きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ part7
「ねぇ、アスカ。ほんとうにやるの?」
「しつこいわねえ。何度も同じこと訊かないでよ、バカシンジ!」
「だって、自分のヒゲだって剃ったことないのに、アスカのヘアなんて
うまく剃れるかわからないよ」
「だから、このあたしが最初の実験台になってやろうっていうんじゃない。
ファーストが一本もないパイパンなんだから、チームワークを高めるためにも
同じような姿になろうとする、どう、この犠牲的精神!」
「なんか、アスカって自分のためだけにやってるような気がするんだけど……」
「なによ、なんか言った!」
「あ、いや、なんでもないから」
「さっさと用意しなさいよ、まったくグズなんだから!」
アスカはシンジを引っ張ってバスルームに連れ込むと、バスマットを敷いて
Tシャツと短パン姿のまま、仰向けに横たわった。
「あ、あのアスカ。そのままじゃ、剃れないんだけど」
「あんたって、ほんとにどこまでも鈍感なバカシンジね!あんたに脱がせて
欲しいから、わざわざこんなかっこうしてんじゃないの」
「そうだったの。ご、ごめん」
「ほら、さっさと脱がしなさいよ」
「う、うん」
アスカはシンジに向かって、突き出すように腰を上げた。
シンジは短パンのボタンをはずし、ジッパーをおろしてアスカの長い脚から抜き取った。
(あれ?アスカ、こんな下着持ってたのかな)
アスカは弐号機のボディカラーと同じ、真紅のストリングスショーツを着けていた。
「今日みたいな特別な日に着けてるのよ。だから、大事に扱うのよ。粗末に扱ったら承知しないからね」
アスカはシンジの心を見透かしたように言った。
「わ、わかってるよ」
シンジはアスカが広げた両足の間に膝で立ち、両脇で結ばれているストリングに手をかけようとした。
「あんたバカァ!大事に扱えって言ったばかりでしょ」
「えぇっ。じゃあ、どうすればいいんだよ?」
「いちいち言われなきゃわからないのね。最初にあたしがあんたを歓ばせるとき、どうしてるか考えてごらんなさよ」
「あ…、そうか」
「やっとわかったのバカシンジ。早く、やってみなさいよ」
「それじゃあ」
シンジはアスカの太股を抱えるようにして、股間に顔を埋めた。
「ちょっとシンジ、なにすんのよ。脱がしてくれって言ったのよ。誰が舐めろって言ったのよ!」
シンジは舌を伸ばして正確に精妙にアスカのショーツの輪郭をなぞり始めた。
ショーツの端から微かに出ているアスカのヘアーの感触はシンジの舌先に例えようのない感覚を呼び起こした。
「バカ、ちがう。あぁ、だめぇ…」
アスカは両腕で顔を覆うようにして抗議とも、吐息ともつかない声を上げた。