:59 ID:???
>>254
おまえもトウシンスレ住人か
257名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/14(金) 23:23:03 ID:???
「ねえ。なんで碇君が三人いるの?」
「あ、綾波だいじょぶ?ちょっと酔っぱらいすぎなような」
「酔っぱらい?誰が?」
「(表情は変わってない……)い、いやまあ大丈夫ならいいんだけど」
「で、なんで碇君が五人いるの?」
「増えてるー!?」
258名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/15(土) 00:26:28 ID:???
ガビーン(((( ゚Д゚))))



(でもかわいい・・・)
259名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/15(土) 01:10:57 ID:???
クローンシンジじゃね?
260名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/15(土) 09:56:53 ID:???
「ねえ碇君。なんだか暑くない?」
「え?いや別にもう夜で寒いし」
「そう」
「……………」
「……………」
「………なんで制服脱ごうとしてるの?」
「暑いから(シュルッ)」
「(ハッ、何気に床にビールの缶が散らばっている!)あ、綾波飲みすぎだよ!」
「でも、暑いもの(モゾモゾ)」
「い、いやいや普通に脱ぎ続けないでよ!うわ、ちょっと下着まで脱がなくていいから!」
「暑い(パサッ)」
「あ、あやな……っ」
「……………」
「……………」
「碇君、寒いわ」
「………はい、服と下着」
261名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/15(土) 11:07:58 ID:???
(*´Д`)うらやましい・・・
262名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 01:49:08 ID:???
続きはないのか…
263名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 08:09:25 ID:???
今、全部読んだ
今更ながらネ申だな
いやアダムかも
264名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 11:20:25 ID:???
「ファースト……飲みすぎじゃない?」
「そんなことないわ」
「それってそんなに美味しいものなの?」
「あなたも飲んでみたらいいじゃない」
「だ、駄目よ。大人になるまではお酒なんて飲んじゃいけないんだから」
「私は?」
「アンタはまあ別にどうでもいいけど」
「そう」
「でも、それにしたって飲みすぎよ。それ五本目でしょ?」
「飲みたいの」
「なんで」
「碇くんに避けられた」
「……はぁ?」
「最近、目も合わせてくれない。なんだかキョドキョドしてて、
この間話しかけてみたらなんだか赤くなって逃げ出していった」
「それって……」
「多分あの夜あたりからだと思うんだけど」
「夜!?」
「もうどうしたらいいのかわからない……」
「ちょ、ちょっと詳しく聴かせなさいよ!夜ってなに?シンジの奴と何かしたの!?」
「碇くんとお酒飲んでて」
「飲んでて!?」
「暑かったから」
「暑かったから!?」
「着てるもの脱いで」
「ぬ、脱いで!?」
「寒かったから」
「寒かったから!?」
「…………………スー、スー」
「寝るなぁ!ちょっとファースト?ファースト!?」
265名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 12:27:21 ID:???
ふと思ったが……アスカって普通に酒飲む?
エヴァヲタ歴短いもんでよくわからん。
266名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 12:53:58 ID:???
本編中に特に飲んでるような描写はないけど
飲んだことくらいはありそうだな
267名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 16:16:00 ID:???
>>264
なんかなごんだ
268名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 02:09:58 ID:???
手を握っていてもシンジには、レイがおぼつかない足取りなのが伝わってきた。
 まだたいした距離を歩いたわけではないが多すぎる人で少し疲労していたシンジは
 「少し座って休もうか?」
 と前方に見えたベンチを広げている屋台を指差して言った。
 黙って頷くレイを確認するとそのまま二人は
 ベンチに座り目の前を行くすごい数の人を眺めていた。
 何処に置いて来たのかシンジの手にはジュースの入った紙コップはもう無かった。
 慌てていたせいで何処に置いてきたかも見当がつかず、探しに行く気も無かった。
 
 「あ、そこで何か買ってくるね・・・」
 シンジは立ち上がり隣にある屋台に向かおうとした。
 しかし不意にシンジの服が引っ張られ、驚いて振り返った。
 「・・・綾波も行く?」
 振り返ったシンジとまっすぐ目を合わせていたレイはまた静かに頷くと
 シンジのTシャツの裾を掴んだまま屋台の前まで来た。
 「何がいいかな?・・・確か綾波って肉嫌いだったよね?」
 特に物珍しい物もないメニューだったがシンジがレイにたずねた。
 「これ・・・」  
 レイはそう言いながらタコヤキを指差した。
 「じゃあ、これ二つください」
 
 今度はそれほど並ばずに買い物を済ませられた二人だったがベンチに帰ると
 もうすでに別の人が座っていた。
 「場所、とられちゃったね・・・」
 シンジはすまなそうにレイをチラッと見て言った。
 さっきまでは誰も座っていなかったベンチが突然満席になり二人はポツンと取り残された。
 辺りを見回したがもう座れそうな場所は無く、
 二人は仕方なしに人ごみから少し離れた所にある桜の木の根元に腰掛けた。
269名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 02:11:16 ID:???
黙ったまま自分の分のタコヤキを食べたシンジがレイに目をやると
 レイはまだ最初の状態からまったく手をつけずにいた。
 「食べないの・・・?」
 シンジがレイの方を向き少し不安そうに聞き返す。
 するとレイが爪楊枝にタコヤキを一つ刺しシンジの口の前にそっと差し出した。
 「口、あーんてして・・・」
 シンジが反射的に口を開けるとレイはそこにタコヤキをゆっくり入れた。
 「おいしい?」
 レイがシンジの顔を覗き込みながら聞いてきた。
 「う、うん。でも僕はさっき食べたから・・・」
 そう言って両手を前に出し拒もうとしたシンジに
 「はい、もう一個・・・」
 レイはまったくかまうことなく次のタコヤキを楊枝に刺すと
 冷まそうとしているのか少し息を吹きかけた後、シンジの前に差し出した。
 結局レイのために買ったタコヤキもシンジが全部食べてしまっていた。
 シンジが全部食べ終わるのを見たレイは満足そうに空き箱を抱えしばらく黙っていた。
 
 「これって、酔ってるだけだよな・・・」と自分に言い聞かせるシンジだが
 少し落ち着かない様子で目を泳がせていた。
 すると変わった屋台が、シンジの目に留まった。
 そこには、様々な色や模様の浴衣が所狭しと並べられていた。
 さしずめ桜のある夏祭りといった雰囲気の神社周辺は、割りと浴衣を着ている女性が多かった。
 
270名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 02:12:59 ID:???
「綾波・・・、浴衣とか着てみる気ない?」
 しばらく会話もなく黙って座っていたシンジが切り出した。
 さすがにこれだけの人がいても、制服を着ていると浮いてしまう。
 レイはそんなことまったく気にしている様子は無かったがシンジが続けた。
 「きっと似合うと思うけど、どうかな・・・?」
 そう言われてレイは静かにシンジを見つめ返してきた。
 「似合う・・・?私に?」
 「うん・・・。似合うと思うけど、興味ないかな?」
 「じゃあ、着てみる」
 先に立ち上がったシンジに「立たせて」といわんばかりに手を差し出しレイが言った。
 その手を引き上げ、二人は向かい側の路肩にある浴衣を並べている屋台へ向かった。

 店の前まで来たシンジとレイ。
 おそらく、道行く人の浴衣も大半はこの手の店で買われたのだろうが
 今は二人以外に客はいない様子で店主らしき男も暇そうにタバコをふかしていた。
 
 客が来たことで、店主の男は目の色が変わりいろいろ勧めてくるのだが
 レイはまったく聞いていないという様子でシンジにつかまって立っていた。
 「これなんかいいんじゃないかな?」
 シンジは、自分で選ぶ様子のないレイに、
 紺色を基調として桜の花の模様があしらわれた浴衣を指差し勧めた。
 レイはそれをゆっくり手に取ると店の裏手にある
 更衣室代わりとして用意されたであろうプレハブの小屋へ入っていった。
271名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 02:13:56 ID:???
やがてレイが浴衣に着替え更衣室から出てきた。
 普段、制服やプラグスーツのレイしか見たことの無かったシンジは
 それがとても新鮮に感じたせいかしばらく見とれていた。
 レイは店主に先ほど勝ち取った札からいくらか渡すと
 黙って突っ立ったままのシンジの手を掴み人ごみの中へ入り歩き始めた。
 
 しばらく黙って人の流れに逆らうことなく歩いていたシンジに
 突然レイが振り向いて話しかけた。
 「やっぱり変・・・?」
 「いや、そんなことないよ。すごく似合ってる・・・」
 シンジにそう言われレイはまた振り向いた。
 シンジに背を向ける形になったが少し微笑んでいた。
 
 人の流れに逆らうことなく歩いていった二人は神社の境内に着き 
 大きな鐘と賽銭箱の前まで来て歩みを止めた。
 「せっかくだから、何かお願いしていこうか?」
 シンジはそう言って小銭をいくらか取り出すと賽銭箱に投げ入れ両手を合わせた。
 それを傍らで見ていたレイは手に持っていた札を全て賽銭箱に入れるとシンジのまねをした。
 数万円近い金額を躊躇なくいれたレイを、
 もしシンジが見ていたらまた何かと小言を言ったかもしれない。
 
272名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 02:14:55 ID:???
そっと手を離し目を開けたシンジが振り返りレイに話しかけた。
 「・・・何をお願いしたの?」
 「碇くんは?」
 逆に聞き返され少し焦ったシンジだったが照れくさそうに
 「えっと・・・、みんなが無事でいられますようにとか
  いろいろと、普通のことだよ。綾波は?」
 「碇くんのお願い事が叶いますようにって・・・」
 「あ、え・・・」
 
 
 いつの間にか当りは夕焼けに染まっていた。
 シンジはあの後なにをしたのかよく覚えていなかったが
 人ごみから抜け出し帰りのバスに乗るだけでもこれほどの時間がかかったのかもしれない。
 バスに乗るとレイはすぐにシンジの肩に寄りかかり寝てしまった。
 浴衣を着て隣で安らかな寝息をたてているレイを見てシンジは
 「これはこれで、結構楽しかったかも・・・」と笑みを浮かべた。
 しかし、シンジも一日の疲れとバスの心地よい振動で
 互いに寄りかかるようにして眠りについた。
273名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 02:17:57 ID:???
かなり間隔あいて申し訳ないです

まだ読んでくれる人がいれば次書こうと思ってます
274名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 09:15:30 ID:???
GJ!!
>>209-213 の続きでいいんだよね?

…酔ってそうな、そうでもなさそうな…な感じがキュート。
タコヤキあーん、に禿げ上がりますた。

次回! wktk!
275名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 10:03:40 ID:20Ql94K9
5月25日は綾波が守ってくれるかなw
276名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 10:07:44 ID:8nO2JUUQ
5月25になにがあるんだ?
277名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 10:19:20 ID:???
>>273あんた最高だよ・・・
278名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 11:40:05 ID:???
>>276
サードインパクト
279名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 12:03:23 ID:???
パイロットの中で一番酒強そうなの誰だろ?
やっぱレイ?
280名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 12:46:33 ID:???
>>273
いい仕事するね〜
281名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 16:31:06 ID:???
>>273 GJ
282名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 19:00:28 ID:???
>>273
次もよろしくお願い致します!
283名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/18(火) 02:55:25 ID:???
あの夜は何だかとってもイラついていたの。シンクロ率が3人の中で一番悪かった…。悔しくて、許せなかった。
ファーストが1番成績よかったなんて…。

家に帰って、シンジに当たろうとしたんだけど奴は出かけてていなかった。
ミサトがビールを飲んで酔っ払ってた。
やけくそになってミサトの手から缶ビールを奪ってイッキ飲みした。
………苦くてまずいし気持ち悪い…。


そうだ、ファーストにも飲ませてやろう!
284名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/18(火) 19:12:22 ID:???
>>1を読んでチバユウスケが思い浮かぶのは俺だけでしょうか?
285名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/18(火) 19:54:00 ID:???

>>284

ブラック・ラーブ・ホォォォォォォォル!!
286名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/18(火) 23:36:29 ID:???
「遅刻!遅刻ぅ!初日から遅刻じゃマジでやばいって感じだしぃ〜っ!」
 早朝、閑静な住宅街にある道を、トーストを口に咥え走る少女がいた。
 ショートカットの青い髪が内はねしていて印象的だ。
 かなり焦っている様子のその少女が曲がり角に差し掛かった。

 「今日転校生が来るんだって」
 「ま、この街もだいぶ復興が進んできたからね。
  これからどんどん増えていくんじゃない?」
 今日は新学期の始業式。シンジとアスカがそう話しながら急ぎ足で学校へ向かっていた。

 少し先を歩くシンジが交差点に差し掛かったとき、
 突然曲がり角を飛び出してきた少女とぶつかり、互いにしりもちをついた。
 「イテテ・・・」
 「ちょっと、大丈夫!?」
 アスカがしりもちをついているシンジに駆け寄った。
 「ごめんねぇ!マジで急いでたんだぁ!」
 シンジとぶつかった少女が頭をぽりぽりかきながらあまり申し訳なさそうに言った。
 「う、うん・・・」
 そう答えたシンジの目線は少女の腰の辺りを見つめていた。
 「あ!!」
 その目線に気づいた少女は、とっさに両手でスカートを掴みシンジの視線を遮った。
 「ホント、ごめんねぇ!」
 そう言って彼女は立ち上がり二人に背を向けると風のように走り去ってしまった。
287名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/18(火) 23:37:21 ID:???
学校に着いたシンジはいつものメンバーと朝のわずかな自由時間を過ごしていた。
 「で、パンツは見えたんか!?」
 「・・・うん」
 「いいなぁ〜」
 「いいなぁ〜」
 登校途中の出来事をケンスケとトウジに話し、その話題で盛り上がるシンジたち。
 
 その時、教室の戸が開きシンジたちの担任の葛城ミサトが入ってきた。
 「ほ〜ら、みんな、席に着け〜!」
 そう言いながら教壇の前に立つミサトの少し後方を見慣れない少女が付いて入ってきた。
 「喜べ男子〜、今日は転校生がいるわよ〜!」
 「綾波レイです!よろしく!」
 ミサトの隣に立つ少女がみんなの前に来ると満面の笑顔を浮かべて自己紹介をした。
 
 「アアッ!?」
 それを見たシンジとアスカが顔を見合わせて驚いた。
 今みんなの前に立っている転校生は朝シンジとぶつかった少女に間違いなかった。
 「あっ!?あんたは今朝のパンツ覗き魔ぁ〜!!」
 レイがシンジを指差しクラス全員の前で大声を出した。
 「なっ、なによ!!あれはアンタが勝手に見せただけでしょ!」
 アスカがそう言って両手をバンと机に突いて立ち上がりレイに対して剣幕を上げた。
 「あんたこそ何よすぐにこの子かばっちゃってさぁ。なに、できてんの二人!?」
 教室のやや後方で立ち上がっているアスカに黒板の前のレイのがすかさず反撃。
288名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/18(火) 23:38:20 ID:???
「コラ!二人とも静かに!」
 ミサトに一喝されひとまず静かになるレイとアスカ。
 「なんか、碇くんと面識あるみたいだし、君の席はとりあえずあそこね」
 そう言ってミサトはシンジの隣の席を指差した。
 
 黙って指示された席に着くレイ。
 それを目で追っていたシンジは、レイが隣に座るのを確認すると小声で話しかけた。
 「あ、あの、さっきはごめんね・・・」
 「ん・・・?あ〜、いいの、いいの!別に減るもんじゃないしね〜。
  碇くんて言うの?よろしくね!」
 一瞬睨みつけてきたような気がしたが、レイはまた満面の笑みを浮かべシンジに言った。
 「バカシンジ!そんな女と仲良くするんじゃないわよ!」
 シンジの一つ後の席のアスカがそういいながらゲシゲシとシンジの背中に蹴りを入れてきた。
 「なに、またあんた!?私と碇くんが仲良くするのがそんなに悔しいわけぇ!?」
 「なぁんですって〜!」
 アスカとレイがガタンとイスをならしまた立ち上がって言い合いを始めた。
 「コラそこ!いい加減にしないと本気で怒るわよ!」


 
今日は始業式のため、学校はホームルームと全校集会だけで終わり正午には帰宅となった。
 アスカやトウジたちは掃除当番だったシンジを置いてさっさと帰ってしまったらしい。
 シンジも、もうあまり人の気配の無い校舎を出ようと下駄箱の前まで来た。
 「あ、待って待って!碇く〜ん、一緒に帰ろうよ〜」
 校舎の奥からそうシンジを呼ぶ声が聞こえたかと思うとレイが猛スピードで現れた。
 「あ、綾波さんだっけ・・・?どうしたのこんな時間まで?」
 「ちょっとね、教務室まで呼ばれててね」
 「たぶんもう問題児としてチェックされてるんだろうな・・・」シンジはそんなことを
 思いながら靴を履くとレイの隣を歩き始めた。
289名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/18(火) 23:39:13 ID:???

 「ねぇねぇ、この住所知ってる?」
 突然シンジの目の前にレイがメモをひらつかせて聞いてきた。
 それを手に取り確認したシンジがレイの方を向いて言った。
 「うん、知ってるもなにもこれうちの隣だけど・・・」
 「え、マジで!?ラッキー!これ私んちの住所なの」
 「そ、そうなの?でも今日僕らとは全然別の方から来たみたいだけど・・・」
 「そうなんだ〜。私ってさ、超の付くほどの方向音痴でさぁ、
  今日も学校行くのに2時間もかかっちゃてさ〜」
 そう言って少し照れくさそうにするレイ。
 「に、2時間・・・。走れば10分の距離だよ・・・」
 「みたいね!いやぁ〜、でも助かるわぁ。
  これで明日から碇くんに付いて行けば登下校は問題無しね!」
 普段からどちらかというとおとなしいシンジは家に着くまでの間、
 ハイテンションなレイのマシンガントークを少し呆れ顔で適当に聞き流していた。

 シンジは自宅のあるマンションの階段を登り家の前まで来ると
 「じゃ、じゃあ、また明日ね・・・」
 とレイに軽く手を振り挨拶をして玄関の戸を開けようとした。
290名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/18(火) 23:40:39 ID:???

 「ヤッバーイ!!ちょっと、マジでヤバイよー!!」
 すると突然レイがそう叫んで、カバンを逆さにして
 中身を全てマンションの通路に広げると制服のポケットやらあちこちを探り始めた。
 「どうしよ〜、今世紀最大のピンチよぉ〜・・・」
 そう言うと呆然とシンジの家の隣の玄関の前で棒立ちになった。
 「・・・どうしたの?」
 さも助けてくれと言わんばかりに見つめてきたレイにシンジがたずねた。
 「鍵が、なくなっちゃった・・・」
 「家の中に家族とかいないの?」
 「私一人暮らしなのよ・・・」
 「じゃあ、とりあえずうちに来る?」
 それ以外適当な打開策を思いつかなかったシンジは自分の家の玄関を指差して言った。
 「ホント!?助かる〜!」
 シンジはケロッと顔色の変わったレイを自宅に招きいれた。
 
 「ただいま」
 「おかえり、シンジ」
 玄関を開けて帰ってきたシンジをエプロン姿のユイが出迎えた。 
 「後ろの人はどなた?」
 「転校生の綾波さん。うちの隣に住んでるらしいよ・・・」
 そう言ってシンジがレイを紹介する。
 「すいませ〜ん、鍵なくしちゃって、しばらくお邪魔しますね」
 
 シンジが自室に向かうと、レイがその後を付いてきて小声でシンジに話しかけた。
 「ねえ、あなたのお母さん美人ね!」
 「そ、そうかな?普通のお母さんだと思うけど・・・」
 「そんなこと無いわよ!すごく美人!それに、なんとなく私に似てると思わない?」
 「・・・(それは遠回しに自分を美人と言いたいのだろうか)」
 そんな会話をしながらシンジが部屋に入ると、レイもズカズカと後を付いて入ってきた。
291名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/18(火) 23:42:45 ID:???
かなり前フリ長くなって申し訳ないです

次回酒飲んで酔っ払う予定
292名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/18(火) 23:47:09 ID:???
あと前半は、学園エヴァをアレンジ&省略して書いたものなんで
26話見れる人がいても粗探しとかしないで下さい
293名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/18(火) 23:52:20 ID:???
つ[GJ]
294名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 00:36:19 ID:???
もうこの時点でかなりヨイネー(*´Д`)

続きが楽しみ‥(*´ー`)
295名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 00:43:39 ID:???
GJ!!!
296名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 03:09:16 ID:???
一人の職人が才能を開花させる瞬間に立ち会える喜び・・・プライスレス
297名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 03:13:21 ID:rFMzBY9Y
いいっ!
298名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 05:01:13 ID:???
ところで鋼鉄のガールフレンド2の漫画は面白いのか?
299名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 06:50:49 ID:???
レイはマジヤバいよなんて言わねえだろ
300名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 07:15:39 ID:???
>>299
つ【リナレイ】

リナレイなら十分あり得る
301名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 07:43:57 ID:???
>>299せめてエヴァの本編くらい全部みてからこいや
302名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 10:07:27 ID:???
>>301
おまえがな


リナレイならリナレイって最初っから言え!
303名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 11:26:39 ID:???
>>299
うまく釣れましたね
304名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 12:21:56 ID:???
釣れた釣れたわっしょーい
305名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 14:08:20 ID:???
>>302の返しがよくわかりません。解説キボンヌ
306名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 19:38:00 ID:???
>>305
ようするにだね、>>302の中では学園エヴァ=リナレイという単純明快な式が浮かばなかったという事だよ。
確かに学園もののFF及びSSで綾波レイが必ずしもリナレイである必要はない。
事実、本編レイで学園といった物も数多く存在して居るからね。
しかしながら、オリジナルのエヴァをきちんと見たことのある僕たちには恣意的で無い限りそんな勘違いは決してしないだろうね。

更に言うとエヴァが誕生してもう10年も経つじゃないか
あの頃生まれた子供も今や小学生だ。

それらの事を踏まえると>>302はろくに本編も見ずに未だ多く氾濫する二次作品あたりから入ったお子さまじゃないかと推測されるのだよ。
いやいや、君なりの反論もあるだろうがそこは事実として受け止めたまえよ。
何も無知がいけないと言う訳じゃないのだ。知らないならこれから学べばいい。
無知の知とはよく言ったものだね。
この作品は賛否あるだろうが僕的には非常に素晴らしい物だと思うのだよ。
これからこの作品を知る事ができる君を正直羨ましく思うよ。

もしかしたら嫉妬しているかもしれないくらいだ。

まぁ、>>305も早々目くじら立てずに大人らしく見守ってあげることだね。

新しい同士の誕
307名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 19:43:57 ID:???
あぁ、無知の知は>>302君に向けての言葉だよ。
>>305君は気を悪くしないでくれたまえよ
308名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 20:12:09 ID:???
>>306
なんか少し哲学を感じた
309名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 20:20:32 ID:???
うわっエヴァヲタきんもーっ☆
なに二次元に萌えてんの?ばっかみた〜い♪
310名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/19(水) 23:06:50 ID:???
>>309キモイなんてさびしいこと言うなよ・・・
311305:2006/04/20(木) 00:58:28 ID:???
ありがたう哲人よ、わたしはあなたから多くのものは教わった。これらは将来の糧となるだろう。
312名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 06:28:18 ID:???
さびしいも何もきもいものはきもいんだって〜

まじきんもー☆
313名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 12:56:00 ID:???
みんな 華 麗 に ス ル ー の時間ですよ
314名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 15:20:32 ID:???
ふと気になったんだが、ここの小説かいてる職人さんって同一人物だよね?


時々はいる短いやつはちがうだろうけど長編の方
315名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 20:05:33 ID:???
>>313
氏ね
316あぼーん:あぼーん
あぼーん
317名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 23:11:49 ID:???
えっ?ナニコレ(゚д゚)
318名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/20(木) 23:59:02 ID:+eW+4Dch
ギョーザの街か
319名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/21(金) 00:25:12 ID:???
ヽゝ゚ ‐゚νイカリクン…ツキカラオムカエガキタミタイ…デモイカリクントハナレタクナイノ…
320名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/21(金) 00:28:18 ID:???
マヤ『零号機、警察に足止めを食ってます』
ミサト『どういうこと!?』

警察『飲酒運転、罰金ね』
レイ『すみません…』
321名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/21(金) 05:41:06 ID:???
警察「お前なぁ!! すいませんという気持ちがあるンやったら、
なんで半笑いやネン」
バゴン!!!
警察「関係なぃ。」
322名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 00:02:49 ID:???
シンジは部屋に入ると私服に着替えベットに腰をかけた。
 その時、部屋の戸が開きユイがお盆を持って入ってきた。
 「夜は進級祝いのご馳走にするから、今はこれで我慢してね」
 そう言うとおにぎり4つと、麦茶の入ったコップを2つ乗せたお盆をシンジの前に置いた。
 
 「いっただっきま〜す」
 レイはそう言うと、シンジがおにぎりを1つ食べきる間に3つもたいらげてしまった。
 たぶんユイは2個ずつに分けてくれたのだろうが
 シンジはレイの食べっぷりを黙って見つめていた。
 
 昼食を食べ終わるとレイは床にゴロンと横になってすぐ側の本棚から
 シンジの小学校の卒業アルバムを取り出し勝手に見始めた。
 「へ〜、碇くんてこいつと小学校一緒なんだ・・・」
 そう言いながらレイはアルバムに写るアスカにペチペチとデコピンをかましていた。
 「うん、幼稚園から一緒だけどね。アスカって実は私立の名門中学に受かってたんだけど
  家から遠いからってそこを蹴ってまた一緒の学校に行くことになったんだ」
 「ふ〜ん・・・」
 何気なくそう語るシンジを、レイが意味ありげに見つめた。

 しばらく、そんなことで時間を潰していたシンジとレイにユイの声が聞こえた。
 「シンジ、母さん買い物に行ってくるから留守番よろしくね」
 そうユイに言われて、シンジは返事をしに部屋を空けた。
 辺りをしばらく眺めていたレイの目に、机の上にある一枚の写真が留まった。
 そこには、楽しそうに笑うシンジとアスカが二人で写っていた。
323名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 00:03:56 ID:???
数分してシンジが部屋に戻ってきてレイに言った。
 「管理会社に電話したら、明日にはスペアの鍵持ってきてくれるらしいよ。
  母さんもいいって言ってたし、とりあえず今日は泊まっていきなよ」
 ボーっと写真を眺めていたレイはそれで驚いたようにシンジの方を振り向いて言った。
 「え、あ、ありがとう!碇くんって優しいのねぇ!」
 
 夕食の準備ができてシンジたちがユイに呼ばれるまでの時間。
 相変わらず、レイペースの会話が二人の間に繰り広げられたが
 なぜかレイは自分のことをほとんど語ろうとはしなかった。
 シンジも転校初日の異性にあまり突っ込んだ質問は失礼かなと思いそれ以上は訊かなかった。

 
 ――――夜
 
 「・・・どーして、アンタがここに居るワケ?」
 リビングの四角いテーブルでレイの向かいに座っているアスカが腕組みしながら言った。
 「それはこっちのセリフよぉ!なんであなたまでいるのぉ!?」
 すでにガツガツと箸を進めるレイが口を動かしつつアスカに言い返した。
 「アタシはいいのよ!おばさんに進級祝いだから一緒にどうぞって誘われたんだから!!」
 「それで、手ブラで来るわけ?あつかましい人・・・」
 まるで朝の学校の再現を今ここでしているような感じだ。

 幼少の頃から付き合いのあるシンジの家に、アスカが来ることなんて日常茶飯事なので
 ユイもたいして気にせずアスカを呼んだのだが今日はまずかったらしい。
 「アンタに食わせるメシなんかないわよ!!」
 アスカはそう叫ぶと、レイに対抗意識を燃やし物凄いペースで目の前の料理を食べ始めた。
 尋常じゃない勢いで料理をたいらげる二人を少し唖然としてみているユイとシンジ。
324名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 00:04:55 ID:???
「はい、碇です・・・」
 ユイが電話の音でハッとして受話器を取った。
 「・・・・・・、ああ、あなた。
  ・・・ええ、わかったわ。」
 ユイは電話を切ると、エプロンを外してシンジたちの方を向き、すまなそうに言った。
 「ごめんなさいね、私ちょっと出かけなきゃならなくなったの。
  二人ともゆっくりしていってね」
 ユイはそう言って急いで準備すると出かけてしまった。
 シンジの父ゲンドウと同じ研究機関に勤めているユイは
 このように非番の日でもたびたびゲンドウに呼び出されることがあった。

 しばらく、険悪なムードに近い無言で箸を進めていたアスカとレイだったが
 「あ〜あ、アタシ帰るわ。送りなさいよ、シンジ!!」
 とアスカがいきなりシンジに向かって言いながら立ち上がった。
 「え、でも、アスカの家は二つ上の階じゃないか・・・」
 「いーから送るのよ!アタシが痴漢に襲われてもいいワケ!?」
 そう言われてシンジはしぶしぶ承諾すると、
 「ごめん、ちょっと待ってて」
 とレイに言ってアスカと玄関を出た。
 
 それを口をもごもごさせながら無言で見つめていたレイは一人取り残されてしまった。
 「そうだ!碇くんが帰ってくる前に、お茶でも入れて女らしさアピールしちゃお!」
 レイはそう独り言を言うと箸を置いて立ち上がり台所へ向かった。
325名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 00:05:47 ID:???
調味料などが置いてある棚をガサゴソとあさるレイだったがお茶の葉を見つけられずにいた。
 「これかしら・・・?」
 レイの手に取った缶にはアルファベットで『GREEN TEA』と書かれていた。
 「あちゃー・・・。私英語まったく読めないのよねぇ」
 と呟き「却下!」と言ってまた棚に戻してしまった。
 すると今度はレイの目の前に『Whiskey』と書かれたラベルのビンが出てきた。
 「また英語・・・。でもこれ・・・、色は麦茶よね」
 そう言いながらまじまじとビンを手に取り眺めていたレイだったが
 「ま、これでいいや!」
 と、ビンからコップに中身を注ぐと自分とシンジのテーブルの上に置いた。

 席に戻りまた残った料理を勢いよくかきこみ始めたレイだったが、
 あまり焦って流し込んだせいで喉に詰まらせてしまった。
 少し咽て、慌てたレイは先ほど用意したコップの中身を一気に飲み干した。
 
326名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 00:07:04 ID:???
「ただいま」
 やがて、シンジが帰ってきた。
 「母さんたちいつ帰ってくるかわからないから
  先にお風呂入っていいよ。僕布団敷いてくるから」
 シンジはそう言いながらリビングの戸を開けた。

 しかし、そのシンジの目に飛び込んできたのは予想外の光景だった。
 たぶんレイはまだ料理を食べているか、どこかを勝手にあさっているだろうと思ったが
 テーブルに伏せて顔だけシンジの方を向けていた。
 「遅かったね・・・。心配しちゃった」
 「うん、なんかアスカがなかなか帰してくれなくて・・・」
 レイは少し上体を浮かせ、今度はゆっくり両手で頬杖をついた。
 「碇くんって、あの人のこと好きなの?」
 突然の質問にシンジは慌てた。
 「え、っと、その・・・。好きっていうか、昔から一緒にいるからよくわかんないや・・・」
 「幼馴染ってやつ?・・・なんか妬いちゃうな、そういうの」
 
 昼間、アルバムを見ながら「ねぇ、誰のことが好きだったの?」とか訊いてきたレイは
 この手の話は好きそうだったが、どうもそれと今とは様子が違った。

 「綾波さんってそういうのいないの?」
 シンジは出会ってから初めてレイのことを自分から質問した。
 「いない。親友とかもいないし・・・」
 「そうなんだ、なんか意外だな・・・。
  すごく友達多そうなイメージだけど・・・」
 さっきまで明るく社交的だったレイが、人が変わったようにトーンダウンしていた。
 「・・・そっか」
 そうポツリと言うとレイはまたテーブルに伏せてしまった。
327名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 00:07:57 ID:???
なんだかやたらと元気の無くなったレイをシンジは心配した。
 「疲れてるみたいだね。今布団敷くから寝ちゃっていいよ・・・」
 シンジはそう言って誰も使っていない部屋に布団を持って行って敷いた。
 シンジがリビングに戻ると、まだレイはテーブルに伏せていた。
 「準備できたよ。いつでも寝ていいからさ」
 シンジはそう言いながらレイに気遣うように近づいた。

 「一緒に寝よっか・・・?」
 相変わらずテーブルに伏せていたレイは、シンジを上目遣いでチラッと見て言った。
 「・・・え、そ、それはちょっとまずいんじゃないかな?」
 「なんで?」
 あたふたと返答に困るシンジをレイがジッと見つめて訊き返した。
 「えっと・・・。なんでって、普通こういうのって女の子が嫌がると思うんだけど・・・」
 「・・・いい。寂しがり屋だもん、私・・・」
 そう言いながらレイが、今度はシンジから隠れるように顔を伏せた。
 
 少しじっとして考え込んでいたシンジだが
 「・・・こんな所で寝ちゃったら、風邪ひくからさ」
 とレイに呼びかけながら、ゆっくり抱きかかえるように立たせると
 布団を敷いた部屋まで連れて行って布団に寝かせた。
 「じゃ、綾波さんが寝るまでここに居るから・・・」
 シンジはレイの寝ている布団の側の壁におっかかりしばらくボーっとしていた。
328名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 00:10:25 ID:???
少しの間、物思いに耽っていたシンジだったが
 レイが目を閉じているのを確認すると部屋から出ようとそっと戸を開けた。
 「・・・嘘つき」
 突然背後からそう呟く声が聞こえ、シンジは驚いて振り向いた。
 レイの目は依然として閉じられたままだったが
 シンジはなんとなく出て行く気にはなれず、また壁の脇に腰を下ろした。

 レイのために部屋を暗くしていたせいで、シンジもいつの間にか寝てしまっていた。
 シンジが完全に眠りについた頃、レイがゆっくり布団から這い出すと
 シンジを布団の中に引きずり込むように連れ込んで
 抱き枕にして抱え込むとまたゆっくり目を閉じた。

 夜も更けて、マンションの部屋のほとんどの明かりが消えた頃、ユイとゲンドウが帰宅した。
 ユイはテーブルの上の食器を片付けるとシンジたちを確認しに奥の部屋の戸を開けた。
 そこには一つの布団で寄り添って寝ているシンジとレイがいた。
 「まあ・・・、シンジったら、意外と大胆だったのね。
  誰に似たのかしら・・・」
 ユイはそう言って少し口元を緩めると、「おやすみ」とささやき静かに部屋の戸を閉めた。
329名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 00:13:13 ID:???
たぶん過去最長・・・
長くて申し訳ないっす

ここまで読んでくれた人、ありがとう
330名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 00:15:04 ID:???
よかったですよ。
またよろしく!
331名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 00:19:26 ID:???
マエストロが現れた。
332名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 00:20:58 ID:???
職人さんGJ!
333名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 00:50:39 ID:???
いい仕事だ。
334名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 00:59:08 ID:???
なんつーか、漏れもう萌えカス。
335名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 01:33:16 ID:???
ネ申だ。
336名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 02:39:29 ID:???
うーむ、そう来たか・・・

やるな!
337名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 03:26:17 ID:???
うん♪ほのぼの♪
職人乙!
338名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 04:54:36 ID:???
職人さんありがとう。おかげでいい誕生日を迎えられたよ
339名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 06:41:35 ID:???
>>338おめでとう!
340名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 08:11:40 ID:???
>>338







341名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 13:45:44 ID:???
アヤナミー(´Д`)/

ってなった(´ー`)
342名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/22(土) 15:16:58 ID:???
>>338 おめでとう
343名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/23(日) 10:37:35 ID:???
まだエヴァ歴5か月の俺だが、
このスレをニヤニヤ見てる自分に気付き、
もう後戻りはできないんだと悟ったよ…







諸君、私は綾波が好きだ。
344名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/23(日) 12:59:58 ID:???
綾波が好きなんじゃなくてLRSが好きなんざましょ?
345名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/23(日) 19:35:52 ID:???
綾波が好きならLROスレに池!
346名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/23(日) 19:58:45 ID:???
ここはLROスレでもLRSスレでもないんだよ!カプ厨は帰れ!荒らすな

さあ職人よ、次も期待してるぞ!
347名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/24(月) 19:21:49 ID:???
もうこのスレ三回も読み返しちゃったよ。



好きってことさ
348名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 02:28:10 ID:???
朝、シンジは珍しく誰にも起こされること無く目を覚ました。
 寝ぼけた頭を軽く振り、辺りを確認した。
 「あ、あれ・・・・・・」
 シンジは昨日レイのために用意したはずの布団で寝ていた。
 しかし、部屋の中にレイの姿は無く、昨日のことはまるで夢のように思えてきた。
 
 布団から這い出し、台所へ行くとユイが朝食の準備をしていた。
 シンジはそれとなくレイのことを尋ねてみたが、ユイも今朝は見てないと言う。
 休日でもないのに、朝の時間に余裕が持てるなんて滅多に無いシンジは
 何をしていいか思いつかず、とりあえず朝日を浴びて伸びでもしようとベランダへ向かった。

 シンジはベランダの戸を開け、伸びをして目の前に広がる静かな町並みを眺めていた。
 「碇く〜ん!!おはよー!」
 突然、聞き覚えのある声が聞こえ、シンジは驚いて辺りを見回すと
 隣の家のベランダからレイが両手を振って挨拶していた。
 「え・・・?あれ?鍵・・・は?」
 昨日の状況からは説明のつかない状態で困惑したシンジ。
 「昨日はありがとねー!」
 レイがまた元気に声をかけてきて、シンジはふと昨日のことを思い返した。

 ふとシンジは昨晩の、レイが自分に見せた態度が“素顔”のような気がした。
 そう思うと、さっきまで少しうざったい部分もあったレイが急に愛しく思えてきた。
 
 相変わらず隣のベランダで元気にしゃべるレイを見てシンジは少しホッとした。
 レイの話によると、まだ薄暗い早朝に目を覚ましたレイは
 なぜか隣にシンジが寝ていて、恥ずかしくなりベランダに出たら
 自宅の窓が開いているのに気づき、ここから飛び移って帰ったという。
 それをあっけに取られながら聞いていたシンジ。
349名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 02:29:55 ID:???
しばらくして、いつものようにアスカが迎えに来て学校へ向かう。
 シンジとアスカが連れ立って学校へ行くのはいつものことだったが今日はそこにレイもいた。
 「・・・なんでまたしてもアンタがいるのよ!?」
 「いーじゃない、いたって!あなたこそ道知ってるんだったら一人で行けばぁ?」
 またレイのことをやたらと煙たがるアスカ。
 だが今朝はなぜかシンジがレイのことを少しかばったために余計に機嫌が悪くなった。

 無口になり目に見えて機嫌を悪くするアスカに、気まずくなったシンジが
 何とか話しかけて機嫌を戻してもらおうとするが
 レイがお構いなしに話しかけてくるせいでそっちにも集中しなければいけなくなった。

 今日はシンジが起こされずに済んだため、学校に着いてもまだ教室はがらんとしていた。
 教室へ着くなりレイは、「渡すものがあるから」とミサトに呼ばれどこかへ行ってしまった。
 シンジとアスカ以外はまだ数人しかいない静かな教室。
 
 「・・・明日、どこかへ連れて行きなさいよ」
 特にすることも無く席について黙っていたアスカがシンジに言った。
 「え?・・・どこかって?」
 「明日は休みだから、アタシの喜びそうな所に連れて行きなさいって言ってんの!」
 「そうだね。・・・どこがいいかな?」
 「・・・自分で考えなさいよ」
 アスカが無理難題を押し付けて、シンジはそれに対してそれなりに満足してくれる結果を
 ひねり出すために頭を悩ませるのはよくあることだった。
 「えっと・・・、じゃあ―――」
 シンジがそこまで言いかけると、レイが教科書やら体育着やらを抱え教室に戻ってきた。
 「碇くん、碇くん!手伝って〜」
 レイがそう言って重そうに荷物を抱えなおし、入り口の辺りでシンジを呼んだ。
 シンジは気まずそうにアスカを見ると、アスカは小声で「約束よ・・・」と
 ささやいてまた頬杖を突いて黙り込んでしまった。
 「碇くんってば〜、早く来てぇ〜!」
 またレイに催促され、シンジはゆっくり立ち上がるとレイを手伝いに行った。
350名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 02:31:21 ID:???
結局、この日はアスカがシンジに口を開いてくれることはもう無かった。
 が、レイは相変わらずシンジに相手をしてもらおうと色々話しかけてくるのだった。


 ――――翌日
 
 「じゃあ、行ってきます」
 シンジが玄関に腰をかけ、靴の紐を結びながら言った。
 「何処へ行くの?」
 見送りに来たユイが後ろから話しかけた。
 「アスカとちょっとね・・・」
 「そう。夕飯は?」
 「たぶんそれまでには帰ると思うよ」
 「わかったわ、準備しておくから。車に気をつけるのよ」
 「だ、大丈夫だよ、もう子供じゃないんだし・・・」
 そう言ってシンジが玄関を開け外に出た。
 
 玄関を出たシンジの視界に最初に入ったものは、
 やはり今しがた玄関を出たばかり、という感じのレイだった。
 「あ・・・」
 シンジがそう声を漏らすと、レイがシンジに気づいたようだった。
 「あ、偶然だねぇ!!碇くんもどっか行くの?」
 「うん。これからアスカと出かけるんだ・・・」
 「えー!?じゃ、私も行くー!」
 シンジは今更になって「余計なことを言ってしまったかな」と後悔した。
 「で、でもこれからどっか出かけるんじゃないの・・・?」
 シンジは話をはぐらかそうと、レイに訊き返した。
 「ぜーんぜん!!天気がいいから散歩に行こうと思っただけ。
  だから、まったくもってフリーだもん!」
351名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 02:32:31 ID:???
それを聞いてこれ以上深みに嵌る前にアスカの所へ行こうとするシンジ。
 しかしそれを見たレイが、
 「ねぇ、ねぇ、どこ行くの?なんかワクワクする〜」
 と言いながら、アスカの家へ向かおうとするシンジと腕を組みながら歩き始めた。
 

 アスカの家のインターフォンが鳴った。
 約束の時間より少し早いが、アスカは玄関先で一つ深呼吸をするとゆっくりドアを開けた。
 
 「・・・・・・これはどういうこと?」
 玄関を開けると、そこにはシンジとその後にレイが立っているのが
 アスカの目に飛び込んできた。
 「えっと・・・、さっき家を出たらばったり・・・」
 そう言って気まずそうに頭をかいて目をそらせるシンジ。
 
 「え!?なになに、もしかしてデートだったぁ!?
  私、お邪魔だったかなぁ〜・・・」
 その光景を見ていたレイが二人を冷やかすように言った。
 しかし、アスカはそれを無視するように玄関から出ると
 シンジの足をおもいっきり踏みつけながら
 「アンタの考えてることはよ〜〜〜くわかったわ・・・」
 と言いながら二人の前を歩き始めた。
 ここですぐに謝るのもレイに失礼だと思ったシンジは
 とりあえずアスカに話しかけたものの言葉にならなかった。
 しばらく黙って聞いていたアスカだったがやがてシンジの方を向いて
 「今日はぜ〜んぶアンタのおごりだから!わかったわね!!」
 と言ってまた黙って歩き出した。
352名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 02:34:02 ID:???
シンジとレイの前を黙々と駅に向かって歩くアスカ。 
 その後ろで
 「ねぇ、私もお金持って来てないんだぁ・・・」
 とレイに言われ顔を青くして財布の中身を確認するシンジ。

 
 それほど遠くは無い駅で下車した三人は、その目の前の遊園地に入った。
 入場券とフリーパスを買いアスカに渡すシンジ。
 「アンタの発想って単純ね・・・。ま、いいわ。タダなワケだし!」
 とシンジからチケットを受け取り、一人スタスタと入場ゲートをくぐった。
 レイもシンジから、チケットを渡されるとこちらは
 まるで夢の国にでも連れてこられたかのように目を輝かせ弾むように中へ入っていった。
 シンジもさんざん悩んだ挙句、入場券と自分の分のフリーパスも買い中へ入った。
 
 中に入ると『まずはあっち!!』とアスカが右から、レイが左から
 同時に叫んでシンジの腕を引っ張った。
 シンジを挟んでギャーギャー言い合いする二人だったが
 結局、平和的にジャンケンで決着をつけることになったらしい。
 
 「最初っからそうやって大人しくすればいいのよ!アンタはおまけなんだから!」
 先頭を歩くアスカは満足そうにそう言うと
 後ろをトボトボと付いて来るシンジとレイをチラッと確認した。
 
353名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 02:36:09 ID:???
「着いたわ、入りましょ!」
 アスカがそう言って立ち止まりクルッと回れ右をして二人の方を向いた。
 そのアスカの背後には『ホラーハウス』と書かれたおどろおどろしい館が聳えていた。
 しかし、それを見たレイが突然シンジの服を掴み泣きついた。
 「ムリムリムリムリムリーッ!!私こういうのすっごくダメなのぉ〜!」
 すでに足が少し震えているレイを見た、アスカが
 「じゃ、アンタはここで待ってなさいよ」
 と冷たく言い放ってシンジを掴み中に入っていった。
 
 「・・・あ〜ん、待ってよ〜!」
 しばらく固まっていたレイだったが、
 二人の姿が完全に見えなくなる前にそう言って後を追った。
 
 
 数分後、アスカが先頭で出てきて
 「あ〜あ、イマイチ迫力が足りないわね〜」
 と言いながら出口付近で立ち止まって振り返った。
 「夜トイレに行けなくなっちゃったよぉ〜、シャンプー怖くてできないしぃ〜。
  今日の夢に出てくるよぉ〜・・・」
 続いてげっそりした顔のレイがぶつぶつ呟きながらシンジに連れられて出てきた。
 しかし、明るくなったことでレイはすぐに元気を取り戻し、
 「今度は私に付いて来てよぉー!」
 と言って一目散にジェットコースターの元へ向かった。
354名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 02:36:57 ID:???
運良く数分並んだだけでシンジたちの順番が来た、が今度はなぜかアスカが
 「ア、アタシこんな幼稚なのには乗らないから、アンタだけで行けば・・・」
 とレイに言って後ずさりをした。
 「なんで〜?ちょうど横並びに三つの座席だよ〜?」
 とレイがジェットコースターのシートを指差して言った。
 「見ててあげるから、アンタ一人で乗りなさいよ!」
 そう言ってさらに後ずさりするアスカを見たレイがここぞとばかりに
 「はっは〜ん、さては怖いのねぇ!?」
 と挑発的な目で言った。
 「な、なんですって〜!じゃあ乗ってやるわよ!乗りゃいいんでしょ!!」
 アスカはそう叫ぶと、ドスンと奥のシートに腰を下ろし安全バーを着けた。

 
 「うわ〜、面白かったー!!あの一回転がサイコーって感じ!?」
 ジェットコースターから満足そうにレイが降りてきた。
 その後ろでは、アスカがシンジに支えられながらよろよろと出てきた。
 「うっ・・・、気持ち悪い・・・」
 さっきとは真逆の光景がそこには広がった。
 まだ楽しそうにしているレイを見たアスカが
 「こんのぉ〜・・・。今度はアタシの番よ!」
 とシンジの手を振り払うと、またさっさと歩き始めた。
 
 これでレイとアスカは、お互いの弱点を掴んだらしく、
 シンジは交互にオカルト系のアトラクションと絶叫系のアトラクションを連れ回された。
355名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 02:38:22 ID:???
何十回かレイとアスカの要望にそって連れ回されたシンジ。
 もう同じアトラクションに飽きるほど入ったりもして、
 「フリーパス買ったの正解だったかな」と一人思い返していた。
 シンジがそんなことを、考え込んでいるとまたレイの声が聞こえた。
 「じゃあ、次はあっちねぇ!!」
 と目の前にある最初と同じジェットコースターを指差した。
 しかし、アスカがすかさずそれを遮った。
 「ダメよ!そろそろシンジの意見も聞いてあげる頃だわ!」
 アスカはもっともらしいことを言いながらも、してやったりという感じでレイを見た。
 突然話を振られて困惑したシンジだったが、少し考えて
 「じゃ、じゃあ、なんか食べようか・・・?お腹すかない?」
 と言い難そうに切り出した。
 「・・・それもそうね」
 「賛成〜!」
 そう言ってレイとアスカも意外に素直にシンジの後を付いて
 園内で一番大きいレストランへ入っていった。

 もう昼時のピークは過ぎていたようで、店内は混んではいたものの
 またされることなく席に案内され店員もすぐに注文を聞きに来た。
 「アタシ、この店で一番高いやつ」
 シンジの財布の中身などまったく気にする気配が無いアスカはそう言ってメニューを見ない。
 一方レイは
 「私、お子様ランチ!」
 と言ったが、シンジとアスカに白い目で見られ、さらに店員に
 「申し訳ありません。こちらの商品は小学生低学年までが対象でして・・・」
 と真剣に突っ込まれ
 「―――ってのは冗談で、これと、これとこれとこれと・・・あとこれ!」
 と恥ずかしそうにメニューの写真だけを指差してやたらと注文した。
 それを見てシンジはもう完全に財布に余裕が無くなり
 「じゃ、じゃあ・・・、僕は、み、水を・・・」
 と言ってメニューさえ怖くて開けなかった。
356名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 02:42:49 ID:???
今回も長くてすいません。

だんだん文章全体に対する、酔ってるレイの割合が
減ってきているような気がするので反省します・・・
357名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 02:44:13 ID:???
あと、次回酔ったレイ書く予定

書き忘れスマンかった
358名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 02:46:59 ID:???
GJ!!
359名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 07:19:09 ID:???
GJ!!!!次回も期待してます!
360名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 08:47:47 ID:???
シンジの金がwwwwwwwwwwwwww
361名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 09:14:02 ID:???
・・・こういう経験あるだけに胃がいたくなってきたorz
362名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 09:57:41 ID:???
>>361
リアルシンジ決定
363名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 14:14:58 ID:???
>>356いいねぇ〜、職人だわ
364名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 22:50:19 ID:???
いい仕事ですぞ。
365名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/25(火) 23:02:18 ID:???
いい感じだな(*´ー`)
366名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 00:03:44 ID:???
割りと早く料理が来て、アスカはそれを静かに食べはじめた。
 レイも来た料理を片っ端から、気持ちのいいぐらいに片付けながらシンジに話しかけた。
 「碇くん食べないの?」
 「う、うん。ちょっと、お腹の調子が・・・」
 シンジがそう答えると、レイの注文した最後の料理が運ばれてきた。
 しかし、レイは恥ずかしさのあまり、適当にパッパと注文していただけなので
 その中にジュースと間違えてカクテルが含まれていたことに気づかなかった。
 シンジもアスカもメニュー表を一度も開いていなかったので気づくはずも無かった。
 レイは料理を食べ終わると、最後に傍らにあったブルーの液体を一気に飲み干した。
 
 財布に残ったお札全てを使い、なんとか会計を済ませたシンジは
 レストランを出るとため息をついてうつむいた。
 「な〜に暗い顔してんのよ!さ、後半戦行くわよ!」
 そう言ってアスカが順番を誤魔化してホラーアトラクションへ行こうとした。
 だが、さっきまで威勢良く反撃してきたレイの声が聞こえなかった。
 「なによ、アンタ急に大人しくなったわね。やっと自覚したの!?」
 アスカがレイをツンツン突っつきながら挑発した。
 「・・・。二人の邪魔してるよね、私・・・」
 意外な答えにアスカはドキッとして飛び退いた。
 「な・・・、なんかあったの・・・?」
 アスカもすっかり張り合いを無くし少し驚いて、様子の変わったレイに言った。
367名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 00:04:49 ID:???
「た、食べ過ぎてお腹の具合でも悪くしたのかな・・・」
 シンジはそう言って、少し早いが帰宅すること提案した。
 最初は騙されていると思ったアスカも、すっかり別人のようになったレイを
 ちょっと心配して、素直にそれに従った。
 
 駅に着いたシンジだが、財布の中身を確認してすまなそうにアスカを見て言った。
 「ご、ごめん。さっきのでもうお金が無いんだ・・・。
  アスカだけでも電車で帰ってよ。
  僕らも線路沿いに歩けば夕方までには帰れると思うから」
 と最後の小銭を数枚出すとアスカに手渡した。
 具合の悪そうなレイを一人だけ電車に乗せる訳にもいかず、
 かといって自分一人で帰る訳にもいかず、シンジなりに考えた結果の判断だった。
 
 アスカは黙って小銭を受け取ると、切符を買い電車に乗る前に少しシンジの方を振り向いた。
 「本当にやばそうだったら、タクシー拾って帰るから・・・」
 シンジがそうアスカに言った。
 それがアスカの耳に届いたかどうかはわからなかったが
 その直後アスカを乗せた電車がゆっくり駅を出た。

 シンジは電車が駅から完全に見えなくなるとレイの方を見て言った。
 「ごめんね、1時間くらい歩けば帰れると思うから。
  つらかったらいつでも言ってくれればいいからさ」
 「・・・うん。でもあんまり優しくされると私・・・」
 「え・・・?」
 「ううん、なんでもない・・・」
 そう言って首を振るとレイはまた黙り込んでシンジに付いて来た。
368名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 00:06:04 ID:???
しばらく、そのまま無言で歩いていた二人だがやがてレイがシンジに言った。
 「歩けない・・・。おんぶして・・・」
 シンジはそう言われ、少し後方で立ち止まっているレイのところまで
 ゆっくり引き返すと体を屈めレイをおぶった。
 レイはシンジにおぶられるとしっかりシンジのシャツを掴んだ。

 「ごめんね、今日は。・・・二人のこと羨ましかった・・・」
 突然シンジの背中にいるレイが耳元でポツリと呟いた。
 「わかってる、嫌なことしてるよね、私って・・・」
 またレイが今度は少し口調を強めるように、またシンジの耳元に呟いた。
 「そ、そんなこと無いよ」
 シンジが驚いてそう答えた。
 「私のこと・・・、嫌いにならないでね・・・」
 レイにそう言われ、シンジは少し黙り込んだあと
 「心配することないって。アスカも今日は楽しそうだったし・・・」
 と優しくレイに語り掛けた。
 シンジは別に気休めを言ったわけではなく、
 アスカがまんざらでは無いという様子に見えていた。

 「違う、碇くんのこと訊いてんの・・・」
 ほとんど間をおかず、レイがシンジの頬を軽くつねりながら言った。
 「あ、うん・・・、僕も楽しかったよ」
 シンジはレイの行動に少し戸惑ったが、背中のレイにいたわる様に語りかけた。
 また、しばしの沈黙のあとシンジがレイに言った。
 「また・・・、行きたいね」
 「・・・うん」
 「で、でも、今度はお金かからない所がいいな・・・
  それか、割り勘とか・・・」
 「・・・うん」
 シンジが少し笑いながらレイを背負い直し言ったが、レイは静かに相槌を打つだけだった。
369名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 00:07:28 ID:???
すっかり大人しくなってしまったレイの姿が昨日の夜とダブったシンジは
 「・・・寝ちゃってもいいよ?」
 とレイを気遣った。
 「・・・その辺に置いて行かない?」
 「だ、大丈夫だよ!・・・・・・」
 シンジはレイの意外な一言に驚いたて
 「昔そんな事されたのかな?」とレイが一人暮らししていることやらを
 思い出して、一人で暗い妄想に突き進んでいた。
 「・・・ホントだよ?」
 レイはそう言ってシンジの妄想を遮ると、
 またシンジのシャツをしっかり握りなおした。

 
 
 シンジは寝ているレイをおぶり、家までもう半分以上の距離を
 歩いたがそれほど疲れは感じていなかった。
 が、さっきまでうるさいくらい元気なアスカとレイが側にいただけに
 急に静かになり、なんともいえない孤独感のようなものを感じていた。
 
 シンジがふと顔を上げると、目の前に駅の看板が見えた。
 自宅に一番近い駅まであと二駅のところまで来ていたようだった。
 ここまで線路沿いに歩いてきたが、ここからは少し街中に入ったほうが早い。 
 そう思いシンジが駅の前の十字路を、線路を背にするように曲がると
 驚くことに目の前の電柱にもたれかかって待っているアスカがいた。
 
370名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 00:08:17 ID:???
「ア、アスカ!?どうしてここに・・・?」
 シンジが驚いて声をかけた。
 「足んなかったわよ、お金・・・」
 アスカは腕を組んだまま電柱にもたれかかり顔だけシンジの方を向けて言った。
 しかしシンジは確かに一人分なら十分な金額を渡したはずだった。
 「ご、ごめん、そうだったかな・・・」
 少し不信感を抱いたものの、シンジはとりあえず謝った。
 
 「どうせ行き先同じだし、一緒に帰りましょ!」
 アスカはそう言うと、シンジが来るのを待ち隣を歩き始めた。
 シンジはしばらく黙って歩いていたがアスカに
 「ごめんね、本当にあれで最後のお金だったんだ・・・」
 と一応謝罪の言葉を述べてみた。
 「・・・ホント準備が悪い男ね」
 するとアスカがボソリとこう言った。
 しかし、さすがのシンジも一日中振り回された挙句、おごらされたことに腹が立ってきて
 「なんだよ!帰りの電車代くらい自分でだせばいいだろ!」
 とアスカに向けて少し語気を強めて言った。
 これを聞いたアスカは少し無言になったが
 「持って来てないわよ、お金なんか・・・。
  誰もお金のかかるとこに連れて行けなんて言ってないわよ!」
 そうまくし立てるようにシンジに言った。
 「・・・別に何処でもよかったのよ。アンタと二人なら、その辺の公園でも・・・」
 アスカはさらに聞こえるか聞こえないかというくらいの小声でシンジに言った。
 
 そのまま、二人は家に着くまで終始会話は無かった。
 沈みかけた太陽が顔を赤く照らし、無駄に長く二人の影を伸ばした。
 シンジの背中のレイは、たぶん寝ているはずだった・・・。
371名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 00:14:02 ID:???
一応これで終了です

もう一つくらいは学園エヴァやるかもしんないです

ここまで読んでくれてありがとうございました
372名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 00:18:44 ID:???
久々にいいもの読ませてもらいました。
373名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 00:22:48 ID:???
GJ!

学園設定でもいいから、リナレイじゃなく普通のレイでキボン
374名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 01:32:54 ID:???
GJ!
375名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 01:39:19 ID:???
GJ!
次の作品も期待してます!
376名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 11:35:03 ID:???
イイネーイイネー!

久しぶりに上の空気を吸おうか
377名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 11:56:27 ID:VKby9M0A
フフフ。
いいね!!
378名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 12:37:32 ID:dtjSxR1A
久々に来たよこのスレ
いいペースで更新されてるね

379名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 13:34:49 ID:???
綾波おんぶしたいお。
380名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 15:45:18 ID:???
>>284


チバとレイ
(´Д`)ハァハァ
381名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 18:38:44 ID:OqbO76J6
なんだこの ネ申スレ
萌え萌え過ぎ
382名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 18:43:08 ID:???
でーもんこぐれ
383名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 20:00:20 ID:???
ヘキサゴンかよwww
384名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 23:09:53 ID:???
終わり方がいいですね!
また次もよろしく頼みます。
385名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 23:26:48 ID:???
ア、アヤナミー(*´Д`)/


ってなる(*´ー`)
386名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/27(木) 00:00:57 ID:???
なんかデジャブした・・・。
こんな経験あるわ・・・。
女の子最初一人だったのに一人が二人、二人が三人、三人が四人に・・・。
なんか全部自腹で・・・。
ちょっとかわいい娘ばっかり来てたので断れなくて・・・
財布の幸知が数人消えた・・・orz
387名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 01:10:24 ID:???
「波長パターン青!!MAGIは目標を使徒と断定しています!」
 オペレーターのマヤがモニターから背後にいるミサトたちに目を移し言った。
 「よりによってこんな時に・・・」
 それを聞いたミサトが腕組みしながら渋い顔で呟いた。
 本来二日前に日本に到着しているはずだったエヴァンゲリオン弐号機とセカンドチルドレンが
 途中で使徒の奇襲を受け、退けはしたものの大きな痛手を負い来日の目処が立っていなかった。
 
 しかし、モニターには無情にも海上に姿を現した使徒が映し出されていた。
 
          
           第7の使徒 イスラフェル 襲来

 
 「総員第一種戦闘配置!」
 司令官碇ゲンドウの不在を任された現在の最高責任者、副司令の冬月の声が響いた。
 
 「先の戦闘で、第三新東京市の迎撃システムは大きなダメージを受け
  その復旧は間に合わなかったわ!よって現在の稼動できるシステムは皆無。
  そのため今回は、上陸前に使徒を水際で一気に叩く!
  零号機ならびに初号機の波状攻撃で接近戦でカタをつけるわよ!」
 使徒迎撃のために海岸へ向かうヘリの中でミサトがエヴァのパイロット達に
 今回の作戦を説明する。目下には先日撃破した第5使徒の残骸が見えた。
 
 『了解!』
 モニターに映し出されたプラグ内のレイとシンジが答える。
 それとほぼ同時に、ロックが外されエヴァ二体が土煙をあげ海岸に着陸した。
 「シンジくんがソニック・グレイブによる直接攻撃を
  レイがパレットライフルで後方援護を担当よ!」
 さらに詳細な作戦が上空のヘリにいるミサトから伝達された。
388名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 01:11:24 ID:???
「来た・・・!」
 シンジがそう呟くと、海上をゆっくりこちらに向かってくる使徒が
 肉眼でも確認できる位置に現れた。
 それを確認した零号機がライフルを一斉射撃、使徒に命中し足止めに成功した。
 初号機はすかさずひるんだ使徒に対して、水没した建物の屋上を飛び移りながら近寄り、
 脳天からナギナタ状の武器による一撃を叩き込んだ。
 鈍い音を立て、真っ二つに裂ける使徒。

 「ナ〜イス、シンジくん!!」
 ヘリの中のミサトが勝利を確信し、ガッツポーズを決める。
 しかし、裂けた使徒の顔に変化が現れた。
 半分に裂けた使徒が分離すると、新たな二体の使徒となり、零号機と初号機に対峙した。
 「なんてインチキッ!?」
 さっきまで勝利の笑みを浮かべていたミサトがマイクをたたきつけ座席にどついた。
 
 
 
再びネルフ本部に場面を移し、モニターの前でマヤが淡々としゃべりだした。
 「本日午前、二体に分離した使徒の攻撃を受けた初号機は駿河湾沖2キロの地点に水没。
  同二十秒後、零号機活動停止・・・。この状況に対するE計画責任者のコメント」
 「ぶざまね・・・」
 スライドには頭を海中に沈めた初号機と、土に埋めた零号機の画像が映し出された。
 さらにそれに続いて、N2爆弾によりダメージを受けた使徒が映し出された。
 「まったく、醜態をさらしおって・・・」
 冬月がそう言って立ち上がると、うつむいているシンジとレイに続けた。
 「君達の仕事はなんだかわかるか?」
 「・・・使徒に勝つことです」
 レイがポツリと答える。
 「そうだ。わかっているなら君達が協力して何とかしたまえ。
  こんなのは、所詮時間稼ぎにしか過ぎん・・・」
 そう言って冬月は部屋を後にした。
389名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 01:12:19 ID:???
ミサトが山積みの書類の前でため息をついた。
 内容は関係省庁からの抗議文や請求書、見なくてもわかる。
 「碇司令が見ていたら間違いなくクビね・・・」
 背後からリツコがコーヒーを差し出しながら話しかけてきた。
 「ま、司令が不在だったのは不幸中の幸いってやつね・・・」
 ミサトがコーヒーを受け取りながら呟いた。
 「現在使徒は自己修復中。MAGIの算出によると第二波は6日後よ」
 「で、私の首がつながるようなアイディアでも持ってきてくれたわけ・・・?」
 「まぁ、無いでもないわよ・・・」
 そう言ってリツコは、またため息をつくミサトの前にカセットテープを取り出して見せた。
 「さっすがぁ!持つべきものは心優しき旧友ね!」
 「その代り、今度夕食でもおごりなさいよ」
 リツコはそう言ってミサトにカセットテープを手渡した。


 家に着いたシンジ。こちらもやはりため息がこぼれる。
 ゆっくり肩から荷物を下ろすと、また玄関のドアが開く音がした。
 不思議に思いシンジが玄関まで行くと、そこにはラジカセを担いだミサトとレイが立っていた。
 「あら、早かったわね」
 シンジはラジカセとレイを交互に見ながらミサトに尋ねた。
 「えっと・・・、これはどういうことですか?」
 「今度の作戦準備よ!」
390名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 01:13:23 ID:???
ミサトはそう言って二人をリビングに招き、イスに着かせると
 「第7使徒の弱点はただ一つ、分離中のコアに対する二点同時の荷重攻撃しかないわ!
  つまりエヴァ二体のタイミングを完璧に合わせた攻撃が必要なの。
  それには二人の完璧なユニゾンが要求されるわ!」
 と使徒の資料をテーブルの上に広げた。
 「そこで、あなたたちにはこれからしばらくここで一緒に暮らしてもらうわ」
 「ええ〜〜っ!?」
 と驚いて声を上げたのはシンジだけで、レイはいたって冷静に
 「命令ならそれに従うわ・・・」
 ミサトに言った。それを聞いたミサトは
 「じゃ決まりね!二人のユニゾンを完璧にマスターするために
  この曲に合わせた攻撃パターンを覚えるのよ!一秒でも早く」
 
 早速、床に練習用のシートを敷くミサト。
 シートにちりばめられたパネルをリズムよくタッチするだけの
 単純なものだが一応ネルフ特注の品らしい。
 「とりあえず、現状を把握しておく必要があるわね・・・。やってみて二人とも」
 シートの中央に移動すると、レイとシンジはフッと一瞬見つめ合い
 音楽と共にパネルをリズム良くタッチし始めた。
 
 「お〜・・・、意外にいいセンいってるわね」
 ミサトは目の前のシンジとレイの最初にしては予想外にいい出来を見て喜んだ。
 わずかなズレのようなものはあるものの80点近い出来といったところ。
391名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 01:21:52 ID:???
――――決戦前夜

 ここまで、シンジとレイは命令とはいえ、風呂とトイレ以外の全ての生活を共にしてきた。
 ところがこの段階で二人のユニゾンは100点満点といえる状態ではなかった。
 シンジはもう半日もない使徒との再決戦に一抹の不安を覚えていた。
 
 レイが風呂から上がってきてタオルで頭を拭きながらリビングに現れた。
 「ミサトさん今日は徹夜だって、さっき電話があったよ・・・」
 「そう・・・」
 「・・・いよいよ明日だね」
 「ええ・・・」
 会話が続かない。
 
 「な、なにか飲む?」
 「ええ」
 シンジはそう言って冷蔵庫を開けたが、
 そこにはただビールで埋め尽くされただけの光景が広がった。
 後ろからチラッとレイが覗き込んでいるのがわかったシンジは
 何か見てはいけないものを見てしまったという感じでゆっくり戸を閉めた。
 
 マンションの下まで降りれば確か自動販売機があった。
 それを思い出したシンジはレイに「すぐ戻ってくるから」と告げ
 小銭をポケットに入れると玄関を出た。
392名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 01:23:38 ID:???
次回酔ったレイの予定

ちなみに今回は普通のレイ
で、もしもアスカの来日が間に合わないままイスラフェルが来たらということで・・・
393名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 03:23:21 ID:???
おいおいお前ら荒らし認定されてるぞwww

>229 :名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/04/27(木) 19:24:20 ID:???
>みんながあんまりこのスレ誉めるもんだから嫉妬した他スレの職人・住人どもがハライセに荒らしてるんだろ…



>以外と酔っぱらいスレあたりかな?


↑意外なw
こんな国語もできない奴に嵐と思われてるお前らカワイソスw


ダメ、ミサトさん!僕はペンギンなんだ!クうっ...

http://anime.2ch.net/test/read.cgi/eva/1138720366/
394名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 03:37:03 ID:???
おまえ…

このスレがちょっと叩かれたからってそんなガキみたいなけとして楽しいか?しかもあげてまで…
395名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 03:44:15 ID:???
>>393
これはひどい・・・
自演するにしても文体変えるとかちょっと工夫したらいいのに
396名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 03:50:36 ID:???
「ナ〜イス、>>392!!」
次の投下が待ちきれないですぅ。
397名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 03:50:51 ID:???
ペンギンスレの229と、このスレの>>394は恐らく同一だな
三点リーダーの打ち方と意味のない空行など、
この短い文章の中、共通する所が二つもある。
>>394君、素直に謝りなさいよw
398名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 15:30:38 ID:???
えーと、説明しとくと、
あるスレでペンペンスレの方と、ここの職人がGJ祭りだったので、
ファンが勝手にライバル視してるんだと思われます。

叩きの一つや二つはむしろ有名になった証拠!!職人さんこれからもガンガレ。
399名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 19:50:12 ID:???
>>397は自意識過剰のナルシスト
400名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/28(金) 19:52:44 ID:???
ここの>>397はペンペンスレの>>229だと思われ…
401名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/29(土) 12:00:14 ID:???
   /        /  ,' ,'/ /  ,   , l.|、  i i:..::',、:ヽ
   /      i   /   l ,'/ /   /  / i| |l  |. l:::i::';:';:',
  /   ,    | /     | i' /  / ィ. /|:| |  |i:: ::|::l::::';:i'!
  |  |. i   | i  |  | .,'  / /7 /‐!トi 〃l::::l::::|::::l:l
.  i  | |    | | i|:  | | /,イ /''゛、_;'__l/ 〉i::::'::::;'l:::i::l
  l,  | |    | ' |:|   | i l´ ',.!   l ̄,,、i〉゛l:::,:::/'|:/:l
  ',', | l  l  |  |::i  |:i l l ',i', ... ヽ.レ'゙ ,イイ:/ !' /
   ヽ i,|  |  i  |::::| |::',. l, |  l ', :::::::... 〈:: | '" '゛
   ヽ i 、 |i l、 i::::l |::::i |::|::.. |l:|   ::::.. ヽ:l  
    ヽ', :〉 |:'.,l::ヽ|::::l |::::i |::|::::.| !       ..ゝ
     ヽ',ヽ::|\:|l|、:::',. l::::l:i::|i::::|    =:ィi´::|
      / ヽ ヽ ! ヽヾ:;l:|';::::||:::l   /´/イ::/     
     /        ヽ>ヽ.i:::l、!:l_,/::::i//:ll/
../` `<_          /   |:;' !|/|:::イ'゛ /
/    `ヽ.、   i  /    ゛    '゛  ´
        `ヽ、!  l
           ` '、
             \


酔ってないもん・・・


402名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/29(土) 12:20:01 ID:???
vipでやれ!
403名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/29(土) 12:22:00 ID:???
>>401
ギザカワユスヾ(*´∀`*)ノ
404名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/29(土) 19:47:17 ID:???
>>392
GJ!
405名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/30(日) 21:08:16 ID:???
>>313
氏ね
406名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/30(日) 21:13:20 ID:???
vipでもやるな!
407名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/01(月) 01:23:42 ID:???
ここでやれ!
408名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/01(月) 10:06:32 ID:???
Vipでやれ
409名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/02(火) 22:58:10 ID:L4OU273O
age
410名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/02(火) 23:08:09 ID:???
Vuip De Yale
4111000:2006/05/02(火) 23:11:35 ID:aHJRpFV1
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
412名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 00:11:42 ID:???
>>411こらっw終わらすなっww
413名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 00:50:22 ID:???
誰か燃料を投下だ!
414名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 06:20:20 ID:???
VIPでやれ
415名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 11:01:03 ID:???
ここでやれ!
416名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 11:49:15 ID:???
ここでやれ!
417名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 12:01:38 ID:???
僕はここにいてもいいんだ!
418名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 12:05:27 ID:???
喪板でやれ
419名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/03(水) 12:14:53 ID:???
vipでやーれんそーらん!
420名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/07(日) 13:05:32 ID:???
今日始めてこのスレの存在を知って感動した。いいね。
421名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/07(日) 18:10:30 ID:tpm76RNY
ほしゅ
422名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/07(日) 22:16:03 ID:8ivHN9wg
まだか?
423名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 03:15:36 ID:???
VIPでやれ
424名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 04:17:45 ID:???
VIP「だが断る」
425名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 04:28:43 ID:eZjkwfya
だが断るをだが断る
426名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 08:14:26 ID:???
なんでViPでやらないの?
427名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 11:04:45 ID:???
レイ「私を酔わせてどうするつもり?」
428名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 18:00:30 ID:???
いつの間にか良スレが駄スレに
429名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 02:09:16 ID:FW4oq1SH
職人はいずこへ…

ほしゅ
430名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 00:20:22 ID:???
酔うと豹変してタンバリンを叩くレイ
レイ「ハロー!!!!!!!」
シンジ「綾波!?」
レイ「ラス・ベガ〜スアイラビュ〜♪ラス・ベガスヒップグライダー♪」
シンジ「どうしたんだよ!?綾波!?」
レイ「ニャ゙ーオォ!!!!!」
431名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/10(水) 05:45:36 ID:???
(^ω^)VIPでやれお
432名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/13(土) 23:25:03 ID:???
学園エヴァのSSイイ!!

> 「・・・別に何処でもよかったのよ。アンタと二人なら、その辺の公園でも・・・」
> アスカはさらに聞こえるか聞こえないかというくらいの小声でシンジに言った。

実はけなげなアスカに萌え萌え!むおー!
なんか興奮して叫びたくなってきたよ!
433名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 08:20:33 ID:???
だからLAS人は嫌いなんだ
434名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 10:33:28 ID:???
まあLRS人も同じようなことしてるんだし、どっちもどっちやね
435名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 11:00:18 ID:???
LAS厨は来るなよボケ
436名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 13:18:40 ID:???
>>434
他の属性のスレでそういう事するLRS系の書き込みって正直あんまり見たこと無いよ
437名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 13:59:08 ID:???
>>436
隠してるだけだよ、でも結構俺からみたら隠しきれてないけどね
438名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 14:00:07 ID:???
あとさ、実は結構LASスレって荒れてるから
439名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/15(月) 23:21:51 ID:???
 これがお酒…泣いているのは…私?

「綾波って泣き上戸だったんだ…」
「あんま意外性ないわねー」
440439に便乗:2006/05/16(火) 00:39:58 ID:???

「ねぇ綾波、そろそろやめたほうが…」

僕がそう言うと、綾波は飲むのをやめた。いや、正確には動きそのものをやめた。
酒の缶を持ったまま微動だにせず、目は虚空を虚ろに見つめている。
テーブルの上には、既に空になった缶やビンが端から端まで綺麗に丁寧に並んでいる。
言うまでもなく、これは綾波がほとんど一人で飲んだのだ。
僕は酎ハイ二本、今飲んでいるのが三本目。
アスカが五本。六本目を飲んだ瞬間、慌ててトイレに駆け込んだ。それから三十分、まだ帰ってこない。無理して飲むから…
呼んでも返事がないし、鍵も掛かってる。
大丈夫かな…けど仕様がないよね、鍵掛かってるし…ドアなんか壊せないし…

そして綾波。二十…三十…八。総数三十八本。
けど2リットルのジンロや鬼殺し系が半分だから、350の缶にしたら…やめておこう。考えるだけで気持ち悪い…。
441440に便乗(初参加):2006/05/16(火) 09:48:51 ID:???

「・・もう お酒、ないのね・・・」
まるで独り酒のように杯を重ねていたレイが、つぶやいた。それに気づいて
シンジはぼんやりとトイレのドアに向けていた視線を、冷蔵庫の前にしゃがんだレイに戻す。

ミサトさんの買い置きがついに底をついたようだ。「帰ってきてまずココ開けるじゃなーい? 
で、こーなってると安心するのよねーっ」・・・ミサトさんがいつもいっぱいにしていた冷蔵庫。

「あ、綾波。もうやめたほうがいいよ。でも、綾波がこんなにお酒つよいなんて知らなかったな・・・」
声をかけたのに、レイは冷蔵庫の中を覗いたまま、動かない。
冷やすべきものを失った冷蔵庫の中を想像して、シンジは一瞬たじろぐ。
・・なんか、僕たちみたいだ・・・。

誰かがいるのに沈黙が続くのは苦手だ。いつだって慣れない。
「ねぇ、綾波・・」
シンジが立ち上がってレイに声をかけた。と、その時トイレのドアが開いて、水の流れる音が漏れ聞こえた。
半開きになったドアに身体をあずけて、ようやく姿をあらわしたアスカがしぼり出すように言葉を吐く。
「ア、アンタたち、いっつもそう。あたしがピンチだってーのに、助けにも来てくれないんだからっ・・」
シンジは反論したかった。何度も声をかけたのに、『アタシはダイジョ−ブだから、ほっといてよ』
とトイレの中から言ったのは、他ならぬアスカなのだから。
しかしシンジは思いとどまった。言い返そうとして見たアスカの顔色がずいぶん悪いのだ。
442441に便乗:2006/05/16(火) 17:21:07 ID:???

…あれ?なんでアタシ、トイレにいるんだろう?
頭痛い…  キモチワルイ…

「Σぅっ…」
……………最悪。
はぁ…なんでこうなったんだろ…

シンジが何か言ってる気がしたけど…気のせいね。うん。
バカシンジ!アタシがこんなに苦しんでるのに何やってるのよ!

『・・もう お酒、ないのね・・・』

…ファースト?なんで?

『あ、綾波。もうやめたほうがいいよ。でも、綾波がこんなにお酒つよいなんて知らなかったな・・・』

バカシンジ!いるならいるって言いなさいよ!
一人で苦しんでいる乙女を放って何して・・・お酒?

そっか、アタシお酒を飲んで…いやいや、それでもこのアタシを放っておくなんて許せない!
いっつもそう!
二人だけでイチャイチャしちゃってさ。
アタシだってシンジと……
ははっ、何考えてるのよアスカ。
そんなことあるわけないわ!きっとお酒のせいね。うん。…けど……

あ"ぁ"〜〜まぁいいわ!
待ってなさい、今出ていくから!

…あと一回吐いてから…
443名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/16(火) 21:06:32 ID:???
VIPでやれ
444名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/16(火) 21:48:18 ID:???
専用板のあるヲタは排他精神が強いのう・・・・・
一度目は寛大に以降ではないか


ニ度目は死なせてよいぞw
445名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/16(火) 23:04:35 ID:???
イイと思うよ(*´∀`)/
446441っす。空気読まずに連投。:2006/05/17(水) 09:04:21 ID:???

「放しなさいよっ、バカシンジ! アンタの手なんか借りなくたって、平気なんだから・・・」
アスカは声で牽制するも、腰から下はあきらかに力が入っていない。
「綾波、アスカを部屋に寝かせてくるよ。・・ほら、アスカっ、立って!」
アスカの背中から肩にまわした腕に力をこめると、アスカの身体は浮いた。
・・女の子って軽いんだな・・・。
シンジは何気なくアスカを支えたつもりだったが、抱き寄せた力の半分も必要がなかったことに少し驚いた。
しかしその驚きを誰にと言わず隠さなければいけない気がして、シンジはアスカにやんわりと悪態をつく。
「だから、お酒なんてよくないって言ったんだ。だいたい、アスカが言い出しっぺだろ!
 ミサトさんの留守にこんなことしちゃって、知らないからなっ!」
力なく引きずられるアスカ。目蓋も開かない体のくせに、うわ言のようにシンジに言い返す。
「・・アンタはそこでボーっとしてるオンナと・・・イチャついてれば・・イイのよ・・」
シンジもアスカも、これまで経験のない距離で寄り添っていることに気がついていない。

アスカの部屋の扉を、空いてる方の手で開ける。廊下に灯りはあったが
背中越しにアスカの部屋の暗闇が広がった。空気が冷たい。
ふとアスカの表情を伺うと、さっきより頬に赤味が差しているようだ。
「寝てる・・。」

アスカを部屋に寝かせてキッチンに戻ってくると、綾波がいない。

447名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/17(水) 12:15:19 ID:???
別にLRSである必要はないが、LASなら巣でやってほしい。
(前フリだったらゴメン。)
448442:2006/05/17(水) 12:29:07 ID:???
前フリだろ



と、無責任なことを言ってみる
449440:2006/05/17(水) 18:31:54 ID:???
うはwww
なんか続いてるwww

>>446>>442
面白いので続けて下さい。漏れの妄想力は底をつきました
450439:2006/05/17(水) 19:50:18 ID:???
ホント、小ネタでも書いてみるものですね。
続きを待たせてください。
451441:2006/05/17(水) 21:17:22 ID:???
楽しんでもらえてうれしいです ^^;
茶目っ気の便乗が楽しかったので、書いてまふ。
なにぶん人生初の二次創作ですw ホント稚拙ですみません。
自分としては442さんみたいに、ぜひ皆さんに便乗していただきたいのですが。
合作のまねごと、ここでやったらだめなのかなぁ。
452名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/18(木) 02:20:36 ID:???
職人がんばれ!
453名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/18(木) 20:02:40 ID:???
ちょwww
何この良スレwww

明日学校で続き書いてみるかも ノシ
454名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/18(木) 23:16:11 ID:???
http://www.geocities.jp/oresama_ism/movie/neet.swf


アスカの声みたいな面白動画w

エヴァに縁もゆかりもないサイトで見っけた
455441:2006/05/18(木) 23:32:15 ID:???
楽しみ〜

LASとかLRSとかあんまり意識しないで、
マターリ便乗リレーをしてみたいなぁ。
456名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/18(木) 23:45:55 ID:???
>>454テラワロスwww
457446に便乗(442):2006/05/19(金) 00:44:59 ID:???

彼女は歩いていた。その足取りは軽く、あれだけの量の酒を飲んでいたことをまるで感じさせない
「碇君…」
ふと、唇に紡がれた名前。その名の主を思い浮かべる。無邪気な笑顔、困った顔、泣いている顔、寂しく笑う顔… 気がつけば、彼女の頬には涙が零れていた
「やっぱり彼女がいいのね…」
その呟きは闇に吸い込まれ、更に大きな寂しさを残して消えていく。
5分ほど歩いて、十数メートル先に人影が見えた。十代後半の男3人。その横を通り過ぎようとした時
「かわいこちゃんはっけ〜ん」
「何で泣いてんの?振られた?」
「慰めてあげよっか〜」

……ウザい。
未だ止まらぬ涙を拭うと、華麗にスルー
「シカトしてんじゃねーよ!」
男の一人が立ち上がる。
普段ならそれでも平然とスルーしていくのだが、今の彼女は酔っている
「…ちっ」
歩みを止め、さもイヤそうに舌打ち。これが男達をプッツンさせた
「調子こいてんじゃねーぞ!」
「おい、犯っちまおうぜ」
「さんせ〜」
…もう一度言おう、今の彼女は酔っている
「…消えて」
そう微かに呟いた瞬間、男達をたくさんの彼女が覆っていた…


458446に便乗(442):2006/05/19(金) 00:47:35 ID:???
続き

【その頃、ネルフ本部発令所】

「ジャカジャカジャカジャ〜ン♪」
…青葉が一人寂しく、エア・ギターに夢中になっていた…



二十分後、彼女はマンションに帰ってきた。エレベーターに乗り、彼のいる部屋へと急ぐ。
心配性の彼は、きっと彼女の看病をしているだろう。もしかしたら、自分がいないことにも気付いていないかもしれない。
不安が胸を締め付ける。彼にとっての自分は何なのか。ただの友達?チルドレン仲間?…考えても仕方がない。今日はそれを確かめに来たのだから。

彼女は意を決した様に戸を開いた。

…両手一杯のコンビニ袋をひっさげて
459名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/19(金) 00:48:56 ID:???
お前の力量に感動した。
460442:2006/05/19(金) 00:49:23 ID:???
我慢できずに投下。
つまんなければ、つまんないと言ってください。即やめます。
461名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/19(金) 01:10:10 ID:???
(・∀・)イイヨ- イイヨー!
便乗バンザイもっと参加汁w
462名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/19(金) 04:10:21 ID:???
>>458
買い出しだったのかよw
463名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/19(金) 07:51:29 ID:???
VIPでやればいいと思うよ
464457-458に便乗(441):2006/05/19(金) 08:24:37 ID:???
「綾波・・ 綾波・・・ どこいったんだ。全然酔ってないみたいだったけど、そんなわけないよ・・・」
普段入ったこともないミサトの部屋やアスカの部屋、浴室まで捜したのに、レイは見つからない。
シンジはだんだん苛立っていた。レイが心配なのはたしか。しかし、同時に疲労も感じていたから。
綾波が見つからないから疲れたのか、慣れない部屋に何度も入って疲れたのか、・・たぶん両方だろう。
ふいにいつもの無力感に襲われる。思わずシンジはキッチンの柱に寄り掛かかる。
シンジの全身をゆっくりとけだるさが支配しようとしはじめた、その時。
ガチャリ、と玄関のドアの開く音がした。シンジは叩き起こされたように、玄関に飛び出していった。

「綾波! 一体どこに行って・・」
心配から責め口調になりかけたシンジの言葉を遮って、レイが訊く。
「碇君。 ・・・どうしてそんなことを訊くの?」
「どうしてって、 あたりまえじゃないか!あんなにお酒呑んで居なくなったら、誰でも心配するよっ」
「・・そう。誰でも・・・」
刹那、レイが伏し目がちになる。だが、軽く何かを決意したかのように前を向き、
シンジをやや突き飛ばすようにしてスルーして、キッチンに向かってゆく。
「あ、綾波!?」
シンジが呆気にとられていると、レイが急に振り向いた。遠心力で、両手のコンビニ袋がブンッと揺れた。
ようやくシンジにも、レイの抱える袋が穏やかでないモノである事がわかる。
シンジの目線がコンビニ袋からレイの顔に。
「綾波・・ それ、買ってきただけ?」
レイにしてはめずらしいと言ってもいい笑顔をシンジに見せて、彼女は言った。
「つづきをしましょ? 碇君。」


465442:2006/05/19(金) 12:17:51 ID:???
>>464乙。
もっと増えるといいね
466名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/19(金) 21:07:54 ID:???
フランス六人組は軽く
467名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/19(金) 21:08:40 ID:???
超えたな
468441っす。:2006/05/20(土) 00:48:32 ID:???
>>465
やると意外にたのしいですよねw

文体やシチュの統一なんてグダグダになってもいいから
住人さんに参加してほしいなー。
469464に便乗(442):2006/05/20(土) 16:45:33 ID:???

僕は歩いている。暗い夜道を心持ち早足に。コンビニに逃げ…買い物をしに行くためだ。

綾波がおかしい。あの後、僕らはソファーに座り杯を交わしていた。何を話すわけでもなく、ただただ時間だけが過ぎていく。
僕はちびちびと酒を飲み、綾波はガバァっと一気飲み。一分ほど経って、思い出した様に酒を注ぎまた一気飲み、それを延々と繰り返している。
僕が少し離れると、すすっと近付く。また離れると、またすすすっと近付いてくる。いつの間にか、端っこに追いやられてしまった…
「綾波…」
「…何?碇君」
「狭いよ…」
「…ごめんなさい」

が、離れようとしない。それどころか、急に手を握ってきたのだ
「…ぁ、綾波!ぼ、僕コンビニ行ってくるよ!」
恥ずかしくなって、僕はそう言い残して走って出ていった。

…さっきの綾波の微笑みが頭から離れない。綾波は僕を好きなのかな…

考えごとをしていると時間が早い。いつの間にかマンションに帰ってきていた。途中、黄色い水溜まりにドップリと漬かってしまったが、匂いもしないし気にしなくていいかな。
…綾波はまだ飲んでるのかな。ああ、憂鬱とはこういうことを言うのか。
…帰ろう。そして綾波の暴走を止めよう!
僕には珍しく決意を固めて、扉を開けた。

「…お帰りなさい、碇君」



…裸エプロンは反則だよ、綾波…
470442:2006/05/20(土) 16:48:42 ID:???
誰か、適当に続きを投下して下さい。もっといっぱい増えると嬉しいです
471名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/20(土) 18:14:12 ID:???
ハードルを上げましたね
472名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/20(土) 21:51:18 ID:???
VIP
473名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/23(火) 21:14:46 ID:Aioupg68
あげ
474名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/23(火) 21:18:52 ID:???
Vuip De Yale(ビップデヤレ)
475名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/24(水) 14:28:34 ID:???
>>467・・・・・・天才!!!!


黄色い水溜りに深い意味はあるのか?
476441っす。:2006/05/25(木) 03:58:02 ID:???
黄色い水溜りは大事なポイントになるっす、タブソww
とっくに便乗作もあるんだけど、誰かやらなないかと深く潜伏して待機中w
477名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/25(木) 21:09:18 ID:???
続きを!
478名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/31(水) 00:52:40 ID:???
sage
479名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/02(金) 03:29:40 ID:2MAcrYsm
あげてみようか
480名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/02(金) 04:31:21 ID:kS0O1N5k
酔っ払ってセックスを求めてくる綾波レイちゃんに極太バイブを差し込んでよがらせたい。
481名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/02(金) 04:59:44 ID:???
手マンしても気持ちイイのにすましてる綾波!
482名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/02(金) 05:04:42 ID:???
あげ失敗or2 スマソ
483名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/02(金) 05:24:28 ID:???
長文は書くの時間かかる!
暇な時考えとく。
484名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/02(金) 09:21:46 ID:???
加持さんみたいにおぶって一緒に帰りたい
485名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 01:01:11 ID:CA3+XgRa
あげ
486名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 01:03:08 ID:???
酔ったら?そりゃおめえ・・・









勢いで抱くよ
487名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 03:08:22 ID:???
おまんこにおちんこぶっさすの?
488名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/03(土) 12:48:30 ID:???
貴様等何考えてやがる!
レイは隣に座るだけで頬染めるんだぞ!
わかってるのか!
489レイ:2006/06/04(日) 01:01:19 ID:???
お酒は嫌いだから飲まないわ。ごめんなさい。
490名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/04(日) 08:03:22 ID:???
じゃあ無理矢理飲ます!飲め!
491レイ:2006/06/04(日) 09:08:13 ID:???
イヤ...やめて.....。
492名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/04(日) 10:03:15 ID:???
かわいい・・・
493名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/05(月) 21:37:22 ID:???
綾波の中、あたたかい…。
494レイ:2006/06/05(月) 22:49:20 ID:???
何するの....大声出すわよ....。
495441:2006/06/06(火) 07:08:46 ID:???
便乗するタイミングを逃しちゃったかな^^;
496名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 12:24:48 ID:???
聞きたい聞きたい、綾波の大声聞きたい!聞かせろぉ!


はぁはぁ
497名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 12:48:09 ID:???
おまえの声がうるさくて、聞こえなかったじゃないか!


しくしく
498レイ:2006/06/06(火) 21:05:04 ID:???
何故泣いてるの?
499名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 21:07:22 ID:???
レイ、頼む酒飲んでくれろ
500レイ:2006/06/06(火) 22:05:37 ID:???
少し舐めるだけなら.....チュ.......やっぱりお酒は嫌い...。
501名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 22:17:24 ID:???
わかった、じゃあオレンジジュースあげるよ、飲んでみ!
502レイ:2006/06/06(火) 22:25:41 ID:???
オレンジジュースは好き....ありがとう.....。
...!....スンスン.....お酒の匂いがする....混ぜたのね。
嫌っ!飲まない....。
503名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 22:39:11 ID:???
ちっ…バレたか…

あ〜酔っぱらったレイが見たいよ〜

どうしたらいいべか…
504名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 23:31:50 ID:???
レイのオマン毛も青いの?
505名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 23:35:30 ID:???
そうだ!うまいチョコがあるんだよレイ、食べてくれよ。うまいぜ!
506名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/06(火) 23:39:35 ID:???
ブランデーいりw
507名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/07(水) 00:13:13 ID:???
寝たバレ乙
508名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/07(水) 00:22:50 ID:???
ちくしょう、なんでじゃますんだよ…
509名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/07(水) 00:24:40 ID:???
みんなお前よりレイのほうが好きなんだろう。
まあ、そう気を落とすな。
510名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/07(水) 00:41:53 ID:???
おまえらは酔っぱらわせたいと思わないのか、そうか
511レイ:2006/06/07(水) 15:29:45 ID:???
私は酔っぱらないわ、彼氏が守るもの。。
512名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/07(水) 18:33:25 ID:???
レイの彼氏=石原良純

ただのヒス男だ、恐るるにたりん
513名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/07(水) 18:45:40 ID:???
良 純 な め る な
514名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/07(水) 19:24:00 ID:???
お前のツッコミどころはそこなのか…
515名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/07(水) 19:47:12 ID:???
明日の天気がわかるくらいで調子に乗ってる良純の馬鹿ちんにヲタの恐ろしさ教えてやろうぞ!

さあ皆のもの、かかれー!
516レイ:2006/06/07(水) 23:04:52 ID:???
どんなことされてもお酒は飲まないっ...!
517名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/07(水) 23:33:33 ID:???
そうだな、じゃあ気をとりなおしてなんか食うか…

よし、ケーキやるよ!食え
518レイ:2006/06/07(水) 23:57:51 ID:???
ケーキはさっき食べてきたからいい....。
519名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/07(水) 23:58:41 ID:???
なんか食べたいものないの?
520レイ:2006/06/08(木) 00:02:52 ID:???
フルーツゼリー。でも、今日はもう食べたからいいの。
521名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/08(木) 00:18:36 ID:???
ちくしょう…食べ物作戦も失敗か…

こうなったら最終手段催眠術だ!!!

あなたは段々酔っぱらう

酔っぱらう
酔っぱらう
酔っぱらう………
522レイ:2006/06/08(木) 22:24:38 ID:???
ごめんなさい.....それでは酔わないわ....。
あなたの催眠術は偽物ね....。
523名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/09(金) 12:28:26 ID:???
Vuip De Yale
524名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/09(金) 17:42:53 ID:???
お願いします!何もしないから酔っぱらってください!

絶対手を出さないと誓いますから…
525名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/09(金) 19:37:45 ID:???
気持ち悪い流れですね
526名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/10(土) 14:54:25 ID:Kc9jZsdn
はい、柿と梨を剥いてきましたよ〜
アルコールを分解するのに良いんだから。

・・・え、まだ呑んでない?
527名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/10(土) 14:55:45 ID:qu82NmGN
レイ「1000年女王のラーメン屋で修行します」
528名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/10(土) 15:14:12 ID:???
レイ「ちょっとぉ、碇くぅん!?前、私の裸見た時あったじゃぁん!?」
アスカ・ミサト「…(軽蔑の目)」
シンジ「ちょwwwww」
529名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/10(土) 15:16:43 ID:???
ゲンドウ「この馬鹿息子!よくも!」

パン

シンジ「うぉ…し…死ぬ…」

ドサッ
530名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/10(土) 15:16:51 ID:???
>>527
ハゲワラwww
531レイ:2006/06/10(土) 20:57:35 ID:???
お酒は飲まない。だって、未成年だもの。
532名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/10(土) 21:17:53 ID:???
じゃあラーメン食え
533レイ:2006/06/10(土) 22:48:39 ID:???
ら、ラーメンにお酒とか入れてない....? 
534名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/10(土) 22:56:08 ID:???
入れてない、嘘だと思うなら匂いかいでみろ
535レイ:2006/06/12(月) 00:48:16 ID:???
結局怖くて食べられなかった.....ごめんなさい.....。
536名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/12(月) 04:02:29 ID:???
うん、いいよ…
俺のほうこそ無理言ってごめんな。
537名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/12(月) 09:21:46 ID:???
お、だんだん仲良くなってるな。
538名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/12(月) 12:29:23 ID:???
ほら、甘酒だよ〜
あったまるよ〜

飲みなよ綾波さん
539名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/12(月) 21:52:02 ID:???
糞コテキモイ
540名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/12(月) 21:52:46 ID:???
FF書いてくれた人はまた来てくれるのだろうか?
541名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/12(月) 22:06:19 ID:???
もうきませんよ、キモスレですから
542名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/13(火) 04:42:15 ID:???
FFって?
543名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/13(火) 08:48:32 ID:???
Final Fantasy
Funny Flash
Fukuoka Freak
  :
Fun Fiction
544名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/15(木) 01:20:25 ID:???
>>540
きっと来てくれるさ。
便乗犯よ!俺は待ってるぜ!
545名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/15(木) 11:36:05 ID:???
便乗小説ならおまえらもなんか書けばいいじゃん
546名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/15(木) 12:29:13 ID:???
アホらし。糞スレ
547名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/16(金) 03:13:40 ID:???
汚い言葉使うとそういう人間になるって
おばあちゃんに言われなかったか?
糞言うヤツがクソ。おまいが面白くしてみい。
548名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/16(金) 07:36:39 ID:???
いい加減落とせばいいと思うよ
549名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/16(金) 15:06:39 ID:4cGUoty6
不沈艦だ
550名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/16(金) 15:09:58 ID:???
ん?このスレいつからこんなんなった?
551名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/16(金) 18:12:53 ID:???
しょうがねえだろ、いつまでも過去の栄光ばかり振り返ってちゃ前に進めない。新しいことを探そう!二次元じゃなくリアルで
552名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/16(金) 20:20:15 ID:???
だが断る
553名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/16(金) 21:22:37 ID:???
あまり二次元に浸りすぎるな
554名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/16(金) 22:27:41 ID:???
……ちょっとだけならいい?
555名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/16(金) 23:52:08 ID:???
だめ
556名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/17(土) 00:27:32 ID:???
だーめ
557名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/18(日) 00:13:42 ID:OIhzK1LG
温かいコーヒーでも飲もうぜー
558レイ:2006/06/18(日) 00:18:53 ID:???
また混ぜたのね…

飲まないわ
559名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/18(日) 00:19:24 ID:???
抱っこしてあげるよ
560レイ:2006/06/18(日) 00:35:05 ID:???
ヽゝ*'д'νな…何を…言うのよ…あっ…なんだか…顔が熱い…私…酔っぱらってるの?

飲んでないはずなのに…どうして…?
561名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/18(日) 00:53:17 ID:???
疲れてるんじゃないかな?

綾波は少し横になってなよ
562レイ:2006/06/18(日) 01:07:04 ID:???
はい、おやすみなさい…
563場つなぎ:2006/06/18(日) 18:57:20 ID:???
「今日は呑みましょう!」
それは風呂上りのアスカの一言から始まった。
「え?」
アスカが冷蔵庫からミサトの命をガンガン引っ張り出す。
「ミサトの居ない時ぐらいしか呑めないじゃない。今日はファーストも居るんだし。」
プシッと開け一人でぐいぐい煽るアスカ
「ちょっと、アスカまずいよ。」
「なぁ〜にいってるのよ。ドイツじゃ水みたいな物なのよ。」
アスカは一気に飲んだ空き缶を逆さまにしけらけら笑ってる。
「アスカ・・・」「ファースト〜アンタはコッチ側よね。」
心配と不満の混ざった顔をしているシンジにかまわず
レイに缶ビールを奨める。
「・・・未成年の飲酒は禁止されているわ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファースト!(プシッ)おりゃっ!」
レイをヘッドロックして思いっきり缶を上げる
(ゴッゴッゴッ・・・)
「おりゃ!おりゃ!おりゃっ!うおりゃ〜っ!」
瞬く間に空き缶がリビングに転がっていく陰惨な光景にシンジが絶句する。
564場つなぎ:2006/06/18(日) 18:58:06 ID:???
「アッ・・・アッ・・・・・・アスカッ!もうやめなよ!」
急いでアスカを羽交い絞めにする、レイ沈黙。
「む、シンジ!アンタぜーんぜん飲んでないじゃにゃい?」
アスカのロレツが危なくなってきた所でレイ再起動。
「・・・碇君、私は量産型なの。」
「綾波?何を「しょっかぁ!ふぁ〜すとは量産型だったのね!」言ってるの?」
膝をパンパン叩きながらアスカが喜ぶ。アスカの持っていたビールをサッとひったくる。
「にゃにしゅん「・・・碇君・・・えい。」にょよ〜〜」
今度はシンジがレイに飲まされてる、というか、頭からかけられてる。
「綾波もっ!やめてよ!目にしみるよ!」
「にゃははは!ふぁ〜すとパ〜ス!これも、これも、こっちも〜、いけいけぇ〜」
ターゲットはシンジへと変わりやがてカオスへと至る。
「逃げたいんだ、逃げたいんだ、逃げたいんだ、みんなボクが悪いんだから居なくなったって・・・」
「・・・私は何人目?・・・そう、猫のヒゲなのね。・・・だから肉がキライ。」
「にゃははっ!シンジが死んじった!にゃははははは・・・・・・」
そして、その結末は残酷に遣って来た。
「にゃはぁ・・・むきゅう・・・ごえっぷっ。」
アスカの顔がみるみる青くなっていくとソレにつられて、レイもシンジも真っ青になる
「「「うぇぇぇ〜〜〜!!!」」」
565名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/18(日) 21:10:59 ID:???
>>564
乙。
初めて飲みに行ったときを思い出したよ。
あの時は辛かったなあ。
566名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/19(月) 00:49:03 ID:???
>>564
乙。GJ。
……後かたづけが大変だねw

>>565
しょっぱなからそんなかよ、気の毒にw
567名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/22(木) 15:19:20 ID:???
「あ、綾波…?」
シンジの肩に頭をちょこんと乗せ、寄り掛かる綾波。
頬がうっすらと紅い。
568名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/22(木) 15:57:11 ID:???
綾波は10代男子の性を知ってか知らずか、遠慮のない距離だ・・・
569名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/22(木) 16:04:40 ID:???
# ……わ……ちょ……これ……ゴクッ……
570名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/22(木) 20:16:29 ID:???
通報しました
571名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/22(木) 23:16:05 ID:???
>>568
「碇くん…あついわ…。何だか体が火照っているわ…。」
綾波の温かいぬくもりが肩や二の腕から伝わってくる…。
572名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/22(木) 23:25:22 ID:???
通報しました
573名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/22(木) 23:37:08 ID:???
通信しますた
574名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/23(金) 18:48:28 ID:???
綾波「あれ?ビールなくなっちゃった。」
シンジ「もうそれくらいにしときなよ。」
綾波「まだここにビールあるでしょ?」
綾波はシンジの♂を触った。
シンジ「わ、あ 綾波!?」
綾波「いただきます。」
シンジ「あ、  はぁ はぁ はぁ うっっっ!!」
綾波「碇君ったらビールより先に泡だけ出てきたわね。」
575名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/23(金) 19:46:16 ID:???
通報しますた
576名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/24(土) 00:07:09 ID:???
通報しました
577名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/24(土) 02:47:55 ID:???
ぬるぽしますた
578名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/24(土) 09:50:55 ID:???
563

ミサトの命を、って
ミサトさんが燃料切れ起こしたらどうする!
酒で動いてるんだぞ!
579名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/25(日) 02:10:06 ID:???
24しました
580名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/25(日) 16:37:01 ID:???
>>577
ガッ、しますた
581名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/25(日) 19:25:27 ID:???
通報されました。
582名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/25(日) 19:28:51 ID:???
通報してやりました、憎いから
583名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/26(月) 01:48:17 ID:???
通報ってどこに通報するんかなー。よくわからん。
584名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/26(月) 01:54:39 ID:???
通報しますた
585名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/28(水) 18:42:46 ID:IYvL72yO
     __,,,,... -―‐-、__
=ニ_" ̄-...._,二   ,,..=''"   ""''=-、_
  ~~'''''‐、_ ''=;;;>ー`'―――--、    ヽ、     ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
       `/         ヽ ヽ‐-、  ヽ    /  .り り と  |
       |エ`   =''''エヱ,'' ‐/ /\    .l   l.  り り う  〈
        {0}`    {0}     ヽ    \|   |.  り り り  〉
       |      "'  , ' i   /\    |    〉  .り り り   |
.       /¨`ヽ  。゚ , '   l  ヽ__  /   〈   り り り  |
      /   ノ      /     ,r、`i/     l.  り り り  〈
.       |_/||     /     2り /    _ノ     り り  ,〉
       |_/ /   /     (_/|-=二__        り  /
      |_/         / 入. |        \____/
         ヽ、,,,........,,,,_/ / || |l|
586名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/28(水) 18:47:04 ID:???
ア・ホウ
587名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/30(金) 17:33:22 ID:stwNMdHc
阿呆鵜
588名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/06/30(金) 17:42:26 ID:???
(^ω^)
589名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/09(日) 12:20:00 ID:???
保守
590名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/09(日) 21:47:45 ID:???
父に会うために司令室に向かった碇シンジだったが・・・
司令室の前の通路まで来た時に、司令室から聞こえる騒がしい声。
「もう、何やってんのよ!ばっかじゃないの?あんたときたら本当に昔から
うだぐだぐだうだうだ・・・・」
「ごめん、ごめんよ、母さんっ!」
「いつもごめんごめんばかりで本当に反省する気あるの?」
こ、これって、片方は父さんの声だけど、もう1人は一体・・・。
「許して、このとおり!」
「このとおりじゃありません!もう、あんたがそんなことだからシンジはあんなに
・・・って、ちゃんと聞いてる?」「はいはい、聞いてるです・・・。」
な、中で一体何が?シンジ?今、僕のことをシンジ・・・って。
綺麗な女の人の声だった・・・。
・・・ま、まさか母さん?本当に僕のお母さん?これ、母さんの声?
父さんが、母さんと話してる、しかも楽しそうに・・・
でも、母さんは死んだはず・・・じゃあ、一体誰が・・・?
恐る恐る司令室の扉を開け、中を覗く僕。すると、そこにいたのは・・・え、綾波?

後半につづく
591名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/09(日) 22:04:51 ID:???
僕の目の前に広がる異様な光景・・・。

それは、顔をほんのり赤く上気させた綾波が、父さんと喧嘩をしている・・・
いや、綾波が父さんを一方的に責め立てていることだった。
(くっ、レイを酔わせていやらしいことをしようとしたまではよかったが・・・
何故、レイがユイのような性格に・・・?まさか酒の中のアルコールに含まれる成分が
クローン体に潜在する過去の記憶をよみがえらせたとでもいうのか?
いや、それでも変だ。ユイはもっと優しくて、おしとやかで・・・。
ん・・・冷静に思い出してみよう。確か、新婚旅行から帰ってきたころとか・・・
うっかり浮気がバレて、離婚を迫られてしまったときとか・・・。
うっ、よ・に・も・お・お・そ・ろ・し・かったシーンを思い出してしまった。
そういえば、昔のユイって、こんな性格だったな。気が強くてすぐ怒って、林原キャラぽくって
長年離れていたからうっかり脳内で美化しすぎてたようだ
こんな古女房よりも、やはり従順で可愛い私のレイのほうが、10倍も100倍も・・)
「あなた、何か言った?」
「いえいえ」

その時僕は、ぽかんと口を大きく開けながら、ただ呆然とその場でたたずんでいる
ことしかできなかった。
592名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/09(日) 22:08:08 ID:???
捕手
593名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/09(日) 22:26:33 ID:???
>>590-591
乙。
>>592
全角sであげないで。 投下直後に保守は不要です。
594名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/09(日) 22:40:51 ID:???
三点リーダー使い杉はFF初心者つか、文章を書いたことない奴に共通する悪癖
595名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/09(日) 22:46:21 ID:???
ところが三点リーダではなく中点三つだったりする
596名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/09(日) 22:47:31 ID:???
↑LRGが気に入らないだけ
597名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/09(日) 23:06:26 ID:???
↑“L”RGって言うのかアレをw
598名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/09(日) 23:24:02 ID:???
すまんRGと間違えた
599名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/10(月) 00:32:22 ID:???
>>598
レイザーラモン?
600名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/10(月) 03:01:55 ID:gY7Ws2ZG
600ゲト
601名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/10(月) 10:07:21 ID:???
602名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/10(月) 13:01:23 ID:???
LPG
603>>601オセロスレ紹介サンクス:2006/07/10(月) 22:23:55 ID:???
3 :名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/07/09(日) 18:32:24 ID:???
そんなことよりオセロやろうぜ!

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │○│●│  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │●│○│  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
604名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/10(月) 23:09:43 ID:???
>>590-591なかなかイイ(・∀・)
605名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/11(火) 14:52:04 ID:???
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │綾│酒│  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │酒│綾│  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │  │碇│  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤┃
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │┃
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
606名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/12(水) 21:29:09 ID:???
>>605
綾波VS酒?

綾波「うい〜ひっく、べらんめちくしょ〜、大体さあ、あんたいつも偉そうで
むかつくのよね〜、あたしんこと誰だと思ってるんだお〜!
あらしわさ〜、天下の大声優林原めぐみちゃんなんらだぞ〜ひっく」
アスカ「誰よ、それ」
607偽便乗犯:2006/07/13(木) 01:05:17 ID:???
まず、僕は自分のベッドに寝ている。頭が重く、少し動かすだけで激痛が走る。いわゆる二日酔いだ…たぶん。
右隣りが妙に柔らかく暖かく、首筋に触れる寝息が、こそばゆさと心地よい刺激とを同時に運んでくる。
そう、僕の腕を抱え込んで隣りに寝ているのは綾波。
驚きに耐え、恐る恐る腕を引き抜こうとすると、綾波は更にギュッと力を込めた。
まだ未発達、だが充分な膨らみを誇示している双丘に腕が挟まれる。

僕は唾を飲み込んだ。

「ぅ…ん…。…おはよう、碇君」

「…ぉ、おはよう、綾波」

極めて平静に出したはずの声は、物凄くうわずっていた。

608偽便乗犯:2006/07/13(木) 01:06:35 ID:???
綾波はムクッと起き上がると、僕達を覆っていた毛布を剥いだ。血液が頭から引いていく。

僕らは、何も身に着けていない無垢な姿だったのだ…

この事実は、否応なしに僕の思考を最悪な方向へと導いていく。
必死で昨晩の記憶を引き出そうとするが、目前の白雪の『女』に囚われてうまくいかない。
思い出せ…思い出せ………そうだ!昨晩、コンビニから帰ってきたら綾波が裸エプロンで………あれ?その後の記憶が全く無い…?

ほんの一瞬の考察。それを破ったのは、この光景を絶対に見せてはいけない人物だった。

「…シンジ〜…頭痛ぃ………Σん"なっ!?」

609名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/13(木) 01:18:40 ID:???
便乗リレー勝手に再開。
五日くらい待つので、便乗したい人は投下して下さい。
610名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/13(木) 21:23:30 ID:???
>>608
イイヨ イイヨー やっちゃって!どばーっと!
611偽便乗犯:2006/07/14(金) 21:08:00 ID:???
レイ「プハァ、酒うんめーっ!うっ?!!おえぇぇぇっ、ビチャビチャビチャッ…」

シンジ「うっ?!くせぇ!ゲロだ…こいつゲロ吐きやがった!おえぇぇっ…ドバビチャッ…うっ!ブリピー!ドバドバドバッ!」

レイ「おえっ!ウンコまで糞たれ流しやがってきったねえなぁ」

シンジ「おめえに言われたくねーなゲロ女」
612便乗 1/2:2006/07/15(土) 01:05:59 ID:???
>>608 ↓ )

「待って! ちょっと待って!!」

今度はうわずりもせず、ちゃんと声が出た。
ちゃんと、と言っても、それはそれでまともな声じゃなかったけど。

だが僕がどんな声を出したところで、その声で僕が何を言ったところで、
そんなことは何の問題にもならなかった。

アスカの右は、僕が跳ね起きようとしたタイミングを見事にとらえて、
絶妙なひねりと共に僕の顔面にめりこんだ。
僕は盛大に鼻血を流しながら改めてベッドに倒れ混んだ。
「ああ、シーツが汚れちゃうな……」
意識のすみっこの方でそんなことを考えたのを覚えている。

絵に描いたようなカウンターを食らった僕だったが、
幸いなことにどうやら彼女ひどい二日酔いだったらしい。
おかげで僕の損傷は滂沱の鼻血だけですんだ。意識はまだある。
急激な挙動がこたえたのか、アスカは頭を抑えてそのまま蹲ってしまい、
床に膝をついて呻いている。
613便乗 2/2:2006/07/15(土) 01:06:58 ID:???
にじんだ視界の隅でそのことを確認したあたりで、
それまで沈黙を守ったまま一部始終をじっと見ていた綾波が声をあげた。

「碇くん! どうしたの!? 大丈夫!?」

……訂正。綾波はぼぉっと見てたんだな。まだ起きてはいなかったんだ。

「鼻血……私の裸を見たせい?
 そんな……私の部屋ではそんなことにはならなかったわ……」

……再訂正。綾波は全く何も見てなかったような気がする。

「しっかりして、碇くん! ゆうべは裸エプロンでも……全裸でも……
 一時的接触でさえ問題はなかったはずよ!!」

……さっきから綾波が“キーワード”を口走るたびにひくひくと痙攣していたアスカが、
ここで完全に再起動を果たした。

今度は声を出す暇はなかった。
すでに倒れ込んでいた僕の頭の下には愛用の固めの枕があって、
つまり、アスカの肘が僕の顔面を捉えたとき、僕の頭には全く逃げ場がなかった。
今度こそ薄れていく意識のすみっこの方で考えた内容は、だいたい次のように要約できる。

あんなに「!」を連発する綾波なんて見たことない。綾波は明らかに取り乱している。
綾波の暴走なんて、どうやって止めればいいんだ?
綾波の暴走を止めて、ゆうべ、あの裸エプロン以降に何があったのかを聞き出すまで、
僕は生き延びることができるのだろうか?

(↓)
614名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/15(土) 08:25:36 ID:???
⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン
⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン
⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン
⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン
⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン
⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン⊂二二二ヽゝ゚ ‐゚ν二二⊃プーン
615せわし:2006/07/15(土) 09:18:24 ID:???
せわし
616名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/17(月) 23:35:22 ID:???
皆のもの>>613に続けーーーー!!!
617便乗:2006/07/18(火) 10:25:25 ID:???
綾波「うぃーっ、アヤナミスト死ね!」
618名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/18(火) 22:41:22 ID:???
嫌な流れだ(´_`)
619便乗:2006/07/19(水) 23:51:45 ID:???
レイ「ヒック、あ〜ぁ、アヤナミスト殺してぇ〜!うぃ〜、私だってキモイやつに好かれたくねえんだよちくしょうめ」
620偽便乗犯:2006/07/21(金) 20:17:40 ID:???
夢を見ていた。
あたしは真っ白な砂浜に立っていて、ずっと遠くにシンジとファーストが手を繋いで歩いていて。笑い合っている姿に凄く腹が立って、二人に向かって走って行くんだけど、全然追いつかなくて。
ずっとずっと遠くへ行ってしまうアイツに向かって、叫んだ。名を、力の限り、叫んだ。

目を覚ます。時計を見れば8:42。今日は日曜日だから学校も休み、ネルフ絡みの用事も無し。
いつもなら絶対に起きないような時刻に目覚めたのには理由がある。
…トイレに行きたい。
でも、動きたくない。
頭が痛い。喉が痛い。気持ち悪い。
自分が回っているのか、世界が回っているのか。目を瞑ると余計に回り、喉奥からの逆流感が段々と増幅されていく。
堪らず、トイレに駆け込む。出す物が無いのに出そうとする行為は、想像を絶するほど苦しい。胃袋がそのまま出てきてしまいそうな感覚。
それに並行し、頭の鐘がバスドラムに変わっていく。ドンドン、痛むのではなく、響く。

吐気も落ち着き、用も済ませ、部屋へ戻ろうと重い体を引きずっていた時
『…おはよう、碇君』
『…ぉ、おはよう、綾波』
621偽便乗犯:2006/07/21(金) 20:20:31 ID:???
…まだ居たんだ、ファースト。まぁいいや。うがいしたいし喉渇いたし……いやいや、え?
M・Jも真っ青なムーンウォークでシンジの部屋の前まで戻るあたし。
朝に二人きり。シンジのうわずった声。二人は昨晩酔っている。あたしは倒れて絶対に起きることは無い。
が、そんなイカガワシイ考えは簡単に否定する。だって、あの弱虫シンジがそんな事できるわけないし。
そうだ、起きてるなら薬を買ってきて貰おう。ついでに(あたしの記憶では)少し減らしてしまったミサトの燃料も一緒に。……べ、別に二人が気になるから様子を見ようってわけじゃないのよ!?

後にあたしは、この時戸を開けた事をひどく後悔した。
「…シンジ〜…頭痛ぃ………Σん"なっ!?」
どうやら、あれは正夢みたい。



(>>612へ)
622偽便乗犯:2006/07/21(金) 20:24:45 ID:???
アスカ視点便乗。
ジャンジャン便乗投下して下さい。お願いします。
623名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/21(金) 20:24:58 ID:???
無限ループって怖くね?
624名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/21(金) 23:51:20 ID:???
>>621ナイス便乗!!!(´ー`)/
625名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/22(土) 01:35:03 ID:???
なんつーか、カオスなスレwww
626名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/26(水) 14:40:29 ID:???
保守
627名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/31(月) 00:10:27 ID:???
ほしゅage
628名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/07/31(月) 00:28:15 ID:???
あげんなや
629名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/05(土) 02:40:24 ID:fkbOLdqs
酒飲みage
630名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/14(月) 14:04:35 ID:???
保守ピタル
631名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/18(金) 05:15:24 ID:???
保守age
632名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/18(金) 11:30:47 ID:???
たぶん口調はいつもと変わらないけど肩にもたれ掛かってきたりして甘えてくると思う
という俺の妄想。
633名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/18(金) 14:11:01 ID:???
憂鬱な雨の降る午後、学校が終わった僕達は酒を煽っていた。
僕のグラスには三杯目の水割り、正面に座る娘のグラスには瞳と同じ色のカシスソーダ。
「綾波、今日は随分飲んでるみたいだけど・・・」
レイは自分でも何杯目だか分かっていないであろう、グラスを傾けて言った。
「大丈夫よ、これくらい」
しかしレイの顔ははっきりと紅潮しているし、なんとなくだるそうだ。
僕は胸ポケットのあたりを叩いて煙草を探った
「何かあったの?僕でよかったら話してくれない?」

レイは焦点の定まらない目で僕を見ながら言った
「碇君には関係ないもの」
原因はアスカだろうな・・・
最近同居し始めた綾波が元から居るアスカとギクシャクしているのは僕も気になっていた。
「そう・・・」僕は拒絶の言葉に軽くショックを受けつつ、煙草に火を付けた。
窓の外をチラリと見る、雨はまだしとしと降っている。
綾波は僕の吐き出す煙をぼんやりと眺めながらちびちびと飲み続けていた
僕はそんな綾波がとても可愛らしく感じて身悶えしそうになった。
(こんな時使徒が攻めて来たらやられちゃうよな)
自嘲気味な笑みを浮かべて煙をふーっと吐きだした。
「たっだいま〜!」
問題の同居人、アスカの声だ。「お帰り」と呟いて水割りを口に含んだ。

部屋に入ってきたアスカをチラリと見た、なんだか硬直しているようだ。おかしい
いつもなら酒を飲んでいる僕を諌めるはずだ、ましてや今日は綾波も一緒だし・・・
僕は綾波のほうに視線を向けた。

笑っている・・・
満面の笑みをアスカに向ける綾波、
中指を立てた右手の甲をアスカに向ける綾波。
634名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/18(金) 16:39:59 ID:???
なんだこれwwwwwww
635名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/18(金) 22:36:52 ID:???
続きが気になったり……
636名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/20(日) 02:23:12 ID:???
気にならなかったり……
637名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/20(日) 20:08:30 ID:lzLnEc3N
部屋には激しくなった雨音が響いている。
天使の微笑みをたたえ右手で汚らしいシンボルを作る綾波
アスカの唇が動いた、彼女の瞳には怒りの色がじわじわとと滲む。
「ファースト、その右手は何のつもりかしら?」
レイは左手のグラス置いて言った、視線はグラスに向いている。
先程の微笑みは消えていた。

「・・・見ての通りよ」
「そう、喧嘩なら買わせて貰うわよ!」
アスカの拳がわなわなと震えている、これはまずい!
「アスカ、やめなよ!」
僕はすばやく背後からアスカを羽交い絞めにして取り押さえた、
「放してよ酔っ払い!スケベ!変態!」

アスカは僕に激しく抵抗した、飛んできた拳骨が3発程
僕の顔面にクリーンヒットしたが、酔っているためかあまり痛みは感じない
そうしてる内にアスカの拳が見事に僕のあごを貫いた。
スローモーションで拡散していく意識の中で
僕を呼ぶ綾波の声が聞こえた気がした
アスカを睨む紅い瞳が見えた気がした
彼女の手には、僕が飲んでいたウィスキーの瓶が握られていた。
638636:2006/08/21(月) 01:58:05 ID:???
ごめん本当は気になってしょうがない
639名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/21(月) 21:20:20 ID:???
続ききぼん。
640名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/22(火) 11:59:31 ID:???
>>638
ツンデレみっけた
641名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/22(火) 18:15:07 ID:???
振り回した拳が邪魔なシンジに当たった、
私を拘束していたシンジの体が突然ぐにゃりと崩れ落ちる。
「ちょっと、シンジ?」
異様な事態が私をシンジの方に向かせたのだろう
油断していた、私の後頭部に激しい衝撃と痛みが走った。
まるで酩酊の様にゆらぐ意識をつなぎとめ、痛みを感じる方に振り返る。

私の前にはファーストが立っていた。
ファーストは微笑んでいる。虚ろな瞳、口元に僅かながらの歪みを含んで。
「碇君は私が守るわ・・・」
「碇君をいじめるマザーファッカーは用済み」
「ビッチ、ビッチ、ビッチ・・・二号機パイロットは用済みのビッチ・・・」
ファーストは訳の分からない事を呟いていた。
右手に握っているのは私を殴ったであろう酒瓶

私はきっと怯えた表情で後ずさっていたに違いない。
ファーストが右手をゆっくりと振り上げた。
甘い果実の匂いを感じる、頭の中は真っ白になっていった・・・
(し、死ぬのはイヤァァァァ!!)
どうやってファーストから逃げたのかは分からない、
気づいた時私は雨に濡れた路を歩いていた。
642名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/22(火) 19:28:08 ID:???
うお、なんかますます凄いぞ。
乙。
続きwktk
643名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/22(火) 20:36:41 ID:???
なんだこれwwwwwww
644名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/22(火) 21:02:57 ID:???
え、なにこれ?もしかして良作候補なの?
とりあえず続き希望
645名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/22(火) 21:31:14 ID:???
無駄に濃いなw
だがGJ!
646名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/22(火) 21:52:24 ID:???
絶叫し玄関から飛び出していくアスカ、レイはその様子をまるで人事の様に眺めていた。
ふらふらと部屋の中へと戻るレイ。静寂が戻った空間には意識を失ったシンジが倒れている
持っていたウィスキーの瓶はテーブルの上に置かれた。
赤ん坊を扱うように優しく彼をベットへと運ぶ、だらしなく開いた彼の口を指で閉じてあげた
そうした方がいい、そう思ったから。

静謐なる時間、
テーブルの上に置いてある水割りの氷が「カラン」と音を立てた
ふとベランダの方を見やる。窓の外に感じる柔らかな光
レイはウィスキーの瓶に口をつけ、少量を流し込んだ。

その瞬間、レイの中に今まで感じたことの無い感動が生まれた。
世界は愛に満ちている。
煙草の匂いのする部屋の空気
ベランダから差す柔らかな光
大切な守るべき少年
ネルフの人達
クラスのみんな
いままで気にも掛けなかった人達がいとおしく感じる。
それはさっき殴った二号機パイロットや、
人間でさえないと思っていた自分に対してすら感じていた。
レイはまさに愛情の激流に流される小船だった。
いてもたってもいられず、レイはベランダに出た。もっと世界を感じたい。
647名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/22(火) 21:53:34 ID:???
ベランダは濡れていた。雨は止んでいた。
見下ろす街は差し込んだ太陽の光が反射してキラキラと輝いている・・・
レイはその光景に絶頂すら覚えそうになる。紅い瞳から溢れる激情が雫になってこぼれた。
自分を落ち着かせるためにウィスキーを流し込む。
「そう・・・私、ここに居ていいのね」
「だって、私は世界の一部だもの」
「愛すべき碇君と、愛すべきサノバビッチ達」
「全部、私の一部なの・・・」

レイは世界を眺めていた。ウィスキーの瓶はとうに空になっている
遠くの方に黒い大きな蜘蛛の様な生物が見える。
ポケットの携帯が震えている、今のレイには酷く無粋な事に感じた。

レイは目を細めて「愛しているわ・・・」と呟いた
そうだ、あの少年の元に行こう
愛するこの世界の中で最も愛しい存在の元へ

ヘイ ファッキンドランカーズ アイニージュウ

綾波レイの去ったベランダ、置かれた空瓶、天上には七色の光が架かっていた。

END
648名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/22(火) 21:54:58 ID:???
いい仕事乙
649名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/23(水) 02:28:06 ID:???
保存した
650名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/23(水) 10:10:12 ID:???
>>647
GJ
651名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/23(水) 21:05:01 ID:???
なんか、某「やる気無し」のひとに通じる物があって非常に良かった。
GJです。
652名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/08/26(土) 16:04:40 ID:???
職人さん街
653名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/02(土) 21:46:18 ID:???
保守
654名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/06(水) 18:27:31 ID:VOyx6H6I
第5使徒殲滅の後、僕と綾波はささやかなお祝いをした。

「乾杯」
「…乾杯」
ガッチィィンン!!

綾波は荒々しい乾杯をした後、ボトルを垂直にしてラッパ飲みしていた。
僕は初めて見る綾波の姿に恐怖を感じていた
「グビグビグビ…くふっ!」
テキーラを一気に空にした綾波はそのまま地面にボトルを叩きつけた。
「碇君」
「えっ!」
「何故、全部空けないの?」
僕の手には少しばかり量の減ったテキーラのボトル。
「ご、ごめん…僕お酒弱いから…その」
「私の酒が飲めないって言うのね」
「い、いや!飲む!飲むよ綾波!」
僕は涙目になりながら必死でボトルを空けた
「…うぅ、綾波おいしかったよ」
「そう、良かったわね」
僅かに微笑む綾波、顔面硬直を起こす僕。
綾波は左手に新しいボトルを握っていた、差し出した右手のボトルはきっと僕の分だろう…
655名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/06(水) 18:38:06 ID:???
微笑ましい…
656名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/07(木) 07:11:59 ID:9vqqwgY0

 だ っ て あ た し は 3 杯 目 だ も の
657名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/17(日) 15:12:53 ID:???
今日は碇に飲みに行こうと誘われた。
酒の弱い碇が誘ってくるなんてものすごく珍しい
今日の零号機の起動実験が成功して気分がいいのか?
まったく…レイにかまいすぎだな、こいつは

という訳でネルフの近くにある居酒屋に行くことになった。
休日などは多くの一般人やネルフ職員も利用している、
しかし今日は平日で時間も早かったため客はほとんど居ない。
私達は奥の方にある座敷で飲むことにした。

「碇、お前もビールでいいか?」
「ああ…」
「つまみは…「任せます」
いつもこの調子だ。ふと、シンジ君とこいつが一緒に呑んでいる光景が
頭に浮かんで苦笑いをした。

「とりあえず生2つ、あとねぎまとなんこつを2本ずつ頼むよ」
若い店員は碇の威圧感に怖気づいている様だ、碇は機嫌がいいのか口元が
わずかに緩んでいてさらに不気味さが増している。
まったく、店の中くらいサングラスをはずさんか…。

続く
658名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/17(日) 22:14:04 ID:???
いいねいいねー
659名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/18(月) 06:46:21 ID:???
(・∀・)イイヨォーイイヨォー!
660名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/21(木) 16:09:25 ID:???
夏といったら…、まぁ今は一年中夏になってしまったが
昔はよく大学帰りにキンキンに冷えたビールで一杯やったものだ。
…もう決して戻ることのできない日々

「時計の針は元に戻らない、か…コリコリ」
なんこつをはみながら私は呟いてみた。

「…だが自らの手で針を進めることはできる」
「ああ、そうだな」
分かっている、私達は戻すのでなく進めなければならないのだ。
彼女の遺した計画を。畜生!

それから暫く、碇と私は言葉を交わすでもなく黙々と呑んで食った。
なんこつうめぇな!コリコリコリコリ…

今日はどうも変な酔い方をしたようだ、久々に飲んだから無理も無いな。
ついでに言うとさっきから聞き覚えのある声が聞こえるのだが…。

私は振り返る。私の口から大量のビールが噴出した。

続く
661名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/25(月) 06:43:13 ID:???
冬月じゃねえw
662名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/26(火) 18:03:49 ID:DyaZw/YQ
保守
663名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/26(火) 21:57:49 ID:???
ファースト・チルドレン、綾波レイ…その後姿は見間違うはずもなかった。

「どうした冬月」
おしぼりでこぼれたビールを拭きながら碇が言った。

「い、いやレイがあそこに座ってるんだが」
私はレイの居るカウンターを指差す、碇は「つまらん」という様な顔をした。
「…あれが酒好きなのは知っている。ネルフも黙認している、問題ない。」
あくどい事をやっているのは自覚していたが、中学生の飲酒まで黙認しているとは
つくづくネルフは腐っている、なんだか情けなくなってきた。

私はふたたびレイの方に目をやる、…隣にもう一人中学生らしき客が居る。
背格好からしてサード・チルドレンのシンジ君だろう。もう私は驚きさえしなかった。
「シンジ君も一緒に呑んでる様だな。」
どうせ碇の事だ、自分の息子にすら無関心なのだろう。

次の瞬間、碇の口から勢い良く枝豆の破片が噴出した。

続く
664名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/26(火) 22:24:18 ID:???
これはwktkしてまいりました
665名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/27(水) 00:58:08 ID:???
いいよいいよー
666名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/27(水) 02:14:55 ID:i80WqEkA
>>663
奇遇だなwww 枝豆漏れも今飛ばしたところだw 
667名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/27(水) 02:33:23 ID:???
いきなり脱ぎだしてシンジに絡みそう(笑)
668名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/27(水) 02:35:40 ID:???
ゲンドウ「エントリープラグ注水。但し零号機のLCLにはビールを10%混ぜろ」
冬月「碇、まさか……」
ゲンドウ「ニヤリ」
669名無しが氏んでも代わりはいるな:2006/09/27(水) 10:57:14 ID:???
酒を飲むと
女になっちゃう ふざけた体質!
あすかのいいなずけ

670名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/27(水) 16:43:22 ID:???
>>663
続きにwktk
671名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/27(水) 17:07:36 ID:???
>>663
クソワロタwwwwwwwwwww
672名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/27(水) 17:36:17 ID:???
碇はすっと立ち上がりレイ達の方へ歩いていった。
おおっ、流石に自分の息子には注意するのか?しかしお前は注意できる立場なのか…?
私は面白そうなので後ろからこっそり覗くことにした。

「お前達何をしている」
「…お酒を飲んでいます」
「と、とうさん?うへへれれ…」
レイは顔は赤いもののいつもと変わらぬ口調だ、シンジ君は完全に壊れている。

「レイ、お前がサードを連れてきたのか?」
「はい」
「お前は例外だが、サードは普通の子供だ。わかっているな?」
「…はい」
レイはグラスを置いてうつむいた。シンジ君は店に流れている曲に合わせてヘッドバッキングしている。

「分かったなら今すぐ帰r「…うるさいわ」
673名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/27(水) 17:38:04 ID:???
レイの抑揚のない冷たい声、しかし明らかに怒気を含んでいる。
ハイテンションだったシンジ君はカウンターの下に隠れて震えていた、二人に店内の視線が集まる。
水を打ったかのような静寂。

「…碇指令は私にやりたい放題したくせに」
店内の客の半数が噴いた。
「何故、いつもくらい私の好きにさせてくれないの?実験は痛いし怪我するし赤木博士は何故か私に冷たいし
部屋に帰ってもやることないし夜になれば碇指令に呼び出されてやりたい放題(ダミープラグのテスト)
されるしお酒くらいいいじゃない碇君だって辛かったんだから…それなのに碇指令は畜生!
畜生!いいわ、もうどうでもいいわ!みなさ〜ん私はクローンでぇーす!しかもリリスっていう使徒の細胞
が混ぜられたクローンでぇーす!そこのヒゲメガネにやりたい放題されるために作られましたぁー!私が氏んで
も代わりは居るもの!ぎゃはははは!」
「時々、自分に絶望するわよ!!」
レイはグラスを床に叩き付けた。私と碇の顔は紫色に変色している。
ややあって。

「…碇君、家で飲みなおしましょ」
レイはシンジ君を引きずって店を出て行った。

私達に残されたものは店内の白い目、そして二人の飲み代3万7千円の支払い…
第3酒徒、レイ覚醒の瞬間であった。

674名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/27(水) 17:51:04 ID:???
これはやばいwwww
675名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/27(水) 18:24:27 ID:???
リツコのセリフでコーシー牛乳吹いたw
676名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/27(水) 19:15:17 ID:???
1から読んだ…ハァハァ

だが不思議と疲れはない、むしろ早く続きを!ハァハァ!(゜д゜;)
677名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/27(水) 21:47:23 ID:i80WqEkA
>>672-673
おみごとでした11
678名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/27(水) 21:57:29 ID:???
自演がキモイ
679名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/27(水) 22:07:06 ID:???
>>673
GJ
680名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/27(水) 22:23:29 ID:???
マジ自演きめぇ
681名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/27(水) 23:38:10 ID:???
おもしろすw
682名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/28(木) 20:27:44 ID:???
わろた
683名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/29(金) 02:51:36 ID:???
ふてぶてしいかもしれないが学園エヴァキボン。
たのんます職人さん。
684らすかる ◆xKPvGuCSVA :2006/09/29(金) 03:08:50 ID:9f5loNj8
そこはとある飲み屋。レイとシンジが肩を並べていた。
メニューを見ながら二人はなにを注文するか思索していた。

シンジ「綾波はなに食べる?」
レイ 「・・・・・・ポテトグラタン」
シンジ「綾波、それはだめだよ」
レイ 「・・・・・・・・・どうして?」
シンジ「そういう味が濃い物を最初に食べちゃうと薄味の料理の味がわからなくなっちゃうだろ?」
レイ 「・・・・・・薄味、嫌いだもの」
シンジ「だめだよ。ぼくと一緒に来たからにはわがまま言わせないんだから」
レイ 「ポッ 碇君・・・素敵・・・」
シンジ「どうしたの?まだ飲んでないのに赤くなっちゃって」
レイ 「ううん、なんでもない」
シンジ「そう、それならいいんだけど」
685名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/29(金) 06:00:39 ID:???
クソコテまじ死んで
686名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/29(金) 08:51:17 ID:6YPYAZeL
らすかるのせいで何もかもが台無し
687名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/29(金) 20:19:06 ID:???
ニャンニャンしてて母性本能ギッシュな滝本版レイになる
688名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/29(金) 22:34:33 ID:???
ラスカルは良コテとそうでないときの差が激しいな相変わらず
689名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/30(土) 02:32:35 ID:???
らすかる萌え
690名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/30(土) 07:13:26 ID:???
>>688
そうでもないだろ
691名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/09/30(土) 23:14:14 ID:???
レイ「私にはお酒しかないもの・・・」
692名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/02(月) 12:54:57 ID:???
一応まともなSSが投下されていたりもするんだな
693名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/06(金) 04:42:01 ID:???
>>673
ぐじょーぶ
694名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/07(土) 10:27:27 ID:???
>>684
続きを待ってる俺もいる
695名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/11(水) 22:51:24 ID:???
「綺麗……」
 普段の冷静冷淡らしからぬ綾波の口から思いもよらぬ言葉を聞いてシンジは振り返った。
「え……あ、そう、あ、味は……口に合うと良いんだけど。」
「これ……碇君が……?」
「そうなんだけどさ……ハハ、た、食べてみてよ。」
「うん……ありがと。」

 発端は数日前のこと。
「え?今度のテストは外でやるの?」
 ミサトのマンションで話を聞いたアスカは驚いて振り返る。
「そーよー♪テストっていうか実弾射撃の試験を兼ねた演習みたいな物よ。
 軍事兵器をNERV構内のシュミレーションだけでテストって訳にはいかないでしょ?」
「へぇ……たまには外も良いね。」
 そう言いながら、二人にお茶を入れて差し出すシンジ。
 家事は当番制の筈だが、もはや彼は自然な動きで炊事洗濯からお茶くみまでこなしている。
 訓練とは言いながらも、ミサトは楽しそうに詳細を話す。
「結構、綺麗な山よ。移動は車だから楽々だしお弁当も出るから、ちょっとした遠足気分で楽しめそうね。」
 が、ここでアスカがしかめっ面を見せる。
「えー?お弁当って言ったって、あのNERV弁当でしょ?あんなの食べ飽きちゃったわよ。
 シンジ?お弁当3つ、う〜んと美味しいの、頼んだわよ?」
「ああ、レイの分も作ってあげてよ。さてさて、クーラーボックスにビールをわんさか……」
「ちょっとぉ……ミサトさん……」
696名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/11(水) 22:53:01 ID:???
 で、当日。

「すごいわねシンジ君。いったいどこにお花見にいくつもりだったの?」
「うひゃ〜男の料理とは思えないね。」
「あぁん、私も頼めばよかったぁ。」
 上からリツコ、青葉、マヤの感想である。それほどにシンジの弁当は見事な物であった。
 使い捨てではあるが綺麗な折り詰めに詰められたそれは、ほどよく味付けられた酢飯にネタがあえられ、
 たっぷりの錦糸卵や桜でんぶで鮮やかに彩られた、もはや弁当とは言えぬ傑作だった。
 レイのために用意するとなれば肉抜きが絶対条件であるため、流石のシンジも散々頭を悩ませただろう。
 が、その条件が逆に功を奏したのかも知れない。肉類を交えたメニューではこうも華やかにはいかないだろう。
 ちらし寿司の他、香の物の他にジャガイモだけのコロッケやサラダで物足りなさをカバーした、
 実に考え抜かれた一品であった。
 
「い、碇君、美味しい……」
 ぱくぱくと弁当を食べながら、そのようにつぶやくレイは普段らしからぬ光景だ。
「そう、よかった……」
 隣に座って、そのように受け答えるシンジは実に満足そうである。
 手作り弁当を女に捧げる男、と見るとなんだか変な光景だが実に幸せそうだ。
 そんな二人をほほえましく眺めるミサト&NERVスタッフ。
 が、アスカは何だか面白くなさそうに香の物をポリポリ噛んでいる。そして、急に素っ頓狂な声を上げた。
「うえぇぇぇっ何これ?せっかくのお弁当に変な物を入れないでよぉ!」
「ああ、奈良漬けだね?えーと、マヤさんのおみやげだったかな。」
「なんかお酒臭くって嫌ぁ〜」
697名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/11(水) 22:54:17 ID:???
「あらぁ〜アスカの舌って意外とお子様なのね。ほら、シンちゃんは平気みたいよ?」
 などとアスカをからかうミサトは既にビール片手で上機嫌だ。
「ええ、奈良漬けって結構くせになっちゃうよね……綾波は大丈夫?」
「平気……」
 そう言いながらポリポリ食べているレイ。
「あら?もしかして、シンちゃんもレイもいける口?いいわねぇ将来一緒に飲もうね♪」
 この言い回しからして、もはやミサトは単なる酒飲みと化している。
 そんなミサトをあきれ顔で見ながら、アスカはブツブツと言い続ける。
「そんな酒飲みの舌なんかいらないわよ……あら?ちょっとファースト、顔が赤いわよ?」
「え……」
 アスカの指摘を聞いてシンジは慌てて顔を覗き込む。
「あ、綾波……どうしたの?」
「……ヒック」

 それを聞いて周囲は爆笑した。まずはミサトがからかう。
「ちょっとぉ〜レイ?奈良漬けで酔っぱらっちゃったの?」
「なぁによ、ファースト。平気とか言いながら、その様は何?
 あ〜あ、シンジ?この後の訓練に支障を来したら、あんたの責任だからね。
 レイにお酒飲ましたから訓練できませんでしたって、あんたがパパに報告すんのよ?」
 アスカは得たりとばかりに調子に乗り、笑いの渦はますます高まったが、
 次のレイの言葉を聞いて、周囲は一瞬にして凍り付いた。
 
「………………………………………………うるさいわね、タコ女。」
698名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/11(水) 22:55:27 ID:???
「え?なんて言ったの?ファースト……」
「タコだからタコ女だっていったのよ、タコ。」
「……?」
「赤いからタコに見えるのかと思ってたけど本当にタコだったのね。
 隙あらばベタベタへばり付いてくる、いやったらしいタコだからタコって呼んだのよタコ。」
「……面白いじゃない。やろうっての?優等生。」
 アスカはニヤリと笑って立ち上がった。
 
「ねぇ二人とも……止めようよ。」
「なぁによ、バカシンジ。せっかく優等生が本性あらわしたんだから、止めるなんてヤボは止めてよね。」
「ええ、その通りねタコ女。いい加減、こんな女に使われるなんてこれを最後にしたら?碇君。」
「ほぉぉ言ってくれるじゃないの。そしてどうするの?あんたがシンジの面倒見る訳?」
「勿論よ。あんたと違って丸々肥え太るまで私が面倒見てあげる。
 そういえば、ミサトもあの街に引っ越してきたそうそうに碇君を引き取ったんだっけ?
 可哀想なことをするものね。今、あんた達が人間らしい生活が送れたのは全部碇君のおかげ、
 ということかしら?今のうちに女らしさを磨かないと、年を取ってから後悔するわよ。」
 これほど自分のことを棚に上げた物言いは珍しいが、自分まで巻き込まれたミサトは苦笑いだ。
「ちょっとぉ〜アタシまで喧嘩にまぜないでよね……え、何?」
 宴もたけなわ、というところで、日向が飛び込んできた。
「ミサトさん、ちょっと。本部からの入電です。」
「ん?どうしたの?……え?使徒?!」
「はい!本部の残留組からの連絡で、この付近とのことです。とりあえず、こっちへ!」
699名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/11(水) 22:56:37 ID:???
「判ったわ……ああ、そこの二人?ほどほどにして、エヴァの方に急いで!」
 流石は葛城三佐、必要とあらば体内のアルコールを瞬時に分解できるのか、
 あれほどビールでご機嫌だったのが嘘のようだ。
 そして、シンジも心配げに二人の顔を見比べていたが、
「心配要らないわ、碇君。初号機に急いで。」
「うん……」
 しかたなく、エヴァの方に走るシンジ。
 そして、アスカは肩をすくめてレイに言う。
「やれやれ、ね……もっとあんたの面白い話が聞けると思ったのに。」
「面白い話?そうでもないわよ。私はあんた達の姿を見たまま言っているだけ。
 鏡を見てご覧なさい。物欲しそうに碇君を眺める自分の顔、それほど面白い物でもないでしょ?」
 流石のアスカも、この言葉には癇に触った。
「この……ッ」
 アスカがレイの胸ぐらを掴もうと手を伸ばしたその時、
 
 パキーーーーーーンッッ
 
(え……ATフィールド!?)
 驚くアスカ。それを意地悪そうなアルカイックスマイルで見返すレイ。
(まさか……使徒って……?)
 呆然とするアスカを置き去りにして、レイは零号機へと向かっていく。
700695-699:2006/10/11(水) 23:00:01 ID:???
むむ、長い割にごちゃごちゃしてしまったかも。
つい出来心で書いてしまった。申し訳ない。
701名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/12(木) 00:20:08 ID:GqluQ2p5
続きは・・・?
702名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/12(木) 05:52:53 ID:Al/WFD4+
>700
続き
続き
続き
続き
続き
続き
続き
続き









書いてよー
703名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/12(木) 06:46:21 ID:???
なんかFFの読みすぎって感じがする
704名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/12(木) 07:10:21 ID:???
本編見ないで二次創作だけ読んで書きました、みたいな
705名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/12(木) 08:50:55 ID:???
つづききぼん
706名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/12(木) 15:33:36 ID:???
続きマダー?
707名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/12(木) 21:16:42 ID:???
投下キターッ!
708名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/12(木) 22:58:27 ID:???
普通に面白いな。こういうのも好き。LRSスレにはアンチが常駐してるので
建設的で無い批判はスルーしてくださいね。
709名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/15(日) 12:29:32 ID:???
まあ>>704の感想はわからんでもない
710名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/20(金) 17:11:45 ID:ZmIhdbCy
中学生が酒飲むわけ無いじゃん
711名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/20(金) 17:21:00 ID:ZmIhdbCy
んー
712名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/20(金) 21:28:02 ID:???
>>710
中学生で飲酒運転で捕まったオレのこと知らないんだろ
713名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/20(金) 22:00:35 ID:???
氏ね
714名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/21(土) 21:11:45 ID:???
>シンジ君は店に流れている曲に合わせてヘッドバッキングしている。
吹いたw
715名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/21(土) 22:09:46 ID:???
ヘッドバッキング の検索結果 約 888 件中 1 - 10 件目 (0.06 秒)
ヘッドバンキング の検索結果 約 51,600 件中 1 - 10 件目 (0.07 秒)
716名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/24(火) 06:24:56 ID:???
upまち。
717名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/26(木) 07:03:02 ID:???
アンタ書きなさいよ
718名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/26(木) 18:24:51 ID:???
実は今書いてる途中のがあるんだけど
ちょっと暗い話になる予定だし、
仕事の片手間だから投稿に時間空くかもしれないけど
それでも良いかねぇ?
719名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/26(木) 19:05:34 ID:???
イイーンダヨ
720名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/27(金) 06:31:26 ID:???
>>718
酒ネタならおk
ま、てけとーに
721718 ◆03Wnm/YDlI :2006/10/28(土) 17:00:53 ID:???
グリーンダヨ!
それじゃあ投下してみまっす
722718 ◆03Wnm/YDlI :2006/10/28(土) 17:02:45 ID:???
穏やかに揺れる湖面に映る月、このイメージは彼女にぴったりだ。
頬に心地のいい夜風を受けながら僕はこんな事を考えていた。

***

水色の髪と紅い瞳、華奢で白い腕
まるで他人には関心が無いかの様な無表情
僕と同じエヴァンゲリオンのパイロット
疎遠な父と親しげに話す女の子

いくつかのイメージがさっきから僕の中で渦巻いている、
それらが家を出てからずっと僕を悩ませている『綾波レイ』を構成していた。

何度か学校やネルフで綾波に話し掛けたことがあるが、
彼女はそっけない一言、二言や時には無言で返答するというのが常であった。
まあ、僕に対してだけ特別に冷たいという訳では無いのだけれど…
とにかく僕にとっては苦手な存在に違いなかった。

(ここか…綾波の住んでるとこ)
昼過ぎから降り始めた雨と濡れた路の匂いが、どこか廃れた印象を受けるこの建物を
より一層陰鬱なものに仕立て上げている。彼女はこのマンションの一室に一人で住んでいるらしい。
何故、僕が一人暮らしの女の子の部屋を訪ねるのかと言うと、新しいIDカードを渡すという
ミサトさん曰く「オフィシャル」な用事があったからだ。
723718 ◆03Wnm/YDlI :2006/10/28(土) 17:05:24 ID:???
綾波が居たら、カードを渡してすぐに帰ればいい。
留守だったら、最悪ポストに入れておけば良いだろう。
そんなことを考えながらひんやりとした階段をのぼっていく

…402号室「綾波」、どうやらここらしい。
僕は何回か呼び鈴を押してみた、が反応は無い。
(留守、なのかな?)
留守の場合はポストに入れとこうという事前の考えは、
ポストから大量にはみ出たダイレクトメールの類を見て潰えてしまった。

(どうするかな、カードが無いと綾波困るだろうし…あれ?)
ふと、手を掛けたドアノブは鍵が掛かっていなかった。
(不用心だな…まぁ、玄関にカード置いとけば気づくよね)

「綾波?碇だけど、居る?」
ドアを少しだけ開けて中の様子を窺う。
薄暗い室内、廊下にはうっすらと埃が積もっている、
そして、見覚えのある空き缶と空き瓶が大量に転がっている。
さらに、見覚えのある少女も酷い格好で転がっていた。
724名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/28(土) 20:30:39 ID:???
こんなところで切るなんて、ひどい人ね…
725名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/29(日) 19:52:36 ID:K4dA8zvG
イイヨーイイヨー
726718 ◆03Wnm/YDlI :2006/10/29(日) 20:29:12 ID:???
空き缶が散乱した廊下に転がる少女、
紛れも無くこの部屋の主、綾波レイであった。
彼女のワイシャツは乱れ、スカートが腿のあたりまでめくれている
しかもうつ伏せで倒れていて動かない。

「あ、綾波っ!」
僕は驚いて声を上げる。
が、彼女は反応しない。
背筋をつめたいものが走るのが分かる
まさか…、と思った時

「……誰?」
レイは気だるそうに身をよじって顔を向けた。
気のせいか、普段より顔が赤いような気がする。
「綾波!良かった」
安心した僕は部屋の中へ入る。
「…………碇君?」
そう呟くと彼女はゆっくりと身を起こし、
そばにあった瓶の中身をグビッと口に流し込んだ。
「…なぜ、ここにいるの?」
と、頭をふらふら揺らしながらレイが言う。
「あ…その、リツコさんに綾波のIDカード渡すの頼まれたんだ。」
「……?、IDカードならここにあるわ…」
そう言うとレイは財布の中から一枚のカードを取り出した。
「綾波…IDカード新しくなったんだよ。しかもそれ定期…」
レイは「そう」と言って定期を戻すと、左手をぱたぱたさせはじめた。
727名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/29(日) 21:23:32 ID:Aee1C01n
すると綾波は、いきなりゲロ。
びっくりしてシンジもゲロ。
アスカも何事かと来て、あんたゲロ。
トウジは何や転校生かいなゲロ。
こっそりモニターで監視してたマヤも
「もう見れません」ってゲロ。

もう、みんなゲロ。
初号機なんか使徒を食べ過ぎてゲロ。


【新世紀エヴァンゲロ】
728名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/10/29(日) 21:29:51 ID:???
>>726
わっふるわっふる
729718 ◆03Wnm/YDlI :2006/10/29(日) 21:53:09 ID:???
>>727
酒噴いた、どうしてくれるw


僕はこの一連の状況が分かりかけてきた気がした。
余りにも想像しがたい事だったのでやっと気づいたのだが…
この部屋は最初からある「匂い」がした。
ミサトさんが酷く酔って帰ってきた時のあの匂い…
床に転がっているビールらしき空き缶。
普段のレイからは想像できないおかしな言動と、
彼女がさっきからちびちび飲んでいる瓶の液体…。
最初のアレ、きっと酔って寝てたんだ…。

「そ、その…もしかして。酔ってる?」
「酔っている……酩酊状態……そうかもしれない」
そういうとまた瓶に口をつける。

「だ、ダメだよ!お酒なんか飲んじゃ!」
「…何故?」
「何故って…綾波はまだ子供じゃないか」
「ノープロブレム…」
無気力そうに綾波が言う、何が問題ないのか、何で英語なのかは不明だ。
僕はなんだかもうどうでも良くなりかけてきた。

「問題ない…って、さっき倒れてたじゃないか…」
「…私が倒れてると、問題あるの?」
「大ありだよ…」
僕はがくんと肩を落とした。
レイはくりんと小首をかしげる。
730名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/06(月) 05:35:20 ID:???
718死ね!
731名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/06(月) 07:45:53 ID:2Qf4HZpF
よきかなよきかな
732名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/06(月) 19:19:37 ID:???
アスカ:「シンジ」
シンジ:「な、なに?」
アスカ:「面白い悪戯考えたんだけど一緒にやる?」
シンジ:「ターゲットは?」
アスカ:「綾波レイ」
シンジ:「いいけど…」
アスカ:「今日のシンクロテスト後に実行ね」
そしてテスト後
アスカ:「今日、これから暇?」
レイ:「どうして」
アスカ:「シンジと私とあんたで遊ぼうとおもってね」
レイ:「碇君が来るなら行く」
そして…
アスカ:「へへ〜ん」
さりげなくレイのブドウジュースにウォッカーを混入するアスカ
レイ:「?」顔が真っ赤になるレイ
アスカ:「来た来た…」
レイ:「ヒック碇くぅぅん〜」
シンジ:「よせよ!綾波!う…うぁぁぁぁ!」
アスカ:「ち…ちょっとやめなさいよ」
レイ:「碇君はあんたになんか渡さないわ…ヒック大体あんた何?前から私や碇君の事蔑んだ目でみてさぁ。あんた、大学出てるんだって?それはすごいわね?でもいくら優秀でもあんたみたいな世間知らずはどこへ行っても通用しないわだいたい」
レイの説教は三時間にも及び
レイ:「Zzz…」
シンジ:「散々言いたい放題いって毒はきまくったら寝ちゃった…」
アスカ:「計画とは違うわね…こいつの酒癖恐るべし」
733718 ◆03Wnm/YDlI :2006/11/08(水) 21:52:24 ID:+IpjBLwN
「お酒飲みすぎると、大人でも死んじゃうんだよ…」
僕がそういうと、綾波はうつむいてしまった。
「…そう」
「綾波が死んじゃうのなんか、見たくないよ」
「………」
(綾波黙っちゃった…ちょっと言い過ぎたかも。
そういえば今日は零号機の起動実験があるんだよな…
前はあんな酷い怪我したんだし、お酒でも飲みたくなるか。)

「その、ヤケになるのは良くないと思う」
「………」
「僕で良ければ…相談相手になるよ」

「………スー…」
「って、寝ちゃったよ…」

綾波を起こそうかとも思ったけど、なんかだかとても気持ち良さそうに寝てるし
まだ時間があったから、それまでこのままにしておこうか。

とは言っても、綾波の寝顔をずっと見てるわけにはいかないし、
寝ている女の子の部屋に居座るのもどうかと思えたので
僕は綾波を起こさないようにそっと部屋を出ることにした。
734718 ◆03Wnm/YDlI :2006/11/08(水) 21:55:08 ID:???
綾波の部屋を出て暫くぷらぷら歩いていると都合よくコンビニを見つけた。
今日のチルドレンの出頭時刻は1800時だったはずだ。
ここから本部までは大体40分もあれば行けるだろうとふんで、
綾波を起こしに行くまでここで時間をつぶすことにした。

僕の頭の中には彼女のイメージが幾つか浮かんでいる、
もちろん先程まで一緒に部屋に居た時のイメージも。
それらが構成する彼女は、前のものよりも少し柔らかい表情をしている気がした。
前よりちょっとだけ適当そうな感じもするけど…

ガラスの外側では相変わらず雨が降り続いている
16時38分、僕は時間を確認して手元の雑誌に目を落とした。

*    *    *

その後、綾波を起こしに行ったけど部屋に彼女は居なかった。
彼女のそばに置いておいたIDカードが無かったので
先にネルフへ向かったのだろうと思った。
735名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/08(水) 23:00:57 ID:???
さあwktkしてまいりました
736名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/10(金) 07:34:34 ID:???
おなじくw
737名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/11(土) 22:53:50 ID:???
おれもwktk
738名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/11(土) 22:53:52 ID:???
<クリスマスの宴会にて>

レイ「ゴキュゴキュ....」
アスカ「あ! 何飲んでんのよあんた!」
レイ「ヒック....ゴキュゴキュ」
アスカ「の、飲むなーぁっ^^;!!!」
レイ「うるさい。セカンドも飲もぉー!!!」

アスカを羽交締めにして口に酒を突っこますレイ。

アスカ「うっ!? ぐううっん!んぐぐ!!!」
レイ「へへぇ〜♪ どうらーっ!(どうだー!) まいっらかぁー!(参ったかぁー)」


とってもうれしそうな綾波レイ
739名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/12(日) 07:45:59 ID:???
>>738
|出口| λ............トボトボ
740名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/14(火) 05:04:43 ID:???
その日からサディスティック綾波の称号を得た綾波だった…
741名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/14(火) 23:05:38 ID:???
agete,miru
742名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/16(木) 18:38:58 ID:q09pamVq
シ「綾波〜飲みすぎだよぉ〜」
レ「うるひぇぇぇぇ〜〜〜ウィック  おえええええええええええ」
743名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/18(土) 19:40:57 ID:???
保守
744名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/19(日) 14:05:20 ID:???
レ「う〜い!こらあ〜碇い〜!アタシの酒飲めないってのか〜!もっと飲め〜」
シ「ひ〜い!。酔うと人変わるって言うけどこれはすごいな・・あ、カヲル君綾波頼むね」
カ「シ・・シンジ君それはひどいよ。わっ逃げ足早いな。待ってよ」
レ「お〜う!フィフスじゃないか。貴様も飲めえ」
カ「ひゃああああ〜!シンジ君!うらむぞ〜」
レ「な〜に言ってんだあ〜!変態のくせに〜!首はずしてボーリングに使ったるぞ〜」
カ「た、たすけてえええええ〜」
シ「カヲル君・・・君のことは忘れないよ・・」

翌朝、簀巻きにされてゴミ箱に放り込まれていたカヲルが発見されたそうな

745名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/19(日) 20:56:50 ID:???
「碇君飲んで。つーか飲め、さっさと飲め、四の五の言わずにとっとと飲め」
「綾波、君が何を言っているのかわからnムグッ」

ごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごくごく・・・・・バタッ



後日
「いっきのみは危険ね・・・」
「うぅ、バカシンジ・・・私を遺して逝くなんて・・・・・」
746名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/26(日) 22:05:20 ID:5SeYzoFn
んじゃ、俺のエロ小説読む?
747名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/26(日) 22:12:31 ID:???
君のエロ小説読む
748名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/26(日) 22:32:38 ID:???
いや、遠慮しておく
749名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/26(日) 23:14:17 ID:???
チキンが
750名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/28(火) 11:52:42 ID:???
書いてやるよ。エロ小説!

シンジ『はぁはぁ‥‥』

僕はいったい何から逃げてるのか分からない‥‥

思えばあの時からおかしかった‥‥‥


6時間前


シンジ『綾波って甘いの好き?』


レイ『甘い‥‥?よく分からないは‥‥‥』

シンジ『よかったらチョコレートの寄せ集めもらったから上げるよ。一人じゃ食べきれないしアスカは太るって食べないから‥‥‥』

そう言って僕は綾波にチョコレートを上げたことから始まった‥‥‥

751名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/28(火) 11:56:25 ID:???
パクッ‥‥‥

パクッ‥‥‥

綾波は信じられないスピードでチョコを食べていく。

甘いのが好きだなんて意外だった。

シンジ『そんなに一気に食べると鼻血がでるよ?』

レイ『問題ないわ‥‥この味‥‥嫌いじゃない‥‥‥』

パクッ‥‥‥

僕はそんな綾波の意外な一面を見てると綾波が一種類のチョコを食べてるのに気づいた‥‥‥

ちょっとした好奇心から僕もそのチョコを食べたら酷く苦い香りとブランデーがたっぷり入ったチョコだった‥‥‥
752名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/28(火) 12:01:19 ID:???
シンジ『あ、綾波‥‥‥!?これお酒が‥‥‥』

レイ『碇君‥‥‥体が熱い‥‥‥』

学校の屋上ってこともあり僕は緊急の呼び出しってことで綾波を家に連れて逃げ出した‥‥‥

シンジ『綾波‥‥ごめん!まさかウイスキーが入ってるなんて知らなくて‥‥‥』

レイ『ハァハァ‥‥‥碇君‥‥もっとさっきの‥‥‥気持ち良いから‥‥‥』

シンジ『ゴクッ‥‥‥』

僕は生唾を飲んだ‥‥

言葉の違いによってはとてもヤバい感じで受け止められる。

レイ『碇君‥‥‥お願い‥‥』
753名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/28(火) 12:07:28 ID:???
僕は献身的に綾波をベッドに寝かせた‥‥

レイ『体が熱い‥‥』


そういうと綾波は突然服を脱ぎ始めた‥‥

僕は必死に止めたが綾波はすでに下着だけだ‥‥

シンジ『お願いだから服を‥‥‥』

言うか言わないうちに綾波の唇が僕の唇を塞いだ‥‥

レイ『ウンッ‥‥プハッ』

吸い付くような綾波の唇は柔らかいしちょっとお酒の香りに混じって甘い匂いもした‥‥

シンジ『あ、綾波!本当に大丈夫?』

レイ『私熱くてムラムラしてる‥‥‥病気なの?』

そう綾波は言うと僕の体に抱き付いて信じられない力でベッドに寝かされた‥‥‥
754名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/28(火) 12:12:18 ID:???
レイ『こうすれば落ちつく‥‥‥』

そう言って綾波はまた僕に唇をつける

首や耳まで‥‥‥

シンジ『綾波‥‥やめっ‥‥‥』

僕の抵抗も綾波には通用しない‥‥

綾波にいったい何でこんなに力があるか不思議だった‥‥

レイ『碇君‥私気持ち良い‥‥』

そういうと綾波は僕の下半身に手を伸ばした‥‥

シンジ『綾波!ダメだって!!』

そういうのが精一杯で僕は綾波をどかそうとするが綾波は動かない‥‥‥

755名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/28(火) 12:18:20 ID:???
綾波は僕の下半身のチャックをあけると手でしごき始めた‥‥

レイ『前に男性はこうすると保健の本で読んだわ‥‥』

気持ち良すぎる快感と綾波に対する気持ちからすぐに射精してしまった‥‥

綾波の顔に白いネバネバがつく

シンジ『ごっごめん‥‥そんなつもりじゃ‥‥』

レイ『熱い‥‥でも嫌いじゃない‥‥』

そう言った後に綾波はそのまま僕の体に口づけをする‥‥


僕は快感よりもその後にくる綾波の酔いが醒めた恐怖を怖がって逃げ出した‥‥

756名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/28(火) 12:23:58 ID:???
僕は何時間も走った‥‥

綾波のせいとは言え僕にも責任がある‥‥‥

思いだすだけで綾波のことが怖くなる‥‥


ドガン!!




シンジ『あれっ?知らない天井?』

僕は目を開けると病室にいた

横を見ると綾波がいた

レイ『碇君‥‥転んで1日ほど入院してたのよ‥‥』

シンジ『それじゃ夢‥‥?』

シンジは信じられない夢を見てたと納得する。

綾波がそんなことするけわないじゃないか‥‥‥

レイ『碇君うなされてたわ‥‥これ食べて‥‥』

そう言って綾波から渡されたものを食べるとブランデーの香りにどこか苦い味のチョコレートだった‥‥‥


完!
757名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/28(火) 21:15:14 ID:???
落ちも良いな!素直にGJあんた才能有ると思うよ。
また暇になったらかいてくださいな。
758名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/28(火) 22:19:59 ID:???
よきかなよきかな
759名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/11/30(木) 20:15:58 ID:04tNmAAb
イイヨイイヨー
760名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/08(金) 01:37:23 ID:???
保守
761名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/11(月) 23:15:13 ID:Rx8VYEjm
最初の仕事人と最後の仕事人が好みだ。
他も面白い
762名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/23(土) 06:25:36 ID:???
Xmasネタ期待保守
763eva:2006/12/23(土) 09:41:17 ID:???
クリスマスネタ書いていい?

ぼくはまだ職人見習い・・・・・
764名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/23(土) 09:44:50 ID:???
>>763
欲望の思うがままに書きなぐれば良いと思うよ
765eva:2006/12/23(土) 09:55:53 ID:???
今日は12月23日明日はクリスマスイブだけど、どうせ
家にいてもミサトさんやアスカにこき使われて
アスカに「プレゼント1つもまともに選べないのっ!!」
とか言われるだろう・・・・
だからクリスマスなんてちっとも楽しめないはずだった
766名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/24(日) 01:16:08 ID:???
いいよー(σ・∀・)σ
767eva:2006/12/24(日) 10:58:49 ID:???
今日はクリスマス、アスカやミサトさんと一緒に
 すごそうと思っていたけど、綾波は一人暮らしで、
 一人でクリスマスをすごすのかと思うとかわいそう
 なので、クリスマスは綾波の家で、2人で一緒に
 パーティーをする予定だ・・
 買い物は、綾波がケーキとシャンパンで、
 ぼくが料理をするので、ディナーの材料、
 それから、お互いにプレゼントを交換する事になって
 いる。
    綾波はちゃんと買ってくるだろうか?・・・・
12月23日・・・
768eva:2006/12/24(日) 11:13:01 ID:???
シンジ「綾波、明日はちゃんと買ってきてね。」
       レイ「うん・・何買ってくればいいの?」
シンジ「だからぁ綾波はケーキとシャンパンを買ってくればいいの!」
       レイ「しゃんパン?」
シンジ「うん、たぶん店の人に聞けばいいと思うよ、アルコール無しのね」
       レイ「わかったわ」
シンジ「じゃあ明日綾波の家で6時からね。」
       レイ「シンジ君・・・ありがとう・・・・」
シンジ「エッ、なんか言った?」
       レイ「何でもないわ・・」(顔を少し赤らめる)
シンジ「うんじゃあね」
   その後・・
     綾波大丈夫かなぁ・・明日・・・
769名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/24(日) 11:42:33 ID:VRsQuCSg
シンジ君じゃなくて碇君なら完璧だった
770NHK ◆usL.SAffR. :2006/12/24(日) 12:25:04 ID:???
レイちゃん可愛いなおい
771名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/24(日) 13:12:06 ID:CTx4YNdb
::::::::::: :.::. . . Λ_Λ . . . .: ::::::::
:::::::: :.: . . /彡ミ゛ヽ;)ヽ、. ::: : Xmasイブなのにここにきてしまった
::::::: :.: . . / :::/:: ヽ、ヽ、i . .:: :.: :::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ヽ、_ノ  ̄     ・・・しかも>768の続きが気になってる
772eva:2006/12/24(日) 15:37:13 ID:???
ウオオオオオーー!!!やっちまったー
(シンジ君×)  (碇君○)
773eva:2006/12/24(日) 15:39:45 ID:???
続き書いていいかなぁ?
次回 綾波の買い物シーンの予定!!
774名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/24(日) 20:19:44 ID:???
>>773
続きキボン。
775名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/24(日) 20:55:23 ID:???
きっと酒乱になるよ。普段冷静な口調で話すところを
『…つーか私、人形じゃないしぃ!!!!』とかボロクソに言いそう。
『あはははは…!!!』とか笑いながら無言でシンジやアスカ、ミサとに
酒勧めて、碇指令もびっくりだよ。
776名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/24(日) 23:01:55 ID:???
                    ||||
                    ||||
                    |^|
     _,-、          / ̄ |` ̄\
    ,〔 ゙l |`l        ,イ目  |   目、
    | | | ,| |       / |_呂  .○  L目ヽ
    { | | ,| レ'`l     |___  ____|
   {  !  ゙ヽ,|     ||┌―-、`Y´, -―┐||
   |      リ    .<|| \_・〕 | 〔・_/ ||>
   ,〕     ノ     「| ̄===ー\‐=== ̄「|
   {   三彡      ||   ___⊥___   ||
   |     I       ヾ  | ト'―‐'Y| |  リ
  ,{____」        ヾ ヾヽ___/リ  /
   「     | ______ トー―――‐イ_______
  |     |イ噐噐|ロ|ロ|ロ|Y’______‘Y|ロ|ロ|ロ|噐噐iヽ
  |     |四四  |ロ|ロ|ロ旦旦旦旦旦旦旦旦ソ,イ噐噐mロ|
  {     !   イヽロヽ旦旦旦旦旦旦旦旦,イ  ||噐噐ロ|
  .|         /| ヽ旦旦旦旦,-――'´ ̄    ||噐噐/
   l      _,-―' ̄ ̄ ̄/              ̄7´
   `ー⊆三⌒        (               /
         ̄ゞ_ニニー―=ゝー―=======イ
777名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/24(日) 23:03:08 ID:???
        ┌────‐‐z
    | ̄ ̄ ̄|_r─z  / ̄ ̄ ̄/
    └┘7 /   ./ ./└┘7 /
     / /  /  /   / /
    ∠......イ ∠.........イ  .∠......イ
778名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/25(月) 07:20:12 ID:???
宇宙に(・∀・)カエレ!!
779綾波レイ:2006/12/26(火) 01:20:26 ID:Swdd4F1l
うぅ〜ん(はぁと
好き、好き、大好き…チュッ!!
ねぇもっとあなたも飲まなきゃ…あぁ〜気持ちいいぃ。

って言うかなんか碇指令、エッチなんだけどしつこいだけで
いまいちなのよね…。ねぇどうー思う?
う〜ん、もぅちゃんと答えてよ、ねぇ…。
780碇 司令:2006/12/26(火) 06:34:36 ID:???
おまえはだれだ?
レイはそんなことはしない

・・・ああ わかった そうか。
ここはおとなしく投下を待つんだ、冬月。
781eva:2006/12/26(火) 11:13:49 ID:???
12月24日クリスマス 
  綾波は家から一番近い商店街に来ていた
   レイ 「ケーキとシャンパン・・・どこに売ってるのかしら?」
  そうやって綾波は商店街をうろついていると、ある事
  に気がついた・・
   レイ 「なんかカップルばかり・・・私も碇君とくればよかった・・」
  そうして周りのカップルを気にかけながら歩いていると
  小さなケーキ屋を見つけた・・・店員は小奇麗で若い女の人
  が多かった
  店員 「いらっしゃいませー!」
     レイ 「あの・・クリスマスケーキありますか・・・」
  店員 「はい、では何号にしますか?
     レイ 「なんごう?・・・・」
782eva:2006/12/26(火) 11:37:27 ID:???
  店員は私が困っているのをみて、微笑んでいた
 店員 「フフッ初めてケーキかうのね?」
   レイ 「・・・・はい」
 店員 「わかったわ、じゃあ何人で食べるの?1人なわけないでしょ?」
   レイ 「はい・・・2人です・・」
 店員 「彼氏ぃ?いいねぇ」
   レイ 「ちがいます。碇君は・・」
 店員 「まあいいわ、じゃあこれかな?はい。どーぞ!」
   レイ 「これ・・・・」
  そのケーキにはアルファベットでラブとかいてあった。
  これは少しはずかしかった。
 店員 「男の子はこういうのよろこんでくれるよ。」
   レイ 「そうなんですか?」
 店員 「そうよ!じゃあ彼氏と幸せにね!」
   レイ 「・・・・・はい」(顔を赤くする)
  そう言ってそのケーキを買ってしまった・・・
  店から出てレイはつぶやいた。
   レイ 「碇君気に入ってくれるかなぁ・・」
783絶望男爵:2006/12/26(火) 12:23:08 ID:oYBiXdzt
    .
   ^†^
   /ヽ
  /´⊇\
 /    \
/      \
 ̄〜〜〜〜〜〜 ̄
ふひひ
784eva:2006/12/26(火) 13:08:20 ID:???
途中だけど感想キボン
785名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/26(火) 13:21:01 ID:???
純愛っぽくて良い
gj!
786eva:2006/12/26(火) 13:27:58 ID:???
ありがっと!
続き書くからよんでね!
787eva:2006/12/26(火) 13:48:22 ID:???
  ケーキを買い終えた綾波はシャンパンを探していた
 レイ「シャンパンってどこに売っているのかしら?」
  綾波はシャンパンを探すのに20分もかかっていた
  その時、シンジの言葉を思い出した・・・
    「分からない時は店の人に聞けばいいよ。」
 レイ「そうだわ碇君がたしかそう言っていたわね・・」
  綾波は何を勘違いしたか、目の前にある薬局に入っていった
 レイ「すみません・・シャンパンはどこにありますか?」
   店員 「うちは薬局だからシャンパンなんて
             売ってないよ、お客さん。」
 レイ「はい・・(えっ、だって碇君が・・)そうですか・・」
   店員 「でも4軒先にシャンパンが売ってる店があるよ。」
 レイ 「そうですか・・ありがとうございます・・」
そう言うと綾波はすぐ店をでて、その店にいそいだ・・・
 
788eva:2006/12/26(火) 14:06:03 ID:???
  綾波はその「シャンパン」が売っている店についた
  その店には赤黒い色や、赤茶けた色のビンがたくさん
  置いてあった、また樽のような物も置いてあった
  普通の人ならここが何を売っている店か分かっただろうが
  綾波は買い物に来たのも初めてなのでここがワインなどの
  「酒」が売っている店だとは、思っても無かった。
 ガチャ 「いらっしゃいませ」
   落ち着いた感じの中年の男性店員が言った。
  レイ「あの・・シャンパンありますか?・・・」
 店員 「はい、こちらにあります。」
  そう言うと、店員は店の奥の方に案内をしてくれた
  少し埃っぽい棚の前にやってきて、
 店員 「シャンパンはこちらになります。」
  レイ 「・・・・(どれがいいかしら?)」
  店員は私がどれを買えばいいか、黙って考えている
  のをみて言った
 店員 「試飲して見ますか?」
  レイ 「し・・飲?」
789eva:2006/12/26(火) 14:32:17 ID:???
 店員 「はい実際に飲んで見たほうがいいかと」
    レイ 「・・はいじゃあそうします・・」
  そういうと店員は4本ぐらいビンを開けて私に差し出した
 店員 「どうぞ味わって下さい。」
   レイ 「・・はい頂きます。」
 綾波はシャンパンを口にした・・初めての味なので少し戸惑ったが
 そのシャンパンを飲んでいるうちになんともいえない
 感覚に襲われた・・
   レイ 「おいしい・・(なんか体がフワフワする・・)」
 店員 「お気に召されたでしょうか?」
   レイ 「はい・・これ3個ください・・
 店員 「ありがとうございます」
  そうして綾波は軽い足取りで店を出た・・シンジが言っていた
 「アルコール無し」という大切な事を忘れて・・
 そのシャンパンには「アルコール4%」としっかりかいてあった
   レイ 「おいしかったわ・・早く碇君にも飲ませたいわ・・」
 レイの顔は赤みを帯びていた・・・・
790eva:2006/12/26(火) 17:18:41 ID:???
なんかアドバイスくれ
参考にするからね!
791名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/26(火) 17:21:31 ID:???
>>790
アドバイスというか希望だがエロくしないで欲しい・・・
792eva:2006/12/26(火) 17:25:12 ID:???
もちろん!純恋話の予定・・
気長にまってね。  だけど少しはいるかも
ベリーソフトな感じで・・
793奥田雄太:2006/12/26(火) 17:33:24 ID:???
>>1
もちろん自室につれこんでレイ・・ごほごほ
794名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/26(火) 19:59:30 ID:???
>>792
>>791だがthx。
楽しみに待ってるよ!
795名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/27(水) 20:40:59 ID:???
レイと二人だけの秘密が出来ちゃったオチ
なぜかアスカと二人だけの(ry オチ
あ〜なんだユメかオチ
全キャラ集合だよ乱入オチ
使徒来襲でそれどころじゃないよオチ
初号機にシャンパンぶっ掛けたらエヴァが酔っ払ってさあ大変オチ

好きなの選べ、もしくは選ぶな
796名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/27(水) 22:03:59 ID:V/nrOHgw
酔っ払った綾波がシンジにも飲ませて気分上昇そのままヤっちゃった
ハイ終わり
797ウエポンω二尉 ◆UUseXxeH56 :2006/12/27(水) 22:33:54 ID:MC8yYx7k
(*´ω`)ハアハア
レイたむ
(*´ω`)ハアハア
どこにいゅの?
(*´ω`)ハアハア
戻ってきて
(*´ω`)ハアハア
ほひぃぉ…
(*´ω`)ハアハア
798eva:2006/12/29(金) 15:04:27 ID:???
綾波はケーキとシャンパンを買い終えた。
 初めて買ったので少し戸惑うこともあったが、
 無事に買うことが出来た。しかし、シンジの言って
 いた「アルコール無し」という大切なことを忘れて・・・

 綾波は上機嫌で自宅に向かっていた。顔が薄く桜色になっていて
 表情がとても明るかった。
 
レイ 「フフッ早く碇君と会いたいわ。」
 
 綾波はいつもより早足で歩いていた
  「5時30分」
 約束の時間まであと30分、ちょうど帰宅した時に
 時計に目をやると短いようで長い時間を示していた。
 
 レイ 「はぁ・・あと30分何してようかしら・・・」

 レイ 「・・・・・・」

 考えても、考えても、一向にいい案が思いつかなかった
 時間も一向に過ぎない・・綾波はもどかしさを感じていた
799名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/29(金) 15:26:22 ID:JAei4jJS
しんじ「綾波も飲むといいよ。ほら」
レイ「なに、これ?」
しんじ「お酒だよ。」
レイ「お酒?」
アスカ「まさかあんた、お酒飲んだことないの!?」
しんじ「・・・まぁ、ジュースみたいなものだから飲んでみなよ。」
レイ「・・・うん。」
ごくごく
しんじ「どう?」
レイ「・・・なんだか体が・・・熱い」
アスカ「あったりまえよ。ほら、もっと飲みなさいよ!」
しんじ「ちょっとアスカwwww」
レイ「・・・でも、とても暖かいわ・・・」
微笑み










アスカ「きんもー☆」
800eva:2006/12/29(金) 18:13:29 ID:???
綾波は自分の部屋をうろうろしていた。
 どうも落ち着かないようだ。
 
 レイ 「はぁ・・碇君・・・」

 綾波はこれまでに体験したことの無い感情の
 高まりを感じていた。これまでこんなに誰か、
 シンジを思うことは無かった・・だが今日、
 とても自分の心が素直になったように、シンジ
 を自分の心が欲している事にきがついた。
 
 レイ 「わ、私・・碇君のことを・・・」

 レイ 「のどかわいたわ・・・はぁ・・」

 綾波はこれまでに無い感情の高まりに、激しい
 喉の渇きを覚えた・・それと同時に、買い物の時に、
 試飲したシャンパンの味を思い出していた・・
 あのフワフワと体が軽くなるような感覚と共に・・・
801名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/29(金) 18:17:03 ID:???
くっそ〜腹へったお・・・・・
802名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/29(金) 22:55:56 ID:???
最初のほうにいた職人さんはもういないのかぁ〜
最高だったのに…
803名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/30(土) 00:10:00 ID:58xqCkfG
レイ『岩斬両斬波』
804名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/30(土) 02:53:23 ID:???
>>803
ラーズ…?
805名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/12/30(土) 15:29:13 ID:???
ネルフ忘年会その1

冬月「・・・」
ゲンドウ「・・・」


ゲンドウ「(゚_゚)(。_。)ゆあさです」

冬月「・・・」




冬月「酔ったな」
ゲンドウ「・・・ああ」
806eva:2007/01/01(月) 17:22:33 ID:???
久しぶりです。
なんか流れ的に、クリスマスネタは
止めたほうがいいんでしょうか?
ギリギリまで話を引っ張って、まだ綾波
も酔ったシーンをほとんど入れられなくてすみません。
一応終わりにしたいと思います。
この続きを見たい人、もっと他の話を読みたい人は
僕の事を呼んでください。
こんな駄文読んでくださって、ありがとうございました。
807名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/01(月) 20:06:15 ID:???
無駄に引っ張りすぎがお前の敗因だ
808名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/02(火) 21:33:27 ID:???
>>806
正直言って、続きがみたいんだぜ。
809名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/07(日) 23:24:47 ID:???
最初の職人さんカムバックプリーズ!
810名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/10(水) 04:08:07 ID:???
「ワインはいかが致しましょう」
「任せる」
「かしこまりました」

食事など栄養が採れれば十分だ、と高給に似合わぬ食生活を送る日々だが、この席は別のようだ。
市中心部、高層ビルの最上階に位置するレストラン。ドグマでの試験の後はここが恒例となっている。

「調子はどうだ、レイ」
「問題ありません」
「そうか」

前菜、スープとコースは進んでいくが、口数は少ない。黙々と食事をする訳でもなく、ゆっくりと時間が流れていく。

「学校の方はどうだ」
「以前より体調不良で欠席することは減りました」
「そうか」

その原因が彼の息子にあるとは知らず―少女の自覚するところでもなかったがーまた静寂へと戻る。
魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワイン。フランス料理など全く興味の無かった男にそう教えてくれた
女性のことを思い出しながら、平目に手をつける。そして少女の方を見遣る。
811名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/10(水) 04:09:44 ID:???
「うまいか」
「はい」

実際、少女も料理の味にさほどプライオリティを置いているわけではないが、この雰囲気は好きだった。
控えめの照明、交わされるいくつかの会話、穏やかな時間・・・ただ、肉料理は苦手だった。

「赤ワインをお持ちしました、テイスティングを」
ウェイターがグラスに僅かにワインを注ぐ。何がしか作法はあるが、構わず一気にそれを飲み、頷く。
どうせワインの良し悪しなど分かりはしない、今更それを学ぼうなどと考える立場でもない。
再びグラスに注がれるワインを見ていると、不意に少女が声を上げた。

「私にも」

ウェイターが男の方を見る。少女は制服を着ているのだから当然だが。
男はただ黙って頷き、もう一つのグラスにワインが注がれていく。
三分目くらいまで注いだ後再びウェイターは男の方を見るが黙ったまま、そうしてほぼ等量に注がれた
二つのグラスを置いてウェイターは個室を去った。

「ワインを飲んでみたいのか」
「はい」
「何故赤ワインだけを」
「肉料理を食べるに当たって、何か変化が無いかと」
「そうか、構わん」
812名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/10(水) 04:12:28 ID:???
早速とばかりにグラスを口元に運ぼうとする少女に対し
「乾杯だ」
少女の動きが止まる。
「乾杯。杯を乾かす、と書く。飲む前にグラスを合わせ、『乾杯』と言うのだ」
この男にしては珍しく物を教える口調。そして自らのグラスを持ち上げ近づける。
「乾杯」 「乾杯」
カチリと響かぬ音を立て、二つのグラスは離れていく。男は普段よりは幾分楽しそうにワインを飲む。
やはり一人で飲むのとは違う、そう考えているとトン、という音とともに空のグラスがテーブルに降りてくる。

「レイ」
「はい」
「飲んだのか」
「はい」
「全部か」
「杯を乾かす、とのことなので」
「そうか」
「何か」
「いや、問題ない」

男は京都の夏、あの耐えられない蒸し暑さを不意に思い出した。京大に女帝あり、聡明な科学者の卵としての
顔の他に、そういえば妻には体育会系の一面もあった・・・と。
813名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/10(水) 04:20:01 ID:???
これはwktkして参りました
814名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/10(水) 04:31:03 ID:???
>>813
すまんがもう寝ないとやばいので続きはまた今度
最初の方の職人さんのクオリティには遥かに及ばないとは思いますが
815名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/10(水) 06:58:33 ID:???
のんべんだらりとやってくれや
816名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/11(木) 13:03:16 ID:???
んだ。こっちものんべんだらりとwktkしてるからよ。
817名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/11(木) 16:24:20 ID:???
おいらワクワクしてきたぞ!
818名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/12(金) 23:44:19 ID:???
2ちゃんねる閉鎖って本当?
819名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/13(土) 01:49:29 ID:???
>>810>>811>>812

そのような回想は露知らず、少女は目標たる肉料理に取り掛かる。
ナイフで小さく切り分けソースと絡め、口へと運び咀嚼する。
意外、といった表情をしばしした後、再び次の欠片を口にする。

「どうだ」
「これなら、食べられます」
「そうか」

一気にグラスを煽ってなお顔色も口調も変わらないことを確認し、男も目の前の料理を堪能し始める。
普段は僅かに口にしただけで残してしまう少女だが、今日は順調にナイフとフォークが踊る。

「碇司令」
「何だ」
「赤ワインの効能とは何ですか」
「効能か、一般に酒は味覚を敏感にし料理を引き立てる。酒と料理には相性があり、魚など淡白な料理には
白ワイン、肉には赤ワインが合うとされる。赤ワインの重さと料理の味がつり合うとなお良い」
「はい」

なおも少女は食べ続ける、肉、肉、人参、肉・・・だが半分に差しかかろうかというところで急に勢いが止まる。
820名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/13(土) 01:50:31 ID:???
「碇司令」
「何だ」
「もう一杯下さい」
「ああ」

男は先程の半分くらいまでワインを注ぎ、ボトルを元へ戻す。

「これまでだ」

再びナイフを手に取ろうとすると、少女はグラスを前に持っていく。

「レイ」
「はい」
「これまでだ、と言ったはずだ」
「はい、乾杯をしようと」
「乾杯は酒を注いだ最初の1回のみだ」
「はい」

少女は納得したのかグラスを手元へ戻し、再び一気に煽る。
ほぉ、と一息つき、また料理に向かう。肉、肉、カリフラワー、肉・・・
しばらくすると食べるペースが落ちる、そしてふと思い出したかのように男に問いかける。
821名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/13(土) 01:52:01 ID:???
「碇司令」
「何だ」
「乾杯、をしたのに全部飲まないのですか」
「乾杯とは単なるかけ声であって、全部飲み干すことを意味しない。この国においては」

「はい」という当然の答えは返って来ず、少女はただじっと男を見続ける。
ならば何故止めなかったという抗議なのか、「乾杯」の名に偽りあり、と納得できないということか。
―それとも何も言わずに飲め、という無言の強要なのか。

「レイ」
「・・・」

男は再度少女の顔色を確認する、どうやら流石に酔ってきているようだ。
正常な状態であればこの態度は看過できないが、酔っているのであれば大した問題ではない。
そう判断し―理屈が欲しかっただけかもしれない―グラスに残ったワインを一口に飲む。
すかさず少女はワインをなみなみと注ぐ、テーブルの中央に戻されたボトルには残りグラス半杯分。
図ったかのようなその量と少女の視線に押されて男はもう1つのグラスに残り総てを注いだ。
822名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/15(月) 02:31:03 ID:???
「綾波、また呑んでるの?」
「…最後だから(グビッ)」
「そんな…最後だなんて悲しいこと言うなよ!」
「………(ゴクッ)」
「…碇君」
「…何?」
「…私は…悲しくないわ(ドムリ、クシャッ)」
「最後に、碇君と一緒に居れるもの…」
「綾…波…」
「……(プシッ)」
「…僕も、飲んでいいかな?」
「冷蔵庫にお酒…入ってるから(グビリ)」
「うん」
「…(プシッ)綾波、乾杯」
「…ええ…乾杯(カンッ)」

「また、会えるよきっと…皆にさ(グビッ)」
「……ええ、そうね…(クピッ)」

僕達の最後の夜は、とてもとても綺麗な月見酒。
綾波は途中で変なテンションになって暴れだして、
僕はそれを止めようとして、疲れたのか二人ともいつのまにか眠ってしまった。
823名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/15(月) 20:50:59 ID:???
愛だな
824名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/20(土) 01:33:23 ID:???
「綾波っ!大丈夫かっ!?」
バコンッ
「碇くん・・ウ・・オエッ」
「あー良かった。生きてる生きてる」
「また・・泣い・・ウッ・・てるの・・?」
「いや、泣いてはいない。もしそう見えるならそれは酒のせいだ」
「なんで・・小刻みに揺れてるの?」
「揺れても居ない。もしそう見えるならそれも多分酒のせいだ」
「ご・・ごめんなさ・・ウ・・ウブッ。こ・・こんな時、ど、どんな顔すればいいかわからな・・オエッ」
「もう喋んな、出すな。行くぞ」

「綾波」
「ハイ・・?」
「もう呑んだら乗るなよ」
「チェイッス・・」

なんかもう込み上げて来るものとの戦いも、いい加減最終章な綾波を背負いつつ
僕はあの空に浮かぶ月を見て「酒に逃げても救いはねーな」と強く思った
825名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/20(土) 02:38:44 ID:???
良い感じじゃん
826名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/24(水) 05:14:21 ID:???
GJ
827名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/01/30(火) 21:54:15 ID:???
アスカ「優等生飲めよ!」
くびぐび

レイ「のめだぁ?てめぇが飲めよ!」
828名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/02/07(水) 21:38:10 ID:???
レイ「…わからない、多分私は三人目だから…」

シンジ「綾波、だからテキーラはダメだって言ったんだよ…」
829カイヨウ:2007/02/12(月) 14:07:05 ID:???

「レイが風邪引いたらしいのよ……。」
そうミサトから聞いたのは30分位前、シンジは今駅のホームにいた。傍らにはジュースの6本パックの入った袋が置いてある。
隣には初老の男性が同じような袋をシンジの袋に並べるように置いている。 「すいませんが、ここは三番ホームですか?」
「いえ、一番ホームですけど……。」
初老の男性の間違いを正すと初老の男性はお礼を言いながら階段を上って行った。
シンジのジュースの袋と自らのビールの袋を間違えた事も気付かずに……。
ゴン、ゴン。
「綾波ぃ〜。大丈夫?……開けるよ……。」
ギィィ。
扉を開けるとレイはベッドの上でグッタリ、シンジは直ぐに部屋に上がると袋を机の上に置き、レイの枕元に駆け寄る。
「大丈夫?綾波……。」
レイは頷くが大丈夫には見えない。
「ちょっと待っててね……。直ぐ何か作るから、お粥とか。」
シンジはキッチンに入って行く、が……。
「何も、無い……。」
冷蔵庫は空っぽ、新品のように綺麗だ。
シンジは急いで机の上に置いた袋をレイの枕元に置く。
「何か栄養の有るもの買って来るからこれ飲んで待ってて。」
そう言うとシンジは部屋から出ていった。

レイは目を開け、側の袋を見ると少し上体を起こし、袋から『エビチュ』と表記された缶を取りだし、プルタブを開けて一気に飲み干した。

続く?

830名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/02/14(水) 14:08:55 ID:ciB0wePR
あげ
831名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/02/14(水) 14:36:36 ID:???
あげ
832名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/02/15(木) 01:54:22 ID:???
>>829
> 続く?
ぜひ続けてくれろ
833名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/02/15(木) 20:55:38 ID:???

10分後。
ガチャ、と扉が開き、シンジがコンビニの袋を提げて入室する。
シンジは目の前に展がった光景に絶句し、立ち尽くした。
シンジの目の前には買った覚えのないビールの空き缶が転がり、レイが座っている。
「綾……波?」
レイはこの声でやっとシンジに気付いたらしく、下を向いたまま立ち上がり、シンジに近付いて来る。
「綾波?」
シンジとレイの距離は1mもない。
時間が流れる。例え短い時間でも、シンジはとてつもなく長い時間に感じた。
レイは一歩踏み出し、シンジの肩を掴んで引き寄せ、唇を重ねる。
アルコールの臭気がシンジの鼻を刺激し、口の中がビールの香りで満たされる。
10秒程のキス、唇と唇がゆっくり離れていく。柔らかい感触の唇が酷く愛しく感じた。
レイは閉じていた目をゆっくり開き、ぎこちない笑顔を向け、崩れ落ちた。

チュン、チュン。
朝、カーテンの隙間から朝日が射し込む。
ベッドの上に横たわっていたレイが体を起こす。
側には冷めたお粥が置いてあり、そのすぐ横にはシンジがなにも掛けず寝ている。
「碇君……、ついていてくれたの?」
レイはシンジの頬にそっと手を添える。
「綾波……、好きだよ……。」
レイは驚き、サッと手を引く。
「スゥ、スゥ。」
シンジはなおも寝息を立て続ける。
(碇君、寝ているの?……私を好きと言ってくれた……好きなの?私も、碇君の事……。)

〜終〜

834カイヨウ:2007/02/15(木) 20:59:12 ID:???
駄作終わりです。
コテハンつけ忘れた_| ̄|〇

835名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/02/18(日) 14:07:09 ID:Innd5BrI
gj
836名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/02/18(日) 19:42:27 ID:???
gj!
もちっと長かったらウルトラgjだったが。
話の筋は良かったんじゃないかな
837718 ◆03Wnm/YDlI :2007/02/22(木) 20:08:09 ID:???
あの後、本部に着いた僕は綾波を探す暇もなく初号機に乗せられ、
見事に第五使徒の返り討ちにあった……

*    *    *

頭の奥が鈍く痛み、視界はいまいちぼんやりとしていた。
だからここに居る人物が誰か分かるのに数秒かかった。
紅い瞳がぱちりと瞬きをする、いつもの涼しげな顔で僕を見つめている。
やがて彼女は持っていた本を閉じると
「報告してくるわ」と言って部屋を出ていってしまった。
彼女が出て行った後、事務的に手足が動くらしいことを確認すると軽く身を起こした。



PM22:30、双子山に設置されたブリーフィング・ルームではミサト、リツコらがチルドレン達に
「ヤシマ作戦」と名付けられた第五使徒狙撃作戦の最終確認を行っていた。
ミサトさんの緊張感のある言葉で語られるその作戦は、僕に課せられた責任の重大さを物語っている。
「シンジ君、余計な事は考えないで」というミサトさんの言葉をどれだけ集中して聞いていただろうか、
僕は前のエントリー・プラグでの恐怖を頭の奥へ押しやるために、
隣でフラつきながら聞いている綾波の事を考えるようにした。
838718 ◆03Wnm/YDlI :2007/02/22(木) 20:09:42 ID:???
病室を出ていった綾波は医師を連れて来るでもなく、僕の食事と着替えを持って
また僕の寝ているベッドの傍に戻ってきてくれた。
それらを受け取り僕はありがとうと言うと、彼女は軽くうなずくような動作をした。
その後綾波はポケットから今後の予定表を取り出して読み上げた、
乱れひとつ無い表情と制服、必要最低限の言葉に動作。
前回くだくだに酔っ払っていたのが嘘かと思える程、それは実にいつも通りの綾波だった。

これを読み終わればまた彼女は病室を去ってしまうだろう、
なんだかそれが少し寂しく思えて
僕は綾波がメモを読み終えると言ってみた
「綾波は怖くないの…?」
2つの視線が重なった。紅い炎を灯した彼女の瞳。
「…怖くないわ」
「…綾波は強いんだね」
それ以外何といえばいい?僕は…

「ノー・プロブレム」
綾波は病室を出る時確かにそう言っていた。
839名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/03(土) 23:36:53 ID:e3kOb/FM
age
840名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/04(日) 04:07:03 ID:???
ルイズに惚れ薬的な展開を想像してスレを開いた俺が今北
841名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/04(日) 08:41:02 ID:???
A.T.フィールド反転
日本崩壊
842名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/05(月) 15:25:44 ID:???
あげ
843名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/05(月) 15:26:56 ID:???
みんな、レイはお酒を飲んでもあのままだよ、と言いたかった
844名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/05(月) 17:31:58 ID:???
俺が自分の部屋まで持って帰る
845名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/07(水) 11:15:28 ID:???
>>821
……亀で悪いんだけど、その文章、すごく好きです。
それで、あの、まだ終わりじゃないよね?
続き待ってていいんだよね?
846名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/14(水) 21:56:13 ID:???
保酒
847名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/23(金) 18:52:32 ID:???
やっほーノシ
848名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/27(火) 01:03:28 ID:???
保酒
849名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/28(水) 22:54:17 ID:lP1FK/JZ
850名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/28(水) 22:55:33 ID:lP1FK/JZ
誰もいない部屋へ







そして脱がす
851名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/03/29(木) 20:57:28 ID:???
続きまだ?
852名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/03/30(金) 06:02:21 ID:???
オメ。
853名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/02(月) 02:15:13 ID:???
>>1
プラグスーツ脱いでシンジとセクース
854名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/04(水) 14:54:20 ID:???
>>840同士よ
855名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/16(月) 17:15:10 ID:???
スレ活性化期待あげ
856名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/16(月) 23:57:09 ID:???
ペンペン超可愛い、日向さんはちょっと格好良い、伊吹さん時々キモい、
相田君とは気が合うような気がする……など、キャラ的にやってはいけない
カミングアウトをしはじめる
857名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/19(木) 03:27:42 ID:???
うわぁこのスレまだ残ってるw
自分が書いた奴残ってると恥ずかしいorz

「ううっ、おはよ〜シンちゃ〜ん、助けてぇ〜頭痛いよ〜気持ち悪いよ〜」
「ミサトさん、二日酔いですか。リツコさんにまた言われますよ。」
「うぅっ、いけずぅ、シンちゃんてば、そんな目で見るのね。
 あ〜・・・朝ごはんはいいわ。」
「トマトジュースだけでも飲んだ方がいいですよ。」
「ありがとう、美味しいわ。あら?何か入ってる?」
「トマトジュースに少しだけ塩とソースとタバスコが、後は、カットレモンです。」
「へー、バージンメアリーじゃない。」
「バージンメアリーってなんですかそれ?」
「そういう、ノンアルコールのカクテルがあるよ。
 ってヤバッ もう時間じゃない!シンちゃんありがと、いってくるわね。
 そうだ、今日もえびちゅ冷たぁ〜くしといてね」
「いってらっしゃい、あっ!ミサトさん鞄!鞄!」

(・・・・・・本当はウォッカを入たかったですけどね。)

終了。

(バージンメアリーはウォッカを加えるとブラッティー(血まみれ)メアリーになります。)
ちょっとブラック?
あっ!綾波もアルコールも出てない!しくじった!
858名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/20(金) 03:51:47 ID:???
カクテルのネタでシリーズ化してくれ!!
859名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/21(土) 01:56:04 ID:???
ネタはあるが、文章力の無い俺に頼まれてもなぁ orz

12話『奇跡の価値は』より

「全員遺書はいいのね。作戦まで待機しててちょうだい。」

「シンジ、ファーストちょっとつき合いなさい。」
「・・・何?」
「ほら いいから、いいから」

「アスカ、食堂まで来てなにするの?まさか、僕に何か作れって・・・」
「そんな訳ないでしょバカ!しっかし、誰も居ないわね〜」
「・・・・・・避難命令がでてるもの。」
「わかってるわよ。じゃ、ちょっと待ってて。」

「飲み物?」
「じゃ、勝利を願ってカンパイしましょ、はい、カンパーイ!」
「なんなんだよ・・・・
 !!!・・・・ゴホッ!ゴホッ!これお酒じゃないか!アスカっ!なんて物を・・・」
「うるさいわね!全く、日本人は最後にはコレに頼る物なんでしょ!」
「たしかに、お酒に頼る人もいるけど、これから僕たちはEVAに乗らなきゃいけないんだよ。」
「そんなんじゃないわよ、カミカゼも知らないの、馬鹿シンジは。」
「日本人は最後に神風が吹くように祈るんでしょ
 カミカゼを飲んだら奇跡が起きるかもしれないじゃない。」
「プッ・・・なんだよそれ」
「ファーストも黙って飲んでるんだから、いちいち騒いでないで
 男らしく大人しく飲んでなさいよ!」
「・・・・・・美味しいわ。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
860名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/21(土) 01:57:30 ID:???

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「・・・・・・お代わり。」
「ファーストって意外と飲むのね。」
「綾波、もう止めときなよ。」
「・・・・・・作戦には問題無いわ。」
「この続きは帰ってからにしましょ。ま、全部私に任せて
 シンジとファーストがミスらなければ全て上手くいくのよ。」
「(アスカがいつもも無茶するくせに・・・)」
「シンジ何か言った?ん?」
「(ピピッ、ピピッ・・・)・・・時間よ。」
「まあ、良いわ後できっちり聞かせてもらうから
 終ったらといえば、ミサトに何おごらせますか。」
「あんまり高い物だと・・・」
「・・・・肉は嫌。」

チルドレンが去った食堂には氷だけ残ったグラスが3つ残されていた
奇跡の価値は・・・グラス一杯?

カミカゼ  (ウォッカ&ホワイトキュラソー&ライムジュース)

カミカゼ=神風 同名の戦闘機、特攻隊のイメージカクテルであって、
奇跡って意味でとる人はまず居ないんじゃ・・・アスカのチョンボだろ・・・
あっ!レイ酔って無い!アスカメインじゃん!今回もしくじった!     857
861名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/21(土) 09:59:14 ID:???
つまらないからもうやめたほうがいいよ
862名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/22(日) 00:10:43 ID:???
乙かれです
がんがんどかどか飲ませ続けてください
863名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/04/22(日) 02:21:15 ID:???
貴様は地の文もまともに書けんのか!
台詞が多すぎ!
本人はどうか知らんがSSではなく子ネタになっとる。

色々口出ししてすんません。
864名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/05(土) 10:30:03 ID:???
飲みいこうぜ
865名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/05(土) 10:51:07 ID:???
ブルース・リー化してシンジにドロップキック
866名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/05(土) 22:19:12 ID:TYaoaO8u
おいシンジ、エビスとチーカマ買って来い。
5分以内な。
867ツンヅ:2007/05/05(土) 22:36:32 ID:06D7LQ0F
すんません、角のコンビニにドラフトワンしかなかったっす
868名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/12(土) 12:13:26 ID:0e/Pa6M8
869名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/15(火) 07:13:33 ID:???
>>633>>657 素晴らしい。センスが。
ヘッドバンギングと書いてくれなかったのが唯一イタダケナカッタ
870名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/17(木) 13:08:59 ID:???
赤い
871名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/17(木) 16:25:02 ID:xknB/WNz
保守
872名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/17(木) 23:24:29 ID:???
アスカ「ファースト!あんたしっかりしなさいよ!いちいち私の邪魔しないで!」
レイ「は?邪魔してんのゎあんたでしょ?いーかげんにしてよこのクズ*腐女子」
873名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/17(木) 23:26:20 ID:???
シンジとかアスカが酔ったっていうシチュはアリ?

スレタイと流れを見るとレイがメインだけど
そんなSSを書いてみたい。
874名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/18(金) 01:07:43 ID:???
>>873
俺としては読んでみたい
酔ったアスカやシンジに絡まれてうろたえるレイも見てみたいな・・・
875broken ◆zA4Cele172 :2007/05/18(金) 17:18:30 ID:???
ミサト「っぷっっはぁーーーーーーーーーーー!!くぅ〜〜!!
  やっぱ人生、このときのために生きてるようなもんよね!」
シンジ(まったく、毎度ながらだらしないなぁ…)

葛城ミサトの欠かせぬ日課。晩酌である。
同居人たちにはもはや慣れっこの光景である。そう。同居人たちには。

アスカ「ちょっと、まだ飲む気なのぉ〜?」
シンジ「ミサトさん、飲み過ぎですよ。今日は綾波も来てるのに」
レイ「いいの。私は気にしないから」

そう。今回はゲスト付きの晩酌であった。
876broken ◆zA4Cele172 :2007/05/18(金) 17:33:22 ID:???
今日の放課後のことである。夕立に足止めされたレイを
シンジがここに連れてきたのである。依然として止まない雨に
ミサトは「今日はうちに泊まっていったら?」と、軽いノリで言った。
例によって例のごとくアスカがダダをこねたが、彼女の主張は却下された。

ミサト「せっかくレイがうちに来てくれてるんだもの〜
  パーッとやらなきゃ〜〜〜パーーーッとぉ〜〜〜
  そうだ!シンちゃんたちも飲みなさいよぉ〜〜〜」
シンジ「なに言ってるんですか。僕たち未成年でs」
ミサト「いいから飲む!!飲まなきゃ飲ますっ!!」(ガシィッ!!)
シンジ「がぼっっ!?びっ、びばぼばっ!?(訳:ミ、ミサトさん!?)」
アスカ「ちょ、ちょっとシンジ!ミサト!」

出来上がっていた。今日のミサトは出来上がっていた。
877名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/18(金) 17:40:00 ID:???
はいみんな〜、オナニーの始まりだよ
878broken ◆zA4Cele172 :2007/05/18(金) 17:45:07 ID:???
ごきゅ、ごきゅ、ごきゅ………ぷはっ(………パタッ)
あっさりシンジは床に沈んだ。

ミサト「ん〜いい飲みっぷり!!おし次アスカ!!」(ガシィッ!!)
アスカ「い、イヤ!!離してよミサt」
ミサト「んっふっふ〜〜…問答無用!!」
アスカ「あぼっっ!?ばっ、ばびぶむぼもっ!?(訳:な、何すんのよ!?)」

ごきゅ、ごきゅ、ごきゅ………ぷはっ(………パタッ)
アスカもまたシンジと同じ末路を辿った。

撃墜数2。れっきとしたアルハラ(アルコール・ハラスメント)である。
良い子は真似してはいけない。
879broken ◆zA4Cele172 :2007/05/18(金) 17:52:49 ID:???
ミサト「さーてお待ちかねのメインゲスト!レイいってみましょ〜!!」(ガシィッ!!)
レイ「…嫌…」
ミサト「あ〜ん?アタシの酒が飲めないってかぁ〜〜?」
レイ「んむっ…  …  …  …」

ごきゅ、ごきゅ、ごきゅ………ぷはっ(………パタッ)
撃墜数3。れっきとした(ry

ミサト「ふっふっふ〜〜…葛城ミサト、WIN!!って目が回る〜〜」(パタッ…)

災禍は去った。いや、真の災禍はこれから起きるのかもしれない。
880名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/18(金) 17:56:10 ID:???
>>877
と、オナニストが申しておりまs(ry
881名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/18(金) 18:26:06 ID:???
乙かれです
全員倒れちゃったけど、続くの?
882broken ◆zA4Cele172 :2007/05/20(日) 15:48:42 ID:???
アスカ「……………………んぅ?」

ややあって、最初に目覚めたのはアスカだった。
しばらく呆けていたが、急に何かを探すように辺りを見回し、
すぐに床の上のシンジを見つけ、近寄る。

アスカ「…シンジ?…シンジ、シンジ、シンジ、シンジ」

シンジの体をゆさゆさ揺らしながら繰り返し名を呼ぶ。
しかし当のシンジは目を覚まさない。

アスカ「…うっ、く…うぅ、シンジぃ…」

呼び声は、嗚咽に変じた。
883broken ◆zA4Cele172 :2007/05/20(日) 15:55:21 ID:???
アスカ「う、うえぇぇぇぇぇぇん」

シンジにしがみついて泣き出すアスカ。
その声に起こされたのか、レイが活動を再開した。

レイ「んー………?セカンド?…ぷっ、くくっ…あ、あははっ!
  あなた、何泣いているの?あは、あはははっ!」

泣きじゃくるアスカの姿を見るなり笑い出すレイ。
884broken ◆zA4Cele172 :2007/05/20(日) 16:42:10 ID:???
アスカ「シンジが、シンジが起きないの…う、ひっく…」
レイ「碇君?」

ふと見ると、アスカに抱きかかえられているシンジの姿。

レイ「…っ!セカンド!碇君を離して!」
アスカ「イヤ!イヤよ!私を一人にしないで!
  うえええぇぇぇぇぇん!」

泣きながらシンジにすがるアスカ。その姿と泣き声にレイの動きが止まる。
885名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/20(日) 17:01:44 ID:???
なんでこんなたかが5、6行書くのにこんなに時間かかるんだよwwwwwwww
886882-884:2007/05/20(日) 20:46:29 ID:???
当初の予定では続きを書くつもりは無かったんだ。

なんとか続きを考えてみるよ。
887broken ◆zA4Cele172 :2007/05/21(月) 23:41:07 ID:???
レイ「一人は嫌なの?」
アスカ「…うん」
レイ「碇君と一緒になりたいの?」
アスカ「…うん」
レイ「ふふっ…くすっ…あなた、私と同じね」
アスカ「…え?」

はらはらと涙をこぼすアスカの頭を微笑みながら撫でるレイ。

レイ「大丈夫よ、碇君は私達を一人になんかしないから。
  『さよならなんて言うなよ』って、私にそう言ってくれたもの。
  碇君はそういう人よ」
アスカ「…私、私も…マグマの中に沈みそうな時、シンジが助けてくれた…」
レイ「ね?だから大丈夫」
アスカ「…うん」

なんとか泣き止むアスカ。満足げに微笑むレイ。
888broken ◆zA4Cele172 :2007/05/21(月) 23:51:00 ID:???
レイ「そういうわけだから、私も…」

言うなり、シンジに抱きつくレイ。

アスカ「あ、ダメ!」
レイ「独り占めはよくないわ。私だって碇君のそばにいたいもの」
アスカ「じゃあ…共有」
レイ「うん♪」

…当のシンジは、なにやら不穏な協定が結ばれたことを知らず
いまだにぐっすり眠っている。
889broken ◆zA4Cele172 :2007/05/24(木) 16:10:35 ID:???
鳥の声と柔らかな陽光が朝を告げる。

シンジ(………ん………朝?…なんで…?
    ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
  …ああ、そうか…昨日の夜、ミサトさんに無理矢理ビール飲まされたんだっけ…)

目を閉じたまま思考を巡らせる。
どうしようもなくまぶたが重い。いや、体全体が重いような感じがする。

シンジ(まったく、もう…だから飲み過ぎだって言ったのに…
  …あの後、綾波たちはどうなったんだろう…
  あのミサトさんの様子じゃあ、二人にも飲ませかねないな…
  …起きなきゃ…)

頭も体も重いが、レイとアスカの安否が気になる。
シンジは起きることにした。だが。

シンジ(あれ…動けない…?)
890broken ◆zA4Cele172 :2007/05/24(木) 16:28:51 ID:???
体が動かない。動かそうとしても動かすことができない。

シンジ(なんで…?)

極度の筋肉痛でもあるまいし。自分の身に何が起きているのか、
薄目を開くと、リビングの天井が目についた。と同時に。

シンジ(ん…?)

違和感を覚えた。誰かが敷いてくれたであろう布団とタオルケット。
だが両腕には何かそれとは違う、もっと柔らかくて温かい…

シンジ( ! ! ! )

ようやくシンジは、自分の身がどういう状況に置かれているかを知った。
どうして体が動かせなかったのかも。体が重かったのでは無かった。
891broken ◆zA4Cele172 :2007/05/24(木) 16:37:11 ID:???
右腕にレイ、左腕にアスカがと抱きついて眠っている。
シンジの両腕は二人によってがっしりと拘束されていた。

シンジ(ど、ど、どうなってるんだよこれ…!?)

状況は把握した。しかしそこに至るまでの経緯はまったく不明である。
パニックに陥るシンジ。それがいけなかった。
…まあ、この場合、冷静になってもどうしようも無い気がするが。
シンジの脳裏に、ユニゾン特訓最終日、決戦前夜のハプニングが蘇る。
同時に、翌日その件でアスカにえらい言われようをした事も。

シンジ(な、なんとか抜け出さないと…!)
892broken ◆zA4Cele172 :2007/05/24(木) 16:54:03 ID:???
両腕の拘束は固い。シンジは何とか左腕から脱出を図る。
しかしアスカは眠っていながらも、シンジの動きに反応した。
まるで逃すまいとするかのように、アスカの腕がシンジの体を捉える。

アスカ「…うー…」
シンジ(うわっ!?)

思わず身を引くシンジ。その動きに反対側のレイまで反応してしまった。
レイの拘束もまた、シンジの体に向かった。

レイ「…んっ…」
シンジ(あ、あわわ…)

     ベア・トラップ
余談だが獣の罠は、抜け出そうとするとかえってきつく拘束されるという。
893名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/26(土) 02:42:08 ID:UDfeq51q
つまんね
894:2007/05/26(土) 03:52:42 ID:???
>>893取ったらならしゃぶれよ
おう、早くしろよ
895名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/26(土) 09:47:30 ID:???
>>893
繁華街あたりにたむろしている無軌道な若者たちに同じ事言ってみるといいよ。
きっと退屈しないから。

>>894
強制はやめておいたほうがいい。
噛まれたらシャレにならん。
896broken ◆zA4Cele172 :2007/05/26(土) 21:56:48 ID:???
レイとアスカの体が密着したことで、シンジは新たに異変に気付く。
左右からくる感触があまりにもみずみずしい。
首を下に向けて接触面に目をやる。と、そこで完全に硬直してしまった。
腹部に掛かっているタオルケット以外のものは一糸纏わぬ三人の姿。
二人の双丘がシンジの素肌に押し当てられていた。

シンジ(#$%&#&%$〜〜〜!?)

事態はもはや完全にシンジの理解できる範疇を超えていた。
奥手なシンジとはいえ、一応の性に関する知識はある。しかし、
自分がそういったことの当事者になるのはまだまだ先の事だと思っていた。
それなのに。
897broken ◆zA4Cele172 :2007/05/26(土) 22:17:36 ID:???
『夜、酒を飲んで(飲まされて)記憶が無い→翌朝、全裸で添い寝する男女』
という状況で間に何があったか、鈍感なシンジでも容易に想像がついた。

シンジ(で、でも僕…そんなこと…
  そ、それに綾波とアスカの二人とだなんて、ありえないよ…)

じゃあどちらか片方だったらありえるのかというと、それも疑問だが。
しかし現状は、言い訳のしようのないあられもない姿。

シンジ(お、落ち着け…落ち着いて考えるんだ…僕は昨日の夜、
  ミサトさんにビールを飲まされて、そのまま…そのまま…)

そのまま酔い潰れたのか、それともただ単に記憶が飛んでいるだけなのか。
悲しいかな、内罰的ゆえに自らの潔白に自信が持てない。
898名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/27(日) 01:33:45 ID:???
綾波レイの顔面にパイをぶつけてみたいw
899名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/27(日) 08:41:54 ID:???
<<898
なら俺はおまえにぶつけてやるよ
900名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/27(日) 14:01:33 ID:???
>>898
綾波レイのパイに顔面をぶつけてみたいww
まあ気にいらなきゃ見なけりゃいいし、おいらはマターリ楽しませてもらってますよ。
あ、そうですか釣りでしたか
901名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/27(日) 16:55:05 ID:???
>>898はただの変態だろ
902broken ◆zA4Cele172 :2007/05/28(月) 12:25:53 ID:???
シンジの思考は結論を出す前に、ここで終了を余儀なくされる。

レイ「………碇君?」
シンジ「 ! ! ! 」
レイ「おはよう」
シンジ「ぁ、ぉ、おはよう…」
レイ「…?どうしたの?」
シンジ「い、いや、その…どうしたっていうか…あの…」

完全にしどろもどろのシンジ。対照的にいつも通りの口調のレイ。
だが、レイの頬はほんのり紅潮していた。その様子がシンジをより混乱させる。
もはや平常心は、タンクトップともどもどこかへいってしまっていた。
903broken ◆zA4Cele172 :2007/05/28(月) 12:40:20 ID:???
アスカ「ん〜…朝…?あれ?」
シンジ「あ、アスカ…お、おはよう…」

二人の話し声が聞こえたのか、アスカも目覚める。
既に混乱が臨界点に達してしまっているシンジは反射的に朝のあいさつをした。
その刹那――

アスカ「きゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜っ!!!」

絹を裂くような悲鳴が、コンフォート17に響き渡った。
同時に見事な平手打ちが繰り出されたことも付け加えておく。
シンジから飛び退き、びしぃっ、と仁王立ちで指差すアスカ。

アスカ「な、なんであんたが一緒に寝てるのよ!?」
シンジ「い、いや、これはその…ってアスカ!そんな格好でそのポーズはまずいよ!」

慌てて目を背けるシンジ。ふと下を向いて自分の姿を見るアスカ。

アスカ「!!い、い、い、いやあああぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜っ!!」
904broken ◆zA4Cele172 :2007/05/28(月) 12:48:39 ID:???
そんな二人のやり取りを見ていたレイが動いた。

レイ「二人とも落ち着いて」
アスカ「こ、これが落ち着いていられるわけないでしょ!
  …って、ファースト、なんであんたも裸なのよ!
  ちょっとシンジ!そのタオルケットよこしなさい!」
シンジ「ああっ!ちょっと待って!」
アスカ「いいからよこしなさい!」

ばさぁっ、と強引にタオルケットを奪い取るアスカ。動きが止まった。

アスカ「な、なんであんたまで裸なのよーーーー!」
シンジ「だ、だから待ってって言ったんだよぉ!」
905broken ◆zA4Cele172 :2007/05/29(火) 23:23:09 ID:???
アスカ「あ、あんた私に何したのよ!エッチ!チカン!ヘンタイ!信じらんない!」
シンジ「し、知らないよ…!ゆうべミサトさんに無理矢理ビール飲まされて、
  それから何があったか覚えてないんだよ!」
アスカ「えっ…!?」
レイ「…二人とも、あの後の事覚えてないの?」
シンジ「う、うん…」
アスカ「………」

急に黙りこむアスカ。

シンジ「…?アスカ?どうしたの?」
アスカ「!…な、何でもないわよ!それより、その…ふ、服着なさいよ!」
シンジ「あっ…!そ、そう言うアスカこそ!そ、それに綾波も…」

三人の衣類はリビングの片隅に無造作に脱ぎ捨てられていた。各々回収して身に付ける。
906名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/29(火) 23:27:00 ID:???
.   ∩____∩゜.:+___∩: :.+
ワク. | ノ      ヽノ     ヽ+.:
:.ワク/  ●   ● | ●   ● | クマ
  ミ  '' ( _●_)''ミ'' ( _●_)''ミ クマ
. /  ._  |_/__ノヽ__  |_/__ノヽ
 -(___.)─(__)__.)─(__)─
907名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/05/31(木) 10:28:51 ID:???
服を身につけ終わった三人が再びリビングに集まる。

シンジ「あの…綾波は、あの後なにがあったか覚えてるの?」
レイ「ええ、碇君の後、私たちもビール飲まされて」
アスカ「あぁあぁぁ!シ、シンジ!すぐにお風呂沸かしてきて!」
シンジ「な、なんだよ急に…それに自分でやればいいだろ」
アスカ「いいから行く!」シンジ「もう…人使いが荒いんだから…」

やむなく風呂を沸かしに向かうシンジ。その姿が風呂場に消えた時、レイがつぶやいた。

レイ「…覚えているのね」アスカ「うっ…」
908broken ◆zA4Cele172 :2007/05/31(木) 10:30:21 ID:???
コテトリ付け忘れたorz
909broken ◆zA4Cele172 :2007/06/01(金) 21:15:01 ID:???
レイ「覚えて、いるわよね」
アスカ「ううっ…」

重ねて問うレイ。びくっとするアスカ。

レイ「あの後、私たち、碇君を」
アスカ「ちょっとファーストこっち来なさい!」

なおも続こうとするレイの言葉を遮り、自室へ引きずり込む。

アスカ「あれは事故!酒の上での事故!不可抗力のノーカウントよ!」
レイ「でも事実よ。碇君が寝ているのをいいことに
  服を脱がせて、私たちも裸になって、碇君に抱きついたり、
  じゃれついたりして、酔ってそのまま寝てしまって」
アスカ「み、みなまで言うんじゃないわよっ!」

完全に赤面するアスカ。淡々と告げながらレイも頬が赤い。
910broken ◆zA4Cele172 :2007/06/01(金) 21:16:07 ID:???
アスカ「もう、ただでさえあんたの前なんかで泣いちゃって
  みっともなかったのに、これ以上そんなこと思い出したくないわ!
  …あんたはやたらよく笑ってたし、あの後さらに飲みだすし」
レイ「そうね…私は楽しかった」
アスカ「私は最悪だったわ!」
レイ「でも、碇君に抱きついているときは嬉しそうだったわ」
アスカ「うっ、それは…」
レイ「一緒に共有したものね。私にもわかるわ」
アスカ「あ、ああもう!この話は終わり!
  それとシンジには絶対に秘密!機密事項よ!」

レイのペースに振り回されながらアスカはこう思った。
ひょっとしたらまだ酔っているんじゃないだろうか、と。
911broken ◆zA4Cele172 :2007/06/01(金) 21:17:11 ID:???
レイに口止めを言い渡し、ダイニングキッチンへ向かう。
昨晩の災禍をもたらした張本人は、三人の騒ぎなぞ意にも介さず、
テーブルに突っ伏して爆睡していた。

アスカ「まったく、いい気なものだわ…って、シンジは?」
シンジ「う〜…呼んだ…?」

洗面所から弱々しい声がした。

アスカ「シンジ?どうしたのよ」
シンジ「頭が痛い…」
レイ「碇君、二日酔いね」
アスカ「ビール一本で?だらしないわねぇ。私なんかなんともないのに」
シンジ「そういう問題じゃないだろ…まだ未成年なんだし…うっ」
レイ「これを飲むといいわ」
シンジ「あ、綾波…ありがとう…って、これ…!」
レイ「二日酔いには、迎え酒がいいわ。さあ、飲んで」
シンジ「じょ、冗談だよね、綾波…」
アスカ「ちょ、ちょっとファースト!あんたやっぱりまだ酔って…!」
レイ「飲まないなら無理でも飲んでもらうわ」(ガシィッ!!)
シンジ「おぶっっ!?ばっ、ばわばびっ!?(訳:あ、綾波!?)」



つづく…?
912 ◆zA4Cele172 :2007/06/01(金) 21:20:15 ID:???
ひとまず終了です。
はて、どうしてこんなgdgdなものを投下するハメになったのやら。

お目汚し失礼いたしました。
913名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/01(金) 22:17:49 ID:???
>>912
続き頼む
914名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/01(金) 22:29:40 ID:???
あ、綾波…やめてよっ!
ホゥー…ホゥー…

ちょっ、ファースト何すんイヤタァ!(ボグシャッ)
グニャリ、ドサッ
うあああああああああ!

フォゥー…イカリクフゥーン、フォフー…
あ、綾波!いい加減にするんや!
ホアタァ!(メゴシ)
ドシャリ
やめてよ!もうこんな事やめてよ!

イカリクフゥーン…モンダイナイワ…
問題大ありだよ!
碇君…
えっ…!な何綾波…顔近づけないでよ…
ホアッ!チャー!(ズム)
えけっ、ガクリ
ホァアアア〜…

ミサト「レイ、これはどういう事?」
レイ「記憶にありません」
915 ◆zA4Cele172 :2007/06/02(土) 23:32:01 ID:???
>>913
無茶を言うものではないw
916名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/10(日) 03:51:25 ID:???
( ^ω^ )・・・
917名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/10(日) 21:26:35 ID:???
線路に石をひかす
918名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/10(日) 22:20:48 ID:???
日本語でおk
919名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/16(土) 18:10:24 ID:???
保守
920名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/21(木) 16:54:41 ID:???
921名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/26(火) 02:23:47 ID:???
エロ
922名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/26(火) 04:33:43 ID:???
>>1に戻って、タンバリン叩く。歌う。
そして俺はギターを持つ。歌う。

1,2,3,4、  この長い長い下り坂をおおおおおおおおおお
923名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/26(火) 12:45:45 ID:???
服を脱ぐんだろうな
924名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/26(火) 12:57:43 ID:???
シンジきゅんを襲う、性的な意味で。
925名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/28(木) 07:16:36 ID:???
エロ
926名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/28(木) 16:14:14 ID:???
エロ
927名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/28(木) 21:53:04 ID:???
「あ、あんた…何してんのよ…」

帰宅したアスカはキッチンに胡座をかいて佇む同級生の姿に驚き、立ち尽くしていた。
綾波レイ…彼女のことはよく知っている。
しかし、他人の家で昼間から一升瓶を片手に酔っ払っているという状況をどう理解しろというのか。
戸惑うあまり二の句が継げない。

「…何?」

そう聞き返す少女の目はその状況に似つかわしくない程に凜とした輝きを放っていた。

「な、何?じゃないわよ!あんた人の家でなんてことしてんのよ!!」

「…飲む?」

「あんたバカぁ?!飲むわけないでしょっ!」

「…飲めないの?」

「飲めないんじゃなくて飲まないのよ!」

「…飲めないんだ…カワイソ…クス」

「〜!!…か、貸しなさいよ!」
928名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/28(木) 22:56:47 ID:???
>>927
スカートであぐらなんかかいたら下着が…!

GJ
929名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/29(金) 02:32:01 ID:???
>>927の続き

「んぐっ…んぐ……プッハーっ〜…け、結構イケるじゃない〜」

注がれた清酒を飲み干したアスカはもう顔が赤い。

「…いい飲みっぷりね。誤解していたわ…。」

「けっ!こんくらいろぉ〜ってことないわよ〜」

「てゆーか、あんた、ミサトにバレたら洒落になんないわよ?
こんなに散らかしてどーすんのよ?」

「…大丈夫よ。いままで何回かお酒いただいたけど、彼女まったく気付いてないもの。」

休みがちな優等生の正体はろくでなしの飲んだくれだった―アスカの顔が少し綻んだ。

「もぉ〜…あんたって…」
「本当にバカね!」

レイは上目づかいではにかんだ。
930名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/29(金) 02:40:43 ID:???
期待
931名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/29(金) 02:57:49 ID:???
>>929続き

「こうしてお酒を飲んでると…アスカ…私少しだけ素直になれそうよ。」

少しためらいながら、それでもしっかりとレイはアスカを名前で呼んだ。
初めて名前で呼ばれた…
「それだけなのに…」と思いながらもアスカは胸がいっぱいになった。

「ふふっ…あんたが私を名前で呼ぶなんて…明日は雪かしらね〜」

照れ隠しでごまかしたが顔はニヤけている。

「…レイ…酔いがさめても私たち…前より少しだけ…少しだけ…仲良くしましょ。」

「ええ」

部屋には夕日が射していた。

FIN
932名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/29(金) 15:05:03 ID:igoZVE/C
流れを読まずに

タンバリンをかぶる
933名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/29(金) 16:57:08 ID:???
ターバンを巻く
934名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/29(金) 18:19:18 ID:???
タリバンに(略
935名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/29(金) 19:36:07 ID:???
GJ!
いい締め方です
936名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/29(金) 23:03:59 ID:???
タンドリー料理を食べる
937名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/29(金) 23:33:06 ID:???
マンバリン@フィリピンへ旅立つ
938名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/29(金) 23:55:48 ID:???
マンドリンを弾く
939名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/30(土) 02:17:22 ID:???
レイやアスカが酔っ払うと言えば、「THE 0-FILES」(0はREIと読むらしい)と言う同人誌で見たことがあるなあ。
940名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/06/30(土) 14:32:39 ID:???
これだね。途中から、この手の話ではお約束の展開になるけど、それも酔っているから故に起こした行動とも言えるかな。
ttp://eromangan.freepimphost.com/0files/index.html
941名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/07/02(月) 03:31:47 ID:???
今更だが>>134って凄すぎね?天才小説家?
942名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/07/02(月) 14:16:38 ID:???
そうでもない
943名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/07/05(木) 16:37:43 ID:mAwrvs5h
レイ「碇君。私、零号機で本部破壊する」
944名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/07/05(木) 16:46:12 ID:???
レイ「タンバリンなどレイプしてくれるわー」
945名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/07/07(土) 11:34:24 ID:???
レイ「ラジオたんぱでレースしてくるわ」
946 ◆FO9j4sCVs2 :2007/07/07(土) 11:51:20 ID:???
レイ「よーし今日は特別じゃ
グロテスクぶちこんでやるわい」
947名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/07/11(水) 03:06:27 ID:???
レイ「レイレイレイレイレイレイレイレイ レイレイレイレイレイレイレイレイ」
948綾波レイ:2007/07/11(水) 03:27:28 ID:???
碇君…煙草取って…そう…わかば…
949シンジ:2007/07/11(水) 03:29:07 ID:???
>>948
え!綾波、タバコ吸うの?
950綾波レイ:2007/07/11(水) 03:30:12 ID:???
>>949
わるい?
951名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/07/11(水) 03:34:57 ID:???
わかばってw
952綾波レイ:2007/07/11(水) 03:36:27 ID:???
>>951
碇君…どこ?

わかば…わるい?安いから好き…
953シンジ:2007/07/11(水) 03:38:28 ID:???
>>952
綾波、タバコはよくないよ、やめたほうがいいよ
954シンジ:2007/07/11(水) 03:40:37 ID:???
綾波が…煙草…?嘘だ…
綾波が煙草…綾波が煙草…綾波が煙草…綾波が煙草綾波が煙草綾波が煙草綾波が煙草綾波が煙草綾波が煙草綾波が煙草…
うわああぁぁああああぁぁあああ!!
あ゛あああああああ!!
955綾波レイ:2007/07/11(水) 03:41:56 ID:???
>>953
赤木博士も吸ってるもの…あの、ばぁさんも…
碇君も吸ってみる?イライラが取れるわ…
956綾波レイ:2007/07/11(水) 03:43:43 ID:???
>>954
碇君…うるさい…居酒屋の人に迷惑だから…
…烏龍ハイ…おかわり
957シンジ:2007/07/11(水) 03:54:09 ID:???
ごめん…なさい…
958綾波レイ:2007/07/11(水) 04:00:35 ID:???
>>957
碇君……謝るまえに…烏龍ハイ……まだ?
959シンジ:2007/07/11(水) 14:03:09 ID:???
はい…ただいまお持ちします…
どうぞ…綾波さん…

つ日
960綾波レイ:2007/07/12(木) 01:58:35 ID:???
>>959
碇君……おそい……チーズのお餅揚げ……おつまみがなくなってしまったわ……
セカンド……オレンジジュースばっかり……白けるわ……雰囲気よめないの……?

(タバコをねじけして)

碇君…わかば…キレてしまったの……ダッシュ…お願い……
961シンジ:2007/07/12(木) 02:34:43 ID:BHjlX2BW
>>960
あ…綾波、わかばだね?了解、えーっとお金…あ、僕が払うんだよね?
962綾波レイ:2007/07/12(木) 14:38:52 ID:???
>>661
…そこまで碇君にさせないわ……そんな事したら……セカンドと……同類になってしまうもの……早くして……
ほら……オレンジジュース……ばかり飲んでる……セカンド……貴女が出すのよ……
963名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/07/12(木) 23:50:11 ID:???
ワハハ
しばらく見ない間にこんな流れにww
良いレイだ
964綾波 レイ:2007/07/14(土) 19:27:14 ID:???
>>962
もう一人のわたし…
碇君は優しいしもの……わたしの頼みならなんでもするはず…
それにしても……碇君……遅い……何処までわかば買いに行ったのかしら……

……セカンド……甘ったるい飲物ばかり飲んでないで…どう?日本酒……もう一人のわたしも……
965シンジ:2007/07/14(土) 20:31:58 ID:???
>>964
はぁ、はぁ…はぁ…
綾波おまちどうぅ…はい、わかば買ってきたよ。
自動販売機のところでお巡りさんに職務質問されちゃって遅れちゃったよ、ごめん。

これでも綾波のために一生懸命ダッシュしたんだから…スゴいだろ?僕だってやる時はやるんだから!
こんな僕カッコいいだろ?なぁ!綾波?
966綾波 レイ:2007/07/18(水) 17:57:40 ID:???
>>965
気持ち悪い……。
967名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/07/22(日) 23:20:39 ID:LlLGXnF3
レイヒドス
968シンジ:2007/07/24(火) 10:48:34 ID:???
綾波に気持ち悪いと言われてしまった……
綾波だけは言わないでいてくれるって思っていたのに……
アスカにも言われたんだ…綾波にも言われてしまったんだ…
生きてるだけで僕は気持ち悪いんだ…存在自体が迷惑かけるんだ…!

 だ っ た ら 死 ん だ 方 が 良 い ! !
969名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/07/24(火) 13:24:38 ID:???
なにこの自演?
970綾波 レイ:2007/07/25(水) 04:22:25 ID:???
>>968
そお、碇君うるさいからどっか早く行って。
971名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/07/25(水) 09:17:58 ID:WDjSKbNe
>>898
同意
でも酔っぱらいとは関係ない
972シンジ:2007/07/26(木) 08:19:06 ID:???
綾波…そんな…嘘だよね…?
ねぇ…綾波…嘘だっていってよ……
お願いだから綾波…嘘だっていってよ!!
ねぇ!綾波っ!僕の事嫌いなの!?綾波は僕に優しくしてくれないの!?
僕を独りにするの!?僕を見捨てる!?綾波は…僕を…殺して…しまうの……?
973レイ:2007/07/28(土) 13:13:04 ID:???
優しくしてるわよ?
974碇 シンジ:2007/08/01(水) 20:18:15 ID:???
嘘だ!
975名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/08/02(木) 16:38:50 ID:???
神職人は、もう投下しないのだろうか。
976名無しが氏んでも代わりはいるもの:2007/08/08(水) 23:23:29 ID:???
保守
977名無しが氏んでも代わりはいるもの
捕手