ミサトのマンションはヒューザー物件だった

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1名無しが氏んでも代わりはいるもの
ミサトのマンションが耐震不足で追い出され、ミサトはリツコの家に下宿する。
シンジは相田か鈴原の家に止まりたいというが、強制的にレイの家に。
耐震補強工事が終わるまでの半年間、シンジとレイの共同生活が始まる・・・。




という物語を>>2が書いてくれます
2名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/24(金) 17:43:33 ID:DKyrEkr1
いやだ!!
3名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/24(金) 17:48:24 ID:???
レイのエロ画像キボンヌ
4名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/24(金) 17:48:31 ID:OVekb8WL
俺もいやだぞ
51:2006/02/24(金) 17:49:30 ID:???
じゃあ>>5でいいや
61:2006/02/24(金) 17:50:40 ID:???
5って俺じゃん・・・OTL
7名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/24(金) 17:50:52 ID:???
>>1>>5m9(^Д^)ぷぎゃー
8名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/24(金) 17:51:55 ID:???
ネタが古いって
9名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/24(金) 17:52:50 ID:???
>>1
>シンジは相田か鈴原の家に止まりたいというが、強制的にレイの家に。

強制的じゃなくて自分で進んでレイの家行くだろ。



終了
10名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/24(金) 17:52:51 ID:???
いまは永田議員が旬
11名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/24(金) 18:06:31 ID:???
クラブサンドにコーヒーをぶっかけろと命令するミサト
「本気ですか?」
「あら、やーねー、意外といけるのよ〜」
12名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/24(金) 20:30:43 ID:???
綾波とシンジの二人の共同生活が始まって二日目・・・





やっぱやめた
13名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/24(金) 21:28:33 ID:???
レイの家のほうが崩れそう。
14名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/25(土) 00:13:28 ID:???
『あ〜あ、このマンションが耐震強度不足なんてショック・・・』
そんなことをいいながらビールを飲むミサト。
これからどうするんだろうと考えてるシンジに
『あたしはリツコの家にしばらく泊めてもらうけど、
学校遠くなっちゃうから、シンジ君はレイのとこでいいわね?』
ちょっと待ってくれ!綾波のことは嫌いじゃないけど、
綾波と2人きりでどうやって間を持たせるというのだ。と思うシンジ。
『えっ!?なにも綾波じゃなくてもケンスケやトウジのところに・・・』
『だ〜め。これは決定事項なの。素直に従いなさい。』
『はい・・・』


綾波の家ってテレビあったかな・・?
15名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/25(土) 00:21:21 ID:???
『でもレイは嫌がるんじゃ・・・』
『もう許可は取ってるわ♪』
朝起きるのが遅いくせに、こうなると早いんだなぁ。
『じゃあ早速行きましょうか。車でのせっててあげる』

『さあ、ついたわよ』
『なんかこのマンションこそ耐震強度が危なそうなんですけど』
『まあ気にしない、気にしない。』

心底不安な僕。なにもかもヒューザーのせいだ。
僕にとって尾島社長は使徒だな・・。
16名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/25(土) 01:17:48 ID:???
モマイらまだヒューザーネタやってんのか?
17名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/26(日) 01:22:21 ID:???
勇気を出して、いざ綾波の部屋へ
相変わらずチャイムは壊れてる・・・ドアを叩く。
『・・・いらっしゃい』
なぜか眠そうだ。
『しばらくお世話になるよ』
そこへミサトさんが
『シンちゃ〜ん、レイに変なことしちゃ駄目よ〜』
・・・・あんたがレイの家にとまっれって行ったくせに・・
『そ、そんなことしませんよ!』
『いいの』
『えっ』
今なんと!?
『そういうの、碇指令で慣れてるから・・・』
『・・・・・・』
『・・・・・・』

沈黙が続く・・・
18名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/27(月) 01:13:06 ID:???
『・・・どんなふうに・・・?』
し、しまった!つい言ってしまった!
ここは別な話題に切り替えて流すべきだったのに・・・
ど、どうしよう。。。。

『ネコ耳つけられたり、メイド服着せられたりするの・・・』
なんと!父さんにはそんな趣味があったのか!
この弱みにつけこんで、今度なんか買ってもらおう。
まあ、とにかく18禁の内容じゃなくて良かった。
19名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/27(月) 12:19:59 ID:???
引越しが終わり、ミサトさんはリツコさんのとこへと行ってしまった。
力仕事をしたので、汗をかいた。
『シャワー浴びていいかな?』
『ええ』

ふう、気持ちいいなぁ〜。
なんか天井にキノコみたいなのが生えてたけど、気にしないことにした。
というか気にする余裕がなかった。
これから半年間も綾波と一緒に同じ部屋で暮らすんだ・・・。
不安とワクテカが僕を襲う。
20名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/27(月) 12:28:24 ID:???
そして夜・・・・。
昼間は音楽を聴いて時間をつぶしてた。
綾波はずっと本を読んでいた。
僕は居候の身なので、僕が夕食の支度をすることにする。
そのことを綾波に言ったら『ありがと』といってくれた。
冷蔵庫を見たが何もない。薬しかない・・・。
どうやら大抵コンビ二弁当らしい。
仕方ないので食材を買出しに行くことにする。
21名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/27(月) 12:32:43 ID:d5l79uVv
良い感じだねー
22名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/27(月) 12:38:17 ID:???
なぜか綾波もついてくるらしい。
ああっ!目の前で着替えないで!!
といいながら、ちらちら見る罪な僕。

着替えが終わったらしいので買い物に行こうとしたら使徒来襲。
夜に来たのって初めてじゃないだろうか・・・
腹ペコのまま本部へ向かう。
途中でこけてしまい、後ろから来た綾波に背中を踏まれてしまう始末。
23名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/27(月) 12:45:59 ID:???
『ごめんなさい・・・』と謝る綾波。
大丈夫だと答えるが、実は結構痛い。

使徒は先に来たアスカが殲滅してしまったらしい。
何のためにここまで来たんだか・・・。綾波に踏まれてまで。
ちなみにアスカは委員長にとこに泊まってるらしい。

今更スーパーに行って食材を買いにいくのもめんどくさいので、
本部の食堂で食べることにする。
なぜかアスカもついてくるらしい。
さらになぜか僕がおごらなきゃないらしい。
24名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/27(月) 12:53:08 ID:???
背中の足跡はなんだとアスカに聞かれ、綾波に踏まれたと行ったら
アスカが綾波のことを怒ってた。
『わざとじゃないわ・・・』と綾波が言ってもアスカのいかりはおさまらない。
『じゃあ、あなたも踏んだら?』
何を言ってるんだよ!?と思った瞬間背中に激痛が走る。
本当にふんずけたらしい。
『これでおあいこね』と綾波に言っていたが、なにがおあいこなのかよくわからない。

そして僕達は食堂へ向かう。背中の足跡とともに。
25名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/27(月) 13:06:52 ID:???
僕は定食、綾波はラーメン、アスカはスパゲティを食べることにした。
食べようとしたら、綾波が僕のいチャーシューをくれた。
『肉嫌いだから、あげる』
『ちょっと〜私にもよこしなさいよ!』
そういってアスカはチャーシューを食べてしまった。僕の分も・・・。

『碇くんにあげたかったのに…』とつぶやく綾波。
その発言にキレるアスカ。
その場を沈めようと、厨房から出てくるおばさん。

嗚呼・・・今日は大変な日だな・・・
26名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/27(月) 13:23:39 ID:???
なんとか静まり、夕食も食べ終わったのでエレベーターに乗ろうとする。
ドアが開くとそこに父さんがいた。
どうしようか迷ったが、父さんの弱みを握ってることを思い出したので乗ることにする。

『父さん!』
『なんだ?』
『綾波にコスプレさせて面白いの?』
『!・・なんのことだ?』
『全部綾波から聞いたよ。ネコミミつけさせたりしてるんだろ!』
『!!レイ!そのことは内緒だと言っただろう!』
『申し訳ありません』
『ところで父さん、ほしいものがあるんだけど・・・』
すると父さんは鳴ってもいないいない電話を取り出し、
『緊急事態だ。ここで降りる』
と言って降りてった。

演技が下手だなぁ。父さんは。
27名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/27(月) 13:25:37 ID:???
そのときアスカはかなり引いていたようだ。
『…司令ってそういう人だったの?』
『うん、そうみたい』
『じゃあ息子のあんたも危ないのかもね・・・』

・・・ナゼソウナル。
28名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/27(月) 14:36:36 ID:???
綾波の家に着いた。
さて問題はここからだ・・・。
僕が暴走しないようにしないと。。。

綾波はシャワーを浴びている。
僕は台所で寝ることにした。
布団を敷いていると足音が。
綾波があがったんだな。

『!!』
見ると綾波は裸でリビングにいた!
ヤバイ・・・しずまれ〜・・・。
僕が目をそらしながらどうして裸で来たのか聞くと、
着替えはこっちにあるからだそうだ。

『あ、綾波・・・そ、その、今度は着替えもっていってからお風呂入ってね・・・』
『どうして?』
僕が暴走してしまうから・・・とはいえないので、どうしてもと答えておいた。

『そう・・・』
なんとか綾波はわかってくれたみたいだ・・・。

ふぅ・・・
29名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/27(月) 14:44:58 ID:???
今日は疲れたのでもう寝ることに。
この部屋は隙間風で結構寒い。


・・・・・・・・・
ぐおっ!!お腹の上に強烈な痛みで目を覚ます。
綾波が間違って踏んづけたそうだ。2回目だ・・・。
綾波は何度も謝ってくれた。何度も。
そんなに心配してくれるんだ。

僕はうれしさで痛みは忘れてた。

30名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/27(月) 14:56:01 ID:???
なんか布団が冷たい・・・。まさかおねしょでもしてしまったんだろうか・・・。
違かった。綾波がコップの水をこぼしたらしい。
どうやら喉が渇いて水を飲みにきたが、台所で僕が寝てたのをすっかり忘れてたらしい。
どうしよう・・・これじゃ寝れないな・・・。

『・・・ベットで…寝る?』
『え!あ、いやいいよ、。服を着込んで寝ることにするよ』
『でも、悪いのは私だから・・・』
『で、でも・・・』
といいながら僕は綾波と一緒にベットインしてしまった。

まずい・・・マズすぎる!
どうして僕はこうなんだだと自己嫌悪。
できる限り、隣にいる綾波を思い出さないようにして眠る。

間違って手を出さないように、袖から腕を抜いておくことにする。
あまり意味はないけど・・・
31名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/27(月) 16:40:22 ID:???
アネハエル
32名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/27(月) 19:23:34 ID:???
ワッフルワッフル
33名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/27(月) 21:13:56 ID:???
朝・・・よかった・・・。
袖から手を出してないということは襲ったりしてないんだな。
でもパンツが冷たい・・・。出してしまったか・・・。
とりあえずパンツを替える。
今日は休みで、体も痛いのでずっと寝ることにする。

『・・・おはよう・・・』
綾波が起きる。
髪はぼさぼさだけどすごくかわいい。

『なに?』
あ・・・つい凝視してしまった。
『あ、綾波の寝起き顔がかわいくてつい・・・』
『・・・・・・・そう』
とそっけない返事をして布団にもぐってしまった。
怒ってしまったんだろうか・・・

『ゴメン、気に触ったなら謝るよ』
そう言って布団を覗き込んだら、頬が真っ赤の綾波が目をそらした。
もしかして・・・照れてる?

綾波に萌えてしまった今日この頃。
34名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/27(月) 23:41:07 ID:???
LRS的に良い感じ
35名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/28(火) 00:29:21 ID:???
あげ
36名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/28(火) 03:18:32 ID:OZcSj5VK
素晴らしい・・・
37フカヒレごんぶと ◆VZpx.wmXmw :2006/02/28(火) 07:11:01 ID:mZ5DwXiT
><
38名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/28(火) 11:43:25 ID:???
イイヨーイイヨー(´◇`)
39名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/02/28(火) 19:33:15 ID:???
萌えぇ
40名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/01(水) 00:10:45 ID:???
上げぇ
41名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/01(水) 00:11:37 ID:???
上げぇ
42名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/01(水) 00:29:56 ID:???
僕はとりあえず朝食を作ろうとするが、昨日買出しに行ってないのを思い出す。
レトルトカレーとイトウのご飯があったのでカレーにする。
ミサトさんみたいだ・・・。

綾波はまだ布団にもぐってる。
名づけてもぐレイ。
・・・綾波を怒らせてしまったのにこんな冗談を考えてる。
最低だ・・・僕って。

ご飯ができて声をかけるが、返事がない・・・。
少し覗いてみる。寝てた・・・。

もしかして昨晩は、僕が隣に居て寝苦しくて、熟睡できなかったのかも。
43名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/01(水) 04:19:40 ID:kr8bbr7N
w k t k
44名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/01(水) 17:17:43 ID:???
ご飯をたべ終わったのでまた寝ることにする。背中がいたいから。
綾波の布団に入ろうとするが、やっぱり戸惑ってしまう。
男として、こんなことしていいだろうか?と思ってしまう。
しかし、もう布団はないので、綾波にもうしわけなく思いつつ布団に入る。

・・・・っ!!
綾波が僕の体に密着してきた。
そして呟いてきた。
「碇くん、暖かい・・・とても気持ちいい感じ・・・」
「あ、あの綾波・・・なんでくっつくの!?」
「暖かいから・・・」

僕も正直すごく嬉しかったので、くっついたまま寝ることにする。
興奮してなかなか寝られなかったけど。
45名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/01(水) 19:02:39 ID:???
スレタイが恐るべきフェイクになってるな
46名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/01(水) 20:08:09 ID:???
↓ここで小嶋社長の言い訳↓
47名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/01(水) 20:27:33 ID:???
僕じゃない!
僕はやめてって言ったのにアネハが・・・!
アネハがトウgじゃないマンションを偽装したんだ!!
48名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/02(木) 16:06:58 ID:???
そうやっていつも人のせいにする
49名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/02(木) 18:34:11 ID:BypgKwkX
干すage
50名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/02(木) 23:26:04 ID:???
――――――次の日
今日も休み。
昨日は起きたのは昼過ぎだった。
その後は部屋の掃除をしていた。
綾波は本部に行ってたらしい。

そういえばミサトさんからいろいろな割引券をもらった。
温泉割引券、レストラン割引券、遊園地割引券等・・・・
期限切れ間近なのもある。

綾波って遊園地とか行ったことないんじゃないかな?
綾波に聞いてみたら行ったことないらしい。
なんかかわいそうなので連れて行くことにする。

綾波って小さいときはどんな生活してたんだろう・・・?
51名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/03(金) 00:59:34 ID:???
遊園地・・・僕も何年ぶりだろう?
ジェットコースターに乗って気絶していたころが懐かしいな。
今はそれよりも恐ろしい任務を背負ってるのに。

『入らないの?』
『あ、ゴメン。今行くよ』
入り口の前でぼーっとしてしまった。
早速フリーパスを購入。

綾波に何に乗りたい?と聞いたらジェットコースターを指差した。
昔は怖かったけど、今はエヴァにも乗ってるし大丈夫だと思い乗ることにする。

・・・甘かった。
ジェットコースターが止まって僕はそう思った。
走ってるときは怖すぎて叫び声さえ出なかった。

『碇くん、大丈夫?』
『あ、うん。今はなんとか』
『そう、よかった・・・走ってるときすごい顔してたから・・・』
やっぱり。
僕って駄目だな・・・。

もうジェットコースターには乗らないことにする。
52名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/03(金) 01:11:47 ID:???
綾波はそれほど怖くなかったらしい。さすがだ。
気持ちを落ち着かせるためコーヒーカップに乗る。

ぐるぐるぐる・・・・・。
思ったより回転が速い!
目が、目が〜〜〜。
コーヒーカップってこんなに回転速かったかな・・・・?

疲れた・・・。でも綾波はとても喜んでるようだ。
ニコニコしているわけじゃないけど、少し笑顔になっている感じがした。
53名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/03(金) 01:20:38 ID:???
その後はメリーゴーランドや観覧車に乗って楽しんだ。

『楽しかったね。また来ようね』
『ええ』
綾波も楽しんでくれたみたいだし良かった良かった。

帰りの電車の中・・・・綾波は僕に寄りかかって寝てしまった。
その寝顔はとても幸せそうだった。

周りの視線が少し痛かったのも気にしないようにした。
54名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/03(金) 20:51:34 ID:???
家に着いて綾波はすぐにベットで寝てしまった。
僕もシャワーを浴びてすぐ寝ることにする。

今日は疲れたなと思いつつ綾波の布団にもぐりこむ。
僕の布団はまだ乾いていないし、しょうがないよね。

『今日はありがと・・・私のために』
『あ、まだ起きてたんだ』
『お礼・・・まだ言ってなかったから・・・』
『・・・こちらこそありがとう。綾波』

またしても綾波の頬が赤かった。かわいいなぁ。
55名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/03(金) 21:05:07 ID:???
――次の日
綾波と一緒に家を出て学校へと向かう。
教室へ入るとみんなの視線が僕達に集まってる感じがした。
多分、いつもアスカと登校してるから珍しいんだろう。

机に座るとアスカが突っかかってきた。
『あんた、なんで優等生と仲良く登校してんのよ!』
「え、だって僕今、綾波と住んでるから・・・」
『えええー!なんでそんな大事なことをおととい言わないのよ!』
「聞かれなかったから・・・大体アスカには関係ないじゃないか」
『・・・それもそうだけど・・・・なんであいつのとこになんか泊まってんの?』
「ミサトさんが無理矢理・・・」
『まったく、ミサトのやつ何かんがえてんのかしら?』

なんでアスカが怒るんだろう・・?
56名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/03(金) 21:12:09 ID:???
そんなことを考えてると綾波が近づいてきた。

『碇くんが私の部屋に泊まっちゃいけないの?』
『・・・別に・・・いいんじゃない』
『そう。ならなぜさっき怒っていたの?』
『そりゃあ、シンジがあんたに変なことしてないか不安だったからよ』
『・・・碇くんはそんなことしないわ。昨日だって、私を遊園地に連れてってくれたもの』
『!!』
「あ、綾波ぃ・・・それは内緒・・・」
『・・・・・もういい!』

アスカは怒って行ってしまった。どうしよう・・・
57名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/03(金) 22:25:43 ID:???
>>53 綾波は僕に寄りかかって寝てしまった


モエコロスキデスカ。
58名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/04(土) 00:33:05 ID:???
放課後。。。。
結局アスカはあれから口を聞いてくれなかった。
まだ怒ってるようだった。

今日は寄り道をしないで、綾波といっしょに帰ることにする。
なぜか綾波は今日は僕にべったりくっついてくる。
表情もすこし微笑んでるように見える。
変なものでも食べたのかな・・・?

『碇くん・・・』
「ん?なに?」
『腕、組んでいい?』
「え?で、でも・・・・」
『駄目・・・?』
「うん・・・恥ずかしいよ・・・」
『そう・・・。』
残念そうな顔をして綾波は言った。
そんな綾波の顔を見てると僕の心が痛むので、
人通りが少なくなったら腕を組んでいいよと言った。

どうしちゃったんだろ・・・綾波は
59名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/04(土) 09:40:46 ID:???
綾波イイヨ
(o^-')b
60名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/05(日) 17:53:30 ID:d3zhoDP9
良スレ上げ
61名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/05(日) 18:19:24 ID:???
流れ良杉wGJw

ガンガレw
62名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/05(日) 18:35:37 ID:???
ぁぁあぁぁぁああ !・・!・あ!
ドキドキがとまらない!!モエシニソウダ!!
63名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/05(日) 18:42:57 ID:hcXLBFs1
激しくGJ!!
職人さん頑張って下さいd(^∀^)
64名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/05(日) 20:33:48 ID:???
−−−−−ネルフ本部
ミサトとリツコは雑談をしていた。

『シンジくんがレイのとこにいって、もう1週間もたつのか〜』
「あら、寂しくなったの?」
『え?まーねー。シンジくんの作るご飯も恋しくなってきたし』
「一週間で弱音を吐くなんて。あと半年近くも持つのかしら?」
『半年か・・・長いわね・・・』
65名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/05(日) 20:41:39 ID:???
「そういえば・・・最近レイが変わってきたのよ。
この前なんか料理本と裁縫セットを借りに来たの」
『あのレイが!?』
「どうやらシンジくんにお礼がしたいみたいなの」
『へ〜〜。あのレイがね〜』
「どこかの誰かさんとは大違いね』
『うっさいわね・・・。』
66名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/05(日) 22:56:16 ID:???
こんなスレ知らなかった…
乙!!!!!
67名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/06(月) 00:01:51 ID:???
あげてみる
68名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/06(月) 00:24:35 ID:???
あがってない
69名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/06(月) 22:03:21 ID:???
ウヮァァァァァァァァァァァァァァァァうぇrちゅいおおdfghjkl!!
グッジョb・・・・・・!!






マヤ「六拾給号機活動停止・・・」


70名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/07(火) 16:23:55 ID:???
綾波の部屋に越して来て約1週間。
この部屋での生活ももうなれた。
殺風景だったこの部屋もカーペットやら、カーテンなどを付け加えただけで
だいぶ明るくなった気がする。

水で濡れた布団もやっと乾いた。
普通ならとっくに乾いてるはずだが、この部屋のベランダはヒビが入ってって
いまにも崩れそうで怖いので部屋で干してたからだ。

あと半年間がんばろう。
71名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/07(火) 16:39:03 ID:???
学校が終わり、ミサトさんから電話があったのでネルフ本部に行った。
用という用はないらしく、近状などを聞かれた。
ムラムラする・・・・とはいえないので、とりあえず元気にやってますと
答えておいた。

お茶も飲み終えて、話もひと段落ついたのでそろそろ帰ろうとすると
『お小遣いだけでやりくりしろって言うのも酷だったわね。コレ、貸してあげる』
と言って僕にクレジットカードを貸してくれた。
常識の範囲内までなら自由に使っていいといわれた。

ミサトさんへの好感度が20上がった。
72名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/07(火) 16:52:35 ID:???
もう6時。夕焼けが奇麗だ・・・・。

帰る途中、道端に本が捨ててあった。
ふと見てみるとHな本だった・・・。
どうしようか迷いつつも、僕はリュックに入るだけ本を詰め込み
その場を後にした。
最低だ・・・僕って・・・。
といいながらワクワク気分の僕。

マンションの部屋の前まで着いた。
なぜかいいにおいがする。
部屋に入ってびっくりした。
料理本片手に、綾波がご飯を作っていた。

どうしたのか聞いてみる。
『綾波、どうしたの?』
『今日は、私が作るわ。いつも作ってるの、碇くんだから・・・』

それはすごく嬉しいけど、大丈夫かな?怪我とかしないといいけど。
73名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/08(水) 11:51:18 ID:???
ワクテカして待つ
74名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/09(木) 12:24:32 ID:???
フルフルして待つ
75名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/10(金) 16:43:40 ID:???
僕はお言葉に甘えてテレビを見ることにした。


−−−−−−5分後
なんか綾波がぶつぶつ言っている。
気になったので少し覗いてみた。

『これは、涙・・・泣いてるのは、私・・・』
綾波は、1人ごとを言いながら玉ねぎを切っていた。

すると、何か閃いたらしく、窓の方へと向かっていった。
そして父さんのメガネをかけて再び台所へ向かっていった。


あれって効果あるのかな?
76名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/10(金) 21:45:22 ID:???
ワロスw
GJ
77シンヂ:2006/03/10(金) 23:50:59 ID:???
>>75
メガネ、効果があるといいねw
78名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/11(土) 23:57:06 ID:???
結局綾波は泣き続けていた



『食事、出来たわ』
と出てきたのは肉なしカレー。
なんか最近カレーばっかり食べてる気がする。
まあいいか。いただきまーす。

うん。なかなかいいと思う。おいしい。
そんなことを言ったら綾波は顔を赤らめて
『何を言うのよ・・・』とそっぽを向いて言った。

『初めての料理でこんなにうまく作れるなんて、
きっと綾波はいいお嫁さんになるよ。綾波と結婚できる人は幸せだろうね』
『・・・・・・』
綾波はさらに顔が赤くなり、黙って俯いてしまった。
どうしたらいいか分からない様子だった。


そんなに照れさせること言ったかな?
79名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/13(月) 00:58:58 ID:???
あげ
80名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/13(月) 01:21:13 ID:8A8JALDG
2006年3月13日月曜午前1時21分私は神スレに出会った

ワッフルワッフル
81名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/14(火) 11:58:49 ID:???
>>80間違いない!!
82名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/16(木) 10:57:11 ID:???
来てよ!来てよ!来てよ!来てよぉぉ!!

今職人さんが来ないと過疎っちゃうんだよー!!!
83名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/16(木) 12:21:52 ID:???


しばし沈黙が続いた後、綾波から『ありがと…』という言葉が発せられた。
まだ顔は赤かった。
料理をほめられるとそんなに恥ずかしいものかな?

食事を食べ終え、綾波はお風呂に入りに行った。
この隙に、さっき拾ってきたHな本を鑑賞することにする。
ワクワク感が止まらない。
早速、バックから1冊取り出し、ワクワクしながらページをめくる。
内容は結構過激なものだった・・・!

・・・バタン!
風呂の扉を開ける音が聞こえた。
まずい・・・!!
急いで本をバックへとつめ込む。

『お風呂、上がったわ』
「う、うん、わかった」
なんとかばれなかった様子。
危ないところだった。

それにしても綾波の風呂は短すぎる・・・。
10分くらいしか入ってないのに。
84名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/17(金) 11:40:00 ID:???
乙!



シンジ死ねばいいと思うよ
85名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/18(土) 23:57:46 ID:???
職人さん書いて
86名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/19(日) 00:09:28 ID:???
実はネルフ本部もアネハ物件だったということが判明する
87名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/19(日) 00:37:12 ID:???
ヒューザーって何ですか?
88名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/19(日) 00:46:50 ID:gUBYJGsG
>>87
ググれ
89名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/19(日) 02:31:48 ID:/IqQdvs5
>>86
マジで?
90名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/19(日) 02:35:33 ID:???
税金の無駄遣いだな
91名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/19(日) 20:06:35 ID:???
もっと本を見たいところだが、綾波の前ではさすがに見れないのであきらめて風呂に入る。


それにしてもあんな本を拾えるなんて・・・僕はラッキーだな。
今日は人生最高の日かもしれない。
だとすると、まだ何かいいことがあるのかもしれない・・・!

僕は風呂の中でそんなことを考えていて、つい長風呂になってしまった。



風呂から出て、部屋に戻ると、綾波が何か読んでる・・・・・


ま、まさか・・・!!!!!
92名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/20(月) 13:33:20 ID:z+OzNgWS
wktk
93名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/20(月) 14:31:48 ID:lbnVlCpb
「碇君…これ、何?」
Hな本を捲りながらつぶやく綾波
「あ、い、いや…その…!!そ、そう父さんに頼まれて、
 加持さんに届けてくれ…って(ゴキュ)」

「…そ」
綾波はパタ、とHな本を閉じてゴロンと横になってしまった
よかったうまく誤魔化せた
94名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/20(月) 14:42:32 ID:???
綾波気付けーー



そしてシンジを



ぼっこぼっこだーwww
95名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/20(月) 16:00:35 ID:???
そのまさかだった・・・!
綾波は僕の拾ってきた本を読んでいた・・・。

僕はとっさに本を奪おうと走ったら、ゴキブリホイホイに引っかかってしまった。
くそっ!!こんなとこに置かなきゃ良かった・・・。

すると、ずっと本を見ていた綾波が本に視線を向けたまま口を開いた。


『碇くんは、こういうことがしたかったの?』

僕はなんて返答したらいいか分からなくて
『あ、いや・・・・その・・・・』としか言えなかった。


そして綾波は本に視線を向けたまま、僕が予想だにしていないことを口にした。


『…言ってくれれば、いつでも良かったのに』





え・・・?
96名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/20(月) 18:05:12 ID:???
イイヨーイイヨー
97名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/20(月) 23:13:29 ID:hsh0xrDS
綾波の言葉を最後まで聞くか聞かまいか、瞬間僕は急いでコンビニにダッシュした
すぐ襲いたいけどやっぱり僕は14歳、未成年でパパなんて駄目だ

ハァハァと息を切らせながら公園近くまでやってきた、コンビニまであと200m
綾波に何か一言言っておけばよかった、いきなり出てきちゃったから
もしかしたら先に寝ちゃったかもしれない…

ゼイゼイと息をしながらちょっと後悔する

「随分お疲れですねぇ〜大丈夫ですかぁ?」

え?
突然声をかけられて振り向くと男が立っていた
黒いスーツに帽子、大きな目と口、小太りに低い身長
陰りのない顔をしてるのにどこか不気味…口がニヤッとしている

「あ、いえ…コンビニに行こうとしていただけなので」

「そうですかぁ〜あ、わたくしこういう者です〜」
名刺を渡された

「喪黒福造…?」

「はい、私セールスマンをやっております、貴方今お困りでしょう?
 ボランティアです、お金は一銭も頂きません、さぁ悩みをお話なさいな」

急いでいるので、また何かあったらご連絡します、とだけ告げて僕はコンビニに向かった
ホッホッホッホ〜とフクロウの泣き声のような笑い声が夜空に響いた
98名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/20(月) 23:24:11 ID:???
喪黒福造ww
99名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/20(月) 23:36:24 ID:???
もう!いーとこなのにぃっ
100名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 01:22:45 ID:???
「え…あ…その…」
返す言葉を模索しているうちに、綾波は本を閉じてベッドに横たわった
まだ頭は濡れたままだ。なんだかすこし伏し目がちになっているようにも見える
『…先、寝るわ。おやすみなさい』
「あ…お、おやすみ…え、いや僕も寝るよ‥」
慌ただしく床に布団を広げ、電気を消して潜り込んだ
暗闇の中で、自分の心臓の鼓動だけが聞こえる
(さっきのどういう意味だろ…まさかそんな…?…でも綾波は…)
聞いてみたい。さっきの言葉の意味。でも怖い。思い違いかも知れない。
延々と悩んでいる内に、衝動に負けて口が勝手に開いた
「あ…あのさ…綾波 さっきのって…どういう意味なの…?」
返答を待つ。張り裂けんばかりに胸は高鳴っている
『何が…?』
「いや…その…いつでも良いとか…っていう…」
『…そのままの意味よ』
そのままの意味…って…それって…
「…でも、綾波‥」
『明日は早いからもう寝ましょう…』
「あ、そうだね…ごめんっ…」

結局夜通し目がさえて眠れなかった
10195まで書いてた人:2006/03/21(火) 01:44:35 ID:???
優秀な職人さんが来たようなので
あとはまかせた!
102名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 02:00:20 ID:???
一晩中考えて、それでも綾波の言葉の真意は分からなかった。いけない妄想が
何度か股間を襲ったが、父さんと副指令の有効活用で半ば強引に危機を脱した

朝、目覚まし時計のアラームをセットした時間よりも早く布団から這い出し、
朝食の用意をする。しばらくして綾波が起きてきた。
「あ、おはよう綾波。なんか起こしちゃったみたいだね」
『…』
無言で立ちつくしている。昨夜のことで怒った…かと思いきや、虚ろな
眼を見てどうやら違うらしいことに気付く
『…今日は…学校も訓練も…お休みじゃないの…?』
「え?あぁ、ちょっと早く目がさめちゃったからね、はは…」
『そう…』
ふらつきながら洗面所へと向かっていった

朝食を食べた後、部屋中のカビとキノコを一人で掃除。昨夜のことを振り切るように
無心にカビを擦っていると玄関をノックする音
「僕が出るよ。はーい、今開けます」
この部屋に来客は珍しい。そもそも、ここに人が住んでいるのを知っている人さえほとんど
いないだろう。ネルフ?それともゼーレ?まさか…
「はい…?」
恐る恐る扉を開けた瞬間、扉の前に仁王立ちになっているアスカと、その後ろから顔を覗かせた
洞木さんが目に入った
103名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 02:03:42 ID:???
暇つぶしに書いてみただけ 面白くなくてスマソ
あとはこっからうまく展開してくれ
10495まで書いてた人:2006/03/21(火) 02:09:39 ID:???
どうせ次で終わらせる予定だったから、頑張って続きを書いてくれ!
君のほうが俺より作文力あるよ!
105名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 03:05:18 ID:???
>95           こんな展開好きだよ!読みやすいと思た
106名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/21(火) 21:41:38 ID:???
age
107名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/22(水) 10:22:44 ID:???
テラヨス
108名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/22(水) 23:30:50 ID:???
イ〜ィネ
10995まで書いてた人:2006/03/23(木) 01:06:52 ID:???
>>95のつづき


え・・・・・・?
僕はその言葉に耳を疑った。
綾波が・・・そんなことを言うなんて思ってもいなかったからだ。

そうして僕がパニック状態になっていると、綾波はされるがままベットに寝かされた。
そして綾波は服を脱ぎ始めた・・・・!!
僕はなんとかパニック状態から回復し、さすがにまずい思いやめるように言う。

「あ、綾波・・・!駄目だよ!こんなの!服を着てよ!」
『碇くんは、嫌なの?』
「嫌じゃないけど・・・」
『なら、いいでしょ。私とひとつになりましょう。それはとても気持ちのいいことだから』

しまった!嘘でも嫌だと言っておいたほうが良かったのかもしれない!
どうしたらいいんだ!

そんなことを考えていたら、すでに綾波は下着を脱ぎ始めてるころだった。
僕の願いもむなしく、綾波は最後の下着を脱ぎ捨てる。
そして裸になった綾波はベットへと入ってくる。

どうしたんだ!今日の綾波は・・・
僕はむしろウハウハ状態なんだけど、やはりまだ中学生だしまずいだろう・・・。
と思いつつも、もうブレーキは効きそうになかった。

『さあ、碇くん。私とひとつになりましょう。それはとてもとても気持ちのいいことだから』
11095まで書いてた人:2006/03/23(木) 01:07:59 ID:???
ミスった・・・

誤 綾波はされるがままベットに寝かされた
正 綾波にされるがままベットに寝かされた
11195まで書いてた人:2006/03/23(木) 01:38:03 ID:???
・・・・・・これは何?
僕はそうつぶやいた。
隣にはミサトさん、そして僕は椅子に座っていた。
体育館の中のような場所で。

ミサト『あなたのお父さんが開発してた、綾波育成計画よ。その体験版らしいわ』
アスカ『エンディングは私達もわからないもの』
リツコ『ただ、今の自分で感じてるのが事実でしかない』
レイ『体験版のね』
冬月『そして、エンディングとなるものが、君の真実となる』
リツコ『時として変化していくエンディングもある』

これがそのエンディング、全ての結果なのか・・・。

アスカ『たくさんあるエンディング、その中のひとつよ』
ミサト『あなたが望んだ結果なのね』

僕が望んだ・・・?

レイ『そうよ。エロスな、2人だけの夜を』

〜中略〜
ミサト『格闘ゲームは気分良く』
レイ『育成は憂鬱』
リツコ『育成だって、楽しいことはあるのに』
冬月『キャラクターひとつで別物になってしまう脆弱なものだ。育成は』
ゲンドウ『ただ、お前は育成に慣れていないだけだ』
ミサト『だからそうやって、格闘ばっかりやる必要はないのよ』
11295まで書いてた人:2006/03/23(木) 01:38:49 ID:???
・・・僕は育成ゲームが苦手だ。

・・・でも!好きに慣れるかもしれない!
パリン!
そうだ、僕は育成ゲームをやってみたい!
パリン!
僕は綾波を育成したい!
ズドォーー!!

ワー!ワー!パチパチパチ!
一同『おめでとう!』

…ありがとう。

父にありがとう。
母にごめんなさい。
そして、全ての開発スタッフに
   ありがとう
113名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/23(木) 02:01:50 ID:0+oE7xc9
【耐震偽装】筑波大の女子大生が違法行為【激震】
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/campus/1143036703/
114名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/23(木) 03:44:00 ID:???
綾波「あたし家事出来ないから・・・」

綾波「碇くん全部おねがい」

シンジ「喜んで!」

115名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/23(木) 23:20:59 ID:Qt7p3UVu
使用人か!
116名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/24(金) 17:18:35 ID:???
期待age
117名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/25(土) 12:24:46 ID:???
職人家紋!!
118名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/26(日) 17:15:25 ID:???
コンクリートの打ちっぱなしそのままの綾波の部屋。壁にもたれて、見渡してみる。
鉄製のベッドと、ベッドライト、小さなクローゼット。僕の持ち込んだ荷物で少し
物が増えたとはいえ、住んでいる気配はほとんどない。さっき覗いてみた冷蔵庫の
中身は、ほとんどネルフの栄養パックだった。
「ミサトさんみたい……」
もっともミサトさんはお酒ばかりだったけど。呟いて、ひとりで小さく笑った。
冷蔵庫の上に置かれた薬。前もあった。ずっと飲み続けなければいけないのだろ
うか。僕は綾波のことをなにも知らない。綾波は、気にならないのかな。

ヘッドフォンから流れる音楽で、綾波のシャワーの音を打ち消しながら、綾波が
出てくるのをぼんやりと待った。風呂から上がった綾波。バスタオルで頭を拭き
つつ、こちらにやってくる。あわてて綾波から体ごと背けた

「ね、ねえ、綾波」
「なに、碇君」
「その……あ、綾波は気にしてないかもしれないけれど、やっぱ困ってしまうんだ」
「困ってしまうって? 何が?」
「あ、うん、お風呂上りには、何か羽織ってくれないかな。し、しばらくお邪魔する
 立場で言うのも何なんだけど」
「そう、判ったわ。でも羽織るものなんて持ってないの」
「だ、脱衣所に着替えを、お、置いておくとか……」
気にするようでもなく、下着を身に付け出した。これから、二人でやって
いけるのだろうか。違う、やっていかねばならないんだ。
119名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/26(日) 17:45:17 ID:???
服を身につけたあたりで、綾波のほうを向く。綾波はまた学校の制服姿に戻って
いた。変えるのは、下着だけなのか。
「あ、綾波は寝るときも、その格好なの?」
「違うわ。眠るときには制服は脱ぐわ」
ベッドに腰掛けて、綾波は僕に顔を向ける。
「碇君が困るなら、このままの格好で眠ってもいいわ」
 表情からは何も読み取れない。いつものことだけど。慌てた僕はとりあえず
言葉を継ぎ足してしまう。 
「じゃあさ、明日パジャマとか一緒に買いにいかない?」
 ああ、何を言ってるんだ、僕は。顔が熱い。でも綾波の方もなんだか変な様子だ。
「えっ」と声をあげて下を向いてしまった。
「あ、イヤならいいんだ、そういうの嫌いなら、僕がずっと見ないようにしてれ
ばいいんだけど、でも、あの、その綾波もパジャマとかあると、楽じゃないか
なってそう思って……」
「あ、うん。呼び出しがなければ……」
なぜか、綾波も頬を赤らめていた。
120名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/26(日) 21:39:34 ID:???
キタキタきたーーー

久々の投下

しかも良作ジャマイカ



続きに期待!

乙!
121118:2006/03/27(月) 10:05:20 ID:???
>120
レスありがとう。

以前に発表されている作品でも、綾波全裸でシンジどっきりという
シーンはありましたけど、このシーンはやはり外せないですよね。

続きは頭にはあるんですが、書きおこすのって結構大変ですね……。
改めて職人さん方のスゴさを痛感します(素人なもので)。
122名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/27(月) 14:46:29 ID:???
>>121あなたはもう立派な職人ですよ





ワクテカして続きを待ってる
123名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/28(火) 00:39:52 ID:???
>>119から続く

放課後。
アスカが、自分も行くといって聞かなかった。昼休みにケンジとトウスケ
に話したのが、耳に入ったらしい。
「優等生とバカシンジじゃ、まともな買い物なんてできるわけがないでしょ」
面倒なことになった、と思ったけれど、結局すべてご破算になった。

3人でショッピングセンターに向かう途中、綾波の携帯に呼び出しが入っ
てしまったのだ。

「碇君、ごめんなさい」
「あ、うん。僕たちも本部に行かなくていいの?」
「大丈夫。私に碇司令が少し用があるそうなの」
「夕食は?」
「たぶん、それまでには帰ると思うわ」
「じゃ、何か買って、ご飯を用意しておくよ」

綾波は軽く目を見開いて、何か言いかけた。けれどその時、黒塗りの公用車
が綾波のすぐ横に停まり、僕たちの注意はそちらに流れてしまった。助手席
から出てきた男が綾波に耳打ちをする。綾波は黙って頷くと、男が開いた後
部座席のドアに乗り込んだ。僕たちへ窓越しにちょっと頭を傾けてみせ、す
ぐに前を向き、そのまま振り返らずに行ってしまった。
124名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/28(火) 00:41:50 ID:???
「僕たち、ああいう人たちにいつも見張られているんだね」
「あったりまえじゃない! あたしたち、全人類を使徒から守っているのよ。
 四六時中ボディガードがついていて当然なのよ」

アスカは自分を抱きしめるように腕を交差させて、うっとりした口調で主
張する。僕は、彼らをボディガードと考えたことはなかったけれど。あるい
はそうなのかもしれない、と思った。

「ところで、シンジ。優等生の家はどう?」
「え、どうって? 別に……、何でもないよ」
「あやしいわね。年頃の男女が二人住まいしちゃって。さっきの会話だって、『ご飯を用意しておくよ』『あ、ありがとう、シンジ、私、野菜餃子がいいわ』だなんて、そんな会話交わしちゃたりして、まるで夫婦ね」
「そ、そんな! だって、綾波は野菜餃子がいい、だなんて言ってなかったじゃないか」

 アスカは僕の抗議も聞かず、続ける。

「結婚前の夫婦生活のこと、何ていうか知っている? 『ド・ウ・キ・ン』って
 言うのよ。あたし、漢字でも書けるんだから!」
アスカは自分で口にして顔を赤くしている。僕も自分の顔が赤くなっているのが
判った。
「へぇ、ア、アスカって、もうそんな字も書けるんだ。すごいね」
「もう、誤魔化さないでよ。そんなことはいいから、ちょっとあたしにも優等生
の家を見せなさい。というか、このあたしを今晩の夕食に招待しなさい」
 
さらに困ったことになってしまった。
125118=123:2006/03/28(火) 01:07:42 ID:???
>>123で「放課後」とあるのは、もちろん>>119の翌日の放課後
のことです。それと、改行等に失敗して読みづらくてすみません。
126名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/28(火) 01:50:11 ID:???
釈然としないまま、夜のメニューが「野菜餃子」になってしまった。
出来合いのチルド食品を買おうする僕に、アスカはあくまでも手作り
を主張して、ここでも僕は負けてしまった。アスカが手伝ってくれる
わけでもないのに。綾波の部屋をあちこち覗きたがるアスカを放って
おくわけにもいかず、かといって、餃子の餡を包む手を休むわけにも
いかない。

「もう、手間がかかるなぁ」
「判ってないわね。そういう甲斐性が、女心をつかむのよ。今のうち
  に修行しておくと、後が便利なんだから」

ただ、利用されている気がするのだけど。「後が便利」って、それって
「アスカにとって便利」ってことなんじゃないか。
でもこの手作業とアスカが、父さんの「綾波への用」について、色々と
考えてしまうのを忘れさせてくれた。父さんは、いつも綾波をあんな風
に呼び出しているのだろうか。呼び出して、綾波と何を話しているんだ
ろう、何をしているのだろう。
僕の心の中は、ずっと穏やかではなかったのだ。

夜の8時を回ったころ、綾波は帰ってきた。闖入者にちょっと驚いていた
けれど、皿に盛られた山盛りの餃子を見て、もっと驚いていた。

「ちょっとぉ、あなたが帰ってくるまで、シンジは餃子を焼かないっていっ
 て 聞かなかっただからね。炊立てご飯にも手をつけさせないし……もう
 あたし、ペコペコなんだから、さっさと席についてよね」
「そう、碇君、……ありがとう」

 綾波はまた頬を染めていた。

「おかえり、綾波。じゃぁ、これから焼きだすよ」
127名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/28(火) 01:52:53 ID:???
何枚目かの餃子を焼きあげたとき、ドアベルが鳴った。
「なにかしら」
ドアの向こうには、夕刻に見た助手席の男がたっていた。こんな夜遅く
に届け物があったらしい。綾波に一抱えぐらいの箱を渡す。花柄のつい
た包装紙にくるまれた箱は、大きさに比べて、意外と軽いようだ。

「司令から? ちょっと、開けて見せてよ」

綾波が箱を手にしたままぼんやりと見つめたままなので、アスカが
取り上げてテーブルの上でゆっくりと箱を開く。中には白地に緑色
の格子模様の上下のパジャマが折りたたまれていた。広げると手首
と足首裾のところで少し絞りが入り、それからフリルになっている。

「何これ、ダッサイわね。20年前のセンスじゃないの。セカンドイ
ンパクト前って感じよね。あたしたちで選んだほうが、絶対にもっと
いいのを買っていたのにさ。ねぇシンジぃ!」
「うん、どうかな。女の子のパジャマなんて、そんな僕、自信ないか
らさ。ははは」
「あーもう、判ってないわね! あたしに任せておけば問題ないのよ!」

アスカの甲高い声を聞きながら、僕の心は沈んでいった。
……そうなんだ。綾波には買ってあげるんだ。
小学校の先生に預けられていた僕には、こんな飾り箱が父さん
から来たことはなかった。毎月振り込まれてくるお金が不足し
て困ることはなかったけれど、父さんが僕に選んでくれたもの
なんて、ひとつもなかったのに。
  綾波は、さっきからパジャマを手にかけずっと見つめている。

「碇司令……」

小さな声を、僕は聞き逃せなかった。
128127訂正:2006/03/28(火) 02:32:42 ID:???
テーブル>>床

※綾波の部屋に調理用具がもともとなかった可能性が高いのですが、
 シンジの持ち込みと、ショッピングセンターで紙皿などを買った
 ものとお考えください。

ああ、整合性を保つのは難しいものですね。
129名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/28(火) 23:01:21 ID:zgzjCjd5
>聞かなかっただからね。

アスカ様がカタコトよ!
一応指摘

アスカ餃子の件で文句言いながらもちゃんと待ってるのに萌え
130名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/29(水) 00:26:54 ID:???
シンジ『綾波・・・なんで天井に張り付いてるの?』
レイ『スパイダーマンの真似してるの』
シンジ『・・・・こんなとき、僕はどうしたら良いんだろう?』
レイ『真似すれば良いと思うわ』
131127:2006/03/29(水) 01:30:22 ID:???
>>129 げ……、ご指摘ありがとう。

すみません、もうちょっとだけ続きを……。
132名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/29(水) 01:34:24 ID:???
>>127から続く。

餃子もあらかた食べ終えたところで、アスカは居候先の
委員長の家に帰ることにした。

「ちょっとシンジ、暗い夜道をレディひとりで歩かせるつもり?」

アスカにもネルフのボディガードがいるじゃないか、と指摘したら、
耳をつままれドアの外まで引っ張られてしまった。洗いものもあるのに。

月明かりと窓からもれる光に照らされた道路には、人気がまったくなかっ
た。あの人たちは、いったいどこから僕らを監視しているのだろう。
先を歩くアスカの後をついていきながら、僕は誰かが物陰に潜んでいない
か、ついつい周りを伺ってしまう。

「シンジも大変ね。あんなの気にしちゃダメだからね」

唐突にアスカが切り出した。きっと父さんの綾波への贈り物のことだ。

「え、うん」
「それにしても司令も大人げないわよ。昨日、あんたと話していた
 ことだったのでしょ? それをすぐに送ってくるなんてね」
「でも綾波、嬉しそうだったね」
「シンジには悪いけど、あの優等生は碇司令に前から気があるからね」
「え、あ、そうなんだ。別に悪くはないけれど……」
 
そう口にしておいて、僕の言葉は後が続かない。

133名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/29(水) 01:35:27 ID:???
「なぁに、言いたいことがあるなら言っちゃいなさいよ」
「あ、うん。父さんから僕は、あんなプレゼントを貰ったことが
 一度もなかったなぁ、ってね。は、はは」

笑いで誤魔化しつつ本音を漏らす僕に、アスカは思いっきり肩を落とし
てみせた。振り返って僕に顔を向ける。

「鈍い男ね。あんた、本当にお父さんにパジャマ買って欲しいの? その
 歳になって。じゃ、あの箱にあんたの分も入ってたら『わーい』だった
 わけ? ……はぁ。ま、14歳の『少年』なんて、そんなものかぁ」
「え、だって、しょうがないじゃないか、僕はまだコドモなんだから」 

 アスカは、また前を向いた。

「やっぱり私に相応しい大人の男は、加地さんしかいないのかなぁ」

あとは二人とも委員長の家まで黙って歩いた。玄関の前で、アスカは前を
向いたまま、立ち止まった。そのまま僕も止まる。

「シンジ、自分に正直にならないと、大切なものを失っちゃうのよ。ううん、
 正直になっただけでもダメ。勝ち取らなければならないこともあるの」

それだけ言うと、アスカは玄関に走りこんで、

「今日はゴチソウサマ!」

そう僕に声をかけ、家の中に消えた。
134名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/29(水) 08:49:17 ID:???
いいかげんな事言わないでよ!バカシンジのくせにぃ!!

だから何度も言ってるだろ!
加地さんじゃなくって加持さんなんだってば!!



…ウソ…。
135名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/29(水) 18:35:15 ID:???
昨日ANEHAの娘が6thチルドレン候補に指定されましたとさ
>>134
GJ!
137名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/30(木) 00:15:20 ID:???
>>134
ひー。やってしまいました。

しかし書いてみて判ったけど、なかなか先に進まないものですね。
まだ半分くらいか。はっきり言って話がトロイよ。
今リアル仕事がヤバイので、いづれまた……。
138名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/30(木) 14:53:24 ID:???
綾波今日誕生日なんだって!?



おめでとう



的な物よろしく
139名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 12:34:17 ID:???
って、おい!!


完全にシカトかよ!!
140名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 14:11:11 ID:???
人に頼ってないで自分で書けと
141名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 18:49:39 ID:???
誰への要請かも曖昧ですしね。

物販目的の誕生日設定に乗るのは、なんというか……。

「誕生日おめでとう」
「おめっとさん」
「めでたいなぁ」
「……ありがとう。碇君、みんな」

とか以上に私には思い浮ばないよ。
誰か上手な人ヨロ。
142名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 20:23:28 ID:???
で、さらに>>133から続きを……。
いやもう期待されてなくとも、妄想が止まらないといいますか、
記念すべきこの「32日」中に終わらせたかったので。
がんがん端折ってますがそれでも長いです。
スレ汚しですみませんが、飛ばしてください。
143名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 20:27:31 ID:???
綾波の家への帰り道、アスカの言葉がずっと気になった。
僕は、本当に父さんに買って欲しかったのだろうか。
もしあの箱に、僕の分が入っていたら、嬉しかったのか。
「違うな。そうじゃないんだ」
きっと、僕は……。だがそれ以上に考えをまとめられなかった。
答え自体はわかりきっていた。でも、今は言葉に置き換えて、
それを認めたくなかった。だから、そこまで来ると、またアスカ
の言葉に逆戻りして、一から同じ考えを辿っていく。綾波の部屋
に辿りつくまで、幾度となく同じフレーズを繰り返した。

部屋に戻ると、綾波はもうあのパジャマを着て、ベッドの
なかで本を読んでいた。顔をあげると、眼鏡を掛けている。

「あれ、眼鏡をかけているんだ。その眼鏡、前に見たとき
 は壊れていたよね」
「治してもらったの。レンズには度はほとんど入っていない
 わ。これは、大切なものだから……」
「男物っぽかったけれど?」
「ええ、そうよ。碇司令がかけていたものなの」

いつもより、よく喋る綾波。やはり嬉しかったのだろうか。
僕は父さんの眼鏡をなぜ綾波が持っているのか、尋ねたい
思いも強くあったけれど、別の質問に逃げてしまう。

「そのパジャマ、似合っているよ。アスカはあんなこと言っ
 ていたけれど、僕は良いと思うな」

綾波は、とても嬉しそうに微笑んだ。
144名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 20:30:23 ID:???
夜はもう随分と遅かった。昨日の就寝時間を考えれば、綾波は、僕の帰り着
くのを待っていてくれたのだ。そういうことは、綾波は何も言わない。シャ
ワーだけ浴びさせて貰って、すぐに寝ることにした。
綾波のベッドのしたに敷いた布団に横になると、綾波は明かりを消した。

「おやすみ、綾波」
「おやすみなさい、碇君」

カーテン越しに外からの明かりが部屋の輪郭を描いている。ベッドの上下
で、寝物語に、綾波と父さんとの間の絆の話を聞いた。

「……だから、私には碇司令しかいないの」
「そうなんだ……。それは好きってことなのかな? 
 綾波は父さんが好きなの?」
「判らない……。ただ碇司令を失望させたくないの。あの人に
 失望されたら、私の価値が失われてしまうから」
「そう……。父さんと、綾波。よく判らないけれど上手くいけば
 いいね。上手くいけばいいと思うよ」

一言一言自分を偽って口にする。自分の胸をノコギリで撫でるような思い
がした。綾波はその言葉に含まれる嘘を感じ取ったのだろうか。いつもの
ような平板な声に戻って、僕に答えた。

「碇君が考えているような関係には、決してならないわ。碇司令が見ている
 のは、ただ一人の女性だけよ。私は、司令にとって、ただの通り道……」

僕には綾波の言っていることの半分も判らなかった。でもこれが大人の恋愛とい
うものなのかもしれない。アスカのリアクションがいつも予想できないのと、同
じことなのだろう。僕はもう何も綾波に尋ねず、綾波も語らなかった。

――その夜、僕は夢を見た。
145名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 20:32:22 ID:???
子どもの頃の夢だった気もする。判らない。セカンドインパクトの夢のよう
な気もする。自分は経験をしたことがなかったけれど、何度も大人たちの体
験を聞いているうちに、僕らもソレを知っているような思いでいたから、夢
に見ても不思議ではなかった。

とにかく、僕は夢のなかで、小さな子どもだった。何かに迫られていた。僕
の身体は左右に揺れている。僕の名前を呼ぶ声が遠くからする。なぜか、そ
ちらにいっちゃいけない気がするのに、僕の身体はどんどん声のする方に流
されていっていた。僕は強く目をつぶる。

目をつぶる行為で、僕はこれが夢なんだと気付いた。目を見開くと、パジャ
マ姿の綾波が僕の顔を覗き込んでいた。もう朝になっていた。

「うなされていたわ」
「あ、ごめん。ちょっと……。ははは、恥かしいね。ちょっと悪い夢を見
 ちゃった」
「もう、大丈夫?」
「うん、平気。綾波ありがとう」
「そう、良かったわね」

綾波のその声で、僕は気付いた。

「あ、そうだった。それは母さんが着ていたんだ」

綾波が目を大きく見開き、声にならない息を漏らした。
146名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 20:36:32 ID:???
「うん、父さんが綾波に、って贈ったそのパジャマ。新品だけれども、母さ
 んが着ていたのと同じ柄だったような気がする。だから、実はさっき
 綾波を見て、『母さん』、と口にするところだったんだ。すっかり忘
 れていた。そうか。綾波のパジャマで思い出せたよ。ははは」
「碇君の母さん……ユイ……碇司令の、大切なひと」

綾波は独り言のように呟く。僕の母さんの名前を呼び捨てにしたのには少し
驚いた。気が付くと綾波の頬を涙がつたっていた。

「どうしたの、ごめん。何か悪いことをいった?」

唐突なリアクションに困惑してしまう。綾波も自分の涙に束の間驚いたよ
うだったが、涙は次から次へと流れていく。

「涙……なのね。私は……私はあの人の人形じゃない。私は人形じゃない」

何度も繰り返しながら、綾波は体をどんどん丸めて、小さくなっていく。

「ごめん。本当にごめん。綾波は、綾波だよ。僕の目の前にいるのは、
母さんじゃない。綾波レイだよ」

崩れ落ちていく綾波を抱擁して、僕は綾波に答えた。これが彼女の求めて
いる答えなのかは判らなかったけれど。

綾波は僕に顔を向けると、かすかに、弱弱しく微笑み、僕の手をあるか
ないかの力で握り締めた。

「碇君。私のこと、ずっと覚えていてくれる?」
147名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 20:39:00 ID:???
その日を境に、綾波はゆっくりと心を開くようになった。教室でクラスメ
イトたちとの会話に笑う姿も見られるようになった。もっともアスカと口
喧嘩をするようになったのは、ちょっと予想外なことだったけれども。
それでも二人の間にも、以前よりずっと深い絆を感じられた。

綾波と僕との間もまた、お互いの「いたわりあい」が愛情に変わるのに、
それほど時間はかからなかった。

「シンジ君、どう、レイとの二人暮し? 最近うまくいっているんだっ
 て? このー、隅に置けないなぁ。羨ましいぞ。このこの。私に感謝
 しなさいよー」
「ええ、ミサトさん。ミサトさんのマンションを建てた会社には、いつ
 も感謝していますよ」
「ちぇっ。可愛くないやつだなぁ」
「そうよ。最近のシンジは付き合い悪いんだからっ! 3人で待たされ
 ると居場所がなくって、本当に困っちゃうわ。私のテスト結果が悪かっ
 たら、このバカップルのお陰だからね!」
「シンクロ率は、表層の心の動きでは変化しないわ」
「ねえねえ、聞いた? 今のファーストの言葉。冷たいと思わない? 
 ミサト、早く4人目を連れてきてよ!」
「あ、うん。まだ報告が私のところに届いてないんだけれど、たぶんそんな
 にかからないと思うわよ。あは、あははは。じゃねぇ」
「ああ、ミサトぉ! 私をこんなところに置いていかないでぇ」

でも、そんな楽しい月日は長くは続かなかったのだ。ミサトさんの家の耐震補
強が終わったせいではない。そんなのはどうでも良い。

僕は自分の手でトウジを傷つけるはめになった。綾波は随分と慰めてくれたけ
れど、僕は自分と父さんを許すことができなかった。そして、綾波の自爆攻撃。

奇跡的に助かった綾波。でも彼女が僕の記憶を失っていることを、リツコさん
から告げられた。
148名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 20:42:23 ID:???
爆圧のショックで、直近数日間と若干の記憶がなくなっている、とリツコさん
に聞かされたけれど、その「若干」に僕とのすべての記憶が含まれていた。
ネルフのみんな、学校のみんな。その中で、ただ僕だけが、一緒に生活をして
いた僕だけが、彼女の頭から抜け落ちていた――。
149名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 20:44:06 ID:???
「……碇シンジ君。ここまで見せれば、ここで綾波が何をしていたか
判るわよね。あるいは何をされていたのか」

リツコさんの声が頭上から響く。僕は頭を抱えて、うずくまってしまった。
ネルフ本部の地下で、リツコさんに連れられてミサトさんと次々信じられ
ないものを見せられてきた。何体ものエヴァの墓場。母さんの消えた場所。

そして培養プールの中に浮ぶ何体もの綾波。

僕らの声に反応して、一斉に僕らに虚ろな目を向ける綾波たちの真中。
脳のような装置の下に、裸の綾波が一体、ガラスチューブのなかに眠っ
ていた。

リツコさんが、綾波を包むガラスに近付き手を触れる。綾波がまぶたを
開いて、僕たちを見つめる。

「これが、今の綾波レイよ」

もう何も知りたくなかった。知りたくもなかった。

「あの自爆攻撃のあと、病室であなたが見舞いに行ったレイがこの彼女。
あなたの記憶だけなかったことの説明がこれね。あなたとこれまで一緒
に住んでいたレイは、エントリープラグ内で、黒焦げの状態で見つかっ
たわ。検死しようにも、ほとんど炭クズだったわね」

リツコさんの言葉に吐きそうになる。

「ちょっとリツコ、あんたワザとそういう言葉遣いをしているわね!
 シンジ君に、レイに何の恨みがあるの?」

リツコさんが肩を竦めて、コントローラを手にとった。
150名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 20:45:59 ID:???
「あなたについて記憶を失っていたのは、ここでそう操作したの。
 もっとも自爆前の記憶がないのは、単にバックアップがなかっただけ
 だけれど。あなたのことを忘れていたのは、理由のないことではなかっ
 たの。すべてあなたのお父さんの意志がそうさせたことよ」
「判んない、判んない、判んないよ! そんなの。変だよ。なんで綾波が
 そんなことされなきゃならないんだよ!」
「リツコ、レイの記憶を取り戻すことはできないの?」
「理論的にはできない相談ね。記憶そのものを削除したのだもの」

レイは、ガラスの向こうから僕たちをずっと見つめている。この瞳には覚え
があった。そうだ。僕たちが出会ったころの眼差しだ。あの朝までの、綾波
の瞳なのだ。

―― ここで何をしている?

背後からの静かな声。それは父さんの声だった。
151名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 20:47:27 ID:???
僕らに拳銃を向けて父さんが入り口の方から近付いてくる。
戟鉄を起こす音がした。父さんは本気なんだ。ミサトさんが自分の拳銃
を背中に隠し持ち僕らをかばうようにして前に立った。

「碇司令、私たちの知らない秘密を随分とお持ちのようですわね」

ミサトさんが平静を装って父さんに向かう。でも背後の手には脂汗が光っ
てみえるぐらい浮いている。

「君らが知る必要のないことだ。それよりも、その後手にもった銃を捨て
 て、手を上げて欲しい」

ミサトさんは溜息をついて父さんの言葉に従う。コントローラをもったま
まリツコさんが、ミサトさんの肩にもう一方の手を掛けて下がらせ、さら
に一歩父さんの前へ出る。

「あら、司令。わざわざご自身でいらして。そんな物騒なものを構えて、
 どうしたのです? いま、ご子息にちょっと社会見学をしていただいただ
 けですのに」
「勝手な真似を許すわけにはいかない」
「私を売り渡した、ほんのお礼をいたしましたまでですわ」
「……シンジとは関係ないだろう」

薄暗い研究室に、哄笑が響いた。リツコさんが、胸を痙攣させるように
笑っていた。

「何か、ご子息に知られたくないことでも?」
152名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 20:49:54 ID:???
父さんは応えない。たまらず一番後ろから、綾波の一番近くから、僕は父
さんに叫んだ。

「父さん、綾波の記憶をいじったの?」

父さんは、しばらく口を閉ざし、やがて小さな息を吐くように、低く真実
を告げた。

「ああ。お前のことなど、レイには不要な記憶だからな」

僕と綾波との記憶が、不要。
どういうことなのか、僕には理解できなかった。ただ、僕にもわかった
ことがある。

この男は、愛を求めるに足らぬ詰まらない男であったのだと。

「こんなところで銃など振り回したら、私たちの背後の、あなたにとって
 大切なオモチャに当たるかもしれませんわよ。そのオモチャで私を撃つ
 なら、ちゃんと私だけをよく見て、私だけに当ててくださいね」

そう言いながら、リツコさんはコントローラのボタンを押した。プールの
なかの綾波たちの身体が、ものすごい速さで崩れていく。悲鳴すら上げな
いで消えていった彼女たちのなか、「今の綾波レイ」は、チューブの中で
苦しみだした。

「やめろ! やめるんだ」

父さんがリツコさんに発砲する。
153名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 20:51:30 ID:???
一瞬早くミサトさんが父さんに体当たりして、弾はプールのガラスに当たっ
た。何体もの綾波を飲み込んでドロドロになった液体が噴出し、小さな丸
いヒビを瞬く間に大きな亀裂へと成長させてしまう。リツコさんは

「大ハズレ―」

と、けたたましく笑っている。
綾波は、もうほとんど反応を示さない。僕には綾波の名前を叫びつつ、ガラ
スチューブを叩くことしかできない。

「レイ……、レイ……」

父さんが走りよって、リツコさんからコントローラを奪い操作した。
開いたチューブからぐったりとした綾波が転がり落ちた。

「綾波!」

「どけ!」

父さんは僕を突き飛ばして綾波を抱きしめる。「何すんだ!」と怒鳴る
僕の声はとても自分の声とは思えなかった。父さんへの憎しみがこもっ
た割れ声。でも、誰も聞いてはいなかった。
154名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 20:53:33 ID:???
「いかりしれい……ありがとうございました……」

瀕死の綾波の声は切れ切れにしかでない。

「レイ……!! 生きるんだ! 私を置いていくな!」

泣き叫びながら覆い被さる父さんの身体の隙間ごしに、傍に座り込んだ僕
へ綾波は赤い瞳を向けた。濡れた眼差しに、一際鮮やかな光が点った。

「あなたを、しっているわ……。あなたは、わたしの……、いかりくんね」

本当にかすかな声でそれだけ言って、綾波の口は二度と動かなかった。
155名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 20:56:59 ID:???
ひとまず完結です。

もし読んでいただけたのなら、ありがとうございました。

そして、飛ばした方、駄文読ませるな、とお怒りの方、
今日は4月1日、エイプリルフールということで、ご容赦
いただければ幸いです。

とりあえず、私はまた仕事に戻らないと。32日表示、恨むよホント。
156名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 21:06:12 ID:???
GJ!でいいのかな・・・普通に泣いてしまった・・・
157名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 21:31:02 ID:???
レイタン死んだの?
158名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 21:35:46 ID:???
死んじゃたのかーーー



orz

g、G・J・・・(泣}
159名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/03/32(土) 23:31:55 ID:7PGTXeVG
いい話っていうのも変だけど感動した
160名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/02(日) 01:56:52 ID:???
名作
161名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 16:30:32 ID:ut0vFJ3+
泣いた
162名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/03(月) 20:44:19 ID:???
ああ・・鬱だ



orz
163名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 13:43:09 ID:???
名作をみんなに
164名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/04(火) 23:33:38 ID:???
勿体ないほどの好評ありがとうございました。

今回の作品は色々端折っているし、描写はト書き程度だし、
伏線の放置も残念なのですが、またいつか、何かまとまった
ものを書ければと思います。
ではでは。
165名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/05(水) 01:29:45 ID:???
>>164これからもよろしく
166名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 12:12:24 ID:???
職人町
167名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 16:07:36 ID:???
シンジ『今度、ミサトさんのマンション補修工事があるから、終わるまで綾波と住むことになったんだ
一応、父さんにも報告しようと思って・・・』

ゲンドウ『問題ない。だが1つ言っておかなければならないことがある』

シンジ『何?』

ゲンドウ『レイを磁気に近づけるな』

シンジ(・・・・・・綾波って何なんだろう?)
168名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/07(金) 21:06:20 ID:???
>>149
炭クズ・・・・いややな〜。
リアルに想像できてくるんだよ・・・・・

でも上手だった。このアンハッピーエンドのあんばいは、
森村誠一小説のブチ切れぐあいを彷彿とさせるよ・・・・・
字で書くと「予備体破壊」なんだけど、リアリティに恐怖を覚えた。
これからも精進して、さらなる目標に邁進してください。
169名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 00:56:29 ID:???
3年間も会ってない父からの手紙で呼ばれた僕。
用件はロボットに乗って戦えということだった。
乗りたくなかったが、僕が乗らないと、この女の子が乗らなくちゃいけないらしい
ので、逃げちゃダメだと自分に言い聞かせてしぶしぶ乗った。
これで死ぬと思ってた。それに死んでもいいと思ってた。
しかし、なぜか良く分からないが使徒と呼ばれる敵に勝ち、ここ第3新東京市に住むことになった。

だが、ネルフの個室は満員でどこも使えないという状況だった。
もしかして野宿?そんな不安が僕の頭をよぎる。
すると思いがけない事をいわれた。
さっきの女の子の部屋で一緒に住めと・・・。

待て待て待て。何を考えてるんだ。
反論したが、嫌なら野宿と言われ、しぶしぶ承諾する。
でも、あっちは迷惑だろうな・・・。
170名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 01:04:59 ID:???
僕とミサトさんは了解を得るため、さっきの女の子のいる病室へと向かう。
入院中だそうだ。
どうせ嫌だって言われるんだろうけど。

彼女のいる病室へと入る。
う・・・改めて見るとすごく可愛いじゃないか。
こんな子が僕と一緒に住んでくれるはずないよな。

え?構わない?
以外だった。
彼女はしばらくここで入院してるらしいので、勝手に部屋を使ってていいと言われた。

そんなこといってもなぁ・・・女の子の部屋に1人で入っていいもんだろうか?
まあ、本人がいいといってるので良いことにする。
僕って勝手だな。
鍵を貸してくれと頼む

え?ない?掛けてない…
なんと無用心な。
田舎ならまだしも、ここは都会中の都会だというのに。
この子の初印象は『変わった女の子』だった。
171名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 01:10:30 ID:???
住所を聞き、彼女の部屋へと向かう。
この辺だけど・・・ずいぶん寂れてるな。
人通りも少ないし。
なんか嫌な予感がした。

マンションに着く。
しかしいかにも崩れそうなマンションだった。
誰か住んでる気配もない・・・。
でも住所はここであってる。

僕は恐る恐る彼女の部屋まで行く。
ここ・・・???????????
クエスチョンマークが11個も付くほどだった。
これは人の部屋なのかと。
床は汚いし、壁はコンクリートむき出しだし・・・
本当に彼女はこんな部屋で暮らしてるんだろうか・・・
172名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 01:18:08 ID:???
血だらけのまくら、血だらけの包帯、ビーカーに入った水・・・。
普通の女の子の部屋にはないようなものが沢山。
そして僕はこれからここにすまなくてはならない。
先が思いやられた。

せめて部屋をかたずけようと思ったが、
部屋主の彼女の許可なく掃除したら駄目だと思い断念する。
僕は椅子に腰掛けボーっとしていた。
テレビすらないんだから。

日も暮れ、夜になった。
気は進まなかったが、シャワーだけでも浴びようと思い、風呂場へ向かう。
ところで、この風呂にシャワーは付いてるんだろうか?
こんな部屋だからシャワーなんてない気がした。

よかった。付いてた。
シャワーを浴びながら僕はこれからどうなるんだろうかと考えていた。
人類を守る仕事・・・か。
173名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 01:25:45 ID:???
乙。

ふふふ、これからどうなるんでしょうw
174名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 01:39:17 ID:???
・・・昨日は寝れなかった。
いきなり環境が変わったし無理もないか。
学校にはまだ行かなくて良いそうなので、
部屋主である彼女のお見舞いに行ってみることにする。

部屋を出て、ネルフへと向かう途中、僕は思った。
僕は使徒を倒したロボットのパイロットだ。いわば救世主だ。
人通りの多い所に出たら、アイドルのように人が寄ってくるんじゃないか。
どうしよう・・・サインの練習もしてないのに。

そんな不安も意味なく、人の多い所に出ても誰もよってこない。
それどころか見向きもされない。
そういえばテレビで取材もされてないな。
パイロットの顔が分からないのは当然か・・・。
安心したような、がっかりしたような気分だった。
175名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 01:52:49 ID:???
ネルフへ着き、彼女の病室前まで来る。
どうしよう・・・緊張してきた。
意を消して病室へと入・・・れない。
カードキーが必要らしい。参ったなあ・・・。
僕はなんとなくテレホンカードを通してみる。


開いた・・・・。

なんだこのセキュリティは・・・。
意味ないじゃないかww

・・・しまった!にやけてたのを彼女に見られた!
変な奴だと思われただろうな・・・きっと。
とりあえず、挨拶をする。

そしたら彼女は『何しに来たの?』と僕に言ってきた。
病室に来たんだからお見舞いに決まってじゃないか・・・。
もしかして・・・嫌われてるのかな、僕?

なんかあまり喜んでなさそうなので
お見舞いに持ってきた果物を置いてさっさと帰ろうと思ったが、彼女が名前を尋ねてきた。
そういえば自己紹介してなかったな・・・。

自己紹介をすると『碇指令の・・・子供?』と聞かれたのでそうだよと答えておいた。
一応、戸籍上はそうなってるけど、あんなの父親とは思っていない。

え?あまり似てない?確かに。
僕はお母さん似なのかもしれない。
176名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 01:57:22 ID:???
なんかスレタイとずれてきた・・・
177名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 02:05:01 ID:???
いいと思うよ。
綾波の部屋で暮らす、ちょっと長めも可なスレ。ってぐらいでいいじゃん。
他がショートなのばっかりだしさ。
178名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 12:17:51 ID:???
期待
ちなみに、「かたずける」じゃなくて「かたづける」ね。
179名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 12:54:56 ID:???
かたづける、とかぬかづく、とかは単純明快でいいんだが、
地面はじめんと書くべきなのか、それとも本来通りぢめんと
書く方がいいのか悩む
180名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 14:46:07 ID:???
ヨイネー(´ー`)/
181名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/08(土) 21:25:54 ID:XG5E1Lzo
じめんじゃない?
182名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 23:27:45 ID:???
津付き街
183名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 23:40:19 ID:???
そういえば、この子母さんに似てるような気もする。
あくまで気がするだけ。
遠い昔のことだから顔もあまり覚えてない。

そういえばこの子の名前を聞いてなかった。
今更だが聞いてみると、綾波レイというそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・会話がなくなってしまった・・・
どうしよう、この沈黙。
もう帰るべきだな・・・うん、そうしよう。

と思ったが、彼女がある1点を見つめてることに気づく。
その1点は僕が持ってきた果物だった。
食べたいのかな・・・?

食べたいの?と聞くと『手、使えないもの・・・』と言われた。
そういえば両腕を怪我してる。

え?・・・・・食べさせて?
・・・・・・・・・・

184名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/10(月) 23:51:17 ID:???
・・・ま、まあ、誰も見てないし、いいか。
そう思って僕はりんごを切り、爪楊枝で挿して彼女の口元へと運ぶ。

シャリシャリ…
静かな病室内で彼女がリンゴをかむ音だけがかすかに聞こえる。

僕も食べたくなった…1つもらおう。
これはこれは、とても美味しいリンゴだ。
少しでも話そうと思い、おいしいねと言ってみる。

・・・が、彼女はまだリンゴを噛んでいた。
1分後、やっとリンゴを飲み込んだ様子。
リンゴを1分間も噛む人なんて始めて見たよ。

何でそんなに噛むの?と聞いたら
『喉に詰まるから』と。
リンゴで喉詰まらす人いるのかな?

思った以上に変わった人だな。
185名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 00:19:05 ID:???
リンゴを全部食べ終わると、彼女…綾波はまた果物を見つめていた。
もっと食べたいらしい。
口で言ってくれよ・・・。

切るのが面倒になってきたので、ブドウを綾波の口元に近づける。
しかし彼女は口を開かない。
どうしたの?と聞くと『ブドウ…あまり好きじゃない・・・』

ならもっと早く言ってほしいと僕は思った。
あえて言わなかったけど。

仕方がないのでまたリンゴを切って彼女に食べさせる。
しかし食べるのが遅い…。
綾波が食べてる間、暇なので彼女のほっぺの動きを観察してた。
特に意味はないけど。

だいぶ時間もたったし、彼女も空腹が満たされたようなのでじゃあねと言って病室を出ようとする。
すると『また、来てくれる?』と言われた。
案外気に入られてるのかもしれない。
いや・・・もしかしたら果物が食べたいだけかも。
とりあえず、もちろんと返答して病室を出る。

帰りにデパートに寄った。
あの部屋をリフォームするためだ。
リフォームと言ってもカーテンつけたりするだけだけど。
ネルフからお金はたっぷりもらってるので、遠慮なく買いあさる。
持ちきれないので、明日、宅配便で送ってもらうことにした。
186名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 09:57:04 ID:???
キール「諸君、死海文書の解読によって驚くべき事実が発覚した…
この地球そのものがアネハ物件だったのだ!!」
187名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 11:08:44 ID:???
左様「左様、我らがジオフロントと呼びし地底の空洞。あれは単に
   施工ミスでできた気泡に過ぎなかったのだ。下手に暴れれば
   大地が傾くよ」
188名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/11(火) 23:21:25 ID:???
>>183-185乙!綾波がかわいいよ(´ー`)
189名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 00:25:41 ID:???
次の日、またお見舞いにいった。
綾波も毎日ベットで寝てるだけじゃあ暇だろうな・・・。
そう思って、僕は新型ゲーム機のPSPを買ってあげることにした。
ソフトはぷよぷよでいいかな。

そしてネルフの病院につく。
廊下で父さんとすれ違ったが、父さんは歩きながらニヤけてPSPをやっていたため
気づかなかった様子。
すれ違った後、父さんが曲がり角で壁にぶつかったのを見て、思わず吹いてしまった。

そんな珍現象を見た後、彼女の病室へ。
入るにはセキュリティカードが必要だが、昨日と同じくテレホンカードで通る。
今度はバスカードで試してみよう。
190名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 00:32:01 ID:???
綾波はベットで横になっていた。
けが人だからあたりまえだけど。

腕の包帯が取れてるのを見ると、腕のほうはもう直ったみたい。
すごい回復力だな。

早速僕は、お土産のPSPを渡す。
綾波は『何、これ?』といってきた。
どうやらゲームを知らないらしい。
ますます変わった子だなと思った。

綾波に電源の入れ方を説明し、彼女が電源を入れる。


ヒューン
・・・ソフトが飛んでいってしまった。
PSPまで僕をバカにする気なのか。
めげずにもう1度電源を入れる。

ヒューン
まだまだ・・・

ヒューン
191名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 00:34:25 ID:???
・・・そういえば聞いたことがある。
PSPは初期不良が多いと。
これはおそらく不良品だろう。
あとで交換してもらおう・・・。

綾波はというと、さっきから何度も電源を入れ、その度にソフトを入れてる。



綾波、ひょっとして楽しいのかな?
192名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 01:18:59 ID:???
乙。

よく知らないのだが、PSPってソフトが跳ぶ現象がおこる場合があるの?
193名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/16(日) 02:21:30 ID:???
ボンバー
194名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/17(月) 23:57:42 ID:???
レイ「碇君!今!」
シンジ「ウン!」
195名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/18(火) 22:30:48 ID:???
あげ
196名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/24(月) 11:17:45 ID:???
保全さげ
197名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/26(水) 23:27:36 ID:???
^^
198名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/04(木) 01:53:18 ID:???
ほしゅ
199名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/08(月) 00:45:44 ID:???
保全さげ
200名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/09(火) 02:27:38 ID:???
200
201名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/14(日) 13:44:48 ID:???
保守
202名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/15(月) 14:14:24 ID:YKJdGUN/
ただいま最下層、上へまいりま〜す♪
203名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/05/15(月) 15:04:52 ID:???
もうヒューザーネタ飽きた
204名無しが氏んでも代わりはいるもの
>>203飽きたなんて寂しいこと言うなよ・・(´ー`)