トゥルルルルルルルル。
「ん?またセールスかな?」
シンジが部屋へ戻ろうとすると、突然電話の音が騒がしく鳴り響いていた。
彼と同居してからというもの、加持のマンションには
ひっきりなしにセールス関係その他の電話がかかってくる。
「加持さん、今は僕が出るよ。」
シンジはさっきまで動悸していた胸に拳を置いてすぅぅーはぁぁーと深呼吸し、
気を落ちつけてから、受話器をとった。
「はい加持です」
『…………………………』
「あの、加持ですが?」
『……………………………………………………。』
「もしもーし。」
『……………………………………………………ハァハァ』
シンジは顔を赤らめると加持に助けを求めた。
「もうっ。また悪戯電話みたい。」
「たまにかかってくるな。例の無言電話か?」
「うん」
「またかよ…」
「おまけにまた(*´Д`)ハァハァ言ってる。」
加持が逆探したら先に切られたが、悪戯電話の犯人はシンジの声だけに反応していると分かった。
どこの馬鹿かは知らないが、恐らく敵はホモ。しかもなかなかの変態らしい。
きっと犯人は無言で威圧してシンジの怖がる反応にショタ心をくすぐられて楽しんでいるのだろう。
「俺に代われ」
「はいっ。」
受話器をひったくると電話の向こう側から荒い息づかいが聞こえてくる。
加持は声帯模写を使ってシンジになりきり応対をする。
「あのお…お兄ちゃん?もしかして僕とエッチしたい?」
『……………………………………………………ハァ……ハァハァ(*´Д`)ハァハァ』
「もしお兄ちゃんがよければアナルセックスしちゃってもいいかな。最近人恋しいんだ」
『………………………………………ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ』
(…………………オナーニを始めてやんの………やっぱ馬鹿だ……………………………)
声の主には聞き覚えがある。石○彰の声だった。加持は一転しドスの声で相手をあしらう。
「おい、フィ○ス。テメーだろ。テメーの金玉ぶっちぎって蹴り潰すぞゴルァ」
『……………………!!』
「お前の親に伝えろ。『とっととくたばれ、くそジジイ』ってな!!」
がちゃ。つーつーつー。
「ばーか」
「ハァ…またカ○ル君だったの?」
「ああ。俺たちの関係に嫉妬してるらしいな。あのホモ野郎…。」
二人は深い深い溜息をついた。沈黙が彼らを押し包む。
小学生の頃イスラ○ルに旅行中、シンジは直接カ○ルに告白された。
その時は懸命に断ったものの、フィ○スの少年は未だに諦めきれていないらしい。
用もないのに電話が来るからといって、たいした被害がある訳ではない。
が、はっきり言って加持にとって、カ○ルやら○ーレやらの存在はかなりうっとうしい。
「あのさ、加持さん。」
「ん?」
「加持さんってカ○ル君みたいにゲイには興味あるの?」
「……………。どうして??」
とぼける加持にシンジは勇気を振り絞って消え入りそうな声で誘う。
「時々思うんだ。加持さんなら、あげてもいいかなって。
僕たちが早いうちに付き合い出せば諦めてくれるかもしれないよ」
シンジはそのまま、真っ赤になってうつむいてしまった。
昼行性でありながら夜にセックスするサルは、人間をおいて他にはいない。
ニホンザルはセックスもマスターベーションも隠さない。
昼間だろうが青姦だろうが現場を見られようが性器を見られようが平気だ。
当然動物なんだから当たり前だ。セックスを恥らっていたら子孫は繁栄できない。
これは彼らが一般に言うところの「下等」だからではないだろう。
彼らは良くも悪くも、サルの世界にはそんな心など必要ないのである。
ただ霊長類学者の間で、 「そもそも原始の人間は一夫一妻制か一夫多妻制だったのか?」
という議論が続いているらしい。あるものは未開部族の例をだして、乱婚性だったといい、
別の学者はオスとメスの性差をとりあげて、一夫多妻制だったという。
主流派の部族=現代人の例を取上げて一夫一婦制だという人もいる。
一番正しそうに思われるのは、混合型。つまり一夫一婦制であり乱婚制であり、一夫多妻制。
その理由は、人間の婚姻関係には浮気や嘘が付きまとい、常に表と裏があるということ。
繁殖戦略。性のテクニックや、男が女を、女が男を騙し、
自分に有利に、あざむこうという術策。それら諸々の情報が多様で、
しかも各個人に固有であればあるほど、情報は隠される。
つまり自分の遺伝子を繁栄させたい人間のオスやメスは
己の性情報を有利に展開できるよう、嘘を付くようになる。
やがて大脳と文化が発達すると、感情面で本能にすり込ませ、恥ずかしい事と隠すようになった。
ただ別の存在が介入して奪おうとしてくれば、そうも言っていられない。
現在シンジと加持は、視線が合うと反らせなくなる。
つまり敵(?)の存在は本能面で恥じらいを消し去る効果があったということだろう。
「男女の関係で付き合ってくださいって事?」
「う…うん。」
「どこが気に入ったのか知らないけれど、俺はシンジの王子様じゃないからね」
しかし加持の目は完全に性欲の全てを語っている。
(お前のちんたまは誰にも渡さないからな。大事に大事に育ててやる。
まだ14歳。小さいうちから悪い虫が付いてたまるか)
「僕だって…普通に普通の男の子のつもりだけど」
(やさしく…してくださいね)
もはやシンジと加持は本能で頭がパニックになっているらしい。
まあしょうがないじゃないか。こいつら、ケダモノだもの。
理性が起き上がろうとしたら、互いに肩が近づいて、互いの唇が塞がれた。
「んんっ…」
ピチャピチャ…。二人の長いキスが続く。舌先と舌先が互いの歯を嘗め始めた。
「んんんっ、んっ、んむっ 」
舌はとても甘い味がして、シンジは体が芯からとろりととろけていきそうな快感に襲われる。
クチュ、クチュと唾液を吸い付き合う隠微な音が口の中に響きわたった。
キスはいつの間にかディープキスに変わり、舌を絡めながら縦横無尽に 双方の唇を貪りあう。
シンジのズボン…いや、ショートパンツ、というべきか…に加持の手が伸びる。
器用にベルトのバックルが外され、シャツのボタンが外され、
服が脱がされ、ジッパーをずり下ろされ、あっという間に半裸にされ、
シンジのそそり立つ股間を覆っている柔らかい布切れに手がかけられ。
加持はシンジにうしっかりまとわり付いているふんどしみたいな覆いを引き剥がしていく。
蝶結びにされた紐パンツがゆっくりと解かれ、しゅるんとずり降ろされ
肌触りのよい純白の木綿から屹立が開放される。
と、白い包皮に包まれたちんちんがふるんっ、と元気に飛び出てきた。
シンジの性器は期待で気持ちよさそうにむくむくと勃起し、先からはもう透明な先走り液が溢れている。
充分に勃起しきっている肉棒に加持の指先が伸びしなやかに掴みあげた。
しゅにしゅにと加持の指先の動きが快感となってシンジに押し寄せる。
「なんか恥ずかしい…。」
(抵抗しちゃだめだ抵抗しちゃだめだ)
と必死になっているものの誰も居ない場所で一人オナニーに耽るような、
背徳的で自虐的な感情がシンジを襲う。羞恥の感情が脳の内から沸きあがり、性欲とぶつかり合った。
「や、やっぱりやめて…ちょ……そんな所を触らないでぇ……ああぁぁ…恥ずかしい…」
下半身をはだけだしたままシンジの『恥じらい』の部分が
小さな声で言った。けれど、加持の手の動きは収まらない。
「恥ずかしい?駄目だよ、シンジ。俺の前でそんなこと言っては。
シンジの体にはどこにも恥ずかしいところなんか無いんだから」
「や…た、タイム、やめ…はうんっ!?あんっ、気持ちいい…」
「敏感すぎだよ。シンジ…」
「違うっ……!!加持さんががスケベだからでしょ……もぉ……」
「好きだ……」
シンジのもじもじしているの体がその言葉に反応したかのようにびくっとして一瞬止まった。
股間に手を指し入れ、タマタマと会陰部を揉み解し、
シンジの勃起を扱き立てながら加持は言う
「…ずっとしたかった。を特別に意識し始めてからずっとずっとそんなことばっかり考えていた。
のことばっかり見てたし、家に帰ってもでシンジ君のことばっかり考えていた。」
シンジも完全に覚悟を決めた 。
「僕もリョウジさんのことが好きだ……一人日記を書いてたらリョウジさんのこと考えて自慰しちゃたり、
……最近……リョウジさんと話す機会……少なかったから、すごく寂しかった…………
告白してくれて、すごく嬉しくて、でも急に恥ずかしくなって、何も言えなくて……でも これで……
やっと恋人同士になれるのかな…?」
溢れ出た快楽の液が、全てを物語っていた。
なんか疲れたんで休みます
お前…電波神だろ?!間違いないだろ?!
おかえり電波。君の事も待ってたw
443 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/04/24(月) 21:55:26 ID:pLOwkYzX
ほのぼのとしてるのを読みたいのに
帰ってきやがったか電波
おかえりなさい?
>>441乙
おかえり?
二人で書いたらごちゃごちゃすると思うので逝きます
世話になった
ありがとう
名前欄で見分けられりゃそれでいい
おかえりなさーい。
>>445 いや、名前見分けつければいいから、書いてくれ。
ああんもうだめぇ〜
リョウジさん、入れてぇ〜
ほいきたぁ〜
ずぼっ
あんあん気持ちE〜
ノ
'`ァ'`ァ..... __ /
/⌒ ヽ /
( *´Д`)'゙ヽ. _/
. /iー-‐'"i ,; /
i ! ( ヽ. ) ノ/ .:/
(\.゙ヽ_(_/,イ/
i ! (\\_,_)' ノ
(\\_,_,)'
i ! l ,i\ ヽ、 !
し'
シンジは今更と言うか、シナリオ通りというか、純情なアフォなりに苦悩していた。
(何でこんな事になっちゃうんだろ?欲しいけど、恥ずかしいよお)
どうしても恥らってしまうシンジであった。
加持は構わず、ムズムズしているお尻のすぼまりに指を差し込む。
シンジの体がビクンと跳ね上がり、快感のすぺるま地獄に嵌っていった。
勃起した性器をしなやかな加持の指が包み込み、執拗に攻め続ける。
「指だけですぐイッちゃうんだ?キスしただけなのにもうちんちんが濡れてる」
アナルセックス用のローションを膨らんだ桜色のアナルのすぼまりに塗りこみ、
指をくいくいっと折り曲げ欲情したあぬすを掻き回す。
シンジは涅槃を弄られるたび、泣き声のような掠れた声を漏らしていた。
「言わないで…あっあっあぁん…だ、駄目ぇ…そこは…ぁああん」
こうなることをある程度予想して、シンジはお尻の中は浣腸で綺麗にしてはおいた。
でも緊張でシンジは思わず手と足の指先をモジモジさせてしまう。
「ひああああああ……ゆ、指ぐりぐりしちゃだめ、……んふあ、あんっ」
ぴちゃ……ちゅっ。ちゅう……むに
可愛い肛門がむずむずと盛り上がったりきゅっとすぼまったりを繰り返し、
時折ぷすっと、へが漏れる。甘い蜜が包茎の中から溢れてきて指にまとわりつき、
動かすだけで前と後ろでえっちな音が鳴ってしまう。
「自分で足広げちゃうの?なんだ。もしかして、欲しい?」
「えっ…あ、やだっ、エッチ。」
弾力を持った加持の指が、熱い汁を塗りつけて来る。
淫乱で変態な男の子と思われるのが嫌な為、シンジは小さな悲鳴を押し殺そうとした。
でも一方で足は無意識のうちに勝手に左右へと広がってしまう。
「怖い?やめる?」
「はうっ、う、ううん、やめないで。やめちゃやだ!」
指がもう一本増えて二本になった。次第に熱い昂ぶりが起きてきて、
シンジは優しい母親のような表情を浮かべ、羞恥心に悶え、頬を蒸気させて、
はぁはぁと可愛い声で喘ぐ。差し込まれる指先に、括約筋が絡み付いてしまう。
徐々に腰を高く上げ始めた。 膝はゆっくりとはしたなく開ききって、
腰を突き出し、思い切り尻穴が上に向く。二人は理性を飛ばし、堕ちていった
「俺、シンジのこと独占したい…ずっと俺だけ見ていて欲しい。」
お前が俺のものにならないなら、俺は何も要らない。」
どこかで聞いたような台詞に反応し、膨張したシンジの股間が嬉しそうに悶える。
「ふふ…うれし…僕もほしい…リョウジ、ずっと僕だけ見ていてね。
僕も、リョウジのことしか考えらんない……はやく、ああ…太いの…ほしいぃ…
あっ、あついちんちんが欲しいよおぉ……奥まで熱いのがほしいの……」
足をゆっくり開かせて静かにドクドクと熱く脈打つ肉茎があてがわれる。
最初は締めつけが強いせいかなかなか入っていかなかった。
「よし、力抜け」
奥へ奥へと入れようと腰に力がはいる。
肩と腰を支えて上から下に体を押さえつける。
涅槃へとずぶずぶと太くて逞しいモノを埋め込み、ゆっくり体が沈んでいく。
膨張した肉棒の先端がシンジの体内をリョウジの形にこじあけていった。
「意外とすんなり入りそうだね。柔らかいんだ、ここ。」
「や、何だか変っ…あぁっ…!」
ズブッ!と、奥まで肉棒が入る。甘い電撃が、体の奥を突き抜ける
「んんっっ!!」
それが加持の性欲と征服欲を満たしていく。
「素敵だ。かわいいよ、シンジ。今、どんな感じ?」
「ん。今リョウジとつながって嬉しくて嬉しくて……大好き……」
快美感に我慢ができず、シンジは自ら挿入を深めようと
腰をたむたむとふりだした。はじめはゆっくり。徐々に早くしながら。
「大丈夫か?あんま激しくすると腰がガタガタになっちまうぞ」
「んんっ、大丈夫、大丈夫だもん、だから…」
シンジは前立腺や腰のあたりに感じる熱や未知の感覚と、必死に戦っていた。
直腸を貫かれ、声を押さえるのに必死になりながら
少年はより深い性と愛欲を求め、律動を咥え込んでいく。
リョウジはシンジのペニスを再び掴み上げ、ぐにぐにとしごきたてる。
びくびくとちんちんが震え、暴れ、動きも激しくなっていった。
抜き差ししながら擦れるたびに、強い刺激が生み出され、
灼熱の快感を伴う陵辱は衰えるどころか尚いっそう激しさを増していた。
耐え切れなくなるたびに、射精しないように肛門に力を入れ
体をよがらせ、腰が浮き、喘ぎ声が漏れるのが大きくなっていくのが分かる。
腰の回転が速くなり、上下の動きも加わってくる。
ヌメヌメと光る海綿体がシンジのお尻の秘唇をえぐり込んだ。
「んくうっ……あふっ……気持ちいっ……!」
次第に熱い昂ぶりが起きてきて、シンジは狂ったように腰を激しく動かし始めた。
結合部は淫乱さを象徴するかのようにぐちゃぐちゃになっていく。
にちゃにちゃと音を立てて、リョウジの肉茎は体内を蹂躙する。
柔らかな粘膜内を掻き回し、直腸の大腸の繋がるくびれを叩き、
始めてのセックスだと言うのに、思うままに蠕動して蠢き、動き回る。
「あっ、ああっ、いいっ、食べてるっ、僕のおしりがたべてるのおっ、
僕の ンコの穴がリョウジのおっきいおちんちんを、
はあっ、ああんっ、おいしい、おいしいよぉっ、あっ!」
食べ物のように加持のちんちんを下の口に与えては引き抜き、
くわえては直腸を引き締めてもぐもぐと咀嚼を繰り返す。
腸液と愛液ローションが溢れ出す。淫水の音。腰の打ちつける音。
二人の息と、喘ぎ声が部屋に響く。
「あふっ、イイよお、もっとぉ!もっと早く、動かして!」
日頃控えめなさみしい自慰で満足していた自分とは思えない痴態が続く。
純真な少年は目覚めた欲望のままにいやらしい台詞をあえぎながら、
口に辱められている穴に全神経を集中して、あられもなく腰を振る。
リョウジはリョウジで少しでも多くの快感を得ようと、考えられないほど物欲しそうに
ちんちんの入り込んだ穴のまわりを探りまわす。
すでに股間は粘液でてらてらと光り、パクパクと開いていた。
肉棒が動かされるたびににちゃにちゃと淫猥な音を立てる。
リョウジはシンジに力強くペニスを押し込むとしごき立てていた手を離し
半暴走状態でベッドの下から自分愛用の オナホール を取り出す。
恥も尊厳も忘れ、築き上げてきた文明も科学もかなぐり捨てて、
えっちな液体であふれかえった、少年の包茎にあてがった。
「ほぇ?」
じゅぽっっ!
仮性包茎の割にはかなり大きいシンジの怒張と滴る透明な粘液が
リョウジ愛用の オナホール をこじ開け、埋め込み、貫いた。
男根が柔らかく弾力の有るシリコンに呑みこまれ、絞り上げられ、締め付けられていく。
「きゃふっ!?」
(き、きもちいい!!この玩具、リョウジさんの匂いがするッ……!)
シリコンの中で妖艶に悦ぶシンジのペニスを腹筋で押さえ込む。
包茎から亀頭がつるりとむけて下腹部と下腹部に挟み込まれた。
勃起した乳首をリョウジの指先がはさみ、グリグリと弄る。
シンジの男の筋肉の上でほんのりふくれた乳房をやわやわと揉み解す。
リョウジの舌先が乳首をつんつんとつつき、鋭い刺激の後に、吸いたてた。
(リョウジ…かわいい。こうして見ると、赤ちゃんみたい。)
自分のぺたんとした乳房が悶えていやらしく揺れ、さらに固く乳首が尖るのを感じていた。
おっぱいを吸わせる。お尻でくわえ込む。腰を振りペニスを前後に揺さぶる。
インプとなった少年は、男の快感と女の快感を同時に受け止め、至福を感じていた。
ガンガンと突き上げを受け止め、腰で泳いでいるうちに、射精が近づいてくる。
猛る男根をくねらせるように、リョウジの男根はお尻の中で激しく震えてきた。
「出すよ、シンジ」
「うん、きてぇっ!」
「愛してる!」
「はぁんっ!」
リョウジが絶頂に達した。リョウジの欲望のエネルギーがぶちまけられ、
ほとばしる白濁した液体に蹂躙されゴリゴリと腸壁を抉られる。
「んぁっ!!!精子が流れ込んでくるうっ!!」
リョウジは欲望を吐き出す。熱い液体がお尻の奥でびゅくびゅくと弾ける。
シンジの陰嚢に電撃が走る。奥底からこみ上げる脈動が駆け上がり、全身を快感が包み込んだ。
「…ああ!!イく…でちゃう……イく……んっはああああ!」
中出しの圧力に前立腺が耐え切れずシンジのちんちんも力強く誘爆をおこした。
輸精管を突きぬけ、ちんちんの先端から、卵の黄身のようなトロリとした精液がぶしゅっと溢れかえり
シンジの脊髄が絶頂に達し体が力いっぱい仰け反る。
ビクン、ビクン、と何回か痙攣したあと、繋がっている部分から
お尻からも白濁した熱い液体が、ローションと混じって程よくブレンドされて溢れてくる。
切れ切れになる意識の底で、体内で弾ける熱さと、強烈な圧迫感、
股間から溢れ出す液体の感触。頭の中が真っ白になる。
背徳的な行為なのに、それらは救済の境地のようにすら感じられた。
連結したまま全身の力が抜けて、全てを放ちきった体が倒れこんでくる。
肩で息をし、体中にじっとりと玉のような汗が浮かんでいた。
リョウジはシンジの会淫の辺りを刺激しながら陰茎をしごきたて、
残った精液を絞り上げるのだった…。
静かに時間が流れた。
シンジは処女と童貞を捨て、射精しきって暫く放心状態になっていた。
幸福感と恥辱と嬉しさが混ざり合い、涙がどっとこぼれて来る。
(いっちゃった。。僕リョウジとホモっちゃったんだ。。リョウジ。。なんか熱いのが
びゅくっ、びゅくううって、、アナルセックスって、気持ちいいよぉお。。)
暫くの間、シンジとリョウジは余韻に浸り、ずーっと繋がったままだった。
当然二人の体は精液の匂いが染み付いて、汗まみれになってしまう。
射精とエクスタシーの尾ととペニスのぬくもりと体の肌触りを確かめ合って
二人は一緒にもう一度お風呂に入りなおす。
「ふんっ」
バスルームのトイレの中で ンコをするような感覚で精液を搾り出し
シンジはウォシュレットで肛門と直腸を丁寧に洗った。
ダイジな性器を清潔にして、もう一度可愛がってもらいたいから。
笑ってごまかして、一度で終わらせたくない。何度も何度も悪戯されたい。
いつしか二人は互いの体を洗いこむ。愛し合うテリトリーを共有していた。
生まれたままの綺麗な状態になった肌と肌が、馴れ馴れしく触れ合っている。
「ねーリョウジさんっ。」
「ん?」
「ホモって健全なことなの?もし周囲が認めてくれるなら何度でもしたいな。
リョウジともっともっと、体を重ねてみたい。もっともっと、気持ち良くなりたい。」
シンジが急激にずうずうしくなっていくのが解る。すでにリョウジと呼び捨てだ。
一度体を重ねただけで、もう夫婦になった気でいるらしい。
でもそんな厚かましさ、淫乱さ、人懐っこさの裏には
好きな相手を信頼できる、素直さも潜んでいる。
だから加持はそんな甘えん坊なシンジの態度をあまり嫌とは思わない。
思ったまま、正直に答えた。
「周囲はこういう関係を変態とか病気とかって差別するかもしれないけど、
俺はゲイは至極健全だと思うね。ボノボと呼ばれるサルやゴリラは環境が悪化すると、
同性愛を通じて出産率を抑える。江戸時代の日本や、古代ギリシアやローマで
食料の生産が頭打ちになり、女性の人口が減りがちだった頃はゲイが激増した。
こうした現象を見るとゲイは人口調節のための、自然の成り行きと言える。
ゲイがいけない事とされるのは性病があるから。それを乗り越えれば、不健全とは思わない。」
「ほんと?」
「まあ、ばれない方が無難だけどな。同性愛は悪魔の行いと考えられ、
徹底的な弾圧を受けた時代や社会もある。そうした社会は
結局貧困が続くためそのうち人口制限ができなくなる。
中世ヨーロッパでは相次ぐ内乱や隠れた形での猟奇殺人、
カトリック教会権力自らの手による魔女狩りが横行した。
逆に日本人ならゲイというか男色は当然の概念。戦国時代から江戸時代にかけて
昔から男色は小姓と言う形で歴史の一部だ。遺伝レベルで日本人はバイと言える。
日本の男の子が、あたりまえのように互いの勃起を弄る…そんな未来が来たっていい。
シンジだってこれが病的なことなら、こんなに元気良く気持ちのいい射精は出来ないだろ?」
自分の意思を全肯定され、最早シンジは性欲の権化と化していた。
犯される気満々となり、無言で嬉しそうにリョウジの瞳を覗き込む。
(んふふふ。ありがとっ。)
お風呂の中で二人は再び抱き合って、互いの唇を重ね合わせていた。
新陳代謝が活発になり、又むくむくと心の中で欲望がもたげてくる。
リョウジがバスタブから上がろうとするところを素早く捕らえ、
シンジは大胆にもリョウジのちんちんを手早くつかんで器用にまさぐる。
察したリョウジはバスタブのヘリに腰掛けてフェラチオをそれとなく促した。
シンジはそれがうれしくてたまらない。どんな時にどんな弄られ方をされたら
リョウジが気持ちいいか。そんなエッチな事ばかり考えていたからだった。
腰に抱きついて喉の奥まで咥え込む。口に含んだまま、顔を上下に動かし、
舌を巧みに使って亀頭を締め上げる。勢い良く充血し硬く勃起していく。
二人のおちんちんは見る見るうちにいきり立って反り返り、回復していった。
(ホモって最高にいいね…。)
(ああ…上手いな。このままお風呂プレイをつづけるのか?)
(うん。リョウジと気持ちいい事したいもん。よーし。エッチも戦闘も頑張るぞっ。
量産機なんか全部僕がぶっ潰してやる!そしたら毎日やってやってホモリまくるっ!)
(もうダメだ俺。この快楽からは逃げられねーや。)
(逃がさない…この関係がばれたっていい。変態と言われたって構わない。)
(スマン葛城。やっぱシンジ可愛い。気持ちいいわ、こいつ。)
(リョウジも…………素敵だよ…なんか…幸せ……………
この幸せが…世界中の人達に……いつまでも広がっていきますように……)
精神汚染が悪化したアスカは…脳のメモリーがぶっ飛んでぶったおれ、物言わぬ植物状態となっていた。
盗聴機で情事の一部始終を見ていたカヲルは…ゲンドウの家に駆け込んで、激しく泣いていた。
事実に感づき出したミサトは…ぐじゅぐじゅと泣きべそをかきながら、リツコとヤケ酒を飲んでいた。
自暴自棄になった綾波は…ゼーレ本部に押しかけ、入信を本気で宣言して老人達を失笑させていた。
裏世界から二人の情報を完全掌握していた議長は…………自室で自慰にふけっていた。
頑張れシンジ。負けるなリョウジ。日本の未来は明るい。
おしまい